ゆん「うち来ぃへん?」
はじめ「ええっ!?ゆんの家…?」
ゆん「明日は両親と妹、弟が旅行に行く言うて留守番頼まれてんのや」
はじめ「ゆんは連れて行ってもらえなかったの?」
ゆん「う、うるさいわ!」
はじめ「で、明日は暇だから私に来てほしいと…」ニヤニヤ
ゆん「どうするん?来んの?けーへんの?」
はじめ「行ってあげるよ。」
ゆん「…泊まっていってもええで」
はじめ「それは気分によるかも」
ゆん「ムッ…」
元スレ
ゆん「はじめ、明日暇?」はじめ「暇だけど…」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1475751996/
~次の日~
ゆん「でな、その時青葉ちゃんが…」
はじめ「あっ、もしかしてあれ?」
ゆん「せや、ここやで」
はじめ「ふぇ~結構大きいね」
ゆん「平屋やけど、その分横に広いからなぁ」
ゆん「さ、入って、どうぞ」
はじめ「おじゃましまーす!」
ガララッ
はじめ「なんかこの引き戸の感じ、懐かしいね」
ゆん「今どきみんな風情の無いドアやからなぁ」
はじめ「上がっていい?」
ゆん「ええよ、上がって」
はじめ「すごい!ほんとに大きいんだね~」
ゆん「どや、うらやましいやろ~」
はじめ「でも掃除とか結構めんどくさそうだよね」
ゆん「それは…そうやけど…」
はじめ「最近結構疲れるよね…なんだか肩凝ってきちゃって」
ゆん「せやなぁ…最近また殺伐としてきてるなぁ…」
はじめ「そうだよね…青葉ちゃんもかなり辛そうだし」
ゆん「まぁコンペ近いからなぁ、しょうがないわ…」
はじめ「だよね…」
ゆん「はじめはどうなん?コンペ、参加するんか?」
はじめ「ゆん、私はモーション班だよ」
ゆん「しずくさん言うてたやん、今回は社員ならだれでも参加可能て」
はじめ「キャラ班の人たちにはかなわないよ…」
ゆん「やりもせずに諦めるんか?」
はじめ「そういうゆんはどうなのさ」
ゆん「…ベスト尽くせば結果は出せるかもな」
はじめ「やる気なかったくせに」
ゆん「せっかくの休日に言い争いは無しにしようや…」
はじめ「ごめん…」
ゆん(そういえばはじめ、今日も露出高い服着とるなぁ…恥ずかしくないんか)
ゆん「せや、うちな…結構風呂広いんやけど…」
はじめ「そうなの?」
ゆん「入らへん?」
はじめ「ああ、いいねえ!大分汗かいちゃったし…」
ゆん「決まりやな」
ゆん「じゃ、冷房つけてここで着替えよか」
はじめ「え、ここで着替えるの?」
ゆん「だって、脱衣所冷房ないし」
はじめ「いくらなんでも開放的過ぎて…外の人に見られちゃわない?」
ゆん「大丈夫やろ…まあ、多少はなぁ」
ゆん(目のやりどころに困るのはこっちのほうやん…まったくなんなんあの胸…)
・・・
はじめ「うわっ熱っ!シャワーの設定温度下げようよ…」
ゆん「暑い日こそ熱いお風呂やろ!背中洗ったろか?」
はじめ「じゃあ、お言葉に甘えて」
ゆん「よっしゃ、洗ったるわ」
はじめ「えへへ、ありがとう」
ゆん(純粋やなぁ…無防備すぎるわ)
ゴシゴシゴシゴシ…
ゆん「肩硬くなってるやん。疲れ溜まっとんなぁ、はじめ」
はじめ「えっ、そんなに?」
ゆん「カッチカチやん!頭も痛いやろ~?」
はじめ「少しはね…」
ゆん「どんぐらいほぐしとらんの?」
はじめ「2ヶ月くらい…」
ゆん「2ヶ月…だいぶ疲れ溜まっとるやん!少しは気ぃつかわんと…」
ゆん(こんな大きいもんぶら下げてれば、肩は凝るやろなぁ…)
ゆん「ちょっと肩貸し。揉んだる」
はじめ「ええっ!?いいよ…」
ゆん「遠慮せんで、ホラホラ」
はじめ「あはははっ…くすぐったいよぉ」
ゆん(はぁ…かわええ…って何考えてんねんうち…)
ゆん「コラ、動くな!」
はじめ「はいはい、ごめん」
ゆん「ほぐしたるから覚悟しいや」
はじめ「んっ…」
ゆん「ば、バカっ!なに変な声出して…」
はじめ「ゆんが結構うまいから…」
ゆん「もうっ…照れるやろ////」
ゆん(変なこと言うのやめてほしいわ…)
はじめ「あんまり上手いから気持ちよくなってきた…」
ゆん「こっちも鳥肌立ってきたわ…」
はじめ「ありがとう、ゆん」
ゆん「もうええん?」
はじめ「これ以上やると気持ち良くなっちゃうから。もういいよ」
ゆん「それどういう意味や!?」
はじめ「眠くなっちゃうってこと」
ゆん「…はよ温まって出よ」
はじめ「何か変なこと考えてた?」ニヤニヤ
ゆん「アホか!」
ゆん(こっちも変な気起こしそうになるわ…)
・・・
はじめ「ふぅ~いい汗かいた!」
ゆん「ちょっとのぼせそうなったわ…」
はじめ「熱めのお湯入るって言ったのゆんだよね?」
ゆん「し、知らんわ…それより喉渇いたな…喉渇かない?」
はじめ「あー、喉渇いた~」
ゆん「何か飲み物持ってくるわ。ちょっと待っててな」
・・・
ゆん「あかん、ジュースとか全部飲まれてたわ…」
ゆん「どうしよう、最近買ったハーブティーしかないわ…」
ゆん「ま、ええか。アイスティーにすれば…」
ゆん「ちょっと砂糖入れたろ」サッー
・・・
ゆん「おまたせ」
はじめ「なんかあった?」
ゆん「ハーブティーしかなかったけどええ?」
はじめ「疲労回復にいいやつだよね」
ゆん「せや」
はじめ「いただきまーす!」 ゴクゴクッ
ゆん「ゆっくり飲みや!」
ゆん「味は…どう?」
はじめ「おいしいよ」
ゆん「…よかった」
はじめ「でもなんかちょっと甘いかな」
ゆん「砂糖、入れすぎた…」
はじめ「そんなに気になるほどじゃないから大丈夫…」
バタッ
ゆん「さて、そろそろお昼でも…ってはじめ!?」
はじめ「なんか…ちょっと眠くなってきた…」
ゆん「おいっ、大丈夫か?大丈夫か?」
はじめ「大丈夫…」
ゆん「どないしよ…いくら疲労回復言うても利きすぎやん…」
ゆん「砂糖と睡眠薬間違えた…なんてこともないしなぁ…」
ゆん「とりあえず布団敷いて寝かそ」
ゆん「それにしても…この胸…」
ゆん「でかい…」
ゆん「まったく…何したらこんなにデカくなるんやろ…」
ゆん「少しくらい触ってもばれへんか…」ツンツン
ゆん「やわらか…」
ゆん「って!これじゃ変態やん!」
ゆん「あかん…うち、どうなってもうたんや…」
ゆん「はじめを…いけない目で見とる…」
ゆん「ああっ…唇もやわらかそう…あの唇にキスしたら…」
ゆん「ダメ…我慢できへん…」
ゆん「少しくらい…ええよな…?」
ゆん「んっ…んんっ…」
ゆん「アカンっ!こんなことしたらもう今までの関係じゃいられなくなるわっ!」
ゆん「外の空気吸って頭冷やしてくるわ…」
・・・
ゆん「…少しさっぱりしたわ」
ゆん「もう起きたやろ」ガラッ
ゆん「!?まだ起きへんわ…」
ゆん「もしかしてほんとに疲れとったんか」
ゆん「あー…なんかうちも眠くなってきたわ…」
ゆん「寝よ…」
~4時間後~
「…-い!…ん…ゆん!」
ゆん「ん…ここは…」
はじめ「もう、やっと起きた!」
ゆん「今何時?」
はじめ「もう夕方の4時だよ、結局何もしてないじゃん」
ゆん「元はというとはじめが…」
はじめ「…まさか寝てるふりしててからかってたら本当に寝ちゃうとはね」
ゆん「!!」
はじめ「まぁ嘘だけど」
ゆん「からかうのやめーや!」
ゆん「なんか、服乱れてるような…」
はじめ「ゆんの寝相、かなり悪くてすごかったよ~動画に取りたかったな~」
ゆん「ず、ずっと見とったんか!」
はじめ「さあねぇ?」
ゆん「もう怒ったで!ゲームで勝負しようや!」
はじめ「いいねぇ、負けないよ?」
ゆん(…この後は一緒にゲームしたり、アニメ見たり…それにご飯食べて、適当に喋って解散)
ゆん(楽しかったはずなのに、なんか物足りない感じがした)
ゆん(まさか…はじめが泊まっていかなかったことに…!?)
ゆん(そんなこと…)
ゆん(はぁ…うちも疲れとるわ)
ゆん(また明日から仕事がんばろ…)
おわり