沙織「麻子とずっと一緒に居たのは私でしょ?なんでそどこさんの名前を出すの?」
麻子「いや、それは...「言い訳しないで!!」
麻子「!」ビクッ
沙織「もう一度言うよ?麻子に必要なのは私、そうでしょ?」
麻子「そ、そんな事は...「・・・」ドンッ
沙織「まだ私のいう事が聞けないなら、お仕置きだよ?」
麻子「あ.....ああああ....」ガクガク
元スレ
麻子「そどこー、そどこー」沙織「違うよね、麻子」ニコッ
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1422368330/
麻子「だ、誰か...誰か助けてくれー」
沙織「誰も来ないよー、だってここは私と麻子の居場所だよ?」
麻子「勝手に監禁したのはお前だろ」ギリ
沙織「あははー、酷いなー」
沙織「私は麻子を救ってあげようと思っただけなのに...」スッ
麻子「ま、まて....何を...」
沙織「何もしないよ..ただ...」
沙織「麻子は一人でも生きられるんでしょ?だから...」
麻子「!?」ハッ
ジャラッ
麻子「つっ...」
沙織「じゃあね...麻子」テクテク
麻子「ま、待ってくれ沙織!!」
沙織「・・・」
麻子「私はお前無しじゃ生きられない!!さっきのはタダの照れ隠しだ!」
沙織「....本当?」
麻子「当たり前だ、私の生活能力は沙織が一番知ってるだろ?」ニコッ
沙織「・・・」
麻子(...くそっ、失敗か...)
沙織「もー!それならそうと言ってくれればいいのにー///」
麻子「!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
沙織「えへへー...麻子ー...」ナデナデ
麻子(どうなっている?沙織はどうしたんだ?)
沙織「うふふー、麻子大好きー」ナデナデ
麻子(この場所を見るに、突発的な行動とは思えないが...沙織が私に依存している節などあったか?)
麻子「・・・」
沙織「ねえ、麻子ー」
麻子「ん...どうした?」
沙織「何かしてほしい事は無い?」
麻子「・・・」
麻子「食事...何か食べたい...」
沙織「うん、了解ー」ビシッ
麻子(取り敢えず探ってみるか)
沙織「何か食べたいものある?」
麻子「沙織の手料理が食べたい...」
沙織「当たり前だよー、未来の夫様にインスタント何て食べさせられないよー」
麻子「・・・」
麻子「それにしても腹が減ったな...」
沙織「え?嘘?」
麻子「・・・」
麻子(学校から私を連れてもあまり時間はかからないか...それか、移動手段がある可能性がある)
麻子(少なからず、ガスと水はあるらしいな)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
沙織「おまたせー!」バンッ
麻子(時間は十分ちょい...やはり、近くで作りでもしない限り間に合わない)
麻子(しかし、その音は聞こえなかった所によると、この部屋は相当防音が効いてるだろうな)
沙織「ねえ、麻子、どれくらい食べるー?」
麻子「ああ、私は普通で良い」
沙織「分かったー」
沙織「♪」ヨソリヨソリ
麻子「なあ...沙織」
沙織「んー?」
麻子「なんで...こんな事したんだ?」
沙織「・・・」
麻子「お前は、何を考えてこんな事をしてしまったんだ?」
沙織「それはそどこさんが...」
麻子「分かった、なら、そどこと園は切ろう」
沙織「!?」
麻子「こういえば帰してくれるのか?」
沙織「い、いや...そんな、それが嘘かどうかも...」
麻子「私が嘘を憑くとでも?」
沙織「思わないけど!!でも!!」
麻子「沙織...素直に言ってくれ...何がお前をそうさせたかを」
沙織「うう...」
沙織「い、いいの!?どっか行っちゃうよ?」
麻子「食い溜めは出来たからな、寝る事に集中すれば捜索が来るまではイケる、それに...」
麻子「沙織がそんなことできるわけないだろ」
沙織「うう....」
麻子「辛いだけだ、早く吐け...」
沙織「....て......だもん」
麻子「ん?」
沙織「だって...そどこさん、私の変わりに麻子の面倒見てるんだもん」
麻子「....はぁー...」
沙織「ほらぁ!やっぱりそどこさんの方がすきなんだぁ!!」
麻子「そんなわけないだろ、というか別にそどこには面倒見て貰ってない」
沙織「そんな事無いモン!!だって、いっつも朝そどこさんに面倒見て貰ってるじゃん!!」
麻子「遅刻のカウントされてるだけだ、面倒見て貰ってるわけじゃない」
沙織「嘘!!」
麻子「嘘な物か...だったら、昨日のご飯は誰か作ってくれた?」
沙織「私...」
麻子「一緒に寝たのは?」
沙織「私...」
麻子「ほらな?」
沙織「うぅ...」
沙織「だったら....私の事好き?」
麻子「ああ、好きだ」ナデナデ
沙織「一番?」
麻子「ああ、一番だ」ナデナデ
沙織「こんな事しても?」
麻子「大好きだ」
沙織「えへへ////私も麻子大好き」
麻子「ありがとう、それで、ココはどこなんだ?」
沙織「ええと...定期船から入って、一,二時間たったから...」
麻子「は?」
ガチャ
ポー バシャバシャ
麻子「・・・」
秋山「ほー...そんな事が...」
麻子「全く...大変だったぞ」
秋山「それは、大変でしたね...噂をすれば、武部殿ですよ?」
麻子「げっ...」
沙織「」キョロキョロ
麻子「よ、よお、沙織」
沙織「あっ、麻子!良い所に!」
麻子「ひっ」ビクッ
沙織「どうしたの?怯えて」
麻子「な、なんでもない、それよりどうした?」
沙織「えっと...うさぎさんチームの皆見なかった?」
麻子「え?」
沙織「これからお茶するんだー」
麻子「・・・」
秋山「うさぎさんチームの方々ならあちらの方で武部殿をさがしてましたよ?」ヒョコッ
沙織「あっ、ゆかりんいたんだ、ありがとねー」
秋山「どういたしましてー」
麻子「・・・・」ブツブツ
秋山「どうしたんですか?冷泉殿?」
麻子「.......ない.....を」ブツブツ
麻子「私の沙織を....許さない...」
秋山「冷泉殿?」
終わり