※関連
最初: 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
前回: 上条「愛って何かな」美琴「守ること?」心理「信じること」垣根「疑い続けることさ」【前編】
質問コーナー
上条「ん、ゴリラゴリラー」
みなさんゴリラゴリラー
早速質問なんですが、ていとうこについてどう思いますか?
垣根「あぁ、可愛いよな」
一同「いや、キモイ」
垣根「」
一方「なンだよあれ、冷蔵庫に顔なンかついてるしよ」
美琴「私もあれはムリ」
上条「だよな・・・怖いし」
心理「えぇ、不気味」
エツァリ「気が知れません」
ショチトル「吐き気がする」
番外「もう吐いた」
黒子「頭がおかしくなりますの」
削板「見ててイライラする」
19090「壊したくなります」
テクパトル「プレスしたいな」
垣根「」
10033「?」
ていとうこくんが流行ったスレでは美琴気に入ってたのにw
ところで、10033号は元々は20000号と並ぶほどの変態でドMだったはずですが、ここ最近はすっかり乙女な気がします
やはり、これは恋のせいなのでしょうか?
それともテっくんの調教・・・ゲフンゲフン、躾のおかげなのでしょうか?
10033「ミサカは・・・毎晩毎晩、テっくんに説教されてます・・・」
10033「お前は20000号とは違うはずだ、20000号みたいになったら勘当だ、と・・・」
テクパトル「いや、そこまでは言ってないからな」
テクパトル「まぁ、20000号みたいなのは一人でいいし」
20000「ミサカはあなたのオンリーワン!!」
テクパトル「・・・」
20000「・・・」
20000「ミサカってさ、変態?」
テクパトル「まごうことなきな」
垣根「あぁ・・・」
心理「これは・・・」
皆さんに質問です。アレイ蔵庫についてどう思いますか?
1、キモイ
2、キモい
3、きもい
4、プランプラン
アレイ「えへへ、こんなこと・・・」
一同「全部」
アレイ「」
エツァリ「おや、ピンク髪は知りませんね」
一方通行さん、エツァリさんへ
なんかサラシに学ランとスカートでピンクの髪の人が幼稚園に入ろうとしてるんですけど……
一方「あァ、知らねェな」
エツァリ「もしかして、小萌さんと合わさったのでしょうか?」
一方「・・・」
一方「おォ・・・」
上条「納得するな」
上条「?」
みなさん、ゴリラゴリラ。けっこう前のですが『美琴「回転寿司?なにそれ」上条「やっぱり…」』の一方通行のポエムについてみなさんどう思いますか?
垣根「なんのこっちゃい」
ショチトル「さぁ?」
番外「わかんないけど、一方通行がポエム書いたの?」
一方「知らねェよ」
さだのり「あれは、心が痛かった」
エツァリ(誰ですか)
上条「いや、暑いぞ?」
最近は夏なのに肌寒かったりしますが、サトリナはまさよしですよね!
垣根「まさよしってなんだ?」
心理「あら、さだよしの人じゃない」
テクパトル「許してやれよ・・・」
美琴「サトリナは正義よ!」
黒子「お姉さまったら・・・」ハァ
垣根「モグラは、太陽を見ることを許されなかったのじゃ」
心理「誰よ」
みなさんモグラモグラー!
この前は素数や偶数を食べてもらいましたが、今回は奇数を差し上げましょう
「美味しく」食べてください!!
上条「1はすんなりと入っていくな、うん」
美琴「3も食感が素敵・・・」
垣根「5は喉にひっかかるな」
心理「7もちょっと痛いわね」
一方「8は美味しいなァ」
一同「それ偶数だから」
上条「あぁ・・・有理数も美味しいなぁ・・・」
美琴「このaがたまらないわ・・・」
ショチトル「私はb派だなぁ・・・」
19090「モグモグごっくん!」
10033「わかる人少ないですよ、とミサカは忠告します」
テクパトル「煮込むと解けちゃいそうだな」
垣根「漢字が違う」
垣根「もう動物じゃないね」
やぁ皆々様イノキイノキー
なぁマジカルバナナでバナナと言ったら何だと思う…?
上条「マジカルバナナ!!」
美琴「バナナと言ったら!」
垣根「バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。また、その果実のこと。幾つかの原種から育種された多年草である。
2008年の全世界での年間生産量は9339万トン。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。」
垣根「バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。また、その果実のこと。幾つかの原種から育種された多年草である。
2008年の全世界での年間生産量は9339万トン。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。」
垣根「と言ったら」
一同「バナナしかねーよ」
垣根「マジか・・・」
みなさん、ばななばななー
ところで風の噂で聞いたのですが、史上最強最悪のミサカがいると聞いたのですが本当ですか?
なんでも、知り合いへの嫌がらせが大好きで(主に一方通行)、更にドMでドSで何をしても基本快感としてしか受け取らないためどうしようもないというド外道ミサカがいるらしいのです
11111号だったかな・・・・
対抗できるのが最悪の変態20000号(ほぼ拮抗)か、理性が壊され野獣と化したド変態黒子(唯一勝てる)のみらしいです
上条「これはマズイだろ・・・」
テクパトル「ふーん・・・」
美琴「ふ、ふーんって・・・」
テクパトル「いや、だってさ?」
テクパトル「誰にだって欠点はあるだろ?」
テクパトル「これって、どんな逆境でもめげないってことだし」
テクパトル「俺は別にそんなミサカでも家族だと思うけどな」
ミサカ一同(かっけぇ・・・)
番外「はぁ・・・ミサカ誑し・・・」
一方「こいつはダメだァ」
垣根「あぁ?」
先程から日本人形がにたにた笑いながらあらわれてことことお辞儀するんですが
そして、ふと台所を見れば浮気症で多産の母親が雌犬の姿をして腐敗した肉だか何だか知らない得体の知れないものを調理してるんですが
壊れたブラウン管から光が漏れでて色々語りかけてくるこの水玉模様は何ですか
垣根「でもよ、安心しな」
垣根「俺の家は、三階建てのバルコニーつきで、お月様がニタニタ笑ってるんだ」
垣根「でも、夜になったらどっかにミっちゃんは隠れちゃってさぁ・・・」
垣根「母さんは、ずっとベッドで寝てると思ったら、イモムシを食べながらイノシシになってるんだ」
垣根「父さんは毎晩、釣りに出かけるんだ」
垣根「いっつも、クジラを釣ってきてくれるんだけど、手足が生えててさ」
垣根「なんだよそれ、ってきいたらお前の妹だって言うんだ」
上条「怖い怖い」
垣根「そうか?冗談だよ」
上条「そうだな・・・」
皆さんゴリラゴリラー!
人生ではじめて書き込みというものをします。
どうやったらいいですか?
垣根「まず、全裸になってくれ」
垣根「そして、好きな人とかの裸を想像しながら・・・」
垣根「オチソチソを縦にシュッシュするんだ」
垣根「ね、気持ちいいでしょ?」
心理「何の話よ」
上条「え・・・」
美琴「そ、それは・・・」
ゴリゴリ!
最近上条さんがショタ化するSSが書きたくてしょうがないのですが病気ですか?
上条「いや・・・その・・・」
一方「お前、結標だな?」
エツァリ「いったい何をしているんですか」
ショチトル「?」
削板「誰だ?」
一方「こっちの話だ」
上条「ま、まぁがんばってくれ・・・」
心理(笑顔がひきつってるわね)
テクパトル「ちょっと待てぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
こそこそ、誰も見てないな
ぽいっ ミ◆(テっくんの半裸マッスルポーズ全集全20000ページ【撮影17600号】)
投入完了
脱出する!!
美琴「うわ、すごい・・・」
黒子「まぁ・・・かなりの肉体美ですの・・・」
テクパトル「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」
垣根「ジムかどっかか?」
エツァリ「ポージングの練習ですね」
テクパトル「そうだよ!!悪いか!!」
上条「しっかし・・・これはかなりの・・・」
一方「・・・いいなァ・・・」
番外「ここまでいくと怖いよ」
19090「・・・ミサカは・・・惚れ惚れとします・・・」ポーッ
テクパトル(よかった・・・)
御坂妹「しかし、マッチョですね、とミサカは溜め息をつきます」
テクパトル「何で溜め息!?」
上条「・・・え?」
垣根くん上条さん木原くンモゲラモゲラー!
皆さんは串カツで何が好きですか?
垣根「木原って誰だ?」
一方「さァ」
エツァリ「・・・ひどいですね・・・」
垣根「残念だが、>>1は串カツ苦手なんだ」
垣根「だから、詳しくは知らないんだよ」
エツァリ「1って誰ですか」
上条「お、なるほど」
さてニャンコニャンコー
皆さんに質問ですラーメンを食べるなら麺は硬め?柔らかめ?それとも生でガリガリ食べる?
因みになに味かもお願いしまーす
垣根「俺はシーフードをややのびた感じで」
美琴「私は、トンコツが好きかな」
黒子「お姉さまはやや固麺でしたっけ?」
美琴「うん、そうよ」
ショチトル「そうだな・・・味噌が好きかな」
エツァリ「自分もです」
さだのり「ちなみに」
さだのり「>>1はこむらさきのが好きだ」
さだのり「あれは最高だね」
エツァリ「誰ですかあなたは」
垣根「うわぁ」
失敬な!某ショタコンじゃないやい!
かみや…上条さんに対する皆の反応が気になるだけだもん!
上条「青ピぃぃぃ!!!!!!!!!!!」
美琴「怖い・・・」
削板「最低だな」
上条「うーん・・・」
今日は嫌なことがあって誰にも聞こえないところで叫んだり憂さ晴らしにやけ食いをしたりしまいました
喉は痛いしお腹が苦しくて死にそう
皆さんはじっとしていられないくらい嫌なことがあったら何をして発散しますか?
美琴「超電磁砲をぶっ放すかな」
垣根「未元物質を撒き散らす」
一方「自転パンチ」
上条「・・・」
上条「>>1は、筋トレで発散してる・・・」
エツァリ「いや・・・」
エツァリ、ショチトル、テクパトルへ
トチトリは今どうしてるのでしょうか?
彼氏はできたのでしょうか
エツァリ「できてません」
テクパトル「そうだな」
ショチトル「だって、地味だもん」
エツァリ「誰かを紹介したいですけどね」
テクパトル「そうだな」
美琴「!!」
美琴ちゃんにこれやんよ
つ『上条当麻のベストショット集~ポロリが9割だよ~』
ついでに心理定規タンにはこれやんよ
つ 『垣根帝督の厳選した心理定規のベストショット集』
美琴「こ、こんなところも!?」
美琴「う、うわぁ・・・うわぁ・・・」カァッ
上条「やめろぉ!!!!!!!!!!!!!!」
心理「あら、素敵に撮れてるわね」
垣根「だろ?」
心理「うん、綺麗に写ってるし・・・ありがとう」
垣根「どいたま」
上条「え、これは・・・」
彼女をこよなく愛している皆様、質問です。
上条さんが今までフラグをたててこられた女性の中で、
もし付き合うとしたら誰がいいですか?
垣根「そうだな・・・五和かな、優しそうだし」
一方「インデックスでいいよォ」
エツァリ「では・・・神裂さんでしょうか」
削板「じゃあ・・・レッサー」
テクパトル「強いて言うなら・・・オルソラかな」
女一同「・・・」
上条「え、これって・・・」
お届けもので~す
えっと、お父さ・・・じゃなかった上条当麻さんと、おか・・・御坂美琴さんにアルバム(未来で撮られたと思わしき写真満載)です
それとテクパトルおj・・・さんと、みつきおb・・・さんにもアルバムです
それでは、失礼しました~
(・・・ばれてない・・・よね? 若い頃のみんな見たいから直接きちゃったけど)
上条「すげぇ!!美琴の写真だ!」
美琴「すごい!!未来の!?」
上条「あれ、テクパトルたちも・・・」
テクパトル「お、結婚してるんだな」
19090「//」
エツァリ(誰かいますね)
麻琴(・・・ば、ばれてないよね?)ドキドキ
上条「なにぃ!?」
お義兄様とお姉さまの娘さんらしき方の写真を今手に入れました。とミサカは臨時報告します。
美琴「わ、私そっくり・・・」
上条「でも、少し小柄だな・・・」
美琴「うん・・・可愛い・・・」
一方「ロリハァハァ」
上条・美琴「帰れ」
一方「」
一方「・・・」
皆さん超ゴリラゴリラー!
思えばグループにはロリコン、ストーカー、ショタコン、シスコン・・・
変態しかいませんねwwwアイテムを超見習ったほうが良いと思います
一方「ヤンデレ、鯖フェチ、天然にバカ」
一方「ダメじゃ」
絹旗「誰が超馬鹿ですって!?」
一方「あァ?」
垣根「出てくんなハゲ」
絹旗「超悔しい!」クーッ
番外「ん、いいよ」
さすが一方通行、歪みねぇな・・・番外個体はそれでいいのか?
一方「いいのかァ?」
番外「うん、好きなのはロリでも愛してるのはミサカでしょ?」
一方「あァ」
上条「?」
妹達の皆さん
レイちy・・じゃない00000号の現在地を知りませんか?
さっきまでいたのに・・・じゃなくて!
とにかく!知っていたら教えてください!
ショチトル「いや、知らないぞ?」
垣根「00000もいるのか」
番外「みたいだね」
本編続き
上条「はぁ・・・食った食った」
垣根「風呂は各自の部屋にあるから、それでいいだろ」
美琴「なんだ、もう寝るの?」
垣根「寝たくなきゃ起きててもいいぞ」
垣根がケラケラと笑う
垣根「ただ、カップルさんたちは夜のお楽しみがあるだろ」
ショチトル「なるほど」
テクパトル「で、片付けはどうするんだよ?」
垣根「俺がやっとくよ」
番外「え、いいの?」
削板「なんか気色悪いな・・・」
垣根「お前らな・・・」
垣根が顔をしかめる
垣根「どこに置くとか、こういうのも決まってんだぞ?」
BBQセットを指差しながら言う
エツァリ「おや、意外と几帳面なんですね」
一方「気持ち悪いな」
19090「い、意外です・・・」
垣根「悪いかよ」
垣根がBBQセットを片付け出す
垣根「そういうこった、だから帰れ帰れ」
上条「じゃ、頼んだぞ」
一同が部屋へと向かう
残ったのは、心理定規と垣根だけだった
垣根「?お前も帰っとけよ」
心理「あら、手伝うわよ?」
垣根「はぁ?いいって」
垣根がしっし、と追い払う
しかし心理定規は動かない
垣根「・・・帰れよ・・・」
心理「あら、邪魔なのかしら?」
垣根「そうじゃねぇけど、やることないだろ?」
心理「だから手伝うって」
心理定規もBBQセットを持つ
垣根「・・・はぁ」
心理「あら、不満?」
垣根「わかったよ、しゃあねぇな」
垣根がふてくされたように呟く
心理「・・・それにしても、星が綺麗ね」
垣根「ここは街中じゃないからな」
空には、瞬く星があった
そのどれかが、夏の星座なのだろうか
心理「・・・ねぇ、今日は飛んでくれるの?」
垣根「お前がそうしたいならな」
心理「じゃあ、お願い」
垣根「わかったから、早く片付けようぜ」
垣根が溜め息をついてから動き出す
でも
その横顔は、笑っていた
ところ変わって、テクパトルたちの部屋
テクパトル(・・・風呂にも入った)
テクパトル(・・・そ、そして美月もあがった)
テクパトルの胸は高鳴っていた
なぜか
今の状況は、そういう状況だからだ
テクパトル「・・・ふ、二人きりだな」
19090「・・・はい」
二人は、ベッドで寄り添っていた
他のミサカ達は違う部屋に泊まっている
ベッドのある部屋
二人きり
夜
やることは決まっているだろう
どうせ、他のカップルもそういうことをやっているはずだ
テクパトル「・・・いいか、美月?」
19090「は、はい」
19090号が少し顔を赤くする
初めてではないが、かなりやっているわけでもない
まだ片手で足りる回数しかやったことはなかった
テクパトル「・・・美月」
優しく、テクパトルが19090号にキスをする
19090「んっ・・・」
19090号が、少し甘えるような声を出す
テクパトル「・・・はぁっ・・・」
19090「あぁっ・・・テっくん・・・」
テクパトル「ん、どうした?」
19090「そ、その・・・」
テクパトル「あぁ・・・分かった」
テクパトルが19090号のパジャマに手を突っ込む
下着の上から、優しくその胸を触る
19090「ふぅっ・・・はぁっ、やぁっ・・・」
刺激自体はそれほど強くはないはずだ
ただ、ミサカDNAは胸が弱いらしい
テクパトル「・・・可愛いぞ、美月」
19090「んゅっ・・・テっくん・・・ちょ、直接・・・」
テクパトル「まだだよ」
もう一度、テクパトルが19090号にキスをする
舌を絡め合い、相手の口の内部をなめ回す
唾液と唾液が絡み合い、卑猥な音を立てる
グチュグチュ、と口の中で音が鳴る
テクパトル(・・・美月、可愛いよな)
19090(あ・・・あっ・・・)
キスをしていた19090号の口から、少しだけ吐息が漏れる
その吐息は、テクパトルも覚えがあった
口を一旦放して問い掛ける
テクパトル「イったのか?」
19090「・・・はい」
下着の上からでも絶頂を迎えてしまうらしい
テクパトル「気持ち良かったか?」
19090「テっくんにされたら・・・な、なんだって気持ちいいですよ?」
19090号が潤んだ瞳をテクパトルに向ける
テクパトル「・・・ありがと」
ニコリ、とテクパトルが微笑む
テクパトル「・・・触ってほしい?」
19090「は、はい・・・」
テクパトル「分かった」
テクパトルが直接、19090号の胸に触れる
肌の温かさが手を通じて伝わってきた
柔らかいよりも温かいほうが、強かった
テクパトル「・・・大きくなった・・・よな?」
19090「っ!んぁっ!」
テクパトル「おーい?」
19090「はぁ・・・な、なんですか?」
テクパトル「胸、大きくなったよな?」
19090「そうでしょうか・・・ひゃっ!」
テクパトルがいきなり、胸の頂き近くに指を這わせる
テクパトル「・・・カップも変わったんじゃないか?」
19090「わ、わかりません・・・んぁぁぁぁっ!」
テクパトル「ちゃんと答えないとダメだぞ?」
耳元で、優しく囁く
19090「ま、まだ変わってません・・・ふゅっ・・・」
テクパトル「ん、そっか」
答えてもらえて満足したのだろう
テクパトルが、19090号の乳首を摘む
19090「はぁっ!あぁぁぁっ!」
ビクリ、と彼女の体が痙攣する
また、絶頂を迎えたのだろうか
テクパトル(・・・まずい、俺も興奮してきた・・・)
テクパトルの下半身のそれも、かなりいきり立っていた
きつかったため、ズボンを脱いでトランクスだけになる
19090「あっ・・・か、硬くなってますね・・・」
頬に左手を当てながら19090号が言う
空いている右手では、テクパトルのそれを軽くつついていた
テクパトル「・・・なぁ、そんなことされたらちょっとまずいんだよ」
19090「・・・さ、先に一回・・・その・・・」
テクパトル「抜いたほうがいいかな?」
19090号が恥ずかしくて言えないことを、テクパトルが代わりに言う
19090「は、はい」
一度目はなかなか長続きしない
少しでも長く、テクパトルとの営みを楽しみたいのだろうか
テクパトル「・・・でも、どうやって?」
19090「く、口・・・がいいですか?」
テクパトル「うーん・・・でも、口は飲まないといけないから・・・」
19090「テっくんのためなら大丈夫ですよ?」
テクパトル「ん、ありがと」
テクパトルが19090号の頭を撫でる
この瞬間が、19090号は大好きだった
テクパトル「でも、今日は遠慮しとこうかな」
19090「・・・では、手でしょうか?」
テクパトル「・・・そうなるかな」
少し物足りない気もするが、仕方がなかった
テクパトル「・・・」
19090「・・・あ、あの・・・」
テクパトル「ん、どうした?」
19090「その・・・二回やっても・・・問題はないですよね?」
テクパトル「」
テクパトル「え、エッチをだよな?」
19090「は、はい」
19090号が顔を真っ赤にしながら答える
つまり、抜くのも19090号の中ということか
テクパトル(み、魅力的なお誘い・・・だがしかし!)
それでいいのか、と一瞬テクパトルは迷う
テクパトル「あ、でもほら・・・俺はともかくお前は・・・」
19090「た、体力なら大丈夫ですよ?」
テクパトル「・・・いや、その・・・」
19090「いや・・・ですか?」
19090号が少し悲しそうに言う
彼氏がそううろたえていては、ショックだろう
テクパトル「いやじゃないけど!その、興奮しすぎて・・・」
19090「で、ですがお姉様わ何度も連続してやる、と話していましたし・・・」
テクパトル「・・・それはそれで問題だろ・・・」
はぁ、とテクパトルがため息をつく
テクパトル「・・・やるか?」
19090「テっくんがしたいのなら・・・美月は喜んで」
テクパトル「じゃ、じゃあしようか」
19090「は、はい!」
テクパトルが自分のそれにゴムをつける
挿入する、ということを示しているのだ
それを見ていた19090号は顔を真っ赤にする
テクパトル「・・・っと、その前に」
19090「?」
テクパトルが19090号の下半身に手を伸ばす
19090「あ・・・」
テクパトル「ちゃんとほぐしとかないとな」
指を二本入れ、その中を掻き混ぜるように動かす
クチュクチュ、と卑猥な音を立てるように
19090「はぁっ・・・やぁっ・・・」
テクパトル「どう?気持ちいい?」
19090「は、はい・・・ふぁっ・・・はぁっ・・・」
少しずつ、愛液が分泌されてくる
どれくらい刺激を与えただろうか
だらしなく垂れてきた愛液は、テクパトルの手をぐしょ濡れにしていた
テクパトル「・・・エッチだな」
19090「テっくんこそ・・・こんなに硬く・・・」
19090号が手で軽く、テクパトルの肉棒を擦る
テクパトル「あっ・・・やったな・・・」
テクパトルが手の動きを強くする
19090「あ、イ・・・く・・・」
カクン、と19090号が体を折り曲げる
艶やかな吐息が口から漏れている
テクパトル「・・・ほぐれたかな?」
19090「えぇ・・・はぁっ・・・もう、入れてもいいですよ?」
テクパトル「あ、あぁ」
テクパトルが19090号の入り口に、自分の肉棒を当てがう
何度か、クリトリスを肉棒の先で擦ってみる
19090「ひぅっ!あ、テっくんの意地悪・・・ふぅんっ!」
テクパトル「・・・気持ちいいな、これも」
19090「い、入れては・・・くれないのですか?」
テクパトル「・・・そりゃ」
いきなり、テクパトルが19090号の膣に肉棒を挿入する
19090「はぁっ!い、いきなり・・・んゃぁっ!」
19090号の言葉は聞かずに、テクパトルが腰を前後させる
グチュグチュ、と卑猥な音がする
ゴムをつけているはずなのに、まるで何も間にないかのような温もりを感じる
テクパトル「はぁっ・・・美月、愛してる・・・」
19090「あん・・・あっ、はぁっ・・・美月も・・・テっくんが大好きです・・・と・・・」
途切れ途切れの言葉で愛を伝える
テクパトル「大好きだ・・・」
後ろから19090号の体を突きながら、テクパトルが言う
その言葉を聞いた19090号の顔が、自然とにやける
19090「えへへ・・・//」
テクパトル「はぁっ・・・はぁっ・・・どうした?」
19090「な、なんでもないです・・・んゅっ・・・」
だんだん、テクパトルが腰を打ち付ける速度を速くする
パンパン、と腰を打ち付ける音がする
目の前で、19090号の体が揺れている
美しい背中が、見えている
テクパトル「はぁっ・・・」
その背中に、そっと舌を這わせる
19090「くぅっ!」
あまりの快感から、19090号が声を出してしまう
テクパトルによって、そこも性感帯に変えられてしまったのだ
19090「きゅうっ・・・んゅっ・・・」
テクパトル「美月・・・可愛いぞ、美月!」
19090「あ、イきます・・・もう・・・!」
テクパトル「俺もだ・・・一緒に!」
テクパトルが、19090号の体を後ろから抱きしめる
その瞬間、二人の体がびくりと跳ねた
テクパトル「ふぅ・・・はぁっ・・・」
19090「あ・・・あっ・・・」
一旦、二人が体を放す
ゴムの中には、大量の精液が溜まっている
テクパトル「・・・かなり出たな・・・」
19090「はぁっ・・・美月もです・・・」
テクパトル「ん、そうだな」
テクパトルが軽く、19090号の下半身にキスをする
クチュリ、と愛液が鼻先についた
少し独特な匂いが鼻をくすぐった
19090「そ、そんなに見つめないで下さい・・・」
テクパトル「あぁ・・・悪い」
綺麗だったため、つい凝視してしまったようだ
たらり、と愛液が垂れているそこはとても卑猥で美しかった
テクパトル「・・・愛してるよ、美月」
19090「美月もですよ」
二人が顔を見合わせて笑う
もちろん、体が繋がっている時も好きだ
しかし、放れたあとのこういう、少し幸せな時間が大好きだった
テクパトル「・・・ちょっと休もうか」
19090「そうですね・・・」
テクパトルが腕を横に伸ばす
そこに、19090号が頭を乗せる
いつも、終わったあとはそうするのだ
テクパトル「・・・寝たらダメだぞ?」
19090「ま、まだ満足してませんから・・・」
テクパトル「・・・エッチだな」
19090「!テ、テっくんだって・・・」
テクパトル「ん、一緒だな」
テクパトルがまた、19090号にキスをする
こういう当たり前の行動が、本当に幸せを感じさせてくれる
テクパトル「・・・美月」
テクパトルが彼女の胸を弄り始める
体力も回復してきたので、二回目の下ごしらえをするためだ
19090「あっ・・・はぁ・・・」
テクパトル「ゴメンな、キツイか?」
19090「いえ、大丈夫です・・・んぁっ・・・」
19090号がくすぐったそうに体をくねらせる
気のせいだろうか
脚の間から、クチュリと音がしたような感じがする
テクパトル「・・・あ、濡れてる」
下半身に手を伸ばすと、信じられないほどの量の愛液が手に絡み付いてきた
それを滑らせるように、手を動かす
クリトリスを集中的に責めるようにすると、簡単に19090号は達してしまったようだ
ぐたり、と19090号の体から力が抜ける
テクパトル「なんだ、もうイったのか?」
19090「はぁっ・・・テっくんが・・・意地悪するからです・・・」
テクパトル「・・・そ、そうか」
頬を真っ赤に染め、上目遣いでそう言ってくる
そんな表情をされたら、いやがおうでも興奮してしまう
テクパトル「・・・い、入れてもいいか?」
19090「え、もうですか?」
テクパトル「かなり興奮しちまってるんだ」
テクパトルが素直にそう伝える
19090「あ・・・な、なら仕方ありませんね」
テクパトル「ありがと」
キスを交わしてから、再び二人は交わる
もちろん、ゴムはしっかりと付け替えた
テクパトル「はぁっ・・・お前の中って・・・かなりキツイよな」
19090「そ、そういうことを言わないでください!」
テクパトル「ははは・・・悪い悪い」
そんなぎこちない会話をしながら、二人の腰は淫らに動く
こんなことをしながら、会話だけは普通の調子
その背徳感が、より二人を興奮させてしまう
テクパトル「・・・美月、可愛いぞ」
19090「はぁっ・・・む、胸を・・・」
テクパトル「ん、分かった」
テクパトルが19090号の胸を口に含む
舌で乳首を転がし、全体を強く吸ってみる
鼻が、甘い匂いで満たされる
不思議な匂いだ、どこからしてくるのだろうか
テクパトルには分からなかった
19090「ふぁぁっ!」
19090号が体を揺らす
しかし、構わずテクパトルは口を動かし続ける
19090「あ、いやっ!ダメ・・・ですよ・・・」
絶頂を迎えたばかりの敏感な体に、また刺激が加えられる
19090号の頭は快感で朦朧としてきた
テクパトル「はぁっ・・・はぁっ・・・」
19090「ふゅっ・・・」
二人の体が接近しては遠ざかる
それを何度繰り返しただろう
テクパトル「っ!」
テクパトルの頭の中が真っ白になった
19090「ふぁぁぁぁっ!!!」
ぐっ、と19090号がテクパトルの体を抱きしめる
テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・」
19090「あ・・・」
19090号の体の中で、テクパトルの存在がはじけた
ゴムを通しても、熱さが伝わってくる
テクパトル「・・・」
無言のまま、テクパトルが19090号にキスをする
舌を挿入する、深いキスだ
19090「ん・・・」
唇を少し開け、お互いの舌を舐めまわす
テクパトル「はぁ・・・美月・・・」
19090「テっくん・・・」
テクパトル「可愛かったぞ、美月」
テクパトルが19090号の髪の毛にそっと触れる
少し、汗をかいてしまったようだ
19090「あ、ありがとうございます・・・」カァッ
テクパトル「疲れたな・・・」
2回連続でやったのは初めてだった
19090「・・・んっ・・・」
テクパトルが体を引き、19090号の中から肉棒を出す
入り口が擦れる刺激に、19090号はまた声をあげてしまう
テクパトル「大丈夫か?」
19090「な、なんとか」
19090号が苦笑する
今の声を聞いて、中途半端にテクパトルも興奮してしまう
とはいえ、さすがに3回戦はいけそうにもない
二人が少しふらつく体をベッドから起こす
テクパトル「・・・もう一回、風呂かな?」
19090「え、えぇ・・・そうなりますね・・・」
テクパトル「歩けるか?」
テクパトルが19090号の肩に手を回す
少し、寄りかかるようにして19090号が歩き出す
テクパトル「か、体・・・流し合おうか」
19090「は、はい!」
19090号が嬉しそうに返事をする
二人は風呂へと向かった
そのあと、耐え切れずに風呂場で素股をやってしまったことは
二人以外、誰も知らない
上条「ん、おはよう」
ショチトル「なんかテンション高いな」
垣根「いやぁ、富士山の夢見たんだよ!」
テクパトル「へぇ、そりゃ縁起がいいな」
一方「で、なンでテンションが高いンだよ」
垣根「は?富士山の夢・・・」
一方「で?」
垣根「」
黒子「さぁ、朝ごはんですの」
削板「お、そうだな」
美琴「なに食べたい?」
エツァリ「そうですね・・・スクランブルエッグなどを」
番外「あぁ、いいね」
垣根「スクランブル交差点か・・・」
19090「では、玉子を取って来ますね」
御坂妹「ミサカも手伝いましょう、とミサカも後に続きます」
垣根「ツッコんで」
心理「・・・それで、他には?」
10033「ベーコンも食べたいです、とミサカは答えます」
20000「あぁ、美味しいもんね」
ショチトル「ふん、味覚がガキだな」
17600「おいおい、ベーコンは美味しいぜ」
ショチトル「いやいや、そこはお子様ランチだろ」
14510「はぁ、おなかが空きました・・・とミサカはつぶやきます」
ショチトル「はぁっ・・・突っ込んで・・・」
エツァリ「何かが違いますよ」
上条「お、いい匂いがしてきたな」
キッチンでは、垣根やミサカたちが調理をしている
垣根「なんだ、お前らって意外と料理できるんだな」
ミサカ一同「テっくんに教えてもらいました!」
美琴「ありがとね、テクパトル」
テクパトル「なに、当然だ」
一方「・・・いいなァ」
番外「え、ああいうの憧れるの?」
一方「ちげェよ、ただ妹達の家族ってのはうらやましいだろ」
番外「あぁ・・・」
削板「一方通行は打ち止めと番外個体の家族だろ?」
一方「そォだけどよ」
心理「なら、それでいいじゃない」
19090「はっ!!殻が入ってしまいました!とミサカは隠蔽工作を行います!」
垣根「いや、取り除け」
10033「うわっち!!ヤケド寸前でした!とミサカはセーフのポーズをとりながら告げます!」
垣根「いや、ヤケドしてる」
20000「おちんちん」
垣根「しゅっしゅ」
心理「最後のなに?」
美琴「・・・さぁ?」
垣根「できたぞー」
上条「お、美味そう」
ショチトル「ん、これは少し焦げてるな」
御坂妹「・・・申しわけありません、とミサカは謝罪します」
ショチトル「え、あ、いや!!」
テクパトル「・・・」
テクパトル「ん、美味しいぞ」モグモグ
ミサカ一同「」ズキューン
一方「なンだ、美味いならいいじゃねェか」
上条「そうだな、いただきます!」
美琴「うん、美味しいわよみんな」モグモグ
10033「あ、ありがとうございます!」
心理「うん、美味しいわね」
番外「おかわりー!」
削板「俺も!!」
黒子「あらあら、早いですの」クスクス
19090「テっくん、あーん♪」
テクパトル「ん、あーん」
14510「ミサカも、あーん!!」
御坂妹「ミサカもです!!」
17600「じゃ、ミサカも」
テクパトル「お、おい・・・」
美琴「はぁ・・・義弟が誑しだと困るわ」
上条「だよなぁ・・・」
美琴「当麻もよ」
上条「はぁ・・・スクランブルエッグって落ち着くよな・・・」
垣根「お口の中がフワフワしませんか?」
ショチトル「美味しいよな」
エツァリ「えぇ、美味しいです」
垣根「おい」
一方「黙れ」
垣根「」
削板「おかわり!」
黒子「あら、またですの?」
垣根「さて・・・飯は終わったな」
上条「何するんだ?」
テクパトル「一時間したら、またトレーニングするか?」
一方「あァ?毎日やるもンなのかよ?」
テクパトル「昨日は胸と背中だったろ?今日は腕だよ」
一方「なるほどなァ・・・」
美琴「また、ランニングマシンに乗る仕事が始まるわ」
心理「ゴメン、ツッコめないわ」
垣根「それまでは・・・何するかな」
ショチトル「あれだ、暇つぶしになにかできるものは?」
削板「うーん・・・あんまり体力は使いたくないな」
10033「食べたばかりですからね、とミサカはうなずきます」
20000「じゃあ、乱交プ」
上条「何かないか?」
美琴「そうね・・・」
エツァリ「では・・・ちょっとした話でもしましょうか」
番外「話・・・ね」
一方「なンか話したいことあるやつはいるか?」
一同「うーん・・・」
19090「あ」
テクパトル「ん、なんだ?」
19090「最近、>>672に興味があるんですよ」
672 : VIPに... - 2011/08/02 20:46:09.34 vzMpB7aSO 460/679寿司
19090「寿司に興味があるんですよ」
テクパトル「寿司、か」
垣根「寿司って美味いよな」
上条「あぁ・・・日本人の心だ」
一方「そォか?俺はそこまでじゃねェな」
番外「アナタは肉が好きだもんね」
黒子「ですが、魚介類は体にいいですの」
削板「そうだな!」
美琴「でも、ちょっと高いのよね」
10033「回転寿司もなんだかんだ、5000円くらい食べてしまいますからね・・・とミサカは溜め息をつきます」
御坂妹「まぁ、テっくんはたまに連れて行ってくれますが、とミサカはテっくんにゴチです、と伝えます」
テクパトル「・・・少しは気を遣えよ・・・」
番外「へぇ、テクパトルは何が好きなの?」
テクパトル「俺はツブ貝かな」
垣根「へぇ、なんで?」
テクパトル「コリコリとした食感」
テクパトル「ワサビの量によって変わる味」
テクパトル「そして、何よりそこまでおなかが膨れないからたくさん食べられる!!」
垣根「お口の中がコリコリしませんか?」
ショチトル「お口の中が・・・コリコリ?」
垣根・ショチトル「コリk」
テクパトル「聞けよ」
御坂妹「そういえば、テっくんはかなりのご飯を食べますよね・・・とミサカは首を傾げます」
黒子「そういえば、軍覇さんもですの」
削板「鍛えてると、栄養が必要になるからな」
テクパトル「あぁ、毎日食べないといけないんだ」
一方「俺も食べてるンだけど」
テクパトル「いや、鍛えろ」
19090「テ、テっくんの胸板は素敵です・・・//」
テクパトル「お、サンキュー」
上条「そういえば、マッチョって日本じゃあんまりモテないよな」
一方「ホモとか言われる始末だしなァ」
テクパトル「でも、アメリカとか外国では盛り髪とかしてる男がホモ扱いだしな」
美琴「ふーん・・・」
エツァリ「・・・そういえば、みなさんはどれくらいの体なんでしょうか」
上条「みなさん?」
エツァリ「えぇ・・・」
美琴「みなさんって?」
ショチトル「ここのみんなか?」
心理「あら、海とかで見たでしょ?」
エツァリ「いえいえ」
一方「はァ?」
番外「何言ってるの?」
上条「・・・でもさ、たしかに鍛えてる人はかなり食べるよな」
ショチトル「エツァリもわりと食べるからな」
エツァリ「えぇ」
黒子「削板さんもですの」
美琴「鍛えるのやめたら太りそうね・・・」
テクパトル「そのときは食事量を減らすさ」
垣根「まぁ、そうなるんだな」
19090「テっくんも、太らないでくださいね?」
テクパトル「もちろん」
美琴「・・・じゃ、次は何について話す?」
テクパトル「あ、そうだ」
テクパトル「思い出したんだけどさ・・・」
上条「お、なになに?」
テクパトル「>>683ってカッコイイよな」
683 : VIPに... - 2011/08/02 21:02:50.17 fn0SzEsIO 469/679スポーツカー
テクパトル「スポーツカーってカッコイイよな」
上条「そうか?」
テクパトル「いや、ノリで言ってみた」
エツァリ「自分はあまりスポーツカーは好きではないですね」
心理「あら、ならどんなのが?」
エツァリ「・・・ローライダーでしょうか」
美琴「ギャングスタね」
削板「俺は、普通にハマーがいいな」
黒子「いえ、普通ではないですの」
一方「あァ?車とかいくらでも買えばいいだろ」
上条「それはおかしい・・・」
19090「テっくんはどんなのが好きですか?」
テクパトル「俺もローライダーは憧れるな・・・」
ショチトル「あれは維持費が高いだろ?」
テクパトル「あぁ」
垣根「日本人が乗ってるの見ると笑えるよな」
テクパトル「しかも、ヒョロいヤツが大抵だもんな」
ショチトル「それでタトゥー入れてドヤ顔、あれは笑いものだな」
美琴「な、なんか会話が不穏ね・・・」
14510「でも、テっくんはいっつも家では怖い音楽ばっかり聴いてます、とミサカは告発します!」
テクパトル「こ、怖いって・・・」
御坂妹「銃声とか入ってますもんね、とミサカもうなずきます」
テクパトル「いや、ヒップホップなら普通だぞ?」
上条「へぇ、ヒップホップが好きなんだな」
20000「ずーっと聞いてるよね」
テクパトル「いや、一時間くらいだろ」
番外「十分長いよ」
一方「音楽はわかンねェな」
上条「俺は熱い曲が好きだな」
垣根「あれか、怪傑ズバットか」
上条「うん、あれも好きだぞ」
垣根「ズバっとさんじょー」
上条「ズバっとかいけつー」
上条・垣根「飛鳥ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
心理「いくつよあなた達」
上条「はぁ・・・そろそろ一時間か」
垣根「そうだな・・・もう少し話したらまたジム行こうか」
一方「楽しみだァ」
テクパトル「・・・じゃ、何か最後に話したいことがあるやつは?」
美琴「ねぇ、ちょっと疑問なんだけど」
上条「なんだ?」
美琴「>>690って、なんで?」
690 : VIPに... - 2011/08/02 21:15:30.32 PXOGRX4K0 476/679ていとうこ
>>690 いや、疑問になってないwww
安価下
692 : VIPに... - 2011/08/02 21:18:59.74 PXOGRX4K0 478/679佐天さんが初春さんのスカートめくるの
美琴「佐天さんが初春さんのスカートめくるのってなんで?」
黒子「あら、構ってほしいんじゃありませんの?」
垣根「出番ない可愛そうな子だもんな」
上条「言うなよ・・・」
テクパトル「でも、スカートめくるのはよくないよな」
心理「たしかに迷惑ね」
ショチトル「公衆の面前で・・・ゴクリ」
上条「おい」
テクパトル「でも、もしかしてそっちの人か?」
美琴「・・・え?」
番外「あぁ、なるほど」
一方「あるかもなァ」
削板「・・・なるほど・・・」
御坂妹「怖いですね、とミサカは溜め息をつきます」
上条「つまり・・・どういうことだ?」
20000「こういうこと」
初春「もう!!佐天さん!スカートを・・・」
佐天「へぇ・・・でもね」
クチュリ
佐天「濡れてるよ、初春」ニヤニヤ
初春「ぬ、濡れてません!!」
20000「ってこと」
一同「ちげーよ」
上条「あ、そろそろトレーニングするのか?」
垣根「お、そうだな」
一方「力瘤・・・できるかなァ」
テクパトル「一日では無理さ、継続すること」
エツァリ「そうですよ」
美琴「私達はまたランニングマシーンね」
番外「いいじゃん」
垣根「さぁ、ジムに来たぞ」
テクパトル「思ったんだけど、家にジムがあるってうらやましいな」
エツァリ「えぇ・・・かなりの設備ですし」
削板「高かったんじゃないか?」
垣根「そうか?2000万くらいで済んだぜ?」
上条「」
テクパトル「」
一方(俺も作ろうかなァ・・・)
上条「じゃ、始めますか」
黒子「今日はわたくしもランニングマシーンですの」
19090「昨日はひとりぼっちでしたね、とミサカはツッコみます」
ショチトル「寂しかったのか?」
心理「言わないであげなさい」
美琴「そうね、本当のことだし」
黒子「」
御坂妹「では、始めましょう」
テクパトル「さぁ・・・一番楽しいと言ってもいい、腕のトレーニングだ」
削板「そうだな・・・まぁトレーニングは全部楽しいけど!!」
テクパトル「みんな、ついてこいよ!!」
エツァリ「もちろん!!」
一方「おォ!!!!!!!!!!!!!!!」
番外(なんか可愛い)
テクパトル「まず、腕は二頭筋と三頭筋をメインに鍛える」
削板「細かい前腕とかは今日は除こう!」
一方「で、何をやるンだ?」
テクパトル「二頭・・・力こぶから鍛えようか」
テクパトルがバーベルを持ってくる
テクパトル「まず、基本種目のバーベルカール」
上条「?バーベルカール?」
テクパトル「バーベルを持って腕を曲げ伸ばしするんだ」
エツァリ「ダンベルのほうがよりピンポイントに効かせられますよ」
削板「ただし、バーベルのほうが高重量を扱えるな!」
垣根「大きな刺激はバーベルで、細かい刺激はダンベルで、ってことか」
テクパトル「俺はダンベルのほうが好みだけどな」
テクパトルが、バーベルカールを始める
テクパトル「アップは20kgくらいでいいぞ」
テクパトルが楽々とバーベルを上下に動かす
一方「・・・20kgって重いよな?」
上条「そうかな?これくらいはいけると思う」
垣根「俺もいけそうだな」
削板「じゃあ、やってみるか」
削板がバーベルを持ってくる
削板「俺は一方通行、テクパトルは垣根、エツァリは上条と組んでくれ」
上条「了解!」
美琴「あ、なんか始めたみたいね」
心理「えぇ、こっちも始めましょう」
19090「テっくんは、くびれが好きでしょうか・・・」
御坂妹「ほどよく痩せた体型が一番では?とミサカは訊ねます」
10033「いえいえ、意外とふっくらしたほうが好みかと・・・とミサカは答えます」
19090「テっくーーーーん!!!!!!!!!!テっくんの好みはどんな体型ですかー!?」
テクパトル「お前の体型だよーー!!!!!!!!!」
19090「//」
ミサカ一同「ちっ」
上条「お、20kgは意外と楽だな」
垣根「あぁ、わりとすんなりだな」
削板「二人はもともとわりとしっかりした体だからな」
エツァリ「・・・で、一方通行さん」
一方「・・・上がらねェ」
テクパトル「いや、なんで?」
上条「プレート外してシャフトだけでやったらどうだ?」
一方「・・・プレート重い・・・」
テクパトル「いや、我慢しろよ」
一方通行が危なげにプレートを外す
いつものように能力を使えばなんのことはないだろうが、それでは意味がない
エツァリ「はぁ・・・では、そろそろ我々はメインセットですね」
テクパトル「あぁ」
テクパトルがバーベルを60kgにセットする
削板「おっ、俺と同じ重量か」
テクパトル「これが限界かな」
エツァリ「自分は40kgでいいですね・・・上条さんと垣根さんは30kgくらいでしょうかね」
上条「そうかもな」
垣根「一方通行は・・・シャフトのみか」
一方「うるせェ・・・ふォォォォ!!!!!!!!!!!!!!」
番外(がんばれ一方通行!)
テクパトル「あー!!!!!!!!!!!!!」
削板「ライウェイベイベー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
上条「ああなるよな、高重量すぎると」
垣根「わかるわかる」
エツァリ「仕方ありませんよ・・・」
一方「はァ・・・はァ・・・」
美琴「うわ、もう一方通行へばってる」
黒子「しょぼいですの」
ショチトル「お前たち、なんか言ってやれよ」
ショチトルが妹達に言う
20000「セロリたーん!!!!!!!!がんばれー!!!!!!!!!!」
10033「最初は誰だってそんなもんです!!!!!!!!負けないで!!!!!!!!!!!!!」
14510「あと一回!!!!!!!!!!!!!!」
番外「愛してるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
一方「・・・お前らァ・・・」
一方「ふォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テクパトル「バーベルカールは3セットくらいかな、まずは大きな刺激を先に与えるんだ」
垣根「へー」
上条「一方通行、聞いてるか?」
一方「あァ・・・」ゼーゼー
削板「次はどっちだ?」
エツァリ「あぁ・・・インクラインカールでいいのでは?」
一方「なンだよそりゃ・・・」
テクパトル「角度のついた、インクラインベンチに寝そべってダンベルカールをするんだ」
エツァリ「この種目は、重さよりも効かせることを重要視します」
上条「へぇ・・・」
垣根「じゃ、お手本よろしくー」
削板「はいよ!」
22kgのダンベルを持ち、削板がベンチに座る
一方(・・・ありえねェ・・・)
上条「すっげぇ・・・」
削板「おぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
黒子「カッコイイですの・・・」ポーッ
心理「私には、わからない」
美琴「あ、野口英世?」
ショチトル「いやぁ、いい光景だねぇ・・・」
19090「テっくん、カッコイイです・・・」
テクパトル「・・・この種目、胸が筋肉痛だとキツイよな・・・」
上条「やってみてわかった・・・」
垣根「あぁ・・・」
一同が、昨日の筋トレのせいで痛くなっている胸を押さえる
傍から見たらシュールな光景だろう
一方「・・・上がらねェ・・・」
エツァリ「はい、補助しますね」
テクパトル「これは5セット、きっちりやりこむぞ」
削板「次はコンセントレーションカールだな」
上条「長い名前だな・・・」
エツァリ「ベンチに座って、肘を膝の内側につけながら行うダンベルカールです」
テクパトル「片手ずつ行うぞ」
一方「・・・腕がフワフワする・・・」
美琴「あ、またなんか始めた」
14510「うわぁ・・・テっくんとか削板の腕の筋肉ヤバイですね・・・とミサカは驚きます」
20000「抱かれたいなぁ」
黒子「あれは・・・」ゴクリ
番外「興奮しないの・・・あぁ、一方通行・・・」
心理「バテてるわね」
19090「テっくん・・・」ポーッ
ショチトル「ランニングマシーンでブーンブーン」
テクパトル「・・・最後は、21カールだ」
テクパトルがバーベルにプレートをセットする
今度は、わりと軽めだ
上条「?またバーベルカールか?」
エツァリ「えぇ、ですが今度は少し変則的なんですよ」
エツァリが苦笑しながら答える
テクパトル「まず、腕を伸ばした状態から90度の状態までで7reps行う」
垣根「?完全には曲げきらないのか?」
テクパトル「あぁ、そして7reps終わったら、つぎは完全に曲げた上体から直角まででまた7reps」
一方「・・・はァ?」
テクパトル「最後は、普通のバーベルカールと同じように7reps」
エツァリ「かなりキツイんですよ・・・」
削板「俺は30kgくらいでいいかな」
テクパトル「俺も・・・上条たちは15kgで十分だぞ」
一同が、変則的なバーベルカールを始める
美琴「あ、なんか辛そう」
御坂妹「みなさん、真剣ですね・・・とミサカはランニングマシーンの速度を少し上げながらつぶやきます」
ショチトル(あれってイライラするくらい疲れるんだよな・・・)
19090「テっくん!!がんばってください!!」
番外「一方通行!!がんばって!!」
黒子「軍覇さん、がんばってくださいな!!!!!!!」
一同「うぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
21カールを2セット終わらせた一同が、地面に転がる
上条「はぁ・・・はぁ・・・」
垣根「だりぃ・・・」
一方「」
テクパトル「まだまだ・・・次は、三頭だ」
エツァリ「えぇ・・・」
削板「ははは・・・根性だ・・・」
質問コーナー
垣根「あぁ?」
垣根様へ
相談があります。
ミサ………ゲフンゲフン、私には好きな人がいます。
風紀委員の中でも一際輝いている彼女が大好きです。
その彼女には好きな人がいます。
どうしたらいいですか?
PNオセロ愛してる より
垣根(オセロ・・・?白黒・・・あぁ・・・)
垣根「エッチぃのはよくないと思います」
上条「は?」
垣根「違うんだよなぁ・・・」
ていとくんみたいなイケメルヘンになるにはどうしたらいいでしょうか。
垣根「イケメルヘンとは状況だ!!」
垣根「愛や友情、憎しみ悲しみ!!」
垣根「それらを兼ね備えた状況こそ!!」
垣根「イケメルヘンだ!!!!!!!!!!!」
心理(意味わからない)
本編続き
垣根「そのあと、僕たちは三頭の筋トレをした」
上条「・・・そんな簡単に終わらせるな・・・」
一方「・・・もォ・・・終わりだねェ・・・」
削板「いい汗かいたな!!」
テクパトル「みんな、風呂行こうか」
美琴「うん、そうね」
19090「行きましょう!」
美琴「・・・黒子・・・」ビリビリ
黒子「」
番外「いきなりお姉様に飛び掛ったね」
ショチトル「なんか、やらしい目つきだったな」
心理「えぇ、さすがね・・・」
御坂妹「まるで昨日のあなたですね、とミサカは・・・」
美琴「こ、こら!!」
心理「・・・」グスン
黒子「お、お姉さま!!わたくしの愛を受け止めてくださいな!」
美琴「アンタには削板がいるでしょ!!」
黒子「ですが、昔からお姉さまへの愛は不滅ですの!!」
美琴「だー!!!来るな!!!!!!!!!!!」
14510「あ、打たせ湯ですぬぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・」
10033「打たれているせいで声がおかしいですね、とミサカはほくそえみます」
20000「ミサカはアソコに・・・」
ミサカ一同「当てるな」
上条「なんか、隣から不穏な会話が」
削板「黒子は御坂大好きだな!」ハハハ
垣根「いや、いいのかよ?」
削板「なに、好きなものを取り上げるのは性に合わない!」
一方「なンだそりゃ」
テクパトル「よくわからんな・・・」
垣根「・・・しかし・・・」
美琴「心理定規って胸・・・大きいわよね・・・」
心理「あら、美琴も大きいんじゃない?」
黒子「はぁ・・・わたくしはなかなか・・・」
番外「いいじゃん、可愛い胸だよ」ケラケラ
垣根「ああいう会話はけしからんな」
上条「たしかに・・・」
エツァリ「・・・これから、何をするんですか?」
垣根「・・・花火、あるんだぜ?」
上条「あ、買ってきたのか?」
垣根「あぁ、夜にやろうぜ」
エツァリ「花火・・・去年もやりましたね」
削板「懐かしいな・・・」
テクパトル「あぁ」
一同が過去に思いを馳せる
その一同を
20000(うへへ・・・)ジュルリ
20000号が覗いていた
20000「はぁはぁ・・・セロリたんの乳首・・・」
20000「おい、17600号・・・カメラ貸して」
17600「ふざけんな・・・」
20000「貸してよー」
17600「ダメだ」
20000「貸さないと、毎晩こっそり一人で戦争ごっこやってんのチクるよ」
17600「・・・」
17600「や、やってないもん」
20000「・・・ちっ」
17600「そんなに貸してほしいのか?」
20000「おうよ」
17600「しゃあねぇな、お前は大事な相棒だからな」
17600号がカメラを差し出す
完全防水モデルだ
20000「ありがとよ・・・ダチ公」
一方「なァ、誰かに見られてる気がするンだよ」
上条「奇遇だな、俺も」
垣根「・・・どこだ?」
削板「ん、あれ」
削板が壁の上を指差す
隙間からは
20000「へへへ・・・」
変態が顔を覗かせていた
テクパトル「・・・エツァリ、洗面器を貸せ」
エツァリ「はい、どうぞ」
エツァリが洗面器を渡す
なぜか、金属製のを
テクパトル「あばよ、20000号」
振りかぶって、第一投
テクパトル「まぁ、骨は拾ってやる」
20000「?なんか、洗面器が来て・・・」
20000号がレンズから顔をのける
その瞬間
ガツン、と洗面器がヒットした
20000「あぅぅっ!!」
その体は
男湯に落ちてきた
上条「・・・は?」
一方「・・・何やってンだお前・・・」
20000「はぁっ!!セロリたんに全裸を見られてしまったお!!」
テクパトル「いや、バスタオル巻いてるだろ」
20000「なら、外し・・・」
テクパトル「さーて、減点かな」
20000「すまなかった」
垣根「いや、帰れよ変態」
削板「ここはお前がいるべき場所じゃない」
20000「えー、もうこっちで入っていいでしょ?」
テクパトル「なんでだよ・・・」
エツァリ「まぁ、バスタオルを巻いていますし・・・」
男一同「消えろ変態」
エツァリ「」
20000「じゃ、お邪魔しまーす」
20000号が浴槽に入る
一方「・・・おい、なンでこっちに来るンだよ」
20000「アソコをお揉みしましょう」
一方「すンな・・・っておいするな!!」
20000号が、一方通行のそれに手を伸ばそうとする
削板「こら!!やめなさい!!」
20000「好きなものを奪ったらいけないんだよ!!」
削板「それとは違うだろ!」
20000「いやー、いい湯だね」
上条「ん、そうだな」
20000「ミサカエキスたっぷりだよ」
垣根「だからなんだよ」
20000「飲んでもいいよ」
テクパトル「ふざけんな、そしてエツァリは飲もうとするな」
エツァリ「」ギクリ
削板「はぁ・・・いい湯だぁ・・・」
一方「運動のあとの風呂はたまンねェな・・・」
テクパトル「だよなぁ・・・」
上条「あぁ・・・」
エツァリ「天国です・・・」
20000「それは、昇天したいっていう・・・」
テクパトル「あーあ、減点だ」
20000「」
上条「じゃ、あがるか」
テクパトル「20000号は脱衣所向こうだよな」
20000「え、こっちで脱いでも・・・」
テクパトル「あっちだよな?」
20000「はい」ガクブル
一方「あァ・・・気持ちよかった・・・」
美琴「ドライヤードライヤー・・・」
ショチトル「はぁ・・・いい湯だった」
心理「美琴、乾かしてあげるわよ」
美琴「ありがと」
黒子「きーっ!!!」
19090「お、落ちついてください・・・」
20000「たっだいまー」
番外「あれ、どこに行ってたの?」
20000「セロリたんと混浴しに」
10033「!?」
14510「ず、ずるいです!!とミサカは・・・」
番外「おい待てよ」
20000「なんだよクマムシ」
番外「あぁん?」
20000「はっ、悔しかったら毎晩想像しながらオナってな」
番外「お前こそ、一方通行には届かないくせに」
20000「末っ子のくせに調子乗るなよ?あぁ?」
番外「うっせーよ、特徴が変態しかないくせによ」
20000「お前だって登場遅いくせに粋がってさ」
番外「ミサカは一方通行の恋人だぞちくしょう」
20000「それがうらやましいんだよちくしょう」
19090「な、なにやら不穏な空気に・・・」
20000「あ、そういえばテっくんの上半身は見事だったな・・・」
19090「・・・」ピクッ
20000「あぁん!!あれに抱かれたい・・・」
19090「ちょっと、話しましょうか」
20000「・・・え?」
19090「来い」
20000「」
20000「」
美琴「はい、乾かし終わったわよ」
御坂妹「ありがとうございます、とミサカは頭を下げます」
10033「・・・つ、次はミサカを・・・」
14510「む、次はミサカです!」
17600「いやいや、ミサカだから!」
美琴「ふふ・・・順番ね」
心理「ホント、お姉さんね」
上条「あ、来た来た」
美琴「ん、ただいま」
垣根「よ、これから何する?」
ショチトル「飯だろ」
一方「そォだな」
心理「なに食べる?」
19090「寿司以外ですから・・・」
番外「>>787でいいんじゃない?」
787 : VIPに... - 2011/08/03 19:31:04.68 UnGGewJEo 532/679焼肉ゥゥゥ!!
番外「焼肉でいいんじゃない?」
一方「・・・昨日、BBQだっただろォが」
上条「だよなぁ・・・」
垣根「被らないほうがいいな」
ショチトル「そうだな」
美琴「じゃあ、>>789」
789 : VIPに... - 2011/08/03 19:37:41.49 MStWiiTIO 534/679流しそうめん
美琴「流しそうめんはどう?」
上条「お、いいな」
心理「じゃあ、用意しましょう」
垣根が、流しそうめん用の機械を用意する
垣根「さぁ・・・回れ回れぇ!!」
エツァリ「おぉ・・・そういえば、前にみなさんで旅行に行ったときも・・・」
ショチトル「あぁ、食べたな」
テクパトル「懐かしいな・・・」
黒子「楽しかったですの」
削板「そうだな!!」
一方「いいから、早く食べよォぜ・・・」
番外「あ、お肉がないからいじけてる」
19090「これは・・・あーん、はできませんね・・・」
10033「甘いですね、テっくん、あーん」
テクパトル「いや・・・めんつゆごと流し込もうとするな」
ショチトル「・・・エツァリ、あーん」
エツァリ「いえ、めんつゆ・・・」
ショチトル「はい、あーん!!!」
エツァリ「」ゴボゴボ
テクパトル「エツァリ・・・」
19090「ダシ巻き玉子もありますよー」
一方「玉子かよ・・・」
テクパトル「玉子だって重要な蛋白源だぞ」
一方「食う」
番外(可愛い・・・)
上条「美琴、あーん♪」
美琴「あーん♪」
垣根「リア充が・・・」
心理「はい、あーん♪」
垣根「だが断る」
心理「食えよ」
垣根「あーん♪」
テクパトル「はぁ・・・夏はそうめんだよな・・・」
エツァリ「すっかり日本人っぽくなってますね」
テクパトル「もう一年以上過ごしてるからな」
ショチトル「そうだな・・・」
番外「もう、日本人でいいんじゃない?」
黒子「美味しいですの」
削板「こう、だるいときとかは便利だよな」
御坂妹「テっくん、めんつゆ取ってください」
テクパトル「はい」
14510「あ、ミサカにはダシ巻き玉子を・・・」
テクパトル「ん、どうぞ」
20000「ミサカのアソコを・・・」
テクパトル「黙れ」
エツァリ「おや、一方通行さんはもう食べないのですか?」
一方「・・・肉・・・」
垣根「ハムでも食っとけガリ」
一方「なンだよそれ・・・」
上条「わがまま言うな!!もったいないお化けが出るぞ!!」
ミサカ一同「え、もったいないお化け?」
上条「え、あ、いや・・・」
垣根「あぁ、あれなぁ・・・」
17600「なんだ、見たことがあるのか?」
垣根「あれは・・・いや、なんでも・・・」
御坂妹「気になりますね、とミサカは問いただします」
20000「なんか可愛い名前だね」
美琴「・・・垣根、話してあげて」
垣根「あぁ」
垣根「あれは、雨の強い日だった」
垣根「・・・俺はその日、少しおなかが痛かった」
垣根「弁当の付け合せのたくあんを残したんだ」
20000「ほうほう」
垣根「仕方ない、そう思って捨てようと思ったら」
垣根「誰かに肩を掴まれた」
一方「・・・それで?」
垣根「振り返っても誰もいない」
垣根「おかしいな・・・俺はそう思った」
垣根「心理定規は出かけてたし、家には俺一人」
10033「・・・」ゴクリ
垣根「そっと、掴まれた肩を見ると」
番外「み、見ると?」
垣根「ついてたんだよ・・・」
垣根「信じられないほどの数のたくあんが」
ミサカ一同「」
垣根「俺は食べた」
垣根「もしもこれを残したら」
垣根「さらに増えてしまう」
垣根「もったいないお化けはな・・・」
垣根「飢餓でなくなった人々の怨念なんだ・・・」
垣根「怨念がおんねん」
垣根「そういうことだ」
御坂妹「・・・」ガクブル
一方「べ、べべべべべべ別に怖いわけじゃねェけどよォ・・・」
一方通行がそうめんに手を伸ばす
一方「も、もう少し食うかな・・・」
番外「ぜ、ぜひそうして!!」ガクブル
美琴「さて・・・食べ終わったわね」
削板「食った食った!!」
御坂妹「テっくん・・・ミサカは・・・たくさん食べましたか・・・?とミサカは・・・」
テクパトル「あぁ・・・でも、太っちゃうぞ」
御坂妹「」
心理「それを言ったらダメよ」
エツァリ「美味しかったですね」
ショチトル「さて・・・もうそろそろしたら帰る準備もしないとな」
上条「明日は早いからな・・・」
10033「あっという間でした・・・とミサカは振り返ります」
垣根「・・・でも、夏休みはまだあるぜ?」
上条「そうだな・・・」
上条が溜め息をつく
家に帰ったら、宿題の山が待っている
美琴「・・・はぁ、なんか憂鬱になるわね・・・」
黒子「大覇星祭の準備もすぐありますのね」
垣根「俺は・・・今年はアナウンスしたいな」
心理「やめなさい」
番外「垣根は去年、暴れてたねぇ」
垣根「盛り上がっただろ?」
19090「それはそうですが・・・」
一方「・・・このあとはどォする?」
垣根「花火は夜だしな・・・」
美琴「え、花火あるの?」
心理「初耳ね」
垣根「あぁ、今日はかなりたくさんあるぜ」
垣根がウィンクをしながら言う
御坂妹「それは楽しみです、とミサカはワクワクしながら答えます」
20000「アソコに花火を・・・」
テクパトル「入れるな」
心理「じゃあ・・・それまでは何しましょうかしら」
垣根「昼寝でもしないか?」
上条「昼寝?」
垣根「どうせ、夜はみんなエッチすんだろ?」
一同が凍りつく
そういうことを普通に言ってはいけない
美琴「な、何言ってるのよ!?」
ショチトル「す、すすすすすすすすすすするに決まってるだろ!?」
エツァリ「いえ、違いますからね」
上条「あ、ほら・・・」
10033「どうせミサカたちは相手がいませんよ、とミサカは溜め息をつきます」
20000「レズプレイどう?」
17600「やめろ」
14510「・・・19090号はリア充ですからね、とミサカはジト目で見つめます」
19090「ミサカは・・・」カァッ
テクパトル「はぁ・・・今日はしないぞ?」
テクパトルがそうつぶやく
だが、それは地雷を踏む一言だった
20000「今日・・・は?」
17600「ということは昨日は・・・」
ミサカ一同「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」
テクパトル「あ、あれ?」
黒子「それはダメですの・・・」
削板「?みんなはそういうことやってるのか?」
上条「あ、いや!!あはは・・・」
番外「削板は純粋だねぇ・・・」
黒子「そこが素敵なんですの//」
美琴「黒子は不純だもんね」
黒子「」
一方「とにかく、昼寝するンだろ?」
上条「あぁ、そうそう・・・」
美琴「ソファーもあるし・・・」
垣根「あ、ちょっと待ってな」
垣根が音楽をかける
落ち着いた、ジャズだ
上条「いいな・・・これ・・・」
テクパトル「アームストロングか・・・」
一同がウトウトとし出す
まぶたが重くなってくるのだ
上条「じゃあ・・・おやすみ・・・」
垣根「あぁ・・・おやすみ」
美琴「おやすみ・・・」
静かになった部屋に
一同の寝息だけが響いていた
テクパトル「・・・?ここは?」
テクパトルは、なぜか広い原っぱにいた
テクパトル(・・・夢か・・・)
このフワフワとした不思議な感覚は、夢特有のものだった
テクパトル「・・・にしても・・・」
テクパトル「ミサカたちがいっぱいだなぁ・・・」
おかしい
何かがおかしい
テクパトル「・・・え、9982号?」
9982「おや、テっくんもこちらに来ましたか」
テクパトル「いやいや死んでないから!!」
4649「あ、テっくん・・・//」
テクパトル「あ、4649号・・・乙女になってぇ・・・って!!!」
テクパトル「なんでこんな夢!?」
10031「あれですよ、たぶん偶然繋がったんですよ」
テクパトル「偶然って・・・」
まぁ、ヒマな夢でないからありがたくはあるが
9982「しかしテっくん」
9982「19090号と、昨晩はお楽しみだったようで、とミサカは呆れながら・・・」
テクパトル「お前ら!!見てたのか!?」
4649「あ、そ、その・・・//」
10031「見てましたよ、両目で」
テクパトル「まじまじとかよ・・・」
8876「テっくんてば、かなり喘いでいましたね」
9982「4649号ったら、顔真っ赤にして倒れてたんですよ?とミサカは告白します」
4649「そ、それは!!」
テクパトル「あぁ・・・悪いな」
テクパトルが頭をポリポリと掻く
テクパトル「あれだよ、俺は19090号が好きだから・・・」
テクパトル「ああいうこともしたりするんだ」
9982「いえ、それは当たり前ですよ」
テクパトル「?そうか」
4649「た、ただ・・・」
テクパトル「ただ?」
ミサカ一同「ミサカたちも、テっくんのこと大好きですから!!」
テクパトル「?あぁ、俺も大好きだぞ?」
10031「・・・はぁ、誑しですね・・・」
9982「・・・テっくん、今ミサカたちは10031人、全員います」
テクパトル「あぁ、そうだな」
9982「みんなを順番に抱きしめてくれませんか、とミサカは問いかけます」
テクパトル「あー・・・時間がないから二人ずつでいいかな?」
9982「もちろんです」
テクパトル「じゃ、おいで」
テクパトルがニコリと微笑んでから両手を広げる
00001「えっと・・・お、お願いします」
00002「テっくん、ミサカは何号かわかりますか?とミサカは問いかけます」
テクパトル「お前は00002号だ、笑ったときの顔が少し特徴的だからな」
00002「え、お、おかしいですか!?」
テクパトル「いや、ほのぼのする顔だよ」
ははは、とテクパトルが笑う
ぎゅっ、とテクパトルが二人を抱きしめる
テクパトル「次おいで」
00003「よろしくお願いします」
00004「シシシ・・・テっくんに久々に抱きしめてもらえます・・・」
テクパトル「はい、久しぶりだな・・・」
しっかりと、抱きしめる
テクパトル「・・・お、9982号だな」
9982「夢の中は時間が遅く過ぎるから便利ですね」
9982号が笑う
テクパトル「たまには義姉さんにも会ったらどうだ?」
9982「えぇ、今度会いに行きますよ」
テクパトル「・・・10031号」
10031「はい」
テクパトル「・・・お前が最後だよ」
順番に抱きしめていった
彼女が最後だった
それが、少し辛いことだ
テクパトル「・・・もう少し早く実験が終われば・・・」
テクパトル「お前は生きていられたのかな」
10031「それは、どのミサカにも言えることですよ」
10031号が苦笑する
テクパトル「・・・一方通行は、今は改心してる」
テクパトル「許せとは言わないが・・・信じてやってくれ」
10031「えぇ、恨んではいませんよ」
テクパトル「そっか」
最後の一人を
強く抱きしめる
テクパトル「・・・10031人、か」
テクパトル「・・・研究者にとっては、10031人の妹たちなんだろうな」
テクパトルが苦笑する
彼女達には、名前なんてなかった
9982「それは仕方のないことですよ?」
テクパトル「そうかな・・・でもさ」
テクパトル「俺にとっては、一人一人が特別だ」
テクパトル「・・・同じミサカはいないんだ」
そして、彼はその中の一人を愛している
それが、幸せだった
テクパトル「また、会いに来いよな」
9982「えぇ、もちろん」
4649「あ、ミサカは・・・女らしくなりましたか?」
テクパトル「あぁ、なったよ、別嬪さんだ」
テクパトルが微笑む
気のせいだろうか
4649号の顔が赤い
10031「・・・はぁ」
テクパトル「・・・じゃ、またな」
テクパトルがぐるりと見回す
全員がそっくりで
でも、同じではなくて
そんな彼女達が、家族だった
テクパトル「仲良くしろよ」
9982「えぇ、もちろん」
夢が醒めていく
テクパトル「・・・おはよう」
体をソファーから起こし、テクパトルはつぶやく
まだ誰も起きていない
20000「セロリたんのアソコ・・・どんなかな?」
一人の変態を除いては
テクパトル「おい」
20000「」
20000「やぁ、素晴らしい目覚めだね、どうかしたかいテクパトル君」
テクパトル「とりあえず正座しろ」
20000「」
ちょっと世話が焼けるけど
とても大切な家族だった
垣根「お、いい時間だな」
一同が目を覚ましたのは夜の7時
辺りは薄暗くなっている
今から準備を始めたら、ちょうどいい頃になるだろう
上条「じゃ、準備するか」
垣根「おう」
美琴「バケツ、よーし!!」
心理「チャッカマンよし」
ショチトル「花火、よーし!!!」
一方「きど」
垣根「たかよーし!!」
テクパトル「つまんないぞ」
黒子「よし、準備できましたの」
一同が花火の封を開ける
手に取った瞬間、なぜかワクワクと胸が高鳴ってしまう
垣根「いいよな、花火」
一方「あァ・・・」
番外「そうだ、垣根あいさつしてよ」
エツァリ「そうですね」
19090「盛り上げてください!」
垣根「オッケー」
垣根「空に咲くは打ち上げ花火!!」
垣根「心に灯るは愛の炎!!」
垣根「しわとしわを合わせて!!」
一同「幸せ!!」
垣根「ふしとふしでは!?」
一同「それはダメ!!」
垣根「みんな、ノッてるかーい!?」
一同「いぇーい!!!!!!!」
垣根「始めようぜ!!」
静かな夜の空間
キラキラと輝く星たち
そして
それに負けないくらい輝く、若者達がいた
上条「おー!色が変わるヤツだ!!」
削板「俺のは勢いの強いヤツ!!」
黒子「軍覇さんらしいですの」クスクス
一方「番外個体、気をつけろよ」
番外「うん」
20000「ミサカの心配もしてぇ♪」
一方「帰れ」
ショチトル「綺麗だな、エツァリ」
エツァリ「あなたのほうが綺麗ですよ」
ショチトル「//」
心理(・・・よし)
心理「綺麗ね、かき・・・」
垣根「ひゃははは!!!!!!!!!きったねぇ花火だぁ!!!!」
心理「・・・」
垣根「あぁ?なんだよ」
心理「いえ、綺麗ねって・・・」
垣根「あぁ、お前とやってるからかな」
心理「」ズキューン
上条「なるほどな・・・」
美琴「?なにが?」
上条「緩急だよ」
美琴「?」
19090「・・・綺麗ですね、テっくん」
テクパトル「あぁ・・・綺麗だ・・・」
こちらの二人は、並んで花火をしている
10033「・・・うらやましいです・・・」
御坂妹「仕方ありませんよ・・・」ハァ
17600「カメラカメラ」
20000「いいなぁ、彼氏持ち」
上条「・・・打ち上げ花火、いつやる?」
垣根「ん、そろそろいいぞ」
美琴「じゃあ、開けるわね」
美琴が封を開ける
学園都市製らしい
大きさはかなり小さいのに、規模は二尺玉ほどらしい
一方「こンなのがあるンだな・・・」
番外「上位個体が喜びそうだね」
一方「あァ」
垣根「そんな高くないし、買ってやったらどうだ?」
一方「いいかもなァ」
美琴「すっかり保護者ね」
一方「悪いかよ」
美琴「別に」クスクス
一方「ちっ・・・」
上条「じゃ、火をつけるぞー」
上条がチャッカマンを持つ
打ち上げ花火の周りに、みんなが集まる
ひゅー、という音がして、空へと花火が上がっていく
静かな夏の空に
とても鮮やかな、花が開いた
上条「・・・綺麗だな・・・打ち上げ花火」
美琴「うん・・・素敵」
エツァリ「これは・・・素晴らしい・・・」
テクパトル「すごいなおい・・・」
19090「・・・素敵です」
テクパトル「あぁ、素敵だ」
垣根「こりゃ、買ってよかったな」
垣根が嬉しそうに笑う
花火が散った空には、また静けさが戻っていた
心理「もうないの?」
垣根「まさか、まだまだあるぜ」
削板「お、バンバンやってくれよ!」
黒子「そうですの!」
垣根「はいはい、分かったよ」
垣根がチャッカマンを握る
また、花火が上がっていく
一方「お、あがったなァ」
10033「き、綺麗ですね」
一方「あァ、綺麗だ」
10033(!話せました!)
14510(いいなぁ・・・)
番外「・・・なんか、こうしてると夏の終わりを感じるなぁ・・・」
上条「実際は夏休みもあと二週間はあるのにな」
上条が苦笑する
たしかに、まだ夏は続いている
それでも、花火をすると少し終わりが近づいているように感じてしまう
美琴「・・・大覇星祭もみんな一緒よね」
心理「えぇ、当たり前じゃない」
ショチトル「私たちはずっと一緒じゃないか」
美琴「・・・うん、そうよね」
垣根「何ニコニコしてんだよ?」
美琴「なんでもないわよ」
テクパトル「・・・楽しいな、毎日毎日」
19090「とても充実しています、とミサカもうなずきます」
削板「いやぁ、まさに青春だな!」
御坂妹「本当に、幸せですね・・・とミサカは微笑みます」
上条「・・・あ、打ち上げ花火終わったな」
上条がぽつりとつぶやく
美琴「ホントだ・・・なんか寂しいな」
一方「そォだな」
垣根「しゃあねぇさ」
残りは、いくつかの花火
そして、線香花火だけだった
テクパトル「やるのか、線香花火」
垣根「当たり前だろ」
垣根が線香花火を手に持つ
番外「ミサカもー」
19090「では、ミサカも」
エツァリ「みなさんも一緒にしましょうね」
削板「あぁ!!」
少し静かな夏の夜
上条「じゃ、始めましょうかね」
美琴「うん!」
心理「もう終わりなのね・・・」
垣根「あぁ」
一同は、最後の小さな花火に火をつけた
少し小さな灯りが灯る
上条「・・・綺麗だな」
美琴「うん」
黒子「・・・なぜだか、懐かしいですの」
ショチトル「私もだ」
エツァリ「去年もこうやって、みなさんと花火をしましたからね」
テクパトル「なんていうか、幸せだよな」
御坂妹「こうやって、普通の日常を送れるなんて・・・」
10033「昔のミサカたちでは考えられませんでした、とミサカは感嘆の声を漏らします」
番外「うんうん」
一方「俺もだ・・・」
いったい、何が彼らを変えたのか
垣根「なんだろうな」
垣根「・・・ムカつくくらいの幸せだ」
昔の自分を愚かしく思えるくらい
今の毎日は幸せだった
一方「・・・おい、白井の線香花火終わってンぞ」
黒子「あら、本当ですの」
黒子が二本目に火をつける
上条「・・・なぁ、みんな」
垣根「なんだよ?」
心理「どうしたの?」
上条「・・・いつまでも、一緒なのかな?」
上条が問いかける
いつまでも、この日常は続くのか
そんなことは、ありえないと思ったから
上条「俺は・・・美琴とは、結婚すると思う」
美琴「・・・うん」
上条「そしたら、美琴とはずっと一緒だ」
上条が嬉しそうにつぶやく
一番守りたいものは、きっとずっとそばにあるから
でも
上条「・・・みんなは、どうなのかな」
垣根「そうだな・・・」
エツァリ「自分達は・・・ここに住むのでしょうかね」
ショチトル「アステカに帰るっていう選択肢もあるからな」
テクパトル「俺もそうだな・・・」
20000「おいおい、お世話係は?」
テクパトル「その頃にはお前たちも独り立ちだ」
17600「・・・そっか」
一方「・・・俺はどォなるンだろうな」
番外「うーん・・・独り立ちして働くのかな?」クスクス
削板「想像できないな!」ハハハ
一方「うるせェ・・・」
上条「・・・みんな、離れ離れになるのかな?」
美琴「・・・どうなんだろ」
19090「その可能性もありますね・・・」
垣根「・・・写真、撮るか」
上条「お、いいな」
垣根「写真ってのはいいぞ、ウソをつかない」
垣根が17600号からカメラを受け取る
そして、タイマーをセットする
垣根「・・・ここで、俺たちがバカやったことを残してみせようぜ」
美琴「・・・垣根」
垣根「イヤなことは忘れていいさ」
垣根「でもよ、この幸せな毎日は覚えておきたいだろ?」
上条「もちろん」
番外「うん、ずっとね」
垣根「だったら、残しとけばいいだろ」
垣根「ずっと、写真を持っとけば、忘れはしない」
垣根「姿を映すんじゃない」
垣根「思い出を映すんだ」
美琴「・・・みんな、肩組みましょう」
エツァリ「えぇ」
14510「わかりました、とミサカはうなずきます」
隣にいる仲間と、肩を組む
垣根「・・・みんな」
上条「なんだ、垣根」
垣根「・・・いや」
一方「気になるだろォが」
垣根「これからも頼むぜ、ってことだよ」
心理「あら、らしくないわね」クスクス
垣根「うるせぇ、花火のせいだ」
カメラのフラッシュが光る
パシャリ、とシャッターが降りる
その音に重なって、垣根の声は誰の耳にも届かなかった
でも
心には、届いていたのかもしれない
垣根「みんな、大好きだぜ」
上条「おはよう」
垣根「おーっす」
次の朝
一同は、バッグ片手に大広間に集まっていた
心理「あのあと・・・垣根が酒入って暴れたせいで・・・」
一方「一睡もできなかったな・・・」
エツァリ「上条さんだけは逃げて無事でしたね・・・」
ショチトル「裏切り者が・・・」
上条「ん、美琴も一緒だったぞ?」
黒子「そういう問題ではないですの・・・」
20000「二人でセクロスしてたんだろ・・・」
美琴「し、してないわよ!」
19090「・・・はぁ」
垣根「まぁまぁ、準備はいいか?」
番外「パーペキだよん」
削板「じゃ、帰るか」
垣根「あぁ」
一同が、別荘を後にする
垣根(・・・楽しかったなおい)
上条(来年も・・・来れるかな)
バスが一同の前に到着した
その中でも、ただただバカ騒ぎをして
平和な避暑の最後を飾る
上条「なぁ、垣根」
垣根「んだよ、上条」
上条「俺さ」
上条「この幸せ、大好きだ」
垣根「奇遇だな、俺もだよ」
避暑編終了
上条当麻の日常
上条「はぁ・・・暑いな」
一人、上条は部屋でつぶやいていた
今日は8月の半ば
そろそろ夏休みも終わるという頃だ
遊びすぎたせいか、宿題は全く終わっていない
空飛ぶペンがサラサラ、っと答えを書いてくれたらいいのに
そんなくだらないことを考えていた
ベッドでは、美琴がふて腐れながら漫画を読んでいる
本当は構ってあげたいが、宿題を終わらせなければ留年してしまう
それはまずい
非常にまずい
なので、美琴との楽しい時間を我慢し、机の上のプリントとにらめっこしていた
上条「・・・で・・・なんだこれ・・・?」
能力開発についての問題だろうか
なーんか授業で聞いた単語だな、なんていう言葉の羅列
しかし、詳しいことまでは覚えていない
一体、なんだっただろうか
美琴「・・・手伝おうか?」
ベッドの上から上条に話しかけてくる
彼女はかなり成績優秀だ
だが、自分の恋人、しかも年下に勉強を教えてもらうなんて
上条には堪えられない
上条「いや・・・もう少しだから待っててくれ」
上条が再び、プリントとにらめっこを始める
後ろで美琴が何かつぶやいたような気がする
だが、今は本当に構っていられない
上条(AIM拡散力場・・・が・・・えっと・・・)
虚数学区だなんだなんて彼にはさっぱり分からない
答えは四択
小萌先生が手加減してくれたのはありがたかった
上条「・・・よし」
鉛筆に1~4までを書く
例の作戦だ
コロコロ、と転がす
だが考えてもみてほしい
鉛筆は六角形なのだ
1~4まで書いても二角余る
その部分が上を向いた
鉛筆にさえも、「自分で考えろよバーカ」と言われてしまったのだ
上条「・・・不幸だ」
こんなことなら、夏休みの最初に無理をしてでも終わらせるべきだった
聞くところによると、土御門や青ピはもう終わらせたらしい
リア充は大変やねー
とか
彼女がいると辛いだろうにゃー
なんて捨て台詞を吐かれた
上条「あぁもう!わっかんねぇよ!」
上条が頭を掻きむしる
いきなり大声を出したからか、美琴が少し体をビクリとさせる
美琴「・・・だから、教えようかってきいてるのに」
上条「教えてもらうなんて俺のプライドがぁ!」
美琴「そんなもん捨てなさいよ」
安っぽいんだし、と美琴が上条の隣にやってくる
安っぽいなんて言われたプライドは、すぐに崩れ去ってしまう
美琴「ここはこれ、そっちは・・・これ」
上条「あ、あの・・・なんでそうなるの?」
美琴「なんで、ってそれが答えだし常識」
社会とかと同じ暗記科目
それに理由を求められても困ってしまうらしい
だが、上条にとっては不思議で仕方がない
もちろん、この問題の答えがそれなのも不思議だが
上条(・・・あの、なんで中学生の美琴がわかるんだ・・・?)
自分より年下
その彼女が
スラスラと解いて行けることが
何より不思議だった
上条「はぁ・・・美琴は頼りになるな・・・」
美琴「と、当麻だって頼りになるわよ?」
顔を赤くしながら美琴が答える
上条「・・・ゴメンな、これ終わったら構ってあげられるから」
上条が再びプリントに目を通す
あらかた終わったため、次の科目に移る
言っておくが、次の科目は適当に選んだ
適当にプリントの山に手を伸ばし、適当にその中から引っこ抜いた
もちろん、意識的にではない・・・が
彼が手にしたプリントは
保健体育
上条(あぁ、不幸だ)
上条当麻の日常は、なんだかんだで不幸だった
御坂美琴の日常
美琴(・・・何よ・・・宿題ばっかりやって)
美琴はベッドの上でふて腐れていた
理由は単純
上条が自分に構ってくれないからだ
彼は今、学校の宿題とかいうものをしているらしい
らしい、というのは、美琴にはそんなものがなかったからだ
常盤台にはもともと、宿題なんていうものはない
授業を真面目に聞けば、すぐに覚えてしまうような人間ばかりなのだ
寮に帰ってから、はいこれ暗記してきてね、なんていう復習も必要ない
美琴(宿題って・・・そんなに大事なのかな?)
自分に構うよりも、か
また、美琴はふて腐れてしまう
実際、上条は将来のためにも留年したくないのだ
だがそんな考えは美琴に伝わらない
ただ、不機嫌にさせてしまうだけだ
美琴「・・・手伝おうか?」
上条「いや、いい」
手伝おうとしても簡単に拒絶されてしまう
美琴(・・・何よバカ)
昨日は久しぶりに、常盤台の寮に帰って一夜を過ごした
たまには帰らないと、回りの目が痛いのだ
昨日一緒にいられなかった分、今日は構ってもらうはずだった
美琴(・・・バカバカバカ!)
ちょっとオシャレで大人っぽい下着をつけてきた
念のため、体も丹念に洗ってきた
香水も少し降ってきたし、ちゃんと準備は出来ていた
なのに、肝心の上条は手を出してこない
美琴(何よ・・・)
美琴がふて腐れていると
上条「あぁもう!わっかんねぇよ!」
上条がいきなり大声を出した
突然のことに少し体がビクリとしてしまう
美琴「・・・だから、手伝うわよ」
美琴が上条の隣に座る
ただ、距離が近づいただけでもドキドキとしてしまう
上条の隣にいられる
それだけで、美琴は幸せになってしまうのだ
美琴「ここは・・・」
冷静に答えを教えていくが、内心はかなりドキドキとしていた
横を見れば、真面目な顔をした上条がいる
彼のそういう表情は本当にかっこよかった
ただでさえドキドキしていた美琴の胸は、さらに高鳴ってしまう
上条「よし・・・じゃあ次は」
美琴(まだあるんだ・・・で、でもこれも悪くないわね・・・)
美琴がそんなことを考えている間に上条が取り出したのは
保健体育のプリントだった
美琴(え?)
上条、美琴の日常
上条「すまん!悪気は本当になかったんだよ!」
美琴「ふぇ!?バ、バカ!なんも想像してないわよ!」
慌てて美琴が手を振る
しかし、上条がそんなことを言ったから、意識してしまう
よくよくプリントを見れば、少しリアルな性器が描かれている
なんでも男性と女性の体についてらしい
こういうプリントで喜ぶのは中学生までだろう
上条「あの・・・ほら、もうあとは分かると思いますよ?」
美琴「・・・あ、えっ!?な、何が!?」
上条「いや、あとは大丈夫・・・」
美琴「!ア、アンタってこういう授業だけは真面目に聞くわけ!?」
上条「ち、違うからな!」
上条が少し慌てる
性器だなんだは、常識的に知っていることがほとんどだ
男性のあれはあれあれだ、とか
女性のあそこはああいうときはああなっちゃう、とか
一般常識だ
美琴「・・・あ」
美琴が上条のズボンの一部が起き上がっているのに気づいた
上条「・・・すいません」
そそっ、と上条が土下座をする
美琴「あ・・・そ、そうなってたら集中出来ないわよね!?」
美琴が顔を真っ赤にしながらも嬉しそうに言う
上条はこういう誘いには必ずと言っていいほど乗ってくるはずだ
そして、自分とのそんな時間を楽しんでくれる
はずなのだが
上条「あ、いや・・・大丈夫だよ」
美琴の必死の提案を、彼は軽くはねのける
美琴「あ・・・」
上条「えっと・・・」
上条は美琴を無視し、必死にプリントを解く
彼からしたら、嬉しいお誘いではあった
ただ、時間が掛かってしまうのでプリントを終わらせてから、という考えだったのだ
でも、それも口にしないと伝わらない
美琴「・・・バカ」
美琴がベッドへと戻っていく
布団を顔から被り、完全に隠れてしまう
上条「?美琴?」
美琴「・・・」
返事はなかった
あ、怒ったな、と上条は直感で感じ取る
直感でなければ気づかないあたりは、やはり鈍感なのであるが
上条「・・・なぁ、怒った?」
布団を取ろうとするが、美琴は中から必死にしがみついてくる
上条「なぁ・・・美琴」
布団をはがすのは無理だった
だから、布団の上から軽く体のラインをなぞってやる
一瞬、美琴のくすぐったそうな声が聞こえた気がした
上条「その・・・したいんだよ、したいんだけど・・・ちょっとあれを終わらせないと留年しちゃうんだよ」
上条がため息をつきながら説明する
留年なんて、将来のことを考えたら絶対にしたくはなかった
美琴「・・・そんなに大切なものだったの、宿題って」
中から美琴が顔を覗かせる
布団の中から少し覗いている、つぶらな瞳
可愛いな、なんて上条は思う
上条「あぁ・・・常盤台にはないから知らないかもな」
美琴「あ・・・ゴメン」
美琴がばつが悪そうに謝る
彼女からしたら、やらなくても少し怒られるだけで済むような物だと思えたのだ
まさか将来に関わるほどの重要な物とは知らなかった
美琴「ね、ねぇ!だったら私は気にしないでいいから!」
美琴が拳を握り締める
がんばれ!なんて言いながら
その姿は、本当に健気だ
上条「・・・ありがと、美琴」
優しくキスをしてから、上条はプリントを見つめる
どれくらいで終わらせられるだろう
できるだけ早く終わらせて、美琴と幸せな時間を過ごしたかった
上条(やってやるよ!もし・・・俺がプリントを終わらせられないなんて思ってるなら!)
上条(まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!)
必死に、上条は考えた
プリントの答えを
バカな彼なりにも、努力している
しかし、ふと耳が何かの音を捕らえた
クチュクチュ、という卑猥な音
あれ、俺の耳はとうとう幻覚を聞いてしまうほどになったのか、と上条が冷や汗をかく
だが違った
くるり、とベッドのほうを振り向くと
美琴「・・・っ!」
美琴が一人でのお楽しみ中だった
上条「・・・あ、あの・・・」
美琴「はぁっ・・・ゴ、ゴメン・・・んっ・・・」
上条「いや、なぜ?」
美琴「だって・・・んっ・・・な、なんか・・・」
美琴が申し訳なさそうな顔をしている
ズボンの中に手を突っ込んでいる
かなり扇情的な光景だ
美琴「当麻・・・」
上条「ま、待っててくれ!もうちょいだから!」
そんな光景を見せられては、早くやってしまいたくなる
上条(うぉぉぉ!な、なんかハァハァって吐息が聞こえるけど!)
美琴「んゅっ・・・」
後ろから甘い美琴の声が聞こえる
まるで、早く終わらせて楽しませてくれ、と急かしているようだった
上条「よし!終わったぞ美琴!」
上条がすぐさま美琴の隣に座る
そして、服の上から乱暴に胸を揉み始める
美琴「あっ・・・」
幸せそうな、虚ろな目をしながら美琴が微笑む
一瞬、その体がビクリと痙攣する
長いこと、一人でやっていたのだろう
すぐに達してしまったようだ
上条「美琴・・・」
美琴「もうダメ・・・待たされすぎておかしくなりそう・・・」
美琴が上条に抱き着く
少し、泣きそうな声だった
上条「じゃあ・・・もう入れちゃいますか」
美琴「えへへ・・・//」
夏のある暑い昼間
部屋で、熱い二人が体を重ねていた
上条「はぁ・・・宿題も一段落、美琴は可愛かったし・・・もう何もいらない・・・」
上条が満足そうに微笑む
美琴「・・・ゴム、薄いの使ったんだ・・・」
美琴が顔を真っ赤にする
いつもより刺激が強かったため、かなり声を出してしまったのだ
上条「あぁ、気持ち良かったか?」
美琴「うん・・・最高」
二人が唇を重ねる
最近では、この行為も当たり前になっていた
ただ、マンネリはしていない
体を重ねれば重ねるほど、お互いのことを知れるような気がした
上条「はぁ・・・じゃあ、昼飯にしましょうか」
美琴「うん、何食べたいの?」
上条「そうだな・・・素麺でよくないか?」
美琴「うん、すぐ出来るし・・・いいかもね」
二人が素麺の準備を始める
幸せな日常
まるで夫婦のような関係
昔の上条が見たらどう思うだろうか?
まさか、ビリビリ中学生と呼んでいた美琴と付き合うことになるとは思わなかっただろう
一方の美琴だって、最初は意識なんてしていなかった
ただ、喧嘩をするうちにそこが居場所になっていって
いつの間にか隣が心地好くなって
妹達のときから、何か莫大な感情を抱き
デートごっこで、少しずつその感情に気づき始め
彼が記憶喪失なのを知ったときに、その感情の正体を知り
ロシアに行ったときに、それを初めて行動に移した
今思えば当たり前の平和な日常も、昔では考えられなかったことだった
美琴「当麻、大好き」
上条「うん、俺だって大好きだよ」
二人が、強く抱き合う
鼓動が高鳴っているのが分かった
素麺を茹ですぎてしまい、それを苦笑しながら食べる羽目になるのは不幸だったが
垣根「・・・」
垣根は、一人で考え事をしていた
夏ももう終わり
明日からは、学校が始まるよー、なんて周りの学生は嘆いている
彼は、学校には通っていない
だから、そういうことは考えていなかった
垣根「・・・大覇星祭・・・か」
彼の手には、一枚のパンフレットがあった
大覇星祭についてのパンフレットだ
垣根「・・・去年はおっぱい吹寄と戯れたな」
吹寄が聞いたら、激怒しそうなことをつぶやく
戯れていたのではない
ただ、迷惑をかけていただけだ
垣根「・・・今年は・・・どうすっかな」
どうせ、アナウンス室に乱入しても追い払われるだけだ
垣根「・・・となると」
許可が必要だ
それも、お偉いさんの
垣根「楽しみだぜ」
垣根は笑っていた
心理「・・・今年は垣根、大人しくするかしらね」
心理定規は、考えていた
彼のことだ、どうせ騒ぐに決まっている
心理「はぁ・・・」
イヤ、というわけではないが
なかなか、複雑な気持ちになる
吹寄にヤキモチを妬いてしまう時があるのだ
心理「まぁ、いいんだけどね」
そういうのも含めて、恋というのは楽しいのだ
心理「さて・・・」
心理定規がキッチンへ向かう
心理「今日の昼ご飯はなにがいいかしら」
そんなことをつぶやきながら
エツァリ「ショチトル、何を見ているのですか?」
ショチトル「大覇星祭のパンフレットだよ」
ショチトルとエツァリは家にいた
コーヒーを飲みながら、会話をしている
エツァリ「今年ももうそんな時期ですか・・・」
ショチトル「あぁ、去年は大変だったな」
エツァリ「垣根さんですか・・・」
ショチトル「あぁ・・・」
二人が溜め息をつく
どうせ、今年も惨劇が繰り返されるに違いない
エツァリ「イヤになりますね・・・」
ショチトル「そうだな・・・」
はぁ、ともう一度溜め息をつく二人であった
一方「あァ・・・もォそンな時期か」
テレビを見ながら、一方通行がつぶやく
画面では、アナウンサーが大覇星祭の日程を述べていた
一方「ちっ・・・また垣根の野郎は暴れるンだろうな」
去年のように、と一方通行が苦笑する
彼だって、暴れてはいたのだが
番外「ミサカ、お弁当作っていってあげようか?」ケラケラ
一方「・・・いや、黄泉川のでいい」
番外「えー」
番外個体が頬を膨らませる
彼女も、たまには一方通行の弁当を作りたいのだろう
一方「お前、料理下手じゃねェか」
番外「練習してるし!!」
一方「それで、いくつ鍋を壊した?」
番外「・・・」
番外個体がそっぽを向く
誤魔化しきれていないのに
一方「はァ・・・」
一方通行は溜め息をつく
意外と、平和というのも疲れるのだ
削板「はっ!!はっ!!」
削板は、ジムに来ていた
テクパトル「よし、あと1reps!!!」
テクパトルと一緒に
削板「はぁ・・・キッツイな・・・」
テクパトル「お疲れさん」
テクパトルがスポーツドリンクを手渡す
19090「・・・すごい気迫ですね・・・」
そんな二人から少し離れたところに、19090号と黒子はいた
黒子「大覇星祭の間は、このジムも休みになるそうですの」
19090「なるほど・・・それで、今のうちに早くしておこうと」
黒子「そのようですの」
黒子が苦笑する
19090「・・・しかし・・・」
19090号が周りを見渡す
かなりマッチョな男性から、ヒョロい学生まで
さまざまな層がいた
削板とテクパトルは、その中でも一際マッチョなのだ
黒子「・・・お二人は有名みたいですのね」
19090「あいさつをされていましたからね・・・」
「テクパトルさん!!今日はどこのトレですか!?」
「削板師匠!!お疲れ様です!!」
そんなあいさつを、二人はされていた
黒子(お姉さまも同じような扱いですの)
もちろん、尊敬の意味合いはまったく違うが
19090「・・・テっくん、光る汗が似合いますね・・・」
黒子「あら、軍覇さんも負けていませんの」
二人は、トレーニングに励む男達を見つめていた
削板「テクパトル!!そんなものかぁぁぁぁぁ!」
テクパトル「まだまだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
暑い夏の陽射しが差している
しかし
男達の暑さは、もはやそんなものではなかった
そして
上条「・・・宿題・・・」
上条は、頭を抱えていた
美琴「・・・こんなに余ってるの?」
美琴は、驚いていた
目の前には、まだ山積みの宿題がある
忘れていたのだ、小萌から出された補習を
上条「あぁもう!!イヤになるよちくしょう!!」
上条が床に寝転がる
部屋に美琴を呼んで、イチャイチャしようと思ったのだが
ふと、思い出してしまった補習の存在
上条「・・・夏休み終了まで・・・」
美琴「うーん・・・あと、1日ってところね」
上条「はぁ・・・」
終わった
大覇星祭の前まで、きっと追試を受けさせられる
あの、意外と厳しい先生に
上条「ははは・・・」
美琴「あ、壊れた」
上条はただ、天井を見つめていた
一言だけ、つぶやきながら
上条「不幸だ・・・」
961 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/08/04 18:49:39.03 1wTCUO1Y0 679/679さて、本編はここまで
ついに始まる大覇星祭
垣根の暴走は、上条たちの学校は?
どうなるのか
さて、次スレはこちら http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312451177/
続き: 17スレ目 上条「始まった・・・」美琴「大覇星祭・・・」垣根「アナウンスは俺」心理「やめて」
※編集中です。近日中に公開します。