小鷹「ん?どうしたんだ?」
小鳩「毛が生えちょるばい!」
元スレ
小鳩「あんちゃんたすけて!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337923529/
小鷹「毛・・・?なんの毛だよ?」
小鳩「いわせんといて!はずかしい!」
小鷹「あー、まあ成長の一段階だから別に大したことじゃ・・・」
小鳩「うわーん!!あんちゃんのあほーっ!」
翌日朝
小鷹「こーばーと!起きろー遅刻するぞ」
小鳩「・・・あんちゃん」
小鷹「ん?」
小鳩「ぜーったい秘密やからね・・・」
小鷹「なにがだ?あぁ、わかったよ。ていうか教える必要がないだろ。」
小鳩「うん・・・」
隣人部にて
小鷹「おいっす。って、マリアしかいねぇじゃねぇか・・・」
マリア「おー!おにいちゃん!あのなあのな今日のハンバーグとっても美味しかったぞ!」
小鷹「そうか。また作ってきてやるからな」
マリア「わーいやったやった!」
小鷹「ところで夜空たちは?」
マリア「ワタシはずっとここでお昼寝をしていたがまだ来てないぞー」
小鷹「そうか。」
数分後
「ふぇぇぇぇあんちゃん!こいつしつこいばい!」
肉「こーばーとちゃーん!今日も可愛いわねー!」
ガチャッ(ドア)
小鳩「あんちゃんたすけて!」
小鷹「お、おう?」
肉「こーばーとちゃん・・・ムヒヒ・・・」
夜空「うるさいぞ肉!」(肉、ハエたたきで叩かれる)
肉「なにすんのよ!バカ狐!あたしはただ小鳩ちゃんといちゃいちゃしたいだけで」
小鷹「当の小鳩は本気で嫌がってるけどな」
肉「うっ・・・」
しばらくして
幸村「あにき、遅れて申し訳ございません。」
「あにきより遅れてしまいました・・・腹を切」
小鷹「いや切らなくていいから!」
幸村「あにき・・・優しいお方です」
理科「小鷹先輩・・・!」
小鷹「うおっ!?なんだお前いたのかよ・・・」
理科「いたのかよ とは失礼なッ!理科は空気以下ですかッッ!」
小鷹「あー・・・・うん」
理科「うんじゃねぇよッ!ツッこむのも疲れたわ・・・」
理科「ところで小鳩さんの様子が少し変では?」(コソコソ)
小鷹「え?そうか?」
理科「性の悩みでしょうか?なにやらそれらしきモノを感じます・・・」(ヒソヒソ)
小鷹「あー、うん。毛がどうのこうのって・・・あ、これ内緒な。」
理科「なるほど・・・小鳩さんも厨2病全開とは言え思春期ですからね」
小鷹「そうだな・・・俺にはよくわからんが。」
肉「こーばーとちゃん!ゲームやりましょうよねぇ!」
小鳩「や!」
肉「そんなつれないこと言わないで・・・ねぇ!やりましょうよ!あとでなんでも好きなもの買ってあげるから!」
小鳩「や!」
肉「うへへ・・・拒んでる小鳩ちゃんもかーわいぃ・・・」
小鳩「ふ・・・ふん。真祖たる我にそのような口を訊くとは全く下劣な奴だ・・・」
肉「あーん!小鳩ちゃんマジ天使!」
理科「ときに小鳩さん?」
小鳩「?」
理科「小鳩さん悩んでることがあるなら私にお任せを」
「今すぐ剃・・・いや解消してあげてもいいのですよ」
マリア「なんだ?吸血鬼悩みでもあるのか?」
小鳩「クックック・・・我に悩みなどないのだ・・・」
理科「下のことは?」
小鷹「おいっ!理科!」
小鳩「・・・・あんちゃん」
小鷹「ほらっ!下のこと・・・そうだ!背のことだよ!足と背は比例してるからな!あはは・・・」
小鳩「・・・あんちゃんのあほ」
小鷹「うっ・・・ごめん。でも理科だけにしか話してないから」
小鳩「う~っ・・・」
肉「なに!?理科だけに話してあたしには話さないの!?」
理科「(笑) これは私と小鷹先輩の秘密ですよ・・・」
肉「くぅ~ッ!なんかムカつくわ!小鷹!教えなさい!小鳩ちゃんの悩みって何?」
夜空「部員同士の隠し事はよくないな・・・小鷹。そう思うだろ・幸村」
幸村「はい、あねごの言うとおりです。真の男たるもの隠し事はいけないと思います」
小鷹「いやっほら!背のことだって!」
小鳩「あんちゃん・・・」(泣き顔)
小鷹(きょ・・・今日の夜はステーキにするから!な?)
小鳩(ふぇ?ステーキ?)
小鷹(ああ、だから許してな!ほんとにごめん!)
小鳩(ステーキ・・・ハッ!我がそのようなものに釣られるわけがないのだ!我が眷属よ・・・あとでたっぷり話を聞かせてもらおう・・・)
小鷹(くぅ・・・)
肉「さぁ教えてもらうわよ!ほんとのことを言いなさい!」
小鷹「いやぁだから背だって!なぁ?理科?」
理科「え?ああそうですよ!」
「けっして毛ではありま・・・あ・・・しまってしまいました」
小鷹・小鳩「ッッ!?」
マリア「毛?毛が生えることって普通じゃないのか?」
肉「・・・ま、さ、か。」
・・・沈黙・・・
マリア「なんでみんな黙るのだ?」
夜空「・・・ふむ。この話はナシにしよう。」
小鷹「はは・・・そうだな」
小鳩(涙目)
マリア「吸血鬼なんでないてるのだ?」
小鳩「うるさいうりゅさい!あんちゃんのあほーっ!」
小鷹「こっこばと!」
(小鳩ダッシュ)
理科「理科やっちゃいましたね。」
小鷹「さらっといってんじゃねぇよ!と、とにかく探さないと!」
マリア「なーなーなんで吸血鬼は泣いているのだ?」
肉「小鳩ちゃんの毛・・・むひひ・・・・・・・」
夜空「おい!だれかこの変態肉を黙らせろ!」
肉「むひ・・・むひひ・・・へへへ・・・小鳩ちゃんの・・・×××の毛・・・」
小鷹「お、おちつけ!」
肉「むひ・・ひひ・・・」
小鷹「おーい小鳩ー?頼むから許してくれよ・・・ステーキ2枚・・いや3枚にするからー」
小鳩「ふぇ?3枚!?・・・あんちゃんのあほっ!釣られんわ!」
小鷹「はぁー・・・ほんとにごめん。俺が悪かった。」
理科「小鳩さん?そんなに気にすることでもないですよ?成長の過程ですからね。私も星奈先輩も夜空先輩もみーんな生えてますから。」
夜空「言葉に気を付けろ!理科!」
理科「あら?なにか変なこと言いました?」
夜空「・・・こいつは・・・・」
肉「小鳩ちゃんの毛・・・小鳩ちゃんの毛・・・・」
夜空「おい幸村!そこの変色腐肉をそこかへ拘束しろ!」
幸村「かしこまりました、あねご」
肉「小鳩ちゃんの毛・・・こばとちゃ・・・ってなにすんのよ!」
幸村「拘束しろとのご命令で」
肉「ちょっ!はなしなさっ!あぁ~小鳩ちゃんと小鳩ちゃんの毛~!」
マリア「あはは!吸血鬼はばかだな!そんなこと気にしてたのか!」
小鳩「なっ・・・あんたは子供だからわからんのじゃ!」
マリア「なんだと?ワタシは毛はないけど立派な大人だぞ!」
小鷹「小鳩、そのー・・・あってもなくても小鳩は小鳩だから!大人に近づいてるから!な?」
小鳩「うぅ・・・うち大人?」
小鷹「ああ、半分大人ってとこか」
小鳩「半分大人・・・うち成長しとる?」
小鷹「ああ、成長してるぞ」
小鳩「ほんと!?・・・・クックック・・・ほんとはなにも心配してなどいないのだ・・・我はもはや大人の域を達しておる・・・」
マリア「なんだと!?お前はまだワタシより頭悪いしワタシより邪悪だし大人なんかじゃないぞ!」
小鳩「クックック・・・我は偉大なる夜の血族なり・・・勉強などしなくても・・・ふげっ!なにするんじゃ!叩くなっ!」
マリア「神の力で邪悪さを打ち消してやる!」
小鳩「なにをーっ!ふんぎゃ!叩くなっていっとるやろあほ!」
小鷹「なにはともあれ、機嫌直してくれてよかった」
終わり
こういう信用できないやつは架空でも嫌い