関連
あかり「プレゼントはあかりだよぉ」【前編】

314 : 以下、2016年がお送りします The VIP Service 10th Anniversary! - 2016/01/01 00:28:54.26 Tolj4VDFO 256/573

あけおめことよろ
ってことで西垣ちゃんを襲うあかりんとか頼みたいね

315 : 以下、2... - 2016/01/01 02:59:14.06 uaIoq1Ag0 257/573

西垣ちゃんエロパート了解です!
ついでに↓一人エロパート募集します。

316 : 以下、2... - 2016/01/01 03:15:59.85 dZHms7oBO 258/573

パッキンガムさんで

317 : 以下、2... - 2016/01/01 05:13:54.08 uaIoq1Ag0 259/573

バッキンガムさん了解です!
ファッキンガム…いやなんでもない

321 : 以下、2... - 2016/01/02 02:32:51.10 +IbklLxX0 260/573

お待たせしました、古谷サンドいきます。

322 : 以下、2... - 2016/01/02 02:33:18.81 +IbklLxX0 261/573


向日葵「あかり、今日はこれをつけてお出かけに行きませんか?」

あかり「…これって」

向日葵「私があかりにいつも使っている"マッサージ用具"ですわ」

あかり「えーと…向日葵が変態さんなのは付き合ってからだから別に今更なんだけど……」

あかり「今日楓ちゃんも一緒なんだよね…?」

向日葵「ええ、ですから頑張ってください」

あかり「えぇー…」


323 : 以下、2... - 2016/01/02 02:34:28.00 +IbklLxX0 262/573


向日葵「さ、挿れますわよ」

あかり「ん…っ」

向日葵「はい、終わりましたわ」

あかり「…たまにはあかりも強く言った方がいいのかなぁ」

向日葵「言われたとしても止めませんわ」

あかり「だよねぇ…」

向日葵「それにあかりだって嫌がっていないじゃありませんか」

向日葵「実は好きなんでしょう?」

あかり「し、知らないもん…」

向日葵「ふふ、さぁあかり。楓が待ってますわ」

向日葵「着替えて行きましょう?」


324 : 以下、2... - 2016/01/02 02:35:14.08 +IbklLxX0 263/573


あかり「うん…ねぇ向日葵…」

向日葵「あら、しょうがないですわね…」

あかり「んっ…」

向日葵「ん…ふふ、あかりは本当にキスが好きですわね」

あかり「だってぇ…向日葵が…」

向日葵「あら、私のせいですの?」

あかり「向日葵があかりをこんなふうにしちゃったからだよぉ…」

向日葵「そうでしたっけ?」

あかり「もぅ…」

コンコン

「おねーちゃん、まだー?」

あかり「っ!」


325 : 以下、2... - 2016/01/02 02:36:21.13 +IbklLxX0 264/573


向日葵「ごめんなさい楓、もう行きますわ」

「はーいっ」

向日葵「…行きましたわね」

あかり「向日葵…本当に付けていくの…?」

向日葵「ええ、もちろんですわ」

あかり「向日葵ぃ……」

向日葵(はぁ…堪りませんわ…)

ガチャ

向日葵「さぁ、手を」

あかり「えへへ…」

向日葵「…可愛すぎですわ」

あかり「そ、そんなこと無いよぉ」

向日葵「あかり…」

あかり「向日葵…」


326 : 以下、2... - 2016/01/02 02:37:09.74 +IbklLxX0 265/573


「なにやってるの?」

向日葵「ひゃあ!?」

あかり「わあ!?」

向日葵「か、かかか楓!?」

「?」

「早く行こうよ、ね?」

向日葵「…そうですわね、行きましょうか」

あかり(あ、向日葵の機嫌が悪くなった…)

あかり(すっごく嫌な予感がするよぉ…)


327 : 以下、2... - 2016/01/02 02:38:26.48 +IbklLxX0 266/573


「えへへ、あかりおねーちゃん」

あかり「なぁに、楓ちゃん?」

「あかりおねーちゃん大好き!」

あかり「ありがとう、あかりも大好きだよぉ」

向日葵「む……」

「あ、あのお店いこー?」

あかり「いいよぉ、向日葵もいこ?」

向日葵「…ええ、もちろんですわ」

向日葵「あかり、手を繋ぎましょう?」

あかり「そうだね、ビックリして放したままだったし…」

向日葵「さ、行きましょう。足元に気をつけてくださいね」

あかり「ありがとう、向日葵っ」

あかり(機嫌治ったかな…?)


328 : 以下、2... - 2016/01/02 02:39:43.99 +IbklLxX0 267/573


店員「いらっしゃいませー」

「わー、服がいっぱいある!」

あかり「ふふ、ゆっくり見ていこうか」

「うん!」

向日葵「なんだか夫婦みたいですわね…」

あかり「えへへ…あかりが奥さん?」

向日葵「立場的にはそうですわね…ふふ」

向日葵「ところであかり」

あかり「なぁに?」

カチッ

あかり「ふわあっ!?」


329 : 以下、2... - 2016/01/02 02:40:18.35 +IbklLxX0 268/573


向日葵「大声を出すと怪しまれますわよ?」

あかり「だ、だめ…っ」

あかり「切ってよぉ…ん…っ!」

向日葵「ふん、私以外に大好きと言ったあかりが悪いのですわ」

あかり「あ、あれは違…っ」

向日葵「聞きませんわ。ほら楓が来ましたわよ」

「おねーちゃん、楓これにする!」

向日葵「あら、可愛いマフラーですわね。あかりもそう思いますわよね?」

あかり「う、うんっ。とっても可愛いと思うよぉ…んっ」

「あかりおねーちゃんお顔が赤いよ…?」

あかり「そそそそんなことないと思うよぉ!」

向日葵「ふふ、ではお会計しましょうか」


330 : 以下、2... - 2016/01/02 02:41:39.60 +IbklLxX0 269/573


店員「ありがとうございましたー」

あかり「向日葵ぃ……」

向日葵「…ふむ」

向日葵「楓、すこしあそこの休憩所で待ってなさい」

「なんで?」

向日葵「あかりがお手洗いを探しているからですわ」

「そっか、じゃあ楓もいくー!」

向日葵「な…楓…?」

「えへへ、ダメだよおねーちゃん」

向日葵「はぁ…仕方ありませんわね」

あかり「ひ、向日葵…どういう事…?」

向日葵「どうもこうも…」

「楓はおねーちゃんとあかりおねーちゃんが何してるか知ってるんだよ」

あかり「み、見られたの…?」

向日葵「みたいですわ、それで今回二人であかりと楽しむと言うことで話しが纏まったんですの」


331 : 以下、2... - 2016/01/02 02:42:26.08 +IbklLxX0 270/573


あかり「ええー…」

向日葵「大丈夫ですわ、あかりの大事な部分は私しか触りませんから」

「楓は我慢するの」

向日葵「さて、あかり」

向日葵「ネタばらしした以上もう用事なんてないのでさっさと帰りましょうか」

あかり「…うん……」


332 : 以下、2... - 2016/01/02 02:44:08.73 +IbklLxX0 271/573


向日葵「あかり」

向日葵「脱ぎなさい、全て」

あかり「は、はい…」

あかり(うぅ…楓ちゃんが見てるのに…)

向日葵「楓に見られてるのがそんなに興奮しますの?」

あかり「ち、違うよぉ…」

向日葵「口の聞き方がなってませんわ…」

向日葵「お仕置きが必要ですわね?」

あかり「っ!」

向日葵「あら…お仕置きに反応して勃ってきましたの?」

あかり「んぅっ!」

向日葵「なぜ乳首がこんなになってますの?」

あかり「そ、それは向日葵が…っ!」

向日葵「私が?」

あかり「向日葵が興奮させるから…」

向日葵「興奮するような事を言いました?」

向日葵「お仕置きなんて罰みたいなものですわよ?」

向日葵「それで興奮するなんて…どちらが変態なんですの?」

あかり「っ!」


333 : 以下、2... - 2016/01/02 02:45:23.14 +IbklLxX0 272/573


「あかりおねーちゃんのココ…すごいびしょびしょ…」

あかり「み、見ちゃダメ!」

向日葵「はぁ…乳首を引っ張られながら説教されて感じてたんですの?」

向日葵「本当に変態ですわね、知ってましたけど」

あかり「や、やだ…っ」

向日葵「ほら、いつもみたいに言ってごらんなさい」

向日葵「そうすればもっと良くしてあげますわ」

あかり「あ、あ…っ」


334 : 以下、2... - 2016/01/02 02:47:47.70 +IbklLxX0 273/573


あかり「あかりは……」

向日葵「あかりは?」

あかり「い、痛くされて気持ちよくなる変態さんです……」

向日葵「それで、どうして欲しいんですの?」

あかり「いつもみたいに…あかりのこといじめて…下さい…」

向日葵「ふふ、よく言えましたわね」

向日葵「ところであかり、あかりは誰のモノですの?」

あかり「ひ、向日葵の…」

向日葵「そうですわよね、愛しあっているんですもの」

向日葵「と、言う訳で楓。あかりに関してはチャンスはありませんわよ?」

「えー、まだわからないよ?」

向日葵「あかりが嫌がっても私が離しませんもの」

あかり「向日葵…」


335 : 以下、2... - 2016/01/02 02:48:28.59 +IbklLxX0 274/573


向日葵「さて、あかり」

向日葵「足を広げて座りなさい」

向日葵「閉じる事は許しませんわ」

あかり「はい…っ」

あかり(恥ずかしいのに…お股がジンジンするよぉ…)

向日葵「そう言えばこの前の体育、マット運動でしたわよね」

あかり「そうだね…あかり身体が硬いから恥ずかしかったよぉ」

向日葵「あかりが開脚した時に櫻子ったら、あかりのココに釘付けでしたわ」

あかり「あ…っ!」

向日葵「ふふ、あかりの恋人が私で…こんなことしてるなんて知ったらどんな顔するんでしょう」

あかり「ひ、向日葵のいじわる…っ」

向日葵「あら、意地悪なんてしてませんわ」

向日葵「愛情表現ですわよ?」

カチカチッ

あかり「ひゃうっ!?」


336 : 以下、2... - 2016/01/02 02:49:49.62 +IbklLxX0 275/573


向日葵「あら、手が滑ってしまいましたわ」

「ねえ、おねーちゃん」

向日葵「なんですの、楓?」

「おっぱいならいい?」

向日葵「…仕方ないですわね、構いませんわよ」

「わーい!」

あかり「ま、待って楓ちゃん!ダメだよぉ!」

「待てないの、あむっ」

あかり「んぅうっ!!」

向日葵「では私も失礼して…」

向日葵「ふふ、本当にびしょ濡れ…水溜りができそうですわ」

あかり「あ、あぁっ!!向日葵ぃ!」

向日葵「あら、もうダメですの?」

あかり「や、やだ!くる!きちゃうよぉ!!」

カチッ

あかり「ふえ…?」

向日葵「ふふふ、まだイかせませんわ」

「ん…んー…」

向日葵「楓ったらあかりのおっぱいに夢中ですわね」

あかり「ひ、向日葵…どうして…」

向日葵「何の事ですの?」

あかり「あ、あかりに入ってる…マッサージ用具の電源のことだよぉ……」

向日葵「だってヤダって言ったじゃない」

あかり「あれは…その…」

向日葵「なのであかりが嫌がることはしませんわ」


337 : 以下、2... - 2016/01/02 02:51:14.29 +IbklLxX0 276/573


あかり「うぅー…やっぱり意地悪だよぉ…」

向日葵「そんな事無いですわ、ふふふ」

あかり「もぅ…んっ…」

向日葵「イきたいんですの?」

あかり「っ!」

向日葵「こんなにトロトロですものね、私が少し弄れば…」

あかり「向日葵ぃ……」

向日葵「どうするかは分かりますわよね?」


338 : 以下、2... - 2016/01/02 02:51:48.20 +IbklLxX0 277/573


あかり「…イ、イかせて下さい…向日葵様……っ」

向日葵「あぁ…涙目のその顔…何度見ても堪りませんわ…!」

向日葵「いいですわよ、あかり。ぐちゃぐちゃにしてあげますから思う存分イきなさい!」

あかり「ちょ、ひまっ!んんっ!」

あかり「はげし…いっ!だ、だめきちゃうよぉお!!」

あかり「あぁっ!んっ!ーっ!!」

向日葵「うふふ…布団がシミだらけですわ」

「ぷはぁ…あかりおねーちゃんすごいの!」

向日葵「…いまのあかりには何も聞こえませんわ」

あかり「あ…っ……ひまわりぃ…っ」

向日葵「はいはい、ここにいますわよ」

あかり「ん…っ」

向日葵「んふふ……本当にあかりはキス魔ですわね」

あかり「向日葵にだけだもん…」

向日葵「そんなの当たり前ですわ」

向日葵「もっともっと可愛がって…私だけのあかりにして差し上げますから」

向日葵「今日は眠れないと思ってくださいね」

「楓も頑張るの!」

~古谷サンド~

339 : 以下、2... - 2016/01/02 02:54:20.45 +IbklLxX0 278/573

楓が空気だよぉ…
ちなみに単品ではなく>>167の続きのような物です。

342 : 以下、2... - 2016/01/02 12:43:02.67 xjFSgRM+O 279/573


ヤバい色々とヤバい!(良い意味で)
エロかは>>1に任せるけど、あかりだけが幼女(原作の活発だった頃)で古谷家と大室家と仲良くなってくのが見たいです!

344 : 以下、2... - 2016/01/03 06:59:40.80 h1+AWBfh0 280/573

わぁい幼女あかり幼女大好き
ロリあか了解です!
西垣ちゃんいきます。

345 : 以下、2... - 2016/01/03 07:03:21.71 h1+AWBfh0 281/573


「何やってんだ、赤座」

「クリスマスプレゼントですよぉ」

「私にもサンタが来たという事か、興味深いな」

「ところで赤座、私にプレゼントされたという事は元の身体ではいられなくなるから覚悟しておけよ」

「ええ!?」

「冗談だ」

「よかったぁ」

「一割」

「ほぼ冗談じゃないよぉ!」


346 : 以下、2... - 2016/01/03 07:04:58.92 h1+AWBfh0 282/573


「それも冗談だ」

「全てが疑わしいよぉ…」

「はっはっは、赤座は面白いな」

「ところで赤座、私は今独身なんだが」

「え、そうだったんですか?」

「ああ、冗談抜きでな」

「さらに言えば恋人もいない」

「…生徒会長さんは?」

「教え子に手を出すなんてとんでもない」

「そういう訳だから赤座」

「私と付き合ってみないか?」

「あかりは教え子じゃないんですか!?」


347 : 以下、2... - 2016/01/03 07:06:41.27 h1+AWBfh0 283/573


「それにコンビニ行こうよみたいなノリで付き合っちゃっていいんですか!?」

「失礼な、そんな軽いノリじゃない」

「こう見えても緊張してるし、人に告白するのだって初めてなんだぞ」

「西垣先生もしかして…」

「ああ、年齢=だ」

「え、えーと…ごめんなさい…」

「気にするな、今は彼女がいるさ」

「ええ!?」

「目の前にな」

「あ、あかりまだ返事してないんですけど…」

「断られたらこの教室ごと爆破してやる」

「わぁい拒否権がなくなったよぉ」

「まあ冗談だ」

「何割ですか?」

「0だ」

「まさかの真言だよぉ…」


348 : 以下、2... - 2016/01/03 07:07:54.16 h1+AWBfh0 284/573


「いや、本当に嫌なら断ってもいいんだぞ?」

「さすがに気持ちを無視するのも良くないしな」

「西垣先生…」

「ポケットに入れてる左手を出してください」

「ん?こうか?」

「そのラムネみたいなのは何ですか?」

「惚れ薬だ」

「言ってる事とやってる事がめちゃくちゃだよぉ!」


349 : 以下、2... - 2016/01/03 07:09:02.09 h1+AWBfh0 285/573


「と言うかあかりでいいんですか…?」

「ああ、赤座がいいな」

「その…理由とかは…」

「私は赤座のいい所をたくさん知ってる」

「休んだ生徒の分までセコセコとノートを取る赤座」

「私の授業中に夢の中へ遊びに行っている大室のフォローをする赤座」

「授業が終わった後、私の代わりに黒板を消してくれる赤座」

「思い過ごしかも知れんが職員室にいる私を見つけると必ず微笑んでくれる赤座」

「と、まあこんなところだ」

「そりゃ好きにもなるさ」


350 : 以下、2... - 2016/01/03 07:09:54.28 h1+AWBfh0 286/573


「うぅ…恥ずかしいよぉ…」

「それで返事は?」

「よ、よろしくお願いします…」

「うん、こちらこそよろしくな」

「さて、私は次の授業の用意があるからこれで失礼するよ」

「西垣先生!そこは扉じゃなくて掃除用具入れです!」

「おっと、私とした事が。じゃあ本当に失礼するよ」

「西垣先生!やっぱり扉じゃなくて窓です!死んじゃいますよぉ!?」

「全く今日は扉の位置が悪いな…そうだ赤座、連絡先を交換しよう」

「西垣先生…それ携帯じゃなくてSPです……」


351 : 以下、2... - 2016/01/03 07:10:52.46 h1+AWBfh0 287/573


「ああ、すまん。GBAのナモクエやってたからな」

「こっちが携帯だな…よし、赤外線送信っと」

「あ、来ましたよぉ。メールアドレスは…」

「aka-aka-lovelove」

「西垣先生…」

「何かおかしいか?」

「色々ストレート過ぎますよぉ…」

「と言うかさっきから動揺しすぎですよぉ!」


352 : 以下、2... - 2016/01/03 07:13:09.13 h1+AWBfh0 288/573


「仕方ないだろう、赤座と付き合えたしついでに年齢=も脱出したし」

「嬉しくもなるさ」

「西垣先生…」

「まああれだ、お互い初めてだし色々試していこうな」

「色々ですか?」

「ああ、色々だ」

「だから、ずっと一緒に居てくれよ」

「…ふふ、西垣先生って意外と寂しがり屋さんなんですね」

「そうだ、寂しがり屋だぞ」

「じゃあずっとあかりが側にいて見ててあげますね」

「助かるよ、赤座」


353 : 以下、2... - 2016/01/03 07:14:04.00 h1+AWBfh0 289/573


「西垣先生」

「ん?」

「あかりだって、西垣先生のこと好きですよぉ」

「そうか…安心したよ」

「えへへ…」

「ははは…」

「「メリー、クリスマス」」

~西垣奈々 終~

356 : 以下、2... - 2016/01/03 16:52:06.71 h1+AWBfh0 290/573

西垣ちゃんのエロパートではあかりにがんばって攻めてもらいます!
お待たせしました、現あか幼京いきます。

357 : 以下、2... - 2016/01/03 16:52:36.75 h1+AWBfh0 291/573


きょうこ「あ、あかりちゃん…?」

あかり「…あれ?京子ちゃんなんだか小さくなった…?」

きょうこ「あかりちゃんが急に大きくなったんだよ…?」

あかり「ええ!?まさかあかりまた……」

きょうこ「?」

あかり「うーん、帰る方法を探さなきゃだけど…困ったよぉ…」

きょうこ「あかりちゃん何か探してるの?」

あかり「えーと、あかりはね、未来から来たあかりなんだぁ」

きょうこ「すごーい!」


358 : 以下、2... - 2016/01/03 16:53:16.52 h1+AWBfh0 292/573


あかり「あかりの意思で来たんじゃないけどね…それで帰る方法を探さなきゃいけないの」

きょうこ「かえっちゃうの……?」

きょうこ「あ、あかりちゃんかえっちゃうの…?グスッ…」

あかり「あーえーっと今すぐには帰らないから大丈夫だよぉ!だから泣かないで?」

きょうこ「うん…グスッ」

あかり「えらいね、京子ちゃんっ。あかりお姉さんがなでなでしちゃうよぉ」

きょうこ「あ……えへへ…」


359 : 以下、2... - 2016/01/03 16:53:54.28 h1+AWBfh0 293/573


きょうこ「またなでなでしてくれる?」

あかり「うん、いつでもしてあげるよぉ」

きょうこ「嬉しいなぁ…ねぇあかりちゃん、遊ぼ?」

あかり「いいよぉ、何して遊ぶの?」

きょうこ「えーとね…未来のお話聞かせてほしいなぁ」

あかり「もちろんっ。何から聞きたい?」

きょうこ「あかりちゃんは今何年生?」

あかり「あかりは中学一年だよぉ」

きょうこ「部活はなにしてるの?」

あかり「ごらく部っていう部活に入ってるよ」

きょうこ「ごらく部…?なにするの?」

あかり「みんなでお話したり、お菓子食べたり…そんな感じかな」

きょうこ「へぇー…」


360 : 以下、2... - 2016/01/03 16:55:25.12 h1+AWBfh0 294/573


あかり「その部はね…京子ちゃんと結衣ちゃんが作ってくれたんだぁ…」

あかり「最初は二人だったんだけどね、ずっとあかりが入学するのを待ってくれてたんだよぉ」

あかり「三人目はあかりにするって決めてたって聞いた時は感動しちゃったなぁ」

きょうこ「そうなんだ…」

きょうこ「ね、ねえあかりちゃん…」

きょうこ「あかりちゃんは、私のことすき…?」

あかり「うん、大好きだよぉ」

きょうこ「えへへ…」

きょうこ「もっと聞きたい!ねえねえ……」

………………
……………
…………
………
……


きょうこ「くぅ……くぅ………」

あかり「はしゃぎ疲れちゃったのかな、ふふ…」


361 : 以下、2... - 2016/01/03 16:56:05.69 h1+AWBfh0 295/573


あかり「お布団はここだったよね…よいしょっ」

あかり「これでよしっ」

きょうこ「あかりちゃん……」

あかり「なぁに?」

きょうこ「………くぅ…」

あかり「寝言だったんだね…よしよし」

あかり「…あれ、なんだかあかりも眠たくなってきたよぉ」

あかり「ちょっとだけ寝ちゃおうかな……」

あかり「ふわぁ…おやすみ、京子ちゃん……」


362 : 以下、2... - 2016/01/03 16:56:51.32 h1+AWBfh0 296/573


「おーい起きろってばー」

あかり「ふえ?」

「やっぱり小さい時から半目で寝る癖あるよな」

あかり「京子ちゃんが大きい…」

京子「お、なになに気付いた?いやー最近大きくなって肩が凝るんだよなー」

あかり「初耳だよぉ」

京子「なんだよー、あかりちゃんなら気付いてくれると思ったのにー」

あかり「え…あかりちゃん…?」

京子「ん?なんか変な事言ったか?」

あかり「な、何でもないよぉ」

京子「ならいいんだけどさー」

京子「…そう言えば小さい頃にあかりちゃんがプレゼントだって言って飛び出してきた事あったよね」

あかり「え…」

京子「あの時のあかりちゃんいつもより可愛く見えたんだよなぁ…」

京子「今でも充分可愛いけどな!」

あかり「ええ!?」


363 : 以下、2... - 2016/01/03 17:00:55.90 h1+AWBfh0 297/573


京子「昔話もこれぐらいにして…本題に入ろうか」

京子「今日は何の日?」

あかり「ええと…クリスマスだよね?」

京子「あかり選手正解!さてそんなあかりちゃんにプレゼントがあります」

あかり「わぁい!ありがとう京子ちゃん!」

京子「さあ目を閉じて!手を出すのだあかり選手!」

あかり「こうかなぁ?」

京子「そーそー、そのままね」

チュッ

京子「へへ…プレゼントは私だよ、あかりちゃん」

~としのうきょうこ 終~

365 : 以下、2... - 2016/01/04 00:28:09.61 tygS/FjS0 298/573

お待たせしました、西垣ちゃんエロパートいきます。

366 : 以下、2... - 2016/01/04 00:29:24.26 tygS/FjS0 299/573


「なああかり…」

なぁに、奈々ちゃん。

そんな真面目なお顔で。

「やらないか」

…何をしたいのかな?

「もう一度言うぞ、やらないか」

それはそういう事なんだよね。

「ああ」

やり方わかる?

「全くわからん」

だよね…大丈夫、あかりに任せて

「ああ、よろしく頼むよ」

もぅ、仕方ないんだから…


367 : 以下、2... - 2016/01/04 00:30:23.83 tygS/FjS0 300/573


「そう言って笑うあかりは可愛いぞ」

はいはい、そうだね

「なあ、あかり」

怖いんだよね?

「…ああ」

大丈夫だから、ね?

「分かった…」

奈々ちゃん

「な、なんだ…?」

えいっ

「あ……髪をあげてどうするんだ…」

こっちの方が奈々ちゃんのお顔がよく見えるからね

「あ、あんまり見ないでくれ……恥ずかしい…」

ふふっ、照れてる奈々ちゃんも可愛いよぉ

「あまり大人をからかうもんじゃない…」

からかってないよぉ?


368 : 以下、2... - 2016/01/04 00:31:19.72 tygS/FjS0 301/573


それより、服脱がしちゃうね

「あ、ちょっ…」

奈々ちゃん今日は大胆な下着だね

「まあ、な…」

そんなにあかりとしたかったの?

「…ああ」

そうなんだぁ、じゃあいっぱい気持ちよくなってね?

「年下に言われるのも恥ずかしいな…」

えへへ…気にしちゃダメだよぉ

奈々ちゃん、キスしよ?

「ん…っ」

そんなにギュッて瞑らなくてもいいんだよ?


369 : 以下、2... - 2016/01/04 00:32:20.22 tygS/FjS0 302/573


「…はぁ……っ、まだ慣れなくてな……はぁ…」

奈々ちゃん可愛いよぉ…

お顔が真っ赤だね

「み、見るなってば…っ」

やぁだよぉ

奈々ちゃんってお胸大きいよね

「んっ…!」

えへへ…マシュマロみたいだよぉ

「は……ぁ…っ」

先っぽもちっちゃくて可愛いね

頂きます

「だ、ダメッ!」

「くぅ…っ……!」

……ぷはぁ

「ぅぁ……っ」

お腹もキュッてなってて羨ましいなぁ

こっちは…やっぱりオトナだね

奈々ちゃんの以外見たことないけど、生えてる人はちゃんと整えてるんだよね


370 : 以下、2... - 2016/01/04 00:33:24.52 tygS/FjS0 303/573


「それ以上言ったら……っ……爆破してやるからな……」

そのお顔で言われても説得力ないよ、奈々ちゃん

「今日は随分と饒舌じゃないか……」

あかりだってオトナなところ見せなきゃだからね

「そう…か…」

と、言うわけで

こっちも頂きます

「ま、待てあかり!汚いから!」

奈々ちゃんのだから汚くないもん

はむっ

「あっ!!や、やめ…っ!」

きこえないよぉ


371 : 以下、2... - 2016/01/04 00:34:17.69 tygS/FjS0 304/573


「く……っ…ん……!」

「舌で……弾くな…っ……!」

しらないもーん

「ふ……ぅ…っ…!」

奈々ちゃんのなかからいっぱい出てきたよぉ

「の、飲むなぁ……っ!」

おいしいよ、奈々ちゃん

「ばか…っ……」

えへへ…奈々ちゃん

「な…んだ……?」

あかりのも、舐めて?


372 : 以下、2... - 2016/01/04 00:35:22.12 tygS/FjS0 305/573


「う、うまくできるか分からんぞ………?」

うん、いいよ

「…な、舐めるぞあかり」

うん、召し上がれ

「んっ……」

あ……っ

ふふ、あかりの真似してるの?

「…ふん」

ん……奈々ちゃんいいよぉ、そこ…

「ここだな……」

っ…

ねぇ、奈々ちゃん


373 : 以下、2... - 2016/01/04 00:36:21.72 tygS/FjS0 306/573


「なんだ、あかり」

もういいよね

「……そうだな」

じゃあ乗っかるね……重くない?

「あかりは軽いから平気さ」

えへへ、ありがとう

くっつけるよ……んっ

「あかり」

なぁに?

「大好きだ」

あかりもだよ、奈々ちゃん

「手、離さないでくれよ」

うん


374 : 以下、2... - 2016/01/04 00:40:47.51 tygS/FjS0 307/573


「私、すぐきちゃうかもしれないが」

大丈夫だよ、あかりも長くもたないから

「…あかり」

うん

動くね?

「ああ…」

ん…っ……どう…?

「っ……いいぞ…あかり…っ」

えへへ…よかったぁ…

あ…んっ……

「は……っ…!」

「あかり…っ!」

奈々ちゃん…っ

見える…?

あかりたち、繋がってるみたいだよぉ…っ

「んぅ…!見えるぞあかり…っ!」

「あ、あと…もう…!」

ダメ、もう少し我慢して…っ

あかりももうすぐだから…


375 : 以下、2... - 2016/01/04 00:41:20.53 tygS/FjS0 308/573


「が、我慢って…んっ!」

「あ、かりぃ…!」

奈々ちゃん…っ

一緒にいこ…っ!

「ーっ!」

「あぁぁっ!」

っ!

ふ……っ…んん…っ

「あかり…」

奈々ちゃん…

「んっ」

ん…きもちよかったかな?

「ああ、あかりは天才だよ」

あんまり嬉しくないかなぁ…

「あかり」

「もう一回、どうだ…?」

…いいよ

満足するまで、やろっか

~人体実験 終~

376 : 以下、2... - 2016/01/04 00:47:22.29 tygS/FjS0 309/573

人体実験も>>345の続編のようなものです。
そして弾数減ってきたので↓3つぐらい非エロで募集しますので協力のほどよろしくお願いします。
では、綾乃ちゃん書いてきます。

377 : 以下、2... - 2016/01/04 01:02:23.12 vnOIpXqeO 310/573

出来れば入れ替わりネタとか見たいな
後でもいいけど奈々ちゃん

378 : 以下、2... - 2016/01/04 01:55:45.88 Hff0xIHAO 311/573

あかりが撫子の彼女という設定でめぐみ、藍、美穂が撫子と修羅場になる作品

379 : 以下、2... - 2016/01/04 02:33:36.54 dx3t9a36O 312/573

西あかすごすぎィ!
非エロはまりあかで!

381 : 以下、2... - 2016/01/04 20:09:31.44 r2cizm1PO 313/573

id変わってますが>>1です。
入れ替わり、西垣ちゃん、修羅場、まりあか了解です!
綾あかが全部吹き飛んだのでもう少々お待ちください…

385 : 以下、2... - 2016/01/06 02:36:00.58 XMLbCieX0 314/573

クソ遅くなりました、綾あかいきます。
ちなみにこれも前の綾あかの続きです。

386 : 以下、2... - 2016/01/06 02:42:53.07 XMLbCieX0 315/573


放課後、それは学生達の憩いの時間。

部活動で汗を流す者、自宅で学業に励む者、気の知れた友人達と遊ぶ者。

様々な風景が流れる中、私達はソコにいた。

「今日は風が強いわね 」

「そうですねぇ、杉浦先輩は寒くないですか?」

私の人生が大きく変わったこの屋上で、運命の人と他愛もない会話に花を咲かせていた。

387 : 以下、2... - 2016/01/06 02:45:41.01 XMLbCieX0 316/573


柔らかい笑みを浮かべ寄り添うように私の隣に立つ彼女、赤座あかりは一つ年下の後輩であり、恋人だ。

今は思い出となったとある事件がきっかけで交際を始めたのだが、それからというもの彼女の行動には舌を巻くばかりだった。

例えば、土曜の朝。

私も規則正しい生活を送っていると自負しているが、休日はつい油断して夜ふかししてしまう。

気だるい体を動かしてリビングへ行くと、既に朝食が置かれてある。

その朝食を私が食べている時間を使い、二人分のお弁当を作る。

もちろん、冷凍食品などという多忙な家庭の味方を使わず、だ。

そして私が食べ終わる頃、すでにタオルと歯ブラシが用意されている。

歯磨き粉がすぐに出るよう、ある程度チューブを曲げてあるなど、なかなか徹底してある。

極めつけは歯を磨き終わると同時に着替えが出てくる。
もちろん、朝食の食器などはすべて片付けられている。

これが彼女の日常。

私には到底真似できない芸当だ。

388 : 以下、2... - 2016/01/06 02:47:10.33 XMLbCieX0 317/573


「何考えてるんですか、杉浦先輩?」

あなたの事よ、など気の利いた台詞はとても言えなかった。

「ちょっと、ね」

「風邪ひいちゃうかもしれないし、生徒会室まで戻りましょう?」

「はいっ」

389 : 以下、2... - 2016/01/06 02:48:55.18 XMLbCieX0 318/573


振り返ると同時に彼女の愛らしい姿が目に映る。

扉へ足を進めると、まるで雛鳥のように頭のお団子を揺らしながらぴったりとくっついてくる。

見慣れた生徒会室は夕焼けの橙が差し込み、人のいない侘しさをいっそう際立てていた。

「静かですね、綾乃先輩」

彼女がこう呼ぶ時は。

「そうね、あかり」

私もこう呼ぶ。

これは二人きりの時、大切な営みを始める時、甘えたい時などに呼ぶ特別な呼び方だ。

先輩とつけないで欲しいと言ったこともあったが呼び辛そうな彼女を見て、中学卒業までは先輩、を許可した。

390 : 以下、2... - 2016/01/06 02:50:42.39 XMLbCieX0 319/573


「今日でここに来ることもなくなるのね」

生徒会会長と刺繍された誉れ高い腕章が置かている、自分の座っていた席をぼんやりと眺める。

今日は生徒会引き継ぎ式だった。

会長の席は古谷さんと大室さんの二人分用意され、歴代生徒会長初の事態となった。

そして今私と同じように会長の机を眺めている彼女は、副会長となった。

私は贔屓目無しに見ても、彼女の方が先の二人より会長に相応しいと思っている。

だが彼女の出した答えは。

『あかりは副会長がいいなぁ』

391 : 以下、2... - 2016/01/06 02:52:19.87 XMLbCieX0 320/573


遠慮することは無い、と何度も説得したが彼女の意思は変わらなかった。

『綾乃先輩はどうして生徒会に入ったんでしたっけ?』

『私は人助けがしたくて…』

『あかりも、今助けたい人達がいるんです』

『明るくてみんなに元気をくれる櫻子ちゃん』

『優しくてみんなのお手本みたいな向日葵ちゃん』

『そんな二人を、あかりの大切なお友達を支えてあげたいんです』

その場にいた千歳は目に大粒の涙を溜めながら頷き、古谷さんと大室さんは彼女を力の限り抱きしめ号泣していた。

私はと言うとそこまで言われると何も言えず、ただ黙って頭を撫でていた。

あの時の美しく誇り高い彼女を、私は忘れはしない。

392 : 以下、2... - 2016/01/06 02:54:23.07 XMLbCieX0 321/573


「寂しくなりますね…」

間の空いた彼女の返事で現実へと引き戻され、声の主を横目で見た。

そして、数秒。

私は息をすることすら忘れ、彼女に魅入っていた。

夕焼けに照らされた彼女の憂いを帯びた横顔は、まさに芸術と言っても過言ではない。

それ程までに美しかった。

「大丈夫よ、あかり」

「貴女に寂しい想いはさせないから」

そう告げると、彼女の唇をやや強引に奪った。

触れている唇はわずかに震え、彼女の頬を一筋の涙が伝っている。

唇を離し、最初に口を開いたのは彼女だった。

393 : 以下、2... - 2016/01/06 02:56:27.30 XMLbCieX0 322/573


「寂しい想いは、させないんですよね」

「ええ」

「じゃあ」

「今、ここで、刻み込んでください」

「綾乃先輩がいなくても、少しなら我慢できるように」

「あかりに、綾乃先輩を残してください」

涙の筋が夕焼けに照らされ、赤に染まっている。

こちらを見上げる彼女の紫色の瞳も、心なしか朱が深いように感じた。

394 : 以下、2... - 2016/01/06 02:59:15.75 XMLbCieX0 323/573


「いいわ、あかりが寂しくないように」

「他の誰かに取られないように」

「私を、残してあげる」

「愛してる」

どちらともなく顔を近付け、もう一度唇を重ねる。

深く、もっと深く。

そんな想いは行動に現れた。

395 : 以下、2... - 2016/01/06 03:02:26.22 XMLbCieX0 324/573


口を少し開き、舌を伸ばす。

彼女も私の行動を理解し、同じように口を開き舌を伸ばしてくる。

舌先が軽く触れ合い、探り合うように軽く突き合う。

お互い吐息が出始めた頃、まず私が彼女の口内へ侵入する。

唾液を絡め取り、上唇をなぞる。

時折舌が絡み合い破廉恥な音を奏でるが、その音がまた興奮を掻き立てる。

最後に彼女の下唇に吸い付き、口周り全てに私の物だという証を残した。

396 : 以下、2... - 2016/01/06 03:05:07.88 XMLbCieX0 325/573


「…っはぁ」

「あふ……」

だらしなく口を開いたままの彼女。

どちらのものか分からない唾液を端から垂らし、完全にのぼせ上がっている様子だ。

「あかり…可愛いわ…」

「綾乃…先輩ぃ…」

彼女の軽い身体を抱きしめると、胸の底からじんわりと暖かくなる。

397 : 以下、2... - 2016/01/06 03:06:45.20 XMLbCieX0 326/573


「…脱がすわよ?」

「はい…」

制服を脱がすと、付き合い始めた頃よりすっかり色気付いた紫色の下着が露わになる。

「ふふっ」

「な、なんで笑うんですか?」

「蟹さんはもう履かないのかなって思ってね」

初めてみた彼女の下着は、可愛らしい蟹のプリントが施された物だった。

それもしばらくして履かなくなったが、ふと思い出して思わず笑がこぼれた。

398 : 以下、2... - 2016/01/06 03:08:24.37 XMLbCieX0 327/573


「もぅ…あかりだって二年生ですよ?」

「それもそうね…ふふっ」

彼女と共に過ごした一年は本当にあっという間だった。

これからもこの幸せが続く、そう信じて疑いはない。

「…脱がしますよ?」

「ええ、いいわ」

手際の良い彼女は、瞬く間に私を生まれたままの姿へ変貌させた。

399 : 以下、2... - 2016/01/06 03:10:35.37 XMLbCieX0 328/573


「相変わらず器用ね…下着も脱がせちゃうわね」

「よくお姉ちゃんにいいお嫁さんになるのよって言われてますから…えへへ」

「今でも充分立派なお嫁さんよ…私のね」

私の顔が赤いのはきっと、夕焼けのせいだけではない。

歯の浮くような台詞を言ってみたが、肝心の私がこれではあまり効力はないだろう。

400 : 以下、2... - 2016/01/06 03:11:44.11 XMLbCieX0 329/573


「綾乃先輩…っ」

震えた声で私の名を呼ぶ彼女の頬は赤く照り上がり、露わになった控えめな乳房を押し付けるように抱きついてきた。

「やっぱり嫌です!」

「あかり…綾乃先輩がいないと…!」

仕事に行く親を引き止める子どものように、彼女は私の腕を掴む。

力を込めている彼女の手は、不安と寂しさで小刻みに震えていた。

「あかり…」

401 : 以下、2... - 2016/01/06 03:13:31.30 XMLbCieX0 330/573


「私も…辛いわ…」

「貴女を置いていかなければいけないこと」

「すぐに貴女の元へ行けないこと」

「だから、もう一つ約束するわ」

「もし、あかりさえ良かったら」

「私と一緒に住みましょう?」

本当は愛の営みが終わってから告げるつもりだったのだが、彼女をこのままにしておく事はできなかった。

402 : 以下、2... - 2016/01/06 03:14:59.66 XMLbCieX0 331/573


この提案ができるのは兼ねてより両親に相談していたからだ。

もちろん許可は降りているので、いつでも迎えられる状態である。

私は高校へ。

あかりは中学校へ。

進む者と、留まる者。

その間に出来る時間と言う溝を埋めるため、あかりの傍から片時も離れないため。

両親には少し無理を言ったが、快く了承してくれた。

403 : 以下、2... - 2016/01/06 03:16:17.21 XMLbCieX0 332/573


「いいんですか…?」

「もちろんよ、私ののお母さんだってあかりの働きぶりは知ってるから」

「お父さんは娘が増えるって喜んでたわ」

「綾乃先輩…」

彼女の顔に笑顔が戻る。

やはり、この子には笑顔が一番似合っている。

周囲を魅了し、癒しと活力を与えてくれる魔法のような笑顔は、彼女にしかできないものだ。

405 : 以下、2... - 2016/01/06 03:20:15.51 XMLbCieX0 333/573


「これからは、ずっと一緒よ」

「はい…っ」

その返事を合図に、私は強く彼女の身体を抱き寄せ重心を後ろへ移動させる。

自然と身体が倒れ、彼女が私を押し倒している形となった。

「ん…」

二人の声が重なり、一つの甘い音色となる。

生徒会室は私達の吐息を残して、全ての音が消えていた。

どのくらい、唇を重ねていただろうか。

お互い少し距離をあけ、不意に彼女がこう言った。

406 : 以下、2... - 2016/01/06 03:21:18.18 XMLbCieX0 334/573


「綾乃先輩…舐めますね」

返事を待たずに彼女は私の秘部へと向き直る。

この体勢で顔を下部へ向けると当然、彼女の下半身が私の顔のすぐ近くに来るという事。

「よいしょっと…」

その声と同時に彼女の女としての象徴が、眼前に広がる。

「ん…っ」

もう何度も交わっているにも関わらず、彼女の舌先が触れた秘部の刺激から反射的に声が出る。

負けじとこちらも彼女の秘部へと舌を這わせる。

「んん…っ!」

ねっとりとした愛液が絶えず溢れ出てくる。

それを一滴残らず舐めとるように舌全体使い、彼女の割れ目を犬のように掬いとる。

私の舌の動きに合わせるように、彼女の入口は細やかに動き続けている。

407 : 以下、2... - 2016/01/06 03:24:23.30 XMLbCieX0 335/573


「ふぁ…っ」

「綾乃先輩ぃ…」

もう我慢できません。

そんな声が聞こえてきそうな程、彼女の声は寂しそうな、むず痒そうな。

「じゃあ」

その一言で察したようで私の身体の上から降り、これ以上赤くないと思われた頬をさらに赤らめ、ゆっくりと脚を開いた。

408 : 以下、2... - 2016/01/06 03:47:19.87 XMLbCieX0 336/573


「来てください…綾乃先輩…」

焦らすように、じりじりと腰をあわせる。

待ちきれない様子の彼女は腰をくねらし、私の花園を今か今かと待ちわびる。

早く、早く。

そして、隙間なく入口同士で繋がると彼女が震える声で告げた。

「愛してます」

「私も、負けないくらい愛してるわ」

優しい言葉が生徒会室に木霊する。

どちらともなく微笑み合い、久遠に続くと信じている愛を確かめた。

409 : 以下、2... - 2016/01/06 03:48:49.13 XMLbCieX0 337/573


「動くわよ…」

「ん…っ!」

彼女の甘い声が耳をくすぐる。

そんな声を出されると、私の悪い癖だが少し加虐心が湧いてくる。

「ふふっ可愛いわ…あかり…」

打ち付けるように腰を動かす。

擦り付けるような動きを続けていた彼女は、一方的な快楽の波に戸惑いながらも溺れていた。

「ひゃぅっ!あやの、せんぱっ!んっ!」

「はぁ…っはぁ…っ!あかり…!」

肉と肉が打ち合う破裂音が響き渡る。

男女の営みにも似た感覚に私達の興奮は最高潮に達した。

410 : 以下、2... - 2016/01/06 03:49:43.26 XMLbCieX0 338/573


「あかり!あかりぃ!!」

「あっ!綾乃先輩っ!!」

お互いの名前を叫び合う。

思考回路が異常をきたす。

彼女の事しか考えられない。

彼女と、もっと。

端的な思考に言葉、それらが頭を支配し、欲望のまま秘部を打ち付け、擦り付ける。

411 : 以下、2... - 2016/01/06 03:51:24.56 XMLbCieX0 339/573


「ダメ…もう…っ!」

「とんじゃいます…っ!」

「あかりもなのね…一緒に…ぃっ!」

「っく……!あっーーーー!」

「んぅううううっ!!!」

込み上がる何かを抑えようともせず、欲望のままに彼女との結合部に解き放つ。

それと同時に、彼女も果てる。

「ーっ!はっ…あ……!」

「あ……ぅ…っ」

絶頂の悦びを全身で感じながら、のぼせた頭で思考を巡らせる。

412 : 以下、2... - 2016/01/06 03:54:42.36 XMLbCieX0 340/573


この後はどうする、きっと彼女はこのまま帰ってしまう。

ならばどうするか。

簡単な事だった。

「あかり……」

「なんれすかぁ…?」

「貴女の家に、行きたいの」

413 : 以下、2... - 2016/01/06 03:55:44.89 XMLbCieX0 341/573


家の中の空気は穏やかだ。

突然訪問した私を温かく迎えてくれ、夕飯までご馳走してもらった。

その後は彼女と湯船に浸かり、寝巻きに着替えた。

そして今、彼女の両親と姉の前で正座している。

「あの…」

「話はあかりからよく聞いてるわ、あなたが杉浦綾乃さんね?」

「は、はい!」

緊張で声が裏返る。

414 : 以下、2... - 2016/01/06 03:56:54.22 XMLbCieX0 342/573


「ふふふ、そんなに緊張しなくていいのよ?」

「は、はい…」

「綾乃先輩、リラックスですよぉ」

彼女に手を握って貰い、なんとか気持ちを立て直す。

「そうね…よし」

「お義母さん!お義父さん!お義姉さん!」

「娘さんを私にください!!」

腹の底から出した声と共に頭を床に着ける。

「…あかりも、お願いします」

「綾乃先輩と一緒に居ることを認めてください」

私に習って彼女も深々と頭を下げる。

誰も何も発しない沈黙が続き、静寂を破ったのは彼女の父親だった。

415 : 以下、2... - 2016/01/06 03:58:39.06 XMLbCieX0 343/573


「杉浦綾乃さん」

「お転婆な娘ですが、宜しくお願いします」

私が顔を上げると、彼女の父親は正座したまま手を膝につき、頭を下げていた。

続けて彼女の母親が柔らかい笑みを浮かべ言った。

「もちろん、私も応援させてもらうわ」

「あかりをよろしくね、綾乃さん」

416 : 以下、2... - 2016/01/06 04:02:19.02 XMLbCieX0 344/573


「は、はい…ありがとうございます!」

感動で今にも泣きそうな気持ちを抑え、感謝の気持ちを伝える。

「綾乃さん」

低く感情の読み取れない突き刺さるような声が先の感動を消し去り、再び緊張感を張り詰めさせる。

「…はい」

「少し、二人きりで話しましょう」

閉ざされた瞳からは何も感じ取れず、私の恐怖心を煽る。

417 : 以下、2... - 2016/01/06 04:05:27.24 XMLbCieX0 345/573


扉をくぐり、彼女の姉は自身の部屋の照明を付ける。

光が照らし出したその部屋は、至るところに赤座あかりが散りばめられていた。

ポスター、制服、果ては抱き枕。

狂気に塗れたその部屋を見ても、私は戸惑うことは無かった。

「私ね、悔しかったの」

ぽつりと呟いた彼女の姉。

閉ざされた目からは涙が流れ、心情を物語る。

418 : 以下、2... - 2016/01/06 04:09:26.10 XMLbCieX0 346/573


「私の方が、あかりのことを知っている」

「自信があったの、あかりのことに関してはね」

「なのに、あなたは私の知らないあかりを知っている」

「私には見せたことの無い姿を、あかりはあなたの前で見せている」

「それが堪らなく悔しかったの」

「そして、あなたは今私がどれだけ望んでも立てなかった場所に立っているの」

恐らく無意識なのだろう。

彼女の姉の硬く握られた拳からは鮮血が滴り床を汚していく。

419 : 以下、2... - 2016/01/06 04:11:03.61 XMLbCieX0 347/573


「杉浦綾乃さん」

「あなたには、私を超えてもらわなきゃいけないわ」

「私よりあかりを愛していると、証明して欲しいの」

「それができないようなら、私は反対よ」

薄く開かれた眼は、助けを求めているようにも見えた。

自分より強い愛を、彼女に対して向けられる者へ。

どうか私という壁を乗り越え、私を救われない愛から解き放ってくれ。

そんなメッセージが聞き取れた。

420 : 以下、2... - 2016/01/06 04:12:49.84 XMLbCieX0 348/573


「…分かりました」

「では、失礼します」

そう告げると、私は彼女の姉の部屋に貼られたポスターを破き、抱き枕をはさみで切り裂き、この部屋にある赤座あかりに関する物の全てを破壊しつくした。

その間、彼女の姉はただじっと私の行動を見ているだけだった。

そして、最後の宝物。

クマのプリントが施された下着を破ろうとした時。

421 : 以下、2... - 2016/01/06 04:14:06.95 XMLbCieX0 349/573


「待って、綾乃さん」

「それは、私がやるわ」

そう言うと私から下着を受け取り、ただ一言。

「ありがとう」

「…さようなら」

そう呟くと自らの手で破り捨てた。

事が終わると、彼女の姉は私に向き直り感謝と謝罪の言葉を述べた。

「ありがとう、綾乃さん」

「私を救ってくれて…」

「それと、ごめんなさい」

「試すようなことをして…」

422 : 以下、2... - 2016/01/06 04:15:19.78 XMLbCieX0 350/573


「顔を上げてください、お義姉さん」

私の言葉で顔を上げた義姉は、先程とは別人ように清々しい顔になっていた。

「あかりを、よろしくね」

「はい!」

「あと、困った事があったらすぐに相談してね?」

「もう家族同然なんだから」

義姉の許しも降り、私達はようやく大手を振って共に暮らす事ができるようになった。

423 : 以下、2... - 2016/01/06 04:19:07.43 XMLbCieX0 351/573


そして月日が流れ、彼女と交際を始めた運命の日と同じ日付の今日。

私の両親はすっかり義母達と仲良くなっており、義姉の赤座あかねは常に私と彼女の事を気遣ってくれる。

たまに過保護がすぎて暴走気味だが、そんな所も含めて義姉として頼らせてもらっている。

そして、彼女はと言うと彼女にそんな気は無いのだろうが相変わらず私を堕落させる事に精を出している。

424 : 以下、2... - 2016/01/06 04:20:43.32 XMLbCieX0 352/573


「綾乃ー、そろそろ起きてよぉ」

「うん…もう少し…」

「ダメ、式場見に行くんでしょ?」

「…そうだったわね」

「もう、しっかりしてよぉ」

「あかりのお嫁さんになるんでしょ?」

すっかり尻に敷かれているが、こんな日常はこれ以上無い幸せだ。

425 : 以下、2... - 2016/01/06 04:22:12.75 XMLbCieX0 353/573


「あかり…」

「なぁに?」

「ううん、何でもないわ」

「ええー、言ってよぉ」

「しょうがないわね…」

「あ、待って」

「ん?」

「あかりも言いたいことがあるから、一緒に言お?」

「いいけど…じゃあせーので言うわよ」

「 せーのっ」

「「愛してる」」

~結婚式は準備万端バングラデシュ 終~

426 : 以下、2... - 2016/01/06 04:24:20.46 XMLbCieX0 354/573

綾乃ちゃんのダジャレはアッカリーンされました。
ともこさんと小学校組了解です!

428 : 以下、2... - 2016/01/06 20:46:42.72 XMLbCieX0 355/573

途中までですが大室家inあかり幼児期と古谷家いきます。
どうしても決められなかった事があるので途中一つだけ安価取りますがご協力お願いします!

429 : 以下、2... - 2016/01/06 20:48:06.66 XMLbCieX0 356/573


「結衣隊長ー!」

「京子ちゃーん!」

「むむむ…困ったなぁ」

櫻子「ん?あのお団子は…」

撫子「どうしたの櫻子?」

櫻子「多分あかりちゃんなんだけど…」

花子「とうとう人の区別さえもできなくなったの?」

櫻子「違うわ!いつもより身長が小さいから分かんないんだよ!」

花子「お姉さんはそんなビックリ人間じゃないし…」

430 : 以下、2... - 2016/01/06 20:49:30.05 XMLbCieX0 357/573


櫻子「あーもーしょうがないなあ!ちょっと確かめてくる!」

撫子「あれで人違いだったら恥ずかしいよね」

花子「うん」

櫻子「あかりちゃーん!」

「はーい!…って誰!?」

櫻子「えええ!?」

櫻子「あかりちゃんも冗談がうまくなったなー!あはは!」

あかり「え…ホントに誰…?」

櫻子「…おおう、これはちょっとキツいぞ」

431 : 以下、2... - 2016/01/06 20:51:12.72 XMLbCieX0 358/573


櫻子「えっと、赤座あかりちゃんだよね?」

あかり「うん!」

櫻子「船見先輩と歳納京子先輩は知ってるよね?」

あかり「結衣隊長!どこにいるの!?」

櫻子「ど、どこって…家かな…?」

あかり「ありがとうおねーちゃん!」

櫻子「あ、ちょっと!」

櫻子「行っちゃった…今のあかりちゃんは何だったんだ…」

432 : 以下、2... - 2016/01/06 20:52:31.95 XMLbCieX0 359/573


撫子「で、どうだった?」

櫻子「本人だけど話が噛み合わない」

花子「櫻子がバカだからだし」

櫻子「なにをー!」

撫子「…ねえ、戻ってきたよ」

櫻子「え?」

あかり「えへへ…おねーちゃん…」

櫻子「何?」

あかり「あかりここどこだか分からないや」

櫻子「!?」

433 : 以下、2... - 2016/01/06 20:55:18.12 XMLbCieX0 360/573


櫻子「わ、分かった!おねーちゃんが船見先輩の家まで連れてってあげる!」

あかり「わぁい!ありがとうおねーちゃん!」

花子「…確かにお姉さんだけど、お姉さんじゃない」

撫子「どう言うこと?」

花子「前あった時より子供っぽい…うん」

撫子「へー…花子が言うんだから間違いなさそうだね」

撫子「櫻子、私達も付いていくから」

櫻子「えーそんなのあかりちゃんに聞けよ」

撫子「お姉さん達も一緒に行っていいよね、あかりちゃん?」ナデナデ

あかり「…うんっ!」

櫻子「なんか今のずるくね?」

434 : 以下、2... - 2016/01/06 20:58:01.70 XMLbCieX0 361/573


結衣「確かにあかりだ…しかも小さい時の」

あかり「おやびん!」

櫻子「おやびん?」

結衣「…あかり、今はそれ禁止ね」

あかり「了解ですぜ!」

結衣「…」

櫻子「船見先輩が頭を抱えてうずくまってる…」

花子「それでこの小さいお姉さんはどうするんだし」

結衣「わ、私も京子も今は用事があって手が回らないんだ…」

撫子「じゃあ一旦うちで預かろうか」

結衣「大丈夫ですか?」

撫子「うん、親は何も言わないだろうし」

435 : 以下、2... - 2016/01/06 20:59:22.78 XMLbCieX0 362/573


撫子「その前に確認しなきゃいけないことがあるんだけどね」

櫻子「確認?」

撫子「そう」

撫子「今のあかりちゃんはどうなっているのか、ね」

花子「どう言うこと?」

撫子「例えば、このあかりちゃんが過去から来たとする」

あかり「?」

撫子「そしたら今の時間にはあかりちゃんが二人いることになるわよね」

結衣「確かに…」

撫子「でも、もし仮にこのあかりちゃんが今の時間のあかりちゃんだとしたら」

櫻子「なにそれ、あかりちゃんが急にちっさくなったって言いたいの?」

撫子「最近の世の中は何が起こっても不思議じゃないからね」

436 : 以下、2... - 2016/01/06 21:00:09.27 XMLbCieX0 363/573


結衣「確かに確認する必要があるみたいですね」

結衣「私が行ってきますから、あかりのことをお願いします」

あかり「あかりもお供しますぜ!」

結衣「あかりはこのお姉さん達と待っててね、すぐ戻るからさ」

あかり「了解!」

櫻子「ほへー、さすが船見先輩だなぁ」

花子「お姉さんの事なんて呼べばいいんだし…」

撫子「普通にあかりでいいんじゃない?」

437 : 以下、2... - 2016/01/06 21:04:01.29 XMLbCieX0 364/573


結衣「戻りました」

撫子「どうだった?」

結衣「居ました、変わりなく」

櫻子「つまり…」

花子「過去から来たってこと?」

撫子「他人の空似って可能性が潰れたんだからそういう事だね」

結衣「この小さいあかりの事があかりにバレるのは避けたいですね…」

櫻子「どうしてですか?」

結衣「あかりが二人、それも片方は小さい時のあかりだから」

結衣「本来絶対に出会うはずがないんだよ」

結衣「その二人が出会ってしまったらどうなるか分からないからね」

438 : 以下、2... - 2016/01/06 21:05:14.91 XMLbCieX0 365/573


櫻子「私んちは結構離れてるからそう簡単にはバレないんじゃないかな?」

花子「あかり、花子お姉ちゃんって呼んでみて」

あかり「花子お姉ちゃん?」

花子「よくできました」なでしなでし

あかり「えへへ!」

撫子「随分懐いてるね」

結衣「あかりは人懐っこい性格ですからね」

結衣(でもなんか引っかかるな…)

結衣(一体誰が何の目的で過去のあかりを送ってきたんだ…?)

439 : 以下、2... - 2016/01/06 21:06:13.39 XMLbCieX0 366/573


あかり「あ、そろそろお家に帰らなきゃ…」

櫻子「!!あーえーと、ね!あかりちゃん!」

櫻子「今はその、ほら!アレだから!」

あかり「?」

撫子「代わりに説明するから黙ってな…」

花子「ここまで酷いとは思ってなかったし…」

櫻子「二人してバカにすんじゃねーよ!!」

440 : 以下、2... - 2016/01/06 21:07:02.29 XMLbCieX0 367/573


撫子「あのね、あかりちゃん」

撫子「今あかりちゃんの家族はどうしても帰ってこられないお仕事があるの」

あかり「そうなんだ…お姉ちゃんは?」

撫子「…お姉ちゃん?お姉ちゃんはね…」

結衣「今のあかりの年齢から見ると中学生ぐらいです」ボソッ

撫子「…修学旅行って話を聞いてなかったかな?」

あかり「あ!言ってた!」

撫子「だからお姉ちゃんも今家にいないの」

撫子「そしたらあかりちゃん一人になっちゃうでしょ?」

あかり「うん…」

撫子「それは可愛そうだからって私の家で預かることになったの」

441 : 以下、2... - 2016/01/06 21:08:39.42 XMLbCieX0 368/573


あかり「お泊まり?」

撫子「そうよ」

撫子「私と、髪の長いお姉ちゃんと、うるさいお姉ちゃんのあかりちゃん家でお泊まりするの」

撫子「できるかな?」

あかり「できる!あかりお泊まり楽しみ!」

撫子「 ありがと、助かったよ」ボソッ

結衣「いえ…」

撫子「あかりちゃんの面倒は花子と私が見るから」

櫻子「私は?」

撫子「あんたは…あかりちゃんの遊び係」

櫻子「よっしゃあ!任しとけ!」

442 : 以下、2... - 2016/01/06 21:09:21.37 XMLbCieX0 369/573


結衣「すみません、こっちもこんな状態じゃなかったら何かお手伝いするのですが…」

撫子「気にしないで、私が好きでやることだから」

撫子「さて、帰りましょうか」

櫻子「おー!」

あかり「おー!」

花子「あかり、真似しなくていいし」

結衣(ちょっと調べてみるか…)

443 : 以下、2... - 2016/01/06 21:10:16.40 XMLbCieX0 370/573


撫子「ただいま」

櫻子「ただいまー!」

花子「ただいまだし」

あかり「おじゃましまーすっ」

撫子「あかり、ただいまだよ」

あかり「え?」

櫻子「家に帰ってきたんだからお邪魔しますじゃないじゃん?」

あかり「でも…」

花子「あかりは今は大室の子どもだし」

あかり「そうなんだぁ…じゃあ」

あかり「ただいま!」

「「「おかえり、あかり」」」

444 : 以下、2... - 2016/01/06 21:11:23.38 XMLbCieX0 371/573


櫻子「てかねーちゃんいつの間にあかり呼びになったんだ?」

撫子「家に帰ってきた時からだよ」

撫子「さて…大事な話だからよく聞いてね」

撫子「櫻子」

撫子「な、なんだよ…」

撫子「あっちであかりと遊んできな」

櫻子「宿題は?」

撫子「あとで私がやっといてあげる」

櫻子「よっしゃああ!あかり行くぞ!!」

あかり「行くぞー!!」

撫子「排除完了」

445 : 以下、2... - 2016/01/06 21:13:03.04 XMLbCieX0 372/573


花子「それで、大事な話って何?」

撫子「私達は学校、親は仕事」

撫子「日中あかりを一人で家においておけると思う?」

花子「多分難しいし」

撫子「だよね」

撫子「そこで提案なんだけど」

撫子「私、明日から休学する」

花子「…それは」

撫子「大丈夫なんだよね、成績は上位だし」

撫子「それに休学って言っても親戚の子を預かってるから来れないって言えば理解してくれる」

446 : 以下、2... - 2016/01/06 21:14:15.46 XMLbCieX0 373/573


花子「花子はどうすればいいの?」

撫子「学校から帰ってきたらあかりと遊んであげて」

撫子「もちろん友達と遊ぶ時に混ぜてあげるだけでいいから」

花子「花子はあかりのお姉さんだし」

花子「ちゃんとあかりと一緒に遊ぶから安心ですして」

撫子「さすが花子だね」

「ええ、本当によく出来た妹さんですわ」

撫子「…ひま子、いつからいたの?」

向日葵「花子ちゃんが赤座さんのお姉さんの下りから」

向日葵「どういう事かよかったら説明して下さいませんか?」

撫子「ふぅ…まあひま子ならいいか」

撫子「…と言うわけ」

向日葵「にわかには信じ難い話ですが…見てしまいましたし信じるしかないですね」

花子「ひま姉もあかりを見たの?」

向日葵「硝子が割れる音がしましたのであわてて来てみたら…」

向日葵「ほうきを持って青ざめた櫻子と割れた硝子を片付ける小さな赤座さんを」

撫子「櫻子…」

花子「はぁ…」

447 : 以下、2... - 2016/01/06 21:15:46.43 XMLbCieX0 374/573


向日葵「ですが、そういう事でしたら私もお力になれそうですわね」

向日葵「楓もいますし、もし多忙な日などありましたら古谷家でお預かりしますわ」

撫子「助かるよひま子…じゃああかりを呼んでくるよ」

撫子「あかり、これからお世話になる時があるかもしれないから挨拶して」

撫子「近所に住んでる古谷向日葵さんだよ」

あかり「よ、よろしくおねがいします!赤座あかりです!」

向日葵「あらあら、よろしくおねがいしますね」

向日葵「さて、櫻子を叱って私とは帰るとしますわ」

撫子「うん、ありがとね」

あかり「ひ、向日葵さん!」

448 : 以下、2... - 2016/01/06 21:17:04.38 XMLbCieX0 375/573


向日葵「はい、何ですの?」

あかり「えーと…さ、櫻子お姉ちゃんを怒らないで!」

あかり「ガラスはあかりが遊んでて割っちゃっただけだから!」

あかり「だからお願い!」

向日葵「赤座さん…」

花子「あかり…」

撫子「…」

向日葵「ふふ…しょうがないですわね」

向日葵「大丈夫ですわ、もう怒りません」

あかり「!ありがとう!!」

向日葵(昔からなんですのね、赤座さんの優しさは…)

向日葵「それではお邪魔しました」

撫子「ん、またね」

花子「まただし」

あかり「またねー!」

449 : 以下、2... - 2016/01/06 21:18:01.42 XMLbCieX0 376/573


櫻子「…」

向日葵「櫻子」

櫻子「あかりのこと怒ってない?」

向日葵「あなたに言われましたからね」

櫻子『向日葵!あかりは悪くないから!』

櫻子『私がほうき振り回してたのが悪いから!だからあかりは怒らないでやって!』

櫻子「へへ、さすが向日葵!」

向日葵「そして、あなたの事も叱りませんわ」

櫻子「え?」

向日葵「赤座さんに怒らないでと言われましたからね…ふふっ」

櫻子「あかり…」

向日葵「良い妹が一人増えましたわね、櫻子」

櫻子「…うん!」

450 : 以下、2... - 2016/01/06 21:18:57.84 XMLbCieX0 377/573


撫子「さて、後はあかりの部屋を決めないとね」

花子「花子の部屋でもいいし」

櫻子「私の部屋は?」

撫子「私の部屋でもいいよ」

あかり「うーん…じゃあ」

誰の寝室か安価↓

451 : 以下、2... - 2016/01/06 21:35:01.44 r/pJOEfyo 378/573

撫子さん

453 : 以下、2... - 2016/01/07 06:05:59.15 G/Os8jx10 379/573


あかり「撫子お姉ちゃんのお部屋がいいなあ!」

撫子「ん、分かった」

撫子「じゃあ準備してくるから櫻子で遊んでて」

櫻子「おいこら!でってなんだ!」

あかり「あはは、櫻子お姉ちゃんはみんなと仲良しだね!」

櫻子「いいかあかり、お前はあんな風になっちゃダメだからな?」

花子「悪い見本は櫻子方だし…全く」

454 : 以下、2... - 2016/01/07 06:08:14.76 G/Os8jx10 380/573


櫻子「あかりぃ、みんなが虐めるよぉ!」

あかり「えへへ、櫻子お姉ちゃんが甘えんぼだぁ」

櫻子「ふふん」ドヤッ

花子「…」イラッ

花子「あかり、花子お姉ちゃんと一緒にあやとりしよ?」

あかり「やるー!」

櫻子「あっ!」

花子「甘いし、櫻子」

櫻子「ぐぬぬ…」

撫子「終わったからお風呂入ろっか…お、あやとりじゃん」

櫻子「ねーちゃんできんの?」

撫子「それなりにね…はい、東京タワー」

あかり「すごぉい!!!!」

撫子「ふふ、後で教えてあげる」

455 : 以下、2... - 2016/01/07 06:09:10.92 G/Os8jx10 381/573


撫子「どうしようかな…花子、あかりとお風呂入っておいで」

花子「分かった、あかり行こ?」

あかり「はーいっ!」

撫子(可愛いな…)

櫻子「ねーちゃん指絡まった」

撫子(バカだ…)

456 : 以下、2... - 2016/01/07 06:10:05.77 G/Os8jx10 382/573


花子「流すよ」

あかり「はーい」

ザパァッ

花子「はい、終わったし」

あかり「花子お姉ちゃんも流すよー」

花子「ん」

ザパァッ

花子「ふぅ…すっきりする…」

花子「じゃあ湯船にはいろ?」

あかり「うんっ」

チャプ…

花子「あったかいね、あかり」

あかり「そうだねー…」

花子「あかり、眠たい?」

あかり「うん…ごめんね…」

花子「今日は色々あったからしょうがないし」

花子「花子が拭いてあげるから出よ?」

あかり「えへへ…花子お姉ちゃんだいすき…」

花子「…悪くないし」

457 : 以下、2... - 2016/01/07 06:11:19.73 G/Os8jx10 383/573


花子「お風呂空いたし」

あかり「うぅん…」

撫子「あれ、もうお眠か」

櫻子「あかりちゃんは九時に寝るって言ってたからなー」

撫子「じゃああかりも九時でバッテリー切れか」

撫子「ありがとね花子、私はあかり寝かしつけてくるから」

櫻子「ほーい」

花子「了解だし」

458 : 以下、2... - 2016/01/07 06:12:14.22 G/Os8jx10 384/573


撫子「あかり、お姉ちゃんがおんぶしたげるから乗っかりな?」

あかり「わぁい…あかりおんぶだいすき…」

撫子「ん、よし」

撫子「櫻子、お風呂入ってていいからね」

撫子「アイスは食べるなよ」

櫻子「食べねーよ!」

459 : 以下、2... - 2016/01/07 06:13:10.94 G/Os8jx10 385/573


撫子「よいしょ…当たり前だけど花子より軽いわ」

あかり「うん…むにゃ…」

撫子「可愛い…」

撫子「おやすみ、あかり」

パタン…

櫻子「上がったよー」

撫子「ん、了解」

撫子「さて、お風呂お風呂っと…」

キュッキュッ…

シャアアアァァ…

撫子「ふぅ…」

キュッ…

チャプ…

撫子「…」

460 : 以下、2... - 2016/01/07 06:15:44.17 G/Os8jx10 386/573


撫子(中学生のあかりちゃんは今も普通に過ごしてる…)

撫子(タイムマシンなんて物があるとも思えないけど実際に過去のあかりちゃんが現代に現れてる)

撫子(タイムマシンがあると仮定して、なぜあかりちゃんを現代に送ったのか…)

撫子(…犯人はあかりちゃんに近い人で間違いは無さそうだけど)

撫子「まあいいか…」

ザバッ

カラララ…

撫子「さっぱりした…」

撫子「寝よ…」

キィ…

撫子「…あかり、起きたの?」

あかり「…うん」

461 : 以下、2... - 2016/01/07 06:16:56.02 G/Os8jx10 387/573


撫子「怖い夢でも見た?」

あかり「違う…」

あかり「笑わない…?」

撫子「笑わない」

あかり「あのね…寂しかったの…」

あかり「あかりまだ一人で眠れないから…」

撫子(そりゃそうか…人んちでいきなり爆睡できるのは櫻子くらいだし)

撫子「いいよ、お姉ちゃんと一緒に寝ようか」

あかり「うんっ」

モゾモゾ

あかり「えへへ」

撫子「よしよし…」ナデナデ

あかり「ん…」

撫子「ねえ、あかり」

あかり「んー…?」

462 : 以下、2... - 2016/01/07 06:18:02.23 G/Os8jx10 388/573


撫子「もし、このまま…ッ」

撫子(何を言おうとしてるんだ…!?)

撫子「いや、なんでもない」ナデナデ

あかり「そーお…?」

撫子「うん、だからおやすみ、あかり」

あかり「おやすみぃ…」

撫子(もし、このまま戻れなかったら)

撫子(この家で私達とずっと一緒に暮らそうか)

撫子「…バカみたいね」

あかり「お姉ちゃん…」

撫子「寝言…?」

あかり「だぁいすき…」

撫子「…」

撫子「…寝よ」

463 : 以下、2... - 2016/01/07 06:19:00.72 G/Os8jx10 389/573


ピピピピッ

ピピピピッ

撫子「……」

ピピ…

撫子「…あかりは」

あかり「くぅ…んにゃ…」

撫子「よかった…」

撫子(…よかった?)

撫子(あかりが帰っていなくて?)

撫子「…はぁ、らしくないな」

464 : 以下、2... - 2016/01/07 06:20:15.94 G/Os8jx10 390/573


撫子「起きて、あかり」

あかり「ふわぁ…おはよ…」

あかり「…」

撫子「昨日から止まってたんだけど忘れちゃったかな?」

あかり「…あ、思い出したっ」

撫子「ならよかった、櫻子と花子起こしてくるけど一緒にいく?」

あかり「いく!」

ガチャ

あかり「どーん!!あかり爆弾!!」

櫻子「ぶふぅっ!!!!」

465 : 以下、2... - 2016/01/07 06:21:12.60 G/Os8jx10 391/573


撫子「早く起きな」

あかり「櫻子お姉ちゃん起きてー!!」

櫻子「起きてるよ!あかりめー、仕返しだぁ!!」

あかり「わああ!櫻子お姉ちゃんが怒ったぁ!あはは!」

櫻子「ほら捕まえたぁ!これでもくらえー!!」

あかり「あ、あはは!くすぐっちゃダメ!!あはは!!」

櫻子「もっとかぁ!?もっとして欲しいかぁ!?」

撫子「早く顔洗ってこい」

466 : 以下、2... - 2016/01/07 06:22:35.69 G/Os8jx10 392/573


花子「おはよう…」

あかり「おはよう、花子お姉ちゃんっ」

花子「あかり…おはようだし」

櫻子「花子があんな優しい顔してる!」

花子「櫻子以外にはやってるから」

櫻子「なんで私にはしてくれないの?」

花子「優しくするとつけあがるからだし」

櫻子「なんだとぉ!?」

撫子「はいはい、いいから

あかり「変身、ケンカいけないんジャー!!」

櫻子「あ、あかり…?」

花子「何やってるの…?」

467 : 以下、2... - 2016/01/07 06:24:01.72 G/Os8jx10 393/573


あかり「えへへ、喧嘩はよくないからいけないんジャーが止めたんだよぉ!」

あかり「花子お姉ちゃんも、櫻子お姉ちゃんももう喧嘩しない?」

花子「ふふ…あかりの顔に免じて許してやるし」

櫻子「まああそこまでやられたらね、へへっ」

あかり「ふふんっ」

花子「あかり、偉い偉い」なでしなでし

櫻子「ねーねーもっかいやってよ!」

あかり「喧嘩止めるンジャーは喧嘩を止めると帰っちゃうからできないんだよぉ!」

櫻子「そっかそっか、はははっ!」

撫子「…ふふっ」

468 : 以下、2... - 2016/01/07 06:28:22.57 G/Os8jx10 394/573


櫻子「さて、あかり!向日葵んとこ行くぞ!」

あかり「おー!」

花子「学校は?」

櫻子「設立記念日で休みだよー!」

櫻子「じゃあ行ってくる!」

あかり「行ってきまーす!!」

撫子「遅くならないようにね...って聞こえてないか」


469 : 以下、2... - 2016/01/07 06:28:50.81 G/Os8jx10 395/573


向日葵「いらっしゃい、赤座さん」

あかり「遊びに来たよ!」

向日葵「ええ、ゆっくりして行ってくださいね」

櫻子「向日葵ーお菓子どこー?」

向日葵「全く櫻子ったら…こっちの戸棚の中に入れてあると言ったでしょう?」

櫻子「そうだっけ?」

ギャーギャー

あかり「なにしよっかなー」

「あなたがあかりちゃん?」

あかり「んん?そうだよ!」

「そっかぁ、よろしくね」

「楓は楓って言うの!」

あかり「楓ちゃんかぁ、よろしくね!」

470 : 以下、2... - 2016/01/07 06:29:43.99 G/Os8jx10 396/573


あかり「ねえねえ、一緒に遊ぼ?」

「いいよ、何するの?」

あかり「えーとね、かくれんぼ!」

あかり「櫻子お姉ちゃん達も誘ってみんなでやろー!」

「すっごく楽しそうっ!おねーちゃーん!」

あのね、かくれんぼするんだけど……………
……………………
………………
…………


櫻子「ごー、ろーく、しーち、はーち、きゅー、じゅー!!」

471 : 以下、2... - 2016/01/07 06:31:04.44 G/Os8jx10 397/573


櫻子「まずは向日葵からだ!!」

櫻子「出てこーいおっぱい忍者ー!!」

「ドキドキするの…」

あかり「声が遠くなったから大丈夫だよっ」

向日葵見つけたあ!

「おねーちゃん見つかっちゃったみたい…」

さぁて後はあのちびっ子二人だけど…

あかり「そうだ、楓ちゃん」

「なに?」

あかり「お布団の中に隠れたら暗いし分からないんじゃないかな?」

「確かにっ」

「じゃああかりちゃんどーぞっ」

あかり「おじゃましまーす…ふわふわだよっ」

「楓も…ふかふかなのっ」

あかり「えへへ、楓ちゃんお話しよっか」

「うんっ」

472 : 以下、2... - 2016/01/07 06:33:21.00 G/Os8jx10 398/573


櫻子「ど、どこに隠れてるんだあの二人…」

向日葵「あと探してないのは押し入れの中ですわね」

櫻子「そこだぁ!」

ドタドタ…

向日葵「全く...本当に落ち着きがありませんわね」

櫻子「この押し入れだな!よーし!」

ガラッ

櫻子「お?」

473 : 以下、2... - 2016/01/07 06:34:21.37 G/Os8jx10 399/573


向日葵「もう、櫻子!もう少し落ち着いて行動しませんと!」

櫻子「しーっ」

向日葵「はぁ?」

櫻子「見ろよ向日葵、天使みたいじゃね?」

向日葵「あら…ふふふっ」

あかり「くぅ…くぅ…」

「むにゃ……くぅ…」

櫻子「あかりちゃんって小さい時からこんなに可愛かったんだなー…」

向日葵「本当に、可愛らしい寝顔ですわね」

474 : 以下、2... - 2016/01/07 06:35:17.11 G/Os8jx10 400/573


櫻子「なんか私も眠くなってきたな…ふわあー…」

向日葵「私も…布団敷きましょうか…」

櫻子「おー…手伝うわ…」

向日葵「そんな眠そうな顔で言われても困りますわ…すぐに敷くから待ってなさい?」

櫻子「んー…」

向日葵「よっ…もういいですわよ」

櫻子「向日葵も一緒に寝るんだろー…こっちこいよー…」

向日葵「はいはい、いきますわよ」

モゾモゾ…

櫻子「……ぐぅ」

向日葵「相変わらず早いですわね…ふふっ」

向日葵「おやすみなさい、櫻子…」

475 : 以下、2... - 2016/01/07 06:36:27.16 G/Os8jx10 401/573


撫子「なるほどね」

向日葵「…///」

櫻子「…///」

撫子「まあ、よかったんじゃない?」

向日葵「うぅ…///」

櫻子「まさかねーちゃんが来るなんて…///」

あかり「みんなでおひるねしたんだよねー」

「ねー」

撫子「とりあえず今日のところはこの二人の天使に感謝、だね」

あかり「?」

「?」

476 : 以下、2... - 2016/01/07 06:37:36.41 G/Os8jx10 402/573


撫子「ま、がんばりなひま子」

向日葵「はい…///」

撫子「そろそろ帰ろうか、花子も待ってるし」

あかり「はーい!」

櫻子「うん…///」

「あかりちゃん、またねー!」

あかり「またねー楓ちゃんっ!」

櫻子「えっと…また明日…///」

向日葵「え、ええ…///」

撫子「ただいま」

あかり「ただいま!」

櫻子「ただいま…///」

花子「おかえり…櫻子顔が真っ赤だし」

櫻子「う、うるさい…///」

477 : 以下、2... - 2016/01/07 06:38:35.78 G/Os8jx10 403/573


櫻子「ふぅ、食べた食べたー!」

あかり「ごちそうさまでした!」

花子「ご飯食べると急に元気になったし」

撫子「お風呂できてるから入っちゃいな」

櫻子「よしっ、あかり!行くぞ!」

あかり「行くぞー!」

花子「あ…」

撫子「…あかりが取られちゃって寂しいの?」

花子「別に…」

撫子「ふふ…」

478 : 以下、2... - 2016/01/07 06:39:23.36 G/Os8jx10 404/573


あかり「ねー、櫻子お姉ちゃん」

櫻子「んー?」

あかり「櫻子お姉ちゃんは向日葵さんの事が好きなの?」

櫻子「ぶっ!!」

櫻子「だ、だだだ誰が向日葵の事なんか!!」

あかり「好きじゃないの?」

櫻子「う…」

あかり「あかり、誰にも言わないよ?」

櫻子「……好きだよ」

479 : 以下、2... - 2016/01/07 06:41:12.96 G/Os8jx10 405/573


櫻子「でも、向日葵の前に行くとさ…なんか素直になれないんだよね…」

櫻子「本当はもっと仲良くしたいんだけどね…ははは…」

あかり「櫻子お姉ちゃん、大丈夫だよ」

櫻子「え…?」

あかり「あかりはね、最近このお家に来たばっかりだから向日葵さんの事はよく分かんないけど」

あかり「櫻子お姉ちゃんに好きだよって言われて嬉しくない人なんていないから!」

櫻子「あかり…」

あかり「だからね、櫻子お姉ちゃんの素直な気持ちを言ってきてあげて?」

あかり「向日葵さんきっと喜ぶから!」

櫻子「…いい子だな、あかりは」クシャクシャ

あかり「わっ…えへへ…」

櫻子「よし、決めた!今から行ってくる!」

あかり「うん、頑張ってね!」

櫻子「ありがとな、あかり!」

ザバッ

ガラガラッ

480 : 以下、2... - 2016/01/07 06:42:20.92 G/Os8jx10 406/573


櫻子「ねーちゃん服頂戴!今から向日葵のとこ行くから!」

撫子「今から?もう遅いんだから明日にしなよ」

櫻子「無理!今すぐ言わなきゃいけない事がある!」

撫子「…いい顔してるね、櫻子」

撫子「分かった、すぐ持ってくる」

櫻子「ねーちゃん…!」

花子「櫻子」

花子「その…頑張って」

櫻子「花子ぉ…!」

481 : 以下、2... - 2016/01/07 06:43:04.28 G/Os8jx10 407/573


撫子「はい、着替えだよ」

あかり「髪留めも忘れちゃダメだよ?」

櫻子「ねーちゃん…花子……あかり」

櫻子「グスッ……ありがと……グスッ」

撫子「泣くのはひま子に言ってからにしな?」

花子「早く行けし」

あかり「えへへ…」

櫻子「…っ」

櫻子「行ってくる!!」

バタンッ

482 : 以下、2... - 2016/01/07 06:43:55.46 G/Os8jx10 408/573


花子「…世話の焼ける姉だし」

あかり「花子お姉ちゃん、お顔がニコニコしてるよ?」

花子「気のせいだし」

撫子「ありがとう、あかり」

撫子「櫻子の事、応援してくれたんだよね」

あかり「あかりは思った事言っただけだよ?」

花子「それでもあかりがやった事は偉いし」なでしなでし

撫子「 ほんとに偉いよ、あかり」ナデナデ

あかり「えへへ…」

撫子「櫻子は泊まっていくんだろうし、私はお風呂入ってあかりと寝るからね」

花子「了解だし、あかりはそれまで花子お姉ちゃんとお話しよ?」

あかり「うんっ」

483 : 以下、2... - 2016/01/07 06:45:40.51 G/Os8jx10 409/573


花子「あかりはこの家に来てから楽しい?」

あかり「うん、楽しいよ!」

花子「…前の家が寂しくなったりしないの?」

あかり「……実はね、あかり前のお家のことよく覚えてないの」

花子「ど、どういう事……?」

あかり「結衣隊長や京子ちゃんと遊んだ事とかは覚えてるんだけど、お家でどんなことしてたか思い出せないんだ…」

花子「あかり…」

あかり「だから、このお家がだいすき!」

あかり「お姉ちゃんがいっぱい居て…みんな仲良しで」

あかり「みんなだいすき!」

花子「っ…」

ギュッ

あかり「花子お姉ちゃん…?」

花子「花子も、櫻子も、撫子お姉ちゃんも」

花子「あかりのこと大好きだし」

花子「大事な家族だから」

あかり「えへへ…ありがとう、花子お姉ちゃん」

484 : 以下、2... - 2016/01/07 06:46:53.54 G/Os8jx10 410/573


撫子「空いたよ」

花子「うん、あかり…おやすみ」

あかり「おやすみ、花子お姉ちゃんっ」

撫子「じゃ、部屋に行こうか」

あかり「うんっ」

モゾモゾ

撫子「花子とどんな話してたの?」

あかり「あかりのお家の事だよ」

撫子「そっか...」

あかり「あかりね、このお家が大好き」

あかり「優しくてあかりのことを引っ張ってくれる花子お姉ちゃん」

あかり「元気いっぱいであかりと一番よく遊んでくれる櫻子お姉ちゃん」

あかり「かっこよくてキレイで、すっごく優しくて...あかりを守ってくれる撫子お姉ちゃん」

あかり「あかりのお姉ちゃんはみーんな大好きっ」

あかり「あと、向日葵さんと楓ちゃんも大好き!」

撫子「...あかり、ありがとう」

撫子「私も大好きだよ...」

あかり「えへへ…幸せだねっ」

撫子「うん…幸せだよ」

あかり「お姉ちゃんが幸せならあかりも...嬉しいよぉ......」

あかり「くぅ...」

撫子「...この子は」

撫子「何があっても守らなきゃね」

撫子「おやすみ、あかり...」

485 : 以下、2... - 2016/01/07 06:47:48.24 G/Os8jx10 411/573



ピンポーン

撫子「こんな朝早くに...櫻子…?」

「ごめんください!船見です!」

撫子「...今開ける」

カチャン

結衣「はぁ...はぁ...すみません、こんな時間に...」

結衣「分かりました...小さいあかりのこと...!」

撫子「!!」

花子「撫子お姉ちゃん...」

撫子「花子、あかりを起こして」

撫子「あとひま子と櫻子も連れてきて」

花子「分かったし」

撫子「船見さん、上がって」

結衣「お邪魔します...」

486 : 以下、2... - 2016/01/07 06:49:48.23 G/Os8jx10 412/573


撫子「それで、何がわかったの?」

結衣「...私の口から説明できないので、人を呼んであります」

西垣「私だ」

撫子「...どうも」

西垣「そう身構えてくれるな、簡単な話だ」

西垣「私の作ったタイムマシン試作五号とちょっとした薬を持ち出した不届き者がいると言う事だ」

撫子「...心当たりは?」

西垣「それは船見の方が詳しいと思うぞ」

結衣「...私はゲームとか小説が好きで、タイムスリップの話はたくさん知ってます」

結衣「タイムスリップする理由は大体未来を変える、とかそんな感じです」

結衣「...私の憶測を纏めると」

結衣「あかりの未来、過去を変えたがっている人物がいて」

結衣「その人はあかりにとって身近な存在で」

結衣「...あかりを、赤座家から追い出そうとしている」

487 : 以下、2... - 2016/01/07 06:50:51.13 G/Os8jx10 413/573


撫子「どうして追い出す必要が?」

西垣「持ち出された薬の瓶には、記憶障害を故意に引き起こさせる薬が入っていたからだ」

西垣「その薬を投薬すればある事柄についての記憶を抹消できる」

撫子「ある事柄...?」

西垣「一番幸せだった記憶だ」

西垣「記憶喪失は戻る場合があるが、抹消と言うことは完全に消し去る事だ」

西垣「二度と戻ることは無い」

撫子「そんな...っ」

結衣「あかりから元の家族の事は聞きましたか?」

撫子「...聞いてない」

花子「花子が聞いたし」

あかり「花子お姉ちゃん…」

花子「大丈夫、花子お姉ちゃんがついてるから」

花子「...あかりは前の家族の事は何も覚えてないって言ってた」

西垣「やはりな」

結衣「...犯人が、分かりました」

西垣「出て来い、赤座」

あかね「...ふふ、バレちゃったみたいね」

488 : 以下、2... - 2016/01/07 06:52:35.18 G/Os8jx10 414/573


あかね「初めまして、撫子さん」

あかね「あかりの姉の、赤座あかねよ」

ガラッ

櫻子「あかり!」

向日葵「赤座さん!」

「あかりちゃん!」

撫子「これで全員だね」

撫子「あかり、こっちに来な」

あかり「う、うん...」

西垣「私のタイムマシンと薬の事についてはとやかく言わん」

撫子「どうしてこんな事をしたのか、教えてください」

あかね「いいわ、全て話しましょう…」

489 : 以下、2... - 2016/01/07 06:53:40.27 G/Os8jx10 415/573


あかね「大学の帰り道、偶然タイムマシンを見つけた私は興味本位で未来の私を見に行ったわ」

結衣「西垣先生...」

西垣「整備中だったんだ」

あかね「そこで私が見たものはね」

あかね「私があかりをめちゃくちゃにしてる光景よ」

向日葵「...」

あかね「私はあかりのことを愛してるわ」

あかね「でもね...ダメなのよ」

あかね「他の誰でもない、あかりを一番愛していた私が」

あかね「あかりを犯していたのよ?」

あかね「だからタイムマシンで過去に遡ってあかりの記憶を薬で消したわ」

西垣「その薬はどうやって手に入れた?」

あかね「理科室から拝借しました」

490 : 以下、2... - 2016/01/07 06:55:03.90 G/Os8jx10 416/573


あかね「そして...私に犯されている間泣きながら呼んでいた名前の女性」

あかね「その女性の元へ過去のあかりを置いてきたわけよ」

あかね「だから...あかりをよろしくね」

あかね「撫子さん」

あかり「あかねお姉ちゃん...」

あかね「...大丈夫よ、あかり」

あかね「私を想うなら...この人達と暮らして欲しいの」

撫子「でも、この時代にあかりを置いていくと現代のあかりちゃんは...?」

西垣「心配いらん」

櫻子「西垣先生...」

西垣「小さい赤座が自分は大室家の人間だと認めれば現代の赤座に記憶が引き継がれる」

西垣「当たり前といえば当たり前だがそうなると未来も過去も変わる」

西垣「何がどうなるかは分からんが、それでもいいのか?」

491 : 以下、2... - 2016/01/07 06:56:48.07 G/Os8jx10 417/573


花子「...花子は、いい」

花子「形はどうなったって、あかりとずっと一緒にいられるなら」

櫻子「私も」

櫻子「あかりのおかげで向日葵と今こうして一緒にいられる」

向日葵「櫻子...」

櫻子「その恩返しもしてないし、何より妹が一人減るなんて考えられないね!」

あかね「大切にしてもらったのね...あかり...」

撫子「...私は」

撫子「ずっと一緒にいたい」

撫子「あかりを守るって決めたから」

あかね「...決まりね」

あかり「あかねお姉ちゃんは寂しくないの?」

あかね「ええ、私には妹がいない、そう言う事実になるだけだから」

あかね「ありがとう、あかり」

あかり「えへへ...」

結衣「あかねさん...」

492 : 以下、2... - 2016/01/07 06:57:28.30 G/Os8jx10 418/573


あかり「結衣隊長」

あかり「花子お姉ちゃん」

あかり「櫻子お姉ちゃん」

あかり「向日葵さん」

あかり「楓ちゃん」

あかり「あかねお姉ちゃん」

あかり「...撫子お姉ちゃん」

撫子「…うん」

あかり「みんなみんな、大好き!」

ピカッ

493 : 以下、2... - 2016/01/07 06:58:38.99 G/Os8jx10 419/573


「おきてよぉ、櫻子ちゃん!」

「おこしてー…」

「ほっとくし、あかりお姉ちゃん」

「それよりご飯食べよう?」

「うぅー...ごめんね櫻子ちゃん」

「ん、おはようあかり」

「あ、撫子お姉ちゃん!おはよう!」

494 : 以下、2... - 2016/01/07 06:59:12.08 G/Os8jx10 420/573


「あかりー...どこー…」

「ここだよぉ、櫻子ちゃん」

「ひま子と付き合ってるのにまだあかり離れできないの?」

「情けないし」

「うるせー!」

「まあまあ...さて、みんな揃ったしあかりからクリスマスプレゼントを渡すよぉ!」

「マジで!?さっすがあかり!!」

「えへへ...プレゼントはあかりだよぉ!」


~大室家in幼あかりwith古谷家~

495 : 以下、2... - 2016/01/07 07:00:56.03 G/Os8jx10 421/573

>>178にある程度繋がるように書いてみました。
とりあえず小学生組みで最後みたいなのであと少しどうかお付き合い下さい。
では、また来ます。

496 : 以下、2... - 2016/01/07 09:03:38.11 dnz6W2BhO 422/573


これはスレを一つ建ててやるレベルだな
出来たら花子ルート櫻子ルートも読みたいが、駄目だろうか?

497 : 以下、2... - 2016/01/07 18:32:17.69 sK/5ld7HO 423/573


あかねさんが悪役か
最後はあかねさんを幸せにしてあげてください

498 : 以下、2... - 2016/01/07 19:35:43.68 96rqXey0O 424/573


悪役も何も原作でもパンツ被る変態さんですやん…

499 : 以下、2... - 2016/01/07 22:49:08.96 9ocA9hICO 425/573

乙乙~
イッチの執筆スピードもレベルも高水準過ぎて訳わからん
作家さんか?

501 : 以下、2... - 2016/01/08 08:52:21.87 RFPWwng90 426/573

>>496、>>497
櫻子花子あかねさんルート了解です!
別スレか渋かで書くのでまた書きあげたら報告します。

>>499
私には勿体無いお言葉...ありがとうございます!
去年から書き始めた全くのド素人でございます。

入れ替わりいきます。

502 : 以下、2... - 2016/01/08 08:54:08.48 RFPWwng90 427/573


あかり「おはよう...」

あかね「おはよう、あかり」

あかり「お、お姉さ...ちゃん、おはよう!」

あかね「ふふっ、寝ぼけてるの?」

あかね「ほら、ご飯食べて顔洗って来なさい?」

あかり「は、はあい...」

ピンポーン

あかり「あ、来たみたいだ...行ってきます」

あかね「行ってらっしゃい」

あかね「...なんか変だったわね」

503 : 以下、2... - 2016/01/08 09:00:37.52 RFPWwng90 428/573


結衣「おっはよぉ、結衣ちゃん!」

あかり「おはよう、あかり」

京子「うわぁ、すげぇ違和感...」

京子「で、どう?」

京子「入れ替わった原因とか思い出せる?」

あかり「うーん...昨日は何かを買いに行ったんだよな」

結衣「それが何かは思い出せないしね...」

京子「おいおい、今日は終業式だぞ?」

京子「まさか冬休み中このまま過ごす訳じゃ...」

あかり「それは無理だろうな、ボロが出る」

結衣「あかりもだよぉ」

京子「あーややこしい!!」

504 : 以下、2... - 2016/01/08 09:02:16.23 RFPWwng90 429/573


京子「じゃあしっかりやれよ、結衣」

あかり「まああかりの真似して過ごせばいいだけだしな」

結衣「結衣ちゃん頑張って!」

あかり「うん、行ってくるよ」

ガラッ

あかり「おはよう」

櫻子「おはよー、あかりちゃん!」

向日葵 「おはようございます、赤座さん」

あかり「やあ、古谷さん、大室さん」

505 : 以下、2... - 2016/01/08 09:03:21.64 RFPWwng90 430/573


櫻子「お、大室さん...!?」

向日葵「古谷さん...!?」

あかり「あ...」

あかり(そうだ、確か二人とも下の名前で呼んでたよな)

あかり「じ、ジョークだよ!櫻子ちゃん、向日葵ちゃん!」

櫻子「へ?チョーク?」

向日葵「誰もそんな事言ってませんわ...」

向日葵「それにしても、赤座さんもおちゃめさんですのね」

向日葵「ちょっと意外でしたわ、ふふ」

あかり「あ、あはは」

あかり(よし、大丈夫みたいだな...)

506 : 以下、2... - 2016/01/08 09:04:33.40 RFPWwng90 431/573


結衣「おはよー!」

綾乃「!?」

千歳「船見さんえらい元気いっぱいやなー」

京子「ちょ!」

結衣「?」

京子「そんな結衣気持ち悪いだろ!」ヒソヒソ

結衣「ええ?そうかな...」ヒソヒソ

京子「とにかくクールな感じで!分かった?」ヒソヒソ

結衣「うん!分かったよぉ!」

京子「ダメだこりゃ...」

507 : 以下、2... - 2016/01/08 09:05:28.84 RFPWwng90 432/573


綾乃「ふ、船見さん何かいい事でもあったの?」

結衣「うん、今日は朝からオムライス作って食べたんだぁ」

綾乃「オム...え?」

京子「あーほら!結衣はオムライスが大好きで1年間365日3食オムライスでも問題ないぐらい好きなんだ!な!」

結衣「さすがに飽きちゃうよぉ...」

綾乃(なんか今日の船見さんちょっと可愛い...って何を考えてるの!?///)

508 : 以下、2... - 2016/01/08 09:07:22.16 RFPWwng90 433/573


「では大室さん、この問題の答えを口頭で答えてください」

櫻子「ええと...うーん...」

向日葵(しょうがないですわね...)

向日葵「櫻子、そこは

あかり「…5xy」ボソッ

509 : 以下、2... - 2016/01/08 09:08:02.08 RFPWwng90 434/573


櫻子「!5xyです!」

「よく出来ました、座っていいですよ」

ちなつ「あかりちゃんすごいね...」

あかり「そうかな?」

櫻子「ありがとう、あかりちゃん!」

あかり「声が大きいし、前向いてないとまた先生に当てられるぞ?」

櫻子「そ、そうだった...へへへ」

向日葵(赤座さんがクールですわ...)

櫻子(うう...なんかドキドキする...///)

510 : 以下、2... - 2016/01/08 09:09:28.95 RFPWwng90 435/573


「じゃあこの問題を、船見さん」

結衣「は、はい!」

結衣(2年生の問題なんて分からないよぉ!)

結衣「えっと、これは...」

綾乃「...1/36よ」

結衣「1/36です!」

「はい、正解です」

結衣(助かったぁ...)

結衣「ありがとう、杉...綾乃...ちゃんっ」

511 : 以下、2... - 2016/01/08 09:10:07.43 RFPWwng90 436/573


京子(おしい!ちゃんは付けない!)

綾乃「え!?」

綾乃「い、いいのよふふふ船見さん!///」

綾乃「こ、このくらい朝飯前田のクラッカーよ!///」

京子(綾乃が面白いことになってる...)

結衣「ふふ、なにそれぇ」

綾乃(なによ何なのよ今日の船見さん!!///)

512 : 以下、2... - 2016/01/08 09:12:49.92 RFPWwng90 437/573


櫻子「給食だー!!」

ちなつ「今日は磯辺揚げだね、櫻子ちゃん」

向日葵「櫻子の大好物ですわね」

あかり(へぇ、そうなんだ...)

櫻子「いただきます!!」

櫻子「うめえ!!」

向日葵「食事中くらい静かになさい」

あかり「まあまあ、賑やかな方が楽しいし」

櫻子「ほら見ろ!向日葵はおっぱいに常識を取られすぎなんだよ!」

あかり「かと言って限度を考えずに騒がしくするのも良くないぞ、櫻子ちゃん」

櫻子「ぐ...確かに...」

ちなつ「あ、あかりちゃん今日ずいぶん大人だね...」

あかり「き、気のせいじゃないかな!?」

櫻子「あ、無くなっちゃった...」

向日葵「はぁ...慌てて食べるからですわ、全く」

513 : 以下、2... - 2016/01/08 09:14:23.76 RFPWwng90 438/573


あかり「はい、櫻子ちゃん」

あかり「私のを一つあげるよ」

櫻子「いいの!?」

向日葵「あ、赤座さん...それは赤座さんに申し訳ないと言いますか...」

あかり「気にしなくていいよ、あんまりお腹減ってないし」

あかり「向日葵ちゃん、気遣ってくれてありがとう」

向日葵「!!///」

ちなつ「...私?」

櫻子(うーん、なんかさっきのヤツよりおいしいな…なんでだろ?)

向日葵(あああああ///)

あかり(あかりのクラスは面白いな)

514 : 以下、2... - 2016/01/08 09:16:31.29 RFPWwng90 439/573


結衣「わぁい給食だよぉ!」

京子「わぁい給食だよぉ!」

千歳「二人でなにしてんの?」

京子「あかりの真似!!変な意味じゃ無いよ!!」

千歳「確かに赤座さんそっくりやったなぁ」

綾乃「いいから食べるわよ?」

結衣「いただきまぁす!」

綾乃「...」

千歳「綾乃ちゃん?」

綾乃「いや、なんでもないのよ...」

綾乃(お箸忘れた...)

結衣「…」

515 : 以下、2... - 2016/01/08 09:18:29.34 RFPWwng90 440/573


結衣「綾乃ちゃん」

綾乃「?」

結衣「あーんっ」

千歳「!?」

京子「」

綾乃「え、え!?」

結衣「綾乃ちゃん、お箸忘れちゃったんだよね?」

結衣「ごめんね、あk「ガッタン!!」は今日割り箸持ってきてないから...」

結衣「...京子ちゃんなにやってるの?」

京子「そ、空飛ぶあかりがいたから...つい立ち上がった...」

結衣「あかりはお空なんて飛べないよぉ!?」

516 : 以下、2... - 2016/01/08 09:19:03.94 RFPWwng90 441/573


結衣「えっと...だから綾乃ちゃんが嫌じゃなかったらどうかなって」

綾乃「べ、別に嫌じゃないけど...///」

結衣「じゃあはいっ」

綾乃「うぅ...あーん...///」

パクッ

結衣「えへへ、どうかな?」

綾乃「おいしい……///」

千歳「 」スチャッ

千歳「これは...新境地やわー...」ドクドク

京子(もうどうにでもなれ)

綾乃(船見さん...///)

結衣(杉浦先輩美味しそうに食べるなぁ)

517 : 以下、2... - 2016/01/08 09:21:07.68 RFPWwng90 442/573


キーンコーンカーンコーン

あかり「よし、放課後だな」

ちなつ「あ、ごめんあかりちゃん」

ちなつ「今日はお姉ちゃんと買い物に行くからごらく部行けないって言っといてくれる?」

あかり「分かった、雪降ってるから気をつけてね」

あかり(あかりなら...こういう時笑うのかな)

あかり「楽しんでおいで」ニコッ

ちなつ「っ!?///」

ちなつ(な、なにこの天使の笑顔は...!!)

ちなつ(ダメよチーナ!私には結衣先輩が...!)

ちなつ「ま、また明日!///」

あかり「そんなに急いでたのかな?」

あかり(まあ私とあかりがこんな状態じゃごらく部どころじゃないよな...)

あかり(一応行ってみるか...)

518 : 以下、2... - 2016/01/08 09:22:07.37 RFPWwng90 443/573


櫻子「あ、あかりちゃん!」

向日葵「赤座さん!」

あかり「ん?」

さくひま「「よかったら一緒に帰ろ!!」りませんか!?」

櫻子「なんだよ!向日葵は一人でも大丈夫だろ!」

向日葵「櫻子こそたまには一人で帰ったらどうですの!?」

櫻子「なんだとー!そんなおっぱいだから歩くのが遅いんだよ!」

向日葵「関係ないでしょう!?あなたこそおっぱいが無いから道に迷うのではなくて!?」

櫻子「言ったなこのぉ!!そのおっぱい取って焼いて食ってやる!!」

向日葵「上等ですわ!!」

あかり「はいはい、ストップ」

519 : 以下、2... - 2016/01/08 09:23:12.42 RFPWwng90 444/573


あかり「二人とも同じ方向なんだよね?」

櫻子「そうだけど...」

あかり「じゃあ3人で帰ろうか」

あかり「それなら文句ないだろ?」

向日葵「た、確かにそうですけど...」

あかり「はい、じゃあもう終わり」

あかり「帰ろ、二人とも?」

櫻子「...うん///」

向日葵「はい...///」

櫻子(あかりちゃんかっこいいなぁ...///)

向日葵(赤座さん...///)

あかり(ある意味京子より手がかかるな)

520 : 以下、2... - 2016/01/08 09:25:23.34 RFPWwng90 445/573


結衣「んーっ、終わった!」

京子「2年生の問題はあかりにゃ難しかったよなー」

結衣「うん、杉浦先輩が教えてくれなかったらどうなってたか分からないよぉ」

京子(綾乃のやつずっとあかりにくっついてたもんな)

京子「さて、ごらく部行きますか!」

結衣「あ、先に行ってて!」

京子「ん?いいけどなんか用事?」

結衣「杉浦先輩にお礼言わないとね」

京子「相変わらずいい子だなー、じゃあ先に行ってるよー」

京子(ま、それがあかりのいい所だけどさ...//)

結衣「はーいっ」

521 : 以下、2... - 2016/01/08 09:26:45.94 RFPWwng90 446/573


ポンポン

綾乃「ケホッケホッ...うぅ、煙たいわね...」

スッ

結衣「やるよ、綾乃ちゃんっ」

綾乃「えっ///」

結衣「大丈夫、黒板とかは任せて?」

綾乃「で、でも...///」

結衣「今日すっごく助けてもらったから恩返ししたいんだぁ」

結衣「だからね、お願い」

綾乃「そこまで言うなら...///」

結衣「ありがとう、綾乃ちゃん!」

ポンポン

結衣「ふんふん~♪」

綾乃「...///」

千歳「...」

522 : 以下、2... - 2016/01/08 09:27:22.61 RFPWwng90 447/573


結衣『綾乃の髪が汚れるよ...貸して』

綾乃『だ、大丈夫よ!これくらい...ケホッケホッ』

結衣『言わんこっちゃない...まずは身体の中に入った粉を出さないとな...』

綾乃『ふ、船見さん...///』

結衣『結衣って呼んでよ...綾乃...』

綾乃『ゆ、結衣...///』

千歳「たまらんわぁ...」ドクドク

523 : 以下、2... - 2016/01/08 09:29:15.82 RFPWwng90 448/573


あかり「ふぅ...」

ポフッ

あかり「なんか疲れたな...」

スーキースーキーダイスキーアーイシーテルー

あかり「うわっ!?」

あかり「携帯か...それよりこの歌...//」

櫻子ちゃん:また今度二人で遊ぼうよ!

向日葵ちゃん:今度は櫻子抜きで遊びませんか?

ちなつちゃん:今日はありがとう、楽しめたよ!

あかり「みんな律儀だなぁ...」

あかり「とりあえず返信して...と」

あかり「...あかりにも送ってみるか」

あかり「あ...あ......あかりで探してもあるはずないか」

524 : 以下、2... - 2016/01/08 09:31:44.78 RFPWwng90 449/573


結衣「ただいまぁ」

結衣「...そっか、結衣ちゃん一人暮らしだもんね」

結衣「寂しくないのかな...」

シャーシンヲトルートーカーオガカクレールー

結衣「わっ!」

結衣「...これって///」

綾乃:今日は楽しかったわ、今度どこか行きましょう?

京子:ヾ(:3ノシヾ)ノシひま

千歳:ありがとう船見さん

結衣「わぁ、杉浦先輩からだ!」

結衣「京子ちゃんと池田先輩からも来てるね!」

結衣「返信返信っと...」

アーナタノタメニアイノメッセージ

結衣「わぁ!?///」

結衣「着信音が違うよぉ...誰だろう?」

あかり☆:入れ替わった原因、なんとなく思い出せた?

結衣「結衣ちゃんかぁ...うーん...」

ツーヨークナルーヒケツナンカナイー

あかり「...着信音が違う」

結衣ちゃん☆:二人でお買い物に行ったよね?あの後結衣ちゃんのお家に行くまでは入れ替わってなかったよぉ> <

あかり「...もしかして」

525 : 以下、2... - 2016/01/08 09:34:00.30 RFPWwng90 450/573


ピンポーン

結衣「誰だろう、こんな時間に...」

結衣「はーいっ」

ガチャ

あかり「あかり!原因の事なんだけど!」

結衣「原因の事?」

あかり「うん、とにかく中で話すよ」

結衣「分かったよぉ」

あかり「二人で買い物した後、私の家に来たよね?」

結衣「うん、結衣ちゃんが作ってくれたオムライスとっても美味しかったよぉ!」

あかり「あ、ありがとう...///」

あかり「その後二人で寝ちゃった事覚えてる?」

結衣「覚えてるよぉ」

結衣「それで起きたら結衣ちゃんと入れ替わってたんだよね」

あかり「その通り」

526 : 以下、2... - 2016/01/08 09:36:14.24 RFPWwng90 451/573


あかり「...言いにくいんだけどさ、あの時」

あかり「寝てるあかりに...キス...したんだ...///」

結衣「へぇ、そうなんだ...」

結衣「...え?」

あかり「...///」

結衣「えええええええ!?///」

結衣「も、ももももしかして唇...?///」

あかり「うん...///」

結衣「そうなんだ...///」

あかり「た、多分それが原因なんじゃないかと思う...///」

結衣「ね、ねぇ結衣ちゃん...誤魔化さないで言ってね...///」

結衣「結衣ちゃんはあかりのこと好きなの...?///」

あかり「...好き、だよ///」

結衣「そっかぁ...じゃあ問題ないね...///」

あかり「それって...」

結衣「あ、あのね!」

結衣「あかりも結衣ちゃんのこと...好きだよぉ...///」

527 : 以下、2... - 2016/01/08 09:37:00.61 RFPWwng90 452/573


あかり「夢じゃないよな...?」

結衣「うんっ///」

あかり「やったあぁ!!あかりが彼女なんだよな!?」

結衣「...うん///」

あかり「生きててよかった...!!」

あかり「こんな時になんだけど、これからよろしくね、あかり!」

結衣「う、うん...よろしくね結衣ちゃんっ///」

あかり「...キス、か......///」

結衣「こ、恋人さんなら普通のことだから...///」

あかり「だよな...よし...///」

あかり「目を瞑って、あかり...」

結衣「はい...」

あかり「い、いくよ...///」

結衣「...///」

チュ...

528 : 以下、2... - 2016/01/08 09:37:43.31 RFPWwng90 453/573


結衣「...どうかな?///」

あかり「ん…あかりの前に結衣ちゃんがいるよぉ...///」

結衣「信じられないけど治ったみたいだな...///」

あかり「...結衣ちゃんっ!///」

ガバッ

結衣「わっ、あかり!?」

あかり「えへへ...結衣ちゃんだぁいすき!///」

結衣「わ、私も...好きだよ......///」

結衣「あ、そうだ...買い物の内容も思い出したんだった」

あかり「あかりも思い出したよ、結衣ちゃん...///」

ゴソゴソ...

結衣「はい、メリークリスマスあかり...///」

あかり「ありがとう、結衣ちゃん...っ///」

結衣「それで、あかりは何をくれるの?」

あかり「あかりはね、これと...///」

結衣「と...?」

あかり「...あかりだよぉ!///」

~入れ替わり結あか 終~

530 : 以下、2... - 2016/01/08 15:07:45.11 uw4iTWE+O 454/573

これもまた続きがみたい展開を書くなんて、乙としか言えない

532 : 以下、2... - 2016/01/08 19:15:05.56 RFPWwng90 455/573

入れ替わりの続きは短めなのでこのスレに投下しますね。
それでは西あかいきます。

533 : 以下、2... - 2016/01/08 19:16:37.99 RFPWwng90 456/573


退屈な休日。

今までは貴重な休日だと考えていたが、今では彼女に会えないつまらない時間となった。

無論二人で出掛ける事も可能だが、生憎今日は彼女の都合がつかなかった。

こうなると何をするにも身が入らない。

実験を行っても爆発しなかったり、料理も味が薄いような気がする。

「...」

携帯電話の画面を付けては切り、付けては切りを繰り返す。

彼女の着信を知らせる音楽は鳴る気配を見せず、不満ばかりが募る。

534 : 以下、2... - 2016/01/08 19:18:24.38 RFPWwng90 457/573


「...買い物にでも行くか」

気分転換を兼ねて散歩がてらに買い物の為、市街地へと繰り出す。

独りで歩く道程は長く寂しいものだった。

彼女が当たり前のように居る毎日に慣れ、孤独を感じなかったが、いざ居ないとなるとこれ程までに寂しいものなのか、と胸の奥深くでつぶやく。

裸になった枝。

__これ、花が咲いたらどんな色なんだろう?

公園で遊ぶ子ども達。

__あかり達もこの公園でよく遊んだんだよぉ。

幸せそうに寄り添って歩くカップル

__あかり達も恋人さん同士に見えてるかな...えへへ。

私の思考の至る所に彼女がいた。

535 : 以下、2... - 2016/01/08 19:19:37.45 RFPWwng90 458/573


一歩踏み出す度に情景が変わる。

そしてすぐに彼女が顔を出す。

私の生活は彼女が居なくてはならない程、大きな変化を遂げていた。

行きつけとなったたこ焼き屋の屋台で、いつもと同じたこ焼きを一つだけ注文する。

「なんだいお姉さん、あの可愛い恋人と喧嘩でもしたのかい?」

屋台の老婦人は気さくに声をかけてくれる。

「いえ、そうではなくて...今日はちょっと予定が合わなくて」

「うふふ、そうだったの」

寂しいわよね、と続ける老婦人の顔はまるで自分の青春を懐かしんでいるようにも見えた。

536 : 以下、2... - 2016/01/08 19:21:26.00 RFPWwng90 459/573


たこ焼きを受け取り、お礼とお代を置いて屋台を離れる。

一人分にしては少し重みを感じる袋の中を確認すると、小さな紙と二つのパックが入っていた。

もう一つ持ってきな。
お代はいらないよ。

と達者な文字で書かれていた。

胸が暖かくなるのを感じ、帰路へ着こうと再び歩みを始めた時だった。

「あれ、奈々ちゃん?」

「...あかり?」

この世で最も愛おしい声が私を呼び止める。

通行人が増えつつある市街地で、私と彼女だけが時間に支配されず時間が止まったように見つめ合っていた。

537 : 以下、2... - 2016/01/08 19:22:44.90 RFPWwng90 460/573


そして、その静止した時間の歯車を動かしたのは彼女だった。

「奈々ちゃん!」

彼女は一直線に私に向かって駆け出し、マフラーを靡かせて私の元へ飛び込んできた。

「おっ...と、偶然だな、あかり」

優しく抱きとめ、左手を彼女の腰へ回す。

抱き寄せるように力を入れ、右手で彼女の頭を神が乱れぬよう丁寧に撫でる。

「えへへ...今奈々ちゃんに会いたいなって考えてたんだよぉ?」

「だから奈々ちゃんに会えたのかなって」

頬を赤らめ、私の腕の中で幸せそうに目を閉じる彼女。

身体を私に預け、愛らしく抱きついているその姿は空を舞う白雪も相まってさながら雪の妖精のようだった。

538 : 以下、2... - 2016/01/08 19:23:53.35 RFPWwng90 461/573


「...私も、ずっとあかりのことを考えてたよ」

そう、当たり前のようにそこにいる彼女。

だが、それを当たり前にしてはいけないのかもしれない。

恋人だからと慢心し、いつか彼女を見失わないように。

「当たり前にしちゃ、いけないんだよな」

暗んだ空に呟くと、腕の中から思いもしない返事が帰ってきた。

「あかりは当たり前でいいと思うけどなぁ」

抱き寄せた彼女を見ると赤色のお団子を小さく揺らしながら、楽しそうに続けた。

「奈々ちゃんがいて、今みたいに楽しい時間が過ぎていって」

「いつかあかりの横にずっと奈々ちゃんが居てくれる」

「そんな幸せが当たり前になるのってすごく素敵だと思うなっ」

彼女の純粋さにはつくづく脱帽する。

きっとその幸せに慣れ、相手を適当にあしらってしまうなんて考えてもいないのだろう。

そんな彼女のまっすぐな気持ちが誇らしかった。

539 : 以下、2... - 2016/01/08 19:24:29.02 RFPWwng90 462/573


「あかりはいい子だな」

「そんなこと無いよぉ」

「...あかり」

「なぁに?」

「ずっと傍にいてくれよ」

「...うんっ」

私は願う。

これからも続く当たり前が、彼女との日常が。

いつまでも平穏無事であらんことを。

~当たり前 終~

540 : 以下、2... - 2016/01/08 21:12:46.68 RFPWwng90 463/573

お待たせしました、撫あか修羅verいきます。

541 : 以下、2... - 2016/01/08 21:14:00.66 RFPWwng90 464/573



撫子「...」

「撫子ー、帰ろ…って...」

めぐみ「また携帯触ってるの?」

撫子「うん、すぐ行くから」

美穂「例のアレでしょ?」

撫子「な、なんのこと?」

美穂「しらばっくれてもダメよ、知ってるんだから」

「?」

めぐみ「え、え?」

撫子「!!///」

542 : 以下、2... - 2016/01/08 21:14:43.52 RFPWwng90 465/573


撫子「な、なんで知ってるの...///」

美穂「さあねー」

美穂(やっぱ男か...カマかけてみるものね)

撫子「いいから帰ろ…///」

めぐみ「あ、待ってよ撫子ー!」

「なんのことだったの?」

美穂「いずれ分かるよ、ふふふ...」

543 : 以下、2... - 2016/01/08 21:15:31.86 RFPWwng90 466/573


撫子(まずい...勢いで飛び出して来たけどこの時間は...)

撫子「めぐみ、今日バイトないの?」

めぐみ「無いよ?なんで?」

美穂「観念しなよ撫子ー」ボソッ

撫子「!!///」

美穂「授業中も携帯ばっか弄っちゃって...そんなに好きなの?」ボソッ

撫子「…っ///」

「撫子の顔が真っ赤ねー」

「あ...撫子さん...っ」

撫子「!!///」

544 : 以下、2... - 2016/01/08 21:17:04.00 RFPWwng90 467/573


美穂「お出ましね...ってあれ...?」

あかり「早く帰ってくるなら言って欲しかったですよぉ」

撫子「あー、うん、ごめんね...ちょっと色々あって...」

「こんにちは、撫子のお友達?」

あかり「こんにちは!あかりはこムグッ」

撫子「......///」

めぐみ「な、なんで口抑えてるの?」

美穂「...えいっ」ガシッ

撫子「な...っ!///」

美穂「あかりちゃんって言うのね、それであかりちゃんは撫子の何?」

あかり「ぷはぁ...あかりは撫子さんの恋人さんですよぉ...えへへ...///」

「え?」

めぐみ「 」

美穂「...撫子」

撫子「...///」

あかり(あれ、ひょっとして言っちゃ不味かったかなぁ...)

545 : 以下、2... - 2016/01/08 21:17:59.54 RFPWwng90 468/573


撫子「...逃げるよ///」ガシッ

あかり「わああ!///」

美穂「あ!ロリコンが逃げた!」

「それは言い過ぎじゃ...」

めぐみ「撫子も災難だねー」

撫子「はぁ...はぁ...」

あかり「び、びっくりしたぁ...」

撫子「...ふぅ、ごめんねあかり」

あかり「あ、大丈夫ですよぉ。さっきの人達はお友達ですか?」

撫子「うん、そうだよ...はいお茶」

あかり「わぁ、ありがとうございます!」

あかり「...っぷは、撫子さんのお茶はおいしいですね!」

撫子「ふふ、そうかな?」

撫子「さて...あの三人も振り切ったし...」

撫子「ちょっとデートでもしよっか、あかり」

あかり「...はい///」

ギュッ

546 : 以下、2... - 2016/01/08 21:18:48.43 RFPWwng90 469/573


撫子「中学校は楽しい?」

あかり「はい!櫻子ちゃんもあかりにとっても優しくしてくれて…...」


美穂「撫子の顔が緩みきってる...」

めぐみ「幸せそうだね、撫子」

「ふふふ...」

美穂「なんだか私達が悪いことしてる気分ね」

めぐみ「え、悪いことしてなかったの?」

「尾行って悪いことじゃなかったのね...」

美穂「ま、明日撫子は弄り倒すとして帰りましょ?」

めぐみ「そうだね、帰ろうか」

「いいなぁ撫子、あんな可愛い彼女がいて...」

547 : 以下、2... - 2016/01/08 21:20:02.80 RFPWwng90 470/573


撫子「っくしゅ」

あかり「風邪ですか?」

撫子「多分うわさされてるだけ」

あかり「ならよかったぁ」

撫子「...あかり、ちょっと公園寄ってかない?」

あかり「いいですよぉ!」

撫子「ここら辺かな...じっと立っててね」

あかり「ここってトンネルの中ですよね...ここですか?」

撫子「そう、そこね...」

チュッ...

548 : 以下、2... - 2016/01/08 21:20:54.69 RFPWwng90 471/573


あかり「ん...っ///」

チュッ...チュッ...

撫子「...はぁっ///」

撫子「ごめんあかり、我慢できなかった...///」

あかり「...いいですよぉ、いつもみたいにしても......///」

あかり「で、でも...お家がいいなぁ...///」

撫子「...分かった、じゃあうちに来て」

撫子「たくさん可愛がってあげるから...///」

チュッ

櫻子「なあ向日葵、あのトンネルの中から変な音聞こえね?」

向日葵「き、気にしてはいけませんわ...早く帰りますわよ!///」

~全方位修羅場 終~

550 : 以下、2... - 2016/01/08 22:08:24.68 RFPWwng90 472/573

長編は大室あかりか結あか結婚生活を考えてますので見かけたらよろしくお願いします!
単発は本当に短くてスレが邪魔にならないか割と不安ですw

おそらく今日最後のまりあかいきます。

551 : 以下、2... - 2016/01/08 22:09:19.46 RFPWwng90 473/573


むかしむかし、あるところにあかいかみの女の子と、くろいかみの女の子がいました。

あかいかみの女の子は、くろいかみの女の子よりお姉さんです。

くろいかみの女の子は、毎年のお正月にあかいかみの女の子に会うのが楽しみでした。

ことしはなにしてあそぼうかなあ

そんなふうにかんがえたりもしていました。

552 : 以下、2... - 2016/01/08 22:11:22.38 RFPWwng90 474/573


ある年、くろいかみの女の子があかいかみの女の子をまっている時、しんせきのお姉さんがさみしそうにつぶやきました。

ことしは、これないんだって。

しんせきのお姉さんは、さみしそうにつぶやきました。

くろいかみの女の子はとてもかなしくなって、なきだしてしまいました。

553 : 以下、2... - 2016/01/08 22:15:07.83 RFPWwng90 475/573


くろいかみの女の子はずっとまちました。

けれども、あかいかみの女の子はなかなかやってきません。

お正月も今日でさいご、くろいかみの女の子はだいすきなウニのおすしをもってまっていました。

このウニは、あかいかみの女の子といっしょにたべるためにもっているのです。

554 : 以下、2... - 2016/01/08 22:16:34.79 RFPWwng90 476/573


おひるになると、しんせきのお姉さんがかいだんをいそいでのぼってきました。


あかいかみの女の子がきてくれたよ


そのことばをきいたくろいかみの女の子は、ウニのおすしがのったおさらをもって、げんかんまではしっていきました。

とびらがひらけると、そこにはまちにまったあかいかみの女の子がたっていました。

くろいかみの女の子は、あかいかみの女の子を見てなきだしてしまいました。

かなしくてないてしまっなのではありません。

あかいかみの女の子にあえたのがうれしくて、ないてしまったのです。

555 : 以下、2... - 2016/01/08 22:18:18.12 RFPWwng90 477/573


あかいかみの女の子は、くろいかみの女の子をやさしくだきしめてあたまをなでてこう言いました。


ごめんね、まっててくれてありがとう


いっしょにおすしをたべよう


くろいかみの女の子はたくさんないたあと、あかいかみの女の子とふたりいっしょにおすしをたべました。

くろいかみの女の子はうれしくてうれしくて、たくさんおはなしをしました。

あかいかみの女の子も、くろいかみの女の子にあえてうれしそうです。

556 : 以下、2... - 2016/01/08 22:19:11.21 RFPWwng90 478/573


でも、おわかれのじかんがやってきました。

お父さんとお母さんが、くろいかみの女の子のなまえをよびます。


かえるよー


と。

でも、くろいかみの女の子はかえりたくありません。

もっとあかいかみの女の子とあそびたいのです。

そしてとうとうなきだしてしまいました。

かえりたくないよ

おねーちゃんとまだあそびたいよ


あかいかみの女の子は言いました。


またあえるよ


ぜったいにあいにくるよ


そう言ってくろいかみの女の子をだきしめて、あたまをまたなでました。

557 : 以下、2... - 2016/01/08 22:20:49.33 RFPWwng90 479/573


くろいかみの女の子はなきやみ、やくそくをしました。

ぜったいあいにきてね

そのやくそくをしたあと、くろいかみの女の子はお父さんのくるまでかえっていきました。

そして、あかいかみの女の子はそのやくそくをまもるためにお正月になると、かならずくろいかみの女の子のところへ行きました。

ふたりはおおきくなっても、ずっとやくそくをまもりつづけました。

そして、しばらくするとくろいかみの女の子はあかいかみの女の子にこくはくしました。

あかいかみの女の子は、うれしくてなみだがポロポロこぼれています。

おおきくなったくろいかみの女の子は、じぶんがしてもらったようにあかいかみの女の子をだきしめて、あたまをなでました。

そのあと、ふたりはめでたくけっこんし、しあわせにくらしましたとさ。


おしまい。

558 : 以下、2... - 2016/01/08 22:21:23.00 RFPWwng90 480/573


「これすっごく好き!」

「ふふ、どうして?」

「だって、あかりママとまりママみたいだもん!」

~えほん 終~

559 : 以下、2... - 2016/01/08 22:41:23.63 6ZXdzdnco 481/573


最後の終わり方最高
なのフェイヴィヴィオみたいな関係大好き

560 : 以下、2... - 2016/01/09 00:35:57.98 VGntAeXLO 482/573

普通に書くだけじゃなく様々な引き出しがあるから凄まじい
他にも教師あかりで生徒まり花子こころ楓未来とか見たいね
あと大室あかり長編は期待

563 : 以下、2... - 2016/01/10 12:04:47.06 cW8EmN3zO 483/573

お待たせしました、ともこさんと未来こころ、入れ替わりの続きいきます。

564 : 以下、2... - 2016/01/10 12:05:25.40 cW8EmN3zO 484/573


「あ、あら...あかりちゃん?」

「えへへ、メリークリスマスですよぉ!」

「お姉ちゃんがいつもお世話になってますっ」

「そんなこと無いわよ、むしろこっちがおせわされてるくらいなんだから...」

「えへへ、ともこさんってかっこいいなぁ...」

「え、え?」

565 : 以下、2... - 2016/01/10 12:06:02.96 cW8EmN3zO 485/573


「あれ、お顔が真っ赤ですよぉ?」

「だ、大丈夫よあかりちゃん!」

「ならいいんですけど...」

「とにかく、あかりはともこさんのクリスマスプレゼントになりました!」

「ふふ、可愛いプレゼントありがとう、あかりちゃん」

「どういたしまして...えへへ」

566 : 以下、2... - 2016/01/10 12:06:34.86 cW8EmN3zO 486/573


「それで、私のプレゼントなのよね?」

「はいっ」

「じゃあいくつか聞きたい事があるんだけど...」

「なんですか?」

「赤座さん...いえ、あかねさんの事よ」

「お姉ちゃんですか?いいですよぉ!」

「ありがとう...単刀直入に聞くけど、あかねさんは好きな人とかいるのかしら?」

567 : 以下、2... - 2016/01/10 12:07:13.99 cW8EmN3zO 487/573


「うーん...お姉ちゃんからそんな話は聞いたことないですね」

「そ、そうなの...じゃあ私の事は?」

「よく話してくれますよぉ!」

「本当!?」

「はいっ」

「ともこさんは優しくていい人よとか、今度一緒に遊びに行こうかしら...とか」

「あかりに学校の事を話す時は絶対ともこさんの事も言ってますよぉ」

「そうなの…うふふっ」

568 : 以下、2... - 2016/01/10 12:07:55.93 cW8EmN3zO 488/573


「それに、あかりもともこさんの事優しいって思ってますし...」

「ちなつちゃんのお家に遊びに行くとちなつちゃんより先にお出迎えもしてくれるし...」

「そうだったかしら...あまり良く覚えてないわ...」

「だから、あかり決めたんです!」

「ともこさん、お姉ちゃんと家族になってください!」

「え、えええ!?」

「それは…いつかなれればいいなって思ってるけど…」

「それにあかり、ともこさんの事が大好きなんです!」

「ええええええ!?」

569 : 以下、2... - 2016/01/10 12:08:30.17 cW8EmN3zO 489/573


「ま、待ってあかりちゃん!!」

「だから、ともこさんにはお姉ちゃんになって欲しいんです!」

「まだ心の準備が…...お姉ちゃん?」

「はいっ」

「あ、あはは...そういう事ね...」

(あら...?)

(なんで私、今がっかりしたのかしら...?)

~吉川ともこ 終~

570 : 以下、2... - 2016/01/10 12:09:19.21 cW8EmN3zO 490/573


未来「ねーこころちゃん」

こころ「んー?」

未来「ここどこかな?」

こころ「さあ」

未来「もしかしなくても迷子?」

こころ「まだ迷ってない」

未来「この場所わかるの!?」

こころ「全然」

未来「やっぱり迷子だ...」

571 : 以下、2... - 2016/01/10 12:11:31.32 cW8EmN3zO 491/573


「ね、ねぇ...大丈夫?」

未来「お姉さん誰?」

「あかりだよぉ。七森中学校の一年生なんだぁ」

未来「そうなんだ...ねえ、あかりお姉さん、ここのお店までの道わかる?」

こころ「わかるよぉ」

あかり「あれ!?それあかりの台詞だよね!?」

こころ「えへへ」

未来「こころちゃん落ち着いて!」

572 : 以下、2... - 2016/01/10 12:12:44.22 cW8EmN3zO 492/573


あかり「あはは...それでここの道だよね?」

あかり「あかりも丁度用事があるから一緒について行ってもいいかな?」

未来「あ、ありがとうございます!」

こころ「どういたしましてー」

未来「こころちゃんに言ったんじゃないよ!?」

あかり「ふふ...仲良しさんなんだねぇ」

未来「うう...こんな時に花子様がいれば...」

あかり「は、花子様?」

未来「うん、とっても賢くてとっても優しい花子様!」

あかり(花子ちゃんの事じゃないよね...)

未来「でも頼ってばっかりじゃ良くないよね...」

あかり「そうかなぁ...あかりは頼られると嬉しいけどね」

未来「そうなんですか?」

あかり「うん、なんだか信頼されてるんだなぁって感じるんだぁ」

未来「信頼かぁ...」

こころ「むむむ」

あかり「ちょっと難しかったかな?」

未来「ううん、なんとなくわかったような気がする!」

573 : 以下、2... - 2016/01/10 12:15:21.65 cW8EmN3zO 493/573


あかり「あはは、よかったよぉ」

あかり「じゃあいこっか」

こころ「うん」

未来「あ、待ってよー!」

あかり「はい、着いたよぉ」

未来「ありがとう、あかりお姉さんっ!」

こころ「あかりがとう...」

あかり「えへへ、どういたしまして」

あかり「そう言えばなんでここのお店にお使いに来たの?」

未来「えっとね、これ!」

あかり「プレゼント交換会...?」

こころ「やったー花子様のプレゼントだー」

未来「まだ始まってないよ!?」

574 : 以下、2... - 2016/01/10 12:16:22.26 cW8EmN3zO 494/573


あかり「なるほど、プレゼントの中身を探しに来てたんだね」

未来「うんっ、みんなに喜んでもらおうと思って」

あかり「ふふ、いい子だねぇ」

あかり「あ、そう言えばまだ名前聞いてなかったね」

未来「未来って言うんだよ!」

こころ「こころだよー」

あかり「未来ちゃんとこころちゃんだね、改めてよろしくねっ」

あかり「じゃあお買い物しちゃおっか」

未来「はーいっ」

こころ「うん」

575 : 以下、2... - 2016/01/10 12:18:11.48 cW8EmN3zO 495/573


未来「…」

こころ「お巡りさんに捕まっちゃうっ」

未来「だからなんでこころちゃんが泣くの!?」

あかり「ど、どうしたの?」

未来「あかりお姉さん...あのね...」

こころ「お金忘れてきたんだって」

未来「うぅー...」

あかり「なぁんだ、そういう事だったんだ」

あかり「どれを買おうとしてたの?」

未来「これなんだけど...」

あかり「こころちゃんは?」

こころ「これ...」

あかり「なるほどねぇ」

あかり「うーん...そうだ!」

あかり「未来ちゃん、こころちゃん、あかり喉乾いちゃった」

あかり「このお金でジュース買ってきて欲しいなぁ」

576 : 以下、2... - 2016/01/10 12:18:48.72 cW8EmN3zO 496/573


未来「え?別にいいけど...」

あかり「よろしくねぇ」

こころ「...ありがとう」

未来「?」

あかり「な、なんのことかなぁ...あはは」

こころ「いこー」

未来「あ、うん!」

あかり「...ば、バレてないよね...?」

あかり「よぉし...」

577 : 以下、2... - 2016/01/10 12:20:25.24 cW8EmN3zO 497/573


未来「あかりお姉さーん、買ってきたよ!」

あかり「うん、ありがとう!」

あかり「お使いしてきてくれたお礼に...はいっ」

未来「え...これって...」

あかり「えへへ、あかりからのクリスマスプレゼントとお礼だよぉ」

未来「で、でも!」

こころ「ありがとう、あかり...お姉さん」

あかり「えへへ、どういたしましてだよぉ」

未来「ち、ちゃんと返すから!」

あかり「いいよぉ、あかりが好きでやったことだからね」

未来「......!」

578 : 以下、2... - 2016/01/10 12:21:06.27 cW8EmN3zO 498/573


未来「...あかり様!」

あかり「ええ!?」

こころ「あかり様ー」

あかり「なんで!?」

未来「ねえあかり様!また未来と......」

こころ「会ってくれる...?///」

未来「こころちゃああん!!」

あかり「うん、もちろんだよぉ!」

未来「あかり様...///」

あかり「?」

未来「約束だよ!」

あかり「うんっ」

こころ「...未来ちゃん」

未来「ん?」

こころ「...なんでもない」

未来「?」

あかり「?」

こころ(負けないから)

~相馬未来 小川こころ 終~

579 : 以下、2... - 2016/01/10 12:25:44.60 cW8EmN3zO 499/573


結衣「ねえあかり」

あかり「なぁに結衣ちゃん?」

チュッ...

あかり「...ふふっ」

結衣「もう、結衣ちゃんってば...」

あか「...あれ?」

結衣「も、もしかしてまた...?」

あかり「みたいだな...」

580 : 以下、2... - 2016/01/10 12:26:43.54 cW8EmN3zO 500/573


結衣「キスする度に入れ替わっちゃうのかな?」

あかり「うーん...そうとも限らないんじゃないかな?」

あかり「あかり、一度部屋の外に出てみようか」

結衣「うんっ」

ガチャッ

結衣「出たけど...どうするの?」

あかり「こうするんだよ...」

チュッ

結衣「んっ...もう、結衣ちゃんってばいつもいきなりなんだからぁ...///」

結衣「...あれ?」

あかり「ね?」

581 : 以下、2... - 2016/01/10 12:27:50.08 cW8EmN3zO 501/573


あかり「次は私の部屋に戻ろうか」

ガチャッ

あかり「それで...」

チュッ

あかり「んん...ぷはぁ...///」

あかり「あ、戻ってるよぉ」

結衣「うーん...私の部屋でキスすると入れ替わっちゃうみたいだな」

あかり「結衣ちゃんのお部屋って魔法のお部屋みたいだね!」

結衣「はは、確かに」

結衣「...ねえ、あかり」

あかり「?」

結衣「これってさ、私達だけなのかな?」

あかり「どういう事?」

582 : 結あか以外で安価協力お願いします! - 2016/01/10 12:30:11.43 cW8EmN3zO 502/573


結衣「例えば...京子と綾乃がこの部屋でキスしても入れ替わるのかな?」

あかり「うーん...どうなんだろう?」

あか「試してみる?」

結衣「ふふ...///」

あかり「えへへ...///」

結衣「よし、そうと決まれば早速誰か呼ぼう」

あかり「あかりたちが恋のキューピットさんになるんだね!」

結衣「じゃあ>>583と>>584を呼ぼう」

583 : 以下、2... - 2016/01/10 12:36:43.20 ErvWMO1co 503/573

普通に京子と

584 : 以下、2... - 2016/01/10 13:00:12.35 WLy/uDVo0 504/573

ちなつちゃん

585 : 以下、2... - 2016/01/10 13:20:45.89 cW8EmN3zO 505/573

京ちな了解です!
これから友人の結婚式なので終わり次第加筆します。

589 : 以下、2... - 2016/01/11 00:24:26.70 hIO9zVsVO 506/573

お待たせしました、続きいきます。
ここみら了解です!
本当の本当にここみらで終了します。

590 : 以下、2... - 2016/01/11 00:25:40.30 hIO9zVsVO 507/573


結衣「じゃあ京子とちなつちゃんを呼ぶね」

スッスッ...

あかり「ちなつちゃんは結衣ちゃんが好きなんじゃないの...?」

結衣「あーそれなんだけど...」

ちなつ『結衣先輩、好きです』

ちなつ『私と付き合って下さい』

結衣『ありがとう...でもごめんね』

ちなつ『...あーあ、やっぱりダメかぁ』

ちなつ『あかりちゃん、ですよね?』

結衣『そうだよ...私はあかりが好きだ』

ちなつ『じゃあ、はやくあかりちゃんに伝えてあげてください』

ちなつ『それで結ばれてください、そうしないと私が諦めきれません』

結衣『うん、分かったよ』

結衣『ありがとう、ちなつちゃん』

ちなつ『...絶対、幸せに...なってください...ッ』

結衣『...うん』

591 : 以下、2... - 2016/01/11 00:26:29.07 hIO9zVsVO 508/573


結衣「と、言うことがあったんだ」

あかり「そうなんだ...」

結衣「あかり、今ちなつちゃんに悪いことしたって思ってるんじゃない?」

あかり「え...?」

結衣「あかりの顔を見たら分かるよ」

ギュッ

あかり「あ...」

結衣「あかりはちなつちゃんが譲ってって言ったら譲るの?」

あかり「それは...やだよぉ...」

結衣「ならそれでいいんだよ」

592 : 以下、2... - 2016/01/11 00:27:08.85 hIO9zVsVO 509/573


結衣「その...私はあかりのものだから...///」

あかり「結衣ちゃん...えへへ...///」

結衣「あかり...///」

チュッ

あかり「あ...///」

結衣「...もう一回しよっか、結衣ちゃんっ///」

あかり「うん、一回と言わず何度でも...ね?///」

...............
............
.........
......
...

結衣「唇がガサガサになった...」

593 : 以下、2... - 2016/01/11 00:28:04.47 hIO9zVsVO 510/573


あかり「えへへ...リップあるよ?」

結衣「ありがとう、塗ってくれる?」

あかり「いいよぉ、むーってして?」

結衣「んー」

あかり「...はい、もういいよぉ」

結衣「ありがとう、あかりの味がするね...///」

あかり「もう、結衣ちゃんってば...///」

ピンポーン

結衣「あ、来たのかな?」

あかり「あかりが出るよぉ」

結衣「いいよ、私が出るから」

あかり「ううん、あかりが出るよ?」

結衣「いやでもあかりはお客さんだから...」

あかり「恋人さんじゃないの?」

結衣「いや、恋人だけど...」

あかり「じゃあ家族みたいなものでしょ?」

結衣「家族...///」

あかり「だ、だから...///」

結衣「あかり...///」

京子<おいバカップル早く開けろよ!

ちなつ<ちょっとー!あかりちゃーん!

594 : 以下、2... - 2016/01/11 00:29:00.59 hIO9zVsVO 511/573


結衣「ごめんごめん、つい...///」

あかり「えへへ、いらっしゃいちなつちゃんっ」

京子「あー胸焼けしそう...」

ちなつ「結衣先輩性格変わりましたよね...」

結衣「いや、あかりの前だといつもカッコつけてたけど、もうそんな必要がないからね」

あかり「今の結衣ちゃんもかっこいいよぉ?///」

結衣「ありがとう、あかり...///」

京子「なにこれ」

ちなつ「完全に盛のついた雌ですね、へっ」

595 : 以下、2... - 2016/01/11 00:29:59.85 hIO9zVsVO 512/573


結衣「こほん...それで二人には留守番をお願いしたいんだ」

京子「留守番?」

結衣「ああ、最近物騒だからな」

ちなつ「私達が襲われたら?」

あかり「大丈夫だよぉ、ちゃんと鍵を掛けいくから!」

京子「じゃ留守番する必要なくね?」

結衣「...なんとなくだ、なんとなく」

京子「ふーん、まあいいけど」

あかり「じゃあよろしくねっ」

ちなつ「はいはい、行ってらっしゃい」

パタン...

596 : 以下、2... - 2016/01/11 00:30:41.11 hIO9zVsVO 513/573


京子「結衣のヤツ気を遣うの下手だよな」

ちなつ「あかりちゃんもですよ、あんなのバレバレです」

京子「ま、結衣の気遣いも無駄にしちゃいけないよな」

ちなつ「...そうですか?」

京子「うん、私も臆病だからね」

ちなつ「またそんな事言って」

京子「ホントだよ?」

ちなつ「はいはい」

597 : 以下、2... - 2016/01/11 00:31:16.61 hIO9zVsVO 514/573


京子「あのさ、ちなつちゃん」

ちなつ「なんですか、京子先輩」

京子「えっと...傷心なのは分かってるけど」

ちなつ「言いたい事は分かってます」

京子「そ、そっか...」

ちなつ「京子先輩」

京子「は、はい!」

ちなつ「なんでそんなに緊張してるんですか…」

598 : 以下、2... - 2016/01/11 00:32:05.44 hIO9zVsVO 515/573


ちなつ「...私、結構重いですよ」

京子「へ?おんぶぐらい出来るよ?」

ちなつ「あーもーそっちじゃないです!」

ちなつ「嫉妬とか束縛とか激しいですよ!?いいんですか!?」

京子「別に平気だよ?」

ちなつ「...なんかもう呆れてきました」

京子「ええ!?」

ちなつ「...私でいいんですか」

京子「うん、ちなつちゃんがいいな」

ちなつ「...結衣先輩のこと諦めてないですよ」

京子「諦めてなかったら私に泣きながら報告してこないよね?」

599 : 以下、2... - 2016/01/11 00:37:28.10 hIO9zVsVO 516/573


ちなつ「...なんで私なんですか」

ちなつ「ミラクるんに似てるからですか」

京子「違うよ、ちなつちゃん」

京子「ちなつちゃんのどこがいいって言われたら...なんか言葉にできないんだけどね」

京子「ただ好き、大好きなんだ」

京子「ミラクるんに似てるから、じゃなくて」

京子「吉川ちなつちゃんが好きなんだよ」

600 : 以下、2... - 2016/01/11 00:38:13.62 hIO9zVsVO 517/573


ちなつ「...分かり、ました」

ちなつ「京子先輩、今まで気持ちを無視してごめんなさい」

京子「いいのいいの、でも結構待ったんだよ?」

京子「諦めようかと思っちゃったじゃん」

ちなつ「じゃあギリギリセーフでした?」

京子「まあ諦めきれなかったんだけどさ」

ちなつ「その分幸せにしますよ」

京子「…うん…よろ…しくね…っ」

ちなつ「泣かないでくださいよ、もう」

ギュッ

京子「ぢなづちゃん…っ!」

ちなつ「はい、ここにいますよ」

京子「・ん...っ!///」

601 : 以下、2... - 2016/01/11 00:39:31.33 hIO9zVsVO 518/573


ちなつ「キスしますか?」

京子「ずる!///」

ちなつ「あーもー鼻水と涙でぐちゃぐちゃじゃないですか...///」

ちなつ「目閉じてください...///」

京子「ん...///」

チュッ

京子「ん...どうですか?」

ちなつ「へへ...嬉しい...///」

京子「私も、その...嬉しいです...///」

ちなつ「...ありゃ?」

京子「どうしたんですか、京子先輩......って私!?」

ちなつ「え、待ってなにこれ!?」

ちな「入れ替わってる!?」

ガチャッ

結衣「やっぱりな」

602 : 以下、2... - 2016/01/11 00:40:39.87 hIO9zVsVO 519/573


ちなつ「結衣!どういう事だよこれ!」

あかり「ごめんねちなつちゃん、どうしても確認したい事があって...」

京子「確認したい事?」

結衣「うん、実は...」

ちなつ「...なるほどねぇ」

京子「つまりあの部屋でキスすると体が入れ替わって」

ちなつ「それは自分たちだけなのかと思って私達を実験台にしたと」

結衣「まあそんなところだな」

あかり「ごめんね、二人とも...」

京子「別に怒ってないよ、あかりちゃん達がいなかったら京子先輩と付き合えなかったし...///」

ちなつ「ちなつちゃん…///」

結衣「えっと、一応私の部屋だからさっさとキスして帰ってくれないかな?」

ちなつ「お前ホントあかり以外はどうでもいいんだな...」

603 : 以下、2... - 2016/01/11 00:41:21.03 hIO9zVsVO 520/573


ちなつ「じ、じゃあキスするよ...///」

京子「え、ちょ、ちょっと待ってくださ

チュッ

ちなつ「もう!いきなりなんて反則です!///」

京子「いやぁ、ごめんごめんつい...///」

京子「ちなつちゃんとキスできると思ったら体が

チュッ

ちなつ「...ふぇ?///」

京子「ば、罰として今日はこのままですっ///」

ちなつ「ちょ、ちょっと!ちなつちゃん!///」

ガチャッ

バタンッ

結衣「...キューピット大成功、かな?」

あかり「みたいだね!」

結衣「それにしても...ふむ」

あかり「どうしたの結衣ちゃん?難しい顔して...」

結衣「あかり、こっち向いて」

あかり「なぁに結衣ちゃ

チュッ

結衣「も、もぅ!///」ポカポカ

あかり「あはは、ごめんねあかり」

あかり「このままデートしても面白いかなって思ってさ」

~結衣の魔法の部屋 終~

604 : 以下、2... - 2016/01/11 01:31:53.27 hIO9zVsVO 521/573

お待たせしました、ここみらはなあか と言う謎のカプになりました。
>>560のアイデアをお借りして教師あかりちゃんやってみました。
設定としては未来ちゃんが中一であかりちゃんが担任教師です。

605 : 以下、2... - 2016/01/11 01:32:35.18 hIO9zVsVO 522/573


未来「やっちゃった...」

花子「また?」

こころ「先生に怒られちゃうね」

未来「うぅ...こころが非情だ...」

花子「先生は怒らないんじゃない?」

未来「と言うか怒れない...の方が正しいかもね」

こころ「悪口だー」

未来「違うよ!?」

606 : 以下、2... - 2016/01/11 01:33:35.27 hIO9zVsVO 523/573


キーンコーンカーンコーン

「みんなおはよう、お休みの子はいないかなぁ?」

こころ「未来ちゃんが宿題忘れてお休みです」

未来「こころのばかぁ...」

花子「やってこなかった未来が悪いし」

「未来ちゃん、昨日疲れて寝ちゃったの?」

未来「はいぃ...ごめんなさい先生...」

「うーん、じゃあしょうがないよね」

「その代わりちゃんと明日持ってきてね?」

未来「はい!」

607 : 以下、2... - 2016/01/11 01:34:12.62 hIO9zVsVO 524/573


花子「先生は甘いし...」

こころ「あかり先生にヤキモチ」

花子「や、妬いてないし!///」

こころ「大丈夫、あかり先生は花子様のこと好きだって言ってたから」

花子「...本当?」

こころ「ウソ」

花子「後で体育館裏だし」

608 : 以下、2... - 2016/01/11 01:34:57.13 hIO9zVsVO 525/573


あかり「はーい、おしゃべりはダメだよぉ」

あかり「朝のホームルーム始めるね、連絡事項は...」

あかり「えーと、今日は調理実習だね...みんな頑張ってね!」

「「「はーい」」」

あかり「これくらいかな...うん、じゃあ朝のホームルームを終わりますっ」

花子「起立」

ガタッ

花子「礼」

ペコッ

こころ「着席」

ガタッ

花子「ちょっと待て」

609 : 以下、2... - 2016/01/11 01:35:36.34 hIO9zVsVO 526/573


あかり「こころちゃん、花子ちゃんのお仕事取っちゃメッだよぉ?」

こころ「はーい...えへへ...///」

未来「なんか納得いかない...」

あかり「じゃあねー」

ガラッ

未来「あ、先生待っ」

ガラッ

「...相馬さんどこへ行くの?」

未来「あ...いえなんでもないです...」

未来(あかね先生こえええええ)

あかね「うふふ、ちゃぁんと15分前には着席しないとね」

610 : 以下、2... - 2016/01/11 01:36:57.85 hIO9zVsVO 527/573


未来「よし、調理実習だ!」

こころ「あかり先生に持っていくからって張り切りすぎて焦がさないでね」

花子「未来の事よく見ててね、こころ」

未来「まさかの問題児扱いだよ...」

未来「くそぉ...やればできるってことを証明してやるぅ!」

未来「花子様とこころは手出さないでね!自力でやり遂げるから!」

こころ「頑張ってー」

未来「まず卵!」

グチャ...

花子「握りつぶしたし」

611 : 以下、2... - 2016/01/11 01:37:59.79 hIO9zVsVO 528/573


未来「つ...次はかき混ぜる!」

ガチャガチャ...

みさき「...」

こころ「何してくれるのよ未来ー!」

みさき「私のセリフよ!!」

花子「生地が跳ねて後ろにいたみさきちに全部かかったし」

612 : 以下、2... - 2016/01/11 01:38:44.95 hIO9zVsVO 529/573


未来「や、焼くだけなら!」

ボウッ!!

未来「あっつい!」

こころ「わー未来ちゃん聖火ランナーみたいー」

花子「見てないで止めろし!」

未来「まさかホットケーキ1枚も満足に作れないとは...」

花子「櫻子よりひどいんだけど...」

こころ「無事完成したのがこちらー」

未来「うぅ...焦げてるよぉ...」

花子「...今の先生の真似?」

未来「し、してない!してないからその殺気に満ち溢れた目を向けないで!」

こころ「花子様こわいー」

613 : 以下、2... - 2016/01/11 01:39:19.89 hIO9zVsVO 530/573


未来「先生喜んでくれるかなぁ...」

こころ「まずい、ぺっ」

こころ「うわあああん!」

花子「勝手に暴走するなし」

未来「ふぅ...」

コンコン

<はーい

未来「失礼します!」

花子「失礼します」

こころ「どうぞー」

あかり「どうぞー...ってまたこころちゃんに取られちゃったよぉ!?」

614 : 以下、2... - 2016/01/11 01:39:59.36 hIO9zVsVO 531/573


こころ「えへへ...///」

花子「...」

あかり「花子ちゃんも、不機嫌にならないで?」

花子「先生次第だし...」

あかり「放課後一緒にお買い物だよね?楽しみにしてるよぉ」

花子「...うん///」

未来「あ、あの...先生...これ...」

あかり「ホットケーキ?調理実習で作ったの?」

未来「うん...でも焦がしちゃって...」

615 : 以下、2... - 2016/01/11 01:40:33.83 hIO9zVsVO 532/573


未来「先生には美味しいの食べてもらいたかったのに...グスッ」

あかり「...これ、食べていいの?」

こころ「どうぞー」

あかり「頂きまぁすっ」

モグモグ...

あかり「うん、すっごくおいしいよぉ!」

未来「え...でも焦げてるし...」

あかり「このホットケーキ、みんなで作ったの?」

花子「未来が頑張って1人で作ったし」

616 : 以下、2... - 2016/01/11 01:41:19.63 hIO9zVsVO 533/573


あかり「そうだったんだね...ありがとう未来ちゃん」

あかり「先生の為に一生懸命作ってくれたんだよね、焦げててもとってもおいしいはずだよぉ」

未来「...うわあああん!///」

あかり「よしよし、次もお願いね?」

未来「うん...うわあああん!///」

こころ「いいなぁ」

あかり「こころちゃんも花子ちゃんもおいで?」

こころ「うん...///」

トテテ...

ギュッ

花子「ず、ずるいし!///」

ギュッ!!

あかね「ふふっ、あかりの生徒さんは可愛いわね」

あかり「だって...自慢の生徒だもん!」

~一年ゆり組赤座先生 終~

617 : 以下、2... - 2016/01/11 01:54:59.26 hIO9zVsVO 534/573

これで全部かな?

大室あかり(幼)の櫻子花子あかねルートは出来上がり次第一気に渋の方へ上げることにしました。

なので完成しましたら一度上げに来ますのでよろしければご覧下さい。

長々と私の落書きにお付き合い頂き本当にありがとうございました!

それでは、また。

621 : 以下、2... - 2016/01/12 14:55:21.74 5RO04IsN0 535/573

なぜか新スレ立てられないので宣伝と報告を...。

次回作は「大室あかりの生活日記」に決定しました。
これと並列して「1年ゆり組あかり先生」も長編で書いていこうかと思います。

報告ですが、渋の機嫌が悪く一向に書かせてくれないので大室あかり(幼)の個別ルートはこっちにあげることにしました。

なのでもう少しだけお付き合い下さい。
あかねさん→花子→櫻子の順でいきます。
そして櫻子のルートだけ全く別の物語になってますがご了承下さい。

622 : 以下、2... - 2016/01/12 14:57:39.11 5RO04IsN0 536/573


あかね「これでいいのよ...」

あかり「よくない!」

撫子「あかり...」

あかり「あかりはお姉ちゃんみんな大好きだから...」

あかり「あかねお姉ちゃんにも幸せになってほしい!」

あかね「あかり、あなたの幸せが私の幸せよ」

あかり「このままあかねお姉ちゃんが帰っちゃったら、あかりは幸せじゃないよぉ!」

あかね「本当に...優しい子ね...」

あかり「あのね、あかねお姉ちゃん」

あかり「あかりはね、優しいあかねお姉ちゃんにされて嫌なことなんてないと思うよ」

あかり「おかす...?とかは分かんないけど、なんであかねお姉ちゃんはあかりが嫌がることしちゃったの?」

あかね「それは...私が止められなかったからよ」

623 : 以下、2... - 2016/01/12 14:58:32.36 5RO04IsN0 537/573


あかり「なにを?」

あかね「私自身の汚い欲望よ」

あかね「ねえ、あかり」

あかね「私はあなたを愛しているのよ?」

あかね「女同士、それも姉妹よ?」

あかね「誰が許してくれると思う?」

あかね「誰も...認めてくれないのよ」

あかり「あかりがゆるすもん!!」

あかね「っ!」

あかり「あかりが...あかりが全部ゆるすもん!」

あかり「お父さんもお母さんも...怖くないよ?」

あかり「お姉ちゃん...!」

624 : 以下、2... - 2016/01/12 15:03:38.28 5RO04IsN0 538/573


西垣「...奇跡だな」

結衣「え?」

西垣「今の赤座妹の言葉を聞いただろう?」

結衣「お姉ちゃんって...それがどうかしましたか?」

西垣「今まで赤座妹は姉の事をなんと呼んでいた?」

結衣「あかねお姉ちゃん...」

西垣「あかねお姉ちゃんのあかね、が無くなったんだ」

西垣「本来赤座妹には何人もの姉はいない」

西垣「なら姉を呼ぶ時はお姉ちゃん、と言えば分かるだろう?」

西垣「恐らく赤座妹は昔からお姉ちゃん、とだけ呼んでいたんじゃないか?」

結衣「...はい」

西垣「そして今、薬物で消された昔の記憶が急に戻った」

西垣「パソコンで例えるとデリートされたメモリーが、突然ハードディスクの中に甦ったんだ」

西垣「奇跡以外の何物でもないだろう?」

結衣「確かに...」

625 : 以下、2... - 2016/01/12 15:04:18.17 5RO04IsN0 539/573


あかり「お姉ちゃん!」

あかね「こ、来ないであかり...!」

あかり「大丈夫だよ、お姉ちゃん」

あかり「だいすきだよ!」

あかり「あかりのこと泣かせても、だいすき!」

あかね「ダメよ...あかり...」

あかね「私はまた...あかりを傷つけてしまう...」

626 : 以下、2... - 2016/01/12 15:04:59.41 5RO04IsN0 540/573


西垣「そうでもないさ」

西垣「未来なんて些細な事で幾つもの道に分かれる」

西垣「赤座妹がお前を受け入れたんだ、お前の見た未来は変わっているはずさ」

撫子「だから...抱きしめてあげてください」

あかね「撫子さん...」

撫子「やっぱり、血の繋がった家族には勝てませんよ」

撫子「あかり...ちゃんが本当に必要としてるのは、あなたですから」

627 : 以下、2... - 2016/01/12 15:05:35.47 5RO04IsN0 541/573


あかり「お姉ちゃん...」

あかね「...あかり」

ギュッ

あかね「あかり、あかり、あかり......っ!」

あかり「えへへ...苦しいよお姉ちゃん...」

西垣「...これでよかったのか?」

撫子「はい」

撫子「また、いつか会えますから」

西垣「...そうか」

628 : 以下、2... - 2016/01/12 15:06:25.54 5RO04IsN0 542/573


あかね「...ご迷惑をおかけしました」

撫子「いえ、いいんです」

撫子「むしろこちらがお世話になったぐらいですから」

あかね「ありがとうございます...」

撫子「約束、してください」

撫子「あかりを...泣かせないと」

あかね「ええ...約束するわ」

あかり「撫子お姉ちゃん...」

撫子「あかり、お姉ちゃんと幸せになるのよ」

撫子「お姉ちゃん達は、何があってもあかりの味方だからね」

あかり「...うん!」

629 : 以下、2... - 2016/01/12 15:07:18.24 5RO04IsN0 543/573


西垣「もう行くのか?」

あかね「ええ、あまり長い時間留まらせてもいい事は無いでしょうし...」

西垣「連れてきたのはお前だがな」

あかね「あら、そうでしたね...ふふ」

あかね「行きましょうか、あかり」

あかり「うんっ!」

あかり「...またね?」

撫子「うん、またね」

ピカッ

630 : 以下、2... - 2016/01/12 15:09:43.10 5RO04IsN0 544/573

.........
.......
...

撫子「櫻子のやつ、洗濯物くらい自分で...」

撫子「あ......」

撫子「...あかりの忘れ物...」

撫子「...またね、か」

撫子「待ってるよ、あかり」

撫子「だから、ちゃんと取りに来いよ...」

~あかねルート 終~

631 : 以下、2... - 2016/01/12 15:12:15.96 5RO04IsN0 545/573


花子「あかりが来てもう一ヶ月になるんだ...」

あかり「はやいね、花子お姉ちゃん!」

花子「うん、あっという間だし」

花子「あかりは...本当の家族がまだ迎えに来ないけど平気?」

あかり「うん、花子お姉ちゃんや撫子お姉ちゃんが守ってくれるからね!」

櫻子「私はー?」

あかり「櫻子お姉ちゃんもだよ!」

櫻子「あーもー可愛いなぁあかりは!うりうり!」

あかり「わー!櫻子お姉ちゃん痛いよぉ、えへへ」

632 : 以下、2... - 2016/01/12 15:13:38.60 5RO04IsN0 546/573


花子「...」

撫子「花子、顔」

花子「ふんだし...」

櫻子「あっはっはっは!」

あかり「きゃーっ!」

花子「むー...」

撫子(膨れた花子可愛い)

櫻子「よーしあかり!散歩するか!」

あかり「うんっ!」

花子「ふんっ!」

ゲシッ

櫻子「いたぁ!?」

あかり「櫻子お姉ちゃんなにやってるのー?」

櫻子「な、なんでもない...花子ぉ!」

633 : 以下、2... - 2016/01/12 15:15:46.31 5RO04IsN0 547/573


花子「ふんっ」

あかり「花子お姉ちゃんフグさんみたいだね」

花子「櫻子があかりを独り占めしすぎるからだし!」

櫻子「へーん、僻むなよ!あかりは私の事が好きなんだよ!」

花子「ひま姉がいるのに何言ってんだし!いいからあかり返せ!」

撫子「ほらほら、そこら辺にしないとあかりが困ってるよ」

あかり「え、えへへ...」

撫子「こっちおいで、あかり」

あかり「はーいっ!」

ギュッ

あかり「えへへ...撫子お姉ちゃんだぁいすき!」

撫子「...堪らないわ///」

634 : 以下、2... - 2016/01/12 15:17:40.77 5RO04IsN0 548/573


花子「...部屋に帰るし」

パタン

花子(...花子はあかりにとって何なんだろ)

花子(撫子お姉ちゃんは、頼れる長女)

花子(花子の事も、櫻子の事も、あかりの事も撫子お姉ちゃんがいつも何とかしてるし)

花子(櫻子は、たぶんあかりが一番気に入っているはずだし)

花子(あかりと一番遊んでるのは櫻子だし...ちょっとだけ優しいし)

花子(...花子は)

花子「...」ジワッ

ガチャ...

あかり「花子お姉ちゃん?」

635 : 以下、2... - 2016/01/12 15:18:42.48 5RO04IsN0 549/573


花子「あ、あかり!?」

あかり「花子お姉ちゃん...」

ギュッ

花子「っ...」

あかり「どこか痛いの...?」

花子「な、なんで...?」

あかり「...花子お姉ちゃんが泣いてるから......」

花子「!」

花子「だ、大丈夫だから...っ」

花子「泣いてない...あかりのお姉ちゃんだし...っ」

あかり「あかりのお姉ちゃんは泣いちゃダメなの?」

あかり「じゃああかり、花子お姉ちゃんの妹やめる!」

636 : 以下、2... - 2016/01/12 15:20:00.19 5RO04IsN0 550/573


花子「え...」

あかり「今からあかりは花子お姉ちゃんの妹じゃないからね!」

あかり「これなら泣けるでしょ?」

花子「あかり...っ」

花子「ちょっとだけ...ごめんね...っ」

ギュッ

花子「...っ...うぐ......っ」

あかり「えへへ、よしよし...」

637 : 以下、2... - 2016/01/12 15:20:49.40 5RO04IsN0 551/573


花子「...忘れて」

あかり「やぁだよぉ」

花子「くっ...///」

あかり「なんで泣いちゃってたの?」

花子「...笑わない?」

あかり「笑わないよ」

花子「...あかりにとって、お姉ちゃんは何なのかなって」

あかり「花子お姉ちゃんのこと?」

花子「...うん」

638 : 以下、2... - 2016/01/12 15:21:34.57 5RO04IsN0 552/573


あかり「うーん...友達...でもないし...お姉ちゃんもなんだか違うなぁ...」

花子(姉でもなかった...)

あかり「...恋人さんかな?」

花子「うぇ!?///」

あかり「あかりなんか変なこと言ったかな?」

花子「い、いや...変じゃないし...///」

花子(恋人...かぁ///)

コンコン

花子ー、ご飯できたよー


花子「はーい」

花子「じゃ、あかり、行こっか」

ギュッ

あかり「うんっ!」

撫子「あかり、なんで花子と手繋いでるの?」

あかり「えへへ、花子お姉ちゃんはあかりの恋人さんなんだよ!」

撫子「聞き間違いかな、うん」

撫子「花子、なんであかりと手繋いでるの?」

花子「恋人だし…///」

~もう一つの世界 終~

639 : 以下、2... - 2016/01/12 15:22:15.19 5RO04IsN0 553/573


『ひまちゃーん、どこー?』

『ひまちゃーん......』

『...グスッ』

『うわあああん!』

『はっぱ仮面参上!』

『...誰ぇ!?』

『はっぱ仮面だよ!』

『はっぱ仮面...?』

『うん!』

640 : 以下、2... - 2016/01/12 15:22:51.00 5RO04IsN0 554/573


『...ぶはっ』

『ええ!?』

『はっぱ仮面...ふふふ...あっはははは!』

『なんで笑うの!?』

『だって...くくく...はっぱ…ぶふっ』

『あっはははは!おなかいたいー!』

641 : 以下、2... - 2016/01/12 15:23:36.20 5RO04IsN0 555/573


『...えへへ、笑ってくれたみたいだね!』

『はー、はー...どういうこと?』

『...が気付いた時、泣いてたから』

『な、泣いてないもん!』

『ホントにー?』

『...たぶん』

『えへへ...ひまちゃんってお友達?』

『うん...かくれんぼしてる間にどっか行っちゃった...』

『きっと悪いヤツに捕まって...』

『大丈夫、...が見つけてくるから!』

『え...?』

『だから、笑って?』

642 : 以下、2... - 2016/01/12 15:24:17.91 5RO04IsN0 556/573


『...うんっ』

『ねぇ、お名前教えて』

『さくらこだよ!』

『さくらこちゃんかぁ...可愛い名前だね!』

『そ、そんなこと無いよ...///』

『そっちは?』

『...だよ』

ジリリリリリリ!!

ガチャン!!

櫻子「...」

櫻子「またあの昔の夢か...」

櫻子「うーん、誰だったんだろ...あの子...」

櫻子「まあいいや...起きよ...」

ガラッ

櫻子「おはよー…」

643 : 以下、2... - 2016/01/12 15:25:23.42 5RO04IsN0 557/573


花子「遅いし」

撫子「遅いよ」

「おはよー!」

櫻子「おー...」

櫻子「おー!?」

花子「朝から騒がしいし...なに?」

「どうしたの?櫻子お姉ちゃん?」

撫子「櫻子お姉ちゃんは頭に糖分しか入ってないの」

撫子「だからあんなふうに突然叫び出したりしちゃうんだよ」

櫻子「え、なにこれ私がおかしいの!?」

644 : 以下、2... - 2016/01/12 15:26:07.72 5RO04IsN0 558/573


櫻子(夢でよく会う子がすごい自然にうちにいるんだけど...)

櫻子「えーっと、花子」

花子「だからなに?」

櫻子「撫子ねーちゃん」

撫子「私?」

櫻子「...誰だっけ」

「ひどいよぉ!?」

花子「最低」

撫子「最も低い」

櫻子「じ、冗談じゃん!」

645 : 以下、2... - 2016/01/12 15:27:01.79 5RO04IsN0 559/573


櫻子(ヤバイ...マジでわかんねぇ...)

櫻子(花子より髪の色は濃い...目の色の私達と同じだし...)

櫻子(...あれ、夢で会ったこの子の髪は赤じゃなかったっけ?)

櫻子(それに目の色も紫色だったし...)

櫻子「はっぱ仮面...」

「ふえ?」

花子「やっぱりあれ櫻子が教えたんだ」

撫子「蓮子、もう真似しちゃダメだからね」

「はーいっ」

櫻子(...なんか納得いかない)

櫻子(たぶん...この子名前は蓮子じゃないと思うんだけど...)

櫻子(あーなんで覚えてねーんだよ私!!)

646 : 以下、2... - 2016/01/12 15:27:40.73 5RO04IsN0 560/573


蓮子「櫻子お姉ちゃん大丈夫...?」

櫻子「う、うん。大丈夫だよ」

「あかり」

櫻子(...あかり?)

『...が気付いた時、泣いてたから』

『...りが気付いた時......』

『...かりが気付いた時......』

『あかりが気付いた時、泣いてたから』

647 : 以下、2... - 2016/01/12 15:28:22.48 5RO04IsN0 561/573


櫻子「あかりちゃん!!!!」

花子「な、なんだし櫻子!?」

撫子「あかりって誰...?」

櫻子「思い出せよ花子!!会ったことあるだろ!?」

花子「え...え...?」

櫻子「ねーちゃんも思い出せよ!大室家の姉妹は4人もいないだろ!?」

撫子「...っ」

648 : 以下、2... - 2016/01/12 15:29:28.30 5RO04IsN0 562/573


櫻子「あかりちゃん!」

櫻子「何でこんなことになってるの!?」

蓮子「...お姉ちゃん」

櫻子「ううん、私はお姉ちゃんじゃない」

櫻子「あかりちゃん」

蓮子「...っ」

櫻子「思い出したよ、私」

櫻子「向日葵と遊んでた時、あいつが迷子になって」

櫻子「私が探してたよね」

櫻子「そしたらさ」

櫻子「あかりちゃんが、助けてくれたよね」

櫻子「赤い髪、紫色の目」

櫻子「ずっとずっと、思い出せなかった」

櫻子「なんでだろうね」

櫻子「初恋の相手なのに、さ」

649 : 以下、2... - 2016/01/12 15:32:01.15 5RO04IsN0 563/573


「...やっぱり、ダメみたいだね」

櫻子「あかりちゃん」

あかり「みんなの記憶は消せても、櫻子ちゃんだけは」

あかり「あかりに恋をした人の記憶は、完全に消せなかったみたいだね」

櫻子「ねえ、なんで?」

櫻子「どうやって、なんてもう今さら聞かないよ」

櫻子「でも、教えて」

櫻子「どうして大室家の子どもになりたかったの?」

あかり「...それはね」

あかり「あかりも、櫻子ちゃんが大好きだからだよ」

櫻子「...じゃあ姉妹になる必要ないじゃん」

あかり「それは、櫻子ちゃんのお願いだからね」

櫻子「どういうこと?


あかり「...櫻子ちゃん、あかりね」

「みんなに見えてないんだよぉ」

650 : 以下、2... - 2016/01/12 15:34:51.97 5RO04IsN0 564/573


櫻子「...また影が薄いキャラ?」

櫻子「似合わないよ、あかりちゃん」

あかり「ううん...あかりね、もうこの世界にはいないんだよぉ」

櫻子「なにそれ、死んじゃってるみたいじゃん...」

あかり「死んじゃったんだよ、櫻子ちゃん」

あかり「死因はね、交通事故」

あかり「中学一年の冬...今日から3日後だったのかな?凍った道路で滑ったトラックに引かれたんだよ」

櫻子「...そんなのって」

あかり「仕方ないよ...それでね」

あかり「結衣ちゃんはずっとトラックの運転手さんを探してる、京子ちゃんはおかしくなっちゃう、ちなつちゃんは...お部屋に閉じこもっちゃう」

あかり「向日葵ちゃんはずっとずっと、櫻子ちゃんの傍にいるよぉ」

櫻子「私は...?」

651 : 以下、2... - 2016/01/12 15:36:32.05 5RO04IsN0 565/573


あかり「...あかりの写真に向かってずっとお喋りしてる」

あかり「今日はいい天気だね、とか」

あかり「...大好きだよ、とかね」

櫻子「...」

あかり「あかりが生きてた世界ではね、あかりと櫻子ちゃんはお付き合いしてたんだよぉ」

あかり「櫻子ちゃんがさっきみたいに、昔あかりと出会ったことを話してくれたんだぁ」

あかり「それで...ずっと好きだったんだよって...グスッ」

櫻子「あかりちゃん...」

あかり「えへへ...ごめんね...グスッ」

あかり「それでね、あかりがいい子にしてたから特別に神様が力を貸してくれたんだぁ」

櫻子「...生き帰ればよかったのに」

あかり「生き帰ってもあかりはゾンビさんだよぉ」

652 : 以下、2... - 2016/01/12 15:37:19.71 5RO04IsN0 566/573


あかり「それでね、みんなにお別れをしてきたの」

あかり「結衣ちゃんに、もういいよ、ありがとうって」

あかり「京子ちゃんに、無理しないでねって」

あかり「ちなつちゃんに、あかりのクラゲのキーホルダーを」

あかり「向日葵ちゃんに、櫻子ちゃんの事をよろしくねって」

あかり「...」

櫻子「私は...?」

あかり「...櫻子ちゃんには、あかりに幸せになって欲しいって言われたよぉ」

櫻子「そっか...」

653 : 以下、2... - 2016/01/12 15:38:00.48 5RO04IsN0 567/573


あかり「だから、この世界のあかりを櫻子ちゃんのお家の子どもにしたの」

あかり「櫻子ちゃんと恋人さんにはなれないけど...」

あかり「あかりが、ずっと傍にいるからね」

櫻子「...あかり、ちゃん」

櫻子「ばかぁ...!」

櫻子「ねぇ、そこにいるんだよね...?」

櫻子「いるんでしょ...?」

スッ...

あかり「...」

櫻子「なんで...触れないんだよぉ...!」

654 : 以下、2... - 2016/01/12 15:38:51.33 5RO04IsN0 568/573


あかり「ごめんね、櫻子ちゃん」

あかり「もう逝かなきゃ」

櫻子「待って!まだ伝えたい事がある!!」

あかり「なぁに?」

櫻子「...あの時」

櫻子「私を助けてくれて、ありがとう...っ」

あかり「...っ」

櫻子『い、いつも私を助けてくれてくれて、その...ありがとう...///』

655 : 以下、2... - 2016/01/12 15:39:24.74 5RO04IsN0 569/573


櫻子「忘れ物した時...嫌な顔しないで貸してくれてありがとう...」

あかり「...」

櫻子『あのさ!昨日筆箱忘れたじゃん!?その時嫌な顔しないで...消しゴムとか貸してくれて...ありがとう...///』

656 : 以下、2... - 2016/01/12 15:40:41.28 5RO04IsN0 570/573


櫻子「...ずっと、私のわがまま聞いてくれてありがとうっ!!」

あかり「櫻子ちゃん......っ」

櫻子『も、もしよかったらこれからも...私のわがまま聞いて欲しいんだけど...さ...///』

櫻子「大好きだよ、あかりちゃん!!!!」

櫻子『あーもー!あかりちゃん大好き!!私と付き合って!!///』

あかり「...櫻子ちゃんは...どこに行っても櫻子ちゃんなんだね...」

あかり「あの櫻子ちゃんと...言ってる事が一緒だよぉ...グスッ......」

657 : 以下、2... - 2016/01/12 15:41:21.43 5RO04IsN0 571/573


櫻子「あかりちゃん!!」

あかり「えへへ...やだなぁ......逝きたく、ないなぁ......」

あかり「櫻子ちゃんの...わがまま......グスッ...もっと聞きたかったよぉ......」

スゥ...

櫻子「あかりちゃん!!!!やだ!!いかないで!!」

あかり「櫻子ちゃん...」

またね...

櫻子「...うわあああああ!!!」

658 : 以下、2... - 2016/01/12 15:41:55.19 5RO04IsN0 572/573


ガバッ

櫻子「わああああ!?」

櫻子「はぁ...はぁ...夢か......はぁ...」

櫻子「...あかりちゃんっ」

ピッピッピ...

プルルルル...

プツッ

「もしもし、あかりだよぉ」

櫻子「...あかりちゃああああん!!」

「ど、どうしたの櫻子ちゃん!?」

櫻子「なんでもない、大好き!!」

~勿忘草 終~

661 : 以下、2... - 2016/01/12 21:24:50.95 5RO04IsN0 573/573

さて大室あかりスレも無事に立ったので本当の本当におしまいです。
赤座先生も恐らくすぐに立てるのでよかったらまた見てやってください。
それでは、今度こそまた。

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