ヴィーネ「ガヴとサターニャがルームシェアしてから数日…」
ヴィーネ「ガヴの世話をしなくなったのはいいけど」
ヴィーネ「…やっぱり気になるのよね」
ラフィエル「なら侵入してみます?」
ヴィーネ「ラフィ!?いつからそこに!?」
ラフィエル「すいません、ヴィーネさんが面白そうなことを呟いてたものでつい」
ヴィーネ「…で?侵入するってどういうことよ」
元スレ
ヴィーネ「ガヴ達の家に」ラフィエル「侵入します!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490961067/
2 : 以下、\... - 2017/03/31 20:51:43.251 a6gC70Pv0.net 2/21サターニャ「流石にヤバくないかしら…?」ガヴリール「あぁ、私もそう思う……」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490888954/
http://ayamevip.com/archives/50064355.html
の後日談てきなやつ
ラフィエル「そのまんまの意味ですよー」
ラフィエル「私達で協力して、ガヴちゃんとサターニャさんの家に侵入しましょう!」
ヴィーネ「でもいいのかしら?」
ヴィーネ「2人がルームシェアしだしたのって私達のいきすぎた行為が原因なのよ?」
ラフィエル「ではヴィーネさんは気にならないんですか?」
ヴィーネ「そ、それは……」
ラフィエル「大丈夫ですよ」
ラフィエル「ちょっと様子を見て帰ってくるだけ」
ラフィエル「それなら問題はないでしょう?」
ヴィーネ「様子を見るだけなら普通に会いに行けばいいんじゃ…」
ラフィエル「それじゃつま…意味ないじゃないですか!」
ヴィーネ「おい」
ラフィエル「いいですかヴィーネさん」
ラフィエル「普通に会いに行ったって適当にあしらわれて終わりですよ?」
ラフィエル「それじゃあ様子を見に行く意味がない、違いますか?」
ヴィーネ「そうかも……」
ラフィエル「だからこっそり侵入して、すこーし様子を見たら帰ってくる」
ラフィエル「これなら迷惑もかけずに終わるでしょう?」
ヴィーネ「な、なるほど……」
ラフィエル「そうと決まったら作戦会議ですね!」
ヴィーネ「まだやるって言ってないわよ!?」
ラフィエル「こういうのは思い立ったが吉日ですよヴィーネさん!」
ラフィエル「それともヴィーネさんは様子を見に行きたくないんですか…?」
ヴィーネ「い、行きたい、かも………」
ラフィエル「なら決まりです♪」
ヴィーネ「でもラフィって神足通使えなかったっけ?」
ヴィーネ「あれで家の中に侵入することはできないの?」
ラフィエル「それがガヴちゃんが結界を張ってるらしくて入れないんですよねぇ」
ヴィーネ「ってことは既に試したのね…」
ラフィエル「何度神足通を使っても入れないから驚いちゃいました」
ラフィエル「私もガヴちゃんみたいに衣類だけ飛んでいってしまったのかと焦りましたよー」
ヴィーネ「シャレになってないわね………」
ラフィエル「そういうヴィーネさんは魔法陣みたいなやつから入りこめないんですか?」
ヴィーネ「魔法陣?」
ラフィエル「ほら、サタえもんさんが机の引き出しから出てきた時あったじゃないですか」
ヴィーネ「その言い方はやめなさい」
ラフィエル「ではサタニキ太君ですかね?それともサタミさん?」
ヴィーネ「……あれは魔法陣を描いた場所に行けるようになってるから1度魔法陣を描く必要があるのよ」
ラフィエル「つまり1度侵入しなければいけないから無理、と」
ヴィーネ「そういうことになるわね」
ラフィエル「では術や能力的な侵入ではなく、物理的に侵入する方針ですかね?」
ヴィーネ「でもあの家はオートロックよ?」
ヴィーネ「合鍵を用意できない以上どうすることもできないし…」
ヴィーネ「いっそピッキングを……」
ラフィエル「ダメですよヴィーネさん」
ヴィーネ「そ、そうよね…流石にピッキングはやりすぎよね……」
ラフィエル「え?」
ヴィーネ「え?」
ラフィエル「えっと、ピッキングは既に私がやってるんですよ」
ヴィーネ「あんた本当に天使よね…?」
ラフィエル「酷いですよヴィーネさん、当たり前じゃないですかー」
ラフィエル「話を戻しますが、ピッキング自体は成功したんですよ」
ラフィエル「ですが警報が鳴ってしまいまして、そのまま逃げてきました♪」
ヴィーネ「ちょっ」
ラフィエル「まさかここまで警備が整っている家に住むとは思っていませんでしたよ」
ヴィーネ「知らないうちに問題起こしてたなんて………」
ヴィーネ「というかあんたがそんなんだから警備が整っている家に引っ越したんじゃ…」
ラフィエル「そこはヴィーネさんも人のこと言えないのでは?」
ヴィーネ「……………………」
ラフィエル「……………………」
ヴィーネ「………この話題はやめましょう?」
ラフィエル「………ですねー」
ヴィーネ「術でも無理、合鍵やピッキングも無理となると…」
ヴィーネ「どうやって侵入するの?」
ラフィエル「それが思いつかなくてですね」
ラフィエル「ヴィーネさんなら何とかしてくれるかなーと」
ヴィーネ「つまり万事休す、と」
ラフィエル「はい♪」
ヴィーネ「はぁ……………」
ヴィーネ「はっきり言ってどうしようもないんじゃないかしら…」
ラフィエル「普通に家に招いてもらい魔法陣を描いておいてそこから侵入するっていうのはどうでしょうか?」
ヴィーネ「無理だと思うわよ」
ヴィーネ「まず私たちを招いた時点で警戒してくるでしょうし」
ヴィーネ「仮に魔法陣を描けても同じ悪魔のサターニャにバレる可能性が高いわね」
ヴィーネ「それに普通に招いてもらったならもう侵入しなくていいんじゃ……」
ラフィエル「それじゃあ仕方ありませんね………」
ヴィーネ「諦めるの?」
ラフィエル「いいえ、最終手段です」
ラフィエル「ゼルエルさんを呼びましょう!」ピポパ
ヴィーネ「えぇ!?」
ゼルエル「来たぞ」
ヴィーネ「はやっ!!」
――――――――――
ラフィエル「というわけでガヴちゃん達の家に侵入したいんですよ」
ゼルエル「なるほどな、だが問題がある」
ラフィエル「と、言いますと?」
ゼルエル「侵入するのは容易いがあの家には犬がいるだろう…?」
ラフィエル「大丈夫です!犬は私達がなんとかしますから!」
ラフィエル「ね!ヴィーネさん!」
ヴィーネ「え、えぇ…そうね」
ゼルエル「なら問題はないな」
ゼルエル「では今からガヴリールの家に転移するが、犬は任せたぞ」
ラフィエル「はいっ!」
ヴィーネ「い、今から!?」
ゼルエル「では行くぞ!」
ヒュンッ
――――――――――
ガヴリール「サターニャ、それ取ってー」ピコピコ
サターニャ「それってどれよ」
ガヴリール「それだよそれ」ピコピコ
サターニャ「それじゃわかんないわよ!てかゲームやめて自分で取りなさいよ!!」
ガヴリール「ちぇー」
ヒュンッ グシャッ
ガヴリール「ちょ、私のポテ、チ………」
ゼルエル「まただらけているのかガヴリール…」
ガヴリール「ね、姉さん!?」
サターニャ「ちょっ、あんたたちなんでここにいるのよ!?」
ヴィーネ「思いっきり部屋のど真ん中じゃない!こっそり様子見るって話はどうなったのよ!?」
ラフィエル「あらあら・」
ゼルエル「やはり私も下界で暮らすしかないようだな…!」
ガヴリール「ちょっ、タンマタンマ!話を聞いてよ姉さん!!」
犬「ワンワン!」
ゼルエル「ひっ!?いにゅぅ!?!?」
ガヴリール「ナイスだ犬っころ!」
ゼルエル「ラ、ラフィエル!なんとかしてくれるのではなかったのか!?」
ラフィエル「きゃーいぬこわいですー」
サターニャ「どういうことよヴィネット!?説明してちょうだい!!!」
ヴィーネ「ごごごごめんなさい、私こんなつもりじゃなくて!?!?」
犬「わうぅぅぅぅ、グルルルルルル………」
ゼルエル「いにゅこわいぃ!もうやだおうち帰るぅぅ!!!」ヒュンッ
ガヴリール「よしっ!悪は去った!」
サターニャ「アンタ達も早く出ていきなさいよー!!」
ヴィーネ「どうしてこうなったのよぉー!?!」
ラフィエル「ほんと皆さん、面白いです」プクク
おわり
26 : 以下、\... - 2017/03/31 21:01:03.730 a6gC70Pv0.net 21/21やっぱガヴドロは4人でワイワイしてるのが一番だよね
魔法陣の設定は即席です