サターニャ「いやー二人きりなんて久しぶりね。何する?」
サターニャ弟「お姉ちゃんのしたいことしていいよ」
サターニャ「なら久しぶりにドラゴンボールごっこしましょう!!」
サターニャ弟「うん///」
ピンポーン
サターニャ「誰かしら?」
元スレ
【ガヴドロ】ガヴ「サターニャの弟?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1501937700/
サターニャ「はーい」
ヴィーネ「ごめんね、サターニャ。久しぶりに弟くんに会いに来たんだけど、みんな付いて来ちゃった」
ガヴ「邪魔するぞ」
ラフィ「サターニャさんの弟さんに合わせて下さい!!」
タプリス「今こそババ抜きの雪辱を果たす時です!!」
サターニャ弟「姉さんの友達?」
サターニャ「なにが『姉さん』よ。みんなの前だからってかしこまらないでいつもみたいに『お姉ちゃん』って呼びなさい」
サターニャ弟「お姉ちゃん……」
ヴィーネ「久しぶり、弟くん!!! そうよ、このお姉ちゃん達はね、サターニャの友達よ」
ガヴ「友達じゃねーよ」
ヴィーネ「もう、そんな事言わないの。ごめんね、せっかく姉弟水入らずでいる時にこんな大勢で遊びに来ちゃって」
サターニャ弟「別にいいですよ。ねぇ、お姉ちゃん」
サターニャ「そうね。どうせ三日もいるんだし、一日くらいどおって事ないわよ」
サターニャ弟「皆さん、玄関での立ち話も何なので上がって下さい」
ガヴヴィネラフィタプ「はーい!」
サターニャ「私の家なのにどうしてあんたが仕切ってるのよ!!」
タプリス「……」ジー
サターニャ弟「な、なんですか///」
タプリス「これが胡桃沢先輩の弟さんですか」
サターニャ弟「///」
タプリス「……」ジー
ラフィ「タプちゃん、そんなに見つめたらサターニャさんの弟さんが照れてしまいますよ」
タプリス「そうですね、すいません」ムニ
サターニャ弟「ひぃ!」ギュ
サターニャ「ひゃあ! 急に抱き付かないでよ! びっくりするでしょ!!」
サターニャ弟「ごめん、お姉ちゃん。(タプちゃんさんの身体が当たって驚いちゃった)」ドキドキ
ガヴ「ふーん……。なぁ」
サターニャ弟「なんですか」
ガヴ「この中で誰が一番綺麗だと思う?」
サターニャ弟「え!?」
ラフィ「あ、私も気になりますね」
サターニャ「あんた、どのお姉ちゃんが好きなの? まさか天使なんて選ばないわよね?」
サターニャ弟「え? 天使?」
ヴィーネ「私とサターニャ以外のお姉ちゃん達はみんな天使なのよ」
タプリス「自己紹介が遅れてしまってすいません。天使タプリスです」
ラフィ「天使ラフィエルです。ラフィお姉ちゃんと呼んでください」
ガヴ「駄天使ガヴだ。呼び方は自由でいいぞ。ちなみにタプリスの事はタプお姉ちゃんと呼んでやってくれ」
タプリス「お姉ちゃんだなんてそんなあ」テレテレ
サターニャ弟「あなたがガヴリールさんですか。お姉ちゃんからよく聞いてます」
ガヴ「サターニャ、何話してるんだよ」
サターニャ「何って、普通の事よねっ!」
サターニャ弟「普通の事です」
ラフィ「で、どのお姉ちゃんがタイプなんですか?」
ヴィーネ「ラフィ、質問が変わってるわよ。どのお姉ちゃんが一番綺麗だと思う?」
サターニャ弟「その……。……お姉…ゃん」
サターニャ「良く聞こえないわよ! もっと大きな声で言いなさい!」
サターニャ弟「お姉ちゃん!」
サターニャ「お姉ちゃんじゃどのお姉ちゃんか分からないでしょ!」
ラフィ「どのお姉ちゃんなんですか?」
ヴィーネ「お姉ちゃんに教えて。ん? ん?」
サターニャ弟「サタニキアお姉ちゃん!」
サターニャ「え? もしかしてあんた、シスコン?」
サターニャ弟「ち、違うよ」
ヴィーネ「確かに角の立たない答えではあるけどね」
ガヴ「ふーん、そうかぁ」
ヴィーネ「お姉ちゃんが好きなの? 可愛いわね」ナデナデ
サターニャ弟「/// やめて下さい」
ヴィーネ「私ずっと弟か妹が欲しかったからサターニャが羨ましいのよね」ナデナデ
サターニャ「そうでしょ! ふっふーん」
ヴィーネ「あー可愛い」ギュウ
サターニャ弟「///!!!///」
ガヴ「ヴィーネ、やめてやれ。サターニャの弟の顔がゆでだこみたいになってる」
ヴィーネ「え? ごめんね、可愛かったからつい」
サターニャ弟「お姉ちゃん!!」ギュウ
サターニャ「ひゃあ! びっくりした!」
サターニャ弟「///(お姉ちゃんとは違う女の人の匂いがした)」ハァーハァー
ラフィ「ヴィーネさん、羨ましいですね。私も抱き着いちゃいます!」ギュウ
サターニャ弟「///!!!///」
ラフィ「あら? 固くなってますね。どうしたんですか?」
サターニャ弟「な///!? そそそそそそんな事ないです!! ///!!!///!!!///!!!///」プシュー
ガヴ「ラフィエルやめてやれ。サターニャの弟がゆでだこ通り越してダルマみたいになってる」
ラフィ「あ、すいません」パア
サターニャ弟「(お姉ちゃんより大きかった。お姉ちゃんより大きかった。お姉ちゃんより大きかった)」ギュウ
サターニャ「ラフィエル怖かったわね」ナデナデ
ラフィ「すいませんね。私の勘違いでした、固くなってなんていませんでしたね」
サターニャ「そうよ! ……で、何が固くなっていなかったの?」ナデナデ
サターニャ弟「……///」
ヴィーネ「サターニャ、恥ずかしがってるでしょ。聞かないであげて」
サターニャ「?」
ラフィ「あと抱き付いてないのはガヴちゃんとタプちゃんですか」
タプリス「私は抱き付きたくなんてないです」
ガヴ「私もパス」
ラフィ「えい!」バン
サターニャ弟「うわぁ!」
ダ
ガヴ「ラフィエル、どうして私の所に突き飛ばしたんだ?」
ラフィ「あら? どうしてでしょうね?」
サターニャ弟「(どうしてだろう。お姉ちゃんと同じくらい安心できる。どうしてだろう、匂いかな、体温かな)」
ガヴ「……。おい、もうそろそろ離れろ。重い」
サターニャ弟「あ、すいません」
ガヴ「サターニャに抱き着かないんだな」
サターニャ弟「あっ!」ギュウ
サターニャ「無理に抱き付かなくていいのよっ!」
ラフィ「ところで、サターニャさん、いつくらいまで弟さんと一緒にお風呂入ってたんですか?」
ヴィーネ「急になに訊いてるのよっ!」
サターニャ「2、3、いや、去年は入ったのが最後よ」
タプリス「そんな最近まで……不潔ですっ!」
サターニャ弟「あの時はお姉ちゃんが僕がお風呂入ってるのに無理やり入ってきたからだよ」
ガヴ「あー分かる。この前天界帰った時、私がお風呂入ってる時に姉さんが無理やり入ってきたからな」
ラフィ「お姉ちゃんの身体、どうでしたか」
サターニャ弟「///」
サターニャ「私の弟に何訊いてるのよ!!」
ラフィ「別にいいではないですか」
ヴィーネ「ラフィ、やめてあげて。弟くんが困ってるでしょ」
サターニャ弟「恥ずかしくて目をつぶっていたので覚えていません」
ラフィ「そうですか、残念です。本当は見ていたんですよね」
サターニャ弟「/// 見てません!///」
ラフィ「……」ニパァ
ガヴ「……」ニヤ
タプリス「(はっ! あれはいいおもちゃを見つけたな、と思っている顔です!)」
ヴィーネ「(弟くんは私が守らないと)」
サターニャ「ちょっとトイレ行ってくるわね」
サターニャ弟「え!?」
サターニャ「早く戻って来てあげるから大人しくして来なさいよ」
サターニャ弟「……」
ラフィ「サターニャさんがいなくなった事ですし、少しディープな事を聞きますか」
ガヴ「おい、お前サターニャの事好きだろ」
サターニャ弟「違いますよ」
ラフィ「私、サターニャさんのエッチな写真を持っているんです。見たくありませんか」
サターニャ弟「お姉ちゃんの……」
ラフィ「あら? 興味あるんですか?」
サターニャ弟「そんな……」
ガヴ「ほら、この写真やる」
サターニャ弟「お、お姉ちゃんの胸が……谷間が……///」
ラフィ「あらら。やっぱり興味あるんですね」
ガヴ「ラフィエル、どっちの写真がサターニャの弟を興奮できるか勝負しないか」
ラフィ「いいですね。負けませんよ」
ガヴ「先に鼻血たらさせた方が勝ちな」
ラフィ「分かりました、私の写真はこれです!」
ヴィーネ「ちょっと! 二人ともやめなさいよ」
サターニャ弟「お姉ちゃんのおっぱい……………。お姉ちゃんのおっぱいがいっぱい…………………………」モンモンモンモン
ヴィーネ「私の写真も入ってるじゃない!」
ガヴ「別にいいだろ」
ラフィ「鼻血はもうすぐなようですね。次は少し刺激が強いですよ!」
サターニャ弟「お姉ちゃんが脱がされてる。僕のお姉ちゃんが脱がされてる……」モンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモン
タプリス「これ、誰が撮ったんですか?」
ガヴ「分からない」
ヴィーネ「分からないって。そう言えばこれ、ガヴの裸も映ってるけど良いの?」
ガヴ「はっ! 返せ!!」
サターニャ弟「お姉ちゃん……お姉ちゃん……///」
タプリス「もう遅いようですね」
ラフィ「惜しかったですね、ガヴちゃん。次は私の取って置きです!!」
サターニャ弟「お姉ちゃんが裸!?///」モンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモン
ラフィ「くぅ。出ませんか……」
ヴィーネ「弟くん、耐えなさい! 姉の裸で興奮するなんて駄目な事なのよ!」
サターニャ弟「はぁ……はぁ……///」
ガヴ「サターニャの裸の写真なんか私も持ってるんだよ!!!」
サターニャ弟「お姉ちゃんの裸……お姉ちゃんの裸……お姉ちゃんの裸……お姉ちゃんの裸……」モンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモン
ガヴ「何で出ないんだよ!」
ヴィーネ「耐えて!!」
ラフィ「もうそろそろネタ切れしてきましたね。はっ! こんなのありました」
ガヴ「くそ! ラフィエルがなんでそんな写真持ってるんだよ!」
サターニャ弟「お姉ちゃんおしっこしてる!! お姉ちゃんのおしっこ……おしっこしてる/// パンツ///」モンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモンモン
ヴィーネ「トイレで興奮するのも駄目!」
ラフィ「出ないんですか!? そんな!!」
ガヴ「私ももうネタ切れか。諦め……。いや、もしかしてこんなの好きか?」
サターニャ弟「お姉ちゃんが赤ちゃん!?」ブシャア
ガヴ「私の勝ちだな。サターニャの弟のフェチズムを感じ取った私の勝利だ」
ラフィ「くぅ。サターニャさんは私が一番詳しいと思っていたのですが、ガヴちゃんには敵いませんね」
ガヴ「ちなみにそれは赤ちゃんじゃなくて3歳だ」
サターニャ弟「お姉ちゃんが赤ちゃん。お姉ちゃんが赤ちゃん。お姉ちゃんが赤ちゃん」ピクピク
ガヴ「聞いてないな」
ラフィ「少しやり過ぎましたね。」
ヴィーネ「こんなになって可愛そうに。二人とも、覚悟は出来てるでしょうね」ゴゴゴゴ
ラフィ「ヴィーネさん、怖いですよ」
ガヴ「何する気なんだ?」
ヴィーネ「ねぇ、こんな写真あげる」
サターニャ弟「え?」ピクピク
ガヴ「サターニャ戻って来ないし次何する?」
ラフィ「そうだ、こんなもの欲しくありませんか」
サターニャ弟「それはもしかして……」
ラフィ「そうです、サターニャさんのパンツです」
ヴィーネ「駄目よ! 弟くん、お姉ちゃんのパンツなんていらないもんね」
サターニャ弟「……いりま………………せん」
ラフィ「そんな事言っていいんですか? 一枚くらいなくなってもサターニャさんは気付きませんよ。いい匂いですよ、サターニャのパ・ン・ツ」
ヴィーネ「駄目! パンツなんか何に使う気なの! いらないでしょ!」
ラフィ「欲しいですよね」
ヴィーネ「いらないでしょ!」
タプリス「天使と悪魔の声が逆になってます」
ガヴ「で、どっちなんだ? いるのか、いらないのか」
サターニャ弟「い」
ラフィ「い?」
ヴィーネ「い?」
サターニャ弟「いりません!」
ラフィ「もったいないですね。ならこのパンツは私が貰います」
ヴィーネ「駄目!」ガシ
ラフィ「あ! 何するんですか! 返してください!」
ヴィーネ「このパンツは私が責任を持って帰しておくわ」
ガヴ「おい」
サターニャ弟「な、なんですか?」
ガヴ「パンツが駄目ならこれはどうだ?」
タプリス「それは!」
ガヴ「サターニャのワンピースだ」
サターニャ弟「いりません」
ガヴ「いいのか? 多分脱ぎ立だぞ」
サターニャ弟「ぬ、脱ぎたて……」
ヴィーネ「駄目! ワンピースは男の子が着る服じゃないのよ! もし着たいなら自分で買いなさい!」
タプリス「そういう問題ではないと思うのですが」
ガヴ「クンクン この匂いは今朝脱いだんだな。今夏だし汗いっぱいかくから濃厚なサターニャの臭いがするな」クンクン
サターニャ弟「お姉ちゃんの……匂い」
ヴィーネ「サターニャの匂いなんか嗅いでどうするのよ! 私の嗅いでいいからやめなさい!」
タプリス「月乃瀬先輩、さっきから言ってる事がずれてます」
ガヴ「少しだけ嗅ぐくらいならいいんじゃないか? ほら、少しだけ嗅いでみろよ」
サターニャ弟「なら、少しだけ」
ヴィーネ「駄目!」
サターニャ弟「クンクン お姉ちゃんの匂いだ! クンクンクンクン
ガヴ「はい、もう終わり!」
サターニャ弟「えー」
ガヴ「これ以上嗅ぎたいなら『お姉ちゃんのワンピースを僕に下さい』と言え」
ヴィーネ「駄目よ! 誘惑に負けたら駄目!」
ガヴ「弟なら昔からお姉ちゃんのお下がり着てたんだろ。私もそうだった。今さら一着くらい貰ったって関係ないって」
ヴィーネ「お下がりと貰うのは違う事でしょ!」
ガヴ「欲しいだろ」
ヴィーネ「駄目!」
ガヴ「欲しいだろ」
ヴィーネ「駄目!」
タプリス「また天使と悪魔の声が逆になってます」
ラフィ「ですね」
サターニャ弟「い」
ガヴ「い?」
ヴィーネ「いっ!」
サターニャ弟「い……。お姉ちゃんのワンピースを僕に下さいっ!!!」
ヴィーネ「弟くん!」
ガヴ「ほら、好きなだけ嗅げ。着てもいいぞ」
サターニャ弟「お姉ちゃんの匂いだっ!」クンクンクンクンクンクン
ヴィーネ「ああ、そんなに嗅いで」
サターニャ弟「温かい。着るとお姉ちゃんに包まれてるような感じがしてとっても心地いい」
ガヴ「そうだろ。サターニャの弟はお姉ちゃん大好きだもんな」
サターニャ弟「うん。大好き」
サターニャ「何が大好きなの?」
サターニャ弟「ひぃ!」
サターニャ「なんであんたが私のワンピース持ってる」
サターニャ弟「そ、それは」
ガヴ「寒がってたから私が貸してあげたんだよ」
サターニャ「それにしては汗ダラダラ掻いてるじゃない」
サターニャ弟「それは……その……」
サターニャ「まぁ、いいわ。着なさい」
サターニャ弟「うん」
サターニャ「暇ね。五人で何する?」
ラフィ「あ、私TUTAYAでアニメ借りてきたんです。一緒に見ませんか?」
タプリス「いいですね、それ。何借りてきたんですか?」
ラフィ「うふふふ」
お妙さん『部屋で何かシコシコしているようなんです』
サターニャ「あははははははは!!!! いつ見ても銀魂は面白いわね!!」
サターニャ弟「(よりによって何でこの話借りてきたんですか)」
ガヴ「(ラフィエル、狙っただろ)」
ラフィ「(さあ。どうでしょうか)」
お妙さん『夜な夜な何をシコシコやってるのかしら』
サターニャ「あははははははは!!!! シコシコだって!!」
ヴィーネ「サターニャ、シコシコがどういう意味なのか知って笑ってるの?」
サターニャ「良く分からないけど、面白い事なんでしょ?」
ヴィーネ「まぁ、そうだけど」
タプリス「よく意味が分からないですね。天真先輩、話の説明をしてもらえますか」
ガヴ「私も意味が良く分からないな」
サターニャ「ローションとこんにゃくって!! あははははははは!!!!」
サターニャ弟「///」
サターニャ「あはは。弟の独り立ちって大変ね。ねぇ、あんたもシコシコとかこんにゃくとローションとかでやってるの?」
サターニャ弟「! やってない! やってない! お姉ちゃんでなんてやってないよ!」
ガヴ「!?」
ラフィ「!?」
ヴィーネ「!?」
サターニャ「なんだ。あんたが独り立ちできるように私が手伝ってあげようか?」
サターニャ弟「お姉ちゃんと……/// いらない!!」
サターニャ「遠慮しないの! ほら、こんにゃくとローションで何すればいいの?」
サターニャ「///」
ヴィーネ「サターニャ、弟くんが困ってるでしょ。もうやめなさい」
サターニャ「弟の独り立ちを手伝って何が悪いのよ!」
ヴィーネ「男の子は一人で独り立ち出来るから大丈夫よね」
サターニャ弟「うん。一人で大丈夫だよ、お姉ちゃん」
サターニャ「つまらないわね。出来なかったらちゃんと言うのよ」
サターニャ弟「うん///」
ラフィ「銀魂借りてきた分見終わりましたね」
ガヴ「次何する?」
サターニャ「次はドラゴンボールごっこしましょうよ!」
ヴィーネ「サターニャ達、昔からよくやってたもんね」
サターニャ「早く撃つんだ!!」ムニ
サターニャ弟「ひぃ! (お姉ちゃんの柔らかいおっぱいが僕の背中に当たってる)やめてよ、お姉ちゃん!!」
ガヴ「待て! 今気をためている」
タプリス「これは何のシーンですか?」
ラフィ「ピッコロがラディッツを倒すために悟空もろとも魔貫光殺砲で葬ろうとしているシーンですね」
サターニャ「早く撃て!」ムニュ
サターニャ弟「ひゃあ///! (お姉ちゃんのおっぱいが……僕の背中に押し付けられて、形が変わって、わらかくて、気持ち良くて)///」
ガヴ「魔貫光殺砲!」
サターニャ「ぐわ!」バタ
サターニャ弟「///……」バタ
サターニャ「久しぶりにやると楽しいわね」
サターニャ弟「///」トロン
サターニャ「重いから早くどきなさい」
サターニャ弟「はっ! うん」
ラフィ「次は何やりますか?」
ガヴ「サターニャの弟、なんかやれよ」
ヴィーネ「ガヴ、無茶振りは駄目よ」
サターニャ「あ! そう言えば、あんた股間をお盆で隠す芸人にハマってるんでしょ。あれやりなさいよ」
サターニャ弟「え!?」
ヴィーネ「そんなの急に出来るわけないでしょ! ね、弟くん」
サターニャ「でもあんた家でこっそり練習してるんでしょ。お母さまが教えてくれたわよ」
サターニャ弟「やります///」
ガヴ「サターニャの弟はサターニャの言いなりだな」
タプリス「多分、姉にはNOって言えないんですね」
サターニャ弟「絶対に見せないでショーに来てくださってありがとうございます!」
サターニャ「似合ってるわよ!」
ガヴ「本当に絶対に見せるなよ」
ラフィ「頑張ってくださいね」
タプリス「/// これ、見なきゃいけないのでしょうか?」
ヴィーネ「/// 嫌ならいいんじゃない?」
サターニャ弟「まずは手始めに ひゅぅぅぅー」ポン
サターニャ「おー!」
サターニャ弟「セーフ」
ラフィ「上手でしたよ!」
ガヴ「もう一回やってくれ!」
サターニャ弟「えい!」ポン
タプリス「本当に見えませんでした」
ヴィーネ「良かったわね」
サターニャ「ほら! 続きやりなさい!」
サターニャ弟「これ以上出来ないよ」
サターニャ「しょうがないわね。私が手伝ってあげるわ」ガシ
サターニャ弟「え!?!?」
ヴィーネ「きゃああーー!」
タプリス「見えそうです!!」
ガヴ「サターニャ! やめるんだ!」
ラフィ「サターニャさん、さすがに冗談では済まされませんよ!!!」
サターニャ「え、そう?」
サターニャ「///」
タプリス「暗くなってきましたね」
ラフィ「私達も帰る時間ですし、最後に弟さんへの質問タイムと行きましょうか」
サターニャ弟「え!?」
ガヴ「おい、この中でもしキスできるとしたら誰が良いんだ?」
ラフィ「選んだ人にはほっぺにキスしてもらえますよ」」
ヴィーネ「ちょと! 何言ってるのよ!」
タプリス「私は選ばないで下さいよ!!」
サターニャ弟「サタニキアお姉ちゃんです」
サターニャ「そう言うと思ってたわ」チュ
サターニャ弟「ん!?」
サターニャ「次、誰か質問ある?」
ヴィーネ「ちょっと! なにキスしてるのよ!!」
サターニャ「え、だってそういうルール何でしょ」
タプリス「そうですけど、白羽先輩が勝手に決めた事ですよ。それに唇にしなくても」
サターニャ弟「お姉ちゃんの唇……柔らかかった。柔らかかったよぉ」ブルブル
ラフィ「次は私です!! この中で抱きたいのは誰ですか? まさかお姉ちゃんとは言いませんよね?」
サターニャ弟「サタニキアお姉ちゃんです」
ヴィーネ「!! 近親相姦なんて駄目よ!!」
ガヴ「何言ってるんだよ!! こういう時は適当にタプリスとか言っておけばいいんだよ!」
タプリス「どうして私なんですか!?」
サターニャ弟「お姉ちゃん」ギュウ
サターニャ「甘えん坊なんだから」ナデナデ
ヴィーネ「なんだ、意味が分かってなかったのね」
ラフィ「弟さん、抱くっていうのはですね」
ガヴ「言うなよな」
サターニャ「最後の質問は私ね!! この中で、誰が一番好き? お姉ちゃんって答えは駄目よ」
サターニャ弟「え!」
ヴィーネ「……」ジー
ラフィ「……」ジー
タプリス「……」ジー
ガヴ「……」ジー
サターニャ弟「お姉ちゃん以外でなんて……そんな…………」
サターニャ「ほら、早く答えなさい!!」
サターニャ弟「ガヴお姉ちゃん」
ガヴ「私かよ!」
サターニャ「なんでよりにもよってガヴリールなのよ! こんな天使のどこがいいの! ヴィネットにしなさい!」
ヴィーネ「強要したら駄目よ」
サターニャ弟「/// いつも悪ぶってるけど、いざというときに優しい所が好き」
ガヴ「そんなわけないだろ!! っていうか会って数時間なのに何でそんな事言えるんだよ!!」
サターニャ弟「お姉ちゃんがよくガヴお姉ちゃんの事話してくるから///」
ガヴ「な! サターニャ、何話してるんだよ!!」
サターニャ弟「ヴィーネお姉ちゃんが風邪ひいた時うどん作った話とか目の見えない女の子を助けた話とか」
ガヴ「///!!!」
サターニャ「私もこいつも優しくないわよ!!」
サターニャ弟「お姉ちゃんもガヴお姉ちゃんも優しいよ」
ガヴ「/// 何言ってるんだよ!!」
サターニャ弟「ふぅ。やっとみんな帰った」
サターニャ弟「この貰った写真どうしよう。このまま持っておくのも///」
サターニャ弟「トイレ行こう」
ガチャ
サターニャ「あ」
サターニャ弟「うわぁ!」
バタン
サターニャ弟「トイレの鍵閉めておいてよ!!」
サターニャ「ごめんね! あとさ」
サターニャ弟「なに!」
サターニャ「お風呂私が先に入っていい?!」
サターニャ弟「いいよ!」
サターニャ「あのさ、あんたが私の弟だから言うんだけど」
サターニャ弟「何?」
サターニャ「この前怖いテレビ見て、それで、私がお風呂入ってるから見てて」
サターニャ弟「無理無理無理無理!!!!」
サターニャ「お願い! お風呂の前にいてくれるだけでいいから!!!」
サターニャ弟「それなら……」
サターニャ「良かった」ヌギヌギ
サターニャ弟「うわ! 脱ぐなら先に言ってよ!!」
サターニャ「あ、ごめん」
脱衣所
サターニャ「いるー!」
サターニャ弟「いるよ!」
サターニャ「絶対にどこにも行かないでよ!」
サターニャ弟「分かってるよ!」
サターニャ弟「……///」
サターニャ弟「///」
サターニャ弟「はっ!」
サターニャ弟「こ、これはお姉ちゃんの脱ぎ立パンツ……」
ラフィ『いい匂いですよ、サターニャのパ・ン・ツ 』
サターニャ弟「匂いだけなら」
サターニャ弟「……」クンクン
サターニャ弟「お姉ちゃんの匂いがする」
サターニャ弟「……」クンクン
サターニャ弟「それと洗剤の匂いも少しする」クンクン
サターニャ弟「貰っても……」
ヴィーネ『駄目! パンツなんか何に使う気なの! いらないでしょ!』
サターニャ弟「匂い嗅いだ僕が言うのもなんだけど、盗むのは駄目だよね」
サターニャ弟「……」
サターニャ弟「お姉ちゃんのブラジャー……」
サターニャ弟「大きい」
サターニャ弟「写真で見た水着より大きい」
サターニャ弟「去年より大きくなったのかな」
サターニャ弟「こんな大きいのがお姉ちゃんの胸に付いてるんだ」
サターニャ弟「……」ゴクリ
サターニャ弟「お姉ちゃん……」
サターニャ「ねえいる!」
サターニャ弟「はっ! いるよ!!!」
サターニャ弟「ちゃんといてね、どこにも行かないでよ!!」
サターニャ弟「うん!」
お風呂
サターニャ弟「ふぅやっと一人になれた」
サターニャ弟「今日はいっぱい色んな事あったな」
サターニャ弟「お姉ちゃん達に抱き着いちゃったり、お姉ちゃん達に抱き着かれたり、背中に胸押し付けられたり、お姉ちゃんの写真貰ったり、ワンピース貰ったり」
サターニャ弟「キス……されたり///」
サターニャ弟「///」
サターニャ弟「お姉ちゃんのパンツ……。お姉ちゃんのブラジャー……触ったし///」
サターニャ弟「お姉ちゃん……」
サターニャ弟「///」
ガラガラガラ
サターニャ「ちょっとごめんね!!」
サターニャ弟「うわぁ! 何で入って来るの!!」
サターニャ「お風呂に髪留め忘れたのよ!!」
サターニャ弟「だからって……え? 水着?」
サターニャ「そうよ! さすがに裸で入って来られたら恥ずかしいって分かるわよ。これなら平気でしょ!」
サターニャ弟「全然平気じゃないよ!!」
サターニャ「そんな、怒鳴らなくたっていいでしょ」
サターニャ弟「お姉ちゃんはいつもそうだ!! 今日だってトイレの鍵かけ忘れるし、お風呂見ててっていうし、僕の目の前で脱ぎ始めるし、水着でお風呂に入ってくるし、お姉ちゃんは僕の気持ちなんて全然分かってないよ!! お姉ちゃんは!」
サターニャ「うるさいわね!!」
ギュ モニュ
サターニャ弟「え?/// なに!? なに!? なに!?」
サターニャ「あんたが怒った時とか泣いてる時にこうやって抱きしめてあげたらすぐ大人しくなったもんね」
サターニャ弟「お姉ちゃん……」
サターニャ「あんたがどれだけ怒ったって怖くないのよ。弟が姉に敵うと思ってるの?」
サターニャ弟「……///」
サターニャ「どう、機嫌治った?」
サターニャ弟「むぅ」プクー
サターニャ「え? 治ってないの!?」
サターニャ弟「……」チュ
サターニャ「! どこにキスしてるのよ!」
サターニャ弟「あの時のお返しだよ」
サターニャ「だからってね」
サターニャ弟「機嫌治るまでずっとハグしててね」
サターニャ「仕方がないわねぇ」ギュウ モニュモニュ
サターニャ弟「お姉ちゃん」
サターニャ「なに?」
サターニャ弟「大好き」
サターニャ「私もよ」
サターニャ「お風呂あがった事だし、ご飯食べるわよ!」
サターニャ弟「うん」
ピンポーン
サターニャ弟「え?」
サターニャ「はーい!」
ヴィーネ「サターニャ、晩御飯おすそ分けに来たわよ」
タプリス「また来ちゃいましたっ!」
ラフィ「おじゃまします」
ガヴ「おー。お姉ちゃんと仲良くしてたか?」
サターニャ弟「うん!」
サターニャ「なにが、うん! よ!! ガヴリールなんかに懐くんじゃない!!」
ヴィーネ「ご飯食べたの?」
サターニャ「まだだけど、もう作っちゃってるわよ」
ガヴ「げ! サターニャの料理って、絶対不味いだろ!」
サターニャ「不味くないわよ!! ねぇ」
サターニャ弟「……」
サターニャ「否定しなさいよ!!」
ラフィ「なら勝負しませんか! ヴィーネさんの料理とサターニャさんの料理、どちらが美味しいかを弟さんに決めてもらうんです」
サターニャ弟「え?」
ヴィーネ「私が作ったのはこれ。じゃじゃーん! お母さんカレーよ!」
サターニャ「奇遇ね、私もカレーなのよ」
ヴィーネ「さ、食べて食べて!!」
サターニャ弟「いただきます」モグモグ
ヴィーネ「どう?」
サターニャ弟「おいしい。どうやって作ったんですか?」
ヴィーネ「どうやってって、普通によ。野菜切って炒めて煮て市販のルーを入れて煮たの」
サターニャ弟「それだけなのにこんな美味しい味が出せるなんてすごい」
サターニャ「次は私よ!! 食べなさい」
サターニャ弟「いただきます」モグモグ
サターニャ「どう? 美味しいでしょ!」
サターニャ弟「うっ!」
ガヴ「不味そうな顔してるな」
ラフィ「この勝負、決まりですね」
タプリス「嫌なら吐き出していいんですよ」
サターニャ弟「(相変わらず美味しくない)」モグモグ
サターニャ弟「(でも、懐かしい)」モグモグ
サターニャ弟「(お父さんとお母さんが仕事で忙しい時にお姉ちゃんが良く作ってくれたカレーの味だ)」モグモグ
サターニャ弟「お姉ちゃん……」ポロポロ
ヴィーネ「え? 泣く程不味いの!?」
サターニャ「不味くないわよ!!」
サターニャ「お姉ちゃん」モグモグ モグモグ
ガヴ「不味いのによく食べるよな」
ラフィ「ええ。ヴィーネさんの時より食いっぷりが良いです」
ヴィーネ「私の負けよ。はあぁ。やっぱり実の姉には敵わないのね」
ラフィ「さて、ご飯も食べ終わってパジャマに着替えた事ですし、少しお話しましょうか」
ガヴ「うん」
タプリス「天真先輩、男性がいる前でくらいジャージで寝るのやめたらどうですか?」
ガヴ「下履いてるし別にいいだろ、な」
サターニャの弟「///」
サターニャ「まぁ、何かあった時はお姉ちゃんが守ってあげるから安心しなさい!!」
ヴィーネ「サターニャはジャージ姿のガヴを何だと思ってるのよ」
ラフィ「ガヴちゃんの服装なんてどうでもいいですから早くお話ししましょうよ!!」
ガヴ「どうでもいいとは何だよ。これ、お気に入りのジャージなんだぞ」
ヴィーネ「そうね。ねぇ、弟くんはクラスに好きな事かいないの?」
サターニャ弟「いません……///」
サターニャ「あんたは私が好きだからね」
サターニャ弟「違うよ///」
タプリス「でも、本当にいないんですか?」
サターニャ弟「いません///」
ガヴ「シスコンこじらせるとろくなことにならないぞ。早くお姉ちゃん以外の好きな人を見つけろよ。法律上お前とサターニャと結婚出来ないんだぞ」
サターニャ弟「だから、シスコンなんかじゃありませんって///」
ラフィ「なら、サターニャさんと一分間見つめ合えますよね」
サターニャ弟「え?」
ガヴ「目を逸らしたり赤くなったら負けな」
サターニャ弟「え? え?」
ヴィーネ「よーい、スタート!」
サターニャ弟「えー!」
サターニャ「ほら、早く私の方見なさいよ」ジー
サターニャ弟「う、うん」ジー
サターニャ「……」ジー
サターニャ弟「うぅ……」ジー
サターニャ「あんたの顔ってさ」
サターニャ弟「え?」
サターニャ「よく見ると私に似て可愛いわね」
サターニャ弟「何言ってるの、お姉ちゃん///」
ラフィ「顔が赤くなりました!!」
ガヴ「サターニャの弟はシスコン決定!!」
サターニャ弟「しゃべるなんてずるいよ」
サターニャ「しゃべったら駄目なんてルールなかったでしょ!」
ガヴ「シスコン。シスコン!」
サターニャの弟「違います!」ガチャン
サターニャ「あ、お茶溢してドジね」
ガヴ「ったく。ほら、拭いてやる」フキフキ
サターニャ弟「///!?!?」
ガヴ「ん? どうした?」
サターニャ弟「(ガヴお姉ちゃんが前かがみになってムネチラしてる。気付いてないのかな)///」
ガヴ「ほら、拭き終わった。今度から気を付けろよな」
サターニャ弟「はい///」
サターニャ「代わりのお茶注いできたわよ。飲みなさい」
サターニャ弟「ガヴお姉ちゃんブラジャーしてなかった。もしかしてお姉ちゃんも……///」
ラフィ「弟さん、心の声が出てますよ」
タプリス「はわわ!」
ガヴ「……」ゴゴゴゴ
サターニャ「……///」
サターニャ弟「あっ!」
サターニャ「/// 何言ってるのよ!!」
ガヴ「おい」
サターニャ弟「はいっ!!」
ガヴ「初回だから許してやる」
サターニャ弟「ありがとうございます!!」
ラフィ「お話も終わった事ですし、もうそろそろ寝ますか」
サターニャ「そうね!」
タプリス「白羽先輩が人数分の布団用意してくれて良かったです」
ヴィーネ「早く敷いて寝ましょう」
ガヴ「うむ。今日だけは早く寝てやる」
ラフィ「それはそうと」チラ
サターニャ弟「え?」
ラフィ「弟さんは誰と一緒に寝たいんですか」
サターニャ「もちろん、私よねっ!」
サターニャ弟「うん」
ヴィーネ「うん、ですって」
ラフィ「あらまぁ。随分素直になったんですね」
サターニャ弟「違いますよ///」
ラフィ「では弟さんのもう片方の隣は誰にしますか」
ガヴ「また弟に決めてもらったら?」
ヴィーネ「そんなの駄目よ!! ガヴを選ぶに決まってるじゃない!!」
ガヴ「だったら明日も寝ればいいだろ。かわりばんこで寝るんだよ」
サターニャ「明日もだって駄目よ! 姉弟の時間を何だと思ってるの!!」
ヴィーネ「前から思ってたんだけどさ、サターニャも結構ブラコンよね」
サターニャ「違うわよ!!」
ガヴ「否定の仕方そっりだな」
サターニャ「とにかく駄目!! 寝ていいのは今日だけよ!」
ラフィ「仕方ないですねぇ。くじで決めますか」
タプリス「私はパスします」
ラフィ「なら私達三人だけで決めましょう。決め方はくじ引きでいいですか?」
ガヴ「いいけど、どうやって作るんだ?」
ヴィーネ「タプちゃんが作って。そうすれば公平でしょ」
タプリス「分かりました!!」
タプリス「当たりのくじには赤い印が付いています」
ヴィーネ「弟くんと寝るのは私よ」
ラフィ「弟さんと寝て面白い事をするのは私です」
ガヴ「しゃべってないで早く引けよ」
シュ シュ シュ
ヴィーネ「あ!」
ラフィ「そんな!」
ガヴ「ふん! 私の勝ちだな。最初っから私と寝るって事にすればよかったんだよ」
サターニャ「寝てもいいけど、弟に変な事したら絶対にダメだからね!!!」
ガヴ「変な事なんてするわけないだろ」
サターニャ「川の字になって寝るって、なんか親子みたいね」
ガヴ「弟が子供なのはいいとして、どっちが父親でどっちが母親なんだ?」
サターニャ「そうね……。子供に決めてもらいましょう」
サターニャ弟「え? 僕?」
サターニャ「そうよ」
ガヴ「どっちがお父さんでどっちがお母さんなんだ?」
サターニャ弟「えと……。お姉ちゃんがお母さんで、ガヴお姉ちゃんがお母さんだと思います」
ガヴ「まぁ、そうだろうな。自分でも母親らしくないっていうのは薄々分かってた」
サターニャ「あっさり認めるのね。てっきりダダこねるかと思ってたわ」
ガヴ「そんな事するわけないだろ」
サターニャ「ふぁあ~あ。眠い」
ガヴ「そうだな、もう遅くなったし寝るか」
サターニャ弟「おやすみなさい。ガヴお姉ちゃん、お姉ちゃん」
サターニャ「おやすみなさい」ギュ
サターニャ弟「///」
ガヴ「おやすみ」
サターニャ「zzz」
ガヴ「おい、起きてるだろ」
サターニャ弟「え? まだ起きてますけど」
ガヴ「サターニャは寝たんだ。今なら何やっても大丈夫だぞ」
サターニャ弟「何やってもだなんてそんな」
サターニャ「むにゃんにゃうにゃzzz」
ガヴ「サターニャの方を向いてみろ」
サターニャ弟「え? ……///」
ガヴ「サターニャのパンツが丸見えだな」
サターニャ弟「///」
ガヴ「サターニャのパンツは何色だったんだ?」
サターニャ弟「……見てないので分からないです」
ガヴ「黒かっただろ」
サターニャ弟「そんなの履いてませんよぉ」
ガヴ「やっぱり見てたんじゃないか。何色だったんだ?」
サターニャ弟「白……でした…………」
ガヴ「パンツ見る以外にしたい事はないのか?」
サターニャ弟「ないですよ」
ガヴ「今お姉ちゃんがブラジャー付けてるのか気にならないのか?」
サターニャ弟「……/// 気になりません」
ガヴ「『ガヴお姉ちゃんブラジャーしてなかった。もしかしてお姉ちゃんも』って言ってただろ。いいから触ってみろよ!!」ガシ
ムニュ
サターニャ弟「うわぁ!」
ガヴ「あんまり大きな声出すなよ。お姉ちゃんが起きちゃうぞ」
サターニャ弟「はい……」
ガヴ「で、どうなんだ? ブラジャーは付けてなかったのか?」
サターニャ弟「……触っただけでは分かりません」
ガヴ「だったら揉んで見ろよ」
サターニャ弟「そんなこと出来ませんよぉ……」
ガヴ「だったら服脱がしてみるか?」
サターニャ弟「……少し揉んでみます」モニュモニュ
ガヴ「どうだった?」
サターニャ弟「(柔らかい。背中とか顔とかでは分からなかったけど、お姉ちゃんのおっぱいってこんなにやわらかかったんだ)」モニュモニュ
ガヴ「ん?」
サターニャ弟「多分……付けてないです」
ガヴ「多分って曖昧だな。上下左右にこう、動かしたりして胸が動くかどうかで確かめるんだよ」
サターニャ弟「そんな……お姉ちゃんの胸を乱暴に扱えませんよ」
ガヴ「いいからやれよ」
サターニャ弟「……えい///」モニュモニュ
ガヴ「どうだった?」
サターニャ弟「胸が自由に動きます。付けてないです」
ガヴ「良かったな」
サターニャ弟「/// もう離していいですか」
ガヴ「離す前に一つ耳に入れておいた方がいい情報があるんだけど、聞きたいか?」
サターニャ弟「なんですか」
ガヴ「お姉ちゃんの胸って何カップあると思う?」
サターニャ弟「C……位ですか?」
ガヴ「Dだ」
サターニャ弟「え!」
ガヴ「結構大きいだろ。離す前にもう少し揉んで見たくなったか?」
サターニャ弟「そんな……」
ガヴ「直接触ってみたいか?」
サターニャ弟「触りたくありません///」
ガヴ「少しだけならいいだろ」
サターニャ弟「駄目です」
ガヴ「つまらない奴だなぁ」
ガヴ「……。ちょっとこっち来い」
サターニャ弟「何ですか?」
ギュウ
サターニャ弟「!?///」
ガヴ「お前は可愛い奴だな。本当に私の弟だったら良かったのに」
サターニャ弟「……/// やめてください///」
ガヴ「何でだよ。前に抱き付いた時、そんな事言わなかっただろ」
サターニャ弟「あの時はみんなの前でしたし、それにすぐに助けてもらったけど、今は違いますから///」
ガヴ「違うって?」
サターニャ弟「ガヴお姉ちゃんが離すまで離れられないという意味です///」
ガヴ「そうだろうな」
サターニャ弟「だから」
ガヴ「うりうり。可愛い奴め。ガヴお姉ちゃんに抱きしめられて顔が真っ赤になってるぞ」
サターニャ弟「本当にやめたいと大変な事になりますよ」
ガヴ「大変な事って何だよ?」
サターニャ弟「あの……僕は男だから、その、ガヴお姉ちゃんを襲ってしまうかもしれないという意味です///」
ガヴ「襲えるのか?」
サターニャ弟「襲えますよ」
ガヴ「なら襲ってみろ」バタ
サターニャ弟「え?」
ガヴ「私を襲ってみろって言ったんだ。襲えるならな」
サターニャ弟「本当に襲いますよ。やめさせるなら今なんですよ」
ガヴ「いいから早くやれよ」
サターニャ弟「うぅ……えい」ジィィィィ
ガヴ「ほう、ジャージのチャックを開けたのか。私は脱がされるみたいだな」
サターニャ弟「もう、歯止めが出来ません。早く僕から逃げて下さい」
ガヴ「逃げないな。逃げる代わりに大声出して助け呼ぶかも」
サターニャ弟「その時は口にキスをしてやめさせます」
ガヴ「暴れるかもな」
サターニャ弟「僕が力で押さえつけます。僕は男だからガヴお姉ちゃんより力があるんです」
ガヴ「なら、やってみろよ。」
サターニャ弟「うぅ……///」
ガヴ「……。脱がせないのか?」
サターニャ弟「……出来ません」
ガヴ「だと思った」バサァ
サターニャ弟「うわぁ! 何で脱いだんですか!!」
ガヴ「おい、よく見てみろ」
サターニャ弟「え? どうして不自然な光がガヴお姉ちゃんの大事な所を隠してるんですか!?」
ガヴ「天使は脱いでも不自然な光でガードされるから、脱がされても平気なんだよ」
サターニャ弟「むぅ」プクゥ
ガヴ「そんなに怒るなよ。少しからかっただけだろ」
サターニャ弟「むぅ」ギュウ
ガヴ「うわ! なんでサターニャに抱き着くんだよ」
サターニャ弟「むぅ」ギュウウ
ガヴ「ほら、何でもしていいから機嫌直せよ」
サターニャ弟「なら天使の羽触らせて下さい」ギュ
ガヴ「そんな事でいいのか? ほら」バサ
サターニャ弟「それ触らせながら寝かせてください」ギュ
ガヴ「分かったよ。こっちこい」
サターニャ弟「はい」バフ
ガヴ「どうだ?」
サターニャ弟「温かくて、ふわふわでとても気持ちいいです」
翌朝
ヴィーネ「みんなー。ご飯出来たわよ!! 起きなさい!!」
タプリス「私達は起きてますが」
ヴィーネ「サターニャ達起こしてきて!」
タプリス「はーいです!」
ラフィ「タプちゃん、弟さんは布団の中で立ってると思うので気を付けて下さいね」
タプリス「布団の中で立つ? 胡桃沢先輩の弟さんは器用な事をするんですね」
ヴィーネ「うわあぁ! ラフィ何言ってるの!! タプちゃん、いっしょに起こしに行きましょう」
タプリス「はいです!」
タプリス「……」
ヴィーネ「……」
タプリス「胡桃沢先輩、起きて下さい……?」
サターニャ「え? 何?」
タプリス「これはどういう事なんですか?」
サターニャ「何が?」
ヴィーネ「何がじゃないわよ! どうしてガヴと弟くんが抱き合って寝てるの!!」
タプリス「しかも羽出してます!!」
サターニャ「ずるい! 弟と抱き合っていいのは私なのよ!!」
ヴィーネ「そういう意味じゃないわよ!!」
サターニャ「ガヴリールっ! 起きなさい!!」
ガヴ「ん?」
サターニャ弟「お姉ちゃん、うるさいよ」
ヴィーネ「どうして抱き合って寝てるの!! 説明しなさい!!」
ガヴ「あ? ああ。昨日こいつが私の羽触りたいっていうから触らせてたんだよ。それで触らせてたらいつの間にか寝てて」
ヴィーネ「ガヴ! あんたちょっと無防備すぎるわよ!! 」
ガヴ「いいだろ別に。こいつは何もしないよ(チャック閉めておいて良かった。開けっ放しだったら何言われてたか分からないな)」
ヴィーネ「でも……」
ガヴ「分かったよ。これからは気を付ける」
ヴィーネ「ならいいけど」
ラフィ「では、私達は帰りますね」
タプリス「楽しかったです!」
ヴィーネ「また魔界で会いましょうね、弟くん」
ガヴ「じゃあな」
サターニャ「また遊びましょうね!!」
サターニャ弟「またね」
サターニャ「……」
サターニャ弟「……」
サターニャ弟「ねぇ、お姉ちゃん」
サターニャ「ん? なに?」
サターニャ弟「またガヴお姉ちゃんに会えるかな?」
サターニャ「午後から会いに行く?」
サターニャ弟「うん!」
午後 ガヴの家
ピンポーン
ガチャ
ガヴ「あ、サターニャ。何の用だ?」
サターニャ弟「こんにちは!」
ガヴ「ああ、なんだ弟もいるのか。なら部屋着のままだと不味いな。着替えてくる」
サターニャ弟「はい! お願いします!!」
ガヴ「で、何の用なんだ?」
サターニャ「弟がガヴリールに用事があるようなのよ!」
サターニャ弟「ちょっとお姉ちゃん! そんな事言ってないよ!!」
サターニャ「あら? 本当にそうなの?」
サターニャ弟「……///」
サターニャ「私ちょっとトイレ行ってくるから」
サターニャ弟「え!?」
ガヴ「あんまり汚すなよ」
サターニャ「大きい方だからちょっと長くなるかもね」
サターニャ弟「お姉ちゃん……」
サターニャ弟「あ、あの!」
ガヴ「ん?」
サターニャ弟「ガヴお姉ちゃん。いや、ガヴリールさん!!」
ガヴ「なんだよ、改まって」
サターニャ弟「一目あった時からずっと好きでした!! 一目惚れです!! 僕と付き合って下さい!」
ガヴ「おい、それ本気で言ってるのか」
サターニャ弟「はい、本気です!!」
ガヴ「だけど、お前シスコンだろ」
サターニャ弟「シスコンなんかじゃありません!」
ガヴ「いや、シスコンだろ。隠すなよ」
サターニャ弟「……シスコンです」
ガヴ「昨日、私のどこが好きなんだって聞かれた時なんて答えたか覚えてるか?」
サターニャ弟「『いつも悪ぶってるけど、いざというときに優しい所が好き』と言いました」
ガヴ「それまんまサターニャに当てはまる事だろ。私はお前のお姉ちゃんの代替品じゃないんだぞ」
サターニャ弟「違うんです!! お姉ちゃんは関係なくガヴリールさんが好きなんです!!」
ガヴ「そうか。まあいいや、ちょっと目を瞑れ」
サターニャ弟「はい!」ギュ
ガヴ「そのままでいろよ」
サターニャ弟「はい!」
チュ
サターニャ弟「え?」
ガヴ「もう目開けていいぞ」
サターニャ弟「ガヴリールさん……」
ガヴ「これが私の答えだ」
サターニャ弟「と、言う事は!!」
ガヴ「まあ、昔ならともかく今なら天使と悪魔のカップルなんていっぱいいるしな」
サターニャ弟「はい!」
ガヴ「言っておくが、私は働く気ないからな。養えよ」
サターニャ弟「もちろんです!」
ガヴ「ならよし」
サターニャ弟「あの! 僕たちもう付き合ってるんですか!!!」
ガヴ「いいや違う」
サターニャ弟「え?」
ガヴ「付き合うには一つだけ条件がある」
サターニャ弟「何ですか! どんな条件でも飲みます!」
ガヴ「お前が大人になる事だ。そして大人になっても私への気持ちを忘れていなかったら本格的に付き合ってやる」
サターニャ弟「ふはあぁ! もちろんです!!」
ガヴ「それまで私も彼氏作らないでやるよ……」
サターニャ弟「ありがとうございます!!」
ガヴ「私とメールとかしたいだろ。アドレスはサターニャから聞いてくれ。LINEはやってない」
サターニャ弟「はい!」
ガヴ「私の家に来る時はサターニャと一緒に来てくれ。一人で来て、ラフィエルとかに見られるといじられるからな」
サターニャ弟「分かりました!」
ガヴ「あと、付き合うまではガヴリールさんはやめろ。ガヴお姉ちゃんと呼んでくれ」
サターニャ弟「うん。ガヴお姉ちゃん」
ガヴ「なんだ」
サターニャ弟「大好きです!」
ガヴ「私もだ」
帰り
サターニャ弟「ねぇ、お姉ちゃん。ガヴお姉ちゃんって素敵な天使だね」
サターニャ「そうよ。私の一番の友達なんだから当然でしょ」
サターニャ弟「うん!」
サターニャ「付き合う約束出来てよかったわね」
サターニャ弟「お姉ちゃん……聞いてたの?」
サターニャ「そうよ。お姉ちゃんはね、弟の事は何でも知ってるのよ」
サターニャ弟「お姉ちゃん、僕今とっても幸せ」
サターニャ「私もよ。弟が幸せだとね、お姉ちゃんも幸せになるの」
サターニャ弟「僕、絶対にガヴお姉ちゃんを幸せにするね」
サターニャ「私も一緒に幸せにしてくれる?」
サターニャ弟「もちろんだよ!!」
完
91 : 以下、\... - 2017/08/06 01:12:12.225 YGFIzjq40 58/58オリキャラなしのNLを書けて良かったです。
話が長くなってしまい申し訳ありませんでした。