ラボ
岡部「Zzzz」
フェイリス「ニャニャ、せっかくフェイリスが遊びにきたのに凶真ってば寝ちゃってるニャ」
岡部「Zzzz」
フェイリス「………」キョロキョロ
岡部「Zzzz」
フェイリス「誰もいない今ニャら……」
元スレ
フェイリス「凶真のすごいニャ?すごいニャ?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309661767/
フェイリス「フニャニャ、寝てる凶真にイタズラしちゃうニャン!」
岡部「Zzzz」
フェイリス「まずわ~凶真の寝顔を撮るニャン」パシャパシャ
岡部「Zzzz」
フェイリス「フニャニャ、凶真の寝顔ゲットだニャン」
岡部「Zzzz」
フェイリス「……凶真寝顔かわいい」
フェイリス「…………」カチカチ
フェイリス「……つい待受に設定しちゃったニャン」
岡部「Zzzz」
フェイリス「ま、まだフェイリスのイタズラは終わってないニャン!今度は凶真のマブタに猫目を描いて……」オカベノニチカズク
岡部「むぅ……」ゴロン
フェイリス「ニャニャ!」バタッ
岡部「Zzzz」
フェイリス「きょ、凶真の顔が近いニャ……」アタフタ
岡部「Zzzz」
フェイリス(きょ、凶真の吐息がこそばいニャ)
岡部「Zzzz…ぅん」ダキッ
フェイリス「ニャ!?」
岡部「Zzzz」
フェイリス(な、きょ、凶真に抱きしめられてるニャ!頭がおかしくなりそうニャ……)フニャー
フェイリス「は、離すニャ!凶真!」
岡部「Zzzz」
フェイリス「きょ、凶真ぁ……」モゾモゾ
岡部「Zzzz」
フェイリス(ニャ、ニャンだかフェイリスも眠たくなってきたニャ)フワー
フェイリス「凶真……」ダキッ
岡部「Zzzz」
フェイリス「凶真の体、あったかくて、心地いいニャ……Zzzz」
岡部「Zzzz」
フェイリス「Zzzz」
萌郁「………」パシャパシャ
次の日
岡部(何故だ?ラボメン達の間に漂う空気がおかしい……)
紅莉栖「………」
岡部「………
紅莉栖「……なに?」ギロリ
岡部「…い、いや、何でもない」
岡部(紅莉栖は時々こちらを殺気の籠もった目で睨んでくる)
まゆり「………」ニコニコ
岡部「………」
まゆり「……なに?オカリン」ニコニコ
岡部「いや、別に」
岡部(まゆりはいつも通りニコニコしてるように見えるが、俺を見る時の目が笑っていない)
岡部「な、なあダル……」
ダル「…………」カタカタカタカタカタカタカタ
岡部「聞いているのか?」
ダル「………」カタカタカタカタカタカタカタ
岡部(ダルは今朝から俺と録に会話すらしていない……)
岡部「全く俺が何をしたというんだ……」ボソ
紅・ま・ダ「……あ?」
岡部「」ビクッ
岡部「お、俺だ機関からの姑息な精神攻撃によってラボメン達がおかしくなった!至急、救援を……」アセアセ
ダル「なあ、オカリン」
岡部「」ビクッ!
岡部「な、なんだ我が右腕よ」
ダル「これどうゆうこと?」ケータイミセル
岡部「なっ!?」
岡部「な、なんだこれは!?なんで俺がフェイリスと」
ダル「それはこっちのセリフでしょ常考」
岡部「俺は知らん!だいだい、なんでそんな写真が」
紅莉栖「昨日の深夜に桐生さんが送ってきたのよ」ギロリ
まゆり「『ラボメン同士の密愛発覚か!?~001×007のラボ内での夜這い~』って題名でラボメンのみんなに一斉送信されたんだよ~」ニコニコ
岡部「なん、だと……?」
紅莉栖「で、これはどういうことなの?」ギロリ
岡部「し、知らない!こんなの偽物だ!指圧師のイタズラに……」
ダル「画像解析したけど、マジだったお」
岡部「」
岡部「そ、そんな筈は……」Prrrrrrr
岡部「電話?ルカ子から」チラッ
紅莉栖「……出てあげなさい」
岡部「……」コクリ
ピッ
岡部「お、俺だ……」
ルカ子『お、おか、岡部さん、ぐすっ……』
岡部「な、なんで泣いてるのだ!?」
ルカ子『その、ぅぅ、し、幸せに、ぐすっ、なって、下さいっ』ピッ
岡部「」ツーツー
岡部「なんだよ、これ……」
まゆり「もう、ダメだよ~オカリン。ルカくんを泣かしちゃうなんて」ニコニコ
岡部(だ、だから目が笑ってないぞまゆり!)
ダル「まゆ氏や牧瀬氏、ルカ氏に飽きたらずフェイリスたんにまで手を出すなんて……」
紅莉栖「許さない。絶対にだ!私の純情を弄びやがって」ウルウル
岡部「」
岡部(まずい、ここは一時撤退か!)ポチ
モワット・スネーク起動
モワモワ
ダル「ちょっ」
紅莉栖「くっ」
岡部「フゥーハハハハ!さらばだーラボメン諸君よ!」バタン
まゆり「あ、オカリンが逃げたよ~」
紅莉栖「に、逃がすか!」
ラボの外
岡部「はあ、はあ……なんとか抜け出せたか」グッタリ
岡部(だが直ぐに紅莉栖たちも追い掛けてくる。ダルや紅莉栖はともかく、まゆり相手じゃ体力的に勝ち目はない……!)
岡部「真実を確かめるためにも、フェイリスに会いに行くしか……」
?「あれ、岡部倫太郎じゃん。奇遇だね~」
岡部「!バイト戦士か」
鈴羽「なんか、焦ってるみたいだね。どしたの?」
岡部「実は……」カクガクシカジカ
鈴羽「ああ、昨日のメールか。君も大変だね~」
岡部「だから、今からフェイリスの所に行こうと……そうだ!バイト戦士よ、そのMTBを貸してくれないか?まゆりたちから逃げる為に必要なんだ!」
鈴羽「え~嫌だよ~」
岡部「頼む!礼なら後で何でもする!」
鈴羽「……」ピクッ
鈴羽「何でも?」ニヤ
鈴羽「ねえ、岡部倫太郎。いま何でもするって言った?」
岡部「あ、ああ。俺に出来る範囲でなら、だが……」
鈴羽「ならさ」ズイ
岡部「なっ」
鈴羽「今からあたしと付き合ってくんない?」
岡部「今から!?後ではダメか……?」
鈴羽「それならMTBは貸さないよ」プイ
岡部「く、いいだろう。だが、手短に頼む」
鈴羽「分かってるって。それになんか君、勘違いしてるまいたいだけど……」
鈴羽「付き合うってのは男女の関係としてって意味だし」
岡部「」
岡部「なん、だと……?ちょっと待て!男女関係って」
鈴羽「ん?そのままの意味だよ。あたしと付き合って男女関係になるって言うならMTBを貸してあげる」
岡部「しかし俺は紅莉栖が……」
鈴羽「牧瀬紅莉栖は危険だよ。だから今すぐあれは諦めたほうがいい。そしてあたしと今すぐラブチュッチュするんだ。これは予言だよ」
岡部「だ、だが…」
鈴羽「……なら仕方ないな」ガスッ!
岡部「がはっ!」バタッ
鈴羽「よし、あとは紐で縛ってMTBに乗せてっと……これで岡部倫太郎はあたしのものだね!」
ブラウン管工房内
岡部「」
鈴羽「あん、あっ、いいよぉ、岡部倫太郎ぉ」ズブズブ
岡部「」
鈴羽「今日は店長も、あっ、綯もいないから、んっ、ここなら誰にも邪魔されないね、んっ、あ、そこぉ」ズブズブ
岡部「」
鈴羽「あ、いくぅ、ぃっちゃうよぉ、岡部倫太郎ぉ、あっ、ああああああ」ビクッ
岡部「」ドピュ
鈴羽「………ふぅ」
鈴羽「すごく、良かったよ岡部倫太郎」
岡部「」クター
鈴羽「あはは、聞こえてないか。本当はもっとヤリたかったけど、もう直ぐ店長が帰ってくるしね」
岡部「」クター
鈴羽「だから今日はここまで。続きはまた明日、ね?」チュッ
岡部「」ビクッ
鈴羽「安心してラボまで君を運ぶからさ。今はラボに誰もいないみたいだし」ヨッコイショ
岡部「」
鈴羽「じゃっ、行こうか」
萌郁「……録画、完了」ピピッ
次の日
岡部「………うっ、ここは」
岡部(ラボか?……しかし何故?確か紅莉栖たちから逃げて、途中で鈴羽と会って、それで…)
岡部「」
岡部「お、俺はな、なんて事を……!」ヒヤアセタラー
ピロン
岡部「!………メールか、指圧師から?一斉送信なんて珍しいな。しかも動画付きか、タイトルは……」
『速報!ラボメン同士の密愛再び!?~罪な男001と魔性の女008~』
岡部「あばばばばばばばばばば」
ドンドンドン
岡部「」ビクッ
まゆり「オカリ~ン。まゆしぃだよ~開けて~」ドンドンドンドンドンドンドンドン
岡部「」ガクガクガク
ピロン
岡部(ま、またメールか!?)
岡部「……くっ」ゴクリ
『オカリン。この動画どゆうこと?二人っきりで話がある。今からラボにいくお ダル』
岡部「」
まゆり「オカリ~ン、あ~け~て~よ~」ドンドンドンドンドンドンドンドン
岡部「おおお、落ち着け。冷静になれ」
岡部(玄関の前にはまゆりが、そしてもう直ぐダルも来る。出入りは一つだけ……)
岡部「む、無理だ……完全に詰んでる」ガクガク
岡部(いや待て!窓からならどうだ?幸いにもここは二階。まだ飛び降りても死ぬような高さじゃない)
岡部「なら、やるしかない!」マドヲアケル
岡部「跳べよぉおおおおおおおおおおお!!」アイキャンフラーイ
岡部「ぉおおおおおおおおおおお」ガンッ!
岡部「ぐぅ……」ユラ
岡部(な、なんとか飛び降りれたか……しかし体中が痛い)
岡部「い、今はここから逃げなければ……出来るだけ、人目に付きにくい場所に…」ズルズル
岡部(だが、どこに逃げる?人気のない場所……柳林神社は?駄目だ。ルカ子に見つかっては元も子もない)
岡部「人がいない、立ち入れない場所……!」
岡部(そうだ、あそこなら……)
ラジ館屋上
岡部「思った通りだ。ここなら誰にも見つかるまい……ふぅ、取り敢えず休もう」スワル
岡部(さて、これからどうする……?フェイリスの件ならフェイリス本人に事情を説明して貰えれば、みんな納得するだろう。だが……)
岡部「………」チラッ
岡部(こんな動画を流されたらどうしようもないだろうが!)
岡部(電話レンジ(仮)はタイムリープマシンを調整する為に今は使えない。タイムリープマシンもだ)
岡部(電話レンジ(仮)を使えるようにするにはダルの協力がいる。だがあの様子じゃ協力してくれる筈がない)
岡部「いや、タイムリープマシンの方なら紅莉栖に……」
紅莉栖「…………」
岡部「………え?」
岡部「く、クリスティーナ!?なぜここに…」
紅莉栖「………」ギロリ
岡部「ち、違うんだ紅莉栖!動画のあれは鈴羽に無理矢理やらされて……」ビクッ
紅莉栖「……無理矢理?」
岡部「そ、そうだ!気絶させられて、俺が気を失ってる間に!フェイリスのもそうだ!俺の意志では談じてない!」
紅莉栖「………」
岡部「あ、あの、紅莉栖……?」
紅莉栖「………よね」ボソ
岡部「……え?」
紅莉栖「岡部に意識がある状態なら、同意の上ってことよね」ガバッ
岡部「!?」
紅莉栖「岡部!岡部!岡部!岡部ぇええええわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!岡部岡部岡部岡部えぇええわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!岡部倫太郎たんの黒色オールバックの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髭髭モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
アニメ13話のショタリンたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
紅莉栖ルート決まって良かったね岡部!あぁあああああ!かわいい!岡部!かわいい!あっああぁああ!
私、童貞岡部と結ばれていやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!非童貞なんて認めないじゃない!!!!あ…阿万音さんとが初めてなんて…
岡 部 は 童貞 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!秋葉原ぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!助手なんかやめ…て…え!?見…てる?岡部が私を見てる?
目の前の岡部が震えた目で私を見てるぞ!岡部が私を見てるぞ!私だけのオカリンが私を見てるぞ!!
呆然とする岡部が私に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!私には岡部がいる!!やったよまゆり!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックの岡部ああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ鳳凰院クロト様ぁあ!!オ、オカリン!!鳳凰院凶真ぁああああああ!!!倫太郎ぉおおおおおおおおおおお!!
ううっうぅうう!!岡部の精子よ私へ届け!!私の子宮へ届け! 」
岡部「」
岡部「」ガクガクガク
紅莉栖「あ、その、ごめん……初めてだからちょっと緊張しちゃって取り乱しちゃった」ポッ
岡部「あ、うん……いや、待て。待つんだ紅莉栖!」
紅莉栖「もう、なによ……私、初めてなんだから急かさないでよ」ポッ
岡部(あんなことを血走った目で言っときながら、何故いまさら頬を赤らめる!?)
岡部「俺に意識があっても襲ったら同意も糞もないだろが」
紅莉栖「……岡部は私のこと、嫌いなの?」
岡部「」ゾク
岡部「そ、そんなことはない。だが、物事には順序と言うものが……」
紅莉栖「なら、ちゃんと順番通りにすればいいんだろ。はい、これ」
つ結婚届
岡部「」
岡部「あ、あ……」ガクガクガクガクガクガク
紅莉栖「あ、ちゃんとペンと印鑑ならあるわよ。私ってけっこう準備がいいだろ?」ドヤッ
岡部(な、なんで俺の印鑑持ってるんだよ!?)
紅莉栖「ゆ、指輪はあんたが用意しなさいよ!今じゃなくてもいい。いつかあんたから絶対に貰うんだからなっ」
岡部「」
岡部「あ、えっと、紅莉栖?」
紅莉栖「なあに、あなた」ポッ
岡部「」
岡部「け、結婚は、流石に早いと思うんだが……お互いまだ未成年だし、そもそも普通は彼氏彼女の関係を築いてから…」
紅莉栖「何言ってるのよ」キョトン
岡部「………え?」
紅莉栖「私たち、とうの昔に付き合ってるじゃない」
岡部「」
岡部「い、いつから……?」
紅莉栖「会った時から」ドヤッ
岡部「い、いやいや待て。それはおかしい!」
紅莉栖「ふふ、冗談よ、冗談」
岡部「な、驚かすなよ……」ホッ
紅莉栖「あんたさ、私を助手にしたよね」
岡部「ああ」
紅莉栖「あんたの助手ってことは、あんたの手伝いをするってこと。つまりお嫁さんね」
岡部「ああ………え?」
紅莉栖「でも最初は驚いた。いきなり会ったばかりの男の人に嫁にされるなんて」
紅莉栖「まあ、話していく内に私はあんたにメロメロきゅーになったけど」ポッ
岡部「」
紅莉栖「あんたが青森に付いて行ってくれるって言ってくれた時は正直、驚いた。でもそれ以上に嬉しかったな。研究ばかりで将来を心配してた親に結婚相手を紹介できるって思って」
紅莉栖「あんたと一緒なら、父ともちゃんと和解できると思う。あっ、でも実はママにはもう報告してるんだ。私、結婚するって」
岡部「」
紅莉栖「ママも喜んでくれた。早く岡部に会ってみたいってさ。まあ、その前に岡部のご両親にも挨拶しなくちゃね」
岡部「」
紅莉栖「なんかさ、実験大好きっ娘の私が普通の女の子みいに恋して、結婚するなんて想像もしてなかった」
岡部「」
紅莉栖「けど、あんたに会えたから、岡部に会えたから今の幸せを手に入れることが出来た。ありがとう、岡部」ポッ
岡部「……あ、はい」
紅莉栖「岡部ぇ」ギュ
岡部「………紅莉栖」ギュ
紅莉栖「んっ」チュッ
岡部「んむっ……っ」
紅莉栖「はあ、はあ……ねぇ、岡部」
紅莉栖「………しよ?」
岡部「く、紅莉栖ぅ」バサッ
その日俺たちは、ひたすらお互いの体を求め続けた。ラジ館の屋上から戻り、紅莉栖のホテルに行った後でも、俺たちは獣のように体を重ね合った。気付けば婚約届にサインをしていたが、よく覚えていない。とにかく、俺は紅莉栖を一日中愛し続けた。
萌郁「………」ピピッ
次の日
岡部「ぬぅ、朝、か……ん?」
紅莉栖「岡部ぇ……」スヤスヤ
岡部(紅莉栖……かわいい)ナデナデ
紅莉栖「んっ……」スヤスヤ
岡部「結婚、か。紅莉栖となら悪くもないかな……」ナデナデ
ピロン
岡部「!」
岡部「メール?指圧師から!?嫌な予感しかしないな……」カチカチ
『続報!ラボメン同士の密愛また発覚か?~狂気の001の毒牙、ついに004にも~』
岡部「………」カチカチ、ピッ
動画再生
『あっ、んっ、岡部、ちょっと激し、いっ、あっ、岡部ぇええええ』
岡部「………」ピッ、プツン
岡部「……桐生、萌郁っ!」ギリッ
街
岡部(思えば、全ての元凶は奴ではないか!指圧師め!)
岡部「奴には一度ガツンと叱らねば」ブツブツ
?「ねぇ~ねぇ~オカリ~ン、誰を叱るの~?」
岡部「ああ?誰って指圧師の事に決まって」
まゆり「えっへへ」ニコニコ
岡部「」
まゆり「えっへへ~オカリン見~つけた」ニコニコ
岡部「ひっ、うわあああああああああああああああああああああ」ダッ
まゆり「あぁ、待ってよオカリ~ン」タダダダダッダダッ!
まゆり「もう、どうして逃げるの~」ガシッ
岡部「は、離せ!離してくれまゆり!違うんだ!フェイリスの事も鈴羽のことも!」ジタバタ
まゆり「クリスちゃんは~?」
岡部「なっ、助手は……」
まゆり「えっへへ~オカリン愛されてるね~まゆしぃはちょっぴり妬いちゃいます★」ギリギリッ
岡部「い、痛い!まゆり!離してくれ!」
まゆり「えっへへ」ギリッギリッギリッギリッ
岡部「」
岡部「」ガク
まゆり「あれれ~オカリン気絶しちゃった。何でかな~おかしいね~えっへへ★」
まゆり「でもこっちの方がまゆしぃ的には都合がいいのです。ルカく~ん、もう出てきていいよ~」
ルカ子「………うぅ、まゆりちゃん。こんな事して本当にいいのかな……?」
まゆり「だいじょ~ぶだよ~それにルカくんもオカリンを誰かに独り占めされるのは嫌でしょ?」
ルカ子「そ、それは……」モシモジ
まゆり「じゃ、手伝ってねルカくん★」
柳林神社倉庫内
岡部「……うっ」ピクッ
岡部「ここ、は…?」
まゆり「あ、オカリン起きた~?」
ルカ子「あの、おはようございます岡部さん」ペコリ
岡部「まゆり!?それにルカ子までっ、な、縛られてる!?」ギチギチ
まゆり「オカリン。まゆしぃは悲しいのです」ショボーン
岡部「な、何の話だ?」
まゆり「まゆしぃはね、オカリンがクリスちゃんとラブチュッチュするのは別にいいの。まゆしぃはオカリンが幸せならそれでいいのです」
岡部「まゆり……」
まゆり「だけどね」
まゆり「オカリンが誰かに独占されるのは、まゆしぃは嫌なのです」ヌギヌギ
岡部「!?」
まゆり「オカリン……」ムギュ
岡部「Oh……」
岡部(成長したな、我が幼馴染みよ)
まゆり「オカリンもヌギヌギしよ、ね?」ムギュー
岡部「こ、これ以上は駄目だまゆり。俺には紅莉栖が」
まゆり「ルカくん、お願~い」
ルカ子「うんっ……えいっ!」スボンニテヲカケイッキニヌガス!
岡部「はぅ」ビンビン
まゆり「口では嫌がっても体は正直だね~えっへへ」ツンツン
まゆり「えっへへ、オカリンのおち○ちん見たの、小学生以来だね~大きくなったね~」ナデナデ
岡部「はぁ、あっ、ま、まゆり駄目だ」ビンビン
まゆり「ビクビク動いてかわいいね。ルカくんも触ってみる~?」
ルカ子「え、でも……」モシモジ
まゆり「いいから、いいから~」
ルカ子「は、はい!」ドキドキ
岡部「る、ルカ子!?お前はおと……」
ルカ子「えいっ」パクッ
岡部「」ビクン
まゆり「もう~ルカくんったらエッチだね~」
ルカ子「ほぉ、ほぉへがおふぁへぇはんの」ジュブジュブ
岡部(お、落ち着け!相手はルカ子だぞ?見た目も仕草も確かに美少女。だが男だっ!)ビクンビクンビクン
ルカ子「あっ、はむ」ペロペロ
岡部(だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ)
ルカ子「んっ、あむ、はっ、あっ」ハムペロペロジュブジュブ
岡部(だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが男だ。だが……うっ)ドピュルルルル
ルカ子「きゃ」ベチャ
まゆり「ほぇ?」ビチャ
岡部(なんて迂闊な……ルカ子を相手に!)
まゆり「えっへへ。いっぱい出たね~オカリン☆……昨日は一日中クリスちゃんとエッチなことしてたのにね」ペロ
ルカ子「こ、これが岡部さんの……」ペロペロ
岡部「くっ、こんなの」ギンギン
まゆり「じゃあ、そろそろ本番に入ろっか☆ルカくんはお口ね~」オカベニマタガル
岡部「や、止めろまゆり」
ルカ子「う、うん」オカベノカオニマタガル
岡部「止めろ!ルカ子!何を考えている!?」
まゆり「じゃあルカくん。せーので一緒にいくよ~」
岡部(止めろ…)
ルカ子「はいっ、せーの…」
岡部(止めてくれ…)
まゆり・ルカ子「えいっ」ズブリ
岡部(止めてくれぇええええぇええええぇええええぇええええぇええええぇええええ!!)
その後、俺は一日中まゆりとルカ子に犯され続けた。
まゆりは俺の愚息に跨り腰を振るいながら今まで聞いたことのない欲情した雌の声を上げた。ルカ子は俺よりも立派な息子をいきり立たせ、女のような喘ぎ声で俺の口を犯し続けた。
萌郁「………撮影、完了」パシャ
まゆり「萌郁さ~ん」
萌郁「」ビク
まゆり「萌郁さんもまゆしぃたちと一緒に楽しもうよ~」ガシッ
萌郁「わ、私…きゃ」バタン
まゆり「オカリ~ン、ルカく~ん。萌郁さんも一緒にやりたいだって☆」
萌郁「ちが……私は…あっ」
桐生萌郁に一つお灸を据えることができたのは、俺にとって今日一番の収穫だろう。
次の日
岡部「」ゲッソリ
岡部(流石に昨日はハード過ぎた……ルカ子のせいで顎が痛い)
ピロン
岡部「」ビクッ
岡部「ふっ、何を恐れている鳳凰院凶真!元凶たる指圧師を屈服させた今!メール如きで怯む俺ではないわ!」カチカチ
『凶真、大変な事になったニャ。フェイリスの中に生まれた邪心グラジオールがフェイリスの心を覆い尽くそうとしてるニャ……早急にフェイリスの家に来て欲しいニャ
PS できればみんなを巻き込みたくないニャ。だから選ばれし騎士である凶真一人で来て欲しいのニャ』
岡部(……相変わらず俺の設定を呑み込んでくるメール内容だな。しかし何故俺がフェイリスの家に?)
岡部「まあ、結局この前の写真についてまだ聞いていなかったし、いい機会だな……」
フェイリス宅前
岡部「相変わらずデカいな」ボーゼン
岡部「まあいい、とりあえず中に入れて貰おう」ピーンポーン
執事「はい」
岡部「鳳凰院凶真だ。フェイリスと会う約束をしているのだが」
執事「鳳凰院凶真様ですね、少々お待ち下さい」
10分後
フェイリス「ニャ。よく来たニャ凶真」
岡部「ふん、この鳳凰院凶真を名指しで呼び出したんだ。事態は相当悪化してるみたいだな」キリッ
岡部(あ、そういえば、久しぶりに鳳凰院モードに入れたな)
フェイリス「ニャニャ。そうなのニャ。奴らの精神攻撃を受けてフェイリスの心は黒い邪心に浸食されているのニャ」
岡部「なに!?奴らが既に動き出しているのか!?」
岡部(あ~久しぶりにやると少し恥ずかしいな……)
フェイリス「そうニャ。だからフェイリスは凶真に助けを求めたニャ。フェイリスの邪心を取り除くには凶真の協力が必要なのニャ」
岡部「いいだろう。いずれ来る最終決戦ではお前は必要な存在だ。特別にこの鳳凰院凶真が手を貸そうではないか!」
岡部(たまにはフェイリスとこういう会話をするのもいいな)
フェイリス「なら凶真に一つお願いがあるニャ」
岡部「言ってみろ猫娘よ」
フェイリス「フェイリスには、凶真の神秘のスペルマが必要なのニャ!」
岡部「」
岡部「なっ!ちょっと待てフェイリス。今なんて言った?」
フェイリス「もう、凶真ったら。年頃の娘に何度も言わせるニャんて~」オカベニチカヅク
フェイリス「……フェイリスは、凶真のスペルマがほ、し、い、ニャ」ミミモトデササヤクヨウニ
岡部「」ゾクゾク
フェイリス「だから凶真……」ネコミミヲトル
留未穂「私と一緒に、エッチなことしよ?」
岡部「」
岡部(な、なんでどいつもこいつも……!それに俺には紅莉栖が)
フェイリス「安心するニャ。別にクーニャンから凶真を横から取るつもりはないニャ」ネコミミソウビ
岡部(あ、戻った。っていうか今、俺の心を読んだ!?)
フェイリス「ニャフフ。フェイリスには凶真の考えてることニャんてお見通しだニャ」ダキィ
岡部「フェ、フェイリス離れろ!む、胸がっ!」
フェイリス「当ててるのニャン」ムギュムギュ
岡部「はぅ」
フェイリス「凶真。フェイリスはクーニャンから凶真を奪うつもりはニャいけど、」コカンサワサワサワサワ
フェイリス「勝負はするつもりニャ☆」
フェイリス「クーニャンと勝負して、フェイリスが勝てば凶真はフェイリスが貰うニャ」オカベノチャックヲオロス
岡部「な、何を勝手なことを…!」ビクッ
フェイリス「でも~その為にはフェイリスもクーニャンと同じ土俵に立つ必要があるニャ」ツンツン
岡部「はっ、あっ、……や、止めろ」ビンビン
フェイリス「だから凶真にはフェイリスと肉体同士の契りを交わす必要があるニャ」ギュ
岡部「ほわっ?!」ドピュルルルル
フェイリス「ニャフ、凶真の聖槍は連戦続きの筈ニャのに、スペルマの生成量は変わらないニャ。流石は凶真だニャン」ダキィ
岡部「はっ、くっ、フェイリス……」
岡部「……ふ」
フェイリス「?」
岡部「ふふっ」
フェイリス「凶真?」
岡部「フゥーハハハハ!いいだろう猫娘よ!この鳳凰院凶真のスペルマ、欲しいと言うのなら好きなだけ貴様にくれてやるわ!」バサッ!
フェイリス「ニャニャ!凶、真…?」バタッ
岡部「いままで散々やられ放題だったからな。その鬱憤、今日!ここで!貴様で晴らす」ネコミミヲウバイトル、ポイ
フェイリス「ニャ!?」ビクッ
留未穂「お、岡部さん……?」フルフル
岡部「岡部ではない!フゥーおう凰院凶真だ!秋葉留未穂よ、貴様の全てを俺にさらけ出すがいい!」フクヲヌガス
留未穂「きゃっ…だ、駄目」
岡部「ふむ、流石に綺麗な肌をしているな」サワサワ
留未穂「あっ、そんな、ところ……んっ」
岡部「胸も大きさ、形、色、肌触り、全て素晴らしいではないか!どれ、味見をしてやろう」チュパチュパ
留未穂「んぅぅ、吸っちゃらめぇぇ」ヘナヘナ
岡部「ふん、この程度でへばるとは。まだまだ甘いな秋葉留未穂よ」
留未穂「ふぇ」
岡部「貴様の秘境、この俺が存分に吟味してくれよう!」クチュクチュペロレロ
留未穂「い、いや、そんな所、き、きたない」グチュグチュ
留未穂「あっ、あんっ…んっ、岡部しゃ、ん」クチュクチュ
岡部「フゥーハハハ!貴様!処女くせに濡れるのが随分と早いではないかッ!この淫乱雌猫め!」クチュクチュペロレロクチュ
留未穂「いや、そん、なこと、言わ、んっ、ないでっ、あっ、あああああああ」プシャー
岡部「……流石にやり過ぎたか?」ベチャ、ペロ
留未穂「はあ、はあ、はあ、……」ビクッビクッ
岡部「続けられるか……?」
留未穂「だ、大丈夫、です」ハアハア
岡部「なら早速再開だ」ズイ
留未穂「え?」
留未穂「お、岡部、さん…?私さっきまだイッタばかりで」オロオロ
岡部「しかしだな、我が愚息は既に戦闘体勢に入っているんだが」ギン!ギン
留未穂「ひっ、(さっきより大きい!?)」
岡部「留未穂、入れるぞ?」イチモツヲオシツケル
留未穂「だ、駄目、まだ心の準備が…!」
岡部「貫けぇええええぇええええぇええええ!!」ズブリ
留未穂「っっう!!?」ビクンビクン
岡部「最初は痛むだろうが、我慢してくれ。俺もなるべく優しくする」アタマナデナデ
留未穂「あっ、うっ、お、岡部さんっ」ギュ
岡部「大丈夫だ、留未穂。怖がることはない。少しずつ馴らしていく」スブリズブリ
留未穂「あっ、あっ!岡部、さん、もっと……」ギュー
岡部(随分と馴れるのが早いな、それとも無理、しているのか)ギュ
岡部(ならばこちらも早く終わらすかっ)パンパンパンパン
留未穂「あっ、むぅ、んっ、いい、岡部さん、もんっ、あっ、気持ち、いい?」ハアハア
岡部「ああ、勿論だ……くっ出るぞ」パンパンパンパン
留未穂「そっ、か、んっ、よか、った、あっ、あああああああ」ドピュルルルルドピュ
岡部「……ふぅ」
あれから一週間が立った。両親に紅莉栖を紹介したり、式の日程を決めたりと色々忙しい日々が続いたが、充実した日々だったと思う。
あの後、ピリピリとしていたラボメンガールズはある協定を結ぶことで無事に関係を修復できた。とはいえ、他人事ではない。その協定というのは実は俺に関することである。
曜日ごとに決められた者が岡部倫太郎と一夜を過ごす。
流石に最初は俺も、嫁になる紅莉栖も渋ったが、まゆりを中心としたラボメンガールズ同盟に俺たちは折れ、結局は結ぶことになった。
しかし、これによりラボメンガールズの関係は以前に増して良好的なものになったのは意外ではあった。以前は険悪だった紅莉栖と鈴羽も今ではどちらが俺をより満足させるかで競い合い、切磋琢磨するよきライバル同士である。
あと、最近ダルがラボに姿を見せなくなった。「旅に出るお」と一言書かれた手紙を置いて姿を消した。しかし、奴は我が右腕たる存在である。次に会う時は案外、綺麗な彼女でも連れてくるかもしれん。
「ニャニャ、凶真~いま違うこと考えてたニャ?」
今日は彼女が当番の曜日だ。最初はネコミミを外してのプレイだったが、今夜はネコミミしかもメイド服だ。
「いや、済まない。最近色々とあったと思ってな……」
誤魔化すような彼女の首筋を指でなぞる。すると彼女は決まってくすぐるそぶりを見せて顔を赤くさせる。何度かの前戯を経て知った知識だ。
「ニャ~凶真ってば誤魔化すのニャ」
彼女をそっぽを向いて頬を膨らませる。なるほど、ダルが虜になるのも分かる。
「フゥーハハハ。誤魔化してなどいないさ。ならば試してみるか?フェイリス」
挑発するように、フェイリスとする時以外は役立たずの鳳凰院の仮面を被る。
「むぅ、凶真のはすごいニャ。まだフェイリスじゃ絶えきれないニャ……」
紅潮したままの顔でフェイリス少し落ち込む。まあ、直ぐに馴れるものでもない
「大丈夫だ。今日も優しくする」
「凶真ぁ……」
ああ、今夜も長くなりそうだ。
おわり
456 : 忍法帖【Lv=25,xxxPT】 - 2011/07/04(月) 00:23:39.25 P6lwoqsU0 52/52以上でおしまい。
書き溜め一切なしだから速度遅くてごめんね。前作はフェイリスいらねって思って登場させなかったけど、書いて好きなったわ。
次回からはフェイリスたんも出すよう頑張るお。じゃあね読んでくれてありがとニャンニャン