男「お前…実は女なんじゃないか?」
友「な、何言って」///
男「だって、こんなにかわいいし…」クイッ
友「や、やめてよ…」
友「ぼ、ボクは男だよ!!」
男「そんな…でも、それでも俺はお前が…」
元スレ
男「最近、お前のことが気になるんだ」友「えっ…」///
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1443504588/
男「好き…なんだ…」
友「う…うそ…」ドキッ
男「…」///
友「…ぼ、ボクも…実は…」
友「男のこと!!」
男「なんてな…嘘に決まってんだろ?」
友「えっ…?」
男「ハッハッハ…何騙されてんだよ?気持ち悪いなぁ~」
男「…お前はホモかよ?悪いな俺はノンケだ」スタスタ
友「ま、待ってよ…」
男「行こうぜ~」
モブ1「ああ~」
モブ2「気持ち悪いなあいつ~」ハハハ
男「言うなって~」ハハハ
モブ2「お前も言ってただろ~」ハハハ
男「それもそうか~」ハハハ
モブ1「…」チラッ
友「…」
モブ1「…」
男「ん?どうした?」
モブ1「いいのかよ…あんなことして…」
男「はぁ?何が…?」
モブ1「いくらなんでもやりすぎだろ…あれは」
モブ1「吹っかけたのもお前だし」
男「何?お前…もしかして…好きなの?あいつのこと…?」
モブ1「そうじゃ…ねぇけど…」
男「お~い…モブ1…あんまり俺に調子乗った口聞いてるとさぁ~」
男「痛い目に遭うから…気をつけろよ?」
モブ1「!!」ゾクッ
男「モブ2~さっさと行こうぜ~ちょっと白けちまったし」
モブ1「…」
男「なんだよ…さっさと行こうぜ?」
モブ1「悪い…先に行っててくれ…」
男「あん?なんでだよ?」
モブ1「ちょっと、用があるから」
男「まさかとは思うけど…友を慰めにとかじゃねぇよなぁ…」
モブ1「…っ!」
モブ1「ち、違う…」
男「そっか…ならいいけど」ニコッ
男「じゃあ、行くわ」スタスタ
モブ1「…」
モブ1「…さっさと行くか…」タッタッタ
モブ1「友…」
友「…」ポロポロ
友「何っ!!」キッ
モブ1「…っ!」
モブ1「う…いや、ちょっとさ…なんつーか」
モブ1「悪かった…つーか…ごめん…ていうか…」
友「ボクをからかってた事認めるってこと!?」
モブ1「え!いや…あれは、男がやりすぎだと思ったし…」
モブ1「だから…ごめんって謝りに来た…」
モブ1「ごめん!」
友「…別に、モブ1が悪いわけじゃないし…」
モブ1「本当にゴメン…」
友「いいよ…もう…」
12 : 以下、\... - 2015/09/29 14:45:17.74 s0nhRUZk0NIKU.net 7/22これモブといっていいのか…?
友「そもそも…ボクがこんなだから…悪いんだよ」
モブ1「なっ!そんなことねぇよ!!その…」
モブ1「自分を否定することないって!」
モブ1「悪いのは…え~と…男だし!」
友「そっか」フフッ
モブ1「ハ、ハハハ」
友「なんか…ありがと」
友「ボクなんか慰めてくれて…」
モブ1「なっ!そ、そんなことねぇよ…」ハハ
友「じゃあ、ボクもう、行くからさ」
友「バイバイ」
モブ1「バイバイ」
モブ1「…ふう」
モブ1「…」スタスタ
男「よ~…」
モブ1「男!!」
男「お前…何俺に嘘吐いてんだよ…」
モブ1「な…」
男「ちょっと…ムカついたわ…」
男「おい…」
モブ1「?」
モブ2「は~い」
モブ3「ども~」
男「じゃあ、やっちまうか…」
モブ2「わかったぜ~」
モブ3「ま、お前が悪いよな…」
男「これに懲りたら…二度と友に近づくなよ~」
モブ2「マジ、笑えるなぁ~」
モブ3「まったくだな…」ハハハ
モブ1「…」
モブ1「い…痛ぇ…」
モブ1「なんだよ…まったく」
モブ1「…家帰るか…」
モブ1「…!」
友「ど、どうしたの!?」
モブ1「あ、友…これは別にたいした事ないから…」
友「いや、十分ヤバいって…これ」
友「ボクの家すぐそこだからさ…手当てするから!」
モブ1「いやいやいや、そんな滅相もない!!」
友「いいから!!」
モブ1「は…はい…」
友家
友「はい…完了っと」
友「大丈夫?」
モブ1「え…あ…おう…大丈夫…ありがとうよ…」
友「いや、そんな別にこれくらいは」ハハハ
モブ1「(これが女子だったら最高なのに…)」
モブ1「(おっと…そんなこと思っちゃいかんよな…!)」
モブ1「あ、マジでありがとうな…じゃ、俺はこれで」
友「あ、待って!」
モブ1「ん?なんだ?」
友「なんで、あんなケガしてたの?」
モブ1「えっ!!…いや…それはな」ドキドキ
モブ1「あ…電信柱にぶつかったんだ…」
友「いや、絶対に嘘だよね!?」
モブ1「さ、さすがにバレるか…」
友「そりゃ、そうだよ」フフッ
モブ1「いや…まあ、その」
友「もういいよ、話したくないんでしょ?」
モブ1「え…まあ…」
友「だったらいいよ」
モブ1「な、なんか悪いな…」ハハハ
友「気にしてないから…」
モブ1「じゃあ、俺はこれで…」
友「うん、バイバイ」ニコッ
モブ1「…さいなら」
モブ1家
モブ1「…はぁ…不覚にもドキッとしてしまった…マジハズい…」
モブ1「はぁ…」
次の日
友「おはよ~モブ1!」
モブ1「ん!おはよう~」
友「どうしたの?」
モブ1「ん?何が?」
友「なんか元気ないけど…?」
モブ1「そうか?朝はいつもこんな調子だ…」
友「そっか」フフッ
モブ1「さてと…どうすっかな~」
友「何が?」
モブ1「え…いや、なんでもないよ」
友「?」
教室
男「(あいつ…また…)」
友「あ…」
モブ1「…」
男「お前…どういうつもりだ?」
モブ1「お前には関係ねぇだろ…」
男「そうか…じゃあ…しょうがねぇな」
モブ1「?」
男「お前に…また痛い目見てもらわんとなぁ…」
モブ1「はぁ…」
友「モブ1?」
モブ1「…ん?どうした…?」
友「大丈夫?」
モブ1「ああ、心配ない…」
昼休み
男「ちょっとこいよ…」
モブ1「はぁ…」
男「お~いモブ2モブ3…またこいつボコるぞ~」
モブ2「何?まだ懲りてないの~」
モブ3「バカだな、本当に…」
男「懲りただろ?いい加減…」
モブ2「まあ、いつでもこういう事してやっからさ」
モブ3「まあ、でも流石に懲りただろ?」
モブ1「…」
男「じゃ、行くか」
モブ2「おう…」
モブ3「モブ1ボロ雑巾みてぇだな」ハハハ
モブ1「…」
モブ1「さて…録音終了…っと」
モブ1「これ…証拠としてキチンと…学校に伝えてやるからな…」
友「こういう…事だったの?」
モブ1「なっ!!いつから…?」
友「さっき…たまたま通りがかって…モブ1」
友「ボクの所為なの?…ボクが…」
モブ1「違う…これは別に…お前の所為とかじゃねぇよ…」
友「嘘だよ…ごめんね…ボクの所為で」
モブ1「はぁ…心配するなって…別にもう解決したことだ…」
友「え?でも…」
モブ1「これで…録音してたんだよ…」
友「…あ、そっか!」
モブ1「さてと…さっさと学校側に報告をっと…」
モブ1「はぁ…イテェ」
友「あ、ボクもついていくよ」
モブ1「え?いや…別について来なくても」
友「モブ1…すごくボロボロだからね…支えてあげるよ」
モブ1「はぁ?そんなの必要ねぇし…って」バタンッ
モブ1「……」
友「ね?」
モブ1「頼むわ…」
職員室
モブ1「て…ことです…」
先生「そうか…これは大変だな…」
モブ1「じゃあ、俺達はこれで」
先生「ああ、後はこっちで何とかしておくから」
モブ1「助かります」
モブ1「失礼します」
友「失礼します」
モブ1「フッフッフ…ざまぁみやがれ」
友「すごいね…モブ1は…」
モブ1「はぁ?何が?」
友「立ち向えて…」
モブ1「何言ってんだよ…?俺は別に立ち向かってねぇぞ?」
モブ1「どちらかと言うと…ボコボコにされてたし」
友「ううん…そうじゃなくて…さ」
友「反抗?ていうか…そういうのすごいと思うよ…ボクは」
モブ1「お…おお、そうか?」ハハハ
モブ1「照れるなぁ~」
モブ1「ハッハッハ」
友「それに比べて…僕は…」
モブ1「何言ってんだよ?俺すげぇ…助けられたんだけど…お前に」
モブ1「そういうのって誰でもできることじゃねぇって…お前もすごい奴だよ」
友「そ…そうかな」
モブ1「ああ!そうだ!」
友「そっか…ありがとね…なんか元気付けられてばっかりだな…ボクは」
モブ1「そんなことねぇよ…」
モブ1「全部お前のおかげだ…お前のおかげで…ここまでできたんだ」
モブ1「ありがとうな…」
友「…ううん、ボクのほうこそ…ありがとう」
終わり
31 : 以下、\... - 2015/09/29 15:55:56.36 IbERlVCe0NIKU.net 22/22これで終わり!?
嘘だろ!?