ガヴリール「ん?今日のギルドはやけにトークが弾んでるな」
戦士「アイマスに決まってんだろ池沼」
騎士「今季はエロマンガ先生が来るんだよ情弱」
タンク「心ぴょんぴょん待ち~考えるフリして~♪なんで!?(うそ!?)」
ガヴリール「こいつら一体何の話をしてるんだ?聞いてみよう」カタカタ
戦士「今のはアニメの話だよ。アニメは見ないの?」
ガヴリール「アニメ?そういやあんま見ないな」カタカタ
騎士「アニメ見ないとか人生の9割損してるぞ。見なよ」
ガヴリール「9割?何冗談言ってるんだ。でもまあ一応話題のタネに試しに見てやるか」
元スレ
ガヴリール「コスプレイヤーのガヴりんです☆」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1493041739/
ガヴリール「クラナドは人生なんだよ」
ヴィーネ「は?あんた何言ってんのよ」
ガヴリール「もはや芸術なんだよ」
ラフィエル「まさかガヴちゃんがこんなにアニメにハマってしまうなんてびっくりですね~」
ガヴリール「アニメはな?世界なんだよ」
サターニャ「おーいガヴリールー!!今日は超悪魔的なことを……!」
ガヴリール「お前って1話目で死にそうなかませ臭出してるよな」
サターニャ「ひどくない!?しかも一話目って何よ!?あんた最近おかしくない!?」
ガヴリール「さ、帰ってアニメ見よ」
ガヴリール「コミケ?」カタカタ
騎士「知らないの?簡単に言うならアニメの祭典だよ」
戦士「ほら。コスプレなんかもあるよ」
ガヴリール「!これってアニメの恰好じゃないか」
タンク「そうですぞ。アニメのキャラになったつもりで楽しむのですぞ!」
戦士「ま、顔が必要だから騎士みたいなやつは向いてないけどね」
騎士「鏡見て何言ってんだクソガキ殺すぞ」
タンク「見た目が良ければ大人気になれるし金儲けにまで繋がることもありますぞ」
ガヴリール「なるほどな……見た目が良いと向いてる……か」
ガヴリール「周りには誰もいないよな……?」キョロキョロ
ガヴリール「……行くか!」
店員「いらっしゃいませー」
ガヴリール「な!すごい……アニメの衣装がいっぱいだ」
コスプレをした店員「何かお探しですか~?」
ガヴリール「うわ!(実際に見るとすごいな……。それに楽しそう……)」
ガヴリール「え、えっと、今日はただ見にき……」
コスプレ店員「そのウィッグ綺麗ですね!何のキャラですか?」
ガヴリール「え、これは地毛で……」
コスプレ店員「またまた~。しかも顔すごくかわいいですね!何のキャラでも似合いそうですね!」
ガヴリール「そ、そうか……?私向いてるのかな……。……」
ガヴリール「買ってしまった……!上下セットとウィッグと靴で1万8000円……」
ガヴリール「あのお兄さんのセールストークにまんまとやられた」
ガヴリール「まあいい。買ったからには着てやる!」ヌギヌギサッサ
ガヴリール「これは……!なんかスースーする!」
ガヴリール「布の面積少なすぎないか?」
ガヴリール「でも好きなアニメのキャラになった気分だ……超いい……」
ガヴリール「……」ウズウズ
ガヴリール「誰かに見せたくなってきた……」
タンク「ぶひいいいいいいいいいいいい」
騎士「女神降臨かよ」
戦士「mottomotto!」
ガヴリール「ヴィーネたちには見せられないからこいつらで試したら……そ、そこまでか?」
騎士「そういや住み近かったよね?今度オフしない?」
戦士「出会い厨キメエ死ね。俺とスカイプしない?」
タンク「パンツ脱いだ」
ガヴリール「おいおいなんだこれ……なんだよこれ……」
ガヴリール「コスプイヤーのガヴりんです☆」
コミケ客「なんだあの子かわいすぎないか?やべえ……」
コミケ客「性格もすげえ良さそうだよな」
ガヴリール(コスプレにハマりなくって。今日はコミケ初デビュー。思った通り反応は上々だ)
ガヴリール(さらに良い子キャラでさらに受けもいい。楽しい……)
ガヴリール「ポーズあったら言ってくださーい☆」
サターニャ「確かガヴリールがこの施設に入って行ったような……あ!」
ガヴリール「あ」
ガヴリール「死のう」
サターニャ「あんたガヴリール!?その恰好……!」
ガヴリール(終わった。今日から私の学校でのあだ名は変態エロコスプレイヤーだ。いっそ潔く……)
サターニャ「かっこいい……!」
ガヴリール「(そうだ。生き恥を晒すよりは……)……え?お前今なんて?」
サターニャ「悔しいけどその黒い闇の衣装みないなのすごくかっこいいわ!私も着てみたい!!」
ガヴリール「お前本当にバカだよな」
ガヴリールキュアホワイト「闇の力のしもべたちよ……!」
サターニャキュアブラック「とっととおうちに帰りなさい!」
カメコ勢「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」パシャパシャ
カメコ「こっち向いてもらっていいですか!?」
カメコ「ローアングルローアングル……」パシャパシャ
ガヴリール「……まさかお前までレイヤーになるとはな」
サターニャ「これすごく楽しいわね!ねえ次は何のコスプレにする!?」
ガヴリール「そうだな……次は……」
ヴィーネ「あんたたち何の話してるの?」
ガヴリール「そう言えばお前って顔はすごく可愛いしスタイルもいいよな……」
ヴィーネ「へ?」
ヴィーネ「な、何服脱がしてるのよ!?」ジタバタ
ガヴリール「良いではないか良いではないか」
ガヴリール「おいサターニャそっち抑えとけ」
サターニャ「分かったわ!」
ガヴリール「おお……すげえいい感じだぞ。まさに痴女って感じだな」
ヴィーネ「誰が痴女よ!というかこの服何!?」
サターニャ「それはドロンジョ様ね!」
ヴィーネ「あんたも変なのにハマったのかい」
ガヴリール「さて写真撮るか」パシャ
ガヴリール「この写真をバラまかれたくなければ、分かるな?」
ヴィーネ「こ、この天使ほんとに最低だ」
ガヴリール「さてコスプレ部の今後の方針についてだが」
ヴィーネ「勝手に変な部作るな。そんな部ないから」
ガヴリール「私たちには足りないものがある……何かわかるか?」
サターニャ「はいはーい!それはあれよね!闇の王様がいな……」
ガヴリール「バカは放っておいて、単刀直入に言う」
ガヴリール「おっぱいだ」
ヴィーネ「こいつもバカだったわ」
ガヴリール「確かにサターニャはまだそれなりにある。しかし、だ」
ガヴリール「アニメキャラの胸は私たち常人では賄いきれないところがある」
ガヴリール「だがそれを可能にする者……おい、入ってくれ」
ラフィエル「が、ガヴちゃ~ん?こういうのはちょっと恥ずかしいですよ~?」
サターニャ・ヴィーネ「な、何よこの胸……!?」
ガヴリール「そうだ。普段ラフィのおっぱいは制服のおかげでちょっと大きいくらいだが……」
ガヴリール「アニメの衣装なんかを着るとすごく大きいのがよく分かるだろう」
ガヴリール「似合ってるぞラフィ、ヘスティアの衣装」
ラフィエル「う~普段私はこういうのを着せる側なんですが……自分でこんな服を着ると……」カー
サターニャ「同性ながらこれはすごいわ!!コミケなんて行けばすごい人だかりができそう!!」
ガヴリール「いいじゃないかラフィ。後でちゃんとサターニャで遊ばせてやるから」
ラフィエル「それなら仕方ないですよね~」
サターニャ「私で遊ばせるってどういうことよ!?」
ガヴリール「さて、役者は揃ったな……始めるか」
ヴィーネ「は、始める?何を始めるのよ」
ガヴリール「それはもちろん……コスプレの収益化だ!!」
サターニャ「しゅーえきか?」
ガヴリール「そうだ。今はレイヤーが事務所に入ったり動画で再生数稼いで金をもらう時代だ」
ラフィエル「なるほど~金に目がないガヴちゃんらしいですね~」
ガヴリール「し、しれっとひどいこと言うなお前。今月課金しすぎてな」
ガヴリール「ん?電話?え?天界から……はい。学園長?天使らしくない風紀を乱すことをしていると姉さんから連絡があった?」
ガヴリール「コスプレ部は廃部だ……」
ヴィーネ「当たり前でしょ」
完
セーラームーンクリスタルでテルル死んだのって20話前後だから割と中盤じゃなかったっけ?死に方はすっげー雑だったけど…