禁書目録「やっとできたんだよ!インデックス特製の惚れ薬。これでとうまもわたしのものなんだよ!」
禁書目録「とうまの事だから帰ってきたら飲み物を飲むはず!この麦茶の中にでもいれとこうかな」コポコポ
禁書目録「よし!後はとうまが帰ってくるのを待つだけなんだよ!」
上条「ただいまー」
禁書目録「おかえり!とうま!喉乾いて」
上条「悪いな、荷物運ぶの手伝ってもらってよ」
一方通行「あァ、クソだりィ」
上条「おう、インデックス、麦茶とは気がきくな。ほれ一方通行、飲めよ」
一方通行「あン?コーヒーはねェのか?」
上条「ない」
禁書目録「なななんで白い人がここに?」
一方通行「あン?オマエあン時のシスターじゃねェか。クソガキにいわれて仕方なく付き合ってやったンだよ」
禁書目録「いやいや!そんなことよりその麦茶は!あ?」
一方通行「・・・」ゴクゴク
禁書目録「あちゃあ」
一方通行「なンだこりゃ、クソ不味いじゃねェかよ」
上条「贅沢言うな!」
一方通行「チッ、さっさと口直しにコーヒー飲むか」
上条「わざわざ悪かったな」
元スレ
打ち止め「ちょっと、アンタ」一方通行「はァ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1271339730/
一方通行(たしかすぐそこにコンビニがあったな)
絹旗「ふむふむ、この映画は超気になりますね」ドン
絹旗「ああ、超すみません。大丈夫ですか?」
一方通行「どこ見て歩いてンだ!クソg・・・」ドキン
絹旗「あの、超大丈夫か超気になるんですけど」
一方通行「・・・・・・」ボーッ
絹旗「顔超真っ赤ですよ?立てないなら超使えない運転手呼びますが」
一方通行「・・・だ」ボソ
絹旗「はい?超聞きとり辛いんですけど」
一方通行「好きだ!」
絹旗「はあ?超意味分からないです」
一方通行「急にこンなこといって悪ィ、だが自分を制御出来ねェ!」
絹旗「・・・超意味分かんないです。大丈夫なら行きますね」
一方通行「ま、待ってくれ!せめて名前と年と連絡先と趣味くらい教えてくれ!」
絹旗「なんですかそれ?それせめてじゃ超ないじゃないですか」
一方通行「頼む!この通りだ!」
絹旗「超待って下さい!こんなところで超みっともないですよ!」
一方通行「じゃあ教えてくれ」
絹旗「それは嫌ですけど」
絹旗(しかしこのまま騒がれ続けるのも超面倒ですし、無理難題でもおしつけて諦めさせますか)
絹旗「そうですね、大能力者の私と勝負して勝てたらいいですよ」
絹旗(こんな超杖ついた超弱っちそうなやつならこれで)
一方通行「え?そンな簡単なことでいいのか?」
絹旗「・・・はあ?」
一方通行「よし!じゃあさっそくかかって来な!大丈夫、怪我しないように気を付けるからな!」カチ
絹旗「・・・・・・」ブチ
絹旗「超分かりました。嫌がらせしたいなら超はっきりいえばいいのに」
一方通行「あァ、悪ィ。悪気はなかったンだ」アタフタ
絹旗「超場所を変えましょうか?」
一方通行「あン?別にここでも被害はでねェと思うが」
絹旗「超どこまでも余裕ですね」
一方通行「あァ、オマエ・・・じゃなかった。君がどォとかじゃなくてだな。なンつーか」
絹旗「超うるさいです!すぐ黙らせてあげます!」スカ
絹旗(な!?超かわされました!ていうかこいつ超素早く動けるじゃないですか!)
一方通行「お、結構いい動きしてンじゃねェか」
絹旗(・・・超完全に舐められてますね)
一方通行「出来れば攻撃したくねェンだがよォ、降参してくンねェか?」
絹旗「私の能力は窒素装甲。常に窒素のシールドをはっています。遠慮なんか超いりませんよ」
一方通行「あー、クソ、厄介な能力だな。加減が難しそォだ」
絹旗「いつまでその超ムカつく態度とってるつもりですか?」
一方通行「む、ムカつくって俺がか?」オロオロ
絹旗「超ムカつきますよ!超避けてるだけじゃなくて反撃してください!」
一方通行(まあこいつなら反射しても怪我しねェだろ)
絹旗「行きますよ!」
一方通行「はいはい、俺は大人しくしてるからねェ」ドン
絹旗「な・・・、今何を・・・?」
一方通行「悪ィけどよ?俺にはどンな攻撃も通らないンだわ。そもそも俺の劣化能力に頼ってる時点で相手にならねェよ」
絹旗「まさかあなた・・・」
一方通行「あン?俺の事知ってンの?嬉しいねェ」
絹旗「・・・一方通行」
一方通行「大正解。それでどォする?続けるか?」
絹旗「クッ・・・」
一方通行「へェ、最愛ちゃンっていうのか。可愛い名前だな」
絹旗「名前で呼ばないでください。超ムカつきます」
一方通行「まあまあ、いいじゃねェか」
絹旗「超よくないです。それより垣根帝督を倒したって本当ですか?」
一方通行「ああ、クソメルヘン野郎な。あンな三下相手になンねェよ。あ、最愛ちゃンは別だからな」
絹旗「さっき相手にならねえよとか超いってた気がしますが」
一方通行「そォいわねェと最愛ちゃンを傷付けなきゃならなかったかもしれねェしよ」
絹旗「超よくいいますね」
一方通行「まあまあ、細けェなァ。それよりこれから暇か?」
絹旗「超忙しいです」
一方通行「何か手伝
絹旗「超邪魔です」
一方通行「そォいわず
絹旗「ではさようなら」
一方通行「ああ、オイ!」
絹旗(超イライラさせてくれますね、何なんですかね)
絹旗(ともかく仕事に超向かいますか)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
絹旗(ふう、やっと片付きました、ん?だれかが超電話とメール送ってきてますね)
絹旗(・・・たった3時間ほどでメールが50件も来てます。超面倒なので拒否しときましょう)
翌日
一方通行「オーイ!最愛ちゃン!」
絹旗「・・・どうしてあなたがいるのか超気になりますが」
一方通行「いや、さっき偶然見つけたからよォ、それより着信拒否すンのやめてくれねェか?」
絹旗「それだけ嫌われている事に超気付いて下さい」
一方通行「最愛ちゃン映画鑑賞が趣味なンだろ?一緒に見に行かねェか?」
絹旗「超お断りします」
一方通行「ちょっとくらいいいじゃねェか。俺が何か感に触るよォな事したか?」
絹旗「むしろ私に超恨みがあるんじゃないかと疑いますね」
一方通行「ンなもンねェよ!俺は最愛ちゃンの事を心から愛してるからよォ!」
絹旗「超気持ち悪いです」
一方通行「ともかく行くぞ」
絹旗「はあ」
一方通行(なンだこのクソは?予算がどォとか話の展開がどォとかいう以前の問題じゃねェか)
一方通行(こンなンみて喜ぶやつなンざ、よっぽど愉快な頭してンだろォな)
絹旗「超どうでしたか?」
一方通行「面白かったぜ」キリ
絹旗「あんな超つまんない映画がですか?」
一方通行「こンなクソ見る価値ねェよ、クソだクソ」
絹旗「・・・・・・」
一方通行「大体なンだよあのヒロイン。死にます死にますいっといて最後まで生きてるとかもォ何が言いてェのか」
絹旗「私は超好きですけど」
一方通行「いや、でもよーく考えれば結構いいところあったよな?ほら、最初のつかみのところとか」
絹旗「超嘘ですけどね」
一方通行「まあ結論いうとクソだな」
絹旗「一方通行は学校とか研究所とか、超行かなくていいんですか?」
一方通行「お互い様だろ。俺は最愛ちゃンが一番大事だからよォ」
絹旗「超気持ち悪いのでやめてください」
一方通行「そンな顔すンなよ、可愛い顔が台無しだぜ」
絹旗「超やめてください、今冷汗出ました」
一方通行「どこだ?拭いてやるからよォ」
絹旗「超やめてください」
一方通行「・・・もしかして嫌だったか?」
絹旗「もしかしなくても超嫌です」
一方通行「あァ、最愛ちゃンに残念なお知らせがある」
絹旗「それはどちらにとってですか?」
一方通行「二人にとってだ。俺はこれから妹と買い物の約束をしちまった。寂しい思いをさせっちまうが許してくれ」
絹旗「それって私にとっては超ラッキーなんですけど」
一方通行「強がるオマエも好きだぞ」
絹旗「いや、超事実です」
一方通行「じゃあな、またメールすっから拒否しないでくれよ」
絹旗「超お断りします」
打ち止め「あなた最近機嫌いいねってミサカはミサカはあなたの変化をキャッチしてみたり」
一方通行「ハッ。そォかよ」
打ち止め「何かいいことあった?ってミサカはミサカは興味本位で聞いてみる」
一方通行「大した事じゃねェよ。・・・ただ俺の前に天使が舞い降りただけだ」
打ち止め「へえ、すっごい気になる!ってミサカはミサカは全身全霊で興味があることを示してみたり」
一方通行「うるせェな、だがオマエにも近いうちに紹介してやンねェとな」
打ち止め「約束だよってミサカはミサカは楽しみに待ってるね」
一方通行「あァ」
打ち止め「でもよかったの?その人と会いたいんでしょ?ってミサカはミサカはちょっぴり申し訳なかったり」
一方通行「元々オマエと約束してたじゃねェか。変な気使うンじゃねェよ」
打ち止め「うん!」
絹旗(しかし超好きな人とのデート中なのに妹と用事があるからってもしかしてシスコンですかね)
絹旗(超微妙に気になりますね。まあ別にいいですけど)
絹旗(って噂をすれば)
打ち止め「こっちこっち」
一方通行「引っ張ンな!危ねェだろ!クソガキ!」
絹旗(・・・私といるときとは超別人ですね。まああっちが素なんでしょうけど)
浜面「よう、絹旗」
絹旗「浜面じゃないですか。超バニースーツでも買いに来たんですか?」
浜面「誰が買うか!お前は何してんだよ」
絹旗「いえ、最近私に超言い寄ってくる男がいましてね」
浜面「お前に?物好きもいたものだな」
絹旗「浜面のくせに超生意気ですね。そいつがそこにいたので超思わず隠れちゃったわけですよ」
浜面「どんなやつなんだ?」
絹旗「さあ?少なくとも浜面よりは超強くてお金持ちでイケメンですよ。性格は超キモいですけど」
浜面「性格悪いのか?」
絹旗「そうですね。浜面より超少しだけ悪いくらいです」
浜面「ちなみに俺はどれくらいなんだ?」
絹旗「4点くらいですかね。超100点満点で」
浜面「低!俺低!」
絹旗「超浜面なんて4点貰えただけありがたいと思って欲しいものですね」
浜面「はあ、お前に言い寄る男がどんなやつなのか見てみたいよ。ていうかお前ならそこら辺の男なら簡単に追っ払えるだろ」
絹旗「そこら辺の男なら超簡単ですね。でも超厄介な能力者で簡単にあしらわれました」
浜面「へえー、じゃあレベル4以上か」
絹旗「まあそうですね」
浜面「しかしお前を軽くあしらうなんて興味あるな、今度会わせてくれよ」
絹旗「いいですよ。あいつなら呼べば超すぐに来そうですし」
一方通行(!最愛ちゃンから電話じゃねェか)prrprr
一方通行「最愛ちゃン?俺が恋しくなった?」
絹旗『超ありえないです。明日空いてますか?』
一方通行「あァ!空いてるぜ」
絹旗『では明日会いましょう。場所と時間はメールで知らせますので』ブチッ
一方通行「あ!最愛ちゃン!?」ツーツー
一方通行「かけ直してみるか」pipipi
おかけになった電話番号は・・・
一方通行「はン、電話やメールまで一方通行かよ」
打ち止め「どうかしたのってミサカはミサカは尋ねてみる」
一方通行「なンでもねェよ」
翌日
浜面「やっべ、遅れそうだ!」
麦野「はーまづらぁ」
浜面「え?」
絹旗「超遅いですね」
一方通行「あァ・・・ン?」
一方通行(そォか、俺と会う口実のためにダチに紹介するなンていったのか、なのに俺は気付かず・・・)
一方通行「すま
絹旗「超一応言っておきますが一方通行と会うための口実に呼んだ訳じゃないですからね」
一方通行「・・・・・・」
絹旗(しかし超遅いですね、・・・あれは?)
浜面「うぉぉぉあああああああああああああああああああああ!!」
麦野「待ちなよ、はーまづらぁ」
一方通行「・・・・・・」
絹旗「・・・・・・」
一方通行「何昼間っから盛ってンだ?あいつ」
絹旗「超適当にあしらって来てくれませんか?」
一方通行「え?やだ」
絹旗「は?」
一方通行「あの不良の方嫌いだし。つーか自分で何とかすンだろ」
絹旗「・・・超分かりました。じゃあさっさと消えて下さい」バタン
一方通行「・・・クソ、面倒臭ェ」バタン
麦野「追いつめたよ。はーまづらぁ」
浜面「いやいや!待て!話し合おう!な!?」
麦野「今更何を話し合うのかな」
浜面「えーっと、サイボーグのこととか」
麦野「なぁーんだ、浜面もやる気満々なんだね」
浜面「あ、いやこれはですね」
絹旗「浜面!超逃げて下さい!」ズドン
浜面「絹旗!?お前何壁を破って登場してんだよ!」
絹旗「解説超乙ですけど早く!」
浜面「あ、ああ!」
麦野「逃がさないよ、はーまづらぁ」
一方通行「また格下の相手かよ、面倒臭ェ」
麦野「はあ?」
浜面「追って来ねえな、振りきったか?」
絹旗「・・・ええ、多分もう追って来ないでしょう」
浜面「なんでそう言い切れるんだ?」
絹旗「超勘です」
絹旗(結局面倒を超押し付けてしまいましたね。仕方ないですし今度お礼くらいしてあげないといけませんね)
数日後
絹旗(超どういうつもりでしょうか?着信拒否を解除したのに、あれ以降一切連絡が入りません)
絹旗(それどころかこちらから電話をかけても超繋がる気配すらないですしね)
絹旗(まさか見切りを付けたんでしょうか?まあ私としてはその方が超ありがたいんですけどね)
絹旗(ここは一方通行と超初めて会った場所じゃないですか、いつの間にこんなところに)
絹旗(・・・・・・おや?あれは)
一方通行「・・・・・・」
絹旗「一方通行!」
一方通行「あン?」
絹旗「あの、この間はありがとうございました。超助かりました。それでお礼なんですが、今度デートに付き合ってやってもいいですよ?」
一方通行「必要ねェ、消えろ」スタスタ
絹旗「・・・え?超待って下さい!」
一方通行「ンだよ、邪魔すンじゃねェよ、クソガキ」
絹旗「な!」
一方通行「なンで俺がオマエみてェなガキのお守しなきゃなンねェンだよ、失せろ」
絹旗「こっちがどれほど超心配したと思ってるんですか!?」
一方通行「知るか。オマエに心配されるほど落ちぶれてねェンだよ。身の程を弁えろ、格下が」
絹旗「超悔しいです!」
一方通行「はン、そォかよ」スタスタ
数日前、麦野撃破後
一方通行(あの不良とは次に会ったらケンカの約束なンざしちまったから会いづれェンだよな)
禁書目録「あ!やっと見付けたんだよ!」
一方通行「あン?暴食シスターか」
禁書目録「白い人!これ飲むんだよ!」
一方通行「なンだこりゃ?」
禁書目録「飲めばわかるんだよ」
一方通行「はァ?変なもン入れてねェだろォな」ゴクゴク
禁書目録(これで元通りなんだよ)フウ
さらに数日後
絹旗「私が昨日超メールしたのに返さないとは超どういうことですか!?」
一方通行「オマエなンでいるンだ?つーかなンでオマエのためにわざわざメールなンざ打たなきゃいけねェンだよ、クソガキ」
絹旗「超うるさいです!元はといえば一方通行がちょっかい出して来たんじゃないですか!」
一方通行「そォだったか?なンでもいいから消えてくれ」
絹旗「先日のようには超いきませんよ!今日はとことん付き合ってもらいますから」
一方通行「俺は大忙しなンだよ」
絹旗「どうせ超家に帰って超寝るくらいしかやることないんですか?」
一方通行「うるせェ。超超うるせェ」
絹旗「超うるさいのは一方通行です。超責任とってもらいます」
一方通行「誰がとるか、クソガキが」
~おわり~
295 : VIPに... - 2010/04/19 20:03:12.43 N4Ji2UY0 18/18ここまでよんでくれてありがとうございました
今回は今までで一番短かったけどまあ気にしない方向で
惚れ薬編は番外個体でやった方がデレが出てよかったかもなとは思ったりもした
モアイちゃんは俺も可愛いと超思うよ