「ただいま。菜々子」
菜々子「……」
>テレビに夢中の様だ
「ただいま」
菜々子「……ブツブツ…」
>様子がおかしい
「菜々子?」
---ジュネスは毎日がお客様感謝デー
菜々子「!!」カッ
菜々子「エブリデイ ヤンライフ ジュッ!ネッ!スッ!! ハァッ!!」
菜々子「ジュネス大好きいいぃぃぃぃィィィィィィいいいい!!!!!!」
>そっとしておこう
>いや駄目だろ
元スレ
菜々子「ジュネス大好き♪」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346880479/
「菜々子!?」
菜々子「ジュネスぅぅぅうううう!!!!」ガクガク
「どうしたんだ!?」
>菜々子は白目を剥いている
菜々子「ジュネジュネジュネスうぅぅううう」カタカタ
>震えている
菜々子「毎日がエブリデイなの!?ヤングライフがジュネスなの!?」ジタバタ
「おいどうしたんだ!?」
菜々子「あーうーあーうー!ビフテキライフうぃいん!!」
「しっかりしろ菜々子!」
>やむを得ない
「目を覚ませ!!」パシッ
菜々子「っ!」
>どうだ?
菜々子「……お兄ちゃん?」
>やったか?
「菜々子?」
菜々子「ジュネスは?」クワッ
>まだ白目だ
菜々子「ねぇジュネスは?ねぇ!菜々子のジュネスはどこにいったのおぉぉぉおお!?」ガクガク
>これはひどい
「菜々子?何かあったのか!?」
菜々子「ジュネスを返せええぇぇぇエエエェ!!」ガバッ
>マウントを取られた
菜々子「お客様が毎日感謝デー!!感謝の!!日!!」ギリギリ
>首を締め上げられる
「止…めろ。な…なこ」
菜々子「毎日が感謝の!正拳突きぃいぃぃイイ!!」パァン
「ぶはっ!」
菜々子「せいやせいや!ハイハイ!!」パァンパァン
菜々子「感謝のウッはー!ウッはー!」パヤヤーパヤヤー
「止めろ!」ガッ
ゴん
>しまった
菜々子「」
「菜々子!」
菜々子「痛いよ…。どうして?」グス
>泣かせてしまった
菜々子「菜々子はいつも一人…」
菜々子「お父さんもお兄ちゃんも居ない時はこの部屋で独り……」グスグス
>……菜々子
菜々子「ねぇ。どうして菜々子ばかり我慢しないといけないの?」クル
>白目が充血している
>目が真っ赤だ
菜々子「わかったぁ…。」
「ん?」
菜々子「お兄ちゃんにジュネス連れてってもらえばいいんだぁ!」
>そういうことか
「あぁ!何時でも連れていくぞ」
>構って欲しかったのか
菜々子「えへへ!やったぁ!」
「ぶつけたところ見せて」
菜々子「え?」ピタッ
菜々子「連れてってくれないの?」カタ
「行くよ。でもその前にぶつけたとこ診ないとな?」
菜々子「………嘘つき」カタカタ
>んん?
菜々子「嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき!!」ガタガタ
菜々子「ジュネスに連れていくっていったのに!」ガタガタ
「連れていくから!落ち着け!」
菜々子「あー。分かったぁ。そういうことなんだね?」
菜々子「菜々子の裸見せたらいいんだ?」
>!?
菜々子「いいょ?ジュネスの為なら」チラ
>健康的な足が良く見える
「止めろ!」
菜々子「だって、さっきから菜々子の見せろって触ろうとしてくるもん」パンチラ
>食いしばった
「止めるんだ!」
バサ
菜々子「ほらほーら!お兄ちゃんの好きな裸だよ!」
>食いしばった
「服を着ろ菜々子!」
菜々子「こっちも見たいんでしょ!?」サッ
>おぱんてぃに手が掛かる
「頼む止めてくれぇ!」
菜々子「Young Life!!」スルっ
>無毛恥帯だ
>上着のボタンを素早くはずした
>自分の服を脱いで
>食いしばっっった
>菜々子に服を掛けてやる
菜々子「え?」
「もう9月だ。裸じゃ風邪引くかもしれないだろ?」
菜々子「どうして?菜々子にえっちなことしたいんじゃないの?」
「そんな訳ないだろ?しっかりするんだ」
菜々子「やっぱりジュネス連れていくつもり無かったんだね……」ブル
菜々子「じゃあ菜々子一人で行くもん!」ダッ
「待て菜々子!」ガシ
菜々子「離してよお兄ちゃん!行かせて!!」
「連れていくからまず服を着るんだ!」
菜々子「そうやって誤魔化さないで!」
菜々子「行かせてよ!お兄ちゃん菜々子をイカせてよぉぉおお!!」ブンブン
>声がでかい
>色々まずい
「おとなしくっ!」
「しろっ!!」
どさっ
菜々子「きゃん!」
>食いしばった
「菜々子取り合えず服を着るんだ」
>裸の菜々子から目を逸らす
「それから落ち着いて話しをしよう。な?」
菜々子「もうダメだよ……」
>様子を伺う
菜々子「もういけないんだよ。ジュネス」
>そういえばジュネスだった
菜々子「行けないんだったらもういらないよ」
>ハサミ?
ざくッ
>!?
菜々子「ジュネスに行けないこんな足っ!いらないよね!」ザクッザクッ
「何を!!」バッ
菜々子「あ!!止めてくださいお客様感謝!?younglifeですよ!?」ガダガダ
シュパ
>ハサミが頬を掠めた
「これを離すんだっ」ググ
>しっかり握って離さない
「くそっ!開くんだっ」グググ
菜々子「いたいいたいいたいよ手!痛いよお兄ちゃん!!」
「すまない!」パッ
菜々子「感謝デー♪」ザクッ
>しまった
菜々子「この痛みはジュネスのlife♪」ザクザク
「菜々子!」ガシ
菜々子「んーっ!んーっ!」ジタバタ
>口を押さえ、体押さえ付けた
>菜々子の出血が酷い
>…色々とまずい
>食いしばった
「菜々子。いいかよく聞け。ジュネスには絶対連れていく。だがまず服を着るんだ。そして病院に行こう。ちゃんと元気にな体でジュネスを楽しもう。な?な?」
>伝達力はそこそこだ
菜々子「んー!んっ!」ジタバタ
「お兄ちゃんの言うこと聞いてくれるなら二回瞬きするんだ」
菜々子「んー!」パチパチパチ
>三回?
「菜々子。言うこと聞くなら二回瞬きだ。わかったか?」
菜々子「んーーんーーー!!」パチパチパチパチパチパチ
>話しにならない
>塞いでいた手を離した
菜々子「ショッピング!」
ゴヅン
「ぐあ!」ドサ
>頭突きを食らった
菜々子「ジュネスの~~♪たーめなぁ~~らぁ♪」
>ハサミを振りかぶる
菜々子「どっこいしょ~~♪」
「うわっ!」バッ
ダンッ
>何とか避けた
菜々子「お兄ちゃんが~~邪魔なぁぁあらぁぁ♪」
>また来る!
菜々子「よっこいせぇ~♪」
ダンッ
>次も避け
菜々子「ぁあ♪よっこいせー♪」
ざく
>れなかった
>腕が痛む
>体が熱い
>--ル----ナ
>!
>そうだ手はある
>あそこなら、何でもありだ
「テレビの中ならッ!」カッ
菜々子「ドドスコスコスコ♪」ズリズリ
>菜々子がハサミを片手に這いずって来る
菜々子「シコドッピュ♪♪」ブン
>ハサミを躱し
>菜々子を抱き上げる
「絶対助けてやるからな!」
>裸の菜々子を強く抱きしめた
>腕がひどく痛む
>二回食いしばった
「テレビの中ならっ!」ダッ
「俺のペルソナでっ!」
「解決だッ!」
>菜々子を居間のテレビに突っ込む
ごしゃあッッ!!
>…?
堂島「ただいまー」
>!!??
堂島「おーい。帰った……ぞ……」
>脱ぎ捨てられた服
>上半身裸の俺
>全裸の菜々子
>畳に飛び散る血
>菜々子の足のケガ
>俺の腕のケガ
>菜々子の持っているハサミ
>テレビに頭を突っ込んで痙攣している菜々子
>目を閉じて食いしばった
ガツンッ!
今でも思うが俺が悪いのだろうか
この狭い部屋の鉄格子は俺が悪いと24時間。蜿蜒と囁いている
ただ可愛い従姉妹を心配しただけのはずだった
テレビの中
真夜中テレビ
シャドウ
ペルソナ
誰にも信じてもらえる訳もなく、夢だったのかと思う
そうすると仲間達との事もも夢だったのか……
そもそも仲間はいたのだろうか
ただ折れた奥歯と腫れ上がった顔は現実だ
それ以外。ここでは何も確かめる事ができない……。怖い
こわい
小さい頃に従兄弟のお兄ちゃんと住んでいた
少し満たされたが
私はまだまだ退屈だった
この街も家族も学校も…
大人になってもまだ退屈なまま
惰性と惰性と惰性
この世は惰性の塊だと思う
何となくが当たり前
年の離れた彼氏も何となく
「することねーなー。うちの店遊び行く?なんか買ってあげるよ」
菜々子「うん!ジュネス大好き♪」
番長「ハッ!夢か……」
>顎が痛い
おしまい
44 : 以下、名... - 2012/09/06(木) 07:32:11.26 i8LpGUyTO 23/25小さい子好きでも食いしばって紳士になりましょう
スーツケースに入れようとか思わない様に
んじゃおやすみ
43 : 以下、名... - 2012/09/06(木) 07:29:34.30 l0DfNSiN0 24/25よかった…臭い飯を食う羽目になった番長はいないんだね…
45 : 以下、名... - 2012/09/06(木) 07:35:26.50 VwMTetjc0 25/25>>43
いや
色んな意味で臭い飯食ったんじゃねえの?