ガヴリール「ゲームって……私がいつもしてるやつだよな?試合とかそういう意味じゃなくて」
ラフィエル「はい。テレビゲームとか、ネットゲームなどです」
ガヴリール「意外だな……ラフィエルってそういうのやらないイメージがあったんだが」
ラフィエル「あの優秀だったガヴちゃんを駄天させた下界の娯楽……どんなものかと興味が湧きまして」
ガヴリール「まあ、やってみたいんなら今日うち来る?」
元スレ
ラフィエル「ガヴちゃん、私もゲームというものをしてみたいのですが」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1499337948/
放課後
ラフィエル「お邪魔します~」
ガヴリール「この前ヴィーネが綺麗にしてくれてよかった」
ラフィエル「いつもはお世辞すら言えないくらい汚かったですからね」
ガヴリール「それほどでも。で、どんなゲームがいいかな……」ゴソゴソ
ラフィエル「ゲームにもいろいろ種類があるんですよね」
ガヴリール「そうそう。RPGとかアクション……一応色んなのあるけど」
ラフィエル「オススメはなんですか?」
ガヴリール「私はなんでも好きだけど……うーん、レースゲームとかとっかかりやすいんじゃないか」
ラフィエル「レースゲームですか」
ガヴリール「これこれ。マ○カ」
ラフィエル「ふむふむ」
ガヴリール「A押せば進む。LRでドリフト」
ラフィエル「ふんふむ」
ラフィエル「だいぶ慣れてきました」
ガヴリール「あとはアイテムとか使いつつ……って感じかな」
ラフィエル「なるほどです。面白いですね」
ガヴリール「でしょ。下界でも結構長く続いてるゲームなんだ」
ラフィエル「なるほどなるほど」
ガヴリール「それにしてもラフィは重量級か……」
ラフィエル「相手を吹き飛ばすのが楽しくて♪」
ガヴリール「……これがレースゲームだけど、もう一個結構人気なレースゲームもある」
ラフィエル「結構かわいいですね。好きかもしれないです」
ガヴリール「エア○イドは根強い人気があるからな。中古で買う時苦労したよ」
ラフィエル「今度は何も押さなくても進むんですねー」
ガヴリール「そうそう。Aで逆に止まる」
ラフィエル「なるほどなるほど」
数十分後
ラフィエル「なるほどなるほど!」
ガヴリール「な?面白いだろ」
ラフィエル「はい!特にCPUのマシンを蹂躙するのがとても♪」
ガヴリール「まあわからなくもないな」
ラフィエル「ガヴちゃんがゲームにハマるのも理解できました」
ラフィエル「楽しいです♪」
数時間後
ガヴリール「パーティゲームに……スポーツ系……RPG……アクション……こんなもんか」
ガヴリール「大体定番というか、万人受けしてるようなやつばっかだけど」
ラフィエル「楽しかったです~」
ガヴリール「他にもコアなやつとかいっぱいあるからさ、またおいでよ」
ラフィエル「はいっぜひっ」
ガヴリール「あ、よかったらこれも持ってって」
ラフィエル「携帯ゲーム機ですか」
ガヴリール「うん。これならラフィの家でもできるでしょ」
ラフィエル「なるほど」
ガヴリール「まあよかったら」
ラフィエル「ありがとうございます♪」
ガヴリール(この調子でラフィもゲームにハマってくれると助かるな)
ガヴリール(リアルでやる対人やチームプレイも楽しいし、あわよくばネトゲで協力してもらいたいし)
ラフィエル宅
ラフィエル「さて……ちょっとプレイしてみますかね」
ラフィエル「……」ピコピコ
ラフィエル「……」ピコピコ
ラフィエル「……」ピコピコ
ラフィエル「……」ピコピコ
ラフィエル「なかなか難しいですね……」
ラフィエル「やっとクリアできました……!」
ラフィエル「ふぁぁ……そういえば今何時……」
時計「AM2:37やで」
ラフィエル「……いつの間にか熱中していたようです」
ラフィエル「こう、クリアできなかったものがクリアできるようになる快感が堪りません」
ラフィエル「ですが……やはりガヴちゃんと一緒にプレイしたほうが楽しいですね」
翌日
ガヴリール「どうだった?」
ラフィエル「面白かったですよ~」
ガヴリール「おお、ストーリーはクリアしたんだ」
ラフィエル「はい。楽しかったですよ」
ガヴリール「よかった。今日もうち来るか?」
ラフィエル「ではお邪魔しますね♪」
放課後
ヴィーネ「あれ、ガヴは?」
サターニャ「さっきラフィエルと一緒に帰ったわよ」
ヴィーネ「へー……意外かも。あの二人の組み合わせって」
サターニャ「同じ学校出身でしょ」
ヴィーネ「まあそれはそうなんだけどね」
ガヴリール宅
ラフィエル「私これ気に入りました!」
ガヴリール「ラフィエルはそういうのが好きなのか……」
ラフィエル「はい!」
ガヴリール「じゃあ次は3をやるか?3は時系列的には一番古いんだ」
ラフィエル「2は?」
ガヴリール「まあ不評」
ラフィエル「いいですねえ!チェス戦が楽しいです!」
ガヴリール「ラフィエルはカ○コン系のゲームが好きそうだな」
ラフィエル「他にも色々あるんですか?」
ガヴリール「あるよ」
ラフィエル「やりたいです!」
ガヴリール「じゃあそうだな……」ゴソゴソ
…………
……
ラフィエル「ふー……楽しかったです!」
ガヴリール「ラフィもゲームにドハマリするとは下界の娯楽すごいな」
ラフィエル「そろそろいい時間に……」
時計「AM1:00過ぎてるぞ」
ラフィエル「あ、あら?」
ガヴリール「……まあよくあることだろ」
ラフィエル「もうこんな時間だったとは……」
ガヴリール「……なら泊まってくか?流石にこんな時間に出歩くのは危ないだろうし」
ラフィエル「んーそうさせてもらいますね。あとお風呂も借りていいですか?」
ガヴリール「いいよ。風呂上がったらオールで遊びまくるぞ」
ラフィエル「眠くなるまででしたらお付き合いします♪」
ガヴリール「今夜は寝かさないぞ♪」
ラフィエル「ふふ、楽しみです♪」
ラフィエル「ふぅ……さっぱりしました~」
ガヴリール「……私の服小さすぎたな。胸が」
ラフィエル「まあ、仕方ないですよー」
ガヴリール「なんか見てるだけで腹たってきた」
ラフィエル「理不尽ですね~」
ガヴリール「この鬱憤はゲームで晴らすとするか」
ラフィエル「受けて立ちますよ~」
チュンチュン...
ラフィエル「……。なんか外明るくないですか」
ガヴリール「今夏だから」
ラフィエル「小鳥のさえずりが聞こえるんですが」
ガヴリール「よくあることだ」
ラフィエル「私本当に朝まで起きちゃったんですね……」
ガヴリール「今日休みだからいいだろ」
ラフィエル「それもそうですねぇ……ふぁぁ……」
ガヴリール「流石に私も眠くなってきたな……」
ラフィエル「もう寝ましょうか……」
ガヴリール「んー……ベッド使っていいよ……」
ラフィエル「ありがとうございます……。ガヴちゃんは……?」
ガヴリール「……ざこね」
ラフィエル「それはよくないですよー一緒にベッドで寝ましょう~」
ガヴリール「二人じゃ狭いし、こっちで慣れてるしー……」
ラフィエル「がーゔーちゃーんー」
ガヴリール「じゃあ運んで……」
ラフィエル「うんしょ……うんしょ……重くて持ち上げられません~……」
ガヴリール「お前……ぶっとばすぞ……zzz」
ラフィエル「箸より重いものは……zzz」
数時間後
ラフィエル「……はっ!?」
ラフィエル「今は……」
時計「PM3時だぞ」
ラフィエル「昼過ぎですか……いたたた……結局私も床で寝てて……」
ギュッ
ガヴリール「……zzz」
ラフィエル「あらあら……。私は抱きまくらではないのですが」
ラフィエル「……ふふ。こうしてみると可愛い……まあいつもかわいいですが」ナデナデ
ガヴリール「……ハガッ」
ラフィエル「……おきました?」
ガヴリール「……zzz」
ラフィエル「起きてないですねー……」ナデナデ
ラフィエル「ふぁ……私もなんだかまた眠く……zzz」
数時間後
ラフィエル「……はっ!?」
時計「PM8時だぞ」
ラフィエル「夜、とは……」
ガヴリール「んぁ……?」
ラフィエル「あ、おはようございます~」
ガヴリール「おはよ……8時か……」
ラフィエル「夜のですが」
ガヴリール「……まじか」
ラフィエル「なのでー……またお泊りしてもいいですか?」
ガヴリール「……仕方ないな。じゃあ今日は何をするよ」
ラフィエル「そうですね~」
ラフィエル(そんな感じで、それからよくガヴちゃんの家でゲームをするようになりました)
ラフィエル(テスト期間が近づいたときは流石に控えましたが……)
ラフィエル(お泊りすることも珍しくはなかったと思います)
数週間後
ガヴリール「ラフィエル!今日のテストが終わったら、久しぶりにやるぞ!」
ラフィエル「いいですよ~じゃあ今日ガヴちゃんのお家にお邪魔してもいいですか?」
ガヴリール「ああ。今やってるステージが一人プレイじゃちょっときつくてな」
ラフィエル「ふふ、腕がなりますね~」
ガヴリール「よし、とっととテスト終わらせてやる……」
ラフィエル「ファイトです♪」
サターニャ「中」
サターニャ「間」
サターニャ「テストが……」
サターニャ「終わったわよ!!
ラフィエル「わー」パチパチパチ
サターニャ「これでにっくきアルファベットや数式ともおさらばねっ!」
サターニャ「そんなわけで今日はぱーっと遊びましょうよ!」
ラフィエル「すみません。私はガヴちゃんと先約がありますので」
ガヴリール「ん」
サターニャ「え……あ、そうなの?」
ガヴリール「なんだ寂しいのか?」
サターニャ「はぁぁ!?さっさみしくないし!!」
ラフィエル「では失礼しますー」
ガヴリール「おつかれー」
ガヴリール宅
ラフィエル「サターニャさんには悪いことしちゃいましたね」
ガヴリール「でもラフィと先に約束したのは私だ」
ラフィエル「ふふ、ガヴちゃんの力になれるのは嬉しいです♪」
ガヴリール「よし!今日はこのステージをクリアするのを手伝ってもらうぞ!」」
ラフィエル「わかりましたガヴちゃん!」
完☆