ガヴリール「……~~つぅ!」プルプル
ハニ「ガヴお姉ちゃん大丈夫!?どこか痛いの!?」
ガヴ「ううん、大丈夫だよ……心が軋む音がしただけだから」
ガヴ(なんでこの子はたまに私の心をクリティカルストライクするのかな?
こんなキラキラした笑顔でそんなこと姉に聞く?何?いじめ?趣味?)
元スレ
ハニエル「ねぇガヴお姉ちゃん、セッ○スってしたことある?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1492874723/
ハニ「お姉ちゃん?ごめんなさい?痛いの痛いのとんでけ~!」アセアセ
ガヴ「ハニエル……その純情さがもう、私には痛いんだよ……」シクシク
ハニ「泣かないでガヴお姉ちゃん!?」
ガヴ「えっと、ハニエルはその……せっくす……って何か知ってる?」
ハニ「子作り!」
ガヴ(知ってるのに聞いたのかぁ……)
ガヴ(最近の天界は性の乱れが激しいのか?ゆとりなのか?
政府が悪いのか?家庭の問題だってすぐ甘えんなよもう!)
ハニ「ねぇねぇ?ガヴお姉ちゃんはもう“おとな”だからしたことあるよね?」
ガヴ「……ないよ……一応そういうことになってると思うよ……」
ハニ「一応?」
ガヴ「私もまだ子供だからね」
ハニ「そうなの?残念」
ガヴ「ごめんね……処女を守ってるロリ天使高校生の姉でごめんね……」
ゼルエル「さあて!!今日も張り切って出掛けるかな!!行ってきまぁす!!」スタスタ
ガヴ「ハニエル、ゼルエル姉さんならしたことあるかもよ?」
ハニ「ほんと!?ゼルお姉ちゃんまって~~!!」テッテッテッ
ゼル「ないぞ!?」
ハニ「ふぇ!?」
ガヴ「へぇ~そうなんだぁ……」ニヤァ
ゼル「――っ!?///」
ゼル(しまった!!謀られた!!天使である以上は婚前の純潔を守るのは当然だろう!?
だが!なんだこの気恥ずかしさは?ニヤつく奴の顔をブっとばしてやりたいが理由がないッ!?)
ガヴ(姉さんのこういうとこ観れるからハニエルはやっぱり好き♡)ニヤニヤ
ハニ「そっかぁ……わたしも早くしてみたかったんだけど、
お姉ちゃんたちがまだならダメかなぁ?」
ゼル・ガヴ「絶対だめ!!!!!」
ハニ「ふぇっ!?」ビクッ
ゼル・ガヴ「あ……」
ハニ「うぇ……ひっく……ごめん……なさい……ぐすっ」グスグス
ゼル「!?ハニエル!別に怒ったわけじゃないんだ。泣かないで!」ナデナデ
ガヴ「そうそう!ごめんね?びっくりさせちゃったね?」ナデナデ
ハニ「ひっく……本当?怒ってない?」グスン
ゼル「あぁ、可愛い妹を怒るわけがないだろう」
ガヴ(姉さん、私、しこたま説教されたことあるんだけど
スパンキングされて土下座させられたことあるんだけど)
ハニ「でも……お姉ちゃんたち絶対ダメって……セッ○スって悪いことなの?」
ゼル「いや、そういうことではないよ?大切なことだ」
ハニ「大切なことなのにゼルお姉ちゃんはしないの?」
ゼル「じ……時期がくれば私も……するよ?たぶん……///」
ガヴ(恥ずかしがってるゼルエル姉さん超可愛い)
ハニ「よくわかんない……」
ゼル「うむ……そうだな、きっちり話しておくべきだな?よくお聞き、ハニエル」
ハニ「はぁい!」
ガヴ(ゼル姉さんのショータイムはっじまっるよ~♪)
ゼル「良いか?……せっ……す……というものはな?」
ガヴ「せんせー聞こえませーん」
ゼル「静かにしてたら聞こえます!///んんっ……性交というものはだ!」キリッ
ガヴ「oh……」
ゼル「神は自らを模してお造りになられた存在に男女を設け!各々に過不足を与えた!
それは不完全性を互いに認め合い助け合うべきだという神の御心に他ならん!」グワッ
ハニ「わ~♪」パチパチ
ガヴ(なんだこれ?街頭演説?得票率低すぎて供託金ボッシュートされちゃうぞ?)
ゼル「つまり互いを補い合うという行為において、それは極めて神聖であるが故に
時にはその濫用をさける必要もあるのだ!わかったか?ハニエル?」
ハニ「わかんない……」
ガヴ(ですよねー)
ハニ「でもセッ○スってすっごく気持ちいいんだよね?」
ゼル「知りゃないよぅ!したことにゃいもん!」グスングスン
ガヴ「ちょっと姉さん!?ガチ泣きしないでよ!?ってかハニエル!?
なんでそんなこと知ってるの?誰かがそんなこと言ったの?」
ハニ「ラフィお姉ちゃん」
ガヴ(よし、もう二度とラフィとハニエルを会わせない!私は今!ここに!神に誓おう!
決して私はこの約束を違えない!あのバカ今度やったらサターニャと縫い合わせてやる!)
ゼル(ラフィエルは大人なんだなぁ~……)
扉「ノックノック」
ゼル「む!?客か?はいはいどちら様?」ガチャ
ガヴ「おいっちに!さんっし!」
ハニ「ガヴお姉ちゃん?なんで準備運動してるの?」
ガヴ「撃滅するためだよ♪」ニッコリ
タプリス「こんにちわ!天真先輩いますか?」ヒョコッ
ガヴ(な~んだ……犠牲者おかわりか)
ゼル「あぁタプリスか……」
タプ「えっと……お姉さん大丈夫ですか?なんだか元気ないですけど」
ガヴ「ほっといてやって?」
ハニ「タプちゃん!」
タプリス「わぁっ♪ハニエルちゃん、こんにちわ♪」
ハニ「こんにちは!ねぇねぇタプちゃん!聞きたいことがあるの!」
タプ「え!?私!?えっと、答えられるかな……?」
ハニ「セッ○スってしたことある?」
ガヴ(確定クリティカルってチートだよな)ウンウン
タプ「せせせせ!?え!?せっく!?あぁ!FXですね!?ありますよ!///」
ガヴ「お前なんでFXやってんだよ」
ゼル(えふえっくすってなんだろうか……///)ドキドキ
ハニ「したことあるの!?気持ちよかった!?」
タプ「はいとっても!!!!!」
ガヴ「タプリス!落ち着け!?ハニエルこれ違うからね!?」
タプ「結構儲かっちゃったりもするんですよ!?ちょっと痛い時もありますけど!!」
ハニ「儲かる?痛い?」
ガヴ「おいこら!やめろおぉぉぉ!」
タプ「だってぇ!天真先輩!私どうすればいいんですかぁ!」グスグス
ガヴ「普通にノーでよかったろ……」
タプ「でもそのうち先輩とする予定がああああ!!?」
ガヴ「ねーよ!?うちの家族の前で変なこと言うんじゃねえ!!!」
ゼル「いやまぁ……ガヴ……そのなんだ、昔はともかく最近はそういうのも寛大だぞ?」
ガヴ「姉さん!?真に受けないでよ!?」
ハニ「女の子同士……そういうのもあるのかぁ……」
ガヴ「ないからね!?ハニエル!?」
ゼル「愚か者!まずは全てを受け止めるのが天使の本分!否定から入るな!全くお前は――」クドクド
ガヴ「姉さん!?今説教するとこじゃないでしょ!?」
ラフィエル「……(^ワ^)」
ガヴ「――!?え?ラフィ……おま……いつの間に?」
ラフィ「タプちゃんの後ろにずっといましたよ~♪」
タプ「いましたよ?」
ガヴ「……そっかぁー……いらっしゃい♪」ニコッ
ラフィ「お邪魔します~♪」ニコッ
ガヴ「ねぇラフィエル」スゥッ
ラフィ「はい?……え?ガヴちゃん?なんで弓出すんですか?」
ガヴ「お前は覚悟してる天使……だよな?他の天使の純潔を汚すってことは……
逆にお前の純潔も汚されるかもしれないっていう危険を常に覚悟している天使ってことだよな?」ギリギリ
ラフィ「ガヴちゃん!?落ち着いて!?何を言ってるかわかりません!」
ガヴ「ラフィ……二度同じことを言わせんな……一度でいいことを
二度言わなきゃなんねーってことは……ラフィの頭が悪いってことだ」ギリギリギリギリ
ゼル「落ち着け!ガヴリール!」バッ
ガヴ「姉さんどいて!そいつ殺せない!」
タプ「なんで!?どうして天真先輩が白羽先輩を!?」
ゼル「いい加減にしろ!ハニエルが見てるんだぞ!」
ハニ「ガヴお姉ちゃん……?」ウルウル
ガヴ「うぐ!?うぅ……」ガクッ
ラフィ「なんだか困っちゃったことになっていますね!」
ガヴ「ねぇ……ラフィのせいじゃないよね?信じていいんだよね?いつも通り私を助けてくれるよね?」
ラフィ「お任せあれですよ!」
ガヴ(あっ……信頼できるけど信用できないってこういうことなんだな……勉強になるなぁ……)
ゼル「ラフィエルはその……したこと……あるのか?」
ラフィ「え?なにをですか?」
ハニ「セッ○ス!」
タプ「力強い!」
ガヴ「ハニエル?大声で言わないで……ね?」
ラフィ「ありますんよ~」
ガヴ「あり?」
ゼル「ま?」
タプ「すん?」
ハニ「よ!」
ゼル「え?あるのか?ないのか?」
ラフィ「私は純情純潔純白天使ですよ?ゼルエルさん♪」キャルーン
ガヴ「あ?てめぇちょっと表出ろや」イラッ
ラフィ「ハニちゃん?そういうことはあんまり人の前で言っちゃだめですよ?」メッ
ハニ「どうして~?」
ラフィ「ん~……ハニちゃんおしっこしてるとこ人に見られたいですか?」
ハニ「いや!///」
ラフィ「そういうことなんですよ~」
ゼル・ガヴ(どういうこと?)
タプ(そういうことなんだ!///)
ラフィ「セッ○スっていうのはエッチなことなんですよ」
ハニ「え!?そうなの!?恥ずかしい……///」
ガヴ「ん?」
ゼル(……?)
タプ(わかりますよ!ハニエルちゃん!その気持ち!)
ガヴ(私にはさっぱりわかんねーんだけど……当たり前じゃね?)
ラフィ「エッチなのはいけないこと……ではないんですが恥ずかしいですよね?
詳しくするとちょっと難しい話になるんですが……」
ハニ「じゃあまたお部屋で教えて!」
ラフィ「わかりました~♪」
ガヴ「え?ちょ……ラフィ?」
ラフィ「d(^ワ^)」
ガヴ「…………姉さん?」
ゼル「なんだ?」
ガヴ「正しさってなに……?」
ゼル「やめて」
タプ「あ、おみやげに豆持ってきたんですけど食べません?」
ゼル「いただこうか……」
ガヴ「……私も」
ゼル「…………」ポリポリ
ガヴ「…………」ポリポリ
タプ「…………」ポリポリ
end