学校 昼休み
ガヴリール「そういやさ、ラフィエルは産んだ卵どうしてる?」
ラフィエル「卵ですか?私は自分で食べちゃってますね」
ガヴリール「マジかー、自分で産んだ卵食べるのって抵抗ない?」
ラフィエル「もうずっとそうしてるので大丈夫ですねー」
ラフィエル「そういうガヴちゃんはどうしてるんですか?」
ガヴリール「とりあえず冷蔵庫に入れとくんだけど、結局捨てちゃうんだよなー」
ガヴリール「ヴィーネはどうしてるんだ?」
ヴィーネ「」
元スレ
ヴィーネ「天使の卵?」ガヴリール「うむ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490361212/
ガヴリール「ヴィーネ?聞いてる?」
ヴィーネ「……はっ⁉あまりのショックで意識が……」
ラフィエル「ショック、ですか?」
ヴィーネ「いやいや、え?天使って卵産むの⁉」
ガヴリール「なんだ、悪魔は違うのか」
ラフィエル「驚きですね!」
ヴィーネ「こっちのセリフだわ!」
ヴィーネ「え?卵産むって、産卵するってことよね?」
ガヴリール「産卵以外に何があるんだよ?変なヴィーネ」
ラフィエル「今日のヴィーネさんは面白いですね!」
ヴィーネ「私がアウェイか……」
ヴィーネ「えーと、それはどれくらいの頻度なの?月1くらい?」
ガヴリール「いや毎朝だが」
ヴィーネ「なんと」
サターニャ「なになに?なんの話?」
ラフィエル「!」
ラフィエル「卵の話ですよ、はい、サターニャさんもどうぞ!」
サターニャ「玉子焼き?何か変な物でも入ってんじゃないの?」
ラフィエル「こだわり卵の手作り玉子焼きですよ~、はい、あーん」
サターニャ「自分で食べるわよ!」パクッ
サターニャ「……うん、美味いじゃない!やるわねラフィエル!」
ヴィーネ「サターニャ、たぶんその卵、ラフィの」
サターニャ「……?」
ラフィエル「私が今朝産んだ卵なんですよ~」
サターニャ「⁉」
ラフィエル「ねぇサターニャさん!美味しかったんですか⁉美味しかったんですよね⁉」ハァハァ
サターニャ「ちょ、ラフィエルうるさい!え?天使って卵産むの⁉マジで⁉」
ヴィーネ「らしいわよ……」
ガヴリール「あぁ、マジだ」
サターニャ「へぇ!面白いじゃない!どっから出てくんの?お尻?」
ガヴリール「尻なわけあるか、前からだよ、前」
ヴィーネ「昼ご飯食べながらする話じゃないわね……」
帰り道
ヴィーネ(ガヴリールの卵か)
ヴィーネ(サターニャはラフィの卵おいしいって言ってたわね……)
ヴィーネ(ガヴリールの卵、か)
ガヴリール「ヴィーネ?ヴィーネったら」
ヴィーネ「え⁉あ、ごめん、なに?」
ガヴリール「このままだと私の家に着いちゃうけど、来るの?」
ヴィーネ「!」
ヴィーネ「そ、そうね!お邪魔しようかな!」
ヴィーネ「……」
ガヴの部屋
ヴィーネ「ガヴー?晩ご飯作ってあげるわねー」
ガヴリール「はーい、いつもサンキュー」
ヴィーネ「……さて」
ヴィーネ(ガヴは冷蔵庫に入れてるって言ってたわよね)
ヴィーネ(そうだ、見ためで違いって分かるのかしら……?)
ヴィーネ(ふぅ……とにかく、ガヴの卵とご対面ね!)
ヴィーネ(上にあるのが普通の卵よね?ガヴの卵は……あ、奥にも卵がある!)
ヴィーネ(これが、産地直送ガヴリール産の卵……!)
ヴィーネ(普通のニワトリの卵より少し大きくて、つるつるで、綺麗……!)
ヴィーネ(全部で5個……並んでる順番的に、これが今朝産んだ卵……!)
ヴィーネ(全部持ち帰ったら絶対バレるけど、1個くらいなら……ね?)
ヴィーネの部屋
ヴィーネ「……持ち帰ってきてしまった」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「ほら!どうせ捨てるんだったら!」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「……ふぅ、どうしましょう」
ヴィーネ「やっぱり、素材の味を楽しむなら卵かけご飯かしら……?」
ヴィーネ「いえ、そのまま飲む……ううん、それじゃもったいない……!」
ヴィーネ「……ゆで卵、それもありね……温泉卵も捨てがたいわ……!」
ヴィーネ「シンプルに目玉焼きとか……玉子焼きを作るには足りないかしら……?」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「あー!!!!!」
ヴィーネ「全部!!!持ってくれば!!!!良かった!!!!!!!」
翌朝 ガヴの部屋
ヴィーネ(結局、生卵をよーく味わって食べるという結論に至り、とても満足いく結果となりました)
ヴィーネ(幸いガヴは卵が減っていた事にも気づいていないようです)
ヴィーネ(今日のミッションは、産地直送ガヴリール産の産みたて卵をゲットすること)
ヴィーネ(ガヴは先ほど、トイレに入りました)
ガヴリール「あー、やっちまったわ」
ヴィーネ「どうしたの?」
ガヴリール「いや、いつもトイレで産卵してるんだけどさ、たまにやるんだよ」
ヴィーネ「やるって、なにを」
ガヴリール「便器に落として割っちゃうの……どーせ捨てるんだけどさ、なんか悪い気がしてな」
ヴィーネ「」
ヴィーネ「へー、そうなんだー、あ、そうだー、もう1個くらい出ないのかしらー?」
ガヴリール「なんか怖えーよ、出ねーよそんなに」
ヴィーネ「」
ヴィーネ「!」
ヴィーネ(そうだ忘れてた!もうひとつミッションがあったんだわ!)
ヴィーネ(冷蔵庫の卵を回収するために、大きめの卵を買って持ってきたんだった!)
ヴィーネ(この卵とガヴの卵を交換すれば気づかれずに……)
冷蔵庫「空だぞ」
ヴィーネ「」
学校 昼休み
ヴィーネ「」
サターニャ「ね、ねぇラフィエル!今日はお弁当に玉子焼き、入ってないのかしら!」
ラフィエル「ありますよ~?」
サターニャ「そ、そうなのね!あー、今日も食べてあげてもいいかしらねー!」
ラフィエル「サターニャさーん?ちゃーんと、どうしたいか言ってくださいね~?」
サターニャ「た、食べたい……」
ラフィエル「聞こえませんね~?」
サターニャ「ら、ラフィエルが産んだ卵、食べさせて……?」
ラフィエル「はい、あーん」
サターニャ「あ、あーん!」パクー
ラフィエル「どうですか⁉」ハァハァ
サターニャ「おいしい!」
ラフィエル「うふふ~♪」
ヴィーネ「」
放課後 ガヴの部屋
ガヴリール「なんだ急に、泊まりたいとか」
ヴィーネ「お世話してあげるから、ね?いいでしょ?」
ガヴリール「そりゃ助かるけどさ……?」
ヴィーネ(明日の朝は必ずダイレクトキャッチしてやるんだから……!)
翌朝 4:30
ヴィーネ「……朝ね」
ガヴリール「zzz」
ガヴリール「おはよーヴィーネ、早いね」
ヴィーネ「そう?いつも通りよ?」
ガヴリール「……ん、卵産んでくる」
ヴィーネ「あ、それなら準備できてるから、今いくね」
ガヴリール「はーい」
ガヴリール「……はい?」
ヴィーネ「やっぱりトイレのほうがいい?ほら、また落としちゃうと困るし、ガヴさえよければこっちで」
ガヴリール「待て」
ヴィーネ「うん?どうしたのガヴ」
ガヴリール「なんでお前が手伝うことになってる?」
ヴィーネ「えぇー?魔界じゃ当たり前だヨー?」
ガヴリール「天使の産卵を知らなかったやつが何か言ってるぞ」
ヴィーネ「ほら!学校遅れるわよ!早く出しちゃいなさい!」
ガヴリール「怖い」
ガヴリール「……うっ、ちょ、そろそろヤバいから、な?何か知らんが、私だけで大丈夫だから」
ヴィーネ「うん、私も大丈夫だから、ガヴのなら大丈夫だから」
ガヴリール(目がやべぇ)
ガヴリール「……あーもう、分かったよ!ヴィーネだからギリギリセーフな!」
ヴィーネ「もうガヴったら~♪」
ガヴリール「……トイレだと狭いから、こっちで」
ヴィーネ「はいはい、バスタオル敷くねー」
ガヴリール(なんだこの状況)
ガヴリール「んっ……見られてると緊張するな」
ヴィーネ「ガヴ、がんばって!はい、ひっひっふー!」
ガヴリール「そういうのいいから!」
ガヴリール「あぅ、出るよ……」
ヴィーネ「……!」
ガヴリール「んん……んっ」
ヴィーネ「あっ……拡がってきた……!」
ガヴリール「言う……なぁ……!」
ヴィーネ「あっ、あっ、あぁ、出る、出るわよ!」
ガヴリール「あぁ!」ニュルン
ヴィーネ「はぁ、はぁ……出ちゃったね♥」
ガヴリール「お、おう」
ヴィーネ「あぁ、綺麗な卵……あったかぁい……いい匂ぉい♥」
ガヴリール「なぁヴィーネ」
ヴィーネ「ちょっと湿ってて、うふふ、ぬるぬるしてる♪かわいい~」
ガヴリール「おい、その手を舐めるな、おい」
ヴィーネ「さて、これは大事にしまって……ほらガヴ!早く片付けないとホントに遅刻よ!」
ガヴリール「なんなんだよ、もう!」
その日の夜 ヴィーネの部屋
ヴィーネ「……うふふ」
ヴィーネ「ガヴの産みたてほやほや卵」
ヴィーネ「ぺろっ……ふふ、おいしい♪」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「……もったいない」
ヴィーネ「食べるのもったいない!!!!!!」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「……この卵、孵るのかしら……?」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「……私がママよぉ♥」
数日後 学校
サターニャ「ガヴリール!今日も勝負よ!」
ガヴリール「サターニャ、最近さらにうるさくなったな」
サターニャ「ふっふっふー、そりゃ毎朝ラフィエルの産みたて卵食べてるもの!元気が有り余ってるわ!だから勝負なさい!だれがうるさいのよ!」
ガヴリール「マジか」
ラフィエル「サターニャさんのサポート、とっても上手なんですよぉ♥」
ガヴリール「いや知らねーよ……」
ラフィエル「ところで、ヴィーネさんは今日もお休みでしょうか?」
サターニャ「そういえば手のかかるペットを飼い始めたとか言ってたわね?そのせいかしら」
ガヴリール「……」
ガヴリール「はは……まさか、な」
おわり
61 : 以下、\... - 2017/03/24 23:14:48.046 40bvlYxKd.net 28/59決して孵ることのない腐った卵を暖め続けるヴィーネ
63 : 以下、\... - 2017/03/24 23:23:47.953 lXwBZMie0.net 29/59>>61
一気にこええよw
乙でした
ルートA
ヴィーネ「ほらガヴー?あなたの子供よー?」
ガヴリール「ヴィーネ、いっしょに育てよう」
ルートB
ヴィーネ「あなたの子供よー?」
ガヴリール「わ、私は知らないぞこんなやつ!」
ルートC
ヴィーネ「あなたの子供よー?」
ガヴリール「え、ヴィーネ、これ腐った卵じゃ……」
ルートD
ヴィーネ「なんで……なんで産まれてくれないの……?なんでよ⁉」
ガヴリール「落ち着けヴィーネ!」
はい
82 : 以下、\... - 2017/03/25 02:16:54.996 A6uL/w6X0.net 31/59ほしゅ
83 : 以下、\... - 2017/03/25 02:21:05.531 uxTvPyCyd.net 32/59>>82
俺>>1だけど保守はありがたいんだけど、もう終わってるからね
続かないからね
84 : 以下、\... - 2017/03/25 02:23:00.737 /YiQPr0ia.net 33/59どれ書いてほしいかというアンケートかと思ったじゃないか!
85 : 以下、\... - 2017/03/25 02:24:08.380 BnJ4tKoo0.net 34/59マジかよ
ずっと待ってたんだが
86 : 以下、\... - 2017/03/25 02:26:26.198 uxTvPyCyd.net 35/59マジかよ
俺はもう産卵書いて満足しちゃってたわゴメン
産卵っていいよね
ヴィーネの部屋前
ガヴリール「……まさかとは思うがヴィーネのやつ、私の卵を育ててたりしないよな……?」
ガヴリール「……」
ガヴリール「ええい神よ!」ピンポーン
ガヴリール「……あれ?」ピンポーン
ガヴリール「ヴィーネー!私だけどー?」ピンポーン
ドア「ガチャ」
ヴィーネ「ガヴ!来てくれたんだ!」
ガヴリール(良かった、元気そうだ)
ガヴリール「ああ、ずっと休んでるから心配したぞ……入って大丈夫か?」
ヴィーネ「うん、どうぞ」
ルートA
ヴィーネ「ほらガヴー?あなたの子供よー?」
ガヴJr.「すやすや」
ガヴリール「」
ヴィーネ「うふふ、よく寝てるわ」
ガヴリール「」
ヴィーネ「そうだ、私がママでいいかしら?ガヴはパパっぽいもんね!」
ガヴリール「」
ヴィーネ「あー、でもでも、産んだのはガヴだし、ガヴがママの方が良い?」
ガヴリール「」
ガヴリール「ヴィーネ、この子って」
ヴィーネ「ほら、この前いっしょに産卵したじゃない?色々調べてみてね、孵化させちゃいました!てへっ」
ガヴリール「じゃあ、最近休んでたのは」
ヴィーネ「産まれたばかりのこの子を一人にはできないでしょ?かと言って学校に連れても行けないし……あ、学校を辞めるつもりはないから安心して」
ガヴリール「ヴィーネ!なんで!」
ヴィーネ「!」ビクッ
ガヴJr.「うぅ~」
ヴィーネ「が、ガヴ……?もしかして、怒ってる……?」
ガヴリール「そりゃ、怒るだろ」
ガヴリール「なんで私にすぐ言わなかった?」
ヴィーネ「えっ」
ガヴリール「ヴィーネ1人じゃ子育てとか、大変だろ」
ヴィーネ「う、うん」
ガヴリール「子供のためにも、私達のためにも、ちゃんと相談してくれ」
ヴィーネ「が、ガヴ……!」
ガヴリール「ヴィーネ、いっしょに育てよう」
ヴィーネ「うん……うん!」
ガヴリール「それじゃ、これからもよろしくな?……ヴィーネママ♥」
ヴィーネ「はい……あなた♥」
ガヴJr.「きゃはは♪」
ルートA おわり
ルートB
ヴィーネの部屋
ヴィーネ「ほらガヴー?あなたの子供よー?」
ガヴJr.「すやすや」
ガヴリール「」
ヴィーネ「うふふ、よく寝てるわ」
ガヴリール「……違う」
ヴィーネ「……ガヴ?」
ガヴリール「私の子供じゃ、ないぞ」
ヴィーネ「ちょっとガヴ、なに言ってるの?」
ガヴリール「だってあり得ないだろ、私の卵は無精卵なんだから……!」
ヴィーネ「え、ちょっと、この子は確かにガヴの卵から産まれた子よ⁉」
ガヴリール「わ、私は知らないぞこんなやつ!」
ヴィーネ「なにそれ⁉いろいろ調べて孵化させて、学校休んで育ててたんだから!」
ガヴJr.「うぅ~」
ガヴリール「……チッ」
ヴィーネ「!」
ガヴリール「人の卵勝手に持ってって、しばらく見ないと思ってたら『お前の子供です』だぁ?」
ガヴリール「私はまだ学生だぞ?まだまだ遊びたいんだぞ⁉お前が勝手に孵化させたんだから、お前が勝手に育ててろよ!」
ヴィーネ「な、なによ、ガヴなんか、ガヴなんか……」
ガヴJr.「うっ…うわぁぁぁあん」
ガヴリール「おい、お前のガキがうるせーぞ!黙らせろよ!」
ヴィーネ「……出てって、出てってよ!!!!!」
ガヴリール「二度と来ねーよ!!!!!」
ルートB おわり
ルートC
ヴィーネの部屋
ガヴリール「⁉」
ガヴリール(ひどい臭いだ……!)
ヴィーネ「ほらガヴー?あなたの子供よー?」
ガヴリール「え、ヴィーネ、これ、腐った卵じゃ……」
ヴィーネ「え?ガヴリール?なにをいっているの?」
ガヴリール「いや、ヴィーネ、だってこれ、卵が」
ヴィーネ「あー、ガヴリールがおおきなこえをだすから、このこがおきちゃったじゃない!」
ガヴリール(私の卵は無精卵だ……暖めても孵化することはない……)
ヴィーネ「ほらー、ガヴリールパパがきまちたよー?べろべろばー!」
ガヴリール(まさかヴィーネ、私の子供を死なせてしまったと思いこんで、病んじまったのか……?)
ガヴリール「おいヴィーネ、良く聞け」
ヴィーネ「どうしたの?ガヴリールパパ?」
ガヴリール「私の卵からは、子供は産まれないんだ」
ヴィーネ「?」
ガヴリール「ほら、無精卵ってあるだろ?ニワトリの卵とか、孵化しない卵」
ヴィーネ「??」
ガヴリール「なぁ、分かるだろ?大丈夫なんだよ、ヴィーネ」
ヴィーネ「???」
ガヴリール「お前は私の子供を死なせてなんかいないんだ!」
ヴィーネ「??????」
ガヴリール「なぁヴィーネ、分かってくれよ……元に戻ってくれよぉ……!」
ルートC おわり
ルートD
ヴィーネの部屋
ヴィーネ「どうしたらいいか分からなくて、ガヴに連絡しようと思ってたところだったの!」
ガヴリール「え?なんの話だよ」
ヴィーネ「ほら、この前ガヴが産んだ卵あるじゃない?あれをね、孵化させてみようと思ったのよ」
ガヴリール「お前、勝手にそんなことして……で?まさか産まれたとか言わないよな?」
ヴィーネ「そう、どうやっても孵化しないのよね……」
ガヴリール「はは、そりゃそうだろ、だって無精」
ヴィーネ「どうやってもどうやってもどうやっても孵化しないのよ!!!!!!!」
ガヴリール「⁉」ビクッ
ヴィーネ「試せることは全部試したわ……天使だけじゃない、あらゆる動物の卵について調べた……」
ヴィーネ「でもダメなの、産まれないの!!!!!」
ヴィーネ「なんでなの?私はこんなにガヴの卵を愛しているのに!!!!!!」
ヴィーネ「なんで……なんで産まれてくれないの……?なんでよ⁉」
ガヴリール「落ち着けヴィーネ!」
ガヴリール「そもそも私の卵はだな、無」
ヴィーネ「ねぇ、もしかして、ガヴのせいなんじゃないの?」
ガヴリール「……え、なんで?」
ヴィーネ「ほら体調が悪いと悪い卵しか産まれないとか、あるでしょ?だってガヴはネトゲで夜更かしばっかりしてるから、ねぇ、そうでしょ?」
ガヴリール「いや、それ今は関係ないと」
ヴィーネ「私が規則正しい生活に戻してあげるから、そしたら、ちゃんとした卵を産めるようになるからね?私ガヴの体調を管理してあげるから、ね?」
ヴィーネ「ちゃんとした卵が産めるようになるまで、いつまでも、いつまでも、いつまでも……」
ガヴリール「」
ルートD おわり
朝 サターニャの部屋
ラフィエル「サターニャさん……サターニャさん起きてください!」
サターニャ「う~ん……ラフィエル?おはよぉ」
ラフィエル「おはようございますっ♪起きて早々ですが……」
サターニャ「!」
サターニャ「産まれるのね!」ピョンッ
ラフィエル「はい/////」ドキドキ
サターニャ「すぐ準備するわね!我慢できる?」
ラフィエル「はい、待ってますっ」
サターニャ「バスタオル敷いて、お湯と、ローションと……よし、ラフィエルー!準備できたわー!」
ラフィエル「さ、サターニャさぁん♥」ハァハァ
サターニャ「ラフィエル⁉大丈夫?顔真っ赤よ?」オロオロ
ラフィエル「うふふ……毎朝の事なのに、慣れませんね/////」
サターニャ「もう、あんたがそんなじゃ、私まで恥ずかしくなっちゃうじゃない/////」
ラフィエル「それじゃ、よろしくお願いしますね?」ドキドキ
サターニャ「任せなさい!」ドキドキ
サターニャ「パンツは脱いだ?」
ラフィエル「はい、ここに」ハァハァ
サターニャ「ちょっと、なんでもう湿ってるのよ⁉」
ラフィエル「だって、仕方ないじゃないですか……サターニャさんの手つきを想像したら、それだけで……」ジュン
サターニャ「/////」
ラフィエル「/////」
サターニャ「こ、これはローションいらないかしらねー!」ドギマギ
ラフィエル「そ、そうですねー!」ドギマギ
サターニャ「そこに座って、脚を開いて」
ラフィエル「はい」パカー
サターニャ「……ラフィエルの脚って綺麗よね」
ラフィエル「え、あ、ありがとうございます」ジュン
サターニャ「それじゃ、お腹触るわよ?」
ラフィエル「お、お願いします!」
サターニャ「……ん、硬いのあるわね」ペタペタ
ラフィエル「んっ、んぅ……あぅ」ピクッ
サターニャ「あっ、ごめん!痛かった?」
ラフィエル「えへへ、大丈夫ですよぉ?サターニャさんの手、気持ちいいです♥」ハァハァ
サターニャ「出るところ、ちゃんとほぐさないとね」ヌルヌル
ラフィエル「んっ、あぅ、んーっ、いい、いいですよ、サターニャさぁん♥」ハァハァ
サターニャ「拡げるわよ?」クチュクチュ
ラフィエル「あっ、あん、待っ、待って、もう少し、触っててくだ、さい、あっ」ビクンビクン
サターニャ「し、仕方ないわねー!ほら!」クチュクチュクチュクチュ
ラフィエル「あっ!あっあっあっ!あぅ……んっ、ん″ん″っ!!!!」ビクンビクンビクン
サターニャ「あっ!……バスタオルの意味ないじゃない/////」
ラフィエル「はぁ、はぁ、ご、ごめんなさーい/////」ビクビクビク
ラフィエル「あっ、来ます、卵!」ピクッ
サターニャ「了解よ!私が拡げててあげるから、あんたは頑張って出しなさいよ!」グニー
ラフィエル「あぅ、はいぃ、がんばりましゅぅ……」ビクビクビク
ラフィエル「あっ、出っ、んっ、さ、サターニャさぁん!」ビクン
サターニャ「なに⁉どうしたの⁉」
ラフィエル「だっ、抱きついても、いいですかぁ?」ビクンビクン
サターニャ「もう好きにしなさい!ほら!ひっひっふー、よ!」
ラフィエル「ひっ、ひっ……あ、あっ、あ″ぁ!!!!!!」ニュルン
サターニャ「産まれたー!」
ラフィエル「」ビクンビクンビクンビクン
ラフィエル「今日は目玉焼きにしましたよ~♪」
サターニャ「シンプルなのが一番素材の味を楽しめるのよね!」
ラフィエル「もう、サターニャさんたら味音痴のクセに~」
サターニャ「あー!言ったわね~?」
ラフィエル「醤油ですか?ソースにしますか?」
サターニャ「私は味音痴だしー?何をかけても同じなんじゃないですかー?」
ラフィエル「サターニャさーん、機嫌直してくださいよ~」
サターニャ「ふっふっふー、こんな事で怒るワケないでしょ?」
ラフィエル「知ってますよ~♪」
サターニャ「こいつ~♥」
HAPPY END
133 : 以下、\... - 2017/03/25 04:40:22.334 uxTvPyCyd.net 53/59そうだ俺は産卵が書きたくてスレを立てたんだった
ガヴやヴィーネが病むところなんて書くつもりじゃなかったんだ
そして2時くらいに寝ようと思ってたんだ
おやすみ
138 : 以下、\... - 2017/03/25 05:06:46.872 uxTvPyCyd.net 54/59イメージできない人はモンスター娘のいる日常のアニメ6話パピの産卵を参考にするといいぞ!
エロ漫画なら丸居まる『にょらん』シリーズがオススメだ!
学校
タプリス「あっ!月乃瀬先輩!」
ヴィーネ「タプちゃんじゃない!こっちに来てたんだ」
タプリス「はい!天真先輩に用がありまして」
ヴィーネ「!」
ヴィーネ(タプちゃんも天使……つまり)
タプリス(なんでしょう、月乃瀬先輩が凄く見てきます……!)
ヴィーネ「た、タプちゃんは、産んだ卵ってどうしてるの?」
タプリス「卵ですか?私はまだ産卵期が来てないので……」
ヴィーネ「産卵期⁉」
タプリス「?」
タプリス「あ、でも、そろそろ来るはずですよ!そんなに子供じゃありません!」
ヴィーネ(なるほど、そういう)
タプリス「……月乃瀬先輩」
ヴィーネ「タプちゃん?どうしたの?うずくまって」
タプリス「噂をすれば、来たみたいです、産卵期」
ヴィーネ「えぇ⁉」
タプリス「ど、どうしましょう……?私、初めてなので、どうしたらいいか分からなくて……!」
ヴィーネ「わ、私だってガヴの産卵を毎朝見てるだけだし……!」
サターニャ「~♪」
ヴィーネ「あれだ!」
サターニャ「産卵のサポートぉ?タプリスのを?私がぁ?」
ヴィーネ「お願いサターニャ!ガヴもラフィもすぐに来れそうにないの!」
タプリス「……うぁ、お腹が……!」
サターニャ「しょーがないわね、タプリス!いいのね?」
タプリス「ぐぬぬ……仕方ありません、胡桃沢先輩お願いします……!」
サターニャ「はいはい、そこのトイレでやるわよ!ヴィネットは人が入らないように見てなさい!」
ヴィーネ「わ、わかった!」
トイレ前
ヴィーネ「……」
<ア! クルミザワセンパイ、ドコサワッテ…!
ヴィーネ「……」
<オトナシクシナサイ! タプリス!
ヴィーネ「……」
<ア! アッ、アッ! アン! ダメデス! センパイ! アァ!
ヴィーネ「……」
<アァァアァァァアア!!!!?!!??
ヴィーネ「……」
サターニャ「産まれたわ!」
タプリス「//////」
ヴィーネ「あ、はい」
おわり