1 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 17:41:13.16 ZCxy84AO0 1/49

「藪から棒に、何?」

「いえ、暇だったもので」

「そうか。良いだろう。どんなゲームをするんだ」

「そうですね、かくれんぼでも如何です?」

「かくれんぼ、ね」

「そこまで、この家も広くはありませんが、かくれんぼをするには十分だと思いますが」

「そういう意味で息を着いたんじゃないさ。ただ、かくれんぼ、ね」

「お嫌で?」

「いや、いいだろう。童心に帰るのも、また一興と言えるしな」

「ふふ、では、提案者の私が先に隠れますね」

「ああ、5分後に、この部屋を出て探しにゆく」

「では」

「ああ、すぐに見つけてやるから覚悟をしておくんだな」

元スレ
妹「お兄ちゃん、ゲームをしましょう」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309596073/

4 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 17:43:50.01 ZCxy84AO0 2/49

「五分経ったか」

「いやはや、一人の時の五分は長いな」

「さて、どこから探しに行こうか」

「・・・・・まぁ、近い部屋から探していくか」

「近い部屋といえば、直ぐ隣りの、妹の部屋なのだけれども」

「入るのが躊躇われるのも仕方ないな」

「しかし、入らなければ見つけられない、か」

「さて、無礼ながら入らせてもらおうかな」



5 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 17:49:15.20 ZCxy84AO0 3/49

__________________________________

「ふと閃いて、お兄ちゃんに提案してしまったゲームがかくれんぼだなんて」

「ボキャブラリーが少ないことが仇をなしてしまったわ」

「・・・・きちんと、見つけてくれるかしら」

「お兄ちゃんのことだから、放り出す、なんてことはしないのでしょうけど」

「・・・それにしても、隠れた場所が悪かったですね」

「汗が、それこそ滝のように」

「お風呂場の浴槽の中」

「咄嗟に思いついたのがここくらいというのも」

「私は本当に機転がききませんね」

「・・・・・早く、来てくれないかな」

6 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 17:53:34.97 ZCxy84AO0 4/49

「ふぅむ、居ないな」

「布団の中、机の下、ベッドの下」

「妹が入れそうな具合のものは粗方調べたか」

「一つ残っているが」

「・・・・・クローゼットの中、覗いていいのかな」

「いやいや、かくれんぼをしているんだ、疾しい事はない」

「気軽に開けよう」

「・・・・・・・」

「扇情的な下着が、服が」

「・・・・・・・・見るんじゃなかった」

「早く他の場所を探そう」



7 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 17:56:59.26 ZCxy84AO0 5/49

___________________________________

「そう言えば、お兄ちゃん、クローゼット見ましたでしょうか」

「わざと、俗な服を用意して収納しておきましたが」

「お気に召したでしょうかね、ふふ」

「あとから訪ねてみましょう」

「・・・・・・・・・・・・・っんん」

「それにしても暑いですね」

「浴槽の蓋を開けておけばそれで良いのでしょうが」

「仮にも此れはかくれんぼ」

「・・・・しかし、薄目の生地の服だから下着が透けますね」

「暑いです、本当に」

「まだですかね、お兄ちゃん」

8 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:00:13.16 ZCxy84AO0 6/49

「リビングと台所は先ず、隠れるものがないからな」

「あそこはパスで良いだろう」

「残るはトイレか、風呂場か」

「先にトイレを見ておこうか」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・居ない、か」

「流石に居ないよな、トイレには」

「とすると」

「あとは風呂場、か」

「さてさて、どんな顔をして待っているんだろうね」

「不機嫌じゃなければいいが」



9 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:04:44.02 ZCxy84AO0 7/49

______________________________________

「まだ、ですかね」

「ん・・・・・・・・・・物音がしましたね」

「来たようです」

「準備をしておきましょう、ふふ」

_______________________________________

「さて、浴槽の中か」

「おーい、空けるぞ」

「っと、ん、う、おっ」

「見つかっちゃいました、ふふふ」

「何故俺を浴槽に引っ張り込む」

「お兄ちゃんが早く見つけてくれなかったせいで、こんなに汗をかいてしまいました」

「悪かったな。それについては反省するが。この状況は如何ともし難いんだけれども」

「ほら、汗のせいで、ブラが見えてます」

「白い服に、黒いブラをすれば自ずと視えるだろう。お前の失態でもあるんじゃないか」


10 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:09:26.21 ZCxy84AO0 8/49

「私が期待しているのは、そんな反応じゃないのですが」

「ふぅむ、そういう風に言われてもな」

「お兄ちゃん」

「ん」

「じゃあ、ですね。暑くないですか?」

「暑いな。浴槽に入ってる上に、お前と一緒だ。汗が滲みでる」

「では、水浴びをしましょう」

「おい、それではお前、濡れて透けるぞ」

「暑いのを先にどうにかしないと」

「いや、お前」

「熱中症を甘く見ないほうがいいです。死にますよ」

「そうだけれども」

「っと」

「うわ、冷たい。濡れる、濡れるって」

「一緒に涼しくなりましょう? だから、離しませんよ」

13 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:15:04.80 ZCxy84AO0 9/49

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビショビショだ」

「でも、涼しくなったでしょう」

「それはそうだけれど」

「でも、このままだと風を惹いてしまいますね」

「もっともだ。早く体を拭いて、上がろう」

「早く洋服を脱いでください、そのままお風呂に入りましょう」

「いや、まだ昼だしな」

「お風呂に夜も昼もないですよ。それより風邪の心配をしましょう」

「いや、だから洋服を着替えれば」

「洗濯物を増やすおつもりですか? 仕事が増えるのは、凄く、とても、絶対嫌なのですが」

「ううむ」

「お兄ちゃんは、私と一緒にお風呂に入る以外、無いのですよ」

「・・・・・仕方ないな」

「仕方ないのです」

15 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:19:23.90 ZCxy84AO0 10/49

「いや、まて、ちょっと待て」

「なんでしょう」

「浴槽を出てから脱げ、なぜこの俺を引き込んだ体制のまま脱ぎ始める」

「お兄ちゃん、時は金なり、ですよ。時間が惜しいのです」

「理にかなっているが、俺の理性が叶わない」

「良いんじゃないですか?」

「良くない」

「んっと、お兄ちゃんこれ、持っててください」

「話してる間に脱いでいるとは」

「時間が惜しいのに、なんで手を止めるのですか」

「それもそうなのだが」

「お兄ちゃん、下の方は、私、手が届きません」

「ああ、では退こう」

「そうではなく、お兄ちゃん、脱がせてください」



16 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:23:51.40 ZCxy84AO0 11/49

「お前な」

「しかも今日は、、私、ジーンズを履いています。一人でも脱ぎにくいのですよ」

「ううん」

「ほら、足の方へ、引っ張ってください」

「む、ああ、分かったよ・・・」

「物分りのいいお兄ちゃんは、素敵です」

「ここで褒められても嬉しくはない・・・・っと、脱げたぞ」

「そんなお兄ちゃんには大サービス」

「ん、ぐおっ・・・っ」

「私の胸、堪能していいですよ」

「・・・・っあ、いやいや、いやいや。お前はどんな緩い貞操観念をしているんだ。お前、お前」

「お嫌でしたか・・・」

「いや、そうではなくてな」

「では良かったのですね」




17 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:28:55.51 ZCxy84AO0 12/49

「否定はしない。いや、話題をそらすな。お前な、もうここまでしてるから俺も何も言えないが、あんな事されたらな」

「襲われるぞ?」

「あ、ああ。わかってるなら」

「分かってるから、ですよ」

「お前・・・・兄を犯罪者にしたいのか」

「合意の上では犯罪者には成らないのでは?」

「洗濯物籠に入れとくぞ、ジーンズと、上」

「話を逸らすな、と、言ったのは誰でしたっけね」

「ううむ」

「ほら、お兄ちゃん、まだ私、全部脱げてませんよ」

「いや、お前、下着じゃないか、残ってるのは。それくらい」

「それくらいもお兄ちゃんはしてくれないのかな」

「ああ、もう、わかったよ、完敗だ。脱がすよ、脱がせばいいんだろう」

「そうですよ、じゃあ、ブラからお願いしますね」

「ああ、分かった・・・・」

19 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:33:23.02 ZCxy84AO0 13/49

「ホックは後ろです、後ろまで手を伸ばしてください」

「お前が後ろを向く、という選択肢は」

「残念ながら、有りませんよ」

「・・・むぅ、では」

「んん・・・・っ、擽ったいです、お兄ちゃん」

「っと、出来た」

「良く出来ました」

「妹にほめられる兄、って言うのもな」

「罵られる方がお好きで?」

「そういう意味じゃない」

「では、お兄ちゃん」

「ん」

「次、下のほうをお願いしますね」

「知らないふりは出来ない、か・・・・」



20 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:36:51.03 ZCxy84AO0 14/49

「手つきがいやらしいです」

「いや、どうやって脱がそうかと」

「だからって太腿をまさぐるような触りかた」

「スベスベで、つい」

「っ・・・・・・そういうことなら、許します」

「許されて良かったよ」

「ほら、お兄ちゃん、早く」

「ああ・・・・分かった」

「・・・・・・・・・・・・っっ・・・・・・・・・・・・」

「そんなにビクビクされると遣りづらいんだが・・・・」

「気にしないで、どうぞ」

「・・・・・・・・・・・・っと、出来たぞ」

「どうも、ありがとうございました」

「じゃあ」

「じゃあ、次はお兄ちゃんの番ですね」

21 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:42:30.62 ZCxy84AO0 15/49

「ちょっとまってくれ、俺はやらなくて良い、自分で脱ぐ」

「人の服は脱がせといて、自分は嫌なんですか? そういう方なのですか」

「いや、語弊がある。俺はそんな奴じゃないが」

「が、なんですか」

「・・・・わかった、俺の服も脱がせてくれよ」

「最初からそう言えばいいのですよ。ほら、腕を上げてください」

「まて、そこからか」

「いっそ全部脱がしてさし上げようと思って」

「せめて、上着、シャツくらいは自分で脱がさせてくれよ」

「仕方ないですね」

「そこまで脱がしたかったのか」

「いえ、そういうわけではないですよ。私なりのお礼を、と」

「恩を仇で、というか、なんというか」

「ほら、お兄ちゃん、早く脱いでください」

「ああ、わかってる」

23 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:47:23.33 ZCxy84AO0 16/49

「では、お兄ちゃん、ズボンを脱がします」

「いや、宣言はしなくても」

「気分の問題ですよ」

「気分の動向で宣言をされてもなぁ」

「ほら、動かないで」

「・・・・・・・ぅお、吐息がかかる、顔を近づけるな」

「嫌でしたか」

「擽ったい」

「んっ・・・・ふふっ」

「楽しんでるな、お前」

「いえ、まさか。ほら脱がせ終わりましたよ」

「・・・・・・・・・・うっ」

「ん、なんでしょう、これ」

「いや、なんでしょうは無いだろう。保健体育は履修したはずだ」

「わかりませんね。なんでしょう、この下着の盛り上がりは」

24 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:52:26.45 ZCxy84AO0 17/49

「いいから、パンツは自分で脱ぐから」

「駄目です、パンツも私が脱がせます」

「お前・・・・、わかってるのになんだお前・・・・・」

「二度繰り返さなくてもいいですよ、私は何も知りません。だから、普通に脱がせます」

「・・・・・・・・っ、どこ触ってるんだ」

「いや、お兄ちゃんと同じく、脱がし方が分からない故に、考察してるんですよ」

「取り敢えずその、そこに触れるのは辞めろ」

「ここですか?」

「うっ・・・・・そ、そこだか、ら」

「わかりました、仰せのままに致しますよ」

「ああ・・・・」

「・・・・・あら、大変、突起に引っかかってパンツが脱がせられませんよ」

「いいからそのまま下へ引っ張れ」

「仕方ないですね、わかりましたよ」



25 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:55:38.90 ZCxy84AO0 18/49

「あら、まあ、これが男性器ですのね」

「妹にこんな醜態を晒すなんて・・・・」

「いいじゃないですか、妹ですし」

「肉親に晒すのが最悪だと嘆いているんだよ」

「まぁまぁ。んん、なんでこんなに猛々しいんでしょう」

「ぅお、さ、わるなお前」

「好奇心が勝ちますよ」

「辞めろと」

「そうですね」

「ああ、そうだ」

「この際、保健体育の授業をしていただきましょう」

「・・・・・・あ?」

「お兄ちゃん、期待してますよ」

26 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 18:59:44.83 ZCxy84AO0 19/49

「期待とは何だ」

「時期を待つと書いて期待ですね」

「じゃあ授業を待て。というより教科書でも引っ張り出せ」

「その教科書が、お兄ちゃんですよ」

「バカも休み休み言え」

「この発言が馬鹿なのでしたら、初めての発言になりますね」

「・・・・・」

「さ、男性器について教えていただきましょう、ね?」

「ち、よ、、握るな」

「いいじゃないですか、減るものでもないですし」

「いや、案外減るものは有るのだが」

「えっと、どうすればいいのでしたっけ。こう、上下に」

「まて、いや、まて」

「早いほうがいいんですね?」

「う・・・・っ・・・・・・・・・・っ」

28 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:02:03.66 ZCxy84AO0 20/49

「あらあら、そんなに気持よかったですか? お兄ちゃん」

「本能には逆らえん・・・・」

「ふふ、私を女としてみてくれているのですか?嬉しいです」

「いや、その、だな」

「では、次は・・・・・・・・・・・・・」

「う、お前、そんな股を広げて・・・・っ」

「次は、女性器のお勉強、しませんか」

29 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:05:30.04 ZCxy84AO0 21/49

「何、馬鹿なこと言ってるんだ。流石に」

「流石に?もう、流石に、の域は、軽く超えてそうですけど」

「ううむ」

「ほら、目の前に、未熟な少女の花園が広がっているんですよ?」

「・・・・・・う」

「・・・・それとも、そんなに魅力ないですか?私の身体、見るに値しませんか?」

「いや、そういうわけじゃ」

「じゃあ、見てくれますよね?」

「・・・・・・わかったよ」

「ふふ、いいお兄ちゃんです」

「嫌なところで評価が上がるな、俺は」

「嫌?」

「そういう意味じゃない、うん」

「良かった。じゃあ、ほら、私の身体。見て?」

31 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:08:51.06 ZCxy84AO0 22/49

「・・・・・・・・・・・ほら、見えます? こ、ここが、クリトリスで、す」

「あ、あ」

「触ってください」

「いや、でもそれは」

「・・・・・・・・?」

「わかったよ。・・・・・・・・・・・」

「っっ、んっ」

「大丈夫か?」

「ふふ・・・・お兄ちゃん、上手いんですね」

「いや、触っただけなんだが」

「触りかたが、嫌らしい、ってことですよ」

「褒められてないな」

「ホメてるつもりですよ」

「ふぅん」

「ほら、もっと」

32 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:11:54.38 ZCxy84AO0 23/49

「触るだけ、でいいんだよな」

「・・・っ、んっ、つまんでみても、いいんですよ?」

「こうかな」

「ひっ、んあっ」

「うお、本当に大丈夫か? 身体がビクビク言ってるぞ・・・・」

「お兄ちゃんこそ、女の人の身体、なんにも知らないんですね」

「ん、いや、そりゃ」

「安心しました」

「安心って」

「ねえ、お兄ちゃん」

「ん、何だ」

「挿れたい?」



34 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:15:39.20 ZCxy84AO0 24/49

「いや、お前」

「ほら、ここ、穴のところ、見てください」

「いや、お前、そんな浴槽じゃ良く見え」

「じゃあ、私が四つん這いになりますね」

「う、あ、ああ」

「見えます、か。穴の、なか」

「あ、うん」

「私も相当恥ずかしいんですからね。お兄ちゃん」

「そうなのか」

「そうです。で、見えますか。白い、膜が」

「処女膜、か?」

「正解です。ふふ、お兄ちゃん。ということはどういう意味か、わかります?」

「お前は、処女、と」

「そういうことです」

35 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:21:03.89 ZCxy84AO0 25/49

「って、お前」

「挿れたいですか?」

「・・・・・・・」

「ううん、黙っちゃいますか。では、仕方ないです」

「あつっ、引っ張るな、乗るな」

「そんな優柔不断のお兄ちゃんには処女は、まだ捧げてあげません。素股で十分です」

「保健体育習ってない奴がどうしてそん・・・・っ」

「どうです・・・?っ、んん・・・・・気持ちいいですか?」

「っ・・・・・・・・・・・・・・・」

「答えてもらわないと不安です。もっと腰、振っちゃいます」

「あ、っ・・・・・気持ちいい、気持いいから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」

「素直ですね、それでいいんですよ、お兄ちゃん」

「ああ・・・・」

「そんなお兄ちゃんは、もっと気持よくしてあげましょう」

「っ・・・・・・・・あ、そんなに早く腰を」


36 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:25:58.40 ZCxy84AO0 26/49

「私も、っ・・・・気持いいんですよ・・・・・っっ」

「くっ・・・・・・・・・・・」

「っっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ、ん」

「・・・・・・・・・・・・っ・・・・・・・・」

「二回目なのに、いっぱい出ましたね?」

「お前も、濡れてるじゃないか」

「バレましたか」

「お互い様、だ」

「お互い様、ですかね」

「・・・・・・・・あぁ」

「さて、お兄ちゃん、今日はここまでにしておきましょう」




「続きはまた、次のゲームで、ね」



~fin~

48 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:47:23.84 ZCxy84AO0 27/49

「お兄ちゃん、部屋、入って良いですか?」

「ああ、まあ、良いぞ」

「言葉を濁すんですね」

「うーむ、まぁ、な。思うところは有るのだ」

「思うところ・・・?」

「気にするな。で、何のようだ」

「今日は、お勉強を見てもらおうと思いまして」

「保健体育は却下だ」

「違いますよ、今回は、列記とした普通のお勉強です」

「ふぅん。ならいいけどな」

「では、私の部屋へ行きましょう?」

「ここじゃ、ダメなのか?」

「勉強道具を持ってくる手間が」

「わかったよ。行こう」

「有難う、お兄ちゃん」

51 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 19:54:51.60 ZCxy84AO0 28/49

「少し、冷房効き過ぎてないか」

「私は此れぐらいがちょうどいいというか、まだ暑いくらい」

「そうなのか」

「うん。そうだよ。・・・・・・・・・・・っと」

「ふぅん・・・・って、お前、なんだその格好」

「ん、ネグリジェですけど」

「なぜ今着てる」

「寝る前だからですけど」

「いや、まぁ、うん、そうか」

「興奮しちゃいました?」

「いや、そんな事はない」

「・・・・・・・・・っん?」

「お前、いきなり何触って」

「先と同じように、なんか、固いんですけど?」

「・・・・・・うっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

55 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 20:02:40.18 ZCxy84AO0 29/49

「どうなってるんでしょうか?気になります」

「保健体育は、なし、と」

「これはわたしの純粋な興味ですよ・・・・・・・・・・・・ん、ぁ、凄い。チャック空けるのも大変です」

「う・・・・・・」

「一気に出しちゃいますね?」

「ああ・・・・・・・・・もう、いいさ、好きにしてくれ」

「諦めが肝心、分かってますね、お兄ちゃん」

「はぁ・・・・・・・・・・・・・って、うあ、お前」

「はひ」

「汚いだろ、口にくわえるなんて」

「ん~にゅっ・・・・っぁ」

「うおい」

「・・・・・・っ・・・・っ・・・・・・・・・っ・・・・・・・っ」

「お、お前、そんなテクニック何処で習ったんだよ、くっ・・・・うあ、凄い」

「んん・・・・・・・っ・・・・・・・・・・っ」

59 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 20:13:25.17 ZCxy84AO0 30/49

「うっ・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・」

「ん・・・・あぁ・・・・・出るならでると、いってほしかったれふ」

「悪い。ほら、ティッシュ」

「んん、要らないれふ」

「いや、でも」

「・・・・・・っぷあ・・・・・・ご馳走さまでした」

「飲むのか・・・・」

「美味しかったですよ?」

「俺は一生遠慮したい」

「ふふ、そうですか。残念です」

「ほら・・・・・じゃあ、勉強しよう」

「・・・・もう、ですか?」

「そっちのほうが本命だろ?」

「半々です」

「半々、ってな」

63 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 20:27:51.01 ZCxy84AO0 31/49

「でも、まあ、お兄ちゃんがそう言うなら、仕方ないですね」

「ああ、じゃあ」

「うん、じゃあ、英語、教えて欲しいです」

「わかったよ」

__________________________________

「ここの発音は、レ、ラ?どっちなんでしょうか」

「ラ、だ」

「ううん、よく分からないですね」

「ラ」

「口の形、よく見せてください」

「ラ・・・うっ」

「・・・・・・・・・・・っ・・・・・・っん」

「・・・・・・・・っぷはっ・・・・・げほっ・・・・」

「どうですか? 自分の味」

「不意打ちは・・・っ・・・・卑怯だぞ」


66 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 20:38:18.56 ZCxy84AO0 32/49

「それについては反省してますよ」

「嘘だな。顔がにやついている」

「そうですか? ふふ、心境が顔に出たみたいです」

「俺も俺の心境が顔に出てると思うんだがな」

「私とのキス、良かったみたいです」

「そんな顔をしてるか俺は」

「私とのキス、いやでした?」

「いや、嫌じゃないけどな」

「けど?」

「自分の味は知りたくなかったよ」

「ふふ、でも、そんなに味はしなかったでしょう?」

「でもすこしぬるぬるしてて」

「全く、それぐらいで気持ち悪がるなんて、お兄ちゃんは」

「自分のだとおもうとそりゃあ・・・な」


70 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:06:55.48 ZCxy84AO0 33/49

「ふふ、それは置いておきましょう。さて、勉強の続きでもしましょうか」

「ああ、わかった」

「もう英語はいいです。次は数学を、しましょう」

「ああ」

_____________________________________

「お兄ちゃん。円周率は、πで置き換えるんでしたよね」

「ああ」

「π、π、π・・・・ですって」

「今更引っかかることか」

「私のπも触ります?」

「オヤジギャグさながらの寒さだ。あと、事あるごとに誘惑するな」

「わかりました。自重しましょう」

「ああ・・・・頼むよ」

_____________________________________



71 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:10:01.84 ZCxy84AO0 34/49

___________________________________
____________________________
______________________
_____________
_____


「ありがとうございました。今日は此処迄でいいです」

「ああ、また何か有ったら呼んでくれ」

「それは・・・私を誘惑してるんですか?」

「いや、そういう意味じゃない」

「そうですか。残念です」

「残念、って」

「お兄ちゃんに、誘惑して欲しかったです」

「例えば」

「今晩、もっといいことを教えてあげるから、俺の部屋に来なさい・・・・とか」

「そんな怪しいフラグは建てない」

「・・・・本当、残念です」

73 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:13:57.02 ZCxy84AO0 35/49

___________________________________

「ふぁあ・・・・・疲れた。」

「まさか、かくれんぼ一つで、あそこまで事が進むとは」

「思いませんでしたか?」

「・・・・何故お前が俺の部屋にいる」

「着床を共にしようと思いまして」

「誘っていない」

「誘われてませんよ」

「ならば何故・・・・」

「私が来たかっただけ、ですよ」

「ううむ・・・・しかし、このベッド、二人で寝るには」

「大丈夫ですよ、私、お兄ちゃんにくっついて、密着して寝ますから」

「ん、え、ああ・・・・お前がそれでいいなら」

「ふふ・・・・大歓迎ですよ」

「・・・・・・・・・不吉な笑だ」

77 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:21:06.11 ZCxy84AO0 36/49

「お兄ちゃん、こっち向いて」

「ん、あぁ」

「ん・・・・っと、こうやって、お兄ちゃんの足の間に、私の足を挟んで」

「お、おい」

「そしてその儘、抱きつきます」

「・・・・・息苦しいぞ」

「息苦しくないです。私、お兄ちゃんの匂い嗅いでる方が、楽です」

「それならいいけど」

「・・・・いい匂い・・・・。お兄ちゃん・・・・・」

「・・・・・・・・・ほら、おやすみ」

「おやすみ・・・・・・・・・・・・・・・なさい・・・・・・・・・・・・・」










87 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:38:57.45 ZCxy84AO0 37/49

「お早う御座います、お兄ちゃん」

「おはよう」

「お兄ちゃん」

「ん」

「・・・・・ゲームをしましょう」

「この状態で、か」

「この状態だからこそ、ですよ」

「まず朝のトイレと、着替えくらいさせてもらえないか」

「駄目です。だって、このゲームの内容は。」

「・・・・」

「我慢大会、ですから」

「それは・・・・トイレに行っちゃいけないな」

「ルールは簡単。何方かが、我慢できなくなったら、負け」

「もう負けを宣言したいのだけど」

「負けた方は、勝った方の言う事を、今日一日、聞かなければなりません」

88 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:43:40.35 ZCxy84AO0 38/49

「それは・・・・・・頑張らないとな」

「はい、頑張ってください。では、スタートです」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」

「どうかしましたか?」

「下腹部を・・・・小突くのは辞めろ」

「この程度の妨害、アリですよ?」

「・・・・・なら」

「ひっ、いやっ、お兄ちゃん、やめっ」

「こちょこちょは、効くんだな。相変わらず」

「やめ、お兄ちゃん、で、でちゃいますから、す、とっぷ」

「このくらいの妨害、あり、でしょう」

「ひ、っ、ん、やっ・・・・・っ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」






90 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:49:03.34 ZCxy84AO0 39/49

「もう・・・・お兄ちゃん、やり過ぎです・・・・よ」

「悪い、興が乗ってしまって」

「お兄ちゃんのベッド、干さないといけないですね」

「ああ、そうだな。ちょっと、先ずは洗ってこよう」

「お兄ちゃん」

「ん」

「命令・・・して、いいんですよ?」

「して、欲しいのか」

「お兄ちゃんが、どうしても洗濯したい、って言うならいいですけど」

「わかった。お前にベッド及び布団の洗濯を頼むよ」

「はい、わかりました」

「じゃあ俺が下のクッションを持つから」

「いえ、二つとも私が持ちます」

「いや、それは無理だって」

「大丈夫で・・・・・・・っあ」

91 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 21:53:26.15 ZCxy84AO0 40/49

「ほら・・・・危ない」

「・・・・有難うございます」

「さ、一緒に洗いに行こう」

「はい・・・・・」

_____________________________________

「ふぅ、やっと干すまでできたな」

「はい。それとお兄ちゃん」

「ん」

「本当に、ごめんなさい」

「いや、別に」

「きちんと、お兄ちゃんの言う事、今日一日、絶対聞きます」

「ああ、え、まあ、うん」

「なんでも言ってください」

「何でもって言われてもな」

「脱いでも、いいんだよ」

92 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 22:00:41.01 ZCxy84AO0 41/49

「脱ぐって」

「そういう、性的なことも、いいんだよ」

「・・・・・・・」

「お兄ちゃんの、したいようにしていいんだよ」

「そう言われてもな・・・・」

「ね、お兄ちゃん・・・・・」

「下から覗き込むな」

「だって・・・・・」

「わかった、わかったから」

「本当ですね?」

「ああ」

「では、お兄ちゃん」

「何だ」

「お兄ちゃんの、私に、やって欲しいことを、言ってください」

「そうだな・・・・・・・・・・・取り敢えず、脱いでもらおうか」

94 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 22:11:57.23 ZCxy84AO0 42/49

「脱ぎました・・・・。これでいいですか、お兄ちゃん」

「ああ、それでいい」

「それで、どうすればいいんですか?」

「ううむ、そうだな。取り敢えず、足と、手を縛ろう」

「強姦ですか・・・・?」

「違う、兄は底迄落ちてはいない」

「結構落ちているとは思いますが」

「っと・・・・」

「これで、私はもう抵抗できません。私は、何をされるのでしょう」

「まあ、そう焦るな。これ、家にあった奴」

「掃除用の、柔らかい羽ブラシ、ですか」

「これで、お前を擽る」

「く、すぐるんですか」

「ああ、擽り強化月間だ」

「そんな苦痛の月間要りません・・・・」

104 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 22:31:23.41 ZCxy84AO0 43/49

「暴れるなよ」

「どうでしょう、自信はありません」

「さて、じゃあ、足の裏から、擽るか」

「ひっ・・・やっ・・・・」

「少ししか触れてないぞ」

「少ししかふ、れていない、から、擽ったいんです」

「ふぅん。じゃあ、ほら」

「ひっ、あっ、お、にいちゃ、んん、ちょっと待って、ひっひあっっ」

「効くなぁ、本当に効果抜群、効果覿面というか」

「お兄ち、ゃ、ん、やめ、っ」

「ううん、昨日の行いが、お前には有るからな。もう少し懲らしめといたほうが良いかも知れないかな」

「おに、いちゃんだって、た、の、しん、ひあっ、でたじゃないですか、っっ」

「否定は出来ないが」

「っじゃ、ああっ、」

「・・・・・・・でも、後もう少し、な」


105 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 22:38:28.21 ZCxy84AO0 44/49

「ふ、っあっ・・・・・・・・」

「お疲れ様」

「疲れました・・・・本当に。腹筋が痛いです」

「だろうなぁ」

「あと、お兄ちゃん」

「なんだ」

「濡れちゃい、ました」

「汗か? 仕方ないな、有れだけ動いたから。タオルを持ってくるよ」

「違いますよ、お兄ちゃん」

「何だ、じゃあ」

「わかってるでしょう? お兄ちゃん。言わないと、わかりませんか」

「・・・・・・・・・」

「愛液で、濡れているんですよ? お兄ちゃんの、せいで。興奮して。」

「・・・・で、なんだ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しませんか?」

109 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 22:47:38.43 ZCxy84AO0 45/49

「お前・・・・・するっ、って。まだ朝だし」

「夜ならいいんですか? 朝も昼も夜も、関係有るんですか?」

「こう・・・雰囲気というか」

「今、雰囲気、ありませんか?」

「いや、その」

「お兄ちゃん、私の身体、弄んでおいて、そんな程度で、許されると思っているの?」

「・・・・・・・・いや」

「なら、さ。責任、とって、やろうよ」

「責任・・・・か」

「そう、責任。お兄ちゃんは、妹の身体を、責任、っていう大義名分によって、犯せるんだよ」

「そういう言い方・・・・は」

「事実、だよ」

「・・・・・・・」

「ね、お兄ちゃん。私と、やりたい? それとも、やりたくない?」

113 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 22:57:43.46 ZCxy84AO0 46/49

「やり・・・・・たい」

「聞きましたからね」

「ああ・・・」

「ふふ、もう、お兄ちゃん、後戻り、出来ませんよ」

「わかってる、さ」

「・・・・・・お兄ちゃん、お兄ちゃん・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・」

「そんなに抱きついてくるな、少し、苦しい」

「ここも、苦しそうですね。こんなに、硬くして」

「・・・・・・お前の、せいだ」

「御互い様、ですか」

「そうだ、御互い様、だ」

「ふふ」

「はは、は」



116 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 23:02:52.47 ZCxy84AO0 47/49

「・・・・・・・・・・っ、あ・・・・・おにい、いちゃん」

「・・・・・・・・・ぅあ、おま、え、いきなり挿れる、だ、なんて」

「いっ、つ、」

「ほら、ゆっくり、普通に、やったほうが」

「駄目、なんですよ、お兄ちゃん。んっ、あっ」

「やめ、ろ、抱きいついた状態のままでやるのかっ、おま、え」

「早く、早く、お兄ちゃんと、一緒に、なりたくて、っあ、ん」

「うっ、・・・・・くっ、ここまで、気持ちいい、とは、っ」

「気持ちいい?んっ、んあ、お兄ちゃん、きもちい、い?」

「ああ、凄く、気持ちいい、っ・・・・」

「じゃあ、もっと、腰、動かすね。お兄ちゃん、っ、っあ、んんっ」

「・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・・・っ」

「ふふっ、っ、んっ、んっ」

「なんで笑ってるんだよ」

「嬉しいから、かな、っ」

120 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 23:08:30.66 ZCxy84AO0 48/49

「嬉しい、か・・・・っ」

「うん、お兄ちゃんと、つながれて、っ、嬉しい、っ」

「そう、か」

「お兄ちゃん、胸も、触って、っ」

「っ、あ、ああ」

「ひゃっ、んっ、あっ、んっ、んんっ」

「くっ・・・・・・っ・・・・・」

「お兄ちゃん、幸せだよ、私、っ、っ、っっっんあ」

「ちょっと、まて、とまれ、出そうだ」

「駄目っ、だして、いいから、っ、あっ」

「そんなの、だめにっ・・・・っ」

「いいの、だしていいの、っ、ほら、だしてっ、っあっ、んん」

「くっ・・・・・早く動くなっ・・・・・・っ・・・・・・・・・・っ・・・・・・く」

「ふあっ・・・・・・生暖かい・・・・・ゃあ・・・・・・っ」

「・・・・・・・・・・・・・・っ」

121 : 以下、名... - 2011/07/02(土) 23:13:21.10 ZCxy84AO0 49/49

「お兄ちゃん、中に、だしちゃいましたね」

「・・・・・・・いや、あれは」

「言い訳、ですか?」

「俺が、悪かった」

「ふふ、それでいいんです。それでですね、お兄ちゃん」

「ああ」

「責任の、責任。取ってもらいます」

「責任の責任って」

「中に出した、責任ですよ」

「ああ・・・・何でも罰は受けるよ」

「そうですねゲームをしましょう」

「あ、ああ?」

「リアル人生ゲーム、そして」



「結婚のマスです」
                                 ~fin~

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