1 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 00:18:47.31 r1LSprIU0 1/185

大淀「はぁ…」

提督「何があったんだ」

大淀「理由は分かりませんが、下水が詰まったようで…お手洗いに限らず、迂闊に水も流せない状況です」

提督「なんてこったい…」

大淀「一応、災害時支援用の仮設トイレがありますが」

提督「おう使え使え。これを災害と言わずして何とする。あと、オムツ的なやつとか色々備蓄があったろ。必要な分適宜支給しといてくれ」

大淀「了解しました。…」

提督「ん? どうした」

大淀「っ、いえ、その」モジモジ

大淀「…私も朝から、ずっと我慢してまして」

提督「! 分かった、分かったから早く行ってこい。オムツなりペットシートなり使って良いから…備品の場所は分かってるんだろ?」

大淀「はい…っ、し、失礼しましたっ!」ダッ

バタン

元スレ
【安価】提督「鎮守府中のトイレがぶっ壊れたぁ?!」【艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1465917527/

2 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 00:22:29.34 r1LSprIU0 2/185

・安価とコンマで艦娘がもらす

・コンマが高いほど尿意が高い

・ゾロ目で便意も催すが、程度はコンマ次第

・川内型のやつとは一切関係がない

・完全見切り発車。エタりそう。エタる(確信)



ではスタート



提督「…よりによって秘書艦担当の日に、えらいことになったな。>>3」

3 : 以下、名... - 2016/06/15 00:23:38.09 Mc8Y5rxXo 3/185

五月雨

4 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 00:38:13.19 r1LSprIU0 4/185

○八〇〇 執務開始
仮設トイレ設置状況 進捗0%



五月雨「そ、そうですね…」

提督「その、つかぬことを訊くが…お前は大丈夫か?」

五月雨「ふぇっ、何がですか?」

提督「いや、だからその、トイレは」

五月雨「!! だ、大丈夫ですっ!」

提督「なら良いんだが…」

五月雨「…」



五月雨(言えない……朝おねしょしたから今は大丈夫だなんて、絶対言えないよぉ…)

五月雨(しかも秘書艦だからって慌てて準備したせいで、濡れたお布団敷きっぱなしだし…)



提督「しかし、仮設トイレなんてあったんだな…」ゴソゴソ

提督「…お、カタログ出てきた。何々、『一台設置に30分』かかるのか。案外早くできるんだな」

五月雨「20個もあるんですね。これならすぐに解決しそうです!」

提督「…いや、待て。よく見るとこれ、汚水タンクを5個で共有してるぞ。つまり5個単位でしか動かせないってことだ」

五月雨「えーっ、じゃあ30×5で…二時間半経たないと使えないんですか!?」

提督「それまで持つと良いんだがな。さてと」

5 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 00:39:38.42 r1LSprIU0 5/185

提督「>>7」



1.こんな状況だが、執務はきっちりこなさないとな

2.大淀が心配だな。ちょっと様子を見に行くか

7 : 以下、名... - 2016/06/15 00:42:29.96 I261JcCdO 6/185

2

9 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 00:48:41.50 r1LSprIU0 7/185

提督「…大淀が心配だな。ちょっと様子を見に行くか」スクッ

五月雨「あ、私もご一緒しますね」



【執務室を出ました!】

【五月雨秘書艦につきボーナス『無垢の悪魔』発動! ギリギリの艦娘は五月雨のドジによりもれなくトドメを刺されます】



↓5まで、大淀発見までに遭遇する艦娘

10 : 以下、名... - 2016/06/15 00:49:35.64 MQrmJdCEO 8/185

夕立

11 : 以下、名... - 2016/06/15 00:52:49.57 p65l0ffJo 9/185

夕張

12 : 以下、名... - 2016/06/15 00:54:24.73 MS0vA6+Do 10/185


13 : 以下、名... - 2016/06/15 00:54:50.45 UcMWKuT7o 11/185

川内

14 : 以下、名... - 2016/06/15 00:54:57.39 IV2FXf2x0 12/185

不知火

22 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 16:36:22.46 r1LSprIU0 13/185



 執務室のドアを開けると、目の前に一人の艦娘が立っていた。

夕立「! てっ、提督さんっ!」ソワソワ

夕立「おトイレ使えないって、どういうことっぽい?!」ソワソワ

提督「ああ…すぐに放送で伝えるが、どうも下水がやられたらしくてな」

夕立「ちょっ、夕立、結構ヤバイっぽいぃ」フルフル

五月雨「今、大淀さんが使えるもの配ってると思うから、探したら良いと思うよ」

夕立「! 助かるっぽい!」ダッ

五月雨(…! そう言えば、おねしょしたお布団のこと)

五月雨「ゆ、夕立、待って!」

夕立「えっ?」クルッ

夕立「っ!?」グキッ

夕立「ぽいぃ~っっっ!?」

ドンガラガッシャーン

提督「夕立!」

五月雨「あぁっ!?」

夕立「うぅ…」ムクリ

提督(あ、白)

夕立「痛た……っ!?」ビクッ

ジワッ

提督(…が、黄色く…ってぇ!?)ドキッ

23 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/15 16:37:12.70 r1LSprIU0 14/185

夕立「やっ、嫌っ、出ちゃっ、出ちゃうっ」ジュワ ジュッ ジュッ

夕立「…ぽいぃぃ……」ジョワァァァァ…

提督「…」

五月雨「あ…」

夕立「…グスッ」

夕立「うわぁぁぁぁん……」ポロポロ

五月雨「ご、ごめんなさい、私が呼び止めたばっかりに…」

提督「とっ、とにかく立てるか」

夕立「あ゛ぁぁぁぁ……おしっこ漏らしたぁ…」グスグス

提督「あー…五月雨、何か拭く物とついでに着替え持ってきてくれないか」

五月雨「は、はいっ」ダッ

タッタッタッタッ…

ガチャ

提督「執務室の掃除用具入れからモップを」ゴソゴソ

提督「おーい、そろそろそこをどいてくれ。いつまでもめそめそしたって…」

夕立「うぇぇぇん…っ、あ…」プルッ

ジュワワワワワ…

提督「ああもう、分かった分かったもう全部出しちまえ。どうせ当面トイレは使えないんだから…」

夕立「ぼいぃぃぃぃ…」ジョワー…

夕立「…グスッ、エグッ」

提督「よしよし、ずっと我慢してたんだな」ナデナデ

夕立「あ…」

提督「ほら、もう立つぞ。床を拭かないと」

夕立「…うん」スクッ

ドタドタ

五月雨「着替えとタオル持ってきました!」

提督「ん、ご苦労。…夕立、ここは片付けとくから、お前は着替えてこい」

夕立「」コクン

五月雨「はい」スッ

夕立「ん、ありがと…」

タッタッタッ…

32 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 00:43:58.73 7NDAo26H0 15/185



提督「…こんなもんか」フキフキ

五月雨「はい…」ゴシゴシ

スタスタ

夕張「…何やってるの?」

五月雨「あっ、夕張さん!」

夕張「床拭いて……って、まさか」

提督「…」コクリ

夕張「ええ…ちょっと、洒落にならないわよぉ。私も我慢してるのに…」

提督「今、仮設トイレを組み立ててるはずだ。もう少し我慢してくれ」

夕張「! それを早く言ってくださいよ! 手伝ってきます」ダッ

提督「すまない、助かる!」



【仮設トイレ設置に夕張が加わりました!】【進捗にボーナスが入ります】

33 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 00:45:22.96 7NDAo26H0 16/185



提督「そう言えば、大淀はどこに行ったんだろうか?」

五月雨「確かに、具体的な場所は聞いてませんね。行くとしたら…備品がある所かなあ」

提督「倉庫ったって色々あるからな。『そういう物』が仕舞ってあるの…は……」ピタッ

五月雨「…えっと」タラー



「くぅぅ…」サカダチ



提督「…何やってるんだ?」

「! その声はご主人様!?」

提督「いやそうだが、お前は何やってるんだ」

「いやぁ~割りと尿意がヤバイので、重力にヘルプを要請しまして…」プルプル

五月雨「どうして廊下でやってるの?」

「それが聞いてくださいよ~、七駆の部屋でやろうとしたら、ぼのたそが『自分たちの部屋で妙なことするな』って」

提督「…パンツ見えてるぞ」

「! 見、見るなっ! 見るなぶっ飛ばしますよ!!」

提督「…ハァ」クルッ

五月雨「行きますか?」クルッ

ワサッ

「うわっぷ!?」

提督「まあ突っかかる余裕があるなら」

五月雨「そうですね…」

ワサワサ

「ちょっ、さみちゃっ、髪長っ……ふぁっ、顔っ、顔にかかっ」モゾモゾ

「…ふぇっくしょん!! ……ひっ」プルッ

提督「? どうしたさざな…」

ジュワァ

「やっ、駄目っ、だめだめだめだ、あ……あぁぁ…」ジョワァァァァ

ポタポタポタ…

「うえぇ…あったかぁ……っ、うえっ、ぷっ、逆立ちしたせいで、口に入っ…!」

提督「…その」

「あ…」

「あっち行けっ!! こっち見んなぁっ、あぁっ…グスン」ジョロロロ…

五月雨「ど、どうしましょう…」

提督「…見なかったことにしよう」

34 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 00:45:50.88 7NDAo26H0 17/185



提督「…お?」

フラフラ

川内「ふあぁぁ…眠い…」

提督「おはよう、川内」

川内「ん、おはよ…ねえ、気付けに一発夜戦しよ…」

提督「バカ言え、今は朝だぞ。それより、お前は大丈夫なのか」

川内「大丈夫って、何が…」

タッタッタッ

不知火「司令、探しましたよ」

五月雨「あれっ、不知火、どうしたの?」

不知火「大淀が、司令に会いたがってました。行ってあげてください」

提督「おお、そうか。丁度こちらからも探してたところだ。どこに行けばいい?」

不知火「大浴場の横に消耗品置きがあります。その前に」

提督「分かった」

五月雨「不知火は大丈夫なの?」

不知火「…まあ、差し当たっては。いざとなったら、屋外か海に向かってするまでです」

川内「ん? するって何を」

五月雨「その、お、おトイレを…」

川内「…」ボー

川内「…ああ、何か騒がしいと思ったらそういうこと…私も今は大丈夫よ」

提督「それなら良いが。あんまり無理するなよ」

川内「分かってるって」

不知火「では、不知火はこれにて」

37 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 01:07:54.94 7NDAo26H0 18/185

○九〇〇 大淀と合流
仮設トイレ設置状況 進捗20%(1時間経過×2(夕張ボーナス))



大淀「! 提督!」

提督「ご苦労。もう大方配り終わったか」

大淀「差し迫った娘には行き渡ったようです。後は仮設トイレの完成まで…」

ダダダダダダ

>>39「はぁっ…はぁっ…」

39 : 以下、名... - 2016/06/18 01:09:08.13 N0T0kjDYo 19/185

長良

41 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 01:14:38.12 7NDAo26H0 20/185

長良「はぁっ…はぁっ…」

提督「長良か。落ち着け、慌てて転んだりしたら」

長良「わ、私は良いんです、ただ>>42がもう限界で…動けないから、私が代わりに」

42 : 以下、名... - 2016/06/18 01:15:28.17 Q61fGRdco 21/185

阿武隈

44 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 01:19:53.40 7NDAo26H0 22/185

長良「阿武隈がもう限界で…」

大淀「分かりました、とにかくこれを」つ>>45

長良「ありがとっ」ダッ



1.オムツ

2.ペットシート

3.携帯トイレ

45 : 以下、名... - 2016/06/18 01:20:29.02 2dT0eU1LO 23/185

3

46 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 01:34:16.08 7NDAo26H0 24/185

提督「そう言えば大淀、お前のは解決して…!」

提督「…いや、いい。失礼した」

提督(スカートのスリットから白いモコモコが…)

大淀「…///」コクン

五月雨「そ、そんなことより! 提督に用事って何ですか?」

大淀「! ええ…考えたんですけど、下水が通らない現状、水を使った作業全般ができません。食事は備蓄の保存食でしのぐとして、一番の問題は艤装の洗浄ができないことだと思うんです」

提督「ああ、潮に当てられたまま放っといたら劣化するからな」

大淀「かと言って洗剤をそのまま海に流すわけにもいきませんし…」

五月雨「出撃できないのは大変ですね…とにかく、早く直さないと」

提督「ううむ、やるべきことが山積みだな…では、私は>>47」



1.執務に戻ろう。こういう時こそトップがどっしりしとかないと

2.下水道の修理に取り掛かろう

3.取り敢えず館内放送で現状を伝えとこう

47 : 以下、名... - 2016/06/18 01:35:19.69 5P7iRak5O 25/185

3

48 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 01:42:35.79 7NDAo26H0 26/185

提督「取り敢えず館内放送で、皆に現状を伝えとこう」

大淀「分かりました。では私は、下水道の修理を手配しますね。差し当たっては、どこが詰まってるのか突き止めないと…」

提督「…五月雨、放送室に行くぞ」

五月雨「はい!」



↓7まで、放送室到着までに遭遇する艦娘

49 : 以下、名... - 2016/06/18 01:45:53.30 oDQhNsJwO 27/185

榛名

50 : 以下、名... - 2016/06/18 01:46:06.51 alrV4NUfO 28/185

舞風

51 : 以下、名... - 2016/06/18 01:46:15.59 mGnm18q4O 29/185

春雨

52 : 以下、名... - 2016/06/18 01:46:26.05 jiSVTSZpO 30/185

瑞鶴

53 : 以下、名... - 2016/06/18 01:47:38.86 UVejRKcfO 31/185

秋月

54 : 以下、名... - 2016/06/18 01:48:50.74 HlC4aKhlO 32/185

朝潮

55 : 以下、名... - 2016/06/18 01:49:54.77 T8q+d/WwO 33/185

弥生

61 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 02:05:47.86 7NDAo26H0 34/185

【一方その頃】



ダダダダダダ

ガチャ

長良「阿武隈っ、持ってきたよ!」



阿武隈「うっ、うぅぅ…」プルプル



由良「! 長良姉さん、ありがとう……ほら、もう大丈夫だから、ね」

長良「えっと、ここを開けて…」ゴソゴソ

阿武隈「おねえちゃん、ごめんなさい…あたし、もう……、ぁ」ジワッ

パタッ…パタタタッ…

長良「! ストップ! ストップあと2秒!」サッ

由良「手どけて、パンツ脱いで!」グイッ

阿武隈「んんーっ、んー…」プルプル

パタタタタタ…

長良「ほら脚開いて! パンツずらしちゃうからね!」クイ

阿武隈「やっ…」

プシャァァァァァ…

長良「えいっ」スッ

トポポポポポ…

阿武隈「はあぁぁぁ…」シャアァァァァ

トポポポ…

阿武隈「ああぁぁ…っ、んん…っ」ショワァァァッ…プシッ、プシャッ……

阿武隈「~~~~…」チョロロロロロ…



長良「…いっぱい出るね」

由良「大丈夫かしら、溢れない…?」



阿武隈「はぁ…」チョロロッ…チョロ…ショロッ……



由良「…終わった?」

阿武隈「…」コクン

長良「床、拭こっか」

阿武隈「うん。…ありがとう、お姉ちゃん」

64 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 11:48:07.29 XFDPyx940 35/185

ところでこの提督の嫁は誰?

直下(>>1が持ってないのは安価下)

65 : ◆/Pbzx9FKd2 - 2016/06/18 11:48:55.71 2GSSJ7BI0 36/185

木曾

69 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 15:27:09.26 7NDAo26H0 37/185



スタスタスタ

榛名「あっ、提督。お疲れ様です」

提督「ああ、榛名か」

榛名「これからどちらへ?」

提督「放送室に行く。ちょっとゴタゴタしてるからな」

榛名「そうですね…でも、対応が早くて助かります。提督、感謝いたします」ペコリ

五月雨「ところで、榛名さんは大丈夫ですか?」

榛名「ええ。榛名はまだ、大丈夫です!」

提督「そうか。備えはあるから、手遅れになる前に動いてくれよな」

榛名「はい! では、失礼します」

スタスタ

提督「…」

提督「…『まだ』?」



タッタッタッタッ

舞風「提督、提督!」タッタッタッ

提督「舞風、どうした?」

舞風「どうしたって、どうなってるんですか?! 水道が使えないって…それに、お手洗いも」

提督「それが、下水道が詰まってるらしくてな。これから放送で説明するつもりだ」

舞風「えーっ…」

五月雨「だ、大丈夫?」

舞風「…ちょっと、我慢してる」

提督「今仮設トイレを組み立ててるところだ。夕張が設営に加わったから、そろそろ使えるようになってるんじゃないか?」

舞風「! ナイス判断! ちょっと行ってきます」クルッ

70 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/18 15:29:01.20 7NDAo26H0 38/185

タッタッタッタッ…

「…あのっ」

提督「うおっ!?」ビクッ

提督「…春雨。どうしたんだ?」

春雨「司令官…その、おトイレ用意してるって、本当ですか…?」

提督「あ、ああ。そろそろ使えると思うんだが」

春雨「あっ、あのっ…その」

提督「分かった分かった、早く行ってこい」

春雨「! ご、ごめんなさいっ!」ダッ

スタスタ

瑞鶴「あれっ、春雨ちゃん?」

春雨「瑞鶴さんっ、ごめんなさい、今急いでて」

瑞鶴「! もう何箇所か使えるから、並ぶ前に早く行っといで。私も、さっき済ましてきたところ」

春雨「はいっ!」ダッ

タッタッタッタッ…

提督「もう使えるのか」

瑞鶴「うん、夕張が効率的な組み立て方を考えてね」

五月雨「良かったぁ…」

瑞鶴「にしても、やんなっちゃうわね…出撃もできないなんて」

提督「出来るだけ早く直るようにする」

瑞鶴「うん。私も何か、手伝えることは無いかな」

五月雨「そう言えば、どこが詰まってるか突き止めないとって、大淀さんが」

瑞鶴「分かった。ちょっと大淀探してみる」

提督「すまないな、よろしく頼む」



【瑞鶴が下水道探索に加わりました!】【原因究明判定にボーナスが付きます】

74 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/20 00:33:34.52 dbhBpPFB0 39/185



提督「危ないのは大体片付いたか……ん?」



ヨロ…ヨロ…

朝潮「ほら、頑張って。もう少しだから」

秋月「っ…あっ、もう…くぅぅ…」プルプル



五月雨「あ、秋月…?」

朝潮「! 司令官、それに五月雨さんも」

提督「見るからにヤバそうだな。よし、向こうまで私が運んで…」

秋月「っ、はぁっ…はぁっ…」ギュゥゥゥ…

秋月「」ビクッ

秋月「…ぁ」



ポタ…ポタポタッ…



提督「!」

朝潮「ああっ、まだ駄目…」


秋月「うぅぅぅ…っ、く、ぅぅ…」プルプルプルプル

秋月「…はぁっ、はぁっ…はっ…っ、あっ…あ、ああっ、あぁ……ぁ………」ジワッ

秋月「……ごめん、なさい…」ドサ

ジョワ…

75 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/20 00:34:29.31 dbhBpPFB0 40/185

秋月「はあぁぁ…っ、あぁぁ…」ジョロロ…

提督「…と、とにかく拭くものを」

五月雨「はい…」



秋月「…」ショワァァァ…

秋月「…っ」プルッ

提督「…出し切ったか」

秋月「…司令」

提督「どうした」

秋月「秋月を、解体してください」

提督「! 何故だ」

秋月「だって! この非常時に対応できず、あまつさえ司令の前で、粗相を…これじゃあ、艦娘失格…」

朝潮「秋月、そう気を落とさないで…」

五月雨「そ、そうですよ! 仕方ないですって」

提督「そのくらいで解体するほど狭量じゃないさ。ほら、ここを片付けるぞ…」

五月雨「それに、さっき他の娘もおもらししてましたから!」

提督「ちょっ、余計なことを」



朝潮「!」ピコーン

朝潮「…ねえ、秋月。これを見て」

秋月「何ですか…っっっ!?」ビクッ

76 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/20 00:35:36.91 dbhBpPFB0 41/185




朝潮「」スカートタクシアゲ



朝潮「んっ…」プルッ

ジョワァァァァ

朝潮「はぁぁ…」ビチャビチャビチャ

秋月「ちょっ…朝潮さんまで、何てこと」

朝潮「…本当は、私もずっと我慢してたの…」ジョロロロ…

朝潮「…これで、おあいこね」…ジョロッ

秋月「朝潮、さん…」



提督「…五月雨、大至急掃除用具を」

五月雨「…は、はいっ!」ダッ

タッタッタッタッ…

提督「…まあ、何だ。朝潮でも失禁することはあるんだってことで、ここはひとつ」



「「きゃあぁぁぁぁっ!!」」



提督「今度は何だッ!?」ダッ

77 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/20 00:36:15.58 dbhBpPFB0 42/185




提督「どうした?!」

五月雨「痛た…っ、や、弥生、大丈夫?!」



弥生「…あ、や、だ…め……」ビクン

…ブヒュッ

提督「えっ」



弥生「だめ…嫌だ、嫌、やっ、やあぁぁ…」ガタガタ

ミチチチチチ…



提督「」

五月雨「」



弥生「嫌…止まって…お願い止まって…」ブリュリュリュリュ…

弥生「…グスッ、ヒクッ…ッ、スン、ハァッ」ポロポロ

…プスッ

弥生「もう…やだ……っ」プルッ

ジョワァァァァ…

弥生「おしっこも…うんちも、出た…」ポロポロ



提督「…その」

五月雨「弥生…ごめんなさい…」



スタスタ

卯月「やーよいー、おトイレ見つかったぴょ」ピク



弥生「ヒッ…エグッ…」



提督「卯月…どうしたら」

卯月「弥生っ!」ダッ

78 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/20 00:36:45.25 dbhBpPFB0 43/185




弥生「うづき…?」

弥生「…いや、こないで……やよい、きたないよ…」

卯月「しっかりするぴょん! 弥生は汚くなんか無いっぴょん!」ガシッ

卯月「…立てるぴょん?」グッ

弥生「…」ヨロヨロ

…ボトッ ベチャ

卯月「っ」ビク

弥生「…ッ、あぁ」ポロポロ

卯月「…お掃除道具持ってくるぴょん。司令官、さみちゃん、誰も来ないように見張ってるぴょん!」ダッ

提督「わ、分かった!」



卯月「…弥生のことはうーちゃんに任せるっぴょん。ここの片付け、お願いしてもいいぴょん?」

五月雨「うん、任せて!」

卯月「頼んだぴょん。…さ、行くよ」

弥生「…ごめん…本当に、ごめん…」

卯月「気にしないで、困った時はお互い様ぴょん」

スタスタ

提督「…すまない卯月、感謝する」ボソッ

提督「…い、いかん、秋月たちのことを忘れてた!」

五月雨「急ぎましよう!」

89 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 00:09:00.80 yk2+qZ0a0 44/185

一○三○ 放送室到着
仮設トイレ設置状況 進捗50%(2時間半経過×2) 現在10基稼働
原因究明 進捗0/3



提督「…時間かかったな」

五月雨「そうですね…」

提督「これ以上は何も言うまい」ポチ



『こちらは提督、只今より鎮守府全域に通達する』

『現在、水道にトラブルが発生し、鎮守府全域で水道の使用が制限されている。そのため出撃を始めとする通常業務に支障が出ている』

『目下、原因究明に全力を注ぐと共に、停止した機能の補充に務めている。食事については、非常食の配給を行う。詳しくは追って連絡する』

『また、現在仮設トイレが設置されており、部分的にではあるが稼働も始まっているため、必要な者は使用されたし。手の空いているものは設置に協力してほしい』

『非常事態ではあるが、各自出来る限り普段通りの業務に従事してもらいたい。以上』



提督「こんなものか」プツッ

五月雨「そうですね。大淀さんたちは、どうなっているでしょうか…」



原因究明判定
↓1 大淀(65以上で進捗+)
↓2 瑞鶴(60以上で進捗+)

90 : 以下、名... - 2016/06/28 00:14:50.98 io6Qv8wGo 45/185


91 : 以下、名... - 2016/06/28 00:14:53.52 W3sO8+9yo 46/185

はい

93 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 00:23:26.82 yk2+qZ0a0 47/185

原因究明 進捗1/3

瑞鶴「臭いし、暗いし、嫌になるわね…」カツン カツン カツン

ブゥーン

彩雲『___! __…』

瑞鶴「そう、何も無かったの…ごめんね、こんな所飛ばせて」

ピリリリ ピリリリ…

瑞鶴「!」ピ

大淀『瑞鶴さん、詰まっていると思しき箇所を発見しました』

瑞鶴「本当!?」

大淀『ええ。構造上詰まりやすいことが予想されたので向かってみたのですが、当たりでした』

瑞鶴「今、どこにいるの?」

大淀『端末に座標を送信します』

ピピピピ…

瑞鶴「ここね…すぐに合流するわ!」ピ

94 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 00:58:06.09 yk2+qZ0a0 48/185



提督「…さて、ここでの用事は済んだし」

提督「>>95」



1.こちらも執務に戻るとしよう

2.しまった、昨夜遠征隊を送っていたんだ!

3.仮設トイレの様子を見に行くか

4.大淀に加勢しよう

95 : 以下、名... - 2016/06/28 00:58:29.00 O32dM7sr0 49/185

3

96 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 01:11:20.05 yk2+qZ0a0 50/185

提督「仮設トイレの様子を見に行くか」

五月雨「! そ、そうですね」

提督「どうした? 何か慌ててるぞ」

五月雨「い、いえ、何でもありません! 行きましょう」



【放送により艦娘が状況を把握しました!】【仮設トイレ設置進捗にボーナスが付きますが、同時に混みやすくなります】

↓5まで、仮設トイレ到着までに遭遇する艦娘

97 : sage - 2016/06/28 01:12:18.60 O32dM7sr0 51/185

大鯨

98 : 以下、名... - 2016/06/28 01:13:32.75 dWxFxPnC0 52/185

球磨

99 : 以下、名... - 2016/06/28 01:13:56.04 IWp7JXXAO 53/185

天津風

100 : 以下、名... - 2016/06/28 01:15:07.77 QYBT4JU5O 54/185

鳳翔

101 : 以下、名... - 2016/06/28 01:24:56.21 vZJuWuwyo 55/185

鳥海

106 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 02:02:38.68 yk2+qZ0a0 56/185

【一方その頃】



カンカンカン

グイッ

夕張「…これで良し! こうすれば、通常の半分の手間で組み立てられるわ」

妖精s『___!』コクコク

夕張「さ、まだ5基だけだけど、使っていいわよ」

瑞鶴「ありがとう夕張! これで助かった…」ガチャ

バタン

夕張「…っっっ、やば…私も並ぼっと……」

夕張「!」



「「「」」」ズラリ



夕張「…」クルリ

ダッ

107 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 02:03:29.76 yk2+qZ0a0 57/185



タッタッタッタッ

夕張「はぁ…はぁ…」

夕張「…ここなら、誰も来ないわよね」キョロキョロ

夕張「悪いけど、ちょっとそこの側溝に…」ヌギヌギ

ストッ

夕張「…っ」プルッ

プシャァァァァァ…

パシャパシャパシャ…

夕張「ふぅ…間に合った…」シャァァァ…

夕張「…誰も見てないわよね?」チラ



不知火「…あら」ジッ



夕張「」ピタ



…ピチャッ




108 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 02:04:37.25 yk2+qZ0a0 58/185

不知火「…」ジッ

夕張「…その、不知火ちゃ」

不知火「」ツカツカ

不知火「…」シュル スト

不知火「ん…」ピクッ

シューッ……

夕張「」

夕張「あ…」プルッ

シャァァァ…

ビチャビチャビチャ…

不知火「…長いですね」シュルルル…

夕張「お互い様よ…」シャァァァ…

不知火「実際、不知火も限界寸前でしたから」シュー…

夕張「そう……んっ」チョロッ

夕張「…何か拭く物持ってない?」

不知火「…」シュルッ…ジュッ

不知火「どうぞ」つティッシュ

夕張「ありがと…」ゴシゴシ

不知火「…」フキフキ

夕張「…」

夕張「…不知火ちゃん」

不知火「何でしょう?」

夕張「今度、一緒に間宮にでも行きましょ。奢ったげるから」

不知火「…ありがたくご馳走になります」

113 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 23:52:28.46 yk2+qZ0a0 59/185

ところで、仮設トイレ到着時点で何人並んでる?

↓2までのコンマで高い方(放送補正)

114 : 以下、名... - 2016/06/28 23:53:16.93 1rLFA366O 60/185


115 : 以下、名... - 2016/06/28 23:53:41.03 8DaR8VNNo 61/185


116 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/28 23:54:46.98 yk2+qZ0a0 62/185

実装艦の半分以上が詰めかけてるのか(困惑)

120 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 00:32:07.45 c6PRP7yV0 63/185



提督「瑞鶴は向こうから来たよな…」

五月雨「…っ」

提督「五月雨?」

五月雨「っ、はいっ!?」ビクッ

提督「お前…もしかして」

五月雨「…その、実は」

提督「やっぱりか! 急ぐぞ」ダッ

五月雨「あっ、待ってぇ!」ダッ

タッタッタッタッ

大鯨「…あっ、提督。それに五月雨さんも」

提督「大鯨か。悪いが、仮設トイレがどこに置いてあるか知ってるか?」

大鯨「えっと、工廠との渡り廊下近くだったと思います」

提督「助かる!」ダッ

五月雨「ありがとうございますっ!ダッ」



大鯨「…どうしましょう…でも今、あそこは」

121 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 00:32:37.30 c6PRP7yV0 64/185



球磨「あ、あり得んクマ…」ウロウロ

球磨「放送を聞いて来てみたら、もうメッチャクチャ並んでるクマ……っっっ」ブルブルッ

球磨「や、やばいクマ」ギュッ

球磨「クマぁ…このままじゃ、ホントにおしっこ漏れるクマ…」プルプル

球磨「…止むを得んクマ。こうなったら一旦外に出て、物陰で」

ダダダダダダ

球磨「クマっ!?」ビクッ



提督「そこをどくんだーッ!」ダダダダダダ

五月雨「危なーい!」ダダダダダダ

ゴッ

五月雨「あーっ!?」

球磨「ヴォーッ!?」

ステーン

五月雨「またやっちゃった……っ、やっ」ビクッ

提督「大丈夫か、立てるか」

五月雨「ごめんなさい…もう……」ギュゥゥゥ

提督「! 掴まれ」ダキッ

ヒョイ

五月雨「!」

球磨「クマぁ~……」ピヨピヨ

提督「すまない球磨、先を急がせてくれ」ダッ



球磨「」

球磨「…っ」ピク

球磨「た、立たないと…」グッ

球磨「…腰が、抜けたクマ……」

球磨「……ぁ…」ジュワ…

球磨「もう…ゴールしても、いいクマね…」ジョワァァァァ

球磨「おしっこ…温くて、きもちいい…クマ……」ジョロロロロロ…

122 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 00:33:31.70 c6PRP7yV0 65/185



タッタッタッタッ

天津風「あら、提督…って、五月雨!? 一体どうしたの?」

五月雨「うぅ…」プルプル

提督「…そろそろ限界なんだ」

天津風「限界って…!」

天津風「こっちよ、付いてきて!」ダッ

タッタッタッタッ

天津風「あたしはさっき済ませたばかりだけど…今、凄い並んでるわ。大丈夫なの?」

提督「もう少し我慢できるか?」

五月雨「頑張りますぅ…」プルプル

天津風「…さあ、着いたわ」

123 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 00:48:07.63 c6PRP7yV0 66/185

提督「な、なんだこれ…一箇所につき10人は並んでるじゃないか…」

天津風「さっきの放送で、今まで我慢してた娘たちが一斉にやってきたのよ…」

提督「五月雨、大丈夫か」

五月雨「…して」

提督「何だって?」

五月雨「降ろして、ください…」プルプル

提督「歩けるのか?」

五月雨「いえ…ッ、もう、間に合いません…ヒクッ…」ポロポロ

五月雨「ここでッ…おもらししますから…ヒクッ…せめて、せめて提督の…ヒクッ、おようふく、よごさないように…ッ、ヒクッ」

提督「そんな…」



「こっちです!!」



提督「!」

五月雨「!?」

提督「あの声は…」ダッ



鳳翔「さあ、私の先にどうぞ」

提督「鳳翔…良いのか?」

鳳翔「ええ。後ろの皆さんの了解も頂きました。幸い、私も含めてまだ少し余裕があります。一人分くらいなら我慢できます」

提督「…恩に着る!」

五月雨「ほうしょうさぁん…ありがどうございまずぅ…」ポロポロ

提督「さあ、行ってこい」ガチャ

五月雨「はい…」ヨロヨロ

バタン

125 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:03:42.37 c6PRP7yV0 67/185

バッ

鳳翔「っく…」ギュゥゥゥ

鳳翔「はぁっ…はぁっ…」カタカタカタカタ

提督「えっ…?」

鳳翔「…ごめんなさい…私、嘘を吐いてしまいました…」

ザワザワ

エッ ダイジョウブッテ ヤバソウジャナイ

鳳翔「でも、これで…」

ジワ…

鳳翔「これで、良かったのです…」ニコ


ジュワァァァァ…

ポタポタポタ…


鳳翔「…あぁっ」ビクッ


ブッ ボヒュッ ブリュリュッ

…ボタッ ボタッ


提督「……そん、な…」

鳳翔「提督…」

鳳翔「あまり……あまり、見ないでいただけますか…」ジョロロロロロ…

提督「…」

ザワザワ

ポン

鳥海「…提督」

提督「鳥海…?」

鳥海「探しましたよ。こちらに、よろしいですか」

提督「だが…鳳翔が」

126 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:08:25.84 c6PRP7yV0 68/185

鳥海「…」スッ



龍驤「鳳翔、立てるか?」

加賀「体を洗いに行きましょう。さぁ」

鳳翔「ごめんなさい…情けない空母で…」

赤城「何をおっしゃいますか。失敗は誰にでもあることですから、ね」



提督「…すまない、頼んだ」ボソッ

127 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:12:33.51 c6PRP7yV0 69/185




…グスッ…ヒッ、グスッ…エグッ…



128 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:20:24.45 c6PRP7yV0 70/185

【一方その頃】



五月雨「はぁっ、はぁっ」バタン

五月雨「早く…早くっ」ゴソゴソ

五月雨「パンツが…パンツが、あぁっ」ジワッ

五月雨「だめっ、まだっ、脱いで」アタフタ

ツルッ

五月雨「!?」ヨロッ

グッ…

五月雨「はぁっ…なんとか、転ばずに……っっっ」プルッ

五月雨「あ…だめ…」ジュワワ…

ジュワァァァァ…

パチャパチャパチャパチャ

五月雨「はぁぁぁ…」ジョロロロロロ

パチャパチャパチャパチャ…

チョロロロ…

…ピチャン

五月雨「…結局、おもらししちゃった…折角鳳翔さんが、譲ってくれたのに…」

五月雨「…グスッ…ヒッ、グスッ…エグッ…」

五月雨「ふえぇぇぇぇん…」ポロポロ

130 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:23:59.33 c6PRP7yV0 71/185

【間に合わずおもらししたため、五月雨が離脱しました…】

【次の秘書艦を選びます】



次の秘書艦>>131

1.丁度その場にいる鳥海

2.その他(艦娘指定、>>1が持ってない艦は安価下)

131 : 以下、名... - 2016/06/29 01:31:04.52 mgpdW3XSo 72/185

木曾

134 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:40:19.88 c6PRP7yV0 73/185

木曾了解キソー

あとすみません、言い忘れてましたが既に漏らした艦娘は指定不可です。
逆に言えば、まだ漏らしてない艦娘は複数回指定可能です。その場合コンマに補正が付きます。


あと五月雨のおもらしですが、実は秘書艦にも尿意ゲージがありました。
>>3のコンマからスタートして、艦娘指定の安価の度にコンマの一桁を合計(0は0扱い)し、100でおもらしでした。

>>101の時点でゲージは93で数値的にはギリギリセーフでした。が



『無垢の悪魔』は、自分にも効きます。

136 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:53:24.07 c6PRP7yV0 74/185

スタート時点で

01~20 余裕
21~30 まだ大丈夫
31~60 ちょっとヤバイ
61~80 だいぶヤバイ
81~00 アウト

で、五月雨の効果で61~80もアウトになりました

それから時間経過と対応によって余裕とアウトの範囲が変化していきました
今回は迅速な対応と同時に仮設トイレの混雑を煽ってしまったので、放送室以降の判定は

01~10 もう済ませた
11~30 まだ余裕
31~60 ちょっとヤバイ
61~70 だいぶヤバイ
71~00 アウト

となり、五月雨の効果で61~70もアウトになりました。結局上と一緒ですね。大鯨は本当にギリギリセーフでした

要求がシビアなのは複数回指定を前提にしているからです。最初に言っておけばよかった



という訳で今夜はここまで

137 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/29 01:54:50.80 c6PRP7yV0 75/185

間違えた
放送室以降は

61~75 だいぶヤバイ
75~00 アウト

でした。球磨ちゃんは五月雨にトドメを刺されたので

143 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/30 00:37:17.28 dlJg8Zln0 76/185

一一〇〇 渡り廊下
仮設トイレ設置 進捗65%(30分経過×2(夕張ボーナス)×1.5(人手ボーナス)) 現在10基稼働
原因究明 進捗1/3



間宮「…あっ、提督!」

提督「間宮か。ということは、食糧の件だな」

間宮「ええ。艦隊全員が一月賄える分を備蓄してあるので、修理完了までは持つはずです」

提督「うん、分かった。献立はお前に一任して構わないな?」

間宮「はい!」

鳥海「…おや? 五月雨さんが出てきましたね」



五月雨「グスッ…ヒクッ…」ビッショリ



提督「! 間に合わなかったか…」



五月雨「エグッ…ほうしょうさんは…?」

「…」フルフル

五月雨「! …あぁぁぁ」ジワッ

五月雨「ほうしょうさぁん…ごめんなさぁい…」エーン



鳥海「どうしましょう…これ以上、あの娘に秘書艦は」

提督「そうだな…こういう時に頼りになるのは、やはり木曾だな」

鳥海「ケッコンカッコカリのお相手ですしね」

木曾「呼んだか?」ヌッ

提督「うわっ、いつの間に」

木曾「さっきまでそこに並んでたからな」

提督「えっ、それなら先に済ませてきたらどうだ?」

木曾「いや、良い。そこまで急いでない。それに…」

木曾「…他でもない、お前が俺を頼ってくれるんだからな」ポッ

提督「そ、そうか…」テレッ

ピリリリ ピリリリ

提督「! 大淀からだ」ピ



原因究明判定
↓1 大淀(65以上で進捗+)
↓2 瑞鶴(60以上で進捗+)

144 : 以下、名... - 2016/06/30 00:40:27.37 Ythr7XdGO 77/185

はい

145 : 以下、名... - 2016/06/30 00:41:25.53 GGr4U8IJ0 78/185

ほいな

147 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/30 00:57:02.02 dlJg8Zln0 79/185



提督『もしもし、大淀か』

大淀「提督、お疲れ様です」

提督『ああ。そっちはどんな感じだ?』

大淀「それが、大まかな場所は突き止めたのですが…」チラ

瑞鶴「駄目、こっちも異常無し」

大淀「…何箇所か、同時に塞がっているのかもしれません。二人だけだと、どうにも」

提督『そうか…』



提督「中々見つからなさそうだ」

鳥海「では、私もお手伝いしましょう」

提督「悪いな。…聞こえるか。今から鳥海がそっちに向かうから、合流してくれ。無理はするな。昼飯には一旦戻ってこい」

提督「…うん、では引き続き頼んだ」ピ

提督「参ったな…水道が根本的に治らないことには、何も解決しないぞ」

木曾「俺たちにできることは…>>148」



1.鳥海に付いていこう。大淀に助太刀だ

2.他に使えるものがないか、探してみよう

3.お前がウロウロしても仕方ないだろ。執務室に戻るぞ

148 : 以下、名... - 2016/06/30 00:59:02.32 GGr4U8IJ0 80/185

2

149 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/30 01:02:07.25 dlJg8Zln0 81/185

木曾「…この混雑は問題だな。仮設トイレだけじゃ心許ないぞ」

提督「確かに…」

木曾「他に使えるものがないか、探してみよう。取り敢えず、このまま建物内にいるか、外に出るか、選んでくれ」

提督「じゃあ>>150」

150 : 以下、名... - 2016/06/30 01:03:03.22 VBNdYwh3o 82/185


151 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/30 01:15:05.03 dlJg8Zln0 83/185

提督「じゃあ、外で」

木曾「分かった」



【建物外に出ました!】

【木曾秘書艦につきボーナス『球磨型のイケメン担当』発動! コンマが5の倍数の時、アウトでも木曾の活躍で事無きを得ます】



木曾「外と言っても広いな…」

提督「そうだな、まずは倉庫街に行ってみよう」



↓8まで、倉庫街到着までに遭遇する艦娘

153 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/30 01:16:53.43 dlJg8Zln0 84/185

漏らしてなければ既に出た艦娘も指定可能です
安価下

154 : ◆eXipHdytqM - 2016/06/30 01:19:00.37 dlJg8Zln0 85/185

あ、でももう済ませたと言っている艦娘は指定しないでね
これも安価下

そして今夜はここまで

152 : 以下、名... - 2016/06/30 01:15:12.82 VBNdYwh3o 86/185

初霜

155 : 以下、名... - 2016/06/30 01:20:14.79 wCUfv4ugO 87/185

衣笠

156 : 以下、名... - 2016/06/30 01:25:15.25 iGKfBEZsO 88/185

愛宕

157 : 以下、名... - 2016/06/30 01:26:32.38 3gA8r7OGo 89/185

比叡

158 : 以下、名... - 2016/06/30 01:28:00.53 4bUqtnwnO 90/185


159 : 以下、名... - 2016/06/30 01:28:01.88 Bczrxl66o 91/185

北上

160 : 以下、名... - 2016/06/30 01:31:09.86 9w020/5PO 92/185


161 : 以下、名... - 2016/06/30 01:34:37.42 BV6S0xXOO 93/185

安価なら瑞鳳

北上は犠牲になったのだ…

170 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/01 23:22:49.94 EWc7MykC0 94/185



スタスタ

提督「実際、トイレだけが問題じゃないんだよな」

木曾「飯は間に合ってるらしいが、艤装が洗えないのは堪えるな」

提督「水だけ使って、各自手洗いさせるとか…」

木曾「損傷が軽いならそれでも良いが、傷が大きいと個人の手には負えないぞ。それに入渠もできやしない」

提督「困ったな…」

提督「…ん?」



初霜「…」ゴソゴソ



提督「どうした? そんな物陰に座り込んで…」

初霜「! あっ、ていっ、提督っ」ビクッ

木曾「…」ポン

提督「? …あぁ」

提督「悪い。すぐに立ち去るから」クルッ

初霜「し、失礼します…」プルプル

スタスタ

初霜「また…脱がないと…っ」アセアセ

ジワ…

初霜「やっ、まだ…」ジュッ ジュワッ 

初霜「あっ…あぁっ……」ジョワワッ…

初霜「あぁぁぁ…」ジョワァァァァ

ジョロロロ…ジョロッ

初霜「はぁ…はぁ…おもらし、しちゃった…」

初霜「…でも、これで誰かが、お手洗いに間に合うなら…」

171 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/01 23:23:20.31 EWc7MykC0 95/185



提督「…しかし、こうして見るとあちこちに水溜りが」

木曾「言うな」

提督「…」

木曾「…俺だって、我慢してる」

提督「だから、済ませてくればよかったのに」

木曾「だが問題ない。俺より切羽詰まったヤツはたくさんいる。そっちに使わせたほうが良いさ」

提督「しかし…」

提督「…ん?」



ヨロ…ヨロ…

衣笠「はぁっ…はぁ、くぅっ…」ヨロヨロ



提督「おい、衣笠?」

衣笠「! 提督っ」ヒシッ

提督「うおっと」ヨロッ

木曾「…」ジト

衣笠「助けてぇ…もう、限界…」ギュッ

提督「っ、おおう」フニッ

提督「…お、落ち着け。向こうに仮設トイレがあるから、そこまで頑張るんだ」

衣笠「駄目、もう、動けない…」

木曾「…取り敢えず、提督から離れようか」グッ

衣笠「っ、やっ、引っ張らないで、出ちゃっ…」

衣笠「グスッ…嫌…おしっこぉ…おもらし嫌ぁ…」ポロポロ

提督「じゃあもう少しだけ…」

衣笠「む、無理、やっ、あ、あぁっ」プルプル

提督「…そうか」

木曾「提督…?」

提督「じゃあ、もう漏らすしかないな」

衣笠「!」

木曾「!?」

172 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/01 23:24:00.90 EWc7MykC0 96/185

提督「動けないんじゃ仕方ない。幸い、ここは外だからな」

衣笠「えっ、あ…私、おもらししちゃう、の…?」

提督「大丈夫だ」ポン

衣笠「っ、あ」ビクッ

提督「こんな状況だ。誰も責めやしないさ」

衣笠「いやぁ…おもらしするの…提督の前で…」

提督「仕方ないさ。ほら、早く出してすっきりするぞ。脚開いて」グイッ

衣笠「っ、うぅ…」

提督「スカート持って。濡れないように」ピラ

衣笠「あぅ…」タクシアゲ

提督「さあ、おしっこするんだ。しーっ、しーっ…」トントン

衣笠「…っ、っ」プルプル

衣笠「……あ、あっ」ジワァ

ジョロロロロロ…

ビチャビチャビチャ

衣笠「はあぁぁ…っ、あぁ…」ジョロロ…

提督「…すっきりしたか」

衣笠「たぶん…」

提督「全部出しとけ。この先、いつ向こうが使えるか分からないからな」

衣笠「」コクン

衣笠「…んっ」プルッ

ジョワァァァァ

衣笠「あぁぁ…おしっこ、おしっこ…いっぱい、出ちゃう…」ジョロロロロロ

ジョロロ…ジョロッ

提督「…ん、全部出たな」

衣笠「うん…」

提督「じゃあ着替えてこい」トン

衣笠「うん」ダッ

174 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 00:18:08.55 ASnhm5LN0 97/185



木曾「…お前」

提督「うん?」

木曾「衣笠が漏らすの見て、興奮したか?」

提督「ばっ、急に何を」

木曾「そういうの好きか? 今度してやろうか? うん?」

提督「いや、別にそんな、その」



愛宕「あら、提督。それに木曾クン」



提督「! 愛宕か。何やってるんだ?」

愛宕「うーん、特に何も…出撃も演習も無いし、退屈なのよねぇ」

木曾「それなら、何か手伝ってくれないか?」

愛宕「そうねぇ…お昼も気になるし、間宮さんのところに行ってみるわ」

提督「ああ、よろしく頼む」

スタスタ

提督「…いや、確かに衣笠には悪かったと思ってる」

木曾「何がだ? 別に俺は怒ってるんじゃない。あの場はああする他無かったさ。ただ俺は、少し意外だったというか」

提督「意外って?」

木曾「いつも真面目なお前に、そんな趣味があったとか…」カァァァ

提督「いや、趣味じゃ」



ひえぇぇっ!?



提督「! あの声は」ダッ

タッタッタッタッ



比叡「ひえぇぇ…」ビクビク

提督「どうした?!」

比叡「あ、あそこが…」ユビサシ

木曾「? …! これは」

提督「マンホールの縁から汚水が…ということは」ピ ピ ピ

提督「…もしもし大淀、聞こえるか。今どの辺だ? …そうか。マンホールからの噴き出しを見つけてな。場所を教えるから、近くを探してみてくれ。…では、引き続き頼む」ピ

木曾「これで解決が近づくと良いな」

提督「ああ」

175 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 01:15:19.46 ASnhm5LN0 98/185



提督「とは言え、我々は今できることをしなければならん」

木曾「で、倉庫街が見えてきたわけだが…」

木曾「…無視できないことが」



「うぅぅ…レディは、絶対漏らさないんだからぁ…」プルプル

北上「レディなら、自分の足で歩いてよぉ…」ヨロヨロ

「もう少しだから、頑張って!」



提督「えっと…限界で歩くこともできない暁を、北上が背負って歩いてるってところか…あいつ、何だかんだ面倒見良いよな」

木曾「ンな呑気なこと言ってる場合かっ!」ダッ

北上「! 木曾ぉ~…助けて…」

木曾「任せろ。暁、ちょっと揺れるぞ…」ガシッ

「ぴゃっ!?」ビクッ

北上「っ、あ」

プゥーッ…

木曾「えっ?」

提督「え?」



プッ プスッ
…プリュリュリュッ

北上「あ、あっ、あっ、あぁ…」ミチミチチチ…

…ボタッ ボタボタッ
ジョロロロロロ…



木曾「う、そ…だろ……」

「北上さんまで…」



ビチャビチャビチャ…

北上「…ヒッ、ヒクッ」

北上「う゛あ゛ぁぁぁぁぁ……あ゛あ゛ぁぁぁぁ…」ボロボロ



「北、上…さ……」

「あ…や……」プルッ

ジュワジュワジュワ…

パタタタタタ…

「…ふえぇぇん……」ジョワァァァァ

176 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 01:16:02.31 ASnhm5LN0 99/185

北上「う゛あ゛ぁぁぁぁん……エグッ、ヒッ、う゛え゛ぇぇぇぇ……」ジョロロッ ブッ ブリュッ



木曾「き、北上姉…その…」

北上「あ゛ぁぁぁ…ッ、ゲホッ、エ゛ッ…う゛あ゛ぁぁぁ…」

木曾「…ごめん、収集つかねえ。大井姉呼んでくる…」フラッ

提督「ああ、頼んだ……ほら暁、降りるぞ…」グッ

「うぅぅ…」

「暁、めそめそしないの…その、もっと大変な人もいるんだから…」チラ

北上「エッ、エグッ…ウグッ…ヒクッ、う゛え゛ぇぇぇぇん…」

提督「北上…そんなに気を落とすな…」

ダダダダダダ

提督「!」



大井「き! た! か! み! さぁ~ん!!」ダダダダダダ

ドスッ

提督「ぐはぁっ」バタン

大井「ああああ何ということ…北上さん、私が来たからにはもう大丈夫…」ピタ

北上「おおいっぢぃぃぃ…」

大井「…でも、どうしましょう。お風呂が使えないのに…」



木曾「おおーい、待ってくれーっ!」タッタッタッタッ

木曾「はぁっ、はぁっ…考えたんだけどよ」

大井「何よ?」

木曾「このまま海に放り込んだほうが早くないか」

大井「ちょっ、北上さんに何てことさせるのよ!?」

木曾「違う違う。海で体洗えば、流す必要も無いだろ。ちょっとしおはゆいが、風呂が使えるようになるまでの辛抱だ」

大井「…」

大井「…そうね。北上さん、少しだけ歩きますね」

北上「」コクン

「…はっ、着替え持ってくるわ」ダッ

大井「急いでお願いね! さ、行きましょう」

提督「暁も、一緒に行ってこい」

「うん…」

スタスタスタ…

177 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 01:36:25.34 ASnhm5LN0 100/185

提督「…」

木曾「…」

提督「…行こうか」

木曾「ああ。…そこに落ちてるの、どうする」

提督「シャベルで埋めとこう。…そうだな、倉庫にあったはずだ」

木曾「じゃあそれも目的ってことにして…」

スタスタ

提督「なあ木曾」

木曾「何だ?」

提督「あそこを歩いているのは、瑞鳳じゃないか?」

木曾「そのようだな。って、何だその燃え尽きたような口調は」

提督「燃え尽きもするだろ…朝から何人も漏らすのを見てきたんだぞ」

木曾「そう言うお前は大丈夫なのか?」

提督「詰まってると知らずに朝済ましたばかりだ…ヤバくなったら飲んでくれよ」

木曾「ああ、良いぜ」

提督「えっ」



瑞鳳「て~とく~!」パタパタ

提督「おう瑞鳳。災難だな、卵焼きも焼けやしない」

瑞鳳「そうなのよ…って、別に卵焼きが問題なわけじゃないしっ」

木曾「事が済んだら、またお前の料理を食わせてくれよ。な」キリッ

瑞鳳「! う、うん…」ドキドキ

木曾「さあ、行こう」

提督「…あ、ああ」

189 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 22:24:18.98 ASnhm5LN0 101/185

一一三○ 倉庫街到着
仮設トイレ設置 進捗80%(30分経過×2(夕張)×1.5(人手)) 現在15基稼働
原因究明 進捗1/3



提督「…さて、倉庫街に着いたわけだが」

木曾「まずは農具倉庫を開けようぜ。シャベルを確保しよう」

提督「そうだな」ガチャ

提督「…ん? 鍵が開いてる」

木曾「山雲じゃないか? あいつ、家庭菜園やってるだろ」

提督「離れるなら鍵は閉めといて欲しいんだがな」パチ パチ

ピカッ

提督「明かりが弱いな…」

木曾「あった」ガチャ

提督「取り敢えず一本確保」ガチャ

提督「…塹壕戦みたく、外でして埋めさせるってのは」

木曾「余程切羽詰まったらな」

提督「さて、次は…」

ピリリリ ピリリリ

提督「お、大淀からだ」ピ



原因究明判定
↓1 大淀(成功確定)
↓2 瑞鶴(60以上で進捗+)
↓3 鳥海(75以上で進捗+)

190 : 以下、名... - 2016/07/02 22:25:26.89 YZ+yxSk20 102/185

ほいっ

191 : 以下、名... - 2016/07/02 22:25:55.36 czdyEC+0o 103/185


192 : 以下、名... - 2016/07/02 22:25:59.11 kqxOR46O0 104/185

へいっ

194 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 22:43:33.54 ASnhm5LN0 105/185



大淀「…もしもし? ええ、そうです」

大淀「一応、寸断されたパイプを特定しました。ただ、その場所に至るのが…」チラ

瑞鶴「ああもうっ、あっちも凄いことになってる!」

鳥海「汚水が溜まって、とても行けたものでは」

大淀「…という訳で…ええ…」



提督「なるほど…そうだな、もう専門の業者に任せたほうが良いかもしれん。一区切り付けて、上がってきてくれ」ピ

木曾「厳しいか」

提督「ああ」

木曾「…」

提督「…木曾?」

木曾「…っ、いや、何でも」

提督「本当に?」ズイッ

木曾「っっっ!?」ビクッ

提督「お前、さっきから…」



木曾「」モジモジ



196 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 22:46:30.81 ASnhm5LN0 106/185

提督「…もう限界近いんだろ」

木曾「…」プルプル

木曾「…っ、ああ…」

提督「やっぱり。無理するんじゃない。今から行けば」

木曾「…っく」ビクッ

木曾「…お、思った以上にヤバイ」

提督「なっ!?」

木曾「これ…向こう行くまで、絶対間に合わねえ」

提督「そうか…それなら>>198」



1.その辺でしてきなさい
2.目の前でしなさい
3.漏らすまで我慢しろ
4.飲む

198 : 以下、名... - 2016/07/02 22:48:20.08 E6xXGti+o 107/185

2

202 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/02 23:15:25.38 ASnhm5LN0 108/185

提督「ここに、空のドラム缶がある」ゴトッ

木曾「おいコラ、どっから持ってきた」

提督「これ、工夫すればトイレの代わりにならないか?」

木曾「なるかも知れないが俺は」

提督「ならないか?」ズイッ

木曾「…」

木曾「…わ、分かったよ」ボソッ

提督「悪いな、俺も男でな」

木曾「…フッ、そんなの今に始まったことかよ。それに、俺とお前の仲じゃないか」チラ

木曾「…だが、どうもこいつは跨いで小便するには心許ないぞ…」

提督「幅が広い上に、縁が細すぎるな。どれ、入り口に敷いてあったこのスノコを」ガタ

木曾「これならマシか。しっかり押さえといてくれよ…よっと」ヒョイ

木曾「おおう、高いな…」ゴソゴソ

ストッ

木曾「…ッッッ!?」ビクッ

206 : 中が錆びたりして使い物にならなくなった奴だから(震え声)  ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 00:50:20.18 83L1rKaF0 109/185

 下着を下ろし、ぐらぐら揺れるスノコの上に腰を降ろして、木曾はドキリとした。

 日本工業規格において、ドラム缶のサイズは5種類。内、鎮守府でも用いられる最も一般的なものは、直径が約0.6m、高さが約0.9m。提督の身長の半分強だ。その上に、彼女はしゃがんでいる。おまけに、提督はスノコを押さえるために屈んでいる。自然、その目線は…

木曾「っ、見るんじゃねえっ!」

 咄嗟に腿を閉じ、両手で隠す。

提督「良いのか、それじゃあ出るものも出せないぞ」

 意地悪く言う提督。俯き加減のその顔が上気しているのが、手に取るように分かる。その目線の先にあるものも。

木曾「っ…うぅ…」

 震える手を、脚の間から離す。秘匿を解かれたのは、毛も生えぬ、驚くほど幼い女陰。
 木曾は、弱い自分を見られるのが嫌だ。それが、信頼以上の深い関係で結ばれた提督であっても。だからこそ、限界に至るまで尿意に耐えるさまを見せなかったし、こうして童女のような秘部を晒すことも躊躇った。

木曾「み、見ないでくれ…そこは…」

 涙の交じる声で懇願する木曾。だが

提督「…綺麗だ」

木曾「っ…だって、ガキ同然じゃねえか。こんな」

提督「綺麗だよ。…脚開いて、よく見せてくれ」

木曾「…」

 促されるまま、ゆっくりと脚を広げる。

提督「そう…」

木曾「っ…うっ…」

提督「お前、夜する時も電気消せって言うから…じっくり見たことなかったんだよな…」

木曾「…てい、とく」

 熱い息がかかり、腰が跳ねる。ぱんぱんに膨らんだ膀胱の、その出口が開きかける。

木曾「もう、出そう…だ」

提督「ああ、そうだったな」

 思い出したように言うと、彼は更に顔を近づけた。

提督「…良いぞ」

木曾「あっ」ショロッ

 木曾が身じろぎする。次の瞬間、ひくひくと動く秘裂から、熱く色づいた液体が噴き出した。

木曾「あ…あぁ……」シャァァァ

タララララララ…

提督「…」

 勢い良く迸る尿はスノコの板にぶつかり、ドラム缶の中へと滴り落ちる。静かな倉庫内に、薄い鋼を打つ水の音が響く。

木曾「あ、うぅ…っ」シャァァァ

 愛する者だから、見られても構わない? 愛する者にこそ、見られたくない?

木曾(…どっちでも、構やしねえか)

提督「…もっと、よく見せてくれ」

木曾「ああ…」

 靄のかかった頭のまま、黄金の水を溢れさせる秘部を、指で開いてみせる。ぱっくり開いた尿道が、さらに広がる気がした。

木曾「あっ、あ、あぁっ」プシャッ、シャァァァ…

提督「…」ジッ

木曾「っ、あ…はぁっ、ん…」ショロロロロ…

ショロロ…ショロッ

…ピチャン

木曾「はぁ…はぁっ…」

207 : 中が錆びたりして使い物にならなくなった奴だから(震え声)  ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 00:52:53.88 83L1rKaF0 110/185

提督「いっぱい出たな」

木曾「はぁ…」ゴソゴソ

木曾「…よっと」スタッ

提督「で、使ってみた感想は」

木曾「床に小便してるみたいで落ち着かないな…」

提督「そこは改善の余地ありだな。…さて、ここには内部塗装が禿げて輸送に使えなくなり、廃棄を待つばかりのドラム缶が…」



直下コンマ一桁

208 : 以下、名... - 2016/07/03 00:53:59.10 I7GbafJyo 111/185

どうなるというのだ…

210 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 01:03:12.09 83L1rKaF0 112/185

提督「これ含めて10個あるな」

木曾「それをどうするんだ?」

提督「こういう時は>>211に頼もう」



1.明石(コンマ判定あり)
2.夕張(コンマ判定なし)

211 : 以下、名... - 2016/07/03 01:05:47.04 nkAKjCaPO 113/185

1

213 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 01:23:35.33 83L1rKaF0 114/185

04→もう済ませた



提督「こういう時は明石に頼もう」ピ

提督「もしもし明石か。今、大丈夫か? ああ、少し頼みがあってな…」



明石「なるほど、仮設トイレの補強に」

提督「できるか?」

明石「もちろんです。これなら、1時間もあれば全部改造できますよ」

提督「おおう、流石の謎技術」

明石「では、ドラム缶はこちらで運びますので」

提督「ああ、任せたぞ」



提督「これで、ここでの目的は達せられたと言える」

木曾「…なあ、明石が持ってったドラム缶の中に、俺の」

提督「このまま外を歩き回っても良いが、屋内に戻っても良い」

木曾「…じゃあ>>214」



1.このまま外を
2.中に戻る

214 : 以下、名... - 2016/07/03 01:28:05.21 F2PA6dKg0 115/185

2

215 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 01:31:13.70 83L1rKaF0 116/185

木曾「…じゃあ中に戻ろう」

提督「そうだな。丁度昼時だし、間宮が食糧を配っているだろう。食堂に行ってみよう」



↓10まで、食堂到着までに遭遇する艦娘

216 : 以下、名... - 2016/07/03 01:31:58.08 nkAKjCaPO 117/185

赤城

217 : 以下、名... - 2016/07/03 01:32:39.79 rP8TBybmO 118/185

矢矧

218 : 以下、名... - 2016/07/03 01:33:32.06 yag3atpvO 119/185


219 : 以下、名... - 2016/07/03 01:33:34.43 dgiNSRzVo 120/185

島風

220 : 以下、名... - 2016/07/03 01:34:12.68 5WLxBDYAO 121/185

リベッチオ

221 : 以下、名... - 2016/07/03 01:34:49.58 I7GbafJyo 122/185


222 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 01:38:42.63 83L1rKaF0 123/185

今夜はここまで

ところで>>1は矢矧持ってないんですけど
1.調べて書けよ、おうあくしろよ
2.無理せず安価下

5票入るまで多数決

224 : 以下、名... - 2016/07/03 01:45:01.25 kogN8ejCO 124/185

矢矧出るまで大型建造回すんだよ、あくしろよ 安価大和、アンケ1で

226 : 以下、名... - 2016/07/03 01:47:06.58 F4mJwp9A0 125/185

多摩

227 : 以下、名... - 2016/07/03 01:48:06.60 5gef5nTrO 126/185

雪風 代替安価なら山城が不幸だわ……

228 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 01:48:51.77 83L1rKaF0 127/185

阿賀野お前じゃないんだ

229 : 以下、名... - 2016/07/03 01:52:10.62 jilp3UQaO 128/185

大型やったのかwww
一応安価なら文月

232 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 01:57:52.14 83L1rKaF0 129/185

はいまるゆ4人目ー熊野2人目ー

バーナーが尽きるまではやる 資源はある

233 : 以下、名... - 2016/07/03 02:01:21.16 5WLxBDYAO 130/185

マジで大型回しまくっとるww
はたして>>1が山城の不幸だわを回避させることはできるのか

234 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 02:01:22.95 83L1rKaF0 131/185

運命はここに定まった

ShMTyUF

238 : 以下、名... - 2016/07/03 02:15:55.11 dgiNSRzVo 132/185

アンタ最高の馬鹿だよ(褒め言葉)
色々乙です

247 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 11:50:09.79 83L1rKaF0 133/185

着任早々どころかそもそも漏らすために生まれてきた矢矧の明日はどっちだ

あ、コンマは普通に>>217にします
ネタバレするけど矢矧以外全員セーフです

251 : 以下、名... - 2016/07/03 17:13:21.60 5WLxBDYAO 134/185

>>1に質問
以前に複数回指定前提のシステムって言ってたけど、お漏らししてない艦娘を複数回指定する場合の補正ってどのくらい?
前指定された時のコンマ次第とか?それとも指定された回数?

252 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/03 17:51:06.41 Dsr1nvra0 135/185

2回目以降のコンマは1回目のコンマに加算されます
100超えたら01に戻ります
ゾロ目に関しては指定したその時のコンマで判定します

ただ、 >>1の気分によって夕張や不知火みたいに勝手に追いかけて書くことがあります

256 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/05 00:38:48.28 2SYl0DXl0 136/185



スタスタ

赤城「…あ、お疲れ様です、提督」

提督「! 赤城か。その…鳳翔はどうなった?」

赤城「体を洗って、着替えました。今はもう大丈夫ですよ」

提督「そうか、それは良かった」

木曾「やっぱり海でか?」

赤城「海? …ああ、いえ、大浴場の残り湯を使わせていただきました。問題ありませんでした?」

提督「構わんよ、どうせ後で掃除する。それよりも、その」

赤城「?」

提督「…五月雨を恨まんでやってくれ。彼女も、必死だったんだ…」

赤城「ああ、それでしたら」フッ

赤城「鳳翔さんにも、同じことを言われました。自分は間違ったことをしたとは思っていないし、後悔もしていない。全て自分の意志で決めたことだから、五月雨さんに当たることは絶対に許さない、と」

提督「そうか…」

257 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/05 00:39:45.10 2SYl0DXl0 137/185

提督「鳳翔には、私からも礼を」



「ようやく見つけたわ!」



提督「ん?」クルッ



矢矧「軽巡矢矧、着任したわ。これから一緒に頑張りましょう!」



赤城「矢矧、さん? ここの鎮守府には…」

提督「いや、まだ……って、あああしまったぁ!」

木曾「な、何だ?」

提督「昨日の夜慌ててデイリー建造やったの忘れてた! そうか、遂に矢矧の建造に成功したのか!」ガシッ

矢矧「きゃっ」

提督「待っていたぞ。これからよろしく頼む!」ブンブン

矢矧「え、ええこちらこそ…ところで」

提督「何だ、分からないことがあったら何でも訊いて」

矢矧「…その、お手洗いはどこに」

提督「」

木曾「」

赤城「」

矢矧「…あの、提督? とても言いづらいのだけど、そろそろ…っっっ」プルプル

木曾「…言いづらいんだが、今便所は使用不可でな」

矢矧「えっ」

提督「ちょっ、誤解させることを言うな。…工廠を出たところに、仮設トイレがあっただろう。直るまではそっちをつかって」

矢矧「あの人だかりって、それだったの?!」

赤城「混雑は続いていましたか…」

矢矧「ねえ、どうしたら良いの、私もう…っ」ビクッ

木曾「ちょうど今、明石がドラム缶を加工して」

矢矧「…」

木曾「…矢矧?」



矢矧「提督っ…」プルプル

ポタ…ポタ…

矢矧「着任早々、ごめんなさい…っ、あ」ジュワ…

矢矧「はあぁ…」ジョロロロロロ…

258 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/05 00:40:53.87 2SYl0DXl0 138/185




提督「…あぁ」ガクッ

木曾「着替えだ。着替えを持ってこないと」

赤城「阿賀野さん…いえ、能代さんの方が…?」



矢矧「グスッ…ヒクッ」ジョワァァァァ



木曾「…まぁ、その、非常事態だから、な」ファサ

矢矧「ごめんなさい…」ジョロッ ジョロロッ ジュッ

提督「取り敢えず軽巡寮に行こう。着替えもあるはず…」



「あの、そちらにいらっしゃるのは」



矢矧「!! 駄目ッ! 今は」



スタスタ

大和「やっぱり。矢矧さん…ずっとお待ちしておりました」

雪風「矢矧さん、お久しぶりです!」

矢矧「大和…お願い、今だけは、こっちに来ないで…」

大和「それは、どうして…」

提督「…大和、それが」

大和「? ……!」

雪風「矢矧さん…」

大和「…矢矧さん」スッ

矢矧「大和…?」

大和「今度は、私が貴女を導きましょう。さあ」ニコッ

矢矧「やま、と…」

グッ

大和「さあ、付いてきてください。まずは体を綺麗にしないといけませんね」

雪風「雪風もご一緒します」トテトテ

259 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/05 00:41:36.94 2SYl0DXl0 139/185



提督「友情って素晴らしい」シミジミ

木曾「友情なんて生易しいものじゃないさ。あの二人は」

赤城「そうですね。私も、護衛の方々にはお世話になりました」

提督「…ちゃっかり赤城もついてくるんだな」

赤城「だって、これから食堂でしょう? 私もお伴します」

提督「別に良いんだが…」

タタタタ

「司令官さーん」トタトタ

「やっと見つけた。…暁たちを知らないかい」

提督「暁か? 暁は雷と…」

木曾「…多分海岸のどこかにいると思うが…今は探さないほうが良いと思うぞ」

「どうしてなのです?」

提督「…その、何だ、アレだ」

「! 分かった。今は止めておこう」

赤城「お二人は大丈夫ですか?」

「電はもう済ませてきたのです」

「спасибо、私も心配ない」

提督「それなら良かった。私たちは食堂に向かうから、用事がある時は来てくれ」

「はいなのです!」ビシッ

260 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/05 01:06:36.58 2SYl0DXl0 140/185



ダダダダダダ

島風「二人ともおっそーい!」ダダダダダダ

提督「うおっと!?」サッ

タタタタタ

リベッチオ「待って、待ってよ~!」タッタッタッタッ

木曾「リベ、何やってるんだ?」

リベッチオ「!」ピタッ

リベッチオ「木曾さん、それに提督、赤城さんも。Buon giorno!」

提督「ヴォンジョールノ」

赤城「ええ、ぼんじょーの」

リベッチオ「ご飯食べに行こうとしたら、島風に捕まっちゃって、競争になっちゃったの」

提督「それはまた災難だったな」

リベッチオ「おまけに私だけじゃなくて…」

トタトタ

文月「まぁってぇ~」トタトタ

文月「はぁ…はぁ…」ゼエゼエ

提督「おうおう、大丈夫か」ポンポン

文月「っっ!」ビクビクッ

提督「ん? どうした、具合でも悪いのか」

文月「あっ、し、司令官、そうじゃなくてね、その」

文月「…お、おしっこいきたい…」ボソッ

文月「っっっ~~~」カァァァ

木曾「…リベ」

リベッチオ「うん」

木曾「連れて行ってやってくれないか。島風は俺がなんとかしておくから」

リベッチオ「うん、分かった。行こう、文月」

文月「うん…」

トテトテ

261 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/05 01:28:38.26 2SYl0DXl0 141/185



赤城「もうすぐ食堂ですね」キラキラ

提督「そんなに楽しみか。…と、あそこにいるのは」



多摩「うーん…」ウロウロ



木曾「多摩姉、どうしたんだ?」

多摩「ニャッ、木曾かにゃ。ちょっと、考え事してたんだにゃ」

木曾「考え事?」

多摩「最近、球磨型がツイてないにゃ。さっきそこで球磨お姉ちゃんが漏らしてたし」

提督「なんだって?!」

赤城「どうなさいました?」

提督「いや、少し前にちょうどそこで球磨とぶつかって」

多摩「多分、その時だにゃ」

提督「あいつ、限界だったのか…」

多摩「かと思えば、今度は北上」

木曾「っ、どこで知った…?」

多摩「大井が血相変えて走ってったにゃ。この状況じゃ、何があったのか大体察すにゃ」

木曾「あぁ、それもそうか…」

多摩「…どれもこれも」

提督「?」

多摩「テツがいなくなったせいだにゃ!」

提督「テツ? 何だそりゃ」

木曾「…ん? あれ、死んだんじゃなかったのか」

多摩「いつの間にか行方不明になってたにゃ」

赤城「あの、そのテツさんという方は…?」

木曾「ああ、俺たち以外は知らなかったか。秋祭りの時、金魚すくいの屋台があったろ。あの後、名取から金魚を譲ってもらったんだよ。赤いのと黒いの。ところが、黒いテツがいつの間にかいなくなっちまったんだ」

提督「猫か何かに食われたんじゃないのか?」

赤城「猫…」ジッ

木曾「…」ジッ

多摩「ニャッ!? 多摩は食べてないにゃ! そもそも猫じゃないにゃ!」ウガー

多摩「…とにかく。食べられたとしたら、一連の不幸はテツの怨念だにゃ。これ以上悪いことが起こる前に、なんとかしないと」

木曾「なんとかって言ってもなぁ…」

提督「頑張れよ、としか…」

多摩「薄情だにゃ…」

赤城「…私たち、これから昼食に向かうところなんです。多摩さんも、一度腹ごしらえでもして落ち着いて考えてみられては?」

多摩「…そうするにゃ」

268 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 19:39:00.91 sYT5E4r90 142/185

一二三○ 食堂到着
仮設トイレ設置 進捗100+50%(ドラム缶改造10基分) 現在30基稼働※最大稼働
原因究明 進捗2/3



間宮「あっ、提督。お疲れ様です。提督もお昼ですか?」

提督「ああ」

木曾「提督と俺と赤城と多摩姉、4人分頼むぜ」

間宮「はい。パンとビーフシチューです。食べ終わったら器は廃棄してくださいね」サッ

赤城「上々ね」キラキラ

提督「ん、ありがとう…」

ダダダダダダ

島風「ごちそうさまーっ!」

多摩「ニャッ!?」ビクッ

木曾「おい」ガシッ

島風「あうっ」ガクッ

木曾「食堂で走るな。埃が舞うだろ。それに、リベたちを追いかけっこに巻き込んで…困ってたぞ」

島風「だって、皆遅いもん」

木曾「確かに速ければ有利なことは多い。だがな、考えてみろ。艦隊で一人突っ走って先行したら、どうなる?」

島風「…」

木曾「良いか、いつだってタイマン張れるわけじゃないんだ。こっちが複数ならあっちも複数。いくら速くたって…」

木曾「…あ、お前たちは先に食ってて良いぜ」

提督「わ、分かった」



提督「最近はレトルトでも美味いもんだな」モグモグ

多摩「にゃぁ…」モソモソ

赤城「…」

提督「ん、食わないのか」

赤城「そろそろ加賀さんが来るかなと…」

提督「ああ、待ってるわけか。そうだな、もう昼時だし…」

ピリリリ ピリリリ

提督「! 大淀だ」ピ



原因究明判定

↓1 大淀(65以上で+)
↓2 瑞鶴(60以上で+)
↓3 鳥海(75以上で+)

269 : 以下、名... - 2016/07/07 19:41:53.24 PpAMQL+VO 143/185

ほい

270 : 以下、名... - 2016/07/07 19:43:10.50 7qkj+RwQ0 144/185

へい

271 : 以下、名... - 2016/07/07 19:49:29.33 DerbFmKdo 145/185

そい

274 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 20:06:27.95 sYT5E4r90 146/185

提督「もしもし」

大淀『もしもし、提督ですか』

提督「ああ。そっちは今どんな感じだ?」

大淀『それが、あれから進展が無く…これから戻るところです』

提督「そうか…」



「何を話しているの?」



提督「! ちょっと失礼」

提督「加賀か。今、大淀たちに下水の調査をさせていてな。どうにも難航しているらしい」

加賀「そう。では、この後私たちも出ましょうか」

赤城「そうですね。食べ終わったら、大淀さんたちと交代しましょう」

提督「それは助かる」

提督「…ということだ。午後からは、一航戦が代わりに出るそうだ」

大淀『お手数おかけします…』

提督「では速やかに戻ってこい。飯が冷める前にな」ピ

提督「…では、食事が終わったら我々は>>275」



1.一航戦に同行しよう
2.執務室に戻ろう
3.その他(要記述)

275 : 以下、名... - 2016/07/07 20:07:36.93 Kzn1lcquO 147/185


276 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 20:29:45.07 sYT5E4r90 148/185

提督「…では、食事が終わったら我々は一航戦に同行しよう」

赤城「分かりました。お世話になりますね」

スタスタ

木曾「終わったぞ」

提督「おお、こっちも決まったところだ。飯を食ったら、下水探索に繰り出すぞ」

木曾「お、おう」



大淀「既に、詰まっている場所は分かっています」パサ



地図「」



鳥海「問題は、どうやってここに辿り着くか…」

提督「このポイントへは、この向きに流れている訳だから…こっち側から近づく必要があるな」トントン

赤城「ですが、この辺りは老朽化のために崩落や増築を繰り返していた筈です。中々簡単には」

大淀「ええ」コクリ

瑞鶴「私たちは」ポン

瑞鶴「ここと、ここと、ここはもう見たから」キュッ キュッ キュッ

加賀「なら、もう見つけたも同然ね。すぐに解決できるわ」

瑞鶴「本当にぃ?」ジロ

加賀「ええ、五航戦とは違うもの」ギロ

提督「その辺にしとけ。…では、手分けして探索するとしよう。赤城はここ、加賀は…」

277 : 当レス加賀の尿意初期値 ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 21:30:57.68 sYT5E4r90 149/185

一三○○ 下水探索開始





提督「よいしょっと」ゴトッ

木曾「…流石に臭うな」

提督「仕方ないさ。降りよう」

木曾「俺が先に行く」スッ

カンカンカンカン

木曾「よっ」

スタッ

提督「せいっ」

ドサッ

提督「…見事に干上がってるな」

木曾「ああ。詰まってるのは、あっちの方だったな」

提督「よし、進んでみよう」



↓1
01~70 まだ続いている
71~80 行き止まり
81~00 発見

278 : 以下、名... - 2016/07/07 21:33:19.69 lfyFtUxkO 150/185

はい

279 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 21:38:15.51 sYT5E4r90 151/185



木曾「まだ先が見えないな」

提督「結構長いみたいだ」

木曾「もっと先に進むぜ」



↓1 赤城
01~60 まだ続いている
61~80 行き止まり
81~00 発見

↓2 加賀
同上

280 : 以下、名... - 2016/07/07 21:38:50.15 pW8LuBNGO 152/185

ほい

281 : 以下、名... - 2016/07/07 21:39:48.01 zb0x+2g6o 153/185

ぽい

282 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 21:45:47.02 sYT5E4r90 154/185



赤城「…」コン コン コン

赤城「暗くてよく見えませんね…」

ペシャ

赤城「ひっ!? な、何…?」



加賀「…」キリキリ

バシュゥッ

ブォン

彩雲『____!』

加賀「頼んだわ。一航戦の誇りを見せてちょうだい」

彩雲『__、___!!』

ビュン



↓1 提督&木曾
01~60 まだ続いている
61~80 行き止まり
81~00 発見

283 : 以下、名... - 2016/07/07 21:46:11.78 rWXiAbORo 155/185

はい

285 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 21:51:14.35 sYT5E4r90 156/185



提督「…!」

木曾「天井が落ちてるな。ここから先は進めないぞ」

提督「そのようだ。しっかし、こんなにボロボロなのを放置してたのか…近い内に大規模な改修が必要だな。でないとそのうち落盤する」

木曾「ああ。だが、今は次の路を探すのが先だぜ」



↓1 赤城
01~50 まだ続いている
51~75 行き止まり
76~00 発見

↓2 加賀
同上

286 : 以下、名... - 2016/07/07 21:51:35.44 viQj/0lEo 157/185

おん

287 : 以下、名... - 2016/07/07 21:52:44.25 vH6paI5ho 158/185

おりゃ

288 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 22:01:06.30 sYT5E4r90 159/185



赤城「うぅ…マンホールの中がこんなに怖い世界だとは知りませんでした…」ビクビク

赤城「『ほらぁ映画』というのは、こんな感じなのでしょうか…」

カサカサッ

赤城「いっ!?」ビクッ



加賀「…」

加賀「…」

加賀「…」

加賀「…索敵機が戻ってこない」



↓1 提督&木曾
01~70 まだ続いている
71~75 行き止まり
76~00 発見

289 : 以下、名... - 2016/07/07 22:01:38.04 rWXiAbORo 160/185

はい

290 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 22:10:20.61 sYT5E4r90 161/185



提督「次のマンホールを開けたわけだが…」

木曾「ここも長そうだな」キョロキョロ

提督「ああ。…何か引っかかるんだが」

木曾「ん? 何がだ?」

提督「多摩が言ってた金魚…あれ、部屋で飼ってたんだろ?」

木曾「そうだが…」

提督「何でいなくなったんだろうか? まさか本当に多摩が食っちまうなんてことは無いだろうし」

木曾「確かに、球磨姉の方かもな」

提督「いや、そう言う問題じゃ…」



↓1 赤城
01~40 まだ続いている
41~75 行き止まり
76~00 発見

↓2 加賀
同上

291 : 以下、名... - 2016/07/07 22:11:18.80 viQj/0lEo 162/185


292 : 以下、名... - 2016/07/07 22:11:19.82 V2jrWHAio 163/185

ほい

294 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 22:19:00.23 sYT5E4r90 164/185



赤城「あ…あぁ…」ガタガタ



「」ブゥーン



赤城「やっ、来ないで…」



「」ブゥーン



赤城「きゃあぁぁっ……あれ?」



彩雲『___! …』

赤城「あ、あら、これは…加賀さんの艦載機…」ホッ

タッタッタッタッ

加賀「赤城さん!」

赤城「加賀さん! この道、繋がってたんですね」

加賀「ええ。そして、ここに」チラ

赤城「……!! これは」

295 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 22:55:24.78 sYT5E4r90 165/185



タッタッタッタッ

提督「赤城、加賀!」

木曾「原因を見つけたって、本当…ッッッ!?」



イ級『』



提督「なっ…駆逐イ級の死骸…?」

加賀「ええ。これが下水を止めていたのよ」

赤城「まさか、鎮守府の地下にこんなものがあるとは…」

木曾「…ま、まさか」

提督「どうした?」

木曾「こいつ…テツか?」

赤城「鉄?」

木曾「違う違う。ウチで飼ってた金魚…金魚だと思ってた…」

加賀「…それが、実は深海棲艦だった、と?」

木曾「」コクリ

提督「ちょ、待ってくれ。ということは、逃げ出した金魚、だと思ってた駆逐イ級は排水口か何かに落っこちて、それから下水道に流れ着いて」

木曾「…そこで成長し、下水管を塞いだ」

296 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 23:19:10.46 sYT5E4r90 166/185

加賀「…いずれにせよ」

加賀「ここに居座られても迷惑だわ」スッ

赤城「ええ。…ここで、破壊させていただきます」キリキリ…

木曾「待ってくれ!」

加賀「…何」

木曾「こいつは…俺が殺る」

赤城「死骸を破壊すれば、詰まっていた汚水が一気に流れてきます。ここは、すぐに離脱できる航空機での攻撃が最善です」

木曾「分かってる。だが、こいつは…テツは…短い間だったけど、俺たち球磨型の、大切な家族だったんだ。だから、せめて最期は、俺の手で」グッ

加賀「…」

赤城「…提督、どうなさいます」

提督「…木曾。やってくれるか」

木曾「ああ」ニッ

提督「よし、一航戦は直ちに地上に戻れ。只今の時刻を以って水道が復旧したと、皆に知らせろ」

加賀「提督は」

提督「私は、ここに残る」

赤城「提督!」

提督「心配するな。それに、もしも木曾が感傷に浸ってここから動かなくなった時、誰がこいつを引っ張って行ける?」ポン

木曾「っ、余計なお世話だ」

加賀「…では、お願いします」

赤城「どうか、ご無事で」クルッ

タッタッタッタッ…

木曾「…さあ」ジャキッ

『61cm五連装(酸素)魚雷★max』シャッ

『61cm五連装(酸素)魚雷★max』シャッ

木曾「…じゃあな、テツ」

ドン


297 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 23:24:45.73 sYT5E4r90 167/185

提督「逃げるぞっ!」ガシッ

木曾「うおっ!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

提督「ほら走れっ!」ダッ

木曾「わ、分かってるよ!」ダッ

ドドドドドドド…

提督「ほら急げ急げ急げ急げ!!」

木曾「…そこだっ、登るぞ!」

………

……


298 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 23:30:28.59 sYT5E4r90 168/185

___かくして、鎮守府を襲ったトイレ騒動は半日足らずで幕を下ろした。



一部の犠牲者を出したものの、提督の迅速な判断と行動により被害は最小限に抑えられた。



この事件は、表向きには配管の老朽化が原因とされ、大規模な改修工事が行われることとなった。



平穏を取り戻した艦娘たち。



その中で、敷地の隅に建てられた小さな祠の存在を知るものは、ほんの数名しかいない___

299 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 23:34:50.60 sYT5E4r90 169/185

木曾「…」

スタスタスタ

多摩「…木曾」

木曾「多摩姉…多摩姉も、参りに来たのか」

多摩「ん」コクン

スッ

多摩「花壇の向日葵が綺麗だったにゃ。テツにも見せてやりたかったにゃ」

木曾「…まあ、元はと言えば敵なのにな」

多摩「捕虜は丁重に扱うものだにゃ。…たとえ、後でどんな結果になっても」

木曾「…そうだな」

多摩「にゃむあみだぶつ…」



おしまい

300 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/07 23:48:14.32 sYT5E4r90 170/185

『○八一○ 消耗品倉庫』



大淀「はぁっ、はぁっ」タッタッタッ

ガチャガチャ

ガチャン

ギィ…

大淀「えっと、吸水剤は…」パチッ パチッ

ピカッ

大淀「! あった。でも、その前に…」キョロキョロ

バタン

大淀「携帯トイレ…」ゴソゴソ

大淀「…でも、ここで済ませても当面トイレに行けないなら…」

大淀「…」つオムツ

大淀「…背に腹は代えられません」ヌギヌギ

ゴソゴソ

大淀「っ、スカートも脱がないと」シュル ストン

大淀「ええと、ここをこうして」バリバリ

大淀「っと、こう、股に当てて…」ピタ

大淀「…これで良いのでしょうか? 少し不安な気もしますが…」

大淀「…んっ」グッ

大淀「…いざ出していいとなると、中々出ないものですね…仕方ありません。配布に向かうとしましょう」



大淀「っ…はぁっ、んっ…」モゾモゾ

大淀「もうっ…早く、出てくれれば良いのに」

タッタッタッタッ

大淀「! >>301さん!」

301 : 以下、名... - 2016/07/07 23:49:00.35 rWXiAbORo 171/185

五十鈴

302 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/08 00:09:15.73 1+dWXrgl0 172/185

大淀「! 五十鈴さん!」

五十鈴「っ、何大淀っ、今それどころじゃ」

大淀「もしかして、おトイレですか?」

五十鈴「うぅっ…そ、そうよ悪い? 何か、どこも使えなくなってて」

大淀「ええ、そのはずです。ですのでこうして、特に急いでおられる方に」

五十鈴「…えっ、何? オムツとかにしろって? 冗談じゃないわよ…っっっ!?」ビクッ

大淀「仕方ないんです! おそらく、急いでいるのは貴女だけでは…」

五十鈴「あっ…あぁっ」プルプル

大淀「辛いのは分かりますが、我慢して」

五十鈴「…して」

大淀「はい?」

五十鈴「早く何か頂戴って! もう、漏れちゃう…」プルプル

大淀「! ではこれを」つペットシート

五十鈴「はっ、早くっ」ガサガサ

バッ

五十鈴「ごめんなさい、ここでするっ」ヌギッ

五十鈴「っ、あっ」プルッ

プシャァァァァァ

ジュゥゥゥゥゥゥ…

五十鈴「はぁぁ…まに、あった…」シャァァァ



大淀「良かった、です…んっ」

303 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/08 00:10:47.21 1+dWXrgl0 173/185




五十鈴「あぁぁぁ…」ショワァァ…



大淀「ああ…気持ちよさそう、に…」

大淀「…私も、もう…っ」プルッ

ジワ…



五十鈴「はぁ…っ、んっ、あぁ」ショロロロロ…ショロッ

五十鈴「ふぅ……お、大淀…?」チラ



大淀「あぁ…はぁ…」ピクッ ピク

大淀「すごい…あたたかい…いっぱい……」

大淀「…っ、あ、まだ…止まらない…」ビクンッ

大淀「っ…はぁっ」プルッ

五十鈴「…えっと、大淀?」

大淀「…はぁ」ホッ

大淀「…! す、すみません!」

五十鈴「えっと…あんたも、大丈夫ね?」

大淀「ええ、大丈夫に、なりました…」ボソッ

大淀「っ、それよりも、私がここで物資を配っていることを、できるだけ多くの皆さんに伝えていただけませんか?」

五十鈴「分かったわ」

311 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/09 00:12:15.08 ZgGA98590 174/185

『○五五七 駆逐艦寮・白露型部屋』



五月雨「Zzz…」

五月雨「…ん」パチ

五月雨「…」ボー

五月雨「」プルッ

五月雨「…おしっこしたい」

五月雨「…んん……っ」ジワァ

五月雨「はぁぁ…」シュルルルル…

ジュワジュワジュワ…

五月雨「…ふぅ」プルッ

ピピピピ ピピピピ ピピピピ…

五月雨「…」

五月雨「…ふぇっ!?」ビクッ

ガバッ

五月雨「えっ、今何時…」

『06:00』

五月雨「! そうだ、今日は秘書艦のお仕事が」

ペシャ

五月雨「…やっ、こんな日に限っておねしょ…」

五月雨「と、とにかく体を洗わないと」



五月雨「排水口が詰まっちゃって、もうこんな時間に…」アセアセ

五月雨「…」チラ



布団「」グッショリ



五月雨「…ごめんっ」ダッ

バタン

314 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/09 23:49:35.34 ZgGA98590 175/185

『一〇二八 鎮守府廊下』



川内「眠気覚ましにラムネなんて飲むんじゃなかった…」ウロウロ

川内「あーやば、漏れそう」ウロウロ



『こちらは提督、只今より鎮守府全域に…』



川内「!」ビクッ

川内「…あ、提督からの放送か」



『また、現在仮設トイレが設置されており…』



川内「! 提督やるじゃん! 置けそうな所は…渡り廊下の辺りかな。行ってみよう」

川内「…さっきのでちょっと漏れたけど」



川内「で、来たは良いものの」

ザワザワ

川内「なにこれ、めっちゃ混んでる」



ガチャ

榛名「間に合いました…あ、次の方は」

舞風「はい、はいはーい! 早く早く…」ダッ

バタン



川内「これは…無理だなぁ」クルッ

スタスタスタ

川内「不知火は海にでもするって言ってたけど…たまに近くを船が通るんだよね…誰も見ないとは思うけど」

川内「っっ、ああもう、いい加減どうするか決めないと…」

川内「…」チラ



ペットボトル「」



川内「…ラムネの入ってたボトル」ボソッ

315 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/09 23:50:06.63 ZgGA98590 176/185



バタン ガチャ

川内「流石に使えないと分かってるトイレに来るのはいないよね…」ゴソゴソ

川内「全部収まるかな」キュポン

川内「ん…」モゾモゾ

川内「っ、こういう時男だったら良いのにって思うよね…」

川内「っと、ここかな」ギュ

川内「すぅ…はぁ…」

川内「…んっ」プルッ

チョボボボボボ…

川内「し、慎重に、慎重に」チョロロロロ…

トポポポポ…

川内「あぁ、まだ、まだ出る、まだ…」

ポポポポポポ…

川内「や、もう半分も入って」

川内「一旦止めよう…」クッ

…トポッ

川内「…こ、これ、どうしよう」プルプル

川内「あんまり長く、おしっこ止めてられないし…」プルプル

川内「とにかく、一旦外に」スクッ

川内「っ、あ」チョロッ

川内「…も、もう無理っ」ガバッ

川内「流さなければ大丈夫、大丈夫だから…」

シャァァァ…

川内「はぁ…ん…」ショロロロロ…

ショロロ…ショロッ

川内「っっ」プルプルッ

川内「…すっきりした」

316 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 00:11:39.13 QglSN94F0 177/185

『一二三二 仮設トイレ付近』



リベッチオ「ほらっ、早くっ」タッタッタッタッ

文月「はぁ、はぁ、ふうぅ…」トタトタ

リベッチオ「もうすぐtoiletteに…」

リベッチオ「…Beh……」

文月「はぁ…っ、うえぇっ、人がいっぱいだよぉ…」

リベッチオ「ああもうっ、リベもおしっこしたいのにぃ…」バタバタ

リベッチオ「…フミジュキ、こっち来て!」ダッ

文月「えぇっ!? 待って待ってぇ~!」ダッ



リベッチオ「よい…しょっと」グッ

文月「ねーえー、そこ堤防だよぉ?」モジモジ

リベッチオ「良いから登ってきてよっ」スッ

文月「うぅぅ…」ガシッ

グイッ

文月「…ふぅ」

リベッチオ「良かった。一人だと、流石に恥ずかしくて」ヌギッ

文月「ひゃあぁっ、何でパンツ脱ぐの?!」

リベッチオ「…たまに、キヨシーと二人でするの。戦艦らしく、豪快にって…」メクリ

リベッチオ「ほら、フミジュキも」

文月「そんな…っっっ!」ビクンッ

文月「やっ、もれるっ、おしっこ出ちゃうっ…」ゴソゴソ

ピラッ

文月「うぅぅ…おまたがすーすーするよぉ…」プルプル

リベッチオ「じゃあ、このまま海に向かって…せーのっ」グッ

文月「んんっっっ…」プルッ

317 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 00:12:06.34 QglSN94F0 178/185

リベッチオ「…あぁ」チョロッ

文月「ふぁぁっ」ショロッ

ジョワァァァァ

ジョボボボボボ…

文月「ふぁっ、はわっ、た、立ったままおしっこしてるぅ…」ジョロロロロロ

リベッチオ「はぁぁぁ…気持ちいい…」ショロロロロ

文月「んん…」ジョロロ…

リベッチオ「んっ、はぁ…」ショロッ ショワァァ…

チョボボボボボ…

リベッチオ「はぁ、はぁ…ん…」チョロロッ…

リベッチオ「…フミジュキ」チラ

文月「はわわぁ…」ショロロロロ…

文月「あぁ…あっ」ショロッ

文月「…ふぅ」プルッ

リベッチオ「いっぱい出たね」

文月「うん…」

リベッチオ「…また、一緒にしようね」

文月「…うん」コクリ

319 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 00:42:58.10 QglSN94F0 179/185

『二三三〇 提督私室』



「はぁっ…はぁっ…」

 湿った息が零れる。心臓が早鐘を打つ。

「っ、はぁっ、くぅっ…」

 畳の上にうずくまったまま、背中を丸め、太ももをきつく閉じ、両手でその付け根を強く押さえる。手の感覚はもう殆ど無い。
 下腹は、パンパンに膨らんでいる。寸分の隙も無いほどに溜め込まれた『それ』は、出口をこじ開けんとして絶えず押し寄せる。

「くぅぅ…はぁっ、ああっ」

 ほんの少し気を抜けば、おしまいだ。たちまち出口が開き、『それ』は外へと溢れ出す。
 しかし…

「あぁぁぁ…もう、っ」

 もう、諦めてしまいたい。楽になりたい。そんな考えさえ浮かんでくる。そんな俺の脳内を見透かしたように、目の前の男が意地悪く嗤った。

「もう、漏れそうか」

 知ってるくせに。本当なら、とっくに便所に行ってこの苦しみから逃れていた。それなのにこの男は、それを禁じた。禁じて、解かない。解かれるには、『それ』を今ここで解き放すしかない。

「漏らす…かよっ、はぁっ」

 息を吐いたその瞬間、股を押さえる手がじわりと湿った。

「っっっっ~~!」

 一瞬の解放。熱い液体が、出口の内壁を擦る感覚。
 …何て、心地良い……

「っ、だっ、駄目だっ」

 慌てて自分を鼓舞して、更に力を込める。背中に、脚に、手に。…尿道に。

「っ、く、ふっ」

320 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 00:43:25.78 QglSN94F0 180/185

「…」

 彼が見ている。
 実際、この我慢に意味は無い。彼は、『漏らすまで我慢しろ』と言った。どれだけ耐えたところで、屈辱の結末は避けられない。避けようがない。それでも、俺は首を縦に振った。彼がそう命じたからだ。

 首を巡らすと、便所の扉が見える。鍵は掛かっていない。だが、行くことはできない。仮に許可されたとしても、もはや立ち上がることすらできない。

「っく、っつぅっ…あぁっ」

 脚ががたがた震えてくる。また手が仄かに熱くなる。もう何度目かも分からない、おちびり…

「っ!?」

 違う。止まらない。
 ぴったり閉じているはずの尿道に、細く隙間が開いて、そこからちろちろと漏れ出ている。熱い感覚が、尿道をくすぐっている。

「だっ、駄目だっ、漏れちゃっ、やっ、嫌っ…」

 じわり。
 じわっ。
 じゅわじゅわっ。

「嫌…漏らしたく、ない…」

 ぽたぽたと、畳に涙が落ちる。押さえたスカートに、薄く染みが広がって…

「ッッッ!!」

 …来た。尿道が開いた。
 痛むほどに掌を押し付けると、外力で無理矢理閉じた出口のすぐ奥から、尿が強く押し寄せているのが分かる。
 もう
 もう…

「嫌…嫌だっ」

 ぽろぽろと泣きながら、俺は訴える。

「しょっ、小便っ、しょっ、しっ…しっこ、おしっこがっ!」

 ちゅー…っ

 先をつまんだホースのように、噴き出した尿がパンツに染みこむ。

 ぽた…ぽた…

「おしっこっ! おしっこ行かせてっ! おもらし、おもらしいやっ…いやだぁ…」

 ぽたぽたっ ぽたぽたぽたっ

 すると、今まで黙って俺を見つめていた彼が、不意に立ち上がった。そうして、縮こまって震える俺を見下ろして、言った。

「…よく頑張ったな」

321 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 00:43:52.88 QglSN94F0 181/185

「!! ぁ……」

 一瞬、力が抜けた。
 一瞬で、十分だった。

 じゅわ…

「あ…ぁ…っ…」

 じょわぁぁぁぁぁぁ

 びちゃびちゃびちゃびちゃ

「あぁっ…あぁ…あ…」

 じょわわっ、じゅっ、じょわっ
 じゅわぁぁぁぁぁ

「止まんない、おしっこ、止まんないっ、おしっこ、おしっこっ、おしっこっっっ…」

 じょろろろろっ…じょろろろっ

「あぁぁ…っ、ん、あぁ…」

 びしゃしゃしゃしゃしゃ…

「はぁぁ…」

 じょわわわっ…
 じょろろろっ…

 …じょろっ

「…あぁ」

324 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 01:35:05.26 QglSN94F0 182/185

提督「よしよし、よく頑張ったな」

木曾「…ヒクッ」

木曾「う゛えぇぇぇ…」ポロポロ

提督「あああ悪かった。こんなことさせて…」

木曾「エグッ…ヒッ、嫌いに、ならないで…グスッ」

提督「何言ってるんだ。嫌いになんてなるもんか」

木曾「こんな俺でも…ッ、捨てないで、くれ…」

提督「もちろんだ」ギュッ

提督「好きだから、色んなお前が見たいんだ。勇ましいいつもとは違う、女らしい姿も…」

木曾「…ッ…ヒクッ」

木曾「…っ、また、出そう…」

提督「していいぞ。ほら」

木曾「…よ」

提督「何だって?」

木曾「…飲めよ。俺の」

提督「…本気か?」

木曾「たりめーだ。言っとくが、俺はお前の小便飲めるぜ。お前も」

提督「…当然だ」フッ

325 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 01:36:15.11 QglSN94F0 183/185

提督「じゃあパンツを」グイッ

木曾「ん…」モゾモゾ

提督「このおしっこパンツは貰うからな」

木曾「ばっ、止めろっ!」

提督「良いだろう別に…毎晩一緒にいられるわけじゃないんだから」

木曾「だとしても…はぁ」

提督「良いから早く飲ませろ」

木曾「分かったよ」グイ

提督「…」ジッ

木曾「だから、あんまり見るなって…」

提督「…俺だけだ。他の奴には、絶対に見せないからな」

木曾「分かってる。だから…」

提督「ああ…」アー

カプ

木曾「っ、良いか? 出すぞ…んっ」クッ

ショロッ

提督「んんっ」

プシャァァァァァ

提督「っ! っく、んくっ、んくっ…」ゴクゴク

木曾「はぁっ、マジで、マジで飲んでやがる…」シャァァァ

提督「んぐっ、ごくっ、んんっ…」ゴクゴク

木曾「あぁっ、んっ、はぁっ…」シャァァァ…シャッ プシャッ

提督「…」ペロ

木曾「うあぁっ、なっ、舐めんなっ」ビクンッ

提督「」チュー

木曾「ッッッ!!? す、吸うなっ、おしっこ吸うなっ…ふあぁぁっ」ビクビクッ

326 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 01:37:01.70 QglSN94F0 184/185

提督「…ぷは、これで全部か」

木曾「はぁ…はぁ……馬鹿野郎…」ビクンビクン

提督「じゃあ、たくさん出したことだし」カチャカチャ

ボロンッ

提督「…今度は、たくさん『注ぐ』とするか」

木曾「! …あぁ、足腰立たなくなるまで頼むぜ」

327 : ◆eXipHdytqM - 2016/07/10 01:40:24.80 QglSN94F0 185/185

提督「鎮守府中のトイレがぶっ壊れたぁ!?」これにて終了となります

二周目するにしても、すぐにはできないと思います。試験近いからね、しょうがないね

では依頼出してきます

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