関連
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part1】
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part2】
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part3】
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part4】
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part5】
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part6】
第16話
「「決着ゥゥーーーーーーッ!!」」
深夜、学園都市市街
…ズッザァアアアアアアアアア!!
黒子「…がはっ!」ドサアッ!
??「フー…フー…中々やるじゃないの… もっとも私の方が『一枚』上手だったみたいだけど?」ニヤリ
黒子「う…ううう…!」ゼエゼエ…
??「悪いけどあなたにかまってる暇はないわ…とっとと逃げさせてもらうわよ!」ダッ!
黒子「ま、待ちなさい!…ですの…」
黒子(だめですの…!身体がもう動かない!座標移動(ムーブポイント)『結標淡希』…彼女を逃がしては…ダメ…)ガクッ
…………………………
結標「フゥー…ここまでくれば大丈夫よね?」ガラガラ…
結標(いくらあのジャッジメントが同じテレポーターといえあのダメージからは立ち上がれっこないわ!あとは学園都市から逃げるだけ…)
結標「それにしても計画が失敗するとは…脱出に成功したらカワイイ男の子がいっぱいいるとこに行こう!ウヘヘ…」ジュルリ
カツ…カツ…
結標「うん…?」ピタッ
結標(前方に人影…?)
???「オーイ…そこのネェちゃんよォ〜…」ユラ…ユラ…
結標(まさか新しい追っ手!?くっ…いい加減しつこいわよ!!)
結標「そこのアナタ!そこから動かないで!さもないと今度こそ容赦しな…」
???「…オィイイイイイッ!!!」ゴウッ!
結標「エッ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方通行「そこのアンタだよォ…そこの乳サラシキャラ被りショタコンのアンタに話しかけてんだよッ!オレはァ!?ウケ…ウケ…!ウケケケケケケカヘケケケケケケヘケケケケケケ!!!!!」ニタァ…!
結標(な…なんなのコイツ!?この狂笑…何かキメてるの!?)
一方「なぁネェちゃん…『性欲』ってなンだと思う…?」
結標「は…!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドド
一方「辞書で調べてみたらさァ…『成熟した異性間に起こる性交渉への欲望、肉欲』だってよォオオオオーッ!?『性』に対する『欲望』!!ど、どんだけストレートなんだってんだァーッ!?くけこ…ウケコクキコカコケコカケコカクキケコ!!!!!!」ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!
結標「…………」ゾゾォ-ッ…!
結標(コイツは…確実にヤバイ!!しかし狂っているというよりは自分を見失っているようにも見えるッ!!抑圧されているモノが行き場を無くしたように!!)ゾゾク
結標「し…知らないわよッ!!」シュンッ!!
一方「アアー…?ネェちゃんが…消えた?」
…ブンッ!!
結標「うぐっ…!」ウプッ…
結標(緊急手段よ…自分をテレポートさせるのは負担が大きいけど!ここまで空高くまでくればもう追えな…)
一方「そこに…いるなァ…?」ニタァ
結標「…え?」
結標(今…アイツこっちを見て…笑った?ありえな)
一方「…ッェエエエエエエエエエエエエエエエエエーーーーーーーイッ!!!!!!!!」ドッヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!
結標「あ」
一方「こンにちわァ…」ニッコリ
結標(ウソ………でしょ?ジャンプしてこの高度に?何が、どうなって)
一方「そしてェー……さよならァ!?ドラァアアアアアアアーッ!!!!」ボッゴォオオオオオオオオオオオン!!!!!
結標「あっ………がぁあああああああああああああああああ!?!?!?!?」メッギョオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
…ドグシャアッ!!!
結標「がっ!!…….あが…………」ピクピク
一方「フィーッ………」ダンッ!
一方「おし…お仕事!終了ゥーッ!!!ウケ!ウケケケケケケケケ!!!今から帰るぞォ!?待ってろよ愛しきファミリィーッ!!助けて!?ほほほふはははははへほほほほへはははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!」ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!!
結標「……………」ガクッ
結標淡希、再起不能
………………………………
ウ-ウ-ウ-!!ピ-ポ-ピ-ポ-…
初春「白井さん!!ひどい怪我…しっかりしてください!!」
黒子「うう…最近黒子の扱いがただの咬ませ犬ですの…うう…」
初春「へ?」
311 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/03/27 21:01:41.32 nzjOcH540 1257/1581【麦野沈利】
【破壊力:A / スピード:B / 射程距離:B / 持続力:D / リーダー性:A / 犯罪スレスレ性 : A 】
みゆきち先輩出番ですよ!それスタ!
翌朝、大通り
???「はぁ〜あ…」スタスタ…
「お、おい見ろよあの子!」
「すげえキレイだ…まさか常磐台の女王か!?」
「大人っぽい…ステキですわ!」
「でかい!」
「みゆきちカワイイヤッター!」
「瞳の形が奇妙だ!」
食蜂「せっかくの休日なのにィ〜…兄貴も江府美も天木も!よりによってアホの穴瑞も捕まらないッ!!アタシが友達少ねェーの分かってんのぉ!?」ハァ…
食蜂(あーあ…私を慕ってくれる子はみんな食蜂様やら女王様やら踏んでくれやら…アレな子たちばっかだしィ)
食蜂「こーなったら『アイツ』のところに押しかけ女房にでも行っちゃうゥーッ!?わざとらしくセクシーアピールを食らわせて…」ニヘ
………………………………
MKT「ほあああああああああああああああああああああああ!!」
………………………………
食蜂「いや…前任者が失敗してそうだしやめとこう…うん」
ワーワー!
食蜂「…ん?ここは確かラグビーの試合が行われてる運動場だっけ、近くでっけー事故があったのにやってるのかぁ」
…ウォオオ
食蜂「うへー!ガチムチな男ばっか!?どー鍛えたらあんなにデカくなるのかしら…人類の夜明けだわ、こりゃ」
…ウォオオオオオオオオ
食蜂「身体だけじゃなく声もでかいわね……あれ?この声どこかで」
…ウォオオオオオオオオオオオオオオ!!
食蜂「まさか…アイツは… 」
削板「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
ナレーション「集団から飛び出したのは我がファントムブラッド高校の雄!!削板軍覇だァーッ!!」ワァアアアアアアアアアアアアアーーッ!!
食蜂「やっぱ第7位の脳筋紳士だッ!!」
ナレ「普段は静かなる男!しかしその195センチの風体に似合わぬ紳士的な性格で多くのファンを魅了しています!しかしこの突進!止まるところを知らないッ!!まるで重機機関車だぁーーーーッ!!」
ウォーッ!!イケェーッ!!ガンバレ-ッ!
後輩「いけーッ削板さん!おもいっきしやっつけてやれーッ!!」
コーチ「よぉーし!『風はバイキングをつくった』ぞ!!」
削板「ウオオオオオオオオ!!必要なのは『策』ではない!!『勇気』だッ!!」ダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
食蜂「能力抜きなら学園都市第1位はあいつね…勝てる気がしねーわありゃ」
食蜂(当麻と戦ったらどっちが勝つんだろう?当麻なら勝っちゃいそうだからこわいわね…うん)スタスタ…
オオーット!!二人ガ飛ビツイタゾ!!…四人…六人…ナゼカ十人!?デモ
スッゴォーーイ!!止マリマセンッ!!
ワァアアアアアアアアーーーーッ!!
食蜂「…で、そうこうしてるうちに公園に来ちゃったわね…ひでえ休日になりそうだわ」ハァ
ワーワー!
食蜂(子供がわんさかいる…アタシガキって苦手なのよね〜うるせぇーし)
食蜂「とりあえずノド乾いたし、何か飲も………ん?」
キーコ…キーコ…
??「……………」
食蜂(あのブランコに乗ってる子…常磐台の制服よね?)
食蜂(待てよ…あの茶色の短髪って!)ピーン!
食蜂「にひひっ!面白い子見っーけ!!」タタタ!
キーコ…
美琴「………あ」
食蜂「おーっす!!みこっちゃんごきげんいかがぁ〜?ハッピーうれぴーよろピクねー!!」
美琴「…………」
食蜂「は、ハッピーうれピーよろピく…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「…………」プルプル
食蜂(よ…様子がおかしいわ)
食蜂「あのー…御坂美琴さん?」オソルオソル
美琴「…………あへ?」アヘェ
食蜂「!?」
美琴「ウッ クックックックックックッ フッフッフッ ホハハハ フフフフ…」クックッフヒヒヒ
食蜂「う……あ……!」
美琴「ヘハハハハ フホホアハハハ ハハハハ フフフ フハハッ クックックッ ヒヒヒヒヒ ケケケケケ!!」
食蜂「………さ……さ」
美琴「ノォホホノォホ ヘラヘラヘラヘラ アヘ アヘ アヘ!!」アヘアヘ
食蜂「さ………Son of a biiiiiiiiiiiiiiiiiiiiitch!?みこっちゃんがぶっ壊れたやがったァーッ!?!?」ガーン!!
美琴「ホハハハハハフヘヘへハハハハハ!!」グデーン
食蜂「駄目ーッ!目を覚まして!?超電磁砲の主人公でしょみこっちゃあああああん!!」ガクンガクン!
……………………
食蜂「なるほどねぇ…女の子同士で?そりゃヘヴィだわ、ヘヴィすぎるわ」ウンウン
美琴「ウフフ…バカですよね、王様ゲーム作戦…古典的すぎですよね…」ズゥーン
食蜂(てか何で当麻の奴も受けて立ったのかしら…)
美琴「同じ遺伝s…じゃなくて同じ歳の子に犯られるなんて!もうお嫁にいけないッ!お母さん…わたし汚れちゃったァ〜…」アヘアヘ
食蜂「だから気をしっかり持ちなさいって!えーと…女の子同士ならセーフよ!セーフ!」
美琴「え…?セーフ?」ピタッ
食蜂「そーよそーよぉ!あんなところとかそんなところとかレロレロされただけなんでしょ!?」
美琴「………ううう」ポロッ…
食蜂「全然ライトな方よ!?余裕で百合姫にも載せられるくらい!マジで!」
美琴「………うわああああああ〜〜ん!!どおおおおしよおおおかとおもったよおおおお!!不安だったんですぅううううううう!!」ビエエエエエエエエン!!
食蜂「大丈夫だって!ノーカンよノーカン!」ダキッ
美琴「貞操を失ってたらどおおおおおしよお〜女の子としてぶっつぶれたらどとおおしよおお〜〜〜!!」ウワァアアアアアアアン!
食蜂「大丈夫よみこっちゃん!あなたは学園都市第3位の超電磁砲でしょ?それに外伝の主人公もやってるんだから…自信を持ちなさい、ガンバルのよ!あたしのカワイイおもちy……じゃなくてカワイイ後輩」
美琴「うん、あたちがんばる」グスグス
食蜂「よちよち」ナデナデ
328 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/03/28 20:45:54.87 /ymBjnX4O 1267/1581【絹旗最愛】
【破壊力:B / スピード:B / 射程距離:D / 持続力:D 口癖性:超 / まな板性 / A 】
使い手さぁ〜ああ〜ああああああ〜
だった…それスタ!
……………………
5年前
食蜂「それでェー…私に何の用なのセンパイ?」ファ-ア…
男の子「あっ…あの…その…」モジモジ
食蜂(あー…これってもしかして)
男の子「みっ…みさきちゃん!ボクずっと君のことが好きだったんだ!付き合ってくれ!!」クワッ!
食蜂(やっぱりィイ〜?ませてるわねぇ、私も人のこと言えた歳じゃないケド…)
男の子「どうなんだい!?答えを聞かせてくれ!!」
食蜂「…えーと」
食蜂(どうやって断ろうかな…)
男の子「早く返事を!!」
食蜂「センパイさァ…ココアシガレット五本くわえたままジュース飲める?」スッ
男の子「えっ?」
プルプル…
男の子「…無理だッ!!できるわけがない!できるわけがない!できるわけがないッ!!うわーん!!」ダァ-ッ!
食蜂「四回までは『できるわけがない』って言っても……あれ?行っちゃった」
食蜂(にしても最近告られるのが増えたわねー…鍛えられてイイ女なったってとこかしら?)フフン
食蜂「やれやれだわ!モテる女(小4)はつらい…ん?」
ゾロゾロ
??「おーおーおー!いつもモテモテだなぁ女王様は!?」
食蜂「あんたは…」
ルカ「そうだ!俺様は蛇目のルカ!!てめーを俺の女にしにきたのさ!!」ニヤッ!
食蜂「あー…ルカセンパイかぁ、この前フったの聞いてなかったのかしら?」
「えっ?」
「ボス振られたんですか?」
「あいつはオレにゾッコンだって…」
ルカ「ばっ…バカ!おめーら!あの態度は恥ずかしがってるだけだ!!照れ隠ししてるだけだろォ!?」
食蜂「なにいってんだこいつ」
ルカ「へっ…へへへ!でもお前に『NO』って選択肢はないんだぜッ!?この人数相手におれを怒らせないほうがいいんじゃないかァ〜?」
ズラッ!
食蜂(き、きったねー!数の暴力ってワケ!?ただの脅迫じゃないのッ!)
ルカ「ケケケケ!どうなんだよミサキ!もちろん『yes』だよなぁーッ!?」
ジリッ!
食蜂「くっ…!」
食蜂(まずいわね…3人くらいならなんとかなるけど…8人と来たか!ちぃーとマズイわ!)グッ…!
ルカ「さぁ!どうなんだ!?さっさと返事を……」
…ボッゴォオオオオオ!!
雑魚1「オゴーッ!?」ドベッシャア!
食蜂「えっ!?」
ルカ「なっ!?」
ザッ…ザッ…
???「図体の割に随分吹っ飛んだもんだな…ヘリウムでも入れているのか?」コキコキ…
ルカ「お、俺の手下の一番でかいやつが…てめーは一体!!」
食蜂「…あー」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条(小6)「やれやれだ…てめーが待ち合わせると言ったのに何をやっている?」
バァーーーz________ン!!
食蜂「だってさぁー!ヘンテコなやつらに捕まっちゃって身動きとれないんだもん!!」
上条「またゴタゴタに巻き込まれたのか…いい加減にしたらどうだ?」
食蜂「そりゃこっちの台詞よ!こんな状況いい加減にしてほしーっつーのッ!!」
ルカ「ぐっ…ぐぐぐぐぐぐ!!てめーら!!こいつをまとめてやっちまえーッ!!」
「見せつけてくれんじゃねーか!」
「うらやましい!」
「オラ親子!!」
ズラーッ!!
食蜂「むっ…」
上条「………」
ルカ「こ…この人数に勝てると思ってんのかぁーっ!?やっちまえ!!」ウオオオオオーッ!!
ドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「とっとと済ませるぞ、俺が五人をやる」サッ…
食蜂「…へいへい!わーったわよ!!」グッ!
……………………………
上条「オラッ!」ドゴン!
雑魚4「ぐべっ!!」ドシャッ!
上条「これで四人目…ミサキの方が片付いているなら残り1人か?」
食蜂「いや…ゼロよ!オラァーーッ!!」ビシュウッ!!
ルカ「うっぐぉおおおおあああ!?」ボッゴォーーーン!!
食蜂「ブッ飛べスカタン!へっへっへ〜!どう!?3人やったわよ!!」ドヤッ!
上条「用は済んだ、行くぞ」クルッ
食蜂「ち、ちょっと!少しくらい褒めなさいよーっ!!」タタターッ!
「ぼ…ボス」
「あいたたた…大丈夫ですか?」
「号泣しとる…」
ルカ「あっ…あがっ……こんなはずでは…おれの…初恋…」ガクッ…
スタスタ…
食蜂「んもー!愛しの姫様が襲われてるってのに反応がドライすぎよ!!」
上条「だれが姫様だ…おれの後ろに勝手についてきといてよく言うぜ」
食蜂「はーん!?だれの後ろについていったってあたしの勝手でしょ!」
上条「…めんどくせえ」
食蜂「で、でもさ…えーっと…その」ポリポリ
上条「…………」
食蜂「…ありがと」プイ
上条「こっち向いて礼を言え」
食蜂「うっ…うるさいわね!!…ところでさ」
上条「ン?」
食蜂「当麻ってさぁ…彼女、作ったりしないの?」
上条「何…?」
食蜂「いやー…なんつーかさ、女の子にいつも告白されてるし…私以上にモテるし…作ったりしないのかなーって…へ、変な意味はないわよマジで!?」ワタワタ
上条「ふむ…」
食蜂(…あーっ!!アタシ何きいてんのかしら!?これじゃあ遠回しに好きだっていってるよーなもんじゃないの!!クサいわ!!)///
上条「………」
食蜂「ど…どうなのよ?」ドキドキ
上条「…いらん、面倒が増える」
食蜂「」ズコーッ
食蜂(き、聞いたアタシがアホだったわ…)
上条「満足したか?」
食蜂「…あーもう!変な質問して申し訳ございませんでしたー!!」
食蜂(ブレないわね、でも…そんなとこ含めて…)ギュッ…
上条「何か別の話はねーのか…」
食蜂「えっ!?えーっと…最近覚えたんだけどさぁ、すっげースッキリする1人遊びがあるのよ!!たしか呼び名はマスターべー……………」
…………………………………
食蜂(…ってな事もあったわねェ〜当麻は今でも変わりないってことかしら?だろーと思ったけど)
食蜂「そういや『例のアレ』を覚えちゃったのもあの頃だっけ?中学に上がったばっかの時はアイツがいない寂しさゆえか、毎日サルみたいにヤッてたわね…現に今も」ウンウン
食蜂(…って黒歴史を思い出してどーすんのよッ!?)ブンブン!
美琴「そうか…女の子同士なら大丈夫なんて知らなかったな…世界って広いや」ボソボソ…
食蜂「みこっちゃん!ホレ!」ポイッ
美琴「わっ!」パシ!
食蜂「アタシからの奢りよ!新発売の飲み物らしいけど…午後のアバ茶だっけ?」ゴクゴク
美琴「あ、ありがとうございます…」
食蜂「ぷはぁー!このコーヒー、コールタールみたいにドロッドロで苦甘いわ…疲れが吹っ飛びそう!」ツカレテネ-ケド
美琴「あ、あのー…先輩」
食蜂「ん?それともヌルいから飲むのはイヤ?」
美琴「し、心配かけてすみませんでしたっ!!」ガバッ!
食蜂「だいじょーぶだって!誰だってみこっちゃんくらいの歳なら同じような悩み抱えてるってェーの」フリフリ
美琴(みんな女の子同士でしてるんだ…)///
食蜂(なんかとんでもない勘違いしてない?)
美琴「せっかく先輩に弱点教えてもらったのに…失敗しちゃいました…うう」ヨヨヨ…
食蜂「ヒトデ作戦じゃ通用しなかったわけねェ、当麻がヒトデ捨てた?ありえないわ…昔家に30種類くらい飼ってて全部に名前つけてたのに」ウーム
美琴「いや…効果てきめんだったんですけども、あいつに色々と策を練って挑むのは無駄みたいです…」ドヨーン
食蜂「でしょうねえ、いかに作戦を練ろうが絶ッテーその上をいかれるわ」
美琴「こ、こーなったらアイツが寝てる布団に転がり込んで添い寝作戦を…!」
食蜂「ふむ…」
……………………………………
上条(そろそろ寝るか…)
ゴソゴソ…
上条「…ん?」
インデックス「あ…お、おやすみ」///
上条「…………」
イン「いや〜!結構長く共同生活してるんだし、そろそろドキドキな添い寝イベントがあってもいいかな〜って…な、なんならその先のステップまで…」///
上条「どけ」ゲシッ
イン「グワーッ!」ベシャ!
………………………………
食蜂「…ダメね、つーかそもそもどうやってあいつの家に進入するのよ」
美琴「ですね…というか無理矢理添い寝してどうなるって話ですよね…」ドヨーン
美琴「こ、これならどうですか!?『出会い頭に抱きつき作戦』!天真爛漫な女の子を演出!」
食蜂「ふむ…」
……………………………………
スタスタ…
イン「ぶ、ぶつけたハナが痛いんだよ…」ジンジン
上条「次に入ってきたら次は家から叩き出すぞ…」
コソコソ…
8号「ハァ…ハァ…ハァ…みなさんこんにちは!とある変態の御坂妹(の1人)ですッ!」
8号(今日は…この隠れている花壇から飛び出し!上条さんに抱きついて直接臭いを嗅ぎたいと思います!きっと天国への階段が見えるはずだッ!そうに違いない!カブト虫ッ!!)ゾクゾク!
…ガサガサ!
イン「…はっ!」クルッ!
上条「?」
8号「ウオオオーッ!天よ!!私を導いてくれェーッ!!」ドッギャァーーーz_________ン!!
イン「へ、変態だーー!!!上条の旦那!花壇から離れろぉーーーーーッ!!」
8号(完璧だ!彼は後ろを向いている….あとはしがみついてクンカするだけだッ!!)ウヘヘヘ-ッ!
8号「ようこそ!我が永遠の肉体よォーーーーーッ!!」ドバァアアアアアアア!
上条「………」ガシッ
8号「へっ?」
フォン フォン フォン フォン フォン
8号(わ、わたしの感覚が泥のようにゆっくりと…!この技はイポン背お……)グルンッ!
上条「…オラァーーーーッ!!」…ドッバァアアアアアアアアアン!!!
8号「グ、グワーッ!?」ドッゴォオオオオオオオオオン!!!
イン「な、何度ワザアリを取ろうと最後にイポンを取られれば死、あるのみなんだよッ!!」
上条「おちおち道も歩けねーのかこの町は…」
8号「あがっ…あがっ…見えたぞ…!天ご……………クッ」ガクッ
………………………………………
食蜂「…だめよ、実際死ぬわ」
美琴「ですよね…命に関わりますよね」ズゥ-ン
美琴「えーっと…「ドキドキとらぶるハーレム作戦』とか!並み居るライバルを押しのけて最後は結ばれるように…!!」
食蜂「……ふむ」
……………………………
輝泰「な、なぁ康ニ…やっぱ最近、道行のヤツやばくねえか?」ヒソヒソ
康二「う、うん…前は無気力無性欲になっちゃってたけど今は…」チラッ
一方通行「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーー!!や、やっぱ小学生は最高だぜェーッ!!助けてェエエエエエエ!?たまんねェエエエエエエ!!」ガクガク!
康二「ヒエッ…」
輝泰「ナムアミダブツ…」
一方「中学生はなァ…ババアなんだよ 」ドォーーーーーz_______ン!
……………………………
食蜂「…無理よ、精神崩壊したやつが居そうだわ」
美琴「ですね…キャラ崩壊ですよね」 ズゥ-ン
美琴「むむむむ…!!一体どうすれば!?バニーさん作戦…駄目だ!別の主人公しか釣れないッ!!」
食蜂「当麻相手に作戦立てるなんて愚の骨頂ってことねェ…ところでみこっちゃんさぁ〜!」グイッ!
美琴「ふえっ!?」
食蜂「ジュース奢った代わりにアタシの暇つぶしに付き合ってね、よし決まり!GoGo!MICOTO!ニョホホー!」タタタタターッ!
美琴「わっ!ひ、引っ張らないでくださ〜い!!」ズルズルズルー!
子供1「おい…あの姉ちゃん行ったぜ…!」
子供2「こ、こわかった!完全に狂っていた…!!」
子供3「しイプ・リアリティ・ショック!」
349 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/03/30 10:30:06.46 nptALXGp0 1286/1581【フレンダ・セイヴェルン】
【破壊力:C / スピード: C / 射程距離:B / 持続力:D / 死亡フラグ性:B / 割と常識人性:A 】
どんどんいきます、それスタ!
〜ショップ〜
食蜂「ねえねえみこっちゃん!」
美琴「むむむ、ゲコ太耳当てか…あ、なんですか先輩?」
食蜂「このタトゥーシールイカしてるわよねェ〜?ナイフと蝶のマーク!THE・アタシって感じだわ!」
美琴「いやー…これつけてたら完全に寮監にケンカ売っちゃいますよ、バックドロップ不可避ですよ」
食蜂「…だったわ」
〜カラオケ〜
食蜂「Hey!Yeah!I said Stone free to ride on the breeze〜♪」
美琴「す、すごいなんてカッコいい歌声…!!」ジーン
食蜂「まあ中の人変わってるし」
〜ゲーセン〜
美琴「うっしゃあああああ!!」ドゴンッ!
パンチングマシーン『グワーッ!!88点!かなりスゴイ!!』ピガーッ!
食蜂「グッド!やるじゃないみこっちゃん!!」
美琴「はぁー…かなりスッキリしますね!自販機より蹴りやすいです!」
食蜂「犯罪ギリギリね!次は私の番よォ〜…」スゥ-…
美琴「えっ?」
マシーン『エッ?』
…グルンッ!
食蜂「オラッ!オラァーーッ!!」ドゴ!ドゴォオオオオオッ!!
美琴「か、回転空中二段蹴りだとォーッ!?」
マシーン『ピッ…ピガガガガガガーッ!?そ、測定不能!測定不能!理解不能!そもそも蹴りには対応していな…………サヨナラ!!」ドゴォン!!
食蜂「あっ、やべ」スタン
美琴「せ、先輩!やばいですよ!!」
「パンチングマシーンが爆発四散した!?」
「ワザマエ!」
「流石みゆきち!俺たちにできないことをすぐやってのける!!」
「そこにシビれるあこがれるゥ!」
食蜂「み…みこっちゃん!逃げるんだよォーッ!!」スタコラサッサー!
美琴(さすが総合格闘技チャンプ…)ゴクリ
〜バッティングセンター〜
カキンカキンカキ-ン!
食蜂「オラオラオラオラオラオラーッ!!まだまだ行くわよ!『1000球』だッ!!」
美琴「やっぱこの人身体能力おかしいッ!!」
〜カフェ〜
輝泰「ゥ ン ま あ あ ~ い っ
!!こっこれはああ~~~っ…この味わあぁ~っ!まろやかなプリンにカラメルの苦みがからみつくうまさだ!プリンがカラメルを!カラメルがプリンを引き立てるッ!」
康二「本当に美味しいね!このサクランボもいいアクセントだし…道行くん、これで少しは元気出たかい?」クルッ
一方通行「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロロレロ」コロコロ…
康二「」
輝泰「ウッチャンに対するナンチャンっつ〜かよぉ〜!」パァーッ!
食蜂「どこまで追い込まれたらああなっちゃうのかね…くわばらくわばら」ヒソヒソ
美琴(な、なにがあったんだろ…)
……………………
食蜂「…ッあー!良い休日になったわぁ〜〜〜〜!!みこっちゃんのおかげよ!」ウ-ン!
美琴「わたしこそ…ありがとうございます!食蜂先輩のおかげで気分がすっごく晴れました!」パアッ!
食蜂「そいつぁ良かったわ、これでWin-Winねェ〜」ニコ
美琴「最後に先輩…聞きたい事があるんですけど」
食蜂「なぁに?スリーサイズなら上から89…90いってたっけな?」
美琴「で、でか…!身体の事じゃなくて!!」
食蜂「うーん…アタシの『能力』こととか?」
美琴「はい、ずっと気になっていたんです!大覇星祭で話してくれた時は相手の考えが見えるって言っていましたが…
」
食蜂「…………」
美琴「それだけじゃないんですよね…『心理掌握(メンタルアウト)』の力は」
食蜂「フー…ご名答!流石第3位ってとこねぇ、大した慧眼よ」
美琴(先輩は第5位…でも、私よりもずっと立派で、かっこよくて…それに)
食蜂「そうねぇ…」ウーン…
美琴(性格は…似ても似つかないけど、どこか『アイツ』とだぶるところがある!そんな人が持っている力って…)
食蜂「…みこっちゃんさぁ」
美琴「はい…」
食蜂「もし、『人を操る』事ができたらどうする?」
美琴「…えっ?」
食蜂「例えばさァ〜…レトロゲームの『レミングス』みたいに、動かしたいとこに動かせて…やらせたいことを自由に操作できたり、そして」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「せ、先輩…それって」
食蜂「…人の生死まで操れたら?」
美琴「…!!」
食蜂「もう分かったでしょ?私の能力は他人の精神を『掌握』する事…それが『メンタルアウト』ってワケ」
美琴(う、うそ…そんな能力が?…)ブルッ
食蜂「気づいたのは当麻と離れた後…小5のころだったわね、元々の人の考えが見えるっつー力はなんというか…『目を閉じる』っていうカンジにしていたらほとんど見えなくなってきたわ」
美琴「じゃあ今、読心能力は…」
食蜂「今でも意識を集中させれば多少ならできるわ、子供のころよりざっくりとした感情しか分からなくなったけど…」
美琴「…………」
食蜂「それである日テキトーに授業を受
けていた訳よ、ボーッとしながら」
食蜂「その時消しゴムを落っことしたの、それは転がって居眠りしている生徒の机の下にいっちゃって…フト思ったの『めんどくさいなあ、起きてひろってくれないかな』ってね」
美琴「…それで」
食蜂「びびったわ、寝てた生徒がいきなり跳ね起きて消しゴムを私のところに持ってきた…えらく不自然な動きで」
美琴「そ、そんな事が…!」
食蜂「後は色々試してみて分かったのは記憶の読心(ある程度)・人格の洗脳・念話・意志の増幅・思考の再現・感情の移植などなどetc…人の精神の事ならなんでもござれってことね」
美琴(学園都市最高レベルの精神系能力…それが先輩の…力!!)
食蜂「…しっかし我ながらおっそろしい能力よねェー!こんな力があったら冗談ナシでマジもんの女王になれるわよ」
美琴「…………」
食蜂「そういや最近人を操れる超能力者の映画があったわね、確か主演は藤原竜也…あの人っていつもクズの役を」
美琴「…先輩!!」グッ!
食蜂「ん、なぁに?」
美琴「怖く…なかったんですか」
食蜂「怖く…?」
美琴「だ、だって…自分にそんな力がある事が分かったら、それは…」
美琴(私なら…もしそうなったら)
食蜂「そうねえ、小4の頃のアタシだったらヤバかったかもね」
美琴「え…?」
食蜂「ところがご存知の通りアタシはデッケー意識改革があった!それはアイツ…当麻が去った後も変わらないわ」
美琴「…………」
食蜂「ある時聞いたのよ、なんでそんなに人を離すようなぶっきらぼうな態度とるんだ?ってね」
美琴「…なんて答えたんですか?」
食蜂「『自分の不幸に他人を巻き込むのが気に食わねぇだけだ』だってさ!これが小6のガキが言うことってーの!?呆れるわ!」ハァ
美琴(当麻が…そんな事を)
食蜂「ま、そんな訳でアタシも能力を理解した時にはスッゲー!って思ったけどすぐに浮かんだのは『自分の力で他人を不幸にしちゃいけない』っつー偉そうな使命感よ」
美琴「使命…」
食蜂「そう!むしろ自分の力で他人を助ける事はできないか…そして精神の力に引けをとらないぐらい身体を鍛えたわ、まぁどっかの詩人の言葉をパクれば…『健全なる精神は健全なる肉体に宿る』ってトコかしら?」
美琴「………………」
食蜂「力とはそれ自体と釣り合わない奴が持ってはダメって事…いや、許されない事かもね」
美琴「…私は」
食蜂「にしてもどうしたのよ?能力のことについて聞きたいなんて…何か理由
が」
美琴「私には…『妹達』がいるんです」
食蜂「妹達…?あっ!前町中で見たわよ!?あんな大家族だとは知らなかったわ〜!」
美琴「…彼女達は」
食蜂「へ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「彼女たちは『クローン』です、私の」
食蜂「くろーん?…えっ!?クローンって自分のDNAから作るとかいうアレのこと!?」
美琴「はい…小さい頃に『多くの人を助けるため』と言われて、提供したんです…私のDNAマップを」
食蜂「DNAマップ?つーことはまさか…」
美琴「元々その科学者は私を騙していたんです、そして『ある実験』のために10人のクローンが生まれた…」
食蜂「それがあの子達ってこと…?」
美琴「その通りです、私はその実験を知ってからそれを潰すために行動しました…でも思うようにいかなくて、むしろ私自身が潰れてしまいそうでした…」ギュッ…
食蜂「…………」
美琴「私は…弱いんです!こんな自分が許せなくて…情けなくて…」ペタリ…
食蜂「みこっちゃん…」
美琴「なんで先輩はそんなに強いんですか!?なんで…なんで…私は」ポロッ
食蜂(まさかそんな壮絶な出来事があったとは…!うーん、どうやって元気付ければ…)
食蜂「あー…なんと言うかさ、そこまでナーバスになっちゃダメっていうか…」
…ピクン!
食蜂「……ッ!?」
食蜂「みこっちゃん、悪いけど話は後にしときましょう」グイッ!
美琴「わっ!」
食蜂「今、アタシ達をつけてきてる奴らがいるわ」
美琴「えっ!?な、なんで…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
食蜂「しかも明確な『敵意』を持ってるみたい…やれやれだわ、お友達になりにきたワケじゃないみたいね」
美琴「『敵意』…!?」
食蜂「あーあー…せっかく平和的に休日を終えるとこだったのに、えーっと敵の人数は…」グググ…
美琴「な、何人なんですか?」
食蜂「…『1人』みたいね」
美琴「1人…ですか?それなら私と先輩なら追い払えます!迎え撃ちましょう!」ザッ!
食蜂「まーまー!迎え撃つ前に話を…」
…ビクッ!
食蜂(…違う!?一人じゃない…これは…)
美琴「先輩…?」
食蜂「…ちょいと訂正するわ」
美琴「え……」
食蜂「敵は『一人』に見せかけた『11人』よ」
美琴「じゅ…11人!?」
食蜂「こいつぁヘヴィね…しかも相手は恐らく全員が能力者、それ以前に…何よこの感覚?1人の中に11人が固まっているような…」
美琴「そ、そんなことがあり得るんですか…?」
食蜂「まぁ学園都市って何でもアリなとこもあるしねェ…現にアタシ達もそうじゃない?」
美琴「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!ど…どうすれば」
食蜂「ともかくとっとと逃げた方がいいのは確かね、行くわよみこっちゃん!」ダッ!
美琴「はっ…はい!!」タッ!
タタタタタタ…
「ケケケケケケ……!」
「逃がさないぞ…」
「私達が……私達が学園都市の序列に!!」 ギラ…!
……………………………
美琴「はぁ…はぁ…ここまで来れば…」
食蜂「….悲しいお知らせよ」
美琴「へ…?」
食蜂「この見られているような感覚…追跡されてるわ、どうやら11人の中にそういうタイプの能力者がいたみたいね…ミスったわ」
美琴「そ、そんな!!」
…ザッ!
食蜂「ホレ、おいでなすったわ」
美琴「…ッ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
???「へッ…へへヘヘヘ!!ついに追い詰めたぞ…御坂美琴に食蜂操折!!」
???「こ、ここで会ったが100年目ッ!」
???「ついに…ついに私達が陽の光を浴びる時が来たのだっ!貴様らの『敗北』によってなァーッ!!」
喪女1「学園都市の第3位と第5位を倒し!その枠に私たちが入ることで喪女を卒業!すなわちモテる!!」クワッ!
喪女2「わ、私達がモテないのはどう考えてもコミュ症で引っ込み思案で地味なのが悪いッ!…喪女3!!」
喪女3「ウッ…ウォオオオオオオ!!モテたいィイイイイイイイ!!」ビキッ…ビキビキビキビキ!!
美琴「わ、訳がわからないけど!あれは肉体変化!?」
喪女1「その通り!私達は友達がいないせいで能力を鍛えるくらいしかやる事がなかったのだ!!」
食蜂「言ってて悲しくならないの…」
喪女2「慣れたわッ!い、行け喪女スモトリ!まずは戦闘系の能力ではない食蜂操折を倒すのだッ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドド
喪女3「オオオオオオーッ!!ドッソイオラーッ!!」グオオオオオオ-ッ!!
美琴「せ、先輩…危ないっ!!」
食蜂「へぇ…」
美琴「くそっ!先輩、離れていて下さ…」バリッ!
食蜂「身体がデカくなってもさぁ〜」ズイッ
美琴「ち、ちょっと!?」
ズンッ!
喪女3「ドッソーーーーイ!!!」ブウウウウウ-ン!!
食蜂「…フッ!!」スタンッ!
喪女3「ドッ!?」スカッ!
美琴「えっ!?」
喪女1「何ッ!?」
食蜂「弱点はァー…変わらないのかしらねっ!!」ニヤッ!
美琴(す、すごい!あんなに高く…!)
喪女3「ウッ…ウッ!?」
食蜂「……オラァアアアアアアッ!!!」ドギュウウウウウッ!!!
喪女3「オッ、オゴーッ!!」メゴンッ!!
ドサァッ!
喪女2「エッ…エエエエエエーッ!?」
美琴「く…空中かかと落とし!」
喪女1「この身体能力…精神系の能力者のはずではないのか!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドド
食蜂「さぁーて…レッツパーリィよ!」バァーーーz_______ン!
375 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/04/01 21:13:33.07 4sB4FdLH0 1306/1581【滝壺理后】
【破壊力:E / スピード:D / 射程距離:A / 持続力:D / 苦労人性:A / 胃の強さ: E 】
やってのける!それではスタート
喪女1「くっ…クソーッ!!一旦引くんだッ!!」
喪女2「り、了解!!」 スタコラサッサ-!
食蜂「みこっちゃん、こっちも一度身を隠すわよ!」スタッ!
美琴「はっ…はい!」
サッ!
食蜂「よっと!幸いこの路地は身を隠す障害物が多くて助かったわね」
美琴「あの…あいつら『11人』いるんですよね?さっき出てきたのは3人、あとの8人はどこにいるんでしょうか?」
食蜂「うーむ、今でも結構な人数がいるのは感じられるんだけど…」ゴソゴソ
美琴「…って先輩、そのグローブとスパッツどこに持ってたんですか!?」
食蜂「これ?戦う乙女の必需品よォ〜?みこっちゃんだって万年短パンじゃないのさ」ハキハキ
美琴「こ、これは戦うために履いてるんじゃないです!」
食蜂「おいおいみこっちゃん!恋する女の子が色気ないもん履いちゃダメ…」チラ
…ズズズ
食蜂(……なッ!?)
美琴「こ、これは動きやすさを重視したからで!色気がないとか言われても…」イジイジ
食蜂「…『11人』の理由が分かったわよ」
美琴「…へっ?」
食蜂「見りゃわかるわ!あーゆートリックだったわけね…」
美琴「トリック…?見るっていってもあそこにいるのは気絶して…」スッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
喪女3「………ア……ガ」ズッ…ズズズズズ
喪女4「フ…フフフフ」
喪女5「ハァー…」
喪女6「モ…モテ…モテたいィイ……」
美琴「…うっ!?」
食蜂「ウゲー!気色悪い構図ね!」オエ-
美琴(た、倒れているヤツの背中から…別の人間が出てきている!?)
美琴「せ…先輩!これは!!」
食蜂「どうやら『重なって』感じていたのはこのせいみたいね?人の中に人を潜ませる能力者がいるってことよ….奇妙な言い回しだけど」
喪女4「一斉ぃー…射撃ィイイイイ!!」ズッ!
美琴「ま、まずい!何か来………」
…ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
食蜂「うっ…うおおおおおっ!?マジかよッ!?」
美琴「き、金属片を飛ばしてきてる!エアロハンドの能力か!!」
喪女4「ハーッハッハッハ!!蜂の巣にしてやんよおーーーッ!!」
喪女5「撃つべし…撃つべしッ!!」
喪女6「モテたいのぉーーーーーッ!!」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
チュンチュンチュン!!
食蜂「かぁーっ!滅茶苦茶やりやがるわね!!マジで殺る気かしら!」
美琴「こ、このままじゃあ…」
食蜂「ま、なんとかなるでしょ!相手は人間なんだし」
美琴「な、なんとかなるってそんな!」
食蜂「…こういう状況でもさァ」
美琴「え…?」
食蜂「動揺する事なく『相手をブッ潰す』っていう目的に集中することも『強さ』よ、みこっちゃん」
美琴「………」
食蜂「自信を持ちなさい!アタシ達は泣く子も黙るトップランカーよ!!弱音吐いてる場合じゃなくってよ?」ニヤッ
美琴「先輩…!」
美琴(私の…『強さ』!!)グッ!
食蜂「さぁーて…反撃といきますかッ!」バシンッ!
喪女4「よぉし!撃ち方ヤメッ!!」
喪女5「ククククッ!今頃風穴だらけに……」
…ズアッ!
食蜂「なってないんだなこれが!!」
美琴「っらぁーーーっ!!!」ブゥウウウウウウウウウン!!!
喪女4「なっ!?」
喪女5「能力でブン投げたのは壊れた冷蔵庫…アバーッ!!」ドグシャアアアアアッ!!
喪女6「も、喪女5がペシャンコに!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドド
食蜂「賽は投げられた…全員ブッ潰すッ!」ビッ!
美琴「覚悟しろ!」ギン!
喪女4「ザ…ザッケンナコラー!投げらたのは冷蔵庫じゃないかッ!」
ゴウッ!
食蜂「ご名答!ダークマター印の冷蔵庫よ、オラァーッ!!」ドシュウッ!
喪女4「ぐべえっ!?」ドゴオッ!
喪女6「こ、この爆発力!?聞いてたのと違うよおおおおおお!?」ガクガク!
美琴「レールガンッ!(威力最小限!)」ビシュウッ!
喪女6「しまっ…ウゲーッ!!」ボッゴォオオオン!
食蜂「よっと!みこっちゃん吹っ切れたみたいね?」 スタン!
美琴「はい!私の『覚悟』…見ていてください先輩!」ザッ!
食蜂「グッド!!そうと決まればチャッチャと片付けるわよッ!!」ビシッ!
喪女4「ア…アバッ…私が死んでも第二第三の喪女が…」ガクッ
喪女7「ウオオオオオーッ!まだ終わっちゃいねぇぞぉおおおお!!」ズズズズズズズズズズズ!
喪女8「引かぬ!モテぬ!省みぬッ!」ズズズズズズズズズズズ…
美琴「また2人…!」
食蜂「みこっちゃんは後ろを警戒して!コイツらはアタシがやる!!」
喪女7「アタシがやるだァ!?ナメてんじゃねぞォーッ!!メタモルフォーゼッ!!(肉体強化)」メキメキ!
食蜂「さっきの奴と同じ能力?芸がないわねェー!」ニヤッ!
喪女7(ほざけ!私はスモトリと違って正確無比な一撃が得意分野!避ける事はほぼ不可能だ!!)
喪女7「くたばりやがれェーッ!!」ダンッ!
美琴「ッ!!」
喪女7(無駄だッ!どんなアクションをしようが拳は完全にその動きをトレース!百発百中よォー!)
シュゴァアアアアアアアアアアア!!
喪女7「ブッ飛べ!パツキン巨乳ゥウウウウウーッ!!!」グハハハ-ッ!!
美琴「せ、先輩!危ない!」
食蜂「…防御ってのはねェ」スッ…
喪女7「身体の力を抜いた!?バカめ!ペシャンコになれーッ!!」グォオオオオオオン!!
食蜂「………」スウッ
…ゾバァアアアアアアアアア!
喪女7「…エッ?」スカッ
食蜂「力はいらない…直線的なパワーのパンチは、ほんのわずかにその方向をそらすだけで軌道は大きくはずれていく…」
喪女7(わ、ワタシのパンチが逸らされ…?)
食蜂「…そして!」ガシイッ!
喪女7「へあ!?」
食蜂「逆にその力を利用してブン投げるッ!オラァアアアッ!!」グルゥウウウン!!
喪女7(か、身体が…勝手に回転して)
喪女7「う…ウゴォオアアアア!?アバッ!!」メゴンッ!
美琴「すごい…これは合気道のワザ!」
食蜂「これぞ合気道の極意ってワケ!お分かり頂けだろうか?」フン!
喪女8「フンハー!エラそーに講釈たれてる場合じゃないわよ!!」バリバリバリバリ!
食蜂「お次は電撃使い…やれやれだわ!能力者のバーゲンセールねェ?」グッ
喪女8「食蜂操折…そのバーゲンセール品に貴様はやられるのだ!私のライジング・ハンドを味わえッ!!」ダンッ!
食蜂(手に電気を纏わせて…直接殴ってくるつもり?)
喪女8「ハァーッ!!」ドッシュウウウウウ!!
食蜂「むっ…!」サッ!
喪女8(かかったなアホが!!私の雷は近くにある物体(自身以外)を自動的に襲う…貴様は避雷針よ!防御しようが捌こうが黒コゲは避けられぬ!!)
喪女8「ハッハー!さらばだ!!食蜂操折ィイイイイイイイ!!」ゴバァアアアアアアアア!!
食蜂「うん」パシッ
喪女8「はえ?」ピタッ
食蜂「これがあなたの雷ィ〜?低周波治療器よりビリビリこないわよぉ」
喪女8(なっ…何故だッ!何故電撃が流れない!?こいつの身体と完全に触れているのにもかかわらず!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「悪いわね…あなたの電力全部私が頂いたわ!!」バリバリバリバリバリバリ!!
喪女8「なっ…何だとォオオオオオ!!御坂美琴に私の電力が奪い取られていたのか!?」
食蜂「みこっちゃん、ヴェリィーナァ〜イス!ほれっ!」パッ
喪女8「あ」
美琴「…っらぁああああああ!!」バリィイイイイイイイイイイイ!!
喪女8「あがばばばばばばばがガガガ!?!?」ビリビリビリビリビリビリビリビリ!!
美琴「もらったの返しとくわ!利息つきでね!!」ザンッ!
食蜂「ワーオ!良心的ィーッ!」
喪女8「し…シビッ…シビッ…シビれ…」バタッ…
…ズアッ!
喪女9「ウォオオオオーッ!!アタイは他の奴らのようにはいかんぞーっ!!」グオン!
美琴「次から…次へと!!」バリィッ!!
喪女9「無駄ァ!」ズニュウッ!
パシュウン!
美琴「くっ…電撃が入らない!」
食蜂「地面から壁を作り出したッての!?」
喪女9「見たか!アタイのゴムを操る力は…致命的な電撃だろうが打撃だろうが」
美琴「砂鉄の剣ッ!!」ズパアッ!!
\ パッカー /
喪女9「ア…アイエエエエエエエ!?まだ話の途ちゅ…」ガクガク!
美琴「聞く耳もたぬ!おりゃあっ!!」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
喪女9「ウゴーッ!!!!ムゴイ!!」ビビビビビビビビ!!
ズベシャア!!
美琴「これで7人目!残りは…」
食蜂「2人よ!!オラ!オラァーッ!!」ドゴ、ドゴォッ!!
喪女10「うごぎブエッ!?」ボゴッ!
喪女11「あ、あたし達のステルステレポートが何故分かっ….あぼっ!!」ドグシャア!
食蜂「凄み…と言いたいトコだけどォ〜微かな息づかいでも場所の把握くらいできるわよ?」フン!
スタンッ!
美琴「先輩!ケガありませんか?」
食蜂「ノープロブレム!残りは最初に逃げ出した奴2人だけ?張り合いないわねェ!」
美琴「怯えて逃げちゃったなら追う必要もないでしょうか?」
食蜂「そうさね、後はほっといても問題は…あれ?」
美琴「…どうしたんですか?」
食蜂(最初にぶっ飛ばしてノビてるはずの空力使い達が…居ない?)
ズゴゴゴゴゴゴゴ…!!
食蜂(…!!)
食蜂「みこっちゃん!ちょいとごめんね!!」ガシイッ!
美琴「わっ!?」
喪女4・5・6「「「…ファイアアアアアアアア!!」」」ドッゴォオオオオオオオオオオオオオン!!
食蜂「くそッ!!」スタンッ!!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
食蜂「あだだだ…アブねェ〜ッ!!みこっちゃん生きてる!?」
美琴「む、むごごご…先輩、胸に押しつぶされて苦しいですぅ…」ムゴムゴ
食蜂「あっ、悪ィ」ブルン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
喪女4「チィイイイイイイイ!!もう少しで合体攻撃が当たるとこだったのによぉー!」
喪女5「死なん…ワタシは死なんぞぉ!!」
喪女6「光が眩しいィイイイ!!」
美琴「そ、そんな…!あんな状態から立ち上がれるはずは!」
食蜂「やれやれだわ!これは何かトリックがあるわねェ〜…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
食蜂「今更だけど…あんたらの目的は大方、下克上ってとこかしら?」
美琴(よく見ると3人とも…マンガの『わたしがモテないのはどう考えてもお前らが悪い』のもこっちにそっくり!?)コッチモ
イマサラダケド!?
喪女4「へへへ…その通りだッ!!」
喪女5「お前達を倒して今まで虐げられてきた私達が学園都市のトップランカーに上り詰める!」
喪女6「とくに御坂美琴!あんたは最近とにかく色々と駄目だと聞いた!倒すならここしかないわ!!」
食蜂「…なんて事言われちゃってますケド」
美琴「だ、駄目って…」ズゥーン…
食蜂(コイツらは傷が治っているわけではない、言うなればベコベコの車にガソリンを注ぎ込んで…無理矢理動かしているような感じね)
美琴「せ、先輩!」
食蜂「あーちょっと待って!どうするか今考えてるとこよ」
美琴「違うんです!あれ…アイツを!」
食蜂「え?」
喪女3「あっ…あががが…」グググ
喪女2「へへっ…へへへへへ」ドクン…ドクン
食蜂「むむむ…?あいつは最初に出てきた奴の1人!?」
美琴「倒れてる奴に手をかざして…まさか!!」
喪女2「わ…わたしの力は洗脳能力(マリオネッテ)!あ、相手の神経に干渉することで痛みや疲労をしゃ、シャットアウト!ヒヒヒッ!」ヒクヒク
喪女3「オオオー…ドッソイオラー!」ガバアッ!
美琴「なっ…!!」
喪女2「そそそそそして!!アドレナリンを異常分泌させることにより不死身の喪女ができあがるんだーっ!!」ウケケケーッ!
食蜂「ゲェーッ!ほとんどソンビじゃないのッ!」
喪女2「喪女は死なん!なななな何度でもよみがえるさぁーッ!!」ダッ!
食蜂「別のヤツを治すつもりね!」
美琴「させるかっ!!」バリィイイイイ!!
喪女2「ウヒッ!」ズニュウウウウ!!
喪女7「…アバッ!?」ビクンッ!
美琴「なっ…!倒れてる奴の背中に消えてかわした!?」
食蜂「デュアルスキル(能力二つ持ち)ってことは考えづらい…そうなりゃ答えは」
コソコソ …
喪女1「フフフ…教えなきゃならない気がしたから教えてやろう!喪女軍団のリーダーたるわたしの力は特殊な空間移動能力…その名を『TATOO YOU!(タトゥー ユー)』指定した人間を11人までお互いの背中に『潜ませる』ことができるスーパーレアな能力だ!!マイッタカ!マイッタカーッ!!」 ウハハハ-ッ!
美琴「そ、そんなのってあり!?」
食蜂「ならまずあんたからブッ飛ばす!!」グッ
喪女1「ひえっ…!も、喪女軍団ガードせよ!!」
「「「「リベンジだオラー!!」」」」ザッ!
食蜂「チッ…辿りつけない!」
喪女1「い…いいぞ!こいつらを囲んでひん剥いてマワしたれーッ!」コソコソ!
ドドドドドドドドドドドドドドドド
食蜂「こりゃあちーっとキツくなりそうねぇ、みこっちゃん!キアイ入れ直すわよ!」
美琴「はっ、はい!」
喪女1「ケケケーッ!!無駄無駄無駄無駄ァ!!何がキアイだぁ!?次のコミケでお前らの濃厚な百合同人(R18)を描いて儲けてやるぜェエエエエエエエエ!!」コソコソーッ!
「「「「「「「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!モテるんだぁああああああああああああああ!!!!」」」」」」」」」」 ダァーーーーz_________ッ!!
食蜂「…来るわよ!」グッ!
美琴「くっ!」バチッ!
…………………………
食蜂「オラァッ!!」ドシュウッ!
喪女3「オゴッ!?」バゴッ!
ズッシャアアアアア!!
食蜂(ハァー…ハァー…さっきから殴り飛ばしても飛ばしても起き上がってきやがる!キリがないわ…)
喪女7「スキ有りィイイイ!!」ドバァーッ!!
食蜂「ッ!!」ガシイッ!
食蜂(うぐっ…!)ミシ…ミシ…
喪女7「うははははーっ!!もう攻撃を捌く元気も残ってないんじゃ………ばばばばばーっ!?」バリバリバリバリバリバリバリ!!!
美琴「ハァー…せ、先輩!大丈夫ですか!?」
食蜂「チト骨にミシっときただけよ!助かったわみこっちゃん…」ゼエゼエ
美琴(先輩はかなり疲労が溜まっている…無論私もだ!このままじゃ押し負ける!)ハァハァ…
喪女2「ウヒッ!ウヒッ!回復、回復ゥ!」スタスタスターッ!
美琴(とにかく回復役を叩かなきゃ!!)
美琴「くらえっ!!」バチバチバチバチバチバチィ!
喪女9「アホがーッ!電撃なぞきかんと言っとろーが!!」バシュウン!
美琴「くっ…」
美琴(ダメだ…どんなに狙っても妨害、別の奴に隠れられてしまう!!)
喪女4「お返しだッ!エアロゴム弾ッ!!」ドギュッ!
美琴「しまっ…!」
…ボゴッ!
美琴「あぐっ!!」ドサッ!
喪女4「はははーッ!着弾ンンーッ!!」
喪女1「今だ!エアロハンド部隊!!」
喪女4・5・6「「「スッゾコラー!!」」」ドウッ!!
美琴「がっ…がはっ…」グググ…
美琴(ま、まずい…!避けきれ……)
…サッ!
食蜂「…うぐうううううううっ!!」 ドシュドシュドシュッ!!
美琴「ううっ!!」
ドシャッ!
喪女4「チィーッ!助けに入られたか!」
食蜂「ぐうう…みこっちゃん、今回も生きてるかしら?」
美琴「せ…先輩!私を庇って…!!」
食蜂「かすっただけよ!どうってことないわ…多分」グググ…
喪女1「へへへ…大した師弟愛だな!薄い本が厚くなるぞ!しかしもう終わりだッ!『王手飛車取り』だ…すでにお前らの敗北の形なのだァーッ!!!!」コソーッ!
「「「「「「「「「「モテェエエエエエーールッ!!!!」」」」」」」」」」
美琴「駄目だ…このままじゃもう!先輩だけでも逃げてください!!」
食蜂「バカ言っちゃいけないわよ!ここで後輩投げ出して逃げるなんて症に合わないわ!!」
美琴「で…でも!!」
食蜂(こうなりゃ…『アレ』使うしかないわね!)ギン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
喪女1「ククク…そろそろ投了といこうか!?」
ジリッ!
食蜂「こっち向いてみこっちゃん!」ガシッ!
美琴「え…ふえっ!?」ビクウッ!
スウウウウウ-ッ………
美琴(えっ…ええええええ!!!こ、こんなタイミングで女の子のタシナミを!?駄目です先輩ッ!みんなやってるからって私たちは先輩後輩の関係ですぅううううう!!!!)///////
喪女4「なっ…なにしてんだあいつら!?」
喪女5「顔が近い!!」
喪女6「ええ素材やこれは…」
喪女7「百合姫!?」
……………………………………
ミサカ4号「…… ハッ!?私得のヨ・カ・ン!?」ガバッ!!
5号「はえ?どうしたの4号ちゃん?」
1号「公共の場で発情しちゃダメよー」ウフフ
食蜂「よっと!」ピタッ!
美琴「ひゃっ!!」ビクン!
美琴(ひ…額と額をくっつけて何を…!)
…シュウンッ!!
美琴「…………っ!?」
食蜂「おっし!成功したかしら?」
ドドドドドドドドドドドドドドド
美琴(この感覚……これは!!)
喪女10「百合っとる場合かーッ!!隙だらけだぞっ!!」
喪女11「ホモクレェーッ!!」バァーッ!!
食蜂「むっ…!」
喪女1(いいぞぉ!御坂美琴は後ろを向いている…今なら一気にッ!!)
…バリィイイイイイイイイイイイイイ!!
喪女1「…エッ!?」
喪女10「へっ…?うごあああああ!?」バチバチバチバチ!!
喪女11「あ、あたしたちのステルス攻げ…オボーッ!!」バチバチバチバチ!!
ドシャドシャッ!
喪女1「な…何だとォオオオオオオオ!?食蜂操折ならともかく何故御坂美琴が対応できるのだ!?今、敵の方を見ずに電撃を…!!」
美琴「先輩…この『視界』は!!」
食蜂「飲み込みが早くて助かるわ!こっも感度良好よォ〜!」 トントン
喪女1「こ、こいつら一体何を…ええい!囲んで一斉攻撃だッ!!」
「「「「「「「「オッ……オオオオオオーッ!!」」」」」」」」 ダァ-ッ!!
食蜂「理解できたなら…いけるわね?」スッ…
美琴「…はい!!」バッ!
喪女4「百合パワー注入ってかァ!?コケおどしてんじゃあないぞッ!まずはレールガンからだ!!」ビュゴオオオオオオ!!
美琴(……見える)スゥ…
ドッガァアアアアアアン!!
喪女4「なん…だと!攻撃の方向も見ずに避けた!?」
美琴(自分の視界とは別に…パソコンのサブモニターみたいに!)バチイッ!
喪女4「また見ずに…うげっ!!」バリバリバリバリ!!
喪女6「は、ハッタリだ!!くたばれッ!!」ドヒュンッ!!
食蜂「みこっちゃん!屈んで!!」
美琴「……はっ!!」スタッ!
喪女6「エッ!?」スカァ-ッ
食蜂「オラァーーーーッ!!」ドッゴォ!!
美琴(『もうひとつの視界』…これは!!)
喪女6「ウゴエッ!?」ボッコォン!!
喪女1「な…何だ?何だこれはぁーッ!?こんなお互いが見えているかのような連携攻撃!!ありえねェエエエエエーッ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
美琴「『先輩の視界』!すごく奇妙だけど…確かに見える!!それにこの感覚、研ぎ澄まされた感覚は!!」
食蜂「アタシの能力でみこっちゃんとの視界をリンクさせ…プラス!反射神経を強化した!メンタルアウトは人を操ることだけが能じゃあないのよッ!!」ニッ!
美琴「いける…これなら勝てる!!」ギン!
食蜂「オラッ!オラオラオラオラオラーッ!!」
美琴「はぁあああーっ!!」
ドゴッ!バリバリバリバリ!ボゴォオオオッ!!
喪女1「な、何してる!!早く仕留めろォオオオオオーッ!!」
喪女8「む、無理だ!!少しでも手を出そうとするとブッ飛ばされ…ぐへっ!!」バキッ!
喪女9「まるで竜巻みたいにぐべあっ!?」バリバリバリバリ!
喪女1「うっ…うっ!!」
食蜂「そろそろ諦めなさいって!お嫁にいけなくなるわよォ〜?」スタンッ!
喪女1「こ…こっちに回復役がいる限り私達は不死身だッ!!喪女2行けぇ!!」
喪女2「うっ…アイアイサー!」サササーッ!
美琴「くそっ…また回復される!」サッ!
喪女6「喪女2に攻撃しようったってそうはさせねーぞ!食らえィ!!」ドヒュッ!
…ボゴォッ!
喪女2「ぶごっ!?」ドベッシャア!!
喪女6「…へっ?」
喪女1「な…何をしているんだッ!?仲間に攻撃してどうする!!」
喪女3「フレンドリーファイア!?フレンドリーファイアナンデ!?」
喪女7「裏切りは極刑だぞ!?」
喪女8「んなことよりこの二人をとっとと倒すんだ!!」バリィイイイイイイイ!!
喪女4「おっ、おい!何でこっちにむかってアババババーッ!!」バチバチバチバチ!!
喪女8「あ、あれッ!?」
美琴「まさか…これは先輩が?」
食蜂「ご名答!こいつらの視界を適当に入れ替えたのよ?おそらくまともに見えてないでしょうねぇ〜」ニヤニヤ
ヤメッ…アババババ!!コッチムクンジャネェーッ!!ドコウッテグエーッ!!ヤメロォーッ!!テキジャナクテミカタ…グワーッ!
喪女1「あっ…ああああああ…!!」ガタガタガタ…
喪女1(ウソだ…なんだこの力の差は!圧倒的すぎるゥウウウウウーッ!!)
…ザンッ!!
食蜂「あんたさっき王手飛車取りとか言ってたわよねェ…?」
美琴「違う…私達のは『詰み』だ!!」ザッ!
喪女1(無理だ…勝てるわけがないッ!やられる!逃げなきゃやられるッ!逃げなきゃあ!やられるゥゥゥゥゥゥゥ!!)
喪女1「ギニャーーーーッ!!た、たすけ…」バッ!
食蜂「あら?わざわざぶっ飛ばされに近づいてきてくれたのかしら?」
喪女1「デ!?」ヒョコヒョコ…
喪女1(なっ!?なんだぁ〜〜〜〜あああああああああああああ!?!?!?何で私は逆に近づいてんだ!?)
喪女1「ヒィイイイエエエエエエーーーーッ!!」ダッ!
…トコトコ
喪女1「ゲェッ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
食蜂「おっ!ナイスムーンウォーク!上手いもんねぇ〜!」
喪女1「なっ!?なんだ!?は…離れようと思ったら!どっどっどおーして近づいてェェェ!?!?!?なんで近づくゥゥゥ!?ウケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ」ウケッ!?
美琴「これもまさか…」
食蜂「ざーんねん!あんたはもう完全に私の『糸』に絡み付けられてるってことよ?近づいといでーって思えばそれに従うしかないってワケ!」フン!
喪女1「そ…そうだ!わたしが喪女だからだッ!!喪女にできないことはないからだッ!(友達以外)ワハハハハハハハーッ!!」ガクガクガクガク !!
食蜂「トチ狂ってるとこ悪いけど…」ガシッ
喪女1「うげっ!」グイ!
食蜂「これでオシマイ…決着つけさせてもらうわよ!!」グッ!
喪女1「うっ…うっ…ウワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
…ゴッ!
食蜂「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァアアアアアアアア!!!」ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴ!!!
喪女1「うげぐばげぼがばぁあああああああああああ!!!!!!!」ボッゴォーーーーーーーz___________ン!!!
喪女1「オゴーーーッ!?」ズベシャア!!
美琴「やった!!」
食蜂「まぁ他の奴もボコボコにしたからこんくらいは食らってもらうわよ!」
喪女1「アッ…アバッ…!」ガグガグ…
喪女1(わ…私の喪女軍団が…!私のモテ道が…)
食蜂「あ、それと今あんたら11人の感覚ぜーんぶ繋げといたから!」
喪女1「アバッ!?」
食蜂「そーなりゃ…後は大体予想つくわよねェ?」ニィヤァアアア〜
喪女1(アバッ…まさか…まさかッ!!)
食蜂「みこっちゃ〜ん♪」パンパン
美琴「はぁああああ…」バヂバヂバヂバヂバヂ!!
喪女1「ヤ…ヤメロー!ヤメロー!」
食蜂「張り切ってェー…どうぞっ!!」
美琴「…はぁああああああああああっ!!」バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
アッ…
「「「「「「「「「「「アバババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババーーーーッ!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!!!!!!!!!!!
シュウウウウウウウウウウウ……
食蜂「はえー…誰がこんなひどいことを!あ、アタシ達か」
喪女1(が………は………これが、第3位と第5位の……『力』!!)
喪女1「アバー……わた…しの…モテ…………道…………」バタッ…
美琴「これが私の…私達の!覚悟だ!!」
食蜂「つーわけでェ〜…」
…ビッ!
美琴・食蜂「「決着ゥゥーーーーーー
ッ!!」」バァーーーーーーーz__________ン!!
喪女子軍団 再起不能!!!
…………………………
カァー…カァー…
食蜂「結局とんでもねえ一日になっちゃったわね…門限もギリギリだしィ、早く風呂に入りてェーッ」スタスタ…
美琴「…先輩!!」
食蜂「なーに?」
美琴「先輩のおかげで…気づくことができました、本当の『強さ』を!ありがとうございます!!」ペコッ!
食蜂「なんてことないわ〜!悩める後輩をサポートするのも先輩の義務ってことよ」ヒラヒラ
美琴「私…私も先輩みたいに強くなって!必ずアイツのこと振り向かせてみせます!きっと想いを伝えてみせる!!」グッ!
食蜂「この一日でずいぶんたくましくなったわね…恋せよみこっちゃん!戦えみこっちゃん!!」ビッ!
美琴「はい!うおーっ!!御坂美琴ッ!次こそやったるぞーーーーっ!!」ガオオオオオオーッ!
タタターッ!
食蜂「想いを伝える…か」
食蜂(…こんな能力があっても肝心な人の心は分からない、いくら強く想っていても)グッ…
食蜂「…あーあ、難しいもんだわ」フゥ
美琴「先輩?はやく帰ってお風呂入ってスッキリしましょう!!」
食蜂「へいへーい!今行くわよ!」
食蜂(ま…私もいつかは、ね?)ニコ
To be continued…
おまけ
インデックス「…とうまって罪な男だよね」
上条「…いきなり何だ」
イン「ちょっと思っただけ!!」フン!
打ち止め「うん!今日はその罪な男さんに頼みたい事があるからおうちに呼んだの!!」
上条「誰が罪な男だ…しかしおめーがシスターズの1人って話はマジなのか?」
打ち止め「そうだよー!シスターズの末妹にして東方道行の妹のミカサだよ!ってミカサはミカサは改めて自己紹介してみる!よろしーく!」フンス!
上条(口調がめんどくせえ)
イン「うーん…みちゆきと兄弟ってのは無理があるけど、ホントにみことに
そっくりかも!」
上条「…確かに」ズイッ!
打ち止め「ひゃっ!?」 ビクッ!
上条(見れば見るほどビリガキにそっくりだぜ…やれやれ、道行のヤツは面倒事をしょい込みやがったか)
打ち止め「あ…あうう…そんなに顔を近づけられたらDNAレベルで逆らえない何かがってミカサは…はうう」////
イン「と、とうま!それ以上(のフラグは)いけない!」
上条「おれを道行と一緒にするな…そんな趣味はねえ」
打ち止め「…はっ!わたしはお兄ちゃん一筋なんだからねっ!ってミカサはミカサは自分に言い聞かせてみる!」ブンブン!
イン(みちゆきってやっぱロリコンさんだったんだ…)
上条「とっととその頼み事ってのを教えろ、面倒が増える前に…」
打ち止め「あー…それが…肝心のお兄ちゃんの事についてで…」チラ
上条「道行が…?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方通行「ァアアアアアア…心が…心がぴょんぴょんしねェエエエエエエ……BBA!BBAキャラも好きだァァァ……結婚してくれェエエエエエ」モゾモゾ…
上条「………なんだこれは」
打ち止め「お兄ちゃんがおかしくなっちゃった!!理由はぜんぜん分からないんだけど…今は色んなアニメとか漫画とかがごちゃ混ぜになってどうしようもなくなっちゃったの!」
イン「これもうわかんねぇな」
一方「きんいろモザイクの二期くれェエエエエエエ………」 ヒクヒク
打ち止め「こんなお兄ちゃん嫌っ!!ミカサはミカサは大好きな人のこの有様を見ていられないのーっ!!」ウワーン!
上条「…………」
イン「で、でもみちゆきをもとに戻すっていっても…一体どうすれば…」
上条「…パソコンはあるか?」
打ち止め「パソコン?それならお兄ちゃん愛用のやつがあるけど…一体どうするの?」
上条「こいつの眼を覚ますには『アレ』が一番だろうからな」
イン「アレ…?」
……………………………………
カタカタ…
上条「こんなもんでいいだろう」
イン「これって…フリーの音声読み上げソフト?」
打ち止め「これで一体何を…?」
上条「少しはなれてろ…」
一方「ロ…ロリババアのエロ画像を……」
…ポチッ
「オイ ソコノ ウメズ・カズオ ミテーナ フク ノ ヤツ」
一方「…………ア?」ピクッ
イン「と、とうま…まさかこれって!!」
打ち止め「こんなことでお兄ちゃんが元に戻るの…?」
上条「下がってろ、大怪我するぞ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方「俺の服装が………仮面ライダードライブみてぇだとォーーーーッ!?確かに聞いたぞコラァーーーーッ!!」ガバァーッ!!
イン「うわっ!?」
打ち止め「ひえっ!?」
…グワッ!!
一方「ドラァアアアアアアアアアアーーーーッ!!!」ボッゴォオオオオオオオオオン!!!
イン「ひええええええ!!!パソコンが爆発四散!!」
上条「戻ったか」
一方「…アレッ!?上条さン何でここに!?つーか…今まで俺は何をしてたンだァ…?」キョトン
打ち止め「やっ…やったぁーっ!!お兄ちゃんが戻ってきた!!」ダキッ!
一方「うおっ!?」
イン「つまづいたっていいじゃない…人間だもの」
打ち止め「スゲーッ!相田みつを!?」
イン・打ち止め「「だものォーッ!!」」パ-ン!
上条「いい加減おれを面倒事に巻き込むのをやめろ…」
一方「は…ハァ、何かスンマセンでした…俺も何が起きたのかさっぱり…」
打ち止め「良かった…本当に良かったっ!お兄ちゃんがどうしようもなっちゃわないで!!マジで!」
一方「だ、だから順を追って説明を…ってアレ?コゲ臭…」クルッ
PC「」サイキフノウ
一方「おっ…オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?俺のパソコンがァアアアアアア!!秘蔵のフォルダがァアアアアアア!!誰がこんなヒデーことしやがったんだァアアアアアア!?」ガクガクガクガクガクガク!!
上条「もうおれは知らん…」
イン「犠牲になったんだよ」
一方「To be continuedしてたまるかァアアアアアア!!!」オロロロロロローン!!
打ち止め「ちゃんちゃん♪」
430 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/04/02 21:35:32.15 SDS61JEP0 1353/1581【食蜂操折】
【破壊力:B / スピード:A / 射程距離:A / 持続力:C / 原作と別物性:A / 性欲性 : B 】
おかえり道行君、それではラリホー
続き
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part8】