サターニャ家
サターニャ「今日も奴らにやられたわ...あの天使共、本当腹立つ!!」
サターニャ「はあ、大悪魔への道のりは果てしないわね」ピッ
魔界通信『...そう、ここでじっと目を見つめるのが大事だ』
サターニャ「?」
元スレ
サターニャ「壁ドン?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1488801358/
魔界通信『片方の手は壁にそえたまま!あとは甘い言葉の一つも囁いてやれば、もはや相手はアナタの配下同然!』
サターニャ「!」
魔界通信『悪魔的壁ドン!思い通りにならなかったあの子も、これでイチコロだ!人気の無い場所でやると尚良し』
サターニャ「ふ~ん、使えるかもしれないわね。くっくっく」
サターニャ「っと、トイレトイレ...」スッ バタンッ
魔界通信『おっと、勿論冒頭で紹介したデビルズチャームをお買い求めの上、ポケットに忍ばせるのを忘れずにな!』
魔界通信『あと知らない相手にいきなりとかだと通報されるので、まずはある程度のとこまで好感度を高めた上で......』
学校
サターニャ「ガヴリール!ちょっといいかしら?」
ガヴリール「はぁ…何だよ」
サターニャ「ちょっとそこに立ってもらえる?」
ガヴリール「は?なんで」
サターニャ「いいから!」
ガヴリール「はいはい」
サターニャ「…ふっ、ガヴリール敗れたり!」
ドンッ
ガヴリール「…」
サターニャ「…」
サターニャ(あれ、こ、これってなんか意外と恥ずいわね…てか、近いし)
サターニャ(ここからどうするんだっけ、えーとえーと、あ、甘い言葉甘い言葉…)
ガヴリール「…おい、何のまね
サターニャ「クリームメロンパン」
ガヴリール「…」
サターニャ「…」
ガヴリール「だからどうした!」ゴンッ(頭突き)
サターニャ「うべっ!」
ガヴリール「アホか」スタスタ
サターニャ「…」ピクピク
放課後
サターニャ(何がまずかったのか…)
サターニャ(メロンパン?う~ん、甘い物代表って感じじゃないかも。一般的にはどういったものがポピュラーなのかしら)
サターニャ(「甘い言葉」で検索検索っと…)
サターニャ(…)
サターニャ(………)
サターニャ(………………)
サターニャ「思ってたのと違う!」
委員長「ひっ!?」ビクッ
サターニャ「ふ~む、なんでこういうのが甘い言葉になるのか訳分かんないわ」
ガラッ
ラフィエル「サターニャさ~ん、よろしければご一緒しませんか?」
サターニャ(!来たわね、くっくっく)
サターニャ「え~いいわよ、一緒に帰りましょうラフィエル」
ラフィエル「はい」ニコニコ
サターニャ(その余裕も今日までよ!)
ラフィエル「そしたらその人が突然ものすごい勢いで謝ってきて…」
サターニャ「いやそりゃそうでしょうよ、一般人にトラウマ植え付けてんじゃないわよ」
サターニャ(よし、ここら辺なら大丈夫そうね。そういえば言ってたもの)
サターニャ(人気の無い場所だと尚良し…と)
サターニャ「ラフィエル」
ラフィエル「はい?」
ドンッ
サターニャ「…」
ラフィエル「???」
サターニャ(相手の目をじっと見つめつつ)ジーッ
ラフィエル「あ、あの~…さ、サターニャさん?///」
サターニャ「やっと二人っきりになれたね(低音)」
ラフィエル「!///」ドキッ
サターニャ「ふふ、照れてる顔も可愛い(低音)」
ラフィエル「あ、ああ、あの、あの…///」プシュー
サターニャ(き、効いてる…勝てる!←?)
サターニャ「愛してる(低音)」
ラフィエル「~~~!///」クラッ バターン
サターニャ「って、ちょ!ラフィエル!?ラフィエル~!!」
それからしばらくの間、何故か今までにない勢いでラフィエルに弄ら…導かれる事となったサターニャであった。
一方その頃
ヴィーネ「ガヴ、こっち来て」
ガヴリール「何?」
ヴィーネ「えいっ///」
ドンッ
終