1 : 以下、\... - 2015/11/08 10:57:23.263 0D8WR9yWM.net 1/106

「何だ いきなり!?」

幼女「幼馴染は負けフラグって言うけどさ それって制作側の怠慢じゃないの?」

幼女「結局 王道を描き切る自信がないから 小手先の細工に走る・・・」

幼女「これを卑劣と言わずして何と言う! 恥を知れ!!」

「こんな時間に 男の部屋に入り込んで来るお前こそ恥を知れ!」

「訳の分からない戯言を捲し立てやがって・・・何のつもりだ?」

元スレ
幼女「幼馴染の女の子・・・略して幼女だよ!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1446947843/

2 : 以下、\... - 2015/11/08 10:59:29.078 0D8WR9yWM.net 2/106

幼女「ええっと 近年の萌学における 幼馴染冷遇措置に対する抗議っていうか・・・」

「全く分からん・・・そもそも萌学って何だよ?」

幼女「二次元コンテンツにおける キャラクターの魅力について 科学的見地から研究する専門学だよ!」

幼女「・・・誰が研究してるか知らないけど」

「・・・それで?」

4 : 以下、\... - 2015/11/08 11:01:10.249 0D8WR9yWM.net 3/106

幼女「最近 男ちゃんが冷たいのは 流行に踊らされてるせいじゃないかなーって」

「どういう理屈だよ!」

幼女「だって男ちゃん 最近私の事 ちっとも構ってくれないんだもん!」

「あのなあ いつまでもガキじゃないんだから 年頃の男女が疎遠になるのは 別におかしな事じゃないだろ?」

幼女「それはそうだけどさ・・・」

6 : 以下、\... - 2015/11/08 11:02:26.112 0D8WR9yWM.net 4/106

「分かったらさっさと帰れ・・・俺は忙しいんだ」

幼女「忙しいって・・・どうせオ○ニーぐらいしかしないくせに!」

「女の子が オ○ニーとか口にするんじゃありません! はしたない!!」

幼女「オ○ニー! オ○ニー!! オ○ニー!!!」

「やめんか 馬鹿たれ!」

7 : 以下、\... - 2015/11/08 11:04:10.189 0D8WR9yWM.net 5/106

幼女「じゃあ遊んで?」

「駄目だ これからオ○ニーするから忙しい!」

幼女「言い切った!?」

「・・・男には 果たさねばならん務めがあるのさ」

幼女「やだ・・・男ちゃんカッコイイ」

「納得したなら帰れよ」

幼女「・・・チッ これで勝ったと思うなよ」

(面倒臭い奴だなあ・・・)

8 : 以下、\... - 2015/11/08 11:06:11.558 0D8WR9yWM.net 6/106

― 音古野高校 放課後 -

「・・・と いう事が昨日あってな」

「大事なオ○ニータイムを邪魔されて 俺も息子も憤慨している訳ですよ!」

「うるせえリア充爆発しろ!」

「ちょっと待て 何でお前がキレてんだ!?」

「深夜の自室に幼馴染が遊びに来るとかエロゲかよ!」

「そんな自慢話を聞かされる俺の身にもなれ!!」

9 : 以下、\... - 2015/11/08 11:07:22.599 0D8WR9yWM.net 7/106

「おいおい 思春期男児の性欲を舐めるなよ? 日々のお勤めなくして平常心を保てるか!」

「いい加減に年相応の慎みを身に付けてもらわんと 俺の理性が持たねえよ」

「え? 何だって?・・・ふゥ やれやれだぜ」

「うわー すっげえムカつく」

10 : 以下、\... - 2015/11/08 11:09:15.203 0D8WR9yWM.net 8/106

「ねえ・・・さっきから なに話してるの?」

「ああ女 聞いてくれ」

「幼女が毎夜 俺の部屋に忍び込んでは神聖なオ○ニータイムを邪魔しやがる」

「おかげで 俺の怒りも股間も爆発寸前なんだ・・・ひどい話だろう?」

「・・・違う意味でもひどい話だけど」

「確かに若い男女が 深夜に部屋で二人っきりなのは問題だね」

「そんな事はどうでもいい! オ○ニーを邪魔されるのが問題なんだ!!」

「お前 清々しいな・・・」

11 : 以下、\... - 2015/11/08 11:11:12.276 0D8WR9yWM.net 9/106

ギャル子「なんか盛り上がってんね・・・あたしも混ぜてよ」

「・・・お前って 案外いやらしいな」

ギャル子「なにそれ ちょっと意味わかんない」

「いや 俺たちはオ○ニー談議に花を咲かせていたんだ」

「違う! 幼女ちゃんが男くんの部屋に 毎晩闖入してる事に物議を醸してたんでしょ!」

ギャル子「サイテー! 男の方がよっぽどいやらしいじゃん!!」

ギャル子「深夜に二人っきりで 一体なにやってんのさ!!」

「もう 説明するのも面倒だから >>1から読んでこい」

ギャル子「・・・なるほど 男も苦労してるんだね」

「わかってくれればいいんだ」

12 : 以下、\... - 2015/11/08 11:13:15.647 0D8WR9yWM.net 10/106

ギャル子「じゃあさ おわびも兼ねて 帰りにどっか寄ってこーよ」

ギャル子「あたしバイト代入ったばっかで フトコロあったかいんだあ・・・おごるよ?」

「え!マジで!? やったー!」

ギャル子「おめえじゃねえよ! すっこんでろ小僧!!」

「ひいッ!? ごめんなさい!」

「まあまあ ギャル子ちゃん落ち着いて」

「男くん どう? ・・・私も遊びに行きたいな」

「俺も!俺も!」

「ごめん 今大事な話の途中だから しばらく黙っててもらえるかな」

「・・・ひどい」

13 : 以下、\... - 2015/11/08 11:15:11.772 0D8WR9yWM.net 11/106

「みんな悪いな・・・今日はどうしても外せない大事な用事があるんだ」

「悲嘆に暮れる我が息子を 一刻も早く慰めてやらねばならん・・・直訳するとオ○ニーだ!」

「お前・・・こんな時間からおっぱじめるつもりか!?」

「友よ 逆転の発想だ 深夜の営みを邪魔されるなら 明るい内に済ませておく・・・冴えてるだろ?」

(なんでこんな オ○ニー野郎がモテるんだ?)

14 : 以下、\... - 2015/11/08 11:17:12.104 0D8WR9yWM.net 12/106

「・・・なんかムカつくな 殴っていい?」

「別にいいよ? もちろんやりかえすけど」バキッ

「痛え! 何でお前から殴ってくるんだよ!?」

「フッ 悪いな・・・お前の殺気に 俺の中の『獣』が反応しちまったぜ・・・」

「その年で厨二は いろんな意味で痛々しいぞ・・・ついでに俺は頬が痛い」

「男くんカッコいい!」

ギャル子「ああ 男はちょっと子供っぽいぐらいでいいんだよ」

(こいつら頭おかしい!? ・・・いや 俺の感覚がズレてるのか?)

(だから 女の子にモテないんじゃあ・・・くっ 泣けてくるぜ・・・)

15 : 以下、\... - 2015/11/08 11:19:10.164 0D8WR9yWM.net 13/106

「ごめん友 泣く程痛かったか? 軽くしたつもりなんだけど」

「・・・いや お前の拳が 俺の心に響いただけさ・・・いいパンチだったぜ」

ギャル子「うわっ コイツきもっ! 殴られてるのに 涙流して喜ぶ変態!!」

「もしかして この後BL的な展開に? やだ素敵・・・じゃなくて不潔!!」

(・・・涙が止まらない・・・ママン 心が痛いよ)

16 : 以下、\... - 2015/11/08 11:21:10.853 0D8WR9yWM.net 14/106

― 洋叙野中学 放課後 ―

幼女「最近 男ちゃんが冷たいんだよ!」

友子「はいはい・・・だからって 深夜に男の部屋に上がり込むのはどうかと思うよ?」

幼女「えー 何で?」

友子「何でってあんた・・・まあ お子様には関係ないか」

幼女「むー レディに対して失礼な 友子ちゃんも冷たいよ!」

18 : 以下、\... - 2015/11/08 11:23:29.835 0D8WR9yWM.net 15/106

友子「あーゴメンゴメン・・・そもそも 何で深夜に遊びに行くのよ?」

幼女「だって男ちゃん いっつも帰りが遅いんだもん」

幼女「でも 食事時や入浴中にお邪魔するのも失礼だし・・・」

友子(オ○ニーを邪魔する方が よっぽど失礼な気がする・・・)

19 : 以下、\... - 2015/11/08 11:25:11.829 0D8WR9yWM.net 16/106

幼女「男ちゃんてば高校生になってから 学校の友達とばっかり遊んでさ・・・」

友子「あー ちょっと前まで ずーっと一緒だったもんね」

友子「でもいいじゃん 来年からまた同じ学校でしょ?」

幼女「甘い! 甘いよ友子ちゃん!!」

幼女「コーヒーに砂糖を入れて飲むぐらい甘々だよ!!」

友子「普通じゃねえか」

21 : 以下、\... - 2015/11/08 11:27:37.194 0D8WR9yWM.net 17/106

幼女「あっ そうか・・・なら 雪印のコーヒー牛乳に砂糖を入れて飲むぐらい甘いよ!」

友子「それは確かに甘そうだ・・・なんか胸やけしてきた」

幼女「一年もしたら 男ちゃんは彼女でも作って 私とは遊んでくれなくなるよ」

幼女「酷い・・・私との事は遊びだったんだね・・・」

友子「あんた・・・自分で何言ってるか分かってる?」

幼女「・・・なんかよく分かんなくなってきた」

22 : 以下、\... - 2015/11/08 11:29:18.228 0D8WR9yWM.net 18/106

級友「ねえ幼女ちゃん そんな薄情な奴の事は放っておきなよ」

幼女「級友くん・・・」

級友「それより 今なら僕もフリーだよ・・・どうかな?」

幼女「お断りします」

23 : 以下、\... - 2015/11/08 11:31:13.898 0D8WR9yWM.net 19/106

級友「ええっ どうして!?」

級友「自分で言うのもなんだけど 成績優秀 スポーツ万能なイケメンなのに!」

級友「一体・・・僕のどこが不満なんだい!?」

幼女「うん そうやって自分の優秀さを 鼻にかけて自慢してくる所かな」

級友「人格を全否定された!?」

25 : 以下、\... - 2015/11/08 11:33:17.909 0D8WR9yWM.net 20/106

幼女「あと 男ちゃんのほうがカッコイイんだもん」

級友「トドメまで刺された!? うわーん 酷いよ!!」

友子「・・・あんたって全く容赦ないねー 級友くん 女子に結構人気なんだよ?」

幼女「そうなの? じゃあ 私なんかに声かけなくてもいいのに・・・」

27 : 以下、\... - 2015/11/08 11:35:32.543 0D8WR9yWM.net 21/106

友子(それにしても・・・男さんが卒業してから 明らかに幼女に告ってくる男が増えたわね)

友子(まあ 今迄 四六時中べったりだったからなあ・・・)
  
友子(なんでこんな 乳も尻も頭も足りないお子様がモテるのかしら?)

28 : 以下、\... - 2015/11/08 11:37:55.210 0D8WR9yWM.net 22/106

友子「・・・ねえ ちょっとムカつくから叩いていい?」

幼女「いいよ? 叩き返すけど」ペシッ

友子「痛っ! 何であんたから叩くのよ!!」

幼女「私ね 感じたの・・・とても強大で邪悪な念を! 見える・・・私にも見えるぞ!!」

友子「あんたね 厨二は去年の夏までに済ませときなさいよ」

29 : 以下、\... - 2015/11/08 11:40:14.779 0D8WR9yWM.net 23/106

幼女「だって友子ちゃん とっても失礼な事考えてたでしょ? 顔に出てたよ」

友子「だからって叩く事ないでしょ!」

幼女「ごめんね・・・悪いと思ってないけど許して」

友子「あんたって ホントいい度胸してるわ」

幼女「やだな そんなに褒められると照れちゃうな・・・私 調子に乗っちゃうよ?」

友子「いや 褒めてねーし・・・今でも十分 調子に乗ってるじゃねーか この小娘」

30 : 以下、\... - 2015/11/08 11:43:16.537 0D8WR9yWM.net 24/106

― 夕方 男の自宅  ―

「ただいまー・・・母さん居るー?」

「なんてな 今日は町内会の寄り合いで 夜まで帰って来ないんだよ!」

「もー速攻でパンツ一丁になっても 誰にも文句を言われないぜ!」

「ビバ マイルーム!」

「おっといかん ちゃんと学生服を片付けておかないとな」テキパキ

「右よし・・・左よーし! では気を取り直して・・・レッツ オ○ニータイム!!」

31 : 以下、\... - 2015/11/08 11:45:12.990 0D8WR9yWM.net 25/106

幼女「うーん・・・あ 男ちゃんお帰りなさい」むにゃむにゃ

「よッ 幼女!? 何で俺のベッドで寝てやがる!?」

幼女「えっと 男ちゃんの帰りを待ってたら ついウトウトしちゃって」

「何でこんな時間に来るんだよ!」

32 : 以下、\... - 2015/11/08 11:47:17.936 0D8WR9yWM.net 26/106

幼女「ふふっ・・・よくぞ聞いてくれました!」

幼女「深夜に行っても追い返される・・・なら早い時間に待ち伏せをかけようって計略さ!」

幼女「いわゆる逆転の発想・・・私って冴えてる?」

「・・・」

幼女「・・・」

33 : 以下、\... - 2015/11/08 11:49:53.391 0D8WR9yWM.net 27/106

幼女「えーと・・・男ちゃん 何でパンツ一丁なの?」

幼女「しかもフル勃起してるし・・・」

幼女「・・・もしかして するの?」

「・・・今日は帰ってすぐしようと思って 期待に胸と股を膨らませてたんだ」

幼女「・・・」

「・・・」

34 : 以下、\... - 2015/11/08 11:51:28.882 0D8WR9yWM.net 28/106

幼女「・・・」ヌギッ  

「よっ幼女!? 何故に脱ぎ出す!?」

幼女「男ちゃんのパンツ姿を見ちゃったから 私も脱がないと失礼かなって・・・」

「馬鹿 いいから服を着ろ!」

35 : 以下、\... - 2015/11/08 11:53:11.263 0D8WR9yWM.net 29/106

(落ち着け俺! 何 お子様の下着姿に興奮してんだ!!)

(性欲盛んな思春期男児じゃあるまいし・・・いや 俺は性欲盛んな思春期男児だった・・・)

37 : 以下、\... - 2015/11/08 11:55:10.788 0D8WR9yWM.net 30/106

幼女「ふつつか者ですが よろしくお願いします」

「なに イッてんだよお前は!?」

幼女「・・・」

「・・・」

38 : 以下、\... - 2015/11/08 11:57:16.809 0D8WR9yWM.net 31/106

「・・・ごめん 今のは下品すぎた・・・反省してる」

幼女「わかればよろしい」

(・・・でも 今のでちょっと頭と亀頭が冷えた)← 反省してない

「いいか よく聞け幼女」

幼女「はい」

40 : 以下、\... - 2015/11/08 12:00:14.360 0D8WR9yWM.net 32/106

「健全な思春期男児の性欲を舐めるな」

「女と見れば 誰とでもヤりたくなっちまうお年頃なんだよ!」

「・・・俺は お前とそんな浅い関係にはなりたくないんだ」

幼女「男ちゃん・・・」

「それにお前だって 俺の事を 身近にいる年上の男性って色眼鏡で見てるだけだ・・・少し頭を冷やせ」

幼女「そんな事ない!!」

「・・・何で断言出来るんだよ?」

41 : 以下、\... - 2015/11/08 12:02:14.720 0D8WR9yWM.net 33/106

幼女「だって私は 男ちゃんが えげつねぇズリネタ使用してても 嫌いになんかならないもん!」

「・・・ちょっと待て 何でお前が 俺の秘蔵のお宝を知ってる?」

幼女「さっき調べものしたいって おばさんに言ったら 男ちゃんのPC貸してくれたの」

「何してくれてんの ウチの親!?・・・っつうか 調べものなんて自分のスマホでやれよ!」

42 : 以下、\... - 2015/11/08 12:04:11.336 0D8WR9yWM.net 34/106

幼女「ちなみに調べものって 男ちゃんのズリネタ調査なんだけど」

「ハハハ そいつァ一本取られたネ・・・人様のズリネタを調べるなんて 貴様は鬼か!」

幼女「大丈夫だよ安心して・・・男ちゃんが炉利輪姦モノを大量所持してるの 警察には黙ってるから」

「いやーッ! 聞きたくない!! 何でそんな悪趣味な事するのよ この人でなし!!」

幼女「えっとね 男ちゃんの好みのタイプが知りたくて・・・私 凌辱物のヒロイン目指して頑張るね!」

「もうやめて! 男のHP(ヘンタイポイント)はとっくにゼロよ!!」

43 : 以下、\... - 2015/11/08 12:06:17.526 0D8WR9yWM.net 35/106

幼女(・・・男ちゃんが 燃え尽きた白い灰みたいになってる・・・)

幼女(私・・・酷い事しちゃったの?)

幼女「ごめんね男ちゃん・・・今日は帰るね」

「・・・」

44 : 以下、\... - 2015/11/08 12:08:11.767 0D8WR9yWM.net 36/106

「・・・」







「・・・ククク イッたか?」

「甘いな幼女 まんまと俺の演技に騙されおって」

(・・・演技だよ! 泣いてなんかない!!)

45 : 以下、\... - 2015/11/08 12:10:11.514 0D8WR9yWM.net 37/106

「さーて 邪魔者がいなくなった所で オ○ニータイムと洒落込みますか!」

「大体俺は変態じゃねえっての 少々他人と性的嗜好が異なるだけだ!」

「では気を取り直して・・・」

「・・・」

(・・・あれ? あれれ!?・・・変だな?)

46 : 以下、\... - 2015/11/08 12:12:09.964 0D8WR9yWM.net 38/106

― 翌日 音古野高校 早朝 ―


「男くん おはよう・・・って一体どうしたの!?」

「おはよう女・・・何か変?」

「凄いよ男くん・・・まるで悟りを開いた 聖者みたいに輝いてる!」

47 : 以下、\... - 2015/11/08 12:14:10.907 0D8WR9yWM.net 39/106

「ああ なんかスゲースッキリした」

「完全に目が覚めた・・・いや解放されたって感じかな?」

「super(超)great(偉大な)intelligence(知性的)賢者タイム」

「略してすごい賢者タイム!」

「今なら 人類史にその名を刻む 偉業を成し遂げる事さえ出来そうだ」

48 : 以下、\... - 2015/11/08 12:16:12.179 0D8WR9yWM.net 40/106

「おはよう男・・・って どうしたお前!?」

「おはよう友・・・なあ 人は何故生きるんだろうな?」

「果たせぬ願いを子に託し 数多の遺志が世界の在り様を変えていく・・・」
 
「そうして幾星霜の時を重ねた果てに ヒトは大いなる御許へと還ることを許されるのだろうか?」




「・・・コイツどうしちゃったの? 何か悪いものでも喰ったのか?」

「分かんない・・・私もさっき会ったばかりだし」

49 : 以下、\... - 2015/11/08 12:18:14.683 0D8WR9yWM.net 41/106

ギャル子「おっはよー みんな元気? あたしは今日も元気だよ!」

「おはようギャル子・・・今日も可愛いな」

ギャル子「!? なッ なに言ってんのよもー!」

「男くん 熱でもあるんじゃ・・・」

「お前・・・頭は大丈夫か? 正気に戻れ」

ギャル子「おい小僧! サラっと失礼な事言ってんじゃねーぞ!!」

「すッ すいません 失礼しました姐さん!」

ギャル子「誰がアネさんだ!!」

50 : 以下、\... - 2015/11/08 12:20:10.161 0D8WR9yWM.net 42/106

「ははっ 君達そろそろHRの時間だ 席に着きたまえ」

「・・・」

「・・・」

ギャル子(・・・男に可愛いって言われちゃった///)

51 : 以下、\... - 2015/11/08 12:22:10.174 0D8WR9yWM.net 43/106

― 洋叙野中学 昼休み ―



友子「・・・んで 男さんのオナネタを無断閲覧した挙句 フル勃起パンツ姿を拝見して おまけに自分の下着姿を晒してきたって訳ね・・・」

幼女「・・・うん」

友子「馬鹿だ馬鹿だとは思ってたけど ここまで馬鹿とは思わなかった・・・あんたは馬鹿の世界王者だわ」

52 : 以下、\... - 2015/11/08 12:24:10.995 0D8WR9yWM.net 44/106

幼女「ひどいよ友子ちゃん そこまで言わなくていいじゃんか!」

幼女「せめて クイーン・オブ・フール《愚者の女王》とかカッコいい呼び方にして!」

友子「うわっ ダサッ! つーか お前余裕あんじゃねーか」

幼女「そんな事ない! 胸が痛くて苦しいよ・・・」

幼女「・・・男ちゃんに嫌われたらどうしよう」

53 : 以下、\... - 2015/11/08 12:26:13.083 0D8WR9yWM.net 45/106

友子(男さんが この馬鹿娘を嫌ったりする事は無いと思うけど 今回はちょっとまずいわね 色々と・・・)

友子(ここは親友として どうするのが正しいのかしら?)

→ ①勿論二人の仲を取り持ってあげるのが人の道

   ②面白いからこのまま放置して事の成り行きを見守る

54 : 以下、\... - 2015/11/08 12:28:10.679 0D8WR9yWM.net 46/106

友子「いい幼女? この件は私と兄ちゃんが何とかしてあげる」

友子「だからあんたは 少し頭を冷やして反省しなさい」

幼女「友子ちゃん・・・」

55 : 以下、\... - 2015/11/08 12:30:10.755 0D8WR9yWM.net 47/106

友子「しばらくは 男さんの部屋に行っちゃダメよ?」

幼女「・・・うん 一晩たったら 急に恥ずかしくなって どんな顔して男ちゃんに会ったらいいのか 分かんなくなっちゃった」

友子(・・・あのアホ子がしおらしくなってる)

友子(これはマジでヤバイかも・・・)

56 : 以下、\... - 2015/11/08 12:32:10.897 0D8WR9yWM.net 48/106

― 夕方 友の自室 ―



友子「・・・という訳なんだよ兄ちゃん!」

「妹様・・・大変恐縮ながら 入室の際は 応答を窺ってからにしていただけないでしょうか?」

友子「なんで? あたしと兄ちゃんの仲じゃん」

57 : 以下、\... - 2015/11/08 12:34:10.821 0D8WR9yWM.net 49/106

「妹様も来年より高校生・・・学生生活を営まれる上で 最低限の礼儀作法や嗜みを身に付けられた方が宜しいかと思い 誠に僭越ながら進言させて頂いた次第に御座います」

友子「兄ちゃん何言ってんの?」

59 : 以下、\... - 2015/11/08 12:36:10.842 0D8WR9yWM.net 50/106

「頭の悪いお前にも分かりやすく説明するとだな 人の部屋に入る前にはノックしろってんだよ!」

友子「ケッ 小僧が一丁前に色気付きやがって・・・」

友子「何がノックだ! テメエのドタマをバットでノックしてやんぞ!!」

「・・・」

友子「あ・・・怒った? 人間ちっさ!・・・嘘だよ兄ちゃん」

(このガキ・・・いつか犯す!)

60 : 以下、\... - 2015/11/08 12:39:38.919 0D8WR9yWM.net 51/106

友子「それより二人が大変なんだってば!」

友子「ついに幼女がやらかしたの! 何とかフォローしてやんないと!!」

友子「男さんは今日 どんな感じだった?」

「そういやあいつ 朝から様子が変だったな・・・」

61 : 以下、\... - 2015/11/08 12:41:11.824 0D8WR9yWM.net 52/106

友子「・・・変って どんな風に?」

「えーと いきなり世界平和とか人類の未来について語り出しやがった」

友子「何それ? 訳わかんない!」

「俺だって分かんねえよ!」

62 : 以下、\... - 2015/11/08 12:43:10.352 0D8WR9yWM.net 53/106

友子「んー とりあえず 怒ってはいなかったのね?」

「どっちかって言うと 上機嫌だった気がする・・・ハイテンションで」

友子「じゃあ兄ちゃんは 男さんにそれとなく探りを入れといて」

友子「私は幼女を慰めつつ 軽率な行動を控えるように促すから」

64 : 以下、\... - 2015/11/08 12:47:10.601 0D8WR9yWM.net 54/106

「人の恋路を手伝うほど 俺は愛に恵まれてないんだよ!」

友子「兄ちゃん・・・幼女と男さんは 大事な友達じゃないの?」

「だってあいつ 学校で女の子にキャーキャー言われてんだぜ ムカつくじゃん」

友子「兄ちゃんだって キャーキャー言われてるじゃん・・・キモいって」

「実の兄に対してこの暴言! もー怒った!! 絶対手伝ってやんねえ!!!」

65 : 以下、\... - 2015/11/08 12:49:12.596 0D8WR9yWM.net 55/106

友子「悪かったってば・・・機嫌直してよ」

「いーや激高するね! 学校では馬鹿にされ 家では妹に虐待される毎日・・・もう耐えられない!!」

「父さん母さん・・・先立つ不孝をお許しください」

友子(あー うぜえ・・・仕方ないなぁ)

66 : 以下、\... - 2015/11/08 12:51:10.715 0D8WR9yWM.net 56/106

友子「分かったよ兄ちゃん・・・パンツ見せたげるから元気だしな」ピラ

「おッ お前! 何考えてんだ!?」

友子「元気でた?」

「あ はい」

友子「じゃあ 見た分は働いて・・・タダ見は駄目だよ?」

「・・・しょうがねえなあ」

69 : 以下、\... - 2015/11/08 12:53:11.180 0D8WR9yWM.net 57/106

― 深夜 男の自室 ―



「・・・ふう 俺は一体どうしてしまったんだ?」

(結局昨日は 秘蔵のエロネタに全く反応しなくなってしまった・・・)

(代わりに 幼女の下着姿が目に焼き付いて離れなくなって ついそれで抜いてしまった)

(人生で 一番大量に放出したかも・・・)

70 : 以下、\... - 2015/11/08 12:55:32.056 0D8WR9yWM.net 58/106

「・・・これって やっぱりアレか?」

「俺は 幼女の事が・・・」

(待て 結論を早まるな!)
 
(性欲と愛情は別物・・・取り合えず性欲を発散させてから 冷静に思考するべきだ)

72 : 以下、\... - 2015/11/08 12:58:11.600 0D8WR9yWM.net 59/106

「・・・駄目だ やっぱり反応しない」

「それでは 幼女の下着姿を脳内再生して・・・」











「我思う 故に我あり」

 

74 : 以下、\... - 2015/11/08 13:00:09.956 0D8WR9yWM.net 60/106

(いかん・・・瞬時に ハイパー賢者モード《明鏡止水の心》が発動してしまった)

(とりあえず幼女に謝っておこう)

「ごめん幼女・・・でも ありがとう」

「さて この曇り無き真冬の夜明け空の如く 凪いだ心で 思考に専念するとしよう」

75 : 以下、\... - 2015/11/08 13:02:10.767 0D8WR9yWM.net 61/106

(しかしこうしてみると 性欲が如何に 普段思考の妨げになってるかよく解るな)

(この状態を保つ技術を開発すれば 人類の文明は一気にチンポ・・・もとい進歩するんじゃないか?)

(いや・・・成熟した先進諸国の出生率低下と 混沌とした途上国群の人口増加を省みるに 一概に断言は出来ない)

(何事もバランス・・・そう考えれば得心がいく)

76 : 以下、\... - 2015/11/08 13:04:30.393 0D8WR9yWM.net 62/106

「では考えよう 俺は幼女の事をどう思っている?」

→ ①好き

   ②嫌い

(まあ 好き嫌いでいえば①だな)

77 : 以下、\... - 2015/11/08 13:06:09.596 0D8WR9yWM.net 63/106

「では次・・・俺は幼女に」

→ ①欲情している

   ②誰があんなお子様に欲情するか!

(これも①だな たった今しがた抜いたばかりで 否定しようがない)

78 : 以下、\... - 2015/11/08 13:08:12.362 0D8WR9yWM.net 64/106

「俺が虹炉利輪姦陵辱モノに癒しを求めるのは 幼女にそういう事をしたいという代償行為なのか?」

  ①その通り 俺は幼女を滅茶苦茶に犯したい

  ②いやそんな事はない

(難しい・・・確かに幼女にそういう事をする妄想で 激しく性的興奮を覚える)

(だが俺は 幼女の泣き顔なんて見たくない・・・ずっと笑顔でいてほしい)

79 : 以下、\... - 2015/11/08 13:10:11.467 0D8WR9yWM.net 65/106

「そういえば 今日はあいつ来ないな・・・」

「いや 来られても どう接していいか分からず困るんだが」

 




「・・・幼女が俺の部屋に来ないのって 高校になってから初めてじゃないか?」

80 : 以下、\... - 2015/11/08 13:12:10.948 0D8WR9yWM.net 66/106

(よく考えてみると 卒業してから ずっと幼女と遊んでないな・・・)

(毎日顔を合わせてたけど そんな事にも気付いてなかった)

(・・・ちょっと前まで 何をするにも一緒だったのに)








「俺は・・・」

81 : 以下、\... - 2015/11/08 13:14:10.127 0D8WR9yWM.net 67/106

― 翌日 音古野高校 早朝 ―



「おはよう男くん・・・なんか元気ないね」

「おはよう女・・・そう見えるか?」



「うん・・・昨日はあんなに元気だったのに」

82 : 以下、\... - 2015/11/08 13:15:18.978 0D8WR9yWM.net 68/106

「そっか・・・俺は元気がないのか」

(たった一日 幼女と会ってないだけなのに・・・)

「本当に大丈夫?」

「・・・」

83 : 以下、\... - 2015/11/08 13:16:10.711 0D8WR9yWM.net 69/106

ギャル子「おっはよー二人とも!・・・男ってば どうしたの?」

「んー なんだか元気ないみたい」

ギャル子「・・・どれ お姉さんが相談にのってあげよう」

ギャル子「あたしに話てみ?」

「お前って 結構カワイイよな・・・スタイル良くて 面倒見もいいし・・・」

ギャル子「ちょ ちょっと!? どうしちゃったの? 変だよ男!!」

84 : 以下、\... - 2015/11/08 13:18:12.389 0D8WR9yWM.net 70/106

「・・・なのに 全く欲情しないのは何故だろう?」

ギャル子「なっ なんて失礼なヤツ!」

ギャル子「あたしをからかって遊ぼうっての?」

「いや 俺は至って大真面目だ」

ギャル子「なお悪いわ! 何なのコイツ!?」

ギャル子「昨日も変だったけど 今日は輪を掛けて酷くなってない?」

「それが さっきからこの調子なの・・・心ここに在らずっていうか」

85 : 以下、\... - 2015/11/08 13:20:09.913 0D8WR9yWM.net 71/106

― 昼休み 教室 ―



「なあ男・・・ちょっといいか?」

「なんだよ 改まって?」

「ここじゃなんだから 場所変えないか?」

「・・・いいけど なんか大事な話なのか?」

「んー まあ・・・それも含めて あんまり聞かれたくないんだよ」

「別にいいけど・・・」

86 : 以下、\... - 2015/11/08 13:22:15.170 0D8WR9yWM.net 72/106

(・・・ひょっとして 友くんが男くんに告白!?)

(昨日 何かあったのかしら?)

(でもそう考えると 男くんの様子が変だったのも納得だわ・・・)

「きっと あんな事やこんな事・・・あまつさえ そんな事まで色々あったのね!」

「駄目よ 男同士でそんなの・・・一体 どっちが受けなの? いやらしい!!」

ギャル子「いやらしいのはオメーだ この腐り姫!」ペシッ

87 : 以下、\... - 2015/11/08 13:24:10.665 0D8WR9yWM.net 73/106

「ちょっとギャル子ちゃん・・・今いいところなんだから邪魔しないで!」

「ああ イッちゃった・・・んもう! 早く追いかけないと!!」

ギャル子「よしなよ女」

「何よ・・・ギャル子ちゃんは気にならないの?」

ギャル子「そりゃ気になるけど わざわざ場所を変えるって事は 人に聞かれたくない話なんだろ?」

ギャル子「覗きに行くのは良くないよ」

「それはそうだけど・・・・」

89 : 以下、\... - 2015/11/08 13:26:13.048 0D8WR9yWM.net 74/106

― 特殊教室 踊り場 ―



「なあ・・・一体何の話だ?」

「えーっと・・・お前 今気になってる娘はいるか?」

「はあ!? なんだよイキナリ? キャラ違うぞお前」

「いいから茶化さず答えろよ! どうなんだ?」



「まあ・・・いるよ」

90 : 以下、\... - 2015/11/08 13:28:11.640 0D8WR9yWM.net 75/106

「そっ そうか・・・意外だな」

「この年頃なら 別に意外でもねえだろ・・・で 何でそんな事聞くんだ?」

「いや・・・パンツが妹と約束してな」

「何言ってんだお前?」

「悪い・・・忘れてくれ」

91 : 以下、\... - 2015/11/08 13:30:12.681 0D8WR9yWM.net 76/106

「じゃあ 幼女ちゃんの事はどう思ってる?」

「・・・何で幼女が出てくるんだよ?」

「だってお前 幼女ちゃんにオ○ニー邪魔されるって 散々ぼやいてたじゃないか」



「・・・わかんねえ」

「分からない?」

92 : 以下、\... - 2015/11/08 13:32:09.689 0D8WR9yWM.net 77/106

「なあ・・・俺たちずっと 一緒につるんでたよな? ついこの間まで」

「それが高校に進学して 疎遠になって 今まで通りの関係が崩れても それが自然な事だと思ってた」

「いつまでも 子供じゃいられないってさ・・・」

「でも一方で 今まで通りの関係を続けたいと思ってる気持ちもあって 幼女が変わらずいてくれるのが嬉しくもあったんだ」

「それって悪い事なのかな?」

「・・・」

93 : 以下、\... - 2015/11/08 13:34:12.212 0D8WR9yWM.net 78/106

「男・・・一つだけ言わせてもらっていいか?」

「何だよ?」

「そんなの 俺みたいな非モテ男に分かるわけねえだろ!!」

「おっ 落ち着け!」

「いーよなあ お前は女の子に持て囃されて! だからそんな贅沢な悩みが出来るんだよ!!」

「おい・・・いい加減にしないと怒るぞ」

94 : 以下、\... - 2015/11/08 13:36:13.114 0D8WR9yWM.net 79/106

「はあ!? 怒ってんのはこっちだっての!!」

「結局お前は いつまでも決断せずに 曖昧な関係を続けたいだけじゃねえか!」

「誰かを選ぶ事もせず ぬるま湯みたいな心地よい状態を ずっと維持していたいんだろう?」
 
「俺には振り向いてくれる女の子すらいないのに お前こそふざけんな!!」

(そうか!?・・・俺は今の関係を壊したくなくて 幼女の気持ちを知りながら ずっと誤魔化してきたんだ)

(それであいつが どんな思いをしてるかなんて 全く考えずに・・・最低だな 俺は)

95 : 以下、\... - 2015/11/08 13:38:10.588 0D8WR9yWM.net 80/106

「はあ はあ・・・」

「・・・友よ ありがとう」

「は?」

「確かに お前の言う通りだな・・・」

「男・・・」

「お前には 振り向いてくれる女の子なんていないもんな」

「ぐはッ! そっちかよ!?」

「冗談だ・・・そのうちきっと お前の魅力を分かってくれる娘が現れるさ」

「男・・・」

97 : 以下、\... - 2015/11/08 13:40:15.279 0D8WR9yWM.net 81/106

「ねえ ギャル子ちゃん・・・聞こえる?」

ギャル子「んー ちょっとここからだと無理かなあ?」

「じゃあ 服を脱いだり脱がせたりとか 始まった?」

ギャル子「・・・いい加減にそっちから離れろ」

ギャル子「まあでも・・・男の友情ってのも悪くないね」

「ええっ ギャル子ちゃんも 遂に此方側に開眼してくれたの? 嬉しい!」

ギャル子「違うっての・・・同好の志を募りたいなら 他を当たりな」

98 : 以下、\... - 2015/11/08 13:42:11.829 0D8WR9yWM.net 82/106

― 夕方 幼女の自宅 ―



幼女母「ごめんなさいね 男くん・・・あの子 ちょっと気分が悪いみたいで」

「いえ わかりました・・・それじゃあ お大事に」

幼女母「・・・」

幼女母「ちょっと幼女! 本当によかったの? せっかく男くんが来てくれたのに!!」

幼女「いいの! 私は気分が悪いんだよ!!」

幼女母「・・・はいはい 分かりました」

幼女(今は 男ちゃんと会えないよ・・・)

99 : 以下、\... - 2015/11/08 13:44:12.080 0D8WR9yWM.net 83/106

「やっぱり仮病だったか・・・」ガラガラ

幼女「お 男ちゃん!? 何で!?」

幼女「レディの部屋に 窓から入って来るのは失礼だよ!!」

「どの口で そんな戯言をほざきやがる!」

「俺の部屋に 散々無断侵入したのは何処のどいつだ!!」

幼女「・・・えっと 男の子と女の子は違うの!」

「生憎俺は 男女平等主義でな・・・却下だ」

100 : 以下、\... - 2015/11/08 13:46:11.145 0D8WR9yWM.net 84/106

幼女「男ちゃん・・・一体 何しに来たの?」

「幼女・・・大事な話がある」

幼女「ヤダ! 聞きたくない!!」

「駄目だ 聞いてくれ!」

幼女「嫌だよ! 絶対に聞かない!!」








「・・・これから お前に告るって言ってもか?」

幼女「・・・え?」

101 : 以下、\... - 2015/11/08 13:48:10.307 0D8WR9yWM.net 85/106

「なあ幼女・・・俺 あれから色々考えたんだ」

「俺にとってのお前の存在・・・それから自分の気持ち・・・」

「一人じゃ答えを出せなかったけど 背中を押してくれた奴もいる」

幼女「・・・それって 友くん?」

「・・・まあ そうだ」

「何遍も考えて 辿り着いた結論だ」

102 : 以下、\... - 2015/11/08 13:50:14.100 0D8WR9yWM.net 86/106

「好きだ! 俺と付き合ってくれ!!」

幼女「男ちゃん!?・・・嘘だよ そんなの」

「こんな時に 嘘なんてつくもんか!」

幼女「だって私は 発育不良のちんちくりんだよ?」

「安心しろ 俺はちっちゃい子が大好きだ!」






幼女「・・・でも・・・信じられない」

103 : 以下、\... - 2015/11/08 13:52:12.971 0D8WR9yWM.net 87/106

「仕方ない・・・これだけは言いたくなかったんだが」

「実はあの日以降 ずっとお前の下着姿で抜いてたんだ!」

幼女「・・・え?」

「二人だけの秘密だぞ?」

幼女「あはっ・・・ あははっ・・・何それ ひどい」

幼女「男ちゃん 最低の告白だよ・・・でも 嬉しい」

「よかった・・・ようやく笑ってくれたな」

幼女「男ちゃん・・・」

104 : 以下、\... - 2015/11/08 13:54:44.013 0D8WR9yWM.net 88/106

友子「うう・・・ええハナシや・・・」グスッ

「友子!? 何でここに!?」

友子「何でって 傷心の幼女を慰めてただけですけど?」

友子「でもって 今トイレから戻って来たの」

「・・・ひょっとして 大きい方か?」

友子「ほう・・・男さん? 私にそんな口をきいていいんですかねえ?」

友子「とっくに小さい方を済ませた私は 部屋の前で何をしてたと思います?」

「お前・・・まさか・・・」

105 : 以下、\... - 2015/11/08 13:56:25.487 0D8WR9yWM.net 89/106

友子「ええ・・・男さんの一世一代の大告白を 最初から最後まで 一字一句余すところ無く完全に拝聴させて頂きました!」

「ノオ!? マジか!?」

友子「ついでに録音しちゃった」

「オウフ!?」

スマホ『幼女・・・好きだ! お前で・・・抜いたッ!!』

友子「更に 編集加工してみましたw」

「消せッ! 今直ぐ消せ!! 跡形もなく!」

友子「おやおや・・・まだ ご自分の立場を理解されていない・・・と?」

(くッ・・・なんて卑劣な!)

106 : 以下、\... - 2015/11/08 13:58:12.414 0D8WR9yWM.net 90/106

「友子様・・・私めが愚かで御座いました」

「どうか我が無礼・・・平にご容赦くださいませ」

友子「うむ 赦してつかわす・・・苦しゅうないぞ 面をあげい」

「はッ・・・ありがたき幸せ!」

友子「では これより裁きを申し渡す!」

友子「ファミレスでスイーツ食べ放題じゃ!・・・もちろん 男さんの奢りでね!」

「えーと・・・コンビニじゃ駄目?」

友子「ダメです」

「そんな・・・ひどい」

107 : 以下、\... - 2015/11/08 14:00:12.695 0D8WR9yWM.net 91/106

友子「・・・昔みたいに みんなで行こうよ」

友子「いっつも イベント後の打ち上げは あそこでしてたじゃない」

友子「男さんの告白成功と カップル成立のお祝い・・・いいでしょ?」

「友子・・・」

友子「あと もう一つ」

「まだあるのか!?」

108 : 以下、\... - 2015/11/08 14:02:11.259 0D8WR9yWM.net 92/106

友子「幼女が望んだ時には ちゃんと言葉で『好きだ』って 言ってあげて」

友子「それを約束してくれるなら スマホのデータは消してあげます」

「・・・分かった 約束する」

友子「だってさ・・・よかったね 幼女!」

幼女「ありがとう・・・全部 友子ちゃんのおかげだよお」グスッ

109 : 以下、\... - 2015/11/08 14:04:10.315 0D8WR9yWM.net 93/106

友子「馬鹿だね あんたは・・・」

友子「男さんが幼女の事を好きでなきゃ 私や兄ちゃんが何を言っても意味ないよ」

友子「だから もっと自信を持ちな」

幼女「うー・・・でも でも」

友子「わかったから・・・もー 泣くなってば」

幼女「うん・・・でも 嬉しい時は泣いてもいいって 漫画で読んだよ」

友子「へー・・・どんなの?」

110 : 以下、\... - 2015/11/08 14:06:11.769 0D8WR9yWM.net 94/106

エロ漫画『げへへ・・・口では嫌がっても 下の方は嬉し涙を流してやがる』

「おい! 俺のエロ漫画じゃねえか!!」

友子「男さん・・・幼女になんてもの読ませてるんですか!?」

「待て! 濡れ衣だ!! むしろ 俺は被害者で・・・」

幼女「男ちゃんてば最低だよ!」

「ちょ ちょっと待て お前!!」

幼女「・・・えへへ」

(・・・まあ いいか)

112 : 以下、\... - 2015/11/08 14:08:13.049 0D8WR9yWM.net 95/106

― 翌日 音古野高校 ―



「それで! 何で俺だけハブるんだよ!!」

「すまん友よ・・・悪気はあったが許してくれ」

「あったのかよ!?」

「うるせえ! おまえの妹にたかられて 俺の財布じゃ三人分が限界だったんだ!!」

「恨むなら 食い意地の張った 自分の妹を恨むんだな!」

「逆ギレかよ!?」

113 : 以下、\... - 2015/11/08 14:10:11.913 0D8WR9yWM.net 96/106

「・・・大体 友子がお前を呼ばなかったのは 自分の食い分が減るからだぞ」

「意地汚い妹ですまん」

「いや お前も苦労してるんだな」

「分かってくれるか?」

「ああ もちろんだ!」

「いつか二人で あいつをギャフンと言わせようぜ!」

「男・・・ありがとう」

(チョロいなあ コイツ・・・)

115 : 以下、\... - 2015/11/08 14:12:10.495 0D8WR9yWM.net 97/106

「・・・それにしても お前と幼女ちゃんがねえ」

「意外か?」

「逆だよ 順当過ぎて・・・でも もっと時間がかかると思ってた」

「正直・・・今回の件がなければ そうだっただろうな」

「・・・あいつ お子様だし」

116 : 以下、\... - 2015/11/08 14:14:09.988 0D8WR9yWM.net 98/106

「お前・・・」

「ひょっとして もう幼女ちゃんと Hな事したんじゃないだろうな!?」

「馬鹿野郎! ここは紳士淑女の集うVIPだぞ? そんな不埒な真似が許されると思うなよ!!」

「オ○ニーはいいのか?」

「それは紳士の嗜みだ!」

(そして BLは淑女の嗜み・・・)

「!?・・・今 何か変なの聞こえなかった?」

「いや 別に?」

(・・・気のせいか?)

117 : 以下、\... - 2015/11/08 14:16:10.783 0D8WR9yWM.net 99/106

「でもその調子だと 彼女を作るのはお前の方が早かったけど 童貞卒業は俺の方が早そうだな」

「ははっ 中々面白い冗談だ・・・寝言は寝てから言え この小僧! 身の程を弁えろ!!」

「ごっ ごめんなさい! 図に乗りました!!」

「おいおい 冗談だよ・・・本気になるな」ニッコリ

(嘘だ! 俺の中の『獣』(小動物)が ヤツの殺意に反応した!!)

(殺気だけで 俺をチビらせるとは・・・男・・・恐ろしい子!)

118 : 以下、\... - 2015/11/08 14:18:10.480 0D8WR9yWM.net 100/106

「全く・・・使う相手もいない小僧が いきがりおって・・・」

「お前・・・親友に対して酷くない?」

「何言ってるんだ? 親友だからこそ こうして本音で語り合えるんじゃないか」

「そうか・・・そうだよな!」

(本当にチョロいなあ コイツ・・・)

119 : 以下、\... - 2015/11/08 14:20:29.293 0D8WR9yWM.net 101/106

― 夕方 男の自宅 ―



「ただいまー」

幼女「おかえりなさい 男ちゃん!」

「幼女・・・何故ここに居る?」

幼女「男ちゃんが帰って来るのを待ってたの! ねえ 早く遊ぼうよ!!」

「答えになってねえ!」

幼女「ゲームしよゲーム! 私・・・男ちゃんと対戦するの 久しぶりだな・・・」

「・・・しょうがねえなあ」

120 : 以下、\... - 2015/11/08 14:22:13.700 0D8WR9yWM.net 102/106

幼女「・・・」

「・・・」

幼女「・・・ねえ 男ちゃん」

「なんだ?」

幼女「えっちなこと したい?」

「・・・そりゃあしたいけど」

幼女「いいよ 私なら」

「・・・ばか お子様が無理すんな」

幼女「男ちゃんだって 無理してるでしょ?」

121 : 以下、\... - 2015/11/08 14:24:11.741 0D8WR9yWM.net 103/106

「ふっ 舐めるなよ?」

「伊達に オ○ニーマスター《光速の自慰王》の異名で 呼ばれてないぜ?」

「脳内に保存された下着姿があれば 俺は あと十年は戦える!」

幼女「凄いよ男ちゃん・・・カッコイイ!」

「それにまだ 警察のご厄介になるつもりはないからな」

「せめて 合法の年齢になるぐらいまでは我慢するよ」

123 : 以下、\... - 2015/11/08 14:26:24.922 0D8WR9yWM.net 104/106

幼女「じゃあ・・・ハグして ちゅーは?」

「・・・まあ それぐらいなら」

幼女「・・・ん」

「・・・」











(どうしましょう・・・完全に中に入るタイミングを逃したわ・・・)

(とりあえず 今晩はお赤飯炊かなきゃ!)



おわり

124 : 以下、\... - 2015/11/08 14:29:46.193 VvmgWutd0.net 105/106

おつおつ
エッチな展開書いてもいいのよ

125 : 以下、\... - 2015/11/08 14:35:01.641 0D8WR9yWM.net 106/106

>>124
ありがとう
でもVIPは紳士淑女の社交場だからエッチなのはちょっと・・・

記事をツイートする 記事をはてブする