一方通行「オイ、訊いていいか?」
ミサカ「何でしょう、とミサカは質問を受け入れる体制に入ります」
一方通行「俺は今日から超電磁砲のクローンを二万体ぶっ殺して絶対能力者になる実験をするンだよなァ?」
ミサカ「その通りです、とミサカは返答します」
一方通行「超電磁砲ってェのは確か中学生だって聞いたンだが」
ミサカ「そうらしいですね、とミサカは直接本人に会っていないので詳細は分かりかねます」
一方通行「そンで? ……オマエなンでそンなちまっこいンですかァ!?」
ミサカ(打ち止めサイズ)「培養器がぶっ壊れててこれ以上成長しなかったんだってさってミサカはミサカは科学者共の無能っぷりを嘲笑ってみたり!」
一方通行「実験の根底が崩れてンじゃねェか。なァ、もォ実験どころじゃなくねェ?」
ミサカ「そうなんだよねーってミサカはミサカはもう実験なんて放棄してミサカ達と遊びに行こうって誘ってみたり!」
一方通行「オイちょっと待て『達』ってもう何体か造られてンのかよ!?」
ミサカ「このミサカ以外に四体いるよってミサカはミサカは他の個体を紹介してみる! おーいみんなー!」
一方通行「イヤ別に紹介とかしてくンなくてもいいンですけどイヤマジで」
元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-16冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1288428782/
ミサカB「こんにちは元被験者一方通行ってミサカはミサカはダンボールの中から挨拶してみる」
ミサカC「好きです結婚して下さいってミサカはミサカは一方通行に一生のお願いをしてみる!///」
ミサカD「一方通行たんマジ天使ってミサカはミサカは異様に興奮しちゃってるんだけど!」ハアハア
ミサカE「よろしくねえ、ガリガリロリペドウルトラマン君☆ きゃは☆ ってミサカはミサカは怒りを煽ってみる!」クヒヒヒ…
一方通行「随分と個性的な連中だなオイ特に最後の奴!」
布束「somhow,上手くいった様ね」
一方通行「この人格はオマエの仕業かよ! なァにやっちまってンですかァ!?」
布束「because,やってみたかったからよ。moreover,どの道貴方の行う筈だった実験は完全に中止になってしまったし、残されたこの子達を放置するのは心苦しかったの」
一方通行「……念の為に訊くが、コイツ等以外にはいないンだよな? 後からもォ一体いましたァとかなったら洒落ンなンねェぞ」
布束「いるわよ。最終信号という個体がね」
一方通行「……マジですかァ?」
布束「と言っても、そちらは逆に成長させ過ぎてかなりフリーダムな人格になったらしいから注意しなさい」
一方通行「何をどォ注意すりゃァ」
ムニュ
一方通行「………………は?」ムニムニ
打ち止め(美鈴サイズ)「あらーん? こういう時は男の子なら心拍数が乱れまくる筈なんだけどなあ? ミサカのおっぱいはそんなに固いのかなー?」ニヤニヤ
一方通行「」ムニムニ
布束(何時まで揉んでいるつもりなのかしら?)
打ち止め「えいっ」
モフ
布束「oh……大胆ね」
一方通行「」バタバタ
打ち止め「こらあ! いくら気持ちいいからって顔動かさないの!///」ギュウギュウ
一方通行(苦しい息できねェ助けて下さァい!)ジタバタ
布束「打ち止め、多分それ苦しんでいるのだと思うわよ?」
打ち止め「あれ? そうなの? そうなのあなた?」ギュウギュウ
布束(質問しておいて解放しないとかマジ鬼畜)
一方通行「」チーン
一方通行の家
一方通行「……ここは、俺ンちか?」
ミサカB「気が付いたか一方通行ってミサカはミサカは上位個体のおっぱいにて溺れ死んでいた哀れな白いのに確認してみる」
一方通行「オマエ等が俺をここまで運んだンか?」
ミサカB「ああ、正確には上位個体がピッツァの如く片手でクルクル廻しながらなってミサカはミサカは怪力上位個体に戦慄してみたり」
ドタドタバタン!
打ち止め「あなたごめんねー! ミサカったら嬉しくて暴れてるのかと思って目一杯押し付けちゃった☆」
ミサカA「上位個体マジ鬼畜ってミサカはミサカはその勘違いはねーよってツッコンでみる」
ミサカC「ぐぬぬぬぬぬぬ……ってミサカはミサカはあの光景を思い出して嫉妬の炎を燃やしてみたり~!」ビキビキ
ミサカE「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! 今思い出しても超ダッセエエエエエエエ! ってミサカはミサカは大爆笑ー!」ヒャヒャヒャ…!
一方通行「過ぎた事はもォいい。それよりなンの用だ?」
打ち止め「ご飯が出来たからよびに来たんだよ?」
リビング
ミサカ達「いっただっきまーすってミサカはミサカは食前のご挨拶!」
打ち止め「はいあなた、あーん」
一方通行「自分で食えるっつゥの」
ミサカC「むぐぐぐぐぐぐ……!」イライラ
ミサカD「ごめーんこぼしちゃったーってミサカはミサカは一方通行の股間にダイレクトアbbbbbb」
打ち止め「おイタが過ぎるわよーんDちゃん?」
ミサカB「静かに食えんのかってミサカはミサカはマナーを語ってみる」
一方通行(コイツ等の人格は一体誰がモデルなンだ? 癖が強すぎて色々と面倒臭ェ)モグモグ
布束『indeed,それで私に電話を寄越したのね』
一方通行「さっさと答えろ、コッチは……コラァクソガキ共! 部屋ン中で追いかけっこしてンじゃねェ!」
布束『忙しいのは知っているわよ、バッチリ映っているから』
一方通行「あっそォ……って盗撮ですかァ!?」
布束『damn,口が滑ったわね。仕方ないから白状するわ。実は貴方には現在『実験』をしてもらっているの。その名も「幸せ家族計画」』
一方通行「どっかで聞いた事あンぞそれ! てか『家族』だとォ!?」
布束『exactly.貴方には人間らしさが欠落しているから、それを形成する為の実験よ。well,実験というより家族ごっこだけど』
一方通行「くっだらねェ。そンなもンよりも俺は強さを」
布束『「大切なものを守る為なら、人は何処までも強くなれる」。誰かがそんな事を言っていたわ』
一方通行「……ソイツを俺に証明しろってのか? コイツ等を『家族』にする事で」
布束『そうなるわね』
一方通行「……ハッ、そォかよ。仕方ねェ、やってやンよ」
布束『宜しくお願いするわ、じゃあ』プツッ
一方通行「チッ。面倒臭ェ事になりやがった。まァ、この俺にかかりゃァ守るなンざ朝飯前だ。やってやンぞ!」
25 : VIPに... - 2010/10/31 21:18:50.90 YnVED2AO 6/36終わり
数字間違いなど気にする俺様ではない
144 : VIPに... - 2010/11/03 03:08:56.23 sDr.6.AO 8/36私>>25だけど続きっぽいものを置いていくね?
「早速美琴さんにバレるようです」
一方通行「オイミサカE」
ミサカE「何かなモヤシハエータ? ってミサカはミサカはわざと名前を間違って呼んでみる」
一方通行「なンならオマエの頭に生やしてあげましょォかァ!?」
ミサカE「いいからさっさと用件を言えっつの妖怪シラス男ってミサカはミサカは急かしてみたり!」
一方通行「クッ……まァいい。一番マトモなガキは何処行きやがったか知ってっか?」
ミサカE「はあ? ミサカが知るわけないじゃん自分の足で捜せよガキじゃあるまいしってミサカはミサカはホントは知ってるけどシラを切り通そうとしてみたり!」
一方通行「あァ分かったよそォさせてもらうわ」スタスタ
ミサカE「え? あれ? いいのかな? ミサカ実はあのコが何処行ったか知ってるんだよ? 無理矢理聞き出してみようとか思わないのかな? ってミサカはミサカは必死に引き止めてみたり!」
一方通行「……」スタスタ
ミサカE「ちょっとちょっと? 無視されるのが一番辛いんだけど? ねえねえなんか喋ってよ一方通行ってミサカはミサカは放置プレイは嫌なんだけど!」
一方通行「……」
ガチャッ……バタン
ミサカE「構ってよーってミサカはミサカは大号泣ー!」ビエエエン
ガチャッ
一方通行「ハァ……ったく面倒臭ェ奴だな……ンで? 大人しく話す気になったか?」
ミサカE「はあ、しょうがないなあコレだから最近のオコジョはってミサカはミサカは(バタン)あーんごめんごめん行かないでー!」
ガチャッ
一方通行「……さっさと言え」
ミサカE「ミサカAは今上位個体に頼まれてはじめてのおつかいに行ってるよってミサカはミサカは報告して……えっマジ? それヤバくね?」
一方通行「あン? どォした?」
ミサカE「ミサカBから緊急報告! ミサカAがお姉様に第一種接近遭遇! ってミサカはミサカを召集してみる!」
ドタドタ
ミサカD「うはwwwwwwひんぬーオリジナルたんハアハアwwwwww」
ミサカC「一方通行さん早くミサカAを助けに行こうよってミサカはミサカは言いつつホントはデートに行きたいだけだったり!///」キャッ
一方通行「イヤ、しばらくは様子見だ」
とあるスーパー
美琴「それで? アンタは買い物に来たって言ってたけど、保護者は何処なのよ?」
ミサカA「ミサカは保護者からお買い物を頼まれたので一人でおつかいに来たんだ! ってミサカはミサカは掻い摘んで説明してみる!」
美琴「一応訊くけど」
ミサカA「お察しの通りミサカはお姉様のクローンだよってミサカはミサカは訊かれる前に質問に答えてみる」
美琴「やっぱり……一体誰が何の為に……」
ミサカA「『実験』の為だよってミサカはミサカはあっとしまった口がすべったー!」
ミサカB(何やらかしてんだ馬鹿が!? ってミサカはミサカはダンボールの中からツッコミを入れてみる!)
美琴「『実験』、ですって? 一体どんな実験をして(ドゴッ)ぉゴフぅ!?」
ミサカB(ロ、ローリングソバット……!)
布束「今のうちに行きなさい」
ミサカA「ありがとうヌノタバ! ってミサカはミサカは猛ダッシュ!」ダッ
美琴「いきなり何すんのよアンタは!?(ゴスッ)お? おぉ~~~?」
布束「あなたは中学生、私高校生。長幼の序は守りなさい」
美琴「『実験』について何かご存知なのでしょうか?」ヒリヒリ
布束「私が主導で行っている『実験』だから、知らないはずはないわね」
美琴「だったら教えて欲しいんですが」
布束「とある少年に家族ごっこをしてもらっているの。あの子達はその家族の一員よ」
美琴「『達』って、まだいるっていうの!?」
布束「sure」
美琴「……誰なのよ? その少年ってのは?」
布束「あの子を尾行するなりして自分の目で確かめてみなさい。じゃあね」スタスタ
美琴「……是非、そうさせてもらうわ」
一方通行宅前
美琴(あの子には尾行はバレてないみたいね。さて、入るべきか否か……)
ミサカB「何をしているんだお姉様? ってミサカはミサカは尋ねてみる」
美琴「うわっ、シーッ!」
一方通行「つゥかバレバレだから入ってこい超電磁砲」
美琴「えっ!? なんでバレてんの!?」
一方通行宅内
美琴「」
ミサカA「わーいお姉様が遊びに来てくれたーってミサカはミサカは手放しで喜んでみたり!」
ミサカC「……一方通行さんとはどういう関係? ってミサカはミサカは嫉妬混じりに訊いてみる」メラメラ
ミサカD「パンツ……見せてもらってよろしいですか? ってミサカはミサカは要求あbbbbbb」
打ち止め「えっちなのはダメです!」
ミサカE「ぶはっざまあゲラゲラゲラゲラ」
ミサカB「今帰ったってミサカはミサカは敬礼」
美琴「えーっと……何コレ?」ポカーン
一方通行「見ての通りオマエのクローンだ。ンで、俺がアイツ等の家族」
美琴「へえ、そうなんだ」
一方通行「……オイ、大丈夫か超電磁砲?」
美琴「あー、うん、へーきだよ? ってミコトはミコトはつよがってみる」ポケー
一方通行(駄目だコリャ)
布束「調子はどうかしら?」
一方通行「よォ元凶。まァ、ボチボチってとこだなァ」
美琴「アンタさっきの(ゴスッ)おぉ~~~」
布束「タメ口禁止」
ミサカB「学習能力が無いのかお姉様はってミサカはミサカは呆れてみる」
一方通行「そンで、なンの用だ? 様子見ならモニターの前でも出来ンだろ?」
布束「オリジナルにうっかり実験の事をバラしてしまったのは知ってるわよね?」
一方通行「あァ、ガキ共から聞いた」
布束「どうせ知られてしまったのだから、いっそのこと彼女にも実験に参加してもらう事にしたの」
一方通行「……あァ? つまり、コイツも家族って事かァ?」
布束「sure」
美琴「はあ!? なんで私がこん(ドガッ)ゴガァ!?」
ミサカB(ネリョチャギ……だと……!)
布束「早速今日からあなた達は家族ね。じゃあ、私はこれで」スタスタ
一方通行(ハァ……面倒臭ェ……)
美琴「よろしくね、お兄ちゃん!///」
一方通行「なンでそンなノリノリなンですかァ!?」
151 : VIPに... - 2010/11/03 03:27:41.87 sDr.6.AO 15/36またしても続きそうな終わりなのだ
404 : VIPに... - 2010/11/08 01:43:45.92 /7re0AAO 17/36スレの始めからちまちま投下してる幸せ家族計画の続きっぽいのを投下にきますた
※美琴さんが義兄にデレデレです
※白くて黒いのがメイン気味です
「黒子さんに気付かれたようです」
美琴「今日はお兄ちゃんが料理当番~♪ お兄ちゃんのハンバーグ美味しいんだよな~楽しみだな~♪」ルンルン♪
黒子「お姉様!」
美琴「げっ、黒子!」
黒子「やっと見つけましたわお姉様! 今までどこをほっつき歩いてましたのよ!? さあ、早く寮に帰りますわよ?」
美琴「何言ってんの、外泊許可は取ってあるわよ?」
黒子「そういう問題ではありませんの! わたくしが寂しいんですのよお姉様成分が足りないんですのよ!」
美琴「知らないわよつか私成分って何!?」
黒子「とにかく! 寮に帰りますわよお姉様そしてわたくしと熱いベーゼをぎゃふん!」ズシッ
美琴「……ったく。妹は純粋なのが一番ね♪」
一方通行宅
美琴「たっだいま~♪ お兄ちゃん、ハンバーグの材料買ってきたよ~♪」
一方通行「たまにはハンバーグ以外も食べよォとか思わねェのかよ超電磁砲?」
美琴「み・こ・と!」
打ち止め「って呼んであげなきゃ駄目じゃないの白いのー」
ミサカA「そーだそーだしつれーだーってミサカはミサカはデリカシーのないお兄ちゃんを責め立ててみる!」
一方通行「呼び方なンてどォでもいいだろォが」
美琴「みことって、呼んでよう……」ウルウル
ミサカB「最低だなってミサカはミサカは評価してみる」
ミサカC「照れ隠しにしてもそれじゃお姉様が可哀想! ってミサカはミサカじゃ一方通行さんを庇いきれなかったり!」
ミサカD「でもそんなドSな一方通行に不覚にも萌えたってミサカはミサカは報告してみる!」
ミサカE「ぶっは! うーわー泣かしてやんのー☆ なにこの駄目兄貴ー☆ ってミサカはミサカは嘲笑ってみたり!」クスクス
一方通行「揃いも揃って非難すンな畜生……ハッ、ンじゃあ付け合わせの野菜はニンジンたっぷりにしといてやンぜェ、クソガキ共。それと、美琴もな」
ミサカ達「えーっ!? そんなあー!」
美琴「……! うん! ニンジン苦手だけど頑張って食べるね!」パアア
打ち止め(それで昨日あんなにニンジン買い込んでたんだ。あなたってなかなか計算高い男だね?)ニコニコ
食事\(^O^)/ハジマタ
ミサカA「うげーあまにがーいってミサカはミサカはニンジンやだー!」
ミサカB「な、なんの、これしき! ってミサカはミサカは必死に耐えながらモグモグ……うえっ」
ミサカC「折角作ってくれたんだから残したら駄目! ってミサカはミサカは自分に言い聞かせてパクッ……うえっ」
ミサカD「一方通行たんのアレだと思えば何とか……ってミサカはミサカは克服を試みる! ……駄目でしたうげっ」
ミサカE「……ミサカの事、嫌いなのかな? ってミサカはミサカは涙目で無理なものは無理とアピールしてみるうげっ」
打ち止め「コラコラみんなー、折角この人が作ってくれたんだから残しちゃ駄目よーん?」ヒョイヒョイ
一方通行「オマエもなァ」ヒョイヒョイ
打ち止め「何の事かしらーん?」ヒョイヒョイ
一方通行「さり気なくこっちにニンジン寄越すんじゃねェっつってンの」ヒョイヒョイ
美琴「ゴクッ……う゛~、無理~……」シクシクモグモグ
一方通行「オラ、オマエ等も美琴を見習ってちゃンと食べろ!」
美琴「ふええ、意地悪~……」シクシクモグモグ
ベランダ
黒子(おのれあの白モヤシ! お姉様が苦手なニンジンを無理矢理食べさせるとは何たる狼藉! 許せませんわ!)
黒子(とはいえ、今侵入したところで飛んで火に入る夏の虫ですわ。何か対策を)
「あなた、其処で何をしているの?」
黒子「ッ! 何方ですの?」
布束「私の事を気にしている場合かしら?」
コンコン
黒子「……ハッ!」
バッ!
美琴「……」ニコニコ
一方通行「……」ギロッ
黒子「」
黒子「申し訳ありませんですの!」ドゲザー
美琴「まあ、なんとなく予想はついてたけどさ……」ハア…
一方通行「ンで、オマエは何しに来たンだ? 連れ戻しに、ってェならソイツは出来ねェぞ? 美琴がここにいンのは美琴の意志だからな」
黒子「お姉様を気安く名前で(ギロッ)呼んでいただいて結構ですの」
美琴「はあ……アンタにはちゃんと説明しとけば良かったわね。危ない事に関わってるんじゃないって事ぐらい」
黒子「うう……先走りが過ぎましたの。事情を問い質すことなど、学校でだって出来た筈ですのに……」シュン
布束「well,実験なんて言われればあまりいい見方は出来ないものね」
黒子「ところで」
一方通行「あン?」
黒子「先程の小さなお姉様方は何処に!? わたくし是非一人お持ち帰りあbbbbbb」
美琴「させるか馬鹿!」ビリビリ
黒子「コホン……冗談のような本音(ギロッ)いやいや本当は冗談ですわよ? それはさておき、一つお願いがございますの」
一方通行「これ以上妹が増えンのは勘弁してほしいンですがァ」
黒子「いえ、そうではなくて。この一家の観察、黒子にも手伝わせて頂けませんでしょうか?」
布束「いいわよ」
一方通行「えっ」
美琴「えっ」
黒子「えっ」
布束「何かおかしな事を言ったかしら?」
一方通行「つゥうかそんなあっさり認めちまっていいのか?」
美琴「確かに、一人で観察してるみたいだしさすがに大変よね認めないけど」
黒子「いえしかし、一人が二人になったところで大して変わらない気が……そうですわ! この際ですから、初春と佐天さんも巻き込んでしまいましょう!」
美琴「って待て待てあの二人はまったく関係ないでしょうがアンタもだけどそして認めないけど!」
布束「そうね。人手は少しでも多い方がいいわ」
一方通行「まァ、観察係が増えよォが減ろォが興味はねェし、好きにしたらいいンじゃねェの?」
美琴「私の話を聞けえええ!」バチバチ
ミサカA「持ってっけ~流星散らしてデ~イト♪ ってあれあれ? ミサカはなんで歌ったんだろ?」アレー?
ミサカB「しかも反応すべきは『話を聞け』じゃなくて『歌を聞け』だろ……ってミサカはミサカは何を言ってる?」アレー?
黒子「ホワアアア小さなお姉さまぎゃぷひゅ!」ゴガッ
一方通行「触ンな変態」
美琴「お兄ちゃんナイス! って私はまだ黒子達の件は認めてないからね!」
一方布束「「えー」」
打ち止め「どうせ見られるだけなんだしいいじゃないのよー?」ブーブー
美琴「ああもうウチの馬鹿母みたいな反応するな打ち止めダメなものはダメなの!」
布束「indeed,自分が義兄にデレデレしてるさまを友人に観られたくない、とそういう事ね」
美琴「当たり前ですよコノヤロウ!」
一方通行「海砂利の頃の有田かよオマエは」
布束「いいじゃない、からかわれると言うことはそれだけ愛されている証拠よ?」
美琴「いい加減いじられキャラは卒業したいのにー!」
黒子「ご自分がいじられキャラという自覚はあったんですのね」
美琴「だから当たり前だっつのお分かりいただけます!?」
『話は聞かせてもらったぞ! by佐天涙子&初春飾利!』
美琴「ぎゃああああああ!」
黒子「ふっ、実は最初から通話状態で忍ばせておきましたの」
一方通行「やるな変態」
布束「早速観察の日割りを決めましょう」
黒子「そうしましょう」
美琴「うわあああん待ってえええ///」
一方通行「諦めろ、美琴」
美琴「ふっ……こうなったら、意地でもデレデレなんてしないんだから!」
打ち止め「ツンデレ扱いされるのがオチだと思うわよん?」
美琴「うわあああん畜生おおお!」
411 : VIPに... - 2010/11/08 02:00:06.25 /7re0AAO 25/36相変わらず続きそうな終わり
収拾つかなくなりそうなんでマジで終わり
737 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします - 2010/11/14 14:06:26.12 Sgb6b.AO 27/36誰が望んだ? --物語の続きを・・・。
誰が求めた? --その愚かな、しかし優しい世界を・・・。
否。
問うては更なる疑念を生むばかり。
ならば我は、この手を奮うのみ・・・。
などと頭の沸いたセオリーを口走っていますが、要するに幸せ家族計画の続きっぽいカテゴリーを放り込みに来たプロセスです
※相変わらずの義兄偏愛超電磁砲(ブラコンレールガン)
※友情出演:子供好きのゴリラ
※観察員が空気
※綺麗な一方さん
「義兄さん、事件のようです」
モニタールーム
佐天「さーて、今日は御坂さんどんなノロケっぷりを見せてくれるかなー?」ニヤニヤ
佐天「おっ、帰ってきた」
リビング
美琴「今日はお兄ちゃんが研究所から帰って来ないんだよなあ……はあ。せっかく愛情たっぷりミートパスタを食べてもらおうと思ってたのに……」ショボーン
ミサカA「ドンマイお姉様ってミサカはミサカは慰めてみる」
美琴「ありがとミーちゃん。優しい子ね」ナデナデ
ミサカA「えへへー///」
佐天(こうして見るとホントに仲の良い姉妹だよなあ、この二人)
打ち止め「さーて美琴ちゃん、他の子達が帰ってくるまでにお料理作っちゃいましょうか」
美琴「そうね、そうしましょ」
その頃、とある大通り
ミサカB(ふむ、行き交う人々は今日も学生ばかり、か……ってミサカはミサカは当たり前の事を再確認……むむ!?)
ズドオオオン!
ミサカB(あそこはミサカC達が向かったデパートじゃないか! ってミサカはミサカは舌打ちしてみる!)チッ
デパート内
ミサカC「だだだ大丈夫だよね、一方通行さんが助けに来てくれるよね!? ってミサカはミサカはパニックしてて訳分かんないよー怖いよーふえええん!」ビエエン!
ミサカD「エログロは専門外なんだけどってミサカはミサカも怖いよー!」ガタガタ
ミサカE「静かにしないと犯人に見つかって目も当てられない事になっちゃうかもってミサカはミサカは冷静になる事を勧めてみたり」
ミサカB(おいお前ら無事かってミサカはミサカは状況確認)
ミサカE(CとDがすっかり怯えきってるよってミサカはミサカは連絡してみる)
ミサカB(ふむ、どうしたものかってミサカはミサカは……む?)
黄泉川「警備員じゃん! 状況は?」
店員「階段とエレベーターが破壊されてしまい確認が取れませんが、三階にまだお客様が取り残されている可能性が……」オロオロ
黄泉川「落ち着くじゃんよ。お客さんは必ず私達が助ける。犯人の特徴は?」
店員「覆面をした三人組です。その内一人が『発火能力者』もしくは『電撃使い』かと思われます」
黄泉川「分かった、ありがとう。よーしお前ら、ちゃっちゃと片すじゃん!」
オーッ!
ミサカB(なにあの姐さんかっけえ! ってミサカはミサカは隠していたミーハーっぷりを発露してみる!)キャー
ミサカB(……おっといかん浮かれてる場合じゃなかったなってミサカはミサカはデパートへの潜入を試みる)
デパート二階
一方通行「クッソ、どォなってやがンだァ? 上で爆発音がしたと思ったら停電までしやがった」
一方通行「どこの三下がやらかしてくれやがりましたかねェ? なンにせよ、さっさと買って帰りてェな」
男「そこのお前! こっちへ来い!」
一方通行「あァ?」ギロッ
男「こいつが見えねえのか、さっさと(ゴバッ!)ヒイ!」
一方通行「今の俺はまだ機嫌が良い方だ。逃げるンなら追わねェ。さっさと消えな」
男「」コクコク
タッタッタッ……
一方通行「……チッ。なンもしねェで逃がすたァ、俺も随分丸くなったもンだな。まァ、それもアイツのおかげ、ってかァ?」
デパート三階
ミサカE「ほら、さっさとついて来なさいってミサカはミサカは二人を先導してみたり!」
ミサカD「ムリムリムリムリ怖い怖い怖い怖い」ブンブン
ミサカC「ヤダヤダヤダヤダ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」ブンブン
ミサカE「でもでもここは危険を冒してでも行動しないと状況は進展しないよってミサカはミサカは発破をかけてみる!」
ミサカD「わ、分かったようってミサカはミサカはEに渋々ついて行ってみたり」
ミサカC「ミサカは待ってるねってミサカはミサカは(ガシッ)やだー!」ズルズル
階段前
ミサカE「……っ、階段が壊されてるってミサカはミサカはイラっとしてみる」
ミサカB(お前ら無事か? どうやらエレベーターも破壊されているようで動かないってミサカはミサカは侵入成功と共に現状を伝えてみる)
ミサカC(はやぐだずげでーごわいよー)シクシク
ミサカD(やっばっ誰か来た隠れないと!)
コツ、コツ、コツ……
男1「……まだ取り残されてる奴がいるはずだが……とっ捕まえた店員の話じゃ、確か女のガキが三人だったか……」キョロキョロ
ミサカC・D((ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい))
ミサカE(あまりに危険な状況にミサカ色んな所が勃って来ちゃったんだけど☆)アワワワ!
ミサカB(言ってる場合か! ミサカが行くまで絶対に見つかるなよ!)
男2「女子便所辺りにいるか? そこにいりゃ来ねえとか思ってんだろうなガキだし……ん?」
その頃、一方通行宅
美琴「遅い……いつもならもう帰って来ててもおかしくないのに。何か事件に巻き込まれてなきゃいいけど……ああもう心配だあああ!」
打ち止め「ちょっと落ち着きなよ美琴ちゃん?」
美琴「心配だあああ!」
再びデパート三階
一方通行「人の気配がしたから上がって来たが……何処にいやがる?」
コツ、コツ、コツ……
一方通行「……オマエ、誰だ?」
駒場「俺の事はいいだろう。それより、この子達の保護者を捜しているのだが、心当たりはないか?」
一方通行「あン? ってオマエ等!」
ミサカC・D「「一方通行(さーん)ってミサカはミサカは飛びついてみたりー!」」
ミサカB「ふう、ようやく合流出来たなってミサイルはミサカは一息ついてみる」ホッ
ミサカE「つかいたんだね一方通行ってミサカはミサカは全然気づかなかった事を告白してみたり」
駒場「お前がそうだったか」
一方通行「あそこで倒れてンのがこの停電やらなンやらの原因か?」
男達「「」」ピクピク
駒場「らしいな。その子達を連れ去ろうとしていたので潰しておいた」
一方通行「そォか。コイツ等が世話ンなったみたいだな、ありがとよ」
駒場「気にするな。子供を守るのは年長者として当然のつとめだからな。それよりも、さっさとズラかるぞ。警備員に見つかったら犯人と疑われかねん」
一方通行「それもそォだな。よし、行くぞガキ共」
ミサカ達「はーいってミサカはミサカは元気よくお返事してみる!」
一方通行宅前
一方通行「……っ! しまった、結局なンも買わずに帰ってきちまった」
ミサカE「やっちまったZE☆ ってミサカはミサカは一方通行の気持ちを大便してみたり!」
一方通行「『だいべん』の字が違ェよアホ……別の店で買うか。売ってっかなァ……」
ミサカC「ねえねえ、こんなのはどうかなってミサカはミサカは耳打ちしてみる」ゴニョゴニョ
一方通行「……ほォ、面白そォじゃねェか」
リビング
ミサカ達「たっだいまーってミサカはミサカは帰ってきましたー!」
美琴「遅い! 今までどこほっつき歩いてたのよ!? 心配したんだからね!?」
ミサカ達「うう、ごめんなさいってミサカはミサカは反省してみる……」ショボーン
打ち止め「まあまあ、無事に帰って来たんだからあんまり責めないの」
美琴「分かってる! でも、本当に心配だったんだから!」
打ち止め「はいはい。じゃあみんな、ご飯にしよっか?」
ミサカ達「はーい!」
美琴(はあ……やっぱりお兄ちゃん帰って来なかったなあ……)ショボーン
翌日、美琴の部屋
美琴「ん……むあ?」
一方通行「クー……スー……」zzz…
美琴「!?!?!?/// えっなっ何で何で!?///」アタフタ
一方通行「フアァ……オウ、おはようさン」
美琴「えうあうおへはへあへはやふ///」アタフタ
一方通行「それと」
美琴「ふにゃっ!?///」ドキッ
一方通行「誕生日、おめでとォ」ニコッ
美琴「は、はううう///」プシュー
一方通行「つゥか、一緒に寝てたら迷惑だったか?」
美琴「ううん全然!/// むしろ、ご褒美、というか、何というか///」モジモジ
一方通行「モノはやれねェが、添い寝なンぞで喜んでくれたンなら良かったぜ」
ナデナデ
美琴「……えへへ///」ニコニコ
モニタールーム
初春「ブフォア! 甘っ! 甘すぎ! 朝早くに来た甲斐がありましたよ畜生! 何というかもうご馳走様です!」ムッハー!
佐天「一方通行さんの笑顔が眩しすぎて直視できません!」キャー!
黒子「ホアアア! デレデレお姉様が可愛過ぎて黒子は、黒子はあああ!」ダラダラ
佐天「……なんか、お兄ちゃん欲しくなってきちゃった」
初春「……奇遇ですね、私もです」
黒子「……不覚にも、わたくしもですの」
黒初佐「「「はあ……」」」
745 : 投下終了のようです - 2010/11/14 14:29:48.57 Sgb6b.AO 36/36続きは期待しないがセオリーだ
では、またいつか