5 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 10:40:54.96 +XNd/7W3i 1/24

テレビ「皆さんこんにちは!テレホーンショッピング!」


いつも通りのラボ。のんびりとした午後だった

まゆり「ねぇねぇオカリン、今日はなにするの?」

ナントキョウハサイシンノデンシレンジヲゴショウカイ!

岡部「ふむ…ガジェットの研究も一段落しているしな。どこか出掛けるのもいいかもしれんな」

まゆり「わー、いいねぇ。ニャンニャンに行こうよ。今日はイベントやってるんだぁ」

ナントネットカラジドウアタタメキノウツキ!ワースバラシイ

岡部「いいだろう!この鳳凰院凶真、そのイベントとやらを制圧してやろう!」


この時から、世界が変わっていた。

7 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 10:45:24.12 +XNd/7W3i 2/24

岡部「よし、まゆり準備出来たか?行くぞ!」

まゆり「オカリン待ってー」

ガチャ

紅莉栖「ハロー、って何処か行くの?」

岡部「ああ、暇なのでニャンニャンのイベントにまゆりとな。お前も行くか?」

紅莉栖「え…ちょっと岡部。あんた今日私と出掛ける約束してたじゃない!」

まゆり「そうなのオカリン?残念なのです…」

岡部「まて!俺が紅莉栖と約束だと?そんな事は無いだろう!」

紅莉栖「うわ…あんた自分から誘っておいて何よそれ!ほら、証拠のメール!」

14 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 10:50:06.91 +XNd/7W3i 3/24

岡部

件名 明日予定あるか?
内容 よければ飯でも食いにいかないか?明日は何も予定は無いだろう

紅莉栖

件名 Re明日予定あるか?
内容 な、なんで急に!?で、でもあんたがいきたいならいいわよ?仕方ないから付き合ってあげる!


岡部

件名 ReRe明日予定あるか?
内容 わかった。昼過ぎにラボでな。遅くなりすぎるなよクリスティーナよ!


紅莉栖「言い訳だけは聞いてあげてもいいけど?」

岡部「まて!待ってくれ。何故こんなメールが?アドレスは確かに俺…でも俺は本当に」

紅莉栖「…ならもういい!帰る!」ガチャ

16 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 10:57:55.40 +XNd/7W3i 4/24

岡部「なんなのだ一体!」

まゆり「オカリン、あれは酷いよぉ。紅莉栖ちゃん可哀想」

岡部「しかし俺は本当に」ガクッ

眩暈がした。頭に血が登ったからだろうか。机に捕まりなんとか堪えた

まゆり「オカリン大丈夫?」

岡部「ああ、大丈夫だ。とにかくだ。紅莉栖の事は俺が何とかする。だからとにかくニャンニャンに行くぞまゆり」

まゆり「オカリンニャンニャンにいくの?気をつけてねぇ」

岡部「何を言っている。さっき約束したでは無いか!」

ガチャ

紅莉栖「ハロー!まゆり、岡部。相変わらず岡部は貧相な顔してるわね」

岡部「紅莉栖!?お前帰ったのでは!?」

紅莉栖「今来たのに帰れってことか?脳味噌ホルマリン漬けにするぞ…」

まゆり「オカリンニャンニャンに行くんだってー」

岡部「いや、だから」

紅莉栖「あ、なら私も行こうかな?ご飯食べて無いし」

17 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:02:30.54 +XNd/7W3i 5/24

岡部「いい加減にしろ!二人ともさっきの事で怒っているのか?俺が何かしたと言うのか!」フラッ

岡部「くっ、何だというのだ!説明しろ紅莉栖、まゆり!」

橋田「おかりんどうしたん?急に怒鳴って。まゆ氏はまだ学校、牧瀬氏もまだ来てないお」

岡部「ダル!?お前いつからそこに…それに紅莉栖、まゆりがいないって今までそこに」

橋田「おかりん疲れてるんじゃね?流石の僕もそこまで幻覚みられると引くレベル~」

岡部「な、なんだ?何がどうなって」

橋田「とにかく少し横になった方が言いんじゃね?」

20 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:11:55.78 +XNd/7W3i 6/24

岡部「…うむ」ドサッ

岡部「確かに体調良くないのは確かだが、俺は呆けてはいないはずだぞ」

鈴羽「ん?どうしたの岡部倫太郎。体調よくないって?洗脳でもされた?」アハハ

岡部「なっ!?鈴羽?ダルはどうした⁉」

鈴羽「橋田至?最初からいないけど。ずっとあたしと喋ってたじゃん!本当に呆けちゃったの?」

岡部「いや、確かに俺はダルと」

岡部「お前ら何を企んでいる!ドッキリか?この鳳凰院凶真を騙すつもりか!」

鈴羽「ど、どうしたんだよ岡部倫太郎…」

岡部「次はどうするつもりだ?鈴羽が隠れて萌郁でも出すか?俺は驚かないぞ!?」

ドサッ

岡部「どんなドッキリだと言うのだ…鈴…」

岡部「鈴…葉?鈴羽!どこにいった!」

23 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:17:47.88 +XNd/7W3i 7/24

ガチャ

萌郁「岡部…君…タオル…使ってもいい?」

岡部「しししししシャイニングフィンガー⁉なぜシャワールームに!」

萌郁「岡部君が…浴びてこいって…」

岡部「おおおおお俺がそんな事いうか!嘘をつくな!」

萌郁「外…雨…だったから」

岡部「何?濡れたから浴びろといったのか?いや、とにかく早く服を」

萌郁「でも…岡部君なら」

岡部「ちょ、まて!でてくるな!ダメだって!こら!」ドサッ

紅莉栖「なにやってんの?」

26 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:22:20.51 +XNd/7W3i 8/24

岡部「紅莉栖!?研究室にでもいたのか?早く、萌郁を止めてくれ!」

紅莉栖「萌郁さん?どこにいるの?」

岡部「え?いや、シャワールームに」

紅莉栖「いるわけないじゃない。今日は私と岡部二人だけ。今の所はね」

岡部「しかし今」

ガチャ

紅莉栖「ほら、居ないでしょ?」

岡部「くそ…どうなっているんだ…」

紅莉栖「…何があったの?」

岡部「紅莉栖?」

紅莉栖「今のあんた嘘ついてるように見えないのよ。何があった?」

岡部「く、紅莉栖…実は…」カクカクシカジカ

32 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:28:14.45 +XNd/7W3i 9/24

紅莉栖「私がそんなドッキリするか!でも変ね…あんたが嘘ついてないのは確かだとして…」

岡部「俺はどうしたらいいんだ?紅莉栖…」

紅莉栖「原因はわからない。でも任せて!私が必ず岡部を助けて見せる。任せなさい!」

岡部「紅莉栖…やっぱりお前なんだな。お前だけは」フゥ

紅莉栖「さーって、私まゆりと買い物いってくるわね!」

岡部「え?」

紅莉栖「じゃ、岡部また!」

岡部「まて紅莉栖!お前今助けてくれると!!」

紅莉栖「え?なんの話?今日はそんなに話してないじゃない」

岡部「待ってくれ…お前は俺を見て話を聞いて…信じてくれたじゃないか…」

紅莉栖「ごめん、あんまり時間ないから後で聞く!待ってて!」ガチャ


タッタッタッタッ

岡部「…」

37 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:40:01.04 +XNd/7W3i 10/24

岡部「何で…どういうことだ。世界線が移動しているとでもいうのか?だがリーディングシュタイナーは発動していない。タイムマシンもタイムリープマシンも無いはずだ!」

岡部「いや、タイムマシンはある。鈴羽…今回の犯人は鈴羽…?」

岡部「いや、リーディングシュタイナーは発動していない。関係無いはずだ」

ガチャ

紅莉栖「やっぱりあんたが心配だから帰ってきたわよ!全く。で、どうしたのよ」

岡部「紅莉栖…紅莉栖!!」ダキ

紅莉栖「お、岡部!?ちょ」

スカッ

岡部「…え?なぜ…」

岡部「今、居たでは無いか」

岡部「なんなんだ?なんなんだよ!!!、」

38 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:48:45.94 +XNd/7W3i 11/24

フェイリス「凶真ー」ニャンニャン

岡部「な⁉フェイリスどこから」

スッ

岡部「…消え」

るか「凶真さん」

岡部「るか子」

スッ

岡部「…」

紅莉栖「岡部」

岡部「…」

鈴羽「倫太郎」
岡部「…」
萌郁「…岡部…く」
岡部「…」
まゆり「オカリ」
岡部「…」

43 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 11:55:43.56 +XNd/7W3i 12/24

岡部「…」

岡部「そうか。やっとわかった。やはり世界線の移動か」

岡部「世界線の移動が高速で起こっている。俺はもう抜け出せない。時が進まない。ひたすら世界線を動き続け、皆を見る事すら出来ない。」

岡部「既に一つの世界線には0.01秒もいられない。延々と世界線を移動してる。これも世界を変えようとした罰なのか。このまま進めば」

全ての世界線の俺は一つになる

47 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:02:02.99 +XNd/7W3i 13/24

まゆり「オカリンどうしたの?」

岡部「…」

他の人間から見れば俺は


萌郁「岡部…君」

岡部「…」

動きを止めた人形の様に


るか「凶真さん?」

岡部「…」

永遠に何も語る事無く

フェイリス「凶真?」

岡部「…」

ただただ朽ちるだけの存在として

49 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:06:49.86 +XNd/7W3i 14/24

鈴羽「岡部倫太郎?」

岡部「…」

消えていくだけなのだろう


紅莉栖「お、岡部?岡部!?」

岡部「…」

俺がこうなっている事を知るものは居ない。時の流れの中、横に動くだけの俺は世界の中で止まって見える存在になった。俺は世界線を認識する間も無く動かされ

何故こうなったか知る由も無い

テレビ「ついに通信付き電子レンジが世界一億台突破しました!沢山のご家庭で使われています!使用方法は」



メールを送るだけ


the end

52 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:10:23.07 qCHqsNKf0 15/24

>>5で伏線というかオチを言ってたわけか
本編ももっとこれくらいバタフライエフェクトが強くてもいいよね

54 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:14:53.01 +XNd/7W3i 16/24

…べ …お…

懐かしい声が聞こえる。まだ考える事が出来たのか。声など聞こえるわけもない。抜け出せない世界の移動。考える事は辞めたはず。

…お…か…べ

俺は既に理として居るだけの存在。他の人間からは死んだも同然。世界で俺がこうなっている事を知る人間は一人も

おかべ

一人もいない?そうなのか?俺は誰だ?俺は助けられてきたはず?俺は、俺は

岡部「俺は鳳凰院凶真!世界になど屈してたまるかああああああ!!」


おかべ

岡部!



紅莉栖「岡部を、かえせええええええええ!!!!」

56 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:18:41.44 +XNd/7W3i 17/24

岡部「紅莉栖!?」

紅莉栖「あんたは私には話してくれた!その状態から考察して、助けに来るまで時間かかっちゃったけど」

紅莉栖「全ての世界線の中で」

紅莉栖「私は岡部の事を知ってる!」

紅莉栖「助ける事が出来る!」

岡部「紅莉栖!」


紅莉栖「岡部は世界のものじゃない!私のものだ!返せ!!」


そこで意識が消えた

58 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:22:11.96 +XNd/7W3i 18/24

声が聞こえる。懐かしい声。もう聞く事のないであろう仲間たちの声。会いたいと思っても叶うことがない、叶うことがなかったはずの

まゆり「オカリン、もうお昼だよ?」

橋田「オカリン寝すぎだろ常考」

フェイリス「今日はイベントだから早くいくにゃ」

るか「ぼ、僕もコスプレするんですか?」

萌郁「…楽しみ」

岡部「…」

61 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:31:32.66 +XNd/7W3i 19/24

岡部「…ああ、じゃあ行こうか」

こうして世界は何事もなかったように動いていく。俺が全て背負っていけばいい。それで幸せになってくれるなら

紅莉栖「岡部」

岡部「なんだ紅莉栖?」



紅莉栖「おかえり。私の岡部!」



テレビ「世界で販売した通信付き電子レンジは不具合で発火が相次ぎ販売中止になりました。開発の中鉢さんは…」

63 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:34:19.71 +XNd/7W3i 20/24

と、おまけも含めてここまでになります。おまけはフラグだけ立ててたのでついで…ですが。次は強くてニューゲーム鈴羽編
鈴羽「強すぎてニューゲーム?」
を書く予定です

67 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:42:35.14 xnYt+eJyi 21/24

色々とおかしかったがまあ面白かった


57 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:21:35.69 TtUmsRlKO 22/24

メールをレンジに送るだけじゃDメールも何も無くね?

68 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:45:01.86 TtUmsRlKO 23/24

面白かったよ

野暮な事言っちゃったね

69 : 以下、名... - 2012/06/01(金) 12:50:31.70 +XNd/7W3i 24/24

>>68
いえいえ。ちなみに電話レンジも偶然の産物なので、世界大ヒットwした電話レンジが世界に散らばれば同じような現象が起こるものがでてくる、と言うのが今回のSSです。

さらに別世界線でも同じように売られているのでどんどん使われ、偶然世界線が変わっていく。でも内容が対したことないので大きな変化は見られない、と言う感じです

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