エロ 亀更新 短い
姉「ええ、明日は夕方には家に行くから。え? 駅まで来る? いいわよ遠いし。うん。妹は家にいて。じゃ」
携帯を切る。
少し散らかった部屋に視線を移してため息。重い腰を上げて、かごに詰め込んだ衣類を洗濯機へ放り込んでいく。
ごうんごうんと、ドラム缶を叩く音が響いた。部屋のスイッチを消す。やけに肌寒い。昼間の陽気が嘘のよう。
姉は、羽織っていたストールをソファーへひらりと被せた。転がっていた豚の細長い縫いぐるみを抱き上げる。
姉「妹・・・」
元スレ
姉「知らないあなた」 百合ver
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桜色の豚の瞳としばし見つめ合う。
身体は、火照っていた。
熱?
否。
姉は胸中で首を振る。
姉(昨日も……したのに、なんで……)
行為の後の気怠さと、
後悔を思い出す。
洗濯機は回り始めたばかり。
姉はそっと自分の下腹部へゆっくりと手を差し込んでいく。
声を聴き、自分の名を呼ばれ。
それだけで悦ぶような、単純な身体。
とても簡単に湿る。
自分の横で、小さく息を吐いて眠る可愛らしい妹を思い出す。
触れるか触れないかの距離。
白くしとやかな肌。
Tシャツの上からでも、彼女の丸みを帯びた身体が、
どんなに気持ちよい手触りか理解できた。
昼間は簡単に触れることができる。
けれど、陽が落ちるととたんに臆病になる。
触り方一つに、気を遣う。
ばれてしまわないかと。
姉「んッ……」
ベージュのカジュアルスーツのスカートのホックを外す。
するすると、ストッキングと擦れながら落ちていく。
そのままストッキングもずらしていく。
解放感。
途中まで降ろして、下着の上から秘所をまさぐった。
姉「……妹ぉ」
ぷるるる――
姉「……ッえ」
姉はとっさに、通話ボタンを押した。
妹『あ、お姉ちゃん。明日、夜暇ならカラオケ行こうよ』
姉「う、うん……ッ」
指を中へ埋めた。
妹『どうかした?』
姉「なんでもないわ……」
妹『えへへ、楽しみ! 宿題終わらせて待ってるからね。早く来てね』
姉「分かったわ……」
蜜があふれ出す。
かき混ぜる。
ぷちゅぷちゅと音が出た。
姉「あ……ッ」
妹『お姉ちゃん、明日はどこで寝る? また、私の部屋で寝るのでいい? そうしようよー』
姉「……ええ」
妹『やったッ。お姉ちゃんが隣にいると、いつもの3倍ぐっすり眠れるのッ』
姉「そんなことないわよっ……ん」
妹『あの、どこかしんどいんじゃ……?』
姉「違うの……」
指が締め付けられる。
可愛い声が、
妹『お姉ちゃん……』
私を呼ぶ。
妹『そう言えば、異動とかなかったの?』
姉「ええ……。どうして」
妹『だって、こっちに帰ってくればずっと一緒にいられるのに』
姉「そうね……。そうなるように頑張るわ」
妹『お姉ちゃんいないと寂しい……』
姉「妹……」
姉は腰が自然と浮いてくるのを止められなかった。
頬と肩で携帯を挟み、もう片方の手で胸に触れた。
先端はすでにそそり立ち、敏感になっていた。
じれったいほどゆっくりと撫でる。
妹『へへ、夜遅くにごめんね。疲れてるでしょ? お仕事お疲れ様。また、明日ね』
姉「ううん。妹の声聞いたら元気出たわ」
妹『ならいーんだけどっ、おやすみー』
姉「おやすみ……」
妹が先に通話を終了した。
姉は痺れを疼きをもう我慢できない。
淫らな座り方で、膣を刺激して軽くイく。
声が出る。
細い、艶めかしい声。
もし、妹に男の男性器がついていたら。
姉は目を閉じる。
後ろから、両腕を引っ張られながら、突いて欲しい。
前からでもいい。
妹にまたがって、馬乗りになって、揺さぶられるのでもいい。
もしくは。
妹をめちゃくちゃによがらせたい。
恥ずかしがりながら、顔を背ける彼女の乳首を舐めながら、
下から思い切り突きあげたい。
姉「……」
可愛い妹。
何も知らないあなたのことが、
愛おしくてたまらない。
離れてなお、身体はあなたばかりを欲している。
姉は膝を立てて、膝がしらに顔を埋めて、
襲ってきた寂しさに嗚咽を漏らした。
翌日、その日一番早いバスで実家へ帰省した。
バス停から徒歩5分で駅へと到着し、5駅程またいで、よくよく見慣れた道を歩く。
数か月前に戻ってきた時にはなかったお店が立っていたり、
取り壊しになってしまった家があったり。
姉(変わったわね……)
実家の花壇が見えてくる。
犬が吠えた。
家の番犬。
白黒の犬だったが、今は白の毛の方が多いような気がした。
玄関が突如開かれる。
妹「お姉ちゃん、お帰り!」
姉「ただいま」
妹は飛び出した勢いのまま、姉に飛びついた。
姉は後ろによろけながら、妹を抱きとめる。
姉「もう高校生でしょ? 甘えん坊ね」
妹「お姉ちゃんに甘えたい年頃なの」
姉「しょうがないわね……」
妹「中、入ろう」
手を握られる。
姉「……待って」
妹「?」
姉「もう少し、外にいたい」
妹「寒くない?」
姉「ええ……だめ?」
妹「だめじゃないけど……」
姉は妹の身体を再度抱き寄せた。
妹「あれ、甘えん坊だ」
姉「ええ……」
妹「よしよし」
妹が姉の頭を撫でる。
姉「くすぐったいわ……」
妹「だって、お姉ちゃんこんな風に抱きしめられたら……可愛くてよしよししちゃうよ」
姉「……」
気づかれることはないだろう。
ただ、ずっとこうして私のそばにいて欲しい。
決してそれを伝える日は来ないだろうけれど。
知らないあなた。
愛しい私の妹。
おわり
2
帰省一日目の夕方。姉は妹と犬の散歩へ出かけた。
田畑に囲まれたあぜ道を通り、お寺の横に差し掛かった所で、
妹「ねえ、昔ここで私が怪我したの覚えてる?」
姉「ええ、覚えてるわ。あなた、昔から男勝りというかやんちゃだったから、いつも擦り傷を作ってた」
妹「今は可憐な少女ですよ?」
姉「そう?」
妹「そうだよ」
姉「確かに、スカートなんて昔ははいてなかったかしら」
妹「うんうん……わっ」
犬がぐいぐいと妹を引っ張っていく。
転がりそうになりながら、犬のペースに合わせるように妹は駆け出した。
姉「待って、妹っ」
妹「早く早くー」
いつの間にか、私よりも足が速くなっていた。
身長も同じくらいで。
伸ばしていた髪も、ばっさりと肩まで切ってしまって。
姉は妹の髪を編むのが好きだった。
妹「お姉ちゃん、ほら、土手に菜の花がたくさん咲いて綺麗」
姉「ほんと……」
人肌のような風が花粉を運ぶ。姉の鼻孔を甘いにおいがくすぐった。
夕暮れ時、川沿いを散歩コースにする人は多い。
故郷を出る前まで、いつもこの時間は妹と犬の散歩へ出かけていた。
黒く焦げたような古めかしい家々の広がる山すそが、なんだか侘しい気持ちにさせる。
妹は青を踏み、自ら道を作る犬の後に続く。
妹「お姉ちゃんが出て行ってからね」
姉「ええ」
妹「私、一人でこうやって歩いて、思ったのが」
姉「うん」
妹「お姉ちゃんと一緒にいられていた時間って、長い人生の中でほんのちょっとだけだったんだなって」
姉「どうしたの急に」
姉は笑いかける。
妹「だってね、小さい頃からお姉ちゃんがいることが当たり前だったでしょ。でも、離れ離れになって分かったの。そんな当たり前のようなことも、ほんのひと時のことだった」
妹は犬のリードを持ち替えて、右手で私の腕に自分の腕を絡めた。
妹「これから、お姉ちゃんが結婚したりすれば、もっと会う機会ってなくなっちゃうよね」
姉「当分、ないわよ」
妹「うそ。お姉ちゃんは、隠し事が下手」
姉「ないったら。そういう妹こそ」
妹「……」
妹は押し黙る。
姉「まさか……」
顔を下に向けて、くすくすと笑い始めた。
妹「なんちゃって、いないよー?」
姉「びっくりしたじゃない」
妹「先越されたかと思った?」
姉「……ええ」
どうしてそんな紛らわしいことを言うのか、と姉は首をひねる。
期待させるようなことを。
妹「お姉ちゃんは、私がお嫁に行ったらいや?」
姉「何言ってるのよ。喜ばしいことじゃない。いやなんて思わないわ」
妹「そっかー」
言って、小石を蹴り上げる。
妹「私はいやだな。いつまでも、私のお姉ちゃんでいて欲しい」
姉「姉であることは変わらないじゃない」
妹「うんん。私だけのお姉ちゃんじゃない誰かのものになるの」
姉「妹だって、私だけの妹じゃないでしょ……?」
ふいに、犬が立ち止まった。
妹も足を止める。
姉もそれにならう。
すんすんと鼻を鳴らし、犬が土を嗅ぐ。
妹「そんなこともないと思うけど……」
妹が小声でもごもごと呟いた。
姉「今だけよ、そんなこと言うの。すぐに大人になって、日々のことに追われて、私のことなんてたまに思い出すくらいで」
妹「だったら、一緒に住んだらいいんじゃないの?」
姉「そうね、一緒……に」
妹が絡めていた腕を離して、姉の真正面に立った。
妹「楽しそうだよね?」
冗談っぽく笑う。
姉「妹は、どんな所に住みたい?」
妹「私は海沿いのマンションだよ、やっぱり!」
姉「街中の駅の近くの方が便利じゃない」
妹「なんだろ。夢とかロマンとかなさそうじゃんか。休みの日とか、ベランダからお姉ちゃんと海を眺めたり、夕暮れにお姉ちゃんと海岸沿いを散歩したり。すっごく素敵じゃん!」
姉「仕事し始めたら、そんな悠長なこと言ってられなくなるわよ」
妹「むう」
ふてくされた声。
妹の語る未来図に一喜したのを悟られたくはなかった。
姉「現実見なさいよ」
妹「また、そんなこと言う」
姉「妹っ」
妹は頬を膨らませた。それから、踵を返す。
拗ねるように、先へ進む妹。ずるずると引きずられるようにして共に犬が歩きだす。
姉「……」
そんな風に二人で暮らせたら、どんなに幸せだろうか。
妹はいつも欲しい言葉をくれる。
けれど、それはとても難しい選択だった。
土手の上の木々が揺れ、不安を掻き立てるような生温い風が吹いていた。
その日は夜まで、掛け違ったボタンのように姉は妹との隙間を感じていた。
喧嘩をすることは今までも何度かあった。
しかし、それとはまた違う。相手を罵り合うこともなく、和解を求めるでもなく。
落ち着く先はどこか。分からない。姉は妹の部屋の前で、一度深呼吸した。
妹の部屋のドアをノックする。
姉「妹? カラオケ行かないの?」
返事はない。
姉「開けるわよ」
カギはかかっていなかった。
廊下の蛍光灯が部屋の中に一筋の線を引いた。
姉「いないの?」
返事はない。
お風呂にでも入ったのか。
姉が扉を閉めようとした時だった。
「っくしゅん」
姉「……いるの?」
妹「はい……」
姉「行かないの?」
妹「行く……」
部屋のどこにいるのか。
姉「電気、つけるから」
妹「待って」
木の板がきしんだ。
ベッドにいるのか。
妹「電気付けずに、扉閉めて」
姉「どうして?」
妹「いいから」
姉は妹の言う通りにした。
階下のテレビの音が、ふっと消えた。
静まり返る部屋。
暗闇に目が慣れて、カーテンの隙間から街頭の光がほのかにのぞく。
姉「具合でも悪いの?」
妹「ん……ちょっと貧血気味みたい。明るいのも眩しくて」
姉「寝てたの? 今日は出かけるのやめておく?」
妹「うーん……もう少し休んだら行きたい。ごめん、せっかく夜空けてくれたのに」
姉「高校受験終わったばかりでしょ? 疲れてたのよ」
妹「そうかもしれないね……」
姉「飲み物取ってこようか」
妹「いいの、傍にいて欲しい」
姉「……できない」
ついと口を出た言葉。
妹「……どうして? 」
姉「あ、いや……その」
なぜそんなことを。
妹「どうして……どうして一緒に住めないの」
姉「それは」
姉は喉を鳴らした。
姉「その話しはもういいでしょ」
吐き捨てるように言った。
手探りで、姉はベッドへと移動していく。
妹「お姉ちゃん、ダメな理由分かってるよ」
足が止まる。真っ黒い妹を見た。
何を言うつもりなのだろうか。
姉は顎を引いた。
妹「私のこと、好きなんだよね」
姉「……どういう意味」
妹「知らないとでも思ってるの? 私、一度見たことあるんだよ」
口から水分が無くなったように、喉が張りつく。
心臓が身体をぐらぐらと揺らしていた。
妹「お姉ちゃんが私の部屋で……してた……の」
姉は見えない蛇が首を絞めているような錯覚に陥った。
何も言えず、足がわずかに震えていた。
妹「枕に顔を埋めて……夢中でしてたから気づかなかったんだよね。びっくりした……」
最も知られてはいけない相手の口から、
事実が述べられている。
姉は瞳の奥がじわりと熱くなった。
姉「……あ……ごめ……」
妹「謝らないでもいいの。認めてくれたらそれでいいから、ね」
認める。
姉は脳裏で妹の言葉を反芻した。
認めてはいけないものを認める。
妹「お姉ちゃん、私が好きなんだよね? 私とエッチなことしたいって思ったんじゃないの?」
姉「……」
妹「それとも、私に犯されたかった?」
次々と出てくる卑猥な言葉。
幼かった妹。
もう、違う。
姉は腰から砕けるようにカーペットの上にへたり込んだ。
姉「ごめんなさい……もう、しないからっ。嫌だった……気持ち悪かったでしょっ」
妹「ち、違うって……そりゃ、最初は驚いたけど、嫌な気持ちになんてならなかったもん」
姉「え……」
妹「お姉ちゃんなら、いいよ」
衣擦れの音。
妹が身体を起こす。
両腕を広げている。
妹「おいで」
こちらを見下ろす。
姉は力の入らぬ手足で、ベッドへ近づいていく。
妹の手を掴んで、頬に寄せた。
姉「こんなの変よ……」
妹「その変なことしてたのはお姉ちゃんだよね」
ベッドから妹が足を出す。
妹「ね、見てみたいな」
姉「なにを……」
妹「私の前で、してみてよ」
姉「できるわけっ」
妹「……そっか」
妹は姉の腕を強く引っ張った。
姉「きゃっ!」
妹の上に倒れこむ。
柔らかな胸の上に、顎が埋まる。
妹「じゃあ、私が先にするからね、見てて……」
言って、姉の下で妹は服を脱ぎだした。
驚いて、身体を起こそうとすると、
妹「上にいないと、お母さん呼んじゃうよ?」
姉「どうして……」
身動きを止める。
妹は少し声を潜めて、
妹「安心するからだよ……」
姉の視線の先には妹の顔があった。
今ではもうはっきりとどんな表情をしているのか分かった。
眉根を寄せ、目を伏せ、顔を背け、
恥ずかしそうにしていた。
弱弱しい。
こんな妹は初めて見た。
妹を両腕で押し倒すような形だった姉は、呆然と妹を眺めていた。
妹「……ん」
下腹部の方で、くちゅりと音がした。
ベッドが揺れる。
姉は見たわけではないが、妹が何をしているのか理解できた。
妹「……はぁっん、お姉ちゃんっ」
呼ばれる。どきりとした。
声が余りにもしっとりとしていて。
姉「……っ」
下で激しさを増す妹。
時折、腰を上に持ち上げて姉の下腹部と密着した。
妹「んっ……ひっ……おねえ……ちゃ」
ギイギイと軋むベッド。
階下に響いてしまわないか。
姉の恐れをよそに、妹は喘ぐ。
妹「見て……」
妹の指が姉の目の前に突き出される。
何かがまとわりついていた。
欲望を増幅させる匂い。
心をかき乱す。
姉「そんなもの見せないで……」
しゃぶりついてしまいそう。
妹「あははっ……」
少し傷ついた声。
姉「……」
抱き着くこともなく、
妹「っ……もうっ……」
一人で快感に耐える妹。
姉「妹……」
触れずにいられない。
胸の上にそっと手をおいた。
妹「ひあっ……!? ん?!」
姉「だ、大丈夫っ!?」
妹「ごめっ……なんでもっ……」
妹の身体が一際跳ねて、姉は不安になる。
くたりと、妹が横を向いた。
動きが止まった。
妹「はあ……っ……は」
姉「イったの?」
妹「……うん」
達したせいか、やけに威勢の無くなった返事。
姉「……本当に、私のこと好きなの?」
妹「……うん」
姉「私、どうしたらいい……」
妹は視線だけをこちらに向ける。
妹「私がキスするから……それだけさせて」
妹が目を閉じて、顔を近づける。
なすがままに。
姉は唇の感触に戦慄いた。
求めていた通りの柔らかさ。
舌を捻じ込んで、息ができないほどキスをしてやりたい。
妹「っ……ありがと」
一瞬くしゃりと顔が歪んだ。
すぐに左腕で隠される。
妹「両想いになっても、困るだけなの……分かってるんだよ。だから、今日だけ……今日だけは」
それを言いたかったのは何よりも自分だった。
姉「……妹」
早く、彼女を抱きしめてやれと。
姉の背を押す暗闇。
今日だけの慰めが何になるのかと。
妹は顔を拭く。
ついで、着ていたシャツのボタンを外し始めた。
姉がその手を掴む。
妹「離してよ……」
姉「私がするから……」
妹「え……あ」
姉「……」
姉は妹の横に移動し、彼女の身体を起こす。
互いに向かい合って、ぽかんと目を瞬く妹にくすりと笑いかける。
彼女はさっと目を逸らす。
姉「やーね、今さら恥ずかしがってるの?」
妹「……う」
脱がせながら、首筋を舐め上げる。
汗ばんで、濃厚な肉体の匂い。
半ばまで上着を脱がして、
姉は我慢ができずに胸にしゃぶりついた。
ブラの布地を唾液で濡らしながら、
ぷるんとした胸を緩慢に押しつぶす。
妹「ぁ……お姉ちゃんっ……それだめえ」
姉「おっきい……ずっとね、こうやってしたかった」
親指で突起部分をくりくりと捏ねる。
優しく、優しく。
前に、後ろに、横に。
硬くなったそれに、唇を寄せた。
妹の肩が跳ねる。
姉「もう、知らないから……」
妹「ンアっ?!」
乳首を噛み、口の中で転がしてやる。
姉の胸に強張った手のひらが押し付けられる。
力の抜けた妹の腕を一まとめにして、頭の上に貼り付けた。
姉「嫌だった?」
妹「変……な感じになりそうで」
姉「そう……」
妹「腕、ほどいて……よ」
姉「いやよ……」
妹「お姉ちゃっ……ん」
彼女の唇をふさぐ。
左手は勝手に乳房をまさぐっていた。
姉「自分でするより、いい?」
妹「……え、あ」
口ごもる妹。
姉「さっきまであんなに大胆だったのに、どうしたの……?」
妹「お姉ちゃんこそ……急に強気になって」
姉「私はもともと……あなたを、犯して、わたしだけの妹にしたいと思ってたわ」
妹が固まる。
姉「ほら、引いたでしょ」
妹「そ、そんなことない。お姉ちゃんなら、私、大丈夫……っ」
姉「こんなことされても……?」
姉は脇にあったハンドクリームのキャップ側を妹の下にあてがう。
妹「な、に?」
姉「これを差し込んで、壊れるくらいに乱暴にかき混ぜていい?」
高校生の妹は一瞬何を言われたのか理解できないようだった。
はっと、太ももを閉じる。
スカートを抑えて、姉を見た。
姉「ダメでしょ? いいの、無理しなくて」
妹「……あ、う」
姉はハンドクリームを置こうとして、
妹「待ってっ、大丈夫! いいよっ」
姉「何言ってるの……こんなの」
妹「いいのっ……お姉ちゃんだからっ。私も、私もお姉ちゃんに入れて欲しい」
姉「初めてじゃないの?」
妹「……もらってくれないの?」
姉「……バカ」
妹はスカートを降ろそうとして、
姉「じゃあ、そのまま入れさせて」
妹「う……ん」
足をM字に開かせて、
スカートの中、湿って重たくなった下着の隙間から、
ハンドクリームのキャップ側を捻じ込んだ。
妹「いっ……」
姉「狭い……」
姉は唇を寄せる。
舌を這わせて、
手伝ってやる。
妹「舐めてる?! やだっ舐めないでよっ!?」
姉の頭をぺしぺしと叩く。
姉「もおっ大人しくして」
暴れ始めた腕を掴む。
妹「やだあっ……お姉ちゃんの変態っ……もおっ」
だから言ったのに。
姉は胸中で付け加える。
くぷぷと頭が入った。
妹「んぐっ……広がってる……」
妹がのけぞる。
シーツを掴み、耐える。
最高に興奮した。
姉「……妹」
妹「っ……」
キス。
舌を絡める。
その間にも、その身を膣へと埋めていくハンドクリーム。
ちゅぽん、と全部入った。
妹の許可を取らずに、ゆっくりと動かし始める。
妹「奥……いきすぎだよっ……ぁ」
姉「どう……?」
妹「中で何か生き物が動いているみたいっ……ぁっあ!?」
姉「ここ良かった?」
妹「あ……う……そんなに擦らないで……変に」
と、ノックの音。
『二人とも、カラオケ行かないの? お店時間大丈夫?』
母だった。
姉「もう少ししたら行くから」
姉は抜き差しの速度を早めた。
妹「ひっ……いんっ!?」
姉「静かにしなさい……」
小声で、妹の耳元に話しかける。
妹「や、聞こえちゃ……おかあさんにっ……ぁ」
かき混ぜるたび、蜜が空気と混じり合う。
甘だるい匂いが、姉の支配欲を掻き立てる。
姉「妹が声我慢すればいいだけでしょ……」
おへそのあたりを舌先で味わう。
膣が締め付けられ、ハンドクリームが外に出ていこうとする。
姉は強く押し込んで、ぐりぐりとかき混ぜた。
妹「っ!?!?」
腰が逃げていく。
『暗いから気をつけなさいよ』
姉「ええ」
足音が遠ざかる。
姉は奥の方を一際擦る。
妹のお尻を掴んで、逃げられないように自分の足で、妹の足を固定した。
ベッドからはい出ようとして妹が、快感に耐え切れず身体を振った。
妹「っ……ふーっ……んんんっ!?」
姉「もう、むり?」
妹が無言で素早く顎を引く。
自分を抱きしめるようにしていた妹が、姉の身体にすがる様に腕を回した。
姉「……妹、好きよ」
もう妹の耳には届いてはいなかった。
彼女は身を振りしだいて、果てた。
その後、二人でシャワーを浴びてからカラオケに行った。
妹はほとんど喋らなかった。
歌はそれなりに歌って、どこか自暴自棄な印象もあった。
時折熱っぽい瞳で姉の方を見ていた。
その帰り道。
妹「ねえ、お姉ちゃん」
姉「どうしたの」
妹「トイレ行きたい……」
姉「……なんでカラオケで行かなかったのよ」
妹「行ったもんっ」
姉「公園、近くにあったっけ」
妹「うん、こっち……」
妹が姉の腕を掴んで走り出す。
姉「走って大丈夫?」
妹はそれには答えなかった。
公園について、トイレに一直線に駆け込んでいく。
個室に入ろうとした妹が言った。
妹「お姉ちゃん……」
姉「?」
妹「さっきのもう一回して……?」
姉に口づけて、身体を摺り寄せる。
姉「……ええ」
知らないあなたが目を覚ましていた。
おわり
43 : ◆/BueNLs5lw - 2015/04/03 14:01:45.44 BrZkRJEb0 33/34読んでくれてありがと
44 : 以下、名... - 2015/04/03 14:07:47.98 MjCyw9RQo 34/34乙…おわり…だと…
結局一緒に暮らせないのかな…この一日だけの事にしちゃうのかな