ガヴ「え?何急に……」
ヴィーネ「答えて?」
ガヴ「えぇ……う~ん、別におかしくは、ないんじゃない?」
ヴィーネ「そうよね!あーよかった」
元スレ
ヴィーネ「ねぇガヴ、好きな人とえっちしたいっておかしくないよね?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1493382815/
ガヴ「何?好きな人でも出来たの?」
ヴィーネ「出来たっていうか……ずっと前から好きだったんだけど」テレテレ
ガヴ「ふーん……へ~……クラスのやつ?」
ヴィーネ「うん///」
ガヴ「ヴィーネが私たち以外と話してるところあんまりみたことないんだけど……でもないか?」
ヴィーネ「ふぅ~よかった……こんな気持ち初めてだから変なのかな~って不安だったの」
ガヴ「まぁ……うん……多分変じゃないよ」
ヴィーネ「はっ!」ピコーン
ガヴ「何?」
ヴィーネ「ガヴは変じゃないことを知っている!」
ガヴ「え?うん……え?」
ヴィーネ「つまりガヴも好きな人がいるのね!?」
ガヴ「えぇ……そうくるかぁ……」
ヴィーネ「だれだれ!?」
ガヴ「いやいや!いない……よ?」
ヴィーネ「じゃあなんで知ってるのよ~!」
ガヴ「あー……うん、天使学校時代にそういう気持ちになったことがあるだけ」
ヴィーネ「その時の相手は誰!?」
ガヴ「ヴィーネが知らない人!ちなみに今はそんなこと思ってません」
ヴィーネ「名前おしえて?写真とかないの?住所は?」
ガヴ「食いつくなぁ……」
ヴィーネ「じゃあラフィに聞いてこよっと!」
ガヴ「まてまてまて!もー!」
ヴィーネ「教える気になった?」
ガヴ「あーもー……嘘だよ……」
ヴィーネ「うん?どこから嘘?……やっぱり今好きな人いるの!?」
ガヴ「っていうか私のことはどうでもいいでしょ!」
ヴィーネ「よくない~気になる~」
ガヴ「今はヴィーネの話でしょ!で?誰?好きな奴って」
ヴィーネ「ガヴが教えてくれたら教える」
ガヴ「んじゃいいや……付き合えたら教えてね」
ヴィーネ「むぅ……」
ガヴ「……いつ告白するの?」
ヴィーネ「えっ!?こっ告白!?」
ガヴ「しないの?」
ヴィーネ「え!?う……う~ん……」
ガヴ「何?ふられるの怖いとか?」
ヴィーネ「怖い……かも」
ガヴ「……ヴィーネなら大丈夫だよ」
ヴィーネ「そ、そう!?絶対!?」
ガヴ「いや絶対とは限らんけどさ」
ヴィーネ「絶対じゃなきゃいや~」
ガヴ「そんなのさすがにわからないし……」
ヴィーネ「絶対大丈夫って言って!」
ガヴ「……言いたくない」
ヴィーネ「え~……なんで~」
ガヴ「なんでも!」
ヴィーネ「……ガヴはしないの?……その……告白」
ガヴ「私は別に……いないし」
ヴィーネ「ほんとにいないの?」
ガヴ「……いるけど……」
ヴィーネ「ほら!やっぱり!ガヴのことはなんでも知ってるんだから!」
ガヴ「なんでもは知らないでしょ……」
ガヴ「……ヴィーネは……」
ヴィーネ「ん?」
ガヴ「ヴィーネは女の子が女の子を好きになるっておかしいと思う?」
ヴィーネ「思いません!」ガタッ
ガヴ「うわびっくりした……急に大声出さないでよ」
ヴィーネ「そういうの気にするのってもう古いのよ?」
ガヴ「まぁ……それでもねぇ?」
ヴィーネ「だって好きなものは好きなんだからしょうがないじゃん」
ガヴ「うん……仕方ない」
ヴィーネ「ガヴ」
ガヴ「ん?」
ヴィーネ「私は言えるよ?」
ガヴ「ん?何を?」
ヴィーネ「ガヴは絶対大丈夫って」
ガヴ「は?」
ヴィーネ「だから頑張って!」
ガヴ「私は別にいいんだってば」
ヴィーネ「え~……」
ガヴ「私は今のままでいいし……」
ヴィーネ「でも……したくないの?」
ガヴ「え?なに……?」
ヴィーネ「えっち」
ガヴ「えぇ……」
ヴィーネ「キスしたり……抱き合ったり……したくないの?」
ガヴ「……そんなこと言われてもなぁ」
ヴィーネ「私はしたいです」
ガヴ「……じゃあ頑張って告白しなさい……」
ヴィーネ「……うん……じゃあさ!こうしましょ!」
ガヴ「ん?」
ヴィーネ「私もするからガヴもするの!」
ガヴ「嫌」
ヴィーネ「え~なんで~?」
ガヴ「ねぇヴィーネ」
ヴィーネ「ん?なぁに?」
ガヴ「私はヴィーネが幸せならそれでいいんだよ」
ヴィーネ「……えっと?」
ガヴ「だからヴィーネが好きなものを好きって言えばいい」
ヴィーネ「……ガヴ……でも」
ガヴ「私のことはどうでもいいんだよ」
ヴィーネ「……よくないよ」
ガヴ「邪魔する奴は私がぶっとばしてやるからさ」
ヴィーネ「じゃあガヴの邪魔する奴は私がぶっとばすね!」
ガヴ「なんでそうなるんだよ……お前……」
ヴィーネ「これでも悪魔だから!」
ガヴ「はぁ……あーもーわかったわかった」
ヴィーネ「わかってくれて嬉しい」
ガヴ「ほんとにぶっとばしてくれるんだな?」
ヴィーネ「うん」
ガヴ「間髪いれずに?」
ヴィーネ「もちろん!」
ガヴ「微塵の躊躇いもなく?」
ヴィーネ「ガヴのためなら」
ガヴ「塵も残さず?」
ヴィーネ「そこまで!?」
ガヴ「それくらいしてくれないと困る」
ヴィーネ「わ……わかったわ!」
ガヴ「神に誓う?」
ヴィーネ「神に誓って!ってなんでよ!魔神様に誓うわ!」
ガヴ「じゃあ言おうか」
ヴィーネ「わーい♪」
ヴィーネ「私、ガヴが好き」
ガヴ「ヴィーネがすっ――!?なんで先に言うの!?」
ヴィーネ「え?だって私がするからって」
ガヴ「え!?って……え?」
ヴィーネ「えへへ♡」
ガヴ「は?クラスの……は?」
ヴィーネ「ガヴ?」
ガヴ「ふぁい!?え?ヴィーネどういうこと?」
ヴィーネ「ガヴの番」
ガヴ「え?あ……うん?」
ヴィーネ「……」
ガヴ「えっとヴィーネのこと……」
ヴィーネ「……うん」
ガヴ「……」
ヴィーネ「……」
ガヴ「……もういいよね?」
ヴィーネ「だめ!も~いくじなし!」
ガヴ「う~……///」
ヴィーネ「も~!ほら!だっこしてあげるから!」
ガヴ「う~……むぎゅ」ポフッ
ヴィーネ「よしよし……ほら?ちゃんと言って?」ギュゥ
ガヴ「……ヴィーネがすきでう……」
ヴィーネ「ふへへ♡」
ガヴ「~~///にやにやしすぎ!」
ヴィーネ「ガヴもじゃん」
ガヴ「う~///」ギュゥ
ヴィーネ「ガヴ?」
ガヴ「今好きとかいったらダメ」
ヴィーネ「え~なんで~?」
ガヴ「だめ」
ヴィーネ「……どうしても?」
ガヴ「……」
ヴィーネ「ガヴリール?」
ガヴ「好き」
ヴィーネ「っ///ずるくない?///」
ガヴ「私は神に許されてるから」
ヴィーネ「ずるい……」
ヴィーネ「それにしてもガヴちゃんはいい匂いね~♪」クンカクンカ
ガヴ「……///」
ヴィーネ「ふふ~♡」ギュゥ
ガヴ「んぎゅっ!?そろそろ爆発しろって言われるから離して」
ヴィーネ「え~……」
ガヴ「いつでもできるじゃん……ね?」
ヴィーネ「むぅ……」
ガヴ「はぁ……っていうか知っててやってたの?」
ヴィーネ「半分くらい……ガヴは?」
ガヴ「今日50%から0%になったかと」
ヴィーネ「あれだけ毎日アピールしてたのに……」
ガヴ「逆アピされてるのかと……」
ヴィーネ「私だってガヴが絶対って言わないからちょっと怖かったんだから」
ガヴ「あー……」
ヴィーネ「ね?もう絶対?」
ガヴ「うん……」
ヴィーネ「ほんとに絶対大丈夫?」
ガヴ「わかんないけど……」
ヴィーネ「え~」
ガヴ「けど絶対になるように頑張る」
ヴィーネ「ほんと?」
ガヴ「うん」
ヴィーネ「じゃあ……言うね?」
ガヴ「ん?なに?まだあんの?」
ヴィーネ「だってまだスタートでしょ?」
ガヴ「そっか……ん、何?頑張る」
ヴィーネ「えっと……今夜……うちに来ない……?」
ガヴ「……絶対行く」
end
おまけ
サターニャ「あーすっごいイライラした」
ラフィ「これはこれで面白っ!でしたけど~」
サターニャ「あんたねぇ……っていうか私たちの存在無視されてない?」
ラフィ「恋は盲目といいますしね?いや~眼福でした」
サターニャ「はぁ……しかし噛み合わない両思いって鬱陶しいのね」
ラフィ「あら、サターニャさんがそれ言っちゃいます?」
サターニャ「は?なんで?だめ?」
ラフィ「うふふ~」
サターニャ「なによ?言いたいことあるなら言いなさいよ」
ラフィ「サターニャさんは好きな人とえっちしたいって思いませんか?」
サターニャ「は?え?……あっ?///」
ラフィ「……どうですか?」
サターニャ「……思う……わよ」