後輩「先輩!」
女「男君!」
男「…ええぇ?」
男「う~んそうだな」
男「俺は…考えさせて欲しいな…」
後輩「そんなっ!」
女「後輩ちゃん私たちは待つしかないのよ…」
後輩「…っしかたないですね」
後輩「早くしてくださいよね…先輩!」
女「いい返事期待してるわ」
男「(つーか、唐突すぎんだろ…)」
元スレ
後輩「私とこの人」女「どっちが好き?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1436198405/
男「…さて、どうするか」
男「(俺は…どちらを選ぶべきかな…)」
男「つーか、どうすればいいんだ…俺は…」
男「ああ~もうめんどくさいことになったな!!」
男「俺、あいつらに惚れられるようなことしてないと思うんだけどな…」
後輩家
後輩「(あ~覚えてるかな~先輩…)」
男「よお、後輩」
後輩「なんですか…」
男「いや、お前いじめられてるだろ」
後輩「…」
男「だからさ、俺がそいつら懲らしめてやるよ」
後輩「なんで…」
男「ん?俺が好きですることだからさ」
後輩「(そのあと、私をいじめてる人が全員退学して…)」
後輩「(うれしかったのにな…)」
女家
女「…」
女「(男くん…)」
男「女、どうしたんだよ」
女「なにが?」
男「いや、すごい辛気臭い顔してるから…」
男「綺麗な顔が台無しだとおもうぜ?」
女「私が…綺麗?」
男「え、気づいてないの?お前超かわいいぜ?」
女「(綺麗…)」
男「じゃあな」
女「(…男君)」
男「…俺は…あの二人に言わなきゃ…」
次の日放課後
男「決めたぜ…」
後輩「どちらですか!」
女「どっちかしら…」
男「…俺は」
男「俺が好きなのは…」
男「来てくれ…」
友「すまんな」
後輩「友さん?」
女「友?」
男「俺が好きなのはというか…付き合ってるのは友なんだ」
友「すまんな…二人とも」
後輩「ええぇぇ…」
女「ホモォ…」
女「(いや、それはそれでありかもしれない…)」
女「わかったわ…略奪は無理そうね…」
後輩「そうですね…」
男「すまんな…」
女「(これぞ、BLってやつね…)」
女「(最高じゃない!?)」
後輩「(なんか、女先輩ちょっと怖い…)」
男「じゃあな、二人とも」
友「じゃあ、行くか男」
男「ああ」
後輩「…」
女「う~ん…どうしようか…」
後輩「なにがですか?」
女「わたしたち…とりあえず家にくる?」
後輩「…はい」
女家
女「いや~それにしても…私あんな風に振られての初めてだわ」
後輩「それは私もです」
女「まあ、そもそもそこまで恋愛経験豊富ってわけでもないですし」
後輩「え、そうなんですか…」
後輩「経験豊富そうなのに…」
女「そう?」
後輩「でも、私も豊富じゃないからな~」
一方その頃
男「友…」チュッ
友「男…」チュッ
男「俺はお前を愛してる…」
友「俺もだ」
男「さぁ、今日はここで…」
友「そうだな…」
女家
女「それで、私は思ったのよ…」
後輩「そっか…」
女「で、どうする?今日は泊まる?」
後輩「はい…そうさせてください」
後輩「でも、振られたけど…ショックより…驚きのほうが大きいな…」
女「そうだね…」
女「じゃあ、今日は振られた同士仲良くしようか」
後輩「そうですね…」
一方その頃
男「今日は…俺の番だ」
友「そうだな」
男「ハァ!」パンパンパンパン
友「アーーーッ」
女家
女「スゥー」zzz
後輩「…」zzz
次の日
男「よ、女」
女「ん?男君と友君」
女「おはよっ!」
女「どうしたの?」
男「?」
女「なんか、疲れてるじゃない?」
男「ああ、昨日ちょっとな…」
友「まあな///」
女「(これは…やばいね)」
女「(あ、鼻血でそう…)」
男「どうした?」
女「あ、なんでもないよ」
後輩「女先輩~」
女「あ、後輩ちゃん」
男「おお、仲良くなったんだな…」
女「まあね」
後輩「そうですね…」
男「そうか…じゃあな」
友「そうだな…」
男「友、今日もどうだ」
友「そうだな」
後輩「…どうしたの?」
女「いや、今日はどうする?」
後輩「そうですね…じゃあ、今日も一緒に」
女「よしっわかったなにか今日買っていく?」
後輩「そうですね」
放課後
男「じゃあな、後輩、女」
後輩「バイバイ~」
女「さようなら~」
友「今日もな」
男「あ、ああ」
男「じゃあ、今日は俺ん家?」
友「それでいいか?」
男「俺はかまわないけど」
男「じゃあ、行くか」
女「じゃあ、私たちはどうしようか」
後輩「そうですね…じゃあ、スーパーにでも寄ってなにか買います?」
女「それいいね」
後輩「じゃあ、行きますか」
一方その頃
男「なんで、俺たちついでみたいな感じなんだ…」
友「だれも望んでないからじゃない?」
男「なにをいう!ホモ嫌いなやつはいない!」
友「そうか?」
女家
女「いやー買ったね」
後輩「そうですね?」
後輩「どうします?」
女「私たちも楽しむ?」
後輩「!?」
女「私実はどっちもいける口なのよ?」
後輩「ちょっ…」
女「ふふっ、冗談よ」
後輩「(本当に…冗談なのかな…)」
女「…まあ、いいわ」
後輩「?」
女「私は…あなたのことも好きなのにな…」ボソッ
後輩「(今さらっと怖い事いってなかった?)」
女「もう、いいわ」
女「やっぱり私…」
後輩「!!」
女「あなたの」
後輩「やめっ///」
女「全部もらうから」
終わり