食蜂操折がまさかの変態になります
元スレ
もしも食蜂操折が変態だったら
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340559376/
※注意
この作品は『もしも《超能力者》が《○○》だったら』シリーズの1作です。
この作品は、単独では完結していますが、シリーズとしては未完結であるため、未回収の伏線が残っている状況です。
その点をご留意いただき、閲覧していただければと思います。
【関連】
1作目
もしも一方通行がヘタレだったら
2作目
もしも垣根帝督が完全に厨二病だったら
3作目
もしも御坂美琴がクズだったら
4作目
もしも麦野沈利がドジっ娘で臆病だったら
食蜂「やぁ、御坂さん」ヌッ!
御坂「ゲッ!食蜂操折…(机の下から出てきた!?)」
食蜂「今日も髪がサラサラね」クンカクンカ
御坂「ちょっ!臭いを嗅ぐな!」
食蜂「まったく…本当に嫉妬しちゃうわぁ」ベタベタ
食蜂「だって御坂さん、こんなにも肌が柔らかくて…」ベタベタ
御坂(何か妙に触って来るなコイツ…)
御坂「じゃあ、私はコレで失礼するから(コイツ、絶対にヤバイ…!)」
食蜂「まったく御坂さんったら、照れちゃってぇ☆」スッ
さり気なく、御坂が座ってた椅子に座る食蜂
女子生徒A「やっぱり、御坂さんより女王様だよね~」
食蜂「!?」
女子生徒B「うん、女王様は御坂さんよりカリスマ性が高いもんね」
食蜂「…………!」ワナワナ…
食蜂「………あなた達ぃ」
女子生徒A「あ、女王様ry」バシンッ
女子生徒A「…………何で、ビンタを…」
食蜂「黙れ!恥を知れ貴様!!!」ガァアア!
女子生徒A「ぐぇええ!く…首がぁ…!」ギリギリ…
女子生徒B「や、止めてください!女王様!」
ざわざわ…
食蜂「言っとくけどぉ、私より美琴たん…御坂さんの方が断然強いからぁ」
食蜂「ちゃんと言葉を選ばないとぉ、アラビア語でしか喋られなくするから」
女子生徒A「ゲホッ!ゲホッ!肝に免じときます…!」
食蜂「はぁ、興が冷めたわ」
食蜂「私は今から御坂さんの下着でディナーするけど、あなたもどお?」
女子生徒B「え?ええっと…結構です…」
食蜂「フン、まぁいいわ、今日はこれぐらいにしとくわ」スッ
さり気なく御坂が読んでいた本を懐にしまう食蜂
食蜂「うんコレは中々イケるわねぇ」ムシャムシャ
食蜂「もっと水飴を入れようかしらぁ」ドロー
取り巻きA「ちょっ…女王様!またこんな物ry」
食蜂「……………」ピッ
取り巻きA「ブッヒッヒッヒ……」ブヒブヒ…
寮
御坂「あっれ~?おっかしいな…ねぇ黒子…」
黒子「」ギクッ
御坂「アンタ…まさか…!」
黒子「すみませんですの!」バッ
御坂「まったく…で、他は?」
黒子「ほ…他とは…?」
御坂「残りの5枚どこにやったのよ!」
黒子「そ、それは私じゃないですの!」
黒子「黒子を信じてくださいまし!」
食蜂「ふぅ、美味しかったぁ、私にとっては星三つねぇ」
食蜂「あなたも食べたかったぁ?」
取り巻きA「ブッヒッヒッヒ…」ブヒブヒ…
食蜂「うん、そうね」
食蜂「あ、そうだ、御坂さんはどこに居るのかしらぁ」
取り巻きB「女王様!」
食蜂「うん?」
取り巻きB「あまり御坂さんと会うのはお止めください!」
食蜂「あ?」
取り巻きB(うっ…ひ、怯んじゃだめだ…)
取り巻きB「女王様が御坂さんにその…してるのを他の誰かに見られたら、私達の派閥は崩壊します!」
食蜂「で?」
取り巻きB「だから考え直してください!」」
食蜂「……………」
食蜂「それじゃあ、行ってくるわぁ」
取り巻きA「ブッヒッヒッヒッ………」ブヒブヒ
取り巻きB「ウッシッシッシ………」ウシウシ
食蜂「コッチから御坂さんの臭いがするわぁ」
食蜂「あ、居た」
御坂「チェッサー!」ドガッ
食蜂「見えた!」
食蜂「む…防御はしていたのか…」
御坂「う~ん…あまりいい物出ないわね」
黒子「お姉さま!」
御坂「あ、黒子」
食蜂「!?」
食蜂(う、後ろからハグだとぉ~!?)ワナワナ…
黒子「フフフッ今のスキにお姉さまを……」スリスリ
御坂「こっこら!止めなさい!真っ黒コゲに……ん?」
黒子「へ?」
食蜂「…………こんにちは、御坂さん」ゴゴゴゴゴゴ………
御坂「しょ…食蜂……操折……!どうしてココが……!」
黒子「な、何ですの…?この殺意は…!」ブルッ
食蜂「臭いでここまで来た」
御坂「嘘つけ!」
食蜂「嘘じゃないもん」
食蜂「ところでぇ、御坂さん」
御坂「ん?」
食蜂「その女は、誰?」
黒子「わ、私は、お姉さまの露払いを…」
食蜂「露払い?露払いと言う名のセクハラじゃないの?」
黒子「え?……そ、そんな事は…」
食蜂「あなたの名前は白井黒子さんねぇ」
黒子「ど、どうして名前を…!」
食蜂「白井さん?」
黒子「は…はい?」
食蜂「変態は良くないと思う」
御坂(ど…どの口が言うか!)
黒子「あ、あなただって、ストーカー紛いな事を…」
食蜂「ストーカー?失礼ねぇ、私はただ知りたいだけだから」
黒子「え?」
食蜂「私はただぁ、御坂さんの好きな食べ物、御坂さんの趣味、御坂さんの好きな科目、御坂さんの好きなキャラ、御坂さんの好きなアワビ、御坂さんの好きな体位を聞きたいだけだから」
黒子「」
御坂「」
食蜂「その口から全ての事を語って欲しいの」キリッ
御坂「あ…はは……」ドン引き
黒子「は…はは…」ドン引き
食蜂「でもぉ…ライバルは減らすべきねぇ…」チャキッ
御坂「包丁!?」
食蜂「それでわぁ、白井さん、さようなら」
黒子(マズイですの!目がマジですの!)
黒子(ここはテレポートで……)
食蜂「……………」ピッ
黒子(なっ!?う…動けな…)
食蜂「ふふふふ……うふふふふふ……」ユラユラ…
黒子(ヒィイイイイイ!恐いですの!)
御坂「待ちなさい!」バッ!
黒子(お姉さま!)
御坂「何を私の友達を刺そうとしてんのよ!バカ!」
食蜂「大丈夫、今から御坂さんを開放してあげる……」
御坂「そんなのいいの!早く帰れ!」
食蜂「ふん、まぁいいわ…御坂さんがそう言うなら…」
黒子(助かったですの…)ホッ
食蜂「でも、私はあなたを許さないから」ボソッ
黒子「…………!」ゾクッ!
学校
御坂「それでさぁー…」
女子生徒A「へー、おかしな人も居ますわね」
食蜂「フフッ…今日も可愛いわぁ、流石第三位」
食蜂「ん?」
女子生徒C(ケケケッ、御坂めぇ…!貴様に最高の絶望を味あわせてやる…!)
女子生徒C(早速、御坂の机に落書きを…)
食蜂(へぇ、それはグッドな計画ねぇ…)
女子生徒C(あれ?何か頭の中に声が…)
食蜂「廊下を舐め続けてろ」ピッ
女子生徒C「あはぁあああああああああああああああんんんんんん!!!!」ペロペロペロペロ
女子生徒C「美味しいよぉおおおおおお!!!!廊下美味しいよぉおおおおおおおおお!!!!」ペロペロペロ
御坂「な…何…アレ…」
女子生徒A「最近、多いですわね、ああいうの」
教室
食蜂「黒板を愛し続けてろ」ピッ
女子生徒D「ちょっと!まだあなた黒板消しと付き合ってるの!?」
女子生徒D「しかも…チョークとまで…!……ッ!最っっ低!!!」バシンッ!
黒板「」
食蜂「バルルンガ語で喋ってろ」ピッ
女子生徒E「(バルルンガ語)」
食蜂「水を鼻でイッキ飲みしろ」ピッ
食蜂「便所の水を飲み続けてろ」ピッ
食蜂「椅子の脚で×××に×××してろ」ピッ
食蜂「死ぬまで林家ペーのモノマネしてろ」ピッ
先生「授業を始めま……何これカオス」ガラッ
先生「食蜂さん…またあなたですか?」
食蜂「別にぃ、ただ私は御坂さんを批判するヤツを懲らしめてるだけなんだけどぉ」
先生「それは…人それぞれですし…」
食蜂「うーん、あれ?ひょっとして先生もソッチサイド?」カチャッ
先生「ヒッ…!じ、授業を始めます!」
女子生徒D「コイツらとはもう別れたって言ってたじゃない!!!」
女子生徒E「(バルルンガ語)」
女子生徒F「こっ…!こっ…!」
女子生徒G「美味い!美味すぎる!!!」ごくごく…
女子生徒H「○○○!!!×××○×!!!」
女子生徒I「あっははははははwwwwwwwwwwwwwwww」パシャッ
食蜂「お腹すいたなぁ…」グ~…
食蜂「てゆうか、あなたがやってるのパー子の方よ」
女子生徒I「あっははははははwwwwww」パシャッ
食蜂「まぁ、どうでもいいよね」
昼休み
食蜂「暇だから、取り巻き達を洗脳して遊ぼうかなぁ」
取り巻きC「…………」ガクガク…
取り巻きD「…………」プルプル…
取り巻きE「…………」ビクビク…
食蜂「じゃあ、全裸でリアル鬼ごっこでも…」スッ
取り巻きC「嫌だぁあああああああああああ!!!!」
取り巻きD「そんなの嫌ぁああああああああああ!!!!」
取り巻きE「死にたくなぁーい!!!」
食蜂「だが洗脳」ピッ
食蜂「みさかさーん!」
御坂「うげぇっ!食蜂操折…!」
食蜂「そんなフルネームで呼ばなくても…気軽にみさきちと言ってもいいよ☆」
黒子「みさきち」
食蜂「あぁ?黙ってろシャバ僧」
黒子(何でこの人は私に対して凄く冷たいんでしょう…)
食蜂「テメェ自殺させるぞコラァ…!」
黒子「ひゃああああああああああ!」
御坂「いくらアンタでも、それ以上黒子に近づくとアンタの頭吹っ飛ばすよ!」
食蜂「ならもっと近づく!」ザッザッザッ
御坂「本当に超電磁砲撃つよ!?」バチバチッ
食蜂「撃っても構わないわ!むしろ撃って下さい!御坂さんに殺されるなら本望!」
食蜂「さぁ!御坂さんの超電磁砲でこの無様な糞売女の頭を消し飛ばして殺して下さい!」バッ!
御坂「く、狂ってるわ!アンタ!」
黒子「わ…私と次元が違いますの…!」ガクガク…
御坂「これでわかったでしょ…黒子…私がなんでこの女を避けてるか…」
黒子「骨に染みましたの…!」
食蜂「あれ?何で構えたままなの?まさか…そういうプレイ!?いいわよ!乗ってやろうじゃない!」
食蜂「私が命乞いしてる途中で撃つつもりね!?いいわよ!お望み通りにしてやろうじゃないの!」
御坂「黙れ!」バチンッ
食蜂「あふんっ!」
食蜂「もっと!もっと!」
御坂「く、来んな!」バチッ!バチバチ!
食蜂「あうぅうううん!御坂さんの電流でイキそうぅうううう!!!」ビクンッ!ビクン!
御坂「だ…駄目だコイツ…!逃げるよ黒子!」
黒子「は、はいですの!」シュンッ!
食蜂「電気攻めの次は放置プレイ!?中々やるわね御坂さん!」
職員室
食蜂「御坂さん専用の鞭を作りましたぁー!」パンパカパーン!
食蜂「コレを御坂さんが持って、私をこの鞭で打つと思うと…へへへ…」ジュルリ
食蜂「しかもその威力は!」バシーンッ!
取り巻きF「あうっ!いだいぃいい!いだいよぉおおおおお!!!!」」
食蜂「皮もあっさりと剥ぎ取る程の威力を誇る!」
食蜂「おらっ!もっと喘げこのメス豚!」べシーン!バシーン!ズバシーン!
取り巻きF「ひゃん!びゃん!あん!女王様!私のお尻の皮が!ズル剥けにぃ!」
先生「もうどうしたらいいのか分からない…」
某ファミレス店
黒子「それにしても、昨日はかなり疲れましたわね…」
御坂「本当ね、いつか夢に出てきそう…」
佐天「なんの話ですか?」
黒子「第五位さまの話しですわ」
初春「第五位って…超能力者の第五位!?」
佐天「二人共、第五位の友達なのですか!?」
御坂「死んでもアイツの友達にはなりたくないわ…」
佐天「いつか会ってみたいですね」
御坂「駄目よ!」
佐天「え?」
御坂「あの女は例え相手が女性でも逆らうなら、全ての歯を折るような女よ!?」
御坂「絶対に会っちゃ駄目!約束して!」
黒子「佐天さんが、もし第五位に会ったら命の保証はないですわね」
佐天「そ、そんなに恐ろしい人なんですか?」
黒子「恐ろしいも恐ろしい、一言で表すなら狂ってますわ」
初春(ん?何だろあの向こうの席に座ってる人…凄くコッチを見てる…)
食蜂「……………」
初春「あの…白井さん、御坂さん…あちらの方は知り合いですか?」ヒソヒソ
御坂「ゲッ!」
黒子「ヒィッ!」
佐天「ど、どうしたんですか?二人共…何か顔色が一瞬にして悪くなって…」
御坂「か…帰るわよ!みんな!」ヒソヒソ
黒子「そうですわ!帰りましょう!」ヒソヒソ
佐天「だ、誰なんですか…?」ヒソヒソ
初春「まさか……」ヒソッ
黒子「そのまさかですわ…第五位ですわ…」ヒソヒソ
御坂「早く出ないと、三人共操られちゃう!」ヒソヒソ
佐天「え?あ、操られる?」ヒソヒソ
黒子「第五位こと、食蜂さまの能力に掛れば最後…」ヒソヒソ
黒子「身も心もズタズタに引き裂かれる事になりますわ…」ヒソヒソ
黒子「その御陰で不登校になった生徒の数は少数、狂った生徒は多数ですわ」ヒソヒソ
佐天「…………!」ガクガク…
初春「全然お嬢様学校なんかじゃない!」
明日
御坂「あーあ…佐天さん達…何もされてなきゃいいんだけど…」
御坂「うん?なんか学校が騒がし…っ!?」
食蜂「よく来てくれたわね、御坂さん☆」
「ヒャッハー!」
「ヒャッホー!新鮮な水だぁあああ!」
「壊せ!壊し尽せ!」
御坂の目に飛び込んで来たのは、変わり果てた常盤台生達の姿だった。
御坂「な、何が起きてるのよ…」
食蜂「えーとぉ…あ、コレ私のペットの豚、名前はアバズレって名前なの!ムカツクでしょ?」
取り巻きG「ブヒッ!」
食蜂「豚の分際で御坂さんに話し掛けてんじゃねぇええええ!!!」ボギッッ!!
食蜂は取り巻きGの左手を思いっきり踏み潰して、後からメキッ!ミシッ!という音が聞こえてくる。
取り巻きG「ぎゃああああぁううああああ痛いぃいいいいいいいい!!!!」バタバタッ!
食蜂「豚のクセに人間の言葉使ってんじゃねぇ!」ゲシッ!ボゴッ!
御坂「止めろ!」バゴッ!
食蜂「あん!」バタッ
食蜂「あー…少し取り乱したちゃった、ごめんね御坂さん☆」
御坂(凄いムカツク…!)
食蜂「ほら御坂さん、授業が始まっちゃうわよ」
御坂「外の子達はどうする気?」
食蜂「私のオモチャ確定」
食蜂「へっへっへ……うん?」
一方通行「……………!」
一方通行「……………」スタスタ…
食蜂「こんにちは、第一位さん」
一方通行「………オレか?」
食蜂「今、心の中で、ヤベッて思ったでしょ?」
一方通行「………どっか行ってくれねェか?」
食蜂「嫌だ」
一方通行「口で言ってもわからねェみてぇだな…」カチッ
食蜂「動くな」ピッ
一方通行(ンなもン反射で…て、何で効いてるンだァ!?)
食蜂「私の干渉能力があなたに当たる前に引いただけだよ?」
一方通行(ンな滅茶苦茶な事があるかァ!!!)
食蜂「私の心理掌握<メンタルアウト>に常識は通用しないわ」キリッ
一方通行(テメェ!いい加減に洗脳を解きやがれ!)
食蜂「誠意ってものがあるでしょ」
一方通行(あァ!?誠意だ!?フザケンナ、ボケェ!)
食蜂「ほぅ…そんなに粛清がいいのかしら」
一方通行(ゴメンナサイ!許して下さい!お許しを!)
食蜂「何ぃ?聞こえんな~?」
一方通行(ぶっ殺すぞババァゴラァあああああああああ!!!!)
食蜂「はい、粛清確定」ピッ
一方通行(あ……………)
食蜂「ふぅ、まったく…」
一方通行「…………」ポケ~…
食蜂「ん?あれは…」
食蜂「お~い!御坂さー……!?」
上条「もう勘弁してください!上条さんは疲れてるんです!」
御坂「うるさい!勝負しなさい勝負!」
食蜂(勝負…だとぉ!?)
御坂「そろそろアンタとは白黒ハッキリと決めないとね!」
上条(御坂のヤツ…昨日、ゲーセンのゲームで惨敗したからって…不幸だ)
上条「あのなぁ御坂、もういい加減に諦めろよ」
御坂「ふざけんじゃないわよ!あなたから何発も貰ったんだから!(対戦ゲーム的な意味で)」
食蜂(な…何発も、貰ったぁ!?(暴力的な意味で))
上条「お前が弱っちいからだろ!(対戦ゲーム的な意味で)」
食蜂「」ピクッ
御坂「うるさい!」
食蜂「………あの野郎殺す…」スッ…
とある地下室
食蜂「あの男の名は上条当麻、幻想殺しと言う不思議な能力を右腕に秘めている。何かによって上条は記憶を失うが、上条の周りの人間に対して、記憶があるフリをして、誤魔化している…不幸体質」
食蜂「ま、情報はこんな所ね」
取り巻きJ「そんな情報どこから…」
食蜂「細かい事は気にしないの」
食蜂「『暗部』とか言う連中が何人か来たけど、まぁ、相手にならなかったわね」
取り巻きJ「流石女王様!(化け物だコイツ!)」
食蜂「さてと、御坂さんを馬鹿にするヤツは粛清が必要よねぇ…」
取り巻きJ(最終的にソ連みたいな事になりそう…)
明日
上条「ん?今日は妙に常盤台生がウロウロしてるな……」
「あ、ウニ頭!ここに居ましたの!」
「早く追いかけなさい!」
「殺してやりますの!」
上条「うわぁああああ!な…何だぁあああ!?」ダッ!
土御門「カミやん!コッチだ!」
上条「土御門!?」
土御門「早くココに隠れろ!」
上条「サンキュー!」ダッ
「見失いましたの!」
「まだ、近くに居るはずですわ!探しましょう!」
土御門「フーイ…まったくカミやんは相変わらずのフラグ建築士だにゃー…と
言いたいが、ふざけてる場合じゃないぜよ」
上条「何であんなに常盤台生が殺気立ってるんだ?」
土御門「お前は何故か知らんが、学園都市第五位を完全に怒らしたみたいぜよ」
上条「お、怒らした?」
土御門「何か心当たりはないかにゃー?」
上条「心当たりっつっても……う~ん無いな…」
土御門「後、カミやんは早く学園都市から出て行け」
上条「で…出て行けって…何で…」
土御門「怒りの矛先であるカミやんが学園都市から出ていけば、食蜂の怒りは収まるはず」
土御門「この下水道から真っ直ぐ進め、この先に使いを待たせている」
土御門「まさか、女子中学生が下水道に居る、なんて事はありえねーだろうし…」
上条「………恩に着るぜ!土御門!」
土御門「インデックスも後で行かすからにゃー!」
とある廃墟
取り巻きJ「女王様、会いたいと言う人物が…」
食蜂「通しなさい」
土御門「よぉ、第五位、ここがお前の基地だったのかにゃー?」
食蜂「『グループ』のメンバーでもあり、『必要悪の教会』のメンバー…能力名は『肉体再生』、魔法名は『背中を刺す刃(fallere825)』…」
食蜂「そんなあなたが何しにココに?」
土御門「お前に残念なお知らせをしに来たにゃー(どこまで知ってるんだ…?)」
食蜂「何?よもや私を倒しに来た、なんて馬鹿な事を言うんじゃないでしょうね…」
土御門「ハッ!一方通行を軽く一蹴した化け物を相手に一人で立ち向かうなんて馬鹿な真似は流石のオレには出来ないにゃー」
食蜂「そう…じゃあ、用件を聞かせて☆」
土御門「上条当麻は不慮の事故で死んだ」
食蜂「…………本気で言ってるの?」
土御門「上条当麻は不幸体質って事はお前も知ってる筈だにゃー」
食蜂「私は嘘は嫌いよぉ、心読んで真偽を判断出来る…と、言いたいけど、あなたがスパイなら特殊な訓練を受けてる筈よねぇ…」
食蜂「まぁ、いいわ、あなたは上条当麻と同居してるシスターを一緒に逃がす約束をしてるらしいし?」
土御門「………どこでそれを…」
食蜂「能力は使ってないわぁ、風の噂よ」
明日
食蜂「さーてと!上条当麻も学園都市に追い出したしぃ、この調子で御坂さんの周りに居る人間を徐々に粛清して…へっへっへっ…」
取り巻きJ「恐ろしい考えはお止めください」
食蜂「なによ谷村ちゃん、文句あるの?」
取り巻きJ「そんな事すれば確実に学園都市中から女王様が狙われます!そして私は谷村じゃありません!」
食蜂「まぁ、私の力さえあれば学園都市なんぞ一日で崩壊出来るけどねぇ。あなたが不本意でも私はあなたの事を谷村って呼ぶわ、光栄に思いなさい」
谷村「ワーイワーイ!アリガタキシアワセー!」
谷村(本当に谷村にされた…こんな理不尽初めてだ…)
食蜂「あ、御坂さーん!」
御坂「ウゲッ…何の用?」
食蜂「あのぉ~御坂さんにぃ~お願いしたいんだけどぉ~」
御坂「な、何よ…」
食蜂「この鞭で打って!」
御坂「………打ったら帰る?」
食蜂「帰る帰る!」
御坂「チェッサー!」べシーンッ!
食蜂「あふん!一生消えない傷を背中に付けられたぁ!」ビクンッ!
御坂「早く帰れ!」
下校
食蜂「今度は初春飾利と佐天涙子を粛清するわぁ」
谷村「あの…お言葉ですが女王様…粛清はいくらなんでもやり過ぎでは…」
食蜂「何言ってるのよぉ、御坂さんと知り合いは私一人で充分よぉ」
食蜂「てゆうか、御坂さんに話し掛けた奴も粛清する予定だわぁ」
谷村(どんどん見境が無くなってきてる……)
谷村「あ、あの…もっとこう…粛清以外考えられないんですか?」
食蜂「無いわ、私の頭の中は御坂さんと粛清しか無いから」
食蜂「小学校の頃、私は粛蜂ってあだ名だったモン」
谷村「しょ…小学生の頃から粛清が好きだったんですか…?」
食蜂「暇潰し程度にやってたぐらいだからねぇ」
谷村(暇潰しが粛清ってどんな小学生よ!)
『スクール』アジト
心理定規「早く寝なさい!」
垣根「やだ!もっとお姉ちゃんと遊びたい!」
心理定規「寝ろ!」
垣根「やーだ!やーだ!」
心理定規「ワガママ言うな!」バシンッ!
垣根「わぁあああん!!姉ちゃんが打ったぁ!」
垣根「姉ちゃんなんてキライ!アッチ行って!」
心理定規「ハァ…言われなくてもそうするわ」バタン
ゴーグル君「垣根さん、どうしちゃったんだろう…」
心理定規「第五位と対峙した時に、脳内を幼児化にされたのよ…きっと…」
ゴーグル君「なんて惨めなんだ…」
食蜂「るーんるん♪」
麦野「今日の獲物はっけーん」
食蜂「あらあら?コレはコレは第四位様じゃありませんかぁ、一人で何しに来たんですかぁ?」
絹旗「超一人だけじゃないですよ!」ザッ!
フレンダ「コッチも居るって訳よ!」ザッ!
食蜂「はぁ、第四位様でもあろうお方が…数が居ないと私を倒せないのかしらぁ?」
麦野「……直ぐにその舐めた口を聞く事が出来ないようにしてやるわよ…!」
谷村「じょ…女王様ぁ…」
食蜂「…………」ニヤッ
15分後
食蜂「まったく、手間をかかせるわぁ」
麦野「かーえーるーのーうーたーがー♪」
絹旗「ビェエエエン!ママ超どこぉー!?」
フレンダ「きぬはたー泣いちゃダメって訳よー」
谷村「シュール……」
食蜂「さてさて、暗部を倒した所で、学園都市を奪うわよぉ」
食蜂「そして、この学園都市の理事長は御坂さんになってもらうのぉ」
谷村(何かヤバイ事言い出した!)
谷村「お待ちください!女王様!」
食蜂「なーに?」
谷村「そう、早まらずに…御坂さんの意見も聞いてないし…」
食蜂「聞かなくても御坂さんにこの学園都市を授かってもらうわぁ」
食蜂「つまりサプライズプレゼントってヤツぅ?」
谷村「気が動転しそうです…」
ビルの屋上
ヘルメットの男「な…何だコレは…」
ヘルメットの男「違う…コレは俺が設定したものじゃねぇ…!」
ヘルメットの男「一体…何が起こってやがるんだぁ?」
ヘルメットの男「こんな結末じゃなかった筈だ…!!」
ヘルメットの男「ま、いっか『暇潰し』程度だし」
常盤台の学生寮
食蜂「お邪魔しまんにゃお」
寮監「な、何だお前達!?」
食蜂「ラジオ体操第一」ピッ
寮監「1っ!2っ!3!4!」
食蜂「御坂さんの部屋はコッチね」
谷村「あっ、ま、待って下さい女王様~!(相変わらず恐ろしい能力だ…)」
御坂の部屋
谷村「何やってるんですか?女王様…」
食蜂「食料の補充よ…」ガサゴソ…
谷村「食料ってそれ下着…ですけど?」
食蜂「下着だけど?」キョトン
谷村「あぁ、そう言う人でしたね…女王様は…」
食蜂「お邪魔しましたぁ」
谷村「うん?」
ヘルメットの男「ゲッ!」
食蜂「ん?あなた…どこかで会ったような…」
ヘルメットの男「気…気のせいじゃないですかぁ~?」
食蜂「あなた……木原ね」ニヤッ
ヘルメットの男「ぎくっ」
食蜂「最初は加郡かと思ったけど…」
ヘルメットの男「ぎくぎくっ」
谷村「知り合いですか?女王様」
食蜂「知り合いも何もこの人はファイブオーバーシリーズの…」
ヘルメットの男「さよなら!」ダッ!
谷村「あ、逃げた」
食蜂「あーあ…行っちゃった…」
谷村「誰なんですか?あれ」
食蜂「まぁ、あんな奴の事はほっといてぇ、早く学園都市を征服するわよぉ」
谷村「気になるなぁ……」
裏路地
ヘルメットの男「あー、やべーかったわー…まさかいきなりバレるとはなー」
ヘルメットの男「だからアイツは苦手だったんだよ、ちくしょー…」
ヘルメットの男「赤髪ロン毛やろーを捕まえるのは後にしょっと」
明日の朝
食蜂「よし、仲間を集めたわぁ」
垣根「」
麦野「」
絹旗「」
フレンダ「」
その他「」
心理定規「ウチのリーダーがどっか行ったと思ったらこんな所に…」
食蜂「あら心理定規さん、おはよう」
心理定規「おはよう、コレは一体なんの騒ぎ?」
食蜂「学園都市を征服して、私の想い人にプレゼントするの」
心理定規「へー、それはそれは…長い戦いになりそうね」
食蜂「まぁ、そういう訳で私は今もう一人待ってるの」ピッ
一方通行「」フラフラ…
谷村「すみません!女王様~遅れました~!」
食蜂「遅いわよ谷村!」
食蜂「それじゃあ私はコレで」
ゾロゾロ……
心理定規「いってらっしゃーい」
心理定規「………そう言えばこの先、警備員が待ち伏せしてたような…」
黄泉川『そこで止まるじゃん!』
食蜂「おやぁ?」
谷村「あぁ…また犠牲者が…」
黄泉川『あんたの洗脳能力は私達には効かない!』
谷村「あの隣の装置で女王様の洗脳を避ける気じゃあ…」
食蜂「はぁ…そんな事してもぉ、私の干渉は回避出来ないのよぉ?」
食蜂「まぁ『木原』なら回避出来ると思うけどね?」チラッ
ビルの屋上に立って見物するヘルメットの男をフッと見る。
ヘルメットの男「うっ……」
食蜂「先に言っとくけど私の心理掌握<メンタルアウト>に常識は通用しないからぁ」
垣根「……っ………っ」
谷村(何を言おうとしてんだろこの人…)
黄泉川「装置を作動しろ」
警備員A「はい」カチッ
装置「あ~だりぃ…仕事だりぃ~」
警備員A「」
黄泉川「」
食蜂「装置の方を操ってるわぁ」
谷村「本当に常識が通用しない…」
黄泉川「」
警備員達「」
食蜂「そーれぇ!前進!」モグモグ…
谷村「下着食べながら指示出さないでください」
食蜂「あなたもいる?」
谷村「結構です」
食蜂「よーし、もう少しで窓の無いビルよー」ペチャクチャ
食蜂「おや?」
博士「悪いがここから先は…」
博士「遠さなry」ピッ
博士「」
食蜂「さぁ行くわよー」ゾロゾロ…
谷村「もう女王様はチートですね…」
食蜂「ん?」
スキルアウトA・B・C「へっへっへ…悪いが…!」ピッ
スキルアウトA・B・C「」
スキルアウトD・E・F「統括理事長は……!」ピッ
スキルアウトD・E・F「」
スキルアウトG・H・I「俺達が倒す!」ピッ
スキルアウトG・H・I「」
食蜂「どんどん進むわよー」
谷村「もう無双ですね」
食蜂「『真食蜂無双3』ってとこねぇ」
谷村「何故3なんですか」
窓の無いビル内
結標「」
食蜂「理事長ー出てきなさーい」
谷村「中なんて始めて見ます」
食蜂「ん?あの何かある…」
『高飛びします』by統括理事長アレイスター・クロウリー
谷村「逃げましたね…」
食蜂「逃げたね…」
谷村「ヘタレですね…」
食蜂「ヘタレね…」
公園
御坂「…………」
食蜂「御坂さーん♪」
御坂「…あぁ…アンタか……」
食蜂「どうしたの?元気ないわねぇ(今の内に肌の感触を…)」さわさわ…
御坂「止めろ、はぁ…何か妙に最近、元気が出ないの」バシッ
食蜂「まさか…その…まさか…あのツンツン頭の…」
御坂「な、何でそこでアイツが出てくるのよ!違うわよ!///」
食蜂「分かりやす!」
御坂「分かりやすいって何がよ!?///」
食蜂(あの野郎…!やっぱりあそこで粛清しとけばよかった!)
御坂「まったく…変な事言わないでよね…///」
食蜂「!」ピコーン
食蜂「そうだ!御坂さん!御坂さんにプレゼントがあるの!」
御坂「え?」
食蜂「それがコレ、ドンッ!」
御坂「へ?どこ?どこにあるの?」
食蜂「目の前にあるし、今立ってるじゃないの」
御坂「は?え?」
食蜂「そう!学園都市です!!」
御坂「は?」
食蜂「学園都市を私達、食蜂勢力もとい御坂勢力が占領しました!」
御坂「」
ヘルメットの男「なんだこりゃ…」
ヘルメットの男「完全にズレてやがる…!」
ヘルメットの男「まさかあの野郎……」
ヘルメットの男「これがどう言う仕組みか…気付きやがった…?」
ヘルメットの男「ヤベェ…あの赤髪ロン毛野郎早く見つけねぇと!」
御坂「」
食蜂「どう?」
御坂「どうって…」
御坂「訳が分からないんだけど…」
食蜂「というよりかもうこの学園都市は私の思うがままよ」
御坂「え?」
食蜂「少しある事をすると、私の思う通りになるの」
御坂「?、?」
食蜂「だからつまり……」
ヘルメットの男「おい!」
ステイル「ん?」
ヘルメットの男「強制終了!」ドスッ!
ステイル「ゴフッ!」
食蜂「……………ん?」
食蜂「もー、凄くいいところだったのにぃ、何するのよぉ」
ヘルメットの男「お前がもし、夢の中でお前が俺の名前を口に出すと俺は消える訳わかんねぇ仕組みだったからよぉ…」
食蜂「とっとと、そのヘルメットとったら?」
食蜂「木原乱数クン」
乱数「気付いてやがったのか」
食蜂「私があなたのそのチャラい声を間違える訳ないでしょ?」
食蜂「で?何で、こういう事をしますって事前に他の超能力者に教えなかったの?」
乱数「俺の暇潰しに付き合ってもらいますって言えると思ってんの?」
乱数「まぁ、薬の実験って意味もあったんだけどなー」
乱数「薬の実験にはお前らが丁度よかったからさー」
食蜂「そしてあなたは、研究所で何らかの装置を使って夢の中に入り込んで高みの見物とはねぇ」
食蜂「まぁ、所詮は夢だから、私が想像した通りの事が起こるのね」
乱数「いや、お前の場合は失敗作だったからな」
乱数「まさかこうも簡単に捻じ曲げれるなんてなぁ」
食蜂「どーでもいいけど早く帰ったら?」
乱数「何で?」
食蜂「学び舎の園よここ」
乱数「………帰る」
食蜂「じゃあね☆」
80 : VIPに... - 2012/06/26 05:54:01.59 Jz0iaBOX0 69/71以上です。
駄作&シリーズ超短でスミマセン。
自分の話作りの甘さが原因のせいなのに、こんな言い訳じみた最後ですみませんでした。
削板軍覇もいずれやると思います。
86 : VIPに... - 2012/06/26 23:25:14.99 s6S90RNKo 70/71ステイル死亡=薬に実験での夢が終了
ってことか