関連
マミさん「深夜ファミレスでダベりましょう!!!」 まどかさやか「はい!!!」
マミさん「ブームらしいわね」
さやか「えっ」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
さやか「な、なんの?」
マミさん「脳よ」どやっ
さやか「あっーハイハイ、やたらTVとかでやってますもんね」
さやか「見ないようにしてますけどねー・・・あの手の番組は、色んな自信なくなりますから」
元スレ
マミさん「ファミレスでダベらない?」 さやか「イイッスねー」 まどか「・・・」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1407608664/
マミさん「41歳!」どやっ
さやか「えっ」
マミさん「あのね、ホラ脳の年齢測るゲーム?あれTSUTAYAのお試しコーナーにあったのね、でやってみたのよ」
さやか「はあ」
マミさん「そしたら一発目で41歳?どーやらこれスゴいことらしくてね、後ろにいたちっちゃい子達大騒ぎだったのよ」フフン
さやか「・・・」
さやか「38歳」
マミさん「え?」
深夜特有のテンションでお付き合い下さい
さやか「アタシ、あれ一発目で38歳」
マミさん「・・・」ズズー
さやか「アタシってホント脳若ーい」ガッツポーズ
マミさん「イヤイヤイヤ、アレはあくまでゲームな訳でね、正確な数値じゃないと思うのよ」
マミさん「QBとかやったらホーキング博士級になるわけじゃない、きっと」
さやか「アタシ38歳ー」ガッツポーズ
マミさん「・・・」ズズー
さやか「・・・」
マミさん「自分が覚えている最も古い記憶はっぴょーかーい」
さやか「・・・」
さやか「わ、ワー」パチパチ
マミさん「特注ですねー」
マミさん「幼稚園の制服を買いにいったとき店員に言われてーー」
マミさん「初めて自分が太っていることに気づかされた1言ーー!!!」
さやか「オーー」パチパチ
さやか「おかーさーん、おへそからバイオリンの音が聞こえるよー」
さやか「さやか4歳、初めて幼稚園をずる休みするためについた嘘ーー」
マミさん「オーー」パチパチ
まどか「ハァー」
マミさんさやか「?」
まどか「・・・」ガタッ
さやか「まどか?」
客1「・・・」
客2「・・・」
まどか「・・・」コップと線香を客の足元におく
さやか「ま、まどか!その席お客さんいるよ!?」
マミさん「か、鹿目さん・・・何してるの?」
まどか「エイミーの弔いをね・・・」
さやか「エイミー・・・!」
さやか「ソレってアレだよね!昔まどかが放射能浴びたザリガニって言って飼ってた伊勢エビだよね!」
さやか「小学校の頃流行ったザリガニバトルで102匹を葬った!」
マミさん「・・・」
さやか「区民プールによく連れてきてた!」
まどか「うん・・・」
まどか「強かったんだけどね・・・強いがゆえに恨みを買って火炙りにされちゃってね・・・」
まどか「ここが空き地だったころ、わたしがあの辺りに埋め・・・」
店員「お待たせいたしましたあ」コップに蹴り
コップ「」ガシャーン
店員「あっ、し・・・失礼しました、お客様!」
客1「いや、俺らのじゃ・・・」
まどか・さやか・マミさん「・・・」
店員「す、スイマセン!」
深夜 ファミレス
さやか「でさ、さっきの使い魔がいきなりグイー来たのよ」
さやか「死んだと思ったのにさ、不意討ちでグイーってさ」
マミさん「・・・」ズズー
さやか「こー、グイーってさ」
マミさん「あのね、美樹さん」
さやか「え?」
マミさん「前から思ってたけど、美樹さんの擬音って変よね」ハハン
さやか「へ!?」
マミさん「まあ・・・状況見てないからわからないけど、グイーはないでしょ、グイーは」
まどか「・・・」ズズー
さやか「いや、グイーはアレですど・・・あたしの擬音が変ってのは納得いかないんスけどー!」
マミさん「ジェムが浄化される音は?」
さやか「シュワー」
マミさん「使い魔を踏み潰す音」
さやか「ドガッ」
マミさん「ほらーー!」
さやか「えーー?」
マミさん「ジェムが浄化される音はパアアア!使い魔を踏み潰す音はドグシャアア!、これこそ擬音の共通語でしょうがー」
さやか「いや、まー・・・擬音は人それぞれだと思うんスけど」ストローねじねじ
マミさん「・・・」
マミさん「擬音共通語化委員会、擬音クラブー」
さやか「え?・・・なんスかマミさんソレ・・・」
マミさん「我々は未だ擬音化されてない音の擬音化を目指す、文科省とかの組織である~~」
マミさん「審査委員長には自らの体験をもとに、頭にグリーフシードの先端が刺さった音"ムチッ"を作り出した鹿目さんを迎えておりまーす」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「擬音化その1、鹿目さんの笑い声ー」
まどか「・・・」
マミさん「ウェヒヒ」
さやか「ティヒヒ」
マミさん「ウェヒヒ、イエーイ」
まどか「・・・ハァ」
マミさん「擬音化その2、QBの皮をひん剥く音ー」
さやか「一応メモっときます?」
マミさん「あっ、頼んだわ美樹さん!」
メモ帳
まどかの笑い声→ウェヒヒ
QBの皮をひん剥く音→ザフザフ
転校生の爆弾が目の前で破裂した音→キョワーン
痛みの最上級→ズギンダズギンダ
頭を引きちぎられる音→ギャリギャリ
漫画で使われるハグの音→バフ×、ドク×
さやか「はい!」抱きっ
まどか「・・・バフォ」
まどか「ううん、違う・・・」
さやか「イヤ、いーよもぉ!バフォでしっくりきたよバフォで!」
まどか「イヤ、妥協はできないよ、委員長だし・・・」
まどか「マミさんに任されたからにはさ、責任あるし・・・」
マミさん「・・・」ゴロ寝
まどか「来てよ、さやかちゃん」
さやか「イヤ、あの・・・」
まどか「来てってばぁ・・・」
さやか「はい!」抱きっ
まどか「・・・ドフォ・・・」
さやか「ドフォだよ!まどか、ドフォ!」
まどか「ううん、違う」
マミさん「・・・ZZZZ」
マミさん「・・・」雑誌ガン見
さやか「・・・」ポテトもぐもぐ
まどか「・・・」ズズー
マミさん「ダメね、全然」
さやか「無いですか?やっぱマンションから徒歩3分の魔女出現地点は」
マミさん「イヤ、そういうことじゃなくてね・・・」
マミさん「とんがれないの私」雑誌パサッ
さやか「・・・え?」
マミさん「前まではね、こーいう写真見ると無性にイライラ来てたけどね」
雑誌「お手柄!魔法少女爆弾魔の逮捕に貢献!」
マミさん「いまじゃ頑張ってるわねーってしか思えないもの」
さやか「あー・・・」
マミさん「今日も寝起きにQBがトンカツ出してきたけど文句言わず食べたし」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「さっきもそこの魔女の結界の中で、魔女何回呼んでも出て来なかったんだけど、仕方無いと思って帰ってきたし・・・」
マミさん「昔は角度のキッツイ二等辺三角形だった私も、今じゃ足のっけられる台形ってわけ」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
さやか「でもまぁ、ソレはマミさんが大人になったってことでもあるんじゃないですか?」
マミさん「イヤイヤイヤ、私はマミよ?ベテラン魔法少女巴マミさんなのよ?」
マミさん「いつまでも尖っていたいのよ、見るもの全部ティロフィナりたいのよ」
さやか「へーーーーーーーーー」
マミさん「・・・」ズキッ
マミさん「え?何何何?」
さやか「へーーーーーーーーーーーーーーー」
マミさん「・・・」
さやか「ホラッ、今イラッと来ましたよね?まず、そこからリハビリしたらいいんじゃないかなって思いまして」
マミさん「イヤ、ええ、確かに来たわよ、確かに一瞬アナタを撃ち殺そうと思ったわよ?」
マミさん「でもね美樹さん、ソレとコレとはね・・・」
さやか「へーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
マミさん「イヤ・・・私はね、魔女とか社会への怒りが薄れてるんであって、そーいう怒りじゃ・・・」
まどか「・・・」鼻穴にストロー詰め詰め
さやか「へーーーーーーーーーーーー」
マミさん「っ」グサッ
マミさん「イヤイヤ、美樹さん!私真剣よ、けっこう真剣!」ウルウル
さやか「ふぇーーーーーーーーー」
マミさん「あの・・・」ウルウル
まどか「・・・」鼻ストローすぴー
さやか「アハハハハハハ!」
さやか「は・・・」
マミさん「・・・」ポロポロ
さやか・まどか「・・・」
マミさん「ヒック・・・ヒック・・・」ポロポロ
さやか・まどか「・・・」
まどか「さやかちゃん」
さやか「うん」
マミさん「・・・・」ポロポロ
さやか「隣、失礼しまーす」スッ
マミさん「・・・?」
まどか「・・・」テーブルの下からニュッ
マミさん「!」
マミさん・さやか・まどか「・・・」
さやか「何か頼みます?」
深夜 ファミレス
さやか「ん~~~!」背伸び
マミさん「・・・・」ゴロ寝
さやか「あっ!?痛!」
マミさん「・・・美樹さんー?」
さやか「つった、つった!」
さやか「う~~~」
さやか「てかマミさん、無理っぽくないですか?この計画」
さやか「ファミレスシェルター計画・・・」
さやか「いくら何でもファミレスの中でも3日過ごすなんて無理っすよ」
マミさん「・・・ハァ」
さやか「ねえマミさん!」
マミさん「じゃあ美樹さん、アナタはかかりたいのかしら?エボラ出血熱に」
さやか「いや、それは・・・」
マミさん「とにかく、台風の影響があるこの3日間は、エボラ出血熱も比例してスゴいらしいのよ」
マミさん「だから台風が過ぎる間を私たちはココで乗り切れば、その恐怖を免れるってわけ」
さやか「確かにそーなんですけど、24時間経過すると・・・こう、間接が・・・」
マミさん「そういえば鹿目さんは?」
さやか「トイレですよ、体拭きに行きました・・・」
さやか「はーー・・・よし!」
さやか「こーなったらもーこの3日間を思い切り楽しむしかないや」
さやか「明日なにたべよっかなー」メニューペラペラ
さやか「・・・」
マミさん「あっ!」
さやか「え?」
マミさん「そーいえば私、今日900円ちょっとしか持ってきてないんだったわ・・・」
さやか「ちょ、ちょっとマミさーん・・・900円で3日は無理ッスよー」
マミさん「・・・」
さやか「だいたい食べなきゃ抵抗力も下がって元も子もないッスよー?」
マミさん「か、貸してよ美樹さん!」
さやか「いや、アタシも2千円あるかないかですもん」
マミさん「・・・」
マミさん「えっじゃあ無理じゃない・・・死ぬしかないじゃない・・・」
さやか「いやだから言ってるじゃないッスか、さっきからー!」
まどか「・・・」テクテク
さやか「あっ、まどか中止!ファミレスシェルター中止になったから!」
まどか「断ってきちゃった」
さやか「・・・・・・何を?」
まどか「明日の入園式・・・弟の・・・」
さやか・マミさん「・・・・」
さやか「は!早く!電話して!行けるって、タツヤ君に!」
まどか「いや・・・」
まどか「なんか・・・ママとスゴい言い合いになってさ、電源も切れちゃった・・・」
マミさん「私の使いなさいよ!ほら!かけてみたらいいじゃない!ねっ!」
まどか「イヤ・・・」
まどか「もう、かけれないよ・・・タツヤ泣いてたし・・・ママには帰ってくるなって言われたし・・・」
マミさん・さやか「・・・」
まどか「中止?」
マミさん・さやか「っ」ピクッ
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「ぞ、続行!」
夜 ファミレス
マミさん「・・・」スタスタ
マミさん(あら・・・まだ美樹さんと鹿目さん来てないのね)
マミさん「よいしょ」バフッ
店員「いらっしゃいませー」
マミさん「・・・」
店員「失礼しまーす」コトッ
店員「失礼しまーす」コトッ
店員「・・・」スタスタ
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「どもぉーー」
マミさん「あ、ああ美樹さん、こんばんわ」
さやか「いやー何だかんだでハマっちゃいましたよまどかマギカポータブル」
さやか「やっぱうまいッスよ、オールドファンの気持ち掴むの」
店員「いらっしゃいませー」
店員「失礼しまーす」コトッ
店員「手前から失礼しまーす」コトッ
店員「ごゆっくりどうぞ・・・」スタスタ
マミさん・さやか「・・・・」
コップ×4「」
さやか「えっあっ、まどか来てるんですか?」
マミさん「いや・・・二人よ、まだ私たち二人・・・」
ガッシャーン
マミさん・さやか「!?」ビクッ
さやか「・・誰か・・・いるんですかね?」
マミさん「止めてよ、そういうの!」ササッ
さやか「だ・・・だって、さっき店員さん誰も居ないのに手前から失礼します言ってたし!」ササッ
マミさん「て、ていうか美樹さん、アナタ・・・最近何か殺してないわよね?」
さやか「つ、使い魔一匹たりとも・・・」
さやか「敢えていうなら、今朝ジェム浄化してきたくらいスかね・・・」
まどか「早いね、二人とも」テクテク
さやか「まどか!」
マミさん「鹿目さん!」
さやか「うわー!なんか今すごい会いたかったわー!」
マミさん「!」
店員「・・・」お盆にコップ10個持つ
マミさん・さやか「」
まどか「・・・」
店員2「いいんスかー?店長」
店長「フフフ・・・」
店長「千円ちょっとで毎日7、8時間はいるやつらだっ」
店長「たまにはこの位のドッキリかまわないだろ?」
店員2「でも、やらされてる中沢さん泣きそうッスよ~~?つーか上の人にばれたら店長クビ・・・あっ」
まどか「・・・」コップを器用に積み重ねる
店員「お、お客様・・・」
まどか「さっきテレビでやっててね・・・こーゆーの」カチャカチャ
マミさん「いや、あの鹿目さん」
まどか「あっ」ポロ
店長「わああぁぁ!」
ガチャガチャガチャアアン!!!
深夜 ファミレス
マミさん「ったくもー」ブツブツ
さやか「どしたんスかー」
マミさん「まーだドリンクバーのちゃーこーが空のまんまなのよ」
さやか「うそっ、空になってから1時間は立ってますよ」
マミさん「というか今日ヒッドイわよー?テーブルとかほとんど片されてないし!」プンプン
さやか「あ・・・」
さやか「そういえば、まどかの頼んだオムライスって来た?」
まどか「・・・あっ」
さやか「忘れてた?」
まどか「うん」コクッ
マミさん「なーんかたるんでるわよー、最近この店ー」
さやか「ですねーーー」
マミさん「どーせアレでしょう?お盆休みだのなんだので浮き足立ってるんでしょー?」
さやか「もー浮くっていうか飛んでるんでしょー」
さやか「BGMもご陽気だし・・・」
マミさん「よっし!」
マミさん「ここは私たちがこの店を再教育してあげよーじゃないの!」
さやか「教育って・・・マミさん、なにするんスか?」
マミさん「言うでしょー、ペンはマスケット銃より強しって」ゴソゴソ
マミさん「これよこれ!ご意見ハガキ!」
さやか「あーなるほど!」
マミさん「この子の効果のほどは、過去のワルプルギス革命で実証ずみよね」
さやか「トイレのエアタオルの勢いのなさを書きまくったらワルプルギス級のに変わったアレですよね!」
マミさん「ま、今回は我々常連の責任として、この店の目に余る穢れをコレで浄化してあげよーじゃないの」
さやか「常連の責任・・・ですよね!」
さやか「コレ見過ごしてたら逆にわたしらが罪ッスよね!」
マミさん「当たり前じゃないの!」
マミさん「遠慮しちゃダメよー、相手のためにならないもの」カキカキ
さやか「はい!」カキカキ
ガチャアアン
さやか・マミさん「っ」ビクッ
さやか・マミさん「・・・」ハァ
マミさん「言ってるそばからって奴かしら?」チラッ
店員「・・・」割れたコップを回収中、手には包帯
マミさん・さやか・まどか「・・・」
店員3「だ、大丈夫ですか!?美国さん!」
店員「あ、ハイ大丈夫です・・・」
店員3「やっぱりお休み貰ったほうが・・・」
店員「わたしが休んだらこの忙しい時期に、中沢さん一人でシフト回すことになるんですよ・・・」
店員3「でも・・・」
店員「し、仕方無いですよ・・・みんな実家帰ったり、海に行ったりで忙しいんですし・・・」
店員「あ、い、いらっしゃいませー」
マミさん・さやか・まどか「・・・」
マミさん「美樹さん、ハガキもう1枚とってちょうだい」
さやか「い、いいんじゃないですか・・・もう、なんか・・・」
マミさん「違うわよ」
さやか「え?」
マミさん「書きましょうよ、暑中見舞い・・・このお店にね」
さやか・まどか「・・・」
さやか「ハイ!」