女「え…?(そ、そんな…)」
イケメン「ごめんね、今は誰とも付き合いたくないんだ」
女「…そうですか、なんか、ごめんなさい」
イケメン「謝る事じゃないよ、それより…これからも友達として居られたら嬉しい」
女「!…はい!あ~良かった、私嫌われてたんじゃないかと思って…」
イケメン「いやいや…もう暗いし家まで送ってくよ」
女「ありがとうございます!」
イケメン「あ…そういえば今日は十五夜だね」
女「あー確かに月が綺麗ですね!」
イケメン「明日はもっと綺麗に見えるよ、スーパームーンって言って…」
女「え!そうなんですかー?」
ワイワイ
元スレ
女「好きです!付き合って下さい!」イケメン「…あー、ごめん」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1443343233/
男「………」ジーッ
ワイワイ
男「何…?何でフラれたのに2人で帰ってく訳?てかイケメンもフった側から思わせぶりな態度とりやがってこのヤリチン野郎が…!!あ、でも前付き合った事ないとか言ってたな…何?ホモ?キモッ!!」ブツブツ
幼馴染「……」スタスタ
男「…!(あ、幼馴染だ…いやでも最近全然話してないし…てか見つかる!)」
幼馴染「……ぅわっ!?」
男「(やべっ!見つかった!!不審者じゃん俺…)」
幼馴染「………(何でこんな所に居るの?さっきブツブツ聞こえた気がしたのもこいつ?まじキモい…)」
男「……ぁ、う、ヒヘヘ…あ…今部活の帰り?」
幼馴染「………(何?全然聞き取れないし…ボソボソ喋んないで欲しい…無視して良いよね…でも一応)」
幼馴染「おー何か会ったの久しぶりだね!バイバイ!」
男「!?……あ、ドゥヒ…ぁ、うん…」手フリフリ
幼馴染「(マジきもい…何してたのか知らないけど今度から違う道で帰ろうかな…)」
幼馴染「(てか電柱に隠れてるとか…え…ストーカー?あたしじゃないよね?待ち伏せとか…あり得ないか…)」
男「久し振りに喋ったァ…幼馴染やっぱ可愛かったな…女さんには劣るけど…てかあいつ絶対俺に気があるだろ…今の笑顔とか絶対…でも女さんもイケメンにフラれたし…まあ、幼馴染はキープでまず女さんに…)」ブツブツ
幼馴染「…明日から違う道で帰ろ」ボソッ
女「イケメンさんわざわざありがとうございました」
イケメン「うん、まあ最近物騒だからね…俺もストーカーされた事あるし」
女「え!?…(あまり掘り下げるのも…)大変でしたね…」
イケメン「怖いよねー本当。じゃ、また明日」
女「おやすみなさい」
翌日
幼馴染「……(遅れる遅れる…)」タタタ
女「あ!幼馴染さんお早うございます!」
幼馴染「え!?女ちゃん!?そんな呑気に歩いてると遅れるよ!」
女「え~?まだ早い時間ですけど…ほら」
幼馴染「あれ!?あたしの時計とめっちゃズレてる…また壊れたの~?もう…」
女「でも遅れてなくて良かったじゃないですか」
幼馴染「ほんとめちゃくちゃ焦ったよー!」
キャハハ…
男「ぁ、あの…」ボソッ
幼馴染&女「!?」バッ
男「あ…お、おはよ…」ボソッ
幼馴染「…あ、おはよう…早いね…」
男「う、うん…いつも…だから…」
幼馴染「そっか…」
男「あ…ぅ…あ、じゃあ、ね」
幼馴染「あ、うん…」
女「…………」
男「……(う、うおっ!動悸がやばいっ!…てか普通に挨拶返してくれたし!!やっぱ幼馴染は俺に惚れてるってので確定か?…少なくとも嫌われてはないし!
これから仲良くなってって…てか女さんと一緒登校してるの初めて見た…幼馴染遅いから…今度会ったら女さんにも挨拶しよう…)」
男「……何か俺、変わってきた気がする!てかこれ幼馴染も女さんもゲットとかいけそうじゃね…?どっちが片方…幼馴染かな…キープしといて…」ブツブツ
小学生「…(きもっ)」
イケメン「あ、2人ともおはよう!」
幼馴染「おー!イケメンおはよー!」
女「おはようございます!今日はイケメンさんも早いですね!」
男「!?(イケメン!?…何こいつ、普通に話しかけやがって…女さんの事フったくせに馴れ馴れしいんだよ!!)」ギリッ
イケメン「も?…あぁ、幼馴染もいつも遅刻ギリだもんね」
幼馴染「あたしは家が遠いから仕方がないの!」
イケメン「俺とそんな変わらないだろ?てか女ちゃんの方がよっぽど遠い」
女「あ、私は途中まで車でそこから歩いてきてますから全然!」
幼馴染「あ、そういや前言ってたね!羨ましー」
女「いえそんな…でも3人で揃って登校って楽しいです」
イケメン「確かに。これからは3人で行こっか?」
幼馴染「いいね!それなら早く起きれるかも」
女「じゃあ決まりですね!じゃあさっきの十字路に7:50分ぐらいに集合しましょう」
イケメン「(は、はやい…起きれるか俺…)」
男「(3人で登校…?幼馴染が女さんと登校する様になれば接近しやすいけどイケメンはいらねーよ!死ね!はぁ…まじかよ…どうしよう…)」
男「(プライド捨ててイケメンと仲良くなって4人で登校?4人か…1人要らないけど女さんと一緒に登校出来たら最高だな…てかイケメン女子からモテモテだし俺もモテるんじゃね?)」
男「(プライドが…いやでもイケメンを利用するだけ利用した後ボロ雑巾みたいに捨てるのも楽しそうだ…よし!!イケメンを使ってのし上がってやる!下剋上だ!待ってろよイケメン!今日から俺のレジェンドが始ま)」
ギャル「邪魔。てかノロノロ歩かないでくれる?マジキモい。」
ギャル2「ただでさえブサイクなんだから身の程弁えろよ。」
男「ぇ…あぃ…ごめん…」
ギャハハ…
男「(許さない許さない許さない許さないあのクソビッチ共!!イケメン使ってあいつらレイプしてやる!死ね!…く、落ち着け…まずイケメンと仲良くならなければ…)」
15 : 以下、\... - 2015/09/27 18:33:57.98 81ckik5n0.net 8/68いちいち説明もアレなのでちょっとここで学校での設定
男 3組 パソコン部(行ってない)
イケメン 3組 フォークロック部(ベース)
女 5組 吹奏楽部(フルート)
幼馴染 3組 バレー部(セッター)
全体的にあんま部活に力入れてない学校という設定。
教室
ハヨー!オハヨー!キャハハ…
男「あ…ぁの…イケメン君」
イケメン「ん?」
男「イ、イケメン君ってギターやってるんだよね…?」
イケメン「え、いやベー…(あーでも分からないか)う、うんまあ」
男「お、俺にギター教えてくれない?」
イケメン「エッ…(メンバーならもう足りてるがそういう意味じゃないか…いや待て俺ベース…でもまあ中学の時はギターもやってたし教えるのは大丈夫か…バンドのギターの奴は男君と面識ないし)」
男「ご、ごめん…バンドやりたい訳とかじゃなくて、あの、その…趣味?として…」
イケメン「あー…なるほど。てか、ごめん俺本当はベースなんだけど、まあ教えれると思うよ。本とかも持ってるし」
男「きょ!今日の放課後とかどうかな?」
イケメン「っ…あぁ、まあ今日は暇だけど…(偉い積極的だな…まともに話したの初めてだけど…まあ、頼られるのは嬉しいかな)」
イケメン「じゃあ今日俺の家来る?ギターあるしアンプも…あ、ギターってアコギ?エレキ?どっちもあるけど」
男「えっ!…え、エレキ」(んなめんどくさい練習する訳無いだろ…コードとか覚える気ねえし…つか早速家に上がれるとかこいつちょろすぎだろ…よし、そこで弱みを握ってやる)
イケメン「おーエレキかーやっぱかっこいいもんね!お互い放課後何もないっぽいし一緒に帰ろう」
男「ぅ、ぅん」(何か…こうイケメンに一緒に帰ろうとか言われると何か…ハッ!とにかくイケメン家での計画を練らなければ!)
幼馴染「……(何話してんだろ、後で聞いてみよ)」
昼休み
幼馴染「ねえイケメン、朝男となに話してたの?」
イケメン「あぁ、何かギター教えて欲しいって」
幼馴染「ギター!?…意外…てか怪しく無い?」
イケメン「何が?」
幼馴染「だってイケメンと男ってほとんど初対面じゃん、なのに急に教えて、とか変!」
イケメン「んー…俺も別に嫌じゃ無いけどびっくりしたよ、でも男君も本気っぽいし」
幼馴染「でも…あたしだったらまず本とか買って自分で練習する」
イケメン「………うん、まぁでも始めるとなるとお金も掛かるし…でも嬉しい、男君とは仲良くなれそうだと思ってたし」
幼馴染「え?どういう事?」
イケメン「あー同族の匂いを感じるみたいな?男君なら話せるかなーみたいな」
幼馴染「はぁ…?」
イケメン「いやいや、こっちの話」
放課後
イケメン「男君、帰ろー」
男「ぁ、うん…」
イケメン「いや、何かすごく楽しみになってきたよ!」
男「エヒヒ…(何だ?何でこんな上機嫌なんだ…?)」
イケメン「あッ!そういえばレッチリのフリーが養蜂を始めたらしくて…」
男「…(知らねーよ!それより…計画をもう一度確認しよう…まずイケメンの部屋に入る…でまあ1度くらい何かで席を外すハズ…その時!イケメンの部屋を漁りエロ本とか弱みを握れる物を見つける!で撮る!)」
イケメン「でフリーの養蜂が半端ないって話でもう1つ…養蜂の難しさについてなんだけど…」
男「…(知るか!…?何で養蜂の話になってんだ?……で、人に見られたく無いものを撮って、イケメンを脅す!でついでに土下座とか全裸とかも撮って徹底的に支配下に置く)」
イケメン「まず養蜂ってのはお金が掛かるんだよ!ロアルド・ダール知ってる?あの中で…」
男「…(だから知らねえよ!…最初は仲良くしようと思ってたけど時間と苦労を考えて脅す方が早いと見た…そしてイケメンを利用して女さんとも仲良くなる!完璧だ…)」
イケメン「つまり!養蜂で儲かるなんて夢で、素人が手を出すものじゃ無い!そして…」
男「…(こいつ養蜂家になるのか?…てか家まだかな…)」
イケメン「あ、着いたよーここが俺ん家」
男「ぇべ、へえ!広いね…!ドゥ」
イケメン「今家に誰も居ないし…ね?」ニヤリ
男「…ぁ、うん、いいね」(何だ…今…すごく嫌な予感が…いや!怖気づくな!こいつの薄い本さえ押収すれば!)」
イケメン「さ、入って入って」
男「…ぉ、あ、お邪魔しましゅ」
イケメン「(ガチャ)ここが俺の部屋…散らかってるけどまあ気にしないで」
男「いやッ、全然キレイだよ…ギターとか掛けてあってカッコいいし(い、今…鍵かけなかったか?家に誰も居ないのに…何で?でも内側だし…んん?)」
イケメン「じゃあ練習しようか…の前に」
イケメン「男君ってさ…虐待するの好き?」
男「うぇ、え!?ぎゃ、くた、虐待…?(何だ?何なんだこいつ…!目怖いし…虐待って…何だ?養蜂?お、落ち着け…)」
男「ぇ、虐待って…何を?」
イケメン「ん…まぁ、生きてるモノとか、…あ、でも俺の場合すぐ殺しちゃうから虐殺?」
男「ん、ぇ…生きてるモノって…何?」(怖い怖い怖い怖い何の話をしている?何の話を…)
イケメン「いや…現実には居ない動物なんだけどさ」
男「ぇ…現実には居ない…?ぎゃ、くたいするの好きなの?」
イケメン「うん、好きだよ。特に赤ちゃんとか」(これマズった?そういう趣味ありそうだったんだけど…めんどくさいな)」
男「あ、赤ちゃん…?で、でも虐待は悪い事だよね?」
イケメン「………」
男「な、何かそういう趣味あったなんて意外だったよ…ごめん、なんか」
イケメン「………やろうよ」
男「ぅえ?」
イケメン「今から、一緒に虐待しようよ!めちゃくちゃ楽しいから!ね?待ってて」
男「…っご!ごめん!俺、帰る…ちょっと…俺には無理」
イケメン「いや、人とかじゃないって…ほら見て、いっつもこのサイト使ってるんだけど…これを虐待するの」
イケメン「すっごく楽しくてさー、時間も忘れて殺しちゃうんだよ!だから朝起きられないと思うんだけど」カチカチ
男「……(ゆるキャラ?これを虐待?うゎっ目が…こ…れ内臓?……グロすぎる…でも、人じゃなくて良かった)」
イケメン「男君もやってみてよ」
男「ぇえ!?…い、いや、俺もう帰」
イケメン「帰ったら後悔するよ」
男「ぇ…」
イケメン「まあ嘘だけど…一回やるだけで良いからさ、ね?」
男「…一回なら」(大丈夫…取り敢えず今日はこれやって早く帰ってもうイケメンとは2度と関わらない様にしよう)」
イケメン「うん、じゃあまず目つぶって…自分の一番嫌いな人浮かべて」
男「嫌いな人…(イケメンは嫌いというより怖い…同じクラスのDQNにしよう)」
イケメン「はい、今からこのキャラはその思い浮かべた人です」(俺は純粋にキャラを虐待したくてやってるけど…)」
イケメン「その人に今から何しても良いよ、足を酸で溶かしても歯にフッ酸塗っても内臓をミンチにしても良いの」
イケメン「大丈夫、失血死もショック死も出来ないし心臓さえ動いてれば良い反応してくれるよ…まあ発狂はするかな」
男「……………」カチッカチッ
男「(うわ…痛そう…でも…あのDQNはそれくらいされて当然かも…中学の時もあいつが運動会で…)」
イケメン「……(夢中になってる…まあネットだし罪悪感なんて湧かない…すっごくリアルな訳でもないから殺してる感無いし)」
男「………(あれ、結構楽しいなんて思ってる?……でも実際グロは嫌いじゃなかった…中二病かと思ってたけど……俺…本当は…)」
イケメン「…(思い浮かべた人って誰かな?…もしかして俺…?)」
イケメン「……はは、ゾクゾクする」
男「!…え、いま何て」(やば…夢中になってた……てか本当に好きかも、これ…)」
イケメン「いや…結構楽しいでしょ?それ」
男「………はい」(認めちゃった…でも、良いよな?リョナとかよりマシだし、第一人間でも無い…ただの憎たらしい顔したマスコット)」
イケメン「そっか、良かった…男君なら好きだと思ってた」(認めたのは意外だった…これで、あの計画もうまくいくかも…)」
男「え、どうして…」
イケメン「…んー、ストレスとか溜まってそうだったし?」
男「…ぁあ……(まあ、確かに溜まってたかも…スッキリした)」
イケメン「でもごめん。いきなりこんなの…引いたでしょ?」
男「いやッ!…まぁ、ちょっと」(最初はドン引きだったけど…今は…)」
男「でも…ハマれそうにはないかな…てか…俺、帰るね…楽しかったよ…あの、ギターは、また今度で」
イケメン「うん、じゃあね」(嘘だ)
バタム
イケメン「はぁー……さて、ここまでは計画通り」
イケメン「(まさかあっちから接近してくるとは…手間が省けた)」
イケメン「(しかし…ギターは口実な気がする…何が目的だった?今更聞き出せないが…)」
イケメン「(そういえば幼馴染が電柱で見たとかって愚痴ってた…朝も挨拶された…ストーカーでも驚かないけど)」
イケメン「(あれ?もしかして)」
イケメン「男君って幼馴染が好き?」
イケメン「うーん…(それじゃ計画が…でも好きだからこそ…)」
イケメン「(いや、好きだからこそ男君には手伝ってもらう)」
イケメン「(幼馴染撲殺計画、に)」
イケメン「(こうなったら早い方が良い…今週中にでも)」
男「(逃げる様にして帰ってきてしまった…てかギターは今度って…もうイケメンには会いたく無い…)」
男「(じゃあ…俺は何で…今このサイトを開いている?)」カチカチ
ゆるキャラ「ギュァッ!イタイィ!!タスゲて!」
男「いや…これは…ただの暇つぶし」
男「…………」
翌日
イケメン「おはよう」
幼馴染「おはよー!」
女「おはようございます」
幼馴染「やっぱもっと早く3人で行けばよかったー」
女「ですよね!1人で歩いてると寂しいですもん」
イケメン「まあ朝も起きれる様になったし」
幼馴染「うんうん!遅刻も無くなったわー」
男「……(チッ…やっぱまだ一緒に登校とかは無理だよな…)」
男「……(挨拶して、みる?……イケメンになら大丈夫…)」
男「……ぉあ、イ、ィ、イケメン君おはよう!」
幼馴染「!!…………(何?今度は…)」
イケメン「おお、男君おはよ」
幼馴染「……(ってあれ?)」
女「……(…?イケメンさんのお友達ですね)」
幼馴染「……?(昨日だけでそんな仲良くなったの?…んー何か違和感)」
イケメン「あ、男君も一緒に行こうよ」
男「ぅえ!?ぅ、うん(ま、まじかよ!イケメンに感謝したのは初めてだ……)」
幼馴染「……ごめん、うちら先に行くね」
女「っ!あっ!待って下さいよぉ!」
女「……(イケメンさんのお友達なら一緒でも良いのに…どうして?)」
イケメン「あー…ごめんね男君、良かれと思って」
男「……?良かれ?」
イケメン「……だって、男君幼馴染の事好きでしょ?」
男「!!…………ぇ、(うわ…同級生と恋バナしてる…じゃなくて…幼馴染…確かに好きだけど…女さんが…)」
イケメン「あ、そういえば女ちゃんに彼氏出来たらしいね(ま、嘘だけど)」
男「……ぅうえっ!?ほんと…!?(そ、そんな…!!じゃあ、やっぱ幼馴染を狙うしかないか…??うわ…すごいショックだ)」
イケメン「うん、同じ吹奏楽部の先輩に告白されてオーケーしたって」
男「……そ、そうなんだ…」
イケメン「……………あのさ、男君に頼みたい事があるんだよね」
幼馴染「……やっぱおかしいってー!男って女の事狙ってるんじゃない?」
女「そ、そんな訳ないですよ…!だって私は…」
女「……あ、あの…私…実は…イケメンさんの事が好きなんです」
幼馴染「え!?………(薄々分かってたけど…あたしも、なんて絶対言えない)」
女「それで、前に告白もしたんですけどフラれたんです……」
幼馴染「……………うん」
女「……幼馴染さん、1つ、聞いてもいいですか?」
幼馴染「う、うん…どうしたの?」
女「私たち……………何があっても友達ですよね」
幼馴染「………(もしかして、あたしもイケメンが好きなのを知ってるの?でも…あたしは女の幸せの方を優先したい…)」
幼馴染「……友達じゃないよ」
女「えっ……」
幼馴染「……あたし達は何があっても…親友、でしょ」
女「……ッ……はい!!」ズキッ
女「……(何これ…胸が…痛いよ…どうして?)」ズキズキ
女「…………(これが、罪悪感だって言うの?)」
女「…………(私の、これから作る罪の)」
女「……(罰、なのかな…でも私は…もう決めたんだ…)」
幼馴染「……てか、止まってたら遅れるね、歩きながら話そう」
女「……はい!(ごめんなさい、幼馴染さん)」
女「……(私、さいっていな女です)」
男「…ぁ……頼みたいことって…そ、それ?」
イケメン「うん、俺と協力して、幼馴染を殺して欲しい」
男「ど、どうって!そんなの……どうして…(これは、冗談で言っているのか?でも…あの時の目と同じだ…俺は…確かに女さんの方が好きだったけど、幼馴染も好きだった…)」
イケメン「……今から、男君にとって信じられない事を言うよ」
男「……ぇ、あ、うん…(聞きたくない気もする…でも、幼馴染を殺すなんて事は止めないと…でも…)」
イケメン「幼馴染は」
イケメン「とある犯罪者の娘だ」
男「……え?」
男「……犯罪者?(娘?親が犯罪者って…それが何なんだ?いや、ショックだが…殺人だとしても殺す?そしたらその親と同じじゃないか)」
イケメン「そう、犯罪者。覚えてる?3年前、神奈川県で起こった殺人事件」
男「……(殺人事件なんて日常茶飯事…いちいち覚えてる訳がない…でも…何だ?この感じ…何か…とてつもない黒い何かが…)」
イケメン「俗に言う誰でも良かった、ってやつ。それで腹を刺されてある男性が殺された」
男「……(駄目だ、これを聞いたら、何か、何か、何かが…)」
イケメン「その男性は俺の父親」
男「…え…………」
イケメン「母親も事件から2ヶ月ぐらい経って後追い自殺」
イケメン「で、俺は今親戚も居ないし天涯孤独?って感じ」
男「………………………」
イケメン「まあ、犯人は死刑にはなってないみたいだけど」
男「ちょ、ちょっと待って、じゃあ今幼馴染のお父さんは服役中?」
イケメン「もちろん…まだ3年目だろ?後何年で出るのかな」
イケメン「?…てか、幼なじみなのに知らなかった?」
男「いや、小さい頃は確かに家が近くて遊んでた…でも小3くらいでどこかに引っ越したよ」
イケメン「で、3年前にまたこっちに引っ越してきた?」
男「ぅ、うん…だから別に今はそこまで家近くない…」
イケメン「…………そっか(知ってると思ってたけど誤算だったな)」
イケメン「…………まあ、とにかくそういう事なんだ」
男「でででも、幼馴染自体は悪い事してない」
イケメン「……俺だって、何も悪い事してない」
イケメン「なのになんで両親を亡くさないといけない?」
イケメン「幼馴染は…父親こそ居ないけど母親と支え合って幸せそうに生きてる」
イケメン「でも父親が居ないのは父親が罪を犯したからで、犯罪者の娘だって罵られても父親のせいだ」
イケメン「じゃあ俺は?何も悪い事してないのに両親を殺されて、誰も支えてくれない、俺も親も何もしてないのに何で…」
男「…………、う…」
イケメン「…………あー、ごめん、何か白けたね」
男「幼馴染を殺したい理由は分かったよ…で、でも、何で俺に協力してほしい、の?」
イケメン「…………男君は、殺人を楽しめるよ」
男「!?な、なわけ….!」
イケメン「マスコットじゃない」
イケメン「本物の人間の内臓はどうなってると思う?死体はどんな目をする?」
男「ぇ……………」
イケメン「男君が今まであのキャラにしてきた事、全部幼馴染にしていいんだよ?興味ない?」
男「あ、あるわけ……!(確かに…俺はあれからずっとマスコットを甚振った…少し楽しんでる自分が居た)」
男「………(でも、あれはネットの中だから…これは犯罪だし、でも…でも…あの気が強い幼馴染を…)」
男「………(あれ?今、俺、何した?え、俺、迷った?)」
イケメン「……俺は逮捕されるだろうけど、男君の事は絶対言わない…共犯だと思われないようなプランもある」
イケメン「それに、もし成功したら女ちゃんと付き合えるよ」
男「………!?な、なに、それ…」
男「で、でも…彼氏…」
イケメン「嘘だよ、あれ…でも、女ちゃんは男君と付き合う事を了承してくれた」
男「何で…?」
イケメン「………女ちゃんさ、俺の事好きなんだ」
男「………(あ、知ってる)」
イケメン「最低だけど…断ったら、絶交する、もう関わらない…って」
男「………っ…ひどいよ…それ…俺、そんなので付き合っても…」
イケメン「最低なのはわかってる、でも、俺も限界なんだよ…分かってくれよ…」
男「………(でも…女さんと付き合える?……馬鹿か、俺……幼馴染を殺した後に……付き合えるのか?でもずっと憧れてた…………幼馴染……)」
男「………俺、協力する」
男「……俺、だって、イケメンの気持ち分かるし…1人は辛いし…殺したくもなると思う…(俺…何言ってるんだ!?口が勝手に動く…こんなの…断るはずなのに………どうして…本能的な…)」
男「……(あ、そっか)」
男「…(俺って昔から最低な人間だった…そっか、だから今、幼馴染を殺そうとしてるんだ)」
男「………(ああ…なんかもういいや…別に幼馴染とあんま話した事ないし…女さんと付き合えるし、何かイケメンも可哀想っぽいし…)」
イケメン「………本当に協力するの?途中で逃げるのはナシだよ」
男「分かってる…」
男「俺は、幼馴染を殺すよ」
幼馴染「女!さっきから何か変だよ?大丈夫?」
女「………大丈夫ですよ(私、幼馴染さんを見殺しにする…イケメンさんに嫌われたくないためだけに……友情って、こんなものだったの?でも、私、イケメンさんも好きなの………)」
女「…(ああ、さよなら、幼馴染さん……大好きでした、親友)」
イケメン「………ありがとう(計画は順調に進んでる、後は殺すだけ)」
イケメン「………(何で?今更何が俺を引き止めてる?)」
イケメン「……(もう…引き戻れない…幼馴染…ごめん、幼馴染の事は嫌いじゃなかった、でも)」
イケメン「………(3年前のあの日の自分が、殺せ殺せって五月蝿いんだ)」
イケメン「…(あぁ、つまらない人生だった)」
イケメン「……(男君と一緒にギター弾きたかったな、女ちゃんともっと思い出作りたかった、幼馴染と…もっと他愛の無い話をしたかった)」
イケメン「……(でも、それももう終わり)」
イケメン「……幼馴染を殺すのは今日だ」
男「………え!……」
男「いくら何でも…急、すぎるよ」
イケメン「先延ばしにすればするだけ辛くなるのは自分だよ」
男「………(それも、そうかも…ていうか…本当に良かったのかな…4人で、登校…してみても良いかなって思えてきたのに…)」
イケメン「………はぁ、今日学校サボるわ」
男「えっ!?………あ、もう…9時…」
イケメン「今から行きたく無いし…」
男「………じゃ、じゃあ今からゲーセン行かない…?(な、何を言ってるんだ俺は)」
イケメン「………え」
男「………逮捕、されちゃうかもしれないから…お、思い出作り…(うわ、すごい恥ずかしいなこれ…)」
イケメン「………いいよ、行こう」
イケメン「…(やばい、泣きそう)」
夜
イケメン「男君、準備良い?」
男「………うん」チャキッ
男「………(え、この包丁でメッタ刺し?こ、怖い…俺に出来るか…?というか…まだ全然現実感が無いというか…)」
男「………(今から人を殺すって実感湧かない)」
男「……(これ、本当はドッキリとかないかな?急に怖くなってきた…逃げ出したいよ…)」
イケメン「あっ!幼馴染!」
幼馴染「!?…イケメン!?どうしたの!?びっくりした…」
イケメン「………あのさ、直接伝えたい事があって」
幼馴染「………え…な、なに?」
イケメン「………俺、実は、ずっと前から…」
幼馴染「……(こ、これ…まさか…)」ドキドキ
イケメン「殺したいと思ってた」
幼馴染「え」ヒュン
幼馴染「きゃ…んぐッ!!」
幼馴染「……(やだやだやだやだやだやだ、なに、こわい、ころされる、たすけて、だれか、たすけて)」
イケメン「男君、早く」
男「………(い、今から、包丁を、刺す?ここで?幼馴染は、何故か帰り道を変えて、人通りの無い道を変えるようになったのは聞いたけど…)」
イケメン「………早く、刺して」
男「……(こ、殺すころす殺す殺すころす女ちゃんと付き合う殺す殺せば良い殺す…………)」
男「………ッッッ!!」ヒュオッ
女「待って!!!」
イケメン「!?…女ちゃん………何で?」
女「止めて!止めて!もし、幼馴染を刺したら、わわ、私もこれで死ぬからッ!」
男「………(こ、殺さなくて済んだ…俺…俺…殺してない…良かった…)」
幼馴染「………(理解が、追いつかない…何で、イケメンはあたしを殺すの?どうして?あたし、)」
イケメン「女ちゃん、邪魔するつもりなら分かってるよね?」
女「………私、私、誰も失いたくない」
イケメン「………」
男「……お、女さん……(女さんが来てくれなかったら…俺、刺してた…俺…弱すぎだろ…)」
男「……(何で、何でこんな事しようとしたんだ?幼馴染だって大切な人じゃないか…)」
女「私、幼馴染さんが大好きです」
女「それと、それと同じくらい、イケメンさんも好きで、ずっと3人で居たかった」
イケメン「…無理だよ……俺は、幼馴染を殺そうとした」
女「私は、許します」
イケメン「え………」
男「………」
幼馴染「………ッ(女………)」
女「うまく伝えられません、でも、私、嫌です、離ればなれは嫌です!ずっと3人で!過ごしたいんです!」
幼馴染「………あたし…じゃ、駄目?」
イケメン「!!…………」
幼馴染「イケメンが、あたしを殺そうとする程憎んでるのは分かった」
幼馴染「それで?」
イケメン「え?…………」
女「…………」
幼馴染「あたしは、どんなに憎まれようがイケメンが好き」
幼馴染「あたしを殺して、本当にイケメンは幸せなの?…」
イケメン「………………」
幼馴染「幸せになれるなら殺してよ………」
イケメン「………………なれ、ない」
幼馴染「……ねえ、ちょっと…そこの男も聞きなさい」
男「ッ!……は、はぃっ」
女「…………幼馴染さん?」
幼馴染「はぁ……今からさ、海行かない?」
男「は、はぁ……?」
幼馴染「ぷッ、だってずっとのけ者だったし、あんた」
女「お、幼馴染さんッ!?状況分かってますか!?」
イケメン「いいよ」
イケメン「てか、俺花火したい」
女「え…?え…??」
男「………(どういう事だ…?何だこの展開…)」
幼馴染「………そこで話そうよ…色々…これからの、3人のこと」
イケメン「3人じゃない、4人」
男「………!!え…」
女「男さんはイケメンさんの友達ですからね」
幼馴染「ま、一応幼なじみだし…いっか」
男「………ふ、…(やべ、泣きそう……友達?……何が……こういうの初めてかも……俺にも…友達…)」
幼馴染「ちょっと!男、早くコンビニ行って花火買ってきて」
男「えま、う、はいっ」タタタ
イケメン「……俺も行ってくる!」
女「イ、イケメンさんまでっ!」
女「幼馴染さん!良いんですか!?こんな…」
幼馴染「イケメンには殺しとか似合わない」
女「…………似合わないって…」
幼馴染「てかとどめを男に刺してもらおうとしてる時点でお察しだわ」
幼馴染「いいんだよ、あたしも女もイケメンが好き、あの男もイケメンの事気にかけてる。で、3人で愛を注いであげる」
女「愛…………」
幼馴染「…てか、あたしを殺そうとした理由が分かったかも」
女「あの…幼馴染さんのお父さんが…」
幼馴染「……分かってる、でもそれは、謝って済む話じゃない」
幼馴染「あたしには責任がある」
女「……どんなですか…?」
幼馴染「あたしの父親が奪ったイケメンの楽しみとか、幸せとか、そういうのをあたしが取り返す」
幼馴染「でもあたしだけじゃ無理」
女「………それじゃ…」
幼馴染「……あたしだけじゃ取り戻せない…だって、親って2人だし」
幼馴染「……で、あたしと女ちゃんで丁度2人!」
女「……あっ!男さんも居ますよ!!」
幼馴染「……あー、じゃあペット?か弟かなー」
女「……ふふふふっ!笑わせないでくださいよ…」
女「笑わせないで………くださ…」
幼馴染「ちょ、ちょっと…何で泣くの?」
女「私っ…幼馴染さんを…見殺しにしようとした…ッ!」
幼馴染「……うん…それは、許される事じゃない」
女「……ごめん、なさ………」
幼馴染「でも許す、何があっても親友だから」
女「!!ッッッ……………」
幼馴染「あーもう何でもっと泣くの!てか早く海行こうよ!」
男「うわ…花火いっぱいあるな…どれにしよう」
イケメン「や」
男「あ…来たの?今悩んでて…」
イケメン「線香花火だけで良いよ」
男「え?でも」
イケメン「てか俺が言ったけど海で花火禁止だし目立たないようにね」
男「えッ、あ、そっか……」
男「じゃ、線香花火だけ」
ありがとうございましたー!
男「いや…何か線香花火だけっていうのも何か…」
イケメン「俺は線香花火好きだよ?」
イケメン「あ、海見えてきた、こっからだと近くて良いよね」
イケメン「あ!……ごめん、男君さ、もう一回コンビニ戻って飲み物買ってきてくれない?」
男「?……うん、いいよ(…3人で話したいのかも……)」
イケメン「じゃ、後でね」
男「…………何か、変だ…何か、違和感…何だ?」
女「…………あ!イケメンさん」
幼馴染「……あれ……男は?」
イケメン「飲み物買いに戻ったよ」
幼馴染「…………あのさ、イケメン?」
イケメン「……………………」
幼馴染「あたしの父親が…イケメンの両親を殺したの知った」
イケメン「…………で?」
幼馴染「でって………だから、あたし、イケメンに」
イケメン「あのさ」
イケメン「俺あれから考えたんだけど、何も俺に落度なくない?」
イケメン「何で、皆俺を可哀想な人みたいな目で見るの?」
イケメン「俺、普通に生きてきただけなんだけど」
イケメン「幼馴染も女ちゃんも好きだよ、男君の事も大切な友達だと思ってる」
イケメン「でもそれだけじゃ俺の心は埋まらない」
イケメン「本当に俺の事を想ってるなら…」
イケメン「そこで2人で一緒に死んでよ……」
幼馴染「な………………イケメン?」
女「な、なんでそんな事言うんですか!私は皆で楽しく…」
イケメン「俺の楽しいはもう壊れてる」
イケメン「俺は………2人が死んだら楽しいと思う」
イケメン「……いや、ごめん……本当はこんな事言いたくない……もう全部分からない」
イケメン「……ごめん、もっと皆と思い出作りたかったよ…でもちょっと…一回全部やり直したいんだ」
イケメン「…ああ、何言ってるんだろう俺…ごめん…ごめん…本当に何で、何で許せないんだろう…」
イケメン「……(情緒不安定…分かってる……薬、持って来れば良かった)」
イケメン「……(俺の本心が分からない……本当に死んで欲しいと思ってる?それが幸せ?俺はどうしたいんだ?)」
幼馴染「……死のうか」
女「……!!!幼馴染さ…」
幼馴染「ねえ、天国ってあるの?」
イケメン「……無いよ」
幼馴染「じゃ、死ぬの止める」
女「……??………(幼馴染さんの考えてる事が分からないよ…でも、私も…多分…)」
幼馴染「……女、じゃあね」
女「ど、どこに行くんですか?」
幼馴染「…ここからすごく遠い所」
女「…………………」
幼馴染「でも生きてる」
女「…………私」
幼馴染「…………………女」
幼馴染「もう…イケメンの前には姿を見せないと思う」
イケメン「……………」
幼馴染「辛いけど、イケメンがそういうなら仕方が無いよね…」
女「……………そ、そんな……」
幼馴染「…………………あたしなんか、いない方が良い」
女「…………(私も…イケメンさんの前に居ない方が良いのかもしれない…)」
イケメン「………死ぬって事?」
幼馴染「死なない。あたしは一生この罪を背負って生きてく」
女「……………さよなら」
幼馴染「……………楽しかったよ、じゃあね、頑張って」
イケメン「……(また、1人になった)」
イケメン「……………(1人はもう慣れたし、今更辛く無い)」
イケメン「………(ああ、今までの何だったんだろう……確かに3人は楽しかったけど…)」
イケメン「……虚しい」
男「…ぉ、遅れました!」
男「……(え、イケメン1人?)」
男「……あ、あの…2人は…」
イケメン「行っちゃったよ」
男「……………(何も聞かない方が良い…)」
イケメン「………男君さ、俺に何か隠してる事ない?」
男「ぇえ!?…な、ないですよ…?」
イケメン「俺の家で誰か見た、とか…」
男「……誰って…誰もい、なかったよ」
イケメン「そう、見ても見てなくても殺すけど」ヒュ
男「……え」
イケメン「……(そう、まず血の混じった泡を吹く)」
男「…だ、イ…メ…かハ…………」ブクブク
イケメン「……(誰の短編だったっけ…ほら、北海道が南へ南へ伸びてく)」
イケメン「……綺麗だなあ」
男「お…ま…ぇ…は…はおや……ころ…」
男「」
イケメン「……ほら、まず死ぬと目が変わる」
イケメン「薄膜を張ったようになる。こればかりは皆平等だ…」
イケメン「てかやっぱ見られてたのか…そろそろ処分しないと」
イケメン「……その前に、あの2人を追いかけないと、ね」
イケメン「てかやっぱ駄目だったなあ、あれはやっぱり小説の世界なんだ」
イケメン「俺がもしS君だったら良いのになあ」
イケメン「父親も母親も43回刺しただけで死んだし…まあ、肉は美味しかったけど」
イケメン「冷蔵庫見られたとはなぁ…早く食べちゃわないと」
イケメン「あ、そっか、うーん、もし俺君がS君だったらカエルとかかな?」
イケメン「あは、ははは、あーやっぱこういう事してる時が一番楽しいなぁ」
イケメン「さて、2人を処分したら線香花火でもやろうっと」
イケメン「ってか俺影響され過ぎ…」
イケメン「……ん?何だこれ………お金?…いや、ゲームコイン……?」
イケメン「こんなのいつ……、!!あ……」
数ヶ月後
女性「あ、怖かったわねえ、この事件」
男性「ああ…高校生にして食人?で冷蔵庫に親の肉とかを保存してたんだろ?」
女性「どんな教育されたらこうなるのかしら」
男性「さあ…産まれつきじゃないか?」
女性「……あ、そういえばその子自殺したらしいわ」
女性「…うん?何かゲームコイン?を握ったまま死んでたって…謎ね」
男性「ああ…まあ、君が生きてるなら僕は幸せだよ」
女性「ふふ、もう……」
女性「……あ、雨上がったみたい、窓開けるわね」
女性「もう、湿気が多くて嫌だわ…」ガラッ
ピョン
女性「!!きゃあああ!」
男性「ど、どうした!?……?…カエルか?」
女性「私カエル嫌い!外に出して!もうぅ~…」
カエル「……………」
男性「ああ…………?」
男性「あれ?何か咥えてる……お金?………」
ピョン
男性「あ……………」
カエル「………………………」
カエル「…………(俺の死体は、多分もう…)」
終
139 : 以下、\... - 2015/09/27 23:35:22.25 S+PffwkS0.net 53/68誰か解説を....
140 : 以下、\... - 2015/09/27 23:39:06.23 81ckik5n0.net 54/68疲れた
高校生がとある小説に感化されて直感だけで書いた奴なんで意味が分からないと思います
141 : 以下、\... - 2015/09/27 23:41:03.15 qNcwOWJAd.net 55/68ある小説の詳細はよ
142 : 以下、\... - 2015/09/27 23:41:17.48 qdWqrzOI0.net 56/68>>140
解説して
148 : 以下、\... - 2015/09/27 23:56:15.47 81ckik5n0.net 57/68>>141
小6の時に読んだ道尾秀介の向日葵の咲かない夏ですね
北海道とかのくだりも道尾秀介の短編鬼の跫音です
あっロアルドダールの短編も面白いですよちなみに養蜂の話が載ってるのは確かにキス・キスです!
フリーも養蜂始めたしスズメバチも何か頑張ってるみたいだしこれは養蜂ブーム来ますよ!!!!
149 : 以下、\... - 2015/09/27 23:57:44.35 81ckik5n0.net 58/68解説って何処のですか?というか自分でも訳わかんないです
あっじゃあ養蜂の解説でもしましょうか?
150 : 以下、\... - 2015/09/28 00:01:00.16 mp1tatyR0.net 59/68おう
151 : 以下、\... - 2015/09/28 00:02:45.91 niLcIyo00.net 60/68途中まで狂気の孕ませ方はよかったと思うよ
いいSS書きになるかもしれない
152 : 以下、\... - 2015/09/28 00:06:15.92 rZvf/vTq0.net 61/68>>150
すごく長いですよ
まずローマ神話のくだりからなんですけど良いですか?
>>151
2作目です!
前はクッソむかつく女達を書きました
最終的にフリーベースを壊されました^ ^死ね
あ、途中のマスコット虐待はゆ虐です
虐待鬼威惨なんです
後実装石虐待も行けます!あと最近う虐に興味があります
153 : 以下、\... - 2015/09/28 00:09:55.80 gp2UApRO0.net 62/68高校生からこんなの書いてて大丈夫かよ将来有望だな
154 : 以下、\... - 2015/09/28 00:10:14.58 mp1tatyR0.net 63/68>>152
かわまん
書いてくれ
155 : 以下、\... - 2015/09/28 00:13:34.48 L1wlrplnd.net 64/68ゆんやーもホムまど虐も知ってるけどあのレベルにはまだ時間がかかりそうだな
156 : 以下、\... - 2015/09/28 00:25:53.21 rZvf/vTq0.net 65/68>>153
大丈夫です!僕常識人なので
>>154
ほ、ほんとに見てくれますか?書きますよ?
>>155
敵わないですよねプロの鬼威惨には
でも僕のおかずは大体ゆ虐なんですよ
もし本物が居たら
何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も
何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も
足焼きして中枢餡ギリギリまで刺しまくって赤ちゃん孕ませて食べさせてレイプして目玉くり抜いてそこにハッカ味の飴を入れてやって
160 : 以下、\... - 2015/09/28 00:44:22.48 k366k4nS0.net 66/68>>149最後の方どうしてイケメンが死んだのか
ゲームコインはどう言うことか
解説してくれさい
161 : 以下、\... - 2015/09/28 00:50:55.05 gp2UApRO0.net 67/68ゲームコインは男との思い出云々で
それでイケメンは男を殺したのを後悔して自殺したとかそんなんじゃないのか
162 : 以下、\... - 2015/09/28 01:00:14.08 k366k4nS0.net 68/68>>161ありがとう