※関連
最初: 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
前回: 上条「恋といえば!」美琴「キス!」心理「結婚」垣根「むちゅちゅのちゅ」【前編】
本編 エツァリ、ショチトル 初めての主役編
エツァリ「夏ですねぇ」
ショチトル「夏だなぁ」
エツァリ「暑いですねぇ」
ショチトル「暑いなぁ」
エツァリ「スイカ、食べますか?」
ショチトル「お、ありがとう」
エツァリ、ショチトル
初めての主役
エツァリ「あぁ、甘いです」
ショチトル「夏といえばスイカだよなぁ・・・」
エツァリ「苺もいいですよね」
ショチトル「・・・食べたくなってきた」
エツァリ「今度買って来ましょうか」
ショチトル「サンキュー」
二人は、小さな公園にいた
エツァリ「公園と言うのは少しあれですが・・・」
ショチトル「こうやってセミの声を聞きながらスイカってのは乙だよな」
エツァリ「えぇ、風流です」
ショチトル「あとで風鈴買って行かないか?」
エツァリ「おや、さらに風流ですね」
ショチトル「だろ?」
ショチトルが目を輝かせる
エツァリ「・・・あぁ、陽射しが暑いです」
ショチトル「暑いなぁ」
二人を狙っているかのように、陽射しは地面を照らしていた
暑く、湿度も高い
あまり子供も遊んでいない
そんな中、二人だけが公園にいた
エツァリ「ジュース、飲みますか?」
ショチトル「あぁ、頼む」
エツァリ「さて」
エツァリが自販機の前でピョンピョンとジャンプする
ショチトル「?何してるんだ?」
エツァリ「タダでジュースを買える裏技ですよ」
ショチトル「タダで?マサイ族みたいにジャンプすればいいのか?」
エツァリ「違います」
エツァリ「見ててください」
クルリ、と回転を加えながらエツァリが自販機に蹴りを入れる
エツァリ「テクパトルぅぅううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!」
ショチトル「なんだその掛け声は」
エツァリ「あ、当たりですね」
エツァリがニコニコしながらショチトルにジュースを渡す
ショチトル「お、ヤシの実サイダーか・・・」
エツァリ「えぇ、美味しいですよ・・・」
テクパトル「おい、さっき俺を呼んだか?」
エツァリ「おや、テクパトルではないですか」
どこから現れたのだろうか
テクパトルが二人の座っているベンチに近づいてきた
テクパトル「19090号と買い物の途中でな」
19090「テっくんー・・・ってエツァリさんとショチトルではないですか」
ショチトル「よっ、二人でデートか?」
テクパトル「両手に日用品を抱えながらのデートがあるか・・・?」
エツァリ「買出しですか・・・」
19090「他のミサカたちは家で涼んでます、とミサカは伝えます」
19090号が苦笑する
エツァリ「それはそれは・・・」
テクパトル「二人はなにを?」
エツァリ「ヒマだったのでスイカを食べていました・・・お一つどうですか?」
19090「ありがとうございます!とミサカはスイカに手を伸ばします」
テクパトル「サンキューな」
四人がベンチでスイカを食べる
テクパトル「あぁ、甘いな・・・」
エツァリ「夏には欠かせないですよね」
19090「ホンノリとした味が・・・」
ショチトル「たまらんよなぁ」
テクパトル「・・・あいつらにもあとでスイカ買っていくかな」
エツァリ「すっかりお父さんですね」
テクパトル「もう一年以上経ったからな・・・」
19090「テっくん、そろそろ行かないと・・・」
テクパトル「お、そうだな・・・じゃ、スイカありがとな」
エツァリ「えぇ、ではまた」
ショチトル「がんばってな」
テクパトル「あぁ」
二人が公園から去る
また、エツァリとショチトルだけになってしまった
エツァリ「・・・そういえば」
ショチトル「ん、なんだ?」
エツァリ「さきほど自販機を蹴ってから、警報が止まらないのですが」
ショチトル「ふーん」
エツァリ「・・・」
ショチトル「・・・」
黒子「ジャッジメントですの!器物そん・・・ってエツァリさんとショチトル!?」
エツァリ「おや、白井さんですか」
初春「白井さーん・・・ま、待ってください・・・」
ショチトル「ん、なんだあの頭がお花畑ロリは」
黒子「・・・あの、お二人は・・・あの自販機を蹴ったりはされましたか?」
エツァリ「?蹴る?」
黒子「あ、違いましたの」
ショチトル(ごまかしたな)
初春「?白井さんのお友達ですか?」
黒子「えぇ、そうですの」
初春「へぇ・・・白井さんにも友達がいたんですね!」ニコッ
黒子「エツァリさん、こいつの皮膚剥いでもいいですの」
エツァリ「」
初春「や、やめてください!!」
ショチトル「ほう、なかなか面白いお花畑だな」
初春「お、お花畑じゃありません!」
黒子「これが本体ですの」
エツァリ「これが・・・ですか」
黒子「・・・っと、警報を止めますの・・・初春」
初春「はいはーい」
初春がパソコンをいじると、すぐに警報が止まった
ショチトル「ノートパソコン万能説だな」
エツァリ「・・・ところで、白井さんは風紀委員のお仕事ですか?」
黒子「えぇ・・・夏休みはむしろ忙しいんですのよ」
ショチトル「ほう・・・こっちのお花畑もか?」
初春「お花畑じゃありません!!初春です!」
ショチトル「へぇ、で、お花畑もか?」
初春「・・・はいはい、そうですよー」
エツァリ「可愛らしい後輩さんですね」ニコッ
初春「・・・ごめんなさい、あなたは好みじゃないです」
エツァリ「」
ショチトル「ざまぁ」
黒子「初春はどんな方が好みですの?」
初春「それはもう・・・王子様のようなカッコイイ人が・・・」
垣根「飛んで呼ばれてジャジャジャーン!!!ジャジャジャジャーン!!」
黒子「運命ですのね」
初春「」
垣根「ん?どっかで見た顔・・・」
初春「あ、あなたはアホ毛ちゃんを狙って私の肩を外したイケメンさん!!」
垣根「間違っちゃいない」
黒子「あら、お知り合いですの?」
ショチトル「なんで垣根はここに?」
エツァリ「心理定規さんも一緒ですか?」
垣根「俺は聖徳太子じゃないんだ」
垣根「あれだ、この花畑とは知り合いだ」
垣根「俺はさっきまで心理定規とふらついてたんだけどな、そこで俺が呼ばれたから」
垣根「すぐに心理定規は来るぞ」
垣根「そういうわけだ」
黒子「なるほど・・・」
エツァリ「にぎやかになりましたね」
心理「待ちなさいよ垣根・・・って誰その花畑」
初春「初春です!!!」
心理「あら、エツァリ君にショチトル・・・黒子もいるの?」
黒子「えぇ、今は風紀委員の仕事中ですの」
垣根「大変だなぁ・・・」
初春「ちょっと待ってください!!そのイケメンさんは危ない人です!」
垣根「あぁ?」
垣根が初春を睨みつける
初春「ひぃっ!」
ショチトル「?なにかあったのか?」
エツァリ「垣根さんとお花畑さんは知り合いなんですね」
垣根「心理定規、ちょっとこの花畑黙らせてくる」
心理「いってらっしゃい、浮気はダメよ?」
垣根「分かってるって」
初春「白井さん!」
黒子「あ、ムリですの」
初春「」
初春「あっ・・・そ、そこは大事な場所・・・んぁぁ・・・」
垣根「こんなところ見せ付けやがって」
初春「ち、違います・・・」
垣根「こんなに広げやがって」
初春「うぅ・・・」
垣根「お、ちょっと変わった匂いが・・・」
初春「嗅がないでください!!」
黒子「頭の本体で遊んでますの」
エツァリ「平和ですね」
黒子「おっと、わたくし達はそろそろ次の場所へ行きますの」
垣根「なんだよ、もう帰るのか」
初春「は、早く行きましょう!!」
黒子「では、みなさんまた」
シュン、と音がして二人が消えた
心理「ところで、二人は・・・スイカ?」
ショチトル「あぁ、美味しいぞ?」
垣根「いやー、暑いな・・・」
心理「日焼け止め塗っておいて正解だったわ・・・」
エツァリ「自分達はあんまり気にしないですね」
ショチトル「そうだな」
垣根「日焼けは男にとっては勲章だよな」
心理「新学期に一人は謎の黒人になってるのよね」
エツァリ「あぁ、分かります分かります」
垣根「・・・ミーンミンミン・・・」
心理「お願いだから木にしがみつきながらそんなこと言わないで」
ショチトル「セミの声ってイライラするときあるよな」
エツァリ「あぁ・・・分かりますねそれも」
心理「でも、鳴かないと寂しいのよね」
垣根「!!みーんみんみん!!!!!!!!!!!!!!!!!」
心理「あなたじゃないから」
垣根「」
ショチトル「二人はこのあとは?」
垣根「このあともうちょいデートだよ」
心理「二人はまだここにいるの?」
エツァリ「えぇ、そうですよ」
垣根「ご苦労なこった」
垣根が翼を広げる
垣根「じゃ、行くか」
心理「えぇ」
垣根「じゃーなー」
二人が空を飛んでいく
エツァリ「また二人ですねぇ」
ショチトル「そうだなぁ」
陽は、ちょうど二人の真上にあった
エツァリ「あぁ、暑いです・・・」
ショチトル「暑いな・・・」
エツァリ「はぁ・・・暑いですね・・・」
ショチトル「暑い・・・誰か涼しくしてくれー」
エツァリ「・・・あ、女の子達が遊びに来ましたね」
一方「ロリだなァ」
エツァリ「どこから来たんですか」
ショチトル「さすがロリコン」
一方「あ、パンツ見えた」
エツァリ「最低ですね」
番外「おーい、一方通行ー」
打ち止め「あ、いたよ!ってミサカはミサカは一方通行にダイブ!!」
一方「おォあァ!!」
打ち止めのタックルを喰らった一方通行が吹き飛ぶ
エツァリ(うわ、貧弱ですね)
ショチトル(大丈夫かあれ)
番外「おーい、生きてるかー」
一方「打ち止めァァァァァァァァァァァ!!!!」
打ち止め「ひぃっ!」
一方「いーいタックルでしたよォ・・・」
エツァリ「茶番はもういいですか?」
ショチトル「というか番外個体たちはなにをしてたんだ?」
番外「散歩だよ」
一方「こいつらが散歩したいとか言い出してなァ・・・」
打ち止め「だってこんないい天気だよ?ってミサカはミサカは空を指差してみたり!」
エツァリ「たしかに今日は散歩日和ですね」
一方「てめェ打ち止めに手ェ出してンじゃねェよ」
エツァリ(えぇ・・・)
ショチトル「暑いよなぁ・・・」
番外「うん、暑いね」
番外「こうも暑いと外でヤりたくなっちゃうよね☆ギャハハ!!」
一方「あァ?ヤるかァ?」
番外「じょ、冗談だってば!!!」カァッ
エツァリ(初心ですね)
ショチトル(甘いな)
打ち止め(なんのことだろう、ってミサカはミサカは首を捻ってみたり)
一方「あちィ・・・」
一方「見ろよォ・・・あの空が、俺を焦がすンだぜェ・・・」
エツァリ「正義と言う名の太陽で、ですか・・・」
一方「あちィなァ・・・」
エツァリ「えぇ・・・」
ショチトル「なんか黄昏てる」
番外「そうだね」
打ち止め「なんか一方通行がヘン、ってミサカはミサカは気味悪がってみたり」
一方「おい、そろそろ帰るかァ?」
番外「だねー」
打ち止め「帰ろう!ってミサカはミサカは二人の間に入ってみたり!」
一方「じゃあな」
三人が去っていく
エツァリ「今日はいろいろ会いますね」
ショチトル「そうだな、あとは削板、上条夫妻だな」
エツァリ「・・・暑いですね・・・」
ショチトル「だが、だんだんと陽も傾いてきたな・・・」
エツァリ「・・・自分達もそろそろ帰りますか」
ショチトル「あぁ」
二人が手を繋いだまま歩く
家へと向かいながら、二人は暑さの元凶である太陽に文句を言っていた
エツァリ「こういう暑さもまたいいですけどね」
ショチトル「そうだなぁ・・・」
エツァリ「夏休み、そろそろですね」
ショチトル「またみんなで遊べるかな」
エツァリ「えぇ、きっと」
エツァリ「騒がしくなりますよ」
ショチトル「そうだといいな」
初めての主役編終了
512 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/07/22 11:21:06.05 YHlgLODN0 381/756さて、この後はアイテムの夏休み初日を
いや、アイテムはレギュラーじゃないんだけどね
昔に、アイテムを書く書くって言いながら書いてなかったから書きたくなった
それで、560くらいから・・・テっくん、19090号の初体験をw
絹旗は俺の妹
単発ネタ アイテムたちの夏休み
浜面「・・・なぁ」
絹旗「・・・この映画・・・なかなかのくだらなさです!」
浜面「聞けよ・・・」
絹旗「映画中は超静かにしていてください!」
浜面(はぁ・・・)
浜面「なんかさ、ベタな展開だったぜ?」
絹旗「はぁ・・・超バカなんですか、死ぬんですか」
浜面「おかしいから!なんで映画ごときで死ななきゃ・・・」
絹旗「映画ごときとはなんですか!!」
絹旗が浜面に詰め寄る
絹旗「映画をバカにするとは超浜面です!」
浜面「意味わかんねぇよ!!」
麦野「・・・やっと帰ってきたか・・・」
浜面「あぁ、悪い・・・」
滝壺「きぬはたの映画に付き合うなんてはまづらは優しいね」
浜面「おぉ!!滝壺・・・暑くなかったか?辛くなかったか!?」
滝壺「うん、大丈夫」
麦野・絹旗(ちっ)
滝壺「はまづら、これからどうするの?」
浜面「えーっとな・・・」
麦野「はいはい、これからの予定はもう決まってるわよ?」
麦野がパンパン、と手を叩く
絹旗「超計画的ですね」
麦野「どっかの童貞とは違うから」
浜面「う、うっせぇ処女ババァ!!」
麦野「」ブチン
麦野「はぁぁぁまぁぁぁぁぁづぅぅぅらぁぁぁぁぁ・・・」
浜面「ひっ!!」
滝壺「はまづら、死なないで」
浜面「助けてくれないのかよ!?」
絹旗「超不利ですね、浜面」
浜面「オーマイガッ!!!」
浜面が頭を抱える
浜面「・・・って、どこに行くんだ?」
麦野「あれだよ、喫茶店」
絹旗「喫茶店とはまた・・・」
滝壺「でも、涼むにはちょうどいいかも」
麦野「いい店があるから行こうか」
麦野が三人を引っ張っていく
浜面(・・・なんか、一昔前の俺たちじゃ考えられない光景だな・・・)
アイテムたちの夏休み
ちょっと危険な初日模様
麦野「あぁ、涼しい」
麦野が手で顔をパタパタとあおぐ
その袖から少しふくよかな二の腕が見えて、つい浜面はドキっとしてしまう
絹旗「超暑いです・・・」
絹旗はうがー、とテーブルに突っ伏している
とても綺麗な髪の毛が浜面の目に入る
そして
滝壺「はまづらー」
滝壺は浜面の腕にしがみついていた
浜面(うぉぉ!!これは神様のご褒美か!?)
浜面は一人、興奮していた
それを悟られるとおしまいなのであくまで内心に潜めていたが
麦野「しっかし・・・あんまり今日はお客さんいないわね」
麦野が喫茶店の中を見渡す
夏休み初日にも関わらず、店はがら空きだった
浜面「美味しくないんじゃないか?」
麦野「なによ、美味いってば」
滝壺「あ、店長さんかな」
四人の元に一人の男性がやってくる
さだのり「はーい、どうもねー」
浜面「軽いなおい」
さだのり「あれ、いつものお姉さん」
麦野「どうもー」
絹旗「もう顔なじみですか・・・超常連さんですね」
さだのり「いつものでいいんですか?」
麦野「うん、私はね」
絹旗「では私は・・・アイスティーを」
滝壺「ココアがいいな、アイス」
浜面「俺はコーヒーと・・・サンドウィッチ」
さだのり「はいはい、ちょっと待っててねー」
浜面「なんか、若いマスターだな」
麦野「うん、まだ20代前半だと思うわよ」
絹旗「その歳で店長ですか・・・」
はー、と絹旗が感心したようにつぶやく
浜面「なんかガラ悪いマスターだな」
麦野「うわ、浜面最悪」
絹旗「浜面のほうが超ガラ悪いです」
滝壺「そんなはまづらを応援できない」
浜面「フルボッコ!?」
麦野「それにしても、ホント若いわね」
マスターの後姿を見ながら麦野が言う
絹旗「たしかに、若いですね・・・」
浜面「・・・結構モテそうじゃないか?」
滝壺「はまづらのほうがカッコイイよ?」
浜面「サ、サンキュー」
麦野「ちっ」
浜面「舌打ち!?」
さだのり「はい、できたよ」
麦野「ねぇ、マスターっていくつなの?」
さだのり「そりゃ、トップシークレットだ」
絹旗「恋人はいるんですか?」
さだのり「いない、フリーだよん」
滝壺「受信することはある?」
さだのり「今アンタから電波が来てる」
滝壺「すごい・・・」
浜面「・・・もしかして、元スキルアウトとか?」
さだのり「スキルアウト?あぁ・・・まぁ、そんなことをやってたことも・・・」
絹旗「なんだ、強盗とかですか?」
さだのり「いや、護衛?」
麦野「はぁ?」
さだのり「それより、早く召し上がれ」
滝壺「いただきまーす」
絹旗「あ、この紅茶美味しいです」
浜面「このサンドウィッチうめぇ!!」
麦野「でしょ?私のオススメなんだから」
さだのり「お姉さんみたいな美人に気にいられて嬉しいね」
麦野「ほら、こういうことも言ってくれるし」
絹旗「浜面、少しは見習ってください」
浜面「えー・・・」
滝壺「はまづらは今のままがいいな」
浜面「だよなー?」
絹旗「はぁ・・・超ラブラブですね・・・」
さだのり「なんだ、お嬢ちゃんもそこの鼻ピアスが好きなのかい?」
浜面「は、鼻・・・」
絹旗「超見当違いです!誰がバカ面なんか!!」
さだのり「イヤよイヤよも・・・」
絹旗「違います!!」
麦野「あらあら、ムキになっちゃって」
さだのり「?そういうお姉さんだってこの前・・・」
麦野「うちには一人男がいてさぁ・・・」
麦野「そいつ、彼女と毎日イチャイチャしてんだぁ・・・」
麦野「あれか、見せ付けてるのかって感じでさ・・・」
麦野「いや、別にどうでもいいけど・・・」
麦野「ちょっとは私にも構えって・・・」
さだのり「とかなんとか」
麦野「言うんじゃねぇ!!」
浜面「え、それ本当か?」
絹旗「超ツンデレですね・・・」
麦野「冗談だよ!な、マスター!?」
さだのり「あぁ、女心は上の空・・・」
麦野「秋の空だ!!シカトしてんじゃねぇ!!」
滝壺「はまづらは渡さないよ?」
麦野「違うんだってばぁ!!」
さだのり「ま、その話はおいておくとして・・・」
麦野「おくな!!」
さだのり「・・・ずいぶんとうらやましい環境だな、鼻ピアス・・・」
浜面「・・・浜面です」
さだのり「浜面、うん分かった」
滝壺「うらやましいって?」
さだのり「ハーレムじゃねぇか」
浜面「いや、そんな生ぬるいものでは・・・」
麦野「ま、私と一緒にいられるだけで最高ね」
絹旗「私も超いい女ですよね」
浜面「自分で言うかそれ!?」
滝壺「私もいい女の子だよね?」
浜面「も、もちろん!!」
さだのり「うぜぇ、リア充爆ぜろ」
浜面「なんでそうなるんだ!?」
さだのり「これが世間の意見だ」
麦野「浜面ドンマイ」
絹旗「超情けないですね」
滝壺「大丈夫、そんなはまづらはリア充」
浜面「なんだよそれは!?」
さだのり「はぁ、うらやましいなぁおい!!!!」
浜面「もういいや・・・食い終わったし、帰るか」
さだのり「500万円でーす」
浜面「俺をいじめてるな!?」
絹旗「マスター、私のはいくらですかぁ?」ギュッ
さだのり「サービスだ」
麦野「ねぇ・・・私のはぁ?」ウワメヅカイ
さだのり「サービスだ」
浜面「」
浜面「おかしいだろ!!文句ある!!」
さだのり「うっせぇ!!男ってのは美人の味方なんだよ!!」
浜面「そこは弱いものだろ!?」
さだのり「はぁー!?自分に力がないってだけで諦めてるヤツに力なんて貸しません!」
浜面「なんだよこの人!?」
麦野「次どこ行こうか?」
絹旗「そうですね・・・」
滝壺「私はね・・・」
浜面「おい・・・」
麦野「さて・・・そろそろ帰るの?」
浜面「あぁ・・・もう帰りたい・・・」
絹旗「女三人と密室に入りたいんですね、超変態ですね」
滝壺「はまづら最低」
浜面「違うんだ・・・」
浜面「はは・・・」
浜面が空を見上げる
まぶしい太陽も、浜面を笑っているようだった
麦野「おい、早くしろよ浜面」
絹旗「近づかないでください、超変態」
滝壺「はまづら、救いようがないよ」
浜面「・・・ちくしょう」
普通なら最高のシチュエーション
それが、浜面にとっては憎かった
なぜかは分からないが、浜面はたった一言、叫びたくなった
浜面「あぁもう!!!!」
浜面「不幸だーーーー!!!!!!!!!!!!!」
アイテムの夏休み 終了
549 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/07/22 20:47:37.95 YHlgLODN0 408/756さて、もう一つ単発かな
テっくん、19090号のは明日
書き溜めて一気にやりたいんだ
じゃ、次はちょっとした単発
ラジオだね、うんw
質問コーナー
上条「はぁ・・・久しぶりだな・・・」
垣根「なんというこの久々感」
上条「うわ、マイクがある!!」
垣根「やべ、興奮してきた!!」
上条「やっちゃいますか!?」
垣根「おう、やっちゃおう!!」
上条・垣根「みんな!!ノってるかーい!?」
一同「・・・」
垣根「空はとても綺麗だぜ!!」
上条「今日は空が晴れている!!」
垣根「お空もきっと俺らの味方!!」
上条「だったらやるしかないでしょう!!」
上条・垣根「とあるラジオのダークブレイカー!!」
上条「あれ、こんな名前だったか?」
垣根「さぁ?」
テクパトル「さて、さっそく17600号」
17600「バレたか」
アイテムの皆さんも出て、初春も出たのにあたしには出番がない・・・やっぱりレベル0って欠陥品なのかな・・・ぐすっ
涙ぐむ佐天涙子もいいものですね、とミサカは興奮を抑えて隠し撮りを…ハァハァ
テクパトル「お前なぁ!!」
17600「こういうのは高く売れるんだ」
テクパトル「転売かよ!?」
垣根「で、この佐天って誰だ?」
美琴「私の友達よ」
垣根「え、お前友達いたの?」
美琴「・・・」
上条「でも、レベル0は上条さんもですよ?」
美琴「あ、それもそうね・・・」
上条「別に欠陥品じゃないさ」
上条「それに負い目を感じていたらダメだと思う」
上条「ただ、それをプラスに考えるんだよ」
上条「実験に使われなくて済む・・・」
上条「能力以外で努力できる」
上条「だって、人生は一度きりだろ?」
上条「生まれ変わって能力者になれるわけじゃない」
上条「今の自分だけが、本当の自分なんだ」
上条「だから、もっと前向きにいこうぜ」
上条「いいぜ、もしアンタが無能力者は欠陥品だって思ってるなら・・・」
上条「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!!」
垣根「そげぶ入りましたー」
美琴(カッコイイ//)
心理(熱いわね)
上条「え・・・」
上条さんは幻想殺しあるじゃないですか!やだー!
上条「そ、それは・・・」
美琴「でも・・・佐天さんは・・・」
上条「ん?」
美琴「胸が・・・あるじゃない・・・」
上条「」
美琴「女の子に能力なんているかしら!?」
美琴「そんなものより胸がほしかったわ!!」
上条「あ、こらこら・・・」
美琴「胸がなきゃ、男の子を楽しませられないわよ!?」
美琴「なによ!!乳の谷間で男を悩殺できるじゃない!!」
美琴「それも立派な能力よ!」
美琴「うわーーーん!!!!!」
垣根(泣いちゃったよ)
美琴「うぅ・・・」
一応設定では美琴と1センチしか違わないんだけどな、佐天さんの胸
なぜかアニメででかくなってたけど
美琴「・・・忘れてない?」
美琴「私、佐天さんより年上よ?」
美琴「・・・1cmが大きいのよ?」
美琴「・・・」
美琴「・・・」グスン
上条(ど、どどどどどうしよう!?)
上条「胸なんてどうでもいいんだ!!」
上条「俺は・・・」
上条「御坂美琴を愛してるんだ!!」
美琴「」ズキューン
垣根(あぁ、うっぜぇ)
心理(茶番ね)
美琴「・・・」
黒子「・・・」
大丈夫だよ黒子をよく見てみなよ
美琴と同じ年といえば婚后さんか
あれもスタイルがすさまじかったな・・・・
レベル4の空力使いであのスタイル
能力と胸を得た物・・・・か
食蜂さんも胸でかかったよな・・・・ボソッ
上条「・・・でもさぁ」
垣根「ん、なんだ?」
上条「胸ありすぎたら、将来垂れるよな」
一同「」
上条「?だって垂れるだろ?」
心理「ちょっと切除してくるわ」
ショチトル「バイバイおっぱい」
垣根「落ち着け!」
エツァリ「そ、そうですよ!」
上条(あれ、波乱の予感?)
本編 テクパトル初体験編
7月の下旬
世間が夏休みに入った頃
うだるような暑さを避けるため、テクパトルと19090号はホテルに避難していた
いや、避難のためだけではない
19090「・・・美月の誕生日は・・・今日になるのでしょうね」
19090号がポツリとつぶやく
7月下旬
それは妹達を巻き込んだ悲劇の幕が下ろされたのと同時期だ
テクパトル「・・・あ、あぁ」
テクパトルは19090号の隣で顔を赤らめていた
二人は今、ホテルのベッドの上にいる
もっと詳しく言うと、ラブホテルの、になる
19090「・・・そ、その・・・まだ昼ですから、どうしますか?と美月は問い掛けます」
テクパトル「・・・一旦出てご飯・・・って来る前に食べたな」
19090「・・・で、では・・・一回・・・その、少し緊張をほぐすために・・・」
テクパトル「か、簡単なのはやっておくか?」
テクパトルの声が上擦る
それも無理はないだろう
テクパトルと19090号の間には、一つの約束が結ばれていた
初めての営みは、19090号の誕生日にする、と
19090号へのプレゼントというわけではないが
ただ、そういうことはしっかりと計画を立てて行いたかったのだ
そして、ついにその日が来た
テクパトルだって、青春している青年だ
やはりそういうことには人並みに興味がある
緊張してしまっても仕方ないだろう
テクパトル「ま、まずは軽く・・・な」
テクパトルが19090号の上の下着を取る
19090「あっ・・・」
テクパトル「ん、なんか少し大人っぽい下着だな・・・?」
19090「そ、それはその・・・」
テクパトル「・・・見られてもいいように、か?」
19090「うぅ・・・その、テっくんはこういうほうがいいのかと・・・」
テクパトル「・・・」
そういう気遣いが少し初々しかった
窓から差す日差しが少し暑いが、そんなことは気にしていられない
まずはこの緊張をほぐすのが先だろう
テクパトル「・・・触るからな」
19090「は、はい」
テクパトルが優しく19090号の胸に触れる
その手は、柔らかい感触で満たされた
テクパトル「・・・な、なんかまた大きくなったか?」
19090「はぁっ・・・そ、そんなことは・・・んゅっ・・・ないですよ・・・」
顔を赤くしながら19090号が答える
しかし、触る度にだんだんと大きくなっている気がするのだ
テクパトル(なんでだろうな)
疑問に思いながらもテクパトルな手を動かす
19090「んぁぁっ・・・やっ・・・あっ・・・」
はぁはぁ、と荒い息を19090号が吐く
テクパトル「・・・」
そっと、19090号の乳輪に触れる
19090「ふぁっ・・・テっくん・・・はぁ・・・」
19090号がテクパトルの腕を軽く握る
テクパトル「・・・どうかしたか?」
19090「その・・・早く触って・・・あぁっ・・・ください・・・」
テクパトル「どこに?」
19090「うぅ・・・み、美月の・・・その・・・乳首・・・に、はぁっ・・・」
テクパトル「ん?聞こえなかったけど」
テクパトルは相変わらず、一番敏感な部分を避けていた
焦らされることによって、19090号はどんどん乱れていく
19090「ふぁぁぁ・・・テっくんの意地悪・・・あ、あ・・・」
少しだけ、テクパトルの指先が敏感な部分に擦れた
しかし、一瞬擦れたあとはまたその周りを触るだけになってしまう
19090「テっくん・・・お願いします・・・」
辛そうな声を19090号が出す
テクパトル「・・・もう一回、どこに触ってほしいか言ってくれないか?」
19090「はぁ・・・乳首に・・・んぁっ、美月の乳首を・・・いじめてください・・・」
もう19090号の体は敏感になっていた
恥ずかしいという気持ちよりも、触れてほしいという気持ちのほうが強かった
テクパトル「愛してるからな、美月」
そう言ってから、テクパトルは優しく19090号の敏感な部分に触れる
最初は優しく、そしてだんだんと激しく
19090「はぁっ・・・テっくん・・・」
19090号がテクパトルの名前を呼ぶ
甘えるような声で
嬉しそうな声で
テクパトル「ん、なんだ?」
19090「み、美月も・・・くっ・・・あっ、あっ・・・愛して・・・いますよ・・・」
つぶやき終わってから、19090号の体が痙攣する
荒い息をつきながら、19090号がテクパトルにキスをする
テクパトル「・・・イったのか?」
19090「はい・・・と美月は返事をします」
少し汗で濡れている19090号の頭を、テクパトルが優しく撫でる
19090「あ、それ・・・」
テクパトル「ん、撫でられるの好きか?」
19090「なぜだか落ち着きます・・・」
19090号が嬉しそうに笑う
テクパトル「・・・可愛いな、美月は」
19090「そ、そんなこと・・・その・・・」
テクパトル「・・・愛してるよ」
テクパトルがまた、19090号にキスをする
19090「・・・テっくん、また・・・」
テクパトル「分かってる」
今度は、19090号の下の下着を脱がせる
少しヌルリとした液体が糸を引く
テクパトル「・・・濡れてるな」
19090「は、恥ずかしいので言わないでください・・・」
テクパトル「・・・ほら、こんなに濡れてる」
テクパトルが19090号の下半身に触れる
19090「あっ・・・」
テクパトルの指はすぐにぐしょ濡れになる
触れば触るだけ、愛液が溢れ出てきた
19090「あっ、やぁっ・・・ふぁぁぁ・・・ふぁっ!」
19090号が甘い声を出す
テクパトル「美月・・・美月・・・」
19090「はぁっ、テっくん・・・」
クチュクチュ、と音が響く
テクパトル「美月、愛してる」
19090「んぁっ!はぁっ・・・み、美月もですよ・・・」
テクパトル「・・・イった?」
19090「はい・・・」
ぐたり、と19090号がテクパトルに体の重さを預ける
テクパトル「・・・大丈夫か?」
19090「はい、ちょっとだけ休ませてもらえますか・・・?」
テクパトル「あぁ、もちろん」
テクパトルはずっと、19090号の頭を撫でていた
19090「・・・テっくんは撫でてあげるのが好きなんですか?と美月は問い掛けます」
テクパトル「ん・・・そういうわけじゃないんだけどな」
テクパトルが苦笑する
テクパトル「お前の頭を撫でてると幸せなんだよ」
19090「そ、そうですか・・・」
19090号が顔を赤らめる
テクパトル「・・・回復したか?」
19090「は、はい!と美月は・・・」
テクパトル「じゃ、ちょっと失礼するな」
テクパトルが19090号の体を180度回転させる
ちょうど向かい合う形になった
19090「あ、あの・・・テっくん?」
テクパトル「・・・いただきます」
テクパトルが19090号の下半身に顔を近づける
鼻先に、少し粘性のある液体がついた
それを気にせず、テクパトルはその下半身を軽く舐める
19090「んぁっ・・・」
テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・」
舌先で、突起の先を舐める
彼が舌を動かす度に、19090号の腰が淫らに振られる
快感を求めているのだろうか
それともくすぐったいだけだろうか
テクパトルには分からなかった
ただ、19090号の喉からはとても甘い声が出ていた
子猫のように、甘える声が
テクパトル「・・・」
ほんの少し、突起に歯を立ててみる
19090「ふぁぁぁぁぁぁっ!」
それだけで、19090号は絶頂を迎えたようだ
テクパトル「どうだった?」
19090「あっ・・・あっ・・・」
クチュリ、と19090号の局部が音を立てる
テクパトル「・・・濡れまくってるな」
テクパトルの唾液と19090号の愛液だろうか
少し卑猥な光を放っている液体で、19090号の下半身は濡れていた
その液体を少し指で掬い、それを口に運ぶ
テクパトル「ん、なんかヘンな味だな・・・」
19090「テっくんったら・・・変態さんですね・・・」
19090号が苦笑しながらつぶやく
時々体を震わせているのはなぜだろうか
テクパトル「・・・もっと」
19090「・・・はい?」
テクパトル「もっとほしい」
もっと、今の液体を味わいたかった
テクパトルが再び、19090号の下半身に顔を当てる
ただし、今度は軽くではない
押し付けるように強く
息苦しかったがそんなことはどうでもよかった
テクパトルの荒い息が、19090号の下半身を撫でる
19090「くゅっ・・・ん・・・はぁっ!」
テクパトル(・・・舌・・・入れてもいいのかな)
一瞬だけテクパトルは考える
だが、19090号はかなり感じているようだった
それなら問題はないだろう
軽く、舌先を膣に挿入してみる
19090「あぁっ!中が・・・ぁっ!」
クチャリ、と愛液が垂れる
息苦しさが増したが、それを無視してテクパトルは舌を出し入れする
19090「待って・・・んぁっ!はぁっ・・・くだ・・・さい・・・んっ、んっ!」
指を少し入れられたことはあったはずだ
だが、指よりも温もりがあり、ザラザラとしているのだ
膣の中に変な感触を覚えた19090号の頭は、徐々にボーっとしていく
19090「あ・・・そこ・・・」
テクパトル(・・・ここか)
19090号の反応が変わった場所を集中的に責める
舌に、ヌルッとした液体が絡む
鼻で息をすると、少し蒸れた臭いがした
テクパトル(・・・)
目の前にあるのは、愛する人の淫らな場所だ
それを考えるだけで、テクパトルも興奮してしまう
19090「いやっ・・・はぁっ、はぁっ!」
何度目だろうか
19090号が絶頂を迎えた
辛そうな息遣いが聞こえる
テクパトルがそっと口を放す
テクパトル「・・・気持ち良かったか?」
19090「はい・・・はい・・・」
虚ろな瞳をしながら19090号が頷く
テクパトル「よかった」
微笑みながら、テクパトルが19090号の体を抱き起こす
19090「はぁ・・・疲れてしまいました・・・」
テクパトル「・・・夜ももちそうか?」
19090「それまでには回復しますよ、と美月は微笑みます」
テクパトル「・・・それはすごい体力だな」
19090「ち、違いますよ!?テっくんのためにがんばるんです!」
19090号があたふたとしながら拳を握る
テクパトル「あはは・・・ありがとな」
19090「あ、また・・・胸を触るのですか・・・?」
テクパトル「いや、胸じゃなくて」
テクパトルが19090号の体を少し回転させて
背中に触れた
19090「・・・」
テクパトル「な、なんで呆れたように見てくるんだよ!?」
19090「筋金入りの背中フェチですね・・・と美月はため息をつきます」
テクパトル「お前の背中が綺麗すぎるのが悪いんだ!」
開き直りながら、テクパトルがその背中に指を這わせる
19090「ひゃんっ!」
テクパトル「・・・もしかして・・・性感帯か?」
19090「うぅ・・・テっくんに触られるようになってからです・・・」
テクパトル「お、俺のせいか・・・」
自分が19090号の体に敏感な部分を作ってしまった
何か、よく分からない感情が沸き上がってくる
テクパトル「・・・ヤバいな・・・」
19090「あ・・・テっくん・・・こんなになってますよ?」
19090号が下着の上からテクパトルの肉棒に触れる
テクパトル「・・・そりゃ仕方ないだろ・・・」
19090「美月とああいうことをしたから・・・ですか?」
テクパトル「あぁ・・・」
19090「・・・そ、そうですか」
少し微笑みながら、19090号が手を動かす
布越しのはずなのに、まるで直接触られているかのように快感が走る
テクパトル「・・・直接触ってくれないか?」
19090「わ、分かりました・・・」
19090号が下着の中に手を入れる
19090「ぬ、濡れていますね・・・」
暖かく、ネバネバとした液体が19090号の手の平につく
テクパトル「・・・俺も」
テクパトルも負けじと、19090号の下半身に触れる
19090「どちらが先に・・・イってしまいますかね?」
テクパトル「・・・お前、かなりエロいよな」
19090「そ、それはテっくんもですよ!」
テクパトル「あぁ、分かってる」
そう答えながら、テクパトルは指を動かす
19090「あふぅ・・・はぁ・・・」
トロンとした目で、19090号がテクパトルを見つめる
それに答えるかのように、テクパトルは唇にキスをする
19090「テっくんの・・・大きいですね」
テクパトル「うーん・・・これ、お前の中にホントに入るかな?」
19090「たしかに少し不安ですね・・・」
その大きさを確かめるために、19090号がペタペタと触れる
柔らかい手の平が、テクパトルの肉棒を包んでいるのだ
テクパトル「あ・・・そろそろイくかも」
19090「はぁ・・・はぁ・・・テっくん・・・」
19090号がテクパトルの唇を貪る
テクパトル「・・・美月・・・!」
19090「あぁっ!テっくん!」
ミーンミンミン、と蝉の鳴き声がする
エアコンで少し快適な部屋の中
二人は、暑くなった体を冷ましていた
テクパトル「暑いな・・・」
19090「暑いですね・・・」
部屋の中は、うだるような暑さだった
19090「・・・テっくん、いっぱい出しましたね・・・」
テクパトル「美月だってかなり喘いでたじゃないか」
19090「・・・では、お互い様ですね」
テクパトル「ん、そういうことにしとこうか」
顔を見合わせて二人が笑う
一段落終わったため、一旦休憩をすることにした
19090「お昼・・・どうしましょうか?と美月は尋ねます」
テクパトル「んー・・・なんか食べたいものとかあるのか?」
歩きながら、二人は昼食について話していた
19090「・・・テっくんはないですか?」
テクパトル「俺は・・・そうだな・・・」
テクパトルが少し眉をひそめて考える
そういうことの前だ、できる限りロマンチックというか、カップルらしい食事にしたかった
テクパトル「・・・なんだろう」
19090「なかなかありませんね・・・」
テクパトル「とりあえずふらつきながら考えようか」
19090「はい、と美月は微笑みます」
食事と、その先にすることを考えながら二人は歩く
内心ではかなり緊張していた
初めてなのだ、失敗しないか、どういう手順で始めたらいいのか
そんなこと、全く分からない
テクパトル(美月の初めては・・・大切にしてあげないとな)
テクパトルが考える
自分ももちろんだが、19090号の初めて、というのは一度しかないのだ
最高の思い出にしよう、とまではいかなくてもイヤな思い出にならないようにはしたかった
テクパトル「・・・緊張するよな」
19090「その・・・不安というよりも、緊張ですね・・・」
テクパトル「・・・」
テクパトルが19090号を見つめる
横顔は少し赤かった
テクパトル「・・・まぁ、今は考えないでおこうか」
19090「は、はい・・・と美月はうなずきます」
頭の隅にそのことはおいておく
昼食を食べ、ホテルに帰ってから考えればいいのだから
テクパトル「にしても・・・暑いな・・・」
19090「世間は夏休みですね・・・」
周りは、若いカップルで溢れていた
夏休みが始まって一週間ほどだ
まだ宿題のことなんて気にしていないのだろう
とにかく、夏休みをエンジョイしているといった感じだ
テクパトル「・・・あ、あの店とかどうだ?」
テクパトルが指差したのは和風料理の店だった
19090「いいですね、と美月はうなずきます!」
テクパトル「行こうか」
手をつないで、二人が店へと入る
テクパトル「うわ・・・結構混んでるな・・・」
19090「えっと・・・20分待ちみたいですね、と美月は答えます」
予約の欄には数名の名前が書かれていた
なかなか人気のある店のようだ
テクパトル「待っとくか」
椅子に座り、テクパトルと19090号は自分達の番を待つ
これが普通のデートなら20分くらい、会話をすればすぐだっただろう
しかし、二人はこのあとあんなことをする予定なのだ
時間があると、ついそちらのことを考えてしまう
テクパトル(・・・ま、まずは軽く愛撫・・・からだよな、きっと)
19090(ふ、風呂は別々に入るのがいいでしょうか・・・と美月は思考を巡らせます)
テクパトル(・・・というか、俺のはちゃんと入るんだろうか)
19090(テっくんのは少し大きいようですし・・・やはり、痛いのでしょうか、と美月は少しだけ緊張します・・・)
テクパトル(・・・あ、美月顔真っ赤だな)
19090(うぅ・・・初めてをテっくんにあげられるのは嬉しいですよ!?嬉しいですが・・・)
テクパトル(う、上手くいかなかったどうしよう・・・)
19090(どちらかが先に・・・終わってしまうかもしれません・・・)
テクパトル(ぎこちなくなって変な雰囲気になったらヤだよな・・・)
二人がそれぞれ、別々の感想を抱いていた
「お二人でのお待ちの・・・テクパトル様!」
テクパトル「あ、呼ばれたな」
19090「行きましょう、と美月はテっくんの手を握ります」
テクパトル「あぁ、行こう」
二人が案内された席に座る
テクパトル「へぇ・・・メニューがかなり豊富だな」
19090「美月は・・・この冷奴と・・・あと、懐石にします!」
テクパトル「俺もそれがいいな」
注文を決め、二人はまた少し待ち時間を迎える
テクパトル「・・・そ、そのさ」
19090「は、はい・・・」
テクパトル「が・・・がんばろうな」
19090「がんばるって・・・そこまで真剣なテっくんは初めてです、と美月は苦笑します」
テクパトル「いやいや・・・俺、結構真剣なときもあるだろ・・・」
19090「テっくん・・・もしもあれでしたら、別の日でも構いませんよ?」
テクパトル「それは俺の台詞・・・それに、別の日、別の日って先延ばしにするのは良くないだろ?」
約束したんだし、とテクパトルが笑う
19090「そうですね・・・と美月も賛同します」
テクパトル「・・・食べ終わったらホテル・・・帰るんだよな」
19090「う・・・緊張するようなことを言わないでください・・・」
テクパトル「し、仕方ないだろ・・・俺だってめちゃくちゃ緊張してるんだよ・・・」
19090「み、美月もです・・・」
テクパトル「・・・あ、来たみたいだな」
目の前のテーブルに美味しそうな料理が並べられる
テクパトル「へぇ・・・かなり豪華だな」
19090「では、いただきます!」
テクパトル「いただきます」
19090「うん、味付けもバッチリですね!」
テクパトル「お、このおすまし美味しいな・・・」
19090「テっくん、あーん♪」
テクパトル「あーん」
幸せな食事の時間も、すぐに終わってしまう
テクパトル「・・・支払いも終わったな」
19090「はい・・・」
テクパトル「・・・ホテルに帰らないとな・・・」
19090「う・・・緊張します・・・」
テクパトル「・・・」
テクパトルが19090号の肩に手を回す
ぎゅ、と優しく抱きしめる
テクパトル「その・・・俺も初めてなんだから、気にしなくていいさ」
テクパトル「・・・美月となら絶対に後悔しないって信じてるしさ」
19090「美月も・・・テっくんになら、何をされてもいいですよ?」
テクパトル「いや、それは少し違うと思う・・・」
19090「な、なぜですか!?」
テクパトル「ははは・・・緊張、少しほぐれたな」
19090「・・・では、帰りましょうか」
二人がホテルに向かって歩き出す
日差しがとても暑かった
これから、もっと暑くなるんだろうな、なんてテクパトルは考えていた
テクパトル「・・・風呂、入ってくるか?」
19090「さ、先に入ってください・・・と美月はお願いします」
テクパトル「・・・あぁ、分かった」
先に風呂に入ったのはテクパトルだった
あとで女性を待つ構図がベターだと19090号が判断したためだ
テクパトル「・・・いってきます」
19090「い、いってらっしゃい・・・」
テクパトル(・・・綺麗にしないとな)
いつも以上に丁寧に体を洗っていく
細かいところも見逃さないように、だ
テクパトル(・・・やるんだな・・・とうとう)
付き合ってから一年近くだ、わりと我慢したほうではないだろうか
テクパトル(・・・あぁ、緊張するよな・・・)
初めての未知との遭遇だ
前戯だけなら今までやってきたことと同じだ
ただ、最後までやるのが初めてなのだ
テクパトル(・・・洗い終わったな)
体を流し、風呂場から出る
下着だけを身につけ、テクパトルが部屋に戻る
テクパトル「あがったぞ」
19090「で、では・・・」
入れ代わりで19090号が風呂場へ向かう
残されたほうも残したほうも、かなり緊張している
19090(綺麗に綺麗に・・・)
19090号もかなり丹念に体を洗っていた
絶対に、汚れなどが残っていてはいけない、というように
19090(・・・う、なんだか綺麗しすぎて手が震えます・・・)
シャワーを持つ手がガクガク、と震えていた
19090(いえ、テっくんは絶対に優しくしてくれます)
キュッ、とノズルを捻ってシャワーを止める
19090(洗い終わりました・・・帰りましょう)
19090号も下着だけを身につけた
そして、愛する人が待つ部屋へと帰る
19090「た、ただいま・・・と美月は微笑みます・・・」
テクパトル「お、おう」
テクパトルはベッドの上に座っていた
その隣に19090号は腰掛ける
テクパトル「・・・始めるか?」
19090「・・・はい」
ドクンドクン、と鼓動が強まる
部屋中に響いているようにさえ聞こえる
緊張と期待の中
ついに、二人の夜が始まった
テクパトル「・・・脱がすぞ?」
19090「は、はい・・・」
テクパトルが19090号の下着に手を伸ばす
スル、と脱がすと下からは肌色の秘部が現れる
テクパトル(・・・綺麗だよなぁ)
まじまじと19090号の体を見つめる
テクパトル(・・・)
テクパトル「・・・舐めるぞ」
テクパトルが19090号の胸を舐める
19090「んっ・・・」
テクパトル「やっぱ胸・・・弱いんだな」
19090「い、言わないでください・・・」
テクパトル「はは・・・可愛いな・・・」
19090「んっ・・・やっ・・・」
19090号が体をくねらせる
その動きは、まるでテクパトルを求めているようだった
テクパトル(・・・可愛い)
テクパトルが舌の動きを早める
19090「んっ・・・はぁっ、はぁ・・・」
19090号が嬌声をあげる
テクパトル「気持ちいいか?」
19090「はい・・・んぁぁぁっ・・・」
テクパトル「下も触るぞ」
テクパトルが19090号の下半身に手を伸ばす
19090「あ、同時はダメ・・・っ!!!」
軽く突起に触れただけで、19090号は絶頂を迎えたらしい
愛液がだらしなく垂れている
テクパトル「へぇ、イったんだ」
19090「いや・・・言わないでください・・・」
テクパトル「ほら、こんなに濡れてる」
テクパトルが19090号の愛液を手に取る
少し粘り気のあるその液体は、糸を引いていた
19090「あぁ・・・んっ!」
テクパトル「?触られただけで感じてるのか?」
19090「はぁっ・・・」
テクパトル「美月、可愛いぞ」
テクパトルが19090号の下半身にキスをする
19090「やっ!いきなりは・・・ふゅっ・・・」
クチュ、と19090号の下半身から音がする
テクパトル(・・・エロいな)
舌を這わせながら、テクパトルはそう思っていた
19090「あっ・・・あっ!!」
テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・」
クチュクチュ、と音が響く
それに聴覚を刺激され、テクパトルの興奮はどんどん増していく
ふと、19090号の後ろの穴に手を伸ばしたくなる
テクパトル「・・・後ろ、いいかな」
19090「えっ・・・あ・・・」
軽く、19090号の後ろの穴の周りに触れる
それだけで、19090号は体をよじらせている
テクパトル「・・・こっちも好きなのか?」
19090「く、くすぐったいです・・・」
テクパトル「ふーん・・・」
くすぐったいだけではないだろう
少し、愛液が増したような気がする
テクパトル「・・・もうちょっとほぐしたほうがいいかな」
テクパトルが19090号の膣に、軽く指を入れていく
19090「え、あ・・・んっ・・・」
19090号がその手を少し握る
テクパトル「あ・・・痛かったか?」
19090「い、いえ・・・その・・・」
テクパトル「?」
19090「その・・・ぁっ・・・」
テクパトル「あぁ、感じてるのか」
テクパトルが少しいたずらに微笑む
テクパトル「ここか?」
指を少し曲げ、中の壁をトントン、と軽く叩く
19090「ひぅっ!!」
テクパトル(あ、ここか・・・)
19090「あ、ダメ・・・ふぁぁっ!!」
ビクビク、と19090号の中が締め付けられる
テクパトル「うわ、めちゃくちゃ締め付けてるぞ?」
19090「言わないでください・・・」
テクパトル「だってさ、ホラ」
テクパトルが手の動きを激しくする
19090「やぁっ!!はぁ・・・」
グチュグチュ、と水音がする
どんどん、テクパトルの手に液体が塗りつけられていく
ヌルヌルとしたその液体は、あとからあとから溢れてきていた
19090「んぁ・・・イ・・・く・・・」
19090号の体から力が抜ける
それとは対照的に、膣の中だけは思い切り強く締め付けられた
テクパトル「・・・イったか」
19090「・・・次は・・・テっくんの番ですね・・・」
テクパトル「ん、俺はいい・・・」
19090「ダメですよ・・・」
少し荒い息遣いをしながら、テクパトルの肉棒に顔を近づける
19090「・・・テっくんも、濡らさないと・・・ダメですよね?」
テクパトル「あ、あぁ・・・分かった」
19090「・・・」
19090号が、テクパトルのそれに指を這わせる
テクパトル(うわ・・・やっべぇ・・・)
19090「大きいですね・・・」
テクパトル「ま、まぁ・・・日本人のに比べたらな・・・」
19090「・・・いいですか?」
テクパトル「ん、頼む」
19090号が口の中にテクパトルの肉棒を含む
少し大きすぎるのか、一瞬むせ返りそうになっている
テクパトル「おい、いつもはもっと浅く・・・」
19090「きょ、今日は・・・その・・・」
涙目になりながら、19090号が喉の奥までそれを咥えた
テクパトル「む、無理するなって・・・」
19090「気持ちいいですよね・・・?ケホッ・・・」
テクパトル「で、でも無理はするなよ?」
19090「・・・テっくんのためならいいんですよ」
19090号が少し目を細めて笑う
そして、また口の動きを激しくする
舌で裏の筋を舐め
歯で軽くカリを刺激する
テクパトル(いつの間にこんなの覚えたんだよ・・・)
19090「んっ・・・んっ・・・ゴホッ・・・」
テクパトル「おい、苦しいんじゃ・・・」
19090「んっ・・・」
19090号の唾液がテクパトルの肉棒を暖める
テクパトル「はぁっ・・・はぁ・・・」
19090「ん・・・」
テクパトル「あ・・・そろそろイきそうだ・・・」
19090「はぁ・・・んっ・・・」
テクパトルの言葉を聞いて、19090号が口の動きを早めた
テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・」
19090「んっ・・・」
テクパトル「イくぞ・・・イくぞっ!!」
19090「んーっ!!」
ドクッ、とテクパトルの肉棒から熱い液体が出る
テクパトル「くっ・・・はぁ・・・」
19090「ん・・・ん・・・」
19090号がその液体をゴクン、と飲み干す
19090「はぁ・・・いつもより多かったですね・・・」
テクパトル「悪かったな・・・」
少し倦怠感が残る体で、19090号を抱きしめる
19090「あっ・・・」
テクパトル「あれ・・・今イったよな?」
19090「・・・そ、その・・・」
テクパトル「はは・・・いいっていいって」
テクパトルが19090号の頭に手を乗せる
19090「・・・少し休んだら・・・しますか?」
テクパトル「あぁ、そうだな」
とうとう、そのときがくる
テクパトルの胸は信じられないほど高鳴っていた
テクパトル「・・・あー・・・い、いいか?」
19090「は、はい」
テクパトル「・・・」
テクパトルが自分のものにゴムをつける
19090「わりとすんなりつけられるんですね・・・」
後ろから19090号が覗いてきた
テクパトル「あぁ、意外と説明書とか読んだらな」
19090「なるほど・・・」
19090号がマジマジとテクパトルのモノを見つめる
テクパトル「・・・なぁ、どうかしたか?」
19090「え!?あ、いえ・・・」
ゴムのサイズがLLなのが気になったのだろうか
日本人と外国人の大きさを比べてはいけない
テクパトル「・・・じゃ、じゃあ・・・」
19090「えっと・・・向き合ってでいいですか?」
テクパトル「あぁ、いいぞ」
いわゆる正常位という体勢だ
テクパトル「・・・痛かったら言えよ?」
19090「はい・・・」
テクパトルが19090号の下半身に自分のそれを這わせる
テクパトル「・・・いくぞ」
19090「・・・はい、と美月はうなずきます」
最初は、何度か上手く入らずに入り口ですべってしまう
それにちょっと焦ってしまうが、どうにか抑えて冷静さを取り戻す
テクパトル(あ、先が少しだけ・・・)
19090「っ!!」
テクパトル「あ、痛いか!?」
19090「はぁっ・・・くっ・・・大丈夫です・・・」
テクパトル「いや・・・汗がヤバイぞ?」
19090「す、少しだけ待ってください・・・」
テクパトル「わ、分かった」
いったん、そのままの体勢で止まる
19090「はぁ・・・はぁ・・・」
下半身がジンジン、と疼いている
それもそうだろう
今まで入れられたのはせいぜい指一本程度だった
その何倍も体積のあるものを入れられているのだ
19090(・・・ですが・・・)
テクパトルとの約束は守りたかった
テクパトル「・・・痛かったらやめようか?」
19090「いえ・・・慣れてきましたから・・・もう少し入れても大丈夫です・・・」
テクパトル「あ、あぁ・・・」
さらに、少しだけテクパトルが腰を奥に突き刺す
暖かさが、テクパトルの肉棒を包む
テクパトル(・・・俺は気持ちいいけどさ・・・)
テクパトルが19090号を見つめる
その額には、冷や汗が浮かんでいた
顔はとても辛そうだし、目には涙も浮かんでいる
テクパトル「・・・大丈夫か?」
19090「は、はい・・・」
テクパトル「正直に言ってくれ、痛いだろ?」
19090「・・・」
無言で19090号がうなずく
19090「ですが・・・やっと、テっくんと一つになれるんですよ?」
テクパトル「こんなことしなくたって、一つじゃないか」
19090「・・・それでも・・・」
19090号がテクパトルの腰に手を伸ばす
19090「こ、こういうことをしたら・・・もっと独り占めできますよね?」
テクパトル「あー・・・まぁ、それは」
19090「だ、だから・・・」
ぐい、と19090号がテクパトルの腰を引き寄せようとする
テクパトル「おい、痛いんだろ・・・?」
19090「ガマンできますから・・・」
テクパトル「・・・」
19090「お願いします・・・独り占めしたいんです・・・」
テクパトル「・・・分かった」
テクパトルが一度、19090号にキスをする
19090「・・・ありがとうございます」
テクパトル「よし、じゃあ・・・一気に入れていいか?」
19090「・・・?」
テクパトル「あ、ほら・・・何回も何回もやってたらずっと痛いままだろうし・・・」
19090「な、なるほど・・・?」
テクパトル「あ、いや!早く気持ちよくなりたいってわけじゃ・・・」
19090「なるほど、早く気持ちよくなりたいんですね?」
テクパトル「・・・いや・・・」
19090号が苦笑する
テクパトル「ほ、ほら!!そりゃお前だって・・・」
19090「はい、気持ちよくなりたいですよ?」クスクス
テクパトル「笑うなよ・・・」
19090「・・・テっくんも、美月を独り占めしたいですか?」
テクパトル「・・・」
テクパトルが19090号の体を見る
その下半身は、もう自分と繋がろうとしていた
テクパトル「・・・あぁ、独り占めしたい」
19090「では、来ていいですよ?」
テクパトル「・・・じゃ、ちょっと痛いけどガマンしてな?」
19090「はい」
テクパトルがいったん少しだけ腰を後ろに引く
あ、と19090号が小さくつぶやいた
テクパトル「!」
そして
一気に、腰を突き立てる
19090「あぁぁぁぁぁっ!!!!!」
19090号が悲鳴をあげる
テクパトル「!」
肉棒を全て入れ終わってから、テクパトルがすぐに19090号の体を抱きしめる
19090「あ・・・い・・・」
テクパトル「痛いか?」
19090「ジンジンします・・・」
テクパトル「・・・血、出てるな・・・」
下半身の結合している部分を見ながらテクパトルがつぶやく
19090「テっくんのが大きすぎるんですよ・・・」
テクパトル「う・・・そりゃすいません・・・」
19090「はぁ・・・もう少し待ってください・・・」
テクパトル「あぁ、待つよ」
19090号が荒い息を整える
テクパトル「ん、涙・・・出てる」
テクパトルが19090号の目元をそっと指で拭う
19090「あ、すいません・・・」
テクパトル「はは・・・痛いんだろ?」
19090「でも、嬉しいですよ?」
テクパトル「ん、俺も」
動いていないのに、テクパトルのそれは萎えることはなかった
むしろ、だんだん硬度を増していく
19090「・・・気持ちいいんですか?」
テクパトル「な、なんかあったかいからさ」
19090「う・・・そういうことは恥ずかしいから言わないでください・・・」
テクパトル「あぁ、悪い」
テクパトルが苦笑する
19090「・・・慣れましたから、少しだけ動いてもいいですよ?」
テクパトル「じゃあ・・・ちょっとだけな」
テクパトルが少し、腰を前後させる
血と愛液の混ざったものが、クチュクチュと音を立てる
19090「ん・・・」
テクパトル「痛い?」
19090「な、なんだか・・・はぁっ・・・」
テクパトル「あ・・・締め付けてきてる」
19090「い、言わないでください・・・はぁっ・・・」
テクパトル「気持ちいいか?」
19090「い、痛さと半分半分です・・・」
テクパトル「そっか・・・」
つまり、半分は気持ちいいのだろう
テクパトル「・・・」
そっと、19090号の胸に触れる
テクパトル「あ、また締め付けてる」
19090「む、むむむむ胸は卑怯ですよ!・・・あっ・・・んっ・・・」
テクパトル(ホント胸が弱いんだな・・・)
そんなことを考えながら、手と腰を動かす
クチュクチュ、と下半身は音を鳴らす
19090「はぁ・・・はぁ・・・テっくん」
19090号がテクパトルの手を握る
テクパトル「美月・・・」
19090「キス・・・してください・・・」
テクパトルが19090号の唇を奪う
19090(あ・・・)
テクパトル「・・・少し、激しくするぞ?」
19090「はい・・・来てください・・・」
テクパトルが腰の動きを激しくする
19090号も、それに合わせて腰を動かす
テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・」
口や、掌とは違う暖かさがテクパトルを包む
身体的な興奮もある
だが、愛している人の初めてを奪ったという快感で頭は満たされていた
テクパトル「・・・美月、どうだ?」
19090「き、気持ちよくなってきました・・・」
19090号も、ほとんど慣れたようだ
テクパトル(こんなに早く慣れるものなんだな・・・)
テクパトルは感心する
19090「はぁっ!」
ギュッ、と19090号の膣が締め付けられる
テクパトル「うぉっ!!イったのか!?」
19090「んゅっ・・・はぁ・・・」
テクパトル「は、初めてでイけるって・・・なんか、エロいな」
19090「そ、そんなことないですよ!?」
テクパトル「いやいや」
テクパトル「・・・でも、ちょっと安心したよ」
ははは、とテクパトルが苦笑する
19090「?なにがですか?」
テクパトル「いや・・・最初はちょっと痛かったみたいだけどさ」
テクパトルが19090号の胸の敏感な部分に触れる
19090「ひゃぁっ!!」
テクパトル「案外・・・上手くいってるかもな」
19090「・・・あ、テっくんのが大きくなりました・・・」
テクパトル「違うって、お前が締め付けてきてるんだよ・・・」
19090「ち、違いますよ・・・」
そんな会話をしながら、二人は腰を振る
クチュクチュ、と音が響いている
痛さはまったく無くなり、代わりに信じられないほどの快感がやってきた
テクパトル「あ・・・そろそろイきそうだ」
19090「テっくん、早いですよ・・・んぁぁっ・・・」
テクパトル「お、お前だってさっきからイってるじゃんか」
19090「そんなこと・・・その・・・」
テクパトル「・・・」
19090「・・・」
自然と、どちらからともなく唇を合わせる
テクパトル「いいか?」
19090「はい、と美月は微笑みます」
テクパトル「・・・」
テクパトルが、腰を激しく突きつける
19090号も、それに合わせて腰をくねらせる
テクパトル「・・・気持ちいいな」
19090「あ・・・あ!」
19090号が先に達したようだ
膣の中の圧迫感が増す
テクパトル「っ!!」
それに合わせて、テクパトルも達する
19090「あ、あぁ・・・一緒でしたね・・・」
テクパトル「そ、そっか?お前のほうが・・・」
19090「一緒だったんです!!」
19090号が頬を膨らませる
テクパトル「・・・はは、そういうことにしておくよ」
19090「・・・疲れましたね・・・」
テクパトル「ん、そうだな・・・」
テクパトルがいったん自分のものを19090号の中から引き抜く
19090「・・・か、かなり出ましたね・・・」
テクパトル「お前だってめちゃくちゃ濡れてるだろ?」
そっと、19090号の下半身に手を伸ばす
19090「あ・・・」
一瞬、19090号が体を震わせる
テクパトル「あれ?イった?」
19090「・・・テっくんのバカ・・・」
テクパトル「わ、悪い」
そこまで感じていたとは気づかなかったのだ
テクパトル(エロすぎるだろ・・・)
19090「あ、今エロいとか思ってましたね?」
テクパトル「あぁ、思ってた」
19090「ひ、ひどいです!!」
テクパトル「ま、俺以外とはこういうことしないだろ」
ははは、とテクパトルが笑う
19090「もちろんですよ!」
19090号がテクパトルに寄り添う
テクパトル「このあとどうする?」
19090「きょ、今日はもう・・・」
テクパトル「いや・・・そうじゃなくて、デートするか?」
19090「あ、そういうことですか」
テクパトル「なに想像してたんだよ?」
19090「い、言いません!」
テクパトル「なんだよ、気になるな」
テクパトルがニヤニヤと笑う
19090「そ、それより!!このあとはデートです!!」
テクパトル「あ、ごまかしたな」
19090「ど、どこに行きましゅか!?」
テクパトル「噛んでるぞ」
19090「む、むむむむー!!」
テクパトル「そうだな、飯でも・・・」
テクパトル「飯?」
テクパトル「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
19090「ど、どうしました!?」
テクパトル「ミサカたちには普通のデートって言ってよな!?」
19090「!!い、今何時ですか!?」
テクパトル「そうね大体・・・って違う!!」
二人が時計を見つめる
もう、20時になっていた
テクパトル「い、急いで帰るぞ!!」
19090「は、はい!!」
後片付けをすぐに終わらせ、二人が病院へ走る
テクパトル「か、勘付かれたらヤバイ・・・」
19090「質問責めにされてしまいます!」
テクパトル「あぁぁぁ!!!」
テクパトル・19090「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
初体験編終了
やっぱこの二人は変態さんですの
単発ネタ
20000「あぁ、夜までのデートか」
テクパトル「・・・」
10033「・・・ヤったんですね、とミサカは溜め息をつきます」ハァ
19090「・・・その・・・」
17600「なに、恋人なんだからミサカは問題ないと思うぞ?」
14510「テっくん、どうでしたか?」ニヤニヤ
御坂妹「はぁ、リア充はうらやましいですね、とミサカは呆れます」
テクパトル「あ、いや・・・」
17600「しっかし、テっくんもガマンしたよな」
20000「付き合って一年とは、褒めてやろう」
テクパトル「お前は付き合わなくてもやりそうだもんな」
20000「ふへへへへ!!」
テクパトル「いや、否定しろ」
10033「ですが、なんか複雑ですね、とミサカは苦笑します」
テクパトル「?なんで?」
14510「そりゃ、ミサカの中の一人と父親であるテっくんがそういうことをしたなんて・・・」
テクパトル「あ、俺は父親なんだ」
19090「そ、その・・・」
20000「ま、いいじゃんいいじゃん」
20000号がケラケラと笑う
20000「ヤろうがヤたまいが、テっくんはテっくん、19090号は19090号だよ」
20000「べーつにミサカたちの前で堂々とギシアンするわけじゃないんだしさ」
テクパトル「そりゃそうだ」
20000「ミサカはテっくんも、19090号もよく知ってるから安心だよ」
20000「その代わり!!できるかぎりミサカたちにも構えよ!?」
テクパトル「あぁ、そりゃ当然だ」
御坂妹「さすが父親ですね、とミサカは感心します」
10033「じゃ、早くご飯を作ってください!!とミサカは椅子について待ちます!」
14510「赤飯を炊けーー!」
17600「テっくん、初体験おめでとう」
テクパトル「いや、おかしいから・・・」
19090「で、でもいいではないですか!」
テクパトル「いや、なんかおかしいから!!」
テクパトルが頭を抱える
20000「さて!!では詳しい体験談を・・・」
テクパトル「言わないからな!?」
17600「将来役立てるんだよ」
テクパトル「役に立たないだろぉが!!」
14510「ワーオ、テっくんったら顔真っ赤」
テクパトル「あぁもう!!」
みんなから嫌われるかも、と思っていたから少しは安心した
しかし、ネタにされるとそれはそれで困る
テクパトル(・・・あぁ、いつも通りの平和かな・・・)
20000「テっくんは巨根!」
17600「テっくんは背中フェチ!!」
テクパトル「やっぱ平和じゃねぇ!!」
また、いつもの振り回される日常が始まる
初体験なんて、終わればすぐだ
たった一日の思い出でしかなくなる
テクパトル「ちくしょぉぉぉぉぉ!!!!」
テクパトル「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
単発終了
本編 風邪編
垣根「残暑ざんしょ」
心理「黙って・・・っていうか、まだ暑中真っ只中よ・・・」
7月下旬
テクパトルたちが緊張の初体験を終えた翌日
垣根と心理定規は、暑さにあてられていた
垣根「・・・んー?、なんかツッコミに覇気がないな」
心理「・・・そう」
垣根「・・・」
垣根が心理定規に近づく
垣根「お前、なんか顔が火照ってるぞ?」
心理「ほっといてよ・・・」
垣根「?」
垣根がそっと心理定規の額に手を当てる
垣根「うぉっ!あつっ!」
心理「私はいたって健康よ・・・」
垣根「いや、お前熱あんじゃねぇか!!」
垣根が体温計を持ってくる
垣根「測れって!」
心理「・・・仕方ないわね・・・」
心理定規が脇に体温計を挟む
少しして、ピピピと音が鳴る
垣根「どれどれ・・・39度ってお前・・・」
心理「はぁ・・・どうりでだるいわけね・・・」
垣根「そういうときは無理しないで言えよな・・・」
垣根が心理定規をソファに寝かせる
心理「・・・いいじゃない、別に」
垣根「心配かけたくないとかだったらキレるぞお前」
心理「・・・ゴメン」
垣根「ま、今日はゆっくり休め」
そっと、心理定規に毛布を掛ける
垣根「とりあえず風邪薬を・・・」
心理「え・・・いなくなっちゃうの?」ウルウル
垣根「」
垣根「あ、いや!!買い物にちょっと・・・」
心理「・・・20秒で帰ってきて?」
垣根「」
垣根「い、いや・・・20秒じゃ無理だ・・・」
心理「・・・そう、私のそばからいなくなるのね・・・」
垣根「違うって!なんかお前めんどくさくなってる!!」
心理「・・・ねぇ、他の人に買わせてきてよ・・・」
垣根「あー、じゃあ上条でいいや」
垣根が携帯を取り出す
垣根「おー、上条か?ちょっと風邪薬買ってきてくれ」
垣根「俺じゃねぇよ、心理定規」
垣根「あぁ、あぁ・・・サンキュー」
垣根「避妊したか?じゃあな」
垣根「すぐ買ってきてくれるってさ」
心理「そう・・・」
心理定規が溜め息をつく
垣根「・・・だるいか?」
心理「えぇ・・・かなり・・・」
垣根「ちょっと待ってな、スポーツドリンクあるから」
垣根がていとうこを覗く
垣根「えーっと、これは・・・あ、こっちのほうがいいな」
心理「私、こっちのほうがいい・・・」
垣根「・・・」
垣根「なぁ、なんでついてきてるんだよ」
垣根の後ろには、芋虫のように這っている心理定規がいた
心理「・・・私、こっちがいいのよ」
垣根「違う、なんでついてきた?」
心理「・・・あなたがいなくなったから・・・」
垣根「違うだろ!!ソファからここまでたったの10M程度!!」
垣根「心の距離もそんなにゃ離れてないだろ!!」
心理「だ、だって不安だったから・・・」
垣根「だー!!俺がいないと熱があがっちゃうの!?俺がいないとあっちいちいなの!?」
心理「え、えぇ」
垣根「」
垣根「あ、なら仕方ないですね」
垣根「じゃねぇだろ!?なんで俺がツッコミになってるんだよ!?」
心理「あ、スポーツドリンクもって行かないと」
垣根「いやいや!!お前話聞けよ!!」
心理「あ、甘くて美味しい」
垣根「芋虫のまま飲むな!!座って飲みなさい!!」
心理「ん、連れてって」
心理定規が両手を垣根に伸ばす
垣根「いや、這っていけば・・・」
心理「つ れ て い け」
垣根「はい」
垣根「はぁ・・・お前、いつから熱あったんだろうな?」
心理「昨日は・・・夜、ちょっと喉が痛かったかしら・・・」
垣根「昼は?」
心理「なにもなかった・・・と思うわね」
垣根「?じゃ、急な発熱か・・・」
垣根「妊娠か?」
心理「//」
垣根「いや、ツッコめよ」
垣根「・・・大丈夫か?」
心理「あら、心配?」
垣根「俺が移されたら困るからな!!」キリッ
心理「・・・そう」
垣根「あ、ウソウソ!!お前が心配なんだよ!」
心理「ふーん・・・」
垣根「うっわ・・・めんどくさくなったなお前」
心理「・・・なんか、鼻水出そう」
垣根「はい、ティッシュ」
心理「ありがと」
心理定規がティッシュをクルクル丸め
そのままゴミ箱に捨てる
垣根「いや、使えよ」
心理「あ、そうだったわね・・・」
心理定規が鼻水をかむ
垣根「美人が鼻水かんでるのってちょっとドキってしない?」
心理「わかんない」
垣根「えー」
心理「むせてるのはエロいわよね」
垣根「お前おかしいだろ」
心理「あ、ピンポーンて言ったわよ」
垣根「お、来たか」
心理「・・・行かないで?」
垣根「なぁに」
垣根「すぐ、帰って来るさ」
心理「//」
垣根「脂肪フラグってツッコめよ」
心理「」
垣根「いや、死亡だろ!ってツッコめ・・・あぁもういいや」
垣根が玄関へと向かう
垣根「やぁ、待ってたぜ」
上条「よっ・・・これでよかったか?」
垣根「あぁ、よかった・・・」
美琴「心理定規、大丈夫なの?」
垣根「帰ってくれ、うちは今イチャイチャを許せないんだ」
上条「いや、おかしいだろ」
垣根「はぁ・・・すぐ帰らせる予定だったのに・・・」
美琴「あら、いいじゃない・・・お邪魔しまーす」
二人も家へとあがる
美琴「心理定規ー・・・っていないわよ?」
垣根「・・・は?」
垣根が部屋を見渡す
そこには、心理定規がいなかった
上条「トイレか?」
垣根「おーい!心理定規ー!!」
垣根が大声で叫ぶ
すると、ソファの下から心理定規が出てきた
垣根「・・・いや、なんでそんなところに?」
心理「隠れたのよ」
垣根「・・・は?」
心理「上条君と美琴を驚かせようとしたのよ」
上条「・・・なぁ、垣根・・・心理さんは熱、どれくらいだ?」
垣根「39度だ」
上条「頭がやられたか・・・」
心理「美琴、あなたの彼氏さんが私をバカにする」
美琴「い、今の心理定規はたしかにヘンよ?」
心理「」
心理「なによ・・・みんなしてヘン、ヘンって・・・」
垣根「いや、ヘンだし」
心理「バカバカ!!垣根なんてもう知らない!」
垣根「いや、意味がわからん」
上条「垣根がツッコミに・・・」
美琴「なんか、新鮮ね」
垣根「はぁ・・・とりあえず、風邪薬飲めよ・・・」
垣根が心理定規に風邪薬を渡す
心理「・・・オブラートは?」
垣根「は?お前、前はそのまま・・・」
心理「苦いのイヤよ」
垣根「ガキかよ」
心理「ねー、オブラートは?」
上条(うわぁ・・・)
美琴(甘えん坊になってる・・・)
垣根「はぁ・・・ガマンしてくれ、な?」
心理「そのまま飲んだら・・・よしよししてくれる?」ウルウル
垣根「」
垣根「なぁ、この子可愛くない?」
美琴「うん、可愛く見えてきた」
上条「いや、熱でやられてるんだよ・・・」
心理「・・・苦い・・・」
垣根「な、苦いけどガマンして飲め、な?」
心理「うん・・・」ゴクン
垣根「よしよし、いい子だ」
上条「なんでエロいの?」
美琴「ふざけてるわね」
垣根「うるせぇ!!ボケないでやってられるか!!!」
垣根「はぁ・・・大人しくしてれば二日くらいで治るだろ」
心理「ねぇ、どうやったらサンタさんはやってきてくれるかしら?」
垣根「うん、夏だから来ないと思うんだ」
心理「オーストラリアに行きたいな」
垣根「うん、今オーストラリアは冬なんだ」
心理「?サンタさんは冬に来るでしょ?」
垣根「うん、オーストラリアでは夏にサンタさんが来るんだ」
心理「」
心理「じゃあ、ここをオーストラリアにしてちょうだい?」
垣根「いや、無理っす」
心理「・・・あなたの愛の力はその程度なのね・・・」
垣根「愛にも限界があるわ!」
心理「上条君は美琴のためにだったらできるわよね?」
上条「え?あ、あぁ!!」
美琴「え、ウソ!?すごーい!!やってやって!!!」
上条「」
上条「あ、いや!!今のは言葉の綾で・・・」
美琴「なーんだ、つまんない」ブー
上条「なぁ、垣根・・・どうしよう?」
垣根「はぁ・・・ダメだ、俺には手に負えない・・・」
心理「ねぇ、なんでコッペパンはコッペパンなの?カレーパンじゃダメなの?」
垣根「コッペパンにカレーは入ってません」
心理「メロンパンにメロンは入ってないわよ?」
垣根「入ってるのもあるぜ?」
心理「」
心理「メ、メロン入りメロンパンがあるの!?」
垣根「あぁ、正直微妙だったけど」
心理「すごーい!!」
心理「じゃあ、食入りの食パンもあるのね!?」
垣根「」
垣根「いや、食ってなに?」
心理「え?」
垣根「え?」
心理「しょ、食入りの食パンはないの・・・?」
垣根「いや、食ってのは食べ物じゃないんだ・・・」
心理「え、じゃあ食用ウナギは食べ物じゃないの?」
垣根「いやいや、それは食べ物だ」
心理「?」
心理「ウナギってのは単語の食用形なの?」
垣根「連体形みたいに言うな」
上条(ダメかもわからんね)
心理「ねぇ、インディアンはウソつきなの?」
垣根「いや、ウソをつかないインディアンもいるぞ?」
心理「ウソつき」
垣根「」
垣根「なぁ、彼女にめちゃくちゃセクシーな声でウソつきって言われた」
美琴「当麻のウソつき」
上条「いい!!これいいですよ!!!」
心理「はぁ・・・おなか減ったわね・・・」
垣根「あぁ、そういやもうすぐお昼だな・・・」
上条「出前でいいか?」
垣根「なにサラっと奢ってもらおうとしてんだ」
上条「だって!!美琴との貴重なイチャイチャタイムをジャマされたんだぞ!?」
心理「そう、私はジャマだったのね・・・」シュン
上条「」
垣根「心理定規、俺はお前のこと愛してるからな?」
心理「うん、ありがと//」
上条「・・・俺って、そういう意味で言ったんじゃないんだ・・・」
美琴「わ、分かってるわよ!?」
上条「ははは・・・味方はお前だけだよ、美琴・・・」
美琴「泣かないで、当麻!!」
垣根「ま、出前でいいぞ」
心理「私はね・・・」
垣根「お前はおかゆだよ!」
心理「え、私っておかゆだったの!?」
垣根「いや、お前は人間だよ?」
心理「え、私は人間を食べるの?」
垣根「は?」
心理「え?」
上条「か、垣根が振り回されてる・・・」
美琴「すごいわね風邪のときの心理定規・・・」
垣根「はい、おかゆ」
心理「・・・色、白いわね」
垣根「おかゆだからな」
心理「・・・ベチャベチャしてる」
垣根「おかゆだからな」
心理「・・・熱い・・・」
垣根「・・・お、おかゆだからな?」
心理「・・・いただきまーす・・・」
上条「お、俺たちもおかゆでいいよ・・・」
心理「いいわよ、上条君たちは普通に食べてて」
美琴「でも・・・」
心理「みんながおかゆ食べたって私がよくなるわけじゃないでしょ?」
心理「だったら、普通に振舞っていて頂戴」
美琴(急に大人に戻ったわね)
垣根「・・・俺はおかゆでいいよ」
上条「え、でも・・・」
垣根「二人は出前とっとけよ、お礼だ」
心理「いいわよ、気を遣わなくても・・・」
垣根「うっせぇ!」
垣根「おかゆが食べたい気分なんです!」
美琴「垣根・・・」
心理「・・・あ、ありがとう」
垣根「なぁに、おかゆの美味しい食べ方を探したいだけだ」
垣根がおかゆを茶碗によそう
垣根「・・・醤油・・・かな?」
心理「え、梅を乗っけるのが普通じゃない?」
垣根「うーん・・・もうちょっとインパクトを出したい」
心理「インデックス?」
垣根「インパクトだ」
垣根「あ、チョコとか」
心理「ないわね」
垣根「でも、ライスチョコってあるじゃん」
美琴「・・・さすがに、ありえないわ」
上条「だって、めっちゃビチャビチャになるぞ?」
垣根「あぁ・・・見た目かぁ・・・」
心理「じゃ、イチゴジャムは?」
一同「ねーよ」
心理「」
垣根「ま、そのまま食うかな」
垣根がおかゆを口に運ぶ
垣根「あぁ・・・なんか懐かしい味だ」
美琴「懐かしい?」
垣根「そう、あれは俺が誰か拾ってあげてください、の段ボールに入っていた頃・・・」
上条「お前人間だろ」
垣根「やっと!!!やっとツッコミが来た!!」
心理「それでそれで!?」キラキラ
垣根「え、続けるの?」
垣根「あ、いや・・・ウソです」
心理「ウソつき」
垣根「」
上条「で、実際はなんで懐かしいんだ?」
垣根「飯を作るのてそいときとか、よくやってたから」
美琴「一人暮らしのとき?」
垣根「あぁ、だってすぐできるし」
心理「あぁ・・・熱い・・・」
垣根「・・・脱ぐなよ?」
心理「じゃあ着込むの?」
垣根「いや、それも違う・・・」
心理「じゃあ脱ぐの?」
垣根「無限ループは怖いからやめてくだされやぁ!!」
上条「あ、出前届いた」
美琴「食べましょう」
上条「・・・な、なんか申し訳ないな・・・」
美琴「そ、そうね・・・」
心理「あ、えんがわもーらい」
心理定規が美琴のえんがわを奪う
美琴「あ、ずるい・・・って心理定規?」
心理定規が涙ぐんでいる
心理「ワサビが鼻に・・・ツーンってきた」
上条「うわ、そりゃ痛いな・・・」
心理「ワサビのバカ!!もう知らない!!」
垣根「いや、なんでハイジなんだよ」
美琴「・・・心理定規、もう寝てなさい?」
心理「えぇ・・・そうするわ」
垣根「たまに素に戻るよな」
心理定規が寝室へと向かう
垣根「・・・はぁ、台風が去ったぜ・・・」
心理「タイフーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
垣根「聞こえなかった、俺には聞こえなかった」
上条「なんか、日ごろとまったく逆のキャラになってるよな」
美琴「ギャップが・・・ね」
垣根「あぁ、俺もビビった」
垣根「しっかし、なんで熱が出たかなぁ・・・」
上条「・・・冷えるようなことをしたとか?」
垣根「下ネタに持っていくな」
上条「なにゆえ!?」
美琴「冷えるようなことでしたんじゃない?」
垣根「いや、してないと思うぜ?」
上条「」
上条「はぁ・・・じゃ、夏風邪かな」
垣根「かもなぁ・・・」
美琴「そうね・・・この暑さだもん」
美琴が窓際に寄る
とても熱い陽射しが差している
こんな暑さでは、バテてしまっても無理は無い
美琴「・・・あれ?」
上条「ん、どうしたんだ美琴?」
美琴「・・・あれ見て」
美琴が外を指差す
垣根「なんだよ?」
上条「なんだなんだ?」
二人も窓際に向かう
その外では
心理「ゴロニャーン♪」
心理定規が猫と戯れていた
垣根「は!?さっき寝るって二階に行ったよな!?」
上条「どっから出たんだよ!?」
美琴「と、とりあえず回収するわよ!!」
三人が庭へ向かう
猫「にゃーにゃー♪」
心理「あははー・・・可愛いなぁ♪」
猫「アンタのほうが可愛いぜ」
心理「わぁ!しゃべった!」
猫「にゃーん♪」
心理「ゴロニャーン♪」
垣根「おい!!熱があんのに外に出たらダメだろうが!!」
心理「あ、垣根じゃない」
美琴「猫!!猫可愛い!!」
上条「お前も混じるな!」
垣根「あれか!?実はお前ら二人隠れてボケの練習してただろ!?」
心理「なに言ってるのあなた?」
垣根「」
上条「・・・とにかく、帰ろう」
心理「えー」
垣根「帰ったらキャンディーあげるから」
心理「帰りましょう!」
美琴「・・・子供になってるわね」
心理「でも美琴には言われたくないわね」
美琴「」
垣根「ざまぁ」
上条「・・・さて、帰って来ましたよ」
垣根「心理定規、お前は風邪ひいてるんだから・・・大人しくしてないとダメだぞ?」
心理「だって、つまんないじゃない・・・」
垣根「大人しく寝てなさい!」
美琴「そうよ、休養が一番よ?」
心理「うぅ・・・」
心理定規がつまらなそうに頬を膨らませる
垣根「はぁ、じゃあ昔話してやるよ」
心理「浦島太郎がいい!!」
垣根「分かった分かった」
心理「かなりドロドロさせて」
垣根「おかしいだろ、まぁいいぜ」
上条「大丈夫かよ・・・」
垣根「むかーしむかしある泥沼に」
美琴「そっちのドロドロじゃないでしょ」
垣根「むかーしむかし、あるところに、浦島太郎がいました」
垣根「浦島太郎には二人の恋人がいました」
上条「うわ、ドロドロ・・・」
垣根「ディスプレイの中に」
美琴「二次元ね」
垣根「ある日、海辺を歩いていると」
垣根「ギャングがカメをいじめていました」
垣根「浦島太郎は激怒しました」
垣根「おいおい待てや兄ちゃん達、そのカメは必死に生きておるんじゃよ!」
垣根「浦島太郎は言いました」
心理「うんうん」
垣根「アンタらみたいに力があるわけじゃない」
垣根「それでも必死に生きてる、と」
上条「おぉ!」
垣根「俺は、アンタらみたいに弱いものいじめをするヤツは許せない!」
垣根「成敗いたす!!」
垣根「浦島太郎が言ったとき、ギャングは一言言いました」
美琴「・・・」ドキドキ
垣根「WHAT?」
垣根「なんということでしょう、日本語では通じませんでした」
垣根「なぜか、浦島太郎はギャングに連れて行かれました」
垣根「ギャングたちは何かを話しています」
垣根「しかし、浦島に英語は分かりません」
上条「な、なんだか怪しい雲行きだな・・・」
垣根「そうこうしているうちに、浦島の足にはコンクリがくくりつけられてしまいました」
美琴「し、沈められちゃうの!?」
垣根「浦島は思いました」
垣根「コンクリよりも、命は重いのに、と」
心理「あんまり上手くないわね」
垣根「あぁ、なんということか」
垣根「たった一匹のカメを助けるために浦島は殺されるのです」
垣根「悲しくなりました、涙が出てきました」
美琴「ど、どうなっちゃうの?」
垣根「ついに、浦島の体が海に投げ出されました」
上条「!!ヤバイだろ・・・」
心理「ドロドロね・・・」
垣根「どんどん沈んでいく浦島の体」
垣根「しかし、急に体が軽くなりました」
垣根「なんと、コンクリと自分を繋いでいたヒモが切れていたのです」
上条「え!?なんで・・・」
垣根「浦島が辺りを見回すと」
垣根「一匹のカメがいました」
垣根「カメは言いました、ヒモを切ったのは自分だと」
垣根「助けてもらったお礼です、ついでに竜宮城へ連れていきます、と」
垣根「浦島は驚きました、竜宮城があるだなんて」
心理「うん、たしかに信じにくいわね」
美琴「まさか、ワナ!?」
垣根「しかし、カメについていくと・・・」
垣根「本当に、竜宮城はありました」
垣根「浦島はエンジョイしました」
垣根「女達を抱きました」
垣根「なぜか男も抱きました」
上条「ドロドロだな」
垣根「それから、二年が流れました」
垣根「窒息はしませんでした」
美琴「そういうのはいいから」
垣根「浦島は、自惚れていました」
垣根「自分は素晴らしい人間だと」
垣根「ですが、別れは訪れます」
垣根「さすがに地上に帰ることにしました」
上条「あぁ、そうか・・・」
美琴「このあと・・・」
垣根「しかし、女達は許しませんでした」
心理「え?」
垣根「あの夜は忘れられないわ!!」
垣根「もっと抱いてよ!」
垣根「みんな、口々に言います」
上条「う、うわ・・・」
垣根「帰る場所はここなんでしょ!?」
垣根「もう、ずっとここにいてよ!!」
垣根「泣きつかれました」
心理「・・・どうするの?」
垣根「しかし、浦島は言いました」
垣根「グッバイ、ハニーたち」
垣根「俺はたしかにここも好きだ」
垣根「女はいる、食い物はある」
垣根「綺麗な姫さんだって、ちゃんといる」
垣根「でもダメなんだと」
垣根「見ろよ、ここは深い海の中だ」
垣根「光は届く、呼吸もできる」
垣根「だが」
垣根「空が見えない、と」
上条「おぉ!!」
美琴「浦島・・・やるわね」
心理「カッコイイ・・・!」
垣根「浦島は帰りました、自分の故郷へ」
垣根「でも、そこは」
上条「未来の世界・・・だっけ?」
美琴「時間が経ってたのよね・・・」
垣根「いや」
垣根「二次元でした」
心理「」
垣根「やっと二次元にいけました」
垣根「めでたしめでたし」
上条「いや・・・意味がわかんない」
美琴「なんで?なんでなの?」
垣根「はい、ここまで」
垣根「寝れたか?心理定規」
心理「寝れないわよ」
垣根「さて・・・そろそろ夕方だし、上条たちは帰りな」
美琴「えぇ、お大事にね」
上条「垣根、看病してやれよ」
垣根「当然だろ」
二人が家から出て行く
心理「・・・二人だね」
垣根「あぁ」
また、二人だけになった
垣根「はーあ、なんか疲れた・・・」
垣根は一人、風呂で溜め息をついていた
今心理定規は部屋で寝ている
垣根「あぁクソ・・・ボケたかったのにボケられなかった・・・」
垣根「第一・・・俺は看病とか苦手な・・・」
そのとき
ガチャリと扉が開いた
心理「垣根・・・いる?」
垣根「」
垣根「なぁ、なんで来たの?」
心理「さ、寂しかったのよ・・・」
垣根「寝てたよな?」
心理「起きたのよ、さっき・・・」
垣根「はぁ・・・まぁいいや」
垣根がさらに深く溜め息をつく
いまさら帰れというのも可愛そうだ
それに、高熱のせいで汗をかいているだろう
垣根「ほれ、さっさと体洗いな」
垣根が浴槽の中へ入る
垣根「?洗わないのか?」
心理「・・・洗って」
垣根「ワーオ、ピンクな雰囲気の心理タソですね」
心理「・・・体、だるいのよ」
垣根「それだけか?」
心理「そ、それだけよ」
少し心理定規が顔を赤める
垣根「はぁ・・・さっきから疲れることばっかだ」
めんどくさそうに、垣根が立ち上がる
心理「洗ってくれるの?」
垣根「そりゃ、お前のためならな」
垣根がタオルを手に取る
垣根「って・・・頭からがいいか?」
心理「どっちでもいいわよ・・・」
垣根「じゃ、洗うな」
垣根が心理定規の体を洗い始める
心理「はぁ・・・快適」
垣根「ま、熱のせいで汗とかかいてただろうからな」
心理「ホント、災難よ・・・」
垣根「夏風邪だろうな」
垣根が苦笑する
心理「・・・もし、もしもよ?」
垣根「ん、なんだよ?」
心理「・・・こう、重い病気だったら・・・どうしようかしら」
垣根「うーん・・・看病してやるよ」
心理「治らない病気だったら?」
垣根「んなもん、とっくにかかってるだろ」
心理「あら、恋の病?」
垣根「そういうことにしとけ」
垣根「安心しな、ここは学園都市だぜ?」
心理「えぇ・・・そうね」
心理定規が笑う
心理「ごめんなさいね、いきなりヘンなこと言い出して」
垣根「風邪のときはそんなもんだろ」
昼間は困ったけど、と垣根がつぶやく
心理「昼間は・・・その、テンションがおかしかったのよ」
垣根「あぁ、おかしすぎた」
心理「でも、いいでしょ?」
垣根「いや、よくないだろ・・・」
心理「弱った女の子は嫌いかしら?」
垣根「いつものクールなお前がいいな」
心理「あら素敵」
垣根「ほれ、流すからな」
垣根がシャワーで心理定規の体を流す
垣根「次は髪・・・って、俺が洗っていいのか?」
心理「あら、別に構わないわよ?」
垣根「お前って髪とかこだわってそうだろ?」
心理「そうでもないわよ」
垣根「でもよ、結構綺麗だぜ?」
心理「ありがとう」
垣根「・・・じゃ、失礼して」
垣根が心理定規の髪に優しくシャンプーをつける
自分の頭を洗うときの何倍も丁寧に洗っていく
心理「あら、上手じゃない」
垣根「丁寧にやってんだよ、感謝しろ」
心理「ふふ・・・ありがと」
垣根「・・・なぁ心理定規」
心理「なに?」
垣根「・・・早くよくなれよ」
垣根「お前が辛そうだと俺も辛いんだしさ」
心理「・・・えぇ、善処するわ」
垣根「また抜け出したりするなよ?」
心理「あれはテンションがおかしかったのよ」
垣根「だったな」
垣根「・・・さて、洗い終わったな」
心理「風邪のときは浴槽はダメよね・・・」
心理定規が少し残念そうに言う
垣根「・・・ちょっとならいいんじゃないか?」
心理「そうかしら・・・」
垣根「俺が決めた」
心理「あら・・・じゃ、そうしておくわ」
心理定規が浴槽に浸かる
しかし、垣根は入らなかった
心理「あら、もういいの?」
垣根「あぁ、いい」
その代わり、垣根は浴槽の縁に寄りかかるようにして座る
垣根「・・・」
心理「・・・どうしたの?」
垣根「なんかさ、お前が元気ないとつまんないよな」
垣根「俺のボケをさばけるのはお前だけだし」
垣根「俺とデートできんのもお前だけだし」
垣根「俺にキスしていいのはお前だけだし」
垣根「俺が好きだって言いたいのはお前だけだし」
垣根「ぜーんぶ、お前だけだ」
心理「・・・そうね」
垣根「だから、お前が弱ってたら困るんだよ」
垣根「早くよくなって、構ってくれよ」
垣根「退屈すぎて死にそうだ・・・」
垣根がうがー!と叫ぶ
心理「もう・・・善処するって言ったでしょ?」
垣根「うーん・・・ま、そうだな」
二人がクスクスと笑う
心理「・・・それじゃ、あがりましょう」
垣根「あいよ」
心理定規が浴槽から立ち上がる
少しフラフラとしている彼女の肩に、垣根は腕を回す
垣根「滑らないようにな」
心理「えぇ、分かったわ」
注意深く、二人は出口へ向かった
垣根「ほれ、ドライヤー・・・って俺が乾かすのか」
心理「当たり前でしょ」
垣根「うぜー」
垣根が文句を言いながらドライヤーのスイッチを入れる
学園都市製の、マイナスイオンが出ることによってなんたらかんたら、みたいなドライヤーだ
垣根「じゃ、いっきまーす」
垣根「熱くないか?」
心理「えぇ、ちょうどいいわよ」
垣根「ふーん」
垣根が心理定規の髪を乾かしていく
本当に綺麗な髪だった
垣根「・・・なぁ、聞こえるか?」
心理「・・・聞こえないほうがいいの?」
垣根「そうかも」
心理「なら、聞こえないわ」
ドライヤーの音が部屋に響く
垣根「・・・弱ってるお前は可愛いかもな」
垣根「甘えてきて、素直で」
垣根「普段のお前は少しそっけないし」
垣根「ツンツンしてて、ちょっととがってる」
垣根「・・・ま、そういう女だからな」
心理「・・・」
垣根「でもよ」
垣根「俺が惚れたのは、そんなにツンツンしててそっけない、お前なんだぜ?」
垣根「他のどんな性格でもねぇ」
垣根「輝いてんのかはわからない」
垣根「でも、そこにはたしかに灯りが灯ってるのさ」
垣根「・・・聞こえるか?」
心理「聞こえないわよ」
垣根「・・・結局、俺は普段のお前が好きだ」
垣根「今のお前ももちろんいいけどな」
垣根が苦笑する
垣根「・・・今日はさ、お前が風邪だから外は飛べないけど」
垣根「きっと、夜空は綺麗だと思う」
垣根「・・・これからもそうだと思う」
心理「・・・」
垣根「だからさ、ずっと夜空が綺麗である限り」
垣根「俺は、お前と羽ばたいてたいんだ」
垣根「太陽には届かないけどさ」
垣根「あの夜空になら届く気がする」
垣根「・・・俺たちの、闇も紛れることができるからさ」
垣根「ダメかな」
心理「・・・聞こえないわよ?」
垣根「おっと、そうだったな」
垣根「・・・俺は、ずっとお前を抱きしめてたい」
垣根「だから、一つお願いだ」
垣根「治ったら、俺と一緒に飛んでくれないか?」
心理「聞こえないわよ、バカ」
垣根「顔、赤いじゃねぇか」
心理「・・・それも聞こえない」
垣根「ふーん」
垣根「・・・」
心理「垣根」
垣根「んー?なんだ?」
心理「 」
垣根「?聞こえなかったんだけどさ」
心理「!・・・もういいわよ」
垣根「あっそ」
垣根が心理定規の髪を撫でる
ちゃんと乾いているようだ
垣根「じゃ、お終いな」
心理「ありがとう」
心理定規が微笑む
垣根「・・・少し早いけど寝るか」
心理「えぇ・・・そうね」
垣根「じゃ、おやすみ・・・ってどした?」
心理「ううん・・・風邪だからキスはできないわね」
垣根「あぁ、なんだよ」
垣根が心理定規のおでこにキスをする
垣根「これでいいだろ?」
心理「・・・おでこ、熱い」
垣根「そりゃ風邪のせいだ」
心理「おやすみ、垣根」
垣根「おう、おやすみ」
二人がベッドに入る
垣根(・・・っと、忘れてた)
垣根「おい、心理定規」
心理「?なに?」
垣根「抱きしめとくに決まってんだろ」
心理「!!」
心理「・・・聞こえてたのね」
垣根「はぁ?俺が言いたくなっただけだよ」
心理「・・・そういうことにしておくわ」
垣根「あぁ、そうしててくれ」
二人は眠りに落ちた
夢の中では
一人の青年と一人の少女が
優雅に空を飛んでいた
垣根「おはよう、どうよ?」
心理「もう治ったみたい」
体温計は平熱を示していた
垣根「もうか・・・夏風邪か?」
心理「なんだったのかしらね?」
二人が首を捻る
垣根「ま、だったら今日まではゆっくりしとけ」
心理「えぇ、そうするわ」
垣根「じゃあ・・・ん?」
垣根の携帯が鳴った
垣根「テクパトルか?なんだ・・・はぁ?」
心理「どうしたの?」
垣根「妹達が喧嘩してるから手伝ってくれってさ」
心理「あらら」
風邪編終了
いや、妹達喧嘩編はないw
質問コーナー
垣根「とあるラジオのイマジンマター!!」
上条「あ、戻ったな」
垣根「ダークブレイカーはなんか微妙だから」
上条「なるほど」
垣根「さぁ、今回は質問と、あとはこんなコーナーをご用意!!」
なぞかけしてよ
垣根「単語を一つ言ってくれ、俺たちの誰かがそれで謎掛けをする」
垣根「時計、て単語を出されたら」
垣根「肌、とといたりする」
上条「その心は?」
垣根「どちらもハリが重要だ、そんな感じで」
上条「ちなみに、答えてほしいキャラも選べるぞ!」
垣根「いってみよー!!」
エツァリ「では・・・風邪とかけまして」
エツァリ「イジメとときます」
垣根「その心は!?」
エツァリ「せきがなくなったらもう終わりでしょう」
上条「黙れ」
エツァリ「」
垣根「・・・」
心理定規タンの髪モフモフしたいお・・・
心理「あら、そこまでいいものでも・・・って垣根?」
垣根「ちょっと、行ってくる」
ショチトル「兄ちゃん!!にーちゃーーーん!!!!!」
美琴「やめなさい」
垣根「俺か・・・心理定規とかけまして!!」
垣根「航空会社とときます!!」
上条「その心は!?」
垣根「どちらも、アナがある・・・」
心理「あら、なにかしら?」ニコリ
垣根「」
テクパトル「俺か・・・妹とかけて」
テクパトル「常習犯とときます」
垣根「その心は!?」
テクパトル「いつかははんこうするでしょう」
上条「おー・・・」
ショチトル「つまらん」
垣根「あ、妹とかけて」
垣根「ミニスカとときます」
上条「・・・その心は?」
垣根「どちらも、ギリだとかなり・・・」
美琴「死ねぇ!!」
垣根「うぼぁ!!」
上条「リア充とかけまして・・・」
上条「漫才師とときます」
垣根「その心は!?」
上条「よく、ねたみます」
垣根「うわぁ・・・」
美琴「えっ!?」
では、キャラ物ばっかりの美琴さんにみなさんのおすすめ下着を教えてあげて下さい。
上条「うーん・・・最近はスポーツブラとかもしてるけどな」
黒子「ですが、ヒモとか・・・」
美琴「それはないから!!」
心理「黒は大人っぽくていいし、赤はセクシーよ」
ショチトル「NBNPでおk」
美琴「変態じゃない・・・」
番外「ミサカもスポーツブラ、好きだよ」
美琴「便利だもんね」
19090「ミサカは最近は白が多いです」
一同「はい?」
19090「いえ、白・・・」
美琴「テクパトルぅぅうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!」
テクパトル「なんでだよ!?」
上条「ん?」
皆さんになぞなぞだぜい
「ろおらほすを」という暗号が有ります。同じ規則性で動かすと日本語になります
誰も分からないと思います
垣根「あぁ、わかんない」
エツァリ「わかりはしませんね」
心理「まったく」
上条「え、わかりませ・・・」
美琴「わっかんなーい!!」ギュッ
上条(く、首絞めないで!!!)
上条「では・・・ひぐらしとかけて!」
上条「ゲームとときます!!」
垣根「うわ・・・その心は?」
上条「どちらもいっしょうが短いでしょう!!」
垣根「あ、美人とときます」
垣根「どちらも、きにとまるでしょう、とか」
美琴「それいいわね」
上条「」
美琴「で、では!!当麻とかけて!!」
美琴「剣道とときます!!」
垣根「その心は!?」
美琴「どちらもめんどうがつき物です!!」
心理「あら、上手」
上条「」
テクパトル「では・・・20000号とかけて!!」
テクパトル「オタクがエロ動画サイトを見つけたととく!!」
垣根「その心は!?」
テクパトル「どうせ、すぐまた開くでしょう!!」
20000「へぇ・・・」
テクパトル「」
御坂妹「では、本とかけて」
御坂妹「夫婦生活とときます」
垣根「その心は!?」
御坂妹「どちらもよめなきゃいけません」
19090「では、テっくんとかけて・・・濃いメイクの女性とときます!」
垣根「その心は!?」
19090「どちらもあさぐろいでしょう!!」
一方「木原くンとかけて・・・推理小説とときますゥ」
垣根「その心は!?」
一方「どちらもけいじが欠かせませン」
20000「おもちゃとかけて!!」
20000「モーツァルトとときます!」
テクパトル「?その心は?」
20000「どちらもしんどうが」
テクパトル「おい」
心理「ドレスとかけて大きな木とときます」
垣根「その心は?」
心理「どちらもねがはります」
ショチトル「エツァリとかけてギャルとときます」
エツァリ「その心は?」
ショチトル「すぐへんしんします」
黒子「根性とかけまして!」
黒子「カップルとときます!」
垣根「その心は!?」
黒子「どちらもこんきが重要ですの!」
美琴「あら、いいじゃない」
削板「次は対抗なぞかけだな!」
上条「恋人とかけて!」
上条「ワサビとときます!」
美琴「その心は!?」
上条「そばにいれたらいいでしょう!」
垣根「別にソバならてんかすでもよくね?」
心理「えぇ、そうね」
上条「」
削板「恋人とかけて!」
削板「殺人現場とときます!」
黒子「その心は!?」
削板「どちらもけっこんが気になります!」
垣根「お、いいんじゃないか?」
エツァリ「恋人とかけて」
エツァリ「濡れ衣とときます」
ショチトル「その心は?」
エツァリ「どちらもひにんしなきゃいけません」
美琴「さて、次は一方通行ね」
一方「だりィ」
エツァリ「」
一方「恋人とかけましてェ」
一方「電池を入れる場所とときますゥ」
番外「その心は?」
一方「ちゃンとむきあわなきゃいけませン」
垣根「・・・微妙・・・」
19090「若干ダジャレですね・・・」
テクパトル「では・・・恋人とかけまして」
テクパトル「運動神経抜群な学生とときます」
19090「その心は?」
テクパトル「いつかはけんたいが訪れます」
美琴「苦しいわね」
テクパトル「くそ・・・先に言えばよかった・・・」
垣根「では・・・恋人とかけて」
垣根「昔の服とときます」
心理「その心は?」
垣根「どちらもはかないでしょう」
美琴「うーん・・・これは・・・」
心理「誰かしらね・・・」
ショチトル「削板でいいんじゃないか?」
美琴「うん、私もそう思う」
心理「ベタだったけど、納得できたものね」
削板「やったー!!」
垣根「・・・恋人とかけてゴルフとときます・・・」
一方「その心は?」
垣根「どちらもあいが重要です・・・」
一方「つまンねェ」
垣根「」
垣根「じゃ、代表して俺が・・・」
垣根「カレーとかけて!!」
垣根「禁書SSととく!!」
心理「その心は?」
垣根「どちらもこうしんりょうが気になります!!!」
美琴「当麻、アイス食べるー?」
上条「サンキュー」
垣根「」
黒子「あら、わたくしですの?」
黒子さんって削板さんが他の人といい雰囲気になったら嫉妬するの?
黒子「えぇ、もちろんですの」
黒子「ですが、軍覇さんは浮気などされない方ですから」
黒子「わたくしは信じていますの」
削板「サンキュー!俺が愛してるのは黒子だけだ!」
黒子「//」
垣根「しっかし、このラジオ久々だよな・・・」
上条「たしか、学園都市のひそかなブームになってるんだっけ?」
美琴「だってLEVEL5が4人もいるラジオですもん」
テクパトル「・・・19090号とか番外個体のことにツッコまれないのは、声しか聞こえないからだろうが」
19090「ありがたいことです」
一方「しっかし、こンなラジオ面白いのかァ?」
エツァリ「視聴者になれば面白いのでは?」
単発ネタ
ステイル「・・・はぁ、緊張するな」
受話器を片手に、ステイルは溜め息をついていた
かける相手はインデックス
しかし、やはり彼は電話が苦手だ
顔を見合わせて話したいタイプだからだ
ステイル(・・・いるかな?)
無機質なコールが鳴り響く
実は、この時間が一番嫌いだった
相手が出ると、なんとなくは話せる
しかし、相手を待っている、この間は本当に辛い
出られなかったらショック、だが出たとしたらなにから話せばいいのか、なんて段取りを気にしてしまう
ステイル(落ち着け・・・)
イン『はい!こちらイン・・・じゃなかった!月詠なんだよ!』
ステイル「あぁ、インデックスかい?」
イン『ステイル!?ステイルなんだよね!?』
ステイル「そうだよ、元気そうだね」
イン『元気も元気なんだよ!』
電話の向こうから、甲高い声がする
彼女が、ステイルの思い人だ
名前はインデックスという
わけあって、昔の記憶を失っている少女だった
しかし、今はまた新しい思い出を作っている
ステイル「今度こちらに旅行にこないかい?」
イン『え、いいの!?』
ステイル「神裂と二人で話してね・・・」
ステイル「飛行機のチケットはこちらで手配できるから、どうかなと思って」
イン『ホント!?ホントなの!?』
ステイル「あぁ、君はウソをついたらすぐ拗ねるからね」
ステイルが笑う
イン『行く!楽しみなんだよ!』
ステイル「ちょうどそちらも夏休みだろう?いつがいいかな」
イン『すぐに行きたいんだよ!』
ステイル「じゃあ、あさってでどうだい?」
イン『うん!!よろしくなんだよ!』
ステイル「旅行の仕方・・・は分かっているか」
イン『もちろん!私は瞬間記憶能力を持っているんだよ!?』
ステイル「ははは・・・でも、安全ピンはいただけないな」
イン『そ、それは分かってるんだよ!!』
インデックスが顔を赤くしているのが目に浮かぶ
ステイル「じゃあ、詳しい話は・・・土御門は分かるかな?」
イン『うん、知ってるんだよ!』
ステイル「そうか、じゃあ土御門に聞いてくれ」
イン『うん!それじゃ、またね!!』
ステイル「あぁ、また」
通話が切れる
やっと
やっと、インデックスをこちらに招待できるのだ
ステイル(やった・・・やったぞ・・・)
ステイル「イノケンティウス!!!!!!!!!!」
イノ「チャッカマンちゃん、俺と結婚しよう」
ステイル「」
ステイル「何をしてるんだい?」
イノ「プロポーズだよ」
イノ「あーあー、お前もとうとう好きな子をこっちに呼んだか・・・そうか・・・」
ステイル「いや、なんでお父さんみたいな雰囲気なんだい?」
イノ「ヤっちゃうのか!?」
ステイル「んなわけないだろう」
イノ「かー!にっくいねぇ!!」
ステイル「君に相談がある」
イノ「またかよ・・・」
ステイル「その、こういうときはどこからいけばいいのかな?」
イノ「そりゃ、思い出の場所を回ってやりな」
イノ「頭じゃ覚えてなくても心じゃ覚えてるだろ」
イノ「いいじゃねぇか、もう一度同じ場所に行ったって」
ステイル「・・・そうだな」
イノ「そういうわけだ」
イノ「俺は寝る」
ステイル「ベッドが燃えるからやめてくれ」
ステイル「・・・はぁ、ドキドキするな・・・」
ステイル「・・・まずは、細かいスケジュールを組まないと・・・」
ステイル「うん、いい夏休みになりそうだ」
単発終了
いや、旅行はスケジュール組まないほうが楽しいですよステイルさん
質問コーナー
垣根「あー、ラジオ中におなか痛くなったらどうすんだろうな?」
上条「俺さ、急な腹痛って困るよな、って話してるときに腹痛来たことあるんだよ」
エツァリ「それは辛いですね」
テクパトル「頭痛は軽いのなら我慢できるがな・・・」
削板「腹痛って寒気するもんな」
一方「分かるわァ」
垣根「はぁ、アイスくれ」
上条「はいよ」
上条「え、俺か?」
上条さんへ
御坂さんと付き合ってる訳ですが、普段常盤台の学生からはどう思われてるのでしょうか?
皆さんもしも冥土帰しでさえどうしょうもない病気にかかってもしまったらどうしますか?
上条「そうだな・・・」
上条「たまーにすれ違ったりしたら・・・」
上条「なんか、笑われる」
上条「たぶん垣根のせいだ」
垣根「はぁ?」
上条「だってなぁ!!俺は別にそこまで面白い顔はしてねぇぞ!?」
垣根「あひゃひゃ!!ウニみたいな頭しやがって!!」
上条「うるせぇ!!がんばってオシャレしてんだよ!!」
垣根「部屋はどうせイカ臭いくせに!!」
上条「んなわけねぇだろ!!」
垣根「あー!!イカくせぇウニ男だ!!」
上条「不幸だぁぁぁぁ!!!!!」
美琴「あの先生も治せない病気になったら・・・か」
ショチトル「私は諦めるな」
エツァリ「おや、未練はないのですか?」
ショチトル「愛されたという過去が消えるわけじゃないしな」
心理「私は・・・ま、今まで通り生活すると思うわ」
一方「俺は別に興味ねェな」
番外「ミサカは意外と落ち込むかも」
削板「うーん・・・俺は想像できないな」
黒子「たしかに軍覇さんがそんなことになってるのは・・・」
19090「想像できませんね、とミサカは苦笑します」
テクパトル「俺は解決方法がなかったら、19090号とずっと一緒にいたいな」
19090「//」
垣根「ま、恋の病も治らないけどな」
上条「そうかもなぁ」
ショチトル「お、クッキーあるじゃんか」
番外「いっただきまーす」
垣根「?これ誰が買ってきたんだ?」
テクパトル「あぁ、俺だよ」
上条「サンキュー」
テクパトル「バイト先でちょっと買ってきただけだからさ」
美琴「コンビニのバイトだっけ?最近どうなの?」
テクパトル「立ち読みばっかする超電磁砲がいる」
美琴「・・・あそこ、アンタも店員だったのね・・・」
テクパトル「あと、一方通行はよくコーヒー買いに来るな」
一方「あァ、あそこが近いンだよ」
ショチトル「ほう、一方通行の家から近いのか」
テクパトル「あと、前に上条は女の子の財布拾ってあげてたよな」
上条「?あぁ、あのときか」
美琴「・・・」
心理(あーあ・・・)
垣根(楽しくなってきたでござる)
美琴「なんで当麻はいっつも女の子ばっかり助けるの!?誑し!!」
上条「えー!?いやいや、男だってたまには助けますよ!?」
美琴「見たこと無いわよ!」
上条「あ、あれだよ!!たまたまいっつも女の子・・・」
美琴「あー!!これだからフラグ体質は!!」
上条「で、でも愛してるのは美琴・・・」
美琴「彼女としては不安なの!!」
美琴「もしもめちゃくちゃグラマラスなお姉さんがお礼をしたいとか言って!」
美琴「ホテルとかに連れ込んだら・・・あぁ!」
上条「そんなことねーよ!!」
美琴「当麻ならありえるのよ!!」ウガー!!
上条「と、とにかく!!」
上条「財布はちゃんと拾ってあげよう!」
テクパトル「ごまかすな」
垣根「あー・・・しかし暑いな・・・」
心理「はい、スポーツドリンク」
垣根「サンキュー」
垣根「あ、そういえばこの前のお前・・・」
心理「この前?」
垣根「風邪引いたときだよ」
心理「あぁ・・・あれね・・・」
垣根「あのときのお前、可愛かったって意見がけっこうあったぞ」
心理「あら、どこがよかったのかしら?」
垣根「ゴロニャーンあたりじゃないか?」
心理「じゃ、このラジオのあいさつ変えましょうよ」
垣根「えー、ゴリラゴリラじゃなくなんのか?」
心理「えぇ、ゴロゴロニャンニャンゴロニャンニャン、でいいじゃない」
垣根「媚売ってるみたいだな」
心理「そう?」
垣根「じゃ、やってみるか?」
心理「えぇ」
垣根「ゴロゴロニャンニャン♪」
心理「ゴロニャンニャン♪」
垣根「終わってるだろ」
心理「あら、視聴者のみなさんはどう思う?」
垣根「ほら見ろ!!微妙だってよ!!ざまぁざまぁwww」
心理「・・・」ウルウル
垣根「」
垣根「あ、いや・・・ほら、映像つきだといいんだろうけどさ」
心理「・・・分かったわよ」
心理「ゴリラゴリラー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
美琴「自棄ね」
美琴「あ、垣根じゃなくて私と心理定規でよくない?」
心理「じゃ、やってみる?」
美琴「うん」
美琴「ゴロゴロニャンニャン♪」
心理「ゴロニャンニャン♪」
美琴・心理「ニャーン♪」
垣根「もういいよ、媚売るなよ」
垣根「しかし、心理定規ってけっこう人気なのな」
心理「あら、そうかしら」
上条「青ピも可愛いって言ってたし」
心理「・・・寒気がしたわ・・・」
上条「そ、そうだな」
ショチトル「ま、みんなそれぞれ良さがある」
垣根「うーん・・・なぞかけって難しいな」
上条「まぁ、即興で考えるのはあれだしな」
美琴「簡単なお題とそうでないのがあるもんね」
心理「頭がいいと有利そうね」
黒子「お姉さまはピッタリですの!」
美琴「えー、でもこの中で一番頭いいのは・・・」
一方「あァ?」
一同「ねーわ」
一方「」
垣根「・・・え?」
上条「・・・マジ?」
ゴr(ryをやった美琴と心理を想像してみたけどけっこう良かったわ
もう次からとあるラジオのレールハートで良いんじゃないかな?
心理「ほら見なさい」
美琴「可愛いは正義よ!」
心理「ふふ、これで今度からレールハートが・・・」
上条「・・・そっか、終わるんだな・・・イマジンマター」
美琴「え」
垣根「はは・・・懐かしく思い出が蘇ってくるな・・・」
上条「いっつも、最初の台詞は二人で考えたっけ?」
垣根「あぁ、ああじゃないこうじゃないとか言って・・・」
上条「できた台詞も案外微妙だったよな・・・」ハハハ
垣根「でもさ、俺たちの進行が好きってお便りをもらえて、めちゃくちゃ喜んだこともあったよな」
上条「そうそう、忘れもしないな・・・」
垣根「その夜は、二人で泣きながら声出ししたっけ?」
上条「・・・でもさ、世間が求めてるのは萌えなんだよ」
上条「・・・可愛さ、なんだよ・・・」
垣根「そうだな、いつかは終わるもんだ・・・」
上条「俺たちの努力より、可愛さが強かったってだけだよな」
垣根「あぁ、俺たちの努力なんてしょせんそんなもんだったのさ」
美琴「ど、どうするのよこれ・・・」
心理「盛大なボケね」
美琴「じゃ、じゃあ!四人でやりましょうよ四人で!!」
心理「そうね、じゃあ・・・」
心理「レールブレイカーダークハート、とか?」
垣根「ちょっと待てよ、なんで俺たちがサブみたいになってんだよ」
心理「そう?じゃあイマジンハート」
垣根「お前と上条ができてるみたいだろうが!!」
心理「じゃあ、ダークガン」
垣根「すまん、厨二はやめろ」
心理「・・・四人だから・・・」
心理「とある科学の四人組(トリオ)」
垣根「カルテット、だぞ?」
心理「・・・あ、え?」
垣根「え?」
垣根「みんな、今心理定規は恥ずかしさのあまり少し篭ってるけど気にしないで」
上条「やっぱ、萌えもいいと思う」
美琴「当麻のバカ!!心理定規がいいのね!?」
上条「い、いや!!そういう意味じゃ!!」
垣根「ま、イマジンマターでいこうぜやっぱり」
垣根「だって、御坂と心理定規じゃどっちもツッコミだし」
上条「あ、たしかに」
垣根「そうだなぁ・・・」
垣根「ドキッ☆初恋よりも蜜の味♪」
垣根「そこは違う穴だよぉ//」
垣根「お前はもう聞いている!!」
垣根「とあるイ・・・ラジオのイマジンマター!」
垣根「ポロリもあるよ!」
垣根「ってな感じでいいかな」
上条「いろいろツッコみたいな」
垣根「ん、新しい意見だな」
土御門「ドキッ☆初恋よりも蜜の味♪」
海原「そこは違う穴だよぉ//」
結標「お前はもう聞いている!!」
一方「とあるイ・・・ラジオのイマジンマター!」
☆「ポロリもあるよ!」
これでも良いと思うんだ
海原「おや、ここは・・・?」
美琴(げ、本物・・・)
エツァリ(これはまずいですよね・・・)
海原「おや、御坂さん、こんにちは」
美琴「え、えぇ・・・」
海原「しかし、このセットは・・・」
垣根「ヘイボーイ!!」
海原「・・・は、はぁ?」
垣根「今日のお空はぴーかんだべ!?」
海原「あ、あの・・・」
垣根「やっべぇ!!犬神家が三権分立でクラウチングスタートしたってよ!!」
垣根「ちょべりばー!!」
海原「あ、あの・・・この方は?」
美琴「・・・えっと、その・・・」
垣根「拙者、姿三四郎と申すもの!」
垣根「東に行けば女が叫ぶ!」
垣根「西へと向かえば陽が沈む!」
垣根「南へ歩けば明日が見える!」
垣根「北へと進めば心が躍る!」
垣根「男が背中に背負ったものは!」
垣根「いつかは両手で抱きしめるもの!」
垣根「空があんなに高いのは!」
垣根「俺らが上を見上げるよう!!」
垣根「遠からん者は音にも聞け!近くば寄って目にも見よ!!」
垣根「やぁやぁ我こそは、垣根帝督なり!!」
海原「」
上条「お、おい垣根・・・」
垣根「ちっ、ツッコミできねーのかよ」
心理「初対面であれは無理よ普通」
垣根「なんだよ!どうせ童貞なんだろ!?」
海原「?」
垣根「そこはどどどどどど・・・どっどどどどーどどどーどどどー!だろ!」
海原「はぁ・・・」
垣根「あー、もうダメだこいつ」
海原「で、では自分はこれで・・・」
垣根「帰れ帰れ」
垣根「あーくそ!!空気が変わったじゃねぇか!」
垣根「おばあちゃんのバッキャロー!!」
ショチトル「うん、オレンジジュース美味い」
エツァリ「あーん」
ショチトル「できないからな」
上条「あぁ・・・しっかし、本当に暑いな」
美琴「冷蔵庫の中で暮らしたくなるわよね・・・」
上条「分かる・・・」
美琴「ねぇ、アイスもう一本食べたいー」ウダー
上条「俺も食べよう」
アレイ「い、いやん//私の中にスティックが入ってるのよ//」
上条「黙れ」
アレイ「ほれ、グレープとソーダとオレンジとバニラとカレーから選べ」
上条「美琴、白熊でいいか?」
美琴「うん、白熊でいいわよ」
アレイ「」
アレイ「なぁ、テクパ・・・」
19090「テっくん、あーん♪」
テクパトル「あーん」
アレイ「」
アレイ「・・・なぁ、テクパトル」
テクパトル「あーん・・・ってなんだ、お前いたのか」
アレイ「なんで19090号とあーんをしてるの?」
テクパトル「いや、俺たちは恋人だし・・・」
アレイ「いや、そうじゃなくて何で私の前でするのか、と・・・」
19090「別に見せ付けてるわけじゃないですよ?」
アレイ「でも、ねたましいじゃん」
アレイ「だって、目の前でカップルがイチャイチャしてたらうらやましいじゃん」
アレイ「あ、あの彼女可愛い・・・でも夜は喘いでるんだろうな、なんて考えちゃうじゃん」
テクパトル「黙れ童貞」
アレイ「」
アレイ「い、いやお前も童貞・・・」
テクパトル「ん?」
アレイ「」
アレイ「あれ、もしかして・・・」
19090「テっくん、あーん♪」
テクパトル「あーん」
アレイ「」
アレイ「・・・裏切ったのは過去だけだった」
アレイ「私はそう思っていた」
アレイ「まさか、目の前の今にさえ裏切られるとは」
アレイ「・・・」
アレイ「・・・扇風機さんは未だにクールだしなぁ・・・」
垣根「なんだ、お前彼女ほしいのか」
アレイ「まぁ、扇風機さんがいいな」
垣根「ふーん」
垣根「ところでグレープジュースくれよ」
アレイ「相談には乗ってくれないんだ」
一方「なァ、ラジオって他にどんなことやるンだ?」
垣根「あれだ、曲かけたり」
上条「あ、じゃあいい曲知ってるぞ」
垣根「ゼロからの逆襲はなしな」
上条「」
心理「あら、図星ね」
垣根「しっかし、最近の音楽はなかなかいいのがないよな」
上条「売り上げだけを気にしてる感じなのが多いよな」
美琴「うんうん・・・」
心理「昔はよかった、ってのは少し言い訳っぽいけどね」
垣根「実際そうだろ」
番外「ミサカはあんまし詳しくは分からないな」
垣根「そりゃ生まれてまだそんなには経ってないからな」
削板「俺は、熱いのが好きだな」
黒子「あぁ、怪傑ズバットとかですの?」
削板「そうそう」
美琴「渋いわね・・・」
垣根「すばっとかいけつー」
心理「私は、垣根がいつも聞いてるのとかをたまに聞くわね」
上条「垣根ってなにが好きなんだっけ?」
垣根「俺はいろいろ聞くけどな」
垣根「ちなみにウータンではメスが好きだ、ていうか全員大好きだ」
上条「?」
テクパトル「まぁ、1stがすごすぎただけに2ndからはきつくなったけどな」
垣根「あー、それはあるな」
垣根「あれだ、RUN DMCもいいよな」
テクパトル「スーパスターは未だに履いたりするな」
テクパトル「ま、最近はアメリカのもつまらないよな」
垣根「リルウェインとか50centとかどこがいいのかわからんな」
上条(ファ、ファンのみなさんゴメン!)
美琴(わ、私は知らないけどきっと好きよ!?)
垣根「あと、ハービーのrock itとか」
テクパトル「あれは有名だな」
垣根「日本なら・・・安全地帯は昔はよかったな」
テクパトル「今は問題起こしすぎだけどな」
垣根「昔の音楽は心打たれるよな・・・」
テクパトル「あぁ・・・」
一方「なァ、それよりブラックサバスの話しようぜ」
垣根「は?」
一方「アイアンマンいいよなァ」
垣根「あ、そういえば」
垣根「RAHZELが昔ビートボックスでアイアンマンやってたよな」
テクパトル「あぁ、あれはおかしかったな」
垣根「重低音がやばいよな」
テクパトル「だよな」
一方「分かる分かるゥ」
新スレ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311506386/
垣根「っと、語るのもいいけどラジオもな」
上条「っていうか、みんな置いてけぼりだぞ」
心理「まったく、その通りね・・・」
ショチトル「うむ、ラジオラジオ」
垣根「・・・ラジオって、いったい何をするんだ?」
上条「あれ、デジャヴ」
美琴「こう、お便り以外はなにもないわね」
黒子「仕方ありませんの」
心理「そういう簡単なのがいいんじゃない?」
垣根「そうかもな」
垣根「しかし、暑いな・・・」
上条「そうだな・・・」
垣根「こう、暑いとあれだな、歌いたくなるな」
美琴「カラオケはなしよ」
心理「えぇ、そうね」
垣根「・・・」
垣根「な、なんかについて語りましょうかみなさん」
テクパトル「下手に出ても意味ないからな」
垣根「」
上条「・・・そういえば、削板はまたいちだんと黒くなったな・・・」
削板「そりゃ、毎日走ってるからな!」
上条「ふーん・・・ジムとかも通ってるのか?」
削板「最近は少し疎かになってるけどな」
美琴「あら、そうなの?」
削板「みんなとの生活も大切だからな!」
垣根(うっわ、いい話)
黒子「ですが、軍覇さんって毎日ずーっとジムにいるイメージがありますの」
削板「ん、そうか?」
美琴「うんうん、常に筋トレしてます、みたいな」
一方「俺はそういうのわかンねェけどな」
番外「あなたはガリガリ・・・」
一方「あァ?」
番外「こっわーい、テっくん!」ギュッ
テクパトル「いや、いつもはテクパトルって・・・」
一方「テクパトルゥゥうううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テクパトル「えぇ・・・」
テクパトル「・・・暑いな」
19090「また、みんなで海に行きたいですね・・・とミサカはつぶやきます」
心理「あら、いいわね」
上条「俺と美琴の旅行が終わってからでいいか?」
垣根「あぁ、いいぞ」
上条「そっか、よかった」
垣根「待て、旅行だと?」
上条(しまっ・・・!)
一方「あァ?」
テクパトル「俺たちか」
ある日20000号が森を散歩していると足を滑らせて泉に落ちてしまいました
すると泉から女神様が現れてこう言いました
「あなたの目の前で泉に落ちたのは
1.いつもどおり変態の20000号
2.変態成分ゼロの綺麗な20000号
3.変態な振りをしているだけの実は乙女な20000号
どれでしょうか?」
さて、あなたはどの20000号を選びますか、なお性格以外はすべて前の20000号のものを引き継ぎます
テクパトルと一方通行にそれぞれ一人ずつ差し上げましょう
ただし、他の人が選んだ20000号は選べません
P.S
あまった20000号は初期化の上>>1に差し上げます
一方「俺は2だな」
一方「だってそォだろォが」
20000「ひっでぇ!!でもMなミサカにゃたまらんよセロリたん!」
一方(聞こえてンだよ・・・)
テクパトル「・・・俺か・・・」
一方「もォ2は無理だぜ」
テクパトル「・・・」
テクパトル「じゃ、1で」
上条「お、いつも通りか」
テクパトル「あぁ、そうだな」
垣根「なぜ?」
テクパトル「だって、20000号は20000号だろ?」
テクパトル「変態といわれても仕方ないヤツだ」
テクパトル「たしかに、少しそういうことを求めすぎてるし」
テクパトル「でも、めちゃくちゃ根はいいヤツだからさ」
テクパトル「今の個性を失った20000号は20000号じゃないさ」
テクパトル「俺は、今のあいつが家族だと思うし」
19090(カッコイイです・・・)
20000(やべ、濡れた)
テクパトル「それに、20000号はあれで結構純粋だぞ?」
美琴「え、そうなの?」
テクパトル「前に、猫を見つけたときも・・・」
20000「テっくん、あいつって何食べるかな?」
20000「ちょっとミサカ買ってくるよ」
20000「おなか空かせてんだよ、かわいそうじゃん」
20000「捨てたのは人間だろ、だったら拾うのも人間であろうぜ」
テクパトル「って言ってたし」
一方「・・・わりとまともなンだな」
テクパトル「みんなが思ってるほど悪いヤツじゃないさ」
垣根「でも、お前オカズにしたことあんだろ?」
テクパトル「・・・それは、言ってやるな・・・」
テクパトル「イメージしやすい男が俺だけだったんだろ、うん」
19090「むむ、それは許せませんね、とミサカは20000号に少し怒りを覚えます」
エツァリ「やはり、変態ですね」
一同「黙れ歩くエロ本」
エツァリ「」
テクパトル「しかし、ミサカたちってみんなそれぞれ個性がすごいよな」
美琴「・・・でも、完全に見分けられるのはアンタだけよ」
テクパトル「まぁ、親みたいなもんだしな」
番外「やーん、テっくんカッコイイー♪」
テクパトル「お、おい・・・」
一方「・・・打ち止めがいるからいいですよォ」
番外「ヤキモチ!?ヤキモチか!?」キラキラ
一方「・・・うるせェ・・・」
垣根「ん、これか・・・」
御坂美琴が一つだけ何でも言う事聞いてくれる権利
を、もし手にすることが出来るとしたら皆は何を頼む?
あ、上条さんはいつでも好きに頼めるだろうから上条さん以外の男性陣女性陣全員に聞いてみたい
垣根「・・・そうだな、まぁ脱げとか」
美琴「」
心理「私は一緒に買い物かしら」
黒子「わ、わたくしは一緒に夜を・・・」ウヘヘ
エツァリ「自分は、普通にお茶でいいですよ」
一方「俺は・・・もォ一度詫びたいな」
番外「ミサカは、抱きしめてほしいかな」
削板「俺は一緒に黒子について語りたいな!」
ショチトル「私はどっか旅行したいな」
19090「ミサカは・・・頭をナデナデしてほしいです・・・//」
テクパトル「俺は、妹達と出かけてほしいかな」
美琴「・・・うん、分かってる」
テクパトル「やっぱ、本当の家族は義姉さんだけだからさ」
20000「そんなこたぁねーぜ!!」
テクパトル「うわ!いたのかよお前!」
20000「やっべ、まだちょっと濡れてる」
テクパトル「拭け」
20000「家族というのは血のつながりじゃなく!!」
20000「心と心の繋がりあい!」
20000「だからテっくんはミサカたちの大事な家族だ!」
20000「帰る場所が同じものを、家族と言えばいいじゃない!」
20000「そうじゃないと誰かが言うなら!」
20000「ミサカはそうだと信じ続ける!」
テクパトル「・・・サンキュー・・・ってお便りか」
皆さんありがとうございました
では邪まな願いを口にした人たちに上条さんそげぶいっちょおねがいしまーす!
上条「い、いや・・・俺も毎日そういうことお願いしてるから・・・」
美琴「い、言わないでよ!」
一同「うっわぁ」
上条「美琴は可愛いんだよ!」
テクパトル「ん、俺か」
そろそろ打ち止めもミサカ誑しの手に落ちるんじゃないかな
テクパトル「いや、幼女には興味ない」
一方「はァ?ババアばっか見てンじゃねェよ」
テクパトル「俺はロリコンではない」
一方「まァ、打ち止めには手ェ出すなよ」
テクパトル「当たり前だ」
垣根「おっと、お時間だな・・・」
心理「またいつかできるといいわね」
上条「じゃ、みなさん!またの機会に!!」
一同「ゴリラゴリラー!!!」
心理(結局このあいさつなのね)
続き: 15スレ目 上条「旅行かぁ・・・」美琴「どこ行く?」垣根「ヤっちゃうのか?」心理「黙って」
※編集中です。近日中に公開します。