1 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:22:29.37 +KH8clcJo 1/41

女勇者と女魔王のおはなし 百合
苦手な人はブラウザバック!

元スレ
女勇者「お、お姉ちゃん//」 女魔王「(かわいい)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456147349/

2 : 以下、名... - 2016/02/22 22:24:24.39 +KH8clcJo 2/41


勇者「やっとここまで来た......」

勇者「この中に魔王がいる」

勇者「......」

勇者「」ガチャ

勇者「魔王っ!お前を倒す!」

魔王「ん?」

勇者「(女!?)」

魔王「(なんかかわいい子が来たわ!)」

勇者「やぁぁ!」ダッ

魔王「!」

勇者「はっ!」ブン

魔王「ほいっと」サッ

勇者「くそっ!」

魔王「つっかまえた~」ギュ

勇者「は、離せ!」バタバタ

魔王「こらっ暴れないの」ナデナデ

勇者「うぅ」

3 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:25:34.15 +KH8clcJo 3/41

魔王「それとその剣じゃあたしのこと倒せないわよ」

勇者「なに!?」

魔王「試しに刺してみる?」

勇者「......後悔するなよ?」

魔王「はいどーぞ」バッ

勇者「はぁっ!」



ガキン、ポッキン



魔王「ね?」

勇者「そんな!?」

魔王「はいまたつかまえた~」ギュウ

勇者「殺せ!」

魔王「なんで?」

勇者「ボクは勇者だ!魔王に負けたら生きている意味はない!」

魔王「負けてないじゃない」

勇者「うるさい!」

魔王「怒んないの、もぅ」ナデナデ

勇者「うぅ」

4 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:26:05.59 +KH8clcJo 4/41


魔王「あたしの言うこと聞いて」

勇者「嫌だ!」

魔王「えー」

勇者「ボクは勇者だ!」

魔王「それさっきも聞いたわよ」

勇者「くっ」

魔王「かわいい」ナデナデ

勇者「かっ、かわ!?//」

魔王「あらあら顔真っ赤」

勇者「うぅ//」

魔王「もうちょっとこうしてましょ」



。。。



魔王「落ち着いた?」

勇者「......」コク

魔王「じゃあそっち座ってて、今飲み物取ってくるから」

勇者「......」スッ

勇者「(何やってるんだボクは......)」

勇者「......くそ」

魔王「ほーら、女の子がそんな言葉使わないの」

勇者「!」

魔王「ホットミルクよ」

5 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:26:39.28 +KH8clcJo 5/41


勇者「......」

魔王「あら毒でも入ってると思う?」

勇者「......」

魔王「」ゴクゴク

魔王「......はい、温まるわよ」

勇者「......」スッ

勇者「」ゴクゴク

勇者「......おいしぃ」

魔王「よかった」ニコ

勇者「」コト

魔王「ねえ勇者ちゃん、ここで一緒に暮らさない?」

勇者「!」

魔王「ダメかしら」

勇者「だ、ダメに決まってるだろ」

魔王「なんで?」

勇者「お前とボクは敵同士だぞ!」

魔王「で?」

勇者「で?って......」

魔王「じゃあこうしましょ、勇者ちゃんは囚われの身になりました」

勇者「な!?」

魔王「これなら一緒に暮らせるわよね」

勇者「ふざけるな!」

魔王「あら、それもだめなの?」

勇者「......ふんっ」プイ

魔王「......勇者ちゃんの国滅ぼしちゃおうかしら」ボソッ

勇者「!?」

7 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:40:25.98 +KH8clcJo 6/41


勇者「やっ、やめろ!」

魔王「えーどうしよっかなー」

勇者「わ、わかったから!一緒に暮らす!」

魔王「あたしと暮らしたいの?」

勇者「そんな訳っ!......」

魔王「嫌なんだ、じゃあお姉さん暴れちゃおっかなー」ニコニコ

勇者「!」

勇者「ま、待って」

魔王「ん?」ニコニコ

勇者「く、暮らしたい......」

魔王「誰と?」ニコニコ

勇者「うぅ......魔王と」

魔王「うーーん、なんかしっくりこないわねぇ」

魔王「あっ、あたしのことお姉ちゃんって呼んでみて」

勇者「うぅ......お、お姉ちゃんと、暮らしたぃ」ウルウル

魔王「わわっ、泣かないで」ギュウ

勇者「うぇぇぇん」グスッ

魔王「ごめんっ!ごめんね勇者ちゃん!」ナデナデ

勇者「うぅ......」グス

魔王「(いじめ過ぎちゃったわね......かわいい)」ナデナデ

勇者「......」グス

魔王「......ごめんね」ギュ

勇者「......ボクの国攻撃しない?」

魔王「うん、しないわ」

勇者「絶対?」

魔王「ええ」

勇者「......ふんっ」プイ

魔王「その代わり、あたしのことはお姉ちゃんって呼んでね」

勇者「なっ!?」

魔王「お願いっ」ギュ

勇者「わ、分かったから離せ!」

魔王「はい、ごめんね」パッ

8 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:40:52.78 +KH8clcJo 7/41


魔王「じゃあ今日からこの部屋は、えーっと勇者ちゃん名前は?」

勇者「ユウだ」

魔王「ん、この部屋はユウちゃんのものです」

勇者「......」

魔王「足りないものあったら言ってね、あたし隣の部屋にいるから」

勇者「......」プイ

魔王「」チュ

勇者「!?///」

魔王「おやすみなさい」ナデナデ

勇者「なっなっなにするんだ!?///」



ガチャッバタン



魔王「ほっぺやわやわだったわぁ」

魔王「ユウちゃんが、可愛すぎる......」

魔王「これはヤバい」

魔王「明日から頑張らなきゃ」



------------------------------------------

9 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:42:44.41 +KH8clcJo 8/41


ガチャ


魔王「おはよう、ユウちゃん」

ユウ「......スー」zzz

魔王「(寝顔かわいい)」キュンキュン

魔王「ふふ」ナデナデ

ユウ「ン......」zzz

魔王「ユウちゃんのご飯用意しておきましょ」


。。。


ユウ「......ン」

魔王「あ、起きた」ナデナデ

ユウ「......」ポー

魔王「おはよう、ユウちゃん」

ユウ「......」ポー

ユウ「っ!」バッ

魔王「あっ......もっと撫でたかった」

ユウ「......」

魔王「ご飯出来てるわよ、一緒に食べましょ」

ユウ「......いらない」

10 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:44:31.39 +KH8clcJo 9/41


魔王「えー、ユウちゃんのためにがんばったのにぃ」

ユウ「......」

魔王「最高級の肉と最高級の野菜をつかった料理なんだけどな」

ユウ「」グゥー

ユウ「っっ!?//」

魔王「」ニコニコ

ユウ「ち、違う!今のはベッドがきしんだ音でっ!//」

魔王「あっちで待ってるから、着替えたら来てね」ナデナデ

ユウ「うぅ//」

魔王「ふふ」ニコニコ



。。。



魔王「いただきます」

ユウ「......いただきます」

魔王「」モグモグ

魔王「......うん、美味しくできてるわね」

11 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:45:11.75 +KH8clcJo 10/41


ユウ「......」

魔王「食べないの?」

ユウ「!」

魔王「遠慮しないで食べて、それとも食べさせてほしい?」

ユウ「じ、自分で食べる!」

ユウ「」パク

ユウ「......」モグモグ

魔王「どうかしら」

ユウ「......おいしぃ」

魔王「ほんと?うれしい!」パァ

魔王「もっと食べたかったら言ってね、おかわりあるから」

ユウ「あむ」コクン

ユウ「」モグモグ

魔王「ふふ」ニコニコ



。。。



魔王「ごちそうさまでした」

ユウ「ごちそうさまでした」

ユウ「ふぅ」

魔王「お皿はそこに置いといていいわよ」

ユウ「......」

魔王「ユウちゃんはまだ疲れてるかもしれないから部屋で休んでて」

12 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:45:54.72 +KH8clcJo 11/41


ユウ「」カチャ

魔王「あれ?」

ユウ「......ボクも手伝う」

魔王「いいの?」

ユウ「勘違いするな、別におまえのためじゃないからな」

魔王「ふふ、分かったわ」ナデナデ

ユウ「......」プイ

魔王「それと、おまえじゃなくてお姉ちゃんでしょ?」

ユウ「......お、お姉ちゃんのためじゃないからな」ボソッ

魔王「うん」ニコニコ



。。。



魔王「ユウちゃん、もう大丈夫よ」

ユウ「......」

魔王「ゆっくり休んでてね」ナデナデ

ユウ「......」プイ

魔王「(ユウちゃんは優しいなあ)」ホクホク

ユウ「」スタスタ

魔王「さてっと、終わらせちゃおう」



。。。

13 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:46:38.41 +KH8clcJo 12/41


ガチャ



魔王「ユウちゃん、起きてる?」

ユウ「......なんだ」

魔王「やった!お話ししましょ」

ユウ「......」

魔王「隣座るわね」スッ

ユウ「......」

魔王「よいしょ」グイ

ユウ「わわわっ」

魔王「はい膝枕してあげる」

ユウ「や、やだ//」バタバタ

魔王「あばれないの」ナデナデ

ユウ「うぅ//」

魔王「」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「ユウちゃん、目閉じてみて」ナデナデ

ユウ「?」スゥ

魔王「そう、そのままね」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「ユウちゃんは偉いね」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「ここまでずっと一人で戦って、一人でたどり着いたもんね」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「お疲れさまだね」ナデナデ

ユウ「」ギュ

魔王「今はゆっくり休んでね、ユウちゃん」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「」ナデナデ

ユウ「......スー」zzz

魔王「ふふ、ほんとに可愛いわ」ナデナデ

魔王「おやすみ」ナデナデ

14 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:47:25.52 +KH8clcJo 13/41


。。。



ユウ「......ン」

ユウ「(......あのまま寝ちゃったのか)」ウトウト

ユウ「」チラ

魔王「......スー」zzz

ユウ「(魔王が寝てる)」ジー

ユウ「(......今なら)」ソー

魔王「......ムニャ」zzz

ユウ「(魔法使えば倒せるか......?)」

ユウ「(炎の魔法でっ!)」ボウ

魔王「......」

ユウ「やぁ!」

魔王「ほいっと」

ユウ「!?」

魔王「いたずらしちゃだめでしょ」

ユウ「いたずらじゃない!」

魔王「もう」ギュウ

ユウ「離せ!」バタバタ

魔王「静かにしないとまたキスするわよ?」

ユウ「なっ!?//」

魔王「それでもまだあばれる?」

ユウ「うぅ」

魔王「ん、いい子ね」ナデナデ

魔王「ユウちゃんはあたしを倒したいの?」

ユウ「当たり前だ」

15 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:49:13.73 +KH8clcJo 14/41


魔王「んー、じゃああたしが鍛えてあげる」

ユウ「え?」

魔王「多分ユウちゃんは自分で全部覚えてきたでしょ?」

ユウ「......」

魔王「だから、これからはあたしが師匠になってあげる」

ユウ「!」

ユウ「なにを考えてるんだ......」

魔王「なんにも」

ユウ「......」

魔王「で、どうする?」

ユウ「......」

魔王「あたしの全部を叩き込んであげるわよ?」

ユウ「......分かった」

魔王「!」パァ

ユウ「ボクの師匠になってくれ」

魔王「......えー」

ユウ「なっ!?」

魔王「ユウちゃん、誰にどうしてほしいの?」

ユウ「っ」

魔王「ちゃんと言ってくれないと分かんないなー」

ユウ「......」

魔王「」ギュ

ユウ「......っ」

魔王「んー?」ナデナデ

ユウ「お、お姉ちゃん......//」

魔王「なあに?」ニコニコ

ユウ「ボクの、師匠に、なって......//」

魔王「(ユウちゃん可愛い//)」キュンキュン

ユウ「お願い//」

魔王「うん、任せて」ギュウ

ユウ「うぅ......//」

魔王「ユウちゃんのこと、ちゃんと強くしてあげるからね」ナデナデ

ユウ「//」

魔王「それと、今日からはトイレ以外はずっと一緒ね」

ユウ「なっ!?」

魔王「嫌なら何も教えてあーげない」

ユウ「うぅ......分かった」

魔王「うふふ」ニコニコ

16 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:50:00.11 +KH8clcJo 15/41


魔王「さ、お風呂入りましょ」

ユウ「うぅ......」

魔王「ほら行くわよ」グイグイ

ユウ「わ、分かったから引っ張るな」

魔王「ふふ」ニコニコ



。。。



カポーン


魔王「かゆいところはありませんか~?」ゴシゴシ

ユウ「ん」

魔王「綺麗な髪ねぇ」ゴシゴシ

ユウ「......」

魔王「ユウちゃんは一人っ子?」ゴシゴシ

ユウ「......そうだ」

魔王「そっか、じゃあ親にいっぱい可愛がられたでしょ」ゴシゴシ

ユウ「......ボクに親はいない」

魔王「えっ?」

ユウ「ボクはずっと一人で生きてきた」

魔王「......そっか」

ユウ「......」

魔王「じゃ、あたしがユウちゃんの家族だね」

ユウ「は?」

魔王「あたしが、お母さんでもお姉ちゃんでもなんでもなってあげる」

ユウ「なんで......」

魔王「はい流すから目瞑ってね」ジャー

ユウ「わぷ」

魔王「」ジャー

ユウ「」ギュ

17 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:50:33.45 +KH8clcJo 16/41


魔王「はい目開けていいわよ」

ユウ「ん」パチ

魔王「次は体ね」

ユウ「それくらい自分でやる!」

魔王「だーめ」

ユウ「うぅ」

魔王「......」ジー

ユウ「み、見るな」

魔王「この傷、どうしたの?」サワサワ

ユウ「ひゃっ!?//」

魔王「(かわいい......)」

ユウ「......いじめられた」

魔王「!」

ユウ「その時ボクは弱かったから」

魔王「......」

ユウ「勇者のくせに弱っちいって......」

魔王「」ギュウ

ユウ「......」

魔王「痛みは無いの?」

ユウ「」コク

魔王「そっか......」

ユウ「......」

魔王「がんばったんだね」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「体洗うわね」ゴシゴシ

ユウ「んっ」

18 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:52:24.38 +KH8clcJo 17/41


魔王「......ユウちゃん」ゴシゴシ

ユウ「?」

魔王「もう頑張らなくていいのよ」ゴシゴシ

ユウ「!」

魔王「今までの勇者もみんなここで折れたわ」ゴシゴシ

ユウ「......知ってる」

魔王「あら、知ってたの」ゴシゴシ

ユウ「みんな、魔王には勝てないって言って逃げてきた」

魔王「うん」ゴシゴシ

ユウ「それで、処刑された」

魔王「!」

ユウ「......」

魔王「ココも洗うわね」ゴシゴシ

ユウ「ひゃぁ//」ピクン

魔王「がまんがまん」ゴシゴシ

ユウ「んっ//」

魔王「」ゴシゴシ

ユウ「......ボクはあきらめない」

魔王「......」ゴシゴシ

ユウ「絶対に魔王を倒す」

魔王「お姉ちゃん」ゴシゴシ

ユウ「絶対にお、お姉ちゃんを倒す」

魔王「ん、がんばってね」ゴシゴシ

魔王「流しますよー」ジャー

ユウ「ん」

魔王「」ジャー

ユウ「......」

魔王「はい、先に湯船つかっててね」

ユウ「」コク

19 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:53:00.79 +KH8clcJo 18/41


魔王「ふぅ」チャプ

ユウ「なんでこうなるんだ......」

魔王「いいじゃない別に」ギュウ

ユウ「ん」

魔王「ユウちゃんは軽いわねぇ」

ユウ「......」

魔王「ねえユウちゃん」

ユウ「?」

魔王「あたしのこと嫌い?」

ユウ「きらい」

魔王「」ガーン

ユウ「当たり前だ」

魔王「そんなぁ......あたしはユウちゃん好きよ」

ユウ「......」

魔王「好きよ、ユウちゃん」

ユウ「......」

魔王「大好き」

ユウ「も、もう分かったから//」

魔王「あーもうかわいい」ギュウ

ユウ「うぅ//」

魔王「ふふ」ナデナデ

ユウ「ボクのどこがそんなにいいんだ......」

魔王「全部」

ユウ「全部って......」

魔王「顔も声も、ここまでがんばってきた努力も全部よ」

ユウ「......」

魔王「まだ若いのに一人で全部背負おうとしてるのも好き」

ユウ「......」

魔王「すごい、尊敬するわ」

20 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:55:07.56 +KH8clcJo 19/41


ユウ「」チラ

魔王「ん?」

ユウ「まお......お、お姉ちゃんも、一人なのか?」

魔王「ん、そうね......もう500年くらいかしら」ニコ

ユウ「ご、ごひゃく!?」

魔王「あたしは寿命長いからねぇ......みんな死んでいっちゃった」ナデナデ

ユウ「......そうか」

魔王「でも、もう慣れちゃったわ」

ユウ「......」

魔王「ユウちゃんとずっと一緒にいたいんだけどな......」ギュウ

ユウ「......」

魔王「って、ごめんなさい......なんか暗くなっちゃったわね」ナデナデ

ユウ「別に」

魔王「さ、そろそろあがろっか」

ユウ「ん」

魔王「明日から特訓がんばりましょ」

ユウ「」コクン

21 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:58:01.86 +KH8clcJo 20/41


---------------------------夜ベッド



ユウ「ち、近い」モゾモゾ

魔王「はぁぁ、ユウちゃんふわふわ」ギュウ

ユウ「うぅ」

魔王「苦しい?」

ユウ「......別に」

魔王「ねえユウちゃん、こっち向いて」

ユウ「?」クルッ

魔王「」ギュ

ユウ「わぷ」

魔王「」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「もっと甘えていいんだよ?」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「ここにはあたしたち二人しか来ないし」

魔王「ユウちゃんが何やっても二人だけの秘密よ?」

ユウ「......」

魔王「寝るときだけでも、力を抜いてほしいな」ナデナデ

ユウ「......誰にも、言わない?」

魔王「うん、絶対言わない」

22 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:58:58.30 +KH8clcJo 21/41


ユウ「ほんと?」

魔王「信じるのは難しいかもしれないけど、信じてほしい」

ユウ「......」

魔王「」ナデナデ

ユウ「」チラ

魔王「?」ナデナデ

ユウ「お、お姉ちゃん」

魔王「なあに?」

ユウ「」ギュ

魔王「ん」ナデナデ

ユウ「お姉ちゃん」スリ

魔王「(なにこの可愛い生き物//)」ナデナデ

ユウ「ボクがんばったのかな......」

魔王「ユウちゃんは頑張ってるわよ」ギュウ

ユウ「ん......そうかな」ギュ

魔王「そうよ......少なくともあたしはそう思うわ」ナデナデ

ユウ「......」

魔王「でも、まだ頑張るんでしょう?」

ユウ「うん」

23 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 22:59:25.34 +KH8clcJo 22/41


魔王「ん、ユウちゃんのそういうところも好きよ」ナデナデ

ユウ「うぅ//」ギュ

魔王「ねえユウちゃん」

ユウ「?」

魔王「もしユウちゃんが誰かに攻撃されそうなときはさ」

ユウ「うん」

魔王「これからは、あたしがユウちゃんを護るわ」

ユウ「!」

魔王「もう誰にもユウちゃんを傷つけさせない」

ユウ「」ギュ

魔王「どうかしら?」ナデナデ

ユウ「......ありがと//」

魔王「ふふ、二人だけの秘密よ」ニコ

ユウ「ん、秘密」

魔王「明日から二人で頑張りましょ」

ユウ「」コクン

魔王「じゃ、もう寝ましょ」ナデナデ

ユウ「おやすみ、お姉ちゃん」ニコ

魔王「っっ//」ドキ

魔王「おやすみなさいっ」ナデナデ

ユウ「」ギュウ

魔王「(ユウちゃんかわいい//)」ギュ



---------------------------------------

24 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:00:17.38 +KH8clcJo 23/41


チュンチュン



ユウ「......ン」ゴシゴシ

ユウ「......」チラ

魔王「......スー」zzz

ユウ「」ユサユサ

魔王「ン?」

ユウ「朝」

魔王「......おはよ」ニコ

ユウ「っ//」カアァ

魔王「どうしたの?」ナデナデ

ユウ「うぅ//ボクはなんてことを......」

魔王「もう、昨日二人だけの秘密って言ったでしょ」ギュ

ユウ「で、でも」

魔王「だいじょーぶ」ナデナデ

ユウ「んぅ」

魔王「あれは寝るときだけでいいわよ、それ以外は普段通りでね」ニコ

ユウ「わ、分かった」

魔王「ん、それじゃご飯用意してくるわね」

ユウ「......」



。。。



魔王「ごちそうさまでした」

ユウ「ごちそうさまでした」

魔王「諸々やったら特訓始めよっか」

ユウ「」コクン

魔王「あたしの稽古はきついわよ~」

ユウ「ボクを甘く見るな」

魔王「ふふ、頼もしいわね」ニコニコ

ユウ「」プイ

25 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:02:14.27 +KH8clcJo 24/41

・・・勇者特訓中・・・

26 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:02:52.77 +KH8clcJo 25/41


ユウ「はぁ!」ブン

魔王「ちがーう!!ここはこう!」

ユウ「やぁ!!」ザン

魔王「そう!いい感じ!」

ユウ「たぁぁ!」ブン

魔王「(この子は凄いわね......)」




。。。




ユウ「」グッタリ

魔王「お疲れさま、ホットミルクよ」

ユウ「」ゴクゴク

ユウ「ぷはっ」

魔王「こっちいらっしゃい」

ユウ「」スタスタ

ユウ「」ポフ

魔王「(膝枕も抵抗しない......)」ナデナデ

ユウ「ふぅ」

魔王「どう?大変だったかしら」

ユウ「あれくらい、どうってことない」

魔王「あらそう、じゃあ明日は今日の倍ね」

ユウ「!?」

魔王「ふふ、冗談よじょーだん」ナデナデ

ユウ「......むぅ」

魔王「今日は人間にはついてこれないような内容にしたんだけどね」

魔王「ユウちゃんったら難無くこなしちゃって驚いたわ」

ユウ「......」

魔王「本当に凄いわ、才能の塊よ」ニコニコ

ユウ「そ、そんなに褒めるな」

魔王「照れてるのかしら?」

ユウ「なっ!?//」

魔王「かわいい」ナデナデ

ユウ「べ、別に......かわいく、なんか//」

魔王「ふふ」ニコニコ

ユウ「うぅ//」

28 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:03:48.73 +KH8clcJo 26/41


。。。



ユウ「......スー」zzz

魔王「(よっぽど疲れてたのね)」ナデナデ

魔王「ふふ」ナデナデ

ユウ「......ムニャ」zzz

魔王「(......ご飯作ってきましょ)」ソロソロ


29 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:04:51.91 +KH8clcJo 27/41


魔王「ユーウちゃん」ツンツン

ユウ「ん......んむぅ」クシクシ

魔王「ご飯出来たわよ」

ユウ「......」ボー

魔王「おはよ、もう夜ご飯の時間よ」

ユウ「おねえ、ちゃん?」

魔王「ん」

ユウ「」ギュ

魔王「!」

ユウ「んぅ」スリスリ

魔王「」ナデナデ

ユウ「......ん?」

魔王「?」

ユウ「っっ///」バッ

魔王「そんなに逃げなくてもいいのに......」

ユウ「わ、忘れろ!//」

魔王「え~」

ユウ「うぅ//」

魔王「ユウちゃん、無理はしないでね」ナデナデ

ユウ「ん」コク

魔王「じゃ、ご飯食べましょうか」



。。。

30 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:06:20.99 +KH8clcJo 28/41


----------------in ベッド




魔王「ユウちゃん」ポンポン

ユウ「ん」モゾモゾ

魔王「はい、おっけー」

ユウ「」ジー

魔王「?」

ユウ「」ギュウ

魔王「」ナデナデ

ユウ「......あったかぃ」

魔王「眠い?」

ユウ「あんまり」

魔王「昼間寝ちゃったもんね、少しお話ししましょ」ナデナデ

ユウ「ん」

魔王「ユウちゃん、もしこのまま特訓続けて強くなって」

魔王「それでも、あたしを倒せなかったらどうする?」

ユウ「......わからない」

魔王「そっか」ナデナデ

ユウ「......ボクはもう負けない」

魔王「......じゃあもしも、ユウちゃんがもう無理だと思ったらさ」

ユウ「?」

魔王「あたしと......結婚して?」

ユウ「!?」

31 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:07:07.28 +KH8clcJo 29/41


魔王「約束ね」ナデナデ

ユウ「な、なに言ってるんだ......//」

魔王「ダメ?」

ユウ「そ、そもそも、敵同士だし......女同士だし......」

魔王「そんなの関係ないわ、ユウちゃんが好きなんだもの」

ユウ「っ//」カァァ

魔王「あたしは本気だから」ギュウ

ユウ「うぅ//」

魔王「たった数日だけど、ユウちゃんの虜になっちゃった」ニコ

ユウ「や、やめて//」バタバタ

魔王「ふふ」ナデナデ

ユウ「//」

魔王「ユウちゃんは、あたしのこと好き?」

ユウ「......」フルフル

魔王「あら、ほんとに?」ジー

ユウ「み、見ないで//」

魔王「ほんとのこと言わないとずっと見つめるわよ?」ナデナデ

ユウ「い、言うからっ//」

魔王「ん、じゃああたしのことすき?」

ユウ「......わからない」

魔王「......」

ユウ「でも、お姉ちゃんは今まで戦ってきた魔族と違う」

魔王「......うん」ニコ

ユウ「だから、その......」チラ

魔王「?」

ユウ「嫌いでは......ない//」

魔王「ユウちゃん」ギュウ

ユウ「んむ」

魔王「大好き」ボソッ

ユウ「っ//」ボン

魔王「ふふ」ナデナデ

ユウ「うぅ//」

魔王「もうそろそろ寝ましょうか」

ユウ「」コクン

魔王「おやすみなさい、ユウちゃん」ナデナデ

ユウ「おやすみ、お姉ちゃん」ギュウ

32 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:07:42.06 +KH8clcJo 30/41


-----------二ヶ月後



ユウ「ふっ!」ブン

魔王「うん!いいわね!」

ユウ「よしっ!」

魔王「じゃあ今日はここまで、少し休んでご飯にしましょ」

ユウ「分かった」コクン



。。。



魔王「はいどうぞ」ポンポン

ユウ「」ポフ

魔王「今日もお疲れさま」ナデナデ

ユウ「ん」ギュ

魔王「ユウちゃんだいぶ成長したと思うわ」

ユウ「......」

魔王「どう?そろそろあたしに挑戦してみる?」

ユウ「!」

魔王「ユウちゃんの好きなタイミングに合わせるわ」

ユウ「する」

魔王「分かったわ、いつがいいか決めておいてね」ナデナデ

ユウ「」コクン

魔王「」ナデナデ

33 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:10:30.93 +KH8clcJo 31/41


ユウ「」ウトウト

魔王「眠い?」

ユウ「少し」

魔王「ちょっとだけ寝ちゃいましょっか」

ユウ「んぅ」

魔王「じゃあユウちゃんこっちの布団入って」

ユウ「」モゾモゾ

魔王「あたしも入る」モゾモゾ

ユウ「ち、近い」

魔王「あら、いつも夜はこのくらいじゃない」

ユウ「今はその......ボク、汗のにおいが......」

魔王「ふふ」ギュウ

ユウ「わわっ」

魔王「」クンクン

ユウ「や、やめてっ//」

魔王「いい匂い......」クンクン

ユウ「やっぁ//嗅がないでよぉ//」ギュウ

魔王「ユウちゃん、とってもいい匂いよ?」ナデナデ

ユウ「うぅ//」

魔王「さ、寝ましょ」

ユウ「//」

魔王「おやすみなさい」ナデナデ

ユウ「おやすみ//」ギュウ

34 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:13:55.39 +KH8clcJo 32/41


。。。



ユウ「......」ボー

魔王「......スー」zzz

ユウ「......」

魔王「......ユ、チャン」zzz

ユウ「」ジー

魔王「......ムニャ」zzz

ユウ「」クンクン

ユウ「......甘いにおい」

魔王「......スー」zzz

ユウ「も、もうちょっとだけ......」クンクン

魔王「......?」

ユウ「はぁぁ」クンクン

魔王「(......起きるべきかしら)」

ユウ「」ギュ

魔王「......ユウちゃん」

ユウ「!?」ビク

魔王「あたし、汗臭くなかったかしら?」ギュウ

ユウ「お、起きてたのか!?」

魔王「多分途中から、ね」

ユウ「うぅ//」

魔王「あたしの匂いなんていつでも嗅がせてあげるのに」ナデナデ

ユウ「うぅ//」

魔王「もうちょっと嗅ぐ?」

ユウ「......//」コクン

魔王「ん、はいどーぞ」スッ

ユウ「」スンスン

魔王「ん、ちょっとくすぐったいわね」ナデナデ

36 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:23:37.48 +KH8clcJo 33/41


ユウ「......」クンクン

魔王「ユウちゃん、あたしってどんな匂いなのかしら」

ユウ「甘くて、ふわふわで、とってもいいにおい......」クンクン

魔王「ふふ、ありがと」

ユウ「」スリスリ

魔王「ねえユウちゃん、そこペロッとしてみて」

ユウ「......」ジー

魔王「(してくれるかしら......)」ギュ

ユウ「ん」ギュ

魔王「」ナデナデ

ユウ「」ペロ

魔王「んっ」

ユウ「ぁ//」ギュウ

魔王「大丈夫?」ナデナデ

ユウ「はむ」

魔王「ふふ」

ユウ「」ペロ

魔王「(はむはむされるの、いいかも)」ナデナデ

ユウ「」ペロ

魔王「はい、そろそろおしまいね」スッ

ユウ「あっ」シュン

魔王「また次の機会にね、それより夜ご飯食べましょ」ナデナデ

ユウ「」コクン



----------------------------------

37 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:24:46.59 +KH8clcJo 34/41


カポーン



魔王「ユウちゃん」ギュ

ユウ「?」

魔王「魔王討伐に時間制限ってあるのかしら」

ユウ「......分からない」

魔王「そっかぁ」

ユウ「明日」

魔王「明日?」

ユウ「明日、お姉ちゃんを倒す」

魔王「!」

ユウ「それで全部、終わらせる」

魔王「......分かったわ」

ユウ「もう上がる」ザパッ

魔王「......」

魔王「(どうしようかしら)」



。。。

38 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:26:46.85 +KH8clcJo 35/41


魔王「ユウちゃん、今日は遠いのね」

ユウ「」プイ

魔王「......」

ユウ「ボクたちは、敵同士だ」

魔王「(敵同士って同じベッドに寝るのかしら......)」

ユウ「もう寝る」モゾモゾ

魔王「うん、おやすみなさい」

ユウ「......」

魔王「......」



----------------------------------------

39 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:27:34.51 +KH8clcJo 36/41


-------------次の日



魔王「ふぅ......さ、かかってらっしゃい」

ユウ「......」ジリ

魔王「手加減は無用よ、あたしを殺すつもりで来てね」

ユウ「!」

魔王「(ユウちゃんが幸せになる方法......)」

ユウ「やぁ!」ブン

魔王「」ヒョイ

ユウ「はっ!」ザン

魔王「......」キン

ユウ「くっ......!」

魔王「(これしか無いかしらね......)」

ユウ「はぁぁ!」ダッ

魔王「」ヒョイ

魔王「」ガシ

ユウ「は、離せ!」バタバタ

魔王「ユウちゃん、あなたあたしを倒す気ないでしょ」

ユウ「!」

魔王「図星ね、なんで?」

ユウ「そ、それは......」

魔王「......」

ユウ「......」

魔王「」ハァ

ユウ「......」

40 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:28:00.22 +KH8clcJo 37/41


魔王「その剣、貸してちょうだい」

ユウ「?」

魔王「あたしなら自分を殺せるわ、それでお終いにしましょ」

ユウ「なっ!?」

魔王「ユウちゃんも無事で帰れる、世界も少しぐらい平和になるわ」

ユウ「っ」

魔王「ちょっとの間だったけどとっても楽しかったわ」ナデナデ

ユウ「まって!」バッ

魔王「大好きよ、ユウちゃん......さよなら」ニコ

ユウ「やっ、やだ!」ギュウ

魔王「!」

ユウ「うぅ」

魔王「ユウちゃん?」

ユウ「......」ギュウ

魔王「なんで止めるの?」

ユウ「そっ、それは」

魔王「うん」

ユウ「......」

魔王「......」

ユウ「し、知らない!」プイ

魔王「えぇ......」

ユウ「......」

魔王「ユウちゃんはあたしがいなくなるの嫌なのよねー」ナデナデ

ユウ「ちっ、ちがう!」

魔王「じゃああたしが死んでもいいじゃない」

ユウ「だめだ!」

魔王「......」

ユウ「......」

41 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:28:46.45 +KH8clcJo 38/41


魔王「ユウちゃん」

ユウ「......」

魔王「あたしが死なないと、あなたが幸せになれないの」

ユウ「......」

魔王「だからもう、こういうのは終わりにしなくちゃいけないわ」

ユウ「!」

魔王「ユウちゃんは賢いから、分かるわよね?」

42 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:31:27.05 +KH8clcJo 39/41


ユウ「......ボクの」

魔王「?」

ユウ「ボクの幸せを、勝手に決めるな!!」

魔王「!」

ユウ「ボクの幸せはボクが決める!」

魔王「ユウちゃん......」

ユウ「......」

魔王「あたし......」

ユウ「ボク......ボクは、お姉ちゃんと一緒にいたい!」

魔王「ユウちゃん......!」

ユウ「そ、それがボクの......幸せ、だ//」プイ

魔王「ユウちゃんユウちゃん!」ギュウ

ユウ「むぐぅ」

魔王「好き、大好き」ギュー

ユウ「む、むぐ」

魔王「ユウちゃん好き!」ギュ

ユウ「苦しいっ!」バッ

魔王「あら、ごめんなさい」

ユウ「ふぅ」

魔王「ユウちゃん」ニコニコ

ユウ「な、なんだ」

43 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:32:35.44 +KH8clcJo 40/41


魔王「好きよ」

ユウ「し、知ってる//」

魔王「結婚しましょ」

ユウ「そっ、それはダメ!」

魔王「えー、どうして?」

ユウ「そういうのは......違う//」

魔王「じゃあそうなるまでがんばるわね」ギュ

ユウ「ん」ギュウ

魔王「じゃあ今日はもう終わりにしましょうか」

ユウ「」コクン

魔王「ユウちゃん」

ユウ「?」

魔王「ユウちゃんが望む限り、あたしは側にいるわ」ニコ

ユウ「......ありがと、お姉ちゃん//」ニコ

44 : ◆T7caqny0c6 - 2016/02/22 23:33:31.54 +KH8clcJo 41/41

一応おわりです
もしかしたらつづくかも
読んでくれた人ありがとうございました

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