1 : 1 - 2015/11/22 21:50:39.53 jdahAA9l/ 1/52「相棒」と18禁ゲーム「ヤバい! -復讐・闇サイト-」のクロスSSとなります。
ゲーム原作はかなりの凌辱・拷問が出現しています。(原作視聴注意)が、相棒側の視点がメインですのでそういうシーンは少なくなっておりますのでご容赦ください。
元スレ
右京「闇サイト…ですか?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1448196639/
(冒頭)
山奥の橋の上、一人の少女が立っていた。
「ごめんなさいっ。お兄ちゃん‥‥‥大好き、だよっ‥‥‥」
少女は橋の上から飛び降りた。
数日後、一軒の家が大きな炎に包まれた。
数か月後…
右京「うーん、暇ですね」
カイト「いつものことじゃないですか」
街の中を散歩していた特命係の二人、そこで、いつものメンツを見かける。
伊丹「これは警部殿、それに、特命係の櫂徹!」
カイト「伊丹さん、漢字わざと間違ってませんか?」
右京「どうしたんですか?」
伊丹「どうしたもこうしたも…まあ、嘘ついてもすぐにばれるんでしょうけどね」
芹沢「俺たちは行方不明事件を捜査しているんです」
伊丹「行方不明事件?」
右京達の前には大きな学校があった。
芹沢「なんでも、数日前にここの生徒3人が、急に行方不明になりました。」
伊丹「失踪したのは、湯川 文乃さん、印南 美涼さん、椿 利奈さんの3人だ。」
3人の写真を取り出す。
カイト「あれ、このうちの二人、見たことあります。たしか、「姫川綾音」という芸名で女優やってます。」
カイト「それに、この美涼さん、たしかファッションモデル雑誌でよく見かけました」
右京「詳しいんですね」
カイト「悦子がそういうのすきなものでして。結構プレゼントしたりしました。」
伊丹「そういうのはいいですから!」
芹沢「それに、もう一人の椿さんは海外の一流音大への留学が決まっているそうです。」
右京「なるほど、そんな人たちが急に失踪する、これは何かありそうですね。」
伊丹「だから、調べるんですよ!もういいですか!行きますよ。」
二人はそういうと学校とは違う方向に去って行った。
-職員室
右京「3人はこの学校の学生だったようですね。」
芹沢「はい。」
右京「この3人がどんな人だったのか、ちょっと学校の方に聞いてみたいですね。」
-職員室、そのうちの一人、湯川文乃のクラス担任であった教師に話を聞く。
教師「湯川さんですか、なんでも、幼いころから演劇を習っていて、女優デビューされた方です。ええ、我が校としても、非常に誇りに思っています。」
右京「なるほど…」
教師「ええ、品行方正な非常に礼儀正しい方でした。」
カイト「つまり、誰からも恨まれるようなひとではなかったと」
教師「湯川さんに限って、そんなことはありません、ですから、湯川さんに何を言いに来る人だっていますけど、湯川さんは非常に礼儀正しい方です、と言って追い返してます。学校のブランドに傷がつきますし」
右京「なるほど、何か言ってくるのはどういう方なんですか?」
教師「芸能とか、報道とか、そういう人です。もう、よろしいですか?」
カイト「ありがとうございます。」
-廊下
別の女子学生に話を聞いてみる。
女子学生A「美涼?だって、読者モデルでデビューして、あんなにファッションセンスがあって」
女子学生B「女子たちの間でもファッションリーダーって言ってみんなのあこがれの的なんだよ。」
カイト「そうなんだ、いや、ボクの婚約者がこの子の着てる服とか、そういうのに興味を示して」
女子学生B「本当に彼女ってすごいんだねー。」
右京「…最近の彼女に何かかわったところは?」
女子学生A「最近、ストーカーがいるとか」
カイト「ストーカー?」
女子学生A「なんでも、美涼のところに、しょっちゅう言いがかりをつけてくる奴がいて、美涼がストーカーだって騒ぎ出してた。」
女子学生B「でも。芸能人ってさあ、そういうストーカーする奴って結構多いから。」
女子学生A「彼女のこと、勘違いしてる男子結構多そうだし。」
右京「そうですか。」
‐音楽室
ピアニスト「ええ。椿さん。彼女、ピアノの才能があって、一流の音大への進学が決まっていますの。」
右京「では、椿さんも同様にこの学校にとって自慢の存在であったと。」
ピアニスト「そうですよ。なんでも湯川さんや印南さんと一緒にいて、仲がおよろしいようでした。」
カイト「他に椿さんの関係しそうな方は?」
ピアニスト「他にですか…そういえば、手塚さんという人と仲良かったとか?」
右京「手塚さん?」
ピアニスト「ええ。二人ともお兄さんが居たり、家族構成もよく似ていたため、仲がよかっったのですが、数か月前、手塚さんが亡くなりました。」
カイト「亡くなった?」
ピアニスト「原因はわからないのですが、それで親友が一人亡くなったけどそれにもめげずにけなげに頑張っているようでした。」
ピアニスト「けれど、最近周りに変な人がいるって言って、この間交番に相談したそうですよ。」
右京「変な人?」
ピアニスト「なんでも、よく付きまとわれてるとか」
カイト「どうもありがとうございました。」
右京「…なんか、見えてきませんか?」
カイト「椿利奈の亡くなった親友、ですか?」
右京「それに、手塚という名前、どこかで聞いたことがあります。」
カイト「調べてみますか。」
‐特命係
右京「ありましたよ。カイト君、手塚さんという家」
カイト「どこですか?」
右京「2013年2月、手塚家が原因不明の失火により全焼。家主の男性が死亡」
カイト「火事、放火ですか?」
右京「こちらの記事も見てください」
カイト「山奥の橋から飛び降り自殺…これは、手塚薫さん」
右京「事件性はなく、自殺と処理しましたがね。」
右京「この、手塚さんという家のこと、調べてみる必要があるようですね。」
-警視庁・廊下
伊丹「ああ、3人の家とか芸能事務所とか調べたけど、本当にむだ足だったぜ」
芹沢「どこに行っても、娘は悪い人じゃないとか、娘を見つけ出せ、とか。」
伊丹「ストーカーとか不審者を何とかしろ、ってのもあったな」
芹沢「ストーカーについては警察でも対応しているはずですが」
伊丹「なんでも、『あんたの娘のせいで妹は…』みたいなことを言ってくる奴もいたらしい…」
右京「それ、本当ですかあ!?」
伊丹「け…警部殿!」
芹沢「もしかして、その妹とやらに心当たりがあるとか。」
カイト「はい。」
-手塚家・跡地周辺
右京「ここの家の妹さんのことなんですが」
近所のおばさん「ええ、薫ちゃん。とっても家族思いの優しい子でした。それが、まさか自殺していたなんて。数日後に、家もこんなことがあって。」
右京「もしかして、薫さんにはお兄さんが居ませんでしたか?」
おばさん「ええ。遼ちゃんね。春から大学に行って一人暮らしをしているけど、なんでも薫ちゃんのことをとってもかわいがっていて、近所の私たちから見てもほほえましかったわ」
おばさん「薫ちゃんのほかにお父さんまであんなことになって、遼ちゃんはとっても悲しんでいたわ」
おばさん「遼ちゃん、『薫が自殺した原因、つきとめてやります』って言いながら…」
右京「なるほど…」
-特命係
右京「おそらく3人の周りにつきまとっていた人物、それは手塚遼でしょう。」
カイト「つまり、手塚遼の妹、手塚薫の自殺にはあの3人‐湯川文乃、印南美涼、椿利奈が関与していると」
右京「おそらく、3人の周りに付きまとっていたのは妹の死の原因を探るため」
カイト「しかし、3人はかたくなにその話をしなかった。」
右京「そうでしょうねえ、学校や事務所、挙句には警察にまで言うぐらいですから。」
カイト「品行方正で優秀な彼女たちですから、そういう人たちは彼女たちの言い分を信じるでしょうね」
右京「しかし、そういう人間であっても、犯罪、とくに殺人を犯さないわけではありません。」
カイト「つまり、彼女たちには人には言えない何かがあった。」
右京「ええ。そんなところに3人が急に失踪した」
カイト「手塚遼が誘拐した。」
右京「もし、そこで彼女たちが妹の死の原因を作ったとわかったら」
カイト「復讐…」
右京「なんとしても、彼を探し出さないと…」
岩月「た、大変です!」
右京「おや?サイバー対策課の岩月さん」
カイト「どうかされたんですか」
岩月「とにかく、これを見てください」
二人はサイバー対策室へ移動。そこには伊丹、芹沢の姿もあった。
そして、一同はサイバー対策室のPCであるサイトを目にする。
???「ようこそ、闇サイト・復讐へ」
右京「闇サイト?」
岩月「ええ。なんでも、法では裁けない人間を裁くための闇サイトです。当然のことながら、暴行、凌辱、はては殺人まで、さまざまな犯罪の温床になります。」
岩月「我々は、何か月も前からこのサイトの存在は目につけていましたが、ここ数か月はなりを潜めていました。」
伊丹「ここにきて急に動いたと」
岩月「問題はこのあとです」
動画には、廃墟の中に3人の少女が全身を拘束されている姿を目にしている。
カイト「ああ!この3人!」
伊丹「ああ、湯川・印南・椿の3人だ。」
右京「この方々がいるということは…」
サイトのほうに一人の美青年が映し出される
遼「ようこそ、ネット民の皆様。今日は3人の少女のえげつない姿をとくとご覧に入れましょう」
岩月「くっ…挑戦的だ」
遼「俺が知りたいのは1つだけ。 俺の大事な妹が、なぜ死ななきゃいけなかったってことだけさ」
右京「おそらく手塚遼は、妹の復讐のためにこの3人を拷問し、吐かせるつもりでしょう。」
伊丹「なんてことだ。この場所、一体どこなんだ?」
右京「おや、この背景…」
右京は凌辱されている彼女たちの後ろの様子を確認した。
右京「僕には心当たりがあります。行きましょう、カイト君。」
カイト「はいっ!」
伊丹「俺たちはこちらで動画の続きを見ておきますよ」
芹沢「先輩!AV鑑賞じゃないんですから!」
伊丹「わかってるよ!」
-車の中
右京は車を走らせる
右京「動画の様子は確認できますか?」
カイト「はい。この動画、実は闇サイトだけでなく、あらゆる動画サイトからも閲覧が可能になってます。当然、センセーショナルですし、再生数もぐんぐん伸びています。」
動画には、えげつないコメントが多数、いくつも書かれている。
‐動画の中
文乃「落ち着いて、話をしましょ? 全部誤解よ。 私の話を聞いたら、きっと分かってくれるわ」
美涼「私たちは、なにもしてないわよっ! アンタの妹となんか、話したこともないのにっ!」
利奈「‥‥‥わ、わたしは知らない‥‥‥なにも知らない‥‥‥!」
当然のことながら、3人の少女は目を当てられないような凌辱を受けていた。だが、凌辱されていくうちに、どんどん彼女たちの正体が明らかになってゆく。
最初は、いじめななかっと言っていたり、あるとしても軽いものだといっていた。
だが…
美涼「こんなことをして、喜んでた。本当に最低の兄弟はどこまで行っても最低よね。あんたの妹も、ビッチだったのよ! 男とやりまくりだったのよ!」
文乃「あんたが妹とセッ○スしまくってたのは事実でしょうが…」
3人は兄と妹が愛し合っていたことを知り、それを利用して悪質ないじめを行っていたことはうかがえる。
-車の中
カイト「遼と薫。この二人は近親相姦といわないまでも、兄弟で愛し合っていた。」
右京「兄妹の禁断の愛。それだけ3人は愛し合っていた」
3人の救出のため車を急ぐ特命係。だが、動画の中ではさらに凌辱がすすんでいた。それとともに3人はさらなる事実を話し始めた。
-動画の中
利奈「……私、デビューさせてやるからって……文乃に枕営業に誘われてたの……」
利奈「こ、断ってた……む、ムリだもの……。芸能界にも、そこまで興味ないし……だから……」
利奈「で、でも、あの人は……許してくれなかったの……。それで……それで……」
利奈「ひどいこと、いっぱい、された……すごくイヤだった……もう死にたくなるくらいのこと、された……!」
利奈「あるとき、あの人が言ったの。薫ちゃんの弱みを掴んできたら、私のこと許してくれるって――」
文乃「事務所に言われて、利奈を枕営業に誘ったが、断られてたの」
美涼「薫を虐めた理由は、文乃に言われたことと、なにより、薫の事が大嫌いだったから!」
-サイバー対策室
岩月「なんてひどい奴らだ!」
伊丹「凌辱や拷問はひどいが、それ以上に、こいつらがやってることは相当にひどい!」
芹沢「こういうことをされても、っていうか、僕らが逮捕していてもおかしくありません。」
3人は遼以上に、利奈・美涼・文乃への怒りをあらわにする。
暇課長「お前たち、ヒマかっ…?」
伊丹「ヒマじゃありませんよ。それより、こいつらの枕営業とやらについて捜査していただきたいですね」
大木&小松「わかりました。」
3人は動画の中で、兄との関係をネタに枕営業を薫に強要していたことを告白した。
美涼は薫のことが嫌いであったこと、また文乃は枕営業を強要したこと、さらに利奈は自分の身を守るために親友だった薫を売り払ったのだ。
そして‐
利奈「薫は主人公も知らない日記をつけていて、あたしに日記を見せてくれたの。もし、内容がばれたら、薫が自殺した原因があたしだってばれたちゃう、だから薫の家に火をつけたの」
利奈「いじめを止めた人が次のいじめのターゲットになるなんて……それいじめの常識」
利奈「薫ちゃんは、心優しいかおるちゃんだけは、そんな当たり前のこともわからない子だったけど――」
利奈「悪いのはあのふたり。だから、私は黙っていたし、他の人にも放って置くように言ったの」
伊丹「ひどすぎる、吐き気を催した!」
遼「さて、ネット民の皆様、こいつらが真実を吐きました。こいつら、一体どのようにしたらいいんでしょうねえ」
遼「1:妊娠・出産させることによって苦しめる。 2:敢えて3人を解放し、世間の目に晒すことによって苦しめる。 3:屋敷ごと焼き払う」
遼「それとも、4:屋敷の場所をネット上に公開し、3人の制裁をネット民に委ねる」
???「5:あなたはここで逮捕され、少女たちもここで解放される。」
遼の後ろから現れた人間、それは紛れもなく杉下右京、甲斐亨であった。
右京「初めまして、手塚遼さん。あなたのひどい拷問・そして凌辱を見させていただきました。妹さんを自殺に追いやった張本人である3人の少女への復讐、どんな理由があるにせよ、立派な犯罪です。あなたは逮捕されなければなりません。」
遼「妹のことはろくに調べもせず、こいつらクズの言うことをうのみにする無能な警察が、なんでこんなところに来たんですか?」
右京「動画に映っていた場所、しばらくは精神病患者の隔離病棟として利用されていて、病室と思しきベッドや診察台が見えました。ですが、ここには全体を構成する柱や窓などは大きく変わっていません。アイアンハート城、8年前まで北条晴臣という人物が使っていた別荘だからです。」
カイト「杉下さんは北条が関与した事件を担当していましてね。それでよく来ていたんですよ。」
遼「妹は、こいつらに殺されたんだ! こいつらはどうなろうと知ったことじゃない!」
右京「あなたがあげた選択肢、こんなことをして妹さんは喜ぶと思っているのですか!」
プルプル
右京「それに、未来のある少女たちを凌辱し、拷問するなど、もってのほかです!」プルプル
遼「じゃあ、妹はどうなるんですか!何の罪もないのに、ただ、こいつらの利益のためだけに!」
遼は急いで部屋を飛び出した。手には何かを持っている。
カイト「この間に、彼女たちを解放しましょう」
カイト「もう大丈夫ですよ!」
文乃「刑事さん、助けてください、私、何にも悪いことをしていないのに…」
美涼「警察も来たし、本当に早く出してって感じ。」
利奈「利奈は全然悪くないし、薫のことも知らない…」
右京「本当にそう思っているんですか!」プルプル
右京「あなた方がやったことは、遼さんが言った通り、罪のない女性を死に追いやったうえに、家にも火をつけたこと!」
右京「それに、この動画の内容は警察の方も見ています!」
右京「今頃刑事たちがこの動画の事実について調査しようとしているでしょう!」
(右京、携帯を取り出す)
右京「はいはい、わかりました。」
右京「伊丹さんから連絡がありました。枕営業に関しても今、我々の仲間が調べていますし、もう一度薫さんの家を調べれば、あなたが火をつけた証拠も出てくるでしょう!」
右京「あなたたちは、自分が犯した罪について、もっと反省しなさい! そして、これからの人生で一生悔いていきなさい!」
右京「文乃さん、もうあなたは女優でも何でもありません!」
右京「美涼さん、あなたに憧れるひとなど、もう誰もいないでしょう!」
右京「利奈さん、もう誰もあなたを愛さなくなるでしょう!」
そこに、灯油まみれになった遼が現れる。
遼「ここは悪人の城。悪人を裁くなら、悪人の屋敷でね…。少なくとも、俺の未来なんて、妹を、薫を失ってから、止まったままなんだ!」
そういうと遼は自らに火をつける。
アイアンハート城はすぐに炎につつまれた。
右京「すぐに脱出しますよ!」
命からがら脱出した5人
伊丹「湯川文乃さん、印南美涼さん、椿利奈さん、御同行願います」
文乃「あたしは被害者よ!助けてくれるんじゃないの?」
美涼「早く助けてよ!ちょっとむかついただけよ!」
利奈「私は悪くないもん!」
伊丹「そういう話は署で伺いましょう!余罪がたくさんありますんでね!」
数か月後…特命係
カイト「結局、文乃も美涼も利奈も、全員釈放になりましたね。」
右京「ええ、枕営業のほうは事務所が関与していたことを認めても、それ自体の罪は重くありません。それに、米沢さんの話ですが、結局利奈が放火したという証拠はなかったと。」
右京「おまけに、あのような凌辱・拷問下での証言に証拠能力はない」
カイト「それに比べて、妹を連中に殺されたような遼は、放火してそのまま死んでしまった。後味が悪い事件でしたね。」
右京「しかし、あの3人もこの件で社会的地位を奪われて、転落していくでしょう。その過程で、自分が犯したことの罪の重さを自覚するはずです。」
‐しかし、一人の男はこの時ある事件を思い出した。
それは自分の親友の妹が異常者にメッタ刺しにされながらも、犯人が合法ドラッグの使用による精神耗弱により無罪になった事件だ。
今回の事件は犯人こそ違うが、遼にもその親友と同じものを感じていた。
さらにその数か月後のある日
文乃「ああ、今度はこのAVか。まったく、この程度のことで…。AV業界でのし上がってやるんだから!」
文乃は地位をはく奪されたが、AV女優として活躍していた。上記のセリフでも分かるように、反省していない。
そんな文乃の前に、一人の男が近寄ってくる。
文乃「な…何よ!」
男は文乃をめがけて右手のこぶしを突き出した。
文乃はほぼ顔面をつぶされた状態であおむけに地面に倒れた。
美涼「ちくしょー、なんでこうなるのよったく!」
美涼も同様に芸能界を追放された。生活は荒れ、未成年飲酒をしていた。全く反省していない。
美涼の前にもまたフードをかぶった男が近づいてきた。
同様にこぶしを突き出す。
美涼もまたほぼ顔面をつぶされた状態であおむけに地面に倒れた。
利奈「お兄ちゃん、利奈のこと、嫌いだなんて!」
別の現場、その現場では利奈が一人の男性を殺害していた。
それは利奈の兄だった。
なんでも人のせいにする妹のことを、もはや兄として愛してなどいなかった。
その状態で利奈は兄を独占しようとして、殺してしまったのだ。
当 然、 その 現 場に もフ ー ドの 男が 現れ た。
フ ード の男 は 、利 奈に こ ぶし を突 き出 すと 、
利 奈も また ほ ぼ顔 面を つ ぶさ れた 状態 であ お むけ に地 面 に倒 れた 。
後日… 闇サイトに群がっていたネット民 。
闇サイトその もの はサイバー対策課の捜査により摘発されたのだが、 闇サイトを閲覧していた ネット民の残 党、彼らは かつて闇サイトで晒された文乃、美涼、利奈の顔をつぶされた姿を載せ、 彼女達の顔をつぶした人物をあがめ始めた。
法律で裁けない悪人を制裁する 正義 の騎 士―DARK KNIGHT― と。
その様子を閲 覧してい た男は、この3人の少女に対するやり方と同じ方法で親友の妹の仇をとっていた。
男はその様子を見ながらにやりと笑っ た。
右京「おや 、カイト君 ?」
カイト 「調 べものがあったもので」
右京「珍しいですね。」
彼は、その時思った。この上司さえも欺きながら、DARK KNIGHTとして悪人たちに制裁を加えてやろうと 。
~ 完~
54 : 1 - 2015/11/22 23:19:26.63 yfwBf9JIF 50/52途中、連投規制が入ったためスマホから投稿しましたが
うまくいかなかったみたいです。
55 : 1 - 2015/11/22 23:23:09.21 yfwBf9JIF 51/52相棒とエロゲのクロスものをやってみかったというのもありますが、本当にやりたかったのは最後の数スレです。
つまり、カイトくんがダークナイトとして活動を本格化させてしまう事件、というのをやってみたかったのです。
56 : 1 - 2015/11/22 23:23:46.56 yfwBf9JIF 52/52つたない文章ではありましたがお付き合いいただきどうもありがとうございました。