1 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:50:28.00 dZFR5CCK0 1/194

・キャラ崩壊注意(特に曙ちゃん)
・独自解釈がふんだんに含まれている可能性があります
・台本形式です
・40字を目安に改行するつもりです
・飲酒更新です 誤字脱字があったらごめんなさい

元スレ
提督「今夜自室に一人で来てくれ」 曙「(もしやこれは夜戦ックスのお誘い!?)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455889827/

2 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:51:24.16 dZFR5CCK0 2/194

~執務室~

「ふ、ふん! なによ偉そうな事言って(やったやった! ついに!ついに夜戦だ! 間違いないわ!)」

提督「あぁー…いや、すまんな。無理にとは言わn」

「仕方ないから行ってあげるわよクソ提督! 感謝してよね!(えへへへへ///)」

提督「お、おう。夕飯以降はずっと自室に居るから都合のいい時に来てくれ」

「解ったわ。それじゃまた後で(今日は念入りにお風呂入って…下着はどれがいいかな)」

4 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:52:21.32 dZFR5CCK0 3/194

~曙と朧の部屋~

「曙、どうしたの?」

「どうしたって、何がよ(髪どうしよう…縛ってくか、下ろしてくか…下ろしてた方が手間が無くていいかな)」

5 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:53:17.92 dZFR5CCK0 4/194

「なんか凄いそわそわしてるけど」

「な、何もないわよ(生理はこの間きたばっかりだからま、まぁ生でも…/// 風呂もしっかり入ったし大丈夫よね? 下着子供っぽいとか思われたらやだなぁ、大丈夫かなぁ…)」

「ふーん……まぁいいけど。それより朧、そろそろ寝るけど」

6 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:54:24.15 dZFR5CCK0 5/194

「了解。あ、ちょっと出るけど気にしないで(どうしよう、心臓がバクバクしてヤバい。顔赤くなってないといいけど。もし何か言われたら風呂上りだって言おう)」

「おやすみー……zzz」

「おやすみ(ああああああああ緊張してきたあああ! だ、大丈夫かな、ちゃんとできるかな!? い、痛いって聞くけどどうなんだろ!?)」

7 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:55:36.19 dZFR5CCK0 6/194

~提督の部屋~


提督「もう11時か、そろそろ来るだろうか」ソワソワ

提督「むぅ……」

提督「曙は……喜んで貰えるだろうか」

提督「やはり部屋に呼ぶのは気分を害しただろうか。否しかし、人目につくのは……」

扉<knock! knock!

8 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:56:40.91 dZFR5CCK0 7/194

「き、来たわよクソ提督(あああああああああ緊張するうううううう!! なんかもう頭が真っ白なんだけどおおおお!!)」

提督「良く来てくれた。すまない、わざわざ呼び出して」

「ふんっ! ま、まあいいけど(。で、何の用?提督の部屋! 匂いがして、こう、良い! とても良い! こっそり入手した洗濯前の提督のシャツの匂いなんかより断然イイ! あ^~!)」

10 : ◆PiRad9N96Csu - 2016/02/19 22:57:49.27 dZFR5CCK0 8/194

提督「あぁ、実はだな」

「……(きたきたきた来ましたよ夜戦のお誘い来ましたよ! 優しくしてくれるのかな、」
でもちょっとこう、強引な感じにされるのも捨てがたいなぁ!!///)」

11 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:58:29.06 dZFR5CCK0 9/194




提督「曙、忘れてるかもしれないが着任して今日で2年だろう?」

12 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:59:14.53 dZFR5CCK0 10/194

「え?」

提督「まぁ、その、なんだ。その祝いの品を渡そうと思ってだな」

「」

14 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 22:59:47.82 dZFR5CCK0 11/194

提督「みんなの前で渡すのはお前が嫌がるだろうと思ってな、手間を掛けさせてしまってすまない」

「」

提督「普段秘書業務で世話になってるし、気の早いホワイトデーも兼ねてな」

「」

15 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 23:00:51.18 dZFR5CCK0 12/194

提督「ほら、これだ。中身はまぁ…無難かもしれないがきちんと使えるそれなりに良い物を選んだつもりだ」

「」プルプル

提督「用事は以上だ。夜中にすまなかったな、明日に備えてゆっくりしてくれ」

「あ、」

16 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 23:01:25.99 dZFR5CCK0 13/194

提督「?」

「ありがとうクソ提督のバカァァァァアアアアア!!」

扉<bang!

17 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/19 23:02:41.91 dZFR5CCK0 14/194

提督「」

提督「い、行ってしまった」

提督「喜んで貰えたんだろうか……?」

提督「ま、まぁありがとうって言っていたし、悪くは無かったんだろう、多分」

24 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:11:01.26 jXEB+K/w0 15/194

~朧と曙の部屋~


「………………」ズーン

「(死にたい、いっそ死にたい。むしろ殺して欲しい。まだ死ねないけど)」

「(勝手に期待して、はしゃいで……私、バカね)」

「うぅ……」グスッヒグッ

・・・
・・


25 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:14:08.09 jXEB+K/w0 16/194

「(少し泣いたらすっきりした)」スンスン

「(残念だけど仕方ない、次はがんばろう。前向きに前向きに)」

「プレゼント、見てみよう」ガサゴソガサゴソ

26 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:17:29.07 jXEB+K/w0 17/194

「万年筆に腕時計……凄い、こんな……」グスッ

「(うっ、嬉しさでまた涙腺が。こんな幸せでいいのかな)」ヒグッエウッ

「えへへへへへ……ありがとう提督……」

「明日、ちゃんとお礼言わないと……」

「……お礼、どうやって言おう」

27 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:18:18.62 jXEB+K/w0 18/194

~翌朝~

「おはよう曙……目の下の隈、酷いことになってるけど。どうしたの?」

「ん? あ、いやちょっとね、夜更かしを(どうしよう……どうやってありがとうって言うか考えてたら夜が明けてる)」

28 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:18:56.74 jXEB+K/w0 19/194

「大丈夫……じゃなさそうだね、体調不良って提督に伝えとく?」

「いや大丈夫、仕事は出るから(最近提督の顔見ないと精神が不安になるのよね……。何も思いつかなかったけど、とりあえずどうにかありがとうって言わないと)」

29 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:21:59.78 jXEB+K/w0 20/194

「無理はしないようにね?」

「ん、ありがと」

「ふー…(朧には素直に言えるのになぁ……)」

30 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:22:52.55 jXEB+K/w0 21/194

~食堂~

「おはよ」

「うん、おはよう。曙ちゃん、大丈夫?」

「おほー? ぼのたそ、寝不足なのん?」

31 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:23:57.61 jXEB+K/w0 22/194

「ちょっと寝不足だっただけよ、大丈夫(今日は和風か、胃に優しくて有難い)」

「無理はしないでね? お茶持ってきてあげるから待ってて」

「ん、ありがと(やっぱ朝は和食よね。提督に毎朝お味噌汁を作ってあげる仕事に就きたいなぁ…)」

32 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:25:19.06 jXEB+K/w0 23/194

「ところでぼのたんぼのたん」ズズズイ

「な、なによ?」

「その素敵な腕時計、どうしたのかな~~?! kwsk!」

33 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:26:05.91 jXEB+K/w0 24/194

「!? かっ、関係ないでしょ! わ、私はもう行くからっ! じゃっ!」パクパクガタン!

「……これは」

「事件の香りがするね」

「お茶持ってきたんだけど…あれ? 曙ちゃんは?」

34 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:27:24.06 jXEB+K/w0 25/194

~執務室~

提督「おはよう曙……大丈夫か?」

「問題無いわ……で、今日の仕事は?(どうしようどうしよう、勢いでここまで来ちゃったけど何にも考えてない)」

提督「体調が悪くなったらすぐ言うんだぞ? では、今日の予定だが―…」

・・・
・・


35 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:28:40.11 jXEB+K/w0 26/194

「……(プレゼントされたペンを持ってるだけでやる気と集中力が無限に沸いてくる凄い)」カリカリカリカリ

「(それにしても……)」チラッ

提督「……」ガリガリガリガリ

36 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:29:18.43 jXEB+K/w0 27/194

「(何も言えないまま今日の仕事が終わりそう。どうしよう)」

「(ま、まぁ部屋から出てく時に一言ありがと、って言えば……いいよね? うん、私にしては上出来。よしこれで行こう)」

37 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:30:00.39 jXEB+K/w0 28/194

鳩時計<クルッポークルッポー

提督「……ん、もうこんな時間か。曙、もう上がってもいいぞ」

「ん、わかった(きっ、きた、がんばれ私、がんばれ!)

提督「ところでだな」」

「なによ?」

38 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:31:01.56 jXEB+K/w0 29/194

提督「実は万年筆、俺とおそろいなんだ」

「!??!?!?」パァァァアアッ!!

39 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:31:33.69 jXEB+K/w0 30/194

提督「もしイヤだったら無理してつかわなk」

「やったたああああああああありがとう提督ううううう!!!!!」

扉<bang!!

40 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:32:49.01 jXEB+K/w0 31/194

提督「」

提督「嬉しかったのか……」



41 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:36:30.86 jXEB+K/w0 32/194

「朧は、居ないわね。よし!」

「(この万年筆は提督とお揃い、つまりこのペン=提督のペン、そして提督のペンは毎日提督の指に包まれている!)」

「(そして提督と言えども男、溜まったものは出して処理するはずだしそのときはもちろん手を使う、つまりこのペン=提督のアレ!!)」

「んあああああああああ!!」

44 : 以下、名... - 2016/02/20 00:40:54.51 gAksdGIho 33/194

乙、えーと万年筆で喪失したんぼのちゃん?
バケツで回復しそうではあるが

46 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 00:49:20.95 jXEB+K/w0 34/194

調べてみたら処女膜って本当に入り口すぐにあるんですね、童貞なので知りませんでした(半ギレ)

バケツで回復説でも、ペンに擦り付けスタイルも、口でペンを舐めながら指で豆擦りでもいい感じに
補完してくれると助かります。失礼しました。

67 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 20:58:35.63 i4BHkHoS0 35/194

「は、あっ……ふぅー……(最高だった。ナニとは言わないけど最高だった。これはもう、ありがとうだけじゃなくて何かしかお礼の品を送った方がよさそうね。高かっただろうし少し申し訳ない感じがする)」

「あ、換気しないとダメね。匂いが篭ってる」ガラガラ

窓<open

68 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 20:59:23.67 i4BHkHoS0 36/194

「うぅ、寒い。暖かい飲み物とか欲しいわ……初詣に行った時に皆で飲んだ甘酒おいしかったなぁ」

「お酒……お酒!?」

「(そう……提督は確かお酒好きだったはず。那智さんと一緒に飲んでるところを見たことがある)」

70 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:00:15.44 i4BHkHoS0 37/194

「(消え物なら贈り物にはいいだろうし……問題は私がお酒飲んだこと無いってことよね)」

「(よし、流石に味もわからない物を贈るわけにいかないし、那智さんにお願いして勉強させて貰おう。買う時は……明石さんか鳳翔さんにこっそりお願いするかな)」クシュンッ!

「うぅ、冷えちゃたわ。もう止めていいわよね」ガラガラピャンッ!

「もう夕食の時間か……(那智さんはもうお酒飲み始めてるのかな、素面の時に頼んだほうがいいかな。うん、酔ってした約束なんて無効よね、明日の午前中にでも頼もう」

71 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:01:24.62 i4BHkHoS0 38/194

~食堂~


「ほーんほんほん! ご主人サマからのプレゼントね~~~~~!?」ニヤニヤ

「よかったねぇ曙ちゃん」ニコニコ

「(このカレー美味しいなぁ。スパイスが効いてて良い。豚肉がトロトロになるまで煮込んであるのも大変グッド)」モグモグ

「~~~!!///(恥ずかしい!恥ずかしい! 恥ずかしい!)」

72 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:02:16.64 i4BHkHoS0 39/194

「いやでもよかったねぇぼのたん、これで今までの苦労も報われるってもんよ!」

「執務室の掃除、ご主人様の服の洗濯、仕事の手伝いにお茶淹れエトセトラ、エトセトラ……新妻か! ってくらい甲斐甲斐しく働いてたもんね~!」

「おあああああ止めろおおおおお!!(新妻!? 何その素敵な単語は……朝チュン裸エプロンックスするしかないじゃない!)」ジタバタジタバタ

73 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:03:08.53 i4BHkHoS0 40/194

「どうどう、落ち着いて曙ちゃん」

「(ジャガイモを煮込んだとろとろのじゃ無くて素揚げにして入れてるのも良い。今度作るとき真似してみようかな。付け合せのらっきょうの甘酢漬けの美味しい)」モッシャモッシャ

「何がどうどうよ! 馬なんかじゃないわよ!(あっ、でも提督のアレってどんなサイズなのかな。う、馬並みなんてことは無いだろうけどでも…/// 私の体はちっちゃいから……入るかなぁ///)」

74 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:04:07.43 i4BHkHoS0 41/194

「そうだね! どっちかと言うと猫っぽいもんね!」

「むきー!!(確かにまだ未開通なプシーキャットですけど! 膝に乗っかっていい子いい子されてみたいけど!!)」

「ごちそうさま、朧、図書室寄って来るから」

「ん、風呂にまでは戻ってきてよ?」

75 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:05:18.75 i4BHkHoS0 42/194

「食べるのはっやーい! 因みに今は何読んでるのん?」

「綾辻さんの館シリーズ。んじゃまた後で」ガタガタ

「いってらっしゃい、また後でね朧ちゃん(カレー、もう食べやすい温度になったかな?)」ハムッ

「……辛いよぉ」グスッ

76 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:06:16.31 i4BHkHoS0 43/194

~曙と朧の部屋~


「…………(えへへへへへ、プレゼント、綺麗だなぁ。午前中に那智さんをどっかで捕まえてお願いするの忘れないようにしないと)」

「くぁぁ……ふぁ、へふぅ……(流石に眠い、そろそろ消灯しようかな)」

77 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:06:44.12 i4BHkHoS0 44/194

「朧ー? そろそろ寝るー?」

「まって、もうちょっと読んだら! あとちょっと!」

「ん、あんま熱心になりすぎないようにね? 先寝るわ、おやすみ」

「おやすみー」

78 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/20 21:07:33.86 i4BHkHoS0 45/194

「あー! なんて!展開!あー!」ジタバタジタバタ

「ふう……も、もう一冊の初めだけ……偵察に」

・・・
・・


84 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:04:01.29 WAhwTIgN0 46/194

~執務室~

提督「―……以上が今日の予定だ、質問はあるか」

「問題ないわクソ提督。あっ、那智さんの予定ってなんか入ってる?」

提督「那智か? 今日は特にないな。作戦海域で頑張って貰ったし主力組は出来るだけ休みの予定だ」

85 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:05:06.00 WAhwTIgN0 47/194

「そう、暇見つけて少し用を足してきもいい?」

提督「いいぞ……と言うか曙にも随分働いて貰ったしお前も休みにしようk」

「私が!ちゃんとあんたを見張らないとだめだからいっ、いい何時までも見ててあげるんだから! すぐ帰ってくるから待ってなさい! ついでに甘味でも探してくるから! 待ってなさいよ!」

扉<bang!!

提督「……曙は真面目ないい子だなぁ……早めにちゃんと休ませてやらんとなぁ」シミジミ

86 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:06:03.89 WAhwTIgN0 48/194

~那智と足柄の部屋~


扉<knock! knock!

「すみません、那智さんいませんか?」

扉<OPEN!

87 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:06:45.06 WAhwTIgN0 49/194

那智「ん、曙か。いいぞ、入ってきてくれ……足柄が散らかしっぱなしだがな、すまん」

「失礼します(ちょっと緊張するわね……)」」

那智「スペース……あー、私のベッドが空いてるから座っててくれ。確か菓子がこの辺にあったな……」

「あああすみません、すぐ済む用事と言うかなんというかなんです! お構いなく!」

88 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:07:30.13 WAhwTIgN0 50/194

那智「ん? そうか……まぁとりあえずこの飴ちゃんをやろう」

「すみません、あ、ありがとうございます(べっこう飴とは……結構渋い趣味してるんだ那智さん)」

那智「うむ。ありがとうを言えるのはいい子だ」ヨシヨシ

那智「それで、どうした? 用が有るとのことだが」

「実は、その……」

・・・
・・


89 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:08:49.43 WAhwTIgN0 51/194

那智「ほう、アイツに酒を、か。それと少しの味見か」

「……///」テレテレ

那智「喜んで手伝わせて貰おう。ウヰスキー愛飲者が増えるのは歓迎だからな」

「ありがとうございます!」

90 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:09:21.89 WAhwTIgN0 52/194

那智「それに、恋する少女を応援できないほど捻くれてはいない。そうだな……今晩9時頃に待ち合わせよう。少し大人しい服を着て玄関に集合だ。万事任せておけ」

「ひ、ひゃい!(うんんんん恥ずかしいいいいいい!! というか知ってるの! 何で知ってるのおお!?)」

那智「よろしい、では今日も仕事をがんばってくれ」

「……///」コクリ

91 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:10:12.39 WAhwTIgN0 53/194

~夜~

「こ、こんばんは。すみません待たせてしまったみたいで」

那智「暇だったからな、気にしないでくれ。では早速行こうか」

「はい……ところで何処にですか?」

那智「バーだ。静かに飲むにはいい所だ。隼鷹には秘密だぞ?」ニコッ

93 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:11:19.77 WAhwTIgN0 54/194

~小さなバー~

那智「店主、私にローヤル。あとおかきも頼む。この子は相談して決めるから少し待ってくれ」

那智「よーし……まずは曙、酒は飲んだことあるか?」

「な、無いです(ひゃー雰囲気が大人すぎる、怖い緊張する! 那智さんって普段から来てるのかな……流石重巡だわ、かっこいい)」

94 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:12:40.61 WAhwTIgN0 55/194

那智「解った。そうだな……では早速アイツが普段好んで飲む奴から行こう。その後余裕があれば他にも手を出していこう。店主、ラフロイグをトワイスアップで頼む」

那智「よし、では曙。これがアイツが好んで飲む酒だ。舐める位の慎重さで飲むんだぞ。これでも結構強い」

「……(何だこの……凄い香りを放つナニかは。消毒液でも飲むの?)」チビッ

95 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:14:29.19 WAhwTIgN0 56/194

「けほっ、げほっ。こ、これ凄い味ぅえっほ、えっほ」

那智「ホントな。アイツは味覚も嗅覚も狂ってるとしか思えん」ケラケラ

那智「でもまぁ、何でかは知らんがアイツはこれがお気に入りでな。これをあげておけば勝手に大喜びするだろう。さぁ水を飲め、水を飲んだら私が甘いのから少しずつ慣らしてってやるから」ケラケラ

96 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:15:05.94 WAhwTIgN0 57/194

「!!(で、でもクソ提督の好きな奴なら飲んで見せるわ! 勢いで!)」ゴクッ

「ふへぁー……!」

那智「おぉー良い飲みっぷりだ! では次はカルーアとか甘いのを……」

・・・
・・

97 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:15:44.02 WAhwTIgN0 58/194

~提督の部屋~


扉<BANG!!

那智「貴様にプレゼントだ! 受け取れ!」フラフラ

提督「うわ!? なんだ、ってかお前酒臭せえ!」

98 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:16:13.85 WAhwTIgN0 59/194

那智「はははは! かわいい少女を貴様にやろう! ついでに酒も付いてるぞ! 既に酒に漬かってるけどな! ははははは! 酒だけに!!」フラフラ

提督「曙じゃないか! お前…こんなになるまで飲ませやがって!」

那智「いいじゃないかいいじゃないか! 大丈夫だ合意の上だからな! お前こそ合意の上で手を出すんだぞ!」ケラケラ

99 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:16:47.06 WAhwTIgN0 60/194

提督「うっわ酷い酔い方してやがる、明日妙高に言いつけてやろ……おい、曙、大丈夫か? ちょっと待ってろ、水持ってくるから」

那智「では私はここで失礼する! 玄関で会った隼鷹と飲みなおしてくるからな! ヒャッハー!」

扉<bang!

100 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:17:17.34 WAhwTIgN0 61/194

提督「荒らすだけ荒らして去って行きやがった、覚えてろよ……」

提督「とりあえず寝かせて、曙、起きれるか?」

「……ZZZ」ムニャムニャ

提督「ダメだ、完全に寝てる。まぁ酔って大暴れされるよりは断然マシだがな。水と……念のためにバケツも用意しておくか。曙、少し楽な体勢に変えるぞ、よっ、と」

101 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:18:16.27 WAhwTIgN0 62/194

提督「よし、じゃあバケツを持っt」

「んぅ!、ヤダぁ……」

提督「ん、どうした?」

「一緒、いい」グズッ

提督「あーはいはい、大丈夫大丈夫(酔ったら寂しがり&泣き出すタイプか)」ヨシヨシ

「えへ、えへへ……ZZZ」ニヘラッ

102 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:19:08.55 WAhwTIgN0 63/194

提督「……どうしたもんか(離れたらまだグズりそうだし……意識がはっきりするまでは見てるか。朝までダメならまぁそのときはそのときでいいか)ヨシヨシ

「んー、んー」ニコニコ

提督「……」ヨシヨシ

・・・
・・


103 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:19:58.36 WAhwTIgN0 64/194

~翌朝~

「う、おおおお……頭が、頭が痛い……」

「昨日は……えっと、那智さんとお酒飲んで……」

「き、記憶が無い。私ったら一体何処に今居るのk……」

「こ、ここここは提督の部屋じゃない!!(ああああああああああああ!??!?!!?!?!)」

「は、な、なんていう事」サー

「わ、私ったらとんだ恥晒しを……!」

「あ、これは……提督からのメモね」

104 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:20:43.70 WAhwTIgN0 65/194

メモ『おはよう曙。

とりあえず水を沢山飲む事。

食欲があるようなら机の上のものをレンジで暖めて食べるように。

酔い覚ましも用意したのでそっちも飲むように。

全ては那智が悪いので自分を責める必要は無し。

一線を越えるようなこともしなかったので安心されたし。

今日は休みするのでゆっくりしなさい。

間宮券も置いていく。



105 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:21:24.84 WAhwTIgN0 66/194

「…………(手を出して貰いたかったような!! イヤでもやっぱり最初のはちゃんとして欲しいような!! んんんんん酔った私のヘタレええええええ!!)」

「……とりあえず酷い気分だから言われたとおりに安静にしておこう。水と、これが酔い覚ましね……」

「……」ゴクッゴクッ

106 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:22:03.17 WAhwTIgN0 67/194

「ふぅー……後は落ち着くまで安静に……」ゴソゴソ

「(待て待て待て寝ようとしてるこのベッド! 実は提督のやつじゃない!!)」ガバッ

「(スーハースーハークンカクンカあああああああああ全身が提督の匂いに包まれてりゅううううう!!!! 枕も布団も! 全部が! あっあっ幸せ! 幸せ力凄い! 轟沈しちゃうううう!!)」

107 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/21 00:22:30.65 WAhwTIgN0 68/194

「でヘヘヘヘヘヘヘ……」ゴロゴロ

「(もう、なんか全てがどうでも良い。このまま意識を手放す事が出来る幸せを今はかみ締めよう……)」

「……ZZZ」スヤァ

123 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:34:46.44 qPJ3VhvW0 69/194

~執務室~

提督「妙高、那智はどうなった?」

妙高「一週間の禁酒と私の説教でどうか済ませてやってくださいませんか?」

提督「やり過ぎなければ何でも良いぞ」

妙高「有難う御座います……あの子ったら本当に、もう……」ハァ

提督「まぁまぁ、終わった事はしょうがない。切り替えていk」

扉<bang!!

124 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:35:19.95 qPJ3VhvW0 70/194

足柄「提督!トレーニングマシンの限界を突破したわ! マシンは大破してしまったけど! 私の大勝利よ!」ニコニコ

提督「」

妙高「足柄、あっちに行って私とお話しましょう」

足柄「?! うにゃー! うにゃー!?」



提督「……そろそろ昼も近いし曙の様子でも見に行くかな」ハァ

125 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:37:22.51 qPJ3VhvW0 71/194

~提督の部屋~


「んあああああああ!!!!」

「ふぅ……起きてすぐにイケるなんて流石提督のベッドね」

126 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:38:23.60 qPJ3VhvW0 72/194

「そろそろ戻ろうかしら……もう昼も近いしちょっと体もベタつくし……」

「ん……(提督の部屋で、全裸になったらどんな感じなのかなぁ)」

(……)キョリョキョロ

「……せ、折角だし、全部……脱いでみようかな?」ドキドキ

127 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:39:14.57 qPJ3VhvW0 73/194

「……」シュルシュル

「……(あっ、ダメだこれ。露出趣味に目覚めちゃう///)」キュンキュン

扉<knock!knock!

「ぴっ!?」

128 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:40:31.07 qPJ3VhvW0 74/194

扉<open

提督「曙、体調はどう……失礼した」バタン

扉<closed

129 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:41:08.35 qPJ3VhvW0 75/194

提督「すまん曙、朧に言って着替えを取ってこさせる、少し待っててくれ」

「」

「あ、あぁ……」ヘナヘナヘナヘナ

130 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:41:42.34 qPJ3VhvW0 76/194

「曙ー? 着替え持ってきたよー?」

「ハイ」

「とりあえずいつもの服と下着、あと風呂セットね。一応室内着もあるからお風呂入っておいで」

「アリガト」

「……どしたの?」

「チョットネ ダイジョウブダカラ」

「あ、うん……深く聞くつもりはないから。それじゃ」

「……顔真っ赤だったなぁ。どしたんだろ」

131 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:42:27.85 qPJ3VhvW0 77/194

~曙と朧の部屋~


「(夜はー自己嫌悪で忙しい、夜はー自己嫌悪で忙しいんだ……まだ昼だけど)」

「(確かに裸を見られた事も不味い。ひんそーな体を見られた恥ずかしさは半端じゃない)」

「(でもそれより、痴女だって思われたんじゃないかってのがなぁぁぁぁぁぁああああ!!!)」ゴロゴロゴロゴロ

132 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:43:02.59 qPJ3VhvW0 78/194

「(酒に飲まれた挙げ句に部屋で脱ぐ女……最悪だわ。一億と二千年の恋も覚めるわ。誰が惚れるんだこんな奴に)」

「(もう、どうしたらいいんだろ……)」グスッ

「(な、泣くな私! 気を確かに持て!)」グシグシ

「先ずは風呂! そのあとご飯を食べて脳みそシャキっとさせたら迷惑かけてごめんなさいってして来」

扉<knockknock!

133 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:43:50.75 qPJ3VhvW0 79/194

提督「曙? あー……今大丈夫か?」

「ひゃ!? な、何よ!?(何何何何何??!?!?!!)」ワタワタ

提督「さっきはすまなかった。寝る時は裸族だったんだな、予想してなかった」

「べっ、べべべべべべつに気にしてなんか! にゃいわよ!(裸族! そういうのもあるのか!)」

134 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:46:00.82 qPJ3VhvW0 80/194

「べっ、べべべべべべつに気にしてなんかにゃいわよ!(裸族! そういうのもあるのか!)」

提督「そうか……もし良かったら今度飯でも奢らせて貰えないか、俺の気が済まないんだ」

「わっ、私が悪いんだからそんな事……」

提督「……よし、じゃあ今度買い物に付き合ってくれ。どうだ?」

「良い、けど……(あっ、あぁ……気を使わせてしまって……嬉しいんだけど罪悪感とか自己嫌悪がガガガ……)」

135 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:46:49.56 qPJ3VhvW0 81/194

提督「よし、じゃあ週末でいいな? それじゃ」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! 待って!(今! ここで頑張らないで何時やるの! 言っちゃえ!)」

提督「ん? どうした」

136 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:49:44.81 qPJ3VhvW0 82/194

「あっ、あのね……!」

提督「???」

「あっ、愛しt違う!! 面倒かけてごめん! ありがと! それだけだからぁ!」

提督「お、おう? こっちこそゴメンな、それじゃ」



提督「素直に謝まったりお礼を言えるなんて……曙も良い子になったなぁ……着任したときと比べて随分表情も良くなったし……うんうん、良かったなぁ……」シミジミ

137 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/02/22 22:51:42.85 qPJ3VhvW0 83/194

「(あっぶな! あっぶな! 本音あっぶな! 心臓がヤバイわ!)」

「ふぅ……でもちゃんと出来たわ。最低限の仕事はしたはず……あれ?」

「もしかして、デート?」

「???」

146 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 22:52:21.97 e/bE/Zno0 84/194

~朧と曙の部屋(前日)~


「(あ、明日が約束の日なのに一向に何着ていくか決められない!!)

「……」ペラッ

「(そもそも提督の私服姿って見たこと無いし何処に行くかも聞いて無いし!! いや買い物っていうくらいだからあんまりレジャーを意識するような服装はしなくてもいいはず。でも歩き回るってことも意識しないとダメ。あと成人した男の人の横を歩くんだからあんまり子供っぽい服っていうのも良くないわね、だから色味の落ち着いた服を選ぶべき、だから……何着ればいのよ!?)」

147 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 22:53:10.07 e/bE/Zno0 85/194

「曙、どうしたの?」

「……明日、クソ提督と買い物なのよ」

「ほう……それでそれで?」

「……何着てこうかなって」

「解った、おねーさんに任せなさい……漣呼んでくるから」ニッコリ

「わあああああああアイツを呼ぶなああああああ!!」

「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんっ! 漣changですよーっ! 何何、デート? デートなんですかああああ!!?? ねぇねぇご主人様とのデートを前日に控えてどんな気持ち!? どんな気持ち!? ねぇねぇねぇねぇ!?」

148 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 22:54:20.16 e/bE/Zno0 86/194

「コロス」ガタッ

「どうどう曙ちゃん。皆で考えたほうがきっと良いよっ、服の共有とかもできるしっ」

「ぼのたんのちっぱいだと、潮ちゃんの服は合わないんじゃないかなー」ニヤニヤ

「そんなっ……うぅ///」

「表に出ろ、消し炭にしてやる」

ギャーギャドンドンドカドカ
・・・
・・


149 : ◆zbDVO5ufLS9f - 2016/03/06 22:55:07.73 e/bE/Zno0 87/194

「よーしこんなもんでどうよ」

「まっ、まぁまぁじゃない?」テレテレ

「よく似合ってるよ曙ちゃん」ニコニコ

「うんうん似合ってる似合ってる。シックな感じで隣に男の人いても全然おっけーな感じする。お洒落な喫茶店とかにも余裕でいけるから安心してよし」

「ホント? ホントにホント?」ソワソワ

「サザナミ=チャン、ウゾ付かない」

150 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 22:56:13.28 e/bE/Zno0 88/194

「大丈夫、自信持って! 曙ちゃんは可愛いんだから!」

「よーし、それじゃあ明日に備えて寝ようか、寝坊したら大変だからね」

「へいへいほーい! それじゃあおやすみ~良い夢見るんだゾ~?」

「お休みなさい、曙ちゃん、朧ちゃん」

「……おやすみ」

「さーて曙……ぶっちゃけ寝れる?」

「絶対ムリ。アドレナリンか何か知らないけど目がギンッッギンに冴えてる。今、夜戦に出たら駆逐棲姫くらいなら余裕で吹き飛ばす自信あるわ」

「だよね、まぁホットミルクでも持ってくるから待ってて」

「……ありがと」プイッ

151 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 22:58:15.90 e/bE/Zno0 89/194

「…………明石さんから貰ったコレを、小指の先っぽの更に先端に張り付くくらいの
ほんの微量」

「サーッ(迫真)……よし、多分これで大丈夫」

「………曙、はいコレ」

「ん、ありがと……ふぅ、やっぱり落ち着くわね」ホッコリ

「ふぅー……暖かい飲み物ってやっぱいいわね……」

「ね、海の上だとそうは行かないし」

「……んぅ」グシグシ

「眠くなってきた……結構疲れてたのかな……寝る……おやすみ朧、色々ありがとね」

「ん、お休み(よし、上手く行った)」

「くぅ……すぅ……」

「よーし、今夜は徹夜だ……寝坊なんか絶対させられないからね」

・・・・
・・・
・・
・・


152 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 22:59:23.53 e/bE/Zno0 90/194

「ん、んぅーっ……はぁっ、良く寝たわね、時間……結構余裕ある。やっぱ牛乳が効いたのかな」

「お早う曙、ちゃんと起きれた?」

「バッチリよ、顔洗ってくるわ」ルンルン

「いてら……良かった、寝よう……」スヤァ

・・・・
・・・
・・

153 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:01:50.00 e/bE/Zno0 91/194

~鎮守府の門~


「よし、まだ来てないわね……(待たせるわけには行かないし。1時間近く早いけどじっとしてるのも落ち着かないし)

「ふぅーっ……(うわ、息が真っ白。寒いのかな、気になってないだけで。にしても良い天気で良かったわね。冬晴れの良い日だわ)」

綾波「あら? ごきげんよう、曙ちゃん」

敷波「おーっす、何してるの? 待ち合わせ?」

「あ、姉さん……ま、まぁ待ち合わせね」プイッ

154 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:03:07.27 e/bE/Zno0 92/194

敷波「ふーん?」ニヤニヤ

綾波「あら、デートなの?」ニコニコ

「何でも無いから! ほら行った行った!」テレテレ

綾波「ふふふ、がんばってー」

敷波「土産話待ってるよー」ニヤニヤ

「もう! やめてよぉ!」プンスカ

「(で、デート、なのかなぁ……/// 手とかつないだり……しちゃって!? ひゃー///
 いざ二人で出かけるってなると凄い、凄い恥ずかしいというかなんというか!? 前回の反省も生かして気合入れすぎないようにしてきたし!
 あっでも妄想は止まらない。公園でキキキキキスして貰ったりとかぁ/// ほ、ホテルに行っちゃったりとかぁ!!///
 考えるだけならタダだものね!)」

・・・・
・・・
・・


155 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:04:35.01 e/bE/Zno0 93/194

提督「曙、待たせてしまったのか、すまんな」

「ひゃいっ! ま、待ってなんかないわよクソ提督! 私が早く着すぎただけだから! (い、いつの間に背後を!? 夢中になり過ぎて気がつかなかった…!)」

提督「うわ、素手じゃないか……随分冷えてるぞ、手袋は?」ニギニギ

「なっなな何すんのよこのクソ提督! てっ、手袋なんて持ってないわよ、悪かったわね!(手! 手!握られてる! 私今提督に手を握られてる!)

提督「なるほど。女の子が体を冷やすのは良くないぞ?」

「いいから! 手を! 離しなさいよ! アンタの手も冷えるでしょ!」

156 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:05:07.67 e/bE/Zno0 94/194

提督「なーに問題ない、鍛えてるからな」

「うぅぅううう!!(あああああああああ手をつないで歩いてるううううう私死んでも良いわああああああ!!)」

提督「ところで曙、どこか行きたいところはあるか?」

「特に無いわよ! クソ提督の買い物についてくって話でしょ!?」

提督「なるほど、ではぼちぼち行こうか」

「手を!!離せーっ!!(えへへへへ提督の手暖かいなぁ///)」

158 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:08:54.87 e/bE/Zno0 95/194

~カフェ~

提督「ケーキセット二つお願いします。チーズスフレと……曙は何がいい?」

「が、ガトーショコラで」
・・・
・・

「で、今日はどうするの?(美味しいわねコレ。しっとりしっかりで濃厚で、濃い目の紅茶と良く合う)」パクパク

提督「ここの後にレストランでご飯、その後もう数軒回って甘いものを食べる」ニコニコ

提督「やー、間宮さんで食べる甘味もいいんだが外にも美味しい店が多くてな」ニコニコ

159 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:09:34.80 e/bE/Zno0 96/194

「了解……アンタそんなに食べてたら太るわよ(ニコニコ笑顔戴きましたー!少年のきらめきを忘れないこの笑顔、脳内にばっっっちり残してあとで堪能すしよう!)」

提督「ありがたいことに家系的に食っても太らなくてな」パクパク

「○ねクソ提督(羨ましい……漣あたりが聞いたらブチ切れるだろうなぁ)」

提督「何とでも言うがいい」ドヤァ

160 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:10:09.15 e/bE/Zno0 97/194

~レストラン~

「!? このオムライスすっごい美味しい!」

提督「そうだろう、そうだろう。そのデミグラスソースは創業時から継ぎ足してるものでな、実に味わい深い」

「ふわふわの卵もすごい……これは確かに絶品だわ」

提督「うむ。こっちのビーフシチューも食べてごらん、皿を交換しよう」ヒョイッ

「あっ(これは……間接キスのチャンス!? 提督の食べた後に私のスプーンを入れてその後を食べてもらえば! 間接! キス!)」

161 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:11:37.81 e/bE/Zno0 98/194

提督「どうした? あぁ、肉も食べて良いぞ?」

「いっ、頂ます(ひゃー! 私のスプーンが提督の食べた跡にー! あー! それを! 口に!あああああぁぁぁ!!)」パクッ

「最高ね(あらゆる意味でコレより美味しい食べ物は無いかも知れないわね)」

提督「だろー? 美味しいよなー!」ニコニコ

「(しかも笑顔付き。堪りませんよこれは)」

提督「ん、やっぱり美味しい」パクパク

「??!?!!?!?!??(提督が私の食べた跡に口をおおおおぉぉぉおっっっおおおおぉ!!!)

提督「どうした曙、急にうつむいて。気分がよくないのか?」

「なんでもないわよぉ!(店内が少し暗めで助かったわ……顔真っ赤で///)」テレテレ

162 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:16:41.71 e/bE/Zno0 99/194

~甘味所~

提督「ここはぜんざいが美味しくてな」モグモグ

「……アンタよくそんなに食べれるわね(いいか私、さっきのことは極力思い出すな……間違いなく顔が真っ赤になるわよ。さっき少し暗め照明だったから助かったものの、今やらかしたら言い逃れできないわ)」

提督「箸休めに漬物をおいてくれてるのも有難い」ポリポリ

提督「そうだ、一口いるか?」アーン?

「!? もう入らないわよ!(ぐぅぅぅぅぅ羞恥心が先走って断っちゃったけどおおおぉぉぉ!)」

提督「そうか、今度7駆の皆と来た時にでも食べると良い。みたらし団子なんかも美味しいぞ。あと季節柄、ぼた餅なんかも良い」

「ふーん……(今度の休日に連れて来ようかな。休日が合うかどうか解らないけど)」

提督「ぼた餅とお萩の違いは、牡丹と萩の花の季節に合わせて呼び名が変わるらしい。あとぼた餅が丸型でお萩が俵型だったかな、諸説あるけど。」

「へー……詳しいわね」

163 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:17:28.76 e/bE/Zno0 100/194

~喫茶店~


提督「ふぅー……締めはここで珈琲を飲むのが好きなんだ。あとサンデーも美味しいしな」

「良くもまぁそんなに入るわね……カフェオレは美味しいけど」

提督「成人男性だからな、コレくらいはいけるいける」ケラケラ

「ふん……(もう夕暮れかぁ。楽しかったな……)」

提督「そういえば曙」

「なによ」

164 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:18:59.11 e/bE/Zno0 101/194

提督「この時間帯のことをマジックアワーっていうらしい。写真撮影の時、この時間帯は魔法のように綺麗な景色が撮れるからだとかなんとか」

「へー……」

提督「そんで夕暮れだけじゃなくて夜明けにも似たような名前が付いててな、ブルーアワーって言うんだとか。まぁ、曙を見てたら思い出したって話だ」

「……(ちょっと、なんというか……良い雰囲気じゃない?)」テレッ

提督「よーしそろそろ帰るか、今日は付き合ってくれてありがとうな」ノビー

165 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:19:39.88 e/bE/Zno0 102/194

「そ、そんな。結局食べさせて貰ってばかりだったし……」

提督「これが大人の財力って奴だ」ドヤァ

「(でも結局、今日も世話かけっぱなしだった……)」ドヨーン

提督「よし、んじゃ行こうか」

「ちょ、ちょっと待って!(このまま、このまま無様に終わる訳にはいかない!)」

提督「お、どうした」

「え、えと……あの……(いけ! やれ! 出来る!)」

提督「うんうん」

166 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:20:47.83 e/bE/Zno0 103/194


「ぁ…ありがとう、ね」ニコリ

167 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:21:57.93 e/bE/Zno0 104/194

提督「……おう」

「…………(目っ、目を見て言えた! がんばった多分!)」テレテレ

提督「……もし良かったらまた何か食べに行くか」

「……うん」テレレテ

・・・・
・・・
・・


168 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:22:52.02 e/bE/Zno0 105/194

~曙と朧の部屋~


「で、そのまま何が起きるでも、ナニを致すでもなく帰ってきて、解散した、と」

「~~~~~~!!」バタバタバタ

「ちょっと曙ちゃん、布団傷むし埃舞っちゃうから落ち着いて……」

「……皆様スルーしてますけど、何気に次のデートの話してませんかコレ」ニヨニヨ

「あ、やっぱりそう? やるね」ヒューヒュー

「よかったねぇ曙ちゃん」ニコニコ

「~~~~~~~~!!」ジタバタジタバタ

169 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:23:53.77 e/bE/Zno0 106/194

「……ふぅ。ま、まぁそんな訳で今日の報告は以上! 解散!」

「あーあー顔真っ赤にしちゃってー」ニヨニヨ

「嬉しかったんだね」ニコ

「9割がた恥ずかしがってるんだろうけどね」

「うるさい! もう寝るわよ!」

「「はーい、おやすみなさーい」」

扉<bang

170 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:25:05.78 e/bE/Zno0 107/194

「ふぅー……」

「……曙」

「何よ」

「がんばったね」ヨシヨシ」

「そうかな……」

「曙はがんばったよ」ウンウン

「ちゃんとありがとうって言えたんでしょ? 」

「……ん」

171 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:25:47.30 e/bE/Zno0 108/194

「それでもすごいよ、曙はがんばった。なんせ次のデートの約束もあるんでしょ? 大戦果だよ。これからはどんどんイケイケだ」

「そう、ね」

「それじゃあお休み」

「……おやすみ

「……朧、ありがとね」

「どういたしまして」

「ん、おやすみ」

「おやすみ」



電灯<off(パチンッ

172 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:27:42.73 e/bE/Zno0 109/194

「悪い、待たせたか」

「大丈夫。で、今日は?」

「今日はだな、この前聞いたあの店に――」

「うん、うん……期待できそうね。それじゃ行きましょ」

「おう……手は?」

「……ん」

「了解。行こうか」

「ん、ありがと」エヘヘ

173 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/06 23:31:31.06 e/bE/Zno0 110/194

これでこのお話はお終いです。ここまで見てくださった方は本当にありがとうございました。

一応需要の有無に関わらず、『青葉、見ちゃいました!』『アイツとの馴れ初め?』の二つを
投下する予定です。

近いうちに書き終わるので依頼はもう少しお待ちください

今回は以上です、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

183 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/07 17:54:02.78 Wvc7P2540 111/194

(>>1です。そういえば小ネタ募集的な事をしたこと無かったのですが需要は有るでしょうか?
すべて拾えるかどうかは解りませんがもし何かありましたら今のうちにお願いします。)

193 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/07 23:57:51.60 C3a38gBo0 112/194

沢山のネタありがとうございます。がんばって書きます。

ちまちま書いていきますので見かけたら読んでくださると幸いです。

197 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:13:33.11 8n0ogOMe0 113/194

これから小ネタを投下します 
募集で出してくださった内容は『小ネタのタイトル』(>>レス番)みたいな感じでやります

198 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:14:57.85 8n0ogOMe0 114/194

小ネタ1『青葉、見ちゃいました!』(>>184)

199 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:16:24.48 8n0ogOMe0 115/194

~中庭~


青葉「おっ、居た居た。曙ちゃーん!」

「ん? 青葉さん、どうしましたか?(満面の笑みの青葉さん……嫌な予感がするわね。古鷹さんとか熊野さんが偶然通りかかったりしないかな)」

青葉「えへへ、ちょーっと良いものが有りましてねっ」エヘヘ

「な、なんですか(うっわもうなんか不味いことしかないわねこれ)」タジッ

青葉「この写真なんですけどー」ニコニコ

200 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:17:06.25 8n0ogOMe0 116/194

写真1<酔った曙が提督肩を寄せて甘えてる
写真2<膝枕をして貰い、頭をなでて貰っている
写真3<提督のお腹に顔を埋めて甘える曙
写真4<酔って甘える曙を優しく見つめる提督の顔


青葉「上手に撮れてますでしょー?」エヘヘヘ

「」

201 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:18:34.93 8n0ogOMe0 117/194

青葉「……連写したのでかなりの枚数があるんですけど、いかがです?」

「幾らでも出すわ(何やってんのよ! 盗撮じゃない!)」

青葉「やーありがとうございますー! それで対価なんですけども」ズズズイ

「いいわよ、大体のことなら何でもするわ(憲兵さんに言いつけるわよ!というか古鷹さんにチクってやるわ!)」

青葉「そんな難しいことじゃないんですが、少し教えていただきたい事がありまして」

「な、何よ?(あれ、どうして普通に買う流れになってるの。憲兵さんとか古鷹さんに通報してやるって言って……言ってない! 欲望駄々漏れじゃない私! 私のばか! よくやった!)」

202 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:19:27.55 8n0ogOMe0 118/194

青葉「司令官の事好きになった切欠って何なんですか?」

「ななんあなな何いっってんのよ! 私はクソ提督の事なんk」

青葉「大好きですよね?(真剣な顔)」

「……///」プイッ

203 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:21:47.74 8n0ogOMe0 119/194

青葉「一時を境に、急に司令官への態度が軟化した理由を是非教えて欲しいんですよ。前はトゲしか無かったと思うんですけど」

「そ、そんなこと、いっ言える訳ないでs」

青葉「まぁまぁとりあえずこの一枚をどうぞ」

写真<酔った曙を優しく抱きしめつつ頭を撫でる、優しい顔の提督

「まぁそんなにたいした事があった訳でも、明確に分かれ目があった訳でも無いんだけど……(ああぁぁああよしよしされてるううううなんで私はこの時の記憶を失っているのかああああ!! いや、でもこの写真集さえあればいつでもリフレイン可能ッ! これ以上無いおかずになるわ! 青葉さん良い仕事だ! ありがとうありがとう! 帰ったら全力でヤります! よしよしして貰いながら私のアレやらなんやらを責めてもらう妄想でヤりますよぉ!)」

・・・・
・・・
・・


204 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:22:59.34 8n0ogOMe0 120/194

小ネタ2『アイツとの馴れ初め?』

205 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:24:05.09 8n0ogOMe0 121/194

~曙と朧の部屋~


「……曙、いい加減にして

「何よ」

「提督、落ち込んでた」

「クソに向かってクソって言うのに何か問題が?」ハッ

「嫌うのは勝手にしてていい。けど」

「……」

「曙以外の子は提督のことを大切に思ってる。だからその子達の気持ちを踏みにじるような真似はやめて」

「……ふんっ」

扉<bang!

「……はぁ」タメイキ

206 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:25:37.34 8n0ogOMe0 122/194

~廊下~

「(ふんっ……何よ皆あんな奴のを事信用しちゃって)」テクテク

「(……どうせ正直にやってもバカを見るだけよ)」

「(あー面白くない……ん?)」


扉<ゴニョゴニョ……(ちょっと開いてる)

207 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:26:17.59 8n0ogOMe0 123/194

「ご主人様ー…ぼのたん、アレでいいんですか?」

提督「おう」

「」ピクッ

「おうって……皆、結構ストレス貯めてますよ?」

提督「……地道に信頼を得てくしかやり方は無いだろ。曙のお上への不信感を取り除くには」

208 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:27:27.26 8n0ogOMe0 124/194

「そうですけどぉ……」

提督「誠実に接してれば何時か、少しは良くなるだろうさ……他の子達には俺が話しておくから」

「むむむ……ここは一旦引いて上げましょう。漣もぼのたんにちょっと言っておきますかね」

提督「ん、じゃー仕事に戻るか」

「あいあいさー!」

・・・・
・・・
・・


209 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:33:20.51 8n0ogOMe0 125/194

「みたいな事があったんだけど(ふおおおおおお提督の手が! 私の背中を撫でてるぅううう! ふっひょおおおおお!! つまり帰ってからシーツを舐めればそういうことになるじゃない!)」

青葉「ふんふん、それで改心したみたいな感じですねー! あ、こちらの写真もどうぞー」

210 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:33:51.57 8n0ogOMe0 126/194

「これが2割で、残りはその日の夜に漣の小言から言い合いになって、結局殴り合いの末ね(あああああああ際どい! 際どいですよコレは! 腰骨のあたりをなでなでなんて際どさMAXうううう! もうちょっと! もうちょっと体の中心のほうをまさぐってくれて良いのに! ウェルカムなのに!)」

青葉「わーぉバイオレンス……もう一枚どうぞ」

211 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:34:28.12 8n0ogOMe0 127/194

「結局、改二に成り立ての潮が私達を大破させて二人で仲良くドック入りと提督からの本気の説教を戴いたわ(おっほおおおお私の顔が提督の胸のとこに! 酔った私め! 提督の胸筋を堪能しやがって! ずるいぞ!)」

青葉「潮ちゃん……」

「で、色々なんか気遣いとか親切にしてくれてた部分が見えてきて少しずつ意識してる内に好きに――

212 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 21:35:06.30 8n0ogOMe0 128/194

青葉「なっちゃったと、やーありがとうございますぅ! やっぱりLOVEなんですねー! ではコレにて失礼しまーす!」

「って違うわよ! 待て! 待て青葉!」

青葉「あ、他のは写真集にまとめて枕の下にいれておきますねー!」

「待てコラー!」

220 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:11:53.90 8n0ogOMe0 129/194

小ネタ3『(面白い事は)逃がさないよ、漣はしつこいから!』(>>186,187,190)

221 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:13:40.91 8n0ogOMe0 130/194

~鎮守府の門……の近くの茂みの中~


「第一回、ぼのたんのデート追跡大会~~(小声) 実況は私、漣と」

「さ、漣ちゃん……こういうのあんまり良くないと思うんだけど……」

「でーじょーぶ、でーじょーぶ。我が妹、潮ちゃんの二人でお送りしまーす」

「あ、朧ちゃんは一身上の都合により辞退だそうでーす……あっ二人が出てきましたよ」

「曙ちゃんの服かわいいなぁ、最近は自分で選んでるみたいだけどシックな雰囲気が素敵だね」ポヤポヤ

222 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:14:14.81 8n0ogOMe0 131/194

「恋する乙女はより綺麗に可愛く見えますねー。やー、初デートの時の大騒ぎっぷりが嘘のようです。あっ、手をつないでますよ!(小声)ひゅーひゅー!」

「わぁ……すごいなぁ」キラキラ

「おっ、潮ちゃんも恋に憧れるお年頃かにゃー? よし、漣たちも移動しましょうか」

「わっ、ま、待って」アタフタ アタフタ

223 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:15:08.12 8n0ogOMe0 132/194

~喫茶店……の影~


「あら、お洒落なお店」

「ここのお店、前テレビに出てたような……?」

「ほー、名店なんですね……漣たちはお外ですけれども」

「……」ソワソワ

「今日は我慢ですよ潮ちゃん、後日連れてきて上げるから」

224 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:16:07.50 8n0ogOMe0 133/194

「じ、実はね、お弁当を持ってきたんだけど」

「ナーイス潮っちゃん! 美味しく戴きましょうかー!

<パクパク……

「それにしても何も動きがありませんねー……」

「二人とも楽しそうにお話してるね」ニコニコ

「なんか……こう、もっとラブコメの波動を感じたいんだけども」ウゴゴゴゴ

「あ、あはははは……」

「もっと密着したりあーんとかっ! ラブコメあく!」

「あ、移動するみたいだよ漣ちゃん」

「*おおっと*、暗黒面に落ちてはいけませんぞ。漣たちも移動しましょう、こっそりね!」

225 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:17:08.55 8n0ogOMe0 134/194

~図書室の朧~


「…………」ペラッ

瑞鶴「やっほー朧ちゃん」

「あ、おはようございます、朧に何か用事ですか?」

瑞鶴「いんやー? なんとなく」

「そうですか……珍しいですね、図書室に来るなんて」

瑞鶴「へへー、たまにはね?……ところで、何読んでるの?」

226 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:17:35.20 8n0ogOMe0 135/194

「指輪物語です、トールキンの」

瑞鶴「へー、どんなお話?」

「……指輪を投げ捨てるお話ですよ」

227 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:19:18.15 8n0ogOMe0 136/194

瑞鶴「ふーん……」

「……」ペラッ

瑞鶴「よーし朧ちゃん、そんな辛気臭い顔して本読んでないで、一緒にご飯でも食べに行こう!」

本<closed!

瑞鶴「落ち込んでるときは脂質と糖質を取ればいいんだよ! さあ行こう!」

「うわっ、ちょっ、まっ」

瑞鶴「折角だし翔鶴ねぇと秋月と秋雲も誘うかー!」

「……ありがとう、ございます」

瑞鶴「やー最近めっきり燃費が悪くなっちゃってねー、いっぱい食べるぞー!」

228 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:20:40.75 8n0ogOMe0 137/194

~夕方の喫茶店……の隅っこ~


「結局アホみたいにプラトニックないちゃいちゃを見せ付けるだけ見せ付けられて一日が終わりそー……」ハァ

「わ、コーヒーがすっごく美味しい! ねぇねぇ漣ちゃん、これすっごく美味しいよ」キラキラ

「…………」ジトッ

「……?」

229 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:21:21.72 8n0ogOMe0 138/194

「あ、私は漣ちゃんとお出かけできて楽しかったよ?」テレッ

「はぁー……まぁいいか、もう」

「おーいマイラブリーエンジェルぼのたーん」

「!?」ゴッファ

230 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:22:21.38 8n0ogOMe0 139/194

提督「おー漣、潮もいたのか」

「げっっふぉえっほ、アンタらんあっぇっほぉっ!」

「わ、曙ちゃん大丈夫?」サスリサスリ

提督「ここのコーヒー飲んだか?うまいぞー?」

「あ、飲みましたよ、美味しかったです」ニコニコ

提督「あ、あとチョコサンデーとかパフェ系もお薦めだ、折角だし奢ってやるか?」

231 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:22:59.98 8n0ogOMe0 140/194

「わーいご主人様太っ腹ー!」

「けほっ、あ、あんたらなんでここにいんのよ!?」

「べっつにー? 偶々ですぅー」ニヤニヤ

「あんたねぇ!?」

「まぁまぁ曙ちゃん、落ち着いて」ドウドウ

「フーッ!!」

232 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:23:49.41 8n0ogOMe0 141/194

提督「すみませーん、チョコレートサンデーとコーヒーお代わりください。あと、この二人はあっちの席からこっちに移動します」

「(ガッッッッッッッデム!!!!! 二人っきりのマジックアワーがっ!! あとで覚えてなさいよ漣ィ!)」

「ゴチになりまーす!」

「あの、えと、あ、ありがとうございます」テレ

ワーオイシイ ダロー? グラスモキレイデスネー アンタラアアアア!! マァマァオチツイテ


・・・・
・・・
・・


233 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:24:51.39 8n0ogOMe0 142/194

~曙と朧の部屋~

(中破)「結局、朧ちゃんは今日一日なにしてたのん?」

「瑞鶴さん翔鶴さんに秋月秋雲で食べ歩き」ケフッ

「随分お腹がきつそうだけど……何食べたの?」

「……ランチに洋食のコース、三時のおやつにカフェでケーキと紅茶、夜はフランス料理のフルコースと寿司とパフェ、最後の締めにラーメン」ケフー

234 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:25:40.51 8n0ogOMe0 143/194

(中破)「うわっ……お腹大丈夫?」

「ヤバイ……明日からカロリー制限しないと……」

「空母の人たちはいっぱい食べるもんね……」

「途中で死にそうになった、というか秋月が途中から……」

「うわぁ……」

235 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/08 23:26:38.32 8n0ogOMe0 144/194

「脂質と糖質は偉大だったよ……」ハァ

「まー、おぼろちんは食べても胸に栄養が行きそうですしー? 誰かと違って」ニヤニヤ

「……もう一戦やりたいの?」プツンッ

「あれー? 誰も曙ちゃんの事とは言ってませんよー?」ニヒヒ

「ブッコロ」ガタッ

「二人ともその辺にしないと大破させるよ」

「はい」

246 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:20:37.56 mNFLDqr+0 145/194

小ネタ4『貴様、最近曙とはどうなんだ?』  >>185

247 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:21:14.21 mNFLDqr+0 146/194

~小さなバー~

那智「店主、私はバルヴェニーを」

提督「んー、カリラください」

那智「あ、おかきも頼む、貴様は?」

提督「ドライフルーツ適当に」

那智「以上だ、よろしく頼む」

248 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:21:52.71 mNFLDqr+0 147/194

那智「乾杯」

提督「乾杯、今日は大活躍だったな」

那智「何、そうでもない。かわいい妹分ががんばっているんだ、私も張り合いがあるというものだ」

提督「上司としてはありがたい話だよ……でもいっつも飲んでるよねお前」

那智「今夜は一回しか来ないからな」ケラケラ

249 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:22:23.93 mNFLDqr+0 148/194

那智「それよりもだ、貴様、曙とは上手く行ってるのか?」

提督「なんだ藪から棒に」

那智「しらばっくれるなよ? 最近よく一緒に出かけているだろう。デートか?」ニヤニヤ

提督「違うわバーカ。趣味があったから一緒に甘いもの食いに行ってるだけだ」

那智「世間ではそれをデートと呼ぶらしいぞ?」

250 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:23:31.53 mNFLDqr+0 149/194

提督「相手は駆逐艦だからセーフ」

那智「この間貴様の友人が駆逐艦とケッコンしたって話を聞いたばかりだぞ、相手は霞だったか?」

提督「あぁ、アイツね……俺は幼女趣味じゃないってーの」

那智「それにしては随分大切にしてやってるらしいじゃないか……店主、ブッカーズを頼む」

提督「あ、アードベッグお願いします……当たり前だ、部下で女の子だぞ?」

251 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:24:10.30 mNFLDqr+0 150/194

那智「じゃあなんで私の扱いは雑なんだ」

提督「飲兵衛に掛ける情は無い」

那智「なるほど、お互い様という奴だな」

提督「違いない……それにしても随分丸くなったなぁ曙は」シミジミ

252 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:25:12.77 mNFLDqr+0 151/194

那智「私が着任したときは、まぁまだツンツンしてるように見えたんだがな。青葉に寄ると既に堕ちてたらしいが」

提督「なんの情報だそれは……着任祝いのプレゼントも喜んで貰えたようで本当に安心した」

那智「随分高価な物を贈ったみたいじゃないか。曙がお礼したいって私に頼る程だぞ? だから私の言うとおりに綺麗なグラスでも贈っとけば良かったんだ」

提督「お前が飲みたいだけじゃねーか! ……すんません、サラミください」

253 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:25:40.41 mNFLDqr+0 152/194

那智「む、お前私のおかき食べたか? 妙に減りが早い……昆布のおかきを追加で、あと余市を」

提督「お前のペースが速いだけだよ……じゃあついでに白州ください」

那智「ん……ふぅー……今日も酒が美味い」

提督「ほんとなー」

254 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:26:32.52 mNFLDqr+0 153/194

那智「そうだ、結局曙から貰った酒は手をつけたのか?」

提督「…………」

那智「おいなんだ、何故目を逸らす」

提督「なんか勿体無くて飲めん……」

那智「はははははっ! 可愛げがあるじゃないか貴様にも!」

提督「うるせぇ! 良いだろ別に!」

255 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:27:11.45 mNFLDqr+0 154/194

那智「で? どうだった貰って」

提督「まぁ……嬉しかったよ」

那智「そうかそうか、選んだ甲斐があったというものだ。曙は味見しないで贈るわけにはいかない、って言ってちゃんと味見して選んだんだぞ? 健気で良い子だろう?」

提督「まさかストレートで飲ませたんじゃなかろうな」

那智「トワイスアップだ」

提督「大してかわんねーじゃんか、もうちょい何か無かったのか……いや、無いわ、ラフロイグのハイボールとか想像できん」

256 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:27:54.62 mNFLDqr+0 155/194

那智「だろう? やっぱり酒はストレートに限る」

提督「うむ」

那智「そのあとは普通に甘めのカクテルを勧めてだな」

提督「潰してんじゃねーよ大変だったんだぞ」

257 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 19:28:47.04 mNFLDqr+0 156/194

那智「ん? 何が大変だったんだ? 何処がだ?」ニヤニヤ

提督「黙れ酔っ払い」

那智「酒が美味い、仕方ない」

提督「百理ある」

266 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:51:34.97 mNFLDqr+0 157/194

那智「そういえば何でデートする運びになったんだ?」

提督「あー……それはだな。昼頃に様子を見に行ったら着替え中だったらしくてな」

那智「なるほど、詫びか」

提督「大体そうだ」

267 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:52:15.29 mNFLDqr+0 158/194

那智「因みに何処に行ったんだ? 如何わしい宿か?」

提督「なんでだよ、普通に俺の好きな店回って食って帰ったわ」

那智「なんだつまらん、曙は楽しめたのか?」

提督「まぁ多分、笑顔を結構見せてくれたしな。」

268 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:52:59.00 mNFLDqr+0 159/194

那智「お、惚れたか?」ニヤニヤ

提督「うっせぇばーか。あ、すみません、ボウモアください」

那智「む、では私はそうだな……マッカランで」

提督「ふぅー……気化したアルコールが抜けてく感覚がたまらん」

那智「わかるぞ、度数が高い酒はだから最高だ」

提督「ほんとな」

269 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:53:44.59 mNFLDqr+0 160/194

那智「そういえば指輪任務どうするんだ?」

提督「んげっほっ、げほっっ、ごほっ」

那智「いくら何でも動揺しすぎじゃないか?」

提督「うるさい……まだ決めてないわ」

270 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:56:02.26 mNFLDqr+0 161/194

那智「そろそろ主力艦たちが90超えてきてるぞ?」

提督「まだセーフまだセーフ」

那智「まぁそういうことにしておこう……明日はリランカか?」ニヤニヤ

携帯<mail! mail!

提督「黙っとけバーカ……お? 隼鷹が一緒に飲まないかとさ」

271 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:56:54.54 mNFLDqr+0 162/194

那智「お、是非行こうじゃないか、アイツの選ぶ日本酒は良いのばかりだからな」

提督「無駄に目利きだよなアイツ、じゃ行くか。すみませーんお会計お願いしまーす」

・・・・
・・・
・・


272 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:58:11.63 mNFLDqr+0 163/194

隼鷹「ゆきーのしんぐん、こおりをふんでっ」

提督「どーれっがかわやらみちさえしれずっ」

那智「うまーはたおれるすててもおけずっ」

千歳「こーこはいずくぞ……私達海軍じゃない~~!!」

一同<あっはあはっははは!!

隼鷹「じゃあ次のお店いくぞー!」

那智「いぇー!」

提督「ひゅーひゅー!」

千歳「朝まで飲むわよー!」

・・・・
・・・
・・


273 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 20:59:28.08 mNFLDqr+0 164/194

~翌朝~


妙高「…………」

那智「…………」

提督「…………」

妙高「……2週間禁酒」

那智「はい……」

提督「はい……」

275 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/15 21:04:59.80 mNFLDqr+0 165/194

「…………大丈夫?(お、おぉぉぉ神よ! 私に提督のお世話をさせていただけることに感謝します! やったぜ!)」

提督「おう……頭が、痛いが、まぁ。よくあることだ」


「む、無茶するのはダメよ?(ヒューヒュー! 艦娘の膂力を生かしてお姫様抱っこでベッドいっちゃう!? でもお姫様抱っこはされるほうがいいかなぁー!! でもなぁあああ!!)」

提督「心配は要らない……今日は一日休みで良いぞ、俺は部屋で休む」

「あっ、あ、あああわわ私がっ! め、面倒みてあげるわよ!(イエエエエエ! もしかしたら身体拭いてあげちゃったり!?!? これはフラグじゃないですかねえええ! )」

提督「……すまん、ありがとう」

「ふんっ、まぁいいわよ。私も世話になっちゃったし……ゆっくり休みなさい(ウェッヒヒヒヒヒ、一日提督の時間占領できちゃいますよコレで! やったね!! ね!!!!!)」

284 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:51:37.79 0SveXUG60 166/194

小ネタ5『青葉の取材メモ しれーかんの事どう思ってますか!?』 >>189

285 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:52:17.64 0SveXUG60 167/194

「アイツ?……まぁ、最近はよくやってると思うわ」

青葉「と、言うと?」

「むぅ……書類も上出来だし艦隊運営も随分良いと思うわ」

青葉「なるほどなるほど、他はありますか?」

「……か、改二にしてくれて感謝してるわよ!」

青葉「ひゅーっ! ありがとうございまーすぅ! では!」

「あっ、こら! 待ちなさい! 何に使うつもりよ!」

286 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:52:53.08 0SveXUG60 168/194

満潮「……特に無いわよ」

青葉「と、言いますと?」

満潮「今は皆が居るからいいのよ! そこはまぁ、か、感謝してるけど!」

青葉「つまり、仲間が居てくれてとっても嬉しいって事ですねー!?」

満潮「ばっ、まっ、ち、ちちちち」

青葉「コレは朝潮ちゃんや扶桑さんに一刻も早く伝えねばですねー!失礼しむぁーす!」

満潮「待てえぇぇえええ!!」

287 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:55:30.40 0SveXUG60 169/194

小ネタ6『潮、勇気を出す』 >>191、194、195

288 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:56:17.87 0SveXUG60 170/194

~給湯室~

提督「コーヒー、コーヒー、私の友。禁酒期間の愛すべき友人ー……あっ、粉もうないじゃん。裏切りか」

提督「はぁ……買いに行くかぁ」

289 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:57:02.26 0SveXUG60 171/194

~鎮守府の門~


「あっ、提督、こんにちは。お出かけですか?」ニコニコ

提督「あら潮ちゃんこんにちは。ちょっとコーヒーの粉無くなっちゃってね」

「あっ、もしかしてこの間のお店でしょうか?」

290 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:57:48.77 0SveXUG60 172/194

提督「そうそう、あそこ小売りもしててね。いっつもあそこで買ってるよ」

「そっ、それじゃあ潮と一緒にいきませんか? 潮も行こうと思ってんです!」キラキラ

提督「おーいいよいいよ、同志が増えるのは良いことだ」

「えへへへ」テレテレ

291 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:58:29.08 0SveXUG60 173/194

~植木の陰~

「(リランカから帰ってきて報告しようと探してみたら……何よコレ、いや私は別に彼女とかそういう関係じゃないけどさ、何よコレ。いや潮が楽しいのは姉として嬉しいんだけどね?)」イライラ

「(…………まぁ一声かければ良いだけなんだけどね? でもなんか、こう、ためらっちゃうわね。恥ずかしいと言うか潮に楽しんでもらいたいというかなんというか)」モヤモヤ

「(…………移動するみたいね、付いていってみよう)」コソコソ

292 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 00:59:29.29 0SveXUG60 174/194

~喫茶店 withこっそり付いてきた曙~


提督「俺も一服してくか、ブレンド、ホットでお願いします」

「あっ、お、同じ奴をお願い、します」

提督「ふぅー……美味いねぇ」

「そうですねぇ……」ポヤポヤ

「ブレンドコーヒー、ホットで。あとミルクもお願いします(ふ、普通にコーヒー飲んでるだけね……まぁ潮だからそんな警戒する必要は……)」

293 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:00:11.19 0SveXUG60 175/194

提督「なー……それにしても潮はブラックで飲めるのか。漣はミルク入れてもダメだったのにな」

「苦味が心地よくて……漣ちゃんは凄い顔してましたね」クスクス

提督「あれは酷い顔だったな。曙もミルク入れないと飲めないけど」

「みんなが好きに飲むのが一番ですよ」

提督「そうだねぇ……あぁ美味しい」

「ですねぇ……」ポヤポヤ

「(縁側でくつろぐ老人みたいだ……)」

294 : ◆zbDVO5ufLS9f - 2016/03/16 01:00:48.40 0SveXUG60 176/194

「あっ、そういえば提督」

提督「ん? どうした」

「曙ちゃん、どうですか?」

提督「……潮、お前もか。まぁ、なんだ。最近はがんばってくれてるな」

「む、そうではなくてですね」

295 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:01:51.77 0SveXUG60 177/194

提督「言わんとしてることはわかるさ……でもな?」

「曙ちゃんは提督のこと大好きですよ?」

提督「…………割と容赦無いよね潮ちゃん」

「えへへ、そうでしょうか……提督に育てて貰ったから、ですね」ニコニコ

提督「そうね……(遠い目)」

296 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:02:49.73 0SveXUG60 178/194

「曙ちゃんは一生懸命で良い子ですよ、しかもとっても可愛らしいですよっ」

提督「そうだな……着任した時と比べたら本当にきれいな良い顔をするようになったなぁ」

提督「……でもな、弱音というか愚痴を吐くようだけど、未だにあんまり、よくわからないんだよな」

「何がでしょうか?」

297 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:04:33.14 0SveXUG60 179/194

提督「もしな? もしこのまま、曙とケッコンしたとする。それで本当にいいんだろうかってさ」

提督「君たちはまだ若いだろ? 俺みたいな年上とくっついたら将来が、とかさ。まだあんまり良い男とか知らないだけなんじゃなか、とかさ。そもそも自分は本当に相手を好いているのだろうかとかさ……もちろん悪い気はしないんだ。俺みたいのが、みたいな負い目というかなんというか」

提督「色々考えちゃってさ……まぁ自分でもよくわかってないんだ、どうするか、どうしたいかどうしたらいいか」

298 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:06:34.60 0SveXUG60 180/194

「(……そりゃそうよね、元々の好感度はマイナスだったもん……しかもちんちくりんの小娘だし)」ズーン


「ん…………んぅ!?」ビクッ

「(なるほど……ここは、ここが! 潮のがんばるところ!)」

「ふぅー……、すぅー……よし(小声)」

299 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:07:26.22 0SveXUG60 181/194

「……でも曙ちゃんが悲しむのは嫌ですよね?」

提督「…………」

「あんなに気にかけてあげてたんです。そうですよね?」

「昔のことを引きずってる曙ちゃんが、今度は、今日を明るく楽しく幸せになれるようにしてあげたかったんですよね?」

「……きっとそれでいいんですよ」

300 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:10:12.60 0SveXUG60 182/194

提督「……そうかね」

「そうですよ、大丈夫です」

「好きな本で言ってました『悲しませたくない、そういう自分のための気持ちで結びついて、執着してくのが、好きになるって事なんだ』って」

「だから、絶対、大丈夫です」

301 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:10:42.24 0SveXUG60 183/194

提督「…………」

提督「そうか……それも、悪くないな」

提督「あ、そろそろ出るか?」

「ですね」

提督「はいよ、会計は任せろ」

「えへへ、ご馳走様です」テレテレ

302 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:11:19.15 0SveXUG60 184/194

提督「ん、じゃあ俺は戻るけどどうする?」

「あ、少し用事があるので……」

提督「おーけー、気をつけてな」

「潮、了解です」

303 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:11:58.29 0SveXUG60 185/194

~再び喫茶店の中~


「あ、すみません。コーヒーお願いします。あとチョコレートサンデーもください」

「……何」グズッ

「別になんでもないよ?」

「……」ヒグッ

304 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:12:31.89 0SveXUG60 186/194

「大切に思われてるね、曙ちゃん」ニコニコ

「ふぐううぅぅぅ……」グスグス

「ほら、甘いものもあるから」

「えぐっ、ううぅぅ……ありがと」

「ん、よしよし」

「えうううぅうぅぅぅぅ」

305 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:13:01.73 0SveXUG60 187/194

「うんうん」

「えぐっ、わだじ、う、うれじぐ、でぇ」

「うんうん、よかったねぇ」ヨシヨシ

「あり、が、ありがとうっぅぅうっぅ」


・・・・・
・・・・
・・・
・・


306 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:20:12.37 0SveXUG60 188/194

「今日は、だな」

「は、はい」

「あ、いや、まずは任務だ、お疲れ様だったな」

「なななな、なんてことないわよ」

「夜戦で残った旗艦を吹き飛ばしたんだろう、良くがんばってくれたな」

「へ、えへへへ。そっ、それは当然よ!」

「おう、その任務の報酬、なんだがな」

「は、はいっ!」

「ゆ、ゆbっ、あ、まて、扉が少し開いてるから」

「は、はい! 」

扉>BANG!!

307 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:24:10.19 0SveXUG60 189/194

「一緒になってくれませんか」

「はい!」

308 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:26:57.68 0SveXUG60 190/194

「……あなたを最後まで、幸せにさせてください」

「私からも、いっぱいお返しさせなさいね! 一生かけて返すんだから!」

309 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:30:20.69 0SveXUG60 191/194

このSSは以上で完結です。

最後までお付き合いいただいてありがとうございました。また、応援のレスや感想、小ネタをくださった
皆様には感謝してもしきれません。おかげさまで無事最後までたどり着けました、本当にありがとうございました。
>>250の霞ちゃんとケッコンした提督の話も書く予定です、見かけたら宜しくお願いします。

最後に重ねて、本当にありがとうございました。それでは失礼します。

311 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 01:38:45.02 0SveXUG60 192/194

オマケ

提督;酒とコーヒーが好き。タバコは苦手。雑学を沢山知ってる。少しヘタレ。

曙;脳内ピンク痴女駆逐艦。>>1のかわいいかわいいお嫁さん。こんなにヒロインすると思ってもなかった。

朧;読書が好きで主なジャンルは本格ミステリ。スケベなボディの持ち主。最近失恋した。そのあと友人とおもちゃの指輪を海に投げて遊んだ。

潮;おっぱいが大きい。怒ると怖い、以外に辛辣。

那智;飲兵衛。煙たいウイスキーが嫌い。

313 : 以下、名... - 2016/03/16 02:04:33.18 s0+29X6LO 193/194

乙です。
オマケではぶられる漣ェ……。

314 : ◆eexBJ.ebGqks - 2016/03/16 02:16:25.51 0SveXUG60 194/194

(やっべぇ漣ちゃんすっかり忘れてたなんか足りないと思った)
漣;騒がしい子。雑誌から出てきたような華やかな服装が好み。騒いではよく怒られる。


それから小ネタ6の潮ちゃんの『』の引用部分は『僕のメジャースプーン』(作:辻村深月)を想定しています。

自分は本がボロボロになるくらい読み返すほど好きなので書店で見かけた際にはお手にとっていただければと思います(ダイマ)

何度も失礼しました

記事をツイートする 記事をはてブする