1 : 以下、名... - 2015/09/10 19:41:38.29 jaY4cNKPO 1/176

中沢「は~ちくしょー今日も尋問されたよ。いい加減振られるなよ先生…」

中沢「なんかいい事でも起きないかな…」

中沢「あっ。そういえばわらしべ長者ってわら拾ってなんやかんやあって家をもらったんだよな?」

中沢「例えば、そこらにある石を物々交換していく内に薄い本に辿り着く可能性もある訳だ」

中沢「」ゴクリ

中沢「とはいえ石からスタートってのも面倒だしな…そこら辺になんかいいもん落ちてないかな…」

中沢「お、これは>>2か?」

元スレ
中沢「お、これは>>2か?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441881698/
中沢「お、これは>>2か?」後編
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442110769/

2 : 以下、名... - 2015/09/10 19:42:29.88 /a4RfdOxO 2/176

猿人間

4 : 以下、名... - 2015/09/10 19:45:57.19 Zw9b2sMD0 3/176

猿人間「ウキッ」

中沢「……何この猿人、猿人?」

猿人間「ウキッ」

中沢「なんか知らんがなついたようだ」

中沢「ねんがんの さるにんげんを てにいれたぞ!」

中沢「……」

中沢「だ、誰か居ないかな…交換してくれる人…」

中沢「おっ、あいつは>>4?」

6 : 以下、名... - 2015/09/10 19:47:57.07 XGZuB+mRo 4/176

上条

7 : 以下、名... - 2015/09/10 19:53:26.83 Zw9b2sMD0 5/176

上条「?中沢どうした…ってなんだいそれは」

中沢「いや、なんか知らないけど…」

上条「可愛いね。ペットか?」

中沢(ツッコミしたら負けだよな?)

中沢「い、いや違うんだけど…」

上条「え、もしかして今、拾ったの?」

中沢「そんな所かな」

上条「ね、ねえ僕が飼っていいかい?」

中沢「まあいいけど…」

中沢(猿…南無)

中沢「こいつと何か交換して欲しいんだよな…」

上条「いいよ。とはいえなんかあったかな…」ガサゴソ…

↓渡す物

8 : 以下、名... - 2015/09/10 19:55:15.84 9rihLmxeo 6/176

いちごおでん

9 : 以下、名... - 2015/09/10 20:00:01.58 8zKw118X0 7/176

上条「ごめんね。これで埋め合わせできるかは分からないけど」

中沢(得体の知れん物よりかは数倍マシだけどな)

上条「じゃ、この子の名前考えるんで、楽しみにしていてね」

中沢「……お、おう」


中沢「……うん、さっきの事は忘れよう。いちごおでんを拾ったんだよ俺は」

中沢「さーてとなんか欲しいと思う人いるかな…例えば腹減ってる奴とか…」

↓渡す人

10 : 以下、名... - 2015/09/10 20:02:49.31 4T6FG0XWo 8/176

担任

11 : 以下、名... - 2015/09/10 20:06:41.05 8zKw118X0 9/176

早乙女「あーもうホントムカつく…」ブツブツ…

中沢「」

中沢「この際誰でもいいや。なんか面倒くさくなってきた」

早乙女「あ、中沢くん!聞いてください!ポ

中沢「先生とりあえずこれで落ち着いてください」

早乙女「あら、いちごおでん。貰おうかしら…」

早乙女「貰うだけだとあれですし、何かあげましょう」

中沢(…期待できるかな…)

↓渡す物

12 : 以下、名... - 2015/09/10 20:07:57.09 S8iF6k1dO 10/176

知り合いの名医の電話番号

14 : 以下、名... - 2015/09/10 20:10:36.95 8zKw118X0 11/176

早乙女「ご、ごめんなさい。今はそれ程いい物を持ち合わせていないわ…」

中沢(\(^o^)/)

早乙女「代わりと言ってはなんだけどね、知り合いで凄いお医者さんがいるからその電話番号教えるね」

中沢「え、いや、あの…」


中沢「無くなった…ちくしょ……」

中沢「ど、どしよ…こ、この場合は怪我してる人とかだよな…」

↓助ける人

15 : 以下、名... - 2015/09/10 20:11:16.19 4T6FG0XWo 12/176

上条くん

16 : 以下、名... - 2015/09/10 20:23:15.89 WnW+9YAU0 13/176

ザワザワ…

中沢「ん、なんか騒いでるな…」

猿人間「ウキッ」

上条「あ、あぐ…」

市民「こ、交通事故だ!」

中沢「おいお前、そこに猿いるぞ」

上条「え、エイミー、お前と過ごした数分間、悪くなかったよ…」

中沢「待て待て俺は?普通俺だろ?」

中沢「仕方ない…早乙女先生が初めて役に立ったな…」ピッ…



医者「一応、命に別状はありません。しかし、かなりの重体です」

中沢「な、なn

さやか「うわあああん!生ぎででよかっだーーー!!」

中沢「あーよしよし」

医者「………場合によっては最悪のケースも考えておいて下さい」

中沢「最悪の…?」



さやか「ぐすっ…恭介もうバイオリン弾けないのかな……」

中沢「まあ、泣くなよ、男だろ?」

さやか「あ゛!?」

中沢「いつもの調子に戻ったな」

さやか「……その、ありがと…」

中沢「お礼は早乙女先生に言いな。腕利きの医者を紹介してくれたんだぜ?」

中沢「多分、そんな事はないと思う…」

さやか「……」

中沢「じゃあな」

さやか「待って!」

中沢「?」

さやか「なんかお詫びに…」

中沢(おっ?なんかクルー?)

↓渡す物

17 : 以下、名... - 2015/09/10 20:25:04.41 9rihLmxeo 14/176

腹パン

18 : 以下、名... - 2015/09/10 20:27:35.34 nbQQaLPr0 15/176

さやか「ふんっ」ドスッ

中沢「ファッ!?」

さやか「あーすっきりしたー、じゃ」

中沢「」


中沢「あーもうくそ最初からかよ!」

中沢「なんか落ちてないのか?」

↓落ちてる物

19 : 以下、名... - 2015/09/10 20:29:16.56 vQzT589AO 16/176

10万円が入った財布

20 : 以下、名... - 2015/09/10 20:33:09.88 nbQQaLPr0 17/176

中沢「!!」

中沢「財布……だと!?」

中沢「1、2、……10万円?1万円の間違いだよな?」

中沢「いや合ってる……ぐ、ぐふふふ、え、もうこれゴールしていいんだな?」

中沢「神様もうこれで終われって言ってるんだよな?」

中沢「………なんて馬鹿げた事やらねえわ!!」

中沢「う、うむむなんか名前でも書いていれば…てんな訳ないか」

中沢「あれ、こっち見て走ってきてる人いるよ」

↓持ち主

21 : 以下、名... - 2015/09/10 20:33:17.70 XSNN3klW0 18/176

安定のさやカス

22 : 以下、名... - 2015/09/10 20:39:37.33 +6gZt28n0 19/176

さやか「テメコラ財ドロオオオ!!!」

中沢「はあ!?」

さやか「見ました見ました!さやかちゃんは決定的瞬間を!!」

さやか「君が10万円を見て目をキラキラしてる所を!」

さやか「このゲス野郎!没収だ!この私が交番に届けてy

中沢「お前なんで金額分かるの?」

さやか「」



中沢「で、ドジって落としてたら偶然見かけたと」

さやか「はい」

中沢「んで俺を脅して尚、返してもらいたいと」

さやか「はい」

中沢「いいよ」

さやか「さっすがお兄様!話分っかるー!!」

中沢(腹パンした分際でよく言ってくれるよ)

中沢「だが、私に暴力を振るった罪は重いなあ。何か交換して貰おうか」

さやか「勿論!喜んで!」

中沢「そうそう。紙くずとか出したら財布ゴミ箱に捨t

さやか「らめえええ!!」

↓渡す物

23 : 以下、名... - 2015/09/10 20:41:02.16 vQzT589AO 20/176

クラスの女子全員のメルアド&ケー番

24 : 以下、名... - 2015/09/10 20:48:13.28 +6gZt28n0 21/176

さやか「ふふふ貴様は相当の変態と見た……」

中沢「あ?どういう意味だ?」

さやか「へっへっへ。兄貴こういうのはいかがですかい?」

中沢「か、鹿目さんに、暁美さんに、他の人も……!ま、まさかそれは!」

さやか「私の女友達の電話番号とメールアドレス集!!どうでい?こりゃ金あっても中々集められませんぜ旦那」

中沢「お主も悪よのう」

さやか(やっぱ変態だな。まあ、金になる物じゃなかったからよかったけど)



中沢「彼女ができるよ!やったねエイミー!(適当)」

中沢「さてさてどの人から話そっかな……


中沢「あれ、なんかタイトル変更した方が良くね!?」

中沢「そ、そこらにいい物落ちてないかなー?」

↓落ちてる物

25 : 以下、名... - 2015/09/10 20:50:18.89 XGZuB+mRo 22/176

グリーフシード

26 : 以下、名... - 2015/09/10 20:53:55.53 +6gZt28n0 23/176

中沢「?なんか気持ち悪い程黒い宝石?だな」

中沢「!そうか!神様はこれをプレゼントしろと言うのか!」

QB「違うんじゃないかな」

中沢「!」

QB「ニャー」

中沢「なんだただの猫か」

中沢「さてと誰にプレゼントしようかな……」

↓渡す人

27 : 以下、名... - 2015/09/10 20:55:34.98 iktJNFylO 24/176

キリカ

28 : 以下、名... - 2015/09/10 21:01:34.81 +6gZt28n0 25/176

キリカ「?あ、君!それは私が落とした宝石だったの!ありがとう!」

中沢「え。そうなんですか。すみません」

中沢(誰か知らんが可愛いな)

キリカ「そうだ!お礼に何かあげよう!」

中沢「いえそんな…」

キリカ「いいのいいの、恩人にはお礼をしないと!」

中沢(やっぱ可愛ええ)

↓渡す物

29 : 以下、名... - 2015/09/10 21:04:24.48 2R2un+ii0 26/176

キリカが彼女になる

31 : 以下、名... - 2015/09/10 21:17:22.87 +6gZt28n0 27/176

キリカ(……まずい…何も無いなぁ…)

キリカ(グリーフシードを持ってたから慌てて来たとはいえ)

キリカ(どうしよう…で、でもやっぱ無理だなんてそんな言う訳にも…)

キリカ(織莉子にねだるのもなあ…)

中沢(お、困ってる困ってる、でも可愛い)

中沢(どうしようかな……)

中沢「あ、あの…本当に無かったら…」

キリカ「え、えー、恩人は礼を拒否するの?」

中沢「勿論。どんな事も喜んで」

キリカ(どうしよう…)

キリカ「お、恩人が今欲しい物って何かな?」

中沢(え、これってつまり遠回しのプロポーズOKサイン!?よっしゃ俺の時代ktkr!!」

中沢「貴女が欲しいです!」

キリカ「え?」

中沢「貴女と付き合わせてください!」

キリカ(え、付き合うって……私はよく分からないけど…確か恋愛とかなんとか…ええいどうにでもなれ!)

キリカ「ok!」

中沢「ありがとうございます!」

キリカ「そ、それじゃあまた会おうか、恩人」





中沢「キターーーー\(^o^)/ーーーーー!!」

中沢「おっしゃ!おっしゃ!来たぜ来たぜ俺様リア獣に進化したぜ!!はっはっは!!」

中沢「体が軽い…こんなに嬉しいのは初めてだ……」

中沢「もう何も怖くない」



マミ「くしゅん。冷房強すぎたかしら?」


中沢「!待てよ!メルアドも電話番号も無いじゃん!」

中沢「ちくしょおお!!」

中沢「いや、こんな運命的な出会いは一度のみだなんて誰が決めた!?」

中沢「俺はわらしべ超者なんだあ!運だけはいい中沢様だあああ!!」

中沢「その内また会えるよな。うん」

中沢「よし!何か拾いまshow!!」

中沢「さあどんと来い!」

↓落ちてる物

32 : 以下、名... - 2015/09/10 21:18:02.99 2R2un+ii0 28/176

キリカのケータイ

33 : 以下、名... - 2015/09/10 21:27:57.31 +6gZt28n0 29/176

キリカ「ふう…とりあえず織莉子に…に、に、に!??」

キリカ「携帯、無くしちゃった………」


中沢「」ワナワナ

中沢「もう何か怖くない通り越して怖いな」

中沢「つ、つまりあれだろ?」

中沢「あんな画像やこんな画像を見てハアハアしてあんな液の成分が着いてる奴だろ?」

中沢「あれ?子作りルート確定じゃね?これ」

中沢「計画通り(笑)」


中沢「メルアド&携帯番号登録ok!」

中沢「ふう。あとはこの携帯に唾液を付けてミッション成功だ」

プルルルル…

中沢「ファッ!?」

中沢「緊急事態発生!緊急事態発生!」

中沢「え、どうしよう…」

中沢「て、電話番号……名前付けてないから誰からか分かんないじゃん!」

中沢(名前の付け方分からない天然っ子も可愛い)

中沢「じゃないじゃない!出るか!否か!」


中沢「早乙女先生…答えてくれよ……」

中沢『覚悟を決めるのよ!中沢君!』

中沢「はい!先生!私は!」

↓無視or電話出る

34 : 以下、名... - 2015/09/10 21:29:05.41 pDhqISWVO 30/176

出る

36 : 以下、名... - 2015/09/10 21:41:42.24 tKU78bXU0 31/176

キリカ『え、えーと誰ですか!?』

中沢「僕です。中沢です!」

キリカ『お、恩人!良かった…拾ってくれたんだね』

中沢「すみません。今交番に…」

キリカ『心配は無用だよ。多分さっきからそれ程離れてないんでしょ?』

中沢「え、そんなこんな暗くなってこれ以上出歩くのは危ないですよ?」

キリカ『ごめんね…どういうお礼をしたらいいか…』

中沢「いえ、もうさっき一番欲しい物貰いましたし」

キリカ『あ、それって私の事!?いや照れるね』


中沢(死にたい、今なら死んでも幸せだ)

キリカ『恩人?おーい。じゃ、ちょっと待っててね』

〜数分後〜


キリカ「はあ、はあ。ごめんね。二度も…」

中沢「大丈夫ですか?」

中沢「早めに帰って下さい。一人でぶらついてたらそれこそ…」

キリカ「そうだ!メールアドレスと電話番号交換しようよ!何かあった時助ける」

キリカ「今すぐには出来ないけど、いつかはお礼をしたいの…」

中沢「分かりました」



中沢「くそくそくそ。自分くそだああ!変態だああああ!!」

中沢「やっぱり笑顔可愛いよ!」

中沢「わらしべ長者って凄いね」

中沢「じゃそろそろ寝ますかな」




さやか「ふっふっふ。私が恥かいて終わりだと思ったか!?」

さやか「さっきのあんな事やこんな事を盗撮しておいたのだ!はっはー!」

さやか「さーて、誰に送ろっかな……」


37 : 2日目(放課後だよ) - 2015/09/10 21:49:15.02 NUdxlt1m0 32/176

中沢「よし、プレゼントを探そう」ドーン

中沢「あの子に愛の証明をするのだ!!」

中沢『どうぞ、この薔薇を』

キリカ『うわ〜。綺麗!恩人がとってきてくれたの!?嬉しい!』

中沢『いやいや、貴女に比べれば、その薔薇は紙くず当然ですよ』

キリカ『え、そんな酷い!』

中沢『薔薇が汚いのではなく、貴女が美し過ぎるんですよ。例えるならそう、天使』

キリカ『天使ってそんな///』


中沢「おお。ナイス!ナイス回想!」

中沢「どんとすげえもん拾ったったるで!!」


↓落ちてる物

38 : 以下、名... - 2015/09/10 21:51:05.57 2R2un+ii0 33/176

盗撮の証拠

39 : 以下、名... - 2015/09/10 21:58:56.30 AsXYDZsu0 34/176

中沢「お、写真?なんか知らんが俺と似ているイケメンじゃないか!どれどれ…」

中沢「………」

中沢『メルアド&電話番号登録ok!』

中沢「………」


ピンポーン

さやか「?誰だろうな…ふふふ実はまだ見せてないんだよなー誰にも。さて、まどかかなあ、ほむらかなあ?それとも…」

ガチャ

中沢「なかざわくんかなあ?」ゴゴゴ

さやか「」


さやか「誠に申し訳ございませんでした」

中沢「宜しい」

さやか「うう。こんなにさやかちゃん虐めるなんて、こんなの絶対おかしいよ」

中沢「お前1日前の記憶覚えられないのか?」


中沢「さあ、謝罪の気持ちを込めて、私にお詫びの品を贈呈するのだ!!」

さやか「あんたどういう権利で言ってんの?」

中沢「3」

さやか「え、何それカウントダウン?」

中沢「2ー」

さやか「ちょ、待って!話せば分かる!!」

中沢「い〜ち〜」

↓渡す物

40 : 以下、名... - 2015/09/10 22:00:38.62 iktJNFylO 35/176

絶望

42 : 以下、名... - 2015/09/10 22:06:09.16 AsXYDZsu0 36/176

さやか「ざ、残念だがもうまどかに広めてしまったのだ!ははは!どうしたどうした!絶望したか!自分が変態だと知られて!」

中沢「それがどうした……」


さやか「え?」

中沢「まさかそれで俺のプライドをぶち壊すつもりじゃあなかったよな?」

さやか「え、え、え」

中沢「お前の罪は3つ」

中沢「一つ、盗撮した事」

中沢「二つ、反省したと嘘をついた事」

中沢「三つ、人の恋愛を馬鹿にした事っ!」

さやか「!!」

さやか「…ごめん。確かにそうだよね。真面目に嬉しいってとこに水を差すだなんて」

さやか「あたしってほんとバカ…」


中沢「で、侘びの品は?」

さやか「お前やっぱマシンガンで打ち抜こうか?」

さやか「分かりやしたよ旦那。用意すりゃいいんでしょ?」


↓渡す物

43 : 以下、名... - 2015/09/10 22:08:22.24 2R2un+ii0 37/176

キリカ

45 : 以下、名... - 2015/09/10 22:19:05.15 AsXYDZsu0 38/176

さやか「よし!さやかちゃんがその子をGETする為に手伝ってあげましょう!」

中沢「幸せ料で埋め合わせって事はしないよな?」

さやか「あたしもそんな鬼じゃないよいいもんあげたげる」

さやか「ほれほれー」

中沢「!こ、これは当たった時から上条上条と自慢していたペアチケット!で、でもお前…」

さやか「それ、今週」

中沢「……」

さやか「ま、お礼よ!恭介助けてくれたでしょ?」

中沢「今お前を初めて友達だと思えた」

さやか「ぐぬぬ、耐えるんだ自分」

中沢「ま、ありがとさん!俺が 必ずこの子とのデート成功させる!!」

さやか「………」



さやか「さて、まどかに送信っと」


中沢「それじゃ、キリカさんにメールメールと」



キリカ「?何々、今週の日曜日、誰も誘えないので音楽会のペアチケット使えないかと困っているのですが…」

キリカ「成る程!これに来てくれという事だね!」


中沢「来た来た。喜んで行かせてもらいます……」

中沢「駄目。死んじゃう」

中沢「あああまずいこれって夢なんじゃない?まさかこんな事になるなんて思わなかったよ…」

中沢「さてと、だが当初の目的は果たしてない」

中沢「今週の日曜までにプレゼントを用意するのだあああ!!」

中沢「さーて何か落ちてないかな?」

↓落ちてる物

46 : 以下、名... - 2015/09/10 22:26:27.87 2R2un+ii0 39/176

リボン

47 : 以下、名... - 2015/09/10 22:28:51.52 AsXYDZsu0 40/176

中沢「リボン……か」

中沢「はて、どっかで見た事あるような、ないような」

中沢「まあどうでもいいや」

中沢「さてと、リボンでも結構可愛いんだけど、私はチャレンジャーだからね、高みを目指すよ」

中沢「リボンと何か交換してくれる人いないかな?」


↓渡す人

48 : 以下、名... - 2015/09/10 22:30:28.50 iktJNFylO 41/176

仁美

49 : 以下、名... - 2015/09/10 22:38:37.23 AsXYDZsu0 42/176

仁美「ふんふんふっふ♪」

中沢「おっ志筑さんじゃないか」

仁美「あら、中沢くん、ご機嫌よう」

中沢「ねえ、このリボンあげるからさあ、」

仁美「!?な、なんですって!?」

仁美(リボン付ける→可愛いね)

仁美「うん、ありですわ…」ゴクリ

中沢「?あ、そうそう、リボンの代わりになにかくれないかな?」

仁美「いまゆるわらしべ長者ですか。面白そうですわね。ど、どうですか?私にはさほど似合わないかと…」

中沢「え、まあいいと思うけど」

仁美(はっ!?選択肢を出された時選択するのに数分かかる中沢くんが……や、やはり私これ、)

仁美(フラグ成立しちゃいましたわ!)

中沢「で、何か交換してくれるかい?」

仁美「あ、そ、そうですわね!お礼をしないと!え、えーと…」

50 : 以下、名... - 2015/09/10 22:41:42.68 Z9N2wzDV0 43/176

拾った人形2体(おめかしの魔女とお菓子の魔女)

51 : 以下、名... - 2015/09/10 22:48:59.55 AsXYDZsu0 44/176

中沢「おっ人形か…ありがとねー志筑さん」

仁美「ひゃ、ひゃい!また明日!!」

中沢「なんか取り乱していたような気がするな……気のせいか…」

プルルルル

中沢「?キリカさんから?」

ピッ

中沢「キリカさん?どう

キリカ『恩人!今どこにいるの!?』

中沢「どこって……あれ?何ここ……」

キリカ『やっぱり手遅れだったね…』

キリカ『とりあえずそこから離れて!何か変な奴はいないかい!?』

中沢「え……そんなのどこに……ぎゃあ!」

キリカ『恩人!?』

中沢「人形が……動いた!?」

織莉子「それが魔女でしょうね」

キリカ『と、とにかくそいつから離れて!恩人!!』

中沢「あ、はい、」ピッ


中沢「うええ!こっち来るーー!!」

シャルロッテ「♪」

中沢「可愛いような変な怖い顔こっちに見せないでーーー!!!」

中沢「誰か助けてーー!!」

↓助っ人

52 : 以下、名... - 2015/09/10 22:50:12.98 OoJSx+hnO 45/176

ゆま

53 : 以下、名... - 2015/09/10 23:08:19.05 WtrPW5PC0 46/176

中沢「う、うん?あれ、今の奴らは?」

ゆま「だいじょーぶ?お兄ちゃん」

中沢「き、君は?」

ゆま「ゆま!お兄ちゃんは?」

中沢「な、なかざわ…」

ゆま「良かった。なかざわ君が怪我してなくて…」

中沢「一体なんなんだ…」

ゆま「魔法少女だよ」

中沢「まほう……え?」

ゆま「みんなを魔女から守る魔法少女だよ!」

ゆま「じゃーね!」

中沢「は、は?」


キリカ「恩人!!」

中沢「キリカさん……」

キリカ「はあ、はあ。あれ、動く人形がどうとか…」

中沢「あ、ああそいつらはなんか小さな女の子が倒した、らしいです」

キリカ「え!?」

中沢「確か魔法少女って…」

キリカ「………」

キリカ「ま、まあいいや!助かったならそれでいいよ!それじゃあね!」

中沢「え、ちょっと待って!キリカさん!!」



織莉子「そう……魔法少女の存在が気づかれたしまったの……」

キリカ「………」

織莉子「悩みの種は早めに処理した方がいいかもしれないわね」

キリカ「……」

織莉子「今はまだ様子見だけどね」

織莉子「なんであの子に肩入れするかは貴方の勝手だけど」

織莉子「何の風の吹き回しかしら?」

キリカ「ううん。なんとなく、気が進まないだけ。勿論。その気になれば実行するよ」

キリカ「貴方が命じればいつでもね」

織莉子「ふふ」




60 : 3日目 - 2015/09/11 16:39:44.90 eQ7hwaWN0 47/176

中沢(頭の中で何かが余儀れる…)

中沢(魔法少女?魔女?何?今そんなの流行ってたっけ?)

中沢(早く寝よ…)

チュンチュン…

中沢「てっ!もう朝かよ!!」

中沢「くっそお…昨日の女の子のせいで寝れんかった……!」

中沢「結論、可愛かった!!うん、よくできました!」

中沢「だけどやっぱりキリカさんがナンバーワンやでえ!!」

中沢「よし学校行くか!!」




中沢「zzzz」

さやか(………)

ほむら『起こした方がいいんじゃ…』

まどか『何時もの事だからね、仕方ないね』



中沢「いってええ。おーいつつ、あんな本気で殴んなくてもいいじゃん…」

中沢「よし!仕切り直しだ野郎共!キリカさんへのプレゼントを捜索するのだ!!」

・・・



中沢「いいよ一人で探すから……」

中沢「何か落ちてないかな……」


↓落ちてる物

61 : 以下、名... - 2015/09/11 16:42:55.70 m8Ev3KaV0 48/176

ハンカチ

62 : 以下、名... - 2015/09/11 17:02:13.08 kj99qBzp0 49/176

中沢「ハンカチか……誰のだろ……」

中沢「俺は偉い子だからね!ちゃんと落とし主を探すよ!」

中沢「ハンカチ落とした人いらっしゃいますかい」

↓ビクッと来た人

63 : 以下、名... - 2015/09/11 17:03:19.95 PR+QD51AO 50/176

おりこ

64 : 以下、名... - 2015/09/11 17:10:08.44 4WyDEBxr0 51/176

織莉子「!あ、あのそのハンカチは私の…」

中沢「おっおっお、貴方のでしたか。探していたんですか?」

織莉子「ええ。うっかり落としてしまって…」

織莉子(この子が中沢君ね…さてどうしたものか…)

織莉子「見つけてくれたお礼に何かあげましょう」

中沢(うへへ引っかかったよ)

中沢「そ、それじゃあ喜んで…」

↓お礼

65 : 以下、名... - 2015/09/11 17:11:20.11 m8Ev3KaV0 52/176

デート

68 : 以下、名... - 2015/09/11 17:50:17.62 FqQyZpUF0 53/176

織莉子(ファッ!?何も持ち合わせていない…というよりあげるにはもったいない…)

織莉子(……よく見ればこの子イケメンね)

織莉子(て違う違う)

織莉子「そ、そこら辺の喫茶店で何か奢ってもいいかしら?」

中沢(何だ食べ物か……)



織莉子「わらしべ長者……?ふふ、面白い子ね」

中沢「はい。それでいい事起きないかな……なんて、世の中そんな甘くないですよね」

織莉子(何故キリカに辿り着いた……)

織莉子「おら、ここに食べカスが……」ペロリ


中沢「ファッッ!?」

織莉子「どうしたの?」

織莉子「あ、ご、ごめんなさい!間違って舐めちゃった……」

中沢「い、いいんですよ別に!!」

中沢(キリカさんなら即死だった……)

織莉子「そ、そろそろ、お開きにしましょう」

中沢「ははい」


中沢(お姉さん属性の美人……悪くない!

中沢「とでも思ったか?」

中沢「あのままお持ち帰りされるかと冷や冷やしたわ」

中沢「また拾うのか……今度こそつづけられますように…」

↓落ちてる物








69 : 以下、名... - 2015/09/11 17:53:01.82 PR+QD51AO 54/176

スマホ

70 : 以下、名... - 2015/09/11 18:19:56.31 DyjIqlLAO 55/176

中沢「スマホ?誰のか知らんがテキトーにいじったら知ってる奴かもしれないな…」ピッピッ…

中沢「なんて俺の知ってる奴はクラスメイトかキリカさんぐら(ry

中沢「!こ、これは!!」

↓スマホの持ち主

79 : 以下、名... - 2015/09/11 18:49:32.95 m8Ev3KaV0 56/176

ほむら

80 : 以下、名... - 2015/09/11 18:55:28.56 DyjIqlLAO 57/176

中沢「お?これはこれは暁美さんの携帯じゃないか…」

中沢「見た感じストラップも何も付けてないからそんな年頃の女の子の物とは思えないけど……」

中沢「さてと、暁美さん家知らね……」

中沢「とりあえずぶらつくか…その内誰かに会うようん」

↓おさげ知ってる奴orおさげ

81 : 以下、名... - 2015/09/11 18:55:56.12 m8Ev3KaV0 58/176

本人

83 : 以下、名... - 2015/09/11 18:58:14.81 DyjIqlLAO 59/176

ほむら「す、すみません。そ、それ私の…」

中沢「ファッ!?いつの間に……」

ほむら「…ありがとうございます」

中沢「いえいえそんな滅相な」

ほむら「ちょっと待って下さい」

中沢(なんかくれなんかくれなんかくれ!)

↓渡す物

84 : 以下、名... - 2015/09/11 18:58:40.38 m8Ev3KaV0 60/176

連絡先

85 : 以下、名... - 2015/09/11 19:06:26.89 DyjIqlLAO 61/176

ほむら「そ、その良かったら連絡先を交換して下さい…」



中沢「くそ、くそ、くそくそくそくっそがあああ!!」

中沢「こんなの絶対おかしいよ!何?さっきからプレゼント作戦どうなったんだよ!ああもう!!」

中沢「落ち着け、冷静になるんだ中沢。そうだよ。暁美さんに連絡できるようになったってかなりの自由きくんじゃね?」

中沢「なんか得した気分にはなったな」


中沢「……ち、暗くなってきやがった」

中沢「まだだ、まだ終わらんよ!」

中沢「俺のスペシャルマイハニーにデートの時にあげるプレゼントを貰わねば!!」

中沢「ここでプロポーズを良くしておけばいつかはホテルでアンアンっ天国への近道になるんだ!」

中沢「リア獣を超えた超リア獣の力見せてやろう」

中沢「ほら!あそこに何か落ちてるぞ!」

↓落ちてる物

86 : 以下、名... - 2015/09/11 19:08:07.28 HOK7TKEAO 62/176

デザートイーグル

87 : 以下、名... - 2015/09/11 19:12:04.63 DyjIqlLAO 63/176

中沢「な、何これ、拳銃?おもちゃ、だよな?」

中沢「え、どしよ…誰かに渡せたもんじゃねえだろ……」

中沢「拳銃と交換だなんてほぼ不可能じゃん」

中沢「よし!おもちゃと仮定して誰かにあげましょう!」

中沢「………誰に?」

↓中沢が知ってる奴

88 : 以下、名... - 2015/09/11 19:13:19.37 I6jDKVuZO 64/176

きょーすけ

89 : 以下、名... - 2015/09/11 19:22:35.76 DyjIqlLAO 65/176

猿人間「あ、あん時の兄ちゃん」

中沢「まず三ヶ所突っ込ませて貰おうか」


恭介「それより中沢、それデザートイーグルじゃないか」

中沢「あ、お前銃マニアだっけか?知らんが落ちてたんだよな…」

恭介「落ちてた?とするとおもちゃかなんかか…」

恭介「そんな威力半端ない危ない拳銃、そこらに落ちてる訳ないよ」

中沢「とりあえずお前の方が解決しやすそうだから持っててよ」

恭介「はいはい。エイミー。拳銃のおもちゃだよ」

猿人間「うっしゃ!わい銃で遊んだ事ないねん!」ジャキッ

中沢「おもちゃとなんか交換してくれよ」

恭介「えっ、なんかあるかな…」

↓渡す物

90 : 以下、名... - 2015/09/11 19:25:44.31 PR+QD51AO 66/176

3DSLL

91 : 以下、名... - 2015/09/11 19:32:45.05 DyjIqlLAO 67/176

恭介「仕方ないね、これをあげるよ」

中沢「なっ……ds…しかもでけえ…」

恭介「僕もうそれいらないからあげるよ」

中沢「サンクス上条!」


中沢「なんか途中ででかい銃声が聞こえたな…世の中物騒になったもんだ」

中沢「まあいいや、この3dsでいいかな?もう豪華ならなんでも良くなってきた…」

中沢「…それにもう暗いしな…腹減った……帰ろ…」

↓自由にイベント発生(無いなら無しでいい)

92 : 以下、名... - 2015/09/11 19:34:32.40 G2MdQQuX0 68/176

キリカ登場

94 : 以下、名... - 2015/09/11 19:39:25.68 DyjIqlLAO 69/176

キリカ「ん……?恩人か」

中沢「わっ……!キリカさんかびっくりした……」

キリカ「今日も会うなんて…なんか奇遇だね」

中沢「ま、ま、まあ恋人同士ですし、ね?」

キリカ(恋人…………)

中沢「どうしたんですか?キリカさんこんな時間に」

キリカ「友達にお使い頼まれちゃってね……」

中沢「大変ですね」

キリカ「まあね」

中沢(……どうしよ)

↓別れるor着いてく

95 : 以下、名... - 2015/09/11 19:39:59.18 m8Ev3KaV0 70/176

着いていく

96 : 以下、名... - 2015/09/11 19:59:55.43 DyjIqlLAO 71/176

中沢「手伝いますよ!」

キリカ「え?」

中沢「荷物持ちは慣れっこですし!」

キリカ「あ、でも……じゃあ、来て貰おうかな?」


キリカ「えーと、お肉と、あとヨーグルトか…」

中沢(意外と量多い…)

キリカ「♪~」

中沢(なんか嬉しそうだな……俺と出掛けるのそんなに楽しいの!?うわっ、鼻血出そう)


キリカ「ふう~なんか助けて貰ってばかりだね」

中沢「別にそんなに大した事じゃ…」

ポタポタ

中沢「?あれ……雨……?」

キリカ「えっ!?雨えええ!?」

中沢「ま、まあまあ着くまではそんな強くなりませんよ」

5分後

ザーーッ

中沢「ぎゃっ!強すぎ!!」

キリカ「織莉子の馬鹿ーーーッ!」

中沢「え、えーと雨宿りの場所、場所!」

↓雨宿りする場所

97 : 以下、名... - 2015/09/11 20:03:00.73 G2MdQQuX0 72/176

廃病院

101 : 以下、名... - 2015/09/11 20:43:02.99 DyjIqlLAO 73/176

ザーーッ

キリカ「」

中沢「は?」



キリカ「う、うう。何ここ…」

中沢「見た感じ病院ですけど……もう随分前から放置されてるみたいですね」

キリカ「え、えええーー!?」

キリカ「じゃ、じゃあゴキブリとかダニとかそこらじゅうから出るのーー!?」

中沢「いや、そこは諦めましょうよ」

中沢「もしかしたら、幽霊がいたりして……」

キリカ「ゆ、幽霊?」

中沢「だれも居ないはずの部屋から赤ちゃんの泣き声が


オギャーッオギャーッ

中沢「て聞こえたり」

キリカ「(^o^)」

中沢「(^o^)」



中沢キリカ「いやああああああ!?」

中沢「聞こえちった!聞こえちゃったよおお!!」

キリカ「うえええん!死ぬのやだよ織莉子ーーー!!」

中沢「ど、どうします、割と本気でまずいかもですよ、ここ!」

キリカ「そ、そんな事言ったって……」

中沢「………」

↓帰ろ、な?or来いよ幽霊魂なんか捨ててかかって来い

102 : 以下、名... - 2015/09/11 20:49:56.72 m8Ev3KaV0 74/176

来いよ

103 : 以下、名... - 2015/09/11 21:07:54.91 DyjIqlLAO 75/176

中沢「怖い、かといっても外に出れない、ならば直接今の奴の正体暴くしか無いでしょう!!」

キリカ「え、えええ…そんな、呪われるよ……」

中沢「安心して下さい。怖がらなくていい」

中沢「死にはしませんよ」

スタスタ

中沢「…………」

キリカ「失礼します…」ガチャ

中沢「付いてこなくてもいいのに…」

キリカ「怖いもん……」プルプル

だーれーだー、

中沢「え?」

キリカ「い、いまのって…」

だーれーだーっっ!!!

中沢キリカ「ぎゃああああああ!?」

↓だーれーだー


104 : 以下、名... - 2015/09/11 21:11:13.70 m8Ev3KaV0 76/176

恭介

107 : 以下、名... - 2015/09/11 21:59:35.06 DyjIqlLAO 77/176

恭介「お化けかと思った?残念!上条君でした!」

キリカ「」

中沢「」

中沢キリカ(頭かち割ってやりたい)

中沢「色々質問するぞ?まず一つ、お前上条?」

恭介「根本的な質問!?」

中沢「いや、俺が知ってるのは松葉杖マスターキョースケだよ」

恭介「いや、確かにさっきまで松葉杖だったけど」

恭介「なんかDrがハンドパワーではあーってやったらこうなった」

中沢「それ世界一の医者じゃなくてマジシャンじゃない?」

キリカ「この人知り合いなの?恩人」

中沢「ああ、松葉杖マスターキョースケだよ」

恭介「だからなに?その称号!」


中沢「はあ、迷い果てここに来たと」

恭介「雨も降っててさ、エイミーが人がいないか今病院内を探索中だよ」

中沢「ペットカワイソス」

キリカ「でもどうしよう…このまま数時間ここに居るの?」

織莉子「それには及ばないわ」

中沢「わあっ!ど、どこかであったオリコンさん!」

織莉子「何よそのコンプレックス…と大丈夫?キリカ」

キリカ「怖がっだよ゛ーー!織莉子おお!」

中沢「でもなんでここへ…」

織莉子「いきなり雨降ったから慌てて迎えに行ったけど見当たらなくて」

織莉子「それでこのお猿さんに遭遇して」

猿人間「おっす!オラエイミー!」

中沢「だれですか?」



中沢「はあ~とにかく帰れて良かった…」

恭介「本当だよ。あんな汚い場所で一晩だなんて反吐がでる」

猿人間「オラ雨嫌いだぞ……」

中沢(こいつと居るよりかは随分マシと思える瞬間だな)

恭介「明日から学校復帰するから、じゃ」

中沢「え?大丈夫なのか?」

恭介「ふふふ。早く新しい友達も紹介したいしね」

中沢(こいつボッチ確定だな)

中沢「じゃ」



中沢「ふふふふあー面白かった~欲を言えばあのまま2人でアンアンっしたかったが……」

中沢「まあ、それはもっと近づけたらの話だなー」

中沢「さっさと帰って寝るぞーー!!」



中沢「あ、夕飯どうしよ……」


112 : 以下、名... - 2015/09/11 23:01:51.91 DyjIqlLAO 78/176

キリカ「うう、ひっぐ、怖かったよ…」

織莉子「全く何やってるんだか、そんな怖かったの?」

キリカ「だ、だって……なんで教えてくれなかったの!?」

織莉子「………気まぐれ?」

キリカ「騙すなんて酷いよ織莉子ーー!」

織莉子「……でもそんな感じしなかったわよ?」

キリカ「え?」

織莉子「何かしら、楽しい気持ちが感じられたけど」

キリカ「まあ……買い物の時は楽しかったけどね…」

織莉子「………貴女にとってのあの子は、私にとっての貴女のような存在ね」

キリカ「………?」

織莉子「まあ、時が来れば分かるわ」


キリカ「そういえばなんで恩人知ってたの?」

織莉子「え?いやそれはその」

キリカ「なんか口臭が何時もと違うような気がするよ?」ゴゴゴ


中沢「………キリカさん、織莉子さんと同居してたんだ……」

中沢「まあだからって何もコメントしようがないけど」

中沢「それよか昨日の話が俺は気になるけどね」

中沢「確か…魔女っ子だっけなんだっけな……」

中沢「ま、いいや。忘れよ」


113 : 残念ながら夕飯安価はしないんだ - 2015/09/11 23:07:38.64 DyjIqlLAO 79/176





中沢『んあ?ここは?』

QB『やっと気付いたかい』

中沢『あ、前見た猫、しかも喋ったよ……』

QB『僕は猫じゃないよ』

QB『僕はキュウべえ!僕と契約して魔法少女になってよ!』

中沢『…………はい?』

QB『はは。そりゃいきなり言われたら驚くだろうね』

QB『魔法少女というのは魔女から人間を守る、言わばヒーローみたいなものさ』

QB『普通なら少女に契約して願い一つと引き換えになってもらうんだけど…』

QB『君は特別な素質がある。少女になるというのを条件になれるよ!』

QB『まあ、願いが叶えられないのが玉に瑕だけど」


中沢『言ってる意味が分かる奴挙手…』

中沢『大体なんでそんな事をせにゃならんのさ?俺にメリットないじゃん?』

QB『勿論』

中沢『ハッキリ言った~~』

QB『逆に何故そんな利益の無いような事を要求すると思うかい?』

中沢『は?』


まどか「」

キリカ「」

織莉子「」

ゆま「」


中沢『ど、何処だよここ!』

QB『何処って……君がさっきまでいた場所じゃないか』

中沢『ここが見滝原市な訳無いだろ!』

QB『……君は察しが悪いね。僕が何故こんな事をしてると思う?』

中沢『ど、どういう事…

QB『何、その内分かるさ。君に忠告したかっただけさ』

QB『君はいつか地球の命運を賭ける選択を余儀なくされる』

QB『精々それまでの余興を楽しんでおく事だね』

中沢『ま、待て!一体何な…」




おまけ

中沢「ふう腹減ったな…飯用意するの面倒くせえ」

中沢「おっ。うまそうな飯がある!いたたぎます!」

中沢「」パクパク

中沢「寂しいよ…」シクシク

シャルロッテ「泣くなよ……男だろ?」


この後和解したとかなんとか

119 : 4日目 - 2015/09/12 12:00:16.66 zx/vQGyzO 80/176

中沢「な、何だったんだよ全く…」

中沢「地球がどうとか性転換がどうとか妙な夢見たもんだ」

中沢「………」

キリカ『』

ゆま『』

中沢「………」

中沢(なんであんな状況だったんだ?)

中沢(ゆまは魔法少女と言ってたな。仮にそんなそんな者が存在すると仮定してもだ……)

中沢(何故あのパーティだったんだ?鹿目さんや織莉子さんも居たような……)

中沢「あーもうなんだよくそっ!何がなんだか訳わかんねえよ!!」

中沢「とりあえず朝飯食って早めに学校行こ…」



中沢「っしゃあ!授業終わり~!」

中沢「さーてとあれもしたしこれもしたし気付いたら明日だってばよ!!」

中沢「いや~思惑通り過ぎて怖いくらいだね~」

中沢「…………」

中沢「何もしないってのも癪に触るよな~折角の放課後だし」

↓自由に行動、どうする?

120 : 以下、名... - 2015/09/12 12:15:52.85 Bqnyc7OZo 81/176

突撃隣の夕飯

121 : 以下、名... - 2015/09/12 12:21:19.46 zx/vQGyzO 82/176

中沢「よし、タダ飯してくれるとこでも探すか」

中沢「……てそんなアテあんのかな?」

中沢「飲食店なら確実犯罪者への道まっしぐらだからな……」

中沢「う~ん……」

↓君の家に決めた!

122 : 以下、名... - 2015/09/12 12:24:31.34 Ik6/aEIeO 83/176

仁美

123 : 以下、名... - 2015/09/12 12:35:51.25 zx/vQGyzO 84/176

仁美「あ、あああららら中沢くくん御機嫌ようううう」

中沢「あ、仁美さん」

仁美「ど、どうなさいましたの?」

中沢「い、いやあ、夕飯どっかで買おうとして悩んでんだけどな…」

仁美(はっ!どうしような→お持ち帰りしてもらっても構わないんだよな)

仁美「わ、分かりましたわ!わ、わわわわたくひぃの家でお夕ご飯でもいかがへぇふか!?」

中沢「おっありがとう!」

中沢(へへいいカモ見つけたぜ)


仁美「どうぞ召し上がって下さい」

中沢「えっこんな高級料理いいの!?」

仁美「ええ。じゃんじゃん用意して差し上げますわ!」

中沢「あむあっつ!ふうふうあむぬさやの」ガツガツ




中沢「あ~食った食った!」

仁美「そ、それは良かったですわ。それじゃあ寝s

中沢「じゃそろそろ帰るんで…」

仁美「ええええ!?」

中沢「え?駄目ですか?」

仁美(え?この後イチャイチャパラダイスタイムじゃありませんの!?はっ!それはお互いの事をもっと知ってからな、アディオス!という事ですの!?」

仁美(私はもう準備万端ですのよおおお!!!」

仁美「おっと心の声が…あれ?」



中沢「うっまかった~あんなの早々食えたもんじゃないね」

中沢「まだ時間あるな~」

中沢「帰っても人形共しか居ないし、というより帰りたくない」

中沢「まだなんかぶらつくか?」


↓ぶらついた結果

124 : 以下、名... - 2015/09/12 12:41:25.02 S2BfLqdwO 85/176

悟る

125 : 以下、名... - 2015/09/12 12:58:09.94 zx/vQGyzO 86/176

中沢「……」

中沢「あんな冗談言う奴が2人もいるだろうか、」

中沢「………しかも一体は喋る猫だぞ?……」

中沢「別に嘘をつく理由もないしな…」

中沢「ただそうすると、あいつのいう事は本当なのか?」

中沢「地球がえーとどうだっけ…」

中沢「あれが未来に起こりうることだったり?」

中沢「あーもう頭がまわんね……帰るか」


中沢「zzzzzz」

↓見てる夢

126 : 以下、名... - 2015/09/12 13:08:02.98 Bqnyc7OZo 87/176

魔法皇帝中沢の誕生

127 : 以下、名... - 2015/09/12 13:31:57.66 zx/vQGyzO 88/176

中沢『ひれ伏せ野郎共!中沢様のお通りだい!』

中沢陛下万歳ー中沢陛下万歳ー

仁美『きゃー!中沢様ーー!』

さやか『私の愛のメッセージを!!』

中沢『すまんキリカ以外の女は要らぬ』

キリカ『イエイ』

中沢陛下万歳ー中沢陛下万歳ー


中沢「なかざわへいかはんふぁい…ん?夢か」

中沢「えーっと今日は、んだよ日曜じゃん………」

中沢「て寝てる場合じゃねえよ!!」

中沢「あ、え、え、えーっと服服、服装はこ、これかな?」

中沢「ね、寝癖直さねえと……えーっと」

中沢「やっべええ!早く準備して……約束の時間の1時間前には着くように……」

中沢「行ってきますうう!!」

シャルロッテ「イッテラー」



中沢「ふう。早めに起きれて良かった~」

中沢「このなら十分余裕できて大丈夫そうだな」

↓ところがどっこい

128 : 以下、名... - 2015/09/12 13:34:18.48 waZ5sXNM0 89/176

ショートコント「軍隊」

129 : 以下、名... - 2015/09/12 13:46:48.78 9rKQ5zx80 90/176

sayaka「応答願う!こちらNO.3838」

madoka「えーこちらNO.8282、ターゲットを発見。直ちに妨害する」

sayaka「了解。健闘を祈る」

madoka「ティヒヒ。我々に黙って何をイチャイチャしようと言うのだね」

homura「やっぱり止めたほうが……」

madoka「許すまじ!あんなリア獣放っておけるか!!」

madoka「よし!」

↓妨害方法

130 : 以下、名... - 2015/09/12 14:04:26.59 jt0//IxxO 91/176

地球の自転を止める

131 : すまんしばらくはこのIDで - 2015/09/12 15:24:47.98 9rKQ5zx80 92/176

madoka「ホムラチャン!homu homu power maxでやっちまいな!」

homura「ほむう!」ゴゴゴゴ

madoka「はっはーー!一生夜を過ごせなくなる絶望を味わってみろ!!」

homura(あれ、これって色々な意味でやばいんじゃ……)


中沢「ふう。あ、もう来てる!おはようござ…」

キリカ「……あ、おはよー!恩人!」

中沢「………」

中沢(天使が舞い降りているよ……)

キリカ「じゃ行こっか!」



♪~

キリカ「あ~心地よい音楽だね」

中沢「そうですね」

中沢(俺音楽苦手なんだよな……)

キリカ「いや~来て良かったと思うよ」

中沢「僕も2人で来れて嬉しいですよ」

キリカ「………」



キリカ「ふう、終わった~」

中沢「最後の方とか眠くなりそうでしたよ」

キリカ「どうする?まだ行く所とかあるのかい?」

中沢「あ、そうですね~」

↓2人でいく場所(あんなとこやこんなとこ)

132 : 以下、名... - 2015/09/12 15:31:14.00 NMR6u/KtO 93/176


133 : 以下、名... - 2015/09/12 16:27:35.43 9rKQ5zx80 94/176

中沢「夏という事なので海に行きましょう!」

キリカ「えっ?まあいいけど…」

中沢(おっ?こういう展開を予測していたと言わんばかりの台詞!これはもしかして水着見れんじゃね?ビキニだよね?スク水じゃないよね?」



キリカ「わ~海綺麗だね~」

中沢「……そうっすね、うん」

中沢(なんかやる気失せた…折角の水着シーンが見れねえじゃん。おい>>1安価は絶対なんだろ?)

キリカ「あ、貝殻、懐かしいね。前拾って集めてたりしたっけ…」

中沢「へえ。俺もやってたような気がするな…」

キリカ「…………」

キリカ「なんか、前にここで会ってなかったっけ?私達」

中沢「え?いやいや、多分この間が初めてなような気がしますけど」

キリカ「………いや、確かに君をここて見かけたような気がするね」

中沢(?……そんな訳ない。確かに俺は昔、ここへきて友達とよく遊んでた記憶がある。それも女の子だ)

中沢(でも、明らかに想像と違う。こんな明るくも無かったし、むしろ怖がりだった覚えがある)

中沢(あれ………これ記憶喪失パターンじゃね?そうだよ!実はこの子と俺は幼なじみだったんだけど、どこかで事故ってきっと記憶を失っちったんだ!)

中沢(成る程。ますます運命的な出会い…すげえ俺ってほんと天才ネ)

キリカ「うーん。私の記憶違いか。まあいいや……」

キリカ「あ、あれれ」クラッ

中沢「あ、大丈夫ですか?」

キリカ「だ、大丈夫大丈夫、ちょっと眠たいだ…」

ドサッ

中沢「え」

キリカ「zzzzz」

中沢「………疲れたのかな?」ヒョイ

中沢(恥ずかしい///おんぶしてるよ俺)



キリカ「むにゃむにゃ…背中きもちいい~」

「」ジロッ

中沢(私は変態じゃない、変態だとしても変態という名の天才だよ)


中沢「ど、どうしよ重た……」

中沢「どこかで休憩するか……というかそろそろ夕方なのに、まだ日没の気配もないな…」

中沢「どこか降ろせる場所……」キョロキョロ

↓休憩場所

134 : 以下、名... - 2015/09/12 16:31:39.92 EWU8o5g30 95/176

近くの公園のベンチ

136 : 以下、名... - 2015/09/12 17:34:13.03 9rKQ5zx80 96/176

中沢「ここらにするか…」

キリカ「ぐーぴーzzzwww」

中沢「笑ってるよ…」

中沢「」キョロキョロ

中沢「誰もいないな…」コク……

中沢「……」

中沢「あれ、何俺頷いてんの?」

中沢「」チラッ

中沢「少しくらいいいよね?」

↓どうする?

137 : 以下、名... - 2015/09/12 17:35:32.17 goZsKpvlO 97/176

だがダメ!

138 : 以下、名... - 2015/09/12 17:51:36.84 9rKQ5zx80 98/176

sayaka「た、たターゲット発見!せ、セクハラしようと接近中!」

madoka「ぎゃああああ何とかしろNO.3838!最悪子供が出来ちまう!」

さやか「おい中沢!何ぱふぱふしようとしてんだこのエロ介が!!」

中沢「げっ!居たよ!ちっ!」ダッ

さやか「待てやこらああ!」ダッ


中沢「てこっちの方が明らか不利だろおおーー!?」

中沢「隠れる場所!隠れる場所!この際どこでもいい!」

↓隠れる場所

139 : 以下、名... - 2015/09/12 17:55:45.00 tcvAYgO+0 99/176

トイレ

141 : 以下、名... - 2015/09/12 18:06:09.45 9rKQ5zx80 100/176

中沢「ここだ!」

さやか「あれ?どこ行きやがった!」

中沢「」ピクピク

さやか「て流石に女子トイレに入る訳ないな、くそ見失った!」


中沢「ふう。何とか凌いだ……」

キリカ「……」

中沢「………」

中沢「」ドキドキ…

中沢「じゃあまずぱふぱふから…」

コンコン

中沢(げっ!戻ってきた!?)

コンコン

中沢「ど、どうする?白状するか?」

↓開けるor開けない

142 : 以下、名... - 2015/09/12 18:08:48.47 tcvAYgO+0 101/176

開ける

143 : 以下、名... - 2015/09/12 18:18:45.23 9rKQ5zx80 102/176

中沢「はいはい私は超変態ですよ、うんこれで満足かいさやかちゃ

織莉子「」

中沢「あ、こんちわ


織莉子「へえ。それで焦って女子トイレにね……」チラッ

中沢「え、いや別にそんな如何わしいことはしてませんよ勿論」

織莉子「ふーん……そうかな~私にはぱふぱふしようとか聞こえたけど」

中沢「」ギクッ

織莉子「まあ実行してないならいいわよ、うん」

織莉子「……」

織莉子「まあいいわこの荷物は私が預かるわ」

中沢「え、そんな」しょぼーん

織莉子「…やっぱり体目当てでしょ…」


中沢「ふう。あ~ぱふぱふしたかったし欲をいえば輪っかにぷすっとやりたかったよ!」

中沢「まあ寝顔可愛いから許そう」

中沢「……どこかで会ったっけかな…」ぽりぽり…

中沢「まいいや」

↓自由にイベント発生

144 : 以下、名... - 2015/09/12 18:22:23.46 tcvAYgO+0 103/176

織莉子&キリカとなぜか混浴する事に

146 : 以下、名... - 2015/09/12 18:52:23.78 9rKQ5zx80 104/176

中沢「うわっ降ってきた。今週2日目とか運悪いな」


中沢「只今~」

キリカ「お帰りー。どうする?ご飯にする?お風呂にする?それとも……」

中沢「喜んで貴女を!!」

中沢「(^o^)」

キリカ「(^o^)」

中沢キリカ「その、どうも」


キリカ「いやまた大雨なんてびっくりしたよこの人たちが勧誘してなかったら死んでたよ」

シャルロッテ「イエイ」

中沢「あー濡れちゃった、とりあえず風呂入らなきゃ」

キリカ「あっでも織莉子が……て行っちゃった…」



中沢「ふう。まさかあの二人がここに来るなんてね…やべ自室見られてないよな?エロ本見られてないよな?」

中沢「ん…」ガチャ

織莉子「え?」

中沢「へぇ?」

織莉子「み、みみみみ見ないでえええ!!」

バキッ


中沢「いつつ」

キリカ「全く年頃の女の子と混浴だなんて何してるの」

中沢「いやだって知らないんですもん」

織莉子「ふう。疲れが取れたような取れなかったような…ま、いいわ。さっさと入りなさい」

中沢「あ、そうですね」

バタン…

織莉子「行きなさい」

キリカ「なんていきなりなの」

織莉子「あら、私の命令は絶対じゃないのかしらね?」

キリカ「いやいやここでそんな正論吐かれても」

織莉子「ほらほら、今度は貴女が攻める番よ」

キリカ「え、えええ」

148 : 以下、名... - 2015/09/12 20:42:17.69 9rKQ5zx80 105/176

中沢「ふう気持ちいい!さっぱりするわー!」

ガチャ

中沢「ぶうう!?」

キリカ「その、失礼します」

中沢「げっほげほ!な、なんで入ってきてんですか!?」

キリカ「い、いやその、色々事情があって…」

中沢(おっぱいでけえ、というかどういう事情があったらこんなおっぱい、じゃなかった状況になるんだ、にしても照れてる顔可愛い)

キリカ「え、えーと体洗ってくれたら、それはとっても嬉しいなって」

中沢「な、何い!?」



ゴシゴシ

中沢「……」

キリカ「……」

中沢(気まずいェ……)

キリカ「……んっ……あっ……」

中沢「ちなこれ全年齢対象(多分)だそうだ」



キリカ「じゃ次は私が体洗うよ」

中沢「あ、お願いします」

ゴシゴシ

キリカ「……へへ」

中沢「……?」

キリカ「いやあ、恩人の体あったかいなって」

中沢(///!!!??)



ガチャ…

織莉子「あら?浴槽シーンがまだだけど、早いわね」

中沢「な、なんでこんな時にメタ発言してんすか……」プルプル

キリカ「ふう、すっきりした」

織莉子「ふふ。ご飯の準備はしといたから、もう食べて頂戴」

中沢「喜んで頂きます」

152 : 以下、名... - 2015/09/12 21:22:28.80 9rKQ5zx80 106/176

中沢「うぶ!でかなまぶ!うくならぼぼ!」

シャルロッテ「ぼご!げぶなだ!ぞげぶめだ!」

織莉子「何この言葉」

キリカ「え普通に、美味いぞこの料理って言ってると思うけど」

織莉子「……耳鼻科に行ったほうがいいのかしら……」

シャルロッテ「………」

シャルロッテ「おいそこのガキ、なんだその宝石は」

織莉子「!」

織莉子(迂闊だったわね…こいつら魔女だったの…)

シャルロッテ「まさかソウルジェムだなんて言わねえよな?ああ゛!?」

織莉子「……どう見てもそう思えないわね…」ボソッ

キャンデロロ「うわっ、聞いちったよ、やっべ」

中沢「え。あ、はい?何がなんだか…」

織莉子「ごめんなさい。少し用事思い出したから帰らせて貰うわ」

織莉子「さあ、行くわよ。キリカ」

キリカ「え……うん」

中沢「え、ま、待っ……」



中沢「おい、俺の言いたいことは分かってんだろうなあ……」

シャルロッテ「ごめんなさい。いやでもあいつ危ないわけよ」

中沢「はあ?」

シャルロッテ「ほら、俺らってそもそも魔女だったじゃん?」

中沢「一人称が俺なんて女聞いた事ないね」

シャルロッテ「そんな俺らを倒そうとする奴が魔法少女て言う奴らだ」

シャルロッテ「普通なら魔女が居るところをソウルジェムてのが反応してるらしいが……俺たちゃ何故か除外されてるらしいな」

中沢「キャラ崩壊がここの読者の減少の原因て今はっきり分かったわ」

中沢「こほん……とそれは置いといて、魔法少女?本当にそんな奴ら居るのかよ?」

シャルロッテ「居るよ居るよそこらにわんさか」

シャルロッテ「意外と俺ら情報通でな、魔法少女の事についてはもしもの時の為に調べといたんだよ」

中沢「何!?」

シャルロッテ「まあ、ちょっくら掛かるぜい?」





154 : 以下、名... - 2015/09/12 21:36:38.28 9rKQ5zx80 107/176

シャルロッテ「とまあ、ここ数年でかなりの数の少女が死に至ってる。このキャンデロロも最近殺されたばっかの奴だと思うが…」

キャンデロロ「あいにく記憶は思い出せないよ」

シャルロッテ「つーことだ」

中沢「え?て事はあんたら全員魔法少女だったの?」

シャルロッテ「らしいな。とある兎猫とガキの喋ってる会話から発見できたらしい」

中沢「兎猫?」

シャルロッテ「そう、なんと言うかその…分からないな」

中沢(……QBのことかな……)

シャルロッテ「何にせよ一応俺たちにはグリーフシードがまだ残ってる。狙ってくる輩もここに来る可能性もゼロじゃない、から出来るだけ用心してほしいなあーて」

中沢「…ありがとう。少し頭の中の整理する」



織莉子「はあ、頭痛いわ……なんで反応しない魔女なんか居るの…しかも何あの口調…」

キリカ「……」

織莉子「ソウルジェム…そんな事まで知っているとするならかなりの情報を持っていそうね」

織莉子「もしかしたら、魔法少女の事について今頃話しているかもしれないわ」

キリカ「!!」

織莉子「キリカ………悪いけど…」




織莉子「あの子には一度、お灸を据える必要があるみたいね」



中沢「……」

中沢(魔法少女…ソウルジェム…グリーフシード…)

中沢「頭の中が混乱しそうだが……一つ、嫌な予感が出てきた……」

中沢「昨日の夢…あれの内、2人が魔法少女だった…」

中沢「という事は必然的にあそこに居る2人もそうなるんじゃないか?」

中沢「…………」

中沢「いや、でも、そしたらあれは何を意味してる……!?なんで鹿目さんやキリカさんは魔法少女になっている……!?」

中沢「………今日も、応えてくれるのか……?」

中沢「…寝てみるしかないか……」


155 : 以下、名... - 2015/09/12 21:51:42.21 9rKQ5zx80 108/176

中沢『……』

QB『今日も暇だから君の夢に入らせて貰ったよ』

中沢『キュウべえ、どういう事だ……』

中沢『お前の目的はなんなんだ…あんな酷いことをして…』

QB『何か知っているようだね…』

中沢『とぼけるな!あんな卑劣な事をして、どういう事をしたいんだよお前は!!』

中沢『地球がどうとか言っておきながら全ての元凶お前かよ!』

中沢『確かに少し納得しちゃったよ。魔法少女から成長すると魔女って発想うまいじゃんって』

中沢『でもその1秒後には吐き出しそうになったわ!』

QB『……その内、分かる日が来るよ…』

中沢『…』

QB『ま、どちらにせよ、君の運命の選択へのタイムリミットは60時間切ってしまったけどね』



中沢『……は?』

QB『今週の水曜日、史上最悪の魔女が誕生する』

QB『それで世界が滅ぼされるかどうか、君の選択次第では回避出来るかもね』

中沢『お前は一体……俺に何が言いたいんだ……』

QB『今日はこれぐらいにするよ。僕はパーティーの下準備をしなくちゃいけないからね』

中沢『なんで………俺なんだ………』


157 : 4日目 - 2015/09/12 22:05:47.15 9rKQ5zx80 109/176

中沢「……」

恭介「ん?どうしたんだい?中沢」

猿人間「バナナでも食って疲れ吹っ飛ばそーぜ」

中沢「誰が食いかけのバナナもらうかよ」


中沢「……」

早乙女「……であるからして!そういう…」

中沢(……後、52、3時間か?)

早乙女「はい!中沢くん!」

中沢(あいつが冗談言うような奴とは思えないしなあ)ポリポリ

早乙女「?中沢くん!!」

中沢(とりあえず今日はキリカさんに会って確かめry

早乙女「中沢くんッッッ」

中沢「私はどちらでも一向に構いませんッッッ」




中沢「はあ……疲れたなあ…」

中沢「後……45時間?さっきからそればっか気にしちまう……」

中沢「……?キリカさん?」

キリカ「おっ、おーい!恩じーん!!」

中沢「どうしました?なんか俺を探してたみたいですけど…」

キリカ「いやあ、御名答御名答。少し付いてきてもらいたい用事が会ってね…」

中沢(………はっ!これあれ?カラオケ言って密室でアンアンっしようってやつだろ!?)

中沢(シャワーシーンまであったんだ!もうこりゃこのSSでは決定事項みたいなもんだろ?な?皆楽しみにしてたでしょ?)

中沢(………でも、少しなんというか…おかしい……いや、違和感を感じるというか……)

中沢(危ない匂いがするよ……カラオケの時点でそりゃ危ないが…)

キリカ「?何かこの後用事があるの?」

中沢(……最悪あの質問はメールで答えてもらえる……今しか選択できないぞ…)

中沢(あいやでもー?皆どうせアッチのシーン期待してるでしょ?もうそれの準備万端でしょ?)

中沢(……真面目にどうしよう…)

↓付いてくor帰る

158 : 以下、名... - 2015/09/12 22:09:05.23 tcvAYgO+0 110/176

帰る

160 : 以下、名... - 2015/09/12 22:21:43.82 9rKQ5zx80 111/176

中沢「あ、お、俺用事あるんで、すんません!」

キリカ「え、そうなんだ……」

キリカ「……ざんねんだな……」ニッ


中沢「」ブクブク

中沢(……早めに風呂入っちまったよ全く……何故か……体が震えてやがる…)

中沢「おーい、シャルー、今日の夕飯何ーー?」

シャルロッテ「え?今日は名古屋名物、味噌カ………」

ピンポーン

シャルロッテ「……おい、そこから絶対動くなよ…」

中沢「え……ちょ、おい!なんで出るんだよ俺が……行っちまった………」



中沢「遅い……遅過ぎだろ……何やってんだよあいつら…」

中沢「まあいいや出よっと、味噌カツ味噌カツっ~♪」

ガチャ…

キリカ「こんにちは♡」

中沢「………なっ……」

キリカ「あっ違うかこういう時はこんばんはだったねえ~」

中沢「き、キリカさん……その…しゃ、シャル、シャルロッテ達は?」

キリカ「あ~あの子達?あの子達はね~」

キリカ「少しの間眠らせてもらいました♪」

中沢「な、なにっ!?」

キリカ「いや~本当はあまりこういう手は使いたくなかったけどねえ」

ダッ!

中沢「はあ、はあ!」

中沢(あいつがキリカさん?んな訳ねえだろ!眼帯してたか!?してねえだろ!!)

ガチャ

キリカ「逃げるなんで酷いなあ~」

中沢「っ!!……何を…しに来たんですか……」

キリカ「そうだな~遠回しに言うのも面倒くさいから……」





キリカ「貴方を殺しに来ました、で良いのかな?」





161 : 以下、名... - 2015/09/12 22:24:34.40 9rKQ5zx80 112/176

誰が逃げれば死亡フラグ回避出来ると言った?

キリカさんの攻撃態勢入りましたー

明日も見てくれるという方はどうやったら死亡回避出来るか考えてねー

ではサラダバー

165 : 以下、名... - 2015/09/12 22:39:27.85 9rKQ5zx80 113/176

訂正>>127 5日目
>>159 6日目でした



167 : 以下、名... - 2015/09/12 22:45:31.85 9rKQ5zx80 114/176

(皆>>159〔-2〕て分かってるかなあ〔汗〕)

168 : 以下、名... - 2015/09/12 22:49:07.32 tcvAYgO+0 115/176

>>157でしょ

169 : 以下、名... - 2015/09/12 23:20:24.16 tcvAYgO+0 116/176

ヒントが欲しいな

3 : 出なかった場合はタイトルで検索すれば出ると思います - 2015/09/13 11:29:33.59 LtVWKaEs0 117/176

中沢「あ、ありのままに今起こってる事を話すぜ!(というかそうしないとヤバイ)」

中沢「俺はゆっくり風呂に入って疲れがとれたとドアを開けた瞬間友達が笑って殺すとか言ってきた!」

中沢「……まあ何言ってるか分かんないよね~」

中沢「そして時は動き出す」




4 : 出なかった場合はタイトルで検索すれば出ると思います - 2015/09/13 11:39:13.29 LtVWKaEs0 118/176

中沢「……」

中沢(……どうする……)

中沢(なんか見た目冗談言ってる様には思えないが……)

中沢(てか爪っ!?え、ヒロインの武器が爪ってどうよ?)

中沢(あっ、こっちにニコって笑って爪で狙い定めてるよ)

中沢「………」

中沢(……だが、俺だぞ?全国ピンポンダッシュ大会13位に輝いた俺だぞ?)

中沢(ただでさえここは俺の家、あらゆる物は把握してある、こちらの方に利があるぞ)

中沢(………ただ、ブルーベリーみたいにガチャって扉開けられたらそれはそれでおしまいだが)

中沢「くそ……もうタイムリミットか!」

↓どうする?

5 : 以下、名... - 2015/09/13 12:15:10.05 jS3S9clAO 119/176

とにかく無視する

6 : 以下、名... - 2015/09/13 12:28:13.43 LtVWKaEs0 120/176

中沢(と、とにかく逃げるが勝ち!)ダッ

キリカ「……ふーん。いいよ?それじゃしようか。命を賭けた、鬼ごっこ」



中沢「…て言ったってどこに行きゃ良いんだよ!」

中沢「追ってくる間に……どうする?出るか?隠れるか?」

↓どうする?

7 : 以下、名... - 2015/09/13 12:52:06.87 cqsgyXS30 121/176

火をつける

8 : 以下、名... - 2015/09/13 12:58:45.77 LtVWKaEs0 122/176

中沢(脱出する→火をつける)

中沢「よし、流石に火には耐えられないだろ……」

中沢(……少し抵抗あるがな……)

中沢(……ごめんなさいキリカさん!!)

中沢「よしドアだ!!外に出r」

ガチャガチャ

中沢「?」

ガチャガチャガチャ

中沢「Whyyyyyy!!!?」

中沢「え、あれ内側って普通鍵使わずに開けれるよね?てか開いてるよね?え?」

中沢「くっそ!これじゃ火つけたところで自爆するだけじゃん……」

中沢「えっと……どうしよ」

↓どうする?

9 : 以下、名... - 2015/09/13 13:19:07.34 jS3S9clAO 123/176

床下に隠れる

10 : 以下、名... - 2015/09/13 13:35:06.58 LtVWKaEs0 124/176

中沢(……ふふ、だがこんな事もあろうかと、対ヤンデレ用地下室を用意した)

ガチャ

バタン

中沢(流石にここはばれない様だな……これで俺も死なずキリカも死なず、ハッピーエンドまっしぐらやで!!)

テクテク………

キリカ「居ないなあ~どこに行ったんだろ、外には行ってないよね?」

テクテク………

中沢「………ふう。行っ(ry

ドオオンッ

中沢「」

キリカ「まあ上にも四方にも居ないなら下だよねえ~」

中沢「逃げ……

中沢(れねえーー!隠れる場所なんか作ってっかよ!)

中沢(あれこれ……\(^o^)/)

↓どうする?

11 : 以下、名... - 2015/09/13 14:24:52.04 jS3S9clAO 125/176

賭けで抱きついてディープキス

12 : 以下、名... - 2015/09/13 15:00:04.58 LtVWKaEs0 126/176

中沢(こうなりゃ倒すしかないか…?)

中沢(つったって、素手だぞ?なに?二重の極み〔笑〕てかっこ悪く死ねってのか?ごめんだね)

中沢(どうする……ん?ヤンデレ……変態……)



中沢(クックック。成る程。この絶体絶命の状況を打破する策が一つあったな)

キリカ「さあてとそろそろ鬼ごっこもお開きに…」

ダッ

中沢「ぬおおおおお!!!」

キリカ「っなっ!?」

ダキッ

キリカ「えっ……?」

チュ~

キリカ「↓○2+4☆☆◎☀♨!?」

レロ……

中沢(最後の足掻きだ。これで立ってたらアンタの勝ち、堕ちたら俺の勝ちだ……!)

クチュクチュ

キリカ「っ……んっ……んん!」

中沢(正気に戻れええええ!!)



中沢「はあ、はあ…全く。世話が焼ける。ま、俺のキスには敵わなかったけど」

中沢「俺はこれでも模擬練習を何度もしてるんだぜ?(人ではやってない)」

中沢「……寝顔可愛い………」

中沢「……ちょっとぐらい、いいよね?」

スクッ

中沢「」

キリカ「ああ~気持ち良かったよ、恩人」

中沢「なっ!俺のキス力は8000以上(適当)だぞ!?気絶しないだと……」

中沢(はっ!そうか魔法少女にはエロ耐性があるのか!くそ!誤算だった!)

キリカ「……」スタスタ

中沢「もう駄目だ……策尽きた…」

15 : 以下、名... - 2015/09/13 15:49:34.68 LtVWKaEs0 127/176

中沢(煮るなり焼くなり好きにしろおお!くそ!)

キリカ「」スッ

中沢(でも可愛い。しゃがんで顔見せてるけど可愛いじゃん……)

キリカ「…ありがと」

チュッ

中沢「………え……」

ズッ

中沢「キ……カ……さ……」

ドサッ

キリカ「……」


織莉子「……はあ。なんと言うかコメント出来ないわ」

織莉子「まあ、確かに死んでるわね…心臓が動いてない…」

織莉子「その死体、貴女にあげるわ」

キリカ「……」



中沢「ん……ん?」


中沢「うっ!げほっけほ!はあ、はあ…」

キリカ「大丈夫?」

中沢「大丈夫な訳ないでしょう!心臓貫かれて生きてる人がどこ……あれ、生きてる…」

ゆま「お兄ちゃん、大丈夫?」

中沢「あ、確かゆまちゃんだっけか…?どうしてこうなってるんだ?」

キリカ「……織莉子に命令されて、殺したんだよ」

中沢「え、それじゃなんで俺は……」

ゆま「キリカはお兄ちゃんを連れてきて、治してって言ってきてね…」

中沢「は?……えとつまり…」

キリカ「……私の魔法は標的の速度を低下させる事。心臓を貫く直後に魔法を発動させておいた」

キリカ「それでも限界がある。だからこそ成功した」

中沢「……」

キリカ「心臓が止まったら人は死ぬ、その心理を利用して、織莉子を騙した」

ゆま「まあ、治す時のスピードが遅くなるといけないからその時は戻してもらったから、もしかしたら治してる時に2、3秒は死んでたかもね」

中沢「…….おい。それアウトじゃない?」

ダキッ

中沢「っ!?」


キリカ「……生きてて良かった……」

ギュッ

中沢(……え、なにこれ?こんな積極的でしたっけキリカさん?)

キリカ「ごめんね……ごめんね…コレしか私には解決の方法が見つかれなかった…」

キリカ「良かった……恩人…いや、中沢君……」



中沢「……え……」

中沢(完全に今中沢って言ったよな?な?あれ、なんで俺の名前知ってんだろ……)


17 : >>14さんサンクスですうう!! - 2015/09/13 16:00:30.96 LtVWKaEs0 128/176

織莉子「……全く何してるんだか」

中沢「!お、織莉子さん……」

キリカ「………織莉子……」

織莉子「何よその面は……騙したのばれちゃったって顔ね」

キリカ「……ごめん織莉子。でも今回に関し

織莉子「……馬鹿かしら?貴女」

キリカ「!?」

織莉子「私は『一度お灸を据える必要がある』と言ったのよ」

織莉子「………2、3秒はお花畑に行ったんでしょう?」

キリカ「え……てことは………」

織莉子「……ご苦労様。後、その子は貴女が何とかして頂戴」

織莉子「今夜は私が出る幕じゃないわね……ぷぷ」



キリカ「っやったあああああ!良かったよおおお!」ギュッ

ゆま「良かったね!キリカ!」

キリカ「ううう、頑張った甲斐があったよう……」

ボキボキ…

ゆま「ねえ、キリカ」

キリカ「え?……あっ」

中沢「」

ゆま「骨……折っちゃうよ……」



キリカ「ふう………」

中沢「zzzz」

キリカ「ふふ。どんな夢見てるのかな……」

キリカ「……さてと、今10時か……何かしようかな……」


↓何をしよう?

18 : 以下、名... - 2015/09/13 16:06:08.21 9jof5A2A0 129/176

ほむほむと情報交換

19 : 以下、名... - 2015/09/13 16:21:22.58 LtVWKaEs0 130/176

キリカ「こ、これは鹿目まどか……」(中沢の携帯調査中)

キリカ「………」プルルルル

キリカ「っ出ないな」

キリカ「……確か暁美ほむらが知り合いって織莉子も言ってたような……」

キリカ「試しに……」



ほむら「?あ、中沢さん…なんだろ」ピッ

キリカ『こんばんは』

ほむら「!?あ、貴女は誰……」

キリカ『?私はそうだな……通りすがりの魔法少女とでも言おうか……』

ほむら「魔法少女……貴女も……?」

キリカ『うん……君、鹿目まどかって人知ってるかな?』

ほむら「は、はい……」

キリカ『実は伝言があってね………』


キリカ『明後日、いやほとんど明日か、水曜日、12時に見滝原公園に来て欲しいってね』

キリカ『貴女を殺します……とも伝えて…』

ほむら「っ!?……え、ちょ、ちょっと!?」


キリカ「ふーん、色々な人の電話番号知ってるんだね……?」

中沢「………ん、ふぁ、ファッ!?」

キリカ「うわっ!びっくりした…起きちゃったんだね…」

中沢「あわわわ。え、えっと……キリカさん…プラウザ見てませんね?」

キリカ「え、見てないけど…」

中沢(大体なんでパスワードしってるの…)


21 : 以下、名... - 2015/09/13 17:03:39.67 LtVWKaEs0 131/176

キリカ「zzzz…むにゃむにゃ」

中沢「ふう、寝たか…あーもう起きたらもう1時だよ」

中沢「寝れないな……」

じゃあいい夢見せてあげようか?


中沢「………何しに来た……QB……」

QB「いや、決戦の前に一回顔を合わせてみたかっただけさ。そして実際僕が喋るのも証明できた」

中沢「………いい夢ってなんだよ」

QB「君と呉キリカの昔の話さ」

中沢「やっぱり俺はこの人を知っていたのか?」

QB「呉キリカは違う自分になりたいという願いで魔法少女になったんだ」

中沢「違う自分に……?」

QB「まずは思い出させてあげようか。君の過去を」




25 : 以下、名... - 2015/09/13 19:54:36.45 FFSoQbvhO 132/176

中沢『ほら行こーぜ!』

キリカ『ええ…子供だけで遊ぶなって先生も言ってたんでしょ?』

中沢『全くビビりだな…そんな死ぬような事めったに起きないってば』

キリカ『あうう……う、うん』



中沢『うっわ広い……』

キリカ『あっ。この貝綺麗…』

中沢『?おお!なんか珍しい形!持って帰ろう』

キリカ『ええ…お母さんに怒られるよ…』


ザーッ

中沢『うわーー!降ってきたーー!』

キリカ『だからやめよって言ったのにーー!!』

中沢『あ、あそこ!橋の下なら…』



中沢『うう…寒い…』

キリカ『家に帰りたいよ……お腹空いた』ギュルル…

中沢『……よっと』パリッ

キリカ『?』

中沢『ほら、うんまい棒半分!』

キリカ『』ゴクリ

サクサク

中沢『へへ。こっそり家から持ってきた甲斐があったぜ』



中沢『zzzzz』

キリカ『zzzzz』

28 : 以下、名... - 2015/09/13 20:43:38.38 FFSoQbvhO 133/176

中沢「……お陰で思い出せたよ……忘れたい事まで…」

QB「全く。人間は欲張りだね。そういう風に一度言ったことを撤回する」

中沢「………」

中沢(俺の小学生の頃の友達……だった奴だ。成績がビリから数えられる程の落ちこぼれ、勿論体育も苦手。さらには暗くて内心的。友達も作れやしなかった)

中沢(普通なら可哀想だと思うだろ?唯一声を掛けれたのが俺だ)

中沢(いじめも何回かあっており、たまに不登校の時もあった)

中沢(……許せなかった。だって酷いじゃん。何も悪い事をしてないのに)


中沢(仲をを深めていく内にたまに休日に遊んだり、勉強を教えたり、それなりにいい関係を築けたと思う)

中沢(こいつには誰か支えてもらわないと生きていけない、こいつには、俺が必要なんだ、接していく内に分かっていった)

中沢(だが……何時の間にか、ある日を境にあいつは変わっちまった…)

中沢(明るくて、友好的で、ノロマノロマ言われてたのが体育でトップとっちまって……)

中沢(……それと同時に俺はあいつと距離を置き始めた)

中沢(もう、俺が見てやらなくとも困らないぐらいに……成長しちまった……)


中沢(そら、喜ぶところでだろうな普通)

中沢(でもな、怖かった……)

中沢(自分が何処か別の場所へ置いてかれちまった様な感じがした…)

中沢(終いには泣いちまったよ…)

中沢(……馬鹿だよなあ……俺はあいつに必要奴だと思われたかっただけ……)

中沢(……あいつに、大切な存在とされて欲しかったため……それだけのために…)

中沢(自分が一番あいつを苛めてたんじゃないかな……)

中沢(その時思ったんだ……俺の中の呉キリカは死んだんだ…そう思いたかった…)

中沢(………それ以降、今まで泣いた事は無かった)


中沢「ああ、今までな……いや、今はもう違うか…」

中沢「…………俺を、覚えてくれて……ありがとう゛……」ポタポタ…

中沢「………ううっあう……」





29 : 7日目 - 2015/09/13 20:51:32.47 FFSoQbvhO 134/176

中沢「………」

チュンチュン

中沢「あ、ううん……ああそうだっけ俺泣いちまったんだっけ……」

中沢「………キリカ………」

中沢「……なにが御免だよちくしょう……こっちの台詞だよ…」

中沢(タイムリミットまで後27時間……あれから半分切っちまった…)

中沢「……俺に何か出来ることはねえのか……!?」

↓自由に行動

30 : 以下、名... - 2015/09/13 21:06:22.49 UcRvKTSLO 135/176

キリカと話す

32 : 以下、名... - 2015/09/13 21:38:24.08 FFSoQbvhO 136/176


キリカ「……ん、?あっ。中沢君……」

中沢「……中沢、でいいよ。キリカ」

キリカ「……思い出した?」

中沢「…………」

キリカ「…………」

ギュッ

キリカ「……ありがと……中沢……」

中沢「何言ってるんだよ、俺の方が迷惑掛けちまった…」

キリカ「ううん。携帯も見つけてくれたし、ペアチケットで私を選んでくれたし、こっそり3DSくれたし」

中沢「まあ……お前のその迷惑でまたこうして会えたからな……」

中沢「……性格が変わっても……キリカはキリカだよ……」

中沢「俺はただの臆病者だったな……」

キリカ「やめて!」

中沢「!?」

キリカ「……私は…織莉子に助けられて自分もそんな存在になりたかった…だから今までの自分を……断ち切りたかった……」

キリカ「でも……一番大切な人は…もっと身近にいたのに……私は…見捨ててしまった…」

キリカ「私がこんな事しなければ…」

中沢「……キリカ、もうこの話は止めだ」

キリカ「えっ……」

中沢「俺たちは、ちゃんと本人に謝れた…それでもう…いいだろう?」

キリカ「……うん」

中沢「よし!なんか朝飯でも食うか!」

キリカ「…………あれ?学校は?」

中沢「………え?今日って確か火曜じゃ無かったか?」

キリカ「いやだから行くんじゃないの?」



中沢「\(^o^)/」

キリカ「\(^o^)/」



さやか「………」

上条「今日は3人も休みだなんて珍しいね」

早乙女「なんで今日に限っていないんですかね……」ボキッ!

猿人間(あのおばさんやっぱり怖いわ~)



中沢「ふう。朝飯も食べた事だしなんかするか……」

中沢「……てのんびりしてらんねえええ!」

中沢「気付いたら1時間過ぎたじゃん!やだあああ!」

中沢「ああ!今のを後26回繰り返したら俺女になんないといけないの?やだあああ!」

中沢「て寝る時間も差し引いたらそんな時間ないじゃん!!ぐおおお!!」

中沢「やばい!色々やばいよ!」

中沢「慎重に行動しないとGAME OVER真っしぐらだよ!」

中沢「……ま、なんとかなるさー」

↓自由に行動

35 : 以下、名... - 2015/09/13 21:43:38.83 EvdNns7Z0 137/176

魔法少女を探す

36 : 以下、名... - 2015/09/13 22:01:33.57 FFSoQbvhO 138/176

中沢「……そういやあの夢に出てきたのって…」

まどか『』

中沢「とすると鹿目さんもって事になるよなあ……」

中沢「携帯で呼び出すか」



中沢「……て言ってるけど今日学校じゃん……」

中沢「駄目元でやってみるか……」ピッピッ

中沢(あれ?鹿目さんに暁美さん……発信した覚えないけどな…)

中沢「……」プルルルル

中沢「やっぱり駄目か」



中沢「……て出る訳ないじゃん!何俺言ってんの!」

中沢「俺はさやかからもらっただけであり鹿目さんにとっちゃ誰これて奴じゃん!」

プルルルル

中沢「え………あれ………」

中沢(はっ!まさかさやかの奴言いふらしたのか!そーなのかー!くそ!この後何か脅してくるに決まってる!)

中沢(あの人ティヒティヒ言って可愛いけどさやかとつるんでる時点で嫌な予感しかしないんだよ!!)


中沢(えーい!どうにでもなれ!)

ピッ

中沢「えーともしもし中沢ですよっと」

まどか『…』

中沢(俺の人生オワタ……)

まどか『中沢君……少し、話したい事があるの…』

中沢「ん?え?なんと?」

まどか『公園に来て』

ツーツー

中沢「え、ちょっと!?鹿目さん?おーい!」

中沢(え?何?公園て何?てか休んでんの?え?何なの?)

中沢「……そうか!これはいわゆる告白イベントか!いやあモテるって怖いなあ!」

中沢「だが俺は二股になんかなるかよ。ちゃんと断ってきてやるぜ!」

中沢「……それに聞きたい事もあるしな…」



37 : 以下、名... - 2015/09/13 22:18:28.12 FFSoQbvhO 139/176

まどか「あ、中沢くん!」

中沢「鹿目さん…すまないけどその…僕には…」

まどか「とりあえず腕をへし折っていい?」

中沢(おお、怖い怖い)

まどか「………中沢くん、もしかして私達のことってよく知ってる?」

中沢「………まあ、予測は立っているかな」

まどか「!」

中沢「魔法少女、かな?」

まどか「……そこまで知ってるなら話が早いね」


まどか「……説得してくれないかな?」

中沢「…?」

まどか「ほむらちゃんね、誰か知らない人から電話が来たらしいんだ」

まどか「そして私達を殺すって……」

中沢「……え?」

中沢「…………」

中沢「…………」

中沢「ええええええええ!?」

まどか「それで何行使ってるの……」

中沢「え、ちょ、話が追いつけませんよ!」

中沢「こ、殺すってどういう…」

まどか「…明日、台風が来るらしいの」

中沢「台風?」

まどか「QBが言っていた。とびっきりの魔女が来るって…だからそんな暇ないの」

まどか「むしろ、その人が魔法少女なら協力してほしいの」

まどか「お願い!協力して!」

中沢「……は……?」





38 : 以下、名... - 2015/09/13 22:29:35.37 FFSoQbvhO 140/176

中沢「……」

中沢「嘘だろ…キリカが殺すなんて…」

中沢「…確かめてみるしかないな…」



織莉子「…で来たと」

中沢「貴方なら知っていると思って…」

織莉子「……魔法少女狩り…」

中沢「え……?」

織莉子「来るべき日、最悪の魔女が誕生する…その魔法少女を探すためにそれをやってきた…」

織莉子「おの魔女達が説明したんでしょう?魔法少女は魔女になると」

中沢「……」

織莉子「素質が良ければその分、頼もしい仲間が出来る反面、……とんでもない魔女が誕生する……」

織莉子「…決戦は明日よ……あの子をなんとかして仕留めないと皆死んでしまう…」

織莉子「私はある願いで予知能力を得た。決して嘘はついてない」


中沢「……」

中沢(どちらでも俺の夢は成立する……!)

中沢(戦った結果、相打ちになった…)

中沢(共闘した結果、敗けた……!)

中沢(…どちらも嘘をついてない…)

中沢(…だが、何かしら食い違いがある…)

中沢(どっちが真実なんだ……?)

↓協力させるor殺しに協力する

39 : 以下、名... - 2015/09/13 22:32:34.09 9jof5A2A0 141/176

魔女化が避けられないなら介錯する条件で協力させる

41 : 以下、名... - 2015/09/13 22:51:54.25 FFSoQbvhO 142/176

中沢「少し…質問させてください」

織莉子「?」

中沢「……何か隠していますよね?」

織莉子「……」

中沢「鹿目さんはこういう風に言ってました。明日とてつもない程強い魔女が現れるって」

中沢「予測出来るなら、なんでそんな事を……」

織莉子「……分からない」

中沢「?」

織莉子「この状況を打破する策が見えないのよ…」

中沢「え……」

織莉子「確かに…明日はワルプルギスの夜が来る日、だからこそ、多くの魔力を消費してしまうから魔女化してしまう、なら協力しろですって?」

織莉子「…どの未来でも…魔女化する未来しか見えないのよ…」

中沢「!!」

織莉子「それ程化物クラスってことよ」

織莉子「魔女化されるのは困る、だから事前に殺して、あとは私とゆまとキリカでなんとかする…」

織莉子「……まあ、それでも勝てないかもしれないけどね…」



中沢「え………」

織莉子「安心なさい。私達の最低限の目標は市民の避難。なんとかして持ち堪えてみせる」

中沢「………聞いていたかい?鹿目さん」

織莉子「!?」

まどか『……はい』

織莉子「…鹿目さん。貴方はまずいわ。最悪死に損なった場合、街が崩壊するではすまない」

まどか『……分かっています…でも、私だって…マミさんが…守ってくれたこの街を守りたいんです』

まどか『私だって、魔法少女です。足手まといになるかもしれないけど…マミさんを守れなかった分……皆を守りたいんです…』

織莉子「……はあ」ぽりぽり

織莉子「分かったわ。ただし、自殺するなんて事は出来ればしたくないでしょう?」

まどか「……その時は……」

織莉子「……成立ね。分かったわ。明日、なんとかして守りましょう」


織莉子「……」

中沢「…あ、あの…」

織莉子「少し考え事をするから、1人にさせて頂戴」


中沢「………どうする……俺は…何も出来ないのか…」

中沢「…とにかく時間がない…まだ今日は活動できる」

↓自由に行動

42 : 以下、名... - 2015/09/13 23:13:07.24 9jof5A2A0 143/176

明日に備えての避難所と町の区割り、地形の確認、作戦の打ち合わせ、ついでに協力可能か居候の魔女二人とその知り合いの魔女(仁美に憑いているハコの魔女)に打診してみる。

44 : 以下、名... - 2015/09/13 23:44:46.83 FFSoQbvhO 144/176



中沢「」ペラペラ

シャルロッテ「…よし心得た!俺達はなんでも協力してやるぞ!」

中沢「まず……お前らには避難所のサポートを行ってもらう」

キャンデロロ「避難所の…」

中沢「恐らくこの戦いに勝つ方法はないと思う」

シャルロッテ「ちょ、何弱音吐いてんの…」

中沢「だから最後まで聞けや。いいか、今回の最低目標は市民の避難、そうすれば街は崩壊しても人は助けられたから結果オーライ」

中沢「……だが何かトラブルが起きる可能性も無くはない」

中沢「例えば、使い魔がこっちに来たりした場合、なんとか食い止めてほしい」

シャルロッテ「承知!」

中沢「それと…出来るだけ仲間を集めてくれ!なんとか話の通じる魔女を連れてきてくれ!」

キャンデロロ「僕はその捜索に行くからシャルロッテは作戦会議に行ってよ」

シャルロッテ「おうよ!」


織莉子「皆来たわね…」

キリカ「うん…」

ゆま「おーなんかすごいメンバー!」

まどか「……」

中沢「と、とりあえず魔女がいるのは気にしないでください」

シャルロッテ「じゃ、始めよーぜ」



織莉子「……いいかしら、魔女は避難所からある程度離れた場所に出現する」

織莉子「そうね…避難所に着くまで10分て感じかしら…まあ、使い魔なら速くて5、6分で攻めてくるでしょうけど」

織莉子「とにかく早めに避難させるわよ」

織莉子「とはいえ街の皆が避難所の揃うのがいつか正確には分からない。だから魔女が現れた時点でこの作戦を決行するわ」

織莉子「まず…あらかじめ避難所の近くの建物を破壊する」

シャルロッテ「え、おい最初から何やってんだよ…」

織莉子「そりゃ何か異変が起きないと避難所から別の街に避難するというのはないでしょう…」

織莉子「……それで皆移動し始めたら、魔女をなんとか食い止めてるわ」

シャルロッテ「それって流石に無理があるんじゃ…」

織莉子「これしか思いつかなかったのよ!」



織莉子「キリカ、ゆま、鹿目さん、出来るだけ魔力を消耗せずに、出来れば誘導するようにやって」

キリカゆままどか「はい!」

織莉子「シャルロッテ、及び魔女達は市民を徹底的にサポート!何としても守り抜くのよ!」

シャルロッテ「任せろ!!」

織莉子「そして…中沢君は何かあった時の連絡係…だけど主に魔女達の手伝いをして。貴方にらこれぐらいしかやれることはないわ」

中沢「……はい!」

織莉子「じゃあ各自明日に備えて早めに寝る事!そして…あらかじめイメージトレーニングなりなんなりして頂戴!」

織莉子「…何とかして皆無事に帰ってきましょう!」

「応っ!!」

こうして、地球防衛軍による地球の命運を賭けた静かなる戦いが始まろうとしていた!!


46 : 以下、名... - 2015/09/13 23:58:59.78 FFSoQbvhO 145/176

中沢『……』

QB『残り10時間のお知らせをしに来たよ~』

中沢『明日……皆死んじまうのか?』

QB『さあ?君の選択次第では助かるかもしれないし、助からないかもしれない』


織莉子『この状況を打破する策が見えないのよ…』


中沢『…』

QB『でも、確かにワルプルギスの夜は強い、そんな簡単には君たちの思惑通りにはいかないだろう…』

中沢『お前は……お前には何のメリットがあるんだ?』

QB『………しょうがないな。話してあげよう。僕達インキュベーターの秘密を…』



中沢『……う、宇宙の?』

QB『そう。魔法少女達のエネルギーを使って宇宙が崩壊しない様に』

中沢『言ってる事がめちゃくちゃだろ!それで地球がなんで犠牲にならないといけないんだよ!』

QB『…君が反対の立場ならどうかな?』

中沢『……!?』

QB『他人事とし、自分の利益しか考えないだろう?』

中沢『そんな事は……』

QB『口では何とでも言えるさ』

QB『まあ、よく考えてみなよ。地球を犠牲にして宇宙の英雄になるか、はたまた、地球を救って宇宙の悪魔になるか』

QB『選択肢は一つしかないと思うけどね…』



中沢(……前々から思う……地球?今やってる事は見滝原市の話だろ?)

中沢(お前は何を目論んでいるんだ……特別な素質だからなんなんだ……)

中沢(……いや、寝よう…)

47 : 以下、名... - 2015/09/14 00:05:17.06 /sOcjtvmO 146/176

おまけ

織莉子「皆大好き織莉子様が舞い降りてきてやったわよ」

織莉子「……というのは置いといて貴方達意見聞きたいわ…どうすればワルプルギスから皆を助けられるのか」

織莉子「出来れば>>1にえっ、お前これ考えてなかったの?ワロスwwと言えるような作戦を頼むわ!」

織莉子「じゃあまずそこの貴方!貴方よ!分からないの!?」

48 : 以下、名... - 2015/09/14 00:17:54.54 /sOcjtvmO 147/176

失礼します。あ、織莉子さんどいて。

ふう。とりあえず今日はこれで終わりです

明日でいよいよ完結(多分)です!

最後まで見てくれる方は是非見ていってくださいな!


49 : 以下、名... - 2015/09/14 01:05:32.00 QqR5O1gu0 148/176


54 : 8日目 - 2015/09/14 16:23:46.29 /sOcjtvmO 149/176

中沢「……」

中沢(……朝起こされて出掛けると言われた…避難指示が出たのだ)

中沢(とりあえず避難所に着き、現状を把握した所だ…)

中沢「…後……2時間か…」

中沢「誰かと話そう…」

↓話し相手

55 : 以下、名... - 2015/09/14 16:44:24.41 QqR5O1gu0 150/176

キリカ

56 : 8日目 - 2015/09/14 16:55:08.02 /sOcjtvmO 151/176

中沢「……キリカと話そう」


キリカ「……どうしたの?」

中沢「……あのさ、もし、もしもだけど…お前が死ななければ、仲間達を殺すって言われた場合、キリカはどうする?」

キリカ「……私は……分からない。どうすればいいか」

キリカ「どちらかと言えば…うーん…」

中沢「もし、そんな時、お前ならどういう行動をする?」

↓中沢へのアドバイス

57 : 以下、名... - 2015/09/14 18:22:05.42 6BBAiCDI0 152/176

自分が出した答えが最善だったと思うような行動をする
どんな結末があっても

61 : 8日目 - 2015/09/14 19:44:54.35 /sOcjtvmO 153/176

キリカ「……私は、自分が一番だと思う事をやる…例えそれが皆が死んでしまうような結末を迎えても…」

キリカ「後悔しない…」

中沢「……そう、か」




ワルプルギス「……キャハハハハ!」

織莉子「……キリカ、怖い?」

キリカ「……ううん、怖くない。織莉子がついてるんだもん」

まどか「……」

ゆま「す、すごーい!でかい!」


ドオオンッ

市民「!?」

キャンデロロ「始まったな…」

エリー「じゃあ、早速始めるか」

フッ

ザワザワ…

市民「ここは…?」

エリー「私の魔力でこいつらに幻覚を見せる」

シャルロッテ「え、お前って未来も写せんの?」

エリー「ああ。織莉子の予知能力のデータを解析し、予測し作ったムービーだが」

キャンデロロ「これで皆、慌てて逃げ出すかな…」



まどか「…っ!」ヒュンッ

ワルプルギス「キャハハハハ!」

まどか「だ、駄目!効いてない!?」

キリカ「くっ!使い魔も霧が無い……」

織莉子(……あまり消費したくないけどそうも言ってられないわね…)

織莉子「喰らいなさい、化け物」

ワルプルギス「!!」

ドオオッッ

ゆま「あ、あああれはビーム!?」

キリカ「よし!吹っ飛んだ!」

織莉子「……あまり…効いてるようには見えないけどね…」

ワルプルギス「キャハハ!」


62 : 以下、名... - 2015/09/14 20:00:28.54 /sOcjtvmO 154/176

中沢「…」

QB「どうしたんだい?中沢」

中沢「……っ!お前は…」

QB「何時でも僕は契約する準備は出来てるからね?」

中沢「……分かってるよ…」



ズドドッ

キリカ「攻撃方法が…ビルの投擲って…何なの!」

まどか「うわわわ…」

織莉子「……キリカ!危ない!」

ドンッ

キリカ「…!」

ドオオンッ……

織莉子「ぐ、ぐはっ…」

キリカ「お、織莉子!っお前……!」

ゆま「キリカー!で、でもおりこも助けないと…」

織莉子「……っ…」

ゆま「…今治すから…」

使い魔「♪~」

まどか「こっちに来るなあ!」

ヒュヒュ……ドオオッ

まどか「何とか時間を稼ぐから!」

ゆま「う、うん」コクッ



キリカ「っこの!」

ガキィッ…

キリカ「き、傷が付かない…!」

キリカ(まずいよ…もうすぐついちゃうよ…)






63 : 以下、名... - 2015/09/14 20:28:23.88 /sOcjtvmO 155/176

「ぎゃあああ!逃げろおお!」

シャルロッテ「よし!後はこいつらを追っ払えればOKだ!」

ダダダ…

中沢「………皆……」

さやか「はあ、はあ…どこ行ってんの…まどか…」

中沢「!さ、さやか!何やってる!早く逃げろ!ここも時期に危なくなる!」

さやか「じゃあ…勝手に行ってなさいよ!…誰が親友残して逃げれるか…!」

上条「エイミー、鹿目さんの匂いを嗅いで追いかけるんだ!」

猿人間「……え、俺そんな変態じゃねえよ流石に…知るかよ匂いなんか…」

仁美「……鹿目さーん!どこにいるのですかーー?」

中沢「…お、お前ら…早くしないと死んじまうかもしれないぞ!?さっきのなんか変な映像見たろ!?」

さやか「はあ…台風ごときでこの街が吹き飛ぶなんて馬鹿な話ないでしょう…!」

さやか「あーくそ!ここにも居ない!もしかして先に行っちゃ…」

中沢「……分かったよ。俺も手伝う。俺は外探すから、お前らは中をもっちっと探せ」

中沢「もし見つけたら必ず追いかける…」

さやか「え、あ…うん…」

さやか(中沢…あんたは……あの化け物の所にまどかが居るって言うの……?)

さやか「何それ?厨二病wwとか終いには言われたよ。なんで皆見えないのよ…」グスン



中沢「……」テクテク…

ほむら「な、中沢さん!どこに行くんですか?」

中沢「……何処って…決まってますよ」

ほむら「……止めて!私達が行ったって何の役にも…」

中沢「そう思うなら、そうかもしれませんね」



中沢(……キリカ…お前は言ったよな?…どんな結果になろうと後悔はしないって…それが最善の策だったからって…)

中沢(俺が今からする行動も…お前は許してくれるのか…?)

QB「……」

QB「ふう。やっと止まったかい。これならいっそ、ここで待てばよかった…」

中沢「……」

QB「…見ての通り…今彼女達苦戦している…今助けられるのは精々…君か、暁美ほむらぐらいだろうね…」

QB「だからと言って、助ければ勝てるとも限らない」

QB「……1つ忠告しよう…」


QB「君達は絶対に、どんな方法を使ってもワルプルギスの夜には勝てない」

QB「これが最後の助言だよ」

中沢「……」

QB「最後まで希望を捨てず…魔法少女になるか…それともこのまま彼女らの最期を見届けるか…」

QB「……君が選びなよ、運命の選択肢を」

中沢「……俺は…俺は……」

↓戦うor…

64 : 以下、名... - 2015/09/14 20:33:48.44 N9PwunLo0 156/176

ワル夜に意思の疎通を試みて、誘導出来るなら誘導する。

65 : 以下、名... - 2015/09/14 20:54:59.86 /sOcjtvmO 157/176

中沢「……おい!ワルプルギス!お前どれだけ人に迷惑掛けてると思ってる!いい加減帰りやがれ!」

キリカ「……中沢…」

ワルプルギス「……?キャハハハ!」

中沢「お、おい!何とか言え!」

QB「……あの魔女達は何故か知らないけど君の意思が伝わるようだね…」

QB「…とはいえ、あの魔女達を魔法少女にする時に何らかのバグが起きただけだろうけど」

QB「最後の策、切れたかな?」

中沢「……くそ…」

↓戦うor…

66 : 以下、名... - 2015/09/14 20:56:32.01 6BBAiCDI0 158/176

キリカに愛の告白

68 : 以下、名... - 2015/09/14 21:32:59.72 /sOcjtvmO 159/176

中沢「……キリカあああ!!!」

キリカ「…中沢?どうしたの!?」

中沢「俺は、俺は俺は俺は俺はあ!お前の事がああ!」

スゥ~~~

中沢「大大大大大っ~~好きなんだよおおおおお!!!」

キリカ「……ふえ?」

中沢「だからあ!お前は俺が好きなのか!?」

ズドド…

キリカ「好きに決まってるでしよおおお!?」

中沢「……俺が変になっても…俺を受け止めて愛してくれるかいいいいい!?」

キリカ「なんで今そんなこと聞くのおおおお!?」

中沢「今だから聞いてんだあ!答えてくれえええ!」



キリカ「私は絶対っ、見捨てないいいいいいい!!///」

中沢「okサインもらいましたぜ」

QB「………訳が分からないよ……で、契約するんだね?」

中沢「ああ…俺を女にしてくれ……!」

QB「君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その力を…!」

中沢「………済まない…キリカ…でもこれぐらいしかもう手が無かった………」

中沢「最後ぐらい、カッコつけさせろ!!」



ワルプルギス「…キャハハハ!」

ドッ

キリカ「がっ!」

キリカ「げほっげほ!」

まどか「キリカちゃん!」

ゴオオオ…

織莉子「……ま、まずい…あんな、でかいの……喰らったら…」

まどか(……離れたら……っ!)

キリカ「………!」

キリカ(ごめん……中沢君……私……)

ヒュゥゥ………





ガッ!

キリカ「……?」





中沢「………くお………らあっ!!」ドッ…


まどか「な、中沢……君!?」


72 : 以下、名... - 2015/09/14 22:02:24.31 /sOcjtvmO 160/176

キリカ「な、中沢…っ!」

ガシッ

中沢「……」コクッ

キリカ「……うん……!」コクッ

中沢キリカ「おおおおおおらあああああああああッッッ!!!」

ドガァッ

まどか(……カップルの、力って、すげー)

ゆま「……終わったよ!」

織莉子「……ありがとう……」

ワルプルギス「キャハハハハ!!!」


中沢「……行くよ!鹿目さん、織莉子さん、ゆま、キリカ!!」


まどか「はっ!!」ヒュンッ

ドオッ

キリカ「喰らえ!」

ガキィッ

中沢「……っ!」

ボオオッ!

ワルプルギス「!!!」



QB「……人間はなんと愚かな生物だ。何故目先の事しか考えない……君達は今、宇宙を破滅の道へ導いているんだぞ……?」

中沢「……なんか勘違いをしてるから一つ言わせてもらうが……っ!」

…シュゥゥ…

織莉子「……」

ゆま「……」

中沢「運命とか未来とか……決まってるとか知らねえけどよ……」ゴゴ……

まどか「……」

キリカ「……」



中沢「…そういうのは…自分達で切り開くもんだろうがああっ!!」

ボオオオッッ

ワルプルギス「キャ……ハハハハ……?」

……ピキピキ……


ワルプルギス「ハハアァァァ゛……」

ドオオンッッ

……ドドドド……



中沢「……お前らが人間の価値を語るなんざ、53万年早いぜ!!!」







73 : 以下、名... - 2015/09/14 22:24:14.32 /sOcjtvmO 161/176

中沢「き、決まった………ぜ……」

まどか「大丈夫?」

織莉子「馬鹿ね……そんな無茶するから……私達のエネルギーを分けたからって…実際放つときはかなりの魔力を消費するわよ?」

ゆま「兄ちゃんカッコよかった!棒からビーム撃って!」

キリカ「…全く…無茶しないでよ……」

中沢「ま、俺は勝つ気満々だったがな!」

まどか「今からグリーフシード取ってくるよ!」

織莉子(………おかしい……なんというか…鮮やかすぎる…そりゃ嬉しいけども…)

織莉子(何よ……この妙な胸騒ぎ…)

まどか「……あ、あれ?」

キリカ「……嘘……こ、これって……」

中沢「まだ……光ってる?た、倒したはずだろ?それとも残りの使い魔……?」

織莉子(…違う!確かにさっき一瞬光らなくなった……けど……勝てない…ま、まさか…)

QB「ふう。全く驚かしてくれるね、君らは。だけどそんな予想外の事態の時の為の策を何も考えてないと思ったかい?」

QB「この魔女に絶対に勝てない理由……それは………」


ワルプルギス「……キャハハハ!」

QB「相手から受けたエネルギーを吸収するからさ」

QB「更にそのエネルギーを宇宙のバランスを保つ為のエネルギーとして利用する。我ながら効率の良い集め方」

QB「君達の世界で言えば、一石二鳥だね」

中沢「な、なんだよそれ……どこのチートラスボスだよ……」

織莉子(…エネルギーを吸収……待てよ……)




織莉子「……まずい!皆今すぐに……」

ゴゴゴ………

QB「勿論、吸収するだけじゃない。その度に、学習する」

QB「学習とは言っても何を学ぶかと言えばね……」

QB「例えば君らがさっき放った光線…それを受けて学習したワルプルギスの夜は……」

ワルプルギス「………」ゴゴゴ……

ゆま「あ、あれはさっきの…」

キリカ「で、でもなんで私達より下を狙って……え」

中沢「ま、まず……




ワルプルギス「キャハハァァァッ!!!」

ボオオッッ







74 : 以下、名... - 2015/09/14 22:42:00.30 /sOcjtvmO 162/176

シャルロッテ「あ、あれは…」

キャンデロロ「え、な、なに!?」

エリー「くそ…まだ全員は避難してないぞ……」

カッッ


中沢「っ!」

織莉子「ビームにバリアってあなた本当便利ね!」

まどか「そんな事言ってる場合じゃないですよ!!」

ググッ……

キリカ「あいつ…避難所ごと吹き飛ぶすつもり!?」

中沢「そんなことさせるかあ…っ!」

ボボボ……

中沢「……っ!……かはっ……」

…ピキピキ……

ゆま「っつっ!まずいよ!壊れてきた!」

織莉子「っ!んっ……!」

中沢「っあっ………」

まどか「くおおおっ……!」

キリカ「ぐぐぐ……」

中沢「っ……かはっ……」

……シュゥゥ……


織莉子(……くそ!さっきソウルジェムを壊しておけば……だ、だけど……今離れたら……!)

……ドオオンッ…


仁美「きゃああ!!」

恭介「志筑さん!大丈夫か!?」

猿人間「何?あの変な光!?」


中沢「……あ………」


ほむら「……か、鹿目さん……中沢さん……」

さやか「……もういいよ……もう十分だよ…止めて…もう止めてよ…まどか…中沢……」

シュゥゥ……………























中沢(俺達は絶対………負け……な……い………!)

75 : 以下、名... - 2015/09/14 23:09:09.52 /sOcjtvmO 163/176

織莉子(終わった…何もかも…もう……止めまし…

キリカ「……いで…」

織莉子「?」

キリカ「諦めないで……」

織莉子「……キリカ……」

キリカ「……皆で無事に帰ろうって言ったじゃない?…なんで約束破ろうとしているの……折角、私達…戻ってこれたんだよ?だから……だから…だから゛、」


キリカ「諦めるなあっ!!!」

カッッ

ゆま「っ!」ガッ

まどか「……?……」

織莉子「あ……あ?」


シュゥゥ…


恭介「……な、なんだよあれ…」

仁美「か、鹿目さん……と中沢君……?」

猿人間「……」


ほむら「私は…何が…」

さやか「……綺麗……」



使い魔「!!!」

……モグモグ

シャルロッテ「あ、ありゃなんだよ……」

キャンデロロ「知らないよ…聞かれたって…」

シャルロッテ「なんで皆揃ってきらびやかな光放ってんだよ?」

市民「……」ザワザワ……

タツヤ「ねーちゃ!ねーちゃ!」

詢子「まどか……」

早乙女「あ、あれは一体…」

シュゥゥ……







76 : 以下、名... - 2015/09/14 23:11:29.55 /sOcjtvmO 164/176









中沢「………」

……起きて、起きて中沢君

中沢「……?そうか…俺死んじまったのか……」

中沢「……魔女になっちまったのか…」

……見て、よく

中沢「……皆……なんだ…あれは……」

……皆、頑張ってる…だから希望を捨てちゃ駄目

中沢「……あんた…誰だ…聞き覚えのある声だが……」

……うーん……神様、かな?

中沢「……神様、か。なら、俺の願いも聞いてはくれるのかな?」

………

中沢「皆を……助けられる力が欲しい…皆を……幸せにできるような力が欲しい…」

………中沢君には、もうその力はあるよ………



















中沢「………ああああああああああああ!!!」




77 : 以下、名... - 2015/09/14 23:28:09.65 /sOcjtvmO 165/176

織莉子「も、もう駄目……」

ピキピキピキピキ……

QB「な、なんだあれは……!?」


……ボオオッッ!

ワルプルギス「!?」

QB「な、…跳ね返した……そんな力がどこに…」



織莉子「あ、あ…」

ゆま「わあ……」


まどか「……わ……」

さやか「…あ、あれは……」


キリカ「……中沢っ!!!」



中沢「……はっ!」

…フッ……

シャルロッテ「なっ!つ、使い魔が消えちまった!?」

QB「どういう事だ……何が起きたんだ?」

中沢「今度こそ、ケリを付けてやるぜ!」

中沢「はっ!………らあっ!」

ボオッ

キリカ「な、なにこれ……弓矢?」

中沢『俺を撃て!当たれば絶対に勝てる!』

キリカ「…う、うん!」

ゴゴゴ……!

キリカ「くっ……コントロールが難しい…!」


QB「確実に勝てる?今のワルプルギスの夜にどう勝とうと言うんだ?今度こそ確実に……」

ワルプルギス「キャハハハ!!」

ゴゴゴ……!



キリカ「………!」ゴオオオ……

ワルプルギス「キャハ!」ゴオ……

織莉子「まずい!」

ゆま「先に撃たれちゃう!」


79 : 以下、名... - 2015/09/14 23:42:53.63 /sOcjtvmO 166/176

織莉子「そうはさせない!」ドオンッ

ゆま「ほらほら!こっちだよ!」ヒョイッヒョイッ


キリカ「あと少し…」

ワルプルギス「!!」

織莉子「またビ…

ズドオッ


キリカ「織莉子!ゆま!」

ワルプルギス「キャハハハァァァ!!」

ボオオッッ


……ボオッ

QB「やったか?…いや待てよ、なんで後ろに避難所がない!?」



まどか「……私、これでも裁縫得意でね………」

まどか「知らなかった?」

QB「そ、それはマミのリボン技!?いつそんなのを習得した!?」

織莉子「うまくいったみたいね」

ゆま「へへ!ばーかっ!」


中沢『ワルプルギス!受けてみろ!』


中沢キリカ「これが…俺(私)達の、光だああああっ!!!」

ボオオッッ !!

ズドオッッ!

ワルプルギス「っ!!キャ、キャハァ、ァァァァァァァァァ………ァ゛ァ゛!?」

ワルプルギス「………ァァァァァァ!!!」




ゴゴゴ……

まどか「な、なにあれ!?」

織莉子「ブラックホール?」

ゴオオオッッ


キリカ「……ま、まさか……」





















キリカ「ま、待ってえっ!!!」

80 : 以下、名... - 2015/09/14 23:55:05.31 /sOcjtvmO 167/176

中沢「………」

ワルプルギス「」

QB「これが…君が選んだ答えかい……?」

中沢「……はあ、なんで余計なのがくっついてくんのかねえ……」

QB「まさか、別次元に飛ばすだなんて誰も思いつかない。成る程。嫌でも勝ててしまう訳だ」

QB「……二度と戻れないけどね」

中沢「………キリカ……怒ってるかな……泣いてるのかな………」

中沢「…俺は……これを選んで…良かったんだよな?これが…HAPPY END、なんだよな」

中沢「皆………さようなら」

中沢「今まで…ありがとう…」











QB「……えっと…感動のシーンの所悪いけど……そろそろ時間だよ?」

中沢「え?何の……てえ?え、えと……なんすかそのリボン……」

QB「さあ、帰ろうか。僕達の世界へ」



中沢「話くっそメッチャクチャやんけ>>1いいいいいいい!!!!」



グググ……

キリカ「うぬぬ……」

まどか「……な、なんとか引っ張れてきた…」

織莉子「も、もう駄目私死ぬわ。もう死ぬわ」

ゆま「いい加減手が痛いよおお」


グググ………ポンッ


ドドドド…


中沢「あばばばばなばなまなまななじ!?」

QB「さまねのまやわまゃまままやなやな!!!」

中沢QB「ギャアアア!!」


ガシッ

中沢「え?」

キリカ「……」




ヒュウウウ………

QB「少しは僕に感謝して貰いたいね!うんッッ!!」

ドオオッ

82 : 以下、名... - 2015/09/15 00:05:00.38 9HLYregcO 168/176

キリカ「……」

中沢「あ、えーとなんと言いますかその……ただいま」

キリカ「……この、」

キリカ「この馬鹿沢があああっ!!!」

中沢「うわっ!だ、抱きつかないで!恥ずかしいだろ!皆見てる!!///」


キリカ「もう、一生、会えないかと思ったじゃん……ぐすっ」

中沢「………よしよし。ありがとよ。心配してくれて」

中沢(神様、キリカ、皆、ありがとう………)



織莉子「……」

ゆま「うん」


中沢「……」

まどか「ほら、中沢君!」

中沢「え?あ………」

市民「……」

魔女共「……」

さやかと愉快な仲間たち「……」

中沢「………はあっ!」

カッッ


市民「あ、あれ、街がみるみる……」

エリー「……なあに。あいつはただ建物の時間だけを壊れる前に戻しただけだ」

まどか「……」

織莉子「……」

ゆま「……」

中沢「……」

キリカ「………じゃあ帰ろっか」


キリカ「私達の家へ!!!」



「応ッッッッ!!!」


83 : 以下、名... - 2015/09/15 00:16:11.56 9HLYregcO 169/176

まどか「って事で!ワルプルギス撃破!&バカップル誕生!……ついでにマミさん復活記念に」

マミ「私だけ扱い雑じゃないかしら!?」

まどか「乾杯ッッッッ!!」

「乾杯ッッッッーーー!!」

ワイワイ

中沢「ほらほら食え!食いまくるぞ!!」

恭介「こらこら慌てなくても飯は残るぞ?エイミー」

猿人間「分かってんだけどこんなうめえの初めてだから…」

仁美「うう……フラグが成立してもうすぐ子作り突入しそうだったのに…悔しいですわ」

さやか「しかたないね」

ゆま「うむうまうむうまうま!」

織莉子「あらあら、はしゃいじゃって…」

ほむら「あっはははは!」

キリカ「ははは!」

中沢「へへへへ!」




QB「………」

マミ「……どうしたの、キュウべえ、食わないの?」

QB「マミは……怒らないのかい?」

マミ「…?」

QB「僕は……嘘をついてしまった…その挙句、君は魔女になった……」

QB「君は…僕を恨まないのかい?」

マミ「……全く、貴方は賢い賢い宇宙人さんじゃなかったのかしら?」

QB「…?」

マミ「確かに、知った時は傷ついたよ。でもね…実際なんと言われようとあの時契約したと思う」

マミ「QBは私の……恩人。だから、私は貴方を見捨てない」

マミ「どれだけ酷いことをしても……私は文句を言わない」

QB「全く…人間というのは……」


QB「……いや、今なら理解できるかもしれない」


84 : 以下、名... - 2015/09/15 00:24:36.02 9HLYregcO 170/176

「zzzzz」

中沢「あー楽しかった。にひひ。あ、そういやキリカが居ないな…」

中沢「どこだ?もしかして、外か?」

中沢「……あ、いたいた!」

キリカ「……あ、中沢…」

中沢「何してんだ?もう皆寝てるぞ?」

キリカ「……なんというか眠れない」

中沢「……奇遇だな。俺もだよ」

キリカ「…私は、貴方に会えて、本当に良かった…」

キリカ「皆、こんな笑顔に溢れてて、楽しい世界なんて想像もつかなかった…」

中沢「……そうか」

キリカ「……」

中沢(ちな俺はもう男に戻ってるぜ)

中沢(……なんでこんなことを今言うかって?)

中沢(いやその…察してくれよ)

中沢(ほら、早いもん勝ちだよ、そこのあんたの願い、叶えてやるよ」



↓最後の最後の安価ですよ!煮るなり焼くなり好きにしやがれ!

85 : 以下、名... - 2015/09/15 00:29:27.48 7wVazCJGO 171/176

中沢とキリカの混浴(中沢、脱童貞)

87 : 以下、名... - 2015/09/15 00:40:09.76 9HLYregcO 172/176

中沢「……寒いな……」

キリカ「……私も……」

中沢「ちょ、ちょっとシャワー浴びてくるわ」



中沢(……駄目だ駄目だ駄目だ!今までのを思い出す度にカァっとなっちまう!

中沢(心を清めよう。そう、それがい

ガチャ

キリカ「……」

中沢「え……(^o^)」

中沢「き、きききききキリカ!な、なんでこんなとこ

キリカ「…駄目?」

中沢「………言うわけないだろ」



中沢(シャワーの予定が…湯船にも入っちまった…)

キリカ「……暖かい。ぽっかぽかな太陽の光に当たってるような…優しいかんじ…」

中沢「………」

キリカ「……中沢…」

バシャアッ!

中沢「………」

キリカ「……いつかのとき、私にキスしてくれたよよね?」」

中沢「……」

キリカ「私も…その、お返しを……したい。……いい?」

中沢「……ああもう。こんなに可愛い娘に目を合わせて言われたら断ろうにも断れませんよ」

キリカ「……愛してる…」

中沢「……俺もだよ、キリカ……」








こうして、下らない事から始まった俺の摩訶不思議な長い長い一週間は終わりを遂げた

また、普通な、平凡な一週間が始まろうとしていた

俺は…今とても幸せだ。仲間も、家族も、そして、愛する人も守る事が出来た……

……まあ、翌日、二人揃って風邪ひいてまどかやさやかにぶち殺されそうになったのは……

別の機会に話すとしますか



お し ま い

89 : 以下、名... - 2015/09/15 00:49:01.54 9HLYregcO 173/176

疲れた!とりあえず疲れただけ言わせて!

さてと、このssもとうとう終わりの時が来たようだな…

まあ、皆色々言いたい事あると思うけど、私の中からちょっと言いたい事だけ言わせて終わらせて貰いますわ

まず、おりこキャラについて、そもそもこんなシリアスにする予定もこれっぽっちもなかったけど…それはキリカが登場してから変わりました

色々矛盾があったりめちゃくちゃだったけど、最後まで見てくれる人が居てくれる程誤魔化せたのかなとおもったよ

実はそれほど読み込んでなかったんだよね…

次、色々トラブルが発生した件、ごめんなさい

最後 とりあえず、最後まで見てくれた人サンキュー!!

え、最初の一つしかまともにコメントしてないって?



………>>1は国語が苦手なんです。察してやってください


つーわけでこれにてこのSSは終了します!ありが






とでも思ったかい?残念!QBちゃんでした!

良かったねで終わらせて貯まるか!と言うわけで皆の反応を見て、明日、BAD ENDを投下するよ!

……え?幸せエンドだけでお腹一杯?それじゃこれから下は見ないほうがいいかもね

まあ皆絶望したいと言うのならばその願い


叶えてあげましょう……ティヒヒ…アルティメットまどかちゃんからでした!

明日…会いましょう

94 : 以下、名... - 2015/09/15 17:27:24.36 9HLYregcO 174/176

………

中沢「……俺は…どうすればいいんだ……」

中沢「変身したって…足手まといになるかもしれないし、魔女になっちまう可能性だってある…」

中沢「……でもこのまま放っておいたら……」

中沢(……くそお!決めるんだ!漢中沢!俺がやらなきゃだれがやるんだよ!)

中沢(……だが……)


ワルプルギス「キャハハハ!!」

ヒュゥゥ……

中沢「あ、あれは建物の残g……」



ドッ

キリカ「退いて!」

中沢「お、おま…」







ワルプルギス「キャハハハ!!」

QB「……残念、時間切れだね。君なら馬鹿らしく熱くなって突撃すると思ったけど……」

QB「まあ、時期に…魔女になる……」

QB「後数秒……二人っきりにするぐらいは好きにさせるか…」






95 : 以下、名... - 2015/09/15 17:28:22.20 9HLYregcO 175/176

~魔女空間内~

中沢「………」

ギリギリ……ッ

キリカ「……」

中沢「…なんで…こんな事したんだよ…」

中沢「俺なんか構わなくて良かったのに……」

キリカ「……とりあえず、首絞めんのやめて?」

中沢「……へいへい」


キリカ「……」

中沢「お前凄いよな、魔女になってないのに空間作るって」

キリカ「…私の願いが…届いたの…かもね」

中沢「……」



キリカ「怖い?」

中沢「……いいや。お前の決めた事だ。俺は反対しない」

キリカ「……ごめんなさい…私がもっと…」

中沢「……喋れる体力があるならさっさと終いにしようぜ。もう、殆ど黒くなってるじゃねえかよ」

キリカ「……そう…だね」

中沢「いっせーの、でやるぞ?」

キリカ「……貴方は……時間かかるじゃない?」

中沢「思い切りやりゃ2、3秒でお花畑行きですよ」

キリカ「……うん」

キリカ「ありがとう。最後まで付き合ってくれて…」

中沢「……何言ってんだよ」

キリカ「?」

中沢「これからも、だろ?」

キリカ「……そうだったね」

中沢「そんじゃ行くぞ?いっせーのー……」






ある人が言った……

崩壊した街の真ん中で…



手を繋ぎながら、微笑んで、男女二人が横たわっていたと……

お し ま い

97 : 以下、名... - 2015/09/15 17:38:37.75 9HLYregcO 176/176

あー少々短かったかどどうかな?これが自分で一番納得できる死亡ENDだと思う

てかGodokaさんがなにか手紙置いてってんだけどあのツイン天使め……


阿保の>>1へ

このスレを一定時間乗っ取ってましたざまあみろww

ねえ、今どんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?

P.S 置き土産を残しておいたよ


そこら阿保じゃなくてバカにしろよ!阿保って言われるの嫌いなんだよ!漢字が阿部さんみたいだから!やらないかじゃねえから!

ふう…置き土産ってこのメロンゼリーか…Godokaさん相変わらずメロン好きだな…今度から妖怪メロンレズ女てあだ名にしたろか

さてと…最後の投稿の確認したら終わ……



中沢「お、これは>>2か?」 2ループ目 (1)


…………



ゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑッッッッ?

To be continued……

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