ガヴリール「本当は一度もエッチしてないって事だよな」
ラフィ「はい・・・」
ヴィーネ「なにやってたのよ。一緒に暮らす前はセクハラめいたつきまとい行為を繰り返してたじゃない。なのになんで・・・」
ラフィ「なんででしょうかね・・・。恥ずかしさや照れがあったからかもしれません・・・」
ガヴリール「でも五年ってお前」
ヴィーネ「私たちもう大学生よ?ガヴと私なんかとっくに・・・」
ガヴリール「おい!」
ヴィーネ「あ、あはは・・・///」
ガヴリール「と、とにかくだ。私たちに話してきたって事は、二人の関係を進展させたいんだろ?協力するよラフィ」
ラフィ「今、面白そうだしって考えませんでしたかぁ?」
ガヴリール「お、思ってねーし」
ヴィーネ「とにかく、二人の部屋にカメラを設置して普段どんな感じなのか見てみるわよ。アドバイスするにしてもまずはそこからよ」
元スレ
ラフィ「サターニャさんとは同棲五年目です…。だけどエッチな事は五年くらいしてません…」ガヴリール「それって…」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490391619/
監視カメラ
サターニャ『……もぐもぐ』
ラフィエル『あっ…このひじき美味しいですね…』
サターニャ『……そう』
ラフィエル『そ、そう言えばこの前ガヴちゃんとヴィーネさんに会ったんですよ!』
サターニャ『………そう』
ラフィエル『………はい』
ガヴ「何だこいつら会話がほとんど無さすぎるだろ」
ヴィーネ「ひ、酷いわね…」
ラフィエル『そ、それと』
サターニャ『ごめん、まだ続く?私今日仕事で疲れたから』
ラフィエル『ご、ごめんなさい……』
サターニャ『……ん』
ガヴ「もうこれ別れた方がこいつらの為じゃね?」
ヴィーネ「ま、まだ諦めたらダメよ!」
サターニャ『……………』
ラフィエル『……………』
ガヴ「何か喋れよ!」
ヴィーネ「ちょガヴ落ち着きなさい」
サターニャ『あっ、そう言えば』
ラフィエル『なんですか!』パァ
サターニャ『明日ゴミ出しといて』
ラフィエル『…はい』
ガヴ「もうこれダメだろ」
ヴィーネ「かも知れないわね…」
ラフィエル『そう言えば仕事はどうですか?』
サターニャ『まぁ順調よ、ただ私に告白してくる奴が多くて困るわね』
ラフィエル『えっ』
サターニャ『でも全部断ってるわよ』
ラフィエル『本当ですか!?』
サターニャ『その…ラフィエルが居るしね///』
ガヴ「おっ、いい感じじゃん」
ラフィエル「いいわね」
ラフィエル『そ、それって』
サターニャ『まさか天使と悪魔が一緒に住んでるとかバレる訳には行かないしね』
ラフィエル『そうですか……』
ガヴ「あの照れた顔は何だったんだよ」
ヴィーネ「言うのが恥ずかしかっただけじゃない?」
ガヴ「なるほどな」
ラフィエル『さ、サターニャさん!今日私と一緒に…寝ませんか!』
サターニャ『何よいきなり……まぁ良いわ今日は一緒に寝てあげる』
ガヴ「おっ、進展あったな」
ヴィーネ「これは行けるんじゃない?」
ガヴ「とりあえず様子見だな」
サターニャ『zzzzzz……』
ラフィエル『はぁはぁ……サターニャさん……』ビクビク
ガヴ「何で私達は友達の自慰を見なきゃ行けないんだよ」
ヴィーネ「多分興奮のあまりカメラがあるの忘れてるのよ」
ガヴ「ダメだなこいつ」
ヴィーネ「そうね……」
次の日
ガヴ「ダメダメだな」
ヴィーネ「ダメダメね」
ラフィエル「うぅ申し訳ありません……」
ガヴ「はぁ……仕方ないな、ラフィ今日は私が支持するからその通りにしろよ」
ラフィエル「えっ、良いんですか?」
ガヴ「ほれ、これを耳につけとけよちゃんと私の言う通りにするんだぞ?」
ラフィエル「はい!」
監視カメラ
ガヴ「おーい、ラフィエル聞こえてるか?」
ラフィエル『はーい聞こえてまーす』
ガヴ「取り敢えずサターニャが帰って来たら出迎えるんだぞ」
ラフィエル『はい!わかりました!』
ヴィーネ「あっ、噂をすれば帰って来たわね」
サターニャ『ただいまー』
ラフィエル『お帰りなさいサターニャさん♪』
サターニャ『ん』
ラフィエル『お疲れ様です♪』
サターニャ『どうしたの?今日はやけに機嫌が良いわね』
ラフィエル『そうですか?』
サターニャ『まぁ良いわご飯作るわね』
ガヴ「今日は私が作りますって言うんだ」
ラフィエル『今日は私が作りますからゆっくりしてて下さい』
サターニャ『そう?ありがとう』
ガヴ「よしよし良い感じだな」
ラフィエル『取り敢えず普通に作れば良いですか?』ボソボソ
ガヴ「んー……」
ヴィーネ「裸エプロンとか良いんじゃない?私ガヴが時々裸エプロンしてるとすっごく燃えるし」
ガヴ「ば、馬鹿!聞こえるだろ!」
ラフィエル『…………(聞こえてますけどね)』
ガヴ「あー取り敢えず裸エプロンだ」
ラフィエル『本当にやるんですか?』ボソボソ
ガヴ「嫌なら良いぞその代わり私達はもう何も言わないぞ」
ラフィエル『はい……』
ラフィエル『うう、恥ずかしいです』
ガヴ「ラフィエルって胸大きいな」
ヴィーネ「ちょっとガヴ!」
ラフィエル「ふんっ!」
ガヴ「そんな怒るなよ後で可愛がってやるから」
ヴィーネ「もう♪仕方ないわね♪」
ラフィエル『(何ですかこの人たち)』
30分後
サターニャ『ラフィエルご飯出来た?ってあんた何て格好してんのよ!』
ラフィエル『さ、サターニャさんが喜ぶかなって思いまして…///』
サターニャ『風邪引くとダメだから早く着なさい!』
ガヴ「ぷぷ、サターニャがまともな事言ってるよ」
ヴィーネ『ちょっと、ガヴ笑ったら失礼よ』
サターニャ『もう!次からそんな格好したらダメだからね!』
ラフィエル『はい……』
サターニャ『それより今日のご飯はなに?』
ガヴ「よし!そこで私ですって言うんだ!」
ラフィ『わ、私です///』
サターニャ『……あんた大丈夫?』
ラフィ『はい……』
サターニャ『それにそう言うことをするのは百歩譲って付き合ってからよ!』
ラフィ『すいません……』
ガヴ「えっ」
ヴィーネ「えっ」
ヴィーネ「ちょ、ちょっと今の聞いた?」
ガヴ「あ、ああ」
ガヴ「おい!ラフィ今すぐ私達の所にこい!」
ラフィ『えっ、わかりました』
サターニャ『ちょっとあんた誰と話してんのよ』
ラフィ『えっ、いや何でもありません、すいません少し出かけます!』
サターニャ『ちょ、あんたそんな格好で何処に行くのよ!』
ラフィ「はぁはぁ、いきなり何ですか…」
ガヴ「お、お前らって付き合ってないの!?」
ラフィ「えっ、はい」
ヴィーネ「それなのにやりたいとか言ってたの!?」
ラフィ「はい、そうですが?」
ガヴ「お前頭おかしいんじゃないか!?」
ラフィ「何でですか!?」
ガヴ「当たり前だろ!?」
ラフィ「えっ、同棲ってエッチしたらダメなんですか?」
ガヴ「だ、ダメに決まってるだろ!!!」
ラフィ「そ、そんな……」
ラフィ「あっ、わかりました!」
ラフィ「もう!ガヴちゃんそんな冗談は通じませんよ♪」
ガヴ「通じないのはお前との会話だわ!
ラフィ「そんな!?じゃあどうやってサターニャさんとエッチしたら良いんですか!?」
ガヴ「いや…告白して付き合えば良いじゃん…」
ラフィ「そ、そんな手があっただなんて…!?」
ガヴ「ダメだこいつ馬鹿だわ」
ラフィ「そうとなれば!私サターニャさんに告白してきます!!」
ガヴ「ちょ、まだはなしは」
ガヴ「あっ、いっちゃた」
ヴィーネ「ちょ、大丈夫なの?」
ガヴ「わからん…」
『サターニャさん私と付き合って下さい!!』
ガヴ「はや!てかもうあいつ告白してるし!」
サターニャ宅
サターニャ「えっ、嫌だけど……」
ラフィ「何でですか!?」
サターニャ「何だって私達天使と悪魔だしそれ以前に女同士だし」
ラフィ「そんなの些細な問題です!!現にガヴちゃんとヴィーネさんは付き合ってますし!」
サターニャ「あいつらが異常なのよ!」
ラフィ「そ、そんなぁ……………」
ラフィ「あは、あははははははは!!」
サターニャ「ひぅ!」ビクゥ!
サターニャ「い、いきなり何よ!」
ラフィ「そうですよ!そうだったんですよ!」
サターニャ「な、何がよ…」
ラフィ「無理やり襲えば良かったんですよ♪」
サターニャ「ちょっ、あんた何言って、ち、近寄らないで!」
ラフィ「大丈夫です♪優しくしますから♪」
サターニャ「あああああ!!!!」
後日
サターニャ「助けて!ガヴリール!」
ガヴ「ごめん、無理だわ」
完!!
99 : 以下、\... - 2017/03/25 22:56:19.104 SLec7yKLp.net 23/23実は最初っから付き合って無かった、付き合ってるなんて一言も言ってないからな