真尋(な……何を言っているか分からないとは思うが……)
真尋(……っていうかこいつが僕の布団に紛れているのはたまによくある事か)
ニャル子「すぅ……すぅ……」ムニャムニャ
真尋「……こら、ニャル子」つんつん
ニャル子「すぅ……ゃん……まひろぉ……」ムニャムニャ
真尋「そんなに可愛くしてもダメだ、さっさと起きろ」ユサユサ
元スレ
真尋「ふふっ♪ニャル子はかわいいな//」ナデナデ ニャル子「ふにゃ//」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340711952/
真尋「朝目覚めたら隣でニャル子が寝ていた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340797610/
ニャル子「んぅ……んぁ?……あ、おはようございます、あなた///」
真尋「誰があなただ普通に名前で呼べ名前で」
ニャル子「もう照れちゃって……おはよ、真尋♪」
真尋「……家ではさんを付けろ」
ニャル子「うぅ……そんな他人行儀にならなくても……」
真尋「あいつらに聞かれると厄介だろ?」
ニャル子「しょうがないですね真尋さんは」
真尋「よしよし良い子良い子」なでなで
ニャル子「にゃふぅ……♪」
真尋「なんだそのだらしない声は……」ぽんぽん
ニャル子「だって幸せなんですもん……」
真尋「はいはい」
ニャル子「えへへ……ほら、お返しですよっ!」ぎゅぅ~
真尋「ばっ……こら、抱き着くな///」
ニャル子「そんな嬉しそうな顔しながら文句言ったって説得力ないですよ?」
真尋「恥ずかしくて死にそうなんだよ……///」
ニャル子「ふふっ♪可愛いですよ、真尋♪」
真尋「だから家じゃさんを付けろと……///」
ニャル子「いいじゃないですかぁ……学校でも家でもいちゃつけないんですよ?」
真尋「まぁ……それは、その」
ニャル子「ニャルラトホテプは寂しいと死んじゃうんですよ……?」
真尋「ダメなもんはダメ」
ニャル子「うぅ……」うるうる
真尋「あぁもう可愛いなお前は!」ぎゅ~
ニャル子「にゃぅ!?///」
真尋「……これで満足か?」
ニャル子「今のところはこれで許してあげます」
真尋「そりゃどうも……じゃあそろそろご飯作らないとな」
ニャル子「う~やっぱり、もうちょっと」
真尋「だ~め」デコピン
ニャル子「分かりましたよぅ……今は我慢の子です」
真尋「……褒めないからな?」
ニャル子「残念……あ、そうそう」
真尋「なんだ」
ニャル子「今日のご飯は二人分で十分ですよ」
真尋「ん?あの二人はどうしたんだよ」
ニャル子「ドリームランドの仕事とお父さんのお手伝いだそうですが」
真尋「……相変わらずベタな展開だな」
ニャル子「という訳で……今日は二人っきりな訳なのですよ」
真尋「……随分とお前にとって都合がいいな」
ニャル子「ですね♪今日は人目を気にせず──」
真尋「どうせお前が仕組んだんだろ」
ニャル子「……手札をオールジョーカーにするよりは容易いです」
真尋「まったく……」
ニャル子「という訳で朝ご飯を用意しましょうか……真尋///」
真尋「い、いちいち赤くなるな!///」
ニャル子「相変わらず照れ屋さんですね真尋は……そこが可愛いんですけどね♪」
真尋「う、うるさい!さっさと下に降りるぞ!」
ニャル子「ふふっ……はぁい」
真尋「なぁ、ニャル子」
ニャル子「なんですぅ?あなた」
真尋「朝ご飯って簡単に済ませるものなわけだ」
ニャル子「一般的にはそうですね」
真尋「なんでお前まで台所に居るんだ……」
ニャル子「なんでってほら、共同作業ですよ!?新婚さんっぽくないですか!?」
真尋「そうは言っても時には少ない人数の方が効率的なことだってあるんだよ」
ニャル子「愛とは寄り道しながら少しずつ育んでいくものですよ!」
真尋「ベーコンと卵炒めるのに寄り道は要らん……」
ニャル子「じゃあ味見担当でいいですからぁ」
真尋「分かった分かった」
ニャル子「では……あーん」
真尋「……は?」
ニャル子「あ~ん♪」
真尋「……何をしているんだお前は」
ニャル子「何って味見ですが」
真尋「なんで味見すんのにあーんしてるんだ」
ニャル子「……だめ、ですか?」
真尋「ズルいだろそういうの……断れないじゃないか……ほら、あーん」
ニャル子「えへへ……あ~ん……うん、美味しいですよ♪」
真尋「……本当だろうな?」
ニャル子「真尋の作るお料理は全部美味しいですから///」
真尋「まずくても美味しい言ってきそうだな」
ニャル子「まずいなんてあり得ませんよ」
真尋「味見の意味ねえだろ……」
ニャル子「じゃあ真尋も食べます?」
真尋「それが無難だn──んむっ!?……っぷはぁ……ってなにするんだお前は!///」
ニャル子「口移しですよぅ///きゃー♪」
真尋「そ、そんな事は分かるわ!///」
ニャル子「美味しかったですか?」
真尋「お前の味しかわかんねえよ……」
ニャル子「もう一度聞きますよ、美味しかったですか?」
真尋「……お、美味しかった……///」
ニャル子「……なんだかんだで嬉しそうですね」
真尋「あ、当たり前だばか……ほ、ほら!できたからさっさと食うぞ!」
ニャル子「嬉しいならもっと素直になってくださって結構ですのに」
真尋「いいからさっさと食え、無駄に時間かかったんだから」
ニャル子「無駄とは失礼な」
真尋「いいから食え」
ニャル子「分かりましたよう」
ニャル子「あーん」
真尋「……」モグモグ
ニャル子「あーん!」
真尋「……」モグモグ
ニャル子「目の前で彼女があーんしてるのに軽くスルーですか……」
真尋「言っただろ、時間無いって」
ニャル子「甘えてくるかと思えば急にツンツンするんですよね……」
真尋「なんか言った?」
ニャル子「いえいえ何も」
真尋「ほら、食べ終わったならさっさと行くぞ」
ニャル子「そんなに急かさなくてもニャル子は逃げませんよ……お待たせしました」
真尋「じゃあ行くか」
ニャル子「はいっ」ぎゅ
真尋「こ、こら!手を繋ぐな人が見てるだろ///」
ニャル子「都合の良い結界で誤魔化しますから平気ですよ」
真尋「そ、そっか……」
ニャル子「なんなら腕を組んじゃってもいいですよ?」
真尋「それは……その、恥ずかしい///」
ニャル子「人目なら気にせずとも大丈夫ですよ?」
真尋「いやそうじゃなくてだな……腕を組むと……その、胸が……」
ニャル子「ふふっ……なんですかそれ♪」
真尋「う、うるさいな!」
ニャル子「ふふっ……えいっ!」ぎゅぅ~
真尋「ばっ……ばかっ!///」
ニャル子「嫌なんですかぁ?」
真尋「い、嫌じゃないけど……えと」
ニャル子「大丈夫ですよぅ、私のおっぱいは真尋のものですよ?」
真尋「そういう事を平気で言うな///」
ニャル子「まぁおっぱいに限らずニャル子の全てはあなたのものですが///」
真尋「……ばか///」
ニャル子「もうすぐ学校に着いちゃいますね……」
真尋「そうだな」
ニャル子「暫くイチャイチャできないですね……」
真尋「昼休みまで御預けだな」
ニャル子「ちょっと寂しいですが……その分、昼休みは覚悟してくださいね?」
真尋「分かった分かった……あと、学校の中はさん付けで呼べよ?」
ニャル子「分かりましたよ……真尋さん」
珠緒「お!おはよっ、ニャル子ちゃん!」
ニャル子「あ、珠緒さん、おはようございます」
珠緒「今日も八坂くんと一緒に登校してたねぇ、見てたよ」
ニャル子「ぬっふっふ~既に真尋さんはオチたも同然!」
珠緒「おぉ!?進展あり!?」
ニャル子「……と言いたいところなのですが、中々デレてくれませんねぇ」
余市「おはよう、八坂君」
真尋「おはよう余市……」
余市「どうしたんだい?疲れてるように見てるけど」
真尋「んぁ、いや……大丈夫だよ。気にしないで」
余市「また両親が不在なのかい?」
真尋「まあそんなとこ」
余市「最近になって随分と外出が増えたね」
真尋「な、なんでだろうね~あはは……」
ニャル子(そんなこんなで授業中なわけなのですが……)
ニャル子(なんというかつまんないです……)
ニャル子(真尋と一緒に遊びたいのですが……真尋は来年受験ですし……)
ニャル子(うぅ……)
真尋(ニャル子のやつ退屈そうだな……)
真尋(……たまには悪ふざけもしてもいいよな)
真尋「先生、ニャル子の体調が悪いそうなので保健室に連れていきます」
真尋「……ほら、顔色悪くしろ」ボソッ
ニャル子「……う~」
教師「顔色がとても悪いですね、大事をとって休んできなさい」
ニャル子「は……はい」
真尋「立てるか?」
ニャル子「あ……ありがとうございます真尋さん……」
ニャル子「どういうつもりですか真尋」
真尋「いやなんか退屈そうだったから」
ニャル子「それだけですか?」
真尋「……それだけだよ」
ニャル子「本当は昼休みまで我慢できなくなっちゃいました?」
真尋「……うるさいな」
ニャル子「もぅ……可愛いですね♪」ぎゅぅ~
ニャル子「で、真尋?」
真尋「なんだよ」
ニャル子「愛し合う二人が授業を抜け出して保健室ですよ?」
真尋「そうだな」
ニャル子「保健室の先生は眠らせた上で、結界を張りましたよね?」
真尋「それがどうした」
ニャル子「なんで子作りじゃなくて膝枕なんですかー!」
真尋「いいだろ別に」
ニャル子「よくないですよ!ここは普通その場の雰囲気に流されてヤっちゃうとこですよ!?」
真尋「ニャル子」
ニャル子「なんですか」
真尋「撫でて」
ニャル子「……どんだけ私の膝が気に入ったんですか」
真尋「早く」
ニャル子「しょうがないですねぇ……ほら」なでなで
真尋「はふぅ……」
ニャル子「……嬉しそうですね」
真尋「当たり前だろ」
ニャル子「ふふっ……」なでなで
真尋「なんだよ」
ニャル子「べっつにぃ~」
真尋「なんだよ気になるだろ」
ニャル子「甘えん坊さんには関係ないですよ~だ」
真尋「まぁ……いっか」
ニャル子「ふふっ……」なでなで
真尋「……」
ニャル子「……」
真尋「……」
ニャル子「……最初に」
真尋「ん?」
ニャル子「最初に出会った時はこんな甘えん坊さんには見えなかったなぁと思いまして」
真尋「……お前のせいだろ」
ニャル子「はいはい」なでなで
ニャル子「でもですね」
真尋「?」
ニャル子「いつになっても私の事を襲ってはくれませんねぇ……」
真尋「またその話か」
ニャル子「いやね、自分で言うのもあれですが、私って結構いやらしい体してません?」
真尋「自分で言うなよ……まぁ、その……いい体だとは思う」
ニャル子「もっと積極的にそういう目で見てくださってもいいのに」
真尋「僕は至って普通の人だからな」
ニャル子「いやいや、健全な男の子なら我慢できないでしょう」
真尋「僕の自制心をナメないで貰いたい」
ニャル子「我慢出来ずに膝枕をお願いする人のセリフですかねえ」
真尋「う、うるさいな」
ニャル子「……それとも、私ってそんなに魅力ないですか?」
真尋「そ、そんなことはないぞ?……凄く、魅力的だよ」
ニャル子「じゃあどうしてですか」
真尋「だって……まだ早いだろ?そういうのは結婚してからだろ」
ニャル子「抑えきれない衝動とかないんですか、それともムラっとこない病気ですか」
真尋「ムラムラならしてるよ……!」
ニャル子「……」
真尋「でも……僕はまだ高校生なんだよ。まだ責任取れないんだよ」
ニャル子「責任もなにも私一人で養えますが」
真尋「それじゃヒモみたいなもんじゃないか……僕はそういうのは嫌だ」
ニャル子「変なところで真面目ですね……真尋は」
真尋「変とか言うな」
ニャル子「でもそんな真面目なところも好きですよ♪」なでなで
真尋「……分かってくれたならいいよ」
ニャル子「へぇ~常日頃からムラムラしてたんですねぇ~」ニヤニヤ
真尋「そこかよ!?」
ニャル子「いえいえいいんですよぉ~♪ニャル子とっても嬉しいですから♪」
真尋「言わなきゃ良かった……」
ニャル子「はいはい」なでなで
真尋「こうなったら……おらっ!お返しだ!」ぎゅ~
ニャル子「にゃぅ!?///ま、まひろ///」
真尋「散々恥ずかしい思いさせられたからな、仕返しだ」
ニャル子「そんな大胆n──んむっ!?……っぷはぁ///」
真尋「文句言うような口は無理矢理塞ぐからな」
ニャル子「こっちにだって心の準備g──んんっ……っもう///」
真尋「まだ文句があるのか」
ニャル子「ぅぅ……///」
真尋「よし、いい子になったな」なでなで
ニャル子「恥ずかしくて死んじゃいそうですよぅ……///」
真尋「まだ文句が?」
ニャル子「……///」
ニャル子「文句はないのですが……」
真尋「なんだよ」
ニャル子「舌入れるのはまだ早いです……///」
真尋「……舌くらいいいだろ」
ニャル子「なら下にも入れてくださいよぅ」
真尋「全然上手くないし、そっちはまだダメ」
ニャル子「……避妊すればいいじゃないですか」
真尋「……」
ニャル子「ま、まひろ?」
真尋「……あ」
ニャル子「なんですかその手があったわ!みたいな反応は」
真尋「うっさいなんでもない」
ニャル子「……今まで思い付かなかったんですか」
真尋「ど、童貞なめんな!」
ニャル子「それ以前の問題です」
真尋「い、いや!でも、高校生にはまだ早いと思うてだな!?」
ニャル子「……なんなら今晩でも今すぐでもいいですよ?」
真尋「今って……あれがないだろ」
ニャル子「道具なんて無くったって、私は無貌の神ですよ?」
真尋「あの、その」
ニャル子「ちょいと子宮を弄ればですね……って真尋?」
真尋「えと……うわぁ!?あぁああ……!」バタン
ニャル子「ま、真尋?大丈夫ですか!?起きてください真尋!」ゆさゆさ
ニャル子「……童貞も究めるとここまできますか」
ニャル子「倒れちゃうは無いでしょう……」
ニャル子「……結婚後も難しそうですね」
珠緒「あ、おかえり~随分長かったね?」ニヤニヤ
ニャル子「残念ながら何も無かったのですよ」
珠緒「そうなの?八坂くんがあんなにぐったりしてるのもそうなのかなって」
ニャル子「いや~なんといいますか、保健室で真尋さん倒れちゃいまして……」
珠緒「……うん、状況が理解できないよ」
ニャル子「……でしょうねぇ」
ニャル子「真尋さん真尋さん!待ちに待った昼休みですよ!」
真尋「あ、あぁ……そうだな」
ニャル子「そんなに落ち込まないでくださいよぅ!」
真尋「僕は色々と自信を無くしたよ……」
ニャル子「いざと言うときは私が上からエスコートしますから♪」
真尋「……その時は宜しく頼む」
ニャル子「ではお昼休みを満喫しましょう!」
ニャル子「じゃじゃじゃ~ん!今日も気合いを入れてお弁当作ってきましたよ!」
真尋「今日の朝は時間なかったハズだぞ」
ニャル子「クロックアップしたニャルラト──」
真尋「お前だけ速くなっても火の通りとかどうなってんだ」
ニャル子「……まひろ」
真尋「……なんだよ」
ニャル子「こまけぇこたぁいいんですよ」
ニャル子「そんな事より食べてくださいよぅ」
真尋「分かった分かった……いただきます」
ニャル子「……自分で言うのもあれですが、産地を聞かないのですね」
真尋「どうせ安全なんだろ」
ニャル子「そりゃ当たり前ですよ、危険なものを愛しのダーリンに食べさせません」
真尋「ならいいじゃないか」モグモグ
ニャル子「……ふふっ」
真尋「……なんだよ」
ニャル子「いえ……随分と優しくなったな~と思いまして」
真尋「そ、そうか」
ニャル子「そうですよ……昔は一緒に居るだけで迷惑がられましたよ」
真尋「そんな事もあったな」
ニャル子「今じゃ離れるだけで不安になっちゃいますもんねー♪」
真尋「そっ…それは!……しょうがないだろ」
ニャル子「はいはい」なでなで
真尋「そ、そんな事より!お前は食べないのか?」
ニャル子「だって真尋が食べさせてくれないんですもん」
真尋「自分で食えよ」
ニャル子「やだぁ」
真尋「ったく……しょうがないな、ほら、あーん」
ニャル子「あぁ~ん♪……んへへ……幸せですぅ……」
真尋「お前はすぐ甘えるんだから……あーん」
ニャル子「ん?」
真尋「お前だけ食べさせて貰うのは不公平だろ、あーん」
ニャル子「……なんだかんだで欲望には忠実ですね」
真尋「早く」
ニャル子「しょうがないですねぇ……はい、あーん?」
真尋「あーん」
ニャル子「ふふっ、美味しいですか?」
真尋「ん、うまい」
ニャル子「真尋の胃袋は掴めましたかね?」
真尋「まあ、味は文句なしだな」
ニャル子「なら嫁に行っても大丈夫ですね!」
真尋「どうせ料理できなくても来るんだろ」
ニャル子「当たり前です!」
真尋「まぁその時は僕が作るからいいけどさ」
ニャル子「……料理出来なかったほうが得でしたかね」
真尋「……弁当は作ってくれよ」
ニャル子「なんですかそれ、私のお弁当の虜ですか♪」
真尋「少なくとも他の飯は食べる気がしないな」
ニャル子「もう私抜きでは生きていけませんね!」
真尋「当たり前だろ」
ニャル子「……面と向かって全肯定させると恥ずかしいです、ね……///」
真尋「な……お前から言い出したんだろ……///」
ニャル子「それはそうなのですが……///」
真尋「……///」モグモグ
ニャル子「……///」モグモグ
真尋「……ご、ごちそうさま」
ニャル子「お、お粗末様でした」
真尋「……///」
ニャル子「……///」
真尋「……んあぁ!こういう空気は苦手だ!というか急に静かなるな!」
ニャル子「だ、だってぇ……」
真尋「お前が大人しいと調子狂うんだよ」
ニャル子「うぅ……ごめんなさい……」
真尋「迫ってくる割には恥ずかしがりやなんだよなお前」
ニャル子「だってデレてくれると思わなかったんですもん……」
真尋「……人目がなければいつだってデレてやるから慣れろ」
ニャル子「分かりましたよぅ……///」
真尋「分かればよろしい」なでなで
ニャル子「……じゃあ膝枕してください……///」
真尋「……ほら、おいで」ぽんぽん
ニャル子「にゃふぅ……♪やっぱり落ち着きますぅ……」
真尋「可愛いなもう……」なでなで
ニャル子「えへへ……可愛いだなんて……///」
真尋「たくさん甘えていいからな……」なでなで
ニャル子「はい……ありがとうございます……///」
真尋「……」つんつん
ニャル子「ふにゃ!?……もう、何するんですか///」
真尋「ほっぺ柔らかそうだなぁと」
ニャル子「なんどもキスしてるんだから分かってるじゃないですかぁ」
真尋「減るもんじゃないしいいだろ」
ニャル子「……真尋だけですからね?」
真尋「当たり前だ」なでなで
ニャル子「……まひろ」
真尋「今度はなんだ」
ニャル子「そろそろ眠くなっちゃいました……」
真尋「なら寝てていいぞ、時間になったら起こしてやるから」
ニャル子「ありがとうございます……ふぁぁ……ではおやすみなさい……」
真尋「あぁ、おやすみ」なでなで
ニャル子「んぅ……すぅ……すぅ……」
真尋「……」なでなで
真尋「まったく……可愛い寝顔しやがって……」なでなで
ニャル子「すぅ……まひろ……しゃん……」
真尋「はいはい、僕はここにいるよ」なでなで
ニャル子「のこぎり……いゃぁ……」
真尋「……どんな夢だよ」
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「ま、いっか……」なでなで
真尋「ふぁ……僕も眠くなってきたな……」
真尋「……寝ちゃうか」
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「……おやすみ」ちゅ
ニャル子「……んへへ……まひろ……」ムニャムニャ
真尋「すぅ……すぅ……」
キーンコーンカーンコーン♪
真尋「んぁ……あぁ、昼休み終わったのか……」
真尋「……ほら、起きろニャル──」
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「……そんな可愛い寝顔されると起こすに起こせないだろ」
ニャル子「すぅ……すぅ…」
真尋「……もう少し寝かせてやるか」
真尋「授業なんて1回くらいサボっても問題ないだろう」
真尋「……お前のせいで授業サボってるんだからな?後で責任取れよ?」
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「……そういえば僕からはまだ言った事なかったな」
真尋「お前が寝てる時に言うのもずるいとは思うけど……面と向かって言うのは恥ずかしくてさ」
真尋「……その、大好きだぞ、ニャル子」なでなで
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「……///」なでなで
ニャル子「んぅ……んぁ……?」
真尋「やっと起きたかお寝坊さん」
ニャル子「あ……おはようございます……」
真尋「おはよ、んじゃお前も起きたところで帰るか」
ニャル子「帰る……?いま何時ですか?」
真尋「もう放課後だぞ」
ニャル子「んへ?」
真尋「だから放課後、英語で言うとアフタースクール」
ニャル子「……まひろ?」
真尋「なんだ」
ニャル子「時間になったら起こしてくれるハズでは……?」
真尋「いやぁその、最初はそのつもりだったんだけど……」
ニャル子「まさか寝過ごしたんですか」
真尋「いや起きてたんだけどさ、お前の寝顔がつい可愛くてだな……」
ニャル子「まったく……///」
真尋「だってしょうがないだろ……///」
ニャル子「もう……褒めても愛情しか出ませんよ?」
真尋「それだけあれば十分だろ……」
ニャル子「……ふふっ、まあ許してあげます……ですが、言い訳は真尋が考えてくださいよ?」
真尋「分かってるよ」
ニャル子「じゃあそろそろ家に向かいましょうか……」
真尋「そうだな……どっか寄り道していくか?」
ニャル子「真尋は行きたいところはありますか?」
真尋「昨日の公園」
ニャル子「ふふっ、また膝枕ですかぁ?」
真尋「……いいだろ別に」
ニャル子「今日もクー子とハスター君は居ないので家でも平気ですよ?」
真尋「……なら家に直行でいいか」
ニャル子「甘え盛りですかぁ?」
真尋「お、お前だって昼休み散々甘えてきただろ!そういう条件だろ!」
ニャル子「分かってますって♪じゃあ帰りましょうか」
真尋「そうだな」
ニャル子「一応、教師に見つかると面倒なので結界張りますね」
真尋「助かる」
ニャル子「さてと帰りますか……えいっ♪」ぎゅ~
真尋「ばっ……こら!腕は組むなと……」
ニャル子「そんなに私の胸が気になりますかぁ?」ふにふに
真尋「やっ……やめろ///」
ニャル子「ふふっ、いいおっぱいでしょう?余裕の弾力です、柔らかさが違いますよ」
真尋「僕が一番気に入ってるのは……」
ニャル子「なんですぅ?」
真尋「お前だ……///」
ニャル子「もう……真尋ってば……///」
ニャル子「まあその可愛らしさに免じて手を繋ぐだけで勘弁してあげます」
真尋「助かる……」
ニャル子「ふふっ……こう、ムラっときちゃいました?」
真尋「きちゃうから止めろと言ったんだ……///」
ニャル子「いくらでも発情してくれて構いませんのに……」
真尋「そういうことをいうな」
ニャル子「ここで押し倒しても都合のいい結界でどうにかなりますよ?」
真尋「いいよ後で一人でニャルニーするから」
ニャル子「お手伝いは……」
真尋「しなくていい!」
ニャル子「真尋は変なところで頑固ですね……まあオカズに使ってくださるだけでも許します」
真尋「……うるさいな」
ニャル子「えへへ……いいじゃないですか」
真尋「そんなことよりさっさと帰るぞ」
ニャル子「そんなに引っ張らないでくださいよぅ!」
真尋「ただいまー」
ニャル子「ただいまですよ!……では早速!」ぎゅ
真尋「こら、急に抱きつくな///」ぎゅ
ニャル子「そういう真尋だって抱き締めてくれるじゃないですか///」
真尋「当たり前だろバカ……///」
ニャル子「んへへ~だいしゅきですぅ~♪」すりすり
真尋「こらニャル子……///」
ニャル子「えへへ……いいじゃないですか……///」すりすり
真尋「ニャル子」
ニャル子「はい、なんで──んっ……っぷはぁ///」
真尋「可愛いよ……ニャル子……」なでなで
ニャル子「き、キスするならするって言ってくださいよぅ///」
真尋「ごめん、つい」
ニャル子「ついじゃないですよ……///」
真尋「だって……我慢出来なかった」
ニャル子「我慢出来なければ何してもいいんですか……?」
真尋「ニャル子が可愛いのがいけないんだろ……」
ニャル子「ふふっ、いいこと聞いちゃいましたよ」
真尋「な、なんだよ……」
ニャル子「……私だってもう我慢出来ないんですよ?」
真尋「な、なにを──」
ニャル子「私だってそんな可愛らしい真尋を見てると襲っちゃいたくなりますよ?」
真尋「ばっ、バカ……それとこれは──」
ニャル子「何が違うんですか?ふふっ……」
真尋「うわ……やめ……」
ニャル子「女の子に押し倒される気分はどうですか?ふふっ♪」
真尋「どうって何が──んむっ……っぷは///」
ニャル子「もう……我慢出来ないです……」
真尋「こ……こんな……こと……」
ニャル子「……嫌、ですか?」
真尋「……嫌じゃない、けど」
ニャル子「嫌じゃないならOKですね!♪」
真尋「うわばかやめ」
ニャル子「はぁ~い脱ぎ脱ぎしましょうね~♪」
真尋「うぁ……」
ニャル子「恥ずかしがってる真尋も可愛いです……」♪
真尋「っ!それはダメだって……!」
ニャル子「え~、だって下着脱がさないとできないですよ?……えいっ♪」
真尋「うわぁ!?……み、見るな……」
ニャル子「……随分とご立派ですね」
真尋「ジロジロ見るなぁ……」うるうる
ニャル子「大丈夫ですよ、すぐに気持ちよくなりますから……ぺろっ」
真尋「うぁっ…!」
ニャル子「ふふっ、ちょっと舐めただけで凄いですね」
真尋「はぁ……はぁ……」
ニャル子「もう……まだまだこらからですよ?……あむっ」
真尋「ああっ!」
ニャル子「ひもひぃれふかぁ?」ジュブッジュブッ……
真尋「ふぁっ……あっ……」
ニャル子「んっ………むっ……」ジュルジュル
真尋「くっ……!うぁ!ああああっ!」ビュルルル
ニャル子「んくっ!?……こくん……早すぎですよ真尋……」
真尋「はぁ……はぁ……っ」
ニャル子「でもまだ元気ですね♪これなら問題ないです!」
真尋「ちょ……待って……」
ニャル子「早漏は絶倫で補え!という訳で……」脱ぎ脱ぎ
真尋「……!」
ニャル子「……そんなにじっくり見られると恥ずかしいですよぅ」
真尋「だったら脱ぐな!」
ニャル子「真尋に見てもらいたいんです……この体は真尋のですから……///」
真尋「ニャル子……」
ニャル子「という訳で早速行きますよ!」
真尋「ちょちょちょちょっと待て──うあっ!?」ズブブブ
ニャル子「んんっ……!は、入っちゃいました///」
真尋「はぁっ……い、いきなり……」
ニャル子「んふふ……まひろ……///」
真尋「もう……お前の好きなようにしろよ……」
ニャル子「はい、好きにさせて貰いますよ♪安心してください、私が上からエスコートしますから♪」
真尋「や……優しくしてくれ……」
ニャル子「善処します……では動きますね」
真尋「うぁ……!ふぁっ……ああっ!」
ニャル子「こっ、これはっ……想像いじょ……んあっ……」
真尋「うわぁあああ!?ニャル子!ニャル子ぉ!?」
ニャル子「まひろ……んんっ……感じ過ぎ……ですっ……よ……んはっ……」
真尋「出るっ……!出ちゃう……出……んあああっ!?」ビュルルル
ニャル子「……いくらなんでも早すぎですよぅ……」
真尋「はぁ……はぁ……もう……やめ……」
ニャル子「何いってんですか♪まだまだ元気じゃないですか♪」
真尋「何言って──」
ニャル子「さぁじゃんじゃんヤりますよ!砲身が焼き付くまで撃ち続けますよ!」
真尋「もう……無理……やめっ──」
ニャル子「ぬっふっふぅ♪私を満足させるまで──」
ニャル子「うふふっ、真尋♪ついに私たち一線を越えましたね!」
真尋「一戦どころじゃなかっただろ……」
ニャル子「……真尋は嬉しくないんですか?」
真尋「……こうなるから結婚するまでしないって思ってたのに」
ニャル子「こうなるとは?」
真尋「……もうお前じゃないと満足できなくなっただろ……私生活に支障が出るレベルだ」
ニャル子「……ふふっ、なんですかそれ♪もう私抜きじゃ生きていけませんね♪」
真尋「……ホントだよ」
ニャル子「ふふっ……じゃあご飯の支度してきますね」
真尋「あ……あぁ、頼むよ……」
ニャル子「もう、そんなにゲッソリしちゃって……」
真尋「しょうがないだろ……」
ニャル子「そんなんじゃダメです。ニャル子の旦那さんになるならもっと精力付けてください?」
真尋「……前向きに検討するよ」
ニャル子「じゃじゃ~ん!今日の晩ごはんですよー」
真尋「さっき作り始めたばかりだろ」
ニャル子「いやぁ、まひろニウムを過剰摂取しましたからね、調子が良くて♪」
真尋「はぁ……で、この食材はなんだ?明らかにおかしいだろ」
ニャル子「あぁ、これですか?これはですね、クトゥグアの睾丸です」
真尋「ぶっ!?」
ニャル子「精力がとんでもないことになりますよ~一晩どころか一週間ほどは寝かせません!」
真尋「要らんわんなもん!」
ニャル子「うぅ~だってぇ~」
真尋「……僕だって頑張るから我慢してくれ」
ニャル子「それでこそニャル子の夫です!」
真尋「まだ夫じゃない」
ニャル子「いいんですよ既に確定している未来なんですから……それよりも真尋?」
真尋「なんだよ」
ニャル子「私も真尋無しには活きられなくなっちゃったので責任取ってください」
ニャル子「……ずっと一緒に居てください」
真尋「……当たり前だろバカ」
真尋「けどいいのか?人間の寿命なんてお前らにとっちゃ……」
ニャル子「……いいんですよ。確かに人間の一生なんて私達から見ればほんの一瞬です」
真尋「……」
ニャル子「けど、この一瞬が……このとっても幸せな一瞬が私の生まれた意味ですから」
真尋「……そっか」
ニャル子「そうですよ……この幸せ以上の日々はもう未来永劫きません」
ニャル子「だから……私のこと、幸せにしてくださいね?」
真尋「……あぁ、分かったよ」
ニャル子「ふふっ……大好きです、真尋……///」
真尋「僕もだよ……愛してる、ニャル子」
92 : ◆ddHyS.61fU - 2012/06/28(木) 00:09:36.28 YYZjSPGT0 84/84個人的に一区切り付いたんで一旦終了です
書きダメもなくその場の思い付きで書いていたので到らない点も数多くあると想いますが……
長らくの間ありがとうございました
支援、保守ありがとうございました
またやる気が出たら続き書くと思う
では