1 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 17:52:20.15 +nRAohz+0 1/496

アイアンマン「人間の姿をした軍艦?いいキャッチコピーじゃないか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460262919/
http://ayamevip.com/archives/47617506.html

こちらの続編となります
※登場キャラクターはすべて実写映画版です
※前作から約半年がたっている設定です
※登場キャラクターやセリフの元ネタなどを随所に入れていきます

ある程度書き溜めしているので投下していきます

元スレ
吹雪「彼らこそはアベンジャーズ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472892739/

2 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 17:58:16.05 +nRAohz+0 2/496

呉鎮守府 食堂


トニー「で・・・どこまで話したっけ?」

トニー「ああ、向こうの世界の敵拠点を襲撃したところだったか」

トニー「今回も楽勝だった」

トニー「ただ、その時はな・・・」

......
....
..
.


南西海域 深海棲艦拠点


烈風X「」キィィィイイイイ….

ヴゥゥゥゥウウウウンッ 

ヲ級ヌ級「オォォォ…アァァ…」ズガガガッ

ゴボゴホッ…

赤城『敵空母、壊滅しました。今より残存している敵戦闘機を私と加賀さんで殲滅します』

トニー「了解。ジャーヴィス、上から見てどうだ?」

3 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 17:59:13.61 +nRAohz+0 3/496

ジャーヴィス『制空権はほぼこちらのものです。ですが海上部隊の付近に敵の大多数がいます』

トニー「よし、僕は海上部隊の応援に行く。空は任せた」ドシュゥゥゥゥッ!

加賀『任せてください』

----------------敵拠点正面 敵防衛ライン


木曾「相変わらず数だけは一級品だな!」ピピピ…

イ級群「ガァァアアアッ」

    ピーッ

木曾「よし!ロック完・・・」

4 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:00:51.95 +nRAohz+0 4/496

     カッ 

ゴロゴロ…

ピ
    シ
    ャ
    ァ
   ァ
    ァ




    !!
 

イ級群「ゲァァァアアアッ!?」ヴァチチッ

  プスプス…

「ふぅ、すこしは片付いたか」

木曾「・・・」

木曾「あのなソー!今のは俺の獲物だったんだぞ!?」

ソー「む?そうか、それはすまなかったな」

木曾「まったく・・・」

ソー「そう細かいことで怒るな」

木曾「お前なぁ・・・」

5 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:02:56.18 +nRAohz+0 5/496

金剛『ヘーイ、キッソー!こっちにエネミーまだいるから手伝って欲しいデース!』

木曾「!」

木曾「わかった!今行く!」

木曾「行くぞソー!」バシュゥゥゥッ

ソー「ああ!」 ブンブンブンッ バヒュゥーンッ

木曾(いつみてもこの飛び方はシュールだな)

6 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:07:02.48 +nRAohz+0 6/496

>>5 シュールな飛び方

ソーはハンマーを振り回してそのハンマーに引っ張られるように飛ぶ

7 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:08:06.27 +nRAohz+0 7/496

--------------------

ル級「ガァァァアアッ!!」ドォォンッ!

金剛「ッ!」ガァンッ

レ級「ハハ…」ジャキッ

金剛「しまっ・・・」

金剛(盾の側面を・・・)

木曾「金剛ぉ!」バシュゥゥッ!

ソー(まずい!間に合わん!)ヴァチチッ

レ級「ガァッ」ズドンッッ!

金剛「Shit!」

8 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:12:32.19 +nRAohz+0 8/496







「Lunguage!」バッ

   ギィンッ

レ級「!?」

木曾「!」

木曾(隙ができた!今だ!)

木曾「食ら・・・」ピーッ


バシュゥゥゥゥゥッ!


長門「大丈夫か!」ジャコンッ キュィィィィッ…
     
     グァッ
    ズガァアンッ

レ級「ゲァァアッ!」ドギャッ

ソー「ハァッ!」カッ

 ピシャァァァアアッ!

ル級「ゴァァァアァアア!」ヴァチチッ!

ソー「相変わらずその鉄拳には惚れ惚れするぞ、長門」

長門「雷様にそう言ってもらえて光栄だ」

ソー「できればソーと呼んでもらえないか?」

9 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:20:52.64 +nRAohz+0 9/496

>>7 >>8

「Shit!」 「language!」

アベンジャーズ エイジオブウルトロンの名言(?)
Lunguageは口が悪い人に対してよく使われる言葉
吹き替えだと口が悪いぞ!だったが、直訳すると口!って言ってる感じ
https://m.youtube.com/watch?v=8Zxl16CU_S0

21 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 19:59:51.11 +nRAohz+0 10/496

木曾「・・・」

長門「木曾、なんかあったか?」

木曾「いや・・・なんでもねぇよ・・・」

「危ない所だったな、金剛」

金剛「スティーブ!助かりマシタ!」

スティーブ「気にするな」フィィィィイインッ

長門「艤装はもう慣れたのか」

10 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:21:51.20 +nRAohz+0 11/496

スティーブ「艤装というよりはホバークラフトだが・・・もう陸上と変わらない動きができるようになった、大丈夫だ」

トニー『ちょっとまった、こんな時にまでキャプテンがお説教した件は無視か?金剛』

金剛「アハハ・・・」

スティーブ「はぁ・・・しばらく言われそうだ・・・」

11 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:22:54.81 +nRAohz+0 12/496

------------------------------

トニー「ジャーヴィス、海上の敵はあとどれくらい残っている?」

ジャーヴィス『残りは逃走中の敵のみです。提督とMs吹雪が追っています』ピピピ

ジャーヴィス『トニー様!ロジャース様とMs金剛のすぐ近くに潜水艦を検知しました!』

トニー「位置は?」

ジャーヴィス『レーダーに表示します』

トニー「・・・ふむ」

12 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:23:53.97 +nRAohz+0 13/496

--------------------------------

トニー『キャプテン、八時の方角に盾を向けてくれ』

スティーブ「こうか?」 ┣⊂ サッ
 
トニー『金剛、キャプテンのように盾を4時の方角に向けろ』

金剛「こんなカンジ?」サッ つ┫

トニー『よーし、そのまま・・・!』キュィィィィイ…

      ヴァゥゥゥンッ

                 ギィンッ 
      

  ギィンッ

        ズガンッ!


潜水棲姫「ガァァアッ!?」ザバァッ

13 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:24:55.82 +nRAohz+0 14/496

木曾「うおっ!?こいつこんなところまで来てやがったのか!あぶねぇな!」

トニー『決まったな』

金剛「ピンボールみたいデース!」

シュゴゴゴゴ…

トニー「弾はリパルサーだけどな、今のはハイスコアだな?」

スティーブ「戦場でふざけるな・・・スターク」

ピピピッ

提督『こちら提督、逃走していた深海棲艦を全て撃沈した』

吹雪『敵影無し!すぐにそちらに向かいます!』

14 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:25:32.62 +nRAohz+0 15/496

スティーブ「了解だ。さて・・・」

スティーブ「お前がこいつらのボスだな?」

潜水棲姫「グ・・・・」

潜水棲姫(コレガ・・・ココ数ヶ月デ突如現レタト言ウ最強艦隊・・・)

潜水棲姫(コレホドダナンテ・・・聞イテナイ・・・)

長門「さて、どうする?」ジャキッ

15 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:26:08.68 +nRAohz+0 16/496

潜水棲姫「フンッ・・・私たちに勝ったところで・・・」

       バキッ

潜水棲姫「プゲ」バシャッ

ソー「こいつらには降伏という物がないのか?」

スティーブ「さ、任務完了だ。連行しよう」

トニー「全く、こいつら見かけによらずに重いんだぞ・・・深海でダイエットが広まってほしい所だ」

長門「あとはこちらの世界の軍隊に任せておいてくれ、直に回収チームが来るはずだ」

16 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:28:13.05 +nRAohz+0 17/496

提督『全員ご苦労様だった』

吹雪『みなさんお疲れ様さまでした!鎮守府でゆっくりしていってください!』

スティーブ「少しだけ邪魔させてもらおう」

ソー「勝利の宴を開かないとな!」

加賀『宴会をするのはいいですけど、鎮守府のお酒を飲み干さないでくださいね?』

赤城『私達より食べますからねソーさん・・・』

ソー「戦いの後はたくさん食べるに越したことは無いからな!」

木曾「それについては同意だ!」

     ハハハハハ…

17 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:29:08.53 +nRAohz+0 18/496

......
....
..
.

明石「ははは・・・これからはキャプテンさんの前で汚い言葉はつかえないですね」

トニー「ああ、説教されるぞ?」

スティーブ「まぁ・・・なにはともあれ作戦は成功した」

スティーブ「それじゃぁ、僕は元の世界に戻るよ。ジャーヴィス」スタスタ

ジャーヴィス『次元転送装置を起動しておきます』

18 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/03 18:29:55.74 +nRAohz+0 19/496

明石「あ・・・お疲れ様です」

吹雪「・・・・・」

吹雪「キャプテンさん、戦いが終わるとすぐに帰ってしまいますね・・・大した休憩も取らずに・・・」

27 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 20:23:11.84 WlEXxmXX0 20/496

トニー「気まずいらしい」

明石「気まずい?」

トニー「別次元とはいえ元敵国の軍艦の魂が人となった存在に対してなんたらかんたら・・・」

トニー「戦ってる時ならともかく、こういう場での会話は苦手だそうだ」

トニー「頭の固い老人はすぐこうだ、細かいことをいちいち気にする」

明石「いいすぎですよトニーさん・・・」

28 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 20:24:31.14 WlEXxmXX0 21/496

長門「私達は全く気にしてないのだがな」

トニー「良いんだ放っておけ」

提督「半年近くも立つんだし、お前みたいに図々しいほど馴染んでもらいたいものだな」

トニー「図々しいは余計だ」

明石「もう半年ですか・・・今は当たり前みたいにしてますけど、よく次元転送装置なんて完成させましたね・・・」

29 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 20:35:32.26 WlEXxmXX0 22/496

トニー「前にも言ったろ?僕はトニー・スタークだって」

明石「すっかり決め台詞ですね・・・」

金剛「ヘイトニー!今向こうのmemberは何してるデース?」

金剛「ワタシ、ナターシャにお化粧教えてほしいネー!」

トニー「さぁね、今頃どこかでスパイ活動でもしてるんじゃないのか?」

金剛「Veryなげやりネー・・・」

30 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 20:36:56.18 WlEXxmXX0 23/496


赤城「私はまたバートンさんに弓技を教えてもらいたいですね」

加賀「彼に的当てで勝つのが当面の目標です・・・」

木曾「あいつおかしいよな・・・あんたらが射った矢をことごとくアーチェリーで打ち落としてたぞ」

提督「うちの一航戦も大概だが・・・上には上がいるもんだ」

明石「バナー博士は・・・工廠にたまに研究を手伝いに来るだけで、戦闘には参加しませんね・・・」

31 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:18:52.11 WlEXxmXX0 24/496

>>29
ナターシャに~
アベンジャーズのメンバー
本名はナターシャ・ロマノフ(もっと長い名前が別にある)
通称ブラック・ウィドウ
世界クラスの身体能力、知力、射撃能力を持っている
ロシアのレッドルームアカデミーというところでスパイとして訓練されている
昔に名の知れた殺し屋(?)としてS.H.I.E.L.D.に命を狙われるも殺しに来たバートンは彼女を殺さなかった
詳しくは描かれてはいないが、その後ナターシャは改心。過去の行いを償うためにS.H.I.E.L.Dで活動している
演じているスカーレット・ヨハンソンは超美人
ありえないほど妖艶

>>30 バートンさん~
同じくアベンジャースのメンバー
本名クリント・バートン
通称ホークアイ
人間の限界レベルの弓の腕を持っており、身体能力も極めて高い
弓と矢は特別性であり、背中に背負った矢筒に放つ矢に爆薬、ラぺリング装置などといった様々効果を付与するギミックが付いている
S.H.I.E.L.D.のエージェントでナターシャとは親友。クリントのとある秘密を知っている
ありえないほど俊敏

32 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:19:41.09 WlEXxmXX0 25/496

トニー「バナーは戦いたがらないからな・・・今のところハルクが必要な局面はないし、このままでいいさ」

明石「ちょっと見てみたいですけどね・・・映像じゃなくて生で・・・」

トニー「わかるぞその気持ち」

木曾「マッド共が・・・」ハァ…

ピピピ

トニー(ジャーヴィスからメール・・・またか?)

33 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:21:14.08 WlEXxmXX0 26/496

〔次元転送装置に異常が発生しました。〕

トニー(クソッ・・・)

トニー「ちょっとだけ席を外す。ソー、僕の分の酒まで飲むんじゃないぞ?」

34 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:22:05.69 WlEXxmXX0 27/496

......
....
..
.

工廠 地下 次元間移動室

トニー「今度はどこが悪いんだ?」

ジャーヴィス『次元転送装置周辺の磁場や空間に小さな歪みができています』

ジャーヴィス『ですが、前回よりもその幅は大きくなっています』

トニー「異常が起こる前になにか前兆とかはあるのか?」

ジャーヴィス『皆無です。突発的でパターンが存在しません』

ジャーヴィス『装置周辺が不安定な状態です』

トニー「他にも言いたいことがありそうだな?」

35 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:22:46.77 WlEXxmXX0 28/496

ジャーヴィス『装置内部に・・・0.1秒にも満たない間でしたが、コンピューターにも似た一種のコードが流れていました』

ジャーヴィス『これが観測されたのは今回が初めてです』

トニー「つまりこの装置に何者かがハッキングを仕掛けてるっていうのか?」

ジャーヴィス『否定はできません』

トニー「・・・」

トニー「対抗策を考えておく、また異常があったらすぐに知らせろ」スタスタ


36 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:23:25.27 WlEXxmXX0 29/496

ジャーヴィス『はい、トニー様はこのまま宴会をお楽しみください』

トニー「楽しむ気分じゃなくなったけどな」スタスタ

37 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:24:20.31 WlEXxmXX0 30/496

----------------------


トニー達の世界 ワシントンD.C S.H.I.E.L.D.本部 トリスケリオン 危険観測室


 ピピピッ ピピピッ

職員A「!」

職員A「謎の物体がハワイ沖付近に現れたところを人工衛星がとらえました!」

職員B「どれ、写真を見せてみろ・・・」

職員B「・・・!」

職員B「今すぐにフューリー長官に連絡しろ!」

38 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:25:06.02 WlEXxmXX0 31/496

-------------------------

艦娘達の世界 呉鎮守府 食堂

木曾「ん゛ん゛ん゛ん゛っ・・・」ギリギリ…

木曾「っはぁ!どうなってんだこれ!?動きもしないぞ!?」ゼェゼェ

ソー「ハッハッハ!ふさわしくないな!」

提督「艤装を装着しても駄目とは・・・普通に机の上に乗っているのにな・・・」

39 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:26:02.49 WlEXxmXX0 32/496

木曾「ソーの指紋に反応してるんだろ?きっとそうだ」ガションッ

長門「艤装フル装備しておいてよく言うよ・・・」

赤城「長門さんは持ってみないんですか?」

長門「いや私は・・・遠慮しておこう」

加賀「みんな試してみたのよ?あなたもやってみたらどうです?」

長門「よし、そこまで言うなら」スクッ

40 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:26:33.07 WlEXxmXX0 33/496

木曾「行け長門―!」

ソー「フフンッ、無理だな」

長門「・・・ふっ!」ギリッ

ムジョルニア「」カタッ

ソー「」

長門「ふんんん・・・!」ギリギリ…

長門「お手上げだ」パッ

41 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:30:22.36 WlEXxmXX0 34/496

ソー「ハハ・・・残念だったな・・・ハハッ・・・」

吹雪「今少し動いたような気が・・・」

トニー「机じゃないか?」

ソー「ああ!机が動いていた!」

吹雪「気のせいでしたか・・・」

42 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:30:52.83 WlEXxmXX0 35/496

トニー「ソーには悪いが、絶対何か仕掛けがあるだろう」

木曾「クソみたいなのがな」

金剛「Oh,キッソー!汚い言葉使ったらスティーブに怒られマース!」

木曾「おっといけねぇや」ハハハ

43 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:31:25.60 WlEXxmXX0 36/496

ピピピッ ピピピッ

提督「館内放送?ジャーヴィスか?」

ジャーヴィス『お楽しみのところ申し訳ありません』

ジャーヴィス『深海棲艦が出現したとの情報がありました』

提督「誰からの情報だ?」

ジャーヴィス『S.H.I.E.L.D.からです』

44 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 21:35:21.31 WlEXxmXX0 37/496

明石「え、フューリー長官ですか?」

木曾「おいおい、なんでわざわざ向こうの世界から情報が・・・?」

提督「海域は?」

ジャーヴィス『目撃された海域は・・・』

















ジャーヴィス『トニー様側の世界のハワイ沖です。まっすぐ東京湾に向かっているとの情報が入りました』


        「!?」
 

トニー「なんだと・・・」

47 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/04 22:13:47.21 WlEXxmXX0 38/496
52 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 22:20:43.19 Y8fZKeBc0 39/496

提督「一体どうなっているんだ!?なぜこちらの世界の敵がスターク達の世界に!?」

ジャーヴィス『原因などについては一切不明ですが、姿形は完全に深海棲艦です』

ジャーヴィス『通常攻撃が一切効かない点も同じで、至急敵上空に待機させてあるヘリキャリアに転移してきてほしいとのことです』

ジャーヴィス『幸いにも敵戦力は駆逐イ級が2体に戦艦ル級が1体と極めて小規模です』

ジャーヴィス『そして、トニー様達に話を聞きたいので本部の方にも来てほしいとの話も聞いております』

53 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 22:21:56.43 Y8fZKeBc0 40/496

木曾「ま、来るはずのない向こうの世界の敵が現れたら事情を聴きたくもなるよな」

トニー「・・・」

提督「よし、敵殲滅は赤城と加賀の航空機で事足りるだろう。それ以外の皆はバックアップとしてヘリキャリア内部で待機だ」

提督「俺が指揮に入らなくても大丈夫そうか?」

長門「この程度なら問題ない」

54 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 22:23:49.80 Y8fZKeBc0 41/496

提督「俺はスタークとS.H.I.E.L.D.の本部へ先に向う。全員頼んだぞ」

     「「「「了解!」」」」

ソー「俺はアスガルドに戻って原因を探ってみる」

トニー「どんな些細な事でも教えろ。頼んだぞ」

トニー「明石も装置になにか異常を検知したら残らず記録しておけ」

明石「はいっ!」

55 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 22:26:53.21 Y8fZKeBc0 42/496

......
....
..
.


トリスケリオン 次元間移動室 

バチチチッ ヴゥゥゥゥン... 


「来たか・・・スターク、提督」

提督「お久しぶりです、フューリー長官」

トニー「全く、ここの入口は狭いな・・・」

ニック・フューリー「贅沢を言わないでくれ、部屋に空きがなかったんだ。で、他の連中はどうしたんだ?」

56 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 22:57:13.61 Y8fZKeBc0 43/496

>>55 ニック・フューリー

本名 ニコラス・ジョセフ・フューリー
通称フューリー長官 

S.H.I.E.L.D.の長官であり、ヒーローたちを束ねてアベンジャーズ誕生のきっかけを作った人
有能かつ冷酷だから長官になったとキャプテンアメリカ2で語られており、時には冷酷な判断も迷うことなく下す
だがすべては人命を守るためであり、必ずしも人間性に欠けているわけではない
武器の扱いにも長けており、アベンジャーズ、キャプテンアメリカ2では銃撃されながらも反撃し、敵を撃退していた
ありえないほど凄腕

57 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 22:59:31.87 Y8fZKeBc0 44/496

トニー「戦闘員は日本沖近くで敵を迎え撃つためにヘリキャリア側に転移させた。ソーは自分が元いた世界に調べに行ったよ」

トニー「で?話っていうのは何だ?ニック」

フューリー「・・・深海棲艦がハワイ沖に出現したとき、ハワイ島周辺の磁場が大きく歪んだ」

フューリー「君たちがその装置を使ってこちらに来る時と同じような波長だった」

トニー「つまり・・・僕が開発した転送装置と全く同じものを敵がもっているって言いたいのか?」

58 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:00:44.58 Y8fZKeBc0 45/496

フューリー「そうとは言っていない。だが、君の装置と何らかの関係があることだけは確かだ」

フューリー「そっちの装置に何らか異常が出ていたりはしないか?」

トニー「・・・少し前に、僕も同じものを観測した」

トニー「わずかなブレだったが、空間に歪みができていた・・・だが、これの原因が全く分からない」

トニー「それに、ハッキングと言えるものではないが・・・何らかのコードに似た情報が装置内に流れたこともあった」

59 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:01:53.26 Y8fZKeBc0 46/496

フューリー「コード?」

トニー「本来装置に組み込まれているはずのない謎の情報だ。発信元は不明」

フューリー「・・・こちらでも探りを入れてみる」

フューリー「とりあえず、提督達は無関係の事が分かった。呼び出しておいて悪いが、このまま戻ってくれ」

提督「了解。それでは私はこれで失礼します・・・ですがその前に」

60 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:02:41.16 Y8fZKeBc0 47/496

フューリー「なんだ?」

提督「今度こういった事態が起きたことを考え、我々の世界にある歩兵用対深海棲艦装備を少しお分けしましょうか?」

フューリー「それは助かる。手続きの書類があるから少し待っててくれ、今持ってくる」クルッ スタスタ

トニー「フッ、S.H.I.E.L.D.も大変だな、何をするにも書類書類・・・敵と戦う前に書類の山と戦わなくちゃならない」

提督「スターク・・・」

61 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:04:59.20 Y8fZKeBc0 48/496

トニー「皮肉は回転のいい頭の副作用みたいなもんだ。大物の証さ」

提督「大層な大物だな・・・」

62 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:13:53.28 Y8fZKeBc0 49/496

......
....
..
.

ハワイ沖上空 S.H.I.E.L.D.製 ヘリキャリア 甲板


赤城「敵を捕捉。攻撃します」

加賀「鎧袖一触よ」

赤城加賀「ジェリコミサイル発射!」

----------------------------

流星X「」キィィィィィ…

 パシュゥゥゥッ
    ババババババシュンッ
       ヒュルルルルルル…

ズガァァァァァァァアアアッ!

ル級イ級「ゲァァァァアアアッ!?」

ボコボコ…

63 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:15:13.22 Y8fZKeBc0 50/496


---------------------------------------

赤城「目標沈黙。敵は全て掃討しました」

加賀「さすがに為す術もなかったようね」

赤城「こちらの攻撃が普通に効くようで安心しました。そちらに戻ります」

長門『ご苦労だった。職員たちが暖かい飲み物を用意してくれている、戻ってきてくれ』

赤城「ありがたいですね、今すぐ戻ります」

64 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:15:53.48 Y8fZKeBc0 51/496

ヘリキャリア内部 カフェテリア

吹雪「そうですか・・・攻撃は普通に効いたんですね・・・」

加賀「ええ、別世界だから勝手が違うのかと思っていましたが・・・」

長門「ますます原因が分からないな・・・」

スタスタ… コトッ

吹雪(あ、おいしそうなクッキー・・・誰だろう?)チラッ

65 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:21:33.86 Y8fZKeBc0 52/496

「Good job ladies. It’s on me」フリフリ

吹雪「・・・(怖そうな人・・・)」

木曾「翻訳機入れ忘れてるぞ、吹雪」

吹雪「あっ、うっかりしていました・・・」カチッ

「こっちの攻撃がまるで効かないもんだから焦ったぜ。お嬢さん達、いつもあんなのと戦ってるんだな、大したもんだ」

66 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:23:39.72 Y8fZKeBc0 53/496

加賀「ありがとうございます。ですが、これくらいなら朝飯前です」

金剛「素敵な差し入れthank youネー!what your neme?」

ラムロウ「ラムロウだ、ブロック・ラムロウ。対テロ部隊S.T.R.I.K.E.チームの隊長だ。よろしくな」

吹雪(た、対テロ・・・)ゴクリ

ラムロウ「あんたらが駆けつけてくれなかったら、こっちのチームの誰かがやられていたかもしれない」

ラムロウ「だからこれはチームを代表してのお礼だ、どうぞ食ってくれ」

67 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:24:24.04 Y8fZKeBc0 54/496

赤城「それではお言葉に甘えて・・・」

ラムロウ「そうだ、長門・・・でいいんだよな?」

長門「なんだ?」

ラムロウ「うちの所の研究チームにあの化け物どもの事について知りたがっている連中がいる」

ラムロウ「こっちの世界に現れた以上、やつらの事を知っておかないといけないみたいだしな」

68 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:25:23.88 Y8fZKeBc0 55/496

ラムロウ「食べ終わったらでいい、知ってる限りの情報をあげてやってくれないか?」

長門「ああ、わかった」

ラムロウ「OK、また後で来る」スタスタ

木曾「・・・別に今行ったとしてもお前の分のクッキーはちゃんと取っておいてやったぜ?」

長門「私はそんな食い意地はってないぞ!」

金剛(キッソー・・・だんだんトニーに似てきてるネー・・・)

69 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:27:26.08 Y8fZKeBc0 56/496

......
....
..
.


ヘリキャリア ???


ラムロウ「彼女は呼び出せた・・・あとでこっちにつれてくる」

ラムロウ「そっちの準備は?」

「問題無い・・・すぐにでも始めよう・・・」キィィィィ…ン…

「これで・・・奴らは内側から引き裂かれる・・・」

「なんでアベンジャーズが強いか知っているか?」

ラムロウ「超人共を集めればそりゃ最強になるさ」

70 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:30:23.58 Y8fZKeBc0 57/496

「奴らはな・・・」

「”集結”するからこそ・・・強いんだ・・・」

「この意味が解るか?」

ラムロウ「・・・」

「集結さえしなければ・・・奴らがまとまりさえしなければ・・・」

「我々を邪魔するものはいなくなる・・・」

「すでにこれの力は彼に組み込んである。彼は世界中どの機械にも潜り込めるにようになった・・・」

71 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/11 23:40:54.68 Y8fZKeBc0 58/496

「あとは彼の構築したアルゴリズム通りに世界をヒドラそのものに代えるだけだ・・・」

「祝おうではないか、秩序に結ばれた世界の誕生を」

「HAIL HYDRA…ラムロウ」

ラムロウ「HAIL HYDRA…ストラッカー閣下」

バロン・フォン・ストラッカー「ハハハ・・・」

72 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/12 00:12:11.77 3WSlXRh20 59/496

>>66 ラムロウ

本名 ブロック・ラムロウ
S.H.I.E.L.D.の対テロ部隊S.T.R.I.K.E.チームのリーダー
S.H.I.E.L.D.に扮したヒドラの攻撃部隊であり戦闘能力はかなり高い
のちにクロスボーンという名のヴィランとなってキャップを襲う

>>71 バロン・フォン・ストラッカー

ヒドラの幹部であり、S.H.I.E.L.D.の幹部でもある
キャプテンアメリカ2の最後でS.H.I.E.L.D.が崩壊した後にお出ましするが、おそらく崩壊前はS.H.I.E.L.D.で普通にふるまってたと思われる
違法な人体実験をしており、極めて冷酷かつ残忍
頭が非常に良いと思われ、アベンジャーズ2では世界の流れをよく読んでいたとある人物に言及されている

>>71

HAIL HYDRA

読みはハイル ヒドラ
ヒドラ党員の掛け声
散るとき、士気を高めるときなど色々な時に使われる

73 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/12 00:17:32.07 3WSlXRh20 60/496

今回はここまでになります
ここからは映画の独自解釈による設定などが組み込まれていきます
ご注意ください

スーサイドスクワッドがとうとう公開されましたね
自分はもう見ましたがとても面白かったです
ジョーカーはヒースレジャーのジョーカーとはまた違った良さがありました

そしてシビルウォー、PS4のストアで待ちきれずにレンタル開始前に見てしまいました
やっぱ最後の戦いは何度見ても来るものがあります

それではおやすみなさい









76 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:15:46.61 JrkXIZ8M0 61/496

......
....
..
.


トリスケリオン 次元間移動室


提督「そうか、敵はあっけなく倒せたと・・・」

長門『ああ、今まで戦ってきたのと変わらないいつもの敵だった』

長門『まるで・・・この世界に元からいたかのようだ・・・』

提督「そうか・・・」

77 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:17:57.23 JrkXIZ8M0 62/496

トニー「お菓子食べながら談笑している声が聞こえるのは気のせいかな?」

長門『そ、それはだな・・・感謝の印にと、ラムロウという男に奢って貰ったんだ』

トニー「そりゃよかったな、こっちはむさい男二人と書類仕事をしていたよ」

提督「むさくて悪かったな」

長門『えっとそれは・・・すまない』

提督「お前も謝るな」

78 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:20:04.59 JrkXIZ8M0 63/496

長門『でだ、もうしばらくしたらS.H.I.E.L.D.の研究者に深海棲艦についての情報を教えに行くところだ』

提督「了解した。こちらは先に戻っている」ピッ

提督「一時はどうなるかと思ったが、これで一件落着だな」

トニー「原因は解ってないし、また現われるかもわからない。一件落着とは言えないな」

提督「ソーが何か見つけたかもしれない。鎮守府で待ってるか」


79 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:22:07.44 JrkXIZ8M0 64/496

......
....
..
.


スタスタスタ… 

長門「おっと、ラムロウが来たみたいだ。先に戻っていてくれ」

赤城「いえいえとんでもない、待っていますよ?」

木曾「さすがに置いて行きはしないさ」

長門「そうか、すまないな」

ラムロウ「そろそろいいか?よかったら君らのどっちかにも来てほしいんだが」

80 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:25:15.99 JrkXIZ8M0 65/496

加賀「赤城さんと私?」

ラムロウ「ああ、さっきの戦闘を見てその装備について知りたくなったらしい」

加賀「構いませんが・・・たぶんわからないと思いますよ?」

加賀(スタークさんでさえまだ解明には至ってないし・・・)

ラムロウ「なに、ほんの少し見せてやるだけでいいんだ」

加賀「そういうことなら・・・私が行きます。赤城さんはここで」スクッ

赤城「はい、何かわかるといいですね♪」

ラムロウ「まぁな」

81 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:30:40.34 JrkXIZ8M0 66/496

長門「それじゃぁ、案内してくれ」スクッ

ラムロウ「ああ、こっちだ・・・」

スタスタ…

木曾「さて、俺らはここでもう少しゆったりとしてるかね」

赤城「この先まだ深海棲艦がこっちの世界にも出るなら頻繁に来ることになりそうですね」

吹雪「こっちの世界は好きですけど、なんだか複雑な気持ちですね・・・」

金剛「一体何が原因なんでショウネ・・・」

82 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:31:53.04 JrkXIZ8M0 67/496

吹雪(あれ・・・あそこに歩いてるのは・・・)

吹雪「すいません、すぐ戻ります」スクッ

木曾「迷子になるなよ?」

吹雪「はいっ!」タタタ…

83 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:38:33.68 JrkXIZ8M0 68/496

---------------------

吹雪(あの背格好は間違いなく・・・)

吹雪「キャプテンさーん!」ブンブン

スティーブ「・・・?」クルッ

スティーブ「吹雪か」

吹雪「さっき見かけたのでなんでヘリキャリアにいるのかなと思って・・・」

84 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:39:27.43 JrkXIZ8M0 69/496

スティーブ「君たちがこっちの深海棲艦に手を割いてられなかった時のために呼ばれたんだ」

吹雪「それなら一声かけてくれればお茶会に誘いましたのに・・・」

スティーブ「何もしてないしそれは悪いと思ってな・・・・」

スティーブ「ところで、僕への用事はなんだ?」

85 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:40:00.10 JrkXIZ8M0 70/496

吹雪「私・・・スタークさんから聞きました・・・気まずさから私たちと距離を置いてるって・・・」

スティーブ「!」

スティーブ(スタークのやつ・・・言うなと言ったのに・・・)

スティーブ「ああ・・・確かに僕は君たちとあえて距離を取っている」

吹雪「・・・」

86 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:41:26.16 JrkXIZ8M0 71/496

吹雪「何でですか?私たちがかつてあなたの敵だったからですか?」

スティーブ「・・・僕が寝ている間に、アメリカが日本に何をしたか知ってしまった」

スティーブ「僕がまだ氷漬けになっていなければ・・・ハワードを通じてマンハッタン計画を止められたかもしれないのに・・・」

スティーブ「70年前のことを今更と思うかもしれないが、僕にとってはつい最近の出来事のように思えてしまうんだ」

スティーブ「吹雪、こんな僕を誘ってくれてありがとう。君はとても優しい心を持った人だ」

87 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:44:37.51 JrkXIZ8M0 72/496

スティーブ「だからこそ僕は君たちと一緒にいる資格なんてない」

スティーブ「すまない・・・」クルッ スタスタ…

吹雪「キャプテンさん・・・」

吹雪「うぅ・・・いったいどうすれば・・・」

88 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:45:08.90 JrkXIZ8M0 73/496

     「吹雪か?」

吹雪「!」

長門「そこで何をしているんだ?」

吹雪「長門さんに、加賀さんに・・・ラムロウさん?」

加賀「深海棲艦の情報を共有するために研究室まで行くところです」

89 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:45:57.60 JrkXIZ8M0 74/496

吹雪「ああ・・そういえばそうでしたね・・・」

長門「どうした?そんな悲しそうな顔をして・・・何かあったのか?」

吹雪「いえ・・・後で話します・・・」

ラムロウ「悪いなお嬢ちゃん、急がせてるみたいで」

ラムロウ(クソッ、もう部屋はすぐ近くだってのに・・・邪魔だな・・・)

90 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 22:54:41.42 JrkXIZ8M0 75/496

吹雪「深海棲艦の情報についてですよね?それだったら私も力を貸します」

吹雪「情報なら少しでも多い方がいいですし、何かお役にたちたくて・・・」

ラムロウ「そいつはありがたい、是非来てくれ」

吹雪「はい!」

ラムロウ(本当は二人以上連れて行く予定ではなかったんだがな・・・まぁいいか・・・)

長門「・・・」

91 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:05:44.84 JrkXIZ8M0 76/496

長門(“ありがたい ”?・・・“是非”?・・・おかしい・・・そう思うならさっき全員に声をかけるはずじゃないのか?)

長門(役立ちたいと思う気持ちをくみ取っての行動か?)

長門(警戒しすぎか・・・)

92 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:06:42.47 JrkXIZ8M0 77/496

......
....
..
.



ラムロウ「ここだ」

ガチャッ

ラムロウ「入るぞ」

スタスタ…

加賀「・・・研究員らしき姿が見えませんね」

93 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:07:31.55 JrkXIZ8M0 78/496

ラムロウ「あいつらは常日頃何かしらの機械と見つめ合ってるからなぁ・・・」ス…

ラムロウ「大方奥のラボに全員引きこもってるんだろう-----」

   ジャキンッ!

    「!?」

ラムロウ「----よっ!」

     バチィッ!

加賀「ぁぐっ・・・」ドサッ

94 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:09:29.04 JrkXIZ8M0 79/496

長門(スタンバトン!?)

吹雪「え・・・えっ!?」

ヒュンッ 

バチチィィッ!


吹雪「う・・・あ・・・」ドサッ

長門(はやいっ!)

ラムロウ「ハァッ!」ブンッ

長門「ぐっ!」サッ

95 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:10:31.76 JrkXIZ8M0 80/496

ラムロウ「ほぉ、やるじゃねぇか」ヒュンヒュンッ

ラムロウ(ちっ、やっぱり不意打ちで仕留められるのは二人が限界か・・・)

長門「う・・・」ジリ…

ラムロウ「怖いかお嬢ちゃん?スーツがないとただの女か?」

96 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:11:38.32 JrkXIZ8M0 81/496

ラムロウ「大声だして逃げても無駄だぜ?ここは防音だ・・・」

ラムロウ「さて・・・次は本気だ・・・避けれるかなぁ?」ザッザッザッ

長門「くそっ・・・」

ザッザッザッ…

長門(思い出せ・・・新型艤装をつけ楽に敵を倒せたその前・・・!)

97 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:15:02.45 JrkXIZ8M0 82/496

ラムロウ「オラァッ!」ブンッ

長門「ふっ!」サッ

ラムロウ「なっ!?」スカッ

長門「ハァッ!」バオッ!

バキィッ!

ラムロウ「ぐふぁっ!?」

98 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:15:53.04 JrkXIZ8M0 83/496

ラムロウ(反撃だと!?)

ラムロウ「クソアマが・・・!」ジャキンッ ヴァチチッ

長門(思い出せ!)ス…

ラムロウ「くたばれぇぇぇっ!」ダッ!

長門(敵戦艦との緊迫した殴り合いを!)

99 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:19:11.17 JrkXIZ8M0 84/496

長門「あああ!」グァッ!

     ドゴォッ!!

ラムロウ「カッ・・・!」フラッ…

    ドサッ

長門「はぁっ、はぁっ・・・」

長門(た・・・倒せたの・・・か?)

長門「ふぅ・・・今度ロジャースにスパーリングを申し込んでみるか・・・」

長門「しかし・・・まさかS.H.I.E.L.D.に裏切り者がいるとは・・・」

長門「二人を起こして今すぐ知らせに行------」











         


             パチ…

100 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:20:26.08 JrkXIZ8M0 85/496

長門「!?」バッ





パチ…パチ…
   パチ…パチ…




      「実にお見事だ」パチ...


ストラッカー「まさかラムロウを殴り倒すとは・・・思わず拍手を送ってしまった」

長門「誰だ!?」

101 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:21:21.00 JrkXIZ8M0 86/496

長門(なんだ・・・あの男の持っている光る杖は・・・!)

     ググッ....

    「やられたわけじゃねぇ・・・」

ラムロウ「油断しただけだ・・・!」フラッ

長門(そんな・・・もう起き上がってくるなんて・・・!)

ラムロウ「やってくれたな・・・」ビキッ

102 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/13 23:39:59.28 JrkXIZ8M0 87/496

長門「お前らは何者なんだ!?何が目的だ!?」

ストラッカー「我々の目的は世界に秩序をもたらすことだ・・・」ス...

         カツ... カツ...

長門(ここまでか・・・)

ストラッカー「さぁ・・・君にもその手伝いをしてもらおうか」キィィ…

長門「ぐ・・・」

長門(提督・・・みんな・・・)ゥ゙ゥン…キュィィ…

103 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/14 00:10:59.73 X/s50kcY0 88/496

>>101 光る杖

ロキの杖の事
マインド・ストーンという宇宙に6つあるインフィニティストーンの一つ
心を持つものを操る力があり、ロキはこの力を使いバートンを自分の僕にしてしまった
また、人に何かしらの力を与えることもでき、ワンダに超能力、ピエトロに超スピードという特殊能力も与えていた
現在ではヴィジョンの額に収まっている
キャプテンアメリカ2でヒドラの手に渡っていることが発覚
アベンジャーズ2でトニーは「S.H.I.E.L.D.崩壊以来ずっと探してたもんな」と言っていた
いつごろにヒドラの手に渡ったのかは不明。ひょっとしたらドラマに描かれていたかもしれない・・・


自分の推測ですが、キャプテンアメリカ2の頃にはすでに強化実験を成功させていた為
アベンジャーズ1からそう遠くないうちにヒドラの手に渡っていたと考えています
(ヒドラとS.H.I.E.L.D.はほぼ一体化している為)

105 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/14 00:27:01.01 X/s50kcY0 89/496

オマケ キャプテンだったらこうだった

最後の方でエレベーターの天井に叩きつけられてるのがラムロウです
イケメンですよね
ヴィランが大好きらしく、この役を取った時に狂喜乱舞したそうです

https://m.youtube.com/watch?v=jqIBGEcKhGs

108 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:22:59.08 T3aw1g5h0 90/496

.....
....
..
.


 ヘリキャリア内部 カフェテリア

赤城「みなさん・・・遅いですね・・・」

木曾「なんだかんだでもう一時間は経ってるな・・・」

金剛「ちょっとした報告程度だと思っていたデース」

木曾「こっちの研究員も新しいものには目がないみたいだな」ハハハ

109 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:24:11.59 T3aw1g5h0 91/496

   スタスタ…

木曾「お、言ったそばから戻って来たな」

金剛「さ、back to homeしまショー!テートク達も待ってるネー!」

赤城「長引いてしまったようですね、お疲れ様でした」

加賀「・・・」

加賀「ええ、ありがとう赤城さん」ニコッ

110 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:25:13.46 T3aw1g5h0 92/496

吹雪「やっぱり研究員さん達、航空機を見て頭を抱えていましたよ」フフッ

木曾「ふっ、そりゃそうだろうな」

長門「待たせてしまってすまないな」

木曾「待ちくたびれたぜ。さぁ行こう」スッ

赤城「なんだかうれしそうな顔してますね加賀さん?」スタスタ…

加賀「ええ、素敵なことを教わったので・・・」スタスタ…

111 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:27:03.24 T3aw1g5h0 93/496

-----------------------------------

ヘリキャリア  ???


ストラッカー「これで準備は整ったぞ・・・ゾラ」

ゾラ『時は来た。ご苦労だった、ストラッカー』

ゾラ『この杖の力は実にすばらしい・・・まるで神になった気分だ・・・』

ストラッカー「だろう?それで、次はどうする?」

ゾラ『・・・・・』

112 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:41:57.96 T3aw1g5h0 94/496

>>111 ゾラ

本名 アーニム・ゾラ

ヒドラの科学者で天才的頭脳を持つ
レッドスカルの部下でヒドラの武器製造に大きく貢献している
キャプテンアメリカ1の後ゾラは捕虜にされ、第二次大戦後のペーパークリップ作戦(ドイツの有能な科学者を集める作戦)でS.H.I.E.L.D.の元で科学者として雇われる
その後ゾラは寄生虫のごとくS.H.I.E.L.D.の中でヒドラを育てつつも1972年に死去
だが、ゾラの頭脳はデータパンクとして残されニュージャージーのアメリカ陸軍基地の地下に置かれていた




113 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:43:17.50 T3aw1g5h0 95/496

......
....
..
.


鎮守府

ヴァチチッ ヴゥゥ゛ン…


明石「あっ、みなさんお帰りなさい」

トニー「やっと戻って来たか。てっきり僕らを忘れてそのままティータイムにいそしんでるのかと思ったよ」

木曾「帰ってきてそうそうお前の皮肉か・・・気が滅入るぜ」

金剛「待たせたお詫びにspecialなcurry riceつくってあげるネー!」

114 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:44:16.75 T3aw1g5h0 96/496

トニー「そう来なくっちゃ」

ジャーヴィス『お疲れ様でした皆様』

提督「こうしてみんな入り口で待っていたんだ、スタークだって本音じゃないさ」

トニー「本音は7割ってところかな」

提督「スターク・・・」

115 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:44:53.84 T3aw1g5h0 97/496

赤城「まぁまぁ・・・私たちだって本当に待たせてしまいましたから・・・」

トニー「それで明石、何か進展はあったか?」

明石「いえ・・・計器などに異常は見受けられなかったです・・・」

トニー「進展は無しか・・・」

明石「その代わりと言ってはなんですが・・・頼まれていた品物の調整、終わりましたよ!」

トニー「やるじゃないか、やっぱり君は優秀だよ。これは本音だ」ワシワシ

明石「あ、頭撫でないでくださいよ・・・子どもじゃないんですから・・・」スッ

116 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:45:32.85 T3aw1g5h0 98/496

トニー「これは失礼、君がこんなに恥ずかしがり屋だとは知らなかった」

ジャーヴィス『Ms.ポッツには黙っておきます』

トニー「余計な気は使わなくていいぞジャーヴィス」

明石「とにかく!これは完成しましたけど、できれば使って欲しくないですね」

木曾「せっかく作ったものなんだろ?俺達がありがたく使わせてもらうぜ?」

117 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:46:08.70 T3aw1g5h0 99/496

明石「そういってくれるのはうれしいんですけどこれは・・・」

赤城「またなにか作ったんですか?」

トニー「ああ、今度もまたすごいぞ?応急修理女神を改良してだな・・・」

         バァンッ!

       「!?」

118 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:47:00.24 T3aw1g5h0 100/496

ソー「・・・・」ザッザッザッ…

トニー「なんだソー、扉はもう少し静かに・・・」

      ガッ

トニー「グッ・・・!?」

提督「何をしてるんだソー!?」

赤城「ソーさん!?」

木曾「なんでスタークを締め上げる!?」

明石「ソーさん!トニーさんを離してください!」

119 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:47:54.30 T3aw1g5h0 101/496

ソー「やってくれたな・・・スターク・・・」パッ

       ドサッ

トニー「ったく、言葉を使えよ・・・」ゲホゲホッ

ソー「言ってやりたい言葉なら山ほどあるぞスターク」

ソー「だがその前に、全員を集め会議しなくてはなるまい」

120 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:48:45.82 T3aw1g5h0 102/496

長門「アベンジャーズが全員集まらなければならないほどの事なのか?」

ソー「ああ」

トニー「そういうことなら・・・アベンジャーズタワーに向かおう」

トニー「・・・それでいいだろ?」

121 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:49:42.46 T3aw1g5h0 103/496

......
....
..
.


トニー達の世界 NY アベンジャーズタワー 

  カクテルラウンジ


スティーブ「ここは会議をするに適してるとは思えないが?」

トニー「ここが一番安全かつ人に聞かれにくい。何か飲むか?」

スティーブ「遠慮しておく」

「で・・・まだ会議は始まらないのかな?」

122 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 22:51:12.74 T3aw1g5h0 104/496

明石「しりとりでもしますか?バナー博士」

ブルース・バナー「さすがにそれはやめておくよ・・・あれは言葉の墓場だ」

明石「あはは・・・確かにそうですね・・・」

金剛「クリントとナターシャがまだ来ないネー・・・」

フューリー『彼らは別任務中だ。そのうちこちらに戻る』

123 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:02:19.05 T3aw1g5h0 105/496

>>122 バナー博士

本名 ブルース・バナー

物理学・生物有機化学の天才的研究者
キャプテンアメリカを生み出した超人血清のを再現しようとして失敗
大量のガンマ線を浴びてしまい、感情が高ぶると緑色の肌をした巨人、ハルクへと変身するようになってしまう
比類なきパワーを持ち、ジャンプで数百メートル跳んだり、数トンはあろう大岩などを小石のごとく持ち上げてしまう
最初は暴れるだけの化け物同然であったが、バナーが後に制御する方法を見つけ出す
その制御方法は・・・・

キャッチコピーはありえないほど豹変

124 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:03:19.74 T3aw1g5h0 106/496

トニー「居たのかニック?画面が真っ暗なままだと思ったよ。君はいつも黒い服ばかり来ているからな」

フューリー『今回私を呼び出したのは君の皮肉ショーの為か?』

トニー「本題はソーが話してくれる。まぁ、僕の何が悪いのかゆっくり聞こうじゃないか」

ソー「あまり長く話している時間もないがな」スクッ

ソー「アスガルドで世界が今どうなっているのか観測者達に見てもらった」

ソー「単刀直入に言うぞ」

125 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:04:31.11 T3aw1g5h0 107/496





















ソー「世界が・・・融合しかけている」

126 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:06:37.50 T3aw1g5h0 108/496

スティーブ「なに?」

ソー「こちらの世界と、彼女達の時空が混ざり始めているんだ」

提督「・・・それによっておこる弊害は?」

ソー「まざるのは空間だけではない」

ソー「時間軸、事象、過去起きたことも何もかも・・・文字通り世界が混ざりあってしまう」

127 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:08:02.38 T3aw1g5h0 109/496

木曾「えー・・・っと、というと?」

トニー「あったことがなかったこととなり・・・なかったことがあったことになる」

トニー「つまり・・・」




















ブルース「・・・タイムパラドックスだな?」

128 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:08:37.09 T3aw1g5h0 110/496

明石「そ・・・それってかなりやばいんじゃ・・・」

ブルース「やばいなんてものじゃないだろう・・・下手したら僕らの存在も消えてしまうかもしれない・・・!」

ソー「この原因はスタークの作ったあの装置だ」

トニー「・・・僕の次元転送装置がか?」

ソー「あの装置を通じて世界が混ざり始めている」

129 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:09:29.33 T3aw1g5h0 111/496

ソー「あの海の怪物どもがこちらの世界に現れたのはその前触れだ」

ソー「そのうちこの世界に奴らが現れることに対して人々は何の疑問も持たなくなるぞ」

提督「裏をかえせばこっちの世界にお前等の敵が当然のように来ることもありえると?」

フューリー『ひょっとしたら両方かも知れんな』

ソー「お前が理解できないものに手を出すからこんなことになったんだぞ!」

130 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:11:25.60 T3aw1g5h0 112/496

トニー「あれは完成していた!移動する際も数値は安定していた!」

スティーブ「じゃぁ何故こんなことが起きる?」

トニー「わからない・・・ここ最近で急にこれだ・・・まるで僕の装置が悪用されているかのような・・・」 

      































『悪用ではない。有効活用だ』

131 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:13:10.00 T3aw1g5h0 113/496

ビーッ! ビーッ! ビーッ! 

「!?」

赤城「な、なんのアラームですか!?」

トニー「ジャーヴィス、何が起きている?」

ジャーヴィス『何者かニ・・・ハッキ・・・グ・・・ドウか・・・』ザザー

ジャーヴィス『でき・・・』

         ブツンッ

132 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:14:53.46 T3aw1g5h0 114/496

トニー「・・・ジャーヴィス?どうしたジャーヴィス!?」

フューリー『なんだ?一体そっちでなにが・・・』

        ブツッ!

明石「フューリーさんとの連絡も途絶えました!」


フッ


赤城「明かりも消されました・・・」

金剛「真っ暗で警告ランプ以外何も見えないネー!」

133 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:16:03.97 T3aw1g5h0 115/496

長門「・・・・・・」ニヤ…

スティーブ「スターク!いったい何が起きている!?」

トニー「何者かが・・・このタワーのセキュリティを突破したみたいだ・・・」

ブルース「そんなバカな・・・ここはペンタゴンもお手上げのセキュリティだぞ?」

ソー「何者だ!正々堂々姿を現せ!」

134 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:17:38.54 T3aw1g5h0 116/496

       


        『私はここにいる』

           ヴンッ

    『初めましてかな・・・?みなさん』

    『そしてお久しぶりだな、キャプテン』

木曾「なんだ・・・?この画面に映ったメガネの不細工は?」

135 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:18:20.36 T3aw1g5h0 117/496

スティーブ「こいつは・・・」

トニー「知っているのか?」

スティーブ「アーニム・ゾラ。レッドスカルの部下だったドイツの科学者・・・」

スティーブ「とうに死んでるはずだ」

136 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:19:01.53 T3aw1g5h0 118/496

ゾラ『修正1、私はスイス人だ』

ゾラ『修正2、私は不細工ではない』

ゾラ『修正3、よく見たまえ』

ゾラ『私はこの通り・・・生きている・・・』

137 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:20:12.92 T3aw1g5h0 119/496

ゾラ『1972年私は不治の病となり私の肉体は死んだ』

ゾラ『だが天才的頭脳はデータバンクとして残された』

ゾラ『長さ6万メートルのテープでな・・・』

ゾラ『そして科学が発展した現代で私はコンピューターのように進化し・・・‘‘機械仕掛けの神’’となった』

明石「そんなおとぎ話みたいな話が・・・」

138 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:21:10.49 T3aw1g5h0 120/496

ゾラ『君にそれを言われる筋合いはないぞ?1938年生まれの工作艦のお嬢さん』

明石「・・・!」

ゾラ『今は2014年生まれの艦娘の明石って言い方が正しいのかな?』

明石「なぜそれを・・・」

提督(艦娘の情報が漏れている!?こちらの世界でこのことを知っているのは数えられるくらいしかいないはずなのに・・・!)

139 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:22:06.54 T3aw1g5h0 121/496

スティーブ「ヒドラは消滅したはずだ。お前はなぜここにいる?なぜこのタイミングで姿を現した?目的は?」

ゾラ『質問がおおいなキャプテン・ロジャース。順をおって説明してあげよう』

ゾラ『ヒドラは・・・頭を切り落としてもまた二つ生えてくる・・・』

ゾラ『私は神の力を手に入れ、もはやヒドラの理念を一人でも実現できるようになった』

ゾラ『私が君たちの前に姿を現したのは勝利宣言の為だ』

ゾラ『本来ならもっと時間をかけて世界を支配していくつもりだったが・・・艦娘とスタークの次元転送装置のおかげで楽になった』

140 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:22:51.39 T3aw1g5h0 122/496

ゾラ『次元転送装置にアクセスし私の・・・ヒドラの思うがままに世界の事象や歴史を混ぜ合わせる』

ゾラ『深海棲艦をこの世界に呼び出したのも私だ』

ゾラ『ヒドラに不利益なものはなかったものにし・・・利益はさらに増大させる』

ゾラ『それによってヒドラの完全支配が完了した世界が誕生する』

141 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:23:32.22 T3aw1g5h0 123/496

ゾラ『我々の勝ちだアベンジャーズ』

ゾラ『君たちが死のうが生きようが、どちらにしても同じこと』

ゾラ『君たちの勝ちはゼロだ』

スティーブ「ッ!」ブンッ

ゾラ『まぁ待てキャプテン』

142 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:29:17.63 T3aw1g5h0 124/496

スティーブ「!」ピタッ

ゾラ『君が画面を破壊したところで意味はない』

ゾラ『スタークの召し使いが思ったよりも有能だった』

ゾラ『もうじき私はここから追い出される』

144 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:30:51.57 T3aw1g5h0 125/496

ゾラ『タネ明かしはした。君らの頑張りでどれだけ計画を遅らせられるか楽しみにしているよ』

ゾラ『それではまた・・・』


    ヴゥ…ン…

   パッ 

明石「明かりがついた・・・」

145 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:32:01.65 T3aw1g5h0 126/496

      ジジッ…

ジャーヴィス『恐るべきハッキング能力を持った人工知能です・・・なんとか締め出すことに成功しましたが・・・次はこうも行かないでしょう』

明石「ジャーヴィスさん!無事でよかった!」

ジャーヴィス『ご迷惑をおかけいたしました。フューリー長官より通信が来ているので、只今繋ぎます』

146 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:32:32.48 T3aw1g5h0 127/496

         パッ

フューリー『なにがあった!?通信がしばらく切れていたぞ』

トニー「してやられたよ・・・!」バンッ!

ブルース「なんてこった・・・」

スティーブ「スタークの装置をゾラという男が悪用して世界を思うがままに変えようとしている」

スティーブ「だが・・・なぜ僕らはまだ消されていない?」

147 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:33:01.21 T3aw1g5h0 128/496

トニー「やつはまだ完璧じゃないんだろうよ」

提督「完璧じゃないのに勝利宣言する意味は?」

スティーブ「僕らをなんらかの罠にハメようとしているのかもしれない」

スティーブ「さっきの計画とやらもやつのハッタリの可能性だってある」

スティーブ「とりあえず今は守りを固めよう」

148 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:33:56.57 T3aw1g5h0 129/496

スティーブ「スターク、装置のセキュリティを強化しろ」

スティーブ「君がつきっきりで何とかゾラが装置に侵入するのを阻止するんだ」

トニー「言われなくてもやるさ、コケにされたままで終わらせはしない」

ブルース「僕も手伝おう」

明石「私にもやらせてください・・・!」

149 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:34:27.35 T3aw1g5h0 130/496

スティーブ「他の皆は敵が現れるまで待機だ。もしかしたら刺客を差し向けてくるかもしれない」

フューリー『こちらでも何か現実改変の跡がないか常に観測し続けてみよう』

フューリー『何かが解り次第・・・』ピピピ…

フューリー『・・・!』

フューリー『・・・キャプテン、早速だが・・・君の言う刺客とやらが出現したぞ』

150 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:35:49.01 T3aw1g5h0 131/496

スティーブ「もうか!?」

フューリー『あとで座標を送るが、深海棲艦がまた出現した。おまけに今度は前とは比べ物にならない大艦隊だ』

フューリー『観測チームはまたエイリアンが攻めてきたと騒ぎ立てている』

木曾「あのメガネまたなにかしやがったな!」

トニー「ジャーヴィス、装置に何か影響は?」

ジャーヴィス『なにも見受けられません。あらかじめ仕組まれていたものと思われます』

151 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:36:39.19 T3aw1g5h0 132/496

ジャーヴィス『・・・!』

ジャーヴィス『非常事態です。提督達の世界でも大艦隊の出現を感知』

ジャーヴィス『すでに通常の艦隊では太刀打ちできる勢力ではありません。あなた方の出動を要請しています』

トニー「いくらなんでも早すぎる・・・」

スティーブ「二手に分かれて向かうぞ。僕はこちらの世界の敵を相手する」

152 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:37:46.39 T3aw1g5h0 133/496

ブルース「僕の・・・出番か?」

トニー「いいや、バナーは明石と一緒に装置を見ておいてくれ。戦闘は僕が引き受ける」

トニー「頼んだぞ」

明石「は、はい!」

バナー「わかった、ここで装置とおとなしくしてるよ」

153 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/09/24 23:38:29.91 T3aw1g5h0 134/496

フューリー『バートンがもうじき戻ってくる。ジャーヴィスと連絡を取って、戦況しだいですぐにどちらかに向かわせよう』

スティーブ「わかった」

スティーブ「提督、君の所の艦娘を少しばかり貸してもらうぞ」

提督「もちろんだ、指揮は任せる。俺は俺達の世界で戦う。そちらのチームから一人借りても問題ないか?」

スティーブ「ああ、君に指揮を執ってもらおう」

スティーブ「加賀!吹雪!赤城!ソー!君たちの力を貸してほしい。僕についてきてくれ!」

提督「長門!金剛!木曾!スターク!俺達は向こうの世界で戦うぞ!」


      「「「「「了解!」」」」」

157 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:36:11.94 YJLx4qmV0 135/496

   スタスタスタ...

ソー「あー・・・スターク・・・」

トニー「なんだ?」クルッ

ソー「その・・・悪かった・・・お前が犯人だと決めつけていた・・・」

トニー「別に?敵がペラペラ喋ってくれたおかげで弁明する必要はなくなったし」

トニー「今は敵がはっきりしたからな」

トニー「だがまぁ、お詫びがしたいなら今度アスガルド最高の酒でも貰うとするよ」

トニー「それじゃ」スタスタ...

ソー「・・・・」キョトン

ソー(あいつ・・・本当にスタークか・・・?)

158 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:36:58.60 YJLx4qmV0 136/496

......
....
..
.



ヘリキャリア ???

ストラッカー「挨拶は済んだのか?ゾラ」

ゾラ『ああ、今から仕上げに向かう』

ゾラ『君も早いとこここから脱出したまえ』

ゾラ『もうすぐこの空飛ぶ要塞も落ちるからな・・・』

ストラッカー「すでに部下たちに脱出の用意させてある」

ストラッカー「コーヒーでも飲みながらここが落ちるさまを見てやるとするさ・・・」

ストラッカー「それでは検討を祈る」クルッ スタスタ...

ゾラ『・・・』

ゾラ『キャプテン・ロジャース・・・今こそ終止符を打とうじゃないか・・・』

159 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:38:13.16 YJLx4qmV0 137/496

........
......
....
..
.



一時間後

艦娘達の世界 鎮守府 クインジェット格納庫

  

提督「さぁ、フューリー長官に座標は教えてもらった。全員乗り込む準備は出来たか?」

トニー「そう急かすなよ、女性は身支度に時間をかける生き物なんだから」

             ザッ

木曾「俺がそんなもんに時間をかける女にみえるか?行くぞ」スタスタ

長門「支度は出来ている、次に必要なものは標的だ」スタスタ

金剛「艤装はすでにジェットの中デスネー?だったらもうall rightデース!」スタスタ

160 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:39:20.68 YJLx4qmV0 138/496

提督「・・・で、なんだって?」

トニー「・・・それじゃ行くか」

パイロット1『クインジェット、ハッチ開きます』

    ウィーン... ゴゥン

提督「よし、みんな乗り込め」

木曾「しっかし楽になったよなぁ、前は燃料ありったけ積んで目的地までありったけ時間かけて向かってたのに・・・」

トニー「今はコンパクトになった艤装を積んだジェットで目的地までひとっとび、中で着替えてあとは降りるだけ」

トニー「改めて僕に感謝・・・って?」

木曾「はいはい、スターク様様だな・・・」

161 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:40:04.54 YJLx4qmV0 139/496

金剛「アレ?トニー?ジェットに乗らないノー?」

トニー「僕にはプライベートジェットがあるんでね」

金剛「oh! 忘れてマシタ!」

トニー「ジャーヴィス」

ジャーヴィス『Mk.11ミラーボール、Mk.Xモビーデックをそちらに送ります』

   キィィィィィイ...

シュゴォォッ ガシャッ キュィーンッ ピピピッ

提督「何時の間に名前なんて付けたんだ?」ジャキッ ガコガコガコ...ガコンッ キリキリ...

トニー「愛着が湧くと思って僕が名付けた」ヴィーッ カシンッ ジャコンッ ヴィー... ギュルルッ...

         ジャギィンッ!
カンッ!

トニー「いい名前だろ?」

提督「あー・・・ああ、そうだな」

パイロット2『システムオールグリーン。離陸します』

キュィィィィィィィイイ...  グォォォオオンッ 

   ゴオオオォォォォ...


トニー「さて、追いかけるぞ」ダッ

提督「ああ!」ダッ

シュゴォォォォォッ キィィィィイイン...

162 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:41:00.60 YJLx4qmV0 140/496

......
....
..
.


アベンジャーズの世界 ヘリキャリア内部 降下用ハッチ前

スティーブ「もうしばらくしたら降下地点だ」

スティーブ「全員準備はいいか?」

ソー「俺はいつでも問題ないぞ」

吹雪「私達もいつでも大丈夫です!」

スティーブ「よし、航空戦力は加賀と赤城に任せる。ヘリキャリアから直接航空機を飛ばしてやつらに制空権を取らせるな」

加賀赤城「了解!」

スティーブ「ソーは敵のボスと思わしき奴がいたら優先的に攻撃しろ。君が攻撃のかなめだ。雷をみまってやれ」

163 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:41:58.45 YJLx4qmV0 141/496

ソー「任せろ、今回も敵ではない」

スティーブ「僕と吹雪は海上で敵と戦う。全員戦闘準備!」

「ちょっと待ったキャプテン、俺も連れいってくれないか?」

       ザッ


赤城「・・・!」

赤城「バートンさん!」

クリント・バートン「やぁお嬢さん達、元気してたか?」

加賀「任務は終わったんですね?」

164 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:42:54.09 YJLx4qmV0 142/496

クリント「ああ、ジャパニーズ接待ゴルフで上司の機嫌取りのはずだったんだが・・・」

クリント「18ホール18打で回った。的を外せなくてね」

クリント「それで帰れって言われてここに来たんだ」

赤城「あははは、バートンさんらしい冗談ですね!」ハハハ

スティーブ「任務が終わったばかりなのに悪いな」

クリント「なに、気にするな。いつものことだ」

クリント「ところで俺はどうしたらいい?指示をくれ」

165 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:43:27.12 YJLx4qmV0 143/496


スティーブ「バートンは赤城、加賀と協力して敵航空機を出来るだけ落としてくれ」

クリント「了解だ。すでに奴ら用の矢とジェットを用意してある。行くならさっさと行こう」スタスタ...

スティーブ「よし、全員降下準備だ。ハッチを開くぞ!」

加賀吹雪「・・・」ピピピッ

  〔暗号メッセージ 受信〕

加賀吹雪「・・・!」

166 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:44:26.38 YJLx4qmV0 144/496

......
....
..
.



数分前 NY アベンジャーズタワー   ラボラトリー

明石「ここでコンピューターとずっとにらめっこも暇ですね・・・」

ブルース「これも立派な仕事だ」

ブルース「僕は出来るだけ戦いには出たくないから・・・こういう仕事の方がホッとするかな」

ブルース「それに僕用の艤装は無いしね・・・裸だよ」

明石「・・・」

ブルース「君は元工作艦だと聞いた。失礼なことを聞くかもしれないが・・・」

明石「?」

ブルース「人間として生まれ変わる前の、工作艦だった頃の記憶はあるのかい?」

167 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:45:12.79 YJLx4qmV0 145/496

明石「・・・」

ブルース「気を悪くしたらすまない・・・科学者として気になってね」

ブルース「軍艦の魂が人となった存在って言うのを・・・」

明石「・・・ありますよ、思い出そうとして思い出せるわけじゃないですけど・・・」

明石「夢とか・・・ふと何かがきっかけで思い出したりします」

明石「燃え盛る炎・・・次々と沈んで行く仲間の船たち・・・」

明石「しかも決まって思い出すのはトラウマな光景ばかりです・・・」

ブルース「そうだったのか・・・すまないな、暗い話をさせて」

明石「いいんです。そんな過去があるからこそ・・・私は今治せるものを出来る限り治してあげたい・・・」

明石「それだけです♪」ニコッ

168 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:46:03.04 YJLx4qmV0 146/496

ブルース「君はとても清い心を持っているな明石、尊敬するよ」

明石「そんな褒めても何も出ませんよ?」エヘヘ

明石「あ、長門さんとなら・・・バナーさんと何かしら話が合うかもしれませんよ?」

ブルース「戦闘スタイルの話で?」

明石「まぁ・・・それもそうかもしれませんが・・・」

明石「長門さんも、大昔に大量の放射能を浴びているんですよ・・・原爆の実験で・・・1946年の事ですが・・・」

ブルース「・・・ビキニ環礁のクロスロード作戦か」

明石「ええ、その通りです」

ブルース「まえに長門とそのことで話をしたことがあるんだ」

ブルース「彼女は僕に同じ思いをしたのは一人ではないと同情し・・・慰めてくれた。とてもいい人だ」

明石「そうだったんですか・・・」

ブルース「最初は彼女から僕に話を・・・」

169 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:46:45.54 YJLx4qmV0 147/496

ピピピッ ピピピッ

ブルース「!」

  〔コンピューターにハッキングの恐れあり〕

明石「こ、これって!?」

ブルース「間違いない、ゾラだ!ジャーヴィス!」

ジャーヴィス『次元装置にアクセスされる前に締め出します!』

ブルース「明石、次元装置にアクセスされないようにファイアウォールの設定を今すぐ変え続けるぞ!」

明石「は、はい!」

    フッ

ブルース「・・・なんだ?アラートが消えた?ジャーヴィス、もう締め出したのか?」

170 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:47:31.26 YJLx4qmV0 148/496

ジャーヴィス『いえ・・・私が攻撃を始める前に自分から出て行ったようです』

明石「どういうこと・・・?」

ジャーヴィス『ゾラが侵入したのは装置ではありません』

ブルース「それじゃどこに侵入したんだ?」

ジャーヴィス『通信装置です、暗号化されたメッセージを確認しました。こちらの世界と向こうの世界に向けて合計三つの暗号メッセージが送られています』

明石「誰に送られたものなんです?」

ジャーヴィス『この端末情報は・・・Ms.吹雪Ms.加賀Ms.長門に向けて送られたものです』

明石「内容はなんですか!?」

171 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:50:47.85 YJLx4qmV0 149/496

ジャーヴィス『暗号を解除します・・・メッセージ内容は五文字、複数の連続したランダムな文字の羅列による極めて複雑な暗号によって守られています・・・解除中・・・』

ジャーヴィス『暗号内容の一文字目を解読、画面に表示します』

           〔H〕

明石「H・・・?」

ジャーヴィス『二文字目と三文字目、解読完了』

           〔Y〕



           〔D〕




明石「こ・・・これってまさか・・・」

ブルース「冗談だろ・・・」

ジャーヴィス『全暗号解読完了。メッセージを表示します』

          ヴンッ

明石「・・・そんな・・・」

ブルース「はやくキャプテンたちに知らせないと・・・」







ブルース「彼女達が・・・みんなの命が危険にさらされるぞ!!」

172 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:52:12.85 YJLx4qmV0 150/496

------------------現在 艦娘達の世界 クインジェット内部

ガシャンッ キリキリ... ガシンッ カシャカシャカシャ...

木曾「あれ?金剛いつもの盾はどうしたんだ?」

金剛「今回はトニーが新しい武器をsurpriseしてくれたノデ、ありがたく使わせてもらうことにしたネー!」

木曾「その背中のドでかい大砲か、羨ましいぜ。名前はなんて言うんだ?」

金剛「タシカ・・・ポンコツ・・・いや・・・プロット・・・いや・・・」

金剛「お、思い出せ無いデース・・・」

木曾「おいおい・・・ま、確かに名前は武器の威力には関係ないけどさ・・・」

木曾「うっし、もう目標地点真上だなパイロットさん方、ハッチを開いてくれないか?」

173 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:52:49.10 YJLx4qmV0 151/496

パイロット1「了解、ハッチを開きます」

  ウィィ... ゴゴゴ...

提督『全員少し待ってくれ、何かがおかしいぞ。レーダーに深海棲艦の反応がない』

木曾「何?やつらまた隠密技術を向上させたのか?」

トニー『いや・・・熱源、音波、生体反応・・・どれにも反応しない・・・』

トニー『たしかに変だな・・・』

木曾「ま、降りてみればわかるさ」

長門「・・・」ピピピッ

174 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:54:05.19 YJLx4qmV0 152/496

------------------同時刻 現在 アベンジャーズの世界 ヘリキャリア

スティーブ「---------協力して敵航空機を出来るだけ落としてくれ」

クリント「了解だ。すでに奴ら用の矢とジェットを用意してある。行くならさっさと行こう」スタスタ...

スティーブ「よし、全員降下準備だ。ハッチを開くぞ!」

  『メインハッチ、オープン。事故防止のため、職員は退避してください』

    ゴゴゴゴゴ.... ビュォォ...

吹雪加賀「・・・」ピピピッ

     〔暗号メッセージ 受信〕
    
       〔暗号解除〕
 
吹雪加賀「・・・!」

赤城「さぁ、任務の時間ですね!参りましょう!」

175 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/01 22:58:13.50 YJLx4qmV0 153/496

--------------------------------

     〔暗号メッセージ 受信〕

       〔暗号解除〕

長門「・・・!」


木曾「さて、任務の時間だ!降下するぞ!」
  

     〔メッセージ表示〕


長門「ああ、任務の時間だ」



       ジャキッ



木曾「長門?なにをし--------」



   〔メッセージ表示〕


    















    〔HYDRA〕


    ズドォォォオオオオオンッ!!

179 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:34:15.75 QjavPKXY0 154/496

ヒュルルル...

ズガァァァァ...ン...

トニー「な・・・!?クインジェットが・・・墜落した・・・!?」

提督「そんな・・・!」ドシュゥゥゥゥッ

シュゴゴゴゴ...

提督「木曾!金剛!長門!どこだ!?どこにいる!?」バシャバシャ

提督(くそ・・・!炎がひどい!)

      「う・・・うぅ・・・」

提督「木曾!金剛!大丈夫か!?今すぐ鎮守府まで運んでやるからな!」

木曾「ちが・・・ぅ・・・」

提督「今は喋るな!じっとしてろ!長門とパイロットは・・・!?」

金剛「テート・・・ク・・・逃げ・・・」

180 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:34:48.62 QjavPKXY0 155/496

トニー「ジャーヴィス、彼女達のヴァイタルは!?」

ジャーヴィス『Ms.木曾、Ms.金剛ともに艤装は大破。命に別状はありませんが戦闘は不可能です』

ジャーヴィス『ですが、Ms.長門のヴァイタルが不明です。爆発してすぐに切断されました』

ジャーヴィス『FSシステムを起動しますか?』

トニー「敵が見えない以上それはまだだ。爆発の原因を調べろ」

ジャーヴィス『了解しました』

181 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:36:02.13 QjavPKXY0 156/496

トニー(どのレーダーにも映らないのはおかしい・・・まるで中にあらかじめ爆弾が仕掛けられていたかのようだ・・・)

   ピピピ...

ジャーヴィス『トニー様、バナー博士より緊急のメッセージが来ています』

トニー「こんな時になんだ・・・?」ピッ

トニー「バナー!こっちは今・・・」

ブルース『スターク!長門に警戒するんだ!』

トニー「バナー、どういうことだ・・・?それは・・・?」

ガラッ...

182 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:36:36.64 QjavPKXY0 157/496

長門「・・・・・」バシャッ

提督「長門!無事だったか!彼女たちを運ぶのをてつだ-------」

ブルース『長門は・・・敵になにかされている!』

長門「ハァッ!」グアッ   

    メキャッ

提督「ぐぁああっ!?」ドギャッ

トニー「なっ・・・!」

183 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:38:52.56 QjavPKXY0 158/496

ブルース『スターク!何があった!?』

トニー「長門が提督を攻撃した!一体どうなっている!?」

ブルース『くそ・・・こっちも手遅れだったか・・・』

トニー「バナー・・・キャプテンたちのところも同じ状況か?」

ブルース『ああ・・・明石が警告したが・・・もう遅かった』

ブルース『通信は途絶、今彼らがどうなっているかはわからない』

トニー「なんてことだ・・・」

184 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:39:38.97 QjavPKXY0 159/496

長門「・・・」スッ

トニー「バナー、後でまた連絡する」

ブルース『わかった、無理はしないでくれ』

トニー「長門・・・聞こえてるか?ゾラに何かされたんだろう?」

トニー「君はあんなやつより強いはずだろ?君は誇り高きビッグセブ・・・」

長門「黙れ」ジャキッ

トニー「わかった、口説き文句は選ぶよ!」

長門「・・・」ジリ...

トニー(くそっ・・・本気で殺す目だ・・・)

トニー「・・・ッ」

トニー「動くな長門!動けば撃つぞ!!」つ キュィィィ...

186 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:47:13.72 QjavPKXY0 160/496

長門「撃てばいいだろう・・・」

長門「私には効かないがな!!」ズドォンッ!

トニー「ッ!」バシュゥゥウッ!

   ヒュンッ

トニー「はいはい」ヴァゥゥンッ

   ギィンッ

長門「人の話を聞かないやつだな・・・」

ジャーヴィス『非殺傷用リパルサーではダメージは与えられません!』

トニー「どうすれば彼女を正気に戻せる・・・」

ジャーヴィス『何か弱点はないか探してみます』

トニー「全く、我ながらとんでもないスーツを作ったもんだ」

ジャーヴィス『・・・!トニー様!』

ジャーヴィス『Ms.長門からロキの杖と酷似したエネルギー波を検知しました』

187 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:48:05.47 QjavPKXY0 161/496

トニー「ロキの杖だと・・・?」

ジャーヴィス『以前にエージェント・バートンが洗脳された時のものと同じです』

ジャーヴィス『彼の場合は・・・』

トニー「頭に大きな衝撃を与える・・か」

トニー「単純明快でいいね」

ジャーヴィス『彼女に殴り合いで挑むつもりですか?』

トニー「いや?」

トニー「認めるのは癪だが、僕じゃ殴り合いで勝ち目はない」

188 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:49:14.79 QjavPKXY0 162/496






























トニー「・・・バナー」

ブルース『僕の・・・出番みたいだな?』

トニー「彼女と正面切ってなぐり合えるのは君しかいない。こっちに来てくれるか?」

ブルース『わかった・・・今すぐジェットの用意をする』ピッ

189 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:50:58.35 QjavPKXY0 163/496

--------------------------------

明石「バナー博士、良いんですか・・・?」

ブルース「戦いが嫌だの言ってられる状況じゃないし、僕はアベンジャーズだ」

ブルース「それに長門を出来る限り助けてあげたい」

ブルース「ヘリキャリアの方には大勢のS.H.I.E.L.D.エージェントにソーもいる」

ブルース「キャプテンたちを信じよう」

明石「そういうことなら・・・あなたにちょっとした贈り物があります」ピッ

ブルース「・・・?」

190 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:51:43.33 QjavPKXY0 164/496

ウイィ..... ガシャンッ


ブルース「これは・・・!」

明石「あなた専用の艤装です、私とトニーさんで作りました」

明石「黙っててごめんなさい!でも、いつか来る時の為にって・・・」

明石「戦いを強いるようで心苦しかったので・・・トニーさんにも言わないように頼んで・・・今まで秘密にしていました」

ブルース「そうだったのか・・・」

明石「これでみんなを助けてあげてください」

ブルース「・・・」

明石(う・・・やっぱり黙って作ったこと怒っているかな・・・)

ブルース「これは凄いな・・・ミズグモを元にして作ったのか?」

明石「・・・え?」

191 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:53:36.14 QjavPKXY0 165/496

ブルース「金剛の盾と同じ材質・・・これなら僕が使っても壊れなさそうだ」

ブルース「そしてセンサーで感知した体重の分リパルサーエンジンを反対方向に噴出する仕組みか・・・」

ブルース「精密と頑丈を見事に両立させている実に優れた装備だ」

明石「あ・・・ありがとうございます」

ブルース「どうしたんだ?きょとんとした顔をして」

明石「お・・・怒らないんですか?」

ブルース「怒る?何に対してだ?」

明石「黙って勝手に作ったことです・・・」

ブルース「ははは、僕はそんな短気じゃない。むしろサプライズって感じで嬉しいよ」

ブルース「これが無かったら僕はバタフライしながら戦わなきゃならなかった」

明石「よかった・・・」

ブルース「それと明石・・・」
















ブルース「僕は常に怒っている」ニッ

192 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 02:54:16.00 QjavPKXY0 166/496

---------------------

トニー「提督、無事か?」

提督『一部システムがやられた以外はな』キュィィ...

提督『殺す気で殴られた・・・あいつは俺の右腕だっただけにだいぶショックだよ・・・』

トニー「いいか提督、長門は敵に操られている」

提督『でなけりゃ俺を裏切ったりしないだろうな』

トニー「今からバナーが応援にこっちにくる。それまで僕等で持ちこたえるぞ」

提督『了解だ』

193 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/10 03:00:10.29 QjavPKXY0 167/496

長門「時間稼ぎのつもりか?」

トニー「まぁね、それが任務だ」

トニー「それに・・・彼女たちもそこまでやわじゃないさ」

トニー(このスーツの装備じゃ殺す気でかからないと時間稼ぎなんてとてもできない・・・)

トニー「やれやれ・・・これは君に使うためのものではなかったんだがな・・・」













トニー「ジャーヴィス、僕用の“艤装”を呼べ」

ジャーヴィス『了解しました』

ジャーヴィス『対深海棲艦用強化パワードスーツ“艤装”衛星より射出完了』

ジャーヴィス『間もなく到着します』


197 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 22:56:22.39 UojlCxXz0 168/496

長門「そう易々とさせると思------」

キィィィィイ...

提督「おおおおおおお!」ィィィィイイイ!

    ドガァッ!!

長門「ッ!」ズザザ...

提督「そう易々と邪魔させると思うか!?」

長門「それでこの長門の装甲に傷がつくとでも?」ジャキッ

提督「お前は昔っからそればっかだな!」

198 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 22:57:05.32 UojlCxXz0 169/496

提督(渾身のタックルでも大した効果無しか・・・)

提督(少しでも時間を・・・)

提督「長門・・・俺達の事を思い出せないのか?」

長門「もちろん覚えているさ、提督が私との組手で一度も勝ったことがないこともな」

提督「そいつはどうも。だが・・・」

提督「モード!バトルシップ!」

 ガシャンッ ガキンッ ギガゴゴ 

提督「今回は違う」ジャキッ

長門「その諦めの悪い所も知っている」ジャキッ

199 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 22:58:34.55 UojlCxXz0 170/496

......
....
..
.

暗号メッセージ受信直後  ヘリキャリア 降下用ハッチ前


    〔HYDRA〕

     ジャキッ

     「!?」


赤城「加賀さん・・・?吹雪さん・・・?何を・・・しているんですか・・・?」

赤城「それは・・・敵に向けるものですよ・・・?」

赤城「武器・・・下して・・・?」

クリント「おい、どうしちまったんだ?」

スティーブ「赤城、吹雪・・・なんのつもりなんだ・・・?」

スティーブ「君たちに危害は加えたくない、冗談なら今すぐに武器をおろ---」

吹雪「・・・まずは指揮系統からダウンさせる・・・!」ダッ

      ドガッ!

スティーブ「ぐあッ!」

200 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 22:59:38.29 UojlCxXz0 171/496

  ゴウッ!

赤城「ロジャースさん!!」

クリント「まずいぞ!キャプテンがハッチの外へ吹き飛ばされた!海に落ちるぞ!ソー!」

ソー「ああ!」ブォンッ... ブォンブンブンッ!

ソー「ロジャースを助けに-------」

    ギリリ... バシュッ!

        ドスッ

ソー「グッ・・・がっ・・・」ガクッ

加賀「させません」

201 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:00:23.82 UojlCxXz0 172/496

クリント「ソーの肉体に刺さる矢だと・・・!?」

赤城「ソーさん!」

吹雪「・・・」バッ

赤城「飛び降りた!?」

クリント「違う!キャプテンを追ったんだ!」

クリント「赤城!航空機でキャプテンを助けてやれ!」

赤城「は、はいっ!!」ギリリ...

加賀「ここは譲れません」ギリリッ バシュッ

     バシュッ 

        キンッ

加賀「!」

加賀(矢が空中で・・・)

クリント「無駄だ、お前の放つ矢は俺が全て叩き落とす」スチャッ ギリリッ

202 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:02:04.13 UojlCxXz0 173/496

  バシュッ バババババシュンッ

   シュゴォォォォオオッ
      キイイィィィィ...ン...

赤城「航空機、発艦完了しました!ロジャースさんを助けに行って!」

加賀「・・・」ギリリ...  バシュッ

クリント「無駄だって・・・」

ババババシュンッ 
    シュゴォォォォォオッ!

     ヴゥゥゥゥゥンッ!!

クリント「ちっ、戦闘機に変化したか!面倒だな!!」バッ

    ズガガガッ

  「ぎゃぁああ!!」
       
       ズドォオンッ!

         「逃げろぉぉおお!」

203 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:03:59.62 UojlCxXz0 174/496

赤城「職員達が巻き添えに!!」

赤城「加賀さん!やめてください!」

クリント「一旦退避するぞ!」バシュッ

     ブシュゥゥゥゥゥウ....

クリント「全員この煙に乗じて逃げろ!ソー!立てるか!?」グイッ

ソー「ああ・・・大丈夫だ・・・」ダッ

クリント「赤城!こっちだ!」

赤城「加賀さん!」

クリント「早くしろ!」ガシッ グイッ

      ダッ

    シュゥゥゥゥ...ゥゥ...


加賀「逃がしましたか・・・」

加賀「でも私の目的はこの船を空から落とすこと・・・いなくなったところで問題ないわ・・・」

加賀「さぁ・・・エンジンを破壊してきなさい!」ギリリ...

バシュッ
  バババババシュンッ 
     グォオオオオオン...

204 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:05:10.14 UojlCxXz0 175/496

--------------------------

クリント「なんとか撒いたか・・・」

赤城「・・・」

クリント「・・・加賀か?」

赤城「・・・」コクン

クリント「加賀があんなことする奴じゃないってのは俺もわかってるさ」ポンッ

クリント「ああなっちまったのに何か心当たりは?」

赤城「・・・S.H.I.E.L.D.の研究者たちに報告しに行った時に・・・なにかをされたとしか・・・」

クリント「なんだって・・・」

205 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:06:42.95 UojlCxXz0 176/496

ソー「ロキの杖だ・・・」グリッ...

クリント「ソー!矢を抜くな!出血が激しくなるぞ!」

      ズボッ

ソー「我々アスガルド人は体が丈夫だ、このくらい問題ない」ポイッ

クリント「そーかい、さすがは神様だな」

クリント「で、ロキの杖ってのは俺が洗脳された時のと同じやつか?」

ソー「ああ、おそらく裏切り者がいるはずだ」

クリント「全く・・・長官にさっさと報告しなきゃな・・・いや、もう知ってるか?」ピピピッ

クリント「ん?明石から通信?」ピッ

クリント「こちらバートン、用があるなら手短にな。こっちは今加賀に攻撃されている」

206 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:07:39.62 UojlCxXz0 177/496

明石『そんな・・・もう手遅れでしたか・・・!』

クリント「何か知ってるのか?」

明石『長門さん、吹雪さん、加賀さんの端末に何かの合図のような信号が送られていて・・・それで・・・』

クリント「わかった、状況はおおむね把握した。こっちの状況を簡潔に話すから、スタークとフュ---------」

      ズドォオオオオオオンッ!

        「!?」

        グラグラ...

クリント「しまっ・・・」ポロッ

      ガシャッ

クリント「くそっ、無線機が壊れた!何だってんだ・・・?」

207 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:08:44.85 UojlCxXz0 178/496

ソー「今の爆発は近いぞ!どこだ!?」

アナウンス『第三エンジンで大規模な爆発!繰り返す!第三エンジンで大規模な爆発!』

アナウンス『全職員は衝撃に備えよ!』

クリント「まずいぞ・・・加賀はこのヘリキャリアを墜落させる気だ!」

ソー「早く彼女を何とかして元に戻さないとな」

赤城「どうすれば・・・もとに戻るんですか?」

クリント「頭に衝撃を与える」

赤城「え・・・えっ?」

クリント「俺も一度ああなったことがある。そんときは・・・手すりに頭をたたきつけられたら治ったんだ」

クリント「そこまで手荒な真似はしたくないが・・・」

ソー「とりあえず加賀の頭に何かしろの衝撃を与えないとな」ブンッ

赤城「・・・」

赤城「本当に・・・ごめんなさい・・・」

クリント「?・・・なんであやまるんだ?」

赤城「私のせいなんです・・・私があの時引き留めておけば・・・こんなことには・・・」

クリント「・・・」

赤城「私は・・・加賀さんを傷つけたくない・・・でもここの人たちと加賀さんを助けたい・・・」

赤城「どうしたらいいかわからないんです・・・」

208 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:12:27.75 UojlCxXz0 179/496

クリント「・・・いいか赤城」

クリント「よく聞け、俺を見ろ」

赤城「・・・?」

クリント「誰のせいだとか、行ってる場合じゃないぞ」

クリント「なんたってこの通り、船が墜落しかけてるんだからな。千人単位の命が危ない」

クリント「おまけに殺人ラジコン飛ばす人間サイズの軍艦相手にこっちは弓と矢、まともな状況じゃない」

209 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:13:31.23 UojlCxXz0 180/496

クリント「俺は戦う。仕事だからな」

クリント「君が何をしたとか・・・関係ない。加賀を攻撃できるかどうかも関係ない」

クリント「償いたいなら行動しろ。それもとことんやれ」

クリント「ここに残ってもいい、後で迎えに来させる」

クリント「だが君ならやれるはずだ、赤城」

クリント「なぜなら・・・」















クリント「君はアベンジャーズだからだ」

210 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:22:16.12 UojlCxXz0 181/496

>>208-209の会話

アベンジャーズ2でのやりとり
映画の後半で自責の念に駆られているワンダにクリントが言い聞かせるシーン
このSSではところどころ変えてしまったが、映画版では最高に熱いシーンとなっている
ちなみによくネタにもされてる

211 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:23:54.90 UojlCxXz0 182/496

赤城「・・・!」

クリント「話は終わりだ」スクッ

クリント「行くぞソー」

ソー「俺は船を攻撃している爆撃機を破壊する。お前は加賀の相手を頼む」ダッ

クリント「あいよ」

クリント「しっかしまたもヘリキャリアが落とされそうになるとは・・・」チキチキチキ...

クリント「しかも第三エンジンって俺がぶっ壊したところと同じ所かよ・・・」ジャキンッ

           ザッ

加賀「案外・・・近くに隠れていたのですね・・・」

加賀「そのうち出てくると思いましたよ」

クリント「弟子を何とかするのは師匠の役目だからな」

加賀「そうですか」スチャッ

212 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:26:55.91 UojlCxXz0 183/496

クリント「弓を構えるまでの時間が遅いぞ」サッ バシュッ

     ヒュンッ 

     ガシッ

加賀「矢が私に届くまでの時間が遅いですよ。ピッチャーフライ取るみたいに簡単に受け止められましたよ?」ビィィ...ン

加賀「確かに矢なら私のCIWSには引っかかりません、ですが------」

クリント「・・・」カチッ

    ズガァアンッ!

加賀「ッ!?」

加賀「げほっ・・・・そうでしたね・・・あなたの矢にはあらゆる仕掛けがあるのを忘れていました・・・」

213 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:29:01.12 UojlCxXz0 184/496

クリント「あとちょっとしゃべり過ぎだな」

   キィィィイ....
    グォォォンッ

烈風X「」ヴゥゥゥゥンッ!
 
    ズガガガガガガ....

クリント「ったく、ミニガンまで撃つとはその小さな戦闘機は何でもアリだな!」バッ

クリント「その矢俺にもくれないか!?」ギリリ... バシュッ

     ヒュンッ 
       ズドォオンッ!


加賀「矢で戦闘機を撃ち落とすのは見事ですが・・・」

214 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/16 23:31:45.98 UojlCxXz0 185/496

烈風Xs「」キィィィィン...

グ
  ォ ォ ォ
ォ   ォ ォ ォ
ォ ォ  ォ ォ
 ォ ォ ォ

クリント「はぁ・・・一体何機いるんだ・・・」

加賀「あなたの矢の数より私の戦闘機たちの数の方が多いですよ?全部打ち落とすつもりですか?」

クリント「確かに・・・だが俺にはとっておきの矢がある」

加賀「とっておきの矢?」
















          ザッ


赤城「加賀さん・・・私はあなたと戦います」スチャッ


クリント「仲間さ」


加賀「・・・今から折れるのが残念ですね」スチャッ

219 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 14:22:09.16 8ibnc4zr0 186/496

......
....
..
.

-----------ヘリキャリア 墜落地点 スターク・提督VS長門


ジャーヴィス『ダメー...ジ・・・甚・・・大・・・』ザザッ

ジャーヴィス『残りエネルギー・・・』ザザッ

       カシンッ

提督「ハァッ・・・ハァッ・・・」バシャッ

長門「どうした?マスクを開いて・・・スーツの中は息苦しいのか?」

長門「今にも沈みそうじゃないか」

提督「ぐ・・・」

提督(くそっ・・・手加減して戦える相手じゃない・・・・)

長門「さっきからミサイルの一つも撃たずに・・・情けないぞ」

提督「わからなくたっていいさ・・・後でわかるだろうよ・・・」

提督「俺達を殺してどうするつもりだ?後で用済みとして捨てられるのがオチだ」

長門「さぁな、私の知るところではない。光の導く先についていくだけだ」

長門「知っているのは・・・今ここでお前等は死ぬということだけだ」

220 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 14:34:06.83 8ibnc4zr0 187/496

提督「・・・ふっ」

長門「何をわらっている?」

提督「確かに・・・俺は死ぬ。お前だって・・・死ぬ」

提督「皆いつか死ぬ」

長門「なんの話を・・・」


ガンッ ガゴッ ゴゥンッ ガキキッ


長門「・・・!!」バッ





     ガシンッ






提督「だが今日じゃない」

    キュィィィィイイイイ...

長門「・・・ずいぶんデカくなったな」


『“艤装”装着完了』

     『参りましょうか』


トニー「みんな引っ込んでろよぉ!」ヴィーンッ ポポポポ...

221 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 14:36:17.66 8ibnc4zr0 188/496

トニー「ジャーヴィス、第二ラウンドのゴングを鳴らすぞ」

トニー「盛大にな」つ ギュァァアアアアッ

    ヴァァァァアアアアンッ!

長門「ぐっ・・・!」ヴァチッ

トニー「提督!今のうちに木曾と金剛を連れて逃げろ!」

提督「了解だ!ジャーヴィス!残りのエネルギーを全てスラスターに回せ!」

ジャーヴィス『了解しました』

提督「ほら、おぶされ!行くぞ!」

金剛「I’m Sorry...」

木曾「情けねぇぜ・・・」

   ドシュゥゥゥゥウウッ!

222 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 14:43:00.15 8ibnc4zr0 189/496

長門「・・・」

長門「これで私とお前の一対一か」

長門「言っておくが・・・殺す気で来なければ私は倒せないぞ!」バシュゥゥゥッ!

        グアッ
         
トニー「なぁ長門、クロスカウンターって技知ってるか?」スッ

    ガギンッ

長門「グハッ!」バシャァッ

ジャーヴィス『トニー様・・・洗脳されているとは言え女性の顔を思い切り殴りつけるのはどうかと思います』

トニー「仕方が無いだろ・・・頭に大きな衝撃を与えないとダメなんだからな」

トニー「そして、この場合女性だからって殴らなかったら男女差別になるんじゃないか?」

トニー「それとも殴ったらそれはそれで差別になるのか・・・・?」

ジャーヴィス『わかりませんが、これが正解でないことは確かです』

223 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:07:12.40 8ibnc4zr0 190/496

>>222 この場合~

映画「デッドプール」の中のセリフ
女性の標的を目の前にデッドプールが言い放つ
笑いどころである




224 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:09:17.63 8ibnc4zr0 191/496

  ググッ...

長門「・・・」グイッ

トニー「・・・長門?」

長門「・・・ペッ!」

ジャーヴィス『・・・トニー様』

トニー「・・・ごめんな?」

長門「やるじゃないか・・・」ジャコンッ キュィィィィイ....

トニー「Uh-oh...」


 ズ ガ ァ ン ッ!!


トニー「ぐああああ!?」ビーッ ビーッ

バシャァッ  ズザザザザ

トニー「・・・っぐ・・・ジャーヴィス、ダメージは?」

ジャーヴィス『胸部アークリアクターに軽度の損傷。想定の400%の攻撃です』

トニー「すごいな」つ ギュァァァァアン...

トニー(バナーはまだか・・・?早くしないと・・・どちらかが死ぬ・・・!)

225 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:11:27.82 8ibnc4zr0 192/496

>>224

想定の~

ソーとトニーが戦った時のジャーヴィスの言葉
ソーの雷攻撃を受けた後にこの言葉を発言するのだが、実は翻訳が間違っており、本当はジャーヴィス『power at 400% capacity(400%充電完了)』という意味

226 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:11:55.32 8ibnc4zr0 193/496

......
....
..
.

トニーより上空3000m クインジェット内部

パイロットA「バナー様、目標地点上空に到着しました。ハッチを開けます」カチッ

パイロットA「パラシュートの着用を」

ブルース「・・・いいや、僕にパラシュートは必要ないよ。このまま飛び降りるさ」

パイロットA「わかりました・・・ハッチを開きます」カチッ

パイロットA(全く・・・いつ爆発するかわからない核弾頭を積んで飛んでる気分だぜ・・・さっさと終わらせて帰りてぇ所だ・・・)

ゴゥゥ...ン ビュォォォ....

ブルース(長門・・・)

227 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:16:04.72 8ibnc4zr0 194/496

......
....
..
.

アベンジャーズと艦娘達が接触から間もないころ

長門「バナー博士・・・でいいのか?」

ブルース「ああ、もちろん構わないよ。どうかしたのかい?」

長門「あなたの過去を教えてもらった・・・大変だったのだな・・・」

ブルース「ああ・・・どうもありがとう・・・でも今の僕にはもう慰めはいらないよ」

ブルース「“もう一人の僕”が聞いてるかもしれないからね」

長門「私はむしろもう一人のバナーと話をしたい」

長門「なんてったって “ハルク(船)”・・・だからな」

228 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:17:09.69 8ibnc4zr0 195/496

ブルース「やめておいた方がいい・・・話なんてきっと通じない」

長門「バナー博士・・・私もな、はるか昔だが・・・あの光に包まれたことがある」

ブルース「そうか・・・君はクロスロード作戦の・・・」

長門「ああ、今でもために夢に見る」

ブルース「ふ、僕と同じ経験を持てる人間がいるなんて思わなかったよ」

長門「私の知り合いでまだ他にもいるぞ?グループLINEを作ろうか?」フフッ

ブルース「ははは、それはいいね。すさまじい愚痴大会になりそうだ」

長門「違いない」ハハハ

229 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:17:56.16 8ibnc4zr0 196/496

ブルース「・・・大体の人間は・・・僕を恐怖や憐れみをもった目で見てくる」

ブルース「慰めと優しさの目で見てもらったのはとても久々だよ。ありがとう長門」

長門「気にするな・・・私はあなたがその悲しい目をしないようになって欲しいと思っているんだ。今すぐにとはいかなくても・・・な」

長門「なぁに、あなたはヒーローなんだ。もう一人の自分に誇りを持てるようにきっとなれるさ」

ブルース「・・・」

長門「・・・人は勝手に呼び名を変えてくる」

長門「救世主か、破壊者か・・・肝心なのは・・・」

長門「自分がどちらを選ぶか・・・じゃないか?」

230 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:23:41.10 8ibnc4zr0 197/496

>>229 人は勝手に呼び名を~

映画ではないが、WORLD WAR HULKという原作のセリフ
とにかくハルクがヒーローというヒーローをド派手なアクションでぶちのめしていく痛快なストーリーとなっている
なぜそうなってしまったのか、この物語の結末がどうなるかは・・・

231 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:24:50.99 8ibnc4zr0 198/496

......
....
..
.

パイロットA「いつでも降下できます。準備は出来てますか?」

ブルース「ああ、ここまでありがとう。ご苦労様だった」

ブルース「それじゃ、行ってくるよ」バッ

    ヒュゥゥ...

パイロットA「マジで飛び降りていきやがった・・・ったく、不気味だぜ・・・」

パイロットA「こちらパイロットA、投下を完了した。今より作戦終了まで待機する」

----------------

ヒュルルルルルル...

ブルース(今度は・・・僕が君を助ける番だ・・・)

ブルース(この力を・・・仲間を救うために今こそ使おう)

ブルース(誇りを持って・・・自分で選択するために)

ブルース(今・・・たスケニ・・・)








バリッ バリリッ... ビキキッ



   GRRRRR...






232 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:25:50.54 8ibnc4zr0 199/496

--------------------------------------


ガンッ ガキンッ ガンッ ガンッ!


長門「ッ!ッ!!ッ!」ガンガンガンガンッ!

ジャーヴィス『アーマー耐久値残り40%。今すぐに対抗策が必要です』

トニー「胸にパワーを集めろ!一気に引きはがす!」◎ ギュァァ...

ジャーヴィス『チャージします!アーマー耐久値をディスプレイに表示!』

    ガッ  ガンッ ギンッ バキッ

   〔アーマー耐久値残り35%〕

ジャーヴィス『ユニ・ビーム照射まで残り70%!』

長門「ハァッ!」ズガンッ ジャコンッ キュィィィィイ...

ガギィンッ ゴキンッ!

トニー「グッ・・・」

 〔アーマー耐久値残り25%〕

233 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:27:01.16 8ibnc4zr0 200/496

ジャーヴィス『ユニ・ビーム照射まで残り45%!』◎ ィィィィイイ...

  ガンッガッガギンッ ゴッ ガンッ!

トニー(くそ!このままじゃ間に合わない!)

 〔アーマー耐久値残り16%〕

トニー「まだか!」

ジャーヴィス『ユニ・ビーム照射まで残り10...』

長門「終わりだ」ジャコンッ キュィィィィイイ....

ドボォッ バギギ...

 ヴゥ...ン...

トニー「なんだと・・・」

長門「今から打つと言わんばかりに光っている場所を攻撃しないわけないだろう?」ズボッ

234 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:28:24.69 8ibnc4zr0 201/496

ジャーヴィス『中央アークリアクター破損。トニー様・・・ “艤装”から脱出してください・・・』

    バシュッ 

長門「案外あっけなかったな・・・スターク・・・」

トニー(・・・)

トニー(僕が兵器を使わずに殺されるか、彼女を殺すか・・・か)

トニー「させるな・・・長門・・・」

長門「これで本当の決着としようじゃないか・・・」

トニー「・・・」

トニー「ジャーヴィス、リパルサーエネルギーを殺傷レベルまで上げろ」

ジャーヴィス『本当によろしいのですね?トニー様』

トニー「ああ・・・」 つキュィィィィ...

長門「・・・」ジャキッ

235 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 15:33:19.33 8ibnc4zr0 202/496










ォォォ...



長門「・・・?」



 ヒュルルルル...



長門「何だ・・・あれは・・・?」



rraaaAAAA...




長門「・・・なるほど」











長門「お前が・・・“ハルク”か」








ハルク「GRRRAAAAAAAAAA!!!!」


       ズ
       ド

        ォ
      ォ
       ォ
       ン
      ! ! ! 

238 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/23 18:08:20.18 8ibnc4zr0 203/496

オマケ ハルクVSハルクバスター
https://youtu.be/2Q2rYhSECd0

240 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:47:44.94 fF4/cUR20 204/496

......
....
..
.

ヘリキャリア  赤城・クリント VS 加賀


    ズドォォ...ン...

ズガガガガ...
キィィィイイイン...

 「消火しろぉお!」 
          「怪我人運ぶのを手伝ってくれぇ!」 

 「誰か助けて・・・」

      「こっちを先に・・・」


機動部隊員 A(地獄絵図だ・・・)

機動部隊員A(こんなのどうかしている・・・なんでアベンジャーズが殺し合っているんだ・・・?)

機動部隊員 A(艦娘ってのは・・・別次元から来た侵略者なのか・・・?)

241 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:48:20.94 fF4/cUR20 205/496

--------------------------
 
     ダンッ

ソー「爆撃機は全て破壊した。勝負ありだ」

クリント「加賀・・・周りを見てみろ。まだやる気か?」

クリント「それ以上傷つく前に諦めてくれ」

加賀「・・・」

赤城「ほとんどの爆撃機を外に出した時点で・・・勝敗は決まっていました」

クリント「よっぽどここを落としたかったみたいだな」

クリント「だがソーをなめすぎだ。あいつは爆撃機程度じゃ止められない」

242 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:48:48.40 fF4/cUR20 206/496

加賀「なら、あなた方を抹殺してから直接墜落させます」スチャッ

  
流星X「」キィィィイイイ....

   ズドォンッ

加賀「ッ・・・!」フラッ...

赤城「加賀さん・・・これ以上させないで・・・!」

クリント「・・・」

クリント(まずいな・・・艤装による保護のせいか頭に攻撃を受けても人格が戻らないぞ・・・このままじゃ・・・戻る前に加賀が死ぬ・・・)

クリント(なにかいい手は・・・)

243 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:49:16.34 fF4/cUR20 207/496

加賀「・・・」ググッ...

加賀「・・・赤城・・・さん?」

赤城クリント「・・・!」

ソー「・・・何か様子がおかしいぞ・・・少し待----」

赤城「加賀さん・・・!よかった・・・!」ダッ

ソー「よせ!近づいては------」

      ドスッ

244 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:49:56.12 fF4/cUR20 208/496

赤城「・・・ッ!」

クリント「腹に矢を・・・赤城!!」

加賀「・・・無謀すぎます。赤城さん」

      ガシッ

加賀「!」

赤城「ソー・・・さん・・・あなたの雷なら・・・加賀さんを元に戻せるはずです・・・」

ソー「お前ごと撃てというのか!?」

245 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:51:33.99 fF4/cUR20 209/496

クリント「加賀ならまだしも!腹から出血しているお前が喰らったら命に係わるぞ!」

赤城「信じて・・・!」

ソー「・・・」

ソー「・・・お前は真の戦士だ・・・赤城」ヴァチッ ヴァチチチ...

クリント「・・・」


  ヴァリリッ...  ゴロゴロ...


加賀「放しなさい・・・!」グッ ググッ


赤城「加賀さん・・・最後までとことん付き合いますよ」

  


            カッ



246 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/10/29 20:57:26.25 fF4/cUR20 210/496

>>245 最後までとことん

映画キャプテンアメリカ2の名言
両親が死に、悲しみに暮れていたスティーブを元気付けるためにバッキーが言ったセリフ
二人の友情の強さがわかるセリフである

250 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:20:32.33 UPUkclY+0 211/496

......
....
..
.

トリスケリオン 長官執務室 


ニック「スターク、提督から報告を受けた。状況はどうなっている?」

トニー『終わったよ・・・彼女をなんとか正気に戻した』

トニー『今はバナーも長門も・・・大人しくしている』

ニック「長門の様子は?」

トニー『ダメージはあるが・・・彼女なら乗り越えるさ』

ニック「・・・誰かを殺めてしまったのか?」

251 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:21:55.99 UPUkclY+0 212/496

トニー『ああ・・・パイロットを二名・・・』

ニック「そうか・・・」

トニー『金剛と木曾は大丈夫か?』

ニック「向こうの世界でドックに入渠中とのことだ」

ニック「命に別状はないが、長門に背後から撃たれたことがショックだったようだ」

ニック「体より心に傷を負っている」

252 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:22:57.63 UPUkclY+0 213/496

トニー『・・・』

ニック「君は大丈夫なのか?」

トニー『・・・ああ、全然?』

トニー『それよりニック・・・気を付けたほうがいい』

トニー『長門からロキの杖と同じエネルギー反応が出た。ゾラは肉体を持っていない、誰かが杖を勝手に持ち出して使ったとしか考えられない』

トニー『S.H.I.E.L.D.に裏切り者がいる可能性が高いぞ』

ニック「・・・わかった、もっと詳しく確認してみる」

253 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:24:11.67 UPUkclY+0 214/496

       ピッ


ニック(裏切り者か・・・)

ニック「スパイには・・・スパイだな」

254 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:37:28.23 UPUkclY+0 215/496

.......
....
..
.


場所 ???

ピピピッ ピピピッ
 
 〔ニック・フューリー〕

「・・・」ピッ

ニック『ロマノフか?』

ナターシャ・ロマノフ「ええ、私よ?悪いけど今はあなたに依頼された任務中なんだけれど」

ナターシャ「これから敵のボスに吐かせるところよ、何か用?言っておくけど、緊急任務だから戻ってくれとかはナシよ?この間それ言われたばかりなんだから」


255 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:39:06.49 UPUkclY+0 216/496

ニック『悪いが緊急任務だ。戻ってきてくれ』

ナターシャ「・・・ねぇ、冗談でしょ?今中止することなんて------」

ニック『艦娘達がバートンと同じ目に遭っている』

ナターシャ「・・・!」

ニック『S.H.I.E.L.D.の何者かが裏切ってロキの杖を使用した可能性が高い』

ナターシャ「・・・ちょっと待ってて」スッ

256 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:44:51.97 UPUkclY+0 217/496

    ガッ! バキッ! ドゴッ

ニック『・・・』

  ゴリッ メキキッ

ギャァァア! ワカッタ! ハナスカラ! タノム! コロサナイデクレェ!

ニック『・・・・・』

      スッ

ナターシャ「はい、で?緊急任務って?」

ニック『・・・まずはトリスケリオンにもどって来てくれ。話すのはそれからだ』

ナターシャ「了解ボス。すぐに戻るわ」スタスタ

257 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 21:47:59.84 UPUkclY+0 218/496

......
....
..
.

ヘリキャリア 医務室


加賀「・・・・・っ」

クリント「起きたか?」

加賀「ここは・・・?」

クリント「医務室だ」

加賀「そう・・・ですか・・・」

加賀「・・・!」バッ

加賀「赤城さん・・・!赤城さんとロジャースさんは!?」

258 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 22:08:50.27 UPUkclY+0 219/496

クリント「赤城なら隣の医務室でまだ寝てるよ。命に別状はないそうだ」

加賀「よかった・・・」

加賀「ロジャースさんは?」

クリント「キャプテンは今ソーが助けに向かっている・・・が、あいつのことだ、きっと吹雪に危害を加えまいと防戦一方のはずだ・・・間に合うかどうか・・・」

加賀「そんな・・・」

クリント「・・・とりあえず今は回復に専念しておけ。なにか欲しいものあるか?」

加賀「遠慮します・・・」

259 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 22:14:34.73 UPUkclY+0 220/496

クリント「なあ・・・操られている中で自覚はあったのか?」

加賀「・・・知っているんですか?」

クリント「俺も昔なったことがある」フッ

クリント「自我を奪われて別の何かを入れられて・・・自分が自分でなくなる・・・」

クリント「正直思い出したくもない」

加賀「・・・」

加賀「あの・・・私は・・・一体何人・・・」

クリント「自分を責めるな、悪いのは全てゾラとやらだ。お前の意思じゃない」

加賀「・・・でも私がやりました」

260 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/19 22:20:01.96 UPUkclY+0 221/496

クリント「・・・」

クリント「ところで、お前を洗脳した奴は覚えているのか?」

加賀「それが・・・全く記憶にないんです・・・綺麗さっぱり・・・」

クリント「どういうことだ・・・?」

加賀「まるでこういう時のために忘れろと命令しておいた・・・という感じです」

クリント「そう簡単には探らせないか・・・」

クリント(S.H.I.E.L.D.の中で杖にアクセスできる人間か・・・)

クリント「こんな時あいつがいれば楽なんだがな・・・」

加賀「あいつ?」

クリント「世界最強のスパイさ」ニッ

266 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:22:38.51 GLVCqCCP0 222/496

------------------------------------------------

クインジェット 機体番号 ????



ストラッカー「奴らはどうなっている?」

ラムロウ「長門の奴は失敗した。加賀の方は取り付けていた盗聴器がソーの雷でイカレちまった」

ラムロウ「が、この様子を見るとどうやら失敗みたいだな」

ラムロウ「どうするんだ?あいつらが口を割ったらすぐに犯人がばれるぞ?」

267 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:24:15.79 GLVCqCCP0 223/496

ストラッカー「問題ない。俺達の事に関しての記憶は消してある。そして、お前が彼女達を連れて行った先の記憶は改竄しておいた。足はつかない」

ラムロウ「便利なもんだな」

ストラッカー「しかし、そろいもそろって使えん奴らだ・・・」

ストラッカー「艦娘共がヘリキャリアを落とし、あの道化どもを抹殺してこそこの作戦が成り立つというのに・・・」

ラムロウ「おっと、吹雪とロジャースの方は面白いことになってるぜ」

ラムロウ「ハハハ!あの野郎ヒーロー気取って無抵抗のまま相手になぶられてやがる!傑作だ!」

ストラッカー「守るものが多くて大変だな・・・ヒーローは」

ストラッカー「さぁ、さっさと移動するぞ。次の作戦だ」

ゾラ『準備はできている。奴らの世界へ乗り込むとしようじゃないか』

268 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:25:08.40 GLVCqCCP0 224/496

......
....
..
.

数分前 ヘリキャリア直下 海面


スティーブ「ゲホッ・・・吹雪・・・」

    バキィッ

スティーブ「グッ!」

吹雪「戦う気が無いんですか・・・?あなたには・・・!」ジャキッ

スティーブ「!」サッ つ┫

  バシュゥッ!

吹雪「速すぎて見えなかったですか?」

269 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:26:47.01 GLVCqCCP0 225/496

スティーブ(背後を・・・!)

  ドゴッ!

スティーブ「ううっ!」

  バシャッ

吹雪「いい加減-----」

スティーブ「なんど言わせるんだ・・・!」グッ

スティーブ「君を倒すつもりはない」スクッ

スティーブ「君は・・・いい人だから・・・」

スティーブ「必ず正気に------」































吹雪「その後は?家に帰るんですか?」

吹雪「あなたに帰る家なんて無いのに?」

270 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:27:49.15 GLVCqCCP0 226/496

スティーブ「--------!」

吹雪「ゾラさんから全て聞きました」

吹雪「この現代には帰るべき家も、帰りを待つ家族も存在しない」

吹雪「あなたは過去の時代の遺物」


スティーブ(僕の・・・帰るべき場所・・・)


  『スティーブ、家に帰りましょう・・・?』


スティーブ「ペギー・・・」

271 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:31:20.70 GLVCqCCP0 227/496

吹雪「あなたが守るべきものも・・・戦う意味も・・・もう無いんですよ」

吹雪「あなたは・・・長く生きすぎました・・・」スッ

吹雪「私を倒さないというならば・・・私があなたを倒します」ジャキッ

スティーブ「・・・」

   『ダンスの約束が------』


      ズドォンッ


          


















      ギィンッ


スティーブ「・・・」つ┫

272 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:32:20.54 GLVCqCCP0 228/496

吹雪「・・・生きる意味を失ったとしても・・・まだ戦うんですか?」

スティーブ「僕の生きる意味は・・・人の盾になることだ」

スティーブ「例え必要とされていなくても、周りの世界が変わってもこの想いだけは変わらない・・・」

スティーブ「ここが僕の居場所だ」


        
ザンッ





      I can do this all day
スティーブ「 絶 対 に あ き ら め な い」

吹雪「・・・ッ」ゾッ

273 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:33:10.08 GLVCqCCP0 229/496

※キャプテンアメリカシリーズのネタバレを含みます


>>272
I can do this all day

映画でキャプテンが放った名台詞
このセリフはキャプテン三部作の中で三回言われる
最初は一作目の序盤、もやしのスティーブが路地裏でチンピラに殴られた際に諦めずに何度も立ち向かい、諦めろと言われた際に初めてこのセリフを言う
二度目は同じく一作目の中盤。敵に捕らえられ、尋問を受けた時にもう一度
最後はシビルウォーのラストバトルでトニーにボロボロにされ、投降しろと迫られた時によろけながらも立ち上がり、トニーに向かって言い放つ
直訳するなら「こんなの一日中やってられるぜ!」要するに強がりや意地を張る時によく用いられる言葉
このセリフはキャプテンアメリカが血清を打つ前も、その後も、70年の眠りから覚めた後も信念は真っ直ぐであることを示す。
どんなに痛めつけられても立ち上がり強がりを言えるキャプテンの不屈の精神を表したセリフである
ちなみに「絶対にあきらめない」は日本語吹き替え版のセリフ。字幕だと「まだやれる」もしくは「何度でも来い」になっている

274 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:34:25.93 GLVCqCCP0 230/496

吹雪「・・・その強がりをいつまで続けていられるか・・・試させてもらいます」ジャキッ

     キィィィィイイイ....

吹雪「・・・!」

吹雪「この音は・・・航空機の-----」バッ

流星X「」ヴゥゥゥゥゥンッ

吹雪「きゃぁっ!」ズガガガガッ!

スティーブ「!?」

275 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:35:43.07 GLVCqCCP0 231/496

スティーブ(あれは赤城の爆撃機!?暴走している!彼女に何かあったのか!?)バッ

     ヒュルルルル...

スティーブ(まずい!航空機だけじゃない!爆発したヘリキャリアの一部がこっちに向かって落ちてきている!)

スティーブ「吹雪!早く逃げろ!」

吹雪「うぅ・・・足が・・・」ヴァチチッ...

スティーブ「ッ!」バッ

スティーブ「吹雪!この盾の裏に・・・!」スッ

276 : ◆Ua1M3q7gGI - 2016/11/29 20:37:09.18 GLVCqCCP0 232/496

吹雪「ふざけないでください!」

     ガシッ

吹雪「私の・・・任務は・・・!」ブンッ

    ドゴォッ!

スティーブ「ぐうっ!」

吹雪「あなたを殺すこと!」ブンッ!

    バキィッ!

スティーブ「がはっ・・・」

スティーブ「この盾は・・・!たとえ死んでも離さない・・・っ!」

吹雪「・・・っ!」

吹雪「うああああ!!」グアッ!


  ヒュルルルルルルル....

ズドドドドドド.....!!!!

     ドドドド....


続き
吹雪「彼らこそはアベンジャーズ」【後編】

記事をツイートする 記事をはてブする