サターニャ「何?勝負したいの?」
ガヴリール「んなワケないだろ」
ガヴ「コイツを見てくれ」つメロンパン
サタ「あっ!それ行列が凄いパン屋の…」
ガヴ「ああ、めちゃくちゃ美味いらしいな」
サタ「で、それを見せびらかしてどうするつもりよ?」
ガヴ「サターニャにあげようと思ってな」
サタ「!?」
元スレ
ガヴリール「サターニャ、ちょっとこっち来いよ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489591944/
サタ「ほ、ホントにくれるの!?」
ガヴ「私を疑ってるのか?」
サタ「そりゃ…まぁ……」
ガヴ「日頃の態度は私も反省してるからさ」
サタ(へぇ、ガヴリールも反省とかするのね)
サタ「フッ…どうやらやっとアンタも私の偉大さがわかったようね!」ニタァ
サタ「ありがたく受け取ってあげr」
ガヴ「はい、あーげた」ヒョイ
サタ「えっ」
ガヴ「これホントに美味いな」モグモグ
サタ「あ、アンタ……騙したわね!」プルプル
ガヴ「まあそう怒るな、冗談だ」
ガヴ「半分くれてやるから機嫌なおせよ、ホラ」
サタ「パクッ…モグモグ……おいしー!!」パァァ
ガヴ「自分で持って食え」
サタ「いやー、前から食べてみたいと思ってたのよねー」
ガヴ「あ、お前まつ毛にゴミ付いてるぞ」
サタ「へ?」
ガヴ「取ってやるから目つぶれよ」
サタ「え?あ、ありがと」ツブリ
ガヴ「えいっ」デコピンッ
サタ「いたっ!?えっ?なにすんのよ!!」
ガヴ「スマン、手が滑った」
サタ「どう滑ったらデコピンになるのよ!?」
ガヴ「今度こそちゃんと取ってやるから」
サタ「まったく……ちゃんとやってよね!」ツブリ
ガヴ(さて、パンの袋でも捨てに行くか)
サタ「…」
サタ「ガヴリールー?」
サタ「まだー?」
ヴィーネ「サターニャ、一人でなにしてるの?」
サタ「え?ガヴリールは?」
ヴィ「ガヴならさっき教室から出てったけど」
サタ「なんですってぇ!?」
サタ「二度ならず三度もこの私をコケにして……」
サタ「絶対に許さな」ガツン
サタ「いてっ!?足打った!!」ピョンピョン
ヴィ「いや、早く目開けなさいよ」
???(やはりガヴちゃんに頼んで正解でしたね)コソコソ
???(私ではこう上手くはいかなかったでしょうから)コソコソ
【昨日】
ガヴ「えぇー…そんなの自分でやればいいだろ?」
ラフィエル「むむ……では、もし成功したらお寿司をご馳走します」
ガヴ「マジで!?回ってないヤツ?」
ラフィ「回ってるヤツです」
ガヴ「んー…まあ、妥協してやろう」
ラフィ「ではこれを」つメロンパン
ガヴ「…ラフィまさかアレに並んだのか?」
ラフィ「ええ」ニッコリ
ガヴ(そこまでしてアイツを導りたいのか…)
ヴィ「えーっと……」
ヴィ「ごめんサターニャ、私の聞き間違いかもしれないからもう一度言ってくれるかしら?」
サタ「だーかーらー」
サタ「私はガヴリールに弄ばれたの!」
サタ「遊ぶだけ遊んで捨てられたのよ!!!」バァン
ラフィ(ブフォwwww)
ラフィ(サターニャさんったらいったいどこでそんな言葉をwww)
ヴィ「………マジ?」
サタ「大マジよ!!!!」
ガヴ(教室にゴミ箱無いの不便だな…)
ガヴ「おまたせサターn」
ヴィ「ガヴリール?」ゴゴゴゴ
ガヴ「えっ!?なっ、どどど、どうしたんですかヴィーネさん…?」オロオロ
ヴィ「アンタねぇ…人の心を弄ぶなんて最低の行為よ!」
ガヴ「はい?……ええ、おっしゃる通りで……」
ガヴ(なんだ?サターニャの奴が足りない頭でなにか言いやがったのか?)
ラフィ(ガヴちゃん、ガヴちゃん…聞こえますか?)
ガヴ(ラフィ!?お前、直接脳内に…!?)
ラフィ(ガヴちゃん、サターニャさんを落としてください)
ガヴ(物理的にか?)
ラフィ(いえ、心理的にです)
ガヴ(なんでまた…)
ラフィ( お も し ろ い か ら です)
ガヴ(……報酬は?)
ラフィ(回らないお寿司、なんてどうでしょう?)
ガヴ(まあ…それなら…)
ヴィ「──だから!……ガヴ?ちゃんと聞いてるの?」
ガヴ「ん?ああ、ちゃんと聞いてる」
ガヴ「サターニャ」
サタ「何よ?」
ガヴ「今からウチに来い!」グイッ
サタ「へ?」
ヴィ「ちょ!まだ話はおわっt」
ヴィ「行っちゃった…」
ラフィ「ヴィーネさん」
ヴィ「…ラフィ?」
ラフィ「あの二人のこと、気になりますか?」
ヴィ「え?」
ラフィ「こっそり覗いちゃいます?」ニコ
ヴィ「だ、ダメよ!そんな…!」
【ガヴリールの部屋】
ガヴ「ほら、上がれ」
サターニャ「おっ邪魔っしまーす!」
ヴィ(ラフィ、狭いからもうちょっと詰めて…)ヒソヒソ
ラフィ(あ、私は用意する物があるのでちょっと失礼しますね)ヒュン
ヴィ(え!?)
ヴィ(私…一人でどうすれば……!?)
ガヴ「ほい、天然の水道水だ」
サタ「天然?……とりあえずありがと」
ガヴ「…」
サタ「…」
ガヴ「…なあ、サターニャ」
サタ「なによ」
ガヴ「お前が欲しい」キリッ
サタ「は、はあっ!?」カァッ///
サタ「アンタどういうつもりよ!?!」///
ガヴ「お前を見てるとムラムラするんだ!」
ヴィ(いやもうちょっと言い方あったでしょうに…)
サタ「ふーん…じゃあ『私をサターニャ様のモノにしてください』って言えたら考えなくもないわ」
サタ(ま、ガヴリールがそんなこと言うはず無いんだけどね)
ガヴ「私をサターニャ様のモノにしてください!!!」
サタ(即堕ち!?)
ガヴ(プライドなんかより寿司だ!寿司が食べたい!!)
サタ「じ、じゃあ誓いのきき、キッスを…(流石にコレはできないでしょ…?)」
ガヴ「…」チュ
サタ(いきなり口に!?最初は手の甲とかじゃないの!??!)
ガヴ(ここから一気に決める!!!)
サタ(えっ、なっ!?舌が入って…)
サタ「んーっ!んんーーんっんっ!??んーーー!!!!」//////////
ガヴ「…ぷはっ」
サタ「」プシュー
ヴィ(ががが、ガヴとささ、サターニャががが…あわわわわわ)/////
ピンポーン
ガヴ「はいはい」ガチャ
ラフィ「サターニャさん、落としましたね!」
ガヴ「あー、うん、寿司は?」
ラフィ「はい、どうぞ」
ガヴ「おおー………」
ガヴ「これスーパーのパック寿司じゃん!!!」ガーン
ラフィ「回らないお寿司ですので間違ってはいm」
ガヴ「あ"?」
ラフィ「………あっ、あの…押し入れに面白いものが……」アセアセ
ガヴ「面白くなかったら覚えてろよ…」
ガララララ
ヴィ「グ…グッモーニーン……アハハ………」ガクガク
この後、サターニャと2人で寿司パした
おわり