~半年後~
勇者「ようやく魔王城の玉座の間の前まで着いたわけだが……」
勇者「王様の言ってたあれって断われないよな……魔王倒したらあのブスと強制的に結婚か……」
勇者「はぁ……だが世界を救わないわけにはいかん。仕方ない」
ガチャ
魔王「よくぞ来たな勇者、待っておったぞ」
勇者(やっべえ、どんなバケモンかと思ってたら超美人じゃん……)
魔王「敵とはいえ私はそなたの勇気と実力を高く評価している……そこでだ、私の部下にならぬか? かわいがってやるぞ、ふふっ」
勇者(戦えば無傷では勝てんだろう……)
勇者(どうする……?)
魔王の部下になる
魔王の部下にならない
元スレ
王様「無事魔王を倒して戻って来た暁には娘(クソブス)との結婚を認めよう」勇者「あ、ありがたき幸せ……」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1474943113/
2 : 以下、\... - 2016/09/27 11:25:35.213 83loxMA7a.net 2/29なる
6 : 以下、\... - 2016/09/27 11:26:14.330 NZuTxuF/0.net 3/29魔王倒して嫁にしよう
10 : 以下、\... - 2016/09/27 11:27:09.743 NYuL4TMb0.net 4/29戦って勝ってレイプ
12 : 以下、\... - 2016/09/27 11:29:05.553 6EKMi15Y0.net 5/29無傷じゃなくて勝てるんなら勝って捕虜として連れてって結婚するわ
17 : 以下、\... - 2016/09/27 11:30:55.835 TzKtAM780.net 6/29戦う→勝つ→同等もしくは魔王以上の権力をもつ→名目上部下になる
が長期的に見て一番被害がない
勇者(待てよ、逆に魔王を倒して部下にしてやるって手も……)
勇者(いやダメだ、それじゃ結局あのブスとの結婚は避けられん)
勇者(なんか一瞬凄い良い手が思いついた気がするが気のせいだろう)
勇者(なら、やはり……)
勇者「いいだろう、あなたの部下になろう」
魔王「……え?」
勇者「だから、部下になると言ったんだ」
魔王「本気か?」
勇者「しつこいな……本気だ。いや、本気ですよ」
魔王「そうか……正直、魔王っぽいこと言ってみたかっただけでオーケーされるとは思わなかった……」
勇者(魔王のくせに照れてんじゃねーよ、かわいいなオイ)
魔王「わかっているだろうが、私の部下を殺した罪は償ってもらうぞ」
勇者「というと?」
魔王「お前の故郷の国の……」
勇者(自分の手で滅ぼしてこいとか言われる感じかこれ!?)
魔王「王族と貴族をその手で皆殺しにして、証拠の首を持ち帰ってこい。もちろん、婚約者の姫もだ」
勇者「マジですか?」
魔王「当然だ」
勇者「いや、それだけでいいですか? 民間人は殺さなくてオーケー?」
魔王「当たり前だろう。私の目的は人類の支配であって殲滅ではないからな」
勇者「ならば、一つ提案があるのですが……」
魔王「なんだ?」
勇者「姫だけは殺さずに生け捕りにするというのはどうでしょう?」
魔王「婚約者を庇うつもりか? 許すわけがないだろう」
勇者「いえ、その逆です」
魔王(こいつ……私よりも悪魔っぽい笑みを……)
勇者「姫は不細工な上に浪費家であり、民衆から非常に嫌われています」
魔王(この口ぶり、勇者も姫のことが嫌いなようだな)
勇者「それを広場で魔物に強姦させた上で処刑すれば、国民の支持も自然と魔王様に集まるでしょう」
魔王「私は人間を奴隷として生かさず殺さず使役するつもりだから一時的に支持など集めても意味はないのだが……」
勇者「いえ、支配を滞りなく進めるためには有効です」
勇者「頭だけを潰して、ゲリラ的な抵抗をされては面倒でしょう」
魔王「なるほど……」
魔王「しかし何故、お前は私にここまで献策するのだ?」
魔王「姫が憎いのはよくわかったが、民間人を気にかけていた以上、人間が嫌いなわけではあるまい」
勇者「そりゃ別に街を守ったのに石を投げつけられたりしたわけじゃありませんし、人間は嫌いじゃないですよ」
勇者「ただ……」
魔王「ただ?」
勇者「魔王様のことは、もっと大事っだけです」
魔王「何……?」
勇者「ここに来るまでの部下は、みんなあなたのために命を賭して俺にぶつかってきた」
勇者「嫌われ者の人間の王とはえらい違いです」
勇者「そんな部下たちを大勢殺した人間の俺を受け入れる器の大きさもあるし、意外と照れ屋なところも魅力的だ」
勇者「もちろん、外見も美しい」
勇者「そんな魔王様に、俺も尽くしてみたくなったんですよ」
魔王「……そう、か……」
勇者「はい」
魔王「あいわかった。そこで少しの間、目をつぶっておれ」
勇者「はい」
魔王「……私のために頑張ってね、ゆ、う、しゃ、さ、ま」
チュッ
魔王「ちゃんとお仕事できたら、今よりもーっといいことしてあげる」
勇者「あっ……!? は、はい!」
勇者(耳元で優しく囁かれた上にキスを……!)
勇者(電撃魔法を受けたわけでもないのに電流が走ったぜ……!)
勇者(で、王族と貴族を皆殺しにしたまでは良かったものの……)
オークA「おい、どうするよ……?」
オークB「こいつをレイプしろって言われてもなあ……」
オークC「気が進まねえよなあ……」
オークD「これじゃあオ○ニーのほうがマシだぜ」
オークE「贅沢してブクブク太ってやがるから顔見ないでも無理だわ」
勇者(姫がブスすぎてオークが言うこと聞かねええええええええ!)
勇者(どうしよう……ちゃんと言った通りの仕事をしないと魔王様のご褒美がもえらないぞ……)
勇者「おいオークども、報酬水増ししてやっからさっさとやれ」
オークA「いや無理ですすいません」
オークB「金もらってもヤりたくねえとはこのこと、って感じですわ」
勇者(ぐぬぬ……いや待てよ、さっきオークEはなんて言っていた?)
勇者「そうだ、お前ら顔見なくてもこいつとヤるのは無理なんだよな? デブだから」
オーク一同「はい」
勇者「じゃあ目瞑って犯せばいいんじゃね?」
オーク一同「それだ!」
姫「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛や゛め゛でえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
姫「あ゛あ゛~゛ん゛、だめ゛え゛え゛え゛え゛」
オークC「やべえ、こいつ喘ぎ声まで汚え! 萎えちまいそうだ!」
勇者「諦めるな! 頑張れ!」
~数十分後~
オークD「ん……フェラが止まったな……こいつ死んだか」
オークE「やれやれだ、帰ったらよーく体洗わねえとな」
オークA「まったくだ」
オークB「やっと終わったか……」
国民A「オークも大変だな、同情するぜ」
国民B「下っ端が損するのは人間も魔物も同じなんだな」
勇者(国民の反応は憎き姫が犯されていることを喜ぶってよりオークを応援するって感じだったな……)
勇者(まあいい、俺の鬱憤は晴れたし仕事も果たせた)
勇者(こいつの胴体はここに、首は城の正門前にでも晒しておくとしよう)
魔王「ご苦労だった、勇者よ」
勇者「はっ」
勇者(実際苦労してたのはオークだけど)
魔王「では約束通り褒美を与えよう、ついてくるがいい」
勇者「はい!」
勇者「ここは……」
魔王「私の寝室だ。人間を入れるのは初めてだな」
勇者「光栄です」
魔王「して、お前はどちらを望む?」
勇者「というと?」
魔王「普段の私と耳元で囁いた時の私、どちらの褒美がほしい?」
勇者「それはもちろん……」
勇者「普段の魔王様です」
魔王「そうか、あの時の演技にはそれなりに自信があったのだがな……」
勇者(これが複雑な乙女心ってやつか……?)
勇者「い、いえ。俺、あの時の魔王様には物凄くドキドキしました」
勇者「でも、俺が忠誠を誓ったのは普段の魔王様ですから」
魔王「そうか、なら良いのだが」
魔王「では、ベッドに横になれ」
勇者「はい」
魔王「お前は何もしなくていいぞ、これは私からの褒美だからな」
勇者「あの、俺としては魔王様にご奉仕もしたいんですが……ダメですか?」
魔王「構わないが……その場合私が満足するまで続けるが、いいのか?」
勇者(オークの性欲なんか比べ物にならないくらい、魔王様は凄いんだろうな……だが)
勇者「もちろんです。というか、是非そうしてください」
勇者「魔王様が満足してないのに俺だけ気持ちよくなって終わりとか納得がいきませんし」
魔王「ふふ、言ったな? 泣いて懇願してもやめぬからな。覚悟しておけ」
魔王「では脱がせるぞ……普通にか乱暴に破るか、どちらがいい?」
勇者「魔王様のお好きなほうで」
魔王「それなら、普通に脱がせるとしよう」
魔王「まだ私は着衣のままで触ってもいないのに、もうこんなに大きくして……」
魔王「前から思っていたが、お前童貞だろう?」
勇者「……恥ずかしながら」
魔王(やはりな。これは奉仕させる時、うまく導く必要があるか……やれやれ)
魔王「まあ良い、まずは手でしてやろう」
シュッシュシュッシュ
ドピュ
魔王「…………」
勇者「すみませんほんとすみません、今日のために溜めてきたもので……」
魔王「まあ、大きいままだから構わぬがな……」
魔王「それに萎えたとしても、何度でも勃たせてやるから心配するな」
勇者「ありがとうございます……」
勇者(って言っても、魔王様とベッドの上にいるのに萎えるなんてことはないと思うけど)
勇者(待てよ、ってことは出しすぎたら勃起したまま干からびて死ぬのか……)
勇者(それも本望といえば本望だが、やはりもう少し魔王様の役に立ってから死にたいしなるべく避けないとな)
魔王「まずはもう一度手でだ、んっ……」
勇者(髪かき上げながら唾液を……エロすぎる)
魔王「今度はもう少し持たせるのだぞ?」
勇者「はっ、はい」
勇者(とは言ったものの、もう出そうでやばい)
勇者(さっきの唾液たらしてた魔王様が脳裏に焼き付いててめっちゃ興奮する……)
勇者(耐えろ、耐えろ、魔王様のご命令なんだから耐えろ……!)
魔王「……今回は1分以上は持ったか。よく頑張ったな。偉いぞ」
勇者「ありがとう……ございます」
勇者(魔王様が頭を撫でてくれてる……)
勇者(人間は誰もこんなことしてくれなかった……)
勇者(これはこれで、扱かれるのとは別の気持ちよさがあるな……)
魔王「ではそろそろ、約束通り奉仕をしてもらうとしよう」
勇者「はい」
勇者(魔王様の服が消えていく、こんな魔法聞いたこともない)
勇者(今ならわかる、あの時戦ったら負けていただろう
魔王「よっと……聞いたことくらいはあるだろう、シックスナインの体勢だ」
勇者(魔王様のあそこ……綺麗なピンクのバイパンだ)
魔王「腰を下ろすからな、指示通りに舐めるのだぞ」
勇者「はい」
魔王「もう少し上……行きすぎだ……そう、そこだ……んっ」
勇者(よく臭いって聞くけどめっちゃいい匂いだし甘くて美味しいな、魔王様のが特別なのか)
魔王「初めてにしてはなかなかだぞ、どれ、私もお前の竿を咥えてやろう。んむっ」
勇者(魔王様の口の中……暖かくてぬめぬめしてて、舌が絡みついてくる)
勇者(上下の刺激と舌の左右の刺激を同時に加えられて……また出る!)
魔王「んっ……んぐっ……ぷはっ」
勇者(魔王様が俺の精液を……飲んでくださってる!)
魔王「ふう。さすがは勇者の精液だけある、今まで飲んだ中で最も美味だったぞ」
魔王「だが私はまだ達していない、そのまま奉仕を続けろ」
勇者「ふぁい(はい)」
魔王「んっ……良いぞ、少しずつだが感じてきた」
勇者(魔王様が感じてくださっている、それは非常に可愛いし嬉しい)
魔王「これが終わったら本番だからなっ、気合を入れろ」
勇者(だが、俺のがかれこれ5分以上放置されているのはキツい……生殺しだ)
勇者(でも、それがまた興奮する……)
魔王「イキそうだ……あっ……あんっ!!」
魔王「ふぅ……少し物足りないが、所詮は準備運動だ。こんなものでいいだろう」
魔王「ふふ、極限まで張り詰めているな。3回も出したにも関わらず、脱がせた時より大きくなっているではないか」
魔王「それでこそ焦らした甲斐があったというものだ」
魔王「では入れるぞ、心の準備はいいな? まあ、ダメでも止めないが……んっ!」
勇者「うっ!」
ビュルルル
勇者「すみません、魔王様の中が気持ちよすぎて……」
魔王「あれだけ焦らしたのだ、これくらいは想定の範囲内だ……このまま動くぞ」
勇者「はい」
魔王「んっ……んふっ……」
勇者(魔王様の中……柔らかいヒダの一つ一つが独立した生き物みたいに蠢いてる)
勇者(締め付ける力も凄い……愛液は竿に染み込んで熱くしてきて、まるで媚薬みたいだ)
勇者(何も考えられない……頭が真っ白になりそうだ)
魔王「あんっ、勇者、口を少し開けろ、んんっ」
勇者「はい……んぐううううっ!?」
セッ○スだけでも意識が飛びそうだった勇者の口内に魔王の舌が侵入し、ねぶり尽くした
魔王「出しながら気絶したか……」
魔王「騎乗位で交わりながらのキス、前からの憧れていたのでついやってしまったが、今の勇者には少し刺激が強すぎたようだな」
魔王「すまなかった。ほら、起きろ」
魔王(指を二本、愛液と唾液で濡らし……それを肛門に!)
勇者「ひぎいいいいいっ!?」
勇者(なんだ今の……アナルが燃えたかと思った……)
魔王「目覚めたか」
勇者(そうか、俺は魔王様とのセッ○スの途中に気絶して……)
勇者「すみません、魔王様」
魔王「気にするな。半分、私がわざと気絶させたようなものだ」
魔王「それより、まだ行けるな?」
勇者「もちろんです」
魔王「では続けるぞ」
勇者(動きを再開した魔王様は手を繋いできた)
勇者(お互いの指の隙間に指を入れる、いわゆる恋人繋ぎだ)
勇者(これまでのことに比べればまったく肉体的、直接的な刺激はないのだが……)
魔王「あんっ、あんっ」
勇者(そのピンク色がついているかのような喘ぎ声と相まって、下半身の快感とは違う愛おしさが胸の中から溢れてきてたまらない……)
勇者「はぁ、はぁ……魔王様」
魔王「んふっ、あんっ……なんだ、勇者」
勇者「愛してます、ずっと……ずっとお側に仕えさせてください」
魔王「私もだ、勇者……一生、私のために尽くしてくれ」
勇者「はい! 喜んで!」
魔王「もう一度、キスしていいか……? そうしたら一緒にイコう……」
勇者「もちろんです、魔王様!」
魔王「んっ……ちゅっ……んふっ……ああっ!!」
勇者「ううっ!!」
その後、勇者が寝返ったのを知った各国は次々と魔王に降伏、魔族による世界征服は完了した
奴隷にされた人類の生活は苦しくなったが、魔王は能力のある人間は身分、性別、民族などに囚われず積極的に取り立てたため、どんなに努力しても無能な貴族に搾取されるだけの人生よりはマシだと思う者も多く、文化や文明は急速に発展した
数十年後に勇者が死んだ時には、魔王の力も美貌もまったく衰えていなかったが、彼女は勇者との間に産まれた一人娘に魔王の座を譲り、どこかへ去って行った
人間と魔族のハーフである新魔王は格差の是正に努め、半世紀という長い暗黒の時代は経たものの、勇者が魔王を倒していたら訪れなかった真の平和がもたらさたのだった
なお、勇者と魔王は「善人ではないが時代を変えた人物」として教科書に載った
ごめん、これで終わり
付き合ってくれた人本当にありがとう