1 : 以下、名... - 2017/02/05 22:47:21.91 fpwLuijB0 1/1000


最囚学園、図書室……

最原「天海君、この推理小説すごく面白かったよ!」

天海「そうっすか!そう言ってもらえるとおすすめした甲斐がありましたね」

最原「僕の好みのど真ん中だったよ。凄い推察能力だね」

天海「いやいや、ただのまぐれっすよ」

最原「もしかしたら天海君の忘れてる才能って、超高校級の図書委員だったりして!」

天海「あはは、なるほど!それなら俺がこんなに図書室好きなのも納得っすね!」

最原(……天海君、楽しそうだな。最初の頃は何か隠してそうな雰囲気があったけど、僕の気のせいだったみたいだ)

最原(コロシアイ学園生活なんて言われた時は驚いたけど、あれから大分経つって言うのに誰も死んだりなんかしていない。みんな仲良く過ごしてるだけだ)

最原(きっとみんなもコロシアイなんて嫌なんだろうな………モノクマももう何も言ってこないし、このまま何事も無く過ごして行くのが一番かもな……)


元スレ
最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「そうっす」 ダンガンロンパV3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486302441/

2 : 以下、名... - 2017/02/05 22:47:43.49 fpwLuijB0 2/1000

天海「……最原君、ちょっと良いっすか?」

最原「え……?な、なにかな?」

天海「実は、君に話したいことがあるっす」

最原「僕に……?一体何なの?」

天海「……俺、自分の才能を思い出したんすよ」

最原「!?」

最原「才能を思い出した!?それは良かったじゃないか!一人だけ才能が分からなくて不安がってたもんね?」

天海「ええ、それはそうなんすけど……」

最原「それで?天海君の超高校級の才能ってなんなの?」

天海「………っす」

最原「え?なに?良く聞こえなかったからもう一度……」

天海「……『超高校級のラッキースケベ』っす」

最原「」

3 : 以下、名... - 2017/02/05 22:48:18.56 fpwLuijB0 3/1000

最原「ちょ、超高校級のラッキースケベ……?」

天海「……信じられないっすよね、こんな才能……」

最原(ま、まずい!天海君が傷ついている!何とかしてフォローしないと!)

最原「そ、そんなこと無いよ!ちょっと驚いただけで、天海君を疑ってる訳じゃ無いさ!」

天海「……ホントっすか?」

最原「もちろんだよ!ほら、『超高校級の幸運』って才能もある訳だし、その亜種だと思えば納得できるさ!」

天海「……ありがとう最原君、こんな突拍子もない話を信じてくれて……」

最原(ふぅ……何とかフォローには成功したみたいだな……)

4 : 以下、名... - 2017/02/05 22:48:59.11 fpwLuijB0 4/1000

最原「それで、その才能って何ができるの?」

天海「それは……そっすね、その前に最原君に話しとかなきゃならない事があるっす」

最原「???」

天海「俺の才能……超高校級のラッキースケベは、俺自身には効果を発揮しないんすよ」

最原「え?そうなの?」

天海「ええ、この才能は俺が指定した男性に効果を発揮して、その男性の一日をラッキースケベまみれにする才能なんす」

最原(……カオスな才能だなぁ)

天海「俺はこの指定した男性のフォローに回って、その人が女性から嫌われなくするための行動をするっす。そのフォロー力が高い事から、この呼び名がつけられたんだと思うんすよね」

最原「な、なるほど……」

天海「それで物は相談なんすけど……最原君、ちょっと俺の才能の実験台になってくれないっすかね?」

最原「えっ!?」

天海「お願いしますよ、最原君以外にこんな事頼める人、俺には居ないんすから……」

最原「え、え~~っ……」

5 : 以下、名... - 2017/02/05 22:49:47.29 fpwLuijB0 5/1000

最原(……まぁ、良いか。ここで断ったら天海君が可哀そうだし、そもそも超高校級のラッキースケベなんてある訳が無いもんね)

最原「うん、良いよ。僕で良ければ付き合うよ」

天海「ありがとう最原君!これで俺も自分の才能に自信を持てるかもしれないっす!」

最原「ははは……ところで、その才能ってどうすれば発動するの?」

天海「ああ、その事なら……ちょっと手を貸してください」ギュッ!

最原「う、うん……」ギュッ!

天海「………」

最原(……気まずいなぁ)

天海(すいません、もう少々待ってもらえますか?)

最原(こいつ、直接脳内に……!?)

6 : 以下、名... - 2017/02/05 22:50:51.23 fpwLuijB0 6/1000

天海「……よし!出来たっす!これで最原君は今日一日ラッキースケベまみれになるっすよ!」

最原「……協力するって言っておいてなんだけど、本当にそうなるの?僕、特に変わった事は無いけど……?」

天海「ラッキースケベはやって来るものっす!座して待つんすよ!」

最原「はぁ……」

―――ガチャッ!

赤松「あれ?最原くんと天海くんじゃん!二人で読書?」

最原「あ、赤松さん!」

天海「おや、もしかしてこの間話したあれを?」

赤松「うん!音楽の歴史がぎっしり詰まった本があるんでしょ?読んでみたくなっちゃってさ!」

7 : 以下、名... - 2017/02/05 22:51:53.86 fpwLuijB0 7/1000

最原「赤松さんは本当にピアノと音楽が好きなんだね」

赤松「うん!」

天海「ああ……その本っすけど、ちょっと高い位置にあるんすよね。良ければ俺が取りますけど……」

赤松「大丈夫だよ!私が読む本だから、私が取るって!二人はそこで話してて!」

天海「そうっすか?それじゃ、そこの脚立を使って取って下さいね」

赤松「うん!ありがとう!……よいしょ、よいしょ……」

ガタガタ……ギシッ、ギシッ……

最原「……それでその、天海君、さっきの話の続きだけど……」

天海「そうっすねぇ、でも、赤松さんが居るこの場所ではちょっと話しにくいっすね」

最原「あぁ、確かに………ん?」

ギギ……ギシッ……!

最原(あの脚立……バランスが悪くないか?赤松さん、早く本が取りたくて適当に脚立を置いたのかも……?)

8 : 以下、名... - 2017/02/05 22:52:31.28 fpwLuijB0 8/1000

グラグラ……ギシッ……

最原(今にも倒れそうだ!急いで支えないと赤松さんが危ない!)ダッ!

天海「あっ、最原君!?」

赤松「えーと……これでもない、じゃあこれかな?……違うなぁ……」

最原「赤松さん!」ガシッ!

赤松「きゃっ!?……さ、最原君、どうかしたの?」

最原「この脚立、凄くバランスが悪いんだ!今にも倒れそうだよ!」

赤松「え……?ほ、本当だ!言われてみればグラついてるね」

最原「僕が抑えるから一度降りて来てよ。このままじゃ赤松さんが怪我しちゃう!」

赤松「あ、ありがとう……」

最原(ふぅ……良かった、最悪の事態は防げたみたいだぞ……!)

9 : 以下、名... - 2017/02/05 22:52:58.14 fpwLuijB0 9/1000

赤松「あ、あの……最原、君……?」

最原「ん?どうかしたの、赤松さん?」

赤松「え、えっとね、その……」

最原「???」

赤松「きゃ、脚立を支えてくれてるのはありがたいんだけど……あんまり上を見られると、その、スカートの中が……///」

最原「あ……っ!」

10 : 以下、名... - 2017/02/05 22:53:29.77 fpwLuijB0 10/1000

―――以下、最原の回想

 その時、僕は初めて気が付いた。先ほどまで必死だったせいか視界に入らなかったが、今の赤松さんはスカートを履いていて、僕の頭上に居る。

 つまり、僕は彼女のスカートの中をばっちりと見える状況にある訳で………最低な事とは知りながらも、僕の目線は赤松さんのスカートの中に吸い込まれてしまっていた。

 薄いピンク色の布地は、彼女の大き目なお尻のラインをはっきりと示していた。さほど遠くなく、ちょうど良い高さのお陰でばっちりと見る事の出来る赤松さんの下着は、僕を興奮させるには十分な威力を持っていた。

「ごっ、ごめんっ!」

 でも、相手はあの赤松さんだ。笑顔が素敵で、誰に対しても優しい彼女を傷つける様な真似は良くない。そう考えた僕は急いで視線を横に逸らした。

「い、良いんだよ!私こそ変な事言ってごめんね!」

 被害者だと言うのに赤松さんは真っ赤な顔で僕に謝罪してくれた。若干振り向いた状態で紅潮させた頬のままそう言う彼女には妙なエロスがあり、僕は彼女を直視できなくなってしまう。

「じゃ、じゃあ、降りるね……」

 赤松さんが足を震わせながら脚立から降りて来る。僕はいけない事だと分かりながらもそんな彼女にチラチラと目線をおくってしまっていた。

 ちょっとずつ近づく赤松さんのお尻、薄いピンクの下着もそれに伴ってさらにはっきりとした輪郭を見せて来る。

 見てはいけない、でも、正直に言って見たい………そんな葛藤を抱えていた僕だったが、次の瞬間、そんな葛藤が吹き飛ぶような出来事が起きてしまった。

11 : 以下、名... - 2017/02/05 22:54:07.75 fpwLuijB0 11/1000

「きゃっ!?」

「あっ!」

 震える脚で脚立を降りていた赤松さんが足を滑らせて落下して来たのだ。慌てて僕は彼女を受け止める体勢を取るも、落ちて来る赤松さんを支えきれずに一緒に床に倒れてしまった。

「あ、赤松さん……大丈夫……?」

 なんとか……本当になんとかだが、彼女を受け止める事が出来た。こんな僕でもクッションの代わりにはなるだろう。そう考えて僕の上に居る赤松さんに声をかけた時、僕の右手に柔らかい感触が走った。

「あっ……!」

 同時に聞こえる赤松さんの甘い声。それが喘ぎ声だと理解した瞬間、僕は体中の血液が沸騰した様な感覚に襲われた。

 赤松さんは背中側から落下して来た。僕はそれを抱きしめる様な形で受け止め、そのまま一緒に床に倒れ込んだ。と言う事は……

「んんっ……!」

 右手に覚える柔らかな感触。それが赤松さんの胸の柔らかさだと理解した僕は、すぐさまその手を放した。だが、問題点は他にもあって……

12 : 以下、名... - 2017/02/05 22:54:43.12 fpwLuijB0 12/1000

(う、うわっ……!)

 先ほどまで見ていた赤松さんの大きなお尻、それは、丁度僕の腰の辺りに当たっていた。

 柔らかくて、弾力があって、とても心地よくて……それが、さっきまで僕が見ていたあのピンク色の下着に包まれていると知った僕は体を跳ね起こそうとするも、逆にそれが赤松さんを刺激してしまったみたいだ。

「あんっ……!」

 跳ね上げてしまった腰が赤松さんのお尻を強く圧迫する。先ほどよりも強く感じるその柔らかさと彼女の喘ぎ声を聞いた僕は、とてもいけない気分になってしまい……

「……いや~、危なかったっすね。二人とも」

―――回想終了

13 : 以下、名... - 2017/02/05 22:55:44.48 fpwLuijB0 13/1000

天海「大丈夫っすか?お二人とも、怪我は?」

最原「あ、天海君……」

天海「さ、赤松さん、手を掴んでください」スッ…

赤松「あ、ありがと、天海君……」

天海「……その様子だと赤松さんには怪我は無いみたいっすね。最原君が身を挺して庇ったお陰っすね」

赤松「あ……!」

天海「赤松さんに迫る危機に気が付いて、いざと言う時に守ってあげられるなんて最原君はすごいっすね!俺も見習わないと……」

最原「い、いや、僕はそんなんじゃ……」

赤松「さ、最原君!」

最原「!?」

赤松「ゴメンね!私がちゃんと脚立を立てなかったばっかりに……痛い所無い?怪我は?」

最原「ぼ、僕は大丈夫だから!そんなに慌てないで!」

14 : 以下、名... - 2017/02/05 22:56:15.96 fpwLuijB0 14/1000

赤松「頭は平気!?くらくらしたり、気持ち悪くない?そうだ!私、最原君の部屋まで送ってあげるよ!」

最原「ほ、本当に大丈夫だってば!」

最原(い、今は不味い!立ち上がる訳にはいかないのに!)

天海「……大丈夫っすよ、赤松さん。そう言うのは男の仕事っす」

赤松「で、でも……」

天海「大丈夫、俺が責任もって最原君を送り届けますよ。だから気にしないで下さい」

最原「本当に僕は平気だから、赤松さんも気にしなくて良いよ」

赤松「………」

天海「さぁ、行きましょう最原君……肩を貸すっすよ」マエカガミー…

最原「あ、ありがとう……」マエカガミー…

スタスタスタ……

赤松「……最原君の、アレ……固くなってたよね?わ、私で、その……興奮してくれたのかな……///」

15 : 以下、名... - 2017/02/05 22:57:22.18 fpwLuijB0 15/1000

―――1F 玄関ホール

天海「……納まったっすか?」

最原「……うん、ありがとう、天海君」

天海「気にしないでください。もとはと言えば俺のせいなんすから」

最原「今のがその……超高校級のラッキースケベの能力って事?」

天海「恐らくは……最原君はスケベな事をしようと思ったわけじゃ無いんすよね?」

最原「と、当然でしょ!?」

天海「となると……あれは全部、偶然って事になるっすね」

最原「あれが、偶然……」

最原(……でもそうだ。赤松さんが脚立を適当に置いたのも、スカートの中に意識が行くように声をかけてしまったのも、そして足を踏み外してしまったことも、僕はまるで関与していない……全部、偶然だったんだ……)

天海「その偶然を引き起こすのが俺の才能ってことなんすね。フォローもしっかり入れたから、赤松さんは最原君に悪い感情を抱くことも無かったっすしね」

最原「……確かにすごい才能だ。でも……」

16 : 以下、名... - 2017/02/05 22:58:04.39 fpwLuijB0 16/1000

天海「でも?」

最原「……一回だけだったら本当にただの偶然って可能性もあるよ?本当に、一回限りのラッキースケベって事もあり得るんじゃないかな?」

天海「……言われてみればそうっすね。赤松さんの性格的に俺のフォローも必要無かったように思えますし、俺の才能は関係なかったのかもしれないっすね」

最原「う~ん……でも、天海君の才能が本物なら、今日一日はこんな感じの出来事が続くんだよね?」

天海「ええ、そうなるっすね……」

最原「だったら、その判断は今日が終わってからでも良いんじゃないかな?そこで結論を出そうよ!」

天海「……最原君、ありがとうございます。こんな俺の為に力を貸してくれて……」

最原「気にしないでよ!僕たち友達でしょ?」

天海「最原君……!」

夢野「んあー……なんじゃお主ら、見つめ合ってキモイのぉ……」

最原天海「うわぁっ!?」

17 : 以下、名... - 2017/02/05 22:58:31.97 fpwLuijB0 17/1000

夢野「なんじゃ、こんなに可愛いうちを見て叫ぶだなんて罰当たりな奴らめ。そんなお主らにはうちのとっておきの魔法を喰らわせてやるぞ」

最原「ゆ、夢野さん!?一体何時から……?」

夢野「何時も何もちょうど今校舎内に入って来たばかりじゃ、外でマナの補給をしててだな……ふぁ~……」

最原「ゆ、夢野さん?どうかしたの?」

夢野「んあー……どうやらマナを摂取しすぎた様じゃ、体がだるくて眠くて仕方が無いわい」

天海(外で日向ぼっこしてたら眠くなってしまったって事で良いんすかね?)

最原(う、うん、多分だけど……)

夢野「んあー……もう限界じゃ、うちは寝るぞ」

最原「え、ええっ!?駄目だよ夢野さん、こんなところで寝たら危ないよ!寄宿舎の自分の部屋まで戻ろうよ!」

夢野「無理じゃ、もう一歩も動けん……んあー……」

最原(どうしよう?何が起きるか分からないし、こんな場所で夢野さんを眠らせる訳にはいかないよね……)

夢野「んあー……んあーーー……」ウツラウツラ……

18 : 以下、名... - 2017/02/05 22:59:06.93 fpwLuijB0 18/1000

最原「そうだ!夢野さん、僕がおぶってあげるよ!」

夢野「んあ?」

最原「ここじゃなくて夢野さんが眠っても危なくない場所までおぶってあげるから、僕の背中に乗って!」

夢野「そうか……では、頼むぞい……」ヒョイッ

最原(うわぁ……やっぱり軽いなぁ……)

夢野「最原よ、後は任せた、ぞ………くー……」

天海「……寝ちゃったみたいっすね。それで、どこに連れてくつもりっすか?」

最原「え?寄宿舎で良いんじゃないかな?」

天海「でも、夢野さんの部屋の鍵は閉まってるっすよね?この状態の夢野さんを鍵を開ける為だけに起こすのは忍びない気が……」

最原「あぁ、確かに……でも、僕たちの部屋に寝かせる訳にもいかないよね」

19 : 以下、名... - 2017/02/05 22:59:43.71 fpwLuijB0 19/1000

天海「茶柱さんにバレたらとんでもない事になりそうっすね。きっと……」

茶柱『ね、寝ている夢野さんを部屋に連れ込んで何をするつもりですか!?きっといかがわしい事ですね!これだから男死は!根性を叩きなおしてあげます!きえぇぇぇっ!』バキッ!

天海「……って感じっすかね」

最原「この想像、ばっちり当たりそうで怖いよね」

最原「仕方が無い。少し騒がしいかもしれないけど、食堂に連れて行こう。あそこなら椅子もたくさんあるし、東条さんに頼めば簡易的なベッド位作って貰えるよ」

天海「そっすね。それがベターっすね」

最原「それじゃあ、早速……っっ!?」

20 : 以下、名... - 2017/02/05 23:01:40.40 fpwLuijB0 20/1000

―――以下、最原の回想

 一歩目を踏み出した時、僕は唐突に気が付いた。自分の背中に当たる小さくとも柔らかみのある確かな感触に……!

 眠っている夢野さんが僕に全体重を預けているせいか、その柔らかさは余すことなく僕の背中に伝わってきている。小さく、とても柔らかいとは言えないその感触は、それだからこそ確かに感じられた。

 マニアックかもしれない。だが、考えて見て欲しい。気が付かなかったものに気が付いてしまった時にこそ、それに意識が行ってしまうのではないだろうか?

 僕が歩くたびに静かに形を変える夢野さんの微乳、その変化を背中で感じる僕は息を飲む。

 先ほどの赤松さんとは違う成熟しきっていない女の子の柔らかさを堪能していた僕だったが、また別の所でも夢野さんの素晴らしさを感じる事が出来ていた。

 それは僕の両手……夢野さんの太ももを掴む、僕の手だ。そこに肉は全くついておらず、ほっそりとしている。なのにとても柔らかくて………とても気持ち良い触り心地がした。

 これも良い。これも有りだ………そこまで考えたところで、僕は自分の最低さに気が付いた。

(ぼ、僕はなんてことを考えているんだ!?)

 赤松さんに続いて夢野さんにまでいやらしい事をしてしまった。不可抗力とはいえ、こんなことを考える僕は変態以外の何物でもない。

 もう止めなきゃ、こんなことをしちゃ駄目だ。そう考えれば考える程に、夢野さんのささやかな柔らかさを体が敏感に感じ取り、そして……

「着いたっすよ、最原君」

―――回想終了

21 : 以下、名... - 2017/02/05 23:02:37.08 fpwLuijB0 21/1000

最原「はっ!?」

天海「食堂に着いたっすよ。ドアを開けるんで、中に入って下さい」

最原「あ、ありがとう……」

最原(夢野さんの感触に夢中になってて気が付かなかった……僕は、一体どれだけ集中してたんだ?)

天海「……どうやら、何か楽しんでたみたいっすね?」

最原「!?」

天海「良いんすよ、俺には隠さないで……どうやら、俺の才能はちゃんと仕事をしてるみたいっすね」

最原「う、うん……」

天海「ふふふ……ま、今はその話は置いておいて食堂に入りましょうか。夢野さんを起こさない様に静かにっと……」

最原(……僕は最低だ……一緒に過ごす大切な仲間にこんな事……)

最原(……でも、なんでだろう?僕はなんだか、この状況を楽しんでいる様な……?)

22 : 以下、名... - 2017/02/05 23:03:40.83 fpwLuijB0 22/1000

―――食堂……

最原「……あ、東条さん!ちょっと頼みたい事があるんだけど、良いかな?」

東条「最原君……?なんだか不思議な事をしているわね」

天海「実は……かくかくしかじか……モノクマうぷぷ……ってことがあってっすね」

東条「なるほどね。じゃあ、私が簡易的なベッドを作ってあげましょう。倉庫にはクッションとシーツ代わりになる物もあったでしょうし、それを使えば簡単ね」

最原「ありがとう、東条さん」

東条「気にしないで良いのよ、皆に仕える事が私の喜びなんだから……さて、少しだけ待ってて頂戴ね」

ガチャ……バタン!

最原「良かった。東条さんに任せておけば安心だよ」

天海「そうっすね。……おや?」

獄原「う~……」カチャカチャ…

23 : 以下、名... - 2017/02/05 23:04:14.37 fpwLuijB0 23/1000

最原「ゴン太くん?何やってるの?」

獄原「あ、最原君!ゴン太はね、今、東条さんに教えて貰いながらテーブルマナーの特訓中なんだ!」

最原「テーブルマナー?」

獄原「紳士は食事の時も品を良くしなきゃいけないって教えて貰ったから、そう言う事に詳しそうな東条さんに教えて貰ってたんだよ!」

最原「そっか……じゃあ、僕たちその特訓の邪魔をしちゃったかな……」

東条「気にしなくて良いわよ、最原君。もう仕事は終わったから」

最原「うわ、早いなぁ……」

東条「……でも、そうね。もし私の手を煩わせたことを申し訳なく思うなら、ゴン太君の特訓に付き合って貰えないかしら?」

最原「え?僕は別にいいけど……

24 : 以下、名... - 2017/02/05 23:05:16.42 fpwLuijB0 24/1000

天海「ああ、夢野さんなら俺が見ておくっすよ。最原君はどうぞ二人に付き合ってください」

最原「ありがとう天海君。それじゃあ、ゴン太君の特訓に付き合わさせてもらうよ」

獄原「わー……ありがとう、最原君!ゴン太の為に時間を割いてくれて!」

最原「あはは、気にしないでよ。それで、僕はなにをすればいいのかな?」

東条「そうね……それじゃあ、ゴン太君の正面に座ってくれるかしら?」

最原「わかった……それで、次は?」

東条「そのまま楽にしていて頂戴、ゴン太君、よく見ててね……」

最原「え……?」

25 : 以下、名... - 2017/02/05 23:06:37.51 fpwLuijB0 25/1000

―――以下、最原の回想

「良い?ゴン太君、あなたは左利きだから、右手にフォークを、左手にナイフを持って頂戴」

 僕の後ろの回り込んだ東条さんが、僕の手にナイフとフォークを持たせた。そのまま僕の両手を操る様にして、後ろから僕を抱きしめる。

「……姿勢も大事よ。今回はあえて背もたれの無い椅子を使っているわ、自分の背筋が伸びている事を意識してね」

 耳元に東条さんの吐く息が触れる。こそばゆくも心地よいその感触を意識した僕の背中に、新たな感触が触れた。

 むにゅり……そんな擬音が脳内でつけられる。僕の背中に触れたのは、東条さんの柔らかな胸だった。

「そう、フォークで食べ物を軽く押さえて……ナイフで切る……」

 ゴン太君への指導に熱を入れる東条さんは、彼に手本を見せる為に僕の手を動かす。僕の腕が前後する度に、背中に当たっている彼女の胸が柔らかに動いていく。

(ま、また背中に胸が……っ!?)


26 : 以下、名... - 2017/02/05 23:07:14.12 fpwLuijB0 26/1000


 夢野さんとは違うやや大きめの胸、されど巨乳と言う者では無く、一言で言うのならば品のある美乳と言う奴なのだろう。ブラジャーできっちりと留められているおかげか、彼女の胸は型崩れすることなく僕の背中に当たっている。

(東条さんの胸も、すごい……!)

 赤松さん、夢野さんに続く三人目の女性の胸の感触。それは、前者二人とはまた違う感触を僕に与えてくれていた。

 とても大きく、柔らかい感触では無い。意識すると止まらなくなる中毒性のある敏感さがある訳でも無い。しかし……東条さんの胸は、慎ましやかに見えながらもはっきりとした主張をする存在感を僕に与えていた。

「もっと力を抜くのよ……そうすれば、綺麗にナイフで切れるわ」

 ゴン太君に掛けられた言葉通りに僕も力を抜く。すると、東条さんの胸は僕を包み込む様に柔らかく僕を受け入れてくれた。

 何と言う母性、なんという安らぎ……このまますべてを彼女に任せて、目を瞑りたくなる感覚に襲われる。その思いのままに目を瞑れば、柔らかな胸の感触はさらにはっきりと僕に伝わってきて……

「ああっ!!!」

―――回想終了

27 : 以下、名... - 2017/02/05 23:07:44.45 fpwLuijB0 27/1000

最原「うぶっ!?」ベシャッ!

獄原「さ、最原君、ごめん!」

天海「あはは、綺麗に肉が飛んで行ったっすね。最原君の顔面にクリーンヒットだ」

獄原「ごめん、最原君!ゴン太、力が入りすぎてたみたいだ……」

最原「き、気にしなくて良いよ。僕も油断してたし……」

獄原「うぅ……こんなんじゃ本当の紳士になんかなれないよ……ぐすっ」

東条「気にすることは無いわ。ゴン太君が頑張る限り、私は精一杯その後押しをするだけだもの」

天海「東条さんもこう言ってるし、練習を続けたらどうっすかね?」

最原「僕も付き合うよ。一緒に頑張ろう、ゴン太君!」

獄原「み、みんな……!ありがとう!ゴン太、一生懸命頑張って、立派な紳士になるよ!」

28 : 以下、名... - 2017/02/05 23:08:29.70 fpwLuijB0 28/1000

東条「立ち直ったみたいね。なら、もう一度……と言いたいところだけど、最原君、まずは顔を洗ってきたらどうかしら?」

最原「う……言われてみれば、肉汁とステーキのソースでべたべただ……」

天海「トイレにでも行って来ればいいんじゃないすかね?もしくはそこの水道で……」

入間「その必要はねーぜ!」ズイッ!

最原「う、うわっ!」

入間「ひゃーっはっは!この俺様の姿を見て驚いた様だな!ついでにおっ起っちまったか!?」

東条「入間さん……一体何時から居たのかしら?」

入間「ゴン太の奴が特訓を始めた時から見てたぜ!何時になったらメイドによる同定卒業レッスンが始まるのかとワクワクで見てたんだが……」

東条「………」ゴゴゴ…!

入間「ひいっ!?か、軽い冗談だよぉ……本気で怒んないでくれよぉぉ……」

獄原「……?どうていそつぎょう、って何?」

天海「ゴン太君は知らないで良い事っすよ」

29 : 以下、名... - 2017/02/05 23:09:19.41 fpwLuijB0 29/1000

最原「それで、入間さんは何の用があって声をかけて来たの?」

入間「ひゃーっはっは!クサイ原、それを聞くとは良い心がけじゃねえか!さては俺様のナイスボディに欲情して、居ても立っても居られなくなったな!?」

最原「………」シラーッ……

入間「な、なんて冷たい目線なのぉ……そんな目をされたら、心が冷え切っちゃうよぉ……」

天海「前々から分かってた事っすけど、入間さんって本当に救いようがないっすね」

入間「なんで私こんなぼろくそにいわれてるのぉ……?」

入間「なんだよぉ……せっかく役に立つ発明を持ってきてやったって言うのにぃ……」

最原「役に立つ発明?それって何?」

入間「ひゃーっはっは!そんなに知りたいかダサイ原!それじゃあ教えてやるよ!これだ!」ムクッ!

最原(しまった……調子に乗らせてしまったぞ……)

30 : 以下、名... - 2017/02/05 23:09:59.32 fpwLuijB0 30/1000

天海「なんすかこれ?デスマスクみたいに見えるっすけど……」

入間「こいつは顔面洗浄シャカリキマシーン、略して『ガンシャ君』だ!」

東条「酷いネーミングセンスね」

天海「発明者がひどい頭してますからね」

最原「……フォローの仕様がないな」

入間「ひぐぅ……」ビクンビクン……

獄原「ね、ねぇ!これってどうやって使うの!?」

入間「お、おう!仕方が無い、興味津々のゴン太の為に最原を使って実演してやるよ!」

最原「え?う、うわっ!?」スポッ!

入間「まずはこれを顔に多い被せる様にして嵌めて……専用のアームで側頭部から頭の頂点を抑えてから、水漏れしない様にしっかりとチェックしてと……」

最原「むぐー!むぐー!」

31 : 以下、名... - 2017/02/05 23:10:34.22 fpwLuijB0 31/1000

入間「それじゃあスイッチを入れるぞ!スイッチって言っても、バイブは関係無い……」

東条「………」ギロッ!

入間「ひいぃっ!普通にするから睨まないでよぉ……」ピッ!

最原「ごぼぼがぼぼ……」

天海「……何が起きてるんすか?」

入間「よーし!俺様が直々に解説してやるから、耳をかっぽじって聞けよクソ天海!今、マスクの中では水流が流れててな、最原の顔面を綺麗にしている所だぜ!」

獄原「す、すごい!」

入間「だろ~?流れた水は下に付けられている容器に回収されるから溺れる心配も無い。終わったら水を捨てて、新しい水を入れればすぐに使えるぜ!」

獄原「すごい!すごいよ入間さん!正に完璧な発明だよ!」

入間「ひゃーっはっは!もっと褒めろ!称えろ!完璧美人過ぎる俺様を崇めろーっ!ひゃーっはっは!ひゃーっはっはっは!」

32 : 以下、名... - 2017/02/05 23:11:15.65 fpwLuijB0 32/1000

天海「……これ、水が漏れない様に顔の側面で密封されてるんすよね?」

入間「あん?そうに決まってんだろうが!」

天海「って事は、当然空気穴みたいなものも無いんすよね?」

入間「何言ってんだよ、そんなもんがあったら水が漏れちまうじゃねぇか!漏らすのはお前の小便だけで十分……」

天海「だとすると……最原君は、どこから酸素を吸えば良いんすか?」

入間「……へ?」

東条「……マスクの中にある空気なんてたかが知れてるし、流石に持たないんじゃないかしら?」

入間「へ?へ?」

獄原「ゴン太なら息を止めていられるよ!でも、最原君はどうなのかな……?」

入間「は、はひ……?」

天海「下手するとこれ、最原君が窒息死するんじゃないっすかね?」

入間「ひ、ひえぇぇぇっ!?」

33 : 以下、名... - 2017/02/05 23:11:47.47 fpwLuijB0 33/1000

東条「その反応を見るに、空気に関しての問題は何も考えてなかったのね?」

入間「ひぐぅ……ここに閉じ込められてから現実逃避で適当に作った発明品なんだよぉ……機械か体を弄って無いと不安になるから、本当に行き当たりばったりで作ったんだって……」

天海「ってことは……最原君の命が本格的に危ないって事じゃないっすかね?」

東条「そうね……これで最原君が死んだら、当然クロは入間さんになるのよね?」

入間「ひ、ひぃぃっ!い、嫌だ!私、おしおきなんかされたくないよぉ!」

獄原「そんな事言って無いでマスクを引き剥がさなきゃ!最原君が死んじゃうよ!」

入間「よ、よし!俺様が最原を抑えるから、ゴン太はマスクを思いっきり引っ張れ!いっそ首をへし折っても……」

東条「馬鹿な事言って無いでさっさとやりなさい!」

入間「ひぎぃぃっ!」

34 : 以下、名... - 2017/02/05 23:12:34.01 fpwLuijB0 34/1000

―――以下、最原の回想

 僕は死にかけていた。本格的に命の危機だった。

 息が出来ない、水のせいもあってまともに呼吸も出来ないでいる。このままでは窒息死してしまう……

 ぼやけた思考でそんな事を考えていた時、強い力で顔が前後に引っ張られる感覚に襲われた。それと同時に後頭部に非常に柔らかいものが当たる。

 首筋から頭のてっぺんを抱える様にして抱きしめられている事と、僕の後頭部に当たっている物が入間さんの胸だと気が付いたのはほぼ同時だった。多分、入間さんともう一人が僕の顔からマスクを引き剥がしてくれようとしているのだろう。

 マスクを引っ張っているのは力の強さ的にもゴン太君だろう。とんでもない力で引っ張られると、それを押さえつけようとする入間さんの腕に力が入ってさらに僕の頭は彼女の胸へと押し付けられることになった。

(や、柔らかい……大きい……!)

 さすがは自分で言うだけある体だ、今までに感じたどの胸のサイズよりも大きく感じる。そして何より柔らかく、心地が良かった。

 その大きさを作り出す胸の脂肪の量が柔らかさの秘密だと推理しながら、僕の人生最後の推理はこんなものになってしまうのかと半ばあきらめかけたその時だった。

 すぽん、と音がして、僕の顔からマスクが剥がれた。僕を抱きしめる入間さんと一緒に後ろに倒れ込むと、僕は彼女の胸を枕にする様な体勢になってしまった。

35 : 以下、名... - 2017/02/05 23:13:31.42 fpwLuijB0 35/1000

「さ、最原ぁ……死んでないよね?俺様のおっぱいが気持ちよすぎて、ちょっと眠りこけてるだけだよね?」

 霞む目に映るのは泣きそうになっている入間さんの顔だ。彼女の言う事を否定しようと口を開いた僕だったが、それに反論する言葉が見つからず口を閉じる。

 入間さんの胸は本当に気持ちが良かった。人肌の温かさ、大きく柔らかい感触、高等部へのフィット感…………どれをとっても最高級品の枕と言えるだろう。

「ぐ……ふっ……」

「さ、さいはらぁっ!なんとかいってくれよぉ!おしおきなんていやだよぉぉっ!」

 入間さんが泣きじゃくりながら僕の頭を抱えてくれたおかげで、至高の感触はさらに強さを増して僕の後頭部へと訪れる。こんな枕でならば永眠するのも悪くない………そう思いながら、惜しい事に僕の意識はブラックアウトしたのであった……

―――回想終了

44 : 以下、名... - 2017/02/06 15:01:58.95 fJ4ZxgIz0 36/1000

―――しばらく後、寄宿舎・天海の私室

最原「う、う~ん……?」

天海「あ!最原君、目が覚めたんすね!」

最原「こ、ここは……?」

天海「寄宿舎の俺の部屋っす。自分に何があったか、覚えてるっすか?」

最原「……たしか、入間さんの発明品を試したことは覚えてるけど……」

天海「まぁ、なんやかんやで気絶した最原君をゴン太君が俺の部屋まで運んでくれたっす。東条さんは入間さんをおしおきしてる最中っすよ」

最原「そ、そっか……」

天海「にしても……俺の才能は十分に発揮されたみたいっすね」

最原「たしかにね……赤松さん、夢野さん、東条さんに入間さん。ここに居る女子の内、半分とラッキースケベが起きたんだから疑いようもないよね」

天海「これで俺の知りたい事は分かったっす。これ以上何かあっても危険っすし、最原君は自分の部屋でのんびりしてればいいんじゃないっすかね?」

最原「そうだね。さっきみたいに死にかけるのも嫌だし、今日はもう部屋で休もうかな」

45 : 以下、名... - 2017/02/06 15:02:25.48 fJ4ZxgIz0 37/1000

天海「それが良いっすよ。それじゃあ、部屋までお送りするっす」ガチャ…

最原「はは、同じ寄宿舎の中なんだから送るってほどでもないのに。でも、ありがとう」

天海「気にしないでください、もとはと言えば俺の頼みから始まった事ですし……」

茶柱「あっ!居たっ!」ダダダッ!

最原「え?茶柱さん……?うわっ!?」

茶柱「ちょっと付き合って貰いますよ!」グイッ!

最原「えっ!?な、なにっ!?なんなのっ!?」ズルズル……

天海「最原君!?茶柱さん、待ってくださいっす!」ダダダッ!

46 : 以下、名... - 2017/02/06 15:02:52.05 fJ4ZxgIz0 38/1000

―――茶柱の研究室……

茶柱「着きました!&ソイヤっ!」ポーイ!

最原「わー!?……いてて、一体何でこんなことをするの……?」

茶柱「身に覚えが無いと言うのですか!?これだから男死は!」

最原「???」

天海「ふぅ、やっと追いついたっす!それで?一体全体茶柱さんは最原君に何の用があるんっすか?」

茶柱「転子は最原さんの腐りきった心を叩きなおす為にここに連れて来たんです!」

最原「ぼ、僕の心を叩きなおす……?」

天海「まさか、俺の才能の事がバレて……!?」

茶柱「夢野さんをおんぶするだなんて……!うらやま、じゃなくってハレンチです!きっと背中全体で夢野さんの体の感触を楽しみまくったんでしょう!この男死!」

天海「……あぁ、そういうことっすか」

47 : 以下、名... - 2017/02/06 15:03:35.80 fJ4ZxgIz0 39/1000

茶柱「転子だって夢野さんをおんぶした事なんか無いのに……最原さんはズルい!じゃなくって卑怯です!鬼畜です!変態です!」

最原「……それ、ただのやっかみじゃないの?」

茶柱「何を言いますか!気安く女子に触れる最原さんの様な男死は極刑にかけられるべきなんです!転子のネオ合気道で全身の関節と言う関節を外しまくってぐにゃぐにゃにしてやりますとも!」

最原「無茶苦茶だよ!?そんな事されたら死んじゃうって!」

茶柱「死なない程度には手加減します!ゲームで言うとHPが1だけ残ってる状態ですね!」

天海「そんなの死んだ方がましっすね」

茶柱「いざ、決闘です!最原さんが負けたらここで死んでもらいます!」

最原「嫌だよ!」

茶柱「無論、転子が負けたらペナルティを負いましょう!そうですねぇ……ネオ合気道の神髄を見せる為に、最原さんに技をかけまくるとかどうでしょう?」

最原「どっちみち僕に不利益しかないじゃないか!」

天海「せめて最原君の言う事を何でも聞くとかじゃないと割に合わないっすよね」

最原「それでも合わないよ!負ける確率がほぼ100%な上に、負けたら殺されるんだよ!?」

48 : 以下、名... - 2017/02/06 15:04:26.79 fJ4ZxgIz0 40/1000

茶柱「じゃあそれで行きましょう。最原さんが負けたら最原さんが死ぬ、転子が負けたら最原さんの言う事を聞く、という事で」

最原「待って!僕はそんなそんな勝負をするつもりは……」

茶柱「転子は優しいからハンデを付けてあげましょう!最原さんが転子を一度でも床に倒せたら勝ちで良いですよ!転子は最原さんが泣き叫んでも勝負を続けますけどね!」

最原「ただの虐めじゃないか!」

茶柱「さぁ、試合開始です!最原さん、辞世の句を考えておいてくださいね!」ダッ!

最原「い、嫌だ!天海君、助けて!」

天海「いや~……俺もまだ死にたくないんで、遠慮させて頂きます」

最原「そんな!?」

茶柱「やはり男死は薄情ですね!転子は友達を見捨てる事なんかしませんよ!」

最原「い、嫌だ!死にたくない!」ダダダッ!

49 : 以下、名... - 2017/02/06 15:05:01.76 fJ4ZxgIz0 41/1000

最原(に、逃げるんだ!どうにかして道場内を逃げ回って時間を稼ごう!茶柱さんに隙が出来たら、急いで外へ逃げ出すんだ!)

茶柱「……なーんてこと、考えてるんじゃないですよね?」ガシッ!

最原「つ、掴まれた……!?」

茶柱「最原さん程度の男死を捉えるなんて転子にとってはお茶の子さいさいです!さぁ、覚悟してください最原さん!ここからネオ合気道・地獄のフルコースの始まりですよ!」

最原「い、いやだー!離して―っ!」ジタバタ!

茶柱「無駄ですよ、無駄ぁっ!さぁ、大人しく技に掛けられて……」

夢野「こらーっ!何をやっておるかーっ!」

最原「え?」

茶柱「ゆ、夢野さん……!?あっ!?」

最原「わわっ!?」

50 : 以下、名... - 2017/02/06 15:07:55.68 fJ4ZxgIz0 42/1000

―――以下、最原の回想

「痛たたた……」

 茶柱さんの痛がる声が聞こえる。夢野さんの登場に驚き、気を抜いた彼女を僕が押し倒す様な格好になった為、茶柱さんは後頭部を畳の床に強かにぶつけた様だ。それは痛いだろう。

 対して僕はほとんど痛みを感じる事は無かった。なぜなら、僕の顔を包み込むようにクッションがあったからだ。

「あ……!」

 茶柱さんが自分の置かれている状況に気が付き、声を上げる。僕が彼女の上に覆いかぶさっている事や、自分の胸に僕の顔が埋もれている事に気が付いた茶柱さんはみるみる顔を真っ赤にしていった。

「あ……あ……あ……っ!」

 怒りと恥ずかしさで何も出来ないでいる茶柱さん。僕も驚きのあまり行動を起こせないでいた。

 両頬に当たるのは柔らかい茶柱さんの双房、男勝りで男子が嫌いな彼女もやはり女の子なのだと思わせてしまう魅力の果実。比較的薄着な茶柱さんの恰好のお陰で胸の谷間に顔を突っ込む形になっている僕は、その柔らかさを十分に堪能できていた。

 いつもアクティブ茶柱さんが動くたびに揺れていた彼女の胸……十分な大きさと魅力が詰まったこの胸の感触を、僕は顔面と言う敏感な部分で感じ取っている。

 赤松さん以来のはっきりとした柔らかさを感じられるこの瞬間を知らず知らずのうちに楽しんでいた僕だったが、突如体が浮き上がり、大きく後ろに吹き飛ばされてしまった。

―――回想終了

51 : 以下、名... - 2017/02/06 15:08:24.14 fJ4ZxgIz0 43/1000

最原「う、うわっ!?」

茶柱「さ、最原さん……どうやらあなたはここで転子に殺されたいようですね?」ゴゴゴ…

最原「ま、待ってよ!今のは事故で……!」

茶柱「問答無用!きえぇぇぇぇっっ!」

夢野「待たんか転子!最原に手を上げることは、うちが許さんぞ!」

茶柱「ゆ、夢野さん!?なじぇ男死を庇うんですか!?」ピタッ!

夢野「最原には先ほど親切にしてもらったからのぉ、その恩返しじゃ!」

茶柱「でもでも!最原さんは転子にハレンチな事を……」

夢野「それは試合の結果じゃろう、それもお主から仕掛けた試合のな」

茶柱「ぬぐぅっ……!」

52 : 以下、名... - 2017/02/06 15:08:53.23 fJ4ZxgIz0 44/1000

天海「あの~……一ついいっすかね?」

茶柱「なんですか!?転子は今、夢野さんと話す事で忙しいので手短に……」

天海「今、茶柱さんは最原君に押し倒されたっすよね?ってことは、この試合は最原君の勝ちってことっすか?」

最原「え……?」

茶柱「そ、そんな!あれはちょっと油断しただけですから、やり直しを……」

天海「おや?まさか超高校級の合気道家ともあろう茶柱さんが、試合中に油断したなんて言い訳をするつもりじゃないっすよね?」

茶柱「ううっ……」

天海「そもそも、試合中は油断なんかしないのが常識なんじゃないっすか?声をかけられた位で気を抜いてたら、勝負なんか出来ないっすよね?」

茶柱「う、うぅぅぅぅ……」

夢野「……転子、お主の負けじゃ。潔く認めるが良い」

茶柱「ゆ、夢野さんまで……分かりました、転子の負けです……最原さんの勝ちで良いですよぉ……ぐすん」

最原「え?ぼ、僕の勝ちなの?」

53 : 以下、名... - 2017/02/06 15:09:34.84 fJ4ZxgIz0 45/1000

夢野「やったの最原!まぁ、これもうちが強化魔法をお主にかけてやったからじゃがな!」

最原「あ、ありがとう……」

夢野「んあー!感謝が足りんぞい!もっと称えんか!」

最原(……まぁ、何とか無事に事が終わりそうだし、もう何でも良いか……)

天海「……って事は……当然、茶柱さんは最原君の言う事をなんでも聞くんすよね?」

最原茶柱「え……?」

夢野「なんじゃ?そんな事まで約束しておったのか?」

天海「ええ、自分が負けたら最原君の言う事を何でも聞くと言ってたっすよ」

茶柱「そ、それは!つい勢いと言うか何と言うか……」

夢野「じゃが約束はしたんじゃろう?なら、ちゃんと守らんとな。ウチはママからそう教わったぞ」

茶柱「そ、そんな……」

54 : 以下、名... - 2017/02/06 15:10:09.50 fJ4ZxgIz0 46/1000

最原「い、いや、僕はそんなこと別に……」

茶柱「こ、来ないでくださいっ!」ズザァッ!

最原「えっ!?」

茶柱「だ、男死が何を考えてるかなんて手に取る様に分かります!転子にいやらしい事をさせるつもりでしょう!?えっちな本みたいに!」

最原「いや、僕は……」

天海「そうっすねぇ……今日一日、全裸で最原君に付き従うとかどうでしょう?」

茶柱「はぁぁぁぁぁぁっ!?」

夢野「おお!それは名案じゃのぉ!負け犬感がすごく出ているぞい!」

茶柱「夢野さん!?そんな事言わないで下さいよ!」

夢野「自分の得意な勝負に無理やり引きずり込んでおいて負けたんじゃから、その位せんと割に合わんじゃろう?」

茶柱「そそそそ、そんなぁ~~~~っ……」

55 : 以下、名... - 2017/02/06 15:10:45.43 fJ4ZxgIz0 47/1000

天海「ついでの暴力禁止もつけないといけませんね。最原君を気絶させたら大変だ」

夢野「王馬辺りにも罰ゲームを考えさせるか、あいつならえげつないのを思いつきそうだしのぉ」

茶柱「あう、あう、あうぅ……」

天海「一生奴隷、とか言ったらどうなるんすかね?」

夢野「おお!それはそれでえげつないのぉ!」

茶柱「………」プルプル…

最原「ちょ、ちょっと!僕はそんな事するつもりは……」

茶柱「……わかりました」

三人「へ?」

茶柱「て、転子も女です!一度言った言葉を無かったことにはしません!その覚悟を見せてあげますよ!」

最原「ちゃ、茶柱さん落ち着いて……!わっ!?」

56 : 以下、名... - 2017/02/06 15:11:18.90 fJ4ZxgIz0 48/1000

―――以下、再び最原の回想

「ま、まずは裸になればいいんですね……?」

 僕の静止の声も聞かず、茶柱さんは着ている制服の上着に手をかけた。そのまま学ランを脱ぎ捨て、その下に着ていたシャツの裾を掴むと、それも一気に脱ぎ捨てる。

「ど、どうですか!?次はスカートもいきますよ!」

 無造作に投げ捨てられる茶柱さんの上着、しかし、そんなものよりも目を引くものが僕たちの前にはあった。

 それは色気の無いスポーツブラだった。しかし、花柄の可愛らしい模様が散りばめられており、茶柱さんの可愛らしさが見て取れる。それに隠されている彼女の胸は、実際にこの目で見ると大分大きく思えた。

「ま、待って!もう止めて!」

「い、いきますよ……っ!」

 茶柱さんには僕の声が聞こえていない様だった。顔を真っ赤にしながらスカートを脱ぎ棄てた彼女に対して、僕たちの視線が突き刺さる。

 ブラと同じ模様のスポーツショーツ、健康的な茶柱さんにぴったりの一品が、彼女の魅力的な肢体を彩っている。

 すらりと伸びる脚、引き締まった体、それらに反して豊かに育っている胸……恥じらいながらも下着姿を見せつける茶柱さんの姿は、何とも言えない美しさに満ちていた。

57 : 以下、名... - 2017/02/06 15:11:46.43 fJ4ZxgIz0 49/1000

「……そ、それで?転子は次にどちらを脱げば良いんですか?」

「え……?」

「ぶ、ブラジャーとショーツ、どちらを先に脱ぐかを聞いているんですよ!」

 きっとヤケクソなのだろう。怒鳴る様に叫んだり、しょんぼりと恥ずかしそうに呟いたり、茶柱さんの心は騒めき立って平静でないのだ。

 でも、男の僕としては目の前の下着姿の魅力的な女子が居たら、少なからず反応はしてしまう訳で……そんな風にちらちらと彼女の体を見ていた僕に対して、茶柱さんはニヤついた笑みを見せると挑発的に言った。

「さ、最原さんもやっぱり男死ですね!転子の体をじろじろ見て……おかげで、どっちが見たいのか分かっちゃいましたよ!」

「あ……」

 茶柱さんが僕の見ていた方の下着を掴む。顔は赤く、恥じらっていると言うのに挑発的な態度は崩さないままだ。

「……こっちが見たいんですよね?ほら、見せてあげますよ……!」

 そう言いながら手に力を籠める。彼女の体を守る最終防衛ラインを自ら脱ぎ捨てようとする茶柱さんを見ていられなくなった僕は駆け出すと、その手を掴んで……

―――回想終了

58 : 以下、名... - 2017/02/06 15:12:15.56 fJ4ZxgIz0 50/1000

最原「もうやめてよ茶柱さん!僕、こんな事望んでないよ!」

茶柱「ひ、ひひひ……男死の癖に据え膳を喰わないつもりですか?流石男死、女々しいですねぇ……!」

最原「もう良いから!服を着てよ!」

茶柱「あは、ひひ、ふひーーっ!」

最原(……駄目だ、色々ありすぎて混乱してるみたいだ)

天海「……すいません最原君、まさかこんなことになるなんて……」

夢野「ちょっと転子を懲らしめようとしただけじゃったんじゃが、ここまで壊れるとはの……」

最原「純粋な子をからかっちゃいけないって事が良く分かったね……」

天海「流石にやりすぎたっすね……」

59 : 以下、名... - 2017/02/06 15:12:44.95 fJ4ZxgIz0 51/1000

夢野「最原、天海よ。ここはウチに任せて行くが良い。転子が正気になったら、お主らの命は無いぞ」

最原「確かにその通りだよね……」

天海「こんな痴態を見られたと知ったら、茶柱さんが本気で怒りそうっす」

夢野「ウチが宥めておくから、お主らはどこぞにでも消えるが良い。こちらには近づくでないぞ」

最原「わかった、ありがとう。夢野さん」

夢野「褒め称えるのじゃぞ!ウチはすごいと感謝するのだぞ!」

天海「……さ、行くっすかね」スタスタ…

夢野「んあー!天海の奴め、ウチの扱いが適当すぎるでのではないかー!?」

65 : 以下、名... - 2017/02/06 21:16:13.44 fJ4ZxgIz0 52/1000

―――中庭

最原「……ふぅ、なんだかどっと疲れたよ」トボトボ…

天海「茶柱さんは何から何まで一直線っすからね……」トボトボ…

夜長「やっはー!終一、蘭太郎、どしたのー?なんだか元気ないねー?」

最原「あ、アンジーさん、ちょっとね……」

夜長「んー、何か嫌な事があったんだねー!でも大丈夫、そんな時は神様にお祈りを捧げれば幸せな気持ちになれるよー!」

天海「いや、遠慮しとくっす」

夜長「なんでー!?蘭太郎は神様を信じてないのー!?そんな事言うとばちがあたるよー!」

最原「いや、そう言うんじゃなくってさ……」

夜長「神様を信じると良い事あるよー!今ならポイント10倍サービス中だよー!」

天海「ポイント溜めたいとは思わないっすからね」

66 : 以下、名... - 2017/02/06 21:16:44.72 fJ4ZxgIz0 53/1000

夜長「きっとお金が沢山手に入るよー!がっぽがっぽでウハウハだよー!」

最原「ここでお金が手に入っても使い道が無いし……」

夜長「じゃあじゃあ、美味しい物がお腹いっぱい食べられるよー!太っちゃわないか心配だね!」

天海「東条さんの作ってくれるご飯があれば神様は要らないっすね」

夜長「むー……二人とも手ごわいなー、なんて言えば神様の凄さが分かって貰える………お?」

最原「……どうかしたの、アンジーさん?」

夜長「……主は言いました。二人ともあっちを見ていれば良い事があると……」

天海「あっち、って……カジノの方っすね」

最原「でも、見ていればってどういう事?」

天海「カジノに行けば、なら大勝ちできるとか何でしょうけど……」

夜長「んじゃ、失礼するよー!」

最原天海「えっ!?」

67 : 以下、名... - 2017/02/06 21:17:32.74 fJ4ZxgIz0 54/1000


―――以下、最原の回想

 僕と天海君は同時に声を上げた。いつの間にか僕たちの正面に立っていたアンジーさんが、自分のスカートをたくし上げたからだ。

 上に着ている水着と同じ白のビキニが露わになり、アンジーさんの褐色の肌とのコントラストで魅せる。未知な子供の様に屈託のない笑顔を浮かべながら卑猥な行動をするアンジーさんもまた、ゾクリとする様な異様な魅力に溢れていた。

「おー!二人とも正直だねー!正直者にはご褒美を上げないとねー!」

 くるりと反転したアンジーさんが、今度はお尻を僕たちに見せつける。下に着ているのは水着であってパンツでは無い。なのに、どうしてこんなにも興奮するのだろうか?

 多分、女の子が自分でスカートをたくし上げると言う行為のせいだろう。背徳的なその行動を無邪気に行うアンジーさんのアンバランスな雰囲気が僕たちの劣情を誘うのだ。

「……二人ともお尻が好きなんだねー、ほら、もっと見やすくしてあげるよ」

 アンジーさんが腰を突き出す。褐色の小振りで可愛いお尻が僕たちの前へと突き出される。妙な色気と妖しさが満天のそのお尻の魅力に僕と天海君の視線は釘付けになっていた。 

「……終一、蘭太郎……神様を信じる気になったー?」

 小悪魔の様な、それでいて天使の様な口調でアンジーさんが僕たちに尋ねる。甘く囁くその声が、僕たちの心に染み込んでいく……

「信じるよねー?崇めるよねー?頷いてくれるよねー?……そうしたらさ……」

 アンジーさんの綺麗で細い指が彼女のお尻を這い回る。やがてゆっくりと水着の側面で結ばれている紐を摘んだその指が動きを止めると同時に、首だけを振り返らせて僕たちを見ているアンジーさんが言った。

「もっと良いもの……見せてア・ゲ・ル……よ?」

68 : 以下、名... - 2017/02/06 21:18:11.82 fJ4ZxgIz0 55/1000

 ゆっくりと、彼女の水着を留める紐をつまむ指が動く。徐々に解かれて行くその紐を見ながら僕は思う。

 あどけない雰囲気のアンジーさん、何を考えているか分からない彼女が、こんなにも大胆に男を誘う様な真似をしている……

 彼女の行動の一つ一つから目が離せない。まるで神様が本当に居て、僕たちにアンジーさんを見る事を強制しているかのようだ。

 突き出されたアンジーさんのお尻が、彼女の挙動が、この状況が………僕から冷静な思考を奪って行く……!

「頷こうよ……!見たいでしょ?とっても素敵なものだよ……」

 あとほんの少しだけ力を籠めれば、彼女の水着の紐は解ける……たった一度のおふざけみたいな行動で、彼女の一番大事な部分が白日の下に晒されてしまうのだ。

「終一、蘭太郎……良いんだよ……その望みに従っちゃおうよ……信じる者は救われるんだよ……!」

 ふりふりと目の前で振られるアンジーさんのお尻、そこから目を離せないままでいる僕たちの顔が少しだけ上を向いた。

 自分の意思とは関係無く勝手に動いている様な感覚……でも、これは僕自身の望みなのだろう。見たいと願っているのだろう。

 ゆっくりと頷く様にして動きだした僕たちの顔を見たアンジーさんは、とっても残酷で、可愛くて、嬉しそうな笑みを浮かべた後で……水着の紐を解いた。

―――回想終了

69 : 以下、名... - 2017/02/06 21:18:48.40 fJ4ZxgIz0 56/1000

最原「駄目だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」クワッ!

天海「うわぁぁっ!?」ビクゥ!

夜長「にょわわっ!?」ビクッ!

最原「駄目だ!こんなの駄目だ!僕は神様なんか信じないし、アンジーさんの破廉恥な姿も見ないぞぉぉぉッ!」ブンブン!

天海「さ、最原君!少し落ち着くっす!」

最原「うわぁぁっ!負けないっ!パンツじゃないから嬉しくないもんっ!」

天海「駄目っす……完全に正気を失っているっす……」

夜長「にゃはは!やっぱり終一はおもしろいねー!そう言う所好きだよー!」

最原「アンジーさん!僕らは君の誘いには乗らないからねぇぇぇぇっ!」クワッ!

夜長「……うん、わかったよー。まだ終一は神様を信じられないんだよねー。それはしょうがないよ、分かって貰える日が早く来ると良いねー!」

最原「はぁ……はぁ……ほ、本当に納得した?」

夜長「もっちもちー!……でも、惜しい事したね、終一……」ピラッ

70 : 以下、名... - 2017/02/06 21:19:22.01 fJ4ZxgIz0 57/1000


夜長「んー?アンジーの履いてた水着だよー。今アンジーはノーパンなのだー!」

最原「ぶふぉぉっ!!!」

夜長「……終一、もう少しだけ声を出すのを我慢してたら、アンジーの恥ずかしい所全部見れたのにねー……残念だねー、惜しい事したねー」

最原「ぼ、僕はそんなこと思ってなんか……」

夜長「……分かるんだよ。終一はそう言う事を望んでるんだよ。望んで望んで止まないんだよ……」

最原「ぼ、僕は、僕はそんな人間じゃ……」

夜長「どんなに否定してもそれが終一の本質なんだよー……!でももし、そんな自分を否定したかったら……神様を信じるといいねー」

最原「え……?」

71 : 以下、名... - 2017/02/06 21:19:52.85 fJ4ZxgIz0 58/1000

夜長「神様を信じれば、アンジーが終一の望む事を全部してあげるよ……そうすれば、見境なく女の子に手を出さなくてすむねー!神様のお陰だよー!」

最原「あう……あうぅ……」

夜長「ほら、終一……アンジーのお胸に抱かれてごらん?怖い事も不安な事も、全部全部どこかに消えていくからさ……!」スッ……!

最原「あう、あう、あぁ……」

天海「だ、駄目っす!良く分からないけどここは逃げるっす!」ダダダッ!

最原「あ……あ……」ズルズル……

夜長「……逃がしちゃったかー、でも、終一は絶対にアンジーの所に来るよー。なにせ神様が言ってるんだからねー……」

夜長「……終一、神様の言う事に間違いはないんだよ……怖くなったら、何時でもアンジーの所に来てね……!」

78 : 以下、名... - 2017/02/07 21:54:06.08 vIuYjwyl0 59/1000

―――数分後、寄宿舎の最原の部屋

最原「うぅ……うぅぅ……」

最原(もう駄目だ……僕はとんでもない変態なんだ……きっと、超高校級の探偵の才能を活かして女の子にストーキングとかしてたクズ野郎なんだ……)

最原「死のう……僕みたいな社会のクズは死んだ方が良いんだ……」

―――ピンポーン!ピンポピンポ・ピンポーン!

百田「よう終一!鍵が開いてたから勝手に入って……うおっ!?」

最原「………」ズーン……

百田「終一!?一体何があった!?何だその負のオーラは!?」

最原「……百田君、僕はクズ野郎なんだ。王馬くんにも負けず劣らずのクズ野郎なんだよ……」

百田「おいどうした!?何でそんな事言うんだよ!?」

最原「………」

79 : 以下、名... - 2017/02/07 21:54:49.60 vIuYjwyl0 60/1000

百田「……終一、何か悩んでんだろ?俺に相談してみろよ」

最原「うぅ……でも、僕は……」

百田「じゃーかしい!お前は俺の助手だろうが!助手の悩みを解決すんのも親分の役目なんだよ!」

最原「百田君……!」

百田「俺に相談しにくい事だったらハルマキの所にでも行くか?て言うか、あいつも一緒に聞いた方が良いか……」

最原「いや、あの、それは……」

百田「よぅし!そうと決まれば早速行くぜ!終一の悩みを解決するぞ!」

最原「わっ!?ちょ、ちょっとまっ……わ~~っ……!」ズルズル……

80 : 以下、名... - 2017/02/07 21:55:24.14 vIuYjwyl0 61/1000

―――春川の研究室前

百田「ふぅ、ハルマキの事だからきっとここに居るだろ。食堂にもあいつの部屋にもいなかったしな」

最原「うぅ……なんて強引なんだ……」

百田「……終一、色々言いてぇことはあるが、一人で悩みを抱えんのは良くねぇ。ってか駄目だ!」

最原「え?」

百田「お前が悩んでたら俺が手を貸す!そんかわし、俺が悩んでたら手を貸せ!それがダチってもんだぜ!」

最原「も、百田君……!」

百田「ま、俺だけで解決できない事だったら、ハルマキとか他の奴の手を借りれば良いんだよ。お前は一人で考えすぎんのがわりぃとこなんだよな」

最原「……ありがとう。百田君」

百田「あ?……へっ、礼なんかいらねぇよ。俺は親分として当然のことをしたまでなんだからな!」

最原(……強引だけど、百田君には救われるなぁ。百田君と友達で良かった……!)

81 : 以下、名... - 2017/02/07 21:56:09.76 vIuYjwyl0 62/1000

百田「ま、ここで立ち話でも何だし、ハルマキの研究室に入ろうぜ」

最原「そうだね。いつまでも廊下に居ても……」

春川「きゃあっ!?」

最原百田「!?」

百田「い、今のってハルマキの声だよな!?」

最原「超高校級の暗殺者である春川さんが悲鳴を……?」

百田「な、中で何かあったのか!?」

最原「まさか誰かに襲われたとか……!」

百田「なんだって!?こうしちゃいられねぇ、終一、中に踏み込むぞ!」

最原「う、うん!」

最原(僕たちは慌てて春川さんの研究室へと続くドアを開くと二人で一気に突入した。緊張と不安に包まれる中、僕たちはそこで目を覆いたくなる様な光景を目にした……)

82 : 以下、名... - 2017/02/07 21:56:53.41 vIuYjwyl0 63/1000

―――以下、最原の回想

「も、百田……?最原……?」

 僕たちが見たもの、それは、ペットボトルを片手に僕たちを見る春川さんの姿だった。いきなり部屋の中に入って来た僕たちに驚きの視線を向ける彼女に怪我が無い事を見て取った僕たちは安堵したが、次の瞬間ある事実に気が付いて凍り付いた。

 春川さんは若干汗ばんでおり、何時も着ている赤色のセーラー服を脱いでいた。今はワイシャツ一枚の姿になっており、非常に薄着だ。

 そしてそのワイシャツは水に濡れて透けていた。恐らくは手に持っているペットボトルの中身が零れたのだろう。さっきの悲鳴はその時に上げられたものなのだと理解した僕は、何処か冷静になっていた。

 問題は彼女の透けたワイシャツの下に見える物だ。普通ならそこにはブラジャーがあるはずだ。しかし……春川さんのシャツの下から見える色は、肌色だった。

 ぴったりと張り付いたシャツ、その下から見える肌色……慎ましやかながらも、確かにそこに存在する彼女の膨らみを現すそのラインに僕と百田君が息を飲みこむ。

「……なに固まってんの?」

 そんな僕たちの様子を訝し気に見ていた春川さんは、僕たちに向かって歩いて来た。彼女が近づくたびに彼女の胸の形がはっきりと見えて来て、春川さんも女の子だと言う事を主張してくる。そして僕は……僕たちは、見てしまった。彼女の胸の中心、そこにある桜色の突起を……

 再び自己嫌悪が強くなる。ちょっとずつ心を開いてくれてきていた春川さんの事をいやらしい目で見てしまった自分の事がとても醜い存在だと思えてきてしまう。

 やがて、普段話している位の距離に近づいた彼女は、僕たちの視線が自分の胸に注がれている事に気が付いて妙に納得した素振りを見せた後で、思いっきり右腕を振りかぶった。

―――回想終了

83 : 以下、名... - 2017/02/07 21:57:45.65 vIuYjwyl0 64/1000

最原「へぶっ!?」パーン!

百田「しゅ、終一!?ぼへっ!?」パーン!

春川「……殺されたいの?」

最原「ご、ご、ご、ごめんっ!わざとじゃ無いんだ!」

百田「悪かった!お前の悲鳴が聞こえてきて、何かあったんじゃないかと思ったからつい……」

春川「……冗談だよ。そんなに怖がらないでよ」

最原百田「へ?」

春川「……今のビンタは、あんたらが後々自己嫌悪に陥らない様にお見舞いしただけ……別に、怒ってなんかいないよ」

最原「で、で、でも……僕たちは……」

百田「そ、そうだ!とりあえずこれ着とけ!」

春川「……アンタの学ラン?なんか汚そうだから要らないんだけど」

百田「良いから着ろって!俺たちがお前を見れねぇんだよ!」

84 : 以下、名... - 2017/02/07 21:58:12.85 vIuYjwyl0 65/1000

春川「……分かったよ。これで良い?」

最原「う、うん……それで、何でこんな状況に?」

春川「……軽い運動がてら、ここで武器の演習をしてたんだよ。邪魔だから上着を脱いで、一息入れようと思って食堂から持ってきた水を飲もうとしたら……」

百田「したら?」

春川「爆発した」

百田「はぁ?」

春川「ふたを開けたら一気に水が噴き出してきて、驚いて声を上げたらこの有様ってわけ……まったく、何でこうなったんだか」

最原「……これ、炭酸水だよ。しかもよく振られてる奴」

百田「あぁ……王馬辺りがいたずらでミネラルウォーターのある場所に紛れ込ませてたんだろ。ったく、あいつって奴は……」

春川「……ま、そう言う事。にしても、あんたたちがそんなスケベな奴らだったなんて驚きだね」

百田「えっ!?」

春川「……あんなにじっと私の胸を見ちゃってさ……スケベ以外の何だって言う訳?」

最原「ご、ごめん……つい……」

85 : 以下、名... - 2017/02/07 21:58:59.80 vIuYjwyl0 66/1000

百田「そ、そうだ!お前、ブラジャーつけてねぇのかよ!?」

最原「も、百田君!?」

春川「……殺されたいの?」

百田「う、うおっ!?」

春川「……だから冗談だって、運動の邪魔になるからつけてないよ。私、大きくないしね」 

百田「あぁ、なるほど……」

春川「……なに納得してんの?殺されたいの?」

最原(あ、これは本気だ)

最原「で、でも……僕たちが言うのもなんだけど、ちょっと無防備すぎるよ」

百田「……そうだな。お前は女なんだから、そういうとこはしっかりした方が良いと思うぜ」

86 : 以下、名... - 2017/02/07 21:59:35.82 vIuYjwyl0 67/1000

春川「……なんでスケベ野郎どもに説教されてんだろ、ま、いいや……それで?何の用?」

百田「あ~……それなんだが、ちょっと話があってだな……」

最原「でも、その前に春川さんは着替えて来た方が良いと思うよ。そのままじゃ風をひいちゃうかもしれないし」

春川「……それもそうか、それじゃ、一度寄宿舎に戻って着替えて来るよ」

百田「俺も付いて行くぜ、学ランを返してもらわなきゃいけないしな!」

春川「そう……じゃあ、教室から出てって、先に片付けだけしちゃうからさ」

最原「う、うん……分かったよ」

ガチャ……バタン!

春川「……女の子扱いされた……それに、百田の学ラン……!」

春川(なんだろ、この感じ……なんか、ムズムズする……)

87 : 以下、名... - 2017/02/07 22:00:25.05 vIuYjwyl0 68/1000

―――廊下

百田「……ハルマキには悪い事しちまったな」

最原「うん……もう一度しっかり謝らないとね」

百田「そうだな……あん?」

最原「ん?どうしたの、百田君?」

百田「終一、お前の制服の上着の個々の部分、破れてるぞ」

最原「えっ!?……本当だ、何時破れたんだろう?今日は心当たりがありすぎて逆に分からないな……」

百田「そうだ!この上には白銀の研究教室があったよな?そこで修理を頼んできたらどうだ?」

最原「えっ?でも、そんなの白銀さんにわるいんじゃないかな?」

百田「まぁ、聞くだけ聞いてみろよ!ハルマキには俺が言っておいてやるから、ちょっと行ってこいって!」

最原「うん……それじゃあ、そうさせてもらうよ」スタスタ……

88 : 以下、名... - 2017/02/07 22:01:01.82 vIuYjwyl0 69/1000

―――白銀の研究教室

最原「白銀さん、ちょっと良いかな?」

白銀「その声は最原君?良いよ、丁度暇だから入ってきなよ!」

最原「ありがとう、お言葉に甘えて……」ガチャ

白銀「どうしたの?私に何か用?」

最原「実は、制服のここの部分が破れちゃってさ」

白銀「ああ、これは結構大きいね。もし良ければ私が直そうか?」

最原「本当!?実はそのお願いに来たんだけど……」

白銀「料理はそんなに得意じゃないけど、裁縫ならばおちゃのこさいさいだからね!東条さんにばかり雑用を押し付けられないし、私もやるときはやるんだよ!」

最原「ありがとう……それじゃあ、お願いするね」

白銀「任せてよ!……でも、その代わりにお願いがあるんだけどさ……」

最原「え……?」

89 : 以下、名... - 2017/02/07 22:02:10.98 vIuYjwyl0 70/1000

―――数分後

最原(ちょっと待っててって言われてここで待ってるけど、一体僕へのお願いって何なんだろう?)

白銀「ごめんごめん、待たせちゃったね!」

最原「いや、別に待ってなんか……え?」

最原(な、何だ?白銀さん、だよね……?なんだか魔法少女みたいな恰好をしてるけど……)

白銀「ごめんね、驚かせちゃったよね?これ、実はここで作った衣装なんだ!ニチアサでやってる女の子ヒーローの衣装なんだけど……」

最原「そ、そうなんだ。確かに驚いたけど、こうやって見てみるとすごく可愛いね」

白銀「そう言って貰えると作った甲斐があるってものだよ!褒めてくれてありがとうね、最原君!」

最原(……良かった。朝のヒーローものの衣装のお陰か、露出は少な目だぞ。これなら目のやり場に困る事はないな)

90 : 以下、名... - 2017/02/07 22:02:45.06 vIuYjwyl0 71/1000

白銀「そうそう!それで、最原君へのお願いなんだけどね……」スッ…

最原「……これは、カメラ?」

白銀「それで私を撮って欲しいんだ!撮影会のカメラマンをお願いしたいんだよ!」

最原「えっ!?ぼ、僕が!?」

白銀「駄目かな?出来たら、最原君にお願いしたいんだけど……」

最原「う~ん……」

最原(どうしよう?やっぱりラッキースケベが起きそうな雰囲気があるけど、制服を直してもらう以上、断りにくいよな……)

最原「……わかった。僕で良ければカメラマンをやらせてもらうよ」

白銀「ありがとう!そんなに難しく考えないでよ、ただ写真を撮ってくれればいいからさ!……あ!でも、ローアングルは止めてよね!」

最原「あはは、わかってるよ」

91 : 以下、名... - 2017/02/07 22:03:28.69 vIuYjwyl0 72/1000

―――それからさらに数分後

最原「……じゃあ、撮影を始めるね」

白銀「はーい!よろしくお願いねー!」

最原「にしても凄いね、研究室に撮影に最適な環境が揃ってるなんてね……」パシャパシャ…

白銀「このセットもそうだよね。背景をボタン一つで切り替えられるなんて便利だよね~」

最原「でも、倉庫からカメラを持ってきてるなんて、白銀さんは大分やるきだったんだね」パシャパシャ…

白銀「そりゃそうだよ!せっかく作った衣装なんだから、誰かに見て欲しいと思うもん!」

最原「それもそうか……でも、凄い完成度だね。そのアニメを見た事が無い僕でも、白銀さんの作った衣装が凄いって事は分かるよ」

白銀「ありがとう!実は、このコスプレのキャラクターは数少ない高校生の魔法少女でさぁ……しかも、眼鏡キャラなんだよ!私とここまで被るだなんて、これは運命感じちゃうよね!」ハァハァ…

最原「わっ!?お、落ち着いてよ白銀さん!」

白銀「私はあそこまでクールじゃないけどさ、でも違いがあるからこそその差を埋めるための演技が楽しいって言うか……全く同じよりも少し違うキャラクターを演じた方がコスプレは楽しいと思うんだよね!」

最原「ど、どうどう!とにかく落ち着いて!」

92 : 以下、名... - 2017/02/07 22:04:56.01 vIuYjwyl0 73/1000

白銀「あっ……!ご、ごめんね!つい熱が入りすぎちゃってさ……」

最原「いや、僕も白銀さんの話を聞けて楽しかったよ。謝る事なんて無いさ」

白銀「……最原君は優しいね。そう言うとこ、結構好きかな」

最原「えっ!?」

白銀「そろそろフィルムも切れそうなんじゃない?最後に決めポーズを取るから、そこを撮影して貰ったら終わりにしようか」

最原「あ、う、うん!分かったよ!」

白銀「それじゃあ行くよ!……くるっとまわって、ポーズ!」

……ブチッ!

最原「……痛っ!?」

93 : 以下、名... - 2017/02/07 22:05:31.58 vIuYjwyl0 74/1000

―――以下、最原の回想

 額に何かが当たった痛みを受けた僕は、とっさに後ろにのけ反ってしまった。何とかカメラのシャッターは切れたものの、手振れしてないかが心配だ。

「だ、大丈夫、最原君!?」

「あ、うん、問題無いよ……何かがおでこにあたって……!?」

 心配して近寄ってくれた白銀さんに手を振る。顔を上げて笑顔を見せようとした僕だったが、その表情は彼女を見た瞬間に凍り付いてしまった。

 魔法少女のコスプレをしている白銀さん。その胸元がぽっくりと開き、純白の下着が丸見えになっているのだ。

 自分の事を地味だと言っている白銀さん。しかし、彼女のスタイルは地味に良い……なんて言ったら、彼女に失礼だろう。ハッキリ言ってしまえば、白銀さんは自分を過小評価しているのだ。

 隠れ巨乳と言っても過言ではないバスト、それがキャラクターの雰囲気に合わせた下着に包まれて僕の目の前に曝け出されている。普通の男なら、これだけで十分に眼福だろう。

 加えて、白銀さんは非常に優しい。そして、オタクならではの大胆さもある。額を抑えて痛がった僕の事を心配して、目と鼻の距離にまで近づく位に、男性に対しての警戒心は薄いのだ。

「本当に平気!?おでこ、見せてみて……」

 僕の顔を掴んだ白銀さんがおでこを見る。自分に見やすくするために僕の顔を少しだけ下に向ければ、当然僕の視線の先には地味に大きい彼女の胸が映る訳で……

(う、わぁ……!)

 シミ一つないきれいな肌、コスプレ衣装に合った下着、そして大きな胸とその谷間……僕の目は、すぐ目の前にある白銀さんの胸に釘付けになって……

―――回想終了

94 : 以下、名... - 2017/02/07 22:06:21.66 vIuYjwyl0 75/1000

白銀「……あぁ、ちょっと赤くなってるね。何がぶつかっ……っ!?」

最原「あっ……!?」

最原「ま、まずい!白銀さんが自分の服装に気付いた!」

白銀「あ、あぁっ!」

最原「ご、ごめ……」

白銀「ご、ごめんね最原君!変な物見せちゃった!」

最原「えっ……!?」

白銀「あぁ、私駄目だなぁ……衣装のサイズは間違えてボタンを飛ばすわ、最原君に逆セクハラをするわ……地味に傷つくよ……」

最原「ぼ、僕こそごめん!つい固まっちゃって……!」

白銀「ううん、最原君は気にしなくていいよ。それよりごめんね。おでこ痛くない?」

95 : 以下、名... - 2017/02/07 22:07:19.49 vIuYjwyl0 76/1000

最原「う、うん、大丈夫……って、そうじゃなくって!」

白銀「……あぁ、もしかしてこの姿の事?もっと露出の激しいコスプレをしたこともあるし、ブラも手作りの見せて構わない奴だから大丈夫……って、そう言う事じゃないよね」

最原「そ、そうだよ!急いで何か着て!」

白銀「ごめんね。ホント、色々迷惑かけちゃったね。私は着替えるから、最原君ももう行って良いよ。制服は直しておくね」

最原「う、うん……それじゃあ、ごめんね!」スタスタ…

白銀「こっちこそごめんねー!それじゃ、またねー!」

最原(……ゆ、油断しちゃったな……まさかこんなことになるなんて……あ!)

最原(しまった。カメラを持ってきちゃったぞ、これ、さっきのシーンを撮影してたはずだから……!)

最原「こ、今度返そう!それで良いよね!急いで食堂に行かなきゃ!」

96 : 以下、名... - 2017/02/07 22:07:50.56 vIuYjwyl0 77/1000


ーーー夜、最原の私室

最原(……今日一日、天海君の才能のお陰でいろんな目に遭ったな……まぁ、今日で実験も終わりだし、こんな一日も悪くないよね)

天海「最原君、実験に付き合ってくれてありがとうございました。明日になれば俺の才能は消えて、普通の一日を送れるっすよ」

最原「僕も天海君の役に立てて良かったよ。でも、この才能の事は言わない方が良いかもね」

天海「そうっすね……王馬くんに悪用されるのも嫌ですし、茶柱さんとは口きけなくなりそうっすからね……」

最原「このことは僕たちだけの秘密にして、二度と発動しなければいいんじゃないかな?」

天海「それがベストっすね。そうしますか」

モノクマ「……どっこい、それはできないんだな~!」

最原天海「!?」

97 : 以下、名... - 2017/02/07 22:08:29.84 vIuYjwyl0 78/1000

最原「も、モノクマ……!?一体、何の用だ!?」

モノクマ「なに、最原君と天海君が面白い事をしてるな~と思ってね。一日覗いてたんだよ!」

天海「ほ、本当っすか!?」

モノクマ「ボクは嘘は言いません!……でね、ちょっと面白い事を思いついたんだ」

最原「な、なんだ……?何を思いついたんだ……!?」

モノクマ「……コロシアイは一度中止しようと思ってね。代わりに、二人に頑張って貰いたいんだよ」

天海「……は?」

モノクマ「ダンガンロンパV3は『皆のコロシアイ新学期』から、『ちょっとHな学園ラブコメ』へと方向転換しま~す!主役の最原くんと親友ポジの天海君は、協力して女の子とラッキースケベを起こしまくってくださ~い!」

最原「な、なんだって!?」

モノクマ「アンケート結果でもこっちが良いって話になったからね!やっぱマンネリも続いてたし、コロシアイはV4に任せれば良いかな~って思ってさ!良かったね!これで誰も死ななくて済むよ!」

天海「な、何を言ってるんすか!?訳が分からないっすよ!?」

98 : 以下、名... - 2017/02/07 22:10:07.15 vIuYjwyl0 79/1000

モノクマ「良いの良いの、気にしないで頂戴!コロシアイ学園生活よりもよっぽど平和的で楽しそうでしょ?特に最原君なんてうっはうはのポジションじゃない!」

最原「は、はぁ……?」

モノクマ「さてと……そう決まったからには準備をしないとね。僕も二人に協力するから、この才囚学園をバラ色、いや、パンツ色に染め上げようじゃない!」

天海「じ、事態は好転してるんすか?それとも、よりひどくなったんすか!?」

モノクマ「うぷぷ……それじゃあまず、最原君には女の子たちと仲良くなってもらわないとね!」

最原「ど、どういう意味だ!?」

モノクマ「うぷぷ、天海君の才能『超高校級のラッキースケベ』はね、対象になった人物が女の事仲良くなれば仲良くなるほど、その内容が過激になるんだよ!」

天海「そ、そうなんすか!?」

モノクマ「そうなんです!今回の出来事はスケベレベル1にしか過ぎないのです!これから先、もっともっと過激になるのです!」

最原天海「………」ゴクリ……!

99 : 以下、名... - 2017/02/07 22:10:44.31 vIuYjwyl0 80/1000

モノクマ「……最原君、明日から女の子と仲良くしてね。もっともっと過激なラッキースケベの為にさ……うぷぷぷぷ!」

最原「だ、誰がお前の言う通りになんか……!」

天海「待つっす最原君!ここはモノクマの言う事に従った方が得策っす!」

最原「えっ!?」

天海「……考えてみるっす。俺たちが我慢するだけで皆がコロシアイの起きない日々が送れる様になるんすよ?そうなれば、皆で協力して脱出方法を見つけられるかもしれないっす!」

最原「た、確かにそうだけど……」

天海「無理に反発せずにこの機会を利用するっす。俺達二人でこの罪を被れば良いんすから……!」

最原「………」

モノクマ「……あ、話は決まった?それじゃあ、明日からよろしくね!」ピューン!

天海「最原君……俺も一生懸命サポートするっす。だから……」

最原「……分かったよ。とにかく一生懸命頑張ろう……この馬鹿げた学園生活を終わらせるために!」

100 : 以下、名... - 2017/02/07 22:11:40.14 vIuYjwyl0 81/1000

―――???

モノクマ「うぷぷ……と言う訳で皆さん、ダンガンロンパV3は方向を転換してドッキドキの学園ラブコメディのゲームになりました!急な変更でごめんなさ~い!」

モノクマ「代わりと言っては何ですか、ちょっとしたアンケートを取ろうと思いま~す!実は、天海君の才能は女子にも使えるのです!その場合、その女の子が一日中ラッキースケベの犠牲になってしまうのですが……」

モノクマ「ここでアンケートです!最原君が皆と絆を深めている間、男子全員のラッキースケベの被害に遭う女子は誰がいいでしょ~か?ここから10個下までのレスを対象にアンケートを取るよ!連投はした奴はおしおきだかんね!」

モノクマ「……と言う訳で、また次回お会いしましょう!オマエラの意見、待ってるよ!うっぷぷぷ~~っ」

101 : 以下、名... - 2017/02/07 22:13:43.37 b9D0ryPco 82/1000

じゃあ赤松

102 : 以下、名... - 2017/02/07 22:14:19.80 fVfHwnpxo 83/1000

赤松

103 : 以下、名... - 2017/02/07 22:14:56.70 CpRQDOPOo 84/1000

赤松で

105 : 以下、名... - 2017/02/07 22:16:45.25 2ZTDoGM70 85/1000

赤松ちゃんで

106 : 以下、名... - 2017/02/07 22:17:32.16 hrCb5uS3o 86/1000

満場一致で草

109 : 以下、名... - 2017/02/07 22:25:28.60 vIuYjwyl0 87/1000

アカマツさんがエロに決まりました。近いうちにオシオキを開始します。

満場一致過ぎて草ですねwww

129 : 以下、名... - 2017/02/09 19:01:43.10 4SWvodce0 88/1000

モノクマ「やぁ、オマエら!この間はアンケートに協力してくれてありがとうね!厳正なる調査の結果、天海君の才能を使われる女の子は赤松楓さんに決まりました~!」

モノクマ「満場一致の結果にちょっと驚いてるよ。でも、あのムチムチボディは堪らないよね!僕も思春期の子供たちを持つ身だから、たぶらかされないか心配だよ!」

モノクマ「……と言う訳で、そんなドスケベボディな赤松さんにはオシオキを受けて貰いましょ~!張り切って、スタート!」

『アカマツさんがエロに決まりました。オシオキを開始します』

オシオキ名―――「超高校級ピアニスト 赤松楓の散々な一日」

130 : 以下、名... - 2017/02/09 19:02:54.16 4SWvodce0 89/1000

―――地下 ゲームルーム

赤松(……モノクマがコロシアイの中止を宣言してから一週間かぁ……なんだかんだ、脱出は出来ないけど命の危険が無い事が分かってから皆普通に過ごしてるなぁ)

赤松(モノクマの目的も分からないし、何時またコロシアイが再開されるかもわからないから油断はできないけど……まぁ、少しは楽しんでも良いよね)

天海「赤松さん、ネイルの手入れ終わったっすよ」

赤松「あ、ありがとう!天海君ってこういうの得意だよね!」

天海「自慢できるほどじゃないっすよ。それより、唐突に爪を弄らせてもらって申し訳なかったっすね」

赤松「全然!天海君センス良いし、こっちこそありがたい話だったよ!」

天海「ははは……さて、俺は片付けてからここを出るんで、赤松さんは先に戻って良いっすよ」

赤松「うん!それじゃ、ありがとね!」スタスタ……

天海「……すいません、赤松さん。でも、こうするほか無かったっす……許してください……」

131 : 以下、名... - 2017/02/09 19:03:23.70 4SWvodce0 90/1000

―――地下 廊下

赤松(爪も綺麗になったし、他の女の子たちに見せてこようかな?白銀さんとか興味あるみたいだったし……それとも、男の子にでも……あ)

赤松(……そう言えば最近、最原君と過ごして無いなぁ……他の女の子とばっかり過ごしてるし、なんだか避けられてる様な気もするし……)

赤松(やっぱりこの間の図書室での出来事を気にしてるのかな?ちょっと気まずい感じはあるけど、気にしなくていいのに……)

赤松「……でも、他の女の子とこれ見よがしに仲良くする必要だってないじゃん。最原君の馬鹿……!」

百田「終一がどうかしたのか?」

赤松「んひっ!?」

百田「うおっ!?な、なんだよ、そんなに驚くなって……」

赤松「も、百田君!?それに星君も!ご、ごめんね!急に声かけられたから驚いちゃって……」

「おいおい……俺も百田も、お前の正面から歩いて来たんだぜ?視界に映らない程考え事でもしてたのか?」

赤松「あ、あはは……そんな感じかな……?」

132 : 以下、名... - 2017/02/09 19:04:02.61 4SWvodce0 91/1000

百田「……なぁ、赤松。お前、終一と喧嘩でもしたのか?」

赤松「えっ!?」

百田「最近、終一の様子がおかしいんだよな……お前とも絡まないし、なんだか焦ってるような、慌ててるような……」

赤松「確かに、最原君最近おかしいよね……」

「……余計なお世話かもしれねぇが、これ以上関係性がこじれる前に手を打っておいた方が良いと思うぜ。そうすりゃ、お前さんもそんな上の空にはなんねぇだろうよ」

赤松「……うん、そうだね。出来るだけ早く話を聞いてみるよ」

百田「おう!それが良いぜ!んじゃ、終一の事は赤松に任せるからな!」

赤松「うん!それじゃあ、私、行くね!」スタスタ……

百田「ああ、終一の事をよろし……うおっ!?」

赤松「……?」

133 : 以下、名... - 2017/02/09 19:04:52.36 4SWvodce0 92/1000

「……あぁ、こりゃ相当重症だな」

赤松「百田君?星君?どうかしたの?」

百田「赤松、その、なんだ……お前の、その、あれがだな……」

赤松「え……?」

「……スカートの尻の部分、捲れ上がってるぞ」

赤松「へ……?きゃっ!?」

赤松(ほ、本当だ……!全部ぺろりと捲れちゃってた……!)

「ったく……年頃の娘が下着を丸出しって、どうすりゃそうなるんだよ?」

赤松「うわ、ごめん……」

百田「あ、あんまり気にすんなよ!むしろここで俺たちに指摘されてラッキーだったじゃねぇか!王馬とか入間みたいな面倒な奴にみられたら厄介な事になってたぞ」

赤松「あはは……それもそうだね。そう考えておくよ。それじゃ、今度こそ行くね……」スタスタ……

赤松(うぅ……いきなり恥ずかしい事になっちゃったな……この間の事と言い、私ってどっか抜けてるのかなぁ……?)スタスタ…

134 : 以下、名... - 2017/02/09 19:05:30.03 4SWvodce0 93/1000

百田「……ピンク色か……」

「おい、百田……」

百田「わ、わかってるって!でも、ちょっとぐらい余韻に浸っても良いだろ?」

「はぁ……まぁ、俺たち位の歳の男にとっちゃ、それが普通の反応か……」

百田「だろ?でもラッキーだったよな!あの赤松のパンツを見られるなんて……」

春川「……へぇ、そんなに良い事があったんだ?」

百田「」

百田「は、ハルマキ!?お前、いつの間にここに……?」

春川「そんな事よりも是非それだけテンションが上がった出来事について聞きたいんだけどさぁ……こっち、来てくれるよね?」

百田「ま、待てハルマキ!話せば分か……いででででっ!しゃ、シャレになら……あだだだだっ!?」

「……はぁ、どこもかしこも騒がしいもんだぜ。口は災いの元って奴だな」

百田「ストップ!ハルマキ、スト……あぎゃぁぁぁぁっ!!!」ボキッ!

135 : 以下、名... - 2017/02/09 19:06:14.23 4SWvodce0 94/1000

―――1F 食堂前廊下

赤松「とりあえず食堂でお茶でも飲んで落ち着こう……もしかしたら、最原君もいるかもしれないしね」

???「う~ん……」

赤松「……あれ?今の声って……?」

???「どうしようかなぁ……?」

赤松「購買部の方から聞こえてきてる……ちょっと覗いてみよう」ガチャ!

獄原「う~ん……」

赤松「ゴン太君?どうしたの?そんなに悩んで」

獄原「あ、赤松さん!ゴン太はね、パンツが買いたいんだよ!」

赤松「ぱ、パンツ!?」

136 : 以下、名... - 2017/02/09 19:06:54.48 4SWvodce0 95/1000

獄原「うん!王馬くんに教えて貰ったんだけど、購買部で新しい商品が色々売り出されたんだって!それで、パンツを買おうと思ったんだけど……」

赤松「た、確かに商品が増えてるみたいだけど……どうしてパンツ?」

獄原「それはね、こう言う事なんだ!」ズルッ!

赤松「えっ!?きゃぁぁっ!!!」

獄原「あ、赤松さん?どうかしたの?」

赤松「だ、だって、ゴン太君がいきなりズボンを脱ぐから……」

獄原「え……?ご、ごめん!ゴン太、赤松さんを驚かせちゃったんだね……」

赤松「……良いよ。あんまり気にしてないから……それで、その……パンツが欲しい理由って?」

獄原「うん……ゴン太、実はパンツを持ってないんだ。代わりに腰巻をしてるんだけど……」

赤松「あ、本当だ。よく見たら腰巻なんだね……///」

137 : 以下、名... - 2017/02/09 19:07:20.63 4SWvodce0 96/1000

獄原「それで、この間東条さんに言われたんだ!『紳士は、見えないところのお洒落にこそこだわる』ものだって……ゴン太はちゃんとしたパンツを履かないと、本当の紳士にはなれないんだよ!」

赤松(……女性の前でズボンを脱ぐ男の人は紳士とは程遠いと思うけど、言うのは野暮だよね)

獄原「それで買い物に来たんだけど……ここに売ってるパンツじゃ、ゴン太のサイズに合わなくって困ってたんだよ……」

赤松「……確かに、ここにあるパンツは普通の成人男性用だから、ゴン太君のサイズには合わないね」

獄原「うぅ……このままじゃゴン太、紳士になれないよ……」

赤松「う~ん……大き目のサイズは置いて無いのかな?店員さんが居れば聞けるんだけど……」

モノスケ「あ~い、呼んだか~?」

赤松「わっ!?あ、あなた、モノクマーズの……!」

モノスケ「おう!リニューアルオープンした購買部の店員を任されたモノスケや!うちはえらい勉強しまっせ~!」

赤松「店員?あなたが……?」

モノスケ「そや!むしろワイ以外に誰がやるっちゅーねん!商人言うたら大阪人やろ!」

獄原「……君、クマだよね?」

赤松「いや、そもそも生き物ですらないからね?」

138 : 以下、名... - 2017/02/09 19:07:49.89 4SWvodce0 97/1000

モノスケ「そない細かい事はどうでもええっちゅうねん!なんかワイに用なんやろ?」

赤松「ああ、パンツを探してるんだけど、大きめのサイズって無い?」

モノスケ「なんやそないなことか……店頭表示しとるんは平均的なサイズやけど、在庫にはオーダーメイドの大き目サイズもあるで!」

獄原「本当!?ゴン太が履ける大きさのパンツもある!?」

モノスケ「当たり前やがな!えっと、ここのボタンを押すと……」ポチッ!

ゴゴゴゴゴ……!

赤松「わっ!?棚が出て来た!」

獄原「うわぁ……!パンツがいっぱいだー!」

モノスケ「ブリーフにボクサーパンツ、トランクスからふんどしまで、様々な種類の様々なサイズが目白押しや!メダルと交換で持ってけるで!」

獄原「わぁい!ありがとう、モノスケ君!」

モノスケ「店員として当然のことをしたまでや、感謝すんなら仰山買うてってや!」

赤松「ふふふ……よかったね、ゴン太君!」

139 : 以下、名... - 2017/02/09 19:08:28.46 4SWvodce0 98/1000

獄原「うん!」

モノスケ「さてと……次はそっちのねぇちゃんやな」ポチッ!

赤松「え……?私は、べつに……」

ゴゴゴゴゴ……

獄原「ま、また棚が出て来た!」

赤松「っっ……!?こ、これって!?」

モノスケ「見たか!?これがお父ちゃんが選びに選んだ最上級の女物下着、最強の勝負パンツたちや!」デデーン!

獄原「勝負パンツ……?何かと戦うの?」

モノスケ「見てみぃ!色、艶、素材、デザイン……どれを取っても超一流や!こん中の一つでも履いてってみ、愛しの彼はあっちゅーまにK,Oやで!」

赤松「み、見てみろって言われたって……///」

赤松(ぜ、全部すごいデザイン……すごく派手で、とんでもない物ばっかりだよ……///)

赤松(あ、あの赤いの、派手な上にレースまで着いてる……!その横のはTバック?あんなの履いたらお尻が丸出しだよ……!)

赤松(あの黒いのは一見かっちりしてる様に見えるけど、スケスケで全部見えちゃうし……あのピンク色のに至っては大事なとこをが丸出しだよ!///)

140 : 以下、名... - 2017/02/09 19:09:20.22 4SWvodce0 99/1000

獄原「凄いね!ゴン太が知らないだけで、こんなパンツもあるんだ!」

モノスケ「どや、姉ちゃん?一着買ってくか?今ならサービスするで~!」

赤松「い、いりません!私はこんな派手なのじゃなくて、普通のパンツを……」

モノスケ「なんや普通のが欲しかったんか?なら、こっちやな!」ポチッ!

ガコンッ!

赤松「ああっ!もう勝手に……まぁ、今度のは普通のパンツだし、照れる様な物はないけれど……」

赤松(それでも、色とりどりのパンツが大量に並んでる光景って思ったより迫力があるね……)

獄原「う、うぅ……///」

赤松「あれ?ゴン太君……?」

獄原「こ、こんなにたくさんのパンツが並んでたら、目が開けられないよ……///」

赤松「あ、さっきのよりも平凡なデザインだから、ゴン太君にとってはこっちの方が恥ずかしいのかな?」

141 : 以下、名... - 2017/02/09 19:09:49.31 4SWvodce0 100/1000

モノスケ「なんや驚くほどのピュアボーイやな……別に見たってええやろ、こんなん誰かが履いてる訳でもあらへんし」

獄原「で、でも……」

モノスケ「そんなん言うてたら、晴れた日に住宅街を散歩することもできへんで!みんなお外にパンツを干しとるんやからな!」

獄原「う、うぅ……」

モノスケ「ま、なんや……この姉ちゃんが履いとるパンツ、見てしもうたならその反応もわかるんやけどな」

赤松「え……?」

獄原「あ、赤松さんが……?」

モノスケ「そや、考えてみ?この姉ちゃん、良い太ももしとるやろ?尻もむっちりしとってエロい感じやがな!」

赤松「ちょ、ちょっと!止めてよ!」

モノスケ「想像してみぃ……!丸くてデカい姉ちゃんの尻を……!それを包む薄い神秘の布を……!」

獄原「う、う、うわぁぁぁぁ……っ!」ダダダッ…!

赤松「ご、ゴン太くーん!!!」

142 : 以下、名... - 2017/02/09 19:10:26.72 4SWvodce0 101/1000

モノスケ「何や、大分ピュアやなぁ……こんな話で逃げ出してまうなんてな」

赤松「ちょっと、何やってるの!色々とセクハラだよ!」

モノスケ「ええやないか、純情な青年に性の手ほどきをしただけや。アンタもええことしたなぁ!」

赤松「どこが!?」

モノスケ「……きっとあの坊主は頭ん中でアンタの下着姿を想像したはずや……ここに並んでるパンツや、さっきのきわどい奴を履いたあんたの姿をなぁ……!」

赤松「えっ……!?」

モノスケ「えらい罪な女やで、男をあんな風にしてまうんやからなぁ……!ホンマ、エロい娘やな」

赤松「か、勝手な事を言わないでよ!」

モノスケ「あはは!すまんすまん、堪忍や!お詫びにガチャガチャ一回無料で回してええから、許したってや~!」ピョイン!

赤松「に、逃げるな~っ!……くぅ、好き勝手言ってくれちゃって……!」

赤松「……でも、そうなのかな?ゴン太君、私の下着姿を想像して……?」

143 : 以下、名... - 2017/02/09 19:11:11.27 4SWvodce0 102/1000

赤松(もしかして、最原君もそうなのかな……?あの時、私のパンツを見て、体を触って……興奮、したのかな……?)

赤松(……なんか、変な気分になってきた……胸が、ドキドキする……)

赤松「……はっ!?わ、私、何考えてるの!?お、落ち着かないと……!」

赤松(うぅ……///さっきからパンツのことで災難ばっかりだよ……おまけに変な気分になっちゃうし……///)

赤松「……が、ガチャガチャ引いて出よう。食堂でお茶でも飲めば、気分も落ち着くよね……!」

148 : 以下、名... - 2017/02/10 23:04:07.05 zlQyXcOO0 103/1000

赤松「……ふぅ、ちょっと落ち着いたよ。さて、今度こそ食堂に行こうかな」ガチャ

真宮寺「おや、赤松さん。購買部で買い物かい?」

赤松「真宮寺君!いや~、ちょっと違うかな……」

真宮寺「そうかい……まぁ、品ぞろえが増えたから見るだけでも楽しいと言う気持ちはわかるけどネ」

赤松「ははは……あ、そうだ!これあげるよ!」

真宮寺「これは……猿の手じゃないか!?素晴らしいヨ!」

赤松「さっきガチャマシーンで当てたんだけど、私には必要無い物だからさ。真宮寺君ならこう言うもの喜びそうだし、そっちの方が物も嬉しいんじゃないかな」

真宮寺「ありがとう……僕はとても嬉しいヨ」

赤松「ふふふ……良かった!」

149 : 以下、名... - 2017/02/10 23:04:41.51 zlQyXcOO0 104/1000

真宮寺「……そうだ、良ければ僕の研究教室に来ないかい?お礼も兼ねて、ちょっと面白い話をさせてもらうヨ」

赤松「え?本当!?」

真宮寺「まぁ、僕の話が退屈じゃ無ければの話だけどネ……」

赤松「そんなこと無いよ!真宮寺君の話、面白いしためになるもん!」

真宮寺「ククク……そんなに褒めても何も出ないヨ……でも、ありがとうネ」

赤松「本当の事を言ったまでだよ!それじゃ、真宮寺君の研究教室に行こっか!」

150 : 以下、名... - 2017/02/10 23:05:35.24 zlQyXcOO0 105/1000

―――4F 真宮寺の研究教室

真宮寺「……お茶やお菓子が出せずにごめんネ。ここは貴重な品物が多いから、汚す事はしたく無いんだ」

赤松「大丈夫、気にしないよ」

真宮寺「……まぁ、立ち話をさせたくは無いから、ちょっと前に購買で買って来た椅子に座りなヨ。座り心地はまぁまぁだからサ」

赤松「ありがとう……それで、今日はどんな話を聞かせてくれるの?」

真宮寺「そうだネ……ちょっと下世話だけど、今の状況にぴったりの話があるからそれにしようかな?」

赤松「下世話……?」

真宮寺「……赤松さん、浮気が起きない為にはどうすれば良いと思う?」

赤松「えっ!?な、なんでそんな事を聞くの?」

真宮寺「まぁ、あまり深い意味は無いから気楽に答えてみてヨ」

赤松「う~ん……やっぱり、恋人同士がしっかりとお互いを尊重し合うのが大事なんじゃないかな?」

真宮寺「なるほど……赤松さんらしい、優しい意見だネ。貴重な意見として、記憶にとどめておくヨ」

151 : 以下、名... - 2017/02/10 23:06:18.09 zlQyXcOO0 106/1000

赤松「それで?浮気がどうかしたの?」

真宮寺「あぁ……昔から、男女関係において横恋慕は無くてはならない問題サ……言い方を綺麗にしてるけど、要はどろどろとした浮気や二股の事だネ」

赤松「確かに小説や少女漫画でも取り扱ってるものも多いし、音楽にもそう言うものがあったりするよね」

真宮寺「ククク……いけないと分かっていながらも愛の炎に身を焦がしてしまうのが人間という生き物……その煌きに包まれてその身を滅ぼす様は、ある意味では究極の美とも言えるよネ」

赤松「う~ん……私は、誰かを裏切ったりするのは嫌だからそう言うお話は見ないんだよね……」

真宮寺「まぁ、好き嫌いが別れるよネ。でも、個人の感情を除けば、浮気や不倫はいけないこととして世の中で通っている。江戸時代では女性の浮気は重罪で、見つかったら即切り捨てだったらしいヨ」

赤松「へぇ~、そうなんだぁ……」

真宮寺「男性は身分によっては側室が持てたり、吉原の様な遊郭を利用出来たりするのになんとも不平等な話だよネ……」

赤松「う~ん、そう言われると確かにそうかもね……」

真宮寺「……ここまで厳しい法があると知ったら、普通は浮気なんか考えないよネ?でも、実際はそうならなかった。浮気や不倫はこの時代にも数多くあったんだヨ」

赤松「あ、確かに悲恋もののお話って江戸時代が舞台な事が多いかも……!」

真宮寺「ククク……物知りだネ、赤松さん。きっと命懸けの密会というスリルが男女を燃え上がらせたんだろうネ、僕は知らないけれどもサ」

赤松「まぁ、江戸時代に行けるわけが無いしね」

152 : 以下、名... - 2017/02/10 23:06:44.45 zlQyXcOO0 107/1000

真宮寺「さて、歴史や法律のお勉強はここまでにして、民俗学の話をしようか……今の話で分かったと思うけれど、法律じゃあ人の心は縛れない。男女の不貞は無くならないんだヨ」

赤松「………」

真宮寺「そして人の愛情にも限りがある。感情が不確かな様に、一時の迷いで一線を越えてしまう男女は存在するんだよネ……でも、もしも浮気が無くせる方法があるとしたら?」

赤松「そんな方法があるの?」

真宮寺「ああ、実はネ……僕は、一切の不貞が起きない部族を見た事があるんだヨ」

赤松「え……?」

真宮寺「彼らは見た所普通の人間で、山奥にひっそりと住んでいる以外は特に変な所は無かった……けど、その部族には一つの掟があったんだ。どんなものだと思う?」

赤松「え?う~ん……」

赤松(すっごく厳しい罰とか?いや、それでも浮気が0になるとは思えないし……)

真宮寺「ククク……ちょっと意地悪な質問だったかな?きっと想像もつかない話だし、赤松さんには分からないかもネ」

赤松「う~ん……ごめん、降参!一体その掟って何なの?」

真宮寺「……それはね、結婚相手を部族の長たちが話し合って決めると言う事なんだヨ」

赤松「えっ!?それって、結婚相手を自由に決められないって事!?」

153 : 以下、名... - 2017/02/10 23:07:27.72 zlQyXcOO0 108/1000

真宮寺「その通りだネ。僕の聞いた話だとその集落に住む夫婦は全員掟によって結婚相手を決められた人たちだったんだヨ」

赤松「でも、それって逆に浮気とかが起きそうじゃない?こんな人は嫌だ~、とかさ?」

真宮寺「ククク……そう思うよネ?でも、そうはならないんだ。なぜなら、彼らには恋愛感情と言うものがないからサ」

赤松「恋愛感情が、無い?」

真宮寺「……結婚とは、周囲の勧めによって行われるもの……そう考えている彼らにとって、他者を好きになると言う考え自体が湧かないんだヨ。時が来たら自分の結婚相手を紹介されて、それでお終いな訳だしネ」

赤松「……それで本当に良いのかな?」

真宮寺「さぁ?僕は調べるだけだからネ……でも、僕の意見を言わせてもらえば、この掟には賛成できないかな」

赤松「真宮寺君もやっぱりそう思う?」

真宮寺「確かに不貞や男女交際の裏切りが無いと言う事は素晴らしい事だと思うヨ?でも、そこに愛情が無ければ、どんなに円満な夫婦生活でも幸せとは言えないんじゃないかな?」

赤松「結婚って、やっぱり好きになった人とするものだもんね」

真宮寺「ククク……愛というのは人の欲望そのものサ、複雑に絡み合う愛欲の美しさは人間の魅せる至上のエンターテイメントだヨ。それを放棄してしまうなんて、可哀想だとしか言いようがないネ」

赤松「う~ん……まぁ、恋愛は素晴らしい物だって言いたい事は分かったよ!」

154 : 以下、名... - 2017/02/10 23:08:10.10 zlQyXcOO0 109/1000

真宮寺「ククク……赤松さんらしい解釈の仕方だネ。さて、こうなると次に気になるのはどうやってその夫婦を決めるかだよネ?」

赤松「やっぱり、性格の相性とかで決めてるの?」

真宮寺「いいや……彼らが結婚相手を決める基準、それは『その人物が持つ才能』サ」

赤松「才能……?」

真宮寺「……体の丈夫な男女の遺伝子をかけ合わせれば、より体が丈夫な子供が生まれる……長たちは、部族の個人個人の才能を把握して、より優れた子供を産ませる為の組み合わせを探しているんだヨ」

赤松「な、何それ!?子供を実験みたいに産ませてるってこと!?」

真宮寺「そうなるネ……倫理観はさておき、そうして生まれた親よりも優れた遺伝子を持つ子供たちが、同じようにして生まれた子供たちと共に成長し、また子供を作る……彼らの考えでは、自分たちの未来は明るい物だと信じ切っているようだったヨ」

赤松「………」

真宮寺「……いい気分はしないよネ?確かに彼らは優れた遺伝子と才能を持ち、円満な家庭で育ったのかもしれないけど……でも、倫理観が無い彼らに繁栄があるかどうかと言われたら、返事に困ってしまうネ」

赤松「……私、上手くは言えないけど、その部族の人たちとは分かり合えない気がするな。それがその人たちの当たり前で、疑うものじゃないって事は分かってるけど……」

真宮寺「良いんだヨ、その考えの違いこそが人間である証明なんだからネ……でも、赤松さんも彼らと同じ運命をたどる事になるかもしれないヨ?」

赤松「えっ……!?」

155 : 以下、名... - 2017/02/10 23:09:12.54 zlQyXcOO0 110/1000

真宮寺「……人の少ない未明の場所、集められたのは超高校級の才能を持つ若い男女たち……これ、なんだか今の話と似てないかな?」

赤松「……誰かが、私たちの才能を掛け合わせようとしているって事?」

真宮寺「可能性の話だけどネ。最初にコロシアイなんて言葉で恐怖を煽って、命の危険を感じさせる……すると、人は生存本能から自分の遺伝子を残そうとするんだヨ」

赤松「え……?」

真宮寺「ククク……つまり、子供を残そうとするって事さ。その後、本当にコロシアイが起きてしまったら才能が消失してしまうから、コロシアイの中止を告げた後でこの場所を快適に過ごせる様に変えていく……まるでここで一生生きて行っても良いと思えるくらいにネ……!」

赤松「く、黒幕は、私たちをここに居つかせようとしてるって事?」

真宮寺「もしかしたら……あまりにも快適になりすぎた才囚学園の中で、僕たちはいつしかここから出たくないと考える様になるかもしれないネ……人の考えなんて、移ろいゆくものだからネ」

赤松「そ、そんなことって……」

真宮寺「……僕たちがそう考え始めた頃を見計らって、黒幕は言うのサ。『ここから出て行きたくなければ、子供を作れ』と……!」

赤松「………」ビクッ!

真宮寺「超高校級の才能同士を掛け合わせた子供たち……黒幕の真の目的は、それだったりするのかもネ。……その場合、僕たちをここに閉じ込めた相手は、相当規模が大きい相手だという事になるかな?」

156 : 以下、名... - 2017/02/10 23:11:57.82 zlQyXcOO0 111/1000

赤松「……そ、そんなの、あり得ないよ……!」

真宮寺「ククク……分からないヨ?あらゆる可能性を考えても、この考えを否定できる材料は無いんだからネ。キーボ君を男とカウントすると、丁度8人ずつ男女が居る訳だしサ」

赤松「………」

赤松(黒幕の狙いは、私たちに子供を作らせること……?そんなことって、本当にあり得るの?でも、もしそうだとしたら……)

真宮寺「そうだとしたら……赤松さんは誰が良い?」

赤松「えっ!?」ドキッ!

真宮寺「もしここに居る誰かの子供を産まなければならなくなったとしたら、赤松さんは誰を選ぶんだい?それ位の自由は欲しいよネ?」

赤松「わ、私は……!」

真宮寺「……最原君なんかどうかな?」

赤松「!!!」ドキッ!

真宮寺「君のピアニストとしての感性は、探偵である最原君にとって新たな発見をもたらす才能だよ。そして最原君の優れた頭脳は、どんな才能と掛け合わせても不備は無い」

赤松「わ、わた、私、は……私が……?」

真宮寺「何より君たちはとても仲が良い、傍から見れば恋人同士に見える位サ。きっと最原君も悪い気はしないんじゃないかな?」

157 : 以下、名... - 2017/02/10 23:13:02.50 zlQyXcOO0 112/1000

赤松「………」

赤松(あり得ない、あり得ないよ……そんなこと、あり得るはずが無い。無い、けど……)

赤松(もし本当にそうなってしまったら?誰かの子供を産むことを強制されて、最原君にそれを求められたら?)

真宮寺「……ククク」

赤松(……優しくしてくれるかな?どんな風に触れるのかな?幸せ、なのかな……?)

赤松「……さい、はら……くん……///」

真宮寺「……なんてネ。ちょっとからかいが過ぎたネ」

赤松「……えっ!?」

真宮寺「話が飛躍しすぎたよネ?赤松さんが付いていけなくったって仕方がないサ。ごめんネ」

赤松「え、あ、もしかして、今の話、冗談……?」

真宮寺「限りなく可能性が低い話を、ちょっと脅す感じで話しただけサ……退屈はしなかったでしョ?」

158 : 以下、名... - 2017/02/10 23:13:51.56 zlQyXcOO0 113/1000

赤松「も、もう!真宮寺君の話が本格的だったから、本気にしちゃったじゃん!」

真宮寺「ごめん、ごめん……ちょっとやりすぎちゃったかな?」

赤松「……でも、楽しかったから良っか!真宮寺君、面白い話をありがとう!」

真宮寺「ククク……そう言って貰えると話した甲斐があったヨ」

赤松「それじゃあ、私は行くね。ばいば~い!」ガチャ……バタン!

真宮寺「……ククク、『本気にしちゃった』かぁ……素敵だよ赤松さん、君の羞恥と恍惚に染まった表情は、とても美しいものだったヨ……!」

真宮寺「それに……赤松さんの座っていた椅子、少しだけ……湿っているネ。ククク……今頃彼女は、急いで下着を替えに行っている所かな?」

真宮寺「僕は幸運だヨ!幸せだヨ!赤松さんの欲望に染まった一面を見られたんだからネ!君は本当に、素晴らしい女性サ!あははははは!」

171 : 以下、名... - 2017/02/14 01:11:30.82 cHJfdZLi0 114/1000

―――食堂前 廊下……

赤松(……さっきは凄い事を想像しちゃったけど、なんとか落ち着いたかな。さて、今度こそ食堂でお茶でも飲もうっと!)ガチャ!

夜長「んー? お~、楓~!やっはー!」

赤松「こんにちはアンジーさん!なんだかテンションが高いね。何かいいことがあった?」

夜長「もっちもちー!アンジーはね~、つい先ほど終一と二人で神様とお祈りを捧げてたんだよ~!」

赤松「えっ……!?」

夜長「終一と二人で沢山お話しできてとっても楽しかったんだ~!これも全部神様のお陰だよね!」

赤松「あ、そ、そうなんだ……」

赤松(……最原君、また別の女の子と過ごしてる……なんか、嫌な感じだな……)

172 : 以下、名... - 2017/02/14 01:11:59.26 cHJfdZLi0 115/1000

夜長「……あれれ~?楓、どうかしたの?」

赤松「え……?な、何でもないよ!」

夜長「嘘だ~!なんか悩んでるんでしょ~?アンジーにはすぐわかっちゃうんだよ!神様が教えてくれるからね~!」

赤松「あ、あはは……」

夜長「……終一の事でしょ?」

赤松「!?」

夜長「終一がアンジーと一緒に居るから、やきもち妬いてるんでしょ?神様もそう言ってるよ~!」

赤松「そ、そんなこと無いよ!最原君とはただの友達だし……」

夜長「……じゃあ、終一はアンジーが貰っちゃっても良いんだね?」

赤松「……!?」ドキッ!

173 : 以下、名... - 2017/02/14 01:12:32.71 cHJfdZLi0 116/1000

夜長「アンジーはね~、ここから出ていくとか出て行かないとかはもうどうでも良いのだ~!毎日楽しく過ごせればそれで良いんだよ~!にゃはははは~!」

赤松「え、えっと……アンジーさん?」

夜長「……だからね。ここで終一と一生を過ごすのも良いかなって思ってるんだよ。終一の赤ちゃんをたくさん産んで、ここで家族みんなで仲良く過ごすのも楽しいかな~って……!」

赤松「なっ……!?」

夜長「楓が一番のライバルだと思ってたから今の話を聞いて安心しちゃったな~……だって、アンジーの邪魔をする人はもういないわけだしね~!にゃはは、神ってる!」

赤松「………」

夜長「……それじゃあ、アンジーは終一を探しに行こうかな~?もう十分休憩も出来たし……」

赤松「……い、……よ」

夜長「……ん~?楓、何か言った~?」

赤松「……最原君が、アンジーさんを好きになるかどうかは分からないよ?」

174 : 以下、名... - 2017/02/14 01:13:13.50 cHJfdZLi0 117/1000

夜長「……ふ~ん、そっか、楓はそんな事を言うんだね~……!」

赤松「でも事実でしょ?最原君がアンジーさんと一緒に居たいかなんて、まだわからないよ!」

夜長「……そだね~、確かにそうかもね~……でも、関係無いんだよ」

赤松「……どういう意味?」

夜長「終一はアンジーの事が好きになるって意味だよ~!神様もそう言ってるもん!」

赤松「そ、そんなの無茶苦茶だよ!大体神様の言う事なんて……」

夜長「……なるよ。絶対にね」

赤松「えっ……」ビクッ!

夜長「そうなるんだよ。終一はアンジーの事だけを考えて、アンジー以外の事なんてどうでもよくなって、アンジーだけを見る様になるんだよ……!アンジーと神様が、そうしてみせるんだよ……!」ギラッ…

赤松「そ……そんな事させない!絶対にさせないよ!」

夜長「にゃはは~!やっぱり楓はライバルだったか~!楓が相手だと厳しいね~!……でも、諦める気は無いからね?」

赤松「………!」

175 : 以下、名... - 2017/02/14 01:13:53.00 cHJfdZLi0 118/1000

夜長「それにね~……終一はアンジーの事が好きだと思うよ?アンジーの魅力にメロメロなのだ~!」

赤松「な、何を根拠にそんな事……っ!?」

夜長「え、だって終一ってお尻好きだもん」

赤松「」

夜長「終一はお尻が大好きなんだよ~!楓ったらそんな事も知らなかったの~?」

赤松「さ、最原君が尻フェチ?そ、そんな馬鹿なこと……はっ!」

赤松(そう言えば最原君、図書室での一軒の時も私のお尻を見てたよね……!それに、私のお尻の感触であ、アソコを固く……///)

夜長「だって終一、アンジーのお尻をじっくり見てたもん!」

赤松「は……?」カチン

176 : 以下、名... - 2017/02/14 01:14:37.31 cHJfdZLi0 119/1000

夜長「ちょっとした拍子にお尻を見せたら、終一ったらもうガン見だよ~!にゃはは~!流石アンジーのお尻、神ってる!」

赤松「はぁ……?」カチン!

夜長「まぁ、確かに楓のお尻は大きくてむっちりしてて素敵だけど~……美兎みたいに下品だよね~!」

赤松「あぁ……!?」カチンカチン!

夜長「にゃはは~!と言う訳で楓とアンジーのお尻対決は、小振りでキュートなアンジーの小麦色ヒップの勝ちという事に……」

赤松「ちょっと!勝手に決めないでよ!なにより、私のお尻と入間さんを一緒にしないで!」

夜長「お~?なになに~?楓ったら不満なのかな~?」

赤松「不満だよ!そもそも最原君のお尻の好みが分からない以上、アンジーさんの勝ちとは言えないよ!」ロンパ!

夜長「でもでも~、終一はアンジーのお尻をじっくりと……」

赤松「……最原君は色白のお尻が好きなんだよ」ギショウ!

夜長「……お~?」

177 : 以下、名... - 2017/02/14 01:15:07.88 cHJfdZLi0 120/1000

赤松「この前、最原君にスカートの中を見られたけど……最原君ってば私のお尻をじっくりと見てたよ?」

夜長「………」

赤松「確かにアンジーさんのお尻も魅力的だけど、運動もしてないアンジーさんのお尻は健康的とは言えないよね?水泳少女とか、新体操をやってる女の子なら健康的って思えるのかもしれないけどさ」

夜長「ほ~……!」

赤松「大体、思春期の男の子って大きめのお尻が好きなんだよ!貧乳派よりも巨乳派が多いし、小尻派よりも巨尻派の方が多いって!ちょっと大きめの安産型のお尻が、健康的だって言えるんだよ!」

夜長「……つまりあれかな~?楓は~、アンジーに喧嘩を売ってるんだよね~?」

赤松「私は客観的な意見を言っているだけだよ!」

夜長「でもでも~、その客観的な意見に終一が含まれてるかは分からないよね~?意外とニッチな趣味を持ってるかもよ~?」

赤松「確固たる証拠がない以上、多数派に最原君が含まれている可能性の方が高いじゃん!」

178 : 以下、名... - 2017/02/14 01:15:35.42 cHJfdZLi0 121/1000

???「あ、あの~……」

夜長「終一はアンジーのお尻が好きなんだよ~、神様もそう言ってるもん!」

赤松「そんなのあてにならないよ!最原君はちょっとむちっとしてるお尻が好きなんだよ!」

???「あの、お二人とも、僕の話を……」

赤松「うるさい!ちょっと黙ってて!」

キーボ「ひぃぃっ!ひ、酷いですよ赤松さん!」

赤松「あ……き、キーボ君!?何時からここに居たの!?」

キーボ「お二人の言い争う声が聞こえたので、つい先ほど食堂に入って来たのですが……まさかこんなに辛辣な言葉をかけられるなんて思ってもみませんでしたよ」

夜長「キーボ、何の様かな~?今、アンジーは楓と負けられない勝負の最中なんだよ?それの邪魔をすると、神様が怒ってばちを与えちゃうよ~?」

キーボ「い、いや、僕は、その……」

夜長「早く用件を言いなよ~、さもないと、全身のパーツが美兎の作った下品なものに変えられちゃう呪いをかけるよ~!」

キーボ「お二人の言い争いに決着をつける方法があります!」

179 : 以下、名... - 2017/02/14 01:16:05.70 cHJfdZLi0 122/1000

赤松「……え?どういう事?」

キーボ「詳しい事は分かりませんが、お二人は自分たちのお尻の魅力について言い争っているご様子……なら、ついさっき入間さんに付けてもらった僕の新機能が役立つはずです!」

夜長「にゃはは~!美兎が付けたって時点でろくでも無いものの様な気がしてならないよ~!」

赤松(……どうしよう。完全に同意しか出来ないや……)

キーボ「そう言わないで聞いてくださいよ!名付けて、女性の魅力測定機能!ね?なんだかすごそうでしょう?」

赤松「ろくでもない物の様な気がする」

夜長「同じくだね~!」

キーボ「信用度0ですか!?」

キーボ「うぅ……確かに妙な感じはしますけど、女性の外見をスキャンして、全体でも一部分でもより美しくなう方法を教えられる凄い機能何ですよ……?」

赤松「へぇ……そう聞くとすごい機能だね!世の中の女の人たちが喜ぶんじゃないかな?」

キーボ「でしょう!?ですから、この機能でお二人の臀部をスキャンすれば、どちらがより魅力的か分かるのではないかと思いまして!」

赤松「……え?」

180 : 以下、名... - 2017/02/14 01:16:54.05 cHJfdZLi0 123/1000

夜長「にゃはは~!それは良いねぇ~!それじゃあ、それを使って楓と勝負してみようかな!」

赤松「え、え、え……?」

キーボ「スキャンは数十秒で終わります。肌を直接見せずとも形が分かれば良いので下着越しでも構いませんよ!」

夜長「お~!なかなかサービスがいいね~!」

赤松「えっ!?ええっ!?」

赤松「ちょっと待ってよ!それってキーボ君にパンツを見られるって事でしょ!?」

キーボ「性格には下着越しの臀部です。パンツだけでは無いのでご了承ください」

赤松「なお問題があるよ!そんなの恥ずかしいって……///」

夜長「……楓は逃げるんだね~、それじゃあ、この勝負はアンジーの勝ちかな~?」

赤松「むっ……!」

夜長「まぁ、楓の事は置いておいてアンジーのお尻のチェックをお願いしようかな~!キーボ、頼んだよ~!」

キーボ「お任せください!測定モード、起動!」キュピーン!

181 : 以下、名... - 2017/02/14 01:17:26.35 cHJfdZLi0 124/1000

夜長「それじゃあ……ほいっと!」ピラッ!

赤松「!!!???」

夜長「キーボ、良かったね~!アンジーのお尻が見られるなんてキーボは幸せ者だよ~!」

キーボ「静かにしてください、データを取るのに邪魔になります」ジーッ…

赤松(あ、あんなに近くでじっくり見られるなんて……しかも、スカートを自分で捲ってるから余計にエッチに見えるよ……///)

夜長「……楓はどうするの?このままアンジーの勝ちで良い?」

赤松「えっ……!?」

赤松(そ、それは……なんか、ヤダ。意地になってる部分があるのかもしれないけど、負けたくない!)

赤松(でもどうしよう?あんな恥ずかしい事、私には無理だよ……)

赤松「……そ、そうだ!」ピンポーン!

夜長「およ?何か思いついたみたいだね~、楓ったら食堂の外に行っちゃったよ~!」

キーボ「動かないでください、あともう少しで測定が終了しますから……」

182 : 以下、名... - 2017/02/14 01:17:56.50 cHJfdZLi0 125/1000

……ドタドタドタ、バタン!

赤松「あったーっ!これ、これだよ!」

夜長「およよ?楓が持ってるのって……」

赤松「スパッツ!パンツを見せずにお尻のラインを確認できる物、スパーッツ!」

キーボ(……なんだか今日の赤松さんは妙な感じがしますね……これが感情という物なのでしょうか?)

赤松「これさえ履けば少しは恥ずかしさも軽減されるはず……!」モゾモゾ…

夜長「おーっ、生着替えだね~!」

赤松「……よし、出来る限りの事はした!さぁ、かかって来いキーボ君!」

キーボ(なんだかこの赤松さんは面倒くさいです……)

183 : 以下、名... - 2017/02/14 01:18:34.73 cHJfdZLi0 126/1000


キーボ「では、測定を開始しますのでお尻を見せてください」

赤松「よ、よし……来るなら来い………っ!」

夜長「楓~がんばれ~っ!」

赤松「じゃ、じゃあ……行くよ……!」ピラッ

キーボ「はい。ではそのまま動かないで下さい……」ジーッ…

赤松「うぅ……///」

赤松(や、やっぱ恥ずかしいよ。こんな至近距離で、自分からスカートを捲ってお尻を見せるなんて……///)

キーボ「動かないでください、あと少しですから……」ピピピ…

赤松「はうぅ……///」

キーボ「……よし!データの採取に成功しました!あとは結果を採点するだけなので、先に収集が終わったアンジーさんのデータから発表しますね」

夜長「やっはー!アンジーのお尻が何点か楽しみだね~!」

184 : 以下、名... - 2017/02/14 01:19:09.72 cHJfdZLi0 127/1000

赤松(……やっぱ恥ずかしかったなぁ……それに、自分のお尻の得点を聞くって言うのもやっぱり恥ずかし……)

キーボ(入間ボイス)「ひゃっはー!待たせたなメス豚ども!超絶美人すぎる俺様がお前らの汚いケツを採点してやるよ!」

赤松「」

キーボ(入間ボイス)「まずは夜長のケツだが……まぁ、褐色肌って言うのはそそるもんだからな。本当は日焼け跡があるのがコントラスト的に良いんだけどよ、それさえあれば同定どもは『ピー!』をおっ立たせて『ピー』でだな……」

赤松「え……?なにこれ?入間さん……?」

キーボ(入間ボイス)「小型でぷりっとしてんのも悪くねぇんじゃねぇのか?ま、そんなもんだな……ついでに今来た赤松のケツも採点するとだな……」

赤松「え、ちょっと待って、これって入間さんが採点してるの!?」

キーボ「いえ、入間さんがすでに入力してあるデータに基づいて採点しています。声は雰囲気だそうです」

赤松「あ、そう……」

キーボ(入間ボイス)「なんだこのムチ尻はぁ!?童貞を殺す為のケツだな!ひっぱたいて良し、乗っかって良しのエロ尻じゃねぇか!ひゃ~っはっはっは!」

赤松「………///」プルプル

185 : 以下、名... - 2017/02/14 01:19:40.56 cHJfdZLi0 128/1000

キーボ(入間ボイス)「と言う訳でお前らのケツの得点だけどな……」

夜長「やっと発表するんだね~、美兎は前置きが長いんだよ~」

キーボ(入間ボイス)「……どっちも0点に決まってんだろ!ひゃっはー!」

赤松「……え?」

夜長「……は?」

キーボ(入間ボイス)「まぁ、この超絶美人過ぎる俺様の肉体と比べればどんな女でも0点になるに決まって……ぎゃぁっ!?」

夜長「……キーボ、どういう事かな~?アンジーたちのお尻を見ておいて、こんなくだらない落ちを付けるつもりじゃないよね~?」

キーボ「い、いえ!僕は何もわからないんです!この情報は全部事前に入間さんがインプットしてあるもので……」

夜長「……じゃあ、悪いのは美兎って事で良いのかな~?」

キーボ「え、あ、はい。そうなりますね……」

186 : 以下、名... - 2017/02/14 01:20:23.05 cHJfdZLi0 129/1000

夜長「そっかそっか~……じゃあ、アンジーは行くね~!」

赤松「……ちなみに聞くけど、どこに行くの?」

夜長「当然、美兎の所だよ~!今から神様による呪いを直にかけにいくのじゃ~!」

キーボ「の、呪いですか!?」

夜長「神様は慈悲深いからね~、好きな呪いを決めさせてくれるらしいよ~!砲丸が頭に当たる呪いか~、ピラニアに食いつくされる呪いか~、首に鎌を突き刺される呪いか~、プレス機にペっちゃんこにされる呪いの内、一つ選ぶだけで良いんだよ!やったね!」

キーボ「全部確実に死にますよ!」

夜長「じゃあゴン太にトイレットペーパーで首を絞められる呪いにしようかな~!それなら安心だね!」

キーボ「ひぃぃ!あ、赤松さん、一緒にアンジーさんを止めてください!」

赤松「……ごめん、私も被害者だから怒る気持ちもわかるし、無理」

キーボ「そんなぁ……!このままじゃ入間さんが呪いで殺されちゃいますよ!」

赤松「大丈夫でしょ……呪いなんてありえないし、ゴン太君はそんなことしないし、万が一そんな事があっても、トイレットペーパーじゃあ絞殺なんか出来ないよ」

キーボ「ひぃぃ!何時になく赤松さんが冷たい!これはかなり怒っていらっしゃる!」

187 : 以下、名... - 2017/02/14 01:21:31.15 cHJfdZLi0 130/1000

夜長「待っててね美兎~!今アンジーが行くからね~!」トテトテ…

キーボ「あぁ!待ってくださ~い!思い直して下さ~い!」ダダダ…

赤松「……はぁ、何か大事な物を失った気がする……思い返せば、何であんなにムキになっちゃったんだろう……?」

王馬「やぁ、赤松ちゃん!」ヒョコッ!

赤松「きゃぁぁっ!?」

王馬「そ、そんなに驚かないでよ……ただ話しかけただけなのに……ひ、酷いや、酷いやぁぁぁっ!」

赤松「お、王馬くん!?一体何時からそこに……?」

王馬「そんな事はどうでも良いんだよ。それより、今日は大分面白い事をしてるね、赤松ちゃん!」

赤松「!?」

188 : 以下、名... - 2017/02/14 01:22:03.97 cHJfdZLi0 131/1000

王馬「パンツ丸出しで廊下を歩いたり、ゴン太と一緒に勝負パンツを見たり、真宮寺ちゃんと長い間二人っきりで過ごしたり、キーボにお尻を見せたり……さ」

赤松「ぜ、全部見てたの……?」

王馬「……これ、なーんだ?」

赤松「それって……デジカメ?」

王馬「今日一日の出来事は全部この中に記録されてるよ。動画でも、写真でもね……!」

赤松「そ、それをどうするつもり……?」

王馬「沢山面白い絵が撮れたからさぁ、面白く編集しちゃおうかな~って!」

赤松「へ、編集……?」

王馬「ちょっと順番を入れ替えたりして、面白い映像に仕立て上げちゃおうって事だよ!赤松ちゃんは主役だよ、やったね!」

赤松「ふ、ふざけないでよ!」

189 : 以下、名... - 2017/02/14 01:23:07.38 cHJfdZLi0 132/1000

王馬「……例えば、こんなのはどうかな?」ギロッ!

赤松「………!」

王馬「……購買でパンツを買った後、真宮寺ちゃんと合流した赤松ちゃんは購入したてのパンツを丸出しにしたまま一緒に研究室に向かうんだ。そこでスカートを捲り上げて中身を見せつけて……長い間一緒に居た後、顔を赤らめて研究室からでてくる。なんてストーリー、どう?」

赤松「な、なに、それ……?」

王馬「……何も知らない人が見たら誤解されちゃうね?まるで赤松ちゃんと真宮寺ちゃんがそういう仲みたいにさ……!」

赤松「そ、そんなの……上手く行くわけないよ……」

王馬「忘れちゃったの赤松ちゃん?俺、嘘は得意なんだよ?人を騙すくらい簡単だって!」

赤松「や、やめてよ……」

190 : 以下、名... - 2017/02/14 01:23:51.87 cHJfdZLi0 133/1000

王馬「編集した映像は誰に見せよっかな~?やっぱ最原ちゃんが一番面白そうだよね!超高校級の探偵を騙せたら俺の嘘も超一流って事になるしね!」

赤松「やめて……か、カメラを……」ビクビク…

王馬「きっと最原ちゃんもびっくりするだろうな~!びっくりしすぎて、この映像を信じちゃうかも!そしたら大ショックだよね!」

赤松「やめて、やめてよぉ……!」ガタガタ…

王馬「ショックを受けた最原ちゃんは、夜長ちゃんに泣きついちゃうかも!でも大丈夫!夜長ちゃんならきっと上手く慰めてくれるよ!そう、上手にね……!」

赤松「止めてって言ってるでしょ!」バンッ!

王馬「………」

赤松「……どうすれば」

王馬「ん?なぁに?赤松ちゃん!」

赤松「どうすればそのカメラを渡してくれるの……?」

王馬「にしし……話が早くて助かるよ。赤松ちゃんは賢いね!」

191 : 以下、名... - 2017/02/14 01:24:26.79 cHJfdZLi0 134/1000

赤松「良いから、早く条件を……」

王馬「なに、簡単だよ……ちょっと俺の悪戯に協力してくれれば良いだけだからさ。簡単でしょ?」

赤松「………」

赤松(……絶対ただの悪戯じゃない。王馬くんのすることだもん、碌なことじゃないよ……でも……)

王馬「……従うしかないよね?赤松ちゃん……!」

赤松「……うん」

王馬「わ~い!これで赤松ちゃんの協力も取り付けたし、面白い事ができるぞ!嬉しいな~!」

赤松「………」

王馬「……それじゃ、始めようか。段取りはね……!」

195 : 以下、名... - 2017/02/14 19:11:38.82 cHJfdZLi0 135/1000

―――2F 赤松の研究教室

最原「どうしたの赤松さん、僕に頼み事なんて?」

赤松「う、うん……ちょっと探して欲しい物があるんだよね……」

最原「なんだ、そんな事か。良いよ、僕で良ければいくらでも手伝うから!」

赤松「……ありがとう」

王馬「にしし……」←物陰からこっそり見てる

赤松(……ごめんね最原君、こんなことに巻き込んじゃって……)

最原「探し物は探偵の基本みたいなものだからね。伯父さんの所でも良くやってたんだ」

赤松「そ、そっか……そうなんだ……」

196 : 以下、名... - 2017/02/14 19:12:40.09 cHJfdZLi0 136/1000

最原「よし、それじゃあ捜索を始めようか!それで、何を探せばいいの?」

赤松「え、えっと……多分、この教室の中にあると思うんだけど……」

最原「え、あ、うん……えっと、探す物を教えてくれると助かるんだけど……」

赤松「……つ」

最原「え?何?良く聞こえなかったからもう一度……」

赤松「……パンツ。私の……パンツを探して欲しいの……///」

最原「」

王馬「ぷくくく……」バンバン!

197 : 以下、名... - 2017/02/14 19:13:25.33 cHJfdZLi0 137/1000

最原(あれ?なんかこの間も似たようなことがあった気が……デジャヴ?……いや、それよりも今の赤松さんの台詞は僕の聞き間違いかな?そうに決まってるよ。だってあの赤松さんがパンツを探して欲しいなんていうはずが……)

赤松「探して欲しいのはパンツなんだ……ごめんね、変な事を頼んでさ……///」

最原「畜生、空耳じゃ無かった!」ガンッ!

最原「え……?あ!もしかしてズボンのパンツってこと!?」

赤松「……ううん、下着のパンツの事です」

最原「か、買ったばかりの下着を落としちゃったとか!?」

赤松「私が何度も履いたことのある奴です……」

最原「ぼ、僕が知らない音楽用語でパンツって言葉が……」

赤松「この間図書室で最原君にバッチリ見られた、あのピンク色の下着の事です!///」

最原「」

王馬「あはははははは!」←必死に声を抑えている

198 : 以下、名... - 2017/02/14 19:14:14.43 cHJfdZLi0 138/1000

赤松「……ごめん、何度も聞き返さないでくれる……これでも恥ずかしいんだから……///」

最原「ご、ごめん!デリカシーが足りなかったよ……」

赤松「……ううん、そもそも変な頼みをしちゃった私が悪いんだもん。最原君が気にする必要なんて無いよ」

赤松(ホントごめんね、最原君……)

最原「……あぁ、うん。分かった。赤松さんのパンツを探すよ……でも、一応確認しておきたいんだけど……」

赤松「……な、なにかな……?」

最原「な、なんで赤松さんは、ここでパンツを脱いだの……?」

赤松(そうだよねー!聞くよねーっ!)

最原「こ、答えにくいなら良いんだよ。僕はやっぱりデリカシーのない男だなぁ……は、ははは……」

赤松「………」

199 : 以下、名... - 2017/02/14 19:15:57.24 cHJfdZLi0 139/1000

最原「さ、探そうか!僕も見た事があるから形とかは分かってるし……あ、ご、ごめん!別に変な意味じゃなくって、いや、見たことあるのは確かなんだけどわざとじゃ無くて……」アタフタ…

赤松「……長い間閉じ込められててさ、ちょっと変になっちゃったんだろうね」

最原「え……?」

赤松「ぞ、俗に言う……ムラムラしちゃってさ……なんか、変な気分になっちゃったんだよ……///」カァァ…

最原「!?」

赤松「も、もちろん抑えようとしたんだよ?ピアノを弾いて集中すれば、そんな気分も消えるんじゃないかって思って、ここで演奏してたんだけど……」

最原「………」ゴクリ…

赤松「……どうしても我慢できなくなっちゃって……それで、気が付いたらその……しちゃってたんだ……///」カァァ…

最原「っっ……///」

赤松「……長い間我慢してたせいか、夢中になっちゃってたみたいで……気が付いたら、脱いだパ、パンツが……どこにも見当たらなくって……///」

最原「そ、それで僕に相談を?」

赤松「……最原君なら信用できるし、言いふらしたりしないだろうからさ……だから、お願いしたんだ……///」

最原「あ、う、うん……///」

200 : 以下、名... - 2017/02/14 19:16:39.85 cHJfdZLi0 140/1000

赤松(……私、なんてことしてるんだろう……?嘘とは言え、最原君にひ、一人……モニョモニョをしたって言うだなんて……///)

最原「ご、ごめん、デリカシーの無い質問をして……///」

赤松(絶対に嫌われた……変態だって思われたよ……もう二度と口をきいてくれなくなるんじゃないかな……?)

最原「あ、安心して!僕、絶対にこの事は誰にも言わないから!」

赤松(こんな……こんな事言う女の子、最原君は嫌いだよね……ううん、最原君だけじゃない、普通の男の子なら嫌悪感を持って当然だよ……)

最原「だ、だから安心して!僕、探偵として守秘義務は守るし、口も堅いから……」

赤松「うぅ……ひっく……」ジワァ…

最原「!!!???」

赤松「ごっ、ごめん、ね……さいはらっ、くん……こんな、こんな子、気持ち悪いよね……ぐすっ」

最原「あ、赤松さん!?」

赤松「へ、変態だって思われても仕方がないよ……わ、私、馬鹿だなぁ……ひっく……!」

202 : 以下、名... - 2017/02/14 19:17:24.86 cHJfdZLi0 141/1000

最原「あ、赤松さん、泣かないで!僕は全然……!」

赤松「な、慰めなくったっていいよ……自分がどれだけ変な事してるかなんて、良く分かってるからさ……!」

赤松(きっと明日から避けられる……私の事、今までとは違う目で見る様になるよ……!)

赤松「だから、もう良いよ……私の事なんて忘れて、他の人と……きゃっ!?」

最原「ぼ、僕は……赤松さんの事、嫌いになんかならないよ!」ギュッ!

赤松「え……!?」

赤松(わ、私、最原君に抱きしめられてるの?な、なんで……どうして!?)

最原「そ、そういう気分になるのは人として当然のことだし……別に恥じる事じゃ無いんだよ!」

赤松「で、でも……」

最原「それに……ちょっと変態だったとしても僕は赤松さんの事が好きだし、離れたりなんかしない!絶対だよ!」

赤松「!!!???」

最原「………///」カァァ…

203 : 以下、名... - 2017/02/14 19:18:33.79 cHJfdZLi0 142/1000

赤松(え?あ?い、今のって、もしかして、こ、告白……?い、いや、もしかしたら友人として好きって意味かもしれないし……!?)

最原「………///」

赤松(な、何か言わなきゃ……あぁ、心臓うるさい!ドキドキするし考えも纏まらないよ!で、でも、何か言わなきゃ……)ドキドキ…

赤松「さ、最原君……///」

最原「っ……!?な、何?」

赤松(何か言わなきゃ何か言わなきゃ何か言わなきゃ何か言わなきゃ……!)ドキドキ…

赤松「最原君も、あの、その……」

最原「………///」ゴクッ…

赤松「……一人でそう言う事、するの?」

最原「」

赤松(何を言っとんのじゃ私はーーーっ!?)

204 : 以下、名... - 2017/02/14 19:19:05.73 cHJfdZLi0 143/1000

最原「え、えっと……そう言う事って、その……」

赤松「……そう言う事、です……///」

赤松(私のあんぽんたん!馬鹿ッ!)

最原「……す、するよ……あ、赤松さんと同じだね……!」

赤松(……さ、最原君……私を気遣ってこんな嘘を……!その優しさが痛い、苦しい!もうこの会話を止めないと……!)

赤松「……じゃ、じゃあ、その時はどんなことを考えてるの……?」

最原「ふえぇっ!?」

赤松(いっそ死んでくれ私っ!いや、誰かコロシてーっ!)

赤松(違うそうじゃない最原君の嗜好とか聞きたいわけじゃ無くていや興味が無い訳じゃ無いけどそうじゃなくってむしろここで他の女の子の名前が出てきたら心折れるっていうかでも私の名前を出されてもそれはそれで対応に困ると言うか……)

最原「……ぼ、僕は……っ!」ギュッ!

赤松「うひゃいっ!?」ドキッ!

205 : 以下、名... - 2017/02/14 19:20:19.78 cHJfdZLi0 144/1000

最原「僕が、考えてるのは……!」ドキドキ…

赤松「か、考えてるのは……?///」ドキドキ…

最原「あ、あ……あかま……王馬「も、もう無理!笑い死ぬ!」ドターンッ!

赤松最原「!?!?!?」

王馬「さ、最原ちゃんも赤松ちゃんも面白すぎ!お、俺、笑い殺されるかと思ったよ!二人に完全犯罪をやられるところだったって!」

最原「お、王馬くん!?なんでここに……!?」

王馬「なんであの流れからオカズの発表になるのさ!?面白すぎるでしょ!」バタバタ

最原「あ……!もしかして、これって君の悪戯!?」

王馬「うん、そうだよ。赤松ちゃんの言った事は全部嘘でした!」ケロッ!

最原「」

206 : 以下、名... - 2017/02/14 19:20:51.07 cHJfdZLi0 145/1000

赤松「ご、ごめんね最原君!本当にごめん!」

王馬「俺からも謝るから赤松ちゃんを許してあげて!これもあげるから!」

最原「いや、別に赤松さんが謝る理由は……って、なにこれ?デジカメ……?」

赤松「!?」

赤松(あ、あのデジカメって、私の今日一日の映像が記録された奴じゃ……!?)

最原「何か撮ってあるの?」ピッ、ピッ……

赤松「あっ、だ、だめっ!」

最原「……?何も記録されてないけど、なにこれ?」

赤松「え……?」

王馬「なにって、見ての通り新品のデジタルカメラだよ。何にも記録されてない、データがまっさらな奴!」

赤松「あ……あ……!?」

207 : 以下、名... - 2017/02/14 19:21:35.05 cHJfdZLi0 146/1000

最原「……なんで僕にこれを渡すの?」

王馬「なーに、ちょっとしたネタばらしだよ……にしし!」

赤松(や、やられた……元から私の恥ずかしい映像なんて撮って無かったんだ!私、王馬くんの口車に乗せられてただけだったんだ……!)

王馬「……ね?言ったでしょ赤松ちゃん、人を騙すなんて簡単だってさ」

赤松「くぅぅ……///」プルプル…

王馬「それじゃ二人とも、俺はこの辺で消えるね!あとはごゆっくり~!」ピューッ!

赤松「あ、ま、待てーっ!……くぅぅ……逃げられたぁ……!」

最原「あ、あはは……なんだか大変だったみたいだね」

赤松「うぅ……ごめんね最原君、こんなことに巻き込んじゃってさ……」

最原「い、いいよ。僕は気にしてないし、むしろ赤松さんとこうやって話せて楽しかったからさ」

赤松「!?」

最原「……最近ちゃんと話せてなかったし、ある意味では良い機会になったよ。ちょっと恥ずかしかったけどね……///」

208 : 以下、名... - 2017/02/14 19:22:02.68 cHJfdZLi0 147/1000

赤松「……そっか、それなら良かったよ///」

最原「そ、それじゃあ、僕は行くね。また今度……」

赤松「あ、待って最原君!これを……」スッ…

最原「え……?これって、ガチャガチャのカプセル?」

赤松「王馬くんからのお詫びのモノクマメダルだって、悪戯が始まる前に渡されたんだ」

最原「あはは……それじゃあ、依頼料としてもらっておくよ」

赤松「うん……迷惑かけてごめんね」

最原「気にしてないったら!それじゃあまたね、赤松さん!」バタン!

赤松「……はぁ、恥ずかしかったぁ……でも、そうだね……久しぶりに最原君とお話しできて良かったなぁ……えへへ……///」

209 : 以下、名... - 2017/02/14 19:22:32.05 cHJfdZLi0 148/1000

―――夜、寄宿舎の赤松の部屋

赤松(……今日は色々あったけど、大きな問題にならなくて良かったぁ……最原君とも話せたし、まぁ良い一日だったよね!)

赤松「……もしかしたら王馬くん、私と最原君を話させる為にあんなことをしたのかな?……ううん、考えすぎだよね」

赤松「さてと……寝る前にあれを……って、あれ!?」

赤松(無い、無い!?なんで、どうして!?確かにこの中に……あっ!?)

赤松「ま、まさか……あのカプセルの中身は……!?さ、最原君!ちょっと待ってーっ!」ダダダ!

―――最原の部屋

赤松「最原君!ストーップ!」ドーン!

最原「う、うわぁぁっ!?」ビクゥ!

赤松「さ、さっきのカプセル、私に貸し……あ!」

最原「ちが、違うんだよ赤松さん!これは盗んだとかじゃなくって……」

210 : 以下、名... - 2017/02/14 19:23:00.00 cHJfdZLi0 149/1000

―――以下、赤松の回想

 最原君の部屋に無理やり押し入った私は、彼の手に握られている物をばっちりと見てしまった。ついでに、床に落ちていた紙に書かれていた文字も目に映る。そこにはこう書かれていた。

『最原ちゃんへ、さっきはごめんね!これ、俺の心からのお詫びの品だよ!赤松ちゃんの部屋に入って盗ってきた物で、洗濯籠に入ってたから脱ぎたてほやほやだよ!』

『PS……なんかやらしい匂いもするから、嗅いでみたらどうかな?変態的だよね~、にしし!』

 最原君が握っているもの……彼の両手に掴まれ、その形をありありと彼の目の前であらわしているピンク色の布切れは、まごうこと無く私のパンツだった。

 昼間、真宮寺君と話した時に汚してしまい、部屋で着替えて脱いで来たパンツ……王馬くんは、それを盗んできたのだろう。彼がピッキングを出来ることを忘れていた。

 もうあの布切れに温もりなんて無いのだろう。でも、朝から履いていたパンツが、男の子の手の中にあると言うのは非常に恥ずかしいものがある。というより、恥ずかしく無い訳が無いではないか!

「だ、大丈夫!まだ見てただけだから!別にやましい事はなにも……いや!まだってそう言う意味じゃ無くて、何かしようとしたわけでも無くて!」

211 : 以下、名... - 2017/02/14 19:23:35.81 cHJfdZLi0 150/1000

 最原君が弁明の為に腕をブンブンと振りながら私に捲し立てる。そうすると彼の手に握られた私のパンツも旗のように揺れる訳で……

「……最原君、もう良いから黙ってて!」

「は、はいっ!……あ」

 私の声でぴたりと動きを止めた最原君、顔の横で動いていた手も止まり、当然その手の中のパンツも動きが止まる。

 自分の頬に当たる布切れの感触に気が付いたのか、最原君はその感触の正体を目で確認した後で……鼻血を噴き出して後ろに倒れ込んだ。

「あぁ、もう……もう!」

 もう何から処理して良いか分からない。どうすれば良いのかもわからない。でも、とりあえず叫ぶ事くらいは許されるだろう。

 そう考えた私は大きく息を吸い込むと、今日一日の感想を大声で叫んだ。

「まったく、なんて日だーーーっ!!!」

―――回想終了

212 : 以下、名... - 2017/02/14 19:24:20.58 cHJfdZLi0 151/1000

モノクマ「……はい、と言う訳で第一回のこぼれ話『赤松さんの散々な一日』でした!楽しんで貰えたかな?」

モノクマ「と言う訳で第一回のお話はここまで、次回はスケベレベル2の最原君のラッキースケベをお届けするよ!楽しみにしててね~~っ!」

モノクマ「……あ、またオマエラにアンケートを取る事もあるかもしれないから、その時は協力よろしくね!退屈させない展開にはするから、これからもダンガンロンパV3をよっろしく~~っ!」

モノクマ「ではまた次回お会いしましょう!バイバ~イ!」


続き
最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「そうっす」 ダンガンロンパV3【第二章】

記事をツイートする 記事をはてブする