ジョニィ「…はぁ」
ジョニィ「…『ピッツア』?薄く伸ばした小麦粉の生地にチーズやサラミや香草なんかを散らして焼く料理だろ?」
ジョニィ「君の祖国の料理じゃぁないか」
ジャイロ「そうだ。オタクあそこに牛が見えるだろォー?」
ジャイロ「で、思ったわけよ、ニョホ、あんだけ沢山いりゃよー1匹いなくなって気づくと思うかー?気づかねーよなーッ」
元スレ
ジャイロ「なあジョニィ…オメーよォーー、『ピッツア』って知ってかぁー?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1444555458/
ジョニィ「…何が言いたいんだ?」
ジャイロ「だからよォー、1匹盗んで食っちまおうって言ってんだよッ!」
ジャイロ「乳を絞ればミルクが飲めるし、何より肉だぞッ!?」
ジャイロ「俺らの最近の食生活考えてみろよーッ」
ジョニィ「確かに、カッチカチのパンと気持ち程度のチーズに干し肉。ロクなものじゃぁないな」
ジャイロ「だろ?ここいらで今後のレースの鋭気を養うためにマトモなもん食っとくべきだと思う訳よ」
ジャイロ「てかよ、ニョホホ、俺は今モーレツに肉が、食いたいッ」
ジョニィ「で、『ピッツア』と」
ジャイロ「そーよ、パンとチーズならあるし俺たちに足りないのは肉ってわけよォーー」
ジョニィ「…なあジャイロ、君は学習能力がないのか?」
ジャイロ「ああッ!?なんだとォ~」
ジョニィ「初めてホットパンツと会った時ーー僕たちは肉泥棒として殺されかけただろ、肉を盗むってのはそれだけ重罪なわけよ?」
ジャイロ「ジョニィ…、オタク、この程度の犯罪なんか気にするタマかァー?」
ジョニィ「だからァー、やるなら完璧にやらないとってこと」
ジョニィ「農家は1匹1匹かず数えてるに決まってる、食べた跡を残せばすぐに足がついて、レースどころじゃなくなるね」
ジャイロ「じゃあどうすんだよ」
ジョニィ「1匹だけいなくなるから足がつくんだろーッ?」
ジョニィ「つまり、複数いなくなってれば逆に1匹見つからなくても不思議じゃないってわけよォー」
ジャイロ「オイオイオイオイ、さすがに俺たちは野盗じゃないぜー?それにそんなに食いきれねーッ」
ジョニィ「見つからないのは『1匹』と言っただろ~?あの柵を何箇所か壊して、牛を逃す。ぼく達は1匹ちょうだいする。」
ジャイロ「なるほどな、それなら農家もすぐに気がついて実害も1匹だけ。俺たちも肉が食えるぜーッ」
ジャイロ「お前さんなかなか冴えんじゃねぇかッ!」
ジョニィ「…シチューがいい」
ジャイロ「お?」
ジョニィ「…だから、ピッツアもいいけど、僕はシチューが食べたいッ」
ジャイロ「ニョホホ、任せときなッー!今夜はパーティだぜェ~~。行くぜ~相棒ッ!」
ジョニィ「…」コクッ
おわり
ジョニィとジャイロの日常誰か書いてくださいお願いします