まど「えっ」
詢子「ん?」
まど「ううんなんでもない…?」
詢子「なんだストーカーでも見つけたような顔して…まさか?」
まど「い、いないよそんなのっ」
元スレ
まどか「え~。派手過ぎない?」 ほむら「そうでもないわ」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314548681/
さや「さては、ママからモテる秘訣を教わったな?けしからーん!そんなハレンチな子はー…こうだぁっ!」
まど「や…ちょっと…やめて…や…め…」
さや「まどかは私の嫁になるのだー!」
ほむ「私の嫁よ」
まど「えっ」
さや「…どーかした?嫁は嫌?」
まど「ううんそうじゃなくて…」
仁美「まどかさんほんとに結婚なさるんですの?!」
まど「もう、仁美ちゃん!」
和子「今日はみなさんに転校生を紹介します」
ほむ「暁美ほむらです。よろしくお願いします」
まど(あれ…どこかで見たような…?)
まど(夢に出てきた…いや、もっと身近で…?)
ほむ(気のせいよ)
まど(気のせいか…えっ)
ほむ(……)
まど(……)
マミ「私は巴マミ」
ほむ「私は暁美ほむらよ」
マミ「えっ」
QB「どうしたんだいマミ。自己紹介の練習してるんだろ?」
マミ「え、えぇ…なんでもないわ…」
CD屋
QB(助けて!助けてまどか!)
まど「誰?誰なの…?」
ほむ(私よ。助けてまどかー)
まど「えっ」
QB(助けt)パァン
まど「…気のせいかな?」ポリポリ
さや「さて、かえろっか」
まど「そうだね。ってあれ…?」
さや「どこよここ…私、悪い夢でも見てるんだよね?」
マミ「危なかったわね。でももう大丈夫」
ほむ「全然大丈夫じゃないわ…」
マミ「えっ」
まど「……?」
マミ(気のせいかしら)
ちょっと一仕事後
さや「な、何ですかその肩の白い…」
ほむ「……」パァンパァン
マミ「ああ、この子はキュ…?!」
まど「ぬいぐる……塊?」
QB「な、何でもないよ!気のせいだよ!」ダダッ ハグハグ
マミ「キュゥべえ…何今の」
QB「気のせいだって!あれだよ!僕の餌とかだよ!身代わりの術だよ!」キュップイ
さや「なんかやばくない…?」ヒソヒソ
まど「う、うん…」
QB「改めまして僕はキュ…あっ」
さや「……」グイッ
まど「ちょ、さやかちゃ!…失礼します!」ダダッ
マミ「行ってしまったわ…」
ほむ「円環の理に導かれて…」
マミ「えっ」
QB「マミ?」
マミ「何でもないわ…」
まど「おっはよう~」
仁美「おはようございます」
さや「おはよ…うえっ」
QB「おはよう、さやか」
さや「えっ…あっ」
ほむ「あなた疲れてるのよ美樹さやか」
さや「えっ」
仁美「さやかさん?」
さや「あれ…いない…疲れてるのかな」ポリポリ
ほむ「全く…」
QB「」
さや「う。」
まど「え?」
マミ「…あら、あなた達は」
さや「行こ!まどか!」グイッ
まど「え、えぇ?!」
マミ「……」
ほむ「ひどい子ね…」
マミ「しょうがないわよ…えっ」
マミ「……?」キョロキョロ
まど「あっ」
マミ「……」
まど「あのっ」
マミ「…何かしら」
まど「えっと…昨日とさっきは失礼しました!」
マミ「いいのよ別に」
まど「でも、よくわからなかったけど昨日は助けてもらったのに…」
マミ「まぁびっくりするわよね」
マミ「特に昨日は…あの子、普段はあんなことないのだけれど…ごめんなさいね」
まど「いえ…」
マミ「一体何があったのか…って貴女にいってもしょうがないわね」
まど「あ、あはは」
マミ「それじゃ気をつけてね。あんまり人気のないとこに近づかないのよ」
まど「はい、ありがとうございました!」
ほむ「ふぅ…」
QB「」
まど「あっ」
まど「そういえば昨日のが何だったのか聞きそびれちゃった…」
ほむ「気にしなくていいのよ」
まど「そうかなぁ…えっ」
まど「……」キョロキョロ
マミ「やっぱりキュゥべえに驚いてしまったんじゃないかしら」
QB「そうかなぁ」
マミ「で、結局あの白い塊は何なの?なんであんなことになってたの?」
QB「うーん…」
ほむ「何のことはないわ。ただのQBの死骸でしょう?」
QB「えっ」
マミ「キュゥべえ?」
QB「あっうん」
マミ「とりあえずキュゥべえはあの子たちに関わらないこと。いいわね?」
QB「でも…」
マミ「でもじゃないわ。トラウマものよ?」
ほむ「ほんとよね…白い塊に赤い眼だなんて…」
マミ「そうよ眼なんて…眼…えっ」
QB「マミ?」
マミ「眼ってどういうことよ。あれは一体なんだったの?!」
QB「やめて!痛いよマミ!」
QB「まどかはとても才能がある貴重な子なんだよ?!」
マミ「だからといって女の子をいじめるような行為は許されないわ」
QB「それはそうだけど…まさかまどかの家にトラップを仕掛けたのはマミなのかい?」
マミ「そんなことはしてないけど…」
ほむ「女の子の家に忍び込むなんてとんだ獣ね」
マミ「本当よ…待って、まさか貴方彼女の家に忍び込んだの?!」
QB「痛い痛いやめてよマミ!昨日のトラップ並に痛いよ!」
杏子「あー腹減ったなー」
杏子「空からポッキーでも降ってこねーかなー」
ほむ「お菓子ばかりじゃ体に悪いわよ…」
杏子「果物とかもちゃんと食べてるってー…ん?」
杏子「…リンゴじゃねえか。それと…手紙?」
マミ(まさかキュゥべえがあんな子だったなんて…)
杏子「よう」
マミ「あら貴女は…何しにきたの?」
杏子「なんかこんな手紙拾ったんだけど見覚えねーかと思って」ヒラヒラ
マミ「…手紙?ワルプルギスの夜の出現予想図…こんなものどこで」
杏子「あと近辺の重火器配置図みたいな…ちょっと理解できないんだよね」
ほむ「幼卒乙」
杏子「あ?」
マミ「…佐倉さん?」
杏子「いや何でもない」
杏子「そんで戦略まで書いてあってだな」
マミ「…私の名前があるわね」
杏子「そうそう。それで聞きに来たってわけだ」
マミ「うーん。特に身に覚えはないのだけれど」
ほむ「頭までスポンジケーキになってるのかしら…」
マミ「……」ピキッ
杏子「…マミ?」
マミ「なんでもないわ」
QB「面白いものを持っているね」
マミ杏子「キュゥべえ」
QB「確かにこの時期にワルプルギスの夜がくるのは間違いない」
マミ「本当?」
QB「一体こんなものどこで手にいれたんだい?」
杏子「拾ったんだよ」
QB「でもこの作戦じゃ負けるんじゃないかな?」
マミ「あら、なんでかしら?」
QB「単純に君たちの力不足さ。他の魔法少女、それか鹿目まどかに契y」パァン
マミ杏子「?!」
マミ「…ここに書いてある『鹿目まどかに契約を迫ると撃たれる』って文は本当なのね」
杏子「一体何が起きてやがるんだ」
QB「僕が知りたいよ…」
マミ「あなたが何故復活してるのかについては」
QB「企業秘密さ!」
杏子「うわ殴りてえ」
ほむ「殴りなさいよ」
杏子「そうだな…」シュッ
QB「きゅっ」ドゴォ
杏子「しっかし他の魔法少女ねぇ」
マミ「誰か知り合いいる?」
杏子「いねーな」
マミ「そう…私もいないのよね…」
杏子「…『美樹さやかは契約させてもいいけどオススメしない』」
マミ「…どういう意味かしら」
QB「そういえばその子も才能があったね」
マミ「また復活してる…」
杏子「…潰しても新しいキュゥべえが沸いてくるのか」
マミ「あんまり酷いことしちゃだめよ?佐倉さん」
QB「本当だよ…」
マミ「あなたも。何で復活できるの?」
QB「代わりが他にいっぱいいるってことだよ」
杏子「なんか気持ち悪いな…」
QB「だから言わなかったのに…」
ほむ「代わりのいるキュゥべえに戦ってもらえばいいんじゃないかしら」
QB「そりゃ僕のストック全部使えばワルプルギスの夜なんてイチコロだけどさ…」
マミ杏子「えっ」
QB「あっ」
さや「緊急避難ねぇ」
まど「皆大丈夫かな…」
ほむ「大丈夫。安心していいわ」
まど「え…」
さや「まどか?」
まど「ほむら…ちゃん…?」
さや「?」
マミ「キュゥべえ…あなた本当にやるの…?」
QB「マミ…それじゃあこれでお別れだね…」
ほむ「ストック1匹くらい残せばいいじゃない」
QB「まぁそりゃストック残してるけど」
マミ「えっ」
QB「あっ」
ほむ「いいから行くわよインキュベーター」
マミ「貴女は…」
QB「なるほど。君があの手紙を書いたのかい?」
杏子「へぇ、アンタが犯人か」
ほむ「そうよ。作戦は『いのちをだいじに』、QBだけ『ガンガンいこうぜ』ね」
QB「君ってやつは…」
杏子「よし、やってやろうじゃん」
マミ「キュゥべえ、全滅はしないでね?」
QB「仕方ない…終わったらケーキワンホールだよ!」
あれな雰囲気出して真面目っぽいルート終了以下適当にまどほむ
まど「あ、えっと、暁美さん」
ほむ「ほむらでいいわ」
まど「ほむらちゃん。昨日CD屋にいたかなって思って」
ほむ「いえ、いなかったわ」
まど「そっかぁ…昨日声が聞こえたような気がしたんだけど…」
ほむ「それは気のせいじゃないけれど…」
まど「えっ」
ほむ「なんでもないわ。気のせいよ」
まど「そっかー」
まどホーム
まど「あれー今日の宿題ってどこだったっけ…」
ほむ「P186の問題1から4よ」
まど「あ、そっかそっか…えっ」
まど「あれーあの下着どこだろう」
ほむ「一番下の引き出しの右の奥よ」
まど「ありがとほむらちゃ…えっ?!」
QB「うーんまどかの家のセキュリティが更に高まっている…」
QB「近づくまでもなく感じるこの波動…一体僕以外はどうやって通っているんだろう」
ほむ「人間に対獣トラップが発動するわけ無いでしょう…」グリグリ
QB「そ、それもそうだね…きゅっ」パァン
まど「銃声…?!」ガバッ
ほむ「大丈夫。大丈夫だから安心して…」
まど「ほむらちゃん…?」
まど「あれ、いない…夢でも見てたのかな…」
まど「ね、ほむらちゃん」
ほむ「何かしら」
まど「最近良く声が聞こえてきて助けられるんだけど何だろうね?」
ほむ「日頃の行いがいいから神様が助けてくれてるんじゃないかしら」
まど「そっかー。ありがとねほむらちゃん」
ほむ「私に感謝する必要はないわよ」
まど「そうかな?でもありがと。だけど下着までチェックするのは…///」
ほむ「な、なんの話かしら?!」
学校
和子「では鹿目さんこの問題を…」
まど「え、えぇーっと…」
ほむ(受動態の形は、be動詞+過去分詞よ)
まど(あ、そっか…ありがとほむらちゃん)
ほむ(どういたしまして)
まど(やっぱりほむらちゃんだ)
ほむ(気のせいよ)
まど(そっか)
お風呂
まど「石鹸石鹸…」
ほむ「はい」
まど「ありが…え?!」
ほむ「はっ!?」ババッ
まど「ちょ、ちょっとほむらちゃん!」
QB「今日も今日とてチャレンジさ!セールスには諦めない心が肝心さ!」
QB「上空から攻めてみるのはどうだろうか」ババッ
QB「しまった!これはセンサーか?!」ピーピピピ ドーン
まど「わっ雷?!」
ほむ「大丈夫、すぐ止むわ」
まど「ほむらちゃん…」
QB「ワルプルギス戦で減らした残機を考えるとそろそろまどかを諦めるレベルだね」
マミ「キュゥべえ…あなたまだやってたの…?」
QB「次ワルプルギスの夜クラスの魔女がきたらもう対処できないだろう?だから今のうちに」
マミ「もう…無茶しないでケーキでも食べて落ち着きなさいよ」
QB「でも…」
ほむ「そんな使い方してたら勿体無いわよ」
QB「確かに勿体無いかな…諦めるか…」ハグハグ
マミ「今度こそ諦めたのね…ケーキいっぱい焼いてあげるわ」クスッ
まど「ねぇほむらちゃん」
ほむ「何かしら」
まど「この前の話の続きだけど…ほむらちゃんって天候とか操れるの?」
ほむ「それは流石に無理じゃないかしら…というか神様?の話よね」
まど「うん。この前嵐が来た時も声がしてしばらくしたら収まったし」
まど「昨日雷が落ちた時もすぐ止んだんだよ?」
ほむ「それはすごいわね…」
まど「だから明日の体育、雨降らせてくれたらそれはとっても嬉しいなって」
ほむ「ダメよ、ちゃんと運動しないと…」
まど「えぇー」
ほむ「というよりいくら私でも雨を降らせたりはできないわ…」
まど「そっかー…前のも偶然だったとしてもありがとね」
ほむ「感謝されるようなことはしてないわ」
まど「そんなことないよ。でもすぐ逃げるのはやめてほしいな?」
ほむ「どうして?」
まど「その場でお礼言いたいもん。それに気づかないままのことがあるかもしれないし…」
ほむ「そんなこといいのに…」
まど「それとお風呂の時とか見られっぱなしはちょっとずるいなって…///」
ほむ「あれはちょっとしたアクシデントよ?!」
まど「…だからね、ずっと一緒にいればいいんじゃないかなって」
ほむ「まどか…」
まど「それなら色々助けてもらえるし、私だってたまには助けられるかもしれないし」
ほむ「ず、ずっと一緒にいたら邪魔じゃないかしら…」
まど「そんなことないよぅ。怖い時、助けられてすぐバイバイじゃ不安だよ?」
ほむ「まどかがそう言うなら…」
まど「それじゃあこれからもよろしくね、ほむらちゃんっ」ギュッ
ほむ「ま、まどか……えぇ、任せて!」ギュー
おわり
…のか?