関連
男「ヤンデレってなんだ?」【前編】

54 : 以下、名... - 2014/09/28 17:28:09.67 ArDjTIZO0 21/211


これって、途中から安価とかとってもいいのかな?
これで二作目で、勝手がよくわからない……。

一回安価ってのをやってみたかったんだ。

55 : 以下、名... - 2014/09/28 17:46:24.86 Z9CGOpWy0 22/211

>>1の好きにして良いのよ

57 : 以下、名... - 2014/09/28 18:19:50.61 KiAlFnwlo 23/211

安価にするなら一旦終わらせて新スレ立てたほうがいいかな
俺一度途中から安価にしたら安価が嫌いって奴に叩かれまくったことあるし

まあ>>1次第だけど新スレ立てるなら誘導がほしいです

58 : 以下、名... - 2014/09/28 20:16:55.24 ArDjTIZO0 24/211

>>57
コメントありがとう。
でも、新しくスレ建てるほどやりたいわけじゃないんだよな。

叩かれたらどんまいでやらせていただきます。

59 : 以下、名... - 2014/09/28 20:28:37.21 ArDjTIZO0 25/211


「……あの、友さん……」

「……なにさ?」

「いや、なんか、ホントすいませんっした……」

「…………はぁ……」

「うっ……なんか、悪いことしたかなぁ……」

「ほら、授業始まるよ?」

「あ、お、おう!」




――放課後

「さて、あっという間に放課後か……」

「さって、それじゃ>>60に行こうかな!」

1.友さんの機嫌を窺いに行く

2.幼馴染と帰る

3.下級生の教室の前を通る

4.教室の掃除を手伝う

5.部活に行く

6.グラウンドに出る


番号指定でお願いします。

60 : 以下、名... - 2014/09/28 20:30:47.37 A+rxHsV6O 26/211

1

62 : 以下、名... - 2014/09/28 20:55:37.72 ArDjTIZO0 27/211


「と、友さーん……?」

「……なに?」

「あ、あの、もし、もしよろしければ、これからあの、お茶など……いかがかなぁ……と」

「……部活だから」

「あ、そうですよねー!? あ、つ、都合のいい――」

「――だ、だからっ!」

「……?」



「ぶ、部活が終わるまで、ボクの事待っててくれる……かい?」

「へ? あ、あぁ、そりゃ待ってるけど……」

「ぜ、絶対だよっ!? 絶対待っててね!?」

「あ……おう!」



「お、今日はちゃんと部活に来たね――」

「ねぇ、ちょっといい?」

「え?」

「練習試合をやろうよ? それで、ボクが勝ったら――」



「ふわぁあ……。どのくらいで終わるのかぐらい聞いとけばよかったなぁ……」

「お待たせっ? さぁ、どこに連れてってくれるんだい?」

「うおぉお!? も、もう終わったのか!?」

「あ、うん。今日はちょっとだけの練習だったんだ」

「へぇー。あ、昨日休みだったからか」

「え? あ、あぁ、そうかな……?」




「…………鬼よ。鬼がいたわ……」ガタガタ

63 : 以下、名... - 2014/09/28 21:57:10.81 ArDjTIZO0 28/211


「ふふふーん♪」

「あれ、なんだそんな機嫌悪くないのか」

「え?」

「あ、いや。なら、別にご機嫌取らなくてもよかったなぁーって――」

「……機嫌悪くなったっていいんだよ?」ムスッ

「さぁ、俺のおごりだ。行こうか」

「あははっ! 楽しみだよ」



「へぇ~。よく男がこんなところ知ってるね? ちょっと見直し――」

「あぁ、昨日委員長とここで打ち合わせしたんだよ」シレッ

「…………へぇッ!」ゲシッ

「痛いっ!! えっ、なんだよ!?」

「何でもないよッ」フンッ

「うっ……。で、ど、どれ頼むの? 好きなもの頼んでいいよ」

「うーん……。――あっ……」

「ん? なんかいいのあった?」

「……………………これ」ユビサシ

「………………え、これ?」

「な、なんだよ! 好きなもの頼んでいいんでしょ!?」

「…………これかぁ……」

『恋人限定! ジャンボチョコパフェ』

「えぇー……」

「べ、別に恋人同士に、とか思われたいわけじゃなくてっ! あの、チョコパフェが食べたくて――」

「昨日委員長も頼んでたや――」

ガンッ‼

「ぜったい、これにする。文句はないね?」

「……ッ!」コクコク

66 : 以下、名... - 2014/09/29 10:08:02.89 j0aZ2STk0 29/211


オマタセシマシター

「わぁああ……!」キラキラ

「………………」

「……ほら、早く食べようよ?」

「……おう」

「ほら、あーん」

「ファッ!!? な、なんだよ!?」

「恋人限定なんだから、恋人っぽくしないとダメでしょ? ほら、あーん?」

「こ、こんなの男女でならなんでもいいんだよっ!?」

「いいから、あーん」

「い、いや、恥ずかしいって!」

「あ、早くしないと落ちちゃうよ!」

「だ、だから――」


「…………」ジー


「いただきますっ!」パクッ

「ふふーん、よろしい」

「……わぁ! 昨日と同じ味だ!」

「そういうことは言わなくていいの!」

「ほ、ほら、じゃあボクにも……」

「えー」

「……殴るよ」

「ほ、ほら! あーん」

「あははっ、あーん!」パクッ

「うんっ、おいしいね?」

「はは……、そうだね……」

67 : 以下、名... - 2014/09/29 10:41:31.98 j0aZ2STk0 30/211


「――あー、おいしかった」ニコニコ

「友さんが喜んでくれて、なによりでございますよ……」ゲッソリ

「……こ、今度のデートの時には、誰もつれてったことのないとこに連れて行ってね?」


「え? デート??」

「………………………………あっ」カァアア



「いいいいいいいいいいいや!? 違うんだよ!?? い、いいまのは、言葉のあやというか、あの、う、ウーロン茶みたいなさ!??」アセアセ

「ね!? 緑茶とさ、ウーロン茶の違いって知ってる!!? あれって、発酵させるかさせないかなんだって!!」

「え、そうなの?」

「そうなの!! で、でね!? 発酵と腐敗っていうのもね! あ、あの人間に良いか悪いかで――」

「――まぁ、今度出かけるって約束したしなぁ……」

「………………うん」テレッ

「そのときは、別の場所探しておくよ」

「……た、楽しみにしてるよ!」

「しっかし――」

「ん?」


「そんな友達と出かけるぐらいで、テンション上げなくても――」

「動かないでね」スッ

「ちょっ!? やめてっ!??」ビクッ

68 : 以下、名... - 2014/09/29 10:51:02.60 j0aZ2STk0 31/211


――――――

「さて、友とも別れてもう19時かぁ……」

「そろそろ家に帰ろうかな」

「いや、コンビニでも……。うーん……」

「よし、>>72に行くか」


1.暇だから友をびっくりさせよう

2.おとなしく家に帰ろう

3.いや、ちょっと公園によろうかな……

4.ちょっと高級住宅街の中を通ってみる

5.さっきの店に忘れ物をした気が……

6.あ、部室に漫画を忘れた!

7.ちょっと近道して帰ろうかな


しまった。
最初の安価で委員長のルート作ってなかったです。
ドンマイ、俺。

72 : 以下、名... - 2014/09/29 11:32:54.14 RjSej1jso 32/211


75 : 以下、名... - 2014/09/29 18:04:54.60 j0aZ2STk0 33/211


「しまった、部室に漫画忘れてたなぁ……」

「まぁ、さすがにこの時間なら先輩もいないだろうし、取りに行くか……」


―――部室

ガララッ

「おじゃましまーす……」ヒッソリ

先輩「……男。遅い」パタン

「はいっ!? え、あれ、先輩!?」ビクッ

先輩「……どうしたの?」

「あ、いや……。もう、帰ってるものだと思ったので……」

先輩「……男に会うまで……帰らない」ニコッ

「い、いや帰ってくださいよ……」

先輩「……せっかくメールもしたのに……」

「量が多すぎるんですよっ! 俺が返信するまで待ってくれてもいいじゃないですか」

「――あ、そうだそうだ。とりあえず、忘れた漫画取りに来たんですけど……」

先輩「……男、今日はどこいってたの?」

「あ……え、っと……」

(……一昨日と昨日もちゃんと部活に出てないわけだし、本当のこと言ったら怒られるよなぁ……)

「あ、あれですよ。ちょっと自分探しの旅に――」

先輩「……言い方を変える」



先輩「あのカフェに、誰と行ってたの?」



「………………え?」

先輩「……わからない?」



先輩「○○市××町□-□□-5のカフェで、誰と居たの?」

76 : 以下、名... - 2014/09/29 20:26:38.83 j0aZ2STk0 34/211


「あっ……え、なんで……」

先輩「……ねぇ、応えて」

「あ、あのっ! ごめんなさいっ! 友と行ってましたぁ!!」ドゲザァ

先輩「……ふぅん……部活、出ないで……女の子と一緒に居たの……」ジー

「あ、いや! あの事情がありまして……っ!」

先輩「……へぇ……、言い訳……するの」ジトー

「……あ、あのどうすれば許していただけるでしょうか……」

先輩「……別にいいよ……私……もう学校、来ないから……」

「いやいやいやいや!! あ、あのそれは――!」

先輩「……ありがとう……楽しかった……」ガララ

「あ、あああの! ま、待ってください!! あ、あの、なんでもしますっ!」




先輩「……そう。……ならやめる」シレッ



「へ!? あ、ありがとうござ――」

カチッ

――ください!! あ、あの、なんでもしますっ!

「……え?」

カチッ

――の、なんでもしますっ!

先輩「……ふふっ、なんでもするんだよね……?」

「………………」ダラダラ

先輩「…………」ニコニコ

77 : 以下、名... - 2014/09/29 22:03:59.20 j0aZ2STk0 35/211


「――本当に、これでいいんですか??」

先輩「……いい」

「ま、まぁ、ならいいんですけど……」

先輩「……んふふ……」スリスリ

「……ははっ、くすぐったいですよ……」

先輩「……男、いい匂い……」スンスン

(結局先輩を、膝にのせてるわけだけど……。これ、先輩の体温をじかに感じて、なんだか恥ずかしいな……)

先輩「………………」ニコニコ

「本は読まないんですか?」

先輩「……明かりつけたら……気付かれちゃう……」

「あ、それもそうですよね……」

先輩「…………」

「…………」

(あれ、何だか変な雰囲気……)

「……あ、あぁの! 先輩? 先輩って――」

先輩「…………」スースー

「…………ははっ、先輩寝ちゃったか……」

「疲れてたのかな……。先輩の家って、確かそんなに遠くなかったよな――」



「――それじゃ、先輩。おやすみなさい……」

ギュウウ

「あれ……」

先輩「…………男……」スースー


「すいません、お邪魔しましたー」

「あ、すいません、ありがとねー」

「……あら、この子……。さっきの男の子の上着握ってるじゃない……」

先輩「……ふふ……いい匂い……」スースー

78 : 以下、名... - 2014/09/29 22:14:21.76 j0aZ2STk0 36/211


――――

「たっだいまー!」

「男くぅーんッ!! ねぇ、どこ行ってたの!? 遅くない!?」

「あぁー、ちょっと。……部活が長引いちゃってね」

「……あれ? 上着はどうしたの?」

「んー? 学校に忘れた」

「忘れたって……。……あれ、また女のにおいがする……」

「男くんッ!!? ねぇ、今日こそ――ッ!」

「あ、そういえば、姉さんのためにプリン買ってきたんだ!」

「……い、いや! 今日は誤魔化され――」

「え、食べない? ……せっかく買ってきたのになぁ……」

「食べるー! もう、男くんはかわいいなぁ!」

「は、ははは……」


――翌朝

幼馴染「ほら、朝だよ? お、お姉さんも起きてくださいっ!」

「……起きた、起きたよぉ……」

「えへへ……おとこくーん……」ムニャムニャ

「あれ? また姉さん一緒に寝てたのか……」

幼馴染「また、じゃないよっ!! こういうのはしっかりしなきゃダメなんだよ!?」

「つっても、実の姉じゃないか」

幼馴染「――ッ! 男は何もわかってないっ! もう、じゃあ私とも一緒に寝てよ!」

「いや、意味わからないよ」

79 : 以下、名... - 2014/09/29 22:23:10.44 j0aZ2STk0 37/211


「――さて、幼馴染は部活の朝練に行ってしまった……」

「朝ご飯食べても、全然時間余ってるなぁ……」



「まぁ、とりあえず>>82しようか」


1.少し早めの時間に家を出る

2.暇なので幼馴染を追いかける

3.通学路をゆっくり歩いてみる

4.高級住宅地を通ってみる

5.いや、いつも通り遅刻ギリギリで

6.先に上着を取りに行く

7.たまには姉さんにかまう

8.路地を通って近道する


すいません。一回目と二回目に姉√を入れてなかったです……。
ドンマイ、俺。

とりあえず今日はこれまで、あとは明日の朝見ます……。

82 : 以下、名... - 2014/09/29 22:29:26.10 hlpBuaeno 38/211

7

90 : 以下、名... - 2014/10/01 10:24:58.38 hPfQpQxZ0 39/211


(――結局ほとんど食べさせたな……)

「ほら、もう姉さんも大学じゃないの?」

「今日は大丈夫なんだよー? だから、もっとイチャイチャしようっ?」

「いや、もう俺は学校に行かなきゃ……」

「じゃあ、私も一緒に行くー!」

「なんでよ!? ……ほら、じゃあ行ってくるから!」

「あーん……」

「…………男くん」

「ん? なに? 一緒には行かないよ?」

「うん」

「……?」


「今日は、いつごろ帰ってくる?」


「あー……。何もなければ、まっすぐ帰ってくるけど……」

「……そっか。じゃあ、何もなければいいね」

「え、あ、そう、だね……?」

「……むふふ~! お姉ちゃんは大学サボってでも早く帰ってくるからねー?」ダキッ

「うわっ! い、いや、それはダメでしょ!?」

「だ・か・ら」


「 早く、帰ってきてね? 」ニコッ

91 : 以下、名... - 2014/10/01 10:35:31.11 hPfQpQxZ0 40/211


ガララッ

「おいっすー」

「ふぅ、いいね。いつも通り時間ぎりぎりだ」

「えっと、1時間目は――」



キーンコーンカーンコーン

「おっしゃあ! お昼の時間だぁッ!」ガタッ

ガヤガヤ


「さって、とりあえずお昼ご飯でも……」

「あ、そうだ。>>93するかぁ」


1.普通に友と食べる

2.たまには幼馴染と食べる

3.購買でも行こうかな……

4.ベランダで食べよう

5.あ、そういえば委員長に呼ばれてた気が……

6.携帯を見てみる

7.姉さんに電話する

8.体育館裏に行ってみる


93 : 以下、名... - 2014/10/01 10:55:36.83 3gklfHQpo 41/211

6

94 : 以下、名... - 2014/10/01 15:24:02.69 hPfQpQxZ0 42/211


「あ、そういや、朝からゴタゴタしてて携帯見てなかったなぁ……」

パカッ

新着メール 72件

「……えーと、昨日はあれからメールなんて来てなかったし、朝からだよな」

「おはようから始まって、うーん……ん? 今先輩部室に居るのか」

「じゃ、上着返してもらうついでに、先輩とご飯でも食べようかな――」



「――で、先輩?」

先輩「……なに?」

「なんで先輩俺の上着着てるんですかっ!? 自分のは!?」

先輩「……これ……朝起きたらあったの……」シレッ

「俺のですよっ!! 先輩が上着つかんで離さないから、そのまま綺麗に脱いできたんじゃないですかっ!」

先輩「…………これは……私の……」ギュッ

「いやいやいやいや……。そもそも、男の上着じゃ変ですよ……」

先輩「……じゃあ……男には私の上げる……」

「いや、返してくださいよ。どっちにしろ、サイズ的に無理です」

先輩「……………………」フイッ

「えぇえええ……。返してくださいよー」

先輩「……私……自分の、上着持ってきてない……」

「えぇー……。じゃ、わかりましたよ……、明日返してください」

先輩「……うんわかった」ニコニコ

「はぁ……、なんで俺が……」

先輩「………………♪」ギュウウ

「……まぁ、いいか」

95 : 以下、名... - 2014/10/01 21:52:14.41 hPfQpQxZ0 43/211


先輩「……男……これ、ちょうだい」

「ダメですよっ!? 俺のどうなるんすか!」

先輩「………………がんばれ」グッ

「何をっ!??」

先輩「……じゃあ、一週間……でいい」

「それでもダメですっ!」

先輩「…………むー……」

先輩「……部活……来なかったくせに……」

「うぐっ……」ビクッ

先輩「……………………」ジー

「……………………」ダラダラ

先輩「………………………じー」

「…………わ、わかりました……」

先輩「…………ッ!」パァアア

「で、でも!! それじゃあ、アレですよ!? 膝に乗せるってやつは無しですからねッ!?」

先輩「…………イヤ……」フイッ

「じゃあ返してください」

先輩「………………わかった」シブシブ

「あ、じゃあ返して――」

先輩「……膝に乗せなくて……いい」

「え、そっちですか!?」

先輩「…………ふふっ……」モフモフ

「えぇ……。ま、まぁ、しょうがないか……」

「――あ、もうこんな時間か……。次移動教室だし……俺、もう行きますね? 先輩は大丈夫なんですか?」ガララッ

先輩「……うん」



先輩「……私は、コレ……使ってから行く……」ギュウウ

96 : 以下、名... - 2014/10/01 22:34:04.24 hPfQpQxZ0 44/211


――――放課後

「おし、今日も学校が終わった……」

「今日はどうしようかなー……」

「あ、姉さんも早く帰ってこいみたいなこと言ってたっけか」

「うーん、とりあえず>>100かな」


1.隣の席から視線を感じる……

2.教室の入り口から視線を感じる……

3.グラウンドを通って裏門から帰ろうかな

4.お嬢様が本読んでるから、声をかけてみる

5.生徒指導室から視線を感じる……

6.部活に行こう

7.いや、姉さんが待っている!

8.体育館裏に行ってみる


キリがいいので100で。

100 : 以下、名... - 2014/10/01 23:17:50.37 ZfdIQh1C0 45/211

1

102 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/10 13:48:39.66 GMUpCPRa0 46/211

「…………」

「…………」ジー

「……なんだよ」

「……ねぇ、今日ボク部活休みなんだー……」

「へぇ、よかったな」

「…………」

「…………」

「……ねぇ」

「今日、ボク部活休みなんだー」

「…………へ、へぇ、よかった――」


「――今日っ!!」


「おうっ!」ビクッ

「部活休み、なんだけど……?」

「あ……、それじゃ、ど、どっか行くか……?」


「おっ! 男のほうからボクを誘ってくれるのかい?」ワァァ

「その気持ちはうれしいけど……。今日はちょっと用事あるんだよなー……」ウーン


「あぁ、じゃあ帰るわ」スッ

ガンッ‼

「…………」ニコッ

「なんだよっ!? 暇なら暇ってはっきり言えばいいじゃねぇか!」

「なっ!! ひ、暇じゃないよっ! 男が暇そうにしてるから、しょうがなくボクが付き合ってあげようかなー、って思っただけさ!」

「嘘つけ!! ……はぁ、まぁいいよ……。ゲーセンでも行くか?」

「あっ…………、うん」

104 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/10 16:26:45.03 GMUpCPRa0 47/211

――――

「――なんか、男と来るの久しぶりだねー」

「えー? あぁ、そうかもなー……」

「……あ、このぬいぐるみかわいい……! ねぇ、男。これ取ってみてよ!」

「えー」

「なっ……。さ、最近、男って否定から入るよね……」

「いや、確かにそうかもしれないが、それはお前もだぞ?」

「え? いや、ボクはそんなこと――」


「――違うよ。最近、友が『そういうコト』ばかり振ってくるってことさ」


「…………あぁ、そう、かもね……。………ボクも、焦ってるってことかな……」ボソッ

「まぁ! たまにはそんな我儘も聞いてやるかなっ!」

「おっ、本当かい?」

「ふっ……。俺を誰だと思っている……?」

「………………」

「UFOキャッチャーの世界で、俺の名を知らないものが居るだろうか? いやっ、居ないっ!!」

「…………」ウワー


「かつて、神と呼ばれた実力……。ここで披露してやろう――――ッ!!!」





「――ねぇ、神?」

「…………いやぁ、ね。俺もハードル上げすぎたなぁって思ったんだよ。なんだろう、ゲーセン行くとテンション上がっちゃうんだよ」

「あははっ、どうやらそうらしいね。神は」

「うぐぐ……」

106 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/10 21:35:33.37 GMUpCPRa0 48/211



「でも、なんだかんだで取ってくれたね……?」

「え? あぁ、まぁな」

「ボクは最初のお金しか出してないし、別にいいって言ったのに……」

「……9割は俺の出資になったからな。大事にしろよ……!」

「うん。……言われなくても、そうするつもりだよ」

「なら、よし。……んじゃ、そろそろ帰るか」

「そうだねっ!」





――――――

「ふぅ、ようやく帰宅だ……」

「しかし、明日からの友のからかいがヒドイだろうなぁ……」

「あんなに、張り切らなければよかった……」


「まぁ、過去のことは置いておこう。さて、>>109するか」


1.友にメールを送ってみる

2.おや、隣の家から物音が……

3.コンビニでも行こうかな

4.窓から外を見てみる

5.委員長にボランティアのことについて電話する

6.おや、携帯の様子が……

7.何もしない

8.ちょっと、公園に散歩しに行く

109 : 以下、名... - 2014/10/10 22:21:02.93 pcZMANRSo 49/211

6

110 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/11 18:21:21.44 bVWNLK/00 50/211


「――ん? なんだ、携帯が……震えているッ!!」

「……はぁ、寂しいな。なになに……?」


メール:57件


「あれ、先輩かな。どうしたんだろ」

「うーんと……最後のメール見てみるか……」


先輩
 さよなら。


「」

「え、なんで!? め、メールは……!」



先輩
 部室で待ってます

先輩
 寂しい

先輩
 誰とどこでなにしてるの?

先輩
 待ってます



「あぁ、もう!! 学校だなっ!?」イソイソ

「電話は――でないっ! と、とりあえずメールしとくか」


「クソッ、間に合ってくれよっ!!」

111 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/11 18:49:16.41 bVWNLK/00 51/211


――――――学校

「はぁ……はぁ……。ごほっ……疲れた……」ゼェゼェ

「と、とりあえず、部室に行くか? あ、でも、はぁ、屋上とかか……!?」

「と、とにかく動かないと……っ!!」


>>114

1.部室に行く(続く)

2.屋上に行く(先輩BAD END)

114 : 以下、名... - 2014/10/11 19:17:24.54 /KvPataqO 52/211

1

115 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/12 17:14:15.72 1eU5os/d0 53/211


――――部室

ガララッ‼

「――先輩ッ!!」

「はぁ……ぜぇ…………あ、あれ?」キョトン


先輩「……あ、男。…………待ってた……」


「せ、先輩が、あんなメールするから……。心配しちゃいましたよ……」ハァ…

先輩「……そう」


先輩「……男は、あぁいうメールをすれば、来てくれる」ニコッ


「……ッ!」ゾクッ

「せ、先輩? も、もうやめてくださいよ……?」

先輩「……男? 今日はどこに行ってたの?」

「……ちょっと、買い物ですよ。め、メールもしたじゃないですか!」

先輩「……見てない」

「え、な、なん――」


先輩「……男が来ない要件のメールなんて、見ない」


「……と、とりあえず、今日はもう遅いですし帰りましょうっ! ね!?」

先輩「……わかった」

「……はぁ……」




「……そ、それじゃ、先輩」

先輩「……男。……また明日」

「はい……また、明日……」

先輩「…………」ニコッ

117 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/14 23:51:59.33 /YpBie900 54/211


――――自宅

「――はぁ……、先輩にも困ったもんだなぁ……」ドサッ

ヴヴヴ…

「ん……?」

先輩
 おやすみ

「……ははっ。――おやすみなさいっと……」

「さぁって、姉さんにちょっと構ったら寝るかっ――」



――朝

幼馴染「――ほぉらっ! 男、起きてってばっ!」

「うぅん……。あと、3時間……」

幼馴染「寝過ぎよっ!!? もうっ、朝練行っちゃうからねっ?」

「はいはい、行ってらっしゃい……」

幼馴染「もうっ――」

ガチャバタン

「うーんっ……! さて、これからどうするかな?」

「まぁ>>119かな」


1.普通に学校行くか

2.すぐに家をでる

3.ちょっと時間を遅らせて家を出る

4.ん? あの高級車は……

5.あれ、着信があるみたいだ

6.おや、メールが……

7.姉さんを起こしに行こうかな

8.公園にふらりと寄ってみる

119 : 以下、名... - 2014/10/15 01:47:49.60 Ig+xB05Eo 55/211


121 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2014/10/17 18:35:06.55 Y2RZD5sn0 56/211

「おや、メールが……」

「まぁ、先輩だろうな……」パカッ

「……あれ、二件か……。少ないな」

「…………………」

「……ハッ! な、なんか寂しいと思ってしまった……。これが、普通だよな……。……えっと――?」

先輩
 おはよう

「はい、おはようございます……」


先輩
 会いたい


「…………はぁ……」ヨイショ

「――さてと、それじゃもう家を出ないとなっ!」





――――先輩の家

ガチャ

先輩「…………行ってきます」

先輩「………………はぁ……」ウナダレ


「あ、おはようございまーす!」


先輩「…………え……?」ビックリ

「えっ? せ、先輩が来てくれって、メールで送ってきたんじゃないですか……」

先輩「……へ、返信……もらって、ない……から…………」

「……あれ? あ、忘れてた……」

「――ま、まぁ!! あれですよ! 先輩だって俺からのメール返信してくれないじゃないですか? これでお相子ってことで……」シラー

132 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/03 14:16:16.77 41JoVFet0 57/211


先輩「……………………」ジー

「うっ、ごめんなさい……」

先輩「…………うれしい……」ニコッ

「な、ならよかったです……」

「ほ、ほら! 早く学校行きましょう? 遅れちゃいますよっ!」

先輩「……うん」

「いやーっ! それにしても、今日もいい天気ですねー!」

「こんな天気のいい日は、テンキーでも――。って、あれ?」クルッ

先輩「………………」ボー

「せ、先輩? あ、歩かないんですか……?」

先輩「…………て……」スッ

「え? ……あぁ……、えぇ……歩きましょうよ……」

先輩「…………なら、学校いかない……」

「えぇー……」

先輩「……ずっと、立ってる」

「……はぁ…………」

「――そうですね! 部活の後輩として、先輩をずっと立たせるわけにはいきません!」ギュッ

先輩「……っ」

「それじゃ、行きましょう!」

先輩「…………うんっ」



「ところで、先輩。今日は自分の制服着てるみたいですけど、俺のはどこへ?」

先輩「……部屋に飾ってある」

「え…………じゃあ、返してくだ――」

先輩「――やだ」

「ですよねー……」ウナダレ

133 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/03 14:39:34.08 41JoVFet0 58/211


―――学校

「――いやぁ、まさか抜き打ちテストが入るなんてね……」

「まったくだ……。これでは、俺の頭が悪いってことが学校にバレてしまう……」

「いや、それならきっと最初からバレてるんじゃないかな」

「……なんだよ、友はできたのかよ」

「……うるさいな、張り倒すよ」

「ごめん」

「まぁ……、なにはともあれ。昼休みだね」

「――ね、ねぇ、男って誰かと一緒にご飯とか食べるの?」

「いや、その時によるかな」

「じゃ、じゃあさ――!」

ピンポンパンポーン

『えー、2年の男君。2年の男君。至急、生徒指導室のほうへ来てください』

プツッ

「…………えー」

「……男、なにしたのさ?」

「いやぁ、何もやってないと思うんだけどなぁ……」

「まぁ、犯罪者はみんなそういうよね」

「いやっ! 何もやってねぇって!」

「――ハッ!! も、もしかしたら、もう一人の俺が、か、覚醒して……!?」

「………………」シラー

「…………」

「……まぁ、なんだ…………」

「……行ってきます……」トボトボ

ガララ・・・

「……はぁ、間が悪いなぁ……」ガックシ

134 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/03 14:56:50.07 41JoVFet0 59/211


――生徒指導室

「あぁ、来てしまった……。この教室入るの初めてだなぁ……、怖いなぁ……」

「し、失礼しまーす……」ガララ・・・

先生「――あ、男君。待ってたよ!」

「あれ、先生? ……先生が俺のこと呼んだんですか?」

先生「うん。ちょっと、男君にお話があってね?」

「そ、そうなんですか。なんだ、てっきり俺はなにかやらかしたかと思って……」

先生「ふふっ、そういう悪いことで呼んだわけじゃないから安心して?」

先生「――でも、これはちょっとダメかな?」

「えっ?」

スッ

先生「ほら、さっきの抜き打ちテスト……。ほら、いっぱい間違えてる」

「うっ……。ま、まぁ、そんなに勉強は得意じゃないもので……」

先生「これじゃダメだよ? 勉強する時間がないの?」

「い、いや、そういうわけじゃ……!」

「ただ、余り集中できないと言いますか、その……ねぇ?」

先生「ふーん、そっか……。じゃあ――」

先生「――男君は自分の家では、集中して勉強ができないってことだね?」ニコッ

「へ? あぁ、まぁ……そうとも言いますかね?」

先生「よしっ!」



先生「それじゃ、先生の家で勉強しよっか!」

「なんでっ!?」


139 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/04 09:00:06.99 KYO02BgS0 60/211


先生「先生の家だったら、マンツーマンで教えてあげられるし、それなら男君も集中できるでしょ?」

「いやいやいやいや!!」

先生「うん、そうしよう。それがいいよ! 男君は文芸部だよね?」

「ちょっと待って! あれ、俺はもう行くこと決定なんですかっ!?」

先生「あぁ、大丈夫。お母様にはもう、あいさつしたから」

「そういうことじゃないよ! しかも、それも初耳だよ! 『お母様』って……」

先生「ふふっ、素敵なお義母さまね」

「あれ、なんかニュアンス変わってないですか? 気のせいですよね!?」

「そ、それに! 点数が低いのって俺だけじゃないでしょう!? ……と、友のはどうなんですかっ!?」

先生「あ、ごめんね。やっぱり先生だから、生徒のテストの点数は教えられないの」

「こんな時だけ都合がいいなっ! で、でも、俺が一番下ってことはないと思うんですけどっ!!」

先生「……うーん、そっか……。それじゃ、しょうがないね」

先生「じゃあ、男君は補習ね?」

「え、え? 補習……?」

先生「そう。そうだなぁ……。夏休み全部使って、先生が男君をずっと見てあげる」ニコッ

「え、あ、あの! 俺、そんなに成績悪くないんじゃないかなーって……」

先生「…………今はね」ボソッ

「い、今なにか聞こえたけどっ!?」

先生「どうする? 先生の家でヤるか、夏休みの学校でヤるか」

「あれ? もちろん勉強をですよね?? ってか、その二択しかないんですかっ!?」

先生「あ、今ここでもいいよ?」

「だから、勉強ですよねっ!??」

「と、とにかくっ! それは納得いかないですっ! 平均点……よりちょっと下……ぐらいは取れてるじゃないですかっ!」

先生「……じゃあ、男君が学年最下位になれば、それでもいいってことね?」

「まぁ、それなら……しょうがないの、かも、しれないのかも、しれないですが…………」



先生「わかった。じゃあ、それで決まりね」ニコッ

141 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/04 14:22:51.38 KYO02BgS0 61/211


――学校:教室

ガララ

「うーい……」

「あ、おかえり。……で、結局なにしたの?」

「いや、なにもしてないから!」

「じゃ、なんで呼ばれたのさ?」

「そうだなぁ……。あえて言葉にするなら『自分との戦い』……かな?」キリッ

「へぇー、死ねばいいのに」

「辛辣だなっ!」

キーンコーンカーンコーン

ガララッ…

先生「はーい。それじゃ、授業始めるよー」

「はぁ、ゆっくり休むこともできねぇ……。――って、あれ?」

「ん? どしたの?」

「いや……教科書がねぇ。あれ、持って帰ることなんてないんだけどなぁ……」ガサゴソ

「も、もー、しょうがないなー。そんな男に、隣の席であるボクが――」


「――あ、男くん、教科書忘れちゃったの? それじゃ、私が見せてあげる!」


「おぉ、女さんか。ありがとう……でも、大丈夫だよ。こっちのバカに見せてもらうから」

「なっ……!」

「……そっか――」


「――男くんは、私の教科書は見たくないんだね。……ごめんね、でしゃばっちゃって」


「い、いやっ! やっぱり見せてもらっちゃおうかなっ! いやー、ずっと女さんの教科書見たかったんだよね!!」

「あはは、そう? じゃあ机寄せるね!」


「……………………」イライラ

先生「……………………」バキッ

お嬢様「………………………」ミシッ

145 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/05 14:41:00.65 bg+2256n0 62/211


「…………」カキカキ

「…………」ジー

「…………」ケシケシ

「…………」ジー

(なんだろう、すっげぇ視線を感じる……)

「…………」チラッ

「…………」ニコッ

「はは……」

「ふふっ」ニコニコ

「…………」カキカキ

「…………男くん?」コソッ

「え? ど、どうしたの?」

「ううん、呼んでみただけ」ニコッ

「そ、そっか。あはは……」

「ふふふっ」ニコニコ


「ね、ねぇ、男!!? この問題わからないんだけど教えてくれないかなぁ!!」バンッ


「うおぉうっ!! そ、そんな勢い良く来なくても……」ドキドキ

先生「男君? あとで職員室にきなさい」

「なんでっ!? 何もしてないじゃないですかっ!??」

お嬢様「男さんは、私の席の隣がいいと思います」スクッ

「あれ? その席誰かいたよね? なんで空席なの!?」

委員長「うーん……。これは男君の家で話し合わないとだね」


「やめてっ!!?」

147 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/07 14:56:24.90 L0IF4tqj0 63/211

―――放課後

キーンコーンカーンコーン

「はぁ……。なんだか散々だな……」ウナダレ

「ふふっ、もう教科書忘れちゃだめだよ、男くん?」ニコッ

「おっと、そうだね。気をつけなきゃ」

「……でも、授業中に男くんと11回も目が合っちゃった」ニコニコ

「え、あぁ……そ、そんなだっけ? あはは……」

(そりゃ、女さんがずっとこっち見てるからなぁ……)

「ねぇ、知ってる?」ニコニコ

「え、な、なにを??」

「人ってね好きな人がいると、意識的にも、無意識的にも、その人のことを見ちゃうんだって」ニコニコ

「へ、へぇ……」

「男くんは私のこと好き?」ニコニコ

「はえっ!? あ、あの、えっと――」アタフタ

「私は男くんのこと好きだよ? ううん、大好き」ニコニコ

「え、あ、ありが、とう……」

「ってことは、両思いだよね? 私たちって」ニコッ

「い、いや! あ、あの、ちょっと待っ――」

「ねぇ、付き合おうよ。今度、男くんのお家行ってもいい?」ニコニコ

「だから女さんっ!?? ちょ、ちょっと――」

「あ、大丈夫だよ? 場所なら知ってるから」ニコニコ

「じゃあ、今度――」

ガララッ‼

幼馴染「――男っ、今日は一緒に帰れるでしょ? ほら、早く帰ろう?」ガシッ

「お、おぉうっ? あ、ちょっ、引っ張るなって――」ズルズル


「――ふふっ、男くん。また、教科書見せてあげるね?」


「 何度でも 」ニコッ

149 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/08 14:26:27.57 NEY/EkZ/0 64/211


「――お、幼馴染!? なぁ、なぁって!」

幼馴染「……はい、男」スッ

「え、あれ……? これ、俺の教科書だ。なんだ、幼馴染が持ってたのか?」

幼馴染「違うよ」

幼馴染「『女子トイレのごみ箱』に捨ててあったの」

「え…………」

幼馴染「わかるでしょ? もう、あの女には――」


「――いや、女子トイレには入った記憶ねぇんだけどな……」ポケー


幼馴染「はい?」

「え?」

幼馴染「…………」パチクリ

「…………え?」

幼馴染「……まぁ、それでいっか……」ハァ…

「な、なにが??」

幼馴染「ううん、なんでもない」

「お、おう、そっか……」

幼馴染「うんっ! じゃ、早く帰ろ?」グイッ

「……あぁ、そうだな!」



「あ、ところでさ。俺の体育着知らない? またどっかにいっちゃ――」

幼馴染「知らない」

「――った……。そ、そっか、なんで失くすんだろうなぁ……。もう4着目だ……」ガックシ

幼馴染「えへへ……」カァアア

「ん、顔赤いぞ?」

150 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/08 14:56:14.64 NEY/EkZ/0 65/211


―――自宅

「あー、何だか今日は疲れたなぁ……」

「それにしても、幼馴染は大丈夫かな? 顔も赤かったし、息も少し荒かったけど……」

「男ーっ? 帰ってきてるのー?」

「あ、はーい」

「じゃあ、妹ちゃんがくるからよろしくねー。母さん買い物行ってくるからね」

「あ、そうなの? はーい」

「妹か……。そういや、どっか泊まってたんだっけな――」

ガチャバンッ‼

ドタドタドタ

ズテーン

……

トントン

「はーい?」

「入ります。……兄さん、いま帰ってきました」

「おう、おかえり。……途中転んだろ」

「転んでないです」

「まぁ……いいけど」

「……あれ、兄さん?」

「ん? どうした?」




「おかえりのチューはないんですか?」

「一回もしたことねぇだろ」

156 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/19 09:59:22.84 WI5KnXbH0 66/211


「はぁー、ダメですね兄さん」

「え、俺が!?」

「こういう時は『ごめんよ妹、気付けなくて……』とか言って、抱きしめてディープキスでもやるものですよ」

「嘘つけよ。そんな兄貴イヤだわ」

「私は大歓迎ですが」

「はいはい……。――しかし、妹が友達の家に泊まるだなんて珍しいな」

「……………………嵌められたんです」ボソッ

「は? 誰に?」

「決まってるじゃないですか。あの――」

ガチャ‼

「――男くーんっ! お姉ちゃん、いま帰ってきたよーっ!!」ヒャッホーウ

「お、姉さんおかえり。ほら、さっき妹も帰ってきたんだ」

「ただいま、姉さん」ニコッ

「…………へぇ、帰ってきてたんだ~」

「はい、おかげさまで」ニコニコ

「もうちょっと、お友達と仲良くしてればよかったのに」

「はっ、誰があんなガチレズと……」

「お似合いだよっ?」ニコッ

「それは、どうも……」

「…………」ニコニコ

「…………」ニコニコ



「うん、仲のいい妹と姉さんを見るのは、俺好きだよ!」ニコー


「そ、そうだよねーっ!! 妹ちゃんがいなくて、姉さん寂しかったなーっ」ニゴッ

「わ、私も寂しかったです」

159 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/20 22:57:24.52 VIVg2le90 67/211


―――翌日

ジリリリリ‼

「――ハッ!!?」ガバァッ

「……あぁ、しまった……。そういや、今日は祝日だから学校休みだったか……」

「ちくしょう……。こんな早起きしてしまうだなんて……ッ!!」ギリリッ

「男ー? 起きてるの―?」

「はーい、今起きたよー」

「それならよかった。どうせあんた暇でしょー? 今日は幼女ちゃんが遊びに来るから、相手してあげてね。それじゃ、仕事行ってきまーす」

「……え、えぇー……。いや、まぁ暇なんだけどさ……」

「それにしても幼女ちゃんかー。なんか、休みのたびに会ってる気がするけど……――」


――――


ピンポーン

「はーい」ガチャ

幼女「おはよー! おとこ、遊びに来たよ!」

「うん、おはよう。よく来たねー」ナデナデ

幼女「えへへへ……」テレッ

「よーし、何して遊ぶ?」

幼女「おままごとー!!」

「お、いいね」

幼女「じゃあ、じゃあね。私がお母さんで――」

「うんうん。それじゃ、俺はお父――」

幼女「――おとこが、奴隷ねっ!」

「ははー、マジかー。そいつぁ、『おままごと』に収まるのかな」

幼女「奴隷はねー? 私のいうことに従わなくちゃいけないんだよー!」フンゾリ

「へぇー……。もはや、ただ一方的な王様ゲームだね」

(まぁどうせ、抱っこしてとかそんなことだろう。適当に付き合っておくか……)

161 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/22 21:39:13.60 Gs6HfJ4c0 68/211


――――――

幼女「おとこ! ジュースを持ってきなさい」

「はっ、おおせのままに」

「――おまたせしました! どうぞ」

幼女「よろしい。それじゃ、ご褒美に私をナデナデしてもいいよ!」

「真でございますかっ! 感謝の極み!」ナデナデ

幼女「う……ん……えへへ……」ニヨニヨ

「……幼女ちゃん。これ、いつまで続くのかな……?」

幼女「あー! 勝手にナデナデやめちゃダメー!」

「あ、おぉごめん」ナデナデ

幼女「えへへー……」


トントンガチャ

「入ります。兄さん、少し勉強を教え……て……」

「ん? あぁ、悪いな。いま幼女ちゃんが来てるんだ」

幼女「……ちっ、邪魔なのが…………」ボソッ

「ん? なんか言った?」

幼女「うん、こんにちわーって言ったの!」

「お、やっぱり幼女ちゃんは偉いねー?」ナデナデ

幼女「えへへ……」テレッ

「いつからウチは託児所になったのでしょうか? まったく……、兄さんも頼まれたのだとは思いますが、そんなことよりも妹を優先していただかないと……」

「意味がわかんねぇよ」

幼女「おとこっ! ねぇ、抱っこして!」

「はいはい、仰せのままに」ヨイショ

幼女「……ん……それじゃ、ご褒美にチューしてあげる!」チュッ

「へ? い、いやんむっ――!」

「」

164 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/27 14:59:20.92 u84ib4io0 69/211


「な、ななななな……」プルプル

幼女「えへへーっ!」ニッコリ

「あ、あはは……。よ、幼女ちゃん? あんまりこういうことしちゃダメだよ?」

幼女「いっぱいはしないよーっ! だってご褒美だもん!」ニコニコ

「あ、いや、そういう意味じゃ……。まぁ、いい――」

「――よくありませんッ!!」ダンッ‼

「な、なんだよ」ビクッ

「兄さんっ! 妹というものがありながら、他の女に唇を許すとは何事ですかッ!!」

「いや、妹関係ないだろ。……それに、こんな小さい子なんだからさ」

「小さい大きいとかっ! 若いとか若くないとか!! 男性だとか女性だとかは関係ないんですッ!!」

「いや、男はイヤだな」

「と・に・か・く! ほら、早くこの妹にもキスしてください! そうしたら許します」

「誰がするかっ。まったく……」

幼女「おとこっ! おなか空いた―!」グイッ

「えっ? あぁ、もうこんな時間か……。じゃあ、どっか食べに行こっか?」

幼女「うんっ! デート!」

「ははっ、そうだね」

「ダメですっ! デートならこの妹と行きましょう!!」

「あーはいはい。妹は留守番お願いな?」

「嫌です。私も行きます」

「もう少しで母さん帰ってくるからさ」

「嫌です」

幼女「いもうとっ!」

「……なんでしょう?」

幼女「…………」スッ

165 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/27 15:00:07.82 u84ib4io0 70/211


「なっ……!? 何故、これを……!!?」

幼女「……こんな写真見たら、男は可愛い妹のことをどう思うだろうね?」

「………………くっ!」

「んー? なに話してるんだー?」

幼女「いもうとはやっぱりお留守番してるって!」

「お、納得してくれたか」

「はい……ッ! どうぞ、お気をつけて……ッ!」ギリッ

「えっ、なんでそんな悔しそうなのっ!?」

幼女「おとこっ! 早くいこー?」

「あ、うん……。じゃ、じゃあ、留守番よろしくな?」

バタン



「……油断しました…………」ギリッ

168 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/29 14:57:11.34 sAuQjhlS0 71/211


―――自宅

「たっだいまー」ガチャ

「――ッ! お、おかえりなさい兄さん」アタフタ

「ん? どうしたんだ、そんな慌てて」

「い、いえ。こんなに早く帰ってくるとは思わなかったもので……」

「あぁ、途中で幼女ちゃん寝ちゃってな。いま、届けてきたんだけど……」

「………………」

「……でだ、妹よ」

「…………はい?」


「お前は俺のベッドで、俺のパンツを持って何やってるんだ?」


「…………せ、洗濯しようと思いまして……」シラー

「…………妹よ、ちょっと頭だしな」

「は、はい……」

「…………」スッ

「…………ッ!」ビクッ



「わざわざありがとな。助かるよ」ナデナデ

「……ふぇっ!? あ、いえ、そんな大したことでは……」

「いや、助かってるよ……。さぁて、俺も疲れたし寝るとするかなぁ……」

「――だから、俺のベッドからどいてくれない?」

「は、はい。それでは私は洗濯してきます……」

「ごめんな、よろしくー」ウトウト

ガチャバタン

「……危なかったです……。いや、もはやアウトな気もしますが……。兄さんがぼーっとしてて助かった……」



「しかし、また写真を撮られては敵いません。少し自重しなくては……」

169 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/31 14:10:10.27 x5IqN2jn0 72/211

―――学校:教室

「――ってことがあったんだよ」

お嬢様「……うふふっ、兄妹仲がいいんですね」

「あー、まぁ悪くはないかな?」

お嬢様「私も、いつか義妹さんと仲良くなりたいです」

「……あれ、今なんか違うニュアンスで聞こえたんだけど気のせい、かな」

お嬢様「気のせいかもしれませんね?」

「うーん、なんだかお嬢様と話してると、話のペースを持ってかれる気がするよ」

お嬢様「いえ、そんなことは――」


ガララッ‼ バンッ‼


「おいッ!! このクラスに男ってやつがいるだろ!! ちょっと来てもらおうか!」


お嬢様「……お、お知合いですか??」

「いやぁ、知らない人だなぁ……。俺、何かしたっけ……」

ガヤガヤ

「おい、アレってこの学校で一番のヤンキーの取り巻きじゃないか?」

「男くん、ヤンキーさんに目を付けられちゃったんだ……。かわいそう……」

「おいおい、マジかよ。あの、目があっただけで殺られるって噂の!??」

「あぁ、あの噂は本当だぜ……。おかげで、俺の髪の毛も……ッ!!」

「いや、それはもともとだろ」

ガヤガヤ

「うるせぇぞッ!! どこだッ、早く出てこねぇか!!」

「……あぁ、そういうことか……。じゃあお嬢様、俺はちょっと行ってくるよ」

お嬢様「い、行くんですか??」

「いや、最初は誰かと思ったけど……。まぁ、心配いらないよ」

お嬢様「……? では、念のため、私の連絡先を教えておきますね? もし、何かあったら連絡してください」

「お、ありがとう。まぁ、何もないと思うけどねー……。あ、じゃあ俺のも教えるよ」

お嬢様「あ、男さんのは知ってるから大丈夫です」ニコッ

「えっ?」

172 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/01/31 14:34:26.95 x5IqN2jn0 73/211


「――はいっ。俺が男です」

「お前か……。ヤンキーさんがお前を呼んでる。着いてきてもらうぜ」

「……お、俺がいったい何をしたっていうんだッ!??」

「知らねぇよ。ただ、ヤンキーさんがキレてることは事実だ。……何したんだか知らねぇが、ご愁傷様ってやつだな」

「く……クソォ!!」

「オラッ! 行くぞ」グイッ


お嬢様「男さん……」



―――学校:体育倉庫前

「ヤンキーさんっ! 男ってやつ、今連れてきました!!」

ヤンキー「ふぅ……。やっと来たか……。久しぶりだなァ、男?」

「な、なんだよっ!! 俺にいったい何の用があるっていうんだー!」

「うるせぇぞお前!」ガシッ

ヤンキー「おいッ!!」

「は、はいっ!!」ビクッ

ヤンキー「お前はもういい。あたしはこいつとサシで話があるから、さっさとどっか行きな!」

「す、すいませんでしたッ! 失礼します!」アタフタ

ヤンキー「――ったく、どこで誰が見てるかわからねぇ。倉庫の中に入りな」

「……くっ!」ギリッ


コソコソ

「これから、ヤンキーさんの地獄のリンチが始まるんだろうな……!」

「あぁ……。ホント、あの男ってやつ何したんだろうな?」

「さぁ? でも、あんなにキレてるヤンキーさん久しぶりに見たぜ……!!」

「……し、しばらく近づかないでおくか……」




ヤンキー「おとこぉ~! ねぇ、どうして最近会いに来てくれなかったのさー! 寂しかったよぅ……」グスッ

「あ、あはは……。ごめんね、い、いろいろあったんだよ……」ナデナデ

177 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/01 15:00:06.29 WybNc+b30 74/211

ヤンキー「いろいろ? ……そうだよね、おとこにも用事とかあるもんね」スリスリ

「まぁね。……しかし、こんな呼び出し方をされるとは思わなかったよ」

ヤンキー「ご、ごめんね! あ、あの、もうちょっと我慢するつもりだったんだけどねっ? 今日、偶然登校中のおとこを見ちゃって……」スリスリ

ヤンキー「その時は、周りにほかの人たち居たから、話しかけられなくてね……。あのっ、今日どうしても会いたくなっちゃったの……」シュン

ヤンキー「ご、ごめんね? め、迷惑だったよね……」

「ははっ、そんなことないよ。ビックリはしたけど、俺も会えてうれしいよ」ナデナデ

ヤンキー「ほ、本当っ!? 許してくれる?」

「別に、最初から怒ってなんかないけどな」

ヤンキー「えへへっ! やっぱりおとこは優しいね……!」

「ただまぁ、次からはこういうのやめてね? 俺、すげぇクラスに戻りづらいぜ」

ヤンキー「うん……。おとこに迷惑がかかるなら、もうしないよ!」

ヤンキー「で、でもっ! あたし、もっとおとこに会いたい……」

ヤンキー「ねぇ、今度はいつ会える……かな?」スリスリ

「会おうと思えばいつでも会えるんだから、そんな気にすることでもないと思うけど……」

ヤンキー「うぅー……」

ヴヴヴ…

「ん、携帯……? いや、俺のじゃないか」

ヤンキー「あ…………」

「あぁ、ヤンキーさん――」

ヤンキー「『さん』は付けないでよぅ……」

「あ、あぁ、ヤンキーの携帯じゃないの?」

ヤンキー「いいの! 別に大した内容じゃないよ……」

「ダメだよ。もし、緊急な用事だったらヤバいでしょ?」

ヤンキー「うー……、おとこがそういうんだったら……」

ピッ


ヤンキー「はい、何の用だ? え? ……お前、まさかその程度のことで電話してきたわけじゃねぇよな……? もういいッ、二度とかけてくんなッ!!」

「……いつもながら、すげぇ変わりようだ……」

179 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/05 15:58:58.45 fEqxW4ca0 75/211


ヤンキー「――ほらぁ、ね! 全然大した内容じゃなかったよぅ!」スリスリ

「あ、あはは……」ナデナデ

ヤンキー「……あっ、そうだおとこ! 今度いっしょに海とかいこーよぉ!」

「あー、そんなのもいいかもしれないね。……でも、ヤンキーは電車とかに乗ったら目立っちゃうんじゃない?」

ヤンキー「私がバイク運転するから! おとこは、こーやって私に抱き付いてくれてればいいよ?」ギュー

「男らしいな」


「――へぇ、そういうことでしたか」

ガララッ‼

ヤンキー「――ッ!! だ、誰だッ!」

「……あ、あれ、お嬢様……?」

お嬢様「ふふっ、男さんが連れていかれて何事かと思えば……。これは、意外なところを見てしまいました」

ヤンキー「み、見張りのやつらは何やってんだ……!」

お嬢様「彼女らを責めないであげてくださいね? 彼女たちでは、私を止めることなんてできないんですから」

(外になんかスーツ姿の人が見える……)

ヤンキー「……で、いったい何の用だよ」

お嬢様「いえ、なにも。私は男さんを連れ戻しに来ただけですから」

ヤンキー「調子に――!」

お嬢様「――そうでした。先ほどの男さんとのやり取り、録画させていただきました」スチャ

ヤンキー「……なんだよ、それで脅そうってのか?」

お嬢様「いえ、そんなことは。……ただ、男さんを返していただけないのであれば……」ニコッ

ヤンキー「……お、おとこぉ……」ナミダメ

「はは、しょうがないよ……。――さて、そいじゃ教室に戻るかな」

お嬢様「ふふっ、はい。では、一緒に戻りましょう?」

「そうだね、そうし――おぉっとっ!?」

お嬢様「えっ?」

ドンッ

バキッ

180 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/05 15:59:33.23 fEqxW4ca0 76/211


「――あぁ!! ご、ごめんお嬢様! よろめいた拍子に、そのカメラ壊しちゃった……」

お嬢様「お、男さん……」

ヤンキー「おとこぉ……!」

「今度、責任をもって弁償するよ……」

お嬢様「……ふふふっ。大丈夫ですよ? もう、買い替える予定のカメラでしたし……」

お嬢様「…………ただ、男さんのデータが無くなってしまったのは痛いですが……」ボソッ

「えっ?」

お嬢様「いえ。……それに、録画したというのはウソです」

ヤンキー「はぁ?」

「えぇ!?」

お嬢様「ふふっ、それでは。私のカメラを壊した男さん? 教室に戻りましょう?」

「うぐっ……。はい……」

「――それじゃ、ヤンキー。とりあえず俺は戻るよ」

ヤンキー「うん……」シュン

「今度、一緒に海行こうな?」

ヤンキー「……うん!!」ニパー



お嬢様「――あ、男さんっ?」

「ん?」

お嬢様「その……私とも、今度どこかにお出かけしませんか……?」

「……うん、もちろん!」

187 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/15 17:21:14.13 2ppDyQX80 77/211


―――翌日

「おっはよー……」

「あぁ男、おはよう。…………なんだか眠そうだね?」

「あぁ、ゲームやってたからな」ウトウト

「そこらへん歪みないね」

「と、ところで、なんだけどさ」

「んー?」

「い、いや、その……。い、いつ誘ってくれるのかな……って思ってさ……」モジモジ

「え? なにに?」

「蹴るよ?」ゲシッ

「もう蹴ってるッ!?」

「で、出かけるってやつだったか?」

「そ、そうだよっ! 男が、あまり誘ってくれないから……」ボソッ

「そうだなぁ……。それじゃ、今度の>>189でどうだ?」

「じゃ、じゃあ>>189だねっ!? ぜ、絶対だからね!?」

「おう」

「た、楽しみにしてるよ……」


>>192

 土曜日or日曜日

192 : 以下、名... - 2015/02/15 18:10:53.75 UdsfpK4a0 78/211

1

194 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/15 18:55:12.55 2ppDyQX80 79/211


「しっかし、別に遊びに行くぐらいいつでもいいだろうに……」

幼馴染「――あっ! 男、こんなところに居たんだ」

「ん? おぉ、なんだ探してたのか?」

幼馴染「うん、携帯マナーモードにでもなってるんじゃない?」

「あぁ、そういやしてるかも。で、なんの用事だ?」

幼馴染「このまえ、さ? 男って友っていう……雌豚……と買い物行ったって言ってたよね?」

(なんか変な声聞こえた……)

「あぁ、行ったな」

幼馴染「だから、ってわけじゃないんだけどさ。今度、私の買い物に付き合ってくれない?」

「えぇー……」

幼馴染「……行ってくれないの? なんで? あの女とは行ったのに、私とはイヤだってこと?」

「へ? あ、いや、じょうだ――」

幼馴染「私、男に嫌われるようなことやったかな? それなら言って、すぐに直すから! ねぇっ!!」

「い、いや、冗談だって! じゃ、じゃあ次の>>195に行こう! な?」

幼馴染「あっ……。ご、ごめんね、興奮しちゃって……」

幼馴染「わかった。次の>>195だね。やっぱり男は優しいね?」

「まぁ、体の半分は優しさでできてるって評判だからな」


1.土曜日

2.日曜日

195 : 以下、名... - 2015/02/15 19:10:03.76 f2c3xlYs0 80/211


196 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/15 19:40:13.87 2ppDyQX80 81/211


―――学校:階段

「――あれ、なんか忘れてる気がする……」

「いや、まぁ、大したことじゃないかな?」

後輩「せーんーぱいっ!!」ダキッ

「うおぉ! び、びっくりした……。お前はそれ以外のやり方を知らないのか」

後輩「えっへへ~。でも、ほとんど毎日やってるんですから、いい加減慣れてくださいよぉー」

「いや、学校でやられたのは久しぶりだな。……そういや、今日の朝は会わなかったな、珍しく」

後輩「あー……、今日は燃えるゴミの日でしたからね」

「ん? 関係あるのか?」

後輩「大アリですよー! もう、袋もって家まで帰るの大変なんですから!」

「へぇー、そうなの――ん? 持って帰る???」

後輩「あ、さては先輩。今日の朝、私に会えなくて寂しかったんですかっ?」

「ちょっとな。例えるなら、毎日届いてる新聞が一日来なかった感じだ」

後輩「……まぁ、いいでしょう! ところで先輩?」

「ん、どうした?」

後輩「この前、映画のチケットをもらってしまったんですっ! だから、ぜひ一緒にどうかなと思いましてっ」

「あー、映画か。たまにはいいかもな」

後輩「本当ですかっ!? それじゃあそれじゃあ! 今度の>>197に行きましょうねっ」

「おう、わかった」


1.土曜日

2.日曜日

197 : 以下、名... - 2015/02/15 19:54:10.49 n9LPtESK0 82/211

1

200 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/16 03:52:01.81 FAufbkpt0 83/211


―――学校:教室

「ん? なんか大変なことになっている気がする……」

お嬢様「あ、男さん!」

「おー、お嬢様か。どうしたの?」

お嬢様「あ、いえ……。男さんを見かけたので、つい……」

「あはは、そっか。でも、最近お嬢様も遅刻ギリギリで学校来るようになったな。いいことだ」

お嬢様「い、いいことなのかはわかりかねますが……。そうですね、最近はそんな感じです」

「なんかあったの? まぁ、たまに車乗せてもらってるから、俺としてはうれしかったりするけど」

お嬢様「ふふっ、それはよかったです。……最近、家のほうで準備があるんです」

「準備? なんか忙しいんだな。さすがお嬢様だ」

お嬢様「いえ……。そろそろ、私の家に新しく人が増える予定なんですよ」

「あ、そうなんだ」

お嬢様「えぇ、男さん……?」ニコッ

「……え?」

お嬢様「いえ、なんでもありません」

お嬢様「――ところで、私のカメラを壊した男さん?」

「うぐ……。なんでしょうか、お嬢様……?」

お嬢様「いえ、大したことではないのですが……」

お嬢様「私、一回ウィンドウショッピングっていうのをやってみたいのですが……。家の者は一人ではいかせられない、というので……」

「あー……。まぁ、俺でよければ。この前一緒に出掛けるって約束したしね」

お嬢様「わぁっ! 本当ですか? それじゃあ次の>>201でいいですか?」

「わかった! >>201だね」


1.土曜日

2.日曜日


べ、別に、日曜日でもええんやで……?

201 : 以下、名... - 2015/02/16 04:06:37.20 5fJQsBD4o 84/211

1

204 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/17 14:03:08.35 YxcpzmFp0 85/211


―――学校:教室

「……なにか、忘れているような……?」ウーン

委員長「あ、男君。ちょうどいいところに!」

「委員長、どうしたの?」

委員長「男君覚えてる? 今度の週末に……」

「あ、あぁ~、ボランティアか。そういや、そんなのもあったな」

委員長「も~……。一回男君の家に行って、確認しなきゃかな?」

「いや、もうバッチリだからっ! うん、バッチリ!」

委員長「本当かなぁ~?」

「だ、大丈夫だって! 委員長は心配性だなぁ……はは……」

委員長「まぁ、細かいことはあとで男君の携帯にメールでもするよ」

「おう、よろしくたのむわ……。しかし、そうなると本当に俺が行かなきゃいけない意味がよくわからないな」

委員長「ん? どうして?」

「いや、だって俺、ほとんど何もしてないだろ?」

委員長「ははっ、男君は何もしなくていいんだよ? ただ、居てくれれば」

「え? あぁ、そう……なのか?」

委員長「うん」ニコッ

「――ッ!」ゾワッ

「し、しかし、また変なところをゴミ拾いするもんだよな……。あんなとこ誰も来ないだろうに」

委員長「そうだね。『誰も来ない』からいいんだよ」

「あー、たしかに、そういうとこにゴミ捨てそうだもんなー……」

委員長「……そうだね」

委員長「――とりあえず、男君。今度の>>205だからね? 忘れちゃダメだよ?」

「あぁ、わかった」



1.日曜日

2.土曜日

205 : 以下、名... - 2015/02/17 14:17:37.26 3D5is0EgO 86/211

1

208 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/19 15:59:47.48 aFno/tgX0 87/211


―――学校:部室

「なんか最近、よく物事を忘れる気がするなぁ……」

先輩「……男、どうかした……?」

「あぁいや。なにか、取り返しのつかないことになっている気がして……。まぁ、気のせいだとは思うんですけど」

先輩「……そう」

「あっ! そういや、もう一週間たったんじゃないですか?? 上着返してくださいよー」

先輩「……やだ」

「えー……。それはズルいっすよ先輩! 一週間って約束じゃないですか」

先輩「…………」フイッ

「せ、先輩……」

先輩「……男……毎日、部活くる?」

「え? いや、正直毎日はちょっと……。……でも、入部したとき先輩も毎日は来なくてもいいって言ってたじゃないですか」

先輩「……じゃあ、入部したとき……毎日来て、って言ったら……男は来た?」

「あー、まぁ来てたかな??」

先輩「…………じゃあ、明日から毎日来て」

「え、そうなるんですか?」

先輩「……そうなる」

「えぇー……」

先輩「……それか」

「それか??」

先輩「……今度の>>209に、私の家に来て」

「先輩の家ですか? まぁ、いいですけど……」

先輩「……それなら、決まり」

先輩「…………逃がさないから……」ボソッ


1.日曜日

2.土曜日

209 : 以下、名... - 2015/02/19 16:18:04.74 KAFd5CKDO 88/211


212 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/23 13:33:25.67 E4oK81mb0 89/211


―――自宅

「別に何かしたってわけじゃないんだけど、疲れたなぁ……」ハァ…

「まぁ、一応上着は返してもらったし、先輩との約束も守らなきゃなぁ……」

「お・か・え・りーっ!! 男くんっ!」ダキッ

「うわっ、びっくりした……! ただいま、姉さん」

「もぉー、どうしてこんなに帰りが遅いのっ! お姉ちゃんずっと待ってたんだからね?」

「ははっ、ずっとって大げさな……。まぁでも部活に顔出したり、いろいろとね?」

「ふ~ん……。部活、ね……」スンスン

「ねぇ、男くん?」

「ん? どしたの、姉さん?」

「この上着、どうしたの?」

「へ? ……どうしたのって、これは俺の上着だけど……?」

「そんなのはわかってるよッ!!」

「ね、姉さんっ?」ビクッ

「…………ダメだね、この上着。捨てなきゃ」

「は? ちょ、ちょっと待って姉さん!?」

「ダ~メっ! ほらっ、早く脱いでっ」グイッ

(す、すごい力だ……)

「これはお姉ちゃんがちゃんと処分しておくから、男くんは安心してね?」

「い、いや、でも……」

「そうだっ! 今度の>>213にお姉ちゃんとお買い物行こっか? ね?」

「お、お買い物??」

「うんっ! 新しいのはお姉ちゃんがお金出してあげるから! ふふふっ、男くんとお買い物! 楽しみだなぁ~」ルンルン

「えっ、ちょっと待っ――」

「じゃ、お姉ちゃんちょっと用事出来ちゃったからっ! 今度の>>213、忘れちゃダメだよっ?」

1.土曜日

2.日曜日

213 : 以下、名... - 2015/02/23 13:43:33.67 hGXbCBzvO 90/211

2

223 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/02/26 14:35:05.99 C+nfJgCM0 91/211


―――学校:生徒指導室

「……い、いや、そんなはずは……」

先生「……そんなはずは?」ニコニコ

「…………あ、あの、今回だけ見逃すなんてことは――」

先生「…………」ニコニコ

「――あ、無理なんですね」

先生「あぁ~、先生も男君には頑張ってもらいたかったけど……。こればっかりはしょうがないよね?」ニコニコ

「そ、それにしては随分うれしそうですね……」

先生「そんなことないよ? あー、しょうがないよね。残念だなー、先生も用事があったんだけどなー」

「な、なら、次からは気を付けますので、その、今回――」

先生「 ダ~メ 」ニコッ

「で、でもっ――!」


「名前の書き忘れぐらい、見逃してくれても良いじゃないですかっ!!?」ダンッ


先生「男君、そんなこと言っちゃダメだよ? 名前っていうのはね、男君のお養父さんとお養母さんが一生懸命考えてくれたものなんだからね?」

「いや、それはそうですけど! なんか、話がずれてる気が――」

先生「――とにかくっ! 今回のテストで0点をとったのは男君だけです。……わかるよね?」

「は、はいぃ……」

先生「はい、よろしい。じゃあ、今度の>>224に学校に来ること。わかった?」

「え……。は、早くないですか?」

先生「ふふっ、善は急げ。ってね?」

「はぁ…………」ガックリ


1.土曜日

2.日曜日

224 : 以下、名... - 2015/02/26 14:39:31.97 Bd/QSGDSo 92/211

善は急げだから1

226 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/02 13:40:24.91 I2qZ+LlA0 93/211


―――自宅:夜

「……いやー、名前は書いた記憶があるんだけどなぁ……。……しかし、土日にすごい予定が詰まってしまっている気がする……」

「いやまぁ、大したことはないだろう。さて、ゲームでも――」

キラメキラリー♪

「――ん? 電話……?」

「……しかも非通知か。と、とりあえず出てみるか」ピッ

「も、もしもし?」

『あ、もしもし男くん?』

「あ、そう、ですけど……って、女さん??」

『ふふっ、そうだよ? ごめんね、男くんの声が聞きたくなっちゃって……』

「あ、あはは……。非通知だったから、誰かと思ったよ」

『あ、そうなの! 電話番号の最初に184ってつけると非通知になるんだって。男くん知ってた?』

「まぁ、それは知ってたよ。……って、それより女さん。なんで俺の電話番号知って――」

『男くん知ってたんだ? ふふっ、物知りだねっ?』

「あ、あぁありがとう。で、なんで俺の――」

『それでね。今日、男くんに電話したのはね? まぁ、声が聴きたかったのももちろんあるんだけど……』

「あ、いや、待ってっ!? あの、俺の話を――」アタフタ

『今度の>>227、デートしようよ? 最初はやっぱり、男くんのほうから誘ってほしかったけど……。でも、我慢できなくて……。いいよね? えへへ』

「いやいやっ!? そ、その日は用事があったような――ッ!!」

『それじゃ、楽しみにしてるね? ふふっ、楽しみで寝れないかも……。おやすみ、男くん』

ピッ

「ちょ、ちょっとまっ――。あぁ、もう切れてるしっ! い、急いでかけなおさないと……って――」

「――俺、女さんの電話番号知らねぇよ……」

「ってことは、直接女さんに会って言うしかないけど、今日は水曜日で……、明日は祝日」

「……金曜日しかない、けど……。楽しみとか言ってたしなぁ、そこで断るのも……」

「はぁ……>>227かぁ……」ガックリ

1.土曜日

2.日曜日

227 : 以下、名... - 2015/03/02 13:46:45.00 CC/VVFntO 94/211

1

236 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/07 14:58:33.63 3khUifcn0 95/211


―――自宅

「あぁ……、まさかこんなことになるなんてなぁ……」

「はぁ…………」

「……まぁ、なんとかなるか」

「決まってしまったものはしょうがない。人生、結局はどうにかなるもんさ」

「さて、気を取り直してゲームでも――」

バンッ

「兄さんッ!!」

「おぉうっ!?」ビクッ

「な、なんだ妹か……。急にどうした? てか、ノックぐらい――」

「最近、兄さんは私に冷たいです」

「へ? いや、そんなことはないよ。平常運転だ」

「……この前、幼女ちゃんとデートに行きましたよね?」

「デート? いや、あれはそんなもんじゃ……」

「いえ、デートです」

「お、おう……。それで、それがどうしたんだ?」

「ズルいです」

「い、いやズルいってお前……」

「ズルいです。幼女ちゃんとは喜んで出かけたのに、私とはそんなことありません。それに、兄さんは私と出かけてくれなくなりました。妹なのに。ほかの女とは出かけるのに、ズルいです」

「い、妹?」

「ズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルい――ッ!」

「……ッ!!」ゾクッ

「わ、わかった! な、なら、今度の>>238に出掛けよう!!? そ、それでいいか??」

「…………デートですか?」

「お、おう。で、デートだ」

「――わかりました。今度の>>238ですね。……楽しみにしてます、兄さん?」ニコッ

1.土曜日
2.日曜日

238 : 以下、名... - 2015/03/07 15:41:04.55 DyUeRs1BO 96/211


239 : 以下、名... - 2015/03/07 16:05:59.06 sbwL7MpvO 97/211

1

242 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/19 14:59:12.15 UPCEoMnY0 98/211


―――翌朝 自宅

「……やばい、やばいぞ」

「き、気付けば、今度の土日っていろんな人と約束が入ってしまってるのではないか……??」

「と、とりあえず女さんもあるし、妹も……。あれ、姉さんとも約束――いや? あぁっ、学校にも呼ばれてるしっ! 先輩の家に行くのと、ゴミ拾いのボランティアと……。お、お嬢様にも付き合うっていっちゃった気がするし……。……あ、映画のチケット……。そういや、幼馴染とも約束しちゃったし……。……あれ、友ともかっ!??」

「……………………」

「……………よし」

「ゲームするか」

ピンポーン

「……ッ!」ビクッ

「な、なんだ、お客さんか……。はーい?」

ガチャ

幼女「おはよー! 会いにきたよっ!」ニコッ

「あ、あれ、幼女ちゃん……? ……今日来るとは聞いてなかったなぁ……」

幼女「おとこ、今日おやすみなんでしょっ?」

「え? あぁ、そうだけど……。よく知ってたねー?」

幼女「うんっ! ……男の事なら、なんでも知ってるよ……?」ボソッ

「ん? 何か言った?」

幼女「だって、この前のデートでおとこがいってたもん!」ニコニコ

「あれ、そうだったかー」

「……とりあえず、どーぞ?」

幼女「ううん、今日はいーのっ!」

「あれ、それじゃあ何しに来たの??」

幼女「今日はねー? このあとお出かけするから、遊べないんだけど……。でもねっ? 今度の>>245に、おとことデートしよーって思ったの!」

「ゔっ……。よ、幼女ちゃん……? べ、別の日とかってどうかなぁ……? あの、俺って――」

幼女「――……グスッ。おとこ、デート……ひっく、してくれない……?」ウルウル

「――いやぁ!!? しようしようっ! いやー、その日暇でしょうがなかったんだよねっ!!!」アセアセ

幼女「――わかったっ! それじゃあ……約束破っちゃ、ヤダよ……??」ニコッ

1.土曜日

2.日曜日

245 : 以下、名... - 2015/03/19 16:49:39.45 AAeEZzhEo 99/211

1

247 : ベルトコンベア - 2015/03/21 15:43:34.26 gEdUbZmZO 100/211


―――数分後

「……幼女ちゃんとも約束してしまった……」

「ま、まぁ、あれは断れねぇよ……。うん、人として断るわけにはいかなかった」

「こうなってしまった以上はしょうがない。明日の学校で、友にでも日にちをずらしてもらえるように言えば、それで大丈夫だろ」

「さて、ゲームを――」

ワッターシハゲンキトリッパー♪

「――って、また電話っ? ……あ、もしかして女さんかもっ!!」カチッ

「も、もしもし女さんっ!!?」

ヤンキー『……男、私だよ?』

「あれ、ヤンキーか……。あはは、ごめん勘違いしちゃ――」

ヤンキー『――ねぇ、女って誰?』

「同じクラスの女の子だよ。さっきその子と電話しててさ、かけ直してきたのかと思って出ちゃったんだ」

ヤンキー『お、男はさ、その女って人とどういう関係なのっ!?』

「どういう関係……って。まぁ、友達だよ」

ヤンキー『……本当? 信じていいの?』

「え? そ、そりゃまぁ信じてくれると助かるけど……」

ヤンキー『うんっ! 男がそういうんだったら、私信じる!』

「お、おう……。ありがとう……?」

ヤンキー『うん、だって男が大好――あ、ちょ、ちょっと待ってねっ!??』

「う、うん……」

ヤンキー『ナンダヨッ! イマトリコミチュウダカラコッチクルンジャネェッテイッタダロッ! ヤクタタズガッ!』

ヤンキー『――あ、おまたせっ! えへへ、でねー? 今日男に電話したのはね?』

(なんか聞こえた)

ヤンキー『今度の>>249に海行きたいなって思ったんだ! この前一緒に行ってくれるって言ってたよね?』

「や、ヤンキーもかぁ……。あ、あのさ? 別の日に――」

ヤンキー『ごめんねっ? 男が海一緒に行こうって言ってくれたのが、私すっごいうれしくて……。私ってこんな性格だから、いままでそういうこと言ってくれる人なんかいなかったし、男が初めてなの! あ、移動はやっぱりバイクでいいかな? 怖くなんかないよー、ちゃんとそのときは安全運転で行くからっ! なにより、せっかく男と一緒にいるんだから、早く着いちゃったらもったいない……かな、とか思ったり……。い、いや、私なに言ってるんだろうねっ!? ご、ごめんね、変な事いって! 本当に私うれしかったの! 男、ありがとう……?』

「……うん、もうどこでも行ってやるよちくしょう」ヤケクソ

248 : ベルトコンベア - 2015/03/21 15:44:35.11 gEdUbZmZO 101/211


1 土曜日

2 日曜日

249 : 以下、名... - 2015/03/21 16:23:38.18 j3BCYRPd0 102/211

1

256 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/27 15:59:16.73 JaOaURY40 103/211


―――自宅

「……なんてこった……」

「いや、え、なんてこった……」

「普段土日に用事なんて入らないってのに……」

「……ま、まぁなってしまったものはしょうがない。ポジティブに考えなければ」

「えーっと……。全部で12人と予定が入ってて……」カキカキ

「とりあえず、日曜日のほうは深く考えなくてもいいよな、3人だし……。……いやまぁ、一日に3人と出かける約束したっていうのもなかなかのものだけど……」

「問題は土曜日だ。9人って……」

「ま、まぁまぁ落ち着け、俺。まずは、まずは人数を減らすことを考えよう」

「よし……。それじゃ友から順番に、別の日にできないか相談してみるか」

258 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/28 10:06:21.57 dzQx+wUq0 104/211


「まぁ、大丈夫大丈夫。人生どうにでもなるものさ」

『え、あ、お、男かい?』

「おうよ。急に電話してごめんなー?」

『い、いやっ、ぜ、全然構わないよ! むしろ毎日電話して来てもいいぐらいだよっ』

「いや、それはしないけど……」

「ま、いいや。で、今度の週末のことでちょっと話があってさ」

『……う、うんっ』

「悪いんだけど――」


『――やっぱり中止とか言ったら、垂直落下式ブレーンバスターだからね』


「ち、違うよ、やめろよっ!?」

『なーんだ。で? 悪いんだけど……なに?」

「い、いやぁさ、その出かけるってのを別の日にできないかなー……って」

『えー……別の日?』

「うん。来週とかさ」

『……はぁ、しょうがないなぁ……』

「お、さすがっ! ありがとう!」

『しかし、どうしたの? 急な用事が入ったとか?』

「あ、あぁ……うん。そ、そんなとこかな……」

『………………男?』

「ん、ん?? なんだよ?」

『まさかとは思うけどさ? 別の人と約束しちゃったとかじゃ、ないよね?』

「……………………ち、違うよ」

『…………へぇ』

『……前言撤回。ボク、その日しか認めないから』

「あ、あの、友さん?」

『それじゃあッ! また明日学校でッ!!』

ブチッ

「…………友は無理かぁー……」

259 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/28 10:32:01.75 dzQx+wUq0 105/211


「まぁまぁ、失敗は誰にでもある」

「さて、次は幼馴染に頼むかな」

ガララッ

「おーい、幼馴染ー」

ガララッ‼ バンッ

幼馴染「はーいっ! どうしたの?」

「出てくるの早いな」

幼馴染「だってうれしくて……。こんな風に男と窓から話すのって、なんだか久しぶりだね?」

「そうだなぁ、最後にやったのは中学のころか」

幼馴染「そう、中学二年生の8月23日。たしか……、男が『機関に狙われ――」

「――まぁ、その話はいいんだ。落ち着こう、深呼吸だ」

「で、でな? 今度の週末の話なんだけど……」

幼馴染「あ、出かけるやつだよねっ! 私、すっごい楽しみなんだっ!」

「ゔ……。あ、あの、ちょっとお願いがあってな……?」

「その、日にちを別の日に――」


幼馴染「やだ」ニコッ


ガララッ‼ バンッ

カチャリ

「……あれ、幼馴染さん? あの、まだ話の途中なのですが……」

「…………あ、電気も消えた」

「……………………」

「……幼馴染も、ダメ……と」

265 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/29 14:14:57.04 +VV0AoNg0 106/211


「いやいや。大丈夫大丈夫」

「この二人は運が悪かっただけだ。なんのことはない」

「さて、次は……後輩か」

「いや、でも後輩が言っていたのは映画だし……。ちょっと申し訳ないな」

「まぁ、でもその日しか見れないわけではないだろう」

「別の日に俺のおごりで行こうって言えば、大丈夫かな」ピッピッ

後輩『はいはーい! 先輩から電話なんて珍しいですねーっ!』

「おーう、急にすまんな」

後輩『いえいえー。私はいつでも準備オッケーですからっ!』

「お、おぉ、そうなのか……」

後輩『それでそれで! どうしたんですかっ? も、もしかして、これから――』

「あぁ、いやぁな。今度の映画見に行くって話の事なんだけどさ」

後輩『あ、そうですか……。まぁいいです。でー、それが??」

「ちょっと用事が入っちゃってさ。悪いんだけど、奢るから別の日に――」


後輩『あははっ! 先輩、嘘はダメですよっ!』


「――ッ。い、いや、う、嘘じゃ……」

後輩『嘘ですよ。だって、約束したじゃないですか。ねぇ、先輩? 嘘ですよねっ?』

「こ、後輩? ち、違う――」

後輩『――それだけですか? えへへ、寝る前に先輩の声が聴けてよかったですっ!』

後輩『それじゃ、先輩も夜更かししちゃダメですよー? …………見てますから……』

ブツッ

「…………後輩もダメだったか……」

266 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/03/29 14:44:47.70 +VV0AoNg0 107/211


「……ま、まぁ、他は、他は大丈夫だろ……」

「えぇと……、次はお嬢様かな……」

「あ、でもお嬢様の連絡先知らない――ってこともなかったか。そういや、教えてもらったっけな」

「まぁ、お嬢様は大丈夫かな……」ピッピッ

お嬢様『――もしもし? 男さん、ですか?』

「あぁうん。夜に電話かけてごめんね」

お嬢様『いえ、男さんでしたら、いつかけてきても構いませんよ?』

「はは、そう言ってもらえると助かるよー」

お嬢様『……まぁ、もう少しで電話する必要もなくなるんですけど……』ボソッ

「ん? 何か言った?」

お嬢様『いえ、なにも。ところで、何かあったのですか?』

「あぁ、そうそう。ちょっとお嬢様にお願いがあってさ」

お嬢様『お願い? この私にできることでしたらなんでも、大丈夫です』

「い、いやぁ、そんな大したことではないんだけど……。今度の出かけるって話なんだけどさ?」

お嬢様『はい、楽しみにしてます……けど?』

「いやー、そんなとこ申し訳ないんだけど、ちょっと来週とか別の日にできないかなーって……」


お嬢様『なぜですか?』


「ちょっと急な用事が――」

お嬢様『用事? なんのご用事ですか?』

「あ、いや……。か、家庭の……」

お嬢様『男さん? ちゃんと言っていただかないとわかりませんよ? ……それとも、なにかやましいことでも?』

「い、いやぁ……。えぇっと……」


お嬢様『…………ねぇ、男さん? 私のカメラを壊した男さん? では、その用事というものは、私よりも大事ということですね? それでよろしいですか?』


「いえ、用事はたった今無くなりましたぁっ! おやすみなさいっ!」

お嬢様『ふふっ、おやすみなさい男さん。また明日学校で……』

プツッ


「お嬢様も無理でした」

268 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/04/04 10:02:46.83 d5BX0NhQ0 108/211


「…………ま、まぁ? あと、三人を別の日にできればいいわけだし?」

「うん……、よゆーだろ……」

「…………と、とりあえず! あと残ってるのは、先生と女さんと妹か……」

「この時間じゃ、もう学校に先生居ないかな……? 女さんも連絡取れないし……」

「二人は明日学校でお願いするとして……。まぁ、妹か」

「とはいえ、そこは妹だ。兄である俺のお願いだったら二つ返事で――」



「――イヤです」

「そ、そこを何とか……」

「イヤです」

「だ、だから! 妹と約束する前に、他のやつとも約束してたのを忘れてたのは俺が悪いとは思うけど……」

「ほらっ、別の日にしようぜ? そのほうがゆっくり――」

「何度言われたって、私の希望は変わりません。兄さんにはなにより妹を優先していただかないと……」

「いや、妹だからそこらへん融通きかせてくれよ……」

「とにかく、私は絶対にイヤですから。約束していたのかもしれませんが、他の方のをお断りしてください」

「……それができれば苦労は……」

「ほ、ほら! なんか……ね!? ほかの日にした方がいいことあるよっ!」

「…………兄さん。ちなみに……、その約束した方というのは、どんな方なんですか?」

「あぁー、えっと……。友っていう同じクラスのやつ……とか……だよ」

「……? まぁ、いいです。とにかく、兄さんは妹を最優先に動いてください」

「えぇ~……」

「ほら、兄さんもせっかくの日曜なんですから、そんな『男友達』とでかけるより、かわいい妹と――」

「は?」

「…………かわいく、ないでしょうか……?」シュン

「いや、妹はかわいいが……」

「…………っ」

「と、とにかくっ! 私は絶対にイヤです。それじゃおやすみなさ――……あ、もし……一緒に寝てくれるんでしたら、少し考えてもいいですが……?」チラッ

「いや、じゃあいいや」

270 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/04/06 16:00:52.19 03d45IOX0 109/211


「――うーん……ミスったかなぁ……」

「いやしかし、妹の性格から考えると、一緒に寝たって――」

「約束? いえ『考えてもいい』と言ったつもりですけど?」

「――とか普通に言いそうだもんな」

「しょうがない、先生に頼んでみるか。いや、ただ補習するってだけだろ? 別の日でも大丈夫大丈夫……――」


―――翌日:学校


先生「――そっか。まぁ、用事が入ったならしょうがないね……?」フゥ…

「ほ、本当ですかっ? あ、ありがとうございます! いやー、さすが先生っ! 話がわか――」キラキラ



先生「じゃ、留年かな」



「――る……。…………え、え? い、今なんと……」

先生「んー? いや、まぁ……しょうがないね?」

「ちょ、ちょっと待ってっ!? あ、え、りゅ、留年ですかっ?? えっ、そ、そんな厳しかったでしたっけっ!??」

先生「大丈夫だよ、男君。来年も、先生がちゃんと見てあげるから」ニッコリ

「いやいやいやいやいやっ!! い、いくらなんでもそれは……」

先生「大丈夫。先生、偉い人と仲良しだから」

「何が大丈夫なのっ!?」

先生「――まぁ、とりあえずわかったよ。それじゃ、今度の補習は別の日――。あ、もうやらなくていいのか……どうせ……」

「あ、あああああああのっ先生っ??」ワタワタ

先生「ん? どうしたのかな、男君?」

「…………や、やっぱり、用事のほうは何とかいたしますので、補習をやっていただけないでしょうか……」

先生「あ、そう? も~、男君はしょうがないなぁ。それじゃ、予定通りね?」

「ありがとうございますっ!!」



「もうだめかもしれない」

272 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/04/10 14:21:45.75 WB2N8/Gi0 110/211


「……はぁ……」トボトボ

「俺ってそんなにダメな子だったかなぁ……」

「――いいやっ! しょげても仕方がない! がんばれ、俺。……次は女さんだな」

「ポジティブシンキングだ。なぁに、一人でも別の日にできればこっちのもんだ……。さて、教室に居るかな?」ガララッ

「――あ、男くんおはよう! 急に電話しちゃってごめんね?」ニコニコ

「あぁおはよう。ははっ、少しびっくりしたよ」

「でも、今度のデート楽しみだなぁ……。ね、男くんっ?」

「あ、あぁー……。あのそのことなんだけどさ?」


「…………うん、なぁに?」ニコッ


「――ッ」ゾクッ

(な、なんだか、笑顔が、怖い……)

「……あ、あのさ、ちょいと急用が入っちゃってさ。その、出かけるっていうの、別の日でもいいかな?」

「…………」ニコニコ

「……あ、あの女さん??」

「……ごめんね、聞こえなかったなぁ。もう一回言って?」ニコニコ

「そ、そっか。えっと、今度の――」

ガタッ

「…………」ニコニコ

「お、女さん? きゅ、急に立ち上がって、どうした、の?」

「ううん、なんでもないよ? ……それで、今度の……なぁに?」ニコニコ

「こ、今度の……週末の話なんだけ……ど……」

「うん……楽しみだよね? 楽しみすぎて、もう、どうにかなっちゃいそうなくらいに……ね?」ニコニコ

「あ、あの別の――」


「ねぇ、男くん?」ニコッ


「俺も楽しみ……です……」

274 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/04/10 14:57:22.95 WB2N8/Gi0 111/211


―――夜 自宅

「……ダメだったなぁー……」

「まぁ……なんだ。そんなしょげることはない。俺はできるだけのことはやったよ、よくやった俺」

「……結果は、何一つ変わらなかったわけなんだけど……」

「――しかし、いくら嘆こうと過去に戻れるわけではない」

「いま、俺ができることは、なってしまった現実に目を向け、それを正面から受け止めることだ」

「…………」

「よし……ッ!」


「逃げ――」


ガタッ

「おうッ!」ビクッ

「…………」ドキドキ

「…………やるしか、ないのか」

「いつもなら楽しくてしょうがない金曜の夜が、こんな最悪な夜に変わるとは……」

「……月曜日、無事に学校へ行けるんだろうか……」ハァ…


276 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/04/14 14:05:56.65 eoBQUCnL0 112/211


「さて……と」

「明日……、まずは土曜日をどうにかしなければならない」

「なぁに、心配するな……。俺ならできる、俺ならできるはずだ……」

「一日は24時間もあるんだから……。一人に対して2時間半ぐらいは時間をかけられるはず……!」

「………まぁ、深夜から動くわけにもいかないが……」

「…………あ、でも後輩は映画だから時間が決まってるのか……」

「先生も補習だから……」

「……いや、ヤンキーさんにいたっては海じゃねぇか」

「うーん……! みんなには、待ち合わせ時間については夜連絡するよー、っていっちゃったし……」

「……………………」

「に、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…………」

「……落ち着け、冷静に考えるんだ……」

「……まずは……――」


――――――

――――

――

278 : ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz - 2015/04/14 15:00:32.81 eoBQUCnL0 113/211


――

――――

――――――


「――よしっ、これなら完璧だろ……!!」

「わ、我ながらこの計画表の完成度の高さに、体が震えてきやがったぜ……!」


土曜日計画表

AM
 5時 起床。準備ができ次第、妹と出かける。

 7時 少し妹を待機させる。隙を見て幼馴染との合流地点へ。妹と幼馴染の間を往復しながら、店の営業時間まで持たせる。

 9時 店が開いたら、二人とも中にいれて、理由を付けて二人から離れる。その時お嬢様との合流地点へ。

 10時 妹を帰らせる。できれば幼馴染も帰らせる。そして、映画館へ。

PM
 0時 お嬢様を家まで送り、急ぎ学校へ。

 1時 急いで補習を終わらせ、友との合流地点へ。喫茶店へ連れていく。

 3時 友を帰らせる。すぐさま幼女ちゃんを迎えに。

 4時 幼女ちゃんにおやつを食べさせる。そうすると眠くなるはずなので、寝させる。

 5時 女さんとの待ち合わせ場所へ。

 ?時 女さんが終わり次第、ヤンキーさんと海へ。


「――完璧だ……! 完璧すぎる……!!」

「朝が少し早いが……。まぁ、妹なら大丈夫だろう」

「幼馴染とも買い物できるのが1時間しかないが、まぁ幼馴染なら大丈夫!」

「後輩の映画がある関係で、どうしてもデパートに4人集めなければいけないが……。まぁ、それも仕方がない」

「映画も始まってしまえば、後輩もそちらの方へ集中するだろうから、映画が何時間なのか分からないが、終わりにだけ合わせれば多少俺がいなくても大丈夫」

「午後の補習も何時間かかるのかよくわからないが、きっと大丈夫」

「……怖いのは女さんだな。す、少し動きが読めないからなぁ……」

「だが、そのために女さんには少し余裕をもって時間を割く」

「ヤンキーさんは、まぁ大丈夫だろう」


「ふっふっふ……。むしろ明日が楽しみになってきたぜ……!!」


続き
男「ヤンデレってなんだ?」【後編】

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