上条「どういう事だよおい……」
上条「不幸過ぎるだろ……」
元スレ
上条「チンポを右手で握ったら消えた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1360977849/
上条(考えてみれば、小便の時もオ○ニーの時もチンポを持つのはいつも左手だな……)トボトボ
上条(意識したことが無かっただけで、俺は今まで人生で一度もチンポを右手で触ったことが無かったのか……)
上条(んでさっき、恐らく人生で初めて右手でチンポを握った所、なんと消てしまった……っと)
上条「……」
上条(あれは異能の力だったのか……?)
上条(小便はどうも大きい方が出るのと一緒の穴から出るようだから、とりあえずは困らないが……)
上条「……」ピタッ
上条(……というか、困るか困らないかで言えば別に困らないな)
上条「……」
上条(でも……いずれは困るよな……?)
上条(どうしたもんだ……)トボトボ
上条(こんな事、誰にも相談しようがないしな……)
「ちょっとあんた」
上条「?」クルッ
御坂「……」デデーン
上条「おう、ビリビリか」
御坂「なんでこんな所歩いてるのよ。今日は学校休みでしょ?」
上条「あぁ。そうなんだけどさ」
御坂「どっか行くの?」
上条「いや、ちょっと悩み事があってな。家にいても解決しないから、とりあえず宛てもなく歩いてたんだ」
御坂「なによ悩み事って?」
上条「あ、いや……」
御坂「言えないような事なの? またなんか厄介な事件にでも巻き込まれてるわけ?」
上条「そういうわけじゃないんだけどな…… (こいつに相談しても仕方ねぇよな……?)」
御坂「じゃあなんなのよ?」
上条「いや、その……」
御坂「あんた、人の厄介事には勝手に首突っ込んでくるくせに、自分の事は隠すのね」プンッ
上条「あ、いや、隠すというか……相談しても……どうしようもないというか……(な、なんで怒ってらっしゃるんでしょうか……)」アセアセ
御坂「私じゃ役に立たないって言いたいわけ?」
上条「そういう事ではないけど……」
御坂「……」
御坂(なんなのよ……結局私は、こいつにとって、困った時に頼りにするような対象ではないのね)プンッ
上条(怒ってらっしゃる……)
御坂「せっかく人が相談に乗ってあげようとしてるのに」
上条「いや、そのお気持は大変嬉しいんですが……今回は事が事だけに……」
御坂「だからなんなのよ!」ジリジリ
上条「いや、その…… (話しても……ふざけてると思われて終わりだよな……)」
御坂「どういう事なのかくらい、言いなさいよ!」ジリジリ
上条「そ、そのー…… (じゃあツルッツルの股間を見せれば良いのか……?)」
御坂「ねぇ!」ジリジリ
石ガッ
御坂「きゃっ」
上条「!」
御坂「あっ……」
上条(ビリビリの奴……石に躓いて俺の方に……!)
御坂「あっ……」
上条「危ない!」サッ
御坂「!」
上条「……」カシッ
御坂「」
上条「あっ……」
上条(や、やばい……)
御坂「ちょっとあんた……」
上条(支えようとして手を出したら……右手が御坂の股間の辺りに……)
御坂「どこ触ってんのよぉ!!」バリバリバリバリ
上条「悪い、悪い! 事故だよ事故!」ソゲブッ!
御坂「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ…… (い、一瞬だったけど……触られ……)」カァッ
上条「いや、その……本当に事故なんだよ」アセアセ
御坂「最っ低ね……!」グワッ
上条「本当に事故だって! 短パンの上から出し!」アセアセ
御坂「短パンの上からって言ったって……」
上条(つくづく不幸だ……)
御坂「……ってあれ」
上条「?」
御坂「こ、股間に……なんかあるんだけど……!」
上条「な、なに!?」
御坂「なによなによこの感覚……一体なにが……」オロオロ
上条(内股になって戸惑ってる……まさか……)
上条「ちょっと見せてみろ!」
御坂「な、なに言ってんのよ馬鹿!」バリバリバリバリ
上条「!」ソゲブッ!
上条(そ、そうか……普通に考えたら、とんでもないセクハラ発言だな……)
御坂「本当になんなのよこれ……なにかがぶら下がってる……」オロオロ
上条「と、とりあえずトイレに行って見て来いよ! なんか……その……エイリアン的なものかも知れないだろ?」
御坂「はぁ? エイリアン?」
上条「なにはともあれ、確認して来いよ!」
御坂「言われなくてもしてくるわよ! 自分の股間になんかついてるんだから!」
上条「……」
上条(いや、そんなまさかな。そんなまさかまさか)ハハハ
上条「……」
上条(……いや、そんなまさかが今は一番順当か)
上条「……」
上条(まず、俺のチンポが右手で触ったら消えてしまったっていう事自体が異常事態なんだから)
上条(その右手で次に触れてしまった御坂の股間に生えたのは俺のちんぽだったっていうのが一番、この異常事態の中では自然だよな)
上条(仕組みは全くわからねぇけど)
上条「……ふぅ」
上条「……不幸だ」
御坂「……」トコトコ
上条(! 帰ってきたか……)
御坂「……」トコトコ
上条「ど、どうだったんだ……」
御坂「……」フラ フラ
上条「……?」
御坂「……」フラフラ
上条「お、おい、ビリビリ?」
御坂「……」フラフラフラフラ
上条「どうしたんだよ?」
御坂「……」フラッ
上条「お、おい!」カシッ
御坂「……ねぇ」
上条「ど、どうした? (なんて暗い顔なんだ……)」
御坂「私って、女の子だよね?」
上条「……」
上条(や、やっぱり……)
御坂「……ねぇ、どう思う? 私って女の子だよね?」
上条「そ、そうだ。お前は女の子だ」
御坂「……」
上条「……」
御坂「……じゃあなんで」
上条「……」
御坂「じゃあなんで……」
上条「……」
御坂「男性器としか思えないものが私の股間に付いてるのよ!!」
上条「……」
御坂「なんで……」グスッ
上条「……」
御坂「しかも……やたら黒くて汚なそうな……」グスッ
上条(うっ……)グサッ
御坂「どういう事なの……」ヘタッ
上条(相当落ち込んでやがるな……当たり前か)
御坂「……」
上条(ここはひとつ、慰めになるかわからないが……とりあえず、それが御坂自身のものではないって事は教えてやるか)
上条「そ、それな」
御坂「……?」
上条「俺のだ」
御坂「」
バリバリバリバリ
上条「ちょ、ちょっと待て!」ソゲブッ!
バリバリバリバリ
上条「待てって!」ソゲブッ!
御坂「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」
御坂「こ、こんな時に、なんて冗談言ってんのよ!」
上条(まぁ、そうなるわな……)
御坂「最っ低ね!」グワッ
上条(こんな事、口で言っても信じるわけないわな)
御坂「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」
上条(とは言っても、御坂を落ち着かせて、これからすべき事を一緒に考えるためにも)
上条(とりあえずこの事はしっかり信じて貰わなきゃならない)
上条(こうなれば、論より証拠だ)
上条「おい、ビリビリ」
御坂「な、なによ!」グワッ
上条「……」ベルト カチャカチャ
御坂「!?」
上条「……」ズボン ズル-ッ
御坂「!? ちょっ……!」
上条「……」パンツ ズルーッ
御坂「」
上条「な? これで信じる気になったろ?」
御坂「なっ……なっ……」カァッ
上条「まぁ俺の股間から消えてるからと言って、お前に付いてるのが俺のとはまだ決まったわけではないけど……」
御坂「な、なんで女の子のが付いてるのよー!!」カァッ ////
上条「……え?」
上条「女の子が?」チラッ
御坂「だ、ダメ! ダメ! すぐしまって!」顔グイッ
上条「ちょ、見えないじゃねぇか!」
御坂「なんかよくわからないけど見ちゃダメ!」
上条「はぁ?」
御坂「良いからすぐにパンツとズボン穿きなさい! こんな道端で脱いでる時点でおかしいんだから!」
上条「そ、そうだけどよ…… (なんか代わりについてるのか……?)」チラッ
御坂「だからダメだってば!」顔グイッ
上条「だからなんでだよ……」
御坂「良いから早くパンツとズボンを穿きなさいってば! (私もよくわからないんだけど……)」
上条「わ、わかったよ……」
御坂「早く早く! (なぜかすっごく恥ずかしいのよ!)」
上条「はいはい」ハキハキ
――ベンチ――
上条「……」
御坂「……」
上条「……んで、信じてくれたか?」
御坂「……え、えぇ」
上条「俺が自分の右手でチンポを握ったら消えたんだ。それはさっき見せた通り」
御坂「……その呼び方やめて。不潔」
上条「んじゃあ……お前に付いてるポコチンは……」
御坂「……余計嫌よ」
上条「(じゃあなんて呼べば良いんだよ……) お前に付いてるあれは、俺のである可能性が高いってわけだ」
御坂「……」
上条「んで、俺はまだ確認してないが……」
御坂「……っ」
上条「俺の股間には、代わりに女の子のあれが付いてたんだな?」
御坂「……っ」カァッ
上条「となると、順当に考えればそれは……」
御坂「……っ!」
御坂「 そ れ 以 上 考 え る な ! ! 」バリバリバリバリ
上条「!」ソゲブッ!
上条「……」
御坂「……」
上条・御坂(一体……どうすれば……)
上条「と、とりあえず……」
御坂「……」
上条「落ち着くために、ジュースでも飲むか。そこの自販機で買って来て」
御坂「……」
御坂「……そうね」
上条「じゃあここはいっちょ俺が……」ポケット ガサゴソ
上条「……あれ」
御坂「……どうせお金無いんでしょ」
上条「……はい」
御坂「良いわよ。私が買ってくるから」スクッ
上条「そ、そんな……中学生に奢らせるなんて……」
御坂「うるさいわね。格差社会に年齢は関係無いわよ」ポケット ガサゴソ
上条「うっ…… (なんだかんだこいつも常盤台のお嬢様か……)」
御坂「……あれ」
上条「ん?」
御坂「手持ち……120円しかない……」
上条「たはー……お前も所詮中学生かー……」
御坂「ちょ、手持ちよ手持ち! 寮に帰ればあるわよ!」
上条「そりゃあ俺も家に帰ればあるけど……わざわざ取りに戻るのは……」
御坂「べ、別に、一本でも良いじゃない」カァッ
上条「お? お前が良いなら俺は良いけど……」
御坂「ど、どっちから飲む?」
上条「ん? お前からで良いぞ」
御坂「っ……」カァッ
上条「? なに赤くなってんだ?」
御坂「だ、だって、それはつまり……私が口付けた所をあんたが……」
上条「嫌か? でも俺が先に飲めば、今度は俺が口付けた所にお前が口付ける事になんだぞ?」
御坂「そ、そうだけど……」
上条「俺はどっちでも良いから、お前選べよ。自分が口付けた所を人に口付けらるのと、人が口付けた所に自分が口付けるのでは、どっちがマシか」
御坂「っ……」
御坂「……」グイッ
御坂「あ、あんたから飲んでよ!」
上条「お、おう」
上条「んっ……んっ……んっ……」ゴクゴク
上条「ぷはーっ」
上条「ふぅ。少し落ち着いたぜ」
御坂「……」
上条「あと良いぞ。丁度半分くらいまで飲んだから」スッ
御坂「……え、えぇ」カシッ
御坂「……」
御坂「……」
上条「どうした?」
御坂(ここ……思いっ切り……こいつが口付けてた……)ドキドキ
上条「早く飲めよ」
御坂(今からここに……口を付ける……)ドキドキドキドキ
上条「!?」
上条「……」ポカーン
御坂「……? ど、どうしたのよ?」
上条「御坂……お前……」
御坂「な、なによ……?」
上条「スカートがどんどん……盛り上がって……」
御坂「え、えぇ!?」
御坂「!」
御坂「うっ……」
御坂(って言うかなにこの感じ……!?)
御坂(パンツが……すっごく張って……痛い……)
上条「お前まさか…… (もう完全に「もっこり」ってな感じに……)」
御坂「なんなのこれ!? なんなのよ!?」
上条「そ、それはな……」
御坂「なんなのよ!?」
上条「勃起っていうんだ」
御坂(なんか……聞いた事あるような無いような……)
御坂「そ、それはなんなの……!? 危険な状態なの!? (パンツが張って張って……)」
上条「いや……危険ではないな」
御坂「危険ではないの? じゃあなんでこんなに…… (痛いわよ……)」
上条「血液が集中して膨張してるだけなんだ」
御坂「血液が……集中して……? どうしていきなりそんな事に……」
上条「時々なるんだよ。男の宿命だ (それともまさかなんか変な事でも考えてたのか……?)」
御坂「なんなのよそれ……なったらどうすれば良いのよ……?」
上条「上手い具合に収まる所にズラすしかない。チンポジって奴だ」
御坂「そ、そんな…… (それもなんか聞いた事ある……)」
上条「痛いなら、チンポジを整えろ。向こう向いてるから」
御坂「なっ……」
御坂「なっ……」カァッ
上条「それしかないんだよ。自分の意思で抑える事は出来ないんだ」
御坂「そ、そうなんだ……」
上条「ほら、向こう向いててやるから」プイッ
御坂「……」
上条「世の男はみんな、学校でも会社でも街中でも、時々何食わぬ顔してチンポジ整えてんだよ」
御坂「へ、へぇー…… (なんか知りたくなかった……)」
上条「基本的に上に向ければどうにかなる」
御坂「……」
御坂(なんか……抵抗あるけど……それ以上に……)
御坂(痛くて仕方ないから……)
上条(まぁポケットにでも手を突っ込めば出来るよな)
御坂(あれ? でも整えるって……どうやって?)
御坂(あれは自由自在に動くわけじゃないから……手で触るしか……無いわよね?)
御坂(えぇぇぇ……)
御坂(本当に男の人は、日常的にそんな事してるの……?)
御坂(なんか本当に幻滅だけど……)
御坂「……」ギンギン
御坂(痛くて仕方ないから……そんな事言ってられないわね……)
御坂(ちょっと手を突っ込んで……)
御坂「……ふぅ」
御坂「……」ゴソゴソ
御坂「!」ビクッ
御坂「んっ……」ゴソゴソ
御坂「んっ…… (なにこれ……変な感じ……)」ゴソゴソ
上条「?」
御坂(え……? な、なによこの……)ガサゴソ
御坂「んっ……!」ビクッ
御坂(先っぽの……すっごく敏感な所……)ガサゴソ
上条(やけに長いな……)
御坂「んっ……!」ビクッ
上条(しかもなに小さく声漏らしてんだよ……)
御坂(な、なんかヌルヌルした液体? がついてる……)ガサゴソ
御坂(それで擦れると……)
御坂「いやっ…!」ビクンッ
御坂「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」
御坂(な、なんかすっごいふわふわした感じが……)ドキドキドキドキ
上条(おいおいなにやってやがんだ……?)
御坂「んっ…!」ビクンッ
御坂(う、上手く……動かせないわよ……)ハァハァ
上条(ま、まさか……御坂のやつ……)
上条「……」クルッ
御坂「!」
御坂「きゃっ…! ちょ、ちょっと、なにこっち…」
上条「短パンで、見えはしねぇから安心しろ (やっぱり直接手突っ込んでやってやがる……)」
上条「チンポジはな、ポケットに手突っ込んで整えるんだ」
御坂「なっ……」
上条「だからそれでやってみろ」
御坂「ちょ、ちょっと待ってよでも! 変なヌルヌルした液体が付いてて、やっぱ病気かなにかかも…」
上条「!」
御坂「あと、なんかスーッとした変な感覚もあるし……」
御坂「よくわからないけど……なにかの病気じゃないの……?」ハァハァ
上条(御坂の奴……まさか我慢汁まで出てたとは……)
御坂「異常に敏感な所もあるし……」サワサワ
御坂「いやっ…!」ビクンッ
御坂「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」
御坂「やっぱり……おかしいわよ…… (でもなんか……ちょ、ちょっと気持ち良いとも言えるかも知れないけど……)」ハァハァ
上条「……お前それ、ガマニーだぞ」
御坂「が、ガマニ―?」
上条「いや、なんでもない。とりあえず病気でもなんでもないから、もう手を出せ」
御坂「……? え、えぇ……」スッ
上条「んで、さっき言った通り、ポケットに手を突っ込んで直せ (さすがの俺でも……)」
御坂「(なに顔赤くなってんのよ……) わ、わかったわ」
上条(自分のちんぽで他人にオ○ニーされるのは恥ずかしいわ……)
御坂「んっ……」ポケット ガサゴソ
御坂「こ、これで……良いのかしら…… (痛くなくなった……)」
上条「上向いてれば大丈夫だ。それにその内勃起も収まるだろう」
御坂「ふぅー…… (さっきよりだいぶ収まってきてるかな……)」
上条「良いか? んじゃあ、ジュース飲んじまえ。そうしたら次の行動に移ろう」
御坂「え、えぇ」
上条「……」
御坂「……」
御坂「……」
上条「飲まねぇのか?」
御坂「ちょ、ちょっと向こう行っててよ (なんかこいつが横にいる状態で……)」
上条「? なんでだよ?」
御坂「い、良いから! (こいつが口付けた所に口を付けるのがすっごく恥ずかしいのよね……!)」
――ベンチから少し離れた所――
上条(……ったく)トコトコ
上条(なんだよ横にいると飲めないって……)トコトコ
ニャー
上条「お (フェンスの向こうに、仔猫がいるな)」
ニャー
上条「お (こっち側には、大人の猫。お母さん猫か?)」
ニャー ニャー
上条(? 呼び合ってるのか……?)
ニャー ニャー
上条(あ、なるほど。仔猫がフェンス越えられなくて困ってるのか)
上条(これくらいのフェンスなら余裕で越えられるから……ここは俺が……)スタスタ
ニャー
上条「ちょっと待っててなー。すぐに連れてきてやるからな」
上条「一回上に乗って……」スッ
上条「よ……っと」
上条「ふぅ」ストンッ
上条「!」ビクンッ
上条(な、なんだ……)
上条「……」ドキドキ
上条(こ、この感覚……)
上条(なんだ……これ……)
上条「んっ……んっ……」フェンス ギシギシ
上条(擦りつけたくて……仕方ない……)
上条「んっ……んっ……」フェンス ギシギシ
上条(いや、わかるぞこれは……)ギシギシ
上条(床オナと同じ理屈だろ……)ギシギシ
上条(女の子も……こうやってなにかに擦りつければ……気持ち良いって事か……)ギシギシ
上条(くそっ……やめろ、俺……!)ギシギシ
上条(こんな所で……)ピタッ
上条「ふぅー……」
上条「……」ムラムラ
上条(い、一回知っちゃうときついな……)
上条「ほら、お母さんだぞー」
仔猫「ニャー」ペコッ
親猫「ニャー」ペコッ
上条「じゃあなー」
上条「ふぅ」ムラムラ
上条(くそっ……)
上条「……」ムラムラ
上条「……」ムラムラ
上条「……」ムラムラムラムラ
上条「……」ムラムラムラムラ
上条「……」
上条(あぁぁぁぁっ!!)
上条(手ぇ突っ込んでいじりてぇ!!)ドンッ!
御坂「……」カァッ
御坂「……よ、よし」
御坂「っ……」グビッ
御坂「んっ……んっ……」ゴクゴク
御坂「ぷはーっ」
御坂「……」
御坂(あ、あいつが口付けてた所に……)ドキドキ
御坂(思いっ切り……口付けちゃった……)ドキドキ
御坂「……」ドキドキドキドキ
御坂「!」
御坂「うっ……」
御坂(ま、また……大きくなってきちゃった……)ムクムク
御坂(な、直さなきゃ……)スッ
御坂「んっ……」ガサゴソ
御坂「っ……」
御坂(あれ……上手くいかない……)ガサゴソ
御坂(さっきより……すごく固くなってて……)
御坂「痛っ……」
御坂「……」ガサゴソ
御坂(あれ……本当に……上手くいかない……)ガサゴソ
御坂(すっごく痛いし……)
御坂「っ……」ガサゴソ
御坂(ちょ、直接……手入れた方が……)
御坂(良いのかしら……)
御坂「んっ……」ギンギン
御坂(やっぱり痛い……)
御坂(仕方ないから……もう手を入れて……)
御坂(直すしか……)
御坂「……」
御坂「……」スッ
御坂「んっ……」ゴソゴソ
御坂「んっ…!」ビクッ
御坂「ハァ……ハァ……」
御坂(や、やっぱり……この感じ……)
御坂(ど、どうしても……)
御坂(な、なんか気持ち良いんだよね……)ハァハァ
御坂(なんか……ヌルヌルした液体も増えてるし……)
御坂(パンツの中がもう……)
御坂(でも痛いから……直さなきゃ……)ゴソゴソ
御坂「んっ…!」ビクッ
御坂(ど、どうしよう……)
御坂(なにこの感じ……)
御坂(も、もっと擦りたくて……仕方ない……)ハァハァ
上条(くっ……)ムラムラ
上条(男のオ○ニー依存と同じだな……)
上条(一回そのモードに入っちまうと……)ムラムラ
上条(耐えるのが……)ムラムラ
上条「……」顔パンパンッ
上条(馬鹿野郎、俺!)
上条(なにこんな所で……!)
上条(な、なにより……ものは……)
上条(御坂のなんだから……!)
上条(とりあえず、御坂の所に戻ろう……)
上条(あいつが目の前にいれば、さすがに気が引けて、もうしようとは思わないだろうし……)
上条「……」トコトコ
上条「ふぅー……」トコトコ
上条(あいつ、どうしてるかな……)トコトコ
上条「!?」ピタッ
御坂「んっ……」ハァハァ
上条(た、短パンの上からだが……)
御坂「……」サワサワ
上条(明らかに……擦ってる……)
上条「お、おいビリビリ!」
御坂「!」ビクッ
御坂「っ……」手サッ
御坂「な、なによ?」クルッ
上条「……」
上条(すぐ手を引いたな。さすがに本人の前じゃ……)
上条「いや、なんでもない。戻ったぞ」
御坂「え、えぇ」ドキドキ
上条(こっちも本人を目の前にしたら、さすがにやる気はなくなったし……)
御坂(び、びっくりした……)ドキドキ
上条(お互いそばにいて、けん制しあうのが一番みてぇだな)
上条「ふぅ」
御坂「ふぅ」
上条「んで、どうするか? (だいぶ落ち着いてきたな)」
御坂「ど、どうするって言われても…… (やっと収まってきた……)」
上条「とりあえず、病院行くか? 名医を知ってるんだ」
御坂「でも病院行ってどうにかなる問題かしら……」
上条「まぁそうだけど……。でも……他にどうしようもないだろ?」
御坂「……そうね」
上条「ここでじっとしててもどうにもならないから、とりあえず行ってみようぜ」スクッ
御坂「えぇ」スクッ
風ビュンッ
御坂「! おっと……」フラフラ
御坂「あれ……」フラフラ
上条「なにふらついてんだよ?」
御坂(なんかまだ少し頭がぼーっとしてるのもあって……平衡感覚が……)フラフラ
上条「おいおい」カシッ
御坂「んっ…!」ビクッ
上条(あ、やば……)アセアセ
御坂「ちょ、ちょっとあんた……」
上条(今度は胸を思いっ切り……)アセアセ
御坂「どこさわっ…」
上条・御坂「「!!」」
上条(くそっ……)ムラムラムラムラ
御坂(また……)ギンギンギンギン
上条「うっ……」
御坂「んっ……」
上条(く、くそっ……どっかに擦りつけるか……)ムラムラ
御坂(ダメもう……パンツの中がヌルヌルした液体だらけで……少し動くだけでも擦れて……)ギンギン
上条(手を入れていじりてぇ……)ムラムラムラムラ
御坂(ムズムズして仕方ないから……もう思いっ切り手で擦りたい……)ギンギンギンギン
上条・御坂(でも……本人の目の前……!)ガビーン
上条(どうすれば……一体どうすれば……)
御坂「んっ……」ガクガク
上条「!!」
上条(御坂も……同じ状況か……!)
上条「!」
上条(そ、そうだ……!)
上条(本人の前で、そいつのあれをいじるからおかしい事になるわけで……)
上条(本人が目の前にいるなら、本人にそれをいじってもらえば良いんじゃねぇか……?)
上条(御坂も、チンポをしごきたいのは山々だけど、俺がいるせいでいじれないんだろう)
上条(確かに、目の前で自分のチンポをしごかれるのはかなり抵抗あるが……)
上条(俺が自身の手でしごくのであれば、普段と変わらねぇ)
上条(あれ? 俺おかしな事言ってるか?)
上条「……」ムラムラムラムラ
上条(なんて熟慮してる暇はねぇな!)
御坂「んっ……んっ……」ガクガク
上条(御坂もそうだろ!)
上条「おいビリビリ!」
御坂「!?」
上条「隠さなくて良い!」
御坂「……!?」
上条「俺も、同じちんぽを持ってた身だ。気持ちは痛いほどわかるぞ」
御坂「ど、どういう事よ……!? (まさか……バ、バレた……?)」
上条「お前、今……」
御坂「……っ!」ガクガク
上条「俺のちんぽをしごきたくて仕方ないんだろ?!」
御坂「!!!!」
御坂「な、なに……馬鹿……言ってんのよ……そ、そんな事……」
上条「隠さなくて良いぞ」
御坂「……っ」
御坂「いや、だからそんな事……」ガクガク
上条「さっき短パンの上からちんぽ摩ってる所も見たんだ」
御坂「!! なっ…… (み、見られてたんだ……)」
上条「別におかしい事じゃねぇんだよ、ちんぽ擦りたいってのはな」
御坂「っ……」
上条「な? 仕方のない事なんだ」
御坂「……」
上条「そこは素直に認めてくれ。そうじゃなきゃ話が先に…」
御坂「じゃあ…」
上条「ん?」
御坂「だから……とりあえずその呼び方やめてってば……」
上条「……」
上条(なるほど、ちんぽって言うから恥ずかしさが助長されてるのか)
上条(でもじゃあなんて呼べば良いんだ……? ポコチンもさっきダメだったし……)
上条(ちんぽ的な要素を抜けば良いのか……?)
上条(……よし)
御坂「……」
上条「……」
上条「じゃあ上条印だ。上条印を擦りたくなるってのは、おかしい事じゃねぇんだ」
御坂「……なによそれ」
上条「んでだ。一つ提案があるんだ」
御坂「な、なによ」
上条「お前は上条印をしごきたい。だが、俺が目の前にいるからしごきにくい。そして、俺もかなり抵抗がある」
御坂「……っ」
上条「今ってそういう状況だろ?」
御坂「……うんとは言わないわよ」
上条「これを一気に解決する方法があるんだ」
御坂「え……?」
上条「俺がお前の上条印をしごく」
御坂「なっ……」
上条「そしてその代わり……お前は俺の御坂印をいじってくれ」
御坂「」
御坂「ど……どういう事よ!? なんで私がそっちの……」
上条「実は俺も……お前と全く同じ状況なんだ」
御坂「はぁ!?」
上条「今俺は……股間がいじりたくて仕方ないんだ」
御坂「な、なんでよ!?」
上条「お前が上条印をしごきたいのと同じだよ。そういう感情が男だけだと思うなよ?」
御坂「なっ……」
上条「とは言っても、俺も本人の前で御坂印をいじるのは抵抗がある。そしてなにより……」
御坂「私が嫌よ!!!!」バリバリバリバリ
上条「……だろ?」ソゲブッ!
上条「だから、御坂印はお前自身の手でいじれば良いんじゃねぇか」ドヤァッ
御坂(り、理屈が通ってるような……滅茶苦茶なような……)
御坂「でもそれって……」
上条「なんだ?」
御坂「お互いがお互いの……その……パンツの中に……手を入れ合って……」
上条「あぁ」
御坂「その……いじり合う……わけでしょ……?」カァッ
上条「そうだな」
御坂「それってもう……大人の人がやる……」
上条「あぁ」
御坂「せ……せ、セック……」カァッ
上条「いや、オ○ニーだろ」
御坂「……」
上条「いじるのは自分の印だぞ?」
御坂「……そ、そうだけど」
御坂「で、でも……! 感覚は、相手だし……」
上条「まぁそうだな」
御坂「やっぱり……自分で自分のをするのとは……全く……」
上条「……ふぅ」
上条「そんな事言ってる余裕あんのかよ?」キリッ
御坂「!」
上条「見た限りだと、多分俺よりお前の方がもう限界だと思うけどな」
御坂「っ……」ギンギン
上条「なぁそうだろ?」
御坂「……っ!」ギンギンギンギン
上条「もう問答無用でいくぞ」ニギッ
御坂「!! んっ…!!」ビクンッ
上条「ほらっ! ほらっ!」シコシコ
御坂「んっ…んっ……!!」
上条「男はなぁ、毎日のようにこういう事すんだよ!」シコシコ
御坂「んっ……んんっ……で、でも……!!」
上条「恥ずかしがる必要はねぇよ! 俺は俺の上条印をしごいてるだけなんだからな」シコシコ
御坂「そ、その上で恥ずかしいわよ!! んっ…!!」
上条「でも、やめたら……?」ピタッ
御坂「!」
上条「どうだよ?」パッ
御坂「……」ムラムラ
御坂「……」ムラムラムラムラ
御坂「……」
御坂「……」サワサワ
上条「な?」
御坂「……っ」カァッ
上条「だから……」カシッ
御坂「んっ…」ビクッ
上条「これで良いだろ?」シコシコ
御坂「んんっ…!」ビクンッ
上条「ほら! ほら! (俺だって……こんな状態の御坂を見てるんだから……)」シコシコ
御坂「んっ…! んっ…!」ハァハァ
上条(ムラムラがもう半端無くて……御坂印をいじってもらいたくて仕方ないが……)シコシコ
御坂「んっ…! んんっ…!」ハァハァ
上条(今の御坂にはそんな余裕はねぇな……)シコシコ
御坂「あっ……だ、ダメ……! な、なんか……」ガクガク
上条「!」
上条(……もうイキそうだな)
上条(まずは御坂をイカせちまうのが先だな)
御坂「な、なによこれ……! すんごいふわふわしてき……」ガクガクガクガク
上条「仕上げだ!」シコシコシコシコ
御坂「」
御坂「」ポーッ
上条「!」
上条(この恍惚とした表情は……)シコシコ
上条(まさしく初オーガズムの快感に飲まれた時の表情に違いないな)シコシコ
上条印 ビクンッ ビクンッ
上条(お、これはもう出るな……)シコシコ
上条(……よし、これで)シコシコ
ポンッ!
上条・御坂「!?」
上条(な、なんだ今の音……?)
上条「!」
上条(あ、あれ……? 上条印をしごいてる手の感覚が……なんか変わった……?)
上条(棒じゃなくて……なんか……)チラッ
御坂印 クチュクチュ
上条「」
御坂「ちょっと……」プツッ
上条「あ、いや、これは……」
御坂「どこ触ってんのよー!!!!!」バリバリバリバリ
――病院――
冥土帰し「……なるほどね」
冥土帰し「その右手で触ったら、お互いの性器が入れ替わったと」
冥土帰し「そして、女の子に付いた君の男性器を、その右手でオーガズムに導いたら、元に戻ったと」
上条「は、はい」
御坂「っ……」カァッ
冥土帰し「これは……」フーッ
上条「な、なにか原因はわかりますか……?」
冥土帰し「まぁ幻想殺しにそういう機能もあるって考えるしかないでしょう」
上条「え、えぇ!? そんなわけのわからない機能が……」
冥土帰し「今更なにを言ってるんだね。異能の力を全て打ち消すって時点で充分イレギュラーな存在なんだよ?」
上条「ま、まぁ……そうですけど……」
冥土帰し「君の右手に関しては、わかってる事の方がずっと少ないんだ。私は今更驚かないがね……」
上条「そうですか……。でもこれからどうすれば……」
冥土帰し「対処法もわかったんだし、とりあえず気を付けて生活すれば良いんじゃないのかな?」
上条「で、でも……対処法がわかったって言っても……そんな簡単には……」
冥土帰し「あれ? 君は確か、女の子と一緒に住んでいたよね?」
御坂「!」
上条「は、はい。住んでますが……」
冥土帰し「もしまた起こってしまったら、その女の子で、今日と全く同じ事をすれば良いだけの話じゃないか」
上条「」
御坂「……」ワナワナワナワナ
上条「……」
御坂(そ、そんな事許されるわけ……)
上条「それもそうですね」アッケラカーン
御坂「」
上条「(別に御坂でなきゃいけないわけじゃねぇんだよな) じゃあそんな感じでやっていきまーす」
冥土帰し「あぁ。もし戻らなくなったら、病院に来なさい。出来る事があるかどうかはわからないが」
上条「ありがとうございました」ペコッ
冥土帰し「あぁ。また来なさい」
御坂「……」
――病院の前――
上条「ふぅー……災難だったな~」
御坂「……」
上条「? ビリビリ? まさかまだ気に…」
御坂「もうそれは良いわよ」ギロッ
上条「そ、そうか」
御坂「良いっていうか……どうしようもないもの…… (御坂印を……私に付いてる状態で……思いっ切り触られちゃったけど……)」
上条「じゃあなに怒ってんだよ?」
御坂「あんた……」
上条「ん?」
御坂「本当に……また同じ事になったら、あの子を使って同じ対処をする気なの!?」
上条「まぁそうするしかないだろうな」
御坂「っ……」ギロッ
上条「なに怒ってんだよ? 仕方ないだろ?」
御坂「そ、そうだけど……」
上条「じゃあなんだ? またお前が相手してくれるのか?」
御坂「!」
御坂「……」カァッ
上条「どうなんだ?」
御坂「……」
御坂「ま、また新しい被害者出すよりは……ま、マシかなって……」カァッ////
上条「お、そうか。まぁ俺もかなり気をつけて生活するようにはするけど……」
上条「もしもの事があったら、またよろしくな」ニカッ
御坂「!」ドキッ
御坂「ほ、本当に気をつけなさいよね!!」プイッ
上条「じゃあな~」トコトコ
御坂「……え、えぇ」
上条「♪」トコトコ
御坂「……」
御坂「……」ホッ
御坂(なんか……安心したような……)フーッ
御坂「……」
御坂(……でも、もう1つ問題が)
御坂「……」ムラムラ
御坂(なんか……あいつから戻ってきてから……)ムラムラ
御坂(ずっと御坂印がソワソワしてるんだけど……どうしたら良いのー……?!)ムラムラムラムラ
終