学校
タプリス「勉強教えてくれてありがとうございます!」
ラフィエル「うふふ、いいんですよ」
ヴィーネ「タプちゃん頑張ってるわね」
タプリス「二人のおかげです!」
ラフィエル「では、そろそろ帰りましょうか」
ヴィーネ「そうね」
タプリス「ふぅ~勉強したらお腹すきました」
ラフィエル「あ、そうだタプちゃん」
タプリス「はい?」
元スレ
ヴィーネ「それって私も誘われてるのかしら?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1492791491/
ラフィエル「駅前に美味しいケーキ屋さんが出来たらしいんですけどお腹すいたなら行きませんか?」
タプリス「いいですね!行きましょう!」
ラフィエル「うふふ」
ヴィーネ「…ねえ」
タプリス「はい」
ヴィーネ「そのケーキ屋さんて」
ラフィエル「ん」
ヴィーネ「それって私も誘われてるのかしら?」
ヴィーネ「いや、ちょっとどっちかわかんない感じだったから」
ヴィーネ「誘われてるなら行きたいし 誘われてなかったら」
ヴィーネ「あれだし…」
ラフィエル「ヴィーネさんも来ます?」
ヴィーネ「あ 誘われてなかったのね…」
タプリス「いやいやそんなことないですよ!月乃瀬先輩も来ましょうよ!」
ヴィーネ「いいわよタプちゃん…私一人でタコパしとくから…うん、大丈夫」
タプリス「来ましょうよ!」
ヴィーネ「いいわよ!誘われてなかったんだし!」
タプリス「いやいや、誘ってましたよ!」
ヴィーネ「私が言ってから誘ってきたでしょ?」
タプリス「それは月乃瀬先輩が聞き流してる感じだったからそうなっちゃっただけで…」
ヴィーネ「じゃあ私誘われてたの」
タプリス「それはそうですよ!三人で食べたいですし!」
タプリス「ねぇ!?白羽先輩」
ラフィエル「はあ」
ヴィーネ「…じゃあ」
ヴィーネ「もっと分かるように誘ってよおおおおおおお!」ドン
タプリス「…」
ラフィエル「びっくりしました…」
ヴィーネ「私ホント気まずかったんだからね…!」
タプリス「…何がですか?」
ヴィーネ「誘われてるつもりで付いていっちゃおうか…」
ヴィーネ「当たり前の顔して付いていってしまおうか…」
ヴィーネ「でも誘われてなかったらどう思われるの!?」
ヴィーネ「怖いわよおおおおおおお!?」
ヴィーネ「あー!考えただけで怖いわ!」
タプリス「絶対今の月乃瀬先輩の方が怖いですよ」
ヴィーネ「残された選択は一つよ…」
ヴィーネ「勇気を出して聞くしかないでしょおおおおおおお!?」
ラフィエル「…」
タプリス「…」
ヴィーネ「聞く勇気!」
ヴィーネ「この勇気がどれだけデカイかアナタ達に分かるのおおおおおお!?」
タプリス「先輩、後半教師みたいになってますよ」
ラフィエル「で 結局何が言いたいんですか?」
ヴィーネ「ちゃんと誘ってよ!」
ヴィーネ「人を…もとい悪魔を誘うときは」
ヴィーネ「ちゃんと正式に誘って頂戴!」
タプリス「なんですか正式にって」
ラフィエル「もうお腹すきました行きましょう」
タプリス「ですね」
ヴィーネ「正式に誘いなおしてもらってもいいかしら」グイッ
タプリス「もういいですよ…」
ラフィエル「ヴィーネさんケーキ屋いきましょう?」
ヴィーネ「うん」
タプリス「2秒ですんじゃいましたよ!」
タプリス「こんだけのやり取りに何レス使ってるんですか…」
ヴィーネ「メニュー選びに関しては私に任せておきなさい!」
タプリス「滅茶苦茶機嫌よくなりましたね!?」
ラフィエル「…まあ」
ラフィエル「私はどっちでも良かったんですけどね」
タプリス「え」
ラフィエル「私はただ一人でケーキ屋に行きたくなかっただけですよ」
ラフィエル「別にヴィーネさんと二人でも良かったですよ」
ヴィーネ「え」
ラフィエル「たまたまタプちゃんに先に声かけただけで」
ラフィエル「ヴィーネさんが先でしたら」
ラフィエル「別にタプちゃんはどっちでも良かったです」
ヴィーネ「なによ今更」
ラフィエル「いやホントですよ」
ヴィーネ「え、じゃあ」
ヴィーネ「私のこと嫌いとか…そういうのじゃないの?」
ラフィエル「いやいや違いますよ タプちゃんがそっちの立場ってこともありえましたよ」
ヴィーネ「よかったああああああああ」
ヴィーネ「ラフィに嫌われてなかったああああああ」
ラフィエル「で、どうするんです?誰が私とケーキ屋さんに行くんですか?」
ヴィーネ「はーい♪」
ラフィエル「じゃあ行きましょうか」
タプリス「ちょ、え?え?私は?」
ラフィエル「来ます?まぁどっちでもいいですけど」
タプリス「え?私急にどっちでもよくなっちゃったんですか?」
ヴィーネ「どう?嫌でしょ?」フフン
タプリス「すごい嫌ですよ!」
タプリス「え?何ですか白羽先輩!?何なんですかそのスタンス!」
タプリス「いい女ですか!?」
ラフィエル「え?」
タプリス「なんかどっちでもいいとか…」
タプリス「誰が私とケーキ屋行くのとか…」
タプリス「なんかすごい…白羽先輩と一緒にケーキ食べたい二人みたいになってるじゃないですかあああああ!?」
ヴィーネ「確かに」
ラフィエル「そうですか?」
タプリス「そうですよ!」
ラフィエル「で、どうするんです行くんですか?行かないんですか?」
タプリス「行きません!白羽先輩とは行きません!ね?月乃瀬先パ…」
ヴィーネ「じゃあ二人で行きましょうか」
ラフィエル「ですね」
タプリス「え?えええええええ」
ヴィーネ「え」
タプリス「いや、そうじゃないですよ」
タプリス「今この流れそうじゃな」
ヴィーネ「え?何々何々?」
タプリス「え?何ですか月乃瀬先パ」
ヴィーネ「なに?なに?なに?なに?なに?」
タプリス「えー!何ですかもー!」
ヴィーネ「えー?」
タプリス「違いますよ!ホント空気読めませんねもー!」
ヴィーネ「ラフィ…空気読んだ結果 アナタとは行かない」キッパリ
タプリス「遅いですよ!」
タプリス「ほんとひどいですね悪魔のこういうとこ」
ラフィエル「ひどいですよね」
ヴィーネ「何なのよ!?」
ヴィーネ「結局私じゃない!二人で行ってきなさいよ!」
タプリス「私は白羽先輩と行かないって決めましたから」
ヴィーネ「私も一人でタコパするわよタコパ」
タプリス「私もコンビニでお弁当買います!」
タプリス「白羽先輩はどうするんですか」
ラフィエル「私はクラスのみんなとごはん食べに行きますね」
タプリス「なんで白羽先輩毎回私達よりちょっと上なんですか」
ラフィエル「携帯を…」ピッ
タプリス「あーもー!無駄な時間でした!」
ヴィーネ「嫌われなさい…嫌われて孤独に慄きなさい!」
ラフィエル「あ…もしもし私ですけど あっごめんなさい はい うふふふふ♪」
タプリス「早くしてくださいよ 私がこの空き教室の鍵持ってるんですよ!」
ラフィエル「うふふふふふふふ♪」
タプリス「…」
ラフィエル「うふふふふふふふふふふふ♪」
タプリス「どんな会話したらそうなるんですか!?」
ラフィエル「行きますね!はーい!」
ピッ
ラフィエル「あの」
タプリス「何ですか」
ヴィーネ「…」
ラフィエル「間違ってサターニャさんの携帯にかけてしまって…
そしたら実家から美味しいお菓子がたくさん届いたけど食べきれないからみんな来なさいとのことで」
ラフィエル「ガヴちゃんも来るそうですし、よかったら一緒に行きませんか?」
ラフィエル「どっちでもいいですけど」
タプリス「…」
ヴィーネ「…」
タプリス「行きます!」
ヴィーネ「行くわよ!」
終わり
41 : 以下、\... - 2017/04/22 02:48:18.376 CRCYSnEB0.net 24/24元ネタは東京03 メシの誘い です
ヴィーネさんのスレタイで建てるのは初めてだったりします
見てくれてありがとうございました