――放課後の教室
梓「うん……」
純「どうしてさ?」
梓「ほ、ほら……人きちゃうから……」
純「ふーん。人いないならいいのかな。梓は」
梓「ち、ちがっ……そうじゃなくて」
純「じゅあいいじゃん、ほら手どけて」
梓「あっ……」
元スレ
純「やめて欲しいの?」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292754929/
純「ほら、制服脱がすよー」プチプチ
梓「んっ……」
純「お、今日のブラもかわいいねー」
梓「ダメだって……純」
純「手で隠さない」グイ
純「かわいい……」
梓「うぅぅぅ」
純「梓のおっぱいちっちゃいけどキレイだよね」サワサワ
梓「あっ、い、イヤ」
純「ふふ、かわいい」
梓「はぁ……はぁ」フルフル
純「我慢してる梓もいいな」
純「顔、もっと見せてよ」グイ
梓「……」
純「いいなぁ……」
梓「……」プイ
純「……」グイ
梓「ん……」
純「キスしよっか」
梓「えっ」
純「ん~ちゅー」スッ
梓「ま、まって」
純「またない」
――ちゅ
梓「んんっ!」
純「ふーふー」チュ
梓「んーんー」バタバタ
純「ちゅっちゅ」
梓「ふぁっ、や」
純「うごかないで」グイ
梓「んっ……」ポロ
純「ふふ……ちゅ」
梓「……」
純「へへ」スッ
梓「けほっ……」ポロポロ
純「梓のくちびる、やわらかいねー」ニコニコ
梓「そう……」
純「なんで泣いてるの?」
梓「なんでもないよ」
純「ふーん。涙拭いてあげる」スッ
梓「あっ……」
純「ぺろぺろ」
梓「うあぁぁ……」ゾクッ
純「はぁ……」ペロペロ
梓「ぁ……ゃ、い……ゃ」ポロポロ
純「ふぇふぇ……ぜんぜんなくらないなね」ペロ
梓「も、もう……いいよ」
純「まだまだ」
梓「や、やめてよぉ……」
純「なんでそういうこと言うのさ」
梓「……イヤだから」
純「わたし達、友達じゃん」
梓「友達……」
純「そう友達。だからいいじゃん」グイ
梓「あっ……」
純「もう一回キス……」
梓「えっ……ん」
純「ちゅ……あじゅひゃ……」チュチュ
梓「はっ、ううぅ……」ブルブル
純「ぷはっ……」フー
梓「……」ポロリ
純「次はおっぱいも、ちゅーしよっかな」
梓「やっ、イヤだってばぁ……」
純「もーわがまま言わないの」グイ
梓「あぁぁ……」
純「ちっちゃくても、梓のおっぱいはいいよー」
梓「そう……」ポロ
純「……かわいいかわいい」
――あははは
梓「うっ」ビクッ!
純「ん」ピタ
『早く帰ろう。おなかすいちゃったよー』スタスタ
『うん。帰りにマックよってこうよ』スタスタ
梓「ぁ」ドキドキ
純「も~じゃまだなぁ」ボソ
――シーン
純「やっといなくなったかぁ」
梓「もうやめよっ、ね?」
純「あいつらのせいで興が冷めちゃったしなぁ」
梓「……時間も遅いから……さ」
純「先生くるとやっかいだし、また明日にするかぁ」
梓「明日……」
純「よーっし。明日にしよっと」
純「じゃあ梓。また明日ねー」バイバイ
梓「……ばいばい」
梓(どうしよう……)
――次の日
梓「……」スタスタ
憂「おはよう梓ちゃん」
梓「お、おはよう憂」キョロキョロ
憂「?」
梓(まだいないかぁ)ホッ
純「おっはよーー!」ガラッ
梓「あっ」ビクッ!
憂「あ、純ちゃんおはよー」ニコ
純「おー、憂おっはー」
梓「……じゅ、純、おは……よう」
純「おはよう!朝から元気ないなー」バン
梓「そ、そうかな」ハハ
憂「寝不足なのかな?」
梓「へ、平気だよ」
梓「だいじょうぶ」
憂「そう?」
純「ふむ」
――きーんこーんかーんこーん
梓「ほ、ほらっ。席につかないと」
憂「うん。またね」
純「じゃね~」
梓「……ふ~」
先生「――え~ということで、ここの問題は――」
梓(今日もやるのかな……)
梓(どうしよう……)
梓(純は……)チラ
純「……」ボケー
梓(……ぼーっとしてるや)
純「ん?」チラ
梓(あっ)サッ
純「……ふふ」ニヤ
――きーんこーんかーんこーん
憂「梓ちゃん、昨日言ってたCD持ってきたよ」
梓「あ、ごめん。わたしちょっとトイレに……」
憂「そっかぁ。わかった」
梓「ごめんね」タタッ
憂「純ちゃーん」
憂「あれ?純ちゃんは?」キョロキョロ
――がちゃ ばたん
梓「ふ~」
梓(なんか疲れた)
――がちゃ
梓「え?」ビク
純「あーずさ」ニコ
梓「じゅ、え?ちょっと!」
純「はい、シー」グイ
梓「むぐ」
純「騒いでると聞かれちゃうよ」
梓「出てってよ!ここトイレの中だよ」
純「だって梓授業中にわたしのこと見てたじゃん」
純「ふふ、寂しかったのかなって」
梓「ち、ちがっ」
純「あんまり時間ないけど、キスくらいならできるから」
梓「ちがうって、やめっ」
純「んー」チュ
梓「あふ……」
――ガタン
純「狭いから、暴れちゃダメだよ」ギュ
梓「い、いたい」
純「はい、便座の上にすわってぇ」
梓「うっ」ストン
純「はい、顔こっち向けて」
梓「ぃ、ぃや」
純「も~、イヤイヤばっかじゃダメだよ」グイ
純「ちゅー」
梓「……」
純「はぁ……なんか気持ちいいね」チュ
梓「けほっ」
純「あずさあずさ……」チュ
――きーんこーんかーんこーん
純「あっ!鐘がなっちゃった」
梓「も、もどらないと」
純「う~ん。しょうがないか」
純「早く行くよ梓」グイ
梓「うん……」
――教室
梓(先生に怒られちゃった)
梓(純は寝てるし)チラ
梓(帰りたいなぁ)
――お昼ごはん
憂「もう休み中に戻ってこないといけないよ」
梓「う、うん。ごめんね」
純「ごめんごめん。つい時間忘れちゃって」
憂「先生すごい怒ってたもんね」
純「もうあんなの見たくないなぁ」
梓「そうだね……」
――――――――――
梓(とうとう放課後まできちゃった)
憂「じゃ、わたし帰るね」
純「うん。またねー」
梓「……バイバイ」
憂「バイバイ」ニコ
純「……梓」ボソ
梓「な、なに」ビク
純「ここで待っててね」
梓「あ……」
――――――――――
純「あーやっと誰もいなくなった」
梓「あ、あのさ純」
純「ん?」
梓「もう、やめよう」
純「……だから何で」
梓「イヤだから……」
純「わたしはイヤじゃないよ」グイ
梓「純がよくてもわたしは……イヤ」ポロ
純「あずさ……」
梓「だからもうおしまい」
純「……イヤだ」ボソ
梓「え?」
純「イヤだイヤだイヤだイヤだ!!」
梓「ひっ」ビク
純「梓!」
梓「きゃっ!」ドサ
梓「あ、あっ。ゃめ……いや……」プルプル
純「あっ……」ドキン
純「あ、ずさ」ゴク
梓「ダメだから……それだけは」
純「でも、梓のそんな顔見たら……」ハァ
梓「純!落ち着いてよ……お願い……!」
純「ダメだよ……がまんできない」スッ
梓「あっ!」
純「あずさ……」
梓「純……どうしてこんなことするの?」ポロ
純「どうしてって……」ピタ
梓「もうイヤだぁ……グスン」ポロポロ
純「……」
梓「純?」
純「だって」
梓「だって?」
純「梓のことが好きだもん」
梓「す……き……?」
純「最初はちがったけど」
純「なんか、いつも一緒にいるうちに気になって」
純「好きになって……放課後も一緒にいたいけど部活違うし」
純「教室だけでもってスキンシップのつもりが段々過激に……」
純「自分でもダメだってわかってたけど……梓の表情見てたら……止まらなくなって」ポロ
梓「……」
純「ごめん……ごめんね」ポロポロ
梓「純……」
純「わたし独りよがりだったね」ゴシゴシ
純「もう、しないから」スク
純「ごめんね、あずさ」
梓「まって」ガシッ
純「!」
梓「一方的に言うだけ言ってどっか行っちゃうなんて相変わらず自分勝手だなぁ」
純「だってわたしここにいないほうがいいし」
梓「……いてもいいよ」
純「えっ」
梓「いてもいいってば」
純「でも、梓イヤだって」
梓「今はイヤじゃないよ。純、あやまってくれたし」
純「梓……」
梓「隣、座っていいよ」ポンポン
純「……それじゃあ失礼して」ストン
梓「……」
純「……」
梓「……」
純「……」
純「外、静かだね」
梓「みんな帰っちゃったかな」
純「わたし達も帰らないといけないのかな」
梓「まだいいよ」
純「……そっかぁ」
梓「……」
純「……」
梓「純はさ」
純「う、うん」
梓「わたしのどこが好きなの」
純「どこって言われても……気付いたら好きに」
梓「具体的に」
純「え……っと。ぜんぶ!」
梓「……欲張りだなぁ」
純「そんなこと言われても梓見てるとさ、そう思っちゃうんだから」
梓「……憂はどうなの。そっちのが付き合いも長いし」
純「憂の方が長いけど、好きなのは梓の方なの!」グイ
梓「そんなこと真顔で言われると……」
純「あ、てれた?ねえ?ねえ?」
梓「……うるさい。あと近い」ドン
純「わっ」ゴロン
梓「……」
純「……」
純「梓さー」
梓「なに」
純「怒ってる?」
梓「もう怒ってないってば」
純「そっか」
梓「そうだよ」
純「梓さ」
梓「なに」
純「好きだよ」
梓「……」
純「大好き」
梓「……」
純「梓は?」
梓「わたしは嫌い」
純「……」ジワー
梓「あんな強引な純は嫌い。大嫌い!」
梓「わたしの言うこと聞かないし」
梓「乱暴だし、こわい」
純「あ……ずさぁ」ポロリ
梓「……純ってこんなに泣き虫だったっけ」
純「泣いてなんかいないもん」ゴシゴシ
梓「泣いてるし」
純「ゴミが目に入っただけ」ゴシゴシ
梓「泣いてるじゃん」プッ
純「わらうなよぉ」ゴシゴシ
梓「あははっ」
純「もぉー」ゴシゴシ
梓「あーオカシイ」フー
純「そう」
梓「あーあ」
純「……」
純「ねぇ梓」
梓「なに純」
純「嫌わないで」
梓「無理って言ったら?」
純「……あやまるから」
梓「うそだよ。嫌わないってば」フー
梓「こわいのは本当だけど」
純「……うん」
梓「さっ。かえろ」
純「うん……」
梓「そんなに落ち込まない」
梓「もう怒ってないし、嫌ってもないから」
梓「わたし達、友達じゃん」
純「友達……」
梓「そう友達」
梓「友達って何するか知ってる?」
純「えーっと」
梓「一緒に遊ぶんだよ」
梓「いつもみたいに一緒に遊ぶ」
純「それって……」
梓「純が、す、好きって言うから……」ゴニョゴニョ
純「あ、あずさー!」ギュ!
梓「にゃー!」バン
純「いたたた」クラクラ
梓「言っとくけど、わたしの言うこと聞かなかったり」
梓「強引なマネしたら張り倒すからね」
純「もう叩かれた」
梓「がっつくからだよ」
純「ふふ……あははっ」
梓「笑ってないで帰るよ」
純「わかってるって」
梓「はぁ、外もう暗いし」
純「わたしがついてるから平気だよ!」
梓「逆にこわいわ。茂みにつれてかれそう」
純「そ、そんなことしないから!」
純「あ、梓のためなら!オバケでも悪い奴からでも守るよ!」
梓「バカなこと言ってないで行くよ」
純「わかった!」
梓「夜の学校はこわいなぁ」
純「梓の腕とーった!」ギュ
梓「わっ。コラ、歩きにくい」グイグイ
純「いいじゃん。あったかいし」
純「友達はこういうことするんだよ」
梓「友達ねぇ」
純「やめて欲しいの?」
梓「……ま、いっか」
純「ふふっ、そうだよ細かいこと気にしない」ギュ
梓「一気に元気になっちゃって」
純「うれしいから!」
梓「よかったね」
純「うん!」ギュ
梓「ふふ」クス
純「このまま一緒に帰ろう」
梓「うん。一緒にね」
おしまい