本編
【安価】不知火「早霜をお助けします」【本編】
・・・・・・
~1ヶ月後・朝礼~
提督「諸君も知っていると思うが、今日この鎮守府に港湾棲姫が見学しにやって来る。くれぐれも失礼の無いように」
艦娘一同「はーい」
提督「確かに彼女は今まで戦ってきていた敵……ではあるが、今は違う。我々は、一部とはいえ深海棲艦と友好的になれている。それを台無しにしないためにも、今までの撃った撃たれたは一旦ナシにしてくれ」
長門「……」スッ
提督「長門」
長門「提督、今日来るのは港湾棲姫だけ……と聞いたが」
提督「そうだ」
長門「彼女には北方棲姫という妹分がいるそうだが、その子は来ないのか?」
提督「ああ。彼女1人だ」
長門「何故だ。私はこの日、北方棲姫と一緒に遊ぶためだけに戦ってきた。世界のビッグ7だぞ?見ろ、大和達も泣いている」
大和・武蔵・陸奥「……」(アニメ最終回の顔)
提督「うるせぇな!!俺だってあの黒おぱんちゅの紐引っ張ってみてぇよ!!」
長門「ならば何故強引にでも呼ばない!!」
提督「しるか!!できりゃ苦労せんわ!!」
不知火「あの、司令。早霜は?」
提督「早霜は既に港で港湾棲姫を待っている」
不知火「了解」スタスタスタ
提督「お前は執務だろうが秘書艦」ガシッ
不知火「…………」ギロッ
提督「さ、執務室に行くぞ。今日も書類整理だー」
不知火「………………ハイ」
・・・・・・
~港~
早霜「(港湾棲姫さんの鎮守府見学……それが決まってから、司令官が上にその決行の許可を受けるまでに時間がかかったけれど……)」
早霜「(今日、ついに港湾さんが来るのね)」
早霜「(個人的に仲は良い方だと思うけど……今日は公の場。公私は区別付けないと)」
ザザザザ~~ッ
早霜「あ、港湾さん」
港湾「ド、ドウモ……」
早霜「…………ドレス??」
港湾「ナンカ、深海ヲ代表シテ行クノダカラ、恰好クライッテ他ノ人ガ……」
早霜「それでそのドレスですか……?」
早霜「(お世辞にもフォーマルな物とは……というか、胸見えそうだし、丈短いし……)」
港湾「ア、アノ!恥ズカシイノデ、ヤッパリ着替エテキマス!!」ピュー
早霜「あっ、港湾さん!…………大丈夫なのかしら」
・・・・・・
港湾「改メテ、今日ハヨロシクオ願イシマス」ペコリ
早霜「いえ。来てくれて嬉しいですよ」
港湾「ココガ艦娘達ノ家ナノネ……」
早霜「緊張とかしないんですか?」
港湾「シテル……ケド、大丈夫。慣レテクルダロウカラ」
早霜「分かりました」
港湾「ソウイウ早霜サンハ?」
早霜「まぁ、そりゃあ……」
港湾「フフフ」
早霜「むむ……鎮守府を案内して回ります。一応ルートは決めていますが、特にここを見たいというのはありますか?」
港湾「イイエ。早霜サンノ案内通リガイイワ」
早霜「了解です。じゃあまずは>>619に案内しますね」
619 : 以下、名... - 2015/09/28 01:57:56.13 MlyTsQo5O 345/423秘密の地下室
早霜「秘密の地下室にご案内します」
港湾「……?」
早霜「…………もっと驚くかと思いましたが……」
港湾「イエ、イキナリダナァッテ」
早霜「コホン、まぁ本当に秘密の地下室があったらこの鎮守府の闇が見えてしまいますが……今は鎮守府秋祭りの最中なんです」
港湾「秋祭リ?」
早霜「はい。だからこの期間は毎週末……例えば今日ですね。秋祭りと称して屋台や出し物が出るんです」
港湾「屋台……出シ物?」
早霜「知りませんか?」
港湾「テレビデハ録画シタドラマシカ見ナイカラ……」
早霜「(テレビあるんだ……)」
港湾「ソレデ、秘密ノ地下室トイウノハ……?」
早霜「この期間中のためだけに、家具職人と呼ばれる方々が鎮守府の一室を改装して作られたお化け屋敷のことです」
港湾「オバケ、屋敷?」
早霜「それも分かりませんか?」
港湾「…………ア、思イ出シタ!カップルノ彼氏ガ偶然ヲ装ッテオサワリシヨウトスル、アノ――」
早霜「行きましょうか」
・・・・・・
~廊下~
\ワイワイ ガヤガヤ/
港湾「賑ヤカ……」
早霜「今は秋祭り中ですし、皆週末ははしゃいでるんです」
浦風「それでも、ウチは陽炎型の鉄砲玉じゃけぇ!」パァン
浜風「なっ、あの景品を落とした!?」
浦風「ふっふっふ~これでウチの勝ち~」
浜風「ま、負けません!」
早霜「ああやって皆、思い思いに遊んでいます」
港湾「…………」ジー
早霜「……港湾さん?」
港湾「アッ、ゴメンナサイ」
早霜「どうしたんですか?」
港湾「イイナァ……ッテ」
早霜「ふふ、後で一緒にやりましょうか」
港湾「本当!?」
・・・・・・
早霜「ここです。『鎮守府特製お化け屋敷【秘密の地下室】』……」
港湾「イ、入口カラシテ……」
早霜「雰囲気出てますから、きっと楽しめますよ」
港湾「オバケ屋敷ッテ、コウ怖イモノバカリナノ?」
早霜「そうですね」
港湾「…………無事ニ帰レマスヨウニ」
早霜「大袈裟ですよ!」
早霜「早速入りましょう。確か受付は――」
「キャーーーー!!」
港湾「ッ」ビクッ
扶桑「なんてこと……あ、ああ……」
山城「姉さま!お気を確かに!」
大井「北上さん!怖かったですぅ~!!」ダキッ
北上「…………」ウルウル
初春「怖かったのぉ時津風……」
時津風「そう?」
港湾「…………」ブルブル
早霜「(怖がってる……)」
早霜「さぁ、受付に行きましょう」
港湾「ウゥ……」
早霜「すいません、2人お願いします」
>>628「いらっしゃい」
628 : 以下、名... - 2015/09/28 02:20:38.70 zR0kX/w6O 352/423天龍
天龍「ここはお化け屋敷……フハハ怖かろう」
早霜「あれ、天龍さん……?さっき綿飴の屋台に……」
天龍「ああ。ちょうど交代して今ここに来たんだ。ちなみに後で射的の屋台の店番もするぜ」
早霜「よく働きますね……」
天龍「艦種的に、ウチはチビ共の多さに比べて店番をする側の手が足りないからなぁ」
港湾「本人達デオ店ヲ?」
早霜「はい。だから週によっては誰がどこのお店を受け持つっていう感じで当番が決まっているんです」
天龍「お、アンタが港湾棲姫さんってかい。話は聞いてるぜ」
港湾「今日ハヨロシクオ願イシマス」
天龍「大丈夫かよ、こんなんじゃウチのお化け屋敷は乗り切れねーぞぉ」
天龍「しかも仕掛けが多い。しかもたくさん仕掛けがあるこのお化け屋敷をクリアできる奴なんてそうそういねぇからなぁ」
早霜「じゃあ入りますよ」
天龍「おう、いってら~」
・・・・・・
~お化け屋敷内~
港湾「ウゥゥ……ク、暗イ……」
早霜「暗いって、深海も暗いんじゃ……」
港湾「私達ガ住ンデル海域、街灯アルシ……」
早霜「街灯があるの!!?」
「お化け屋敷【秘密の地下室】へようこそー!」バァン
港湾「ッ!」ビクッ
早霜「……那珂ちゃん?」
那珂「ここではこわ~い体験をしてもらうことになるけど、心の準備は大丈夫かな~?」
港湾「見テ、アソコニ燃料ト弾薬ト鋼材ガ!」
早霜「これは……那珂ちゃんだったもの……だというの!?」
那珂「そう、皆もこうなりたくなかったら……今すぐ、引き換えすこと――」
カーンカーンカーン
資源「」
港湾「ヒイイイィィ!」
早霜「うっ……」
・・・・・・
~舞台裏~
川内「お疲れ~今回もいい味出してたよ那珂」
資源「」
川内「……ん?」
資源「」
川内「………………あ、本当に解体しちゃったみたい……」
神通「またですか?」
港湾「ナ、ナンナノココ……コレガ、秘密ノ地下室……ブラック鎮守府!」
早霜「落ち着いてください!今のは演出!パフォーマンスですから!」
港湾「ハッ!ソウダッタ……」
早霜「さぁ行きましょう」
港湾「トイウカ、何故見学ルートニコレヲ?」
早霜「秋祭りの中でも評判のいいものをと思ったんですけど……怖いものが苦手だとは知らなくて……」
港湾「……!(ッ、セッカク気ヲ遣ッテクレタノニ、私……!)」
港湾「ベ、別ニ怖イモノガ嫌イトイウワケデハナクテ……ゼ、全然平気!ムシロ楽シイ!」
早霜「本当ですか?無理してたり……」ジー
港湾「シテナイシテナイ!無理シテナイ!サァ、早クモットオバケ!」
早霜「はい。じゃあ進みましょうか」
その後登場する艦娘……>>635、>>636
635 : 以下、名... - 2015/09/28 02:41:02.50 UQr7npCdo 357/423朝潮
636 : 以下、名... - 2015/09/28 02:41:09.43 h9OE87RU0 358/423大潮
早霜「順路がありますね」
港湾「オバケ……!来イト言ッテイルノニ!」シュッシュッ
早霜「(港湾さんがシャドウボクシング並みに張り切っている……そんなに好きなのね)」
早霜「そういえばこういうお化け屋敷は司令官の母校にもあったらしいですよ」
港湾「ナ、ナニ……!?」
早霜「なんでも『文化祭』という年に1度のお祭りで毎年……って、港湾さん?」
港湾「(マサカ、人間ハ艦娘ダケデナク、提督ニモコノヨウナ過酷ナ訓練ヲ……ヤハリ鋼鉄メンタルデナイト、深海棲艦トノ戦イノ司令官ナドヤッテイラレナイ……トイウコトナノネ)」
早霜「毎年楽しみだったそうですよ」
港湾「楽シミ!?流石、艦娘ノ長……!」グッ
早霜「?」
・・・・・・
港湾「(ウゥ……暗イ……)」ヌチャァ
港湾「ヒイイイイ!カ、壁ガァ!」
早霜「これ……なに……?」
「セッ○ス……」
港湾「!?」
早霜「あっ……」
「セッ○ス……セッ○ス…………」
港湾「女ノ声……?」
朝潮「ヤらせろぉ……セッ○スさせろってぇ……」ズルズル
港湾「ッッ!?」
早霜「(ゾンビメイクの朝潮さんが出てきた……)」
港湾「コ、怖……」
早霜「こわ?」
港湾「コッ……!コ、怖クナイ!」
朝潮「せっかくこんなところまで来たんだ……私と遊んでいきましょうよ。とっても気持ちのいい遊びだ……」ズルズル
早霜「港湾さん、ここはスルーして抜けましょう」
港湾「ス、スルー?」
朝潮「ククク、セッ○ス……セッ○ス……」
早霜「(幸い朝潮さんが通路をふさいでるだけ……港湾さんにどかしてもらえば、あとは普通に……」
早霜「さぁ港湾さん――」
朝潮「ククク……やれ」
ガシッ
港湾「ッッッッッッ!!!!?!??!?ア、アシモト……」
大潮「大きな胸に大きな脚……ウヒヒヒヒヒヒ」
港湾「キャアアアァァァァ!!」
早霜「(なるほど、朝潮さんは囮で、本命は壁の隙間から出てくる大潮さん!)」
港湾「アアアァァァァァァアアアアアァァァァ!!!!!」ガシッ
大潮「え゛!?」
港湾「アアアアアアァァァァァァァァァァッ!!!!!」ブォン
大潮「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?」
朝潮「え、ちょ!待っ!!」
ゴチン!!
朝潮・大潮「~~~~~~ッッ!!!!」
早霜「痛そう……」
港湾「ハッ!私、ツイ……」
早霜「大丈夫です。あの2人……特に朝潮さんは今のでケガをするような人ではないから」
朝潮「ク、クソォ……!!!!」
朝潮「>>648」
1.うぅ……(卒倒)
2.ここからいなくなれぇー!!
648 : 以下、名... - 2015/09/30 00:39:40.75 sE02idDHO 364/4232
朝潮「まだ、抵抗するのなら……!」ダッ
早霜「特攻!?」
港湾「ヒィッ!ソノ顔デ来ルナァ!来ルナト言ッテイル!!」
朝潮「ここからいなくなれぇー!!!!」ドムッ
港湾「オフッ」
大潮「出た!朝潮姉さんのみぞおちタックル!」
早霜「地味に凶悪な……というか、お化け屋敷で物理攻撃は駄目ですよ!」
港湾「グッ……コレガ、オバケ屋敷!ナラ私モ!」バッ
朝潮「えっ?」
港湾「エイッ!」ドゴォッ
朝潮「ギャフン!!?」ガクッ
大潮「ああっ!姉さんが港湾棲姫さんの胸の中で!!」
港湾「アッ……ヤ、ヤリスギタ…………大丈夫……?」
朝潮「あれ……?」
大潮「姉さん、大丈夫なの!?姉さん、朝潮姉さん!」
港湾「大丈夫?」ポヨン
朝潮「……大きな胸が、揺れたり、跳ねたりしている……ハハッ、大きい…………スイカかなぁ?いや、違う……違うなぁ、スイカはもっと、硬いもんなぁ」
早霜「えぇ……」
朝潮「暑苦しいなぁこれ……出られないのかなぁ?おーい、出してくださいよぉ、ねぇ」
港湾「ア、ハイ」パッ
大潮「ぐぬぬ、覚えていてくださいね!!さぁ、行きましょう朝潮姉さん!」
朝潮「ぁ、あ……」
港湾「ナンダッタノカシラ……」
早霜「これがお化け屋敷です」
港湾「トニカク恐ロシカッ…………ソウデモナカッタ!」
・・・・・・
天龍「よう、どうだった?怖くてチビったかぁ~?」
港湾「全然!」
天龍「なにぃ?中の奴ら、なにやってやがる……」
早霜「それじゃ、私達はこれで」
天龍「おう!縁があったらまた会おうぜ、港湾さんよ」
港湾「ハ、ハイ」
港湾「次ハドコヘ?」
早霜「はい。そもそも今回の見学のコンセプトは港湾さんに私達と鎮守府を知ってもらうことですし――」
早霜「>>656に行きましょう」
656 : 以下、名... - 2015/09/30 00:56:06.91 zOdmpM2co 368/423食堂
早霜「食堂に行きましょう。もうすぐお昼ですし」
港湾「オ昼……ゴ飯?」
早霜「はい。港湾さんは普通のご飯は……」
港湾「ソレナリニ……深海ラーメントカ好キ」
早霜「(深海ラーメン!?)」
・・・・・・
~食堂~
早霜「ここが食堂ですよ」
港湾「イイ匂イ……」
早霜「お昼時ですし、それなりに人もいますね」
港湾「視線ガ……」
早霜「深海棲艦の方が鎮守府に来るのは初めてですからね……皆珍しいんですよ」
港湾「……私達、恨マレテイルカラ……」
早霜「大丈夫ですよ、港湾さんを恨んでいる人はいません」
港湾「そうかしら……」
早霜「はい、その証拠に>>662さんが笑顔でこっちにやって来ています」
662 : 以下、名... - 2015/09/30 01:05:25.79 929xmoSxo 371/423鳳翔
鳳翔「ようこそ食堂へ、港湾棲姫さん」ニコッ
港湾「ド、ドウモ……」ペコリ
鳳翔「ここの人達以外に振舞うのは久しぶりなので、お味の方は心配ではありますが……どうぞこちらです」
早霜「ありがとうございます、鳳翔さん」
鳳翔「いえいえ、早霜ちゃんこそ頼ってきてくれてありがとうね」
早霜「(港湾さんに振舞う料理、鳳翔さんにお任せしてよかった)」
鳳翔「この席でお待ちください」
港湾「ハ、ハイ」
早霜「料理が出てくるまで待ちましょう」
港湾「ドンナ物ガ出テクルノダロウ……」ワクワク
早霜「深海ではどんなものを……?(深海ラーメン気になる)」
港湾「ソウネ……サッキ言ッタ深海ラーメンニ、深海ピザ、深海ボルシチ、深海親子丼……コノ季節ダト深海マツタケヲ使ッタ深海土瓶蒸シ――」ツラツラ
早霜「(ますます気になる!!)」
港湾「ホッポハ深海油淋鶏ガ好物デ」
早霜「材料は……」
港湾「……………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
早霜「(無言の重圧が飛んできた)」
・・・・・・
~数分後~
天龍「よォ」
早霜「え、天龍さん?」
天龍「今日は天の道を往き、駆ける龍であるこの俺も料理を手伝ったんだぜ」
天龍「人は俺のことを、光の料理人と言った……」ウンウン
鳳翔「1人より2人の方がおいしくなるって、天龍さんが手伝ってくれたんです」
天龍「そういうこったから、俺達の料理をかっ喰らいな!」コトッ
港湾「コ、コレハ……!」
天龍「そうさ、これが俺達の料理……カマクラ麻婆豆腐だ!!」
【皿の上に乗った豆腐】
\デエエェェェェェェェェェェン/
早霜「これは……冷奴ですか?」
港湾「イヤ、湯気出テル……ケド、タダノ豆腐トシカ……」
鳳翔「ふふふっ」
天龍「フッ、確かに見た目はただの豆腐さ。港湾さんよ、蓮華で豆腐の側面を崩してみな」
港湾「ハ、ハイ……」クチュ
プチッ、ドロォ
早霜「なっ、豆腐の中から麻婆が!!」
港湾「スゴイ……マルデ堰ヲ切ッタヨウニ!」
天龍「そう、これこそ!冷たい見た目とは裏腹に中は暖かいカマクラのような麻婆豆腐!」
鳳翔「カマクラ麻婆豆腐です!」
早霜「豆腐の形を保ったままくり抜き、その中に餡を入れ閉じ込めた……!なんて器用な技!!」
鳳翔「頑張りました」
天龍「そしてコイツァ見た目だけじゃないぜ。食ってみな」
早霜「……!」パクッ
港湾「………………」モグモグ
早霜・港湾「ッッ!!」カッ
早霜「お、美味しい……!」
港湾「駆ケ抜ケル辛味……シカシ、ソレデイテコクガアリ、豆腐ノ風味ト麻婆餡ガ喧嘩シテイナイ!!」
早霜「それにこの、すごく辛いはずなのに……このまろやかさは一体……!?」
鳳翔「隠し味に豆乳を投入したんです」
港湾「ダカラマルデ母親ノヨウナ厳シサト優シサニ満チ溢レタ味ニナルノネ……!」
・・・・・・
早霜「ご馳走様でした」
港湾「美味シカッタ……」
鳳翔「ふふっ、気に入っていただけてなによりです」
天龍「じゃあな。縁があったらまた会おうぜ」シュタッ
港湾「地上ハ美味シイ食ベ物ノ宝庫……」ウットリ
早霜「(結局深海料理については分からなかった)」
・・・・・・
早霜「次は、私達の日々の頑張りを……」
港湾「日々ノ頑張リ?」
早霜「はい。>>674です」
1.演習場
2.執務室
674 : 以下、名... - 2015/09/30 01:39:27.10 bo2rdZCcO 378/4231
・・・・・・
~演習場~
早霜「ここが演習場エリアです」
港湾「広イ……」
早霜「命がけの戦いで、練度を上げることは大切ですから。そのために設備も充実させているんです」
港湾「イイノ?ソンナ大事ナノヲ見セテ……」
早霜「それだけ港湾さんを信用しているんです」
港湾「ア、アリガトウ……」
早霜「あ、丁度>>677型の人達が演習していますね」
677 : 以下、名... - 2015/09/30 01:45:56.07 +Ch3dpsNO 380/423白露
白露「速度でも白露がいっちばーん!!」ザァーッ
村雨「白露姉さん、今日は着任して間もない江風中心の訓練でしょ!」
江風「すまねぇな姉貴……もっともっと強くならなきゃ!」
五月雨「んん?海風はどこ――」
春雨「それ以上いけない」
夕立「ふあぁ……夕立、眠いっぽい」
時雨「夕立が眠いって言ってるよ!はい!演習終わり!!」
涼風「何言ってんだい!!」
港湾「アレガ?」
早霜「はい。若干変なのもいますけど、あれが白露型と言われる人達です」
港湾「アノ金髪の犬ッポイノ、見タコトアル……ヲ級ノ触手喰イチギッテタ」
早霜「(怖っ)」
白露「江風、落ち着いて!狙いを澄まして発射すれば当たるから!」
江風「お、おう!……落ち着いて、落ち着いて……!」ジャキン
夕立「ふ~っ」
江風「ンひぃっ!?」ダァン
涼風「ぎゃあぁぁ!?!?」critical!
村雨「ちょ、なにやってんの夕立ーーーー!!」
夕立「ぽひゃひゃ!江風は耳が弱いっぽい~!」ケラケラ
時雨「いいなぁ江風……」
江風「これのどこがいいンだよ!?」
春雨「……なんでウチの姉妹って、皆キャラが濃いんだろう……」
五月雨「本当に……」
港湾「オソロシイ……」ブルブル
早霜「恐ろしい……」ブルブル
春雨「あれっ、あそこにいるの……港湾棲姫さん?」
夕立「ぽい~?」
早霜「あっ、目が合った!早く次に行きましょう!」ソソクサ
港湾「ソ、ソウネ!」ソソクサ
早霜「次は……>>683です!」
これで最後の見学
683 : 以下、名... - 2015/09/30 02:04:18.45 md/2/G3bo 384/423ドック
・・・・・・
~入渠ドック・脱衣所~
早霜「ここがドックです」
港湾「オ風呂……?」
早霜「はい。特殊なお湯を使っていて、浸かると受けた傷が治るんです」
港湾「オ風呂ニ入ッテ、傷ガ治ル……!?」ビクビク
早霜「そこはあまり掘り下げないように。せっかくですし入っていきますか」
港湾「エ!デ、デモ、イイノ?」
早霜「最近大規模な作戦が終わって空いてるんです。さぁ、脱いでください」
港湾「デ、デモサッキ食ベタバカリデ……オ腹ガ……」カァァ
早霜「私だってさっき食べましたよ。さぁ」
港湾「ウゥ……見ナイデネ……」ヌギヌギ
早霜「(なんて胸……私の顔くらいあるんじゃ……)」ジー
港湾「ハ、恥ズカシイ!見ルナト言ッテイルノニ!」カチャカチャ
早霜「その手のやつ、取れるんですか!?」
港湾「コレ、深海無双ノ孟獲ガ使ッテタヤツニ似テルカラ気ニ入ッテルダケ」
早霜「(マニアックな……)」
早霜「さぁ入りましょう」ガララララ
港湾「オ邪魔シマス……」
・・・・・・
港湾「広イ……貰ッタチケットデ行ッタスーパー銭湯ミタイ……」
早霜「あれ、先客がいますね……>>693さんと>>694さんのようです」
693 : 以下、名... - 2015/10/02 00:16:30.51 sUsAGhHRo 387/423金剛
694 : 以下、名... - 2015/10/02 00:16:36.56 W2iMpwpro 388/423リットリオ
金剛「Oh?ハヤッシモー!」
リットリオ「こ、港湾棲姫さん!?なんで私達が入ってる時に!」
早霜「それはまぁ、間といいますか……」
リットリオ「恥ずかしい……」
港湾「私ダッテ恥ズカシイデス……」
金剛「?何を恥ずかしがってるんデスかー?」
リットリオ「ここの皆に見られるのはいいけど……他の人とかは……」
港湾「私モ、深海ノ仲間ニスラ気後レチャウ」
金剛「ならいいじゃないデスかー!ここは艦娘と深海棲艦同士、裸の付き合いといきまショー!」
リットリオ「ふんっ、メシマズ王国のくせに……」
金剛「あ?」
金剛「言うネー、流石はパスタとピッツァばかり食べて腹部装甲が目立ってきているのをコルセットで隠しているだけのことはありマース」
リットリオ「んなっ!?」
金剛「お風呂じゃ隠せないヨ~」
リットリオ「う、うるさいですよ!これは、その……」
港湾「(ヒトゴトジャ、ナイ……カモシレナイ……)」
早霜「(胸がある人にはある人なりの悩みがあるのね……)」
リットリオ「そっちこそマズいくせに油ばっかりで!」
金剛「炭水化物&チーズ!ピザソース!!」ギリギリ
リットリオ「チョコフライ!ウナギゼリー!!」ギリギリ
早霜「はぁ…………さ、こっちの湯船に入りましょう」
港湾「ウ、ウン……」チャプ
港湾「ウ、ンンッ……!」ポワワ~
早霜「分かります。私も初めてドック入りしたときはあまりの心地良さに声が出ましたから……ふぅ……」チャプ
港湾「艦娘、イツモコンナオ風呂ニ……?」
早霜「そうなんですよ」
港湾「ズルイ…………」
早霜「深海にお風呂は?」
港湾「アルケド、コンナ気持チヨクナイ……道理デ強イハズ……」プカプカ
早霜「(あまり胸にコンプレックスがあるわけではないけど……ここまで大きいと湯船に浮くのね……)」
ドックで起こるハプニング……>>699
699 : 以下、名... - 2015/10/02 01:02:42.37 yJvzpsXvO 392/423津波に流される
リットリオ「このリットリオをバカにしてぇ……!」プルプル
金剛「提督と英国の悪口は許しまセーン……!」プルプル
港湾「騒ガシイケド、イツモコンナ感ジ?」
早霜「あの2人が特殊なだけですよ。まぁリットリオさんはいつもはオットリオなんですけど」
港湾「お風呂の温度下がった?」
早霜「最近の港湾さん、キツイや……」
リットリオ「ええい、この似非外人めぇ!!」ジャキン
金剛「面白いネー!やはり艦娘は殴り合ってナンボヨー!!」ジャキン
早霜「ん?」
リットリオ「主砲撃てぇー!!」ダァン
金剛「Fireーー!!」ダァン
グオオオオォォォォォォォォッ!!
港湾「エエエェェェェッ!?」
早霜「な、なにやってるんですかあの2人!」
ザッパァァァァン!!
港湾「オ風呂ナノニ、ナ、波ガ……!」
早霜「こんな狭いところで主砲なんて撃つから、反動がお風呂に!」
ドッパァァァァァァン!!
港湾「キャアアァァッ!!」
早霜「わっぷ!」
ガララララ
山城「ハァ……今日も被弾してしまった……不幸だわ」
山城「ん?」
港湾「ガバゴボボボ!!」
早霜「ひゃぁぁぁ!」
山城「え、ちょ、来ないで!ちょっとー!」
ドッパァァァァァァァァァァン!!
・・・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=s-_NCyjFJMQ
大淀「で、あろうことかドックで艤装を展開し主砲を撃ち、早霜ちゃん達を余波の津波に巻き込んでその波は入口に居た山城さんごと脱衣所に……ですか?」
金剛「Oh淀~そんなに顔を近付けなくていいヨ~見つめ合うと素直にお喋りできないって別の津波でも言ってマース」
大淀「あなたは鎮守府のお金がどれだけ大切か本当に分かってるんですかあああぁぁぁ~~~~~!!」ガシッ
金剛「グエエェェ!!く、ぐるじいヨー!!」
リットリオ「ひいいいいい!!」
早霜「すいません……ウチの2人が」
港湾「ウ、ウウン!オ風呂気持チヨカッタシ、怪我モ無カッタシ」
・・・・・・
~夕方・港~
提督「いやぁすみませんね、今日は特に忙しくて、こうして夕方にしか顔を合わせられませんで」
港湾「イエ、素敵ナ案内デトテモ楽シカッタデス」
不知火「大丈夫?ちゃんと案内できた?粗相はなかった?」
早霜「大丈夫ですから、大丈夫ですから」
提督「これからも、あなた方と友好的な関係を続けていけたらと思います。本日は来てくださいまして、ありがとうございます」
港湾「コチラコソ。私ガココニ見学ニ来レルタメニ、尽力シテイタダイタト聞イテイマス」
提督「なっ、それはどこで……」
港湾「フフフ」
提督「早霜めぇ……」
提督「それでは途中まで、ウチの艦娘がお送りしますね」
港湾「ソンナ、オ構イナク……」
提督「既にそこで待っていますので」ハハハ
港湾「え?」
天龍「おーい!暗くなる前に行こうぜー!」
提督「彼女、昔タクシーの運転手したことがあるらしくて」
早霜「(あの人何歳なんだろう……)」
港湾「……ココマデサレテハ、甘エルシカナイデスネ……」
提督「ははは」
港湾「早霜サン……」
早霜「はい」
港湾「今日ハアリガトウ……マタ、来ルコトガアッタラ、ヨロシクネ」ニコッ
早霜「任せてください」
不知火「今度は私も案内するわ」
早霜「別にいいです」
不知火「司令……早霜が冷たいです」
提督「不知火まだいたのか」
不知火「司令……」ギロッ
港湾「ソレデハ」フリフリ
提督「ええ、また」フリフリ
不知火「……」フリフリ
早霜「また来てくださいね」フリフリ
・・・・・・
港湾「アナタモ、今日ハ色々アリガトウゴザイマス」
天龍「いや~偶然色々なところで会ってたよな。まぁ縁があったらまた会おうぜ!」
港湾「エエ」
天龍「んじゃぁな~」
・・・・・・
提督「ふぅ、それじゃ俺達も戻るか」
不知火「はい」
資源「」
提督「あん?なんでまたこんなところに燃料と弾と鋼材が……?」
不知火「遠征部隊が落としたのでしょうか。私が倉庫に持っていきますね」
早霜「あっ」
提督「おう頼む。さ、早霜!夕飯でも食いに行くか!」
早霜「あの……」
不知火「私の席も取っておいてくださいね」
早霜「それ……」
提督「よーし、鳳翔さんにから揚げとハイボール頼むかなぁ~!」
~おしまい~
以上です
お付き合いいただきありがとうございました
縁があったらまた
最後ニ、少シダケ……質問……
・子供……好キ?
・依存サレタイ?ソレトモ征服サレタイ?
…………↓2
712 : 以下、名... - 2015/10/02 01:59:36.50 JbdIM1i+o 402/423なにこれ
713 : 以下、名... - 2015/10/02 01:59:37.86 bH7qgyBBo 403/423好き
依存されたい
番外【敬語じゃないのは……】
・・・・・・
~夜・執務室~
早霜「司令官……まだ起きていますか?」
提督「早霜か、どうした?」
早霜「いえ……那智さんが達磨をくれたので、一杯」
提督「そうか……じゃあこの書類をまとめたら、ご相伴に預かろうかな」
早霜「では私もお手伝いいたします」
提督「いいさ、お前も今日は疲れたろ」
早霜「でも、司令官……」
提督「慣れてるんだ。ちょっと待ってろ」
早霜「…………はい」
・・・・・・
~数十分後~
提督「そういや天龍、東京に行ってみたいと言っていたな……遠征では東京急行行かせてやるか」
提督「クルージング部隊にもそろそろ休暇をやらんとな。1日の取って来る資源ノルマを10ずつ減らしておくか。俺ってば優しすぎる」
提督「いかん、こっちも今日やっておきたいやつだ……」
早霜「…………」
提督「早霜、先に飲んでていいんだぞ?」
早霜「いいえ、待っています」
提督「…………」
提督「早霜」
早霜「はい」
提督「先に俺の部屋に行っててくれ。俺は鳳翔さんにグラスを借りてから部屋に戻る」
早霜「……!はい」
提督「(さて、せめてこの1部だけは仕上げなければ)」カキカキ
・・・・・・
~十分後・提督私室前~
提督「すぐ済ませたつもりだが……待ちくたびれてはいないよな」
ガチャッ
提督「お待たせ」
早霜「おかえりなさい」ニコッ
提督「………………」
早霜「……変でした?」
提督「い、いや……」
提督「(部屋に戻ると早霜が晩酌の準備をテーブルに整えて待ってくれていた。まぁそれ自体は不自然ではないが――)」
提督「早霜も飲むのか?」
早霜「いけませんか?」
提督「いや、まぁいけなくはないが……」
早霜「たまには、司令官にも付き合っていただきたくて」
提督「マイグラスってやつか」
早霜「司令官が1つしか持ってこないのを予想して」
提督「用意がいいことで」
早霜「安心してください。明日に差し支えない程度にしますから」
提督「はいよ」
・・・・・・
早霜「…………」トクトクトク
提督「…………」
早霜「…………」カラカラカラ
提督「…………」
早霜「お待たせいたしました」コトッ
提督「ありがとう。早霜は?」
早霜「まずは司令官に」
提督「そうか。じゃあ……」クイッ
早霜「…………」
提督「…………うん、美味しい」
早霜「そうですか。では私も」トクトクトク
提督「それじゃ、今日もお疲れさま。明日も頑張ろう……乾杯」
早霜「はい」
キンッ
早霜「…………」クイッ
提督「今度は俺が作ってやろう」
早霜「そんな、今は私が……」
提督「いいんだよ。気分」
早霜「そう、なの……?」
提督「ああ」
早霜「…………じゃあ、この1杯で足りなかったら、お願いしようかしら」
提督「おう」
・・・・・・
提督「………………ふぅ」コトッ
早霜「それでは、片付けますね」
提督「え、まだボトルに残って――」
早霜「……」グイッ
提督「うおっ」ドサッ
提督「危ないなぁ、これがソファじゃなくて椅子とかだったら俺落ちてたぞ」
早霜「そこはちゃんと考えていますよ…………それよりも」
ギュッ
提督「…………」
早霜「……………………やっと、できた……」ギュウウウ
早霜「司令官……私の、司令官…………」
提督「おい、はやしも――ンッ……!」
早霜「…………んっ、ちゅっ…………」
提督「(舌が、口の中に……!)」
早霜「ぷはっ、ちゅるっ……」
提督「(少し酔っているせいか、あまり抵抗しようという気が起きない……早霜に身を任せてしまっている……)」
早霜「司令官……どうですか?気持ちいいですか?キス……」
提督「あ、ああ……」
早霜「ではもっと続けるので、司令官はそのままで……このまま『いつものように』……」
提督「早霜、でも今日は……」
早霜「……んっ、ん……ちゅっ……」
提督「んぐ……っ……はや、し……も……っ!」
早霜「もっと呼んでください……名前……私の名前…………司令官の声で……司令官の口で…………私を呼んで……」
提督「(おかしい……いくら酔っているとはいえ、ここまで体に力が入らないのは……)」
早霜「……ふ、ふふっ……ふふふふっ……」
早霜「嬉しい…………司令官……ずっと一緒…………ずっと、ずっと……」
提督「早霜、まさかお前……」
早霜「美味しかったですか?私の作った薬割り……」
提督「な、ぜ……!」
早霜「ごめんなさい……今だけ、今だけですから……」
提督「だから、今日は……だめって……」
早霜「……いやよ」ガチャガチャ
提督「ちょ、ズボン脱がすな……!」
早霜「…………ふぅん……そういうこと言うの……」
早霜「こっちはこんなになっているのに……」チュッ
提督「うぐっ……!」
提督「(早霜は俺の愚息をパンツから引きずり出すなり、半勃ちだった亀頭に口づけをした……って、冷静に実況している場合か……!今日は……)」
早霜「今日っ、はっ……大切なっ、日……よね……」アムッ
提督「うっ……!」
早霜「れろっ、ジュル……んっ……んくっ……」
提督「早霜、ちょ……ぐっ……!」
早霜「ふふふふっ……こうしろって教えてくれたのは……司令官よ?」
提督「はぁっ……うっ、くっ……!」
早霜「かわいい……司令官…………かわいいわ」
早霜「その顔、私だけに見せてね……そしてその種は…………こっちに……」スルッ
提督「(服を……)」
早霜「最近、ちょっと太ってきちゃったけれど……」
提督「そんな、こと……ないぞ」
早霜「ふふっ、優しい」
提督「(テンプレ文ではなくて、事実だ。逆に初めて会った時の早霜が痩せすぎていたくらいで、今では皆とよくご飯を食べているおかげか健康的な体つきとなっている)」
早霜「じゃあ……そんな優しい司令官のを…………私の、中に……っ……!」ヌププ
提督「うぐっ……は、早霜……ゴム……!」
早霜「ああっ……!くっ、うぅっ……!」
提督「(ああ……今まで挿入をするときは必ずゴムを付けていたのに……ついにやっちまった、のか……)」
早霜「ゴム、付けてないと……こんなに気持ちいいのね……っ、司令官の、カタチが……いつもより、わかる……っ」
提督「(うぐっ、そりゃこっちの台詞だと言いたい……!早霜の膣内、ゴム越しでも気持ちよかったのに、今じゃ……!)」
提督「はや、しも……で、出るときは、外……」
早霜「駄目。んっ……司令官の、子種……全部……私の膣内……!」ズチュッズチュッ
提督「やめっ、ぐっ……く、あっ……!で、出る、から……抜い――」
早霜「駄目って、言ったでしょ」ニコッ
ドプッ、ビュルッ……ドクッドクッ……
早霜「ああっ……!司令官の……熱いの……が、お腹……広がって…………」
提督「うっ……くおぉ……!」ビュルル
早霜「うふふ……うふふふふふふっ…………」
早霜「沢山、出たわね……」
提督「そりゃ…………」
早霜「ふふっ……これで…………」
提督「早霜、お前……今日が何の日か分かってるのかよ……」
早霜「子日さんなら――」
提督「お前の危険日、だろうが……!」
早霜「……覚えててくれたのね」
提督「当たり前だろ……だから最近は――」
早霜「最近は全然シてくれなかった」
提督「そりゃ、いくらゴムとはいえ……避妊率0%ではない。危険日の性行為は……」
早霜「…………司令官は」
提督「え?」
早霜「司令官は、本当に私のそばにずっといてくれる?」
提督「何を言って……」
早霜「優しい司令官……私なんかに気をかけてくれて、こうして私を選んでくれた……私の大好きな司令官……」
早霜「でも、私……時々思ってしまうの……私、司令官の重荷になっていないかって」
提督「……」
早霜「その気持ちが大きくなって、不安になって……私……」
提督「早霜……」
早霜「今だって、司令官を困らせて……でも」
早霜「大好きな司令官……どこにも行ってほしくないから、私……司令官との……証拠、欲しくて……」グスッ
提督「証拠…………そう、か…………そういうことか」
提督「(悪い言い方をすれば既成事実、良い言い方をすれば愛の結晶……それが早霜は欲しかったのか)」
提督「早霜…………」ギュッ
早霜「ッ、薬…………もう……」
提督「いや、まだちょっと……効いてる……けど、これくらいは……」
早霜「ごめんなさい……私…………」
提督「こっちこそすまないな……お前の気持ちに……」
早霜「司令官…………」
提督「大丈夫だ。俺はお前のもとから離れたりなんかしない。ずっと、俺が傍にいるよ」
早霜「本当……?本当?」
提督「ああ」
早霜「私を、ひとりにしない?」
提督「もちろんだ」
早霜「私、司令官がいないと……もう…………」
提督「俺だって、早霜がいないとやっていけないよ」ナデナデ
早霜「しれい、かん…………」ポロポロ
提督「愛しているよ、早霜」
早霜「っ…………は、いっ……!」
・・・・・・
~2時間後~
提督「…………(や、やっと薬が切れたか……)」
提督「(あれから『1回じゃ足りない』と言われ、されるがままに早5回…………)」
早霜「ふふっ、司令官…………」スリスリ
提督「(全部早霜の膣内の奥深く……子宮へと注ぎ込んだ…………いや、注ぎ込まされた)」
提督「(その間にも薬は切れていたんだが……何故だろう、俺は早霜を上からのけようとは思わなかったのだ)」
早霜「お腹、いっぱい…………これで……デキたかしら……」
提督「さぁな……」
早霜「……ねぇ司令官…………」
提督「なんだ?」
早霜「責任、とってよね」
提督「テンプレ文を言うんじゃありません」
早霜「ふふっ、一度言ってみたかったの」
提督「まぁ…………取るけどさ。でもウチの親父厳しいから、お前みたいな見た目幼いのを連れて行ったらどうなることやら」
早霜「お義父様……?あ、思い出したあとひとつ」
提督「なんだ?」
早霜「司令官がパパになるのよ」
提督「それほんのちょっと前にネットで流行ってたやつだろよく知ってるな」
早霜「うふふっ」
提督「…………あ、そうだ。ずっと聞こうと思ってたんだけどさ。なんで早霜って、こういう時だけ敬語じゃなくなるんだ?」
早霜「ッ…………い、嫌?」
提督「別に嫌じゃないけど、なんでかなーって」
早霜「…………そ、それは……敬語じゃない方が、恋人らしいかしら……って……」カァァ
提督「………………」
早霜「な、なに……」
提督「いや、かわいいなと」ナデナデ
早霜「…………知りません」ジトッ
提督「あ、そうそうあとひとつだけ」
早霜「?」
提督「さっきの達磨、なんで残したんだ?」
早霜「………………」
提督「おいどうした」
早霜「それは…………ね」
早霜「明日もまた、こうして……司令官と…………飲みたい、から………………です」
~おしまい~
別にこの後突き放したり泣かせたり監禁されたりはしなかった
以上早霜に依存されて子供がデキる話でした
それでは依頼出してきます