2 : 以下、名... - 2017/08/19 20:12:34.12 cJ5bRHheo 1/283


みほ「フリースタイルバトル?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496063281/
http://ayamevip.com/archives/50134322.html

の続編になります



ガルパンSSです

※キャラ崩壊あり

※これガルパンでやる必要なくね? あり

※百合要素あり

なので苦手な方は注意です

呼称とか変な部分があったら脳内補完お願いします


↓前に書いたSSです

みほ「会長のだいしゅきホールドの腰の感触が忘れられない」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468845015/
http://ayamevip.com/archives/48045342.html

みほ「聖グロリアーナが選ぶベスト百合カップルランキング?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471268351/
http://ayamevip.com/archives/48237504.html

ダージリン「ペコの下剋上。つまりペ剋上ね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472484921/
http://ayamevip.com/archives/48333850.html

みほ「お姉ちゃんは天然ジゴロ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476542161/
http://ayamevip.com/archives/48743714.html

ローズヒップ「ペパロニさんと片想い同盟結成ですわー!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477488166/
http://ayamevip.com/archives/48743749.html

しほ「裏西住流によって他校を制圧する」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482840135/
http://ayamevip.com/archives/49178458.html

元スレ
みほ「第2回フリースタイルMCバトル!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503141018/

3 : 以下、名... - 2017/08/19 20:15:01.10 cJ5bRHheo 2/283


【大洗女子学園 体育館】

桂利奈「出たい!!」

みほ「え?」

桂利奈「出たーーーい!!!」

麻子「どうしたんだ急に叫び出して」

「……阪口さん、気持ちはわかります。ですが公衆の面前でお通じの話なんて、はしたないですよ?」

沙織「絶対違うよ!なに言ってるの!?」

「もしそうだとしたら『出したい』って言うだろうしね~」

優花里「阪口殿、出たいとはどういう意味ですか?」

桂利奈「私もフリースタイルMCバトルに出たい!」

みほ「あー……」

麻子「確かに、この前の大会では補欠だったが出場機会が無かったからな」

桂利奈「私もラップしたかったーー!」

「仕方あるまい。だがチーム内で欠場者が出ずにすんだのは御の字だろう」

柚子「優勝もできたしね」

桂利奈「そうなんですけど……それ以外にも不満があります!」

みほ「他にもあるの?」

「わかります。お通じが悪いと些細なことでも気になり出すものですから」

沙織「だから違うって!」

麻子「バトルに参加できなかった以外の不満とはなんだ?」

桂利奈「……私、後半全然喋ってなかった」

みほ沙織優花里麻子「…………………………」

「え?桂利奈ちゃん、私たちと試合観てる時にいっぱい喋ってたでしょ?」

桂利奈「うん。でも喋ってないみたいな感じになってた」

「どういう意味だ」

桂利奈「……なんていうか……会場にいないんじゃないかってくらい存在感がなかった。補欠のシステム自体無かったかのようだったもん」

あゆみ「そ、そんなことないんじゃないかな?」

4 : 以下、名... - 2017/08/19 20:16:04.62 cJ5bRHheo 3/283


「んー、ようするに、さかぐっちゃんはバトルがしたいってことでいいんだよね?」

桂利奈「はい!」

「じゃあさ、今度の大会出よっか」

桂利奈「…………え?」

みほ「今度って……」

優花里「また大会があるのですか?」

「あるよん。小山、説明」

柚子「はい会長。では説明します。前回の大会が好評だったため、すでに第2回大会の開催が決定しています」

麻子「やけに早いな」

桂利奈「やったーー!!私も出られますか!?」

「もちのろん」

あや「『もちのろん』!?なにそれ!?もちのろん!?」

優季「なんか楽しそ~♪『れっつらごー』みた~い♪」

桂利奈あや優季あゆみ「もっちのろん♪もっちのろん♪」ワイワイキャッキャ

「ちょ、ちょっとみんな、まだ小山先輩が説明中…」

みほ「あはは……相変わらずウサギさんチームのみんなは元気だね」

沙織「はしゃぐ3人をなだめる梓ちゃん。そして安定の……」チラ

紗希「……………………………………」

沙織「冷静すぎる紗希ちゃん」

優花里「……斜め上をじーっと見てますね」

「あれでは交通量調査のお仕事は出来なそうですね……あのカチカチという機械を使う瞬間を見逃しそうです」

麻子「限定的だな。やる機会の方が少ないだろう」

左衛門佐「何台通ろうとも適当に押しておけばいい」

おりょう「なっ……!卑怯な!」

左衛門佐「武力だけで戦国時代は生き抜けない。策謀は致し方の無いことよ……」

エルヴィン「くっ!否定できない……!」

カエサル「ブルータスこの野郎!」

柚子「……話が進まないからみんな静かにね?」ニッコリ

ねこにゃー「え、笑顔だけどなんか怖い……」

ももがー「目が笑ってないナリ」

ぴよたん「こんな時、非リア充は気配を消すのみ。慣れてるっちゃ」

5 : 以下、名... - 2017/08/19 20:27:33.10 cJ5bRHheo 4/283


柚子「それで大会の話だけど、前回とちょっと方式が違うの」

みほ「方式が違う?」

柚子「うん。前は3人で1チームだけど、バトル自体は1対1だったでしょ?でも今回は1チームのメンバー数は2人。そしてバトルは2対2で行われるわ」

優花里「2人と2人で戦うんですかぁ!?」

麻子「それはかなり勝手が違うな」

「シンプルなカレーと、大盛りカツカレーぐらいの差でしょうか?」

沙織「多分違うかな」

「それでは大盛りのシンプルなカレーと…」

沙織「そっちも違う気がする。華、とりあえず今は静かにする時間にしよ?人の声だけ聞こう?」

「わかりました」

優花里「小山殿。なぜ1対1ではなくなったのですか?」

柚子「うーん、特に理由説明は無かったかな。たぶん色々試してみたい時期なんだと思う。1対1だけでもいいけど、2対2でのバトルも盛り上がるなら採用する。その分大会の参加人数も増えるし」

「そーなれば、実力があっても出場機会のない子が目に留まる可能性も上がる。FSR(フリースタイルロード)人口の増加に繋がるってわけ」

「現実的な話をすれば、参加するラッパーの人数を増やすことによって、集客力のアップにもなる」

「ま、他にも色々メリットもあるってわけだよ。で、今回も大洗は出場することになってるから」

麻子「一応、前大会の優勝校だから当然か」

桂利奈「で、でも……」

「ん?」

桂利奈「1チーム3人で出られなかったのに、2人になっちゃったら、私は出られないんじゃ……」

「ふっふっふ……ところがどっこい、さかぐっちゃんも参加出来るんだな~」ニヒヒ

桂利奈「ほ、本当ですか!?でもどうして……?」

そど子「わかった!謎は全て解けたわ!」

パゾ美「そど子?」

そど子「今回は2チーム出場出来るのよ!だから合計4人!そうでしょう!?」

「いや、違うけど。今回も参加は基本的に1校につき1チームだけだよ」

そど子「ちょっと冷泉さん!恥かいちゃったじゃないの!どうしてくれるのよもうっ…///」

麻子「何故私のせいなんだ」ニヤニヤ

ゴモヨ「八つ当たりはダメだよ、そど子…」

麻子「的外れな推理で私を楽しませてくれた上に不正解で赤面してて可愛いそど子の代わりに聞くが、2対2で阪口さんが参加出来るのはどうしてだ?」

「それはね……――――」

6 : 以下、名... - 2017/08/19 20:29:52.99 cJ5bRHheo 5/283


数日後

【大洗女子学園 体育館】

カチューシャ「来てあげたわよ!この私!カチューシャが!大洗まで!」バァァーン!

ダージリン「久しぶりねカチューシャ。でもあなたが一番最後よ?」

ケイ「遅刻ギリギリなのに余裕たっぷりなのがナイスよね!カチューシャらしくていいわ!」

アンチョビ「うんうん。あの啖呵は威勢がいい!見習わなくっちゃなぁ!」

まほ「……これで全員か」

「そだね」

カチューシャ「あっ!アンズーシャ!この前の大会ではよくもやってくれたわね……いつかコテンパンにしてあげるわ!」

「楽しみにしとくー」

桂利奈「す、すごい……こないだの大会に出場した人たちがいっぱい集まってる」ドキドキ

優花里「黒森峰、プラウダ、聖グロリアーナ、サンダース、アンツィオ……それぞれがチームメンバーを連れてきてくれてますぅ!なんて豪華なんですかぁ!」

「まるでココイチのトッピング全部のせカレーのようですね」

沙織「いや、カレーで例え…」

まほ「なるほど……その通りかもしれんな」

沙織「えええっ!?」

まほ「ん?どうした?全部のせのすごさを知らないのか?」

沙織「あ、いえ、なんでもありません……」

まほ「?」

みほ「お姉ちゃん、カレー好きだから」ヒソヒソ

沙織「な、なるほど」

7 : 以下、名... - 2017/08/19 20:32:05.05 cJ5bRHheo 6/283


麻子「ん?プラウダだけ4人いるな。控えメンバーか」

ニーナ「」

優花里「あの方は……お人よしそうですがバトル出来るのでしょうか……」

そど子「BC自由学園の人たちが来てないわよ?もしかして遅刻?風紀が乱れてるんじゃないの!?」

「や、あの子たちは連絡ついた時の学園艦の位置的にちょい遠かったのと、趣旨を説明したら断られちゃったんだよねー」

そど子「事前に連絡は来てるわけですね。それなら風紀的にセーフだわ」フゥ

アッサム「BC自由学園の方々には事前に説明されていたのですか?私たちは何も聞いていませんのに」

「まぁまぁ。あの子たちはそんなに付き合いがあるわけじゃないからさ。無理に来させておいてとんぼ返りになっちゃ悪いからねぇ」

オレンジペコ「……すぐ帰る可能性のある用件なのでしょうか……」

ダージリン「さあどうかしら?聞いてから判断すればいいという話よ」ウフフ

カチューシャ「……知波単の子たちはまだなの?カチューシャより遅いなんて、しゅくせーした上にくんじょうしょうどくしてやらなきゃ……」

柚子「知波単の人たちにも声をかけたんですけど、今大会には不参加のようです。西さんから理由を聞いたのですが、『らっぷは我が知波単にとって難解!よって、ひっぷほっぷに対し、我々は後ろに突撃する形をとらせていただきます!』だそうです。あ、参加する私たちには『健闘を祈ります』とも言っていました」

カチューシャ「ふん。仕方ないわね。そこまでカチューシャのことを褒めたたえるなら、許したげるわ」フフン

「え?まったく褒めていな…」

沙織「しっ!スルーして華!」

「……カチューシャさんを褒めている様子はまったくありませんでしたよ?」

沙織「私をスルーしてって意味じゃないよ!」

カチューシャ「な、なによ!私にたてつく気!?あんたいい根性…」

「落ち着け。そろそろみなを集めた理由を説明したい」

カチューシャ「……ふん」プイ

「……さて。収集をかけたメンバーは全員集まったことだし、始めよっか」

ツチヤ「始まるって……何が始まるんだ?」

ナカジマ「さー?誰も教えてくんなかったから」

ホシノ「いきなりここでフリースタイルバトルを始めるとか?」

スズキ「それはないでしょ。考えられるとすれば……」

典子「バレーだ!みんなでバレーをするんだ!」

あけび「えっ………それは……」

妙子「さんせーい!」

「魅力的な提案だ!」

典子「そうと決まればボールを取りに行くぞー!」

妙子「おー!」

「行かんでいい!」ガラガラガラ

典子「ん?その台に載っているのはなんですか?バレーボール……じゃないですよね?」

「違う!抽選箱だ。球体と真四角で全然違うじゃないか!」

そど子「抽選箱?どういうことなのよ!抽選って、あの抽選のことだとでも言うの!?」

ゴモヨ「怒鳴るところじゃないよそど子…」

みほ「あ、会長が説明してくれるみたいですよ」

8 : 以下、名... - 2017/08/19 20:33:23.44 cJ5bRHheo 7/283


「えー、大洗のみんなも、急に呼び出された他校の人たちも色々と戸惑ってると思う。なんつったって何をするのかも聞かされてないからねぃ」

沙織「……そんな状態で来てくれるなんて、みんないい人すぎだよホント」

麻子「フリースタイルバトル関係の話とだけは伝えてあるんだろう。でなければさすがに大洗まで学園艦ごと来やしない」

アンチョビ「ん?この面子……あっ!?もしかしてフリースタイルバトルにまつわる話だったのか!」

沙織「…………ねぇ、麻子。アンチョビさんって…」

麻子「何も言うな。ノリだけで来てくれるいい人と思っておこう」

ダージリン「うふふふ。わたくしは大体どのような用件か、見当は付いているけれどね」

オレンジペコ「そうなんですか?でしたら教えてください」

ダージリン「間違えてたら嫌だから教えません」ウフフ

オレンジペコ「…………けち」

アッサム「というよりハッタリでは?」

カチューシャ「……ダージリン、あんたひどい言われようね」

ダージリン「ええ。でも慣れちゃった」ウフフ

「ま、なんとなく気付いてるかもしれないけど、今度やる2ON2のフリースタイルバトル大会の話をしようと思って呼び出したんだよねぃ」

優花里「つーおんつー……?」

「どういう意味でしょう?」

沙織「ONは『なになにの上に…』だったよね?」

優花里「はっ!?わ、私が……西住殿の上に…///」モジモジ

みほ「乗らないでね」

麻子「ONは『なにかの表面にくっつく』っていう意味だ。バスケットを例にとると、1人に1人がマークに付くから1ON1と呼ぶ。それが2組で2ON2。つまり2対2ということだな」

「なるほど。アクティブですわ」

沙織「バスケの部分だけ見ればね」

「んで、呼び出した理由は…………これ!抽選~!」

まほ「抽選?」

カチューシャ「?なにかいいものくれるっていうわけ?ねぇ、ダージリン、どう思う?」

ダージリン「うふふ」

カチューシャ「うふふ禁止。どう思う?」

ダージリン「えへへ」

カチューシャ「えへへも禁止!もう!」

オレンジペコ「――――!!!」ズキューン!!

オレンジペコ(今まで見たことのない笑い方!ダージリン様かわいい!!)

9 : 以下、名... - 2017/08/19 20:36:34.99 cJ5bRHheo 8/283


「や、ダージリンに聞かなくても私が説明するって。抽選っていうのは、大会に出場するメンバー決めの抽選」

みほ「え?」

まほ「む?」

エリカ「……一体どういうことよ。もったいぶらないでちゃんと説明して!」

「おっけ。まずさ、ここにいる人たちは今度の大会に参加する予定なわけ。で、おそらくというか間違いなくこないだのメンバー3人……いや、控えを含めて4人から2人を選ぶって流れだよね?」

ケイ「そりゃあね。大会に参加出来るのは1校につき1チームだけ。これって俗になんて言うんだっけ?オレンジペコさん」

オレンジペコ「…………けち」

ケイ「そう!正解!」アッハハハ!

「でもね、大会の運営側も出来るだけ人数は集めたい。でも制限無しだとチームを多く出した学校による八百長なんて可能性もある」

アンチョビ「考え過ぎじゃないか?だとしても1校につき2チームにしておけば解決だろ」

「スキルの差で捨てチームが生まれるのを避けたいとか、決勝が同じ学校同士になり得るとか、ある程度のレベルの人が4人いない場合、あるいは1チームしか出せない学校は不利になるとかあるんじゃないの?」

アッサム「最後の課題は今後の成長次第でクリアできそうではありますけどね」

「まぁね。でも今回参加出来るのは、基本的に1校につき1チームってわけ」

まほ「その『基本的に』というのが引っかかるな」

「にっひひ。でしょ?つまり、運営側は盛り上げたい。でも参加条件は1校につき1チームに決まった。そう聞いた私はある提案をしたんだよね」

典子「……参加条件、とは?」

沙織「そこは『ある提案とは?』でしょ!?条件言ったばっか!」

「その提案というのは…………『違う学校の人間と組んだら別枠扱いにしてくれませんか』ってこと!」

みほ「あっ……」

まほ「なるほどな。同じ学校の2人で組んだ場合のみ1チームとして勘定するということか」

「そ。単純な話、別に学校同士で争わなくてもいいじゃん。戦車道なら保有戦車とかチームとしての練度とか、もろ団体競技だけど、フリースタイルはそうでもない。学校対抗戦は白熱するけどね」

カチューシャ「当然よ!むしろこないだのリベンジで打倒大洗のつもりなんだから!」

「うん、その気持ちもわかる。それに同じ学校の子の方がチームワークもあるし。でも…」

ダージリン「学校の垣根を越えたコンビによる化学反応を狙う、というわけね」ウフフ

「そう。で、運営側にそれを伝えたらOKが出た。正式にルールとして認められたってわけ」

アンチョビ「おお!確かにごちゃ混ぜってのは楽しそうだもんな!」

10 : 以下、名... - 2017/08/19 20:38:48.75 cJ5bRHheo 9/283


「それに……他にも楽しみはあるよー?」

アンチョビ「楽しみ?」

「例えば…」チラ

みほ麻子「?」

「同じ学校の子とも戦える、とかね」ニヒヒ

みほ「!」

麻子「普段練習で当たってるが…………本番は別物か」

ペパロニ「マジっすかー……ドゥーチェとはやりにくいっすよー」

アンチョビ「確かにな」

「…ま、それはそれとして。どうかな?呼び出しといて今さらだけど、別に強制じゃないから断ってもいいよ?」

ケイ「私は全っ然オッケーよ!お祭りみたいで楽しそう!」

アンチョビ「お祭りと言ったら屋台が欠かせない!料理はアンツィオに任せておけ!」

カルパッチョ「あの、そういう話ではないと思いますが…」

まほ「その提案、私も異論は無い」

カチューシャ「うー……リベンジに燃えてたのにー」ムムム..

ノンナ「……どうしますかカチューシャ。聞き分けの無い子供のように駄々をこねて突っぱねますか?」

カチューシャ「そっ、そんなわけないでしょ!私は大人だもの!まったく、ぜんっぜん、いってんのくもりもないみたいなアレだわ!」

ノンナ「そうですか」クス

クラーラ「……いいのですかノンナ様。カチューシャ様とペアを組み、恋人に発展するというシナリオが潰えてしまいますが……(ロシア語)」

ノンナ「問題ありません。ゴールは同じです。あえて戦い、仲間からライバル。そして恋人へ―――という流れに変わるだけ……いえ、それどころか、1工程増やしたことで絆がさらに増すでしょう(ロシア語)」

クラーラ「あぁっ!?そこまで考えが至りませんでした。さすがノンナ様。でも……(ロシア語)」

ノンナ「言わずともわかっています。カチューシャは私たちの共有財産ですから、その時が来れば同志クラーラも同じベッドに…(ロシア語)」

クラーラ「感謝します、ノンナ様……(ロシア語)」

カチューシャ「?ねえ、今なんて言ったの?」

「アクティブな提案ですね、と」

カチューシャ「あんたに聞いてないわよ!」

「おっけおっけ。各校の代表は了解みたいだけど、異論ある人はいるかなー?」

典子「はい!それよりもバレー部を復活…もごもご」

あけび「今は静かにしてましょうキャプテン!」グイィィ!

「どう?」

シーーーン...

「んじゃ決まり!かぁしま!」

11 : 以下、名... - 2017/08/19 20:40:23.18 cJ5bRHheo 10/283


「はい!では各自、この抽選箱から…」

まほ「待った」

「ん?」

まほ「一緒に組みたい相手を指名するのはダメか?相手が了承すればその時点でタッグ確定とする方法は」

「その決め方も考えたんだけどね。ドラフト制みたいなのとか。でも後の方まで余っちゃった人の精神的ダメージと、収拾がつかなくなりそうってことでやめたんだよね」

まほ「……確かにそうか。抽選ならば仕方ないと思えるが、指名を蹴られ続けた末に組んだ相手だとネガティブな空気が生まれそうだ」

「……ちょっと気になるからよかったら教えてほしいんだけど、誰と組みたかったの?」

みほ「…………」ソワソワ サッサッ

沙織「あ、みぽりんが落ち着きない動きしてる」

麻子「髪の毛を整え出したぞ、乙女か」

みほ「そ、そんなことないよ……//」

沙織「……みぽりん、なんかポーッとしてて……まるで恋してるみたいな…」

優花里「!!」

みほ「ち、違うってばぁ~!でもお姉ちゃん、結局私のこと選んじゃう気がするし……///」モジモジ

優花里「あーーーー聞こえない聞こえない」

「では背中に指で文字を書きますね」デモ オネエチャン ケッキョク ワタシ ノ コト エランジャウ キガ スルシ..

優花里「ぎゃあああ!無慈悲なあああ!」

沙織「書き終わるまでじっとしてるゆかりんもゆかりんだよ」

麻子「律儀だ」

まほ「私が組みたかったのは……」

みほ「ん、こほん!」スッ

まほ「……カチューシャだ」

みほカチューシャ「えっ!?」

「ほうほう。それはまたどーして?」

まほ「精神面に不安定さはあるがスキルは申し分ない。それに私の低音寄りのフロウと違い高音で響きがいい」

「む、確かに」

12 : 以下、名... - 2017/08/19 20:43:50.92 cJ5bRHheo 11/283


まほ「それに……」

「?」

まほ「……大学選抜戦のミーティングの時もそうだったが、怖がられている気がするのでな。仲良くなるきっかけにしたい」

カチューシャ「は、はあ!?な、なに言っちゃってるのよ……///」

みほ「………………」

まほ「私のことは嫌いか?」

カチューシャ「そ、そんなわけないじゃない……でも、なんか目つきとか鋭いし……肩車とかしてくれなそうだもの」

まほ「ああ、確かに肩車はしないな」

カチューシャ「……でしょうね」

まほ「私はあくまでもカチューシャを自分と同等の存在だと考えている。だから必要以上に誇示するための肩車はしたくない」

カチューシャ「え」

まほ「カチューシャはそのままで充分立派だと思う。だから肩車するよりも隣にいて……そうだな、手を繋ぐ方が望ましい」

カチューシャ「っ……///」カァァ!

まほ「身長だけでカチューシャを侮る輩など、私が蹴散らしてやる。だから一緒に組まないか?と提案したかったのだが……抽選では仕方ない」

カチューシャ「あ、あたりまえじゃない……そんな風に褒められても……ぜ、ぜんぜん嬉しくないし……///」

まほ「それは残念だ」

カチューシャ「で、でも……そう、よね。肩車って確かに子供っぽいかもしれないわ。それに対して……その、て、手を繋ぐなら……うん、大人でもするし…………あ、あんたと手を繋ぐのも悪くないとか……思うかも。あ!ちょ、ちょっとだけよ!ほんのちょっと!」

まほ「そうか。ありがとう」フフ

カチューシャ「う、うん……///」モジモジ

みほ「…………」ムー

沙織「あれ?みぽりん怒ってる?」

みほ「怒ってないよ?」ニコニコ

沙織「う……そ、そっか」

沙織(目が全然笑ってない。どころかみぽりんの背後から炎が見えるような……)ゴクリ

ノンナクラーラ「………………」

ノンナ(こんなところに意外な伏兵が存在したとは……今後、注意する必要がありそうですね)

クラーラ「どうしましょうノンナ様。これからは肩車はやめた方がカチューシャ様に好かれるのでしょうか(ロシア語)」

ノンナ「……いえ、それはありえません(ロシア語)」

クラーラ「何故ですか?(ロシア語)」

ノンナ「私の首があの感触を忘れられないからです。長い期間肩車をしなければ首にブツブツが出来てしまいます。虹色の、ね(ロシア語)」

クラーラ「なんたる愛……!見習わなくてはいけませんね(ロシア語)」

優季「なんかロシア語ってかっこいい~♪」

あや「ね!どんな話してるのかなー?」

紗希「…………ちょうちょ」

「あんなに真剣な顔で蝶々の話題をするとは思えないけど……」

「いい話が聞けたところで、早速抽選しよっか!じゃんけんで勝った人から順番に引いてって」

麻子「その場合、会長が最初に引くことになるが……」

「うん。そう言われると思ったから私は最後に引くよー」

13 : 以下、名... - 2017/08/19 20:51:12.88 cJ5bRHheo 12/283


麻子「そうか。最初に引いたから有利でもないだろうが……いや、会長の場合は一発でいいのを引きそうだ」

「あっははは!それはどうかなー?」

桂利奈「………………」

あや「どうしたの桂利奈ちゃん。ずっと黙っちゃって。紗希の真似?」

桂利奈「違うよ!」

優季「じゃあなんでじーっとしてたの~?」

桂利奈「…………会長、優しいなって」

あゆみ「なんで?」

桂利奈「だって今回のこの他の学校の人と組むやり方って、普通に1校1チームだけって決まりを守ったら、私が出られないからやってくれてるんだよね?」

あや「えー、そうかな?」

桂利奈「うん。大洗から2人選ぶってなったら私は出られないもん。実力的にね。でもだからって私を出すために誰かが辞退するのもやだし…」

「私も桂利奈ちゃんの言う通りだと思う。ルール通りだと桂利奈ちゃんは出られない。だから他の学校の人と組むことを考えてくれたんだろうなって。面白そうってだけで提案するのも会長っぽいけど…」

「これだけのメンバーをわざわざ集めたのは直接会って説得するためのような気がするし、そもそもこのメンバー全員が集まれるようにスケジュールを立てるのも大変だったはず。いくら会長でも面白そうだからってだけでそこまでしないと思う。会長は桂利奈ちゃんのために提案してくれたんじゃないかな?」

あや「……確かに、他の学校の子からしたら別に自分たちだけで組んだっていいんだもんね。なんだかんだ理由付けて他の人たちを巻き込んだ感じ?」

優季「会長やさし~♪」

桂利奈「……ということは…………会長、私のことを次期生徒会長の素質があると期待して…」

あゆみ優季あや・「それはない」

桂利奈「えーー!!」

「そこ!騒いでるんじゃない!バレー部並にうるさいぞ!」

典子「!私たちはバレーでも、うるささでも負けるつもりはありません!みんな、もっとうるさくいこう!勝つぞ!」

「やかましい!とにかく静かにしろ!それと阪口、早くじゃんけんしてこい!」

桂利奈「あ、あいー!!」タタタッ!

ジャンケンポン!ジャンケンポン!ジャンケンポン........

みほ「!勝った!」

「おー、やるねぇ西住ちゃん!」

みほ「はい!じゃあお姉ちゃんでお願いします!」

「や。指名じゃないから。勢いで誤魔化してもダメ~」

みほ「………………」

「はい。引いてね~。あ、ちなみに同じ学校の人同士がペアにならないように、引く人の所属してる学校のメンバーの札は直前に抜くからね」

みほ(ということは……ここにいる参加者は20人で、そのうち大洗は私を入れて4人だから、お姉ちゃんを引く確率は16分の1……でも姉妹の絆がそれを3分の1くらいに高めてくれるはず!)ガサゴソ

「あ、引いたら見ないで私にちょーだいね」

みほ「はい」スッ

「ふむふむ……なるほど。あ、結果は最後に発表するから次の人どぞ~……――――」

14 : 以下、名... - 2017/08/19 20:53:36.11 cJ5bRHheo 13/283



「――――はいこれで抽選が全部終わりましたー」

麻子(くじを引く番を飛ばされたということは、誰かが先に私を引いたのか。それがカルパッチョだったら最高だが……)

「……んじゃ、今から発表するね」

みほ(SSRことお姉ちゃん来て!)グッ!

「まず……西住まほさんと…」

みほ(私!)

「……ふふっ、カチューシャ」

みほ「!!!」

まほ「ん!それはいい。私の望み通りだ。まさか引けるとは」クス

カチューシャ「ふ、ふん……何よ、たまたまじゃない///」

みほ「………………」

優花里「に、西住殿。気を落とさずに。私に出来ることならなんでもします!言ってください!」

みほ「じゃあ私がお姉ちゃんを引いた世界に移りたいかな?」

優花里「ぱ、パラレルワールドへの移動ですか?わ、わかりました。方法が無いか探しに…」

沙織「無理だから!」

「いえ、諦めたらそこで終わりです」

沙織「そういう次元じゃないよ!本当に次元が違うから!ってゆーかみぽりん、どうしてお姉さんにそんな固執するの?」

みほ「それは……」

沙織「前はそこまで仲良しじゃなかったんじゃないの?」

みほ「……ううん、小さい頃から仲は良かったよ。去年の件があってからは距離が開いちゃってたけど、戦車道全国大会とか大学選抜との試合でその距離は大分元通りになったし、この前のフリースタイルバトル大会で思いっきり言い合ってからは、もうぴったんこ」

沙織「ぴったんこ……」

みほ「うん!いっぱいメールも送るし、電話もいっぱいするようになったんだ。返信はあんまり来ないし、折り返し電話じゃなくてメールで短めの文面だったりするのも照れ屋なお姉ちゃんっぽくてもう……ぴったんこ!」

「それは若干煙たがられているのでは?」

沙織「華!?なんでこんな時だけまともなこと言うの!?」

みほ「?とにかく、お姉ちゃんとは小さい頃よりもっと仲良くなったんだぁ。だからこれからはもっともっと仲良くなれると思うの!前のバトルでお互いの気持ちが通じ合ったっていうか、もう2人で1人みたいな感じ?えへへ……///」

優花里「ぐ……ぎぎ……」ギュゥッゥゥ!

麻子「秋山さん。悔し紛れなんだろうが、自分の二の腕を全力でつねるのはやめた方がいい。何の得も無いぞ」

沙織「………………」

沙織(ちょっと前にみぽりんの部屋に遊びに行った時、本棚に女の子同士が抱き合ってる漫画とかDVDがいっぱい置いてあったけど……………うん、考えないようにしよう)

15 : 以下、名... - 2017/08/19 20:55:03.91 cJ5bRHheo 14/283


「次は~~~、ナオミさんと…………チョビ子!」

アンチョビ「チョビ子って言うな!」

ナオミ「ほう」



「クラーラさんと…………赤星さん!」

クラーラ「カチューシャ様と組めない以上、誰が相手でも構いません……(ロシア語)」

小梅「な、なんか悲しそうな表情……私でごめんなさい!」



「さかぐっちゃんと…………カルパッチョ!」

桂利奈「おおおお!韻の人だーーーー!」

カルパッチョ「……たかちゃんではないのね……」ズーン

アンチョビ「いや、その子参加しないだろ」

麻子(カルパッチョと組みたかったが……仕方ない)



「ノンナさんと………………アッサムさん!」

アッサム「あら。よろしくお願いします」

ノンナ「こちらこそ」

アッサム「大会では是非、優雅な戦い…」

ノンナ「相手を徹底的に叩き潰しましょう。粉みじんになるほどに」ゴゴゴゴ..

アッサム「え……あ、は、はい……」タジッ



「それで~……アリサさんと組むのは…………ニーナさん!」

アリサ「ニーナ?あぁ、プラウダの子ね」

ニーナ「よ、よろしくおねげぇします。プラウダの補欠だけんど、一生懸命ラップしますだ」



「次は……おケイ!」

ケイ「やっと私ね!待ちくたびれたわ!」

「おケイが組むのは……ペパロニさん!」

ペパロニ「私っすか?」

ケイ「OH!アンジーに勝ったペパロニとなんて最高ね!よろしく!」

ペパロニ「こちらこそよろしく!特技はパスタっす!」

16 : 以下、名... - 2017/08/19 20:56:07.58 cJ5bRHheo 15/283


「私と組むのは~…………ダージリン!」

ダージリン「あら」

「ふつつかな娘ですがどうぞよろしくぅ」

ダージリン「こちらこそ。よろしくお願いしますわ」ウフフ



「さて、残るは……西住ちゃん、冷泉ちゃん、逸見さん、オレンジペコさんだね」

沙織「同じ学校では組まないから、逸見さんかオレンジペコさんか……みぽりんの相手はどっちになるんだろね?」

みほ「ううん、それでもお姉ちゃんが勝者復活で来る可能性は捨てきれない……」

沙織「捨てなよもう。傷付くだけだから」



「…………じゃあ最後の2組は一気に発表するね」

「最後の2組は………………」

「………………」

「冷泉ちゃんと逸見さん!西住ちゃんとオレンジペコさん!」

オォォ...

麻子「ふむ」チラ

麻子(相性的には悪くない。この子のバイブスはかなりのものだしな)

エリカ「…あによ。不満なわけ?」ムス

麻子「そんなことはない。そっちこそどうなんだ?西住さんとの方が良かったか?」

エリカ「いいえ、別に」

麻子「そうか」

エリカ「こないだのリベンジが出来ないのは残念だけどね」

麻子「……わだかまりが残りそうなら大会前に本気でバトルするか?」

エリカ「…………やめとくわ。それで勝っても負けても次の大会にプラスになりそうにないもの」

麻子「わかった」

麻子(苛烈な性格と思いきや、案外冷静だな。しかしバトルでは熱い。その切り替えは参考になる)

17 : 以下、名... - 2017/08/19 20:56:51.27 cJ5bRHheo 16/283


オレンジペコ「あの……みほさん、よろしくお願いします」

みほ「………………」

オレンジペコ「?」

みほ(最後の希望の火は消えちゃった……お姉ちゃんと組みたかったなぁ……)

オレンジペコ「あのー……」

みほ(って、落ち込んでる場合じゃないよね、うん。くじで選んだんだから……みんな平等だし……)

オレンジペコ「………………腐ったオレンジの声は聞こえませんか?」ニッコリ

みほ「へ?」

オレンジペコ「掃き溜めに落ちた毛程度しか価値が無い私とペアではご不満のようですねぇ」ニッコリ

みほ「そ、そ、そんなわけないです!考え事してただけで無視するつもりなんて全然!すみません!」ペコペコ!!

みほ(今のって、前の大会で私が言ったディスだよね?もしかして本気で怒って…?)

オレンジペコ「……ふふっ、冗談です」

みほ「………え?」

オレンジペコ「みほさんがお返事してくれなかったので拗ねただけです」クス

みほ「あ、そ、そうなんだ……よかった……」ホッ

オレンジペコ「今度の大会、頑張りましょうね」キュッ(みほの手を取り、両手で包み込む)

みほ「あっ……は、はい……」

みほ(オレンジペコさんってこんなスキンシップするんだ……な、なんか意外……)

オレンジペコ「………………」チラ


ダージリン「……………………」ジーーーーー..

18 : 以下、名... - 2017/08/19 20:58:02.03 cJ5bRHheo 17/283


オレンジペコ「……みほさんの手、すべすべで気持ちいいですね」ナデナデ

みほ「そ、そんなことないと思います、けど」

オレンジペコ「でもほら…………こんなに滑らかです」ツツーッ..

みほ「あの……くすぐったいです」

オレンジペコ「」チラ


ダージリン「!………………」ムムム..


オレンジペコ「」ニヤァァ..


アッサム「…………」ハァ..ヤレヤレ..



「………………」

(聖グロは色々とややこしいんだねぇ……それに引き換え、うちなんて全然…)チラ



優花里「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛…………!」

沙織「ゆかりんやめて!髪の毛をまぶたの裏に挟んで眼球を塞ごうとしてもダメだよ!現実を見て!というか普通に危ないから!」

「いいですか宇津木さん。こういった緊急時でも心を凪のように落ち着かせていられるのが大人の女性というものなのです」

優季「なるほど~♪」

沙織「いや一緒にゆかりん止めてよ!ただの薄情な子だよそれ!」



「………………」

(うちも結構ややこしかったかー。ま、いいや)

19 : 以下、名... - 2017/08/19 20:59:51.59 cJ5bRHheo 18/283


ダージリン「……さて、ペア分けはすんだけれど、このあとはどうするのかしら?それとペコ、こちらに戻ってきなさいな」

オレンジペコ「はい」

「んー、とりあえず……ペア毎に相談してチーム名を決めてもらって、それで用件はおしまいだね」

エリカ「……そんなのわざわざ集まらなくても出来たじゃないの。連絡の取りようなんていくらでもあるんだから」

まほ「いや、こうして顔を合わせることに意義があるんだ。ペア決めでは自らの手でくじを引いただろう?そこには抽選に参加したという意思が残る。そして周囲の目があることで、抽選結果の公正さを証明できる。不正をするつもりがなくても全てネット越しに行われては猜疑心が残らないとも言い切れないからな」

小梅「あの……そんな難しい話ではなく、皆さんと同じ空間を共有したいから呼び出したのではないでしょうか?」

まほ「……そうなのか……ふむ」

エリカ「……その気持ちはわからないでもないわ。でも私たちは学園艦ごと遠くから来てくじ引いてチーム名決めて解散ってのはなんか納得いかないわね。ヘリで来ないように言われていたし…」

「その点については当然考慮してある。遠路はるばる来てもらったのだからな」

柚子「もうすでに各学園には通達がされていると思いますが、今日から1ヶ月ちょっとの間、みなさんの学園艦は大洗に停泊します」

カチューシャ「え!?そ、そうなの!?連絡なんて全然……………じゃなくて!し、知ってたけど知らないふりしちゃったわ!」

まほ「私は知らなかったよ。カチューシャは知ってたんだな。偉いぞ」ナデナデ

カチューシャ「ふぇっ!?あ、ぅ……な、撫でないでよ……もう…っ……///」

まほ「……嫌か?」

カチューシャ「い、嫌…じゃ……ないけど……///」

ノンナ「…………クラーラ、メリケンサックを貸してください(ロシア語)」

クラーラ「申し訳ありませんノンナ様。リュックに入れたまま自室に置いてきてしまいました(ロシア語)」

小梅「あ、あの!西住隊長!なんか空気が不穏な気がします。撫でるのはそろそろ……」

まほ「そうか?わかった。それと、『元』隊長だぞ?」フフ

小梅「す、すみません」

ナオミ「1ヶ月間、存分に練習が出来るってわけか」

ケイ「2ON2はペアの息を合わせるのが難しそうだももの。そういう部分をトレーニングしなきゃね」

桂利奈「カルパッチョさん!1ヶ月間、一緒の部屋で暮らしませんか!?」

カルパッチョ「ええっ!?」

桂利奈「エヴァでシンジとアスカが息をピッタリ合わせるために同居してました!それをやりましょう!」

カルパッチョ「あの…」

桂利奈「アスカはカルパッチョさんに譲ります!私がシンジです!」

カルパッチョ「そういう問題じゃなくて……」チラ

桂利奈「……アスカより冬月先生の方が好きでした?」

カルパッチョ「全然好きじゃないです。そうではなくて…」

桂利奈「?」

カエサル「えーと……阪口さん」

桂利奈「あ……ゼルエル先輩」

カエサル「カエサル!白いパタパタみたいなのとか無いし!使徒じゃない!」

桂利奈「はい。使徒じゃないのは知ってますけど……」??

20 : 以下、名... - 2017/08/19 21:01:12.68 cJ5bRHheo 19/283


カエサル「あー……ひなちゃ……カルパッチョさんを強引に誘うのはちょっとダメだよ?カルパッチョさんはアンツィオの方で寝泊まりしたいんじゃないかな?阪口さんも普段行かない場所で急に暮らそうって言われたら戸惑うよね?」

桂利奈「いえ!すっごく楽しそー!」

カエサル「…………うん、そういう人もいる。でもカルパッチョさんは違うと思うんだ。アンツィオの方がいいよね?」

カルパッチョ「私は……たかちゃんのところがいいな……///」

カエサル「ぅええっ!?」

カルパッチョ「そうすれば阪口さんと練習する時にすぐ集まれるし」

カエサル「し、しかし……///」

カルパッチョ「…………」ジー

カエサル「う……///」

桂利奈「」ジー

カエサル「う、うちはダメだ。なんと言っても同居人が3人いるからな!」

左衛門佐「その心配は無用だ」

カエサル「え?」

おりょう「大会までの期間、停泊してる学園艦で空いている部屋を自由に使っていいとのお達しぜよ」

エルヴィン「私は黒森峰に行くつもりだ。おりょう、左衛門佐も別の学園で泊まる。異文化交流が捗るな」

カエサル「ぶ、ブルータス!何度目だ!しつこいぞ!」

おりょう「別に裏切ってないぜよ」

エルヴィン「というかむしろ気を遣ってくれたと感謝するべきだろう」

左衛門佐「うむ。知行を与えられても不思議ではないな」

エルヴィンおりょう「それだー!」

カエサル「いやいやいや……頼むよ。ちょっと色々問題があるんだよ」ヒソヒソ

おりょう「ブルータスに頼んでも意味ないぜよ」

カエサル「失言だ。謝るから。まだ心の準備が出来てないというか……いや、別に変な意味は無いんだが……」

カルパッチョ「……ふふっ、冗談よ」

カエサル「…………え?」

カルパッチョ「私はアンツィオに戻るから。でも今度遊びに行くね」

カエサル「う、うん」

カルパッチョ「あ、ドゥーチェが呼んでる。阪口さん、ちょっと待っててね」タタタ

桂利奈「あ、はい……」

カエサル「………………」

カエサル(ああいう風にあっさり去られるのも、それはそれでちょっとショックかもしれない……)

エルヴィン左衛門佐おりょう「………………」

桂利奈「…………あの……カエサル先輩」

カエサル「ん?」

桂利奈「私と1ヶ月住みます?」

エルヴィン左衛門佐おりょう「それだー!」

カエサル「なんでだよ!」

21 : 以下、名... - 2017/08/19 21:03:11.94 cJ5bRHheo 20/283


「で、注意点が1つ。この場にいない他の参加者より有利になるような情報交換とかは無しの方向でねー」

柚子「大会のルールでは学校の垣根を越えてのチーム組みは構わないと記載されていますけど、やっぱり…」

「こっちが徒党を組んで自分たちを有利にしようとしてる風に思われるのは癪だからね。ま、よそでも集まってチーム作りしてるみたいだけどさ」

「とにかく、何か希望があれば我々大洗生徒会に連絡してくれ。チームで同居を希望するならば寮の空き部屋も提供可能だ」

「あ、もいっこ注意点。チーム内でバトルの練習は全然いいけど、参加する他のチームとのバトルは禁止。2ON2の練習がしたいなら、大会に出ない子たちとやってね」

まほ「そうだな。最初から手の内を知っていれば有利だが、それでは面白味も無い」

カチューシャ「何も知らなくったって勝つのが私たちだもの!」

まほ「その通りだ。さすがカチューシャ」ナデナデ

カチューシャ「っ……あ、当たり前のことゆっただけだもん///」



その後、各自で話し合った結果、チーム名が決定した――――


・『MIH×O×RENGE(ミホレンジ)』・・・みほ、オレンジペコ

・『チンピライマーズ』・・・麻子、エリカ

・『干し芋ティータイム』・・・杏、ダージリン

・『ライム戦隊カリレンジャー』・・・桂利奈、カルパッチョ

・『アリサ&ニーナ』・・・アリサ、ニーナ

・『レッドブルーズ』・・・クラーラ、レッドスター

・『アノコをトワに支え隊』・・・ノンナ、アッサム

・『まほカチュ』・・・まほ、カチューシャ

・『ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物』・・・ケイ、ペパロニ

・『ツインテールショートヘア』・・・ナオミ、アンチョビ

22 : 以下、名... - 2017/08/19 21:04:27.64 cJ5bRHheo 21/283


「全チーム名が決まったな」

「うーん、いやはや…………みんなもれなくダッサイねぇ~」

柚子「か、会長!そこは『個性的』や『斬新』と言った言葉で濁さないと!」

みほ「かっこいいチーム名って思い付かないもんだね」

アンチョビ「ペパロニ。お前のチーム名はなんなんだ?ペパロニ&ケイはわかる。だが『世界中の美味しい物』ってなんだ?」

ペパロニ「好きなんす!美味しい物!」

アンチョビ「……うん、わかる。しかしチーム名は…」

ケイ「私も大好き!世界中の美味しい物!美味しい飲み物もあるから『食べ物』にはしなかったのよ!」

ペパロニ「そこに気が付くのがサンダースの隊長らしさっすよね~!」

ケイ「でっしょ~?」

アンチョビ「…………そうか。まぁ、いい」

オレンジペコ「アノコをトワに支え隊……?」ジトー

アッサム「私ではなくて100%ノンナさんの意志よ。ダージリンを永遠に支える意味は含まれていないわ。だから疑惑の目を向けるのをやめなさい」

「さってと、チーム名も決まったことだし。んじゃ、あとは各自大会まで好きに過ごしてね~」

「では解散!」

23 : 以下、名... - 2017/08/19 21:05:12.68 cJ5bRHheo 22/283


1ヶ月後――――

【ライブハウス】

役人「うぇいよー!」

ワァァッァ!!!

役人「今日は第2回フリースタイルバトル大会改め、第2回フリースタイルMCバトル大会だぜ~!」

ワァァァァァ!!!



「いよいよ始まるな」

柚子「うん。今日は前回以上に人が入ってるね」

「ああ。2階席があるが、連れて来れるメンバーがかなり限られてしまった」

「生徒会とあんこうチームとウサギさんチームだけだもんね。来れない子たちのためにちゃんと動画撮っておかないと。頼んだよ小山」

柚子「はい。任せてください」

「私が撮った方がいい気もするがな」

柚子「桃ちゃんはズボラだから素手でレンズベタベタ触るでしょ?指紋って画面越しに見ると気持ち悪いから……」

「そんなことするか!レンズには人一倍気を遣うぞ!メガネかけてるんだから!」

柚子「でもトイレ行っても手を洗わない」

「洗うよ柚子ちゃぁあん……」グス..

柚子「ふふ、大丈夫。どんな桃ちゃんでも私がそばにいるから」ニッコリ

「はぁぁぁああぁぁ……ゆずちゃぁぁあん…………///」

「小山。マインドコントロールはその辺にして、組み合わせを見よう」

柚子「はい」

24 : 以下、名... - 2017/08/19 22:12:16.15 cJ5bRHheo 23/283

1503141018-024


25 : 以下、名... - 2017/08/19 22:17:13.33 cJ5bRHheo 24/283

トーナメント表が上手く書き込めない…
かなり雑ですがこのまま進めます

26 : 以下、名... - 2017/08/19 22:26:37.93 cJ5bRHheo 25/283


麻子「チーム名だけでも判断が付くチームもあるな」

エリカ「『ヨーグルトのマーチ』はヨーグルト学園とコアラの森学園のメンバーでしょうね。前回も出てました」

カルパッチョ「BC自由と継続はそのまま高校名ですね。学内で組んだチームなのでしょう」

アンチョビ「ナカスリベンジャーズってのはわからんな」

まほ「恐らくベルウォール学園の中須賀エミのチームだろう」

カチューシャ「ふーん。ナカスガのナカスを『泣かす』とかけてるつもりなんでしょうね」

まほ「だろうな」

カチューシャ「それにしても1回戦でマホーシャと私に当たるなんてラッキーね!前回負けたからリベンジしたがってる相手だもの!でもかわいそうに!私とマホ―シャは最強!泣くのはあっちの方よ!」

???「最強のチームなんてものは存在しない」

カチューシャ「え?あ、あんたは……」

愛里寿「…………」

カチューシャ「島田愛里寿!なんであんたがここに!」

愛里寿「私も参加者だから」

カチューシャ「なんですって!?」

愛里寿「……『ボコファイターズ』としてアズミと参加する」

まほ「最強のチームが存在しないと言ったな。その理由は?」

愛里寿「…………あなたたちは強い。でも私たちと戦えば私たちが勝つ。だから最強じゃないという意味」

まほ「…………そうか」

愛里寿「………………」

まほ「…………………」

まほ「今の言葉、証明できるといいな」

愛里寿「…………」スッ..テクテク..

「いやー、島田愛里寿まで参加してるとはねー。ま、参加資格は戦車道関係者で在学中であることぐらいだから、大学生でも問題ないけど」

柚子「でも大半が高校生ですから、基本的に大学生は出場しない向きがあるのですが……」

「まーね。でも大学生って言っても島田愛里寿は13歳。相方が普通の大学生だから、チームとしての平均年齢は高校生くらいだし、ちょうどいいくらいじゃん?」

カルパッチョ「…………それにしても」ハァ

桂利奈「?どうしたの?」

カルパッチョ「また……たかちゃんが観に来てくれてない……」シュン

桂利奈「う……だ、だいじょぶ!カルパッチョさんがすごかったっていっっっぱい言っとくから!」

カルパッチョ「本当!?お願いね!」

みほ「………………」

みほ(初戦の相手はケイさんとペパロニさんかぁ……ケイさんは私が負けた相手で、ペパロニさんは会長が負けた……ちょっと怖い相手だなぁ)

オレンジペコ「……大丈夫」

みほ「え?」

オレンジペコ「私たちならきっと勝てますよ」ニコリ

みほ「オレンジペコさん…………うん、ありがとう」ニコリ

27 : 以下、名... - 2017/08/19 22:28:22.71 cJ5bRHheo 26/283


ケイ「お。今回も継続高校は出場するのね」

アリサ「前回はラップにすらなってなかったですけどね」フゥ

ポロロン..

ナオミ「ん?この音色は」

ミカ「やあ、風に吹かれて来たよ」

アリサ「出た……ジャージと帽子と楽器の女」

ミカ「ファッションと持ち物だけで呼ばないでくれるかな。私の名前はミカだよ」フフッ

ナオミ「今回も参加するんだね。継続高校にしては珍しく積極的だ」

ミカ「フリースタイルバトルには人生で必要なものが全て含まれていると気付いたからね」

ナオミ「……そう、か?」

アキ「もうおかげで大変だったんですよー!ただでさえお金が無いのに勉強用にフリースタイルバトルのDVDを買ったり……」

ミッコ「レンタルで無いんだもんなー!」

ケイ「あっはは!うちに言ってくれれば貸したのに~、って、大会前にはそうゆーのダメだったっけ?」

ナオミ「とにかく、やる気になっているならいいことだ」

アキ「それはそうなんですけどねぇ……はぁ……練習に付き合うのも疲れた……」

ミカ「その苦労も人生に必要なものさ。人生に必要なものがフリースタイルバトル周りにもポロポロ落ちている。拾うといいよ」

アキ「はいはい」

ミッコ「そんじゃ失礼しまっす」

ケイ「じゃあね~♪ばいばーい!」

スタッフ「出場者の皆さま、そろそろ舞台裏の方でスタンバイをお願いします」

みほ「は、はい」

ニーナ「プラウダの裏は怖えけんど、こったら場所の裏なら安心だべ」テクテク

ゾロゾロゾロ..

28 : 以下、名... - 2017/08/19 22:28:51.58 cJ5bRHheo 27/283


エミ「………………」

音子「西住まほに一発カマし入れとかなくていいのか?」 ※山守 音子(やまもり ねこ)・・・リトルアーミー2に登場。ベルウォール学園の戦車道チーム所属。かなりクチが悪い上に喧嘩っ早い。ヤンキー風。一人称は俺。

エミ「い、入れるわけないでしょ!そんなこと出来ないわよ!」

音子「あっそ。けどよー、西住まほを倒す気は満々なんだろ?」ニヤ

エミ「…………ええ。リベンジを果たした後、みほにも勝って優勝するつもりよ」

音子「……へっ!いい顔してるな。さすがマネージャー。っと、モタモタしてっとやっべえな。最初の試合だった」タタッ!

エミ「あ、ちょっと!いきなりなんだから……ったく」タタタ

29 : 以下、名... - 2017/08/19 22:32:55.57 cJ5bRHheo 28/283



◇◇◇◇◇◇このSSにおけるフリースタイルバトルの説明◇◇◇◇◇


バトル中のセリフは全てラップですので、実際に声に出してラップも出来るようになっています

バトルは8小節毎で交代のターン制です

1小節とは「いち、にー、さん、しー」の4拍のことです。4拍×8回で8小節になります。8小節でスクラッチが入り、相手とターンが替わります

バトルを見る前に、PCの人は別タブ、スマホの人はバックグラウンドで再生してもらうなどしながら読んでもらえると、より楽しめると思います

ちなみに、このSSをまとめサイトで読む場合、スマホの方はPC用のサイトで見ると読みやすいと思います。スマホ用ページの場合、ページ切り替え時に動画が止まってしまうので(まとめてもらえるかはわかりませんが)


ビートはYoutubeのリンク先の動画です。ラウンド毎にリンクを貼っています

リンク先の動画が削除された時のため、URLの横に動画の時間を記載します。もしリンク先が削除されていたら、同じくらいの時間のビート用動画で代用できます

動画の時間は基本的に『8小節4本』ですので、4本以上ある動画の場合、同じくらいの時間でもテンポが合わない(早い)のでご注意ください



★バトル時★

みほ「○○○○○○○○○○○○」 この1行で1小節になっています。文字数によって早口だったりゆっくりだったりします

みほ「○○○○○○○○○○○○」×8で1バース終了。スクラッチきっかけで、次は相手のバースになります。基本、3ターン(往復)で終了です


この大会における2ON2のルールですが、特別なものはありません。小節の割り振り方は自由です。1小節、2小節ごと交互でもOK。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


30 : 以下、名... - 2017/08/19 22:37:21.54 cJ5bRHheo 29/283


【ステージ】

役人「選手入場の前に、今回の審査員を紹介しましょう!」ワァァァ!!

役人「撃墜率120%!ラップで女性を口説き落とす陸上自衛隊のグッジョブ教官こと蝶野亜美さん!」

亜美「よろしくー!」ワァァァア!

役人「そして、知る人ぞ知るラッパー、KODAMAこと児玉七郎さん!戦車道連盟の理事長です!!」

理事長「ど、どうも」ワァァァ!

役人「……戦車道の試合で審判を務めるかたわら、大学ではフリースタイル漬けの日々を送っていた……篠川香音さん!」

香音「よ、よろしくお願いします」ワァァァ!

役人「この方を知っている人はいるでしょうか?今は活動をしていませんが、実力派と高い評価を受けていたラッパー、Shin-Zabrowさん!」

新三郎「よろしくお願いしやす!」ワァァァ!

役人「……えー、前回はもう1人、島田千代さんが審査員をしてくださったのですが、今回は身内が出場するということで辞退されました」

役人「しかしこの方もある意味でレジェンド!昔はラッパーとして活躍し、ここでは言えないような危ない橋を渡ったり、様々な武勇伝をお持ちのギャングスタ!今はせんしゃ倶楽部本店の店主をしておられます、浅井さん!」

浅井「どうも……」ワァァァ! ※リボンの武者2巻に登場。せんしゃ倶楽部本店の店主として戦車道連盟のパーツ等を取り扱いながら、強襲戦車競技(タンカスロン)用品を地下で販売、カスタム等を行っている

役人「そして今回は、勝敗の判定方法が前回と変わっています!前回は審査員5名による判定、そして全員一致の場合はクリティカルで勝利となりましたが……今回はお客さんも審査に参加してもらいます!」

ワァァァァ!!

役人「まず試合終了後、どちらが勝ったと思うか、お客さんは声を上げながら片手を挙げてください。その歓声が大きく、挙がった手の数が多い方がまず1ポイント獲得し、そしてその後の審査員による判定での勝者にはまた1ポイント入る、というシステムになります」

役人「2ポイント……つまり両者の支持を獲得した方が勝者となり、試合終了です。前回はラウンド毎に勝敗を決め、2ラウンドをとったら勝ちでしたが、今回は一発勝負のスリリングなバトルとなっています!」ワァァァ

役人「ただし!お客さんと審査員の判定が割れた場合は延長戦として再試合を行います!そして審査員が全員一致したとしてもクリティカルはありません。あくまでお客さんと審査員の判定結果は対等となっています!」ワアッァァ!

役人「最後にもう1つ。審査員の判定は公正を期すため、お客さんに判定を聞く前に、どちらの勝ちかを決めてもらいます。事前に赤と青の2本の旗を渡してありますが、勝者だと思う方の旗のみを手に持ち、余った旗はスタッフが一旦回収します。そしてお客さんの判定後に、審査員に旗を上げてもらうようにします。ですので、お客さんの歓声や空気によって判定を変えるといった不正はありません。ご安心ください」ワァァ..

役人「……長くなりましたが、説明は以上です。よろしいでしょうか?判定の時は大いに盛り上がってくださいね?日頃の嫌なことを忘れてしまいましょう!」ワァァ!

役人「そう、いつ終わるともしれない書類整理や関係者各位への対応、メガネの度が合わなくなってきたりする日常のストレスは全てここで捨てましょう!」

役人「では!早速いきましょう!第2回フリースタイルMCバトル大会!始めるぞーーー!!!」

ワァァァァァァ!!

31 : 以下、名... - 2017/08/19 23:05:27.62 cJ5bRHheo 30/283


【2階席】

沙織「前から不思議だったんだけど……」

「?はい」

沙織「審査員を務める人たちって、どういう基準で選んでるのかな?」

「……想像ですが、まず審査員を務める人を決める人は誰がいいかを審査する人を誰にするかを審査する人を…」

沙織「ストップ。小山先輩、知ってますか?」

柚子「単純にHIPHOPにまつわる人たちが選ばれたって聞いたよ?新三郎さんとか理事長は元ラッパーだし。ただ……」

沙織「ただ?」

柚子「参加校の関係者じゃない人を中心に選出してるみたい。篠川さんは戦車道の審判で公正な判断が出来るだろうし、理事長も特定の学校と密接な関わり合いは無い。せんしゃ倶楽部の浅井さんも同じだね。蝶野さんはうちの練習を手伝ってくれたけど、他の学校にも行ってるから問題無し」

沙織「なるほど……あれ?でもそれだと……」

柚子「そうだね。新三郎さんは大洗の人だから、うちが出場する時は審査員にしない方がいいんじゃないかって意見も出たみたい」

沙織「ですよね?」

柚子「ただ、他に審査員を務めてくれそうな人がなかなかいないんだって。そこで、元ラッパーの新三郎さんならフリースタイルバトルの判定で身内びいきはしないだろうってことで選ばれた」

沙織「そっかぁ……確かに自分が判定される立場を経験してたら、身内だからって有利にする審判なんて許せない!ってなる……自分は絶対そういう判定はしないぞーって思いますもんね!」

柚子「そういうこと」

32 : 以下、名... - 2017/08/19 23:09:41.19 cJ5bRHheo 31/283


【ステージ】

役人「今大会の開幕試合!選手、入場してください!」ワァァァァ!!


エミ「…………」ザッ!

音子「…………」ザッ!



まほ「…………」ザッ

ワァァァァ!

カチューシャ「…………」トッ..


役人「1回戦、第1試合は、ナカスリベンジャーズ対まほカチュです!」ワァァァァ!!


エミ(っ……やはり西住まほの登場時の歓声がすごい……)ゴクリ

音子「……おい。あんま気負うな」

エミ「え?」

音子「負けたらどうせ俺のせいになるだろうしよ。へっ、気楽にやれよ」

エミ「あんた……」

33 : 以下、名... - 2017/08/19 23:12:20.87 cJ5bRHheo 32/283


カチューシャ「………………」

まほ「?静かだな。緊張してるのか?」

カチューシャ「そ、そんなわけないじゃない。あんたこそ緊張してるんじゃないの?」

まほ「いや、全く」

カチューシャ「…………そう」フン

まほ「カチューシャが一緒だからな」

カチューシャ「え……///」

まほ「負ける気がしない。だって……最強なんだろう?」クスッ

カチューシャ「…………ええ!当たり前よ!」ニカッ!



役人「それでは……始めます。先攻後攻じゃんけんをお願いします」

エミ「」ザッ

まほ「」ザッ

ジャンケンポン

エミ「!後攻で」

まほ「負けた」テクテク

カチューシャ「あんた弱いのよっ」ペシペシ!

まほ「すまない」フフ

エミ(な!?西住まほがお尻を叩かれてる!?どんな関係なの!?)


役人「……DJルミ、ビートをお願いします」

ルミ「………………」キュルッ

♪~

※今後、ビート確認シーンは省略します

役人「OK!では始めます!フリースタイルバトル、2ON2!」

エミ音子「………………」

まほカチューシャ「………………」

役人「先攻、まほカチュ!後攻、ナカスリベンジャーズ!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュキュ!

34 : 以下、名... - 2017/08/19 23:14:01.71 cJ5bRHheo 33/283


http://www.youtube.com/watch?v=lv89jtWftqY 3:41

<1回戦 第1試合 先攻 [まほカチュ] 西住まほ、カチューシャ VS 後攻 [ナカスリベンジャーズ] エミ、音子>

カチューシャ「私とは因縁無い ナカスリベンジャーズ」

カチューシャ「でも私あんたら ぶちのめして 客沸かすしデンジャラス」ワァァ!

まほ「復讐相手と 1回戦で当たる時点で 神に選ばれてねぇ」ワァァ!

まほ「散るか引き立て役か 生贄になるか 自分で選べよ」ワアァァ!

カチューシャ「さあ選択肢 どっち選んでも負け行き あみだくじ」ワァァ!

まほ「そう『Shock!』で言っていたように 今の自分が明日の強敵」ワァァ!

まほ「お前らが強くなった先に さらに強くなった私がいるわけさ」ワッァア!

カチューシャ「仕方ない だって 私たちは そういう星の元に生まれた」ワァァァ!



音子「うるせぇ てめぇ自慢 ちっせぇガキが邪魔すんじゃねぇ」

音子「こちとら はらわた煮えくり返ってんだボケ ぶちかますだけ!」ワァァ!

エミ「わかるわね? 失うものの無い強み アイツより こいつより」ワァ!

エミ「濃いフロウに 怒りと情熱を乗せて 今こそあんたら 見返す時!」ワァァ!

音子「あみだくじごと 燃やして火傷させてやるぜ オラオラ!」

音子「ドタバタ劇 やってろ勝手に こっちは 恨みを晴らすだけだぜぇ!」

エミ「ただふざけてるわけじゃない 不器用すぎるかも でも筋通す」ワァァ!

エミ「もう背中は見えてきている だからこそ ここから真っ向勝負!」ワァァ!



まほ「背中が見えてる?…………それは認める」

まほ「ただ気付いてないだろうけどな お前ら周回遅れ」ワァァァ!

カチューシャ「ホラホラ 追いつくなんて無理 マホーシャの背中には 羽が生えてる」

カチューシャ「一目で わかっちゃうでしょう ねぇ、『一体誰が負けてる?』」ワァァァ!

カチューシャ「越えられない壁 飛べちゃえないわけ おまけ?それは願い下げ」ワァァァ!

カチューシャ「実力差が ありすぎるのに 真っ向勝負って 荒唐無稽!」ワァァ!

まほ「諦め悪さが 美徳な貧乏神 誰かに なすりつける他ない」ワァァ!

まほ「努力は裏切らないが 他の道見ないなら お前が努力を裏切ってる」ワァァ!

35 : 以下、名... - 2017/08/19 23:14:58.61 cJ5bRHheo 34/283


音子「うるせぇ 裏切ってんのは てめぇらの方だろうが!」

音子「こっちが バチバチにぶつかってんのに 余裕ぶってんじゃねぇよコラァ!」ワァァ

エミ「名誉とか どうでもいい 欲しいのは勝利 つまりヴィクトリー」

エミ「1対1では負けたけど 音子と私なら起きる ケミストリー」ワァァァ!

音子「だからこそ お前らの勝率はゼロ こっちが勝つに決まってんだ!」

音子「なんだ?おい ビビってんのか?今さら謝っても許さねぇからなぁ!」ワァァ

エミ「西住まほ 口の悪い天使 つまり堕天使 私は剣士」ワァァ!

エミ「その羽 叩き切って焼き切ってあげるわ 売るほどあるのよ負けん気」ワァァ!



まほ「さっきまで やけに攻撃的に怒鳴ってた 黒い音子(ねこ)」

まほ「名前と真逆じゃないか エミに従順な犬 うるさく吠える」ワァァァ!

まほ「でも今のバース いきなり自画自賛 立ち位置ガバガバ」ワァァ!

まほ「はっきり言って お前足手まとい 足引きババアだな!」ワァァァァ!

まほ「悪いな音子 私は意外と はっきり言うタチなんでな」ワァァ!

まほ「癪に触って 吐きそうになっても リバースさせねぇぐらいにな」ワァァ!

カチューシャ「雰囲気エンドロール 豪雨が過ぎたあとの 快晴のよう」

カチューシャ「バトル予報士がいたとしたって 絶対言わない 再戦模様」ワァァ!



エミ「再戦希望 話足りない 私が違い 見せて語りたい!」ワァァ!

エミ「音子と混ざり合い 化学反応 起こして 一花咲かしたい」ワァァ!

音子「まだまだ試合は始まったばかりだ!こんなところで終わるわけねぇ!」

音子「おい 何澄ました顔してんだボケ!まだ途中だぞクソ野郎が!」ワァ!

エミ「クソ野郎たちに嘘だろう?ってぐらいの逆転劇 起こす作戦」

エミ「電撃戦で激戦 決着付けるのは延長戦でどう?と尋ねる」ワァ!

音子「こちとらベルウォールの代表だ!負けねぇ気持ちはてめぇら以上!」

音子「戦車道で負けようが マイクで叫んで 声枯らして勝つんだ!!」ワァ!



役人「終了ーーーーーー!!!」

ワァァァァ!!

36 : 以下、名... - 2017/08/19 23:15:34.96 cJ5bRHheo 35/283


役人「ではまずお客さんに聞いてみましょう!みなさん、いいと思ったチームがコールされたら片手挙げたまま声出してください!」

役人「……いきます!この勝負、まほカチュが勝ったと思った人!」

ワァァァァ!

役人「……ではナカスリベンジャーが勝ったと思った人!」

ワァァ!

役人「まずはまほカチュに1ポイント入ります。では審査員の判定に移ります。勝ったと思う方の旗を上げてください。お願いします!」

亜美「『まほカチュ』」

理事長「『まほカチュ』」

香音「『まほカチュ』」

新三郎「『まほカチュ』」

浅井店主「『まほカチュ』」

役人「全員一致!この試合、まほカチュの勝利です!!」ワァァァッァア!!



音子「くそっ!」

エミ「………………」

音子「すまねぇ。やっぱり足引っ張っちまった」

エミ「何言ってんのよ。それはお互いさま。力負けだもん……うん、仕方ない」

エミ(西住まほ……どのジャンルでも高い壁として存在するのね……凄い人だわまったく……)フフ

37 : 以下、名... - 2017/08/19 23:16:52.05 cJ5bRHheo 36/283

1503141018-037


38 : 以下、名... - 2017/08/19 23:18:43.36 cJ5bRHheo 37/283


【2階席】

沙織「みぽりんのお姉さんが勝ったね」

「そうですね。いい試合でした。熱さで言えば、きのこたけのこ論争には及ばないでしょうが…」

そど子「ちょっと!その問題はデリケートで暴動が起こりかねないからやめなさいよ!」

千代「こんにちは。ずいぶん賑やかね」

沙織「えっ?あ、こ、こんにちは。あなたは……」

「……すみません。わたくし、華道関係者や定食屋さんの女将さんは大体すぐ憶えているのですが……あなたのことは存じ上げておりません」

千代「………仕方ないわ。私は女将ではないから」

「では板前……?」

沙織「華は少し椅子に座って目を閉じて幼少期から思い出を遡る時間とろうか」

「いいんですか!?」

優花里「テンションが上がる理由がよくわからないあたり、五十鈴殿らしいですぅ」アハハ

沙織「ええっと……島田愛里寿さんのお母さん、島田千代さん……ですよね?」

優花里「ええ!世界中に道場を持っている島田流戦車道の家元であり、かつ大学戦車道連盟の理事長も務めておられ、さらに直射日光を避けるために日傘を差す女子力をお持ちの美女!その美貌と物腰の柔らかさ、そして室内でも手袋をしていて指紋を残さないことから、愛人にしたい戦車道関係者ランキングでは上位に…」

沙織「ゆかりんに聞いてないから。あと後半失礼になってる!」

千代「別にかまわないわ。ふふ、詳しいのねあなた」

優花里「ええ!戦車道は私にとって無くてはならない存在ですから!必然、知識は深くなっていきます!例えば、先日島田殿がすっぴんのジャージ姿でゴミ出ししている姿を週刊誌にすっぱ抜かれた記事も目を通し…」

千代「………………」ゴゴゴゴ..

優花里「ひっ!?ご、ごめんなさい!余計なことを!」

千代「構わないわ……ふふ」

「それで……何故わたくしたちのところにいらしたのですか?審査員を辞退されたのは聞いておりますが……」

千代「迷惑でなければ一緒に観戦させてもらおうと思ったからよ」

沙織「わ、私たちとですか!?」

千代「ええ」

沙織「どうしてですか?」

千代「しぽり……いえ、西住しほさんと一緒に観戦したいと思ったからよ」

沙織「え?でもみぽりんのお母さんなんていませんけど…」チラ

しほ「………………」

沙織「きゃあああ!いつの間にかいた!!」

39 : 以下、名... - 2017/08/19 23:21:18.92 cJ5bRHheo 38/283


しほ「……バトルが始まったせいで声をかけそびれてしまってね。みほのクラスメイトと観戦するのも興味深いと思ったのだけれど……ダメかしら?」

「正直、気を遣うので別の場所へ…」

沙織「華!和を!和の心をもっと!」

「あら。そうでした。わたくしとしたことが……」

優花里「大歓迎ですぅ!西住殿の義母様とこうして同じ空間で呼吸できる喜びに私は至福を感じてますぅ!」

しほ「うふふ。なかなか大げさね。でもそう言ってもらえると嬉しいわ」

紗希「……………………」ジー

しほ「な、なにかしら」

あや「紗希も嬉しいって言ってます!」

しほ「そ、そう」

千代「……そちらの件は片が付いたようだけれど、私も一緒に観戦してもいいかしら?」

沙織「もちろんです!今回の大会って、審査員のコメントが無くなっちゃったみたいで、どこがどう良かったのかとかわからないんですよね……だから」

千代「それなら私なりの解説をしてあげましょう。その方が楽しめるはずですもの」

沙織「ありがとうございます!」

千代「ちなみに今の試合は、カチューシャさんの1バース目の『どっち選んでも負け行き あみだくじ』というのが、KEN THE 390の『Shock!』っていう曲の歌詞をサンプリングているのね」

千代「それを受けてまほさんもサビの『今の自分が明日の強敵』というフレーズを使った」

千代「『背中が見えてきた』というエミさんに対し、周回遅れだと返したり、音子(ネコ)さんの名前から『タチ』、『リバース』という言葉遊びを交えたり、まほさんのアンサーが冴えていたのと、カチューシャさんの堅実なライムもポイントだったわね」

千代「それに両者とも前回以上にリズムに乗って心地よくフロウしていたわ。ナカスリベンジャーズも成長しているのだけれど、相手が悪かったわね」

沙織「なるほど……」

「色々細かい仕掛けが施されているのですね……」

柚子「さて、次の試合は……」

「『継続』と『レッドブルーズだな』」

柚子「継続は……ミカさんとミッコさん。レッドブル―ズは、レッドスターさんとクラーラさんだね」

「レッドはわかるがなぜブルーなんだ?」

柚子「瞳の色なんじゃないかな?あとはロシアの国旗とか」

「継続は前回散々な結果だったが、今回はどうかな」

柚子「あの人たちの性格を考えるとどっちとも取れるよね。下手でも参加して楽しみたいとも思いそうだし、負けたままで終わりたくないっていうのもありそう」

「一体、前回とどう変わったのか……」

40 : 以下、名... - 2017/08/19 23:21:56.04 cJ5bRHheo 39/283


【ステージ】

役人「それでは1回戦 第2試合を始めます!両者入場してください!」

ミカ「…………」ザッ

ミッコ「…………」ザッ

小梅「…………」スッ

クラーラ「…………」ザッ


役人「先攻後攻じゃんけんをお願いします」

ミッコ「はい」

クラーラ「はい」

小梅「………………」


クラーラ『コウメさんはリズム感がいいです。なので大会までにフロウを中心に鍛え、そのあとにライムを練習すればかなりいいと思います』


小梅(黒森峰代表の時よりも頑張った。ライムも勉強した。落ち着いて戦えばきっとなんとかなる)グッ

ミッコ「先攻で!」

役人「OK!では先攻、継続!後攻、レッドブル―ズ!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ……」キュルル!

41 : 以下、名... - 2017/08/19 23:24:10.42 cJ5bRHheo 40/283


http://www.youtube.com/watch?v=CQhu6z0jMyE 2:44

<1回戦 第2試合 先攻 [継続] ミカ、ミッコ VS 後攻 [レッドブル―ズ] クラーラ、レッドスター>

ミカ「まず一言 前回は 申し訳ない」

ミカ「情けない試合 別に 調子が出ない」ワァァ!

ミカ「わけじゃなく 単純な実力不足」

ミカ「でも今日は 見せてあげるよ違う世界!」ワァァァア!

ミッコ「生まれ変わった継続だ 手を上げな!」ワァァ!

ミッコ「レッドブル―ズは 速攻 音を上げな!」ワァァァ!

ミカ「その声を吸収し 脳の中枢まで フロウを注入」ワァァァァ!

ミカ「苦悩も苦労も 重々承知 しつつ 悠々押韻」ワァァァァ!



クラーラ「ようやく立っただけ スタートライン」

クラーラ「もっと先にいるから吐く スマートな詞」ワァァ!

小梅「止まりはしない まるでブルドーザー」

小梅「降参する方が正解だよ お利口さん」ワァ!

クラーラ「凝り性な ヤツらが今 トレンドなだけ」

クラーラ「これ動画アップされても コメント無さげ」ワァァ!

小梅「継続する気ない だって まずつまんない」

小梅「レッドブル―ズにお客さん 拍手喝采」ワァァ!



ミカ「ならばこんな早口なフロウ 無能を愚弄する」ワァァァ!

ミカ「枠を通り越す 言葉 放り込む 脳に即」ワァァ!

ミッコ「直通してやるぜ そのディスは超苦痛」ワァァ!

ミカ「目の色の境目を消す 鳴き腫らした赤い目」ワァァァ!

ミッコ「ブルドーザーで ビートの邪魔するなよレッドスター」

ミッコ「お前に必要なのは スキルの前に説教か?」ワァァ!

ミカ「お互い成長 でもレッドスターはただの勉強家」

ミカ「私は音、言葉と混ざり HIPHOPを感じたいのさ」ワァァァ!

42 : 以下、名... - 2017/08/19 23:25:36.99 cJ5bRHheo 41/283


小梅「最後の2小節 韻を無視してますよね?」

小梅「変なキャラ付け 誤魔化しの角度で」ワァァ

クラーラ「元を正せば単なる 変わり者」

クラーラ「まがい物 余り物 可哀想 だから 破壊しよう」ワァァ!

小梅「勉強家ではない 楽しく遊ぶ それが音楽」ワァァ!

小梅「褒めたあとに けなす 困惑」ワァ!

クラーラ「そもそも大舞台なのに ジャージとか浮いてる」

クラーラ「最後 踏み損ねたからか?なんか もたついてる」ワァァ



ミカ「時に踏み損ねが打破する 予定調和」

ミカ「結果 手にする固定票が キミたち導くよゲームオーバー」ワァァァ!

ミッコ「ジャージがなんなんだ? これが着たいから着てるだけ」ワァ!

ミッコ「このカッコで ラップしたいからしてるだけ!!」ワァァ!

ミカ「価値観という檻で鎖に縛られたプリズナー」

ミカ「私は観衆の支持得る 看守 ミッコと羽ばたくいつか」ワァァァ!

ミッコ「いつかっていうか 今ここからだぜミカ!」

ミッコ「沸き上がる意志には 逆らえねぇな!」ワァァァ!



小梅「『逆らえねぇな』 ここ踏み外し」

小梅「ミスしまくり 1回戦負け 次は無理」ワァァ!

クラーラ「プリズナー なんかより合わせる 辻褄」ワァァ!

クラーラ「自由を謳歌する そう まるでフリープラン」ワァァ!

小梅「無理すら 簡単に解決する2人組です」

小梅「誰もが認める実力 プライスレス」ワァァ!

クラーラ「宙に浮いた問題も解決 レッドブル―ズ」

クラーラ「クラーラ&レッドスター 結束充分」ワァァ!



役人「終了ーーーーーー!!!」

ワァァァァ!!

ミッコ「はぁ……はぁ……おっし。きっと大丈夫なはず」

ミカ「ミッコ。勝負というものはどう転ぶかわからない。結果を聞くまでは口をつぐむものさ」

43 : 以下、名... - 2017/08/19 23:26:12.71 cJ5bRHheo 42/283


役人「ではお客さんに聞いてみましょう!先攻、継続が勝ったと思う人!」

ワァァァァァァ!!

役人「……後攻、レッドブル―ズが勝ったと思う人!」

ワァァァ!

役人「まずは継続が1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『継続』」

理事長「『継続』」

香音「『レッドブル―ズ』」

新三郎「『継続』」

浅井「『継続』」

役人「勝者!継続~~~~!!!!」ワァァァァ!!

ミッコ「よっしゃあ!」

ミカ「…………」フゥ

クラーラ「っ…………」

小梅「うぅ……」ガクッ

44 : 以下、名... - 2017/08/19 23:27:21.51 cJ5bRHheo 43/283


【2階席】

優花里「継続のお2人は前回とは打って変わってまともですねぇ」

しほ「前回の試合を動画で観た限りでは、実力不足だったというよりは、あまりやる気が無かったように見受けられたわね」

沙織「確かに……」

「アクティブなようでアクティブではない。これはもはやアクティブの輪のようですね」

沙織「そこは普通にメビウスの輪かな」

千代「しかしそんな継続高校の2人がここまで急成長するとは予想外だったわね。ミカさんはライミングとフロウが優れています。そしてミッコさんはバイブスが高くリズム感もあるので良い具合にマッチしていて、いいチームだと思います」

しほ「成長度合いで言うなら、レッドスターもかなりのものね。前回より遥かに上手になっている」

千代「そうね。攻撃が踏み外しに対して偏ってしまって、あまり有効なダメージは与えられなかったけれど、急成長と言えるほど力を付けているわ。今後、さらに上を目指せるでしょうね」

沙織「…………みぽりんのお母さん、動画で前の大会観たんだね」ヒソヒソ

「やはり自分の娘の動向が気になるのが親心というものでしょう。わたくしのお母様も同様です。わたくしがよく食べに行くチェーン店の割引クーポンをくれますから」

沙織「それとはなんか違う気もするけど……まぁいいや」

そど子「…………」ソワソワ

あゆみ「園先輩?どうしたんですか?」

あや「おっきい方を我慢してるんですか?」

そど子「ち、違うわよ!」

あや「じゃあ中くらい?」

そど子「大きさなんかどうでもいいのよ!それより次の試合が……」

紗希「………………ちょうちょ」

そど子「そう!ちょうちょがついに戦うわけ!だから私も緊張…………ってなんでちょうちょがバトルするのよ!そして私がどうしてソワソワするのよ!」

優季「冷泉先輩頑張って~!」

そど子「ってもうステージに立ってる!?あんたたちが風紀を乱すから……!」

「ま、まあまあ、落ち着いて観ましょうよ」

45 : 以下、名... - 2017/08/19 23:28:26.55 cJ5bRHheo 44/283

1503141018-045


47 : >46 間違えた。正しくは↓ - 2017/08/19 23:32:52.80 cJ5bRHheo 45/283


【ステージ】

麻子「………………」

エリカ「………………」

アスパラガス「………………」

ボルドー「………………」

麻子(BC自由学園が初戦か。なかなか厳しいかもしれん……だがアイコンタクトでコミュニケーションをとる練習はした。逸見エリカも熱くなりすぎてしまうところを抑えるべく努力した。勝てる可能性はあるはずだ)

役人「それでは先攻後攻じゃんけんをお願いします」

エリカ「私が行くわ」

麻子「頼む」

ボルドー「勝ってくれよ」

アスパラガス「任せるざます」

ジャンケンポン!

エリカ「!後攻で」

役人「OK!先攻、BC自由!後攻、チンピライマーズ!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュキュッ!

48 : 以下、名... - 2017/08/19 23:36:55.74 cJ5bRHheo 46/283


http://www.youtube.com/watch?v=4DvRfHKXjpk 3:31

<1回戦 第3試合 先攻 [BC自由] アスパラガス、ボルドー VS 後攻 [チンピライマーズ] REZE、エリカ>

アスパラガス「1回戦 うちらと当たるなんて 不運の極みだ」

アスパラガス「前回のファイナリスト でもお前たちの 武運も下火だ」ワァァァ!

ボルドー「スタミナは充分か? チームワークは充分か?」

ボルドー「発揮する間も無く散る ステージにいられるのは せいぜい10分間」ワァ!

アスパラガス「そのあいだに明らかな力を見せるアスパラガス」ワァァァ!

アスパラガス「お前たちが出来ないフロウで当たり前に勝つ必ず」ワァァ

ボルドー「彩り豊かなラップショウ 握りこぶしガッツポーズ」ワァ!

ボルドー「これがTEAM BC自由 お前らはすぐに脱帽する!」ワァァァ!



麻子「脱帽か都合よく騒ぐボウズだフロウがすごーく上手いだが苦悩」ワァァ!

エリカ「全然響かねぇのよ! 器用貧乏ってだけな無能!」ワァァ!

麻子「アスパラガス、自覚ならある?ドヤ顔 まず腹立つ」ワァァァ!

麻子「カスなら勝つ、逆なら去る、わかりやすいっすね ザコ専門家」ワァァ!

麻子「うちらは倒せんもんな アンタたこせん問屋? ペラペラで薄っぺら」ワァァ!

エリカ「目の前でフラフラ なんとも狩りやすい獲物に映ってらぁ!」ワァァァ!

麻子「その後 速度上げてボルドー 髪の毛 刈り込むと ショック症状」ワァァ!

エリカ「まるで昭和並の暗黒面 負け認めるまで しごく調教!」ワアァァァ!!



アスパラガス「調教なんて堂々逃亡 想像以上の素早さあるからさ」ワァ!

アスパラガス「REZEのライムなんてヒラリヒラリ かわす体」ワァ!

ボルドー「元敵同士なんだろ?チームワークがいいのか悪いのかどっちだ?」

ボルドー「お前らぼっちか? 自分自分が強すぎて見苦しいんだよ!!」ワァァ!

アスパラガス「その見苦しい 部分を慈しみ 見守り続ける教師」

アスパラガス「今日死んだとしても 満足できるよう祈る まるで祈祷師」ワァァ!

ボルドー「てなわけで 戦後処理やっておく 勝つのはこっち わかります?」

ボルドー「残酷だけども仕方ない だってバトルってのはサバイバル」ワァァ!

49 : 以下、名... - 2017/08/19 23:41:19.13 cJ5bRHheo 47/283


麻子「サバイバル の相手 がライバル ならイラつ くことない さ快活」ワァァァ!

麻子「でもお前らはここで終わるのさ ずっと待っときな改札 の前で!」ワァァ!

エリカ「その間に こっちは保つリード 乗るなら特急?快速?」

麻子「ゴールした時 あんたらは泣く…いや、すでに喪中、ガイコツ」ワアァァ!

エリカ「仲間共は 愛想尽かして 2人の敗北を散々に罵倒」

エリカ「その様を眺めながら 大笑いしてあげるわよ 七転八倒」ワァァ!

エリカ「素人の祈祷師が 死亡した末路は 誰も知ろうとしないわね!」

麻子「戦後処理は任せろ ただ弔問客には 弁当のみ」ワァァァァ!



ボルドー「あーあー、やっぱり名前の通りだ こいつら チンピラ」

ボルドー「威勢がいいけど やることなすこと 信じらんねぇほど 陰気だ」ワァァ!

アスパラガス「仲間が罵倒なんてするわけない 見当違い」

アスパラガス「もっと謙虚に来なよ後輩 『頑張って健闘したい』ってな!」ワァァァ!

ボルドー「そう、それこそ年上の威厳だ お前らとは 年季が違ぇんだ!」

ボルドー「バトルだから虚勢張ってんだろ? わかるぜ 大変なジレンマ」ワァァ!

アスパラガス「最後は認める 旗を上げる ボルドーアスパラガスに」

アスパラガス「どうしたってにじみ出る 極上感 you gotta love me!」ワァァァァ! 



麻子「you gotta love me? 夕方歯ぐき 出して笑ってしまうセリフだ」ワァァ

麻子「まさに歯が浮く そして歯がゆく お前を倒しに竜馬がゆく」ワァァァァ!

エリカ「1年早く生まれただけで そこまで言える 威張りの天才」

エリカ「マジでクソダッセェんだけど 引退 しないの先輩?」ワァァァ!

麻子「前回の栄光に全開で縋(すが)り付くも ゼンマイは錆びて 限界っす」ワァァァ!

麻子「そんな先輩を肴に宴会する 必要ない免罪符」ワァァァ!

エリカ「飴細工みたいに柔い こいつらの実力 低くない?」

エリカ「準備運動は終わり 先輩らの墓標 追い越し 行く2人!」ワァァァ!!



役人「終了ーーーーー!!!」

ワァァァァ!!

50 : 以下、名... - 2017/08/19 23:41:56.30 cJ5bRHheo 48/283


役人「では早速判定に移ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、BC自由が勝ったと思う人!」

ワァァァァ!!

役人「……後攻、チンピライマーズが勝ったと思う人!」

ワァァァァァァ!!!

役人「まずはチンピライマーズが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『チンピライマーズ』」

理事長「『BC自由』」

香音「『チンピライマーズ』」

新三郎「『BC自由』」

浅井「『チンピライマーズ』」

役人「勝者!チンピライマーズ~~~~!!!!」ワァァァァ!!



ボルドー「マジか~!ちっくしょー……」

アスパラガス「仕方ないざます。政治的ではなく、力負けしたざますよ」

麻子「……勝てたか」フゥ

エリカ「まずは1回戦突破ね!」フフン

エリカ「そして……次の相手はもしかしたら……」

51 : 以下、名... - 2017/08/19 23:43:19.69 cJ5bRHheo 49/283


【2階席】

千代「……BC自由も良かったのだけれど……REZEさんは相変わらずライムの手数がすごい。しかも相手のワードを拾った上だから威力絶大ね」

沙織「麻子がすごいのもビックリしたんですけど、それ以上に……えーと……名前…」

「チンピラさんですね」

沙織「それは名前じゃないよ!そうだ、逸見エリカさんだ」

そど子「チンピラで思い出すのも失礼よ」

沙織「ま、まぁそれはともかく。逸見さんが前よりずっと上手くというか……よくわかんないけど、聞いてて気持ちよかったです。これってどういうことなんですか?」

千代「おそらく、前回の経験に加え、REZEさんとの練習でライミングやリズムキープを学んだのでしょうね。前も脚韻は合わせていたけれど、それよりも勢い重視な部分が目立っていたわ。でも今はバイブスを保ちつつ的確に踏み、しかもフロウの抑揚が効いている」

「なるほど」

千代「しかもREZEさんは声質や声量の問題で、バイブスが伝わりづらいのだけれど、その点をエリカさんは上手に補っていて、とてもいいチームだわ」

優花里「はあ~……」

沙織「どうしたのゆかりん。せっかく麻子たちが勝ったのに」

優花里「ええ、それは嬉しいのです。ただ次の試合は、この世で最も可愛いと一部地域で評判の西住殿の出番なのですが…」

沙織「一部地域というより秋山家敷地内ね」

優花里「西住殿が勝ったら……冷泉殿と戦うことになるのですよね……」

「それは大変ですね……おかずが多すぎて炊飯器1つでは炊き足りないような事態ではないですか」

沙織「はいわかるわかる。でもゆかりん、トーナメントだから仕方ないよ」

優花里「はい……わかっているつもりなのですが……」

しほ「……まるでみほが勝つのが当然のような物言いね」

優花里「はい。お義母様、私はお義母さまが立派に育てられた至高の宝であるみほさんの勝利を確信しています。秋山優花里です」

しほ「呼び方を含め、色々と引っかかるわね……まぁいいわ。でもみほたちの相手はそう簡単に勝てる相手かしらね」

「サンダースのケイさんとペパロニさんのチームですよね……西住隊長はケイさんに負けてます……」

あや「ペパロニさんだって会長に勝ってるよ!」

あゆみ「『会長と西住先輩に勝った相手が組んだチームである以上は絶対に侮れない』的なことを紗希も言ってます!」

紗希「…………………………………………」

そど子「……この子がそんな長ゼリフを……?風紀的にそれは正しいのかしら?もう風紀ってなんのことかわからないわ……」

ゴモヨ「落ち着いてそど子」

パゾ美「わからないことも風紀だよ」

優花里「……西住殿……オレンジペコさん……頑張ってください」

52 : 以下、名... - 2017/08/19 23:44:23.16 cJ5bRHheo 50/283

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53 : 以下、名... - 2017/08/19 23:46:13.29 cJ5bRHheo 51/283


【舞台袖】

みほ「うー……」

みほ(ケイさん相手かぁ……やりにくいよ……)

オレンジペコ「みほさん、大丈夫です」

みほ「え?」

オレンジペコ「前に負けた時のみほさんと今のみほさんは別人ですから」ニッコリ

みほ「オレンジペコさん……」

オレンジペコ「それに……」

みほ「?」

オレンジペコ「多分私にとってケイさんは戦いやすい相手だと思いますから」フフフ



【ステージ】

役人「さあ次の試合行ってみましょう!ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物!そしてMIH×O×RENGE!!」

ワァァッァア!

ケイ「はーい!みんなよろしくー!」

ペパロニ「やってやるっすよー!」

みほ「よ、よろしくお願いします」ペコリ

オレンジペコ「………………」ニコニコ

役人「では先攻後攻じゃんけんをお願いします」

ケイ「私がやるー!」ハーイ

みほ「えっと……オレンジペコさんお願いします」チラ

オレンジペコ「はい」スッ

ジャンケンポン!

ケイ「負けたー!」

オレンジペコ「……後攻でお願いします」

役人「OK!では先攻、ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物!後攻、MIH×O×RENGE!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュルッ!

54 : 以下、名... - 2017/08/19 23:48:19.93 cJ5bRHheo 52/283


http://www.youtube.com/watch?v=BgVYayTVwXw 2:39

<1回戦 第4試合 先攻 [ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物] ケイ、ペパロニ VS 後攻 [MIH×O×RENGE] MIHO、オレンジペコ>

ペパロニ「まずは突っ込むぜ ペパロニが」

ペパロニ「ほら文句があんなら かかってこいや!」

ペパロニ「韻とかまだわかんねぇ だけどさ!」

ペパロニ「気合いだけは 負けないつもりだぜ!」ワァァ!

ケイ「個性が薄い人たち 果汁1パーセント」

ケイ「何べんも カーテンコール 出ても記憶されない」ワァァ!

ケイ「私に負けたMIHOに負けた人 リベンジ?」

ケイ「ていうか髪色オレンジ2人 オレンジレンジ?」ワァァ!



オレンジペコ「上海ハニーと浜辺ランデブー」ワァァ!

オレンジペコ「寄せては上げる…ほど谷間無いです…」ワァァ!

オレンジペコ「その点 ケイさん スタイル抜群」

オレンジペコ「でも軽いから 愛人タイプ 即 廃品回収~!」ワァァァ!!

みほ「最新ライム でノリだけのツーマンセル」ワァ!

みほ「撃破して支配する 空間全部」ワァァ!

みほ「勢い余って そっちもう自爆」

みほ「果汁1パーセントが 致死量になる!」ワァァァ!



ケイ「ノンノンノン!飲み慣れてる100パーセントにね♪」

ケイ「そっちは果汁 こっちは機銃 微粒子になるまで撃っちゃうよん!」

ペパロニ「ダダダダダダ!連射しまくってやる!」

ペパロニ「お前らは優勝なんか出来やしねぇんだな!」

ケイ「そっちのツーマンセルは つーまんねーっす」ワァァ!

ケイ「って口調まで移る こっちは仲良し~♪」ワァァ!

ペパロニ「自爆なんてもんは絶対しない」

ペパロニ「嘘ついたんだから謝れ 嘘つきどもが!」ワァ!

55 : 以下、名... - 2017/08/19 23:50:01.37 cJ5bRHheo 53/283


オレンジペコ「謝れ?なら記者会見 を開きますか?」

オレンジペコ「今大変 な時代 嘘とジョークの違いもわからないなんて」ワァァ!

オレンジペコ「ペパロニさんとか言うようなバカにも」

オレンジペコ「埋め込まれちゃってる 脳が可哀想」ワァァァ!

みほ「羨ましいですね 仲良しこよし」

みほ「平和ボケコンビには 鉈(なた)持ち殺し!」ワァァ!

みほ「死体を引きずって 穴掘りそこに」ワァァ!

みほ「埋めて合掌! 肩の荷下ろし!」ワァァァ!



ケイ「ちょっと待って!MIHOこそ全く冗談」

ケイ「通じてない なら繋げる110番!」ワァァァァ!

ケイ「仲良しだとされる ディスリスペクト?」

ケイ「それじゃチームワークは ギスギスですよー?」ワァァァァ!

ケイ「こんなサンプリングも やっちゃうフリーダム!」ワァァ!

ペパロニ「そんな自由なケイさんと 一緒にフリーダム!」

ペパロニ「好き勝手に出来るって めっちゃ楽しいぜ!」

ペパロニ「勝ちだけに こだわって怖い顔 もったいねぇなぁ!」ワァァ!



オレンジペコ「あ、遅ればせながら一言 言わせていただきます」

オレンジペコ「お2人のチーム名、ダサすぎじゃないですか?」ワァァ!

オレンジペコ「長くて意味わかんないし 美味しい物?ジャンクフード」

オレンジペコ「ばかり食べてる バカ舌の二枚舌はイマイチだ!」ワァァァ!

みほ「まぁまぁ それすらも含めてフリーダム」

みほ「おかげで1回戦 楽々進めてフリーパス」ワァァァ!

みほ「ペパロニさんはいつも通り でも ケイさんが劣化」

みほ「ノリがスベっちゃってる 凄惨な結果」ワァァァァ!!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

ワァァアッァァ!!

ケイ「んーむ……」

ペパロニ「…………」ソワソワ..

オレンジペコ「…………」チラ

みほ「…………」コクリ

56 : 以下、名... - 2017/08/19 23:51:00.91 cJ5bRHheo 54/283


役人「では判定に入りましょう!先攻、ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物が勝ったと思う人!」

ワァァァ!

役人「……後攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!!

役人「まずはMIH×O×RENGEが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『MIH×O×RENGE』」

理事長「『MIH×O×RENGE』」

香音「『MIH×O×RENGE』」

新三郎「『ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物』」

浅井「『ペパロニ&ケイと世界中の美味しい物』」

役人「3対2ということで……勝者!MIH×O×RENGE~~~~!!!!」ワァァァァ!!

みほ「やった……!ありがとうオレンジペコさん!」グッ

オレンジペコ「いえ、みほさんの力が大きかったです!」

ケイ「あーー……ごめんねペッパー。私がちょっとダメダメだったかも」

ペパロニ「いや、そんなことないっすよ!それに楽しかったんで負けてもいいじゃないっすか」

ケイ「それもそうね!ハッピー!」

ペパロニ「イエーーーイ!」

ケイ「みんなー!今日はありがとねー!」ワァァァ!

ペパロニ「最高だぜお前らーーー!」ワァァァ!!

みほ「……な、なんか勝った私たちよりあの2人の方が盛り上げてるね……」

オレンジペコ「はい……でもあの感じは私には無理です」

57 : 以下、名... - 2017/08/19 23:52:08.97 cJ5bRHheo 55/283

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58 : 以下、名... - 2017/08/19 23:53:35.89 cJ5bRHheo 56/283


【2階席】

沙織「やった!みぽりんたちが勝った!」

優季「さすが隊長~♪」

優花里「えへへへ。でしょう?西住殿は最高なんですよぉ!」

そど子「でもずいぶん物騒なことを言ってたわよ?西住さんは潜在的なストレスがかなり溜まってるんじゃ……」

あゆみ「今の試合、審査員の判定は3対2でしたけど、そんなに拮抗してた感じですか?」

千代「そうね……ケイさんのワードチョイスやアンサーとを評価したのでしょうね」

千代「『ギスギスですよー』のくだりは、前大会決勝でのMIHOさんのバースをサンプリングしたものでユニークでした。それに加え、あえて踏まずにノリ重視のラインがあったり、フロウも一本調子ではなかった」

千代「ペパロニさんは韻こそほぼないけれど、フロウの乗せ方は上手になっていて成長を感じたわ。前回のアンジーさんと戦った時のような怒りの籠もった激しいバイブスが無かったのは、本来は快活な人柄だからなのでしょうね。それがケイさんのノリとマッチしていて、息が合っていたわ」

千代「一方、MIH×O×RENGEは、オレンジペコさんのオレンジレンジのくだりからのアンサーでは自虐を含めつつ『愛人タイプ、廃品回収』という強烈なディス。3バース目のチーム名いじりと皮肉な返し。そしてMIHOさんの畳みかけるようなライミング。どちらのどの部分に注目するかによって判定結果は変わるでしょうね」

あゆみ「な、なるほど……」

59 : 以下、名... - 2017/08/19 23:57:00.32 cJ5bRHheo 57/283


【ステージ】

ワァァァァ..

ペパロニ「盛り上がってきていい感じっす♪」

ケイ「そうね!あ、そうそう!ミホ!ペッキー!楽しいバトルだったわ!ありがと!それとおめでとう!」

みほ「あ、いえ、はい……」オロオロ

オレンジペコ「ぺ、ペッキー?初めて呼ばれましたそんな風に……」

ペパロニ「ケイさ~ん、名前はちゃんと呼んであげないとかわいそうっすよー?それにこの子、超清楚でおしとやかな、あの聖オランジーナ女学院の子なんすから」

オレンジペコ「聖グロリアーナです。オランジーナは飲み物なので」

ペパロニ「あ、そうっすか?すんません」

ケイ「でもあなたたちよく紅茶飲むじゃない。あれも飲み物でしょ?」

オレンジペコ「……それ理由になってません」

ケイ「それもそっか!あっははは!」

みほ「…………ふふっ」

ケイ「ん?どしたのミホ」

みほ「いえ、なんか……やっぱりケイさんもペパロニさんも明るくて元気で楽しい人だなって」ニコ

ペパロニ「そんな褒めたってなんもないっすよ~?焼きそばの麺5キロ送るぐらいっす!」アハハ

オレンジペコ「そこはパスタの麺なのでは?」

ペパロニ「パスタはうちらが食べるんで」

ケイ「焼きそばいいわね~!私、焼きそばって結構好きなのよね♪」

ペパロニ「実は私も好きなんす!てか麺って超強くないっすか!?」

ケイ「思うー!麺は色んな表情持ってるからね!」

ペパロニ「わかるっす!」

役人「あ、あのー、そろそろ次にうぇいよーしたいんですけど……」

ケイ「あ!私うぇいよーも好き!」

ペパロニ「なんすかもー!うぇいよーばなしがしたかったんすか~?」

役人「いや、そうではなくて……」

ケイ「わかってるって!それじゃあお客さん、まだまだ試合はあるから楽しんでってね~!」

ワァァァァァァ!!!!

ケイ「それじゃあ勝ったMIH×O×RENGEと負けちゃったペパロニ&ケイと世界中の美味しい物に大きな拍手をプリーズ!」

パチパチパチパチ!!

ケイ「ありがとー!」

ペパロニ「どうもっすーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…………はぁ、はあ……息が苦しいっす」

ケイ「あっははは!『っす』で伸ばすのは辛いかもねー」

オレンジペコ「では私たちも戻りましょう」

みほ「あ、はい………………ぁ」

桂利奈「~~~~……」ムゥゥゥ..

みほ(舞台袖の阪口さん、すっごく緊張してる……無理もないよね、こんな人前でラップするんだもん)

みほ「…………よぉし」

60 : 以下、名... - 2017/08/19 23:58:03.49 cJ5bRHheo 58/283


【舞台袖】

桂利奈「ううぅう……」

桂利奈(どうしよう……すっごーーーく緊張してきちゃったよー!もし頭が真っ白になっちゃって言葉が出なかったら……うぅ)

みほ「……阪口さん」

桂利奈「あ……」

みほ「…………ボコはね」

桂利奈「?」

みほ「敵にどんなにボコボコにされても絶対に立ち上がって、またやられて……でも……それでも立ち向かっていくの」

桂利奈「…………」

みほ「阪口さんが好きなアニメとか特撮でも……そうじゃないかな?困難を前にどう戦うか……」

桂利奈「ぁ……」

みほ「緊張するのは誰でもそう。私もすっごく緊張する。でも戦うしかない」

桂利奈「西住隊長……」

みほ「それに、戦えるだけの力があるから阪口さんは選ばれたんだよ?」

桂利奈「選ばれた……?」

みほ「うん」

桂利奈「じゃあ私……伝説の勇者とまったくおんなじですか!?」

みほ「え?あ、えと……そこまでとは言ってな…」

桂利奈「お姫様を助ける、大魔王も倒す……全世界の救世主なんですね!?」

みほ「あー…………うん」

桂利奈「やったーーーーーー!西住隊長がそう言ってくれるなんて……嬉しいです!なんか勇気が湧いてきました!」

みほ「そ、そっか。よかった」

桂利奈「もうあとはぜーんぶ任せてください!頑張って世界を救います!」

みほ「う、うん。勝っても世界は救えないけど……応援はしてるよ」

桂利奈「はい!あ、コールされました!行きましょうカルパッチョさん!」

カルパッチョ「はい。あの……西住さん」

みほ「?なんでしょうか」

カルパッチョ「今日、たかちゃ……カエサルさんは?」

みほ「…………すいません、来ていません」

カルパッチョ「……………………」

みほ「ご、ごめんなさい!」

カルパッチョ「いえ、西住さんが謝ることではありませんし怒ってませんから。ただちょっと寂しいな……」トボトボ..

みほ「………………」

みほ(阪口さんが元気になったのはいいけど、カルパッチョさんが落ち込んじゃった。大丈夫かなぁ……)

61 : 以下、名... - 2017/08/19 23:59:00.80 cJ5bRHheo 59/283


【ステージ】

役人「それでは1回戦 第5試合、ライム戦隊カリレンジャー対アリサ&ニーナの試合を行います!」

ワァァァ!

桂利奈「」フンス!

カルパッチョ「」ハァァ..

アリサ「……なんか対照的な2人ね」

ニーナ「そうですねぇ。うちの隊長や副隊長と比べたら威圧感があんましねぇなっつー感じだべが」

アリサ「わかってるでしょうけど、少なくともカルパッチョさんは強敵確定。油断は禁物よ」

ニーナ「了解です」

役人「では先攻後攻じゃんけんをお願いします」

桂利奈「ここは私が!救世主ですから!」

カルパッチョ「ど、どうぞ」

アリサ「ニーナ。負けたらマイナス1ポイントね」

ニーナ「は、はい……」

ニーナ(この人もうちの隊長や副隊長と違った意味で怖ぇだー。キレたら何すっかわかんねぇ)

ジャンケンポン!

桂利奈「勝ったッ!第3部完!」

ニーナ「ひゃああああ!負けちまっただぁ!」

桂利奈「後攻でお願いします!主人公は最後に勝つので!」

役人「わ、わかりました……では先攻、アリサ&ニーナ!後攻、ライム戦隊カリレンジャー!DJJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュリキュリ!

62 : 以下、名... - 2017/08/20 00:00:23.68 EqKCwBbEo 60/283


http://www.youtube.com/watch?v=4MZbsskCyZE 2:12

<1回戦 第5試合 先攻 [アリサ&ニーナ] アリサ、ニーナ VS 後攻 [ライム戦隊カリレンジャー] カルパッチョ、ロサ・カリーナ>

アリサ「ライム戦隊って 2人だけじゃね?」

アリサ「人数足りない つまり負けだね」ワァァ!

ニーナ「レンジャー部隊が 表舞台ってなぁ」

ニーナ「何か間違ってる気がすんべなぁ!」ワァァ!

アリサ「大洗、プラウダ 控えが対決」

アリサ「その耳で よく確かめなさいって」ワァァ!

ニーナ「絶対に 私らの勝ちだべな」

ニーナ「お客さん判断 間違えんな?」ワァァ!



カルパッチョ「間違えんな? 何がエンター」

カルパッチョ「テインメントか わかりませんな」ワァァ!

カルパッチョ「ステージ上 表舞台 ここで2人」

カルパッチョ「撃破した誇り を持って痛快」ワァァァ!

桂利奈「鋭い切れ味 るろうに剣心」

桂利奈「リズム乗りながら フロウに献身」ワァァァ!

桂利奈「ロサ・カリーナを ちゃんと見ろ今後」

桂利奈「控えおろう! 水戸黄門!!」ワァァァ!!



アリサ「るろ剣だったら 瀬田宗次郎」

アリサ「返し不安なら ネタ帳見ろ」ワァァ!

ニーナ「長っげぇコートの 四乃森蒼紫」

ニーナ「ちっけぇおめぇは お尻が青い!」ワァ!

ニーナ「水戸黄門なら 本番は後半」

ニーナ「短期戦じゃ ただのじいさんだべ!」ワァァ!

アリサ「サイズ的に 印籠より Android」

アリサ「時代錯誤で 感度無いよ!」ワァァ!

63 : 以下、名... - 2017/08/20 00:03:40.92 EqKCwBbEo 61/283


桂利奈「縦横無尽の 瀬田宗次郎」

桂利奈「散らかしまくった 部屋掃除しろ」ワァァ!

カルパッチョ「志々雄真実なら 紅蓮腕(ぐれんかいな)」

カルパッチョ「私らの可能性 無限大だ!」ワァァァ!

桂利奈「四乃森蒼紫 回天剣舞六連(かいてんけんぶろくれん)」

桂利奈「審査員 採点全部をくれ!」ワァァァ!

桂利奈「時代錯誤じゃない 今度新たに」

桂利奈「るろ剣 北海道編始まる」



アリサ「そんなお知らせは 今興味ない」

アリサ「それをラップして あんたどうしたい?」ワァァ!

アリサ「アニメネタばっか しつこいなあ!」

アリサ「しっしっ!あっち行け ちっこいバーカ!」ワァァ!

ニーナ「北海道編 それも 時代劇だべ?」

ニーナ「反論になってねーべ まったくよう!」

ニーナ「あんたら アニメの宣伝部?」

ニーナ「遊びに来たんだべか? けんけんぱ!」ワァァ!



桂利奈「アニメへの愛は はかり知れず」

桂利奈「シャフ度で決める 物語シリーズ」ワァァ!

カルパッチョ「アニメネタでも かなり気に入る」

カルパッチョ「あんたらには 渡す片道切符」ワァァァ!!

カルパッチョ「早いビートに 苦労し本心」

カルパッチョ「吐露し 依存心 持たず 自尊心」ワァァァ!

カルパッチョ「胸に秘めている そんな日本人」ワァァァ!

カルパッチョ「基本韻 大好きな 非凡人だ!」ワァァァァァ!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

アリサ「はぁ……はぁ……」

ニーナ「ひー……しんどいっぺー」

桂利奈「せ、世界は……どうなったの?」

カルパッチョ「そ、それはわかりませんけど……」

64 : 以下、名... - 2017/08/20 00:04:28.57 EqKCwBbEo 62/283


役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、アリサ&ニーナが勝ったと思う人!」

ワァァァ!!

役人「……後攻、ライム戦隊カリレンジャーが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!!

役人「まずはライム戦隊カリレンジャーが1ポイント先取です」

桂利奈「やた……っ!」グッ

役人「続きまして審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『ライム戦隊カリレンジャー』」

理事長「『ライム戦隊カリレンジャー』」

香音「『ライム戦隊カリレンジャー』」

新三郎「『ライム戦隊カリレンジャー』」

浅井「『アリサ&ニーナ』」

役人「勝者!ライム戦隊カリレンジャー~~~~!!!!」ワァァァァ!!


桂利奈「か、か、か、カルパッチョさ~~~ん!!」ダキッ!

カルパッチョ「わぷっ!ちょ、カリーナさん!?」

桂利奈「カルパッチョさんのおかげです!ありがとうございます!」

カルパッチョ「いえっ!カリーナさんがかなり良かったです!私のおかげなんてそんな……」

桂利奈「もうこうなったら『姫』って呼んでいいですか!?」

カルパッチョ「は!?いえ、それはちょっと……」

桂利奈「でも私たちは世界を……」

カルパッチョ「いえ、そんな壮大な話では……」

65 : 以下、名... - 2017/08/20 00:09:07.15 EqKCwBbEo 63/283

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66 : 以下、名... - 2017/08/20 00:13:04.10 EqKCwBbEo 64/283


【2階席】

沙織「よかったーー!桂利奈ちゃんたちが勝ったよ~!」

優花里「はい!今すぐお祝いしたいくらいですぅ!」

「あ、でしたらわたくしがケンタッキーのオリジナルチキン8ピースパックを5つほど買って来ましょうか?」

沙織「い、いや、それはちょっと……」

「安心してください。残った骨でダシをとるので無駄骨にはなりません」ニコリ

沙織「食べ終わった未来の話を心配してるんじゃないの。そもそも量が多いし、油も多いし、手がベトベトになるし……」

「なるほど…………お箸があればいいと」

沙織「違うよ!」

そど子「そもそも大会の途中なのよ!これから冷泉さんの試合が始まるのに、8ピースパックなんてダメに決まってるじゃない!」

パゾ美「でも4ピースよりは縁起がいいよ?」

ゴモヨ「横に倒せば8は∞(インフィニティ)になるし」

そど子「い、インフィニティの話をするなんてズルいじゃないの……冷泉さんが無限にいたら……こ、困るわ///」モジモジ

しほ「……あの子たちは普段ああいう会話をしているの?」

「い、いえ!普段は明るく楽しく真面目な先輩たちです!」

「そうか?普段からあのノリじゃないか?大体あいつらは練習の時でも無駄口を……」

柚子「桃ちゃん。こういう場でそういう愚痴を言うなら、ケンタッキーのチキンを食べた手で桃ちゃんのメガネとスマホをいじくるよ?」

「や、やめてくれ!油だらけになる!」

柚子「もちろん保護シートも剥がした上でね」

「ゆずちゃぁあん!」

「…………あの、先輩方はあのまま放っておくとして、今の勝負、どう思われますか?」

千代「そうね……ライム戦隊カリレンジャーは終始アニメネタで攻めた。その戦法は状況にふさわしいか、また作品の知名度によって武器にもなればリスクもあるわ」

千代「ただ、ライミングを要所要所で落とし込んだのは高得点ね。カルパッチョさんの安定感は言わずもがなだけれど、ロサ・カリーナさんがあそこまで出来るとは思わなかったわ。前回の控えと聞いていたから」

千代「でも即興性で言えばアリサさんの『瀬田宗次郎』、『ネタ帳見ろ』なんてかなり見事な返しだったし、ニーナさんの方言もいい味を出していた。個人的には引き分けでの延長戦が観たかったわね」

「なるほど……」

あゆみ「次の試合は誰だっけ?」

あや「えっとね……『青師団アルマ』対『ツインテールショートヘア』」

優季「青師団アルマってどんなチームなの~?」

優花里「前大会では惜しくも初戦敗退してしまった青師団高校の2人からなるチームです!青師団高校と言えば、スペイン!スペインの戦車で有名なのは…」

柚子「アルマっていうのはスペイン語で魂って意味だよ」

優季「そうなんですかぁ~♪」

優花里「うぅ……小山殿ぉぉ……これから本格的な説明をしようとしたところでぇえぇ……」

「秋山。お前の気持ち、よくわかるぞ。よし、友情の証としてスペアの片眼鏡をやろう」

優花里「あ、いえ、大丈夫です」

「ゆずちゃぁぁん!」グス..

67 : 以下、名... - 2017/08/20 00:13:30.96 EqKCwBbEo 65/283


【ステージ】

役人「勝者、ツインテールショートヘア!」

ワァァァァ!!!

アンチョビ「やったぁ!勝ったぞぉ!みんな見てくれてたかな!?」

ナオミ「……いや、なんとなくだが、観てなかった気がするぞ」

アンチョビ「なんでだ!寝過ごしたのか!?」

ナオミ「そうではないと思うが……まぁ、勝ったんだからいいじゃないか」

アンチョビ「うーむ……何故かこの展開にはデジャヴを感じるが………勝ったからいいか!ははは!」

68 : 以下、名... - 2017/08/20 00:14:38.49 EqKCwBbEo 66/283

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69 : 以下、名... - 2017/08/20 00:16:05.92 EqKCwBbEo 67/283


【2階席】

あや「次は『ヨーグルトのマーチ』と『干し芋ティータイム』の試合だね」

「干し芋ティータイムは会長とダージリンさんのコンビだよね」

あや「ヨーグルトのマーチの2人……すっごく個性的な格好してる」

柚子「サングラス、バンダナ、ジャージ、全部が黒でお揃い…」

あゆみ「……ヨーグルトのマーチの2人はどうしてあんな黒ずくめの格好してるんでしょうね?」

優花里「おそらくですが……」

あゆみ「!はい」

優花里「格好いいと思った……からではないでしょうか?」

あゆみ「………………」

優花里「黒の上下なら配色のバランスを気にせずにすみますしね……ええ」

あゆみ「…………島田さん、どうして黒ずくめなんだと思いますか?」

優花里「あれ?私の発言がなかったかのように……」

千代「おそらく、前回で苦汁を舐めたことを受けての決意表明ではないかしら?黒さで闇を表し、より攻撃的に行くという無言の宣言…」

あゆみ「なるほど…」

優花里「ま、まぁ要約すると私と同意見ですねぇ」アハ..ハ..

柚子「確かに前回はヨーグルト学園もコアラの森学園も1回戦負けだったもんね。相当気合い入れてるはず…」

「うむ。だが会長ならその執念も受け止めた上で勝ってくれるはずだ」

70 : 以下、名... - 2017/08/20 00:18:24.61 EqKCwBbEo 68/283


【ステージ】

ダージリン「………………」

ダージリン(まさかまたこの舞台に立つことになるとはね……)クス

「……緊張して……るわけないか」ニヒヒ

ダージリン「ええ、もちろん」フフ

ダージリン「ただ……」



『ダージリンは無理に相手を罵るディスより皮肉で返す方が合ってると思うよ。でも相手によってはそれじゃ効き目が薄い時もあるから、そんな時は私に任せてよ。悪役は慣れてっからさ』

ダージリン『杏さん…』

『新生ダージリンと干し芋ティータイムの実力、見せつけちゃおう』ニコッ

ダージリン『ええ』クス



「…………ただ、なに?」

ダージリン「あなたと一緒に戦えるのが楽しみで武者震いが止まらないわ」ブルッ..

「あっはは、嬉しいこと言ってくれるじゃん」ニハハ

ダージリン「油断せず行きましょう。相手もわたくしたち同様、いえ、それ以上に気合を入れて臨んでいるはずよ」

「……だね。よっし、行こう!」

(ヨーグルトのマーチ。1人はヨーグルト学園のエースだった『LB81(エルビーハチイチ)』、もう1人はコアラの森学園のエース『K-Aleat(ケーアラート)』。前回大会でそれぞれ活躍したけど敗退。あれからスキルを上げてるなら侮れないね)

役人「それでは先攻後攻じゃんけんをお願いします」

「じゃあ後攻とってくるね」

ダージリン「頼もしいわ」ウフフ

ジャンケンポン

「こーこーで」

役人「OK!先攻、ヨーグルトのマーチ!後攻、干し芋ティータイム、DJルミ、かまーせー!」

ルミ「!」キュルッ!

71 : 以下、名... - 2017/08/20 00:20:41.58 EqKCwBbEo 69/283


http://www.youtube.com/watch?v=qI0db66XbsQ 3:34(4ターン終了時)

<1回戦 第7試合 先攻 [ヨーグルトのマーチ]LB81 、K-Aleat VS 後攻 [干し芋ティータイム] アンジー、ダージリン>

LB81「まずカマす LB81 お客さんに名前憶えてもらう」

LB81「負けてる知名度 でも気にせず 優勝へ手伸ばす!」ワァ!

K-Aleat「今日持ってないけど いつも持参してるよな ティーカップ」

K-Aleat「それ無いと不安なの? 器が小さくてしょうがないよ リーダー」

LB81「リーダーってのもギリギリだ、っていうか義理だ 実力じゃない」ワァァ!

LB81「前回は無様な敗退で ざまぁ! こっちは栄光と勝利の狭間!」ワァ!

K-Aleat「隣のツインテールも 準決勝で1回コケたな」

K-Aleat「さっきのチームと髪型カブってるんだよ 1つにくくれ このバカ!」ワァァ!



「そっちこそ 早期敗退で デカいクチ ヨーグルト、R-1」

「ピン芸人並みに笑える こんなの無視して出ようかな AsONE(アズワン)」ワァァァァ! ※AzONE・・・2ON2のフリースタイルバトル大会

ダージリン「世の中の理(ことわり) 人生は一度きりだわ」

ダージリン「お情けで任される 義理のリーダー だったら お断り」ワァァァ!

「無様に負けたの全員一緒 みんなで 傷のなめ合い しようか?」

「いや、それはお2人だけでどうぞ うちら今度こそ きっと負けない」ワァァ!

ダージリン「あなた方の手では ティーカップすら掴めない」ワァァァ!

ダージリン「リーダーシップ無い 自己PRの文言 スラスラ出ない」ワァァァ!!



LB81「ティーカップなんか 掴まないで 割ってやる!」ワァ!

LB81「後ろから『ワッ!』ってやる 脅かしくらいのを やってやる!」ワァァ

K-Aleat「ショック死させる衝撃だ 上出来だ 一丁上がり」

K-Aleat「お前ら 大物ぶってるけど楽勝だ しょうもない!」ワァァ!

LB81「こんなあっけないSHOWもない あってないようなモノだ」ワァァ

LB81「ダージリンもアンジーも案じる間もなく 負けると断じる」ワァァ

K-Aleat「傷のなめ合いは お前らが勝手にやってろ!」

K-Aleat「慣れ合いなんて こっちがお断りだ クソが!」

72 : 以下、名... - 2017/08/20 00:21:50.24 EqKCwBbEo 70/283


ダージリン「LB81さんと組めただけで お手柄よ K-Aleatさん」ワァァ!

ダージリン「釣り合わない その値打ち 定価など3ドル」ワァァ!

「ティーカップ割るくらいなら 平凡な私にくださいな」

「大物ぶってるのはグラサンしてる あんたらの方でしょうが~!」ワァァァァ!

ダージリン「その目はどこを見てるの? 前かそれとも 上下左右?」

ダージリン「怖くて瞑っているのかも? なんてたまには 大げさ言う」ワァァァ!

「黒の上下、グラサンで顔バレ防止 でも靴下は白なんだ?」

「コアラの森学園の要素より むしろ足されているのはパンダだ!」ワァァァァ!!



K-Aleat「何がお手柄だ 2人揃って『ヨーグルトのマーチ』なんだよ」

K-Aleat「お前らこそ ビビッて手汗かいてるんじゃないのか?半端モン!」

LB81「半端モン そんなん破門してやる 冗談じゃ看過できない」ワァ!

LB81「時間がいくらあっても言い足りない 延長まで引っ張るか?」ワァ!

K-Aleat「顔バレもクソも 前の大会で面は割れてる 指摘的外れ」

K-Aleat「同じ格好で 気合い入れてるだけだ かっ飛ばすぜ」ワァァ

LB81「そう カット無く カッとなることなく飛ばす 力技で」ワァァ

LB81「大穴 底辺 どっちだろうが見せてやる この位置からカマせ!」ワァァ!



「大穴だったり底辺だったり 栄光と勝利の狭間だったり」

「とりあえず 現住所わかる証明書持ってきてくれます~?」ワァァァ!

ダージリン「自分たちでも把握できてない 現在地」

ダージリン「そんな状況では すぐに達してしまう 限界値」ワァァァァ!

ダージリン「あなたたちも 本心では気付いているのよ」

ダージリン「格好を見ればわかる 黒ずくめ 脇役以下の黒子」ワァァア!

「他のチームは全部強いから ずりぃよな~ 全員が」

「こいつらレベルなら うちら連戦連勝 まるで藤井四段~」ワァァァァ!!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

ワァァァァァァ!!

ダージリン「…………」チラ

「」コクリ

ダージリン「」コクリ

K-Aleat「はあぁ……っ」

LB81「っ……!」

73 : 以下、名... - 2017/08/20 00:22:27.71 EqKCwBbEo 71/283


役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ヨーグルトのマーチが勝ったと思う人!」

ワァ..

役人「……後攻、干し芋ティータイムが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!!

役人「まずは干し芋ティータイムが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『干し芋ティータイム』」

理事長「『干し芋ティータイム』」

香音「『干し芋ティータイム』」

新三郎「『干し芋ティータイム』」

浅井「『干し芋ティータイム』」

役人「勝者!干し芋ティータイム~~~~!!!!」ワァァァァ!!

K-Aleat「完敗でした」

LB81「納得できる負けです……頑張ってください」

ダージリン「ありがとう」ガシッ(握手)

「ん。サンキュ」ガシッ(握手)

74 : 以下、名... - 2017/08/20 00:23:32.59 EqKCwBbEo 72/283


【2階席】

「お腹が空いてきましたね」

沙織「会長が勝ったあとの第一声それ!?まず喜ぶかおめでとうとか言おうよ!」

「ええ」ニッコリ

沙織「ええ。じゃなくて!もうっ……」

しほ「……大洗のあの子、やはり強いわね。外見も可愛らしい。ちょっと養子にしたいくらいだわ」

千代「そ、そう?養子はともかく、安定感はあるわね。ライミングも入れつつ、要所要所のアンサーは面白い」

しほ「でもそれ以上に聖グロリアーナのダージリン。彼女の成長が目覚ましいわね。前回は紅茶にこだわるあまり言葉選びの範囲を自ら狭めていたようだったけれど」

千代「それでも丁寧な言葉遣いを貫き通す固い意志は見事ね。その格好良さに加え、ライミング、フロウにも磨きがかかっている」

しほ「ヨーグルトのマーチは相手が悪かったと言えるかもしれないわね……」

あゆみ「あ、次は1回戦最後の試合だね!『ボコファイターズ』と『アノコをトワに支え隊』の対決だ」

優季「あの~、ちょっといいですかぁ?」

千代「私?いいわよ。なに?」

優季「この大会って戦車道をやってる高校生が出場するのが基本じゃないですかぁ?なのに大学生の愛里寿さんたちが出てもいいんですかぁ?」

千代「はあ……情報を正しく認識していない人間が決め付けだけで発言をするのは愚かなことよ?宇津木さん、あなたは島田家の養子にはなれないわね」

優季「は、はぁ……」

千代「前大会は高校生による学校対抗。でも今回は学校の垣根を超えた2ON2バトルへとルールを変えたでしょう?となると、高校生にこだわる必要性は薄れるわ。そして、なんやかんやで大学生枠が1つ設けられたのよ、きっと」

優季「なんやかんやが気になりますぅ~」

沙織「しかも『きっと』って言ってるから、設けられてはいないんだね」ヒソヒソ

「そうだな」

75 : 以下、名... - 2017/08/20 00:26:29.11 EqKCwBbEo 73/283


柚子「あ、でも元々大学生も出場可能にする案もあったみたい。ただFSR(フリースタイルロード)連盟的に、高校生以下の若い選手を増やしたいらしくてね。だから飛び級で大学生になった島田愛里寿さんが出場する決まりになったの」

「13歳だから相方が大学生でもちょうど釣り合いがとれると踏んだのだろう。相方のアズミさんはBC自由学園のOGでフリースタイルも達者だろうしな」

柚子「でも……島田愛里寿さんがこういうの参加するって結構意外かも」

千代「その通り。今まで私がラップをしていたことも話していないし、HIPHOPを聴くことも無かったわ。でもこの大会の話が来た時、愛里寿は自分から『出たい』と強く希望したのよ」

「それはアクティブですね」

沙織「ここで使うのは合ってる、うん」

千代「愛里寿、前の大会の動画を何度も何度も観ていたのよ。それで参加したいと思ったのでしょうね」

「今まで興味を持たずにいたのに一体何故だ?」ウーム

しほ「参加を決めたのはいいが、未経験者だろう?準備期間はずいぶん短いが…」

千代「ええ。それに関係者の力添えは厳禁。だから私は審査員を降りたし、愛里寿の練習に口出しもせず、一切関わらずに過ごしたわ」

あや「じゃあ大した実力じゃなさそう」ボソ

千代「……なんですって?」ジロリ

あや「ひっ!?ち、違います!さ、紗希がそう言ったんです!」

千代「この子が……?」

紗希「……………………」

あゆみ「ちょっと!濡れ衣禁止だよ!」

しほ「……練習期間は短くても、島田愛里寿はちよき…千代の娘。かつてフィメールラッパー『CHIYO CALRITO(チヨカリート)』として名を馳せたその遺伝子を受け継いでいる」

優花里「では素質は充分というわけですねぇ。あとは準備期間の短さがどう出るか……」ウーム

沙織「相手の『アノコをトワに支え隊』は、麻子といい勝負をしたアッサムさんと、みぽりんを倒したノンナさんのチームだから結構強いはずだけど……」

そど子「一体どうなるのかしらね……」

76 : 以下、名... - 2017/08/20 00:27:47.51 EqKCwBbEo 74/283

1503141018-076


77 : 以下、名... - 2017/08/20 00:29:20.17 EqKCwBbEo 75/283


【ステージ】

役人「それでは1回戦最後の試合です!ボコファイターズVSアノコをトワに支え隊!」

ワァァァァ!

愛里寿「………………」

アズミ「………………」

ノンナ「…………」ザッ!

アッサム「…………」ザッ

ザワザワ..

アッサム(会場がざわついていますね。さすがにゴスロリは浮くようです。しかもクマのぬいぐるみ……ボコでしたか?を抱えているのもどよめきに拍車をかけています……)

アズミ「隊長」

愛里寿「うん……ボコ、ここで見ててね」スッ

アッサム(ペットボトルを置くようにぬいぐるみを床に……パフォーマンスと見るべきでしょうか?)

ノンナ「…………」ギロリ

愛里寿「………………」ジーッ

ノンナ(……ほう。私の睨みに全く動じませんか。これは戦い甲斐がありそうです)

役人「では先攻後攻じゃんけんをお願いします!」

愛里寿「…………」スッ

ノンナ「…………」スッ

ジャンケンポン!

ノンナ「……先攻で」

役人「OK!先攻、アノコをトワに支え隊!後攻、ボコファイターズ!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュキュキュキュキュキュキュキュ!

78 : 以下、名... - 2017/08/20 00:39:23.65 EqKCwBbEo 76/283


http://www.youtube.com/watch?v=c05gxmUFj9U 2:38

<1回戦 第8試合 先攻 [アノコをトワに支え隊]ノンナ、アッサム VS 後攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ>

ノンナ「場違い ステージ上 クマのぬいぐるみ」

ノンナ「慈しみ無し 剥いでやろうか お前の身ぐるみ」ワアァァ!

ノンナ「なんだ そのゴスロリ 裾汚すように」

ノンナ「引きずり回そうか? この凄味で 殺すゴミ」ワアッァァア!

アッサム「相方さんのファッション タンクジャケット」

アッサム「年上だけど 負ける不安すらゼロ」ワァァ!

アッサム「デコボココンビの 高低差に OKサイン」ワァァ

アッサム「私ら相手じゃ 通用しませんよ 小手先!」ワァァァ!



愛里寿「OKサインの円の中 貫く 照明浴び」

愛里寿「輝く 好きにさせてよ ファッションデザイン!」ワァァ!

愛里寿「場違いなのは スキルが無い方」

愛里寿「年上相手 徹底的にやる 飴と鞭すらないよ」ワァァァ!

愛里寿「威圧にやる気をMAXに無くす 演者はそちら」ワァァァ!

愛里寿「病んでいて 充血気味の 目ん玉閉じな」ワァァ!

愛里寿「勝手に支える 迷惑千万なんじゃね嫌っつってんだ」ワァァ!

愛里寿「ひどく自己中な輩 今すぐ地獄に送る」ワァァァア!



アッサム「13歳にしては よくできました」

アッサム「気持ちのいいフロウが 直撃はした」ワァァ!

アッサム「でもそれを内包できる 年上の温もり」

アッサム「攻撃失敗 愛里寿の運勢 本日は曇り」ワァァ!

ノンナ「アッサムは温もり 私は極寒」

ノンナ「アノコをトワに支え隊 読め行間」ワァァ

ノンナ「アノコ以外は視界にない事実」

ノンナ「トワにトワにトワに愛し抜く」ワァァ!

79 : 以下、名... - 2017/08/20 00:53:32.68 EqKCwBbEo 77/283


アズミ「愛し抜く?それ ハイ死ぬフラグ」ワァァ!

アズミ「トワが カタカナなところが極寒」ワァァァ!

アズミ「真夜中にノリで 書いちゃったラブレター」

アズミ「感情荒ぶれた 錯乱状態 軸からはズレた」ワァァ!

アズミ「愛情表現を ぶつけられる ボコファイターズ」

アズミ「正直関係ないわけなんで ホント参ったっす」ワァァァ!

アズミ「アノコ以外は 視界にない?」

アズミ「だったら隊長が ゴスロリって 何故わかんのよ!!」ワァァッァア!!



アッサム「何故わかるかって 私がノンナさんに耳打ち」

アッサム「ネットワーク 縦横無尽 それこそ秘密裏」ワァ!

ノンナ「というか あんたらに ぶつけてない愛情表現」

ノンナ「チーム名 見て 勝手に勘違い チンケな情報源」ワァァ!

ノンナ「名前で言ったら ボコがどうとか くだらないしつまらない」

ノンナ「お互い平行線この考え 埋まらない静まらない」ワァァァ!

アッサム「状況変化は刻々と 負けを認めて コクコクと」

アッサム「頷きなさい うちら ゴクゴク飲む 勝利の美酒」ワァァァ!



愛里寿「勝利の美酒 飲む未成年さん」ワァァ

愛里寿「氷と水 で頭冷やし冷静さ 保て」ワァァァ!

愛里寿「上玉の お嬢様の ようだが 不良だな」ワァァ!

愛里寿「刻々と? ベタなライム マイクを返せ 督促状」ワァァァ!

愛里寿「 あんたら  つまらん  よ言って  ること」ワァ!

愛里寿「 全然   違う  走って  く方向」ワァァ!

愛里寿「 ビート上  ライム  潤って  く状況」ワァァァ!

愛里寿「 リズム  に乗って  フロウテ  ク上々!」ワァァァァ!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

ワァァァァアァ!!

80 : 以下、名... - 2017/08/20 00:55:06.34 EqKCwBbEo 78/283


役人「それでは判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、アノコをトワに支え隊が勝ったと思う人!」

ワァァァ!

役人「後攻、ボコファイターズが勝ったと思う人!」

ワァァァァァァ!!!

役人「まずはボコファイターズが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『ボコファイターズ』」

理事長「『ボコファイターズ』」

香音「『ボコファイターズ』」

新三郎「『アノコをトワに支え隊』」

浅井「『ボコファイターズ』」

役人「勝者!ボコファイターズ~~~~!!!!」ワァァァァ!!


アズミ「勝ちましたよ隊長!」

愛里寿「うん、アズミのおかげ。ありがとう」ニコリ

アズミ(ハアアアァアアン!トワに支えたいぃぃ!!)

ノンナ「…………同じオーラを感じるあの方に負けたのは少し引っかかりますが…」

アッサム「完敗ですね。仕方ありません」

ノンナ「しかし…」

アッサム「?」

ノンナ「私の愛は何一つ揺るぎませんから。それはアッサムさん、あなたもでしょう?」

アッサム「いえ、私はダージリンにそこまでの気持ちは……それよりもローズヒップが気になってきていると言いますか……騒がしいから会場に連れて来れなかったのですが、顔が見れないことがとても寂しくて……でも負ける姿を見せずにすんでホッとしたと言いますか……///」

ノンナ「そうですか。アッサムさんのその想いが成就するのを願っています」

アッサム「ありがとうございます。私もノンナさんのことを応援しています」

ノンナ「感謝します。私のカチューシャへの想いは、私の死後もなお思念として残り、カチューシャの進む先々へ憑いて回るほど尊いものとはいえ、誰からも支持されないというのも寂しいですから」

アッサム「そ、そうですよね……」

アッサム(真顔で言わないでくださいよ……怖すぎます)

81 : 以下、名... - 2017/08/20 00:58:10.76 EqKCwBbEo 79/283


【2階席】

沙織「はあああ~……愛里寿ちゃんってラップ上手いんだねぇ」

優花里「リズム感が見事でしたねぇ!あと早口のフロウも決まってました!」

柚子「最後のバース、あれが決まり手ですか?」

千代「そうね。間をたっぷり開けつつも安定したフロウとライミング。今までの試合で無い角度のアプローチでしたからなお有効だったでしょう。それと、アズミさんのアンサーの上手さもボコファイターズの大きな力となっています」

柚子「確かに……」

千代「でも相手チームもなかなかの実力者でしたし、結果は2対0でしたが、好勝負でしたね」


82 : 以下、名... - 2017/08/20 00:59:41.36 EqKCwBbEo 80/283

1503141018-082


83 : 以下、名... - 2017/08/20 01:03:48.87 EqKCwBbEo 81/283


【舞台袖】

カチューシャ「うぅーん……」ブルッ

まほ「どうした?」

カチューシャ「なんか寒気がしたのよね。体に纏わりつくような冷気が」

まほ「…………それは抱きしめてくれという遠回しなおねだりか?」

カチューシャ「ち……っ、違うに決まってるでしょ!」カァァァ..

まほ「冗談だ」クス

カチューシャ「ったくもう……あんたそんなキャラだったわけ?」

まほ「私なりに色々とあるさ。黒森峰では仏頂面で恐れられたりもしたしな。こうした戦車道に関係の薄い場では少し気も緩むというものさ」

ミカ「それは嬉しいね」

カチューシャ「っ!?あんた……いつの間に!」

ミカ「いつの間に?それは人類が地球上に誕生した瞬間、という意味かい?それとも、ミカという個体がこの空間に…」

カチューシャ「めんどくさいわよアンタ!」

ミッコ「……否定はしない」

まほ「……嬉しい、とはどういう意味だ?」

ミカ「気が緩む、というのは、我々の勝率を上げる要因になるからさ。キミたちは優勝候補だろう?」

カチューシャ「ふん!当然よ!」

ミカ「ただ、優勝を目指して天を仰ぐのはいいけれど、それは同時に優勝候補を倒そうとキミたちを仰いでいる存在を忘れることに繋がる。足元をすくわれるのはそういった場合だよ」

まほ「……確かにな。足元を見ずに歩みを進めればつまづきもするだろう。だが私たちは優勝を目指してはいるが天を仰いではいない。その瞬間瞬間、試合に……対戦相手に目を向けている」

カチューシャ「そ、そうよ!全部そうよ!」

ミッコ「だってさ、ミカ。油断してないみたい」

ミカ「うん。でもそれも好都合さ。まぐれで勝ったと思われるのも悲しい出来事。胸を張って決勝へ行くためには全力を出し切って…」

ミカ「その上で負けてもらわなければね」クス

まほ「……野心の無いタイプだと思っていたが、考えを改めねばならないな」

ミカ「そう、それでいい。私はただの勝利には興味が無い。バトルの最中、そしてその先に得られる実体のないモノにこそ惹かれる。出し惜しみせずに全力で戦おう。であれば負けても得るものはある」

まほ「試合の前に負けたあとのことを考えるのか。勝利が遠ざかるぞ」

ミカ「逆さ。勝利に固執することこそが勝利を遠ざける。持たざる者の強さ……重要なのは勝利ではないと真に理解する者が勝利を得る」

まほ「…………」

ミカ「…………おっと、そろそろコールがかかる。話はここまでとしよう。あとはステージ上で互いの全てをぶつけ合おうか」フフ

まほ「そうだな。カチューシャ、最後に一言、何か言ってやれ」

カチューシャ「え?!えと……その………わ、わかったわ!」

カチューシャ「♪Расцветали яблони и груши……」♪カチューシャ

まほ「いや、歌ではなくてな」

84 : 以下、名... - 2017/08/20 01:04:25.71 EqKCwBbEo 82/283


【ステージ】

役人「さあ!それでは2回戦 第1試合を行います!対戦カードは、まほカチュ 対 継続です!」

ワァァァァ!!

まほ「カチューシャ、油断は禁物だぞ」ヒソヒソ

カチューシャ「わかってるわよ。そんなに私を信用できないわけ?」ヒソヒソ

まほ「そうではないが……過保護すぎたな、すまない。信頼しているよ、カチューシャ」フフ

カチューシャ「そ、そう……なら許したげる///」

ミカ「仲睦ましそうでなによりだね」フフ

ミッコ「うちらも仲いいじゃんか。な!」ガシッ!

ミカ「そうだね。でも肩を抱くのはやめてくれないか?アキがヤキモチを焼いてしまうからね」クス

役人「先攻後攻のじゃんけんをお願いします!」

カチューシャ「今度は私が行くわ」

まほ「任せる」

ミカ「ミッコ。腕の見せ所だよ」

ミッコ「ほぼ運じゃないかなー?」

ジャンケンポン!

カチューシャ「……後攻で」

役人「OK!先攻、まほカチュ!後攻、継続!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュキュ!

85 : 以下、名... - 2017/08/20 01:13:21.82 EqKCwBbEo 83/283


http://www.youtube.com/watch?v=KLQYaMRu1RE 2:51

<2回戦 第1試合 先攻 [まほカチュ]西住まほ、カチューシャ VS 後攻 [継続]ミカ、ミッコ>

ミッコ「じゃんけん勝ったのに後攻 前大会 準優勝」

ミッコ「自信ないのかなぁ? 肝っ玉も 小さい随分と!」ワァァ!

ミカ「仕方ないさ 負ければ面目 丸つぶれ」

ミカ「逆に こっちが勝てば 箔付くね」ワァァ!

ミカ「パクつく目の前の 安易なエサ」

ミカ「私たちが望むのは 歓喜だけだ」ワァァァ!!

ミッコ「ようするに安全第一の腰 引けてるヤツか?」

ミッコ「頑張ってる人尻目に 逃げてくヤツだ!」ワァァ!



まほ「いちいち大げさ 極端な先入観」

まほ「先攻とれば偉いのかよ 誰でも出来るぞ そんなもの!」ワァァァ!

カチューシャ「女の子 特有の思い込みの強さね」

カチューシャ「意気込みが邪魔してる テコでも動かねぇ」ワァァ!

カチューシャ「最初から 負けるつもりの人間なんていない」

カチューシャ「だから気合いとスキル信じて 一切カンペ見ない」ワァァ!

まほ「安全第一だったら 参加しなきゃいいだけだ」

まほ「これはむしろ お前たちへの アドバイスになってしまうかな?」ワァァァ!



ミッコ「ていうか何 雰囲気出してんだよ お前ら」

ミッコ「結局 チビのババアと説教くせえババアだろ!」ワァ!

ミカ「ババア アルファベット3文字でBBA(びびーえー)」

ミカ「ミッコ 相変わらず手厳しいね」ワァァ!

ミカ「でも私も ある意味で言えば ババア」

ミカ「これ抜きじゃ足りない トランプのジョーカー」ワァァァ!

ミカ「韻 踏めるんだけど あえて 踏まない風(ふう)」

ミカ「こんなテクニック見せる 影絵 裏ライム」ワァァァ!!

86 : 以下、名... - 2017/08/20 01:14:55.54 EqKCwBbEo 84/283


まほ「ババアで結構 好きに呼べばいいさ」

まほ「言葉知らないやつを 相手にするだけ時間の無駄」ワァァ!

まほ「2回戦までの短い命 儚い笑み」

まほ「負けたら ひざまづいて つくづく奉仕しろ」

カチューシャ「同時進行で証明 私とマホーシャは女帝」ワァ!

カチューシャ「ババアは返上 あんたらには無いから展望!」ワァァ!

カチューシャ「慌てん坊 先走った 愚か者」

カチューシャ「女帝の決意 あんたらの心は折ろう!」ワァァ!



ミッコ「女帝が2人? 絶対起こる 諍(いさか)い」

ミッコ「見境無しに訪れる しがらみ」ワァァ!

ミカ「強すぎる個性は 原色みたい」

ミカ「裏切り、闇討ちの 戦国時代」ワァァァ!

ミッコ「チームワークガタガタのまほカチュ」

ミカ「滅びを予見させる存在は すぐ過疎化する」ワァァァ!

ミッコ「反対に こっちは継続し元気!」

ミカ「今日が我々の建国記念日」ワァァァァァ!!



カチューシャ「その国は長く持たず 滅ぼすわ」

カチューシャ「ていうかこっちの滅びに 物申すわ!」ワァァ!

まほ「こいつらがしてる話は ただのジオラマ」ワァァ!

まほ「デタラメで起こせるわけないんだ 一波乱」ワアァァ!

まほ「原色がある だからこそ世界はカラフル」

まほ「戦国時代と結びつける お前の脳内みたいにな」ワァァァ!

カチューシャ「意外にやる それは認める でも敗退者」

カチューシャ「1勝で御の字 回避できた 最下位は」ワァァ!



役人「終了ーーーーーー!!!」

ワァァァァァ!!

まほ「………………」

カチューシャ「………………」

ミカ「………………」

ミッコ「………………」

87 : 以下、名... - 2017/08/20 01:15:32.60 EqKCwBbEo 85/283


役人「それでは判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、継続が勝ったと思う人!」

ワァァァァァァ!!

役人「……後攻、まほカチュが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!

カチューシャ「!」

役人「!まずは継続が1ポイント先取です」

ザワザワ..

まほ「………………」

役人「では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『継続』」

理事長「『まほカチュ』」

香音「『まほカチュ』」

新三郎「『継続』」

浅井「『まほカチュ』」

役人「審査員票は3対2でまほカチュ!延長戦です!」

ワァァァァ!!

88 : 以下、名... - 2017/08/20 01:20:40.97 EqKCwBbEo 86/283


【2階席】

沙織「ど、ドキドキしたぁ……」

「西住隊長のお姉さんの方を特別応援してたわけじゃないんですけどね……」

優花里「私は応援してました!西住殿の身内の方とは、今後、末長~~~~~~~~…」

「アクティブですね」

沙織「華、言い切るまで待てないからって先に言わないの!」

あや「でも何言うか想像付くよね?」

優季「末長いお付き合いになるから、ですよね?」

優花里「え、ええ……見透かされているというのは恥ずかしいですねぇ……この心細さが気持ち良かったりもしますが……///」

そど子「……何言ってるのよあなた。風紀のアレを乱すんじゃないでしょうね」

優花里「乱す!?に、西住殿が私を乱すなんてぇ……////」

沙織「みぽりん不在でもそのモード入るんだ……」

「秋山は放っておいていい。それより、今のバトルについて色々お聞きしたいのですが……」

千代「……そうね。拮抗した試合だったと思うわ。ミッコさんはバイブスが高く、ディスもライムも高水準で安定感があるわ。そしてミカさんの歌うようなリズミカルなフロウが心地よく、ライミングも決まっていた。最初のバースで『丸つぶれ』、『箔付くね』と脚韻を踏み、さらに『パクつく目』で頭韻も踏む、などね」

千代「審査員の票……これも僅差だったけれど、まほカチュが勝ったのは、アンサーとパンチラインの評価でしょうね」

千代「ミカさんのバースで『でも私もある意味で言えばババア これ抜きじゃ足りない トランプのジョーカー』というラインがあるけれど、これはようするにトランプのババ抜きとかかっていて『ババア』と『ババ』で踏むのはあまりにもベタだからあえて言わなかった」

千代「そしてそれを『あえて 踏まない風(ふう)、影絵 裏ライム』で説明しつつ踏むという、テクニックというか……言葉遊びね」

しほ「さらに『影踏み』という要素も意識しているだろう。なかなか出来る子だ」

沙織「あれ?そんな色んなことしてたなら審査員も継続の方に票を入れるんじゃ……」

千代「そのジョーカーのラインに対する西住まほさんのアンサーが見事だったのよ」

沙織「?」

千代「継続の方は、言ってしまえば『ババア』という言葉さえ使えればジョーカーのラインを生かせるわけで、誰が相手でも使えるわ。でもまほさんは即興でこう返したの」

千代「『2回戦までの短い命 淡い笑み 負けたらひざまづいて つくづく奉仕しろ』。これもミカさんと同じで踏んではいないけれど、セミの種類であるツクツクボウシを連想させる『つくづく奉仕』という言葉を使い、『笑み』と『セミ』でライミングをした。瞬時に同じ手法でやり返すこの機転の利き方は思わず唸ったわね。ただわかりづらかったせいで、お客さんの反応はイマイチだったけれど」

沙織「な、なるほど……」

千代「……という攻防が繰り広げられたことからもわかる通り、継続は前回大会とはまるで違うわ。優勝を狙えるほどの実力を持ったチームとして成長を遂げた」

沙織「わ、わかります。今のバトルもすっごい僅差なんですもんね……」

沙織「…………みぽりんのお姉さん、勝てるかな?華、どう思う?」

「花を生け…」

沙織「試合が始まるよ!」

優花里「武部殿……自らふっておいて……」

89 : 以下、名... - 2017/08/20 01:21:08.97 EqKCwBbEo 87/283


【ステージ】

役人「延長戦を始めます!先攻後攻じゃんけんをお願いします!」

ジャンケンポン

ミッコ「後攻で!」

役人「OK!それでは2回戦 第1試合、延長戦!」

役人「先攻、まほカチュ!後攻、継続!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」ギュルリッ!

90 : 以下、名... - 2017/08/20 01:23:31.23 EqKCwBbEo 88/283


http://www.youtube.com/watch?v=YbFsHPpoU1E 2:48

<2回戦 第1試合 先攻 [まほカチュ]西住まほ、カチューシャ VS 後攻 [継続]ミカ、ミッコ 延長戦>

まほ「正直に言うよ なんとか命拾い」

まほ「一息のみで消させない 瞳に文字 浮かべる『勝利』」ワァァ!

カチューシャ「強引なまでの押韻派にすら 強靭さで勝つ当事者」ワァァ!

カチューシャ「格闘技じゃ ないけど躍動がすごいってのは同意なはず」ワァ!

まほ「ミカがジョーカーだとしても ゲーム次第で覆す」

まほ「前回は2位 大富豪なら2でジョーカーを倒せる」ワァァ!!

まほ「大体1枚こっちに…」
カチューシャ「つまりジョーカーは 廊下の方か どっかでも行って淘汰」ワァ!

カチューシャ「幸か不幸か 見せ場はおしまい あんたらは下巻の出ない上巻!」ワァァ!



ミッコ「早口すぎて 焦ってるのモロバレ」ワァ!

ミッコ「西住まほの邪魔してるし あんたホントダメ」ワァァ!

ミカ「成績的に まほカチュは富豪 こちらは貧民」

ミカ「一番いいカードである ジョーカーを渡さないといけない」

ミカ「『つまり無力だ』という パンチラインを言いかけたのに邪魔」ワァァ!

ミカ「ねぇ富豪さん 解雇したら? 隣の執事か秘書」ワァァァ!

ミカ「いよいよ西住まほが 韻踏みだしたら赤信号」

ミカ「不利になると ライマーになる 小賢しい子」ワァァァ!



カチューシャ「ナメんじゃないわよ!まほカチュで言ったら私がジョーカー!」

カチューシャ「今後の方針 どうしようか あんたら泣かそうか」ワァァ

まほ「赤信号 ドイツとロシアの国旗に入っている色だな」ワァァ!

まほ「縁起がいい 身内にもレッドスターがいるしな」ワァァァァ!!

カチューシャ「それに日本の国旗にもある赤い色」

カチューシャ「フィンランドはどう?ほら探しに行こう?」ワァァ!

まほ「訳わからない言い分 不利になると韻踏む?」

まほ「間違いも信じ込む 読むのやめとけよ? 虚構新聞」ワアァァ!

91 : 以下、名... - 2017/08/20 01:24:40.65 EqKCwBbEo 89/283


ミッコ「カチューシャがジョーカー?確かにそうだな」

ミッコ「西住まほは 相方として ババ引いたようなもんだ」ワァァ!

ミカ「継続に縁のある フィンランドの国旗は青」

ミカ「信号なら審査員 お客さんも手を上げてくれる」ワァァァァ!!

ミッコ「そうなれば この試合はうちの勝利!」

ミッコ「現時点で文句なし ベストコンビ!」ワァァ!

ミカ「だから まほカチュはデストロイ という展開」ワァ!

ミカ「西住まほ やり直したいだろう ペア抽選会」ワァァ!



まほ「カチューシャは…」
カチューシャ「誰がなんと言おうと 知ったこっちゃないわ!」

カチューシャ「私とマホーシャこそが ベストパートナー!」ワァ!

まほ「そうだ 完璧な手札 ドローはしない」ワァァ!

まほ「時間は戻ろうとしない この試合 もうドローにはしない」ワァァァ!

カチューシャ「つまり再延長なんて 怪現象は存在しない」ワァァ!

カチューシャ「あんたたちにしては 頑張ったわね 大健闘!」ワァァ!

カチューシャ「でも容赦なく あんたらの全てをクラッシュ!」

カチューシャ「そして決めるロイヤルストレートフラッシュ!」ワァァ!



ミッコ「2枚でどうやってその役 出すんだよ!」ワァァ!

ミッコ「お前の方が 頭クラッシュしてるじゃんか!」ワァァ!

ミカ「時の流れは一方通行 つまりアクセラレータ」

ミカ「見た目幼女な姿に 手なずけられた」ワァァァ!!

ミッコ「お前らの優勝阻止する イマジンブレイカー」

ミッコ「試合終わったら 暇人プレイヤー」ワァァ!

ミカ「ミッコのインデックスは ハートのA(エース)だ」ワァァァ! ※インデックス・・・トランプのカード端のハートなどのマークと数字(絵柄)のこと

ミカ「キミらを下し 決勝の 場をも制すさ」ワァァァァ!!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

ワァァァァァァ!!

カチューシャ「……っ……」

まほ「………………」

ミカ「………………」

ミッコ「ふー……熱っち……」

92 : 以下、名... - 2017/08/20 01:25:06.26 EqKCwBbEo 90/283


役人「……では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、まほカチュが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!!

役人「……後攻、継続が勝ったと思う人!」

ワァァァァァァ!!

役人「まずは継続が1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『継続』」

理事長「『継続』」

香音「『継続』」

新三郎「『継続』」

浅井「『まほカチュ』」

役人「勝者!継続~~~~!!!!」ワァァァァ!!」

カチューシャ「!!」

まほ「…………」

93 : 以下、名... - 2017/08/20 01:26:25.68 EqKCwBbEo 91/283


ミッコ「よっしゃーーーーーっ!!!」

ミカ「…………」

まほ「負け、か……」

カチューシャ「………………ごめん」

まほ「何がだ?」

カチューシャ「私がアイコンタクトせずに割り込んじゃったり、足引っ張ったせいで……」

まほ「それは違うな。少なくとも私はカチューシャのラップに不満など無い。それに意思の疎通という点で言えばお互いさまだろう。1人だけの問題じゃない」

カチューシャ「っ……でも……私がもっと上手くできてれば……」グス

まほ「…………」キュッ

カチューシャ「へっ……!?な、なんで抱きしめ……///」

まほ「プラウダの隊長がステージ上で涙を見せない方がいい。泣きたいなら誰もいない場所に移ってからだ。私の胸で良かったら貸そう」

カチューシャ「ま、マホーシャ……///」キュン

ミッコ「あ、あのー……握手を……」

まほ「む、すまない」ガシッ

カチューシャ「っ!?え、ええ!そうね!あんたたちも強かったわ!」ガシッ

ミカ「……そうだね。私たちは強かった」

カチューシャ「な…」

まほ「ふっ……」

ミカ「キミたちに勝てるほどにね」

カチューシャ「………………ふん」

まほ「その通りだ」ガシッ

カチューシャ「そ、そうよ!私たちに勝っ……て……」ガシッ

カチューシャ「う……」グス..

ミッコ「あれ?」

カチューシャ「っ!?」サッ

ミッコ「なんか目が赤いような……」

ミカ「照明の効果だね。ステージ上は眩すぎる」

ミッコ「あー、なるほど」

カチューシャ「あんた……」

ミカ「ふ………」

役人「延長戦に突入するほどの好勝負を繰り広げた両チームに大きな拍手を!」

パチパチパチパチ!

まほ「さて、戻ろうか」

カチューシャ「……マホーシャ」

まほ「……なんだ?」

カチューシャ「…………本当にいいの?その……む、胸を借りても……///」

まほ「構わないよ。好きなだけ、な」

カチューシャ「う、うん……///」

94 : 以下、名... - 2017/08/20 01:28:00.50 EqKCwBbEo 92/283


【舞台裏】

クラーラ「ノンナ様!あの女……!カチューシャ様を外に連れ出し、卑猥な行為に及ぶつもりですよ!(ロシア語)」

ノンナ「っ……」ギリ..

クラーラ「今からでも遅くはありません!『ロリコンが出たぞー!』と叫び、西住まほを捕縛するべきでは!?(ロシア語)」

ノンナ「……それはなりません。もしその手段をとった場合、遠くない将来……我々がカチューシャに抱きつく、くちづけを交わす、ボディタッチの範囲を広げる等、愛ある行動をする際にまで『ロリコン』という言葉が影響を及ぼし、我々の障壁となる危険性があります(ロシア語)」

クラーラ「私たちの愛までもが勘違いされてしまうと……(ロシア語)」

ノンナ「ええ。あくまでもカチューシャを愛でることは正義であり、善でなくてはいけません。ですのでここは見守る状態から一歩踏み出し、覗き見レベルを追い越すほど接近し、カチューシャたちに我々の存在を気付かせ、黒森峰の泥棒猫にほんの0.000001%でも心動かしてしまったことへの自戒の念を抱いていただきましょう。そして真の愛にも目覚めるきっかけにもなります(ロシア語)」

クラーラ「おお……そうなれば我々とカチューシャ様は……(ロシア語)」

ノンナ「永遠に結ばれる魂の繋がりを得、それは至高の悦びとして天の祝福を授かり、個体同士の繋がりという垣根が融解し、まぎれもなく、1つの輪郭となります(ロシア語)」

クラーラ「一生ついてゆきます!ノンナ様!(ロシア語)」ガシッ!

ノンナ「ええ、一蓮托生ですよ。同志クラーラ!(ロシア語)」ガシッ!



ニーナ「………………」

ニーナ(まーたよからぬこと考えてそうだべ。近寄らんとこ)ススッ

95 : 以下、名... - 2017/08/20 01:30:56.73 EqKCwBbEo 93/283


【舞台袖】

アキ「お疲れ様!」

ミッコ「あれ?なんでアキがここに?」

ミカ「私が呼んだんだ。継続は関係者席をもらっていないからね。1人くらいなら舞台袖にいていいと許可を得ているのさ」

ミッコ「なんだ、そっか。全然知らなかった」

アキ「学校出る時に説明したはずなんだけど……」ハァ

アキ「……それにしても、スタッフの人たちがそこで話してたけど、アクセラレータとかって漫画?とかアニメのお話なんでしょ?ミカもミッコもよく知ってたね!」

ミカ「前に無人島に漂着しただろう?あの時、たまたま小説が全巻流されてきてね。読破したのさ」

アキ「ええっ!?」

ミッコ「ビックリしたよなぁ~!大手古本屋のセット販売みたいにビニールでピッチリ閉じられててさぁ!全然濡れてねーの!だから読みまくり!」

アキ「なんで私に黙ってたの!?私、『暇だなあ』とか何度も言ったじゃん!」

ミカ「誰かに貸すと、読み返したい時に読めないかもしれないと風が囁いたのさ」

アキ「なにその風!やなやつ!」

ミカ「……ま、とにかくあと2つ……」

ミッコ「そう!2つ勝ったら優勝!そして……」

ミカ「あの無人島へ帰ろう」

アキ「いや帰んないから」

ミッコ「もう2度と行きたくねー」

ミカ「そうかい?割と快適だったけどね……」フフ

ミカ「…………」

ミカ(さて、次に当たるのは一体どちらだろうか……)

96 : 以下、名... - 2017/08/20 01:32:59.03 EqKCwBbEo 94/283

1503141018-096


97 : 以下、名... - 2017/08/20 01:38:32.89 EqKCwBbEo 95/283


【2階席】

沙織「みぽりんのお姉さんが負けちゃった……!あんなに強い人なのに!」

優花里「しかし継続のお2人の実力は本物ですねぇ……延長戦でも勢いが落ちませんでした」

「やはり食べ物の差、でしょうか?」

沙織「違うと思う」

「ですが……試合前におにぎりを4つほど食べていれば延長戦も戦い抜けます」

沙織「……そ、そだね。その可能性もゼロじゃないかな」

優花里「あの……島田殿。今の延長戦、どういう感想をお持ちですか?」

千代「そうね……トランプを絡めたラリーなど、両チーム共に優れたパンチラインがありました。まほさんの『前回は2位 大富豪なら2でジョーカーを倒せる』であったり…」

千代「ただ継続の1バース目でミカさんが『パンチライン読み』とでも呼ぶべき技を見せました。『成績的に まほカチュは富豪 こちらは貧民 1番いいカードであるジョーカーを渡さないといけない つまり無力だ というパンチラインを言いかけた』と。これは、まほカチュの1バース目でカチューシャさんがまほさんを遮る形になってしまったことに対しての攻撃であり、2バース目でそのパンチラインを使えなくさせるという防御にもなる、なかなかの有効打でしたね」

柚子「確かに……でもカチューシャさんのミスという感じはしませんでしたけど……上手だったですし」

千代「ええ。2ON2である以上、割り込みは普通に起こり得ることですし、カチューシャさんの高速フロウとライミングも良かったです」

しほ「……ただ、それを邪魔したという風に際立たせ、カチューシャさんの焦りを誘ったんだな。そのせいで後半は興奮が高まり、若干掛かり気味だった」

千代「そうね。あとは最後のバースの『とあるシリーズ』の一方通行(アクセラレータ)のラインね。『時間は戻ろうとしない』というまほさんのバースから、一方通行、そしてアクセラレータというキャラクターへ連想し、カチューシャさんの見た目と絡ませてネタにした…」

千代「そのあとのミッコさんも同じネタでライミングし、しかも『ミッコのインデックスは ハートのA(エース)だ』と、『インデックス』を、とあるシリーズのキャラクターとトランプ用語のダブルミーニングで使い、ライムで締める……文句のつけようがないわね」

沙織「そうですか……」

優花里「……西住殿、落ち込んでいるでしょうか……次の試合に影響しないといいですけど……」

沙織「あ!そういえば次はみぽりんと麻子が当たるんだ!」

「大洗対決……!」

あゆみ「うー、複雑だぁあ!どっちも勝ちにしてほしい」

優季「あの~、学校内での先輩たちの戦績ってどんな感じなんですかぁ?」

柚子「こないだの大会前までのデータだと僅差で冷泉さんが勝ち越してるね」

あや「すごい!あ、でも西住隊長、身内をディスるの苦手っぽい……」

柚子「そうなのよね。会長相手に至っては勝率3割切ってるし……」

優花里「ただ西住殿とペアを組むオレンジペコさんは冷泉殿に勝ってるんですよねぇ」

沙織「それに継続の人たちもそうだけど、みんな前より成長してるから……」

「どうなるかわからない、という結論になりますね」ニッコリ

沙織「うん……って、華がまともな感じで締めた!?」

優季「さすが五十鈴先輩~♪」

柚子「言ってることは普通も普通だけどね……」

そど子「……頑張りなさいよ?冷泉さん」ボソ

98 : 以下、名... - 2017/08/20 01:53:04.05 EqKCwBbEo 96/283


【舞台袖】

麻子「………………」

麻子(西住さんとバトルか……練習ではともかく、ガチな場では初めてだな)

麻子(……っと、それよりも西住まほの敗退で逸見さんの精神状態が不安定になっている可能性がある。何かしら声を……)チラ

エリカ「…………」ギラギラ

麻子「!……ずいぶん気合いが入っているな」

エリカ「当たり前でしょ。まほ先輩が負けた今、私が黒森峰の魂を背負ってるんだから」

麻子「……ほう」

エリカ「まほ先輩が負けたのはショックだけど、でもだからって落ち込みはしないわ。元々優勝するにはまほ先輩を倒さなきゃいけないもの」

麻子「そうだな」

エリカ「むしろここで勝って、継続を破ってカタキ討ちをしたいと燃えてるぐらいよ」

麻子「そうか」

エリカ「……あんたこそ、身内と戦う覚悟はあるわけ?」

麻子「無論だ。というより、本気で私を倒しにくる西住さんと戦い、上回りたい気持ちが強い。それに……」

麻子「オレンジペコさんには前回負けた借りもあるしな」ギラリ



みほ「…………」

みほ(麻子さんと……逸見さんとの試合か……)フゥ..

オレンジペコ「……大丈夫ですか?」

みほ「あ、はい。今のはため息というより気合いを入れる感じで……」

オレンジペコ「そうですか。よかったです」

みほ(……本当はお姉ちゃんが負けちゃって、戦えなくなるのがショックなんだけど……言ってもしょうがないもんね)

オレンジペコ「絶対…」

みほ「え?」

オレンジペコ「私は絶対優勝したいです。優勝しなければいけない理由があります……」

みほ「オレンジペコさん……」

オレンジペコ「だからパートナーがみほさんで良かったと思っています」

みほ「……うん、私も」

オレンジペコ「……露骨にお姉さんと組みたがってるオーラ出てましたけど?」

みほ「ふぇっ!?あ、えと……その……最初だけです!でもオレンジペコさんと組めてよかったと思う!本当ですよ!?」

オレンジペコ「ふふ、わかっています。少しからかっただけです」ウフフ

みほ「も、もう……」クス

みほ(オレンジペコさんって年上の扱いが上手いというか……掌の上で踊らされちゃう感じだよ……)フフ

みほ(あ、でもなんか笑ったらリラックス出来たかも。もしかして、私が落ち込んでたのを見て、励ますつもりで話しかけてくれたのかな)

役人「それでは次のチーム、入場してください!」

オレンジペコ「!行きましょう、みほさん」

みほ「うん!」

99 : 以下、名... - 2017/08/20 01:53:30.41 EqKCwBbEo 97/283


【ステージ】

みほ「………………」

麻子「………………」

みほ(麻子さん、私をじっと見たまま目を反らさない……完全に戦闘態勢に入ってる。だったらこっちも目を反らしちゃダメだ)ジッ..

役人「それでは先攻後攻じゃんけんをお願いします!」

オレンジペコ「」スッ

エリカ「」スッ

ジャンケンポン!

エリカ「……後攻で」

役人「OK!先攻、MIH×O×RENGE!後攻、チンピライマーズ!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュキュッ!

100 : 以下、名... - 2017/08/20 01:54:53.40 EqKCwBbEo 98/283


http://www.youtube.com/watch?v=4LaoQh-QZp8 3:11

<2回戦 第2試合 先攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ VS 後攻 [チンピライマーズ]REZE、エリカ>

みほ「チンピライマーズ REZEは学友」

みほ「バトル後に気まずいとか 関係ねぇなFa○k you」ワァァァ!

みほ「あえて合わせる過激な チンピラのイズム」

みほ「量より質な 韻にたどり着く 神秘なノリ生む」ワァッァア!

オレンジペコ「REZEさんが数だけ 踏んで エリカさんがただ叫ぶ」

オレンジペコ「価値なんて チンピラの1杯の タダ酒分」ワァァ!

オレンジペコ「キレたら怖いのは エリカさんより血管」

オレンジペコ「欠陥だらけ脅すだけだってさ いけ好かん」ワァァア!



麻子「いけ好かんのは ライムでイケず感じれず 逃げるから」ワァァ!

麻子「卑下すか? メチャメチャヘタレな逆ギレ こっちがキレる番」ワァァ!

エリカ「MIHOいわく量より質 でも相方が韻を薄めてる」

エリカ「余裕シャクシャクな顔してるけど 希釈倍率増えてる!」ワァァァ!

麻子「希釈倍率 男ならイカ臭い普通 そんな規格内すぐ」ワァァ!

麻子「飛び出す シラフな異物 REZE 起爆剤生む」ワアァァッァァ!

エリカ「REZEとエリカ タッグ組むガッツある 火付け役」

エリカ「ネチネチと陰湿な あんたら絶対しつけーヤツ!」ワアァァ!



オレンジペコ「しつけーのは韻ばっか くどくど並べる人の方です~!」ワァァ!

オレンジペコ「REZEさんの眠そうなライムじゃ 湿気(しけ)って火点かなそう!」ワァァ!

みほ「男のこと知らないのでは? 変な雑誌で得たようなネタ」ワァァ!

みほ「それ使う方が メチャメチャヘタレ より ベタベタでダメ」ワァァ!

オレンジペコ「韻踏むしか能がない しょうがないけど 悲しいね」

オレンジペコ「踏めない子ブタはただの子ブタ でも 韻だけのヤツも 慄(おのの)け死ね!」ワァァァ!!

みほ「そう言わないで ライムだけが アイデンティティ」

みほ「大変危機になって 悟るんでしょう 改善時期」ワァァァ!!

101 : 以下、名... - 2017/08/20 01:56:16.72 EqKCwBbEo 99/283


麻子「アイデンティティ 敗戦しに 来てないんだ 毎回前進し」ワァァ!

麻子「あとオレンジペコ この大会 あんたの パイセン地味」ワァァァ!

エリカ「これだけキレキレのライムが 湿気るとか 見る目無い!」

エリカ「ステージに立っただけで アップアップしてるから 気付けない!」ワァ!

麻子「見つめないと わからんが震えてる? いつ眩暈(めまい)で倒れる?」

麻子「崩れてく? どっちでもいいか 最後に立ってる方が 優れてる」ワァァ!

エリカ「自滅を待つか それとも爆破? 最終的には絶対潰そう」

エリカ「こうして見ると あんたら2人 ひ弱で なんだか幸薄そう」ワァァ!



オレンジペコ「そうですか? でも普段のREZEさんマジ鬱そう」ワァァ!

オレンジペコ「じめっとしたキノコ あ!『男なら』ってのはキノコが相手ですかぁ!?」ワァァァァ!

みほ「いつもテンション低くて 倍うぜぇんです」

みほ「嫌がられ方 まるで 梅雨前線」ワァァァ!

オレンジペコ「聖グロの先輩が地味? 見る目がないなぁ」

オレンジペコ「その節穴に イカ臭いティッシュ詰めますか?幸薄そう~!」ワァァ!

みほ「寝てばかりの人が どうして 最後に立ってる?」

みほ「罪状出まくりのREZE 敗訴似合ってる」ワァァァ!!



麻子「よく履いてる黒のハイソ似合ってる? 感謝だ」ワアァ!

麻子「こんなに混み合ってる 会場に立ってる REZE ライムのワンダラー」ワァァァ!

エリカ「なんだかんだで勝つのは チンピライマーズ」

エリカ「長所を信じマイナス をプラスにするコンビ!」ワァァ!

麻子「コンビ指数はプラス まるでポンキッキーズ」ワァァ!

麻子「どんなディスにもライムで 暢気(のんき)言い切る」ワァァァ!

エリカ「のらりくらりも チンピラの極意」

エリカ「放り投げてやるわよ ピンチなど遠くに!」ワアァァ!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

ワァァァァァ!

みほ(これは……どうだろう……)

麻子(手応えはあるが……それと同時に負けても納得できる部分もある……)

102 : 以下、名... - 2017/08/20 01:58:39.79 EqKCwBbEo 100/283


役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、チンピライマーズが勝ったと思う人!」

ワァァァァァァ!!

役人「……後攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!

役人「まずはチンピライマーズが1ポイント先取です」

みほ(っ……ポイントとられた!)

役人「では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『MIH×O×RENGE』」

理事長「『MIH×O×RENGE』」

香音「『チンピライマーズ』」

新三郎「『チンピライマーズ』」

浅井「『MIH×O×RENGE』」


役人「3対2でMIH×O×RENGEが1ポイント獲得!延長戦に入ります!」

ワァッァァ!!

みほ(あっ……ぶなかったぁ~!)ドキドキドキ

麻子(くっ……アンサーが弱かったか?)



【2階席】

沙織「引き分け~~~~……延長戦だぁぁ……」グッタリ

優花里「た、武部殿の方が疲れてるじゃないですかぁ」

沙織「だって友達同士の試合なんだもん。見てるだけで疲れるよぉ~」

「今の試合はどう思われますか?」

千代「そうね。REZEさんはライム特化、MIHOさんもライムはかなり強力で、エリカさんも上手に語尾で踏むタイプ。でもその中でオレンジペコさんはアンサー重視でライムはそれほどこだわらないスタイルね」

千代「でもディスは皮肉が効いていて毒がある。『しつけーのは韻ばっか くどくど並べる人の方です』や『男ならってのはキノコが相手ですか』といった辺りが顕著ね」

あや「オレンジペコさん、腹グロなのかな」

あゆみ「お、上手いこと言ったね」

千代「……ただそれ以外に『踏めない子ブタはただの子ブタでも 韻だけのヤツも 慄(おのの)け死ね!』というライン。ここはさっきの継続の試合でもあった裏ライムとでも言う使い方をしたわね」

千代「『踏めない子ブタ』はジブリ作品の『紅の豚』でライミングすると同時に『飛べないブタは…』というセリフにかかっていて、さらに『慄け死ね』というのは同じジブリ作品『もののけ姫』でライミングしています」

千代「そのようなテクニックを使いつつ、三者とはかなり毛色が違うスタイルを貫いたからこそ、引き分けという結果になったのではないかと。もっとも、審査員もかなり悩んだ末の決断で、僅差での結果でしょうけれど」

しほ「……なるほどね」

千代「MIHOさん最後のバースで、裁判でいう『敗訴似合ってる』に対していつも履いている『黒のハイソ似合ってる』とREZEさんが即座に返すのも見事でしたしね」

103 : 以下、名... - 2017/08/20 01:59:27.59 EqKCwBbEo 101/283


【ステージ】

エリカ「勝ったと思ったんだけど……」

麻子「仕方がない。実際拮抗していた」

エリカ「延長戦、どうする?」

麻子「いつも通りやるだけだ。それで勝つ」

エリカ「そうね」フフッ



役人「それでは延長戦!じゃんけんをお願いします!」

ジャンケンポン

エリカ「……後攻で」

役人「OK!先攻、MIH×O×RENGE!後攻、チンピライマーズ!DJルミ、かまーせー!」

ルミ「っ!」キュルル!

104 : 以下、名... - 2017/08/20 02:02:54.34 EqKCwBbEo 102/283


http://www.youtube.com/watch?v=HLHKJx-zrao 3:43(あるいはもう少し短め)

<2回戦 第2試合 先攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ VS 後攻 [チンピライマーズ]REZE、エリカ 延長戦>

オレンジペコ「……おわかりいただけただろうか」

オレンジペコ「エリカさんを大してディスらず のけ者にしていることを」ワァァ!

オレンジペコ「私たちにとってエリカさんはおまけ 居酒屋のお通し」ワァ!

オレンジペコ「拒否するのも気が引けるから そこにいてもいいんだよ♪」ワァァ!

みほ「つまりおまけ シール目当てのビックリマンチョコ」

みほ「どれだけ 願ってもトピックになんのも 無理」ワァァァ!

みほ「1人だけ目を閉じちゃってる 集合写真」

みほ「スキル中庸だし 急降下し 結果 優勝無し!」ワァァァ!!



麻子「優勝無しを理由も無しに言うな 聴かせる有能な詞」ワァァァ!

麻子「急降下しても終了間近に 使う消火器で浮上だし」ワァッァア!

エリカ「未成年で居酒屋とか 知らねぇくせに語んな!」ワァ!

エリカ「さっきは『男がどう』とか言ったくせに マジうぜぇ 下がんな!」ワァァ!

麻子「野蛮な 盛んな 性格か?居酒屋には目立つ オレンジ頭」ワァァ!

麻子「地頭が足りないし力が足りない ライムにただただ交わり」ワァァ!

エリカ「それにフロウも加わり 最強のコンビがここに爆誕!」

エリカ「ビート上に 声を乗せて奏でる そんな楽団!」ワァァ!



オレンジペコ「居酒屋のことですか? 知ってますよ全然」

オレンジペコ「何故ならば 3年B組グーグルせんせ~!」ワァァァ!

オレンジペコ「男のくだりも ネット知識と言えばいいのに不器用~」ワァァ

オレンジペコ「もしかしてSiriに敷かれてるタイプですかぁ~!?」ワァァァ!

みほ「あと『スキルが中庸だから』と言ったのに『理由も無し』 耳大丈夫?」ワァァ!

みほ「事実を捻じ曲げてでも 韻踏みたい性分?」ワァァァ!

オレンジペコ「それと相手の言葉拾うの 必ずREZEさんですよね?」

オレンジペコ「最強コンビならエリカさんが拾ってみてくださいよ~!」ワァァ!

105 : 以下、名... - 2017/08/20 02:07:34.36 EqKCwBbEo 103/283


エリカ「くださ……………っ」
麻子「くださ…………………いちいちダサい」

麻子「苛立ちの轍(わだち)を形作って しょうもないことしたがり」

エリカ「仕上がりなら充分 あんたらに乱される心配無いわ」

エリカ「結局のところ 自分の進化次第だ」ワァァ!

麻子「韻が偉大な みんなに愛されるMC 銀座みたいな 高級感」ワァァ!

麻子「目指す ライム探検家 今どれくらい掴んでるか?」ワァァ

エリカ「握った拳の中にあるのは 勝利の光」

エリカ「ペア組んだ時に生まれたのは 信頼と同志の誓い」ワァァ!



みほ「同志なのに どっちが先行くか 動じたせいで 同時になった」ワァァァ!

みほ「コンビが爆誕 でも火付け役? 爆発したあとインパクト無いよ!」ワァァァ!!

オレンジペコ「今は修行でも授業の時間でもない バトルでしょーが!」

オレンジペコ「何が進化?わかりません アンサーしなさい このバカチンが!」ワァァァッァァ!!

みほ「痛いとこ突かれ 内に籠(こも)る REZE 引きこもる」ワァァ!

みほ「混じりっ気無しで ディスりけなし 被った布団は引っぺがし!」ワァァ!

オレンジペコ「信頼を誓ったわりに 最初の小節 全部 REZEさん」

オレンジペコ「それって エリカさんじゃ無理と 弾き出した計算」ワァァ!



麻子「っ…………………」
エリカ「………………っ!?計算なわけがないでしょ!」

エリカ「そんな固定観念に 惑わされるわけがない!」

麻子「固定観念だと諦観してるのか それが 余計残念」ワァァ!

麻子「こちとらライミングに凝ってっかんね 存在感の濃さは 経団連」ワァァ!

エリカ「あんたらこそ 人の粗探しだけで 馬鹿馬鹿しい!」ワァ!

エリカ「自分らの中身 全然見えない 空っぽらしい!」ワァ!

麻子「そして尻尾出し 捕まる末路 つまらぬ覚悟」ワァァ!

麻子「ウザがるギャルも 繋がるラップを するのがチンピライマーズだ!」ワアァァ!



役人「終了ーーーーーー!!!!」

ワァァァァァ!!

麻子「っ……」

エリカ「…………っ……」

106 : 以下、名... - 2017/08/20 02:30:29.24 EqKCwBbEo 104/283


役人「それでは、延長戦の判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」

ワァァァァァ!!

役人「……後攻、チンピライマーズが勝ったと思う人!」

ワァァァ!

役人「まずはMIH×O×RENGEが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」

ババン!

亜美「『MIH×O×RENGE』」

理事長「『MIH×O×RENGE』」

香音「『MIH×O×RENGE』」

新三郎「『MIH×O×RENGE』」

浅井「『MIH×O×RENGE』」

役人「勝者!MIH×O×RENGE~~~~!!!!」ワァァァァ!!



みほ「…………」ホッ

エリカ「ちぃっ!」

麻子「……………準決勝、頑張ってくれ」スッ

みほ「え?あ、うん。ありがとう」ガシッ

オレンジペコ「ありがとうございます」ガシッ

エリカ「………………」

麻子「逸見さん」

エリカ「…………絶対優勝しなさいよ」スッ

みほ「う、うん……目指します……」ガシッ

オレンジペコ「そのつもりです」ガシッ

麻子「………………」

107 : 以下、名... - 2017/08/20 02:34:11.31 EqKCwBbEo 105/283


【舞台袖】

エリカ「…………ごめん」

麻子「何がだ」

エリカ「完全に私のせいで負けたわ」

麻子「そんなことないだろう。何故そう思うんだ」

エリカ「……延長戦の時、『エリカさんが拾ってみてくださいよ』って茶化すように言われて……試合前はいつも通りやろうって決めたばかりなのに……ついカッとなって突っ込もうとした」

麻子「…………」

エリカ「そのせいで2人が重なって……会場の空気も相手チームに流れたし、そのミスを指摘されもした。だから負けたのは…」

麻子「私もそのあと、自分が行かずに逸見さんに任せるべきかを迷って……結果、立ち往生してしまった。私のミスだ」

エリカ「だから、それは私が最初に動いちゃったから今度もそうなる可能性があると思って迷ったんでしょ?」

麻子「……ゼロではないが少し違う。オレンジペコさんに、逸見さんには最初の小節を任せられない、という風に言われたことに対し、反発する気持ちがあったせいだ」

エリカ「え?」

麻子「私は逸見さんのスキルを買っている。そう証明したくなったんだ。あの土壇場で。だがアイコンタクトだけで伝わるわけがない。結局、逸見さんを戸惑わせてしまい、チームワークが崩れていると露呈する形になってしまった」

エリカ「………………」

麻子「…………………」

エリカ「じゃ、じゃあ……ど、どうすればいいのよ。この話の決着は…」

麻子「……お互い反省して終わりだろう。相手のせいにする内容じゃない」

エリカ「…………そう」

麻子「…………ああ。それに、負けはしたが楽しかった」

エリカ「……………ふ。確かにね。正直、途中からまほ先輩のカタキ討ちとか忘れてたわ」

麻子「……不思議なものだな。フリースタイルバトルというのは」

エリカ「そうね。負けた時は悔しくて辛い……だからもう二度とやりたくない。そう思うのに…」

麻子「……気が付くと、また戦いたいという感情が沸いてくる」

エリカ「ええ」クス

麻子「…………」クス

エリカ「次会う時は敵かもしれないわね」

麻子「どちらでも歓迎だ」

108 : 以下、名... - 2017/08/20 02:36:41.87 EqKCwBbEo 106/283


【2階席】

そど子「……冷泉さん」

ゴモヨ「残念だったね、そど子」

そど子「べ、別に残念じゃないわ!いつも寝坊してるのにフリースタイルバトルで勝てるわけないもの!」

沙織「関係あるかなそれ」

パゾ美「……そど子」

そど子「なに?」

パゾ美「負けて落ち込んでる冷泉さんを慰めたら、そど子への好感度は風紀的にアップするよ」

そど子「!!!」

沙織「風紀的!?どういう上がり方なのそれ!」

そど子「…………み、みなさんごめんなさいね。ちょっと見回りに行ってくるわ」タタタ

沙織「いや、ライブハウス内で見回りって邪魔以外の何物でもないんじゃ……あ、行っちゃった」

優花里「冷泉殿に会いに行くのを誤魔化す言い訳にしても強引すぎますが……それはともかく、島田殿…」

千代「……そうね。今の試合では特にオレンジペコさんの挑発とアンサーが光ったわね」

千代「最初の『おわかりいただけただろうか』はテレビ番組でよくある心霊特集などのナレーションを真似ているけれど、最初のバースの一番頭でこう言うことで、どういう内容なのかを気にさせることが出来る。掴みとしては抜群ね」

千代「そして、さっきの試合ではエリカさんにほとんど触れず、REZEさんに攻撃を集中させていたと明かし、それは相手にしていないからだというディスになる」

千代「『居酒屋のお通し』というワードには『未成年のくせに』と返されるのが当然だけれど、それに対し『3年B組、グーグル先生』と金八先生をもじりつつ、ネットで検索すれば誰でもわかる、というユーモアのある返しを見せた」

千代「そのあと、チンピライマーズが攻撃でもなく自分たちのことをラップした時は『今は修行でも授業の時間でもない バトルでしょーが!』と、自問自答ではなく対話しよう、という意志を込め、さらに『何が進化?わかりません アンサーしなさい このバカチンが』と、金八先生ネタを絡めて使用した。内容の伴った見事なパンチラインね」

千代「それに加え、非常に安定しているMIHOさんのディスとライムが間を埋めているわ。スタイルが違うのもアクセントになっているため、互いに効果を高め合っている」

千代「あと、まほカチュでもそうだったけれど、アイコンタクトや合図などでどちらが行くかを決める必要がある2ON2では、意思の疎通が取れずにタイミングが重なってしまったりするのはよくあるわ。さっきのまほカチュの場合は、大きなミスではないものの、その部分を突かれたところが敗因の1つだったようにね」

千代「ただ……今回はどちらが行くか迷って黙り込む場面がいくつかあり、慌てているのがはっきり見えてしまった。しかもオレンジペコさんがその状況を誘うような形をとっていたものだから、相手の術中にハマってしまったというイメージがお客さんにも審査員にも強く焼き付いてしまった。これはかなりのマイナス要因ね」

千代「最後のバースでREZEさんが畳みかけるようにライミングを決めているのだけれど……やはり覆すのは無理だったわね」

優花里「なるほど……」

沙織「私的には麻子と逸見さんが立て直そうと頑張ってて、そっちの方がすっごく好感持てたけどなぁ……はぁ……私も好感持たれたい……モテたい……」

柚子「武部さん話変わっちゃってるよ」

あゆみ「……ま、まあ……冷泉先輩は残念でしたけど、次は桂利奈の試合です。気を取り直して桂利奈を応援しましょう!」

あや「1回戦はいい調子だったし、今度も大丈夫だよ!きっと!ね?紗希!」

紗希「……………………………………」

あや「そっかぁ、そういう意見もあるかぁ……」

優花里「ど、どういう意見だったのか気になりますぅ。今なんと言ったんですか?」

あや「桂利奈ちゃーーん!頑張れー!!」

優季「勝って~♪」

あゆみ「まだステージに出てきてないって」

「登場してから目いっぱい応援しようよ」

優花里「うぅ……誰も答えてくれません……真相は闇の中…」

109 : 以下、名... - 2017/08/20 02:38:01.75 EqKCwBbEo 107/283

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続き
みほ「第2回フリースタイルMCバトル!」【中編】

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