《1つ前》
最終話<太陽>
《最初から》
第1話<呪い>
《全話リンク》
少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」
後日譚第1話<故郷へ>
【聖なる火山】
勇者「スレイプニル~♪」ぎゅ
馬「ヒヒン…!」
勇者「あぁ元気してた久しぶり、ただいまぁ」
傭兵「久しぶりって程でもないだろ」
勇者「なんだかすごく長かった気がするんだぁ」
傭兵「はは、わからなくはないけどな」
僧侶「荷物番して私たちのこと待っててくれたんですね。偉いですね」なでなで
勇者「マナもなでてあげて。マナのこと心配してたんだよ」
魔女「う、うん」
魔女「なでていい?」
馬「ヒヒン」
魔女「…ただいま」なでなで
べろっ
魔女「……」
勇者「えへへ。マナが戻ってきて嬉しいってさ」
炎鳥「おかえりなさい」
勇者「あっ! ソルママさん。ただいま戻りました」
魔女「ママ…? この大きな鳥が…?」
勇者「うん、正真正銘ソルのママだよ」
魔女「鳥…なんだけど」
勇者「言ってなかったっけ」
魔女「うん」
炎鳥「うふふ。あなたがマナちゃんね」
魔女「…」コク
魔女「はじめまして。世界に迷惑をかけた悪女です」
傭兵「こいつまだ言ってんのか」グリグリ
魔女「あうっ」
勇者「マナは悪くないもん」
炎鳥「…本当に無事で良かった。あなたたちは運命に打ち勝ったのですね」
傭兵「あんたの残してくれた力のおかげだよ」
傭兵「俺たちだけじゃ何もできなかった」
炎鳥「もうすぐ日が落ちます。なにもありませんが今夜はゆっくりしていきなさい」
僧侶「はい、お言葉に甘えさせていただきます」
勇者「はー、お風呂お風呂」
魔女「私も入りたい」
僧侶「すぐドラム缶にお水注ぎますね」スチャ
僧侶「水の力よ…」
▼僧侶は水流魔法を唱えた。
僧侶「……」
僧侶「……あれ? おかしいですね、水が出ません。ちょっとまってくださいね」
僧侶「えい! ……??? あれ」
傭兵「ヒーラちゃん魔力切れてる?」
僧侶「そんなはずは…魔力がなくなっていたら、へとへとなはずですし」
勇者「もっと集中して!」
僧侶「してますよぉ」
魔女「……もしかしたら、あの時に力を解き放ったせいかもしれない」
僧侶「え…?」
魔女「あなたは1人であれだけの水の盾を作り出したから」
僧侶「海鳴りの杖に負担がかかったということでしょうか」
炎鳥「すべての人、物には生まれながらに役目があります」
炎鳥「あなたの中に存在する海神の力は、役目を終えて眠りについたのかもしれません」
炎鳥「遥か古の時代、勇者の手助けをして眠りについた私のように…」
僧侶「…!」
僧侶「では…私はもう水の力は使えない…のでしょうか」
炎鳥「いつか必要に迫られれば、その時は必ず力を貸してくれますよ」
僧侶「そうですか…」
傭兵「いつかって今だろ。俺たち風呂入りてぇし」
炎鳥「山には綺麗な川がいくつもありますので、バケツを持って汲んできなさい」
傭兵「はぁ。俺つかれてるんだけどな」
炎鳥「ソル。それは男の子の務めでしょう! 行って来なさい」
傭兵「…っ、あーもうわかった。仕方ないいってくるか」
勇者「ボクもいく!」
傭兵「お前は元気だなぁ」
炎鳥「では、魔族領で起きた話を2人が水を汲みに行っているあいだ聞かせてもらいましょうか」
僧侶「はい。私とマナちゃんでよければお話致します」
魔女「…」コク
魔女「その前に…とても気になることが1つある、教えて」
炎鳥「なんですか」
魔女「…ソルは卵から生まれたの?」
傭兵「…」ズルッ
傭兵「んなわけないだろ。ややこしい姿してないで、さっさと人型になれ」
炎鳥「うふふ。昔はひな鳥だったんですよ」
傭兵「嘘だろ!?」
勇者「ソルもぴよぴよ言ってた頃があったんだね」なでなで
傭兵「なんでお前は受け入れられる!? どうやったらひよこがこんなんになるんだ言ってみろ!」
僧侶「ソル様がひよこ…うふふ」
傭兵「ちがうっ、絶対嘘だぞ…卵から人間が生まれるか」
勇者「だから生まれた時はひよこなんだってば」なでなで
傭兵「やめろっ! そんなの嫌だ! 前に卵生じゃないって言っただろ!!」
炎鳥(冗談がわからない子ね)
炎鳥「はやくいってらっしゃい」
・ ・ ・
【近くの川】
勇者「魚もとっていこっか」
傭兵「そうだな。俺は薪と食えそうなものも探す」
馬「ヒヒン」
勇者「よしよしいい子いい子。待ってる間は何食べてたのかな」
馬「ヒヒン」
勇者「そうだ、ところでピヨ…じゃなくてソル」
傭兵「あ゙!? いまピヨって言ったろ」ガシッ
勇者「いだだっ、いだい」
傭兵「お前つぎその話したらひどい目にあわすぞ」グリグリ
勇者「はいっ、もう言わないから許してっ!」
傭兵「はぁ…ったく。あんなのニクスの冗談にきまってるだろ」
勇者「夢があるとおもうけどなぁ」
傭兵「鳥なら自力で飛ぶっての…で、何言おうとしたんだ」
勇者「えっとね、マナとヒーラの事なんだけどさ」
勇者「ふたりとも、普通の女の子になっちゃったね」
傭兵「ヒーラちゃんは水の力を失った。まぁそうだよな、あんなすごい熱線をうけとめたんだ」
傭兵「内なる力を使い果たしても不思議じゃない」
傭兵「おい。ふたりともってことはマナも…?」
勇者「うん。マナのドレイン能力…もう残ってないみたい」
傭兵「ほ、ほんとか!?」
勇者「側にいてもあんまり魔力を吸われてる感じがしないんだ」
傭兵「そうか…それは良いことなんじゃないか?」
勇者「うん、あんな力無い方がいい…マナが幸せになれるなら、ボクは良かったと思う」
傭兵「…ユッカ、お前は何も変化はないんだな?」
勇者「……」
勇者「…」ふるふる
傭兵「どうした」
勇者「魔覚が、すごく鈍いんだ。もう全然わかんない」
傭兵「え……」
勇者「ボクの魔覚もきっと、役目を終えたんだね」
勇者「深い闇の中で助けを求めてるマナを見つけるために…神様が授けてくれた力だったんだよ」
傭兵「ユッカ…」
ユッカは満足そうに目をとじて笑っていた。
だけどその姿が少しさみしそうに見えた俺は、思わず彼女を強く抱きしめていた。
傭兵「……がんばったな」
勇者「うん、ありがとう」
勇者「魔覚がなくても、ボクはソルのことをこうやって感じていられる」
勇者「だから大丈夫だよ。幸せ」
勇者「あの力は、平和の代償。ずっとしまっておいたほうがいいんだ」
傭兵「…そうなのかもしれないな」
傭兵(神憑った超常的な力は、こんな小さな女の子がひとりで抱えていくには重たすぎるのかもしれない)
勇者「…」うず
勇者「ねー、抱っこされるとうずうずしちゃう…」
傭兵「わ、わるいっ!」
傭兵「でも…もうちょっとだけこうしていたい」
勇者「言っとくけど、なくなったって言っても」
勇者「まだまだヒーラたちよりには敏感だとおもうよ?」
傭兵「そうなのか」
勇者「お魚あの岩場の辺りにいるよ! 獲ってくるね。ソルは水!」
傭兵「……十分だな。前がおかしすぎただけか」
傭兵「でも、なにがあってもこうしてお前たちが元気そうなのがなによりだ」
なでなで
勇者「えへへ。ボクだけこんなことしてもらってずるっ子だね」
勇者「ちゃんとヒーラやマナもなでなでしてあげてね」
傭兵「わかった」
・ ・ ・
僧侶「ではお料理の準備はじめますね」
僧侶「ごちそうとまではいきませんが、マナちゃん復帰の最初のお祝いです」
傭兵「楽しみだな」
魔女「…ヒーラの手料理久しぶり」ゴク
傭兵「ニクス。マナたちから事の顛末は聞いたんだな」
炎鳥「ええ大方。やはり私が感じ取った通り、魔王の魂はこの世から消え去ったのですね」
傭兵「だが激戦で魔族領一帯はめちゃくちゃだ」
炎鳥「番人の山脈が消え去り、人と魔族の世がまじわって、果たしてこの先の世界はどうなるのでしょうか」
傭兵「そこは頼れる奴にまかせてきた」
傭兵「あいつならなんとかやり遂げてくれるさ」
傭兵「俺が世界で唯一認めた好敵手だからな」
炎鳥「ソル…その人のことをとても信頼し、想っているのですね」
傭兵「……は? なんでそういう話になる」
炎鳥「よもやあなた、あの3人の少女だけで飽きたらず、他にも…現地妻というものを」
傭兵「いやっ、違う! お前は思考が偏ってるんだよ誰のせいだ、クソ親父のせいか…」
傭兵「あいつとはなぁ、そういう関係じゃねぇ」
傭兵「もっとこう…(血にまみれた)ドロドロした関係だ」
僧侶「…」チラ
傭兵「…ヒーラちゃん。なんだよその視線」
僧侶「い、いえ……。なんでもありませんヨ」
僧侶(間違ってもソラ様にはならないでくださいね…)
僧侶「いたっ、指ちょっときっちゃいましたぁ…」
勇者「大丈夫!?」
・ ・ ・
魔女「ごちそうさま」
勇者「ごちそうさま~♪ お風呂~」スルッ
傭兵「うがっ、そこで脱ぐな!」
勇者「ねー、一緒に入る…?くふふ」
傭兵「入れないことは実証済みだろ」
魔女「…! 私、その話知らない。ずるい……」
魔女「あなた、ユッカと一緒にお風呂に入った…? この狭いドラム缶に…肌を密着させて」
傭兵「あ…」
勇者「ヒーラも入ったよ」
僧侶「あう…あれは、恥ずかしかったですね」
傭兵「暴露していくのやめろ」
魔女「…」ぐいっ
傭兵「ほら、こうなるだろ!」
魔女「…!」ぐいっぐいっ
傭兵「わかりました。入ってやるから、ユッカの後でいいか」
勇者「せっかくだし4人で入ろうよぉ」
傭兵「一生抜け出せなくなるぞ」
炎鳥「まぁ…ソル、あなたはやはり3人の子達と必要以上に仲睦まじくしているのですね」
傭兵「…また耳が痛い話か」
炎鳥「そういえば、今度会う時はお嫁さんをひとり選んでおきなさい。と言ったはずですが」
傭兵「きゅ、急すぎるだろ。だいたいなぁ…嫁をひとりっていわれても…」チラ
勇者「…!」
僧侶「…っ」
魔女「…」
傭兵(困った…)
炎鳥「まさかあなた、子を残さないというのですか…ぐすっ」
炎鳥「それとも他に思いを寄せる人が…? 魔族領に残してきたという人ですか」
傭兵「あー違う違う…うるせぇこっちにもいろいろあるんだよ!」
炎鳥「…?」
勇者「ソルママさん。ソルはね、ボクのせいで赤ちゃんつくれない体になっちゃったんだ…」
傭兵「聞く人間によったらすげー語弊があるなそれ」
炎鳥「なるほど…つまり、不能なのですね」
炎鳥「なんとも嘆かわしい」
傭兵「違う」
炎鳥「わかりました。そういうことでしたらソル、こっちにきなさい」グイッ
炎鳥「母のちからを今一度託しましょう」
傭兵「え…」
ぐいっ
傭兵「あつ……な、なんだ…腹が…熱いッ」きゅんっ
傭兵「や、やめろ…一体何が…」
炎鳥「終わりましたよ。はぁ…どっと疲れました、これはまた眠りにつく時間が伸びるかもしれませんね…」
傭兵「何を…した…熱い、股間が熱いんだが」
勇者「…! そ、ソル…それ」
僧侶「…ソル様っ」
傭兵「なんだ…?」
魔女「テントおっきくなってる。いつもよりずっと」
傭兵「…は?」
炎鳥「不能障害を治しておきました。これであなたは不死鳥のごとく、燃え上がることができるでしょう」
傭兵「不能障害じゃないんだが…」
ビリリッ
傭兵「ぎゃああっ!」
魔女「!」
僧侶「きゃあああああ、出ちゃってますよぉ!」
勇者「うわわ……嘘…怖いくらいおっきいけど大丈夫…?」
炎鳥「良かったじゃないですか。これで完治しましたよ」
勇者「ソルママさん…ソルは魔力がなくて、妊娠させられない体ってだけで」
勇者「おち○ちんは別に問題なかったよ…」
炎鳥「え……?」
傭兵「ふざけんなこれどうしてくれるんだ! くっそっ、ムラムラする…助けて」
傭兵「しかも魔力もどってねぇじゃねぇか!」
炎鳥「……あれ」
勇者「はぁ…ハァ、すごい反り返ってるね…♥」
僧侶「私たちにそんなの見せてどうする気ですか♥」
魔女「びんびん5号」ピトッ
傭兵「はぐあっ」
炎鳥「もしかして、余計なことしました?」おろおろ
傭兵「息子の息子をまじまじと見るんじゃねぇ!」
炎鳥「あぁソル、ごめんなさい…良かれと思ってしたことが…」
炎鳥「ですが男子として、強い性を持つことは決して困ることではないとおもうのです」
炎鳥「性とは生。血を後世に伝えるには必要不可欠。子孫繁栄です」
傭兵「先に魔力のほうを解決してくれよ…ふざけやがって、こんなの何回出したらおさまるってんだ」
勇者「か、数えてみよっか…♥」じりっ
傭兵「ひ…」
僧侶「ソル様のみてると…あそこが…きゅんきゅんって…サキュさんの呪いが…ああっ♥」
魔女「お風呂入れる温度になるまでセッ○スしよ」
炎鳥「うふふ、この際体の相性がよさそうな子を嫁に決めるのも良いかもしれませんね」
傭兵「いけしゃあしゃあとこのアホ鳥…」
傭兵「わかった! とりあえず馬車の中に来い!」
勇者「わーい♥」
僧侶「ソル様がさそってくださるなんて…相当溜まってらっしゃるんですね」
魔女「第2回聖剣争奪杯?」
勇者「うん!」
後日譚第1話<故郷へ>つづく
後日譚第1話<故郷へ>つづき
勇者「久しぶりだけど、ルール覚えてる?」
魔女「うん」
傭兵「ルールなんてあったか」
勇者「持ち時間は1人3分で、交代交代にソルをきもちよくして、一番最後にソルをイカせた人の勝ち!」
勇者「今夜一緒に寝る権利を手に入れまーす」
魔女「…欲しい」
傭兵「最後にイカせた人…? 最初じゃなかったか」
勇者「だってそれだとじゃんけんで順番きめた時にきまっちゃうようなもんでしょ」
勇者「ってヒーラが前に言ったから」チラ
僧侶「うう…」
勇者「だから、最後にイカせた人の勝ち! みんなチャンスは平等にね!」
傭兵「……」
勇者「あ、そうそう。2巡目からは体のどこを使ってもいいよ」
勇者「もちろん…アソコも…えへへ♥」
勇者「じゃあ今回はお風呂が入れる熱さになるまでだからね」
僧侶「はい、持ち時間をどう使うかが鍵になりそうですね」
傭兵「お前らそのルール言ってて恥ずかしくならない?」
勇者「……う、ううるさいっ!」ぼかっ
勇者「賞品はね、だまって寝てて!」
傭兵「はいはい」
勇者「おち○ちん丸出しのくせに! どっちが恥ずかしいの!」
魔女「ぷふ」
傭兵「うるせー! いきなりこんなでかくなったらそりゃ破れるわ!」
僧侶「あとで縫っておきますからね」
勇者「じゃあ誰から攻撃するか順番きめるよ」
勇者「ジャンケンポン」
勇者「…あ」パー
魔女「…負けた」パー
僧侶「…やった! 私からです」チョキチョキ
勇者「ちぇ~、まぁいっか、ヒーラが寸止めでタイムアップになってくれたら次の人が有利だもん!」
僧侶「うふふ。手加減しませんからね」
勇者「よーしマナ。ボクとジャンケンだよ」
魔女「うんジャンケンポン」
勇者「わわっ」グー
魔女「…私の勝ち」
勇者「いま早かったよ! ボクもっと出す手を考えたかったのに」
魔女「知らない。私の勝ち。私が2番目」
勇者「ずるいよ~~っ」ぐにっ
魔女「知らないから…うぎぎ、ひっぱらないで」
魔女「反射的にグーしか出さない単純なあなたがわるい」
勇者「やっぱずるじゃんか~~」ぐにぐに
魔女「いひゃい…ユッカ」ぐに
傭兵(くだらねーことで何喧嘩してんだ…)
つんつん
傭兵「?」
僧侶「時計、もう計りはじめていいですか?」
僧侶「うふふ、いきますよ」
ヒーラちゃんは時計を切りの良い時間になるまで見つめた後、そっと床に置き、
うれしそうに俺の上に飛び乗って豊満な体を押し付けてきた。
僧侶「私の攻撃ですっ」ぎゅ
顔をちかづけて、くすくすと笑って、やわらかい吐息が首元や顔をくすぐった。
そしてすでにむき出しとなった俺の陰茎を細長くてひんやりとした指先でからめとるように握る。
僧侶「あら…おっきいですね」
僧侶「それにマグマみたいにあつあつ…♥」
僧侶「これが本当のソル様? うふふ…」
傭兵「ヒーラちゃん…近い」
僧侶「どきどきしますか?」
僧侶「おち○ちんこんなに硬くしてるってことは、エッチな気分になっているんですよね」
僧侶「一周目なので、手で我慢してくださいね」
ヒーラちゃんはしなやかな指で輪っかをつくり、剛直をゆっくりとこすりはじめた。
すりすり…
すりすり
僧侶「…ぴくぴくって、してますね」
僧侶「さきっちょからぬるぬるのお汁が出ちゃってますね…」
僧侶「とっても硬い…こんな大きさで女の子の中に入るんでしょうか」
傭兵「さ、さぁ…」
僧侶「うふふ、想像しちゃってます? 楽しみですか?」
僧侶「でもまだだめなんですよ一周目ですからね」
すりすり すりすり
すりすり すりすり
僧侶「ソル様、もっと私の顔を見てください」
ヒーラちゃんは紅潮してうっとりとした顔で、俺のことをみつめていた。
ぴったりとくっつかれて彼女の香りがふわっと鼻孔をくすぐった。
僧侶「あっ、お風呂まだなので変な匂いだったらごめんなさい」
傭兵「いや、ヒーラちゃんはいつも良い香りしかしないよ。それよりも俺のほうが臭うんじゃないか」
僧侶「大好きな匂いなので、ずっと側で嗅いでいたいです」
僧侶「あは、またすこしぴくぴくってなりましたね」
すりすり すりすり
すりすり すりすりすりすり
僧侶「♪」
僧侶「まだ出そうにないですか?」
僧侶「ソル様はこうやってみんなに見られていると意外と恥ずかしがり屋さんですからね」
僧侶「我慢しちゃうんですね」
すりすりすりすり
僧侶「私の手を汚してもいいんですよ」
僧侶「しこしこ、ぴゅっぴゅっ…ってしましょうね」
僧侶「だんだん顔がきもちよさそうになってきましたね、うふふ」
傭兵「ひ、ヒーラちゃん…吐息がくすぐったい…」
僧侶「こうやって側でこそこそ囁かれるのがお好きですよね」
僧侶「おち○ちん、おっきくなっちゃいますよね。ふぅーーーっ、くすくす」
傭兵「う…っ、あああ」
僧侶「まだダメですよ? 制限時間ギリギリまで使いたいんです」
傭兵「イキ…そ」
僧侶「はい、ストップです」
根本できゅっと指をしめて、射精欲を封じられてしまう。
傭兵「こらぁ」
どうもこのヒーラちゃん、ユッカやマナ一緒にいると小悪魔になるようで、
俺をもてあそんで楽しんでいるように見える。
年上をからかうのがそんなに楽しいのだろうか。
僧侶「こんな簡単に射精しちゃったら、男の人として恥ずかしいんじゃないですか」
傭兵「そ、それはだな。でも気持ちいいからしかたない」
僧侶「もうすこし、気持ちよさを溜めてからのほうがより良い射精にいたれると思いますよ」
僧侶「うふふ、しこしこ再開しますね」
すりすりすりすり
すりすりすりすり♪
次はリズミカルにヒーラちゃんは手を動かしはじめた。
そして少しだけ身を起こし、空いた手でぷちぷちと前のボタンを外していく。
ふっくらとした白い乳房が目の前に現れた。
僧侶「おっぱい。好きですよね?」
僧侶「うん、そうなんですね。いまおち○ちんがお返事してくれました♥」
胸の先端からはふつりと白い液体が一滴滲んでいた。
それはいままで何度も味わってきた聖乳。
俺の鼓動はドクンと跳ね上がり、途端にのどの渇きに襲われる。
僧侶「あれ…や、やだ。どうしてまたおっぱいが…」
勇者「呪いでしょ」
僧侶「今回は胸をつかまれたわけじゃなかったんですよ?」
勇者「しらないよぉ。文句はサキュに!」
魔女「ヒーラの体がもう母乳の作り方をおぼえちゃっているのかもしれない」
僧侶「う……」
僧侶「ソル様、なめとってくれませんか」
僧侶「…は」
僧侶「お好きですよね? あんなにいつも飲んでいたんですから、ひさしぶりにどうぞ」
ヒーラちゃんの誘いにのって、ゆっくりと蕾に吸い付いた。
そのはずみにぴゅっと母乳が吹き出して、口内を甘い香りが満たしていく。
僧侶「やんっ…あぁちょっとソル様、あんまり強く吸わないでくださいね」
僧侶「一応…私のあかちゃんのためにある部分なので…」
僧侶「それにしてもソル様はお好きですね」
僧侶「こうして、おち○ちんをさすられながらおっぱい飲むのはどんなご気分ですか」
傭兵(…俺が自発的にやってるみたいな言い方はよせ)
ヒーラちゃんのミルクは甘くておいしい。
優しい声、ふくよかな胸の触り心地とあわせて、余りある興奮から脳みそがとろけるような夢心地だ。
さらにいまはいきりたった陰茎まで、優しくこすられている。
傭兵(俺はあの母親の母乳で育ったのかなぁ)
そんなことを考えているうちに快感はピークに達した。
巨大化した陰茎はいつもにくらべて快感に弱く、
ヒーラちゃんのゆったりとした刺激のすくない手淫にあっというまに崩壊して、
遠慮なく白い液体をぶちまけてしまう。
僧侶「あは…なんだかいっぱい元気よく出ちゃってますよ」
僧侶「ぴゅ~~って、うふふ。えへへ…」
僧侶「私のミルクよりおおいんじゃないですか? きもちよかったですね」なでなで
勇者「噴火みたい」
魔女「…ヒーラすごい」
僧侶「エッチなソル様が敏感なだけですよ。あら、まだおっきい…♥」
すりすり
傭兵「う、うお…っ、ま、待って」
勇者「あーダメだよヒーラ! 射精させたらヒーラの番はおしまいだからね!」
僧侶「…残念。まだ少しだけ時間ありましたのに」
僧侶「では交代しましょう。ソル様、またのちほど」
僧侶「次は、ソル様のお望みの場所でご奉仕いたしますね♥ ちゅ」
傭兵(君はあいかわらず反則技ばっかりだな)
魔女「次は私」
傭兵「おう…もう好きにしてくれ」
正座してヒーラちゃんのターンを見守っていたマナがぴょこんと跳ね上がって手を挙げた。
すかさず俺の股の間に座りこんで、じっと凝視する。
魔女「とりあえずこの汚れているのを掃除しないと」
魔女「はむ…」
傭兵「うおっ」
マナは精液で汚れたペニスを小さな口でほおばった。
舌を這わせてどろどろの白濁液をすするように飲み込んでいく。
チラリと横をみると、ヒーラちゃんも自身の手に付着した精液を舐めとって満足気に微笑んでいた。
魔女「お掃除…っ、はむ、ずるっ…」
魔女「5号サイズ…ほんとうにおっきい…入らない、ちゅむ」
魔女「口でもいっぱい…あむ、ちゅるるっ」
魔女「2巡目でセッ○スできなかったらどうしよう…勃起状態で4号サイズに戻して」
傭兵「無茶いうな」
勇者「たしかに…おっきすぎだよね」
僧侶「ユッカ様やマナちゃんにはきついかもしれませんね」
勇者「ヒーラなにその余裕の顔」
僧侶「え? してませんよ」
魔女「このペニス…まるで性欲の魔王」
傭兵「うるせー、俺のせいじゃないぞ…あふんっ」
マナは丁寧になめとった後も、つけ根を両手で押さえてしごきながらフェラを続けた。
小さい舌がちろちろと裏筋や亀頭をなめまわし、温かい口の中で何度も剛直がびくびくと震えた。
魔女「…むぅ、射精しない。ヒーラのをみてて簡単だとおもったけど」
傭兵「いま出したばかりだからな」
魔女「じゃあこうする…」
マナは鈴口を舌先で蹂躙するようにつつきはじめた。
ふいに出口の穴を執拗にほじられて、俺は思わず素っ頓狂な声をあげる。
傭兵「ひゃ、やめ…」
魔女「ずずずっ、じゅっるるる、れろ」
傭兵「マナ…マナやめろ…そこに舌をつっこむな」
魔女「ずずうず、ずず」
傭兵「やばいやばい、やめろ、うあああっああ」
勇者「何が起きてるの?」
僧侶「さ、さぁ…。悶絶してますね」
ちろちろ ちろちろ
ちろちろ ちろちろ
傭兵「はぁぁぁう、お前…っ」
マナは容赦なく俺の尿道を責め立てる。
ときどき吸ったり変化を加えながら、射精したばかりの特に敏感な亀頭を中心に攻撃を加えてきた。
俺の表情をうかがう度に何度か視線がぶつかる。
マナはニヤリと口元を歪めて、さらに攻撃を続けた。
次第に睾丸があつくなり、ふつふつと射精欲がこみ上げる。
魔女「はむ…ちゅっ、じゅる…ちゅるる」
ちろちろちろちろ
こしこし こしこし
傭兵「うああっ、駄目だッ…!」
傭兵「マナ…顔にかかったらすまんっ、ああっ」
手と舌の合わせ技で、あえなく2度目の射精。それもたった3分もたたないうちにだ。
魔女「むぐ…っ!? んんんっ♥ んぅ…♥」
マナはくわえこんだ口を離さなかった。
精液は1滴も漏れることなく全て口内に注がれ、
マナはやや呼吸に苦しみながらも、それらを一生懸命に飲み干し、得意気な表情をうかべて鼻を鳴らした。
飲み込むまでの間も竿の根本をこする手を休めることはなく、まさに搾り尽くすように、俺は精を吸い取られてしまった。
傭兵(そういえば…今回はマナにも淫魔の呪いがかかってんだよな…)
傭兵(ほんと余計なことしてくれたなあのアホ淫魔)
傭兵(まずい…毎日こんなことされたら本気で干からびるかもしれない)
魔女「あふ……ごちそうさま、ぺろ」
魔女「ねばねばする。でもあなたのだからおいしい」
傭兵「そ、そうか…俺がお前の立場なら絶対ごめんだが」
僧侶「それが飲めちゃうんですよね~?」
魔女「うん。好きだから飲めるし、飲みたい」
傭兵「…や、やめろよ恥ずかしいだろ」
勇者「…むー、やっぱり見てるだけじゃおもしろくない!」
魔女「ユッカ。もう残ってないよ。空っぽにした」
勇者「そそ、そんな~~」
勇者「ねぇソルうそでしょ!」ゆさゆさ
傭兵「目の前で見ただろ。2回も大量にだしたんだぞ」
勇者「うわーーっ、ずるいよぉ! こうなったら!!」
ユッカは駄々をこねながらマナを押しのけて、股ぐらに入り込んだ。
そして恐ろしいことに、睾丸つまり男にとって最も大切でデリケートな玉袋をわしづかみした。
傭兵「…ひっ」
勇者「…絶対あるはずだもん」
むにむにといじくりはじめた。
よもや潰されるとは思ってはいないものの、相手はユッカだ。
りんごすら握りつぶせない握力のマナとはちがって、ユッカはやろうと思えば鉄すら歪めてしまうくらいの力を持っている。
そんな手がいま不機嫌そうに俺の玉を触っている。
勇者「…やわらかいね」
傭兵「やめろ…まじで触るな。お前は特にだめ」
勇者「…む。なんでボクはダメなの」ぐにっ
傭兵「ひぃぃ、すまん、そういうわけじゃなくて…ッ!」
傭兵「大事に…してください」
勇者「この玉の中でつくられるんだよね?」
ぐにっ ぐにっ
傭兵「や、やめろぉ…」
勇者「ボクの分は? ほんとに空っぽ? ねぇソルぅ…」
ぐにっ ぐにっ…ぐにゅ
傭兵「ひっ、ぃいい。あるっ! あるから!」
傭兵「ユッカ様の分もございますっ! だから間違っても握りつぶすんじゃねーぞ!」
生命の危機を感じて体の中の不死鳥の力が反応する。
熱くぐつぐつと燃え上がり、俺の全身を力で満たしていった。
もちろん、2つの玉にもその力は及ぶ。
精力を取り戻した俺の愚息は復活の狼煙をあげて勇ましく立ち上がった。
勇者「わぁああ! そっかぁ、ここがスイッチなんだ!」
ぐにゅ
傭兵「やめろっていってんだろ! もう握るな!」
勇者「…? う、うん…やっぱりこっちが好きー♥」
ユッカは愛おしそうに大きくなった陰茎に頬をよせて、ぎゅっと握りしめた。
勇者「れろ…っ♥ はむ、ちゅ…♥」
勇者「えへへー、いい匂い…はぁ、挿れたいなぁ」
勇者「2巡目がまちどおしいよぉ、ボクも気持ちよくなりたい」
すりすり すりすり
これで1つわかったことがある。
俺はどうやらニクスのせいで本当に底なしになったようだ。
淫魔に呪われた少女たちと人生を共に歩むなら、これはありがたいことなのかもしれない。
しかし…。
傭兵(体や頭のほうが先に変になりそうだ)
傭兵(一日に何回も射精するのって、絶対体にわるいだろ…)
勇者「……んぅ? ふぁに?」
ユッカは頬をいっぱいにふくらませてペニスをくわえこんだまま返事をした。
うっとりとした目つきが実に幸せそうだった。
これがどこまで淫魔の呪いに依るものなのかはわからない。
だが俺もここまで喜んでもらえたら男としてまんざらではない。
若いうちは当面、気合で頑張るしかなさそうだ。
傭兵(さて、さっさとぶちまけて2巡目に移るか)
傭兵(早くお前たちを抱いてやりたい。愛し合いたい)
勇者「んぅ…♥ あはぁ、おいしいよぉ、れろぉ♥」
後日譚第1話<故郷へ>つづく
後日譚第1話<故郷へ>つづき
びゅくっ、びゅるるっ…ッ
勇者「あはっ、出た出た」
勇者「もう…ちゃんとお口の中で出して欲しかったなぁ」
傭兵「…くそ、耐え切れなかった」
勇者「ボクだけ1巡目で脱落なんてやだもーん」
勇者「じゃ、つぎはまたヒーラから2巡目スタートだよ」
傭兵「勘弁してくれ」
傭兵(いくら底なしにちかい状態でも、負担はかかるんだぞ…)
勇者「えー。ルールはまもらなきゃ」
傭兵「お前らが勝手に決めたことじゃねーか!」
傭兵「ふ、風呂だ風呂に入ろう!」
勇者「だめ。寝ててよ」グイッ
傭兵「どうしてもしなきゃだめか?」
勇者「うん。ソルママさんも体の相性の良い子と結婚したら良いって言ってたでしょ」
勇者「3人と順番にエッチできるのになにが嫌なの? くふふ、ソルって羨ましいなぁ」
僧侶「体の相性……わ、わたしっ、どうでしょうか!」
魔女「私はいいはず?」
傭兵「…う」
傭兵(ひとりずつならまだしも、こんな風に三人に襲われると俺の威厳ってものが無い)
傭兵(これはこの先のことを考えて、ガツンと言っておくべきか)
傭兵「あのなユッカ」
勇者「ヒーラ、ゴー」とんっ
僧侶「きゃっ」
一言物申すために起き上がろうとすると、ヒーラちゃんが背中をおされて勢い良く飛び込んできた。
顔にふれるふにゅりと柔らかくて温かい感触。おおきな胸が押し付けられた。
勇者「あはは、じゃあ3分ね!」
傭兵「ま、待て…」
僧侶「ソル様おとなしくしてくださいね」
傭兵「ヒーラちゃんまで…」
勇者「あーソルまた勃ってるよ。ヒーラのおっぱい好きなんだぁ」
魔女「ヒーラずるい欲しいちょっとだけ頂戴」
僧侶「時間が少ないので、いいですか?」
傭兵(そんな顔でお願いされると…断れないな)
僧侶「入れたいです」
傭兵「なんだかヒーラちゃん、スケベだな」
僧侶「だって、ほんとにうずうずするんですもの…ユッカ様のあのお気持ちがよくわかります」
僧侶「目の前に好きな人がいるのに、我慢できるわけありません…」
勇者「そうそう、ボクもマナだっていまギリギリのところで我慢してるんだからね」
傭兵(仮に我慢が効かなくなったとしたら俺はどうなってしまうんだ…)
傭兵(3人同時に…? だが一本しかないぞ)
傭兵(朔の日が怖い…それまでに呪い解けますように)
そんなことを考えていると、下半身の上ではすでにヒーラちゃんがおそるおそる腰を下ろそうとしていた。
ずちゅ…♥
僧侶「んっ……ぅ」
僧侶「あぁ…♥ おっきぃ…です」
ヒーラちゃんの温かい膣内に包まれてとかれてゆく。
しかし心なしかいつもよりきつく感じる。
これは俺のモノのサイズがあがったせいだろう。
ヒーラちゃんの膣壁をかきわけて押し広げながら、5号に匹敵するサイズになった新生ペニスは飲み込まれていった。
僧侶「あああぁっ♥ ソル様…つながっちゃいました、おっきいの入ってきました」
傭兵(ある意味2度目の脱童貞といっていいのかもしれないな)
傭兵「どう?」
僧侶「すごくおっきいです♥」
僧侶「どうしましょう、う、うごいて大丈夫ですか?」
僧侶「こんなおっきいのが出入りするなんて…わたし、私耐えられるかわかりません」
傭兵「きもちいい?」
僧侶「ええ…すごく熱いです、あそこがきゅんきゅんしちゃいます。わかりますよね?」
僧侶「でも…なんだかソル様のおち○ちんじゃないみたいで不安もあるんです…」
ヒーラちゃんははじめての感触に戸惑っているようだった。
サイズアップは必ずしも男にとって良いことではない。
変化によっていままで安定していた体の相性がかわってしまう。
俺は彼女の手を握って指をからませた。
傭兵「ちゃんと俺のだから大丈夫だよ」
僧侶「ソル様…♥」
勇者「時間ないよー」
僧侶「…! がんばります。ちゃんと…出してくださいね?」
手を握り合ったまま、ヒーラちゃんはかわいらしく首をかたむけて微笑んだ。
それだけでまたすこしペニスが反応してしまい、彼女の中を圧迫する。
僧侶「ん…っ、あぁ♥」
僧侶「いきますよ」
大きな胸が目の前でゆさゆさと跳ねる。
ヒーラちゃんはくねくねとおしつけるように、小さく緩やかな動きで、騎乗をくりかえした。
結合部からじゅぶりじゅぶりと水音が漏れ、溢れた愛液が剛直の根本へと垂れていく。
僧侶「あっ…あっ♥」
僧侶「これ…もうちょっと激しいほうがいいですか? っん♥」
傭兵「ゆっくりでいいよ。あんまり激しくすると痛いかも」
僧侶「はい…♥ 気をつけます」
じゅっぷ じゅっぷ…
じゅっぷ じゅっぷ
僧侶「……んっ♥ …はぁー♥」
僧侶「う…♥ あぁあっ…はぁー♥」
なじませるようにゆっくりと、ヒーラちゃんは腰を動かして新しいペニスの快感を確かめているようだった。
短く声を漏らしながら腰をおろして、引き抜くときには決まって長めの吐息を吐いた。
だんだんと手をにぎる力が強くなっている。
傭兵「気持ちいいんだ?」
僧侶「そ、そうですね…はい、きもちいいです…んぅっ♥」
僧侶「はぁーーっ♥ あああっ♥」
僧侶「ずぶずぶするたびに、背中がぴんってなっちゃうくらい、きもちいいのが来るんです」
じゅっぷ じゅっぷ…
じゅっぷ じゅっぷ
僧侶「あまりのきもちよさに…本気で腰ふったら…頭がへんになっちゃうかもって」
僧侶「こ、こわいくらいです♥」
傭兵「そうだな…俺もすこし違う気持ちよさを感じてるよ」
魔女「それは当たり前。大きくなった分ふたりが絡みあう面積が増えた」
魔女「以前より気持ちよくて当然。はやく終わって」
勇者「ま、まぁまぁ。あと20秒まってあげようよ」
僧侶「に、20秒!? うあっ、どうしましょう」
ヒーラちゃんは慌てて腰をすばやく動かそうとした。
しかし焦りからか、うまくストロークができていない。
僧侶「ううう~~っ、い、いそがなきゃ」
傭兵ちょ…ヒーラちゃん落ち着け。腰使いがめちゃくちゃだぞ」
僧侶「はう…」
勇者「ぴっぴー。はい時間だよ~」
僧侶「う…」
勇者「残念だねヒーラ! くふふ、ゆっくり味わいすぎちゃったんじゃない?」
僧侶「だ、だってほんとに…新感覚だったんですから!」
勇者「怖気づいたの?」
僧侶「ユッカ様だって、ソル様のを入れてみたらわかりますよ…全然ちがうんですから」
勇者「ボクは勇者だからどんな敵がきても怖くないもん」
傭兵(俺って敵なのか!?)
勇者「これで勝者はマナかボクだね」
勇者「ボクたちがあっという間にやっつけちゃうよ!」
魔女「次私。ヒーラこっちと交代」
僧侶「はい。がんばってくださいね」
狭い荷馬車内で2人は場所を入れ替える。
次は二番手のマナが股の間にすわった。
すぐさま挿入を試みるかとおもったが、マナはペニスを握ったままじっと何か考えるように見つめ続けている。
魔女「……」ジー
傭兵「…な、なんだよ」
魔女「……」ジー
傭兵「…あ…ん? おーいマナ」
傭兵「…おいユッカ、視姦は時間のカウントしないのか」
勇者「うーん、じゃあスタート!」
魔女「…これ」
魔女(どう考えても入らない…)
魔女「ねぇユッカ」
勇者「なぁに? 時間すすんでるよー」
魔女「…いや、なんでもない」
勇者「んぅ?」
魔女(これは、私たちにとって試練かもしれない……)
魔女(まずヒーラと同じスタートラインに立てるのかどうか)
傭兵「ふ、ふふ……ふふ」
魔女「…! なにがおかしいの」
傭兵「ようやく気づいたかマナ。俺のコレはお前のようなおこちゃまにはまだまだ早いってこったな」
魔女「ぐ…」ぎゅっ
傭兵「おっとそうやって強く握ってもノーダメージだぜ、ハハハ!」
勇者「へーそうだっけ」ノソリ
傭兵「お前はノータッチで頼む!」
魔女「一応…挑戦してみる」
傭兵「おう」
マナは不安とも怯えともつかないどんよりとした表情で剛直の上にまたがった。
毛の一本も生えてない真っ白な深い縦筋が亀頭の先に触れる。
腰を下ろして恥裂を押し広げるとおそらく血を見ることになるだろう。
だがマナはそれを理解しているようだ。
今更無茶なことはしない。
浅い呼吸をしながら、困ったように俺の表情を伺っていた。
魔女「…ぐ…やっぱり熱した鉄の棒みたい」
僧侶「マナちゃん…無理しないほうがいいですよ」
勇者「入らないのを無理しちゃだめだよ」
魔女「でもこれは入りたがってる。現にこんなにカチカチ」
確かに今の生まれ変わったペニスでマナの狭いキツキツの膣内を味わったらどれほどの快楽が待っているだろうか。
マナは苦しい思いをするだろうが、待ち受ける官能をおもうと自然と血があつまる。
傭兵(つるつるしててまた違った感じがして気持ちいいんだよなぁ)
魔女「……棄権する」
勇者「ほんと?」
傭兵「お?」
魔女「…こ、これは、すこし時間が必要。太さに慣らさないと絶対痛い」
勇者「うん。ボクもそう思うな」
僧侶「大事なところですからね。お互いに無茶はいけません」
勇者「そうそう。ルールをまもって楽しく安全にセッ○スしないとね」
勇者「がんばれマナ! ボクたちにできることがあったら協力するからね」
魔女「…」コク
魔女「悔しいけど、今日のところはユッカにターンを譲ることにする」
かくしてマナとの肉体関係は振り出しにもどった。
更なる拡張の日々が訪れることになりそうだ。
だがうまく噛み合った時に得られる快感は大きく増えるわけで、俺はマナとの行為を楽しみに待つことにした。
傭兵(帰りの道中はどうせ暇だしな…)
すでに破瓜を経験した彼女が以前のように焦って求めてくることはないだろう。
俺はマナの頭をなでて、持ち時間いっぱいまで抱きしめたあとキスをひとつ与えた。
魔女「んっ♥ ふふ、機会があったらどんどん挑戦するから待ってて」
傭兵「おう」
勇者「いいなぁ。なんだかボクが今からエッチしていい雰囲気じゃないじゃん」
勇者「ずるーい」
傭兵「いいんだぞユッカ。ほらおいで」
勇者「…♥」
勇者「ボクは挿れても平気かな?」
傭兵「よく濡らしておけよ」
勇者「もうぬれてる♥ えへへ」
ユッカは下着をずりおろし中身をみせつけた。
布地の性器にふれる部位はどろりとしたユッカの汁をたっぷりと吸い込んですでに変色している。
まだお風呂に入っていないので、かすかにツンとした匂いがした。
勇者「ヒーラ時間みててね」
僧侶「はい」
勇者「いただきまーす」
ユッカが腰をおろす。縦筋だけをみるとマナとそうかわらないような未発達さだが、ユッカのほうが中はやや広い。
あれだけ何度もセッ○スを繰り返したこともあって、挿れること自体は特に問題はなさそうだった。
ぎちぎち…
勇者「いっ…♥ ひぅっ♥」
勇者「こ、これ…ほんと、おっっき♥ い…♥」
いつも以上にぎゅうぎゅうに締め付けられる。
寸分の隙間もなく柔襞がぴったりと吸い付いて、ぷにぷにとした感触に包まれた。
傭兵「お、おお…」
勇者「なぁに、挿れただけで声だすなんて珍しいね」
勇者「えへへ、きもちいね。なんだか…ボクがソルになっちゃったみたい」
その発言に一瞬何のことだと思ったが、どうやらあまりにぴったりすぎて俺と一体化してしまったような感覚を得たようだ。
勇者「あついよぉ♥ こんなあつあつでカチカチのおち○ちんがボクの中に…はいってるんだね」
勇者「もう少し腰おろしていい? えへへ、おろすよ……んぅ♥ んあぁう♥」
じゅぶ… じゅぶ…
ユッカは口元を抑えながら、腰をおろしていった。
きっと人に見せられないような情けない顔をしているのだろう。
2人きりだと存分に見せてくれるのだが、ヒーラちゃんやマナの前ではまだわずかに羞恥心は残っているようだ。
勇者「はぁ…♥ ハァ…♥」
勇者「こ、これ…やば」
勇者「やばい…かも♥」
勇者「こんなのでじゅぽじゅぽしたら…ボクおかしくなっちゃう♥ うん…絶対なる♥」
傭兵「俺もだ。こんなぎちぎちのユッカのおま○こに食べられたら、あっという間に出ちゃうだろうな」
勇者「うごく…ね? はぁ、はぁ♥ はーー♥」
じゅぷぷっ じゅぷぷっ
勇者「はぁぁうッ♥ これっ、ほんとやばいよぉ♥♥」
先ほどのヒーラちゃんと同じく、とりあえず探りで腰を動かしているだけでユッカはとびそうになっていた。
傭兵(もしここで俺がひっくり返して腰を全力でふったらどうなるんだろう)
ふと意地悪な考えが頭に浮かんだ。
だが後がこわいのでいまはただ動かぬ一本の剣となっておくことにした。
傭兵(大丈夫。まだ俺たちの旅にたくさん時間はある)
傭兵(セッ○スは何度でもできる)
傭兵(結婚したら…もっともっとできる)
傭兵(結婚か…)
そう遠くない未来に思いを馳せそうになるところを、快感が無理やり現実へと押し戻した。
ユッカが俺の腹にぺたんと手をつき、ゆっくりゆっくりと腰を上下させている。
きつきつの襞がペニスを優しくなであげて、ドロドロの液をまぶしながら何度も出入りを繰り返した。
傭兵(やばいな…確かに快感は増してる)
傭兵(油断したらあっという間だな)
勇者「ああっ、ああっ♥ これ、やばいよぉ」
勇者「ボク…絶対おかしくなる、もっと腰はやくしたらおかしくなっちゃうんだ♥」
僧侶「ほら言ったでしょ。何も恐れないんじゃなかったんですか」
勇者「ら、らってぇ♥ これは…えへへへこれはほんとダメ♥」
僧侶「わかってくれました?」
勇者「…♥」コクコクコク
僧侶「でも勇者様は怖くないとおっしゃりましたので」
そう言うとヒーラちゃんはユッカのお尻の上をつかんで、ぐっと押し下げた。
ぐちゅぐちゅの膣内を勢いよくペニスが突き進み、あっという間に膣奥にまでとどいて、
少女の子宮の入り口に亀頭がぶちあたった。
勇者「あぎゅ~~っ♥♥」
傭兵(なんて声だしてんだ!)
勇者「……」ピクピク
その一突きでどうやらユッカは天に召されてしまったようで、
挿入したままぐったりと俺にもたれかかって、壊れたように笑っていた。
僧侶「あ…ごめんなさい」
勇者「ひどいよぉ…♥ えへ…、あはは…これ、やばい♥ えへへ…♥」
勇者「こんなので本気エッチしたら…ボクどうなっちゃう、えへへ♥」
傭兵「……廃人にだけはならないでくれよ」
勇者「こんなおちんぽあっていいの…」すりすり
傭兵「お互いさまだ。俺だってこんなエッチな娘が3人もいていいのかって思ってる」
勇者「これは…大変な旅になりそうだね。えへへ」
僧侶「ですね。私も…次はがんばります。ぜひふたりっきりでお願いします!」
魔女「ずるい。わたしも約束とりつけたい」
勇者「えへへ…分身してよぉ。それか三つ首おち○ちんになってー」
傭兵「無茶言うな」
そんなこんなで俺たちの夜は甘く楽しく更けていった。
結局争奪杯の決着はつかなかったので、3人を狭い馬車で抱きしめて眠った。
故郷へ続く新たな旅路はまだはじまったばかり。
後日譚第1話<故郷へ>おわり
《次話》
後日譚第2話<陽気>