妹「え?」
兄「ワカメちゃんか」
妹「友達にスカート長いの変って言われて」
妹「…やっぱり、似合わないかな?」
兄「見慣れないからな、かなりの違和感がある」
妹「だ、だよね~(笑)いつも通りでいいや! いってきます!」
兄「おう」
元スレ
兄「なんだそのスカート丈は」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1300523574/
兄「妹の足あんなに細かったのか」
兄「真っ白だったな」
兄「もっと食わせないと」
兄「今の中学生はみんなあんなに短いスカート履いてるのか?」
兄「ガキが色気付きやがって」
妹「おはよ~」
妹友達「妹ちゃんおはよう!」
妹「みんなおはヘクシュンッ…はー寒い」
妹友1「大丈夫?今日は午後から雪降るみたいだよ」
妹「えっ雪?みんな足冷やさないように暖かくしなきゃ!」
妹友2「平気だよー(笑)」
妹「ほんと?あ、でもみんなカーディガン大きくて暖かそうだね~いいなぁ!」
妹友3「手が少し隠れるくらい大きいほうが可愛いよね~!」
妹「そうなんだ??」
妹「(暖かそうだな~)」
妹「お兄ちゃん~」
兄「ん?」
妹「お小遣いください」
兄「ほい500円」
妹「ありがとう!」
妹「(カーディガンは買えないな…)」
妹「あ、お兄ちゃん!」
兄「ん?」
妹「お兄ちゃんのカーディガンちょうだい」
兄「俺の?お前が着るには大きいよ」
妹「大丈夫」
兄「ほう、まぁ着てみろよ」
妹「うん!」
妹「うーん…」
兄「なんかだらしねえな」
妹「でも手が隠れるくらいがいいって友達が」
兄「みんなそんなんか?」
妹「うん、えへへ…あったかーい」
兄「(かわいいな)」
妹「明日からこれ着ていくねっ」
兄「早く寝ろよ」
妹「おやすみなさい!」
兄「みんなだぼだぼで短いのか」
兄「妹にはあんまり変な格好はしてほしくないな」
妹「…んー……」
妹「…ふあー」
妹「カーディガン着たまま寝ちゃった」
妹「ねむい…」
妹「7時半…」
妹「起きなきゃ」
妹「いってきまーす」
母「待って、はいお弁当」
妹「ありがとうお母さん!」
母「あら?どうしたのそのカーディガン」
妹「お兄ちゃんのもらったの~」
母「ちょっと妹ちゃんには大きいんじゃない?」
妹「うーん…あったかいからいい!」
母「そう、あっ8時過ぎてるわよ」
妹「わっ!!いってきます!」
母「いってらっしゃい 気を付けてね」
妹「はぁ…間に合った…」
妹友1「妹ちゃんお疲れ~
あれ?今日いつもとカーディガン違うね!」
妹「お兄ちゃんのもらったの!あったかいよ~」
妹友2「でも妹ちゃんカーディガン大きいのにスカートが長かったらバランス悪いよ」
妹「バランス??」
妹友3「そうそう、スカート折って」
妹「スカートを折るの?」
妹友2「やってあげるね!」
妹「わっ くすぐったいよ!」
妹友1「妹ちゃん面白いね(笑)」
妹友2「ほらかわいい!」
妹「折って短くするんだ」
妹友3「妹ちゃん足細いんだから出そうよー!」
妹「短いスカートは似合わないよ~」
妹友1「そんなことないよかわいい!」
妹「そうかな…えへへ(ちょっと寒い)」
妹「ただいま!」
兄「おかえり、あ?また短くしたのか」
妹「えへへ 可愛いってほめられちゃった」
兄「寒いから俺の欲しがったんじゃないのか」
妹「そうだよ~」
兄「足出してちゃ意味ないだろ」
妹「う…」
兄「早く着替えろ」
妹「はーい…」
妹「お兄ちゃんきっと怒ってた」
妹「キモいって思われたかな」
妹「…明日からスカート元に戻そう」
妹「……」
妹「ほめられて嬉しかったし」
妹「結構気に入ったんだけどなぁ…」
兄「妹のあんな格好初めて見たぞ」
兄「手がちょこっとしか見えなかった」
兄「転んだらどうするんだ」
兄「スカートひらひらさせて」
兄「超かわいい」
兄「いやいやいかん」
兄「まだ妹は中学生だ」
兄「変な男が寄ってきたら困る」
兄「影響されやすい年頃だからな」
兄「ほっとけばその内に胸を強調させた服や背中がパックリ開いた服を着るかもしれない」
兄「心配だ」
支援保守ありがとうございます
エロは期待しないでください…
妹友1「妹ちゃんスカート戻しちゃったのー?」
妹「なんか慣れなくて(笑)」
妹友2「似合ってたのに、男子からもいいって評判だったんだよー」
妹「ほんと?お兄ちゃんは、あんまりそんな感じしなかったな…」
妹友3「照れてるんじゃない?」
妹「て、照れる!?」
妹「絶対ないよ!ずっとあたしの足睨んでたし!!」
妹「自分で短くしてみた時は違和感あるって言ってたし」
妹「キモイって思ってたんだよ絶対っ」
妹友1「私お兄ちゃんにキモイとか言われても無視してるよ?」
妹「えっ」
妹友2「妹ちゃんはお兄ちゃんのことが好きだから気にしちゃうんだねー(笑)」
妹「好きじゃなっ……好き‥だよ///」
妹友3「妹ちゃん可愛い(笑)」
妹「…///」
妹「ただいまぁ」
母「おかえり あんたスカートの長さが極端ね」
妹「お兄ちゃんは?」
母「出かけてるわよ」
妹「何時に帰ってくるのー?」
母「晩ご飯いらないって言ってたわね」
妹「じゃあ遅いの?」
母「すぐ帰ってくるわよ」
妹「そっか!」
母「ふふふ」
妹「なんで笑うの~」
母「妹ちゃんはお兄ちゃんが大好きね」
妹「!!///」
兄「そうかお兄ちゃんのことが大好きなのか」
妹「おにぃ‥!///」
兄「ただいま」
母「あらおかえり、晩ご飯いらないんじゃなかったの」
兄「また出かけるよ、じゃあな妹」
妹「…////」
兄「妹?」
妹「は、早く帰ってこないと鍵閉めるから!」
兄「鍵持ってるから無駄だよ、いってきます」
妹「う~…」
妹「お兄ちゃんのこと好きっておかしいかな‥」
妹「家族だよ、好きなのが普通じゃないの?」
妹「変?」
妹「お兄ちゃんは」
妹「どう思ってるんだろう…」
兄「(スカート戻ってたな…)」
兄「(俺が足見てたの気付いて気色悪くなったとか?)」
兄「………」
兄「(さっき機嫌悪いっぽかったしありえる…)」
兄「(なんだよ、あんなの見てくれって言ってるようなもんだろ)」
兄「(男が女を変な目で見るのは当たり前のことだ)」
兄「(兄が妹を変な目で見るのは)」
兄「(………プリン買って帰るか)」
妹「(お兄ちゃんまだかな…)」
妹「(メールしようかな…)」
妹「(そんなことしたら好きってバレる!)」
妹「(バレるって何!?別に隠してるわけじゃないし、家族だから心配するのは普通だもん‥!)」
兄「妹」
妹「わあっ!!!」
兄「なんだよ」
妹「い、えっと……おかえりなさい///」
兄「何してたの?」
妹「テレビ見てたよ」
兄「変な番組は見んなよ、ほいプリン」
妹「くれるの??」
兄「好きだろ」
妹「好き!ありがとうお兄ちゃん」
妹「おいしいー」
兄「夜中に甘いもの食べたら太るぞ」
妹「お兄ちゃんが買ってきたんでしょ!」
兄「夜中まで起きてるとは感心しないな」
妹「だからお兄ちゃんを待っ…」
兄「待ってたの?」
妹「待ってない!!///」
妹「待ってないから!///」
兄「わかったわかった」
兄「それ食べたら寝ろよ」
妹「……」
兄「……やっぱ怒ってんのか?」
妹「えっ?」
兄「いや、おやすみ」
妹「お兄ちゃん、あたしが怒ってると思ってる?」
妹「今日はお兄ちゃんのこと意識しすぎてたかもしれない…」
妹「いつもと違うから、お兄ちゃん困ってたのかな…?」
妹「だからプリン買ってきてくれて」
妹「……明日謝ろう」
妹「お母さんお兄ちゃん!おはよう!」
母「おはよう妹ちゃん、今日は早いのね」
妹「うん!あ、お兄ちゃん」
兄「おはよ」
妹「おはよ…あのね、あたし怒ってないからね?」
妹「昨日はちょっと変だったけど怒ってないよ!」
妹「その‥ごめんなさい」
兄「それ言う為に早起きしたの?」
妹「はい…」
兄「(かわいい奴)」
兄「今日は兄ちゃん暇なんだ」
妹「うん…?」
兄「行きたいとこ言えよ、つれてってやる」
妹「ほんと!?」
兄「電車で行ける距離な」
妹「うん!!着替えてくる!!!」
兄「なにここ」
妹「ペットショップだよ!」
兄「他になかったのか行きたいところ」
妹「思いつかなくて、お兄ちゃんも犬好きでしょ!」
兄「好きだけど」
妹「えへへ、おさるさんかわいい~」
兄「………」
犬「クゥゥン」
妹「ねーお兄ちゃん」
兄「ダメだ」
妹「まだ何も言ってない!」
兄「家では飼えません」
妹「クゥゥン」
兄「ダメです」
妹「はーい…」
妹「みんな可愛かったね!」
妹「喉かわいたなぁ」
兄「適当に食うか」
妹「マクドナルド!」
兄「好きだな」
妹「あたし注文してくるねっ」
兄「俺何でもいいよ」
妹「じゃあ一緒のでいい?」
兄「おう」
妹「いってくる!」
妹「…えへへ」
妹「お兄ちゃんと二人で出かけるの久しぶり…」
妹「幸せだなぁ」
妹友達「あー妹ちゃん!」
妹「みんな!!」
妹友1「妹ちゃんがんばって!」
妹「へ?」
妹友2「私たち応援してるから!」
妹「なんのこと??」
妹友3「お兄さんとのデート!」
妹「何言ってるの違うよ!デートなんかじゃ…///」
妹友1「でも妹ちゃんのお兄さんがそう言ってたよ?」
妹「ええええっ?///」
妹友達「じゃあまたね妹ちゃん!」
妹「うん///」
妹「(なんでみんなお兄ちゃんのこと知ってるんだろう…)」
妹「(会ったことあるっけ?)」
妹「(……デート///)」
妹「お、お兄さ、お兄ちゃんっ‥」
兄「さっき妹の友達と会ったぞ」
妹「そのことでお話がっ!!」
兄「ん?」
妹「えっと‥‥///」
兄「なんだよ」
妹「で、でーとって‥‥///」
兄「あぁ冗談で言っただけだ気にするな」
妹「なんだ冗談か!////」
兄「兄妹がデートしないだろ」
妹「だ、だよね!あはは///」
妹「(だよね~……)」
兄「このあと行きたいとこある?」
妹「お兄ちゃんの行きたいとこは?」
兄「電車混む前に帰りたいかな」
妹「そっか…」
兄「(人多いと妹埋もれるから)」
兄「(妹の友達、妹と同い年に見えなかったな)」
兄「(妹がガキなのか)」
妹「あのね、お兄ちゃん」
兄「ん?」
妹「お兄ちゃんは、あたしのこと」
妹「あたしの…こと……」
兄「キモイとか思ってないぞ」
妹「なっなんでそれを!!…みんなが言ったの?」
兄「おう」
妹「(もう!みんな勝手に///)」
妹「(でもキモがられてなくて良かった…)」
兄「(こいつ俺がキモイと思ってると勘違いしてたんだな)」
兄「(まったく……)」
兄「妹」
妹「はい!!」
兄「好きだよ」
母「妹ちゃん?」
妹「////」
母「どうしたのよ」
母「帰ってきてからずっと変よ」
兄「……」
母「妹ちゃん?大丈夫?」
妹「うん……///」
妹「あの時お兄ちゃん、好きって…」
妹「好きって、あたしのこと言ったんだよね?」
妹「周りに人いたのに平気で」
妹「好きだよ って……」
妹「…お兄ちゃんって大胆な人だったんだ////」
妹「あたしは、帰りの電車でも固まってたのに」
妹「お兄ちゃん普通にあくびしてたし」
妹「鈍感なんだね!お兄ちゃんって!」
妹「あたしは‥目を合わせるのも恥ずかしいよ……///」
兄「あいつどうしたんだ」
兄「俺と目合うとすぐそらすし」
兄「照れてるだけか?」
兄「安心させたかったんだけどな」
兄「誤解は解けたしいいか」
兄「寝よう」
妹「お兄ちゃん、起きて」
兄「ん…どうした」
妹「今日は男くんの家に泊まりに行くから」
兄「え?」
妹「晩ご飯いらないってお母さんに伝えといて…明日には帰ってくるから、それじゃあ」
兄「待て妹、男くんって誰だ、泊まりなんてまだお前には…
おい行くな妹!妹おぉぉぉおお!!!」
兄「妹!!!…………なんだ…夢か……」
妹「お兄ちゃん?」
兄「うわっ」
妹「今呼ばなかった?すごい声で…」
兄「呼んだ‥かも」
妹「どうしたの?わっ汗すごいよ!タオル持ってくるね!」
妹「はい!」
兄「気が利くな、さすが俺の妹」
妹「えへへ~」
兄「…妹、彼氏いるの?」
妹「へっ!!いないよ!」
兄「好きな人は?」
妹「‥いる!」
兄「そうか…どんな奴だ?」
妹「お、お兄ちゃんっ‥」
兄「え?」
妹「お兄ちゃんが、好きな人!」
兄「俺?」
妹「////」
兄「…ありがとう」
妹「うん!///」
兄「俺の好きな人も妹だよ」
妹「ほんとに?///」
兄「おう、学校行くの?」
妹「うん!」
兄「なんだそのスカート丈は」
妹「え?いつも通りだよ」
兄「短くしろよ」
おわり