※関連
最初: 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
前回: 上条「抱きしめようか?」美琴「うん//」垣根「抱こうか?」心理「やめて」【後編】





元スレ
上条「守り続けるからな」美琴「うん//」垣根「これがリア充です」心理「あなたもよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308139244/

1 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 21:00:44.68 MtvCZ00z0 1/750

1スレ目 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1304/13045/1304506297.html

2スレ目 美琴「当麻♪」上条「なんだ、美琴」垣根「俺も仲間に入れて」心理「はいはい」

http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1305/13053/1305377166.html

3スレ目 上条「美琴、愛してる」美琴「私も♪」垣根「俺も♪」心理「ジャマしないの」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306063255/

4スレ目 上条「美琴は可愛いな」美琴「えへへ//」垣根「速さが足りない」心理「はいはい」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306724889/

5スレ目 上条「放さないからな」美琴「うん♪」垣根「話さないからな」心理「しゃべりなさいよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307282872/

6スレ目 上条「抱きしめようか?」美琴「うん//」垣根「抱こうか?」心理「やめて」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307709819/


スレ内容

上琴、未元定規がメインのギャグほのぼの

テクパトル×19090号
削板×黒子
エツァリ×ショチトル

サトリナさんは俺の嫁

さだのりはジャガイモ

>>1は速さを極めようとしています、ヒマジンというツッコミはなしですw
ただし、ミサカ口調でいじめるように言うツッコミは大歓迎

Mではありません

2 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 21:01:15.12 MtvCZ00z0 2/750

キャラ紹介

上条・・・言わずとしれたそげぶマン
美琴の彼氏です、垣根に振り回されますが、いいヤツです

美琴・・・ヒロイン
可愛いです、可愛いです、可愛いです
ツンデレがデレデレになってます

垣根・・・本シリーズでおそらくもっとも愛されてるキャラクター
イケメルヘンからギャグまでなんでもござれ
実は一番奥手なキャラクターかも

心理定規・・・垣根の嫁
ていとくんに踊らされながらも彼を支えます
おそらく、心理定規タンハァハァって方もいるかと

エツァリ・・・本シリーズで地味なキャラの一人
大抵垣根にバカにされます

ショチトル・・・地味キャラの一人
でも、がんばります

削板・・・ブラックホースの一人
黒子をゲットしたため、>>1が敵視しています

黒子・・・削板と恋人になりました
でもお姉さまも相変わらず好きなのでご安心を

一方・・・最初のスレではキャラ崩壊が激しかったですがだんだん持ち直してきました
たぶん

打ち止め・・・口調のめんどくさいキャラ
一方さんとは家族愛です、たぶん

番外個体・・・一方の嫁
でも、前に進めません

テクパトル・・・真のダークホース
途中でレギュラーになったにも関わらずていとくんとならび本シリーズの目玉に
こんなはずではなかった
美月こと19090号と恋人に

19090号・・・テっくんの嫁
勝手に美月と名づけました
後悔はしてません
テクパトルと結ばれましたが未だに照れ屋さん

20000号・・・変態
しかも、テっくんでヤったこともある変態
たまに男前

14510号・・・セロリのことが好きな乙女
でも報われませんね

10033号・・・セロリのことが好きな乙女
やや口調がキツイ

御坂妹・・・可愛いです
案外しっかりしたキャラ

17600号・・・やや遅れて合流した妹達
彼女は強いですね、いろんな意味で

アレイ蔵庫・・・完全な被害者
なぜかカタカナでしゃべるが普通に話せる
元の体に戻る方法を探して弟と旅をしていたが
テっくんたちのところへ住むことに

扇風機さんをきにかけています


さだのり・・・ジャガイモはイモの仲間
本シリーズ唯一といっていいほどのオリジナルキャラ
ていとくんの魂の兄弟

おそらく、彼に抱かれたいと思った人も多いでしょう
実は、彼は垣根に憧れていました


3 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 21:02:20.65 MtvCZ00z0 3/750

そして、時間稼ぎにはこんなコーナー



「教えてみなさん!!質問コーナー!!」・・・質問受け付けます

「好きなキャラに告白しよう!!」・・・好きなキャラに思いをぶつけ、その告白にていとくんが点数をつけてくれます、できるかぎりメルヘンに!!

「助けてください、俺の悩み!!」・・・ちっぽけな悩みから真面目な悩みまで答えます!

「普通のお便り、待ってます!!」・・・普通のご意見など

「アレイ蔵庫のひんやり空間」・・・好きなカップルに、指令をしてください、全力でやってみせます!


酔った19090号がテクパトルを誘惑、ドキッ☆安価で助けてテっくんピンチ!!背中フェチは危険な香り・・・なかなか進まないテっくんと19090号を安価で後押ししよう

基本なんでかテっくんは暴走します



たまーに安価もありますが、基本はないですのでご了承を

相変わらずの駄作ですが、お楽しみいただけたら幸いです


あと、説明文使いまわしでゴメンなさいw





質問コーナー

16 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 21:43:36.24 MtvCZ00z0 5/750

心理「あら、私じゃないのね」

心理さんへ

心理さんは最高に可愛いです。
心理さんほど可憐な人は見たことありません。
色々と大変な目にもあっているようですが頑張ってください。
心理さん最高!



心理掌握さん最高だよね

さだのりはじゃがいも!

PN 垣根亭督


心理「食蜂は綺麗ね、ムカつくけど」

垣根「お前のほうがいいだろ」

心理「・・・そ、そう」カァッ

垣根(え?なんで赤くなるの?)

17 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 21:48:54.87 MtvCZ00z0 6/750

垣根「いいか、心理掌握と心理定規は間違いやすい!!」

垣根「だがな、俺は間違えない!!」

垣根「世の中に何人似たヤツがいようと!!!!!!!」


垣根「愛した女くらい、すぐに見つけてみせる!!!!!」

心理(・・・)ポーッ

美琴(心理さん真っ赤)

19 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 21:57:49.63 MtvCZ00z0 7/750

削板「うん、そうだな」


削板さんと白井さんへ

シスターズが目立ちすぎて出番が減ってますが
ねくらな俺に一言お願いします
りあ充になりたいんです
あくせられーたみたいな!
じゃがいも食べた



横読みの方にもお願いします(笑)


削板「とうとうこんなお便りか・・・
   りあ充・・・ってのが何かは分からないが・・・ 
   ありきたりな答えでいいなら、まずは明るく振舞おう!!
   え?って思うかもしれないが、自分を変えることは大切だ
   ずっと今のままでいいと思うのか?違うだろ
   なんでもいいから、自分を変えてみろよ
   みんなも理解してくれるはずだ!!
   だって、お前はそんなに真っ直ぐな心を持ってるんだぞ?
   ふり向くな、前だけ見て進め、過去の自分とはおさらばだ!! 
   けっこう人間ってのは変われるんだぜ?」


垣根(ひでぇ)




21 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/15 22:07:10.08 MtvCZ00z0 8/750

垣根「あーあー」


涙で家が洪水なんですけど


垣根「バカかよ、洪水なんて大げさな」

垣根「こっち来いよ、雨止ませる手伝いならしてやるからよ」

垣根「その代わり、虹をかけるのはお前だ」


美琴(なんかムカつくわね)

テクパトル(イラっとした)



本編続き

51 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:04:50.85 KIKyyBRY0 10/750

本編続き

垣根「あ、ついでにテクパトルたちもベロチューな」

テクパトル「はぁ!?なんで俺達まで!」

垣根「天からのお告げだ、逆らうな!」

テクパトル「う・・・19090号!お前も・・・」

19090「ミ、ミサカは緊張してます・・・とミサカは」

テクパトル「待て待て!」

上条「がんばれテクパトル」

テクパトル「投げやり!?果てしなく投げやりだよなおい!」

美琴「私達もやったんだから大丈夫よ」

テクパトル「ウソだろ!?」


52 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:05:29.76 KIKyyBRY0 11/750

黒子「大丈夫ですの」

削板「骨は拾う」

テクパトル「死なないからな!」

テクパトルが頭を抱える

垣根「早くしろよ、速さが足りないぞ」

テクパトル「あぁ分かったよ!」

テクパトル「19090号!」

19090号「ひゃい!」

テクパトルがいきなり、19090号の唇に自分の唇を重ねる

そして、少しずつそれを離していく


53 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:05:58.99 KIKyyBRY0 12/750

19090(あ・・・離れたらイヤです・・・と美月は・・・)

お互いが離れないように、二人は舌を絡める

相手の舌の表や裏を

自分の舌で、ひたすら艶やかに舐め続ける

唾液が糸を引いたら、それを止めるために一度唇を重ね

収まればまた、唇を離し

二人の顔が赤く火照る

テクパトル(・・・みんなガン見してるし・・・不幸だ・・・)

目の前には、顔を真っ赤にした19090号

テクパトル(・・・いや、案外不幸じゃないかも)



54 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:06:27.11 KIKyyBRY0 13/750

垣根「はい、そこまで」

19090「んっ・・・」

しかしいつまで経っても19090は舌を絡め続ける

テクパトル(お、おい美月・・・)


心理「・・・完全にスイッチ入ったわね」

ショチトル「あれは止まらんな」

一方「お熱いこった」

10033「う、テっくんがキスをしているところは・・・とミサカは目を逸らします」

17600「あぁ、ミサカもなんかちょっと胸が苦しいぜ、とミサカはため息をつきます」



55 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:07:01.45 KIKyyBRY0 14/750

垣根「おい、二人とも・・・」

テクパトル(あぁ・・・美月・・・)

19090(テっくん・・・)

垣根「時間だっての!」

垣根が無理矢理二人を引き離す

テクパトル「あぁ?垣根ジャマしてんじゃねぇよ」

垣根「」

19090「テっくん・・・好きです、とミサカは・・・//」

テクパトル「あぁ、俺も好きだ」ギュッ


番外(熱いね)


56 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:07:45.12 KIKyyBRY0 15/750

上条「さて・・・今日はお開きにしようぜ」

垣根「えー一晩中暴れたい」

上条「明日も競技があるんだよ」

上条が呆れたようにため息を吐く

美琴「そういうわけだからみんなまた明日ね」

エツァリ「では、また」

心理「おやすみなさい」


一同が解散する

垣根はまだ渋い顔をしていたが


57 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:08:15.49 KIKyyBRY0 16/750

上条「・・・あの、美琴さん?」

美琴「なに?当麻?」

上条「いや・・・寮には帰らないのですか?」

美琴「・・・いやなの?」

上条「いやじゃない!だけど、その・・・大丈夫なのか?」

美琴「大覇星祭の間は寮に一々帰ってるほうが珍しいわよ、家族と同じホテルに泊まる子もいるし」

上条「・・・つまり、今晩は俺の寮に泊まっていくと?」

美琴「うん♪」

上条「・・・美琴」

美琴「なに?」

上条「今日、寝られないかもな」

美琴「バカ//」


58 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:08:46.53 KIKyyBRY0 17/750

上条「・・・美琴、いい?」

美琴「疲れてるからダメ、って言ったらどうするの?」

上条「美琴がダメって言ったらやらないに決まってるだろ」

美琴「ふふ、優しいわね当麻は・・・いいわよ、やろう?」

上条「・・・了解」

上条が優しく美琴にキスをする
先程したような舌を絡めるキス

しかし、二人きりなためか、より大胆に舌を絡めていく

美琴(あ・・・ダメ、頭がボーってしてきた・・・)

ただキスをしているだけなのに、それだけで幸福感で満たされてしまう


59 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:09:19.47 KIKyyBRY0 18/750

上条(ん、そろそろいいかな)

上条が唇を離す

美琴は、その唇を名残惜しそうに見つめている

美琴「当麻・・・当麻ぁ・・・」

上条「はいはい、分かってますって」

上条が美琴の胸へ手を伸ばす
下着をゆっくりと上へずらすと、少し小さい胸が露になる

美琴「は、恥ずかしい・・・」

上条「触るからな」

最初は弱く、触れる程度に

そして美琴が求めてきたら、次第に強く


60 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:09:45.91 KIKyyBRY0 19/750

美琴「んっ・・・あぁっ・・・ふゅっ!んゃぁ・・・」

美琴が甘えた声を出す

彼女は胸が弱いのだ

上条「なぁ、気持ちいい?」

美琴「うん・・・はぁっ・・・気持ち・・・いいっ・・・」

美琴が艶やかに腰をくねらせる
短パンの上からでも秘部が濡れているのが分かる

上条「イきそう・・・なのか?」

美琴「あっ・・・あぁっ!もうイく!はぁっ・・・!」

美琴が絶頂に達しそうになったその瞬間

上条が、胸から手を離した

美琴(・・・え?)


61 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:10:34.14 KIKyyBRY0 20/750

上条「おー危ない危ない・・・すぐにイかせちゃうとこでしたよ」

上条が意地悪な笑顔を浮かべている

美琴「ねぇ・・・なんで離したのよ・・・」

美琴はまだ火照っている体を意識しながらも冷たい声を作って問い掛ける

上条「いやね、つい美琴さんに意地悪したくなりまして・・・」

上条がニヤニヤと笑う

美琴「う・・・いいわよ、自分で触るから!」

上条「はい?」

一瞬、上条には理解出来なかった

その間に、美琴は自分の胸に手を伸ばしていた



62 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:11:07.18 KIKyyBRY0 21/750

美琴「くっ・・・はぁっ・・・あっ・・・あ・・・」

美琴「当麻のバカ・・・あっ・・・ふゅぅっ・・・いぁっ・・・」


グチュリグチュリ、と卑猥な音が鳴る

気づくと美琴は、自分の秘部も触っていた

目の前で、一人で情事に耽る美琴

上条は、理性が崩れそうになる

美琴「はぁっ・・・あ、イく・・・・・・・・・んぁぁぁっ!」

いきなり美琴が体を大きく反らせる

しばらくの間、虚ろな目で天井を見つめていた


63 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:11:49.99 KIKyyBRY0 22/750

上条「美琴・・・イったのか?」

美琴「・・・悪い?」

上条「い、いや・・・」

そういえば美琴の自慰を見たのは初めてかもしれなかった

こんなにも、淫らな姿の美琴を第三者の視点から見るのも初めてだった


上条(・・・エロすぎですよ、美琴さん・・・)

上条は興奮していた

未だに美琴は快感の余韻に浸っていた


64 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:12:22.64 KIKyyBRY0 23/750

上条「み、美琴・・・次は」

美琴「あー疲れた」

美琴がベッドから起き上がり、下着に手を伸ばす

上条「・・・え?」

美琴「よいしょっと」

そして、あっという間に服を着てしまう

上条「あ、あの、美琴さん?」

美琴「ん?何よ当麻?」

上条「・・・なぜ服を着られたのでせう?」

美琴「だって終わったもん」


65 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:13:00.26 KIKyyBRY0 24/750

は?と上条はとぼけた声を出してしまう

いや、だってまだ美琴と重なっていない、そう思いながら

上条「あの、まだエッチしてませんよ?」

美琴「でも疲れたから」

上条「・・・あ、もしかしてイかせなかったから怒ってる?」

美琴「別にそんなんじゃないわよ?」

今度は美琴がニヤニヤと笑う

上条「う・・・美琴を抱きたいんだけど・・・」

美琴「だから疲れたんだってばー」

美琴はそのまま布団に入る


66 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:13:54.74 KIKyyBRY0 25/750

上条「・・・じゃあ俺はどうすればいいの?」

美琴「当麻も一人でやったら?私はそうだったし」

美琴が言う

上条(完全に拗ねてますよ・・・)

美琴「なに?やらないの?」

上条「・・・一人でやってもあれだしな」

美琴「じゃあ私を襲えば?」

美琴が冗談半分で言う


67 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:14:32.25 KIKyyBRY0 26/750

上条「・・・んなことできねーよ・・・美琴が幸せじゃなきゃこんなことに意味ないからな」

上条はそれに真剣に答える

美琴「そっか・・・」カァッ

顔が赤くなったことを悟られないように、美琴は寝返りをうつ

上条「・・・今日は我慢だな」

上条もそのまま布団に入る

少し不完全燃焼だが、自業自得だった

上条「おやすみな、美琴」

美琴「え、うん・・・」



68 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:15:28.13 KIKyyBRY0 27/750

美琴(・・・当麻、やりたくないのかな)

美琴がちらりと上条を見る

すると、上条も美琴を見つめていた

美琴「どうしたの当麻?」

上条「・・・ゴメンな、美琴」

上条がまたゆっくりと美琴の胸を触る
今度は服の上からだが

美琴「にゃっ!いきなりなに?」

上条「いや、イかせてやらなかったからさ・・・一回くらいは俺がイかせなきゃなと」

そのまま、思い切り力強く上条は胸をまさぐる


69 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:16:10.99 KIKyyBRY0 28/750

美琴「べっ・・・つに・・・当麻に・・・あっ・・・イかせてほしい・・・わけじゃぁっ・・・ないもん・・・」

そう言う美琴だったが、その顔はすぐに淫らなものに変わった

美琴「はぁっ・・・バカ当麻ぁ・・・」

上条「美琴・・・気持ちいいか?」

美琴「当麻にやられてるんだから・・・気持ちいいに決まってるでしょ・・・やんっ・・・」

上条「・・・」

無言で美琴の服を脱がす

先程着たばかりだったが、美琴は抵抗しなかった

美琴「触って・・・」

上条「もちろんです」

美琴の胸を揉み始める


70 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:16:44.51 KIKyyBRY0 29/750

今度は最初から、先っぽの突起も触る

美琴「あっあっ・・・んぁぁぁっ!はぁっ・・・やぁっ、気持ちいいよ当麻・・・あぁっ・・・んゅっ・・・」

秘部にも手を伸ばす

ヌルリとした液体が上条の指に纏わり付く

今度はもう、意地悪なんてしている余裕はなかった

美琴の甘い喘ぎ声は大きくなっていく

美琴「くぁぁっ・・・いやっ、ダメ・・・感じちゃうっ・・・からぁ!」

淫らに腰をくねらせる美琴の姿に上条は釘付けになる

普段の彼女と今の淫らな彼女
その違いが、さらに興奮を生む


71 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:17:15.42 KIKyyBRY0 30/750

上条「美琴・・・好きだ、美琴・・・美琴・・・」

美琴「あぁっ・・・当麻、私も・・・愛してる・・・」

上条が手の動きを強める

胸も、秘部も強く触る

美琴「あぁっ!イく!んぁぁぁっ!当麻ぁぁぁぁぁ!」

美琴の体が跳ねる

さきほどの自慰のときとは比べものにならないほどの大きな快感

美琴は、その幸福感と倦怠感にしばらくの間浸っていた


72 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:17:41.69 KIKyyBRY0 31/750

上条「美琴さん、大丈夫ですか?」

美琴「・・・当麻、ほしい」

上条「はい?」

美琴「もう、早くしてよ・・・」

上条「そ、そんなにエッチしたいのか?」

美琴「・・・うん」

美琴が顔を赤くする

上条(・・・だったら、答えてあげなくちゃな)


73 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:18:15.51 KIKyyBRY0 32/750

ピリッ、と封を開ける音を美琴は聞いた

美琴「当麻、ありがと」

上条「当たり前だろ」

上条が美琴の頬にキスをする

上条「もう落ち着いたか?」

美琴「うん、大丈夫」

トクントクンと心臓が跳ねる
一つになれることへの期待感か、それとも緊張感か


74 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:18:48.94 KIKyyBRY0 33/750

上条「入れるからな・・・」

美琴「うん・・・あぁっ・・・」

ズブリ、と上条のそれが美琴の膣内へと入る

溢れてくる愛液が上条の肉棒を濡らしていく

上条「はぁっ・・・美琴・・・」

美琴「んゅっ・・・あっ、はぁっ、当麻・・・熱い・・・」

美琴が上条の背中へ手を回す

離れないように、温もりを感じられるように


75 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:19:24.88 KIKyyBRY0 34/750

美琴「はっ、はっ・・・あぁっ・・・んゅっ・・・くぁぁっ・・・いい・・・当麻、気持ちいい・・・」

上条「俺も・・・ヤバいくらい気持ちいいぞ・・・」

上条の腰の動きが少しずつ激しくなる

お互いの下半身がぶつかり合うたび、グチュリグチュリと淫らな音が鳴る

美琴の膣に収まりきらなかった愛液が次々溢れ出す

シーツにそのシミが出来ていく

パンパン、という音と水音、そして美琴の喘ぎ声

聴覚に、それらが訴えかけてくる


76 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:20:00.19 KIKyyBRY0 35/750

美琴「当麻・・・イく、もうダメ・・・」

上条「ん・・・いいぞ、イって・・・」

美琴「当麻、当麻ぁぁぁぁぁ・・・あぁっ・・・あぁっ!」

美琴の体が、肩が、声が

快感にうち震える

三回目の絶頂だからか、だんだんと快感が大きくなってきている



77 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:20:40.56 KIKyyBRY0 36/750

美琴「当麻・・・動かないの?」

上条「いや、美琴が落ち着くまで・・・」

美琴「それじゃ当麻がイけないでしょ・・・いいわよ、動いて」

上条「・・・ホントか?」

美琴「うん、動いて?」

美琴の目が淫らな色をしている

まっすぐ上条の顔を見つめて
その視線が、上条の最後の理性さえをも崩した



78 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:21:12.49 KIKyyBRY0 37/750

上条「美琴!」

上条が美琴の背中へ腕を回す
そして打ち付けるようにその肉棒を抜き差ししていく

美琴「あぁっ・・・奥に!奥に当たってる!当麻、当麻当麻当麻!」

上条「はぁっ、美琴・・・美琴美琴!」

二人の喘ぎ声が重なる

溢れる汗も、流れる愛液さえも

全てが愛おしく感じる

上条「美琴、もうイくぞ・・・」

美琴「来て、来て当麻ぁ!」

上条「美琴・・・みこっ・・・とぉっ!」

美琴「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」



79 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:21:39.64 KIKyyBRY0 38/750

上条「ん、愛してる」

美琴「私も愛してるからね」

事を終え、二人はベッドの中で抱き合っていた

上条「さて・・・明日は早いから寝ないとな」

美琴「当麻、今日も幸せだったよ」

上条「あぁ、俺だって・・・不幸なんか吹き飛ばすくらい幸せだった」

美琴「えへへ・・・よかった//」

上条がぽん、と美琴の頭を撫でる

上条「おやすみな、美琴」

美琴「おやすみね、当麻」


二人は、眠りに落ちた

81 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:29:37.82 KIKyyBRY0 39/750

上条「あぁ・・・また一日が始まりますよ」

美琴「あ、心理さん」

心理「・・・おはよう」

上条「あれ?垣根は?」

三人は競技場に集合していた

しかし、垣根の姿は見当たらない

心理「俺の右手が真っ赤に燃える!!マイクを掴めと轟き叫ぶ!!って言って放送席へ・・・」

美琴「うわ・・・またなんだ・・・」

82 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:32:47.53 KIKyyBRY0 40/750

垣根「そこで言ったんだよ、俺は・・・家族ってのは心でつながってるんだ」

垣根「もしも血がつながっていなくても、心はつながっているんだ、ってさ」

「素敵です!!」

「これがイケメンか!!」

■■「私も、そういうキャラになろう」

垣根「やめろ、無理だよ」

■■「」


吹寄「・・・貴様・・・」

垣根「お、えーっと・・・おっぱい星人!!」

吹寄「違う!!」

吹寄の頭突きが垣根にヒットする

83 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:37:50.09 KIKyyBRY0 41/750

垣根「いってぇ!!なにすんだよ!!」

吹寄「貴様、昨日もこのアナウンスを使って破廉恥なことをしただろう!!」

垣根「うるせぇ!!いいだろそれくらい!!」

吹寄「よくない!!!!」

吹寄がまた頭突きをする

垣根(ま、まさかこの頭突きは・・・)

垣根(キテスガマニタ!!!理不尽なことを考えている相手はいかなる方法でも防げないという!!)

垣根(・・・さだのりのカオスティックアイと同じ、選ばれた人間だけが使える天界の力!!)

吹寄「なにか分からないけど、今日は帰れ」

垣根「ちぇー・・・」

垣根が吹寄の胸をじっと見つめながら言う

吹寄「なに?」

垣根「・・・」


垣根「それって発射できるの?」

吹寄「この単細胞が!!!」

84 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:40:44.46 KIKyyBRY0 42/750

上条「あ、垣根帰ってきた」

心理「あら、早かった・・・ってどうしたのゲッソリしてるけど・・・」

垣根「あのおっぱい星人いつかレイプする」

美琴「不穏なこと言わないでよ」

四人が話していると、後ろから声がした

美鈴「やっほー、おっはよう美琴ちゃん!!!!!!!!!!」

美琴「あ、おはよ・・・っていきなり抱きつくなぁぁぁ!!!」


垣根(おっぱい星人が多すぎて股間がピンチでござる)

心理(青汁飲みながらそんなこと考えないで)

85 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:44:03.78 KIKyyBRY0 43/750

美鈴「あれ?昨日の浅黒いカップルは?」

上条「エツァリたちはまだですよ、削板は第一種目だからもうグラウンドだし・・・」

美琴「黒子は風紀委員だから別なのよ」

美鈴「へぇ・・・垣根君たちはいるんだ」

垣根「いや、美鈴さん今日も綺麗で」

美鈴「お、おだてるのが上手いねー!」

心理(いや、あなたは十分綺麗よ)



一方「・・・おいテクパトル」

テクパトル「言うな、俺も言いたいんだ」


一方テクパトル「ミサカたちはどこ行った?」

86 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:48:02.45 KIKyyBRY0 44/750

19090「勝手に行動してよかったのでしょうか?とミサカは問いかけます」

20000「いいっていいって、テっくんもセロリたんも遅いんだよ」

10033「速さが足りませんね、とミサカは垣根の真似をします」

御坂妹「もともとはクーガーですよ、とミサカは訂正します」

14510「あ、クレープ屋さんです、とミサカは走ります」

17600「おいおい、はしゃぐな・・・」

そこで17600号は気づいた


美鈴「朝ごはん食べるの忘れるとは不覚だったわ・・・」

垣根「あの、なんで俺まで?」

美鈴「いろいろ手伝ってよー!」


ミサカたちが最も出会ってはいけない人物が、そこにいたことに

87 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:51:13.61 KIKyyBRY0 45/750

17600(まずい!!)

17600「14510号!!引き返せ・・・」


美鈴「ん?美琴ちゃん?」

14510「・・・!!!」

垣根(あ、修羅場っぽい、しゅーらしゅーしゅしゅー)


御坂妹「ミサカたちは隠れましょう、とミサカは他の個体を引き連れて隠れます」


14510「あ、あ・・・」

美鈴「ん?でも格好が違う・・・」

垣根「おいおい、お前こんなところでなに無駄に能力使ってるんだよ」

二人の間に垣根が割って入る

88 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:53:38.74 KIKyyBRY0 46/750

美鈴「は?」

14510「え?」

垣根「肉体再生系の応用か・・・?人の顔に化けられる能力者なんて初めて聞いたぞ」

14510(・・・あ、なるほど・・・とミサカは合点承知)

14510「い、いや・・・べ、別に悪気は無かったの!!」

14510「ただ・・・み、御坂さんに憧れていて・・・」

垣根「それで顔だけでも真似たってことか」

14510「・・・はい、すいません・・・」

美鈴「なんだ、能力なんだ・・・ビックリし」

垣根「ふざけんなよお前」

14510(あれ?)

89 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 10:59:40.74 KIKyyBRY0 47/750

垣根「お前は見た目を真似れば御坂になれると思うのか?」

垣根「あの遠い星の輝きを真似ればあの夜空で輝けると思うのか?」

垣根「違う、それじゃあまりにも輝きを求めすぎて燃え尽きてしまうだけさ」

垣根「宝石ってのは、最初はどれも同じ原石なんだ」

垣根「どれほど削るか、どのように加工されたか」

垣根「それで美しくも醜くもなる」


垣根「人間ってのは原石さ、人生の中でさまざまな磨ぎ石で磨かれていく」

垣根「喜びや悲しみ、怒りや憎しみ・・・そして愛情」

垣根「誰かと全く同じ人生を歩めば、全く同じ人間にはなれる」

垣根「でもよ、所詮そこまでだ」

90 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:03:05.83 KIKyyBRY0 48/750

垣根「誰かと同じ輝きを放って・・・誰かと同じ人生を歩んで」

垣根「それになんの意味がある?」

垣根「お前はお前だ、お前の人生を歩める可能性はお前にしかないのに」

垣根「なんで他人を真似る必要がある?」

垣根「お前は生きてるんだろ、誰かの模造品じゃねぇ」

14510「!!」

垣根「誰かのレプリカ、誰かの二番煎じ・・・それじゃ、お前はなんのために生まれたんだ?」

垣根「お前の空はどこにある?」

垣根「御坂の上か?誰かの上か?違うだろ」


垣根「お前の空は、お前の上にあるんだよ」

91 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:05:13.53 KIKyyBRY0 49/750

垣根「誰かと同じ空じゃない、誰かの見ている空じゃない」

垣根「たった一人お前が見てる、お前だけの空を羽ばたいてみろよ」

垣根「お前にならできる、だってお前には・・・」


垣根「翼が生えてるだろ?」


14510「・・・うっ、うっ・・・」

美鈴「・・・ね、君もがんばって?美琴ちゃんの真似じゃなくて、君の人生を歩んで?」

14510「わ、分かりました!!」

14510号は駆けていく
目指している未来へと


垣根(ププー、冗談なのに)

92 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:09:24.74 KIKyyBRY0 50/750

美鈴「いやー、ビックリしたよ、急に美琴ちゃんの顔した子が出てくるから」

垣根「まぁ、能力者の街だから・・・」

美鈴「しかし垣根君かっこよかったよ」

垣根「そりゃどうも」

二人がまた歩き出す
朝食を求めて

14510「・・・皆さん、ゴメンなさい・・・とミサカは頭を下げます」

テクパトル「ったく、垣根がいなかったらそれは危なかったぞ?」

番外「まぁクレープの魅力は分かるけど」

19090「結果オーライです、とミサカはフォローします」

14510(・・・家族って温かいですね、とミサカは涙を流します)

93 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:12:04.37 KIKyyBRY0 51/750

垣根「はぁ、暑い・・・」

美鈴「競技が始まるまでに帰らないとね」

垣根「めんどくせぇ・・・ってあれ?」

垣根が一転を見つめる

垣根「さだのり!!さだのりじゃんかよ!!」

さだのり「よう、垣根」

垣根「なんで屋台をやってるんだよ」

さだのり「ははは、生活資金稼ぎさ」

垣根「へー・・・」

さだのり「ん、そっちの綺麗な人は?」

美鈴「綺麗なんてそんなぁ!」

美鈴は嬉しそうだ

95 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:18:38.93 KIKyyBRY0 52/750

垣根「御坂の母親だよ」

さだのり「御坂・・・あぁ、超電磁砲か」

美鈴「あれ?美琴ちゃんを知ってるんですか?」

さだのり「俺はこの世のことは全て分かってる、あなたは胸が弱いことからゆで卵は美味しいことまで」

垣根「いや、狭すぎだろその世界」

美鈴「美琴ちゃんって周りから見たらどんな子なんですか?」

さだのり「強くて正義感があるが・・・なかなか人に頼らない」

さだのり「だからイマジンブレイカー・・・上条当麻と付き合ってよかったかもな」

96 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:22:20.23 KIKyyBRY0 53/750

さだのり「まぁ、そんなところだ、あと本当にいい子だ」

美鈴「なるほど・・・美琴ちゃんはかなり人気みたいだし、安心した!」

垣根「暴力的ですけどねー」

さだのり「どうだ、一つ買っていかないか?」

垣根「なんの屋台だ?」

さだのり「これはな・・・」


さだのり「ラーメンだ」

垣根「おかしいだろ」

美鈴「暑いのに・・・」

97 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:24:18.71 KIKyyBRY0 54/750

垣根「あ、早く帰らないとな・・・じゃあなさだのり」

さだのり「おう、暴れるなよ」

垣根「あいよ」

美鈴「それじゃね、なんかセルジオ・オリバに似てる人!」

さだのり「さだのりだ、よろしく」


美琴「あ、垣根とお母さん帰ってきた」

垣根「ほれ、いろいろあるぞ」

上条「あ、イカ飯だ」

ゲソー!!

美鈴「鳴いてるね」

心理「なによこれ」

98 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:29:02.85 KIKyyBRY0 55/750

上条「あ、削板だ!!」

美琴「うわ、すごいオーラ・・・」

美鈴「なんの種目なの?」

垣根「えっと・・・あ、次は」


吹寄「次は、米俵持ちです!!」


垣根「あぁ、米俵を何分持ってられるかってヤツか」

上条「削板圧勝だろ」

美琴「うん、そうね・・・」

100 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:34:39.09 KIKyyBRY0 56/750

垣根「あ、始まった」


削板「はは!!余裕余裕!!」

「・・・げ・・・お、重い・・・」

「くそ・・・なんだよこれ・・・」


美琴「すごいわね・・・」

美鈴「あ、二人脱落」

上条「・・・あれ、なぁ垣根」

垣根「なんだよ」

上条「あれ・・・」

上条がグラウンドを指差す


上条「さだのり、とか言う人じゃないか?」

垣根「え?」

101 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:39:19.50 KIKyyBRY0 57/750

垣根「ほ、本当だ!!さだのり!!!」


さだのり「あーあー、軽いな・・・ちくしょう軽すぎる」

「な、なんだあの人?」

「あのナンバーセブンとタメ張ってやがるぞ・・・」


削板「いいじゃねぇか、男の戦いだ!!」

さだのり「・・・軽いよな」

102 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:42:42.81 KIKyyBRY0 58/750

さだのり「俺があの日背中に背負ってたものはこんなもんじゃなかった」

さだのり「期待、思い出、十字架・・・そして命」

さだのり「そんなもんに比べればこれは軽すぎる」

さだのり「いいぜ、何分だって持っててやるさ」

削板「面白い!!俺だって負けないからなぁぁぁ!!!!!!!!」


テクパトル「おい、みんな競技見ろよ・・・」

19090「テっくん、米俵って美味しいんですか?とミサカは問いかけます」

テクパトル「いや、中の米は美味いけど・・・」

10033「お姉様たちに見つからないようにしないと、とミサカはつぶやきます」

一方「アイツらもう30分以上持ってるぞ」

番外「あ、次の競技に入った」


103 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:46:07.21 KIKyyBRY0 59/750

上条「結局中止になったな、米俵持ち」

美琴「仕方ないわよ」

削板「残念だった・・・」

心理「あら、おかえり」

削板が肩を落としながら帰ってくる

美鈴「いい戦いだったね!」

上条「あのさだのりって人とタメ張っただけすごいだろ」

削板「昨日は負けたから・・・今日は勝ちたかった・・・」ズーン

美琴(沈んでる・・・)

垣根「・・・次は・・・応援合戦か」

美鈴「休憩になるからそのためかな」


104 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:49:03.68 KIKyyBRY0 60/750

美琴「あ、エツァリさんとショチトル!」

エツァリ「遅れてしまいましたね」

ショチトル「今はなんの競技だ?」

上条「次は応援合戦、その後は・・・」

上条が予定表を見せながら説明する

美鈴「あ、すぐあとにダンスがあるんだ」

上条「ん?これは高3が踊るのか・・・」

心理「ねぇ」

美琴「どうしたの?心理さん」

心理「垣根がいなくなった」

一同「」


105 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 11:56:14.27 KIKyyBRY0 61/750

「常盤台中学代表、婚后光子がエールをお送りしますわ」



美琴「あ、婚后さん・・・じゃなくて、垣根は!?」

上条「放送席にはいない!!」

削板「どっか買い物か?」

美鈴「ならいいじゃない」

エツァリ「あの人がそんなことで終わるわけがないんですよ・・・」

ショチトル「頭が痛い・・・」ハァ

心理「・・・どこよ、垣根」


「次は、一般の部からの応援です、垣根帝督さん」

垣根「はーい」


一同「」

106 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 12:03:21.25 KIKyyBRY0 62/750

垣根「あー、あー、垣根帝督です、ていとじゃありませんから」


美琴「もうヤだ・・・」

上条「なんで観客は盛り上がってるんだ・・・」

心理「昨日で有名になったんでしょ・・・」ハァ


垣根「流れる汗を拭く暇もなく・・・みなさんは走り続けます」


エツァリ(・・・最初はまともですね)

ショチトル(途中から変になるだろうな)


垣根「暑い日差しにも負けないくらいの輝きと笑顔、溢れんばかりの情熱は、この地を駆けていきます」


美鈴「まともじゃない」

削板「・・・バカな・・・」

107 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 12:06:21.85 KIKyyBRY0 63/750

垣根「空に輝く太陽も、今日この日を戦う皆さんを応援しています」


テクパトル「うん、大丈夫かもな」

19090「よかったです、とミサカは安堵します」


垣根「みなさん、暑さに負けずがんばってください」


一方「お、終わるのかァ」

番外「普通によかったね」


垣根「努力と汗は、裏切りません  みつを」


一同「」


上条「アイツボケやがった!!」

美琴「観客席が笑いに・・・」

削板「ま、まぁ暴れなかっただけマシ・・・」



108 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 12:08:26.24 KIKyyBRY0 64/750

垣根「みつを?みつを!!!何があったみつを!!そんなに血だらけになって!!」


心理「なんで詩を書いてたら血だらけになるのよ・・・」

ショチトル「ダメだアイツ」


垣根「みつを・・・誰にやられたんだ!!!みつをぉぉぉぉぉ!!!!!」


エツァリ「頭が痛いです」

美鈴「やるねー垣根君」


垣根「いいぜ、みつを・・・俺が仇をとる!!」


テクパトル「おかしいだろ」

19090「もうイヤです、とミサカは呆れます」


109 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 12:11:13.03 KIKyyBRY0 65/750

垣根「みつを、俺の戦いはこれからだ!!!」

垣根「そして、みなさんの戦いもまだまだこれからです」


心理「あ、無理矢理まとめた」

美琴「終わったわね・・・」


パチパチパチ


上条「さて・・・ダンスか・・・」

垣根「なんの曲だろうな」

美琴「帰ってくるの早すぎよ」

垣根「速さが足りない」

ショチトル「あ、音楽かかるぞ」


Don't Stop The Rock


垣根(え、運動会で踊るのこれ?)



質問コーナー

115 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 14:55:00.75 KIKyyBRY0 67/750

テクパトル「ん、質問か」


テクパトルシスターズはテッくンが好きなのか一方通行が好きなのかどっちでしょうか


10033「ミ、ミサカはもちろん一方通行が・・・」

14510「いや、あれなんですよ、とミサカはごまかします」

20000「なんていうか、めちゃくちゃ中の良かった兄弟がある日恋人連れてきて、目の前でイチャイチャしてる感じ」

20000「ヤキモチというかうらやましいというか・・・ね」

10033「・・・ミサカも、ちょっとモヤモヤします、とミサカは苦笑します」

テクパトル(え、なんでコイツらが悩むの?)



9982「ちくしょうあの野郎きづいてねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!」

2377「ふざけんなよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」

00001~10031「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」



116 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 14:56:59.49 KIKyyBRY0 68/750

さだのり「うん、これはいい質問だ」

エツァリ(誰ですか)


幻想殺しとカオステックアイはどっちが強いのでしょう?
カオステックアイの効果範囲がわからんorz


さだのり「俺の能力には効果範囲はない」

上条「は?」

さだのり「宇宙の中全てが範囲なんだな、これが」

上条(えっ)

さだのり「ただ、いつも使う気はない、力とは隠すためにあるからな」

さだのり「幻想殺しに負ける気はしないな、でも戦う気もしない」

垣根「さっすがさだのり」



本編続き

117 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:00:13.99 KIKyyBRY0 70/750

本編続き


上条「・・・生徒困ってるぞ」

美琴「だってこれ体育祭みたいなので踊るものじゃないでしょ」

垣根「ブレイクダンスとかか?」

エツァリ「そうですね・・・」

ショチトル「みんな適当にウネウネ動いてるな」

美鈴「シュールね」

削板「がんばるなみんな!!」

観客席にも微妙な空気が漂っている

垣根(ここは俺が・・・)

心理(やめて)

118 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:04:43.27 KIKyyBRY0 71/750

垣根「あ、終わった」

美琴「・・・次は・・・ムカデ競争ね」

上条「あれ、ムカデ競争なんてあったか?」

心理「急遽決まったんじゃないの?たしか昨日言ってたわよ」

美鈴「へぇ、そういうのもあるんだ」


テクパトル「ムカデ競争か・・・」

19090「ム、ムカデが競争するのですか!?とミサカは恐怖におののきます!!」

14510「テっくん、守ってください・・・とミサカはテっくんの腕にしがみつき」

10033「ミ、ミサカも守ってください!!とミサ」

17600「おいおいだらしねぇな、とミサカもテっくんに抱きつき」

19090「ダメです!!テっくんに抱きついていいのはミサカだけです!!とミサカは先に抱きつきます!!」


ギャーギャー

御坂妹「・・・20000号はいいのですか?とミサカは問いかけます」

20000「あれは、飛び込みたくない」

119 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:09:31.52 KIKyyBRY0 72/750

一方「・・・おい番外個体・・・」

番外「ん、なぁに?」

一方「なンでしがみついて来るンだよ・・・」

番外「・・・いいじゃん、好きなんだから」

一方「はァ・・・」

一方通行は溜め息をついていた

さっきから番外個体はひっついて離れない

一方「てめェはなにがしたいンだよォ・・・」

番外「ふふーん、デートデート♪」

一方「・・・気持ち悪いから離れろ」

番外「こういうキャラはいやなの?」

一方「いやだ、いつものお前がいい」

番外「な、ななななななに言ってるの急に!!」

一方(ちょろい)

120 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:14:17.17 KIKyyBRY0 73/750

一方「で、なンでわざわざテクパトルたちと離れたンだよ」

番外「ミサカと二人きりにするため」

一方「えェ・・・」

一方通行が嫌そうな顔をする

彼も、どちらかといえば競技を見たいのだ

こんなところで油を売りたくはない

一方「なァ、さっさと競技場帰ろうぜ」

番外「もうちょい付き合ってよ」

一方「・・・しゃあねェな」

番外(よし、これなら・・・)

番外「ねぇ、一方通行」

121 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:18:35.49 KIKyyBRY0 74/750

一方「ンだァ、番外個体」

番外「・・・キス、していい?」

一方「は?」




一方「はァァァァァァァ!!!!!!!???????」

番外「なにいきなり」

一方「なンでそういう話になるンだよいきなり!!」

番外「なに、焦ってる?」

一方「あ、ああああああああ焦ってねェよ!!」

番外(焦ってんだろ)


122 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:21:12.80 KIKyyBRY0 75/750

一方「第一なンでお前と・・・」

番外「・・・いや?」ナミダメウワメヅカイ

一方「イヤだね」

番外「おい、そこはノれよ・・・」

一方「はァ・・・」

また一方通行が溜め息を吐く

なんでこんな話をしなければならないのか

一方「くだらねェこと言ってるヒマあったらさっさと競技場行くぞ」

番外「・・・」


番外(ねぇ、どうにかして一方通行を振り向かせたいんだけど・・・>>123助けて、どうすればいい?)

124 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:26:35.53 KIKyyBRY0 76/750

番外「・・・ねぇ、一方通行」

一方「あァ?」

一方通行は振り返りもせずに答える

それが少しイラっとしてしまう

番外(・・・いいよ、それなら)


番外個体が、一方通行に抱きつく


一方「なンの真似だよ」

番外「・・・言ったでしょ、ミサカはあなたのことが好きだって」

一方「いきなりはやめろよな」

番外「・・・じゃ、いきなりじゃなけりゃいいの?」

一方「ちげェ」

125 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:28:48.08 KIKyyBRY0 77/750

番外個体は、抱きしめる力を強める

番外「・・・ね、もうちょっとこのままでいい?」

一方「・・・あのォ・・・周りの視線が痛いンですけどォ」

番外「いいじゃん、それくらい」

番外個体は離れない

一方「・・・」

一方(けどなァ・・・)


一方(胸が当たってるンだァ)

一方(俺の股間のベクトルが一方通行なンだけどよ)

一方(どうするンだよ・・・>>126)

127 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:33:50.00 KIKyyBRY0 78/750

一方(あァ、そっかァ・・・問題なのは人目があることだもンな)

一方(・・・いや、なンか間違ってる気もするけどよ)


一方「番外個体、ちょっと抱きついとけよォ」

番外「へ?」

一方通行が電極のスイッチを入れる

そして、自分の風のベクトルを操り、遠くへ飛んでいく


一方「うひゃひゃひゃ!!!!!いいねいいねェ最っ高だねェ!!!!!!!」

番外「」

128 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:35:29.44 KIKyyBRY0 79/750

一方通行は、番外個体を連れて人気のないところに飛んだ

もちろん、すぐに競技場にも行ける距離だ

一方「さて・・・番外個体」

番外「」キュー

一方「あァ?気絶してンじゃねェか」


一方「しゃあねェな・・・どうすりゃいいンだろォな」

一方「>>129、知恵を貸せ」


129 : VIPに... - 2011/06/16 15:44:07.95 6C2X7dMp0 80/750

ホントに誰もいないね。
いろいろベクトル操作して意識を戻し、その後は>>1に任せるよ。

131 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:47:24.65 KIKyyBRY0 81/750

一方「しゃあねェな・・・」

一方通行が番外個体の頭に触れる

一方(・・・生体電気を操って・・・)


番外「ふにょぉぉぉん!!!!」

一方(ンだよその声)

番外「はれれ?ゲコ太は?」

一方「いねェよ、てか夢見てたのかよ」

番外「ん、ここどこ?」

一方「・・・ちょっと静かなところに来たくてな」

132 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:49:48.90 KIKyyBRY0 82/750

番外「・・・なんで?」

一方「・・・こンな話誰にも聞かれたくなかったからな」

番外「話?」

一方「・・・なァ、番外個体・・・お前は俺を恨ンでるか?」

番外「うん、そしてそれ以上に感謝してる」

番外「恨みも愛情もあるけど・・・トータルでは愛情が大きいね」

一方「そォかよ」

一方通行が笑う

133 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:53:24.18 KIKyyBRY0 83/750

番外「・・・ねぇ、あなたはミサカのことを恨んでる?」

一方「あァ、俺のトラウマえぐりやがったからなァ・・・」

一方「・・・でもよ、それ以上に感謝してる」

一方「俺の大事な家族だからな」

番外「そっか」

番外個体が顔を下げる

番外「・・・やっぱ、まだ家族止まり?」

一方「・・・わからねェ」

一方「俺にはわからねェ・・・」


一方(・・・俺のこの感情は、なンなンだよ・・・)

一方(一緒にいたい、守りたい、こいつが他の男と話してるとイラつく・・・)

一方(・・・なァ、教えろ・・・俺のこの感情の名前を)

一方(>>134・・・なンなンだよ・・・)

135 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 15:58:19.62 KIKyyBRY0 84/750

一方(・・・打ち止めに対する気持ちと、ほとンど同じだ)

一方(笑顔を見てると落ち着く、泣いてるとイヤになる、一緒にいると笑顔になれる・・・)

一方(でもよ、コイツにだけ・・・一つ、コイツにだけ感じたことがある)


一方(コイツに、守ってほしいンだ)

一方(打ち止めにも、黄泉川にも、他の誰にもそンなことはなかった)

一方(・・・コイツを支えて、コイツに支えてほしいと思った)

一方(情けねェ男だ、女に守ってほしいなンて)

一方(・・・それでも・・・俺はコイツにだけ、自分を託したい)

一方(・・・)


一方(そォだよなァ一方通行)

136 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:00:23.76 KIKyyBRY0 85/750

一方(・・・なァ、俺は伝えるべきか・・・伝えないべきか・・・)

一方(ンなこと、普通は言えねェよな)

一方(・・・最後だ、こンなに優柔不断になるのは)


一方(答えろ、>>135)

一方(俺は・・・こンな情けないことを伝えていいのか?)

137 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:00:49.18 KIKyyBRY0 86/750

>>136 あ、間違えたw

>>139

139 : VIPに... - 2011/06/16 16:11:57.85 g/NG2MLq0 87/750

一方通行なのに優柔不断とか・・・ハッキリイッチャエバイイノニ

141 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:17:25.70 KIKyyBRY0 88/750

一方(オーケー・・・やってやるよ)


一方「おい、番外個体」

番外「なに?」

一方「今から情けねェことを言うかもしれねェ、バカにしてくれたって構わねェ」

番外「・・・いいよ、あなたが情けないのは知ってるし」

一方「・・・そうか」

一方「俺は、お前や打ち止めや黄泉川や・・・いろンなヤツを守りたいと思ってる」

一方「でも・・・な」


一方「俺は、誰にも支えられたくはなかった」

142 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:20:23.77 KIKyyBRY0 89/750

一方「俺の身は俺で守れるンだ、この力で」

一方「・・・誰かに守ってもらうなンて、誰かに背負ってもらうなンていやだった」

番外「・・・あなたらしいね」

一方「・・・お前が初めてだった」

番外「は?」

一方「打ち止めを守るときも・・・俺が誰かに大切なものを託したのは・・・」


一方「俺が、そばにいてほしいと思ったのは、お前が初めてなンだよ」

一方「背負ってほしいと思ったのは、支えてほしいと思うのは」

一方「お前にだけなンだ」

143 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:22:23.90 KIKyyBRY0 90/750

番外「・・・ミサカに、守ってくれって?」

一方「情けないだろ」

一方「・・・笑われてもいい、バカにされてもいい」

一方「でもよ、俺はそれでもいいンだ」

一方「俺は、お前を守りたい、そしてお前に支えてほしい」

一方「なンでかだって?どうしてかって?」


一方「愛してるからだ、お前のことを」

番外「・・・え?」

145 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:25:35.34 KIKyyBRY0 91/750

一方「愛してるンだよ、お前だけを」

一方「いつからだとか、なンでとかは分からねェ」

一方「理由だって、分からないンだよ」

一方「不器用だけど、俺はお前が好きなンだ」

一方「だからよォ・・・」


一方「俺と・・・付き合ってくれ」


番外「・・・バッカみたい」

番外「何が支えてくれだよ・・・今までずっと遠くにいたくせに」

一方「分かってる」

147 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:28:47.28 KIKyyBRY0 92/750

番外「今更・・・遅いんだよ・・・」

一方「・・・待たせたのは分かってる」

一方「お前の気持ちに・・・長い間答えなかった」

一方「だけどよ、俺はもうウソはつかねェ」

一方「守りたいンだ、抱きしめたいンだ・・・お前を、お前だけを」

一方「遅かったのは謝る、でも遅れたのには訳があるンだ」

一方「感情なンてなかった俺に、愛が生まれるまで時間がかかったンだ」

一方「・・・その愛を教えてくれたのは・・・お前なンだよ」

149 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:31:02.60 KIKyyBRY0 93/750

番外「・・・ちょっと、考えさせて」

一方「・・・あァ、待っとく」

一方「・・・ちょっと先で、待ってるぞ」

番外「うん・・・ゴメンね」

一方「気にすンな」

番外「・・・ちょっとだけ、一人にして?」

一方「分かった」

一方通行がその場から去る


番外個体は、泣いていた

150 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:34:01.13 KIKyyBRY0 94/750

番外(・・・嬉しいんだ、とっても・・・)

番外(でもさ・・・ミサカには分かるんだ、あなたを支えるにはミサカは無力だ・・・)

番外(・・・それに、あなたを慕ってるのはミサカだけじゃないんだよ・・・)

番外(・・・好きだって言ってるときは、あんなに大胆になれたのになぁ・・・)

番外(・・・わがままだよな・・・ミサカは)

不安になっていた

手に入れなければ失うことはない

手に入れてしまえば、放してはならない

番外個体には、抱きしめ方が分からなかったのだ


151 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:35:51.18 KIKyyBRY0 95/750

一方(・・・今更、都合がよすぎたか)

一方(・・・待たなきゃならねェってのは辛いな)

一方(アイツは・・・何か悩んでるのか?)

一方(・・・俺は・・・)


垣根「あーあー、ウジウジしやがって」

一方「・・・」

垣根「・・・」

一方「てめェいつから見てやがった」

垣根「・・・最初から、だよ」

一方「殺す」

垣根「だが断る」

152 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:38:24.26 KIKyyBRY0 96/750

垣根「さて、行きますか」

垣根が一方通行を引っ張る

一方「行くってどこにだよ」

垣根「番外個体のところ」

一方「アイツは一人になりたいって言ってンだよ」

垣根「それはアイツの都合だろ」


垣根「両手で囲わなければ潰してしまうことはない、でも両手で抱きしめなければてめぇが守ってやることはできないんだよ」

垣根「アイツの涙は誰が拭くんだよ」

垣根「ハンカチ代わりになってやれ」

一方(えェ・・・)

153 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:40:38.73 KIKyyBRY0 97/750

垣根「おい番外個体」

番外「・・・垣根・・・と一方通行か」

垣根「さて、一方通行は隣に座れよ」

一方「はァ?なンで・・・」

垣根「いいから」

垣根が無理矢理二人を隣り合わせにする

番外「・・・なんのつもり?垣根」

垣根「雨を止ませるには傘が必要なんだ、傘を差し出すのは一方通行、そういうこと」

一方「分かンねェよ」


154 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:43:06.11 KIKyyBRY0 98/750

垣根「・・・番外個体、お前一方通行を背中に乗せてみろ」

番外「はぁ?なんで・・・」

垣根「いいから」

番外「・・・」

番外個体が嫌そうな顔をしながら、一方通行を背負う

番外「う・・・アナタ意外と重いね・・・」

一方「うえるせェ・・・」

垣根「次、一方通行」

一方「はァ!?こっちは杖ついてるンだぞ!?」

垣根「いいからさっさとやれよ」

155 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:45:27.41 KIKyyBRY0 99/750

一方「・・・重い、持ち上がらねェ」

番外「う・・・悪かったね」

垣根「降ろしていいぞ」

垣根が、二人をじっと見る

垣根「重かったろ」

一方「あァ」

番外「なんであんなことさせたの?」

垣根「・・・お前らが背負いたいって思ってるのはそれだけの重さがある」

垣根「そして、これから先、愛が深まればそれはどんどん重さを増すんだよ」

垣根「今、重かっただろ・・・支えられそうもなかっただろ」


垣根「将来、もっと重くなってしまうんだ」

157 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:47:36.72 KIKyyBRY0 100/750

垣根「愛ってのは重さを持っている」

垣根「お前らは、背中に背負わなければならないんだ」

垣根「背負えるのか?それだけの重さを、たった一人で」

番外「・・・」

一方「・・・あァ、いいぜ」

番外「!」

一方「今の俺にはまだ力がねェ、でもコイツを背負うためなら俺は強くなってやるよォ」

垣根「出来るのか?」

一方「さァな」

158 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:50:23.44 KIKyyBRY0 101/750

一方「俺は非力だ、誰も守ることはできなかった」

一方「上条みたいに、ずっと抱きかかえて、守り続けるのは無理かもしれねェ」

一方「でも、一緒に歩くのはできる」

一方「いくら重くても、ひきずることくらいなら出来る」

一方「美しくなくてもいいンだ、コイツが隣にいれば」

一方「30分しか能力は使えねェ、だったらその30分だけでも抱きしめてやる」

一方「何が愛の重さだ、そンなもン関係ねェよ」

一方「いくら重くても、どれだけ大きくても」

一方「俺はコイツを守るンだよ」

159 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:53:13.11 KIKyyBRY0 102/750

垣根「・・・番外個体は?」

番外「・・・ミサカも、そうだね」

番外「・・・しっかし、待たされるのは辛かったよ」

一方「悪かったなそりゃぁ」

番外「・・・でも、よかった」

番外個体がまた涙を流す

でも、その涙は嬉し涙だった

一方「・・・泣いてたら俺が涙を拭ってやる」

一方「雨が降ってたら傘を差し出してやる」

一方「・・・そばにいろ、俺の手の届く範囲でいいから」

一方「俺が、いつでも背負えるように」

番外「ふん、アナタには背負いきれるの?」

一方「当たり前だろ」


一方「十字架だって背負えたんだ・・・愛しいものくらい背負ってやるよ」

160 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:55:38.77 KIKyyBRY0 103/750

垣根「さーて、では俺は競技でも見に行くか・・・」

一方「・・・ありがとよ、垣根」

垣根「いや、メルヘンだったぜ」

番外「なにそれ」

垣根が手を振り、二人の元から立ち去る



垣根「で、いつから覗いてたんだよお前は」

20000「最初から、かな」

垣根「へぇ、悪趣味だな」

20000「おいおい、覗くのは興奮するぜ?」

垣根「・・・泣いてるぞ、心が」

20000「・・・顔は笑ってるか?」

垣根「おう」

20000「ならよかった」

161 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 16:58:11.88 KIKyyBRY0 104/750

垣根「いいのかよ、お前もアイツのこと好きだったんじゃねぇか?」

20000「・・・ミサカだけじゃないよ、他にもいる」

垣根「そうか」

垣根が溜め息をつく

垣根「誰かの愛を受け止めるってのは、他の愛は受け止めないってことだ」

垣根「残酷だよな、人間の背中は狭すぎる」

20000「狭いからこそ、たった一人だけを背負えるんだよ」

20000「広すぎたら、背負われてるほうは抱きしめられないじゃん」

垣根「・・・そうだな」

垣根が苦笑する

神様ってのは残酷だ、と

162 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:00:53.36 KIKyyBRY0 105/750

垣根「・・・俺は競技場戻るけど、お前はどうする?」

20000「・・・ここにいるよ」

垣根「・・・そうか、無理すんなよ」

20000「・・・無理ってのはするためのものだよ」

垣根「じゃあな」


テクパトル「・・・20000号のヤツどこ行った・・・」

垣根「おい、テクパトル」

テクパトル「ん、垣根か・・・どうした?」

垣根「今の競技面白いか?」

テクパトル「ムカデ競争か・・・微妙だな」

垣根「じゃあ、20000号のところに行ってやれ」

テクパトル「なんだ、いる場所知ってるのか?」

垣根「・・・」


垣根「悲しみの淵ってのは、大変だよな」

163 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:03:41.50 KIKyyBRY0 106/750

上条「さて・・・次は二人三脚か」

美琴「なんかちょっと地味な種目が続くわね」

美鈴「そろそろ昼だし、ごはんの準備しない?」

心理「そうね・・・あ、垣根」

垣根「ただいまー」

エツァリ「どこに行ってらしたんですか?放送席ではなかったようですし・・・」

垣根「まぁ、ちょっとな」

ショチトル「また暴れてきたのか?」

垣根「人助けだよ」

削板「それはいいことだな!」

美鈴「さーて、ごはんごはん♪」

上条「なに食べるかな・・・」

164 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:07:26.31 KIKyyBRY0 107/750

テクパトル「・・・20000号、大丈夫か?」

20000「ん、まぁね・・・10033号も14510号も・・・大丈夫?」

10033「こうなるとは分かっていましたが・・・とミサカは悲しみの表情を浮べます」

14510「・・・ミサカも、悲しみの表情を浮べます」

御坂妹「涙拭きますか?とミサカはハンカチを渡します」

20000「サンキュー・・・」チーン!!

御坂妹「鼻水はやめろ」

17600「・・・今日はテっくんが美味いものご馳走してくれるさ、とミサカはネタ振りします」

テクパトル「・・・三人とも」


テクパトルが三人を優しく抱きしめる

165 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:11:25.34 KIKyyBRY0 108/750

テクパトル「安心しろ、お前たちのいいところは俺もよく知ってる」

テクパトル「世の中、広いんだ・・・いつか別の恋をするさ」

テクパトル「お前たちならきっと大丈夫、素敵なヤツだからな」

テクパトル「俺が保証する、お前たちは幸せになれるさ」

14510「テっくん・・・」

10033「ありがとうございます・・・とミサカはテっくんの胸の中で泣きます・・・」

20000「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

テクパトル(うるさいが・・・仕方ないな)


19090「・・・これは仕方ありません、とミサカは我慢します」

17600「いやぁ、テっくんもたらしだね、とミサカは呆れます」

御坂妹「失恋したときに優しくされたら、恋になることも・・・」

19090「!!」

17600「いや、大丈夫だからテっくんに向かって突進しようとするな」

166 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:13:16.15 KIKyyBRY0 109/750

上条「いただきまーす!」

垣根「いただきまぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!!!!!!!!」

一同はまた、レストランに来ていた

美琴「またやるの?」

心理「あぁ、あれね・・・」

上条「あぁ・・・決め台詞が浮かばない」

垣根「とあるラジオのイマジンマター、始めました」

エツァリ「冷やし中華ですか」




質問コーナー

169 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:29:38.32 KIKyyBRY0 111/750

美琴「・・・え?」


食蜂操祈の部屋がお姉さまの写真で埋め尽くされています。とミサカは証拠写真を渡します。
つ食蜂の部屋の写真


美琴「な、な、なによこれ!!」

上条「うわ・・・いつ撮ったんだよこんな写真・・・」

食蜂「私の潜伏力にかかればこんなもの・・・」

美琴「このど変態がぁぁ!!」

食蜂「」

美琴(よし、言ってやった!!)


食蜂「ちょ、ちょっとトイレ行って来るから・・・」ドキドキ

美琴「え?」

垣根(塗れたな)


170 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:32:25.79 KIKyyBRY0 112/750

食蜂「はぁっ・・・美琴っ・・・あぁっ!!」


上条「・・・この部屋・・・うらやまゲフンゲフンけしからんな」

美琴「どうしよう・・・」

エツァリ「しかし・・・すごい量ですね・・・」

ショチトル「壊したらどうだ?」

心理「いや、寮だから壊せないのよ」

削板「一軒家だったら壊してたのか」

垣根「これがキレる若者です」

上条(違うと思う)

172 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:41:56.76 KIKyyBRY0 113/750

食蜂「え、なんで美琴が好きかって?」

食蜂「愛に理由なんて要らないわ」


美琴「もうヤだ」



本編続き

173 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:43:29.52 KIKyyBRY0 115/750

上条「あぁ、飯美味い・・・」

美琴「当麻、お父さんとお母さんは?」

上条「ここで待ち合わせしてる」

垣根「じゃあそろそろ・・・」


刀夜「あぁ、いたいた・・・当麻!」

上条「お、久しぶり」

詩菜「美琴さんもお久しぶりねぇ」ニコニコ

美琴「お久しぶりです」

垣根(挨拶済みか・・・)

174 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:47:41.96 KIKyyBRY0 116/750

詩菜「あらあら、御坂さんまで・・・」

美鈴「お久しぶりー」

刀夜「当麻、こちらの人たちは?」

上条「えっと・・・垣根と心理さん、エツァリにショチトル、削板だよ」

垣根「どうもー」

刀夜「いつも当麻お世話になってます」

心理「いえ、こちらこそ」

175 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 17:50:14.54 KIKyyBRY0 117/750

上条「父さん達はなに食べる?」

刀夜「じゃあ、ステーキ定食を」

詩菜「私はハンバーグ定食をお願いしようかしら」ニコニコ


エツァリ「しかし、お二人のご両親はお知り合いだったのですね」

上条「なにの縁かは分からないけどな・・・」

美琴「うん、そうよね・・・」

美鈴「これも運命よ!」

心理「素敵よね、そういうの」


垣根(青汁美味い)

178 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:29:31.08 KIKyyBRY0 118/750

一方「・・・なぁ、番外個体」

番外「なに?」

一方「キス、してもいいかァ?」

番外「・・・いいに決まってるじゃない、恋人なんだから」

一方「そォか」

一方通行が、優しくキスをする

番外「・・・やっと、アナタからのキスだ」

一方「悪かったな、待たせちまって」

179 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:31:46.11 KIKyyBRY0 119/750

番外「・・・ねぇ、一方通行」

一方「なンだよ」

番外「・・・恋人だったらさ・・・」

番外「いつか、この先もやるんだよね」

一方「・・・そォなるな」

一方通行がうなずく

番外「かぁーっ!!緊張するねぇ!!」

一方「そォか?成り行きでいけるだろ」

番外「いや、楽しもうよ」

一方「楽しむってお前・・・」

181 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:35:27.61 KIKyyBRY0 120/750

一方「さて、競技場に戻るか」

番外「うん、戻ろう」

一方通行と番外個体が手を繋ぐ

番外「・・・こうやって手繋ぐの久しぶりだね」

一方「そォだな・・・」

こんなに意識して手を繋ぐのは初めてだろう

一方「なァ、番外個体」

番外「なに?」

一方「・・・あ、愛してるぜェ・・・」

番外「ぎゃはは!!無理して言わなくてもいーっての!」

一方「・・・てめェ・・・」


番外(・・・言われなくても分かってるよ、一方通行)

182 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:39:11.49 KIKyyBRY0 121/750

一方「・・・あァ?テクパトルたちかァ」

テクパトル「・・・一方通行か」

一方「なンだよ、どっか行くのか?」

テクパトル「食事をな・・・一方通行、ちょっといいか?」

一方「なンだよ」


テクパトルが、一方通行の手を無理矢理引いていく

20000(・・・テっくん・・・)

183 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:42:35.50 KIKyyBRY0 122/750

テクパトル「・・・番外個体と、結ばれたのか」

一方「あァ?知ってンのかよ」

テクパトル「あぁ、知ってるさ・・・」

テクパトルが少し苦い顔をする

テクパトル「お前が番外個体という一人を選んだのは祝福するべきだ」

一方「ンなこと言うためにここに連れて来たのかよ」

テクパトル「・・・」


テクパトル「責めることはできないが・・・」

テクパトル「・・・お前のことを慕っている妹達が・・・辛い顔をしていた」

一方「・・・そォか」

184 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:45:35.21 KIKyyBRY0 123/750

テクパトル「・・・正直、少しだけ憎いんだ」

一方「そりゃそォだろォな、お前にとっては家族だからな」

テクパトル「・・・だから、お前は番外個体と幸せになるべきなんだ」

テクパトル「アイツらが、早く諦められるように」

一方「ンなこと言われなくても幸せになってやるよ」

テクパトル「・・・ならいいんだ」

テクパトルが後ろを向く

テクパトル「悪かったな、呼び止めて」

一方「気にすンな」

テクパトル「あぁ」

一方通行が去る

一人、テクパトルが残される

185 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:47:56.38 KIKyyBRY0 124/750

テクパトル(・・・辛いだろうな、アイツらは)

テクパトル(・・・俺には何も出来ない)

無力だと、テクパトルは思う

テクパトル(だったら、アイツらが少しでも辛いことを忘れられるように手伝うしかないな)


20000「・・・テっくん、悩んでるな」

10033「・・・ミサカたちのことで悩んでくれるのは、テっくんのいいところですよ、とミサカは微笑みます」

14510「でも、それが少し悲しいです、とミサカは苦笑します」

19090「・・・テっくん・・・」


テクパトル「・・・ん?お前たちいたのか」

186 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 18:52:19.50 KIKyyBRY0 125/750

20000「テっくん、ありがとよ」

17600「そういうところがミサカたちに好かれるんだな、とミサカは冷静に分析します」

テクパトル「・・・みんな、行こうか」

19090「はい、とミサカはテっくんに着いていきます」

テクパトル「何が食べたい?」

10033「ではハンバーグを」

14510「ミサカは日替わり定食を、とミサカはボケてみます」

テクパトル「日替わりがあるか分からないな」

御坂妹「テっくんの奢りですからたくさん食べましょう、とミサカは張り切ってみます」

テクパトル「やめてくれ」

みんなはレストランへ歩く


100331451020000(・・・テっくん、ありがとう)





質問コーナー

191 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:36:03.16 KIKyyBRY0 127/750

打ち止め「うーん・・・」


打ち止めさン、一方通行と番外個体が付き合い始めましたがどう思いますか?


打ち止め「あの人が幸せなのはとっても嬉しいよ、ってミサカはミサカは喜んでみたり!!」

打ち止め「・・・ただ、やっぱり寂しいかも、ってミサカはミサカは少しションボリしてみる・・・」

打ち止め「・・・」


打ち止め「あの二人の娘ポジを獲得したいな・・・ってミサカはミサカは切実にお願いしてみたり!」

192 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:38:25.52 KIKyyBRY0 128/750

上条「うわ・・・ややこしい・・・」


とうとう一方通行さんが上琴夫妻の弟に……

19090号の方が番外個体よりもお姉さんだから
テクパトルのほうがお兄さんか……?


なんかややこしいなぁwwwwww


上条「・・・一方通行が義弟?」

美琴「私の義弟があんなに怖いわけがない・・・」

テクパトル「俺も兄になるのか・・・」

19090「三世帯ですね、とミサカは将来を思い浮かべて・・・//」

一方「・・・オリジナル」

美琴「なに?」

一方「お姉様」

美琴「やめて」

193 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:40:57.39 KIKyyBRY0 129/750

一方「義姉さん」

美琴「テクパトルはまだしも・・・アンタは無理・・・」

テクパトル「俺はなんて呼ぶんだ?」

一方「兄貴」

テクパトル「・・・吐き気がする」

一方「なァ、上条の兄貴」

上条「・・・やめろ」

一方「もう一人の義姉さん」

19090「ミ、ミサカですか?とミサカは確認します」

美琴「・・・」

一方「義姉さん」

垣根「事件です」

美琴「お願いだからやめてくれない?」

194 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:44:16.37 KIKyyBRY0 130/750

テクパトル「ん、俺か」


安心のイケメンテクパトルが流石すぎてやばい
がんばってくれい


テクパトル「イケメンか・・・それは垣根だろう」

19090「いえ、テっくんのほうがイケメンですよ、とミサカは惚気ます//」

10033「・・・ミサカもテっくんがイケメンだと思います、ミサカも発言します!!」

17600「おう、いい男だな!とミサカもテっくんを賞賛します!」

20000「抱いて!!」

テクパトル「・・・なんなんだこれは・・・」

テクパトル「でも、ありがとな・・・お前らもみんなかわいいぞ」

ミサカ一同「//」


195 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:46:20.17 KIKyyBRY0 131/750

上条「さて・・・飯も終わったか」

美琴「うん、じゃあまた競技場に戻りましょう?」

心理「次は・・・100M選抜ね」

垣根「楽しみじゃ」

一同が競技場へ戻る

すでに、たくさんの観客がカメラを構えていた

上条「あ、あれって・・・」

美琴「・・・心理掌握ね」

エツァリ「100Mも出るんですね・・・」

ショチトル「すごいな」

196 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:49:17.87 KIKyyBRY0 132/750

食蜂「さて・・・私の走力があれば余裕なのよねぇ・・・」


「では、第1レース!!1コースは・・・」


上条「始まるな・・・」

心理「彼女、選抜に選ばれるほどなのね」

ショチトル「これは見物だな」

削板「あぁ、楽しみだ!!」

美鈴「胸でかいわねあの子」

美琴(そこ?)


「では、位置について・・・用意、スタート!!!!」

食蜂(行くわよ・・・ってあれは美琴!?)

食蜂(・・・あぁ、私をじっと・・・見て・・・見られてる?美琴に見られてるの?)

197 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:52:27.73 KIKyyBRY0 133/750

美琴「あら、操祈・・・、もう濡れてるんだ」

食蜂「い、いや・・・見ないで・・・」

美琴「ふふ・・・ヒクヒクしてる・・・」



食蜂(ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!)

「食蜂選手、早い!!他の選手を寄せ付けずにトップでゴール!!」

「タイムは・・・8秒12!!」


上条「おかしいだろ」

美琴「ボルトを超えた・・・?」

垣根「まだ速さが足りない」

心理(十分でしょ)

198 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 19:56:48.53 KIKyyBRY0 134/750

ショチトル「さて・・・100Mも終わったな・・・」

美琴「このあとは・・・」


次々と競技が行われていく

上条達は、ずっと観戦だった


上条「もう夜か・・・あ、今日フォークダンスだよな?」

美琴「うん、そうよ」

上条「行こうか、美琴」

美琴「うん//」

刀夜(いいぞ当麻)

エツァリ「自分たちも混ざりますか、ショチトル」

ショチトル「うむ」

垣根「じゃ、行くか」

心理「えぇ」

199 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:02:12.12 KIKyyBRY0 135/750

上条「・・・始まるな」

美琴「そうね」

二人は手を繋いで、輪の中に入っていた

後ろには、垣根、エツァリ、一方通行、テクパトル、黒子たちが並んでいる

夜なのもあって、遠くの美鈴には妹達が見えないようだ

テクパトル「フォークダンスか・・・」

19090「いい雰囲気ですね、とミサカはつぶやきます」

一方「こういうのは苦手なンだけどな・・・」

番外「いいじゃない」

200 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:06:22.43 KIKyyBRY0 136/750

音楽が流れる

輪の中で、一同は自分の愛する人と踊っていた

上条(・・・幸せだな)

美琴(・・・当麻・・・)

エツァリ「楽しいですね、ショチトル」

ショチトル「あぁ・・・幻想的だ」

垣根「その幻想をぶち殺す!!」

心理「殺さないでよ」

そんな、いつもどおりの会話をしながら

みんなは回っていた


201 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:13:18.86 KIKyyBRY0 137/750

上条「あぁ・・・楽しかったな」

美琴「うん、まだ二日目なのにもう終わった感じがするわ・・・」

垣根「だなー・・・まだ暴れ足りないけど」

心理「やめなさいよ・・・」

垣根「さて、またみんなで飯だな」

エツァリ「おや、またですか」



垣根「第一回!!ポロリもあるよ!!主に首が!!チキチキ!!この一クジに命をかけろ!!王様ゲームリターンズ!!!」

テクパトル(またか・・・昨日は美月とあんなことになったな・・・)

一方(めンどくせェな)



202 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:15:36.80 KIKyyBRY0 138/750

垣根「さーて・・・王様だーれだ!!!!」


垣根「っていきなり俺か」

黒子(絶対ヘンなことしますの)


垣根「じゃあ2番と11番が・・・」

番外(2番はミサカだ)

20000(おいおい、11だよ)


垣根「>>203」

203 : 前スレ>>992 - 2011/06/16 20:18:31.23 yqP8sGt2o 139/750

レズプレイ!

205 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:24:44.73 KIKyyBRY0 140/750

垣根「レズプレイ」

一方「てェェェいとくゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!!」

番外「」

20000「ニヤリ」

一方「てめェ取り消せ!!取り消さねェと・・・」

20000「セロリたん」


20000「これがあなたへの、最後の復讐だ」

14510(未知の快感に浸りたいだけでしょう、とミサカは見破ります)

20000「じゃ、ここでいいの?」

番外「ヤだ!!せ、せめて一方通行の見てないところで・・・」

20000「そっか・・・」


20000「ここでいいのかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

番外「」

206 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:27:27.98 KIKyyBRY0 141/750

20000号が、番外個体の下半身へと手を伸ばす


上条(見ない見ない)

心理(王様ゲームだからね・・・)

削板(ルールはルールだ)


一方「ちくしょォ・・・」

垣根(ざまぁ)

テクパトル(・・・止めたいが・・・止めたら死ぬな・・・)


番外「はぁっ・・・ね、ねぇ、せめてキスくらいで・・・」

20000「黙ってなさい、妹は」

番外「あ、あ、そこ・・・は・・・」

207 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:30:25.63 KIKyyBRY0 142/750

20000号の指は、番外個体の敏感な部分に触れる

だんだんと、番外個体の息が荒くなっていく

番外「くっ・・・あぁっ・・・」

20000「いいね・・・ミサカのも触ってみたら?」

番外「だ、誰が・・・」

20000「ルール、守らないと一方通行も迷惑だよ?」

番外「あ、一方通行・・・」


一方「すまねェ・・・俺にはなにもできねェンだ・・・」


番外「じゃあ・・・早く終わらせなきゃ・・・」

208 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:33:24.61 KIKyyBRY0 143/750

番外個体の指が、20000号の下半身へと伸びる

周りは、少しでも負担を減らすために別のことで気を紛らわしている

番外「・・・はぁ・・・もう、イ・・・」

一方「ダメだァ!!20000号どけェ!!」

一方通行が20000号を跳ね除ける

20000「む、なにを・・・」


一方「番外個体、まだか?」

番外「うん、ギリギリ・・・」

一方「・・・じゃァ・・・」

一方通行が、番外個体の敏感なところに触れる

209 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:37:06.54 KIKyyBRY0 144/750

番外「あっ・・・あぁぁぁぁっ!!!」

番外個体の体が跳ねる

そして一方通行は・・・




垣根「言うことは?」

一方「・・・お前が悪いンだよ」

心理「次、行きましょ」


上条「王様だーれだ!!!!」


美琴「あ、私・・・じゃあ5番と8番が」


黒子(8番ですの)

テクパトル(5番は俺だな)


美琴「じゃあ・・・>>210」

210 : VIPに... - 2011/06/16 20:37:48.87 zfwf5IzL0 145/750

協力してレッサーをぼこぼこにする

211 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:45:53.62 KIKyyBRY0 146/750

美琴「協力してレッサーをボコボコに・・・ってなによそれ!!」


レッサー「あれ?なぜ私はこんなところに?」

テクパトル「すまんな、命令だ」

黒子「申し訳ありませんの」

レッサー「え?」


テクパトル「ほらほらほらぁぁぁぁ!!!!!!!!」

黒子「ジャッジメントですのぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」

レッサー「にょわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



上条「お、王様だーれだ・・・レッサー大丈夫か?」


ショチトル「私だ・・・なら3番と4番が」


エツァリ(3は自分です)

御坂妹(4はミサカですね、とミサカは報告します)


ショチトル「>>212」

212 : VIPに... - 2011/06/16 20:48:35.63 v4G5Mi2Y0 147/750

ディープキス

215 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:55:08.34 KIKyyBRY0 148/750

ショチトル「ディープキス・・・ってなんじゃこりゃぁぁぁ!!!!!!!!!」


エツァリ「い、いいのですか?」

御坂妹「えぇ、ファーストキスはすでに済ませましたから、とミサカは・・・」

テクパトル「え?誰と」

御坂妹「・・・よ、酔ったときに・・・その、テっくんと・・・」カァッ

テクパトル「え?」

10033「たしか、テっくんは寝てましたから・・・とミサカは思い出します」

テクパトル「」


エツァリ「では・・・」

御坂妹「んっ・・・」


ショチトル「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」



216 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 20:58:21.88 KIKyyBRY0 149/750

ショチトル「死んでくる」

テクパトル「俺もだ」

19090「テ、テっくんは死なないでください!!とミサカは止めます!!」

ショチトル(あれ?私は?)



上条「王様だーれだ!!!!!!!!!」

心理「私ね・・・じゃあ6番と8番が・・・」


テクパトル(俺が6・・・)

10033(ミサカが8・・・)


心理「>>217」

217 : VIPに... - 2011/06/16 20:59:07.48 g/NG2MLq0 150/750

甘噛のやりあい

219 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:03:00.59 KIKyyBRY0 151/750

心理「甘噛のやりあい、とかどう?」

10033「テ、テテテテっくんとですか!?」

テクパトル「う・・・19090号・・・許してくれ・・・」

19090「だ、大丈夫ですから!!とミサカはフォローします!!」

垣根(心理定規鬼畜だな)


10033「では・・・ミサカはテっくんの耳を、とミサカは甘噛をします」

テクパトル「ふぉぉぉぉ!!くすぐってぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

20000(ウケるな)

テクパトル「じゃあ・・・俺も耳でいいや」

カプリ、とテクパトルが10033号の耳に噛み付く

10033「・・・はぁっ・・・」


一同(あれ?)

220 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:05:41.36 KIKyyBRY0 152/750

テクパトル「よし、終わったな」

10033(・・・うぅ、感じてしまいました・・・とミサカは・・・)

上条「つ、次!!王様だーれだ!!!」


削板「あ、俺だ・・・じゃあ2番と4番が」


垣根(2番だ)

美琴(あ、4番)


削板「>>221」

221 : VIPに... - 2011/06/16 21:06:43.00 v4G5Mi2Y0 153/750

お互い垣根は未元物質で、
御坂は水の分子を使って
翼を生やして空中戦

222 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:09:45.05 KIKyyBRY0 154/750

削板「勝負だ・・・」

垣根「いいぜ!!!やってやんよぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

美琴「空中戦なんて燃えるわねぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

二人は背中に翼を作り、空へと舞い上がる


上条(だ、大丈夫かあれ)



垣根「さーて・・・とりあえず、ハンデくれてやるよ」

美琴「いらないわよ、そんなもん」

垣根「いいから受け取れって・・・」

垣根「お前から先に攻撃してきていいぜ」

223 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:14:47.24 KIKyyBRY0 155/750

美琴「あら・・・じゃあ、行くわよ!!!」

美琴が電撃を飛ばす
それを垣根は軽く受け止める

垣根「ダメだ、あまりに短略的だな」

美琴「あら、でも・・・今の攻撃は受け止めたってことは、逃げられなかったんじゃないの?」

垣根「逃げられなかったんじゃない」


垣根「逃げなかったのさ」

垣根「てめぇの電撃、やっぱ短略的だ」


垣根「逆算、終わるぞ」

224 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:19:57.56 KIKyyBRY0 156/750

美琴「!?」

垣根「なるほど、さっきの電撃にはちょいと細工してたのか・・・」


垣根「お前、俺の周りの水分を分解させるつもりだったな」

垣根「おおかた、水蒸気爆発でも狙ったか」

美琴(・・・読まれたか・・・でも)


美琴「それだけじゃ」

垣根「あと、砂鉄は無理だぜ」

美琴「!!」

垣根「空にいるから砂鉄なんて使わない、って常識の裏をかいたか・・・さっき地上にいたときから細工してやがったが」


垣根「俺に、常識を当てはめるんじゃねぇよ」

226 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:22:11.65 KIKyyBRY0 157/750

美琴「・・・な、なんで分かったのよ・・・」

垣根「甘いんだよ、お前は」

垣根「それ、戻るぞ」

美琴「う・・・」


上条「さーて、王様だーれだ!!美琴元気出せよ・・・」


14510「ミサカですね・・・では5番と9番が」


テクパトル(え、また俺・・・5番・・・)

19090(おや、美月が9番です・・・と美月は命令が何かを予想します)


14510「>>226」

225 : VIPに... - 2011/06/16 21:20:16.70 pLnL0IYq0 158/750


>垣根「逆算、終わるぞ」

なんのだよww

227 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:22:53.13 KIKyyBRY0 159/750

>>225 いや、ていとくんってムダに名台詞いいたがりそうでww

安価はこの下

228 : VIPに... - 2011/06/16 21:23:27.46 v4G5Mi2Y0 160/750

自分で安価取っといてなんだけどポカ―(゚Д゚)―ン

229 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:24:19.12 KIKyyBRY0 161/750

>>228 バトルはサクっとw


安価はこの下

230 : VIPに... - 2011/06/16 21:24:53.86 v4G5Mi2Y0 162/750

被ったよ…
という訳で20000号にお仕置き

233 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:28:54.03 KIKyyBRY0 163/750

14510「20000号にお仕置きを」


テクパトル「よし、暴走した20000号のお葬式だ」

19090「え、お仕置き・・・」

20000「な、なに!?ミサカなにも・・・」

テクパトル「番外個体をいじめたよな?」

20000「」


20000「やめて!!黒曜石のナイフなんて入らない・・・いやいや冗談だから!!」

テクパトル「くらえ!!」

20000「むにょぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!30分正座はやめてぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」


テクパトル「ふぅ、終わった」


上条「お、王様だーれだ・・・20000号が正座で泣いてる・・・」


テクパトル「お、王様は俺か・・・じゃあ4番と14番が」


上条(4番だ・・・)

心理(14番ね)


テクパトル「>>233」

235 : 991もとい変態 - 2011/06/16 21:31:11.05 yqP8sGt2o 164/750

心理さんが浮気してないかチェック

237 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:34:29.74 KIKyyBRY0 165/750

テクパトル「じゃあ、浮気チェック」


上条「いやいや、俺は美琴だけが・・・」

心理「あ、キスマーク」

美琴「当麻ぁぁ!!!!」

心理「ウソよ」

上条美琴「」


心理「あ、これなに?」

上条「あぁ、それはプレゼント・・・」

心理「女物ね」

美琴「」

238 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:38:09.42 KIKyyBRY0 166/750

美琴「・・・誰に?」

上条「え?美琴にだよ・・・ほら、名前彫ってるだろ?」

心理「あら、ホント」

美琴「当麻ぁ♪」

上条「美琴♪」


一同(・・・つまらん)


上条「次が最後な!王様だーれだ!!♪」

垣根「機嫌よくするな」

黒子「あら、わたくしですの・・・では2番と3番が」


一方(俺かァ)

17600(ミサカだな)

黒子「>>240」

239 : VIPに... - 2011/06/16 21:43:15.10 v4G5Mi2Y0 167/750

スネークが一方の写真を出して
それを全て一方が解説

244 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:48:26.13 KIKyyBRY0 168/750

黒子「一方通行さんの写真解説ですの」


17600「セロリよ、これは?」

一方「おい、なんで俺の全裸写真がいきなり・・・」

20000「全裸!?」

番外「貸せ!!」

1003314510「ふぉぉぉ!!!!!!!!」

上条(なんだこれ)


17600「これは?」

一方「・・・番外個体・・・てめェ俺の手を股間に持っていってなにやってンだ?」

番外「い、一ヶ月前だ!!忘れた!!」

248 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 21:56:43.65 KIKyyBRY0 169/750

一方「漫才か・・・俺がツッコミな」

17600「よし、ミサカがツッコミか」

一方「おい」


17600「最近涼しいね」

一方「いや、暑い・・・」

17600「ボケろよ」

一方「」


一方「最近は涼しいですねェ」

17600「暑いだろボケ」

一方「」

250 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:00:02.76 KIKyyBRY0 170/750

一方「最近どォだ?」

17600「なにが?」

一方「下の調子は」

17600「感じやすいぜ」

一方「いや、つっこめよ」

17600「つっこむのは男の役目だろ」

一方「」


一方「・・・夏といえば花火だなァ」

17600「もう夏も終わりか」

一方「話を広げろ」

252 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:03:45.48 KIKyyBRY0 171/750

一方「なァ、花火好きか?」

17600「きたねぇ花火だ」

一方「やめろよ」


一方「花火といえば打ち上げ花火だな」

17600「いや、爆竹」

一方「やめろ」

253 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:06:03.10 KIKyyBRY0 172/750

一方「・・・オチがつかねェ・・・」

17600「あぁ、だからさっきから落ち着いてないんですね」

一方「いい加減にしろ」

二人「どうも、ありがとうございました」


上条「さて、今日は解散か・・・」

美琴「また明日ね」

垣根「最後があれだったな」

一方(頑張ったのに)

254 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:07:57.69 KIKyyBRY0 173/750

テクパトル(さて・・・ミサカたちは一方通行に振られた会と言って、帰って着てない)

テクパトル(今は美月と二人きり)

テクパトル(そして・・・)


19090「テっくん、早く浴槽につかりましょう、と美月は提案します」

テクパトル「あ、あぁ」


テクパトル(また、俺の理性の戦いが始まる)

テクパトル(・・・向かい合って座るか?それとも・・・>>255)

255 : VIPに... - 2011/06/16 22:08:43.75 g/NG2MLq0 174/750

おひざだっこだろ!

256 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:11:08.74 KIKyyBRY0 175/750

19090「テっくん、失礼しますね・・・」

テクパトル「はい?」


19090号がテクパトルのひざの上に座る
テクパトルに背中を向けて


背中フェチのテクパトルに、背中を向けて


背中フェチの、テクパトル


テクパトル(・・・近い近い!!ど、どどどうする!?)

テクパトル(>>258 助けて!!)

258 : VIPに... - 2011/06/16 22:18:45.34 SzkiYSN20 176/750

なめろよ

259 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:21:57.34 KIKyyBRY0 177/750

テクパトル「み、美月・・・舐めていいか?」

19090「え・・・あ、はい・・・と美月は顔を・・・ひゃぁっ!」

テクパトルがすぐにその背中を舐め始める

舌にあたる、固い背骨の感触

一瞬、肌の柔らかさとのコントラストに意識さえもが飛びかける

テクパトル「美月・・・」

テクパトルが、そっと抱きしめる

テクパトル(・・・次は・・・>>261・・・)

261 : VIPに... - 2011/06/16 22:27:19.32 CoO2iY6Xo 178/750

胸へ

262 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:29:30.90 KIKyyBRY0 179/750

テクパトル「胸・・・」

19090「ど、どうぞ・・・と美月は許容します・・・」

ミサカDNA最大の弱点、胸へと手を伸ばす

19090「はぁっ・・・んっ・・・」

テクパトル(・・・可愛い声だよな・・・)

テクパトルは、頭が蕩けていくのを感じる

愛するものが、自分の手によって感じている

テクパトル「・・・」

263 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:33:07.45 KIKyyBRY0 180/750

19090「はぁっ・・・んぁぁっ・・・あ、テっくん、美月は・・・」

19090号の体が大きく反る

テクパトル「・・・イったのか?」

19090「は、はい・・・と美月は・・・」ハァハァ

テクパトル「・・・かわいいぞ、美月・・・」

19090「テっくん・・・」

19090号が夢中でテクパトルの唇をまさぐる

テクパトル(・・・いい・・・感じだよな・・・)

テクパトル(>>265、どうしよう?)

266 : VIPに... - 2011/06/16 22:39:32.01 h/SmpuaIO 181/750

でもテクパトルさんなら負けないと思うんだ

267 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:41:29.89 KIKyyBRY0 182/750

テクパトル(いや、まだ早いよな・・・)

19090「?テっくん?」

テクパトル「きょ、今日はここらへんにしとこうか!」

19090「え・・・そ、そうなのですか?と美月は問いかけます」

テクパトル「あ、あぁ・・・」

19090「・・・」


19090(どうしましょう、と美月は>>268に助けを求めます)

268 : VIPに... - 2011/06/16 22:43:55.53 6C2X7dMp0 183/750

テっくんはもしかして自分も気持ちよくなりたいのですか?と美月は問いかけます。

269 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:46:49.32 KIKyyBRY0 184/750

19090「テっくん・・・もしかして、テっくんも快感に浸りたいのですか?と美月は問いかけます」

テクパトル「・・・はい?」

19090「その・・・テ、テっくんは、イく・・・ということを経験したことがあるのですか?」

テクパトル「いや、ないが・・・」

19090「では・・・」


19090「み、美月が・・・味あわせてあげます・・・と美月は提案します」

テクパトル「」


テクパトル(ど、どどどどうする>>270!?)

270 : VIPに... - 2011/06/16 22:54:13.09 eSz8Vdk40 185/750

男らしく受け入れろ

271 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:57:05.49 KIKyyBRY0 186/750

テクパトル(・・・そうだよな)

テクパトル「・・・その代わり、キツかったらやめろよ?」

19090「は、はい・・・」

19090号が、そっとテクパトルの下半身に触れる

少し怯えたような手つきをしている

テクパトル(・・・やべぇ、これは・・・)

テクパトルの頭がクラクラと快感に揺れる

19090「テっくん・・・どうですか?と美月は問いかけます・・・」

テクパトル「あ、あぁ・・・すげぇ気持ちいい・・・」

19090「・・・」カァッ

二人とも、顔が赤くなる

272 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 22:59:42.38 KIKyyBRY0 187/750

19090号の手は、テクパトルのそれを上下へと激しく擦った

だんだんと、何か分からない感覚がテクパトルを襲う

テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・美月・・・」

19090「・・・テっくん、少し浴槽からあがってもらえますか?と美月はお願いしてみます・・・」

テクパトル「?あ、あぁ・・・」

わけも分からずテクパトルは浴槽からあがる

19090号は、テクパトルのそれに顔を近づける
顔が紅潮している

テクパトル「ど、どうした・・・」

その時

19090「んっ・・・」

19090号が、口でそれを咥えた

273 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 23:02:22.58 KIKyyBRY0 188/750

テクパトル「お、おい!!」

テクパトルの感覚が一気に研ぎ澄まされる
口の中の暖かな感触

下で顔を赤らめながらもテクパトルに奉仕する19090号

その目は、そこか遠くを見ているようで、テクパトルを見つめていた

テクパトル「・・・あ、ヤバイ・・・」

分からないが、なにか大きなものがこみ上げる

テクパトル「美月・・・は・・・なせ・・・」

19090「・・・」

しかし、19090号は放さない

それどころか顔の動きを激しくする

テクパトル「バカ・・・くっ・・・!!」

テクパトルのそれから、熱い液体が飛び出した

274 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/16 23:04:17.88 KIKyyBRY0 189/750

一瞬、快感で頭が真っ白になる

テクパトル「・・・はぁ・・・」

19090「・・・」ゴクン

19090号の喉が動いた

19090「に、苦いです・・・と美月は感想を述べます」

テクパトル「・・・美月・・・」

19090「き、気持ちよかったですか?と美月は問いかけます」

テクパトル「あぁ、気持ちよかった」

テクパトルが19090号を抱きしめる

二人の高鳴る鼓動が重なった

281 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:28:18.68 HHrSixdL0 190/750

テクパトル「い、いいか・・・美月」

19090「はい、と美月は返事をします」

テクパトル「その・・・本番とかは、まだダメだ・・・約束もあるし」

19090「そうですか・・・と美月は少し肩を落とします」

282 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:30:47.57 HHrSixdL0 191/750

テクパトル「た、ただ二人でその・・・あれだ、気持ちよくなる方法というのもないわけではない」

19090「!!それはなんですか!?と美月は問いかけます!!」

テクパトル「その・・・こう、お前の股で俺のこれを挟んで動かすんだ」

19090「・・・//」

テクパトル(ん?説明が伝わらなかったか?)

テクパトル「え、えっと・・・お前のク」

19090「わわわわわわ分かりました!!!と美月は展開に追いつけず焦ります!!」

テクパトル「そ、それは俺も同じだけど・・・」


テクパトル「い、いくぞ」

19090「はい・・・」

283 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:33:31.96 HHrSixdL0 192/750

テクパトルが、自分の肉棒をそっと19090号の股に入れ込む

少し硬い突起の感触や、やわらかい二枚のプニプニした感触

それらの感触が、どんどんテクパトルの脳を刺激する

一方、19090号も快感に浸っていた

己の敏感な突起に、愛する人の一部が当たっている

肉体的な快感と精神的な快感

恐ろしいほどの興奮と羞恥が頭を駆け巡った


テクパトル「はぁ・・・はぁ・・・」

19090「ん・・・んっ・・・あっ・・・」

グチュリグチュリと、水音がする

284 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:35:26.69 HHrSixdL0 193/750

テクパトル「美月・・・」

テクパトルはそのまま、19090号の胸へと手を伸ばす

19090「ふぁぁっ・・・くっ・・・テ、テっくん・・・それはダメです・・・」

テクパトル「・・・なんか、どんどんお前の・・・あれ濡れてきてるぞ」

19090「うぅ・・・」カァッ

テクパトル「・・・」


テクパトル(せ、背中も丸見え・・・だな)

テクパトル(しかし、これって真上から見ると完全に入ってるみたいだな・・・)


286 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:38:33.45 HHrSixdL0 194/750

19090「んっ・・・んぁっ・・・ふゅぅっ・・・はぁ・・・」

テクパトル「くっ・・・」

19090号の甘い声に刺激された聴覚
その美しい体に惑わされた視覚
やわらかい感触や固い感触で溶けそうな触覚

体のすべての感覚を、テクパトルは彼女に奪われていた

テクパトル(あぁ・・・むしろ俺はがんばってる・・・のか?まだ本番には手を出さないってのも・・・難しい・・・)

19090「はぁっ・・・テっくん・・・気持ちいい・・・んにゃぁ・・・」

テクパトルの肉棒が、19090号の愛液で濡れていく

287 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:41:21.20 HHrSixdL0 195/750

19090「・・・あ、テっくん」

テクパトル「ん、どうした?」

19090「イきそうで・・・す」

テクパトル「そ、そうか」

19090号の腰の動きが激しくなる

顔はよくは見えないが、紅潮しているのが後ろからでも分かる

19090「はぁっ・・・テっくん、愛してい・・・ます・・・はぁっ、んっ、ふゅっ・・・」

テクパトル「あぁ、俺もだ・・・愛してる・・・」

288 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:43:18.28 HHrSixdL0 196/750

テクパトルも、腰の動きを激しくする

もう、他の事を考える余裕は無かった

テクパトル「美月、俺も・・・!!」

19090「あぁっ!テっくん、テっくん!!」

二人の体が大きく揺れる

倦怠感と達成感で、二人はしばらく動けなかった



テクパトル「・・・美月、動けるか?」

19090「な、なんとか・・・と美月は体を動かします・・・」


289 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:45:06.44 HHrSixdL0 197/750

テクパトル「・・・ん、ちょっとお腹にかかってるな・・・」

19090「あ、洗うので大丈夫ですよ、と美月は答えます」

テクパトル「そうか」

テクパトルが19090号の頭を撫でる

19090「は、恥ずかしいですね・・・と美月は顔を赤らめます」

テクパトル「そりゃ、俺だって恥ずかしいけどさ」

テクパトル「それ以上に幸せだからな・・・」

19090「は、はい//」

テクパトル「じゃ、お腹洗ったら出るか・・・」

290 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 08:47:14.40 HHrSixdL0 198/750

テクパトル「はぁ・・・いろいろと疲れたな」

19090「そ、そうですね・・・と美月は服を着ながら答えます」

テクパトル「まだ少し体がだるいよ」ハハハ

19090「美月もです・・・」カァッ

二人はそんな会話をしながら服を着終えた

そして、脱衣所から出る


20000「いよぅ、お楽しみだったかお二人さん」

10033「・・・一緒に風呂とはいいご身分ですね、とミサカは冷やかします」


テクパトル19090「」

297 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:32:31.50 HHrSixdL0 199/750

テクパトル「まままま待て!違う、何もしてない・・・!」

17600「脱衣所に行ったら声丸聞こえだったぜ、とミサカは二人がナニをしていたか想像しながらため息をつきます」ハァ

10033「・・・テっくん、やるなとは言いませんがそういうのはホテルでお願いします、とミサカはぶーたれながら発言します」

テクパトル「だ、だからしてねぇ!」

14510「・・・昼間ちょっとでもカッコイイと思ったミサカがバカでした、とミサカは呆れます」

20000「人のこと変態呼ばわりできないじゃんか」ケケケ

テクパトル「いやいや!お前達が思ってるようなことは何一つないからな!」

御坂妹「ほぅ、ではどんなことはやったのですか?とミサカはジト目で問い掛けます」

テクパトル「な、19090号、お前も・・・」

19090「ふにゃぁぁぁぁぁ・・・」

テクパトル「誰か助けてくれよ!」

テクパトルの悲痛の叫びが病院に響く



298 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:33:02.05 HHrSixdL0 200/750

テクパトル「・・・なぁ、なんで俺は正座させられてるんだ?」

御坂妹「変態には罰が必要です、とミサカは述べます」

10033「変態テっくん、とミサカは新たなニックネームを考えつきます」

テクパトル「・・・いや、たしかにみんなも使う風呂でやったのは間違いだったが・・・」

テクパトル「19090号とそういうことをするのは別にそれほどの過ちではないだろう?恋人なんだし」

ミサカ一同「」


299 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:33:28.43 HHrSixdL0 201/750

14510「なぜか!なぜか胸が少し苦しいです!とミサカはぁぁぁぁぁぁぁ!」

17600「愛は海よりも深く、その海には二人しか浸れないのさ、とミサカは諦めながら変態テっくんをバカにします」

テクパトル「待て」

20000「昼間はホントにかっこよかったのに・・・」

10033「・・・テっくんのバカ、とミサカは少し涙目でつぶやきます」

テクパトル「俺か!?俺が間違ってたのか!?」

御坂妹「あーあー、うらやましいな、とミサカは今一度テっくんがファーストキスの相手であることを伝えます」

テクパトル「それは不可抗力だろ!」

テクパトルがミサカ達から説教という名の愚痴を聞かされる


300 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:33:54.87 HHrSixdL0 202/750

テクパトル「・・・助けてくれ・・・」

19090「・・・テっくん、私を連れて逃げてください!」

テクパトル「はいぃぃ!?」

10033「なっ、お手伝いさんがいなくなると困ります!決してテっくんがいなくなると寂しいわけではありませんが!とミサカはお姉様ばりのツンデレを発揮します!」

テクパトル「ツンデレはいいからさっさと正座をやめさせてくれ!」

17600「律儀に正座のままで聞いていたとは・・・」

20000「偉い偉い、テっちゃん萌えー」

テクパトル「なんだその呼び方!お前らが銃向けてるから仕方なく正座だ!お前らのほうが普通は萌えるだろ!」


ミサカ一同「ツッコミの中にデレを入れるなんて・・・//」

テクパトル「もうやだこの家族!」


301 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:34:21.63 HHrSixdL0 203/750

上条「あぁ・・・三日目が始まった・・・」

美琴「さすがにみんなも中弛みね・・・」

垣根「まぁナイトパレードあるから夜だけは盛り上がるんだろうな」

心理「ナイトパレード楽しみね」

美鈴「あー、パパも来ればよかったのになー」

五人は観客席で話していた

ほとんど出場する種目もないためヒマなのだ


302 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:34:48.69 HHrSixdL0 204/750

垣根「放送席はおっぱい吹寄がいるし・・・」

上条「その呼び方本人の前ではやめろよな・・・」

垣根「あー!ヒマだぁぁぁ!」

垣根がゴロンと転がる

アスファルトに頭をぶつけて涙目になっていた

心理「はぁ・・・何かいい時間潰しはないかしらね・・・」

美琴「うーん・・・朝ごはんは終わったし・・・」

美鈴「またエツァリくんたちは遅れてるんだ」

垣根「あいつら、結構朝が苦手だって言ってた」


303 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:35:15.47 HHrSixdL0 205/750

心理「低血圧なのね」

美鈴「大変だねー若いのに」

上条「いや、誰でも朝はゆっくりしたいもんですよ」

美琴「そうね・・・あ、削板」

削板「よっ、お前らもヒマなのか」

上条「かなりな・・・」

美琴「競技見てるだけじゃね・・・」

削板「じゃあ屋台でも回ったらどうだ?」

上条「うーん・・・まぁ見るだけでもいいか」


304 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:35:42.52 HHrSixdL0 206/750

一同が屋台に向かって歩き出す

クレープやアイス、かき氷といったものから、ヤキソバ、タコ焼き、果てはメイド弁当なんてものまであった


上条「・・・ん、エツァリたちだ」

美琴「あ、並んでる」

二人はなぜかヤキソバの屋台に並んでいた

エツァリ「ショチトル、そわそわしすぎですよ」

ショチトル「何を言う、至って冷静だ」ソワソワ

エツァリ(ヤキソバ食べたいんですね)


305 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:36:09.23 HHrSixdL0 207/750


垣根「よっ、お二人さん」

エツァリ「あ、垣根さん・・・それにみなさんも」

上条「昨日の繰り返しみたいだよな・・・」ハハハ

エツァリ「やることがないですからね」ハハハ

美琴(あ、自棄の笑いね)


心理「・・・まぁ、みんなで回りましょう」

美鈴「今日もよろしく、エツァリくん、ショチトルちゃん」

ショチトル「うむ」


306 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:36:35.23 HHrSixdL0 208/750

一方「・・・なァ、なンでお前はずっとくっついてくるンだよ」

番外「ん?恋人だから」

一方「いや、そォだけどよ・・・」

番外「文句でもあるの?」

一方「ありませン」

二人は上条達のいる場所とは正反対の屋台を見ていた

腕を組んで

周りの独り身達がうらやましそうな視線を向けている


307 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:37:03.05 HHrSixdL0 209/750

一方(・・・なンかこっ恥ずかしいよな)

番外「あ、ゲコ太のお面だ!」

一方「あァ?ンなもンまで売ってンのかよ・・・」

番外「買って!」

一方「・・・はいはい」

一方通行がゲコ太のお面を買う

店員は少し驚いたような顔をしていた

一方(俺が買うようなもンじゃねェからな)

番外「ありがとう!一方通行大好きだよ!」

一方(・・・)

一方(まァ悪くはねェか)


308 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:37:30.19 HHrSixdL0 210/750

テクパトル「最悪だよ」

テクパトルは呟いていた

視線の先には屋台の品物を買いあさるミサカたちがいた

テクパトル「なぁ・・・」

20000「なんだよ変態」

テクパトル「・・・悪かったってば」

10033「別にミサカたちはすねてなんかいませんから、とミサカは・・・」フン

テクパトル「・・・」


309 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:37:57.42 HHrSixdL0 211/750

19090「テっくん、元気出してください、とミサカは・・・」

14510「あーあー、一度ヤったからってイチャイチャしないでください、とミサカは」

テクパトル「すまなかった」


いきなり、ミサカたちの愚痴を遮りテクパトルが頭を深く下げる

テクパトル「お前達に不快な思いをさせたことは、全部俺の責任だ、すまなかった」

御坂妹「い、いえ、何もそこまで・・・」

テクパトル「お前達の幸せを作るのが俺の役目だ、それなのに不快な思いをさせるなんて・・・」

17600「いや、今のこの状況のほうがぶっちゃけ困るぜ、とミサカは若干焦ります」


310 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:38:23.82 HHrSixdL0 212/750

テクパトル「・・・本当にすまない」

10033「いえ、ミサカたちも大人気なかったというか・・・」

20000「とりあえず一回抱きしめてくれたら許してやるよ」

他のミサカ達も頷く

テクパトル「・・・あぁ、ありがとう」

テクパトルがそれぞれのミサカをしっかりと抱きしめる


ミサカ一同(・・・そういう優しさがミサカたちを苦しめるんだけど・・・とミサカは頭を抱えながらぁぁぁぁぁ!)



311 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:38:51.76 HHrSixdL0 213/750

上条「あぁ・・・暑い・・・」

美鈴「お肌の敵だ・・・」

美琴「30過ぎは特にね」

美鈴「言わないで!老いから必死に逃げてるのに!」ギャー!

垣根「てか何歳だろうがこの陽射しはキツイ、俺がガリガリ君だったら棒まで丸出しだぜ」

心理「卑猥な言い方はやめて・・・」

削板「暑さくらい根性で跳ね退けろ!」ハハハ

ショチトル「暑苦しい・・・」


312 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:39:18.80 HHrSixdL0 214/750

エツァリ「ショチトル、スポーツドリンクどうぞ」

ショチトル「ありがとう」

上条「美琴もいるか?」

美琴「あ、ありがと♪」

美鈴「かーっ!暑いね・・・」

垣根「心理定規、スポーツドリンクちょうだい」

心理「いやよ」

削板「白井は風紀委員か・・・」

美琴「あの子も大変よね・・・」


313 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:39:44.26 HHrSixdL0 215/750

黒子「暑いですの・・・」

初春「この暑い中を警邏なんて・・・ついてないですよね・・・」

黒子「仕方ありませんの・・・」

初春「ちょっとだけ休憩しますか?」

黒子「そうしますの」


黒子「おや、あれは・・・お姉様達に・・・ハッ!削板さんも!」

初春「警邏中ですよ白井さーん」

黒子「あぁ!黒春が!黒春が出てきましたの!」キーッ


二人は再び警邏に戻った



314 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:40:10.86 HHrSixdL0 216/750

上条「うーん・・・見たい種目もしばらくないし・・・」

美琴「当麻のお父さんとお母さんは?」

上条「あの二人は今観戦中だってさ・・・一日目に見れなかったからたくさん見たいんだろうな」

ショチトル「今日は微妙な種目が多いからハズレだがな」

削板「みんなが一丸になって戦っているんだ、ハズレも当たりもないさ!」

美鈴「いやー、でも見る側は結構種目選ぶよ」

垣根「だってパン食い競争とか・・・小学生ならともかく可愛いげもない高校生がやってたら吐き気するぜ」

心理「口開けてピョンピョン跳ねてるものね」

垣根「そうそう、鯉みたいだよな」


315 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:40:36.55 HHrSixdL0 217/750

上条「鯉か・・・そういや旅行では鯉にエサやったりしたな・・・」

美鈴「なになに?美琴ちゃんと旅行ー?」ニヤニヤ

美琴「ふ、二人じゃないわよ!みんなと行ったの!」

美鈴「ちぇー、なんだー」

上条「懐かしいなー・・・まだ一ヶ月くらいしか経ってないのに」

垣根「光陰矢の如しだな」

心理「そうね・・・早いわね・・・」

美鈴「私も歳を取るわけだ」

美琴「うん、そうね」

美鈴「フォローしてよそこは!」

ショチトル(必死だな・・・)


316 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:41:28.55 HHrSixdL0 218/750

19090「クレープ・・・今日はどれにしましょう・・・とミサカは迷います!」

10033「ミサカはカスタードストロベリーにします!とミサカは決断します」

14510「子供っぽいですね、ここは抹茶オレで!とミサカは大人の雰囲気を漂わせます」


テクパトル「そういうことだ」

一方「・・・お前も苦労してンな・・・」

番外「ミサカの姉がすまないねぇ」ケラケラ

テクパトル「悪いと思ってないだろ」

テクパトルが肩を落とす


317 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:41:56.87 HHrSixdL0 219/750

19090「テっくん、クレープどうぞ、とミサカはクレープを差し出します」

テクパトル「あぁ、ありがとう」

10033「ち!な!み!に!そのクレープを選んだのはミサカです!とミサカはアピールします!」

17600「おいおい、ミサカだって選んだぜ、とミサカも自己の存在をアピールします」

14510「んなことを言うならミサカは並びました!とミサカは・・・」

テクパトル「みんなありがとな、いい子に育って俺は泣きそうだ・・・」

ミサカ一同「//」

一方「父親だな」

番外「立派なパパだね」


318 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:42:31.48 HHrSixdL0 220/750

上条「暑いな・・・」

美琴「かき氷が美味いわ・・・」

垣根「なぜ、青汁味のかき氷はないのか」

心理「誰も食べないからよ」

上条たちは適当にベンチに座ってかき氷を食べていた

美鈴「あー・・・潤いが逃げていくー」

ショチトル「・・・色黒にそばかすってどう思う、エツァリ?」

エツァリ「ショチトルならなんでも似合いますよ」ニコ

ショチトル「//」


319 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:42:57.57 HHrSixdL0 221/750

削板「太陽が!俺に燃えろと叫んでる!」

垣根「暑苦しい川柳だなおい」

この暑さの中ではかき氷もすぐに溶けてしまう


その前に食べようとして急ぐと、例の頭痛に見舞われる

暑さと、頭痛との戦い

垣根「俺は負けなかった・・・ヤツが来るまでは、そう、まさかの一口食べない?が来るまでは・・・」

心理「あげないからね」

垣根「」


ショチトル「エツァリ、次に面白そうな競技はあるか?」

エツァリ「・・・いえ、まだしばらくないですね」

上条「あぁ・・・ヒマだな」

320 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:44:59.09 HHrSixdL0 222/750

上条「な、ヒマだからどっか行かないか?」

美琴「そういえば昼にもパレードはあったわよね」

美鈴「お、いいじゃん見たいな!」

垣根「さて、じゃあ向かうか・・・」

心理「暴れないでよね」

垣根(ちっ・・・)

ショチトル「さて、レッツゴー」

エツァリ(さっき垣根さん舌打ちしましたよね)

削板(やめろよ、垣根)

321 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:47:37.16 HHrSixdL0 223/750

上条「うわ・・・やべぇなこの人だかりは・・・」

上条たちはパレードを見に来ていた

すでに、溢れんばかりの人が集まっていた

美琴「カップルばっかね・・・」

ショチトル「私達もカップルだから大丈夫だ」

削板「くっ・・・俺は今は一人だ!!」

美鈴「チクショウ!ふざけんなぁ!!」

エツァリ(子供っぽい大人ですね)

垣根(リア充は死ねよ)

心理(あなたもよ)

322 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:50:28.79 HHrSixdL0 224/750

パレードが始まった

大きな音とともに、最先端の機械やらなんやらが輝きながら進んでくる

上条「おぉ・・・ナイトパレードには敵わないけど・・・これも綺麗だな」

美琴「うん、これ見に来て正解だったわね」

心理「綺麗ね・・・」

垣根「けっ、人工の光よりもあの空に輝く星のほうが綺麗なんだよ」

エツァリ「そんなこと今は言わないでください」

ショチトル「空気を読めボケメルヘン」

垣根「」


垣根(イジメか、これが)

323 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:54:13.99 HHrSixdL0 225/750

美琴「あ、ゲコ太の着ぐるみ!!可愛い・・・」

上条「ホントだな・・・」

垣根「着ぐるみは俺の十八番だな」

心理「やめて」

みんながパレードを見ている頃


テクパトル「・・・これはなんだ?」

19090「テっくん、あーん♪」

10033「ミサカもあげますよ♪」

17600「よし、くれてやろう」

20000「うへへ、ミサカのアソコはどうかな!?」

テクパトル「いらん・・・お前達も自分で食べていいぞ」

19090「・・・」ムスッ

テクパトル「・・・あーん」

19090「//」

1003317600(ちっ、リア充が)

324 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 14:58:09.27 HHrSixdL0 226/750

垣根「あー・・・暑い」

上条「・・・あぁ、暑い・・・」

美琴「ゲコ太ー♪」

ショチトル「上機嫌だな」

エツァリ「本当に好きなんですね」

一同は暑さに耐えながらパレードを見終えた


美鈴「いやー、長かったね」

削板「楽しかったな!!」


325 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:01:32.71 HHrSixdL0 227/750

上条「・・・再び競技場に戻ってきましたが」

心理「あら、今度は常盤台の選抜対一般高校の竹取合戦ね・・・」

ショチトル「なぁ、垣根がいない」

一同「」


エツァリ「どこに行ったんでしょうか・・・」

削板「もうやめてほしい・・・」

上条「はぁ・・・イヤだ・・・」

326 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:04:47.29 HHrSixdL0 228/750

「では、常盤台選抜対一般高校選抜!!竹取合戦!!」

「スタート!!」


上条「一般高校のほうにいるのか?」

美琴「ううん、もしかしたら常盤台のほうに・・・」

ショチトル「あ、あれ」

ショチトルがグラウンドを指差す

そこには、取り合いにされている竹が転がっている

その中で


垣根が寝転がっていた


一同「」



327 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:09:23.68 HHrSixdL0 229/750

垣根「取ってー俺を引っ張ってー」

垣根「周りの竹だけじゃなくて俺を引っ張って・・・」

垣根「あのー、俺・・・」

垣根「・・・」

垣根「なぁ、俺って竹以下なの?」

垣根「・・・あぁ、周りの竹は奪われていく・・・」

垣根「俺は・・・」

そのとき

垣根を引っ張る人物が現れた

328 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:11:17.40 HHrSixdL0 230/750

垣根「来たか!!俺を求める・・・」

吹寄「貴様、なにをしているの」

垣根「」


垣根「よ、おっぱい寄」

吹寄「寄せて上げてるみたいに言うな!!私は吹寄だ!!」

吹寄の頭突きがヒットする

垣根「うぴゃぁぁぁぁ!!!!!!!!」


心理「頭痛い・・・」

上条「バカだろ・・・」

329 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:14:13.94 HHrSixdL0 231/750

垣根「・・・反省はしている、後悔もしている」

上条「はぁ、暴れるなよ・・・」

美琴「これから暇潰すから暴れないでよね」

心理「ナイトパレードまで時間があるものね」

ショチトル「よし、ではごはんでも食べよう!」

エツァリ「そうですね」

一同はまたまたレストランへ向かう

垣根(・・・さて、はじめるか)


上条垣根「とあるラジオのイマジンマター!!in中弛み期間!!」

美琴(ひどいわね・・・)



質問コーナー

332 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:46:02.50 HHrSixdL0 233/750

テクパトル「うっ・・・」


乙!そんなテっくんが大好きですwwww

そしてテクパトルよ、次の誕生日までちゃんと我慢しろよ!


テクパトル「ほ、本番は我慢する!!」

テクパトル「・・・す、素股くらいならいい・・・よな?」

20000「ワーオ、マニアックかつ性衝動が抑えられない」

テクパトル「うるせぇ!!生殺しなんだよこっちは!!」

10033「うわぁ、とミサカはテっくんに対してドン引きします」

テクパトル「やめろぉぉ!!」

333 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:48:27.70 HHrSixdL0 234/750

御坂妹「むしろ、誕生日まで性的なことは一切禁じるというのは?」

テクパトル「・・・ここに、ハンバーグがあったとしよう」

20000「は?」

テクパトル「お前たちは今まで肉を一度も食べたことがない、そんな場合はハンバーグを食べたいと思うか?」

14510「むしろ、ヘンな塊と思って警戒します、とミサカは答えます」

テクパトル「じゃあ、何度か肉を食べたことがあるなら?」

20000「美味いから飛んでかぶりつく」

テクパトル「そういうことだ」

ミサカ一同「?」


19090(す、素股・・・くらいなら、と美月は心に決めます!)

336 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:54:53.93 HHrSixdL0 235/750

テクパトル「いや、俺は約束は守る!!」

テッくん、俺らが安価で卒業させて‥‥や……らないこともない!

最近バカキャラが垣根だけじゃなくて上条さんにも移ってきましたが上条さん一言お願いします


上条「バカキャラ・・・」

垣根「ってか最近は上条のほうがバカだよな」

美琴「それはないわよ」

心理「うーん・・・でも、ボケになってきてることはたしかね」

337 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:56:35.12 HHrSixdL0 236/750

上条「いや、俺はボケるつもりはないんだけど・・・」

上条「でも、みんなが垣根に冷たすぎるから優しくしたら・・・」

上条「巻き込まれるんだ」

垣根「カモ条だな」

心理「上手くないわよ」

美琴「でも当麻はカッコイイからいいの」

上条「美琴・・・」

垣根「俺はぁ?俺はぁ?」

心理「黙ってて」

垣根「」

339 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 15:59:25.67 HHrSixdL0 237/750

19090「あ、ミサカですか、とミサカはお便りを読み上げます」


ところで美月の誕生日っていつだ?


19090「あの実験が終わった日ですから・・・7月末辺りと思ってもらえば大丈夫です」

19090「実験が終わった日か、それとも上位個体が一方通行に拾われた日か・・・どうしようかミサカたちも困っています、とミサカは答えます」

テクパトル「まぁ、今が9月だからあと約10ヶ月だ・・・」

テクパトル「辛い」

19090「が、がんばりましょう!!とミサカはガッツポーズします!!」

20000「テっくんは男か?それとも野獣か?」

垣根「男はいつでも野獣さ」

340 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 16:01:12.99 HHrSixdL0 238/750

垣根「ん、これでもな・・・」

最近心理定規さんがていとくんに対して
どんどん冷たくなっていってるwwwwww


垣根「実は二人のときはニャンニャンだぞ」

心理「そ、そんなわけないでしょ・・・」

垣根「いやぁ、ツッコミに愛情が感じられるし嬉しいですよ」

心理「そ、そう」カァッ

垣根「綺麗で気立てがよくて」

心理「・・・」


垣根「まぁウソなんですけどね」

心理「あぁ?」

342 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 16:02:55.60 HHrSixdL0 239/750

垣根「いや、でもホントにコイツはニャンニャンだぜ」

上条「へーぇ・・・」

垣根「ときどき、一緒に寝ていい?とか言ってくるし」

心理「ちょ、ちょっと垣根!」

垣根「上目遣いで」

上条「あ、美琴と一緒だ」

美琴「と、当麻ってば!!」


上条垣根「そこが可愛いんだけどな」

美琴心理「//」

343 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 16:04:28.00 HHrSixdL0 240/750

垣根「うん、そうだな」


ていとくん、最近はカラオケは行かないんですね


垣根「いや、行きたいんだが・・・見えない力が働くんでな・・・」

垣根「あとレパートリーが切れた」

垣根「全て・・・出し切っちゃったのさ」

上条「へぇ・・・最後に言ったのはいつなんだよ」

垣根「おととい」

上条「黙れ」

344 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 16:06:55.12 HHrSixdL0 241/750

垣根「なに、普段はそこまでふざけてないんだよ」

心理「私と二人のときは本当に真面目に歌うものね」

上条「俺らがいるときだけふざけんのかよ・・・」

垣根「なに、大勢なら盛り上がりたいだろ」

美琴「でも垣根が真面目に歌ってると上手いわよね」

垣根「まぁ、自信はあるな」


エツァリ(カラオケはやめてください、自分がひどい扱いを受けます)

ショチトル(乳首に洗濯ばさみとかな)

エツァリ()

346 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 16:32:07.40 HHrSixdL0 242/750

エツァリ「あぁ、おかげさまで」


エツァリの方は?
最近ショチトルとはどうなんですか?

色々と~エロエロと~w


エツァリ「ショチトルはこう見えてM・・・」

ショチトル「エツァリ」

エツァリ「こんな風に強がってますけど、夜は・・・」

ショチトル「エツァリ」

エツァリ「・・・」

ショチトル「この前無理矢理後ろを犯された、そこまでは行っている」


一同「」
 



本編続き

359 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:20:13.14 HHrSixdL0 244/750

垣根「時は戻って昨日の晩飯」

上条「あれ?昼間だったはずじゃ・・・」

さだのり「は?そんな理の時間は戻しちまったぜ」

美琴(なにそれヤだ)

垣根「ふへへ!!お前ら、楽しみにしてたか!?」

心理「いえ、全然」

垣根「やってやるよ!!」


垣根「カキネの使いやあらへんで!!チキチキ!!第一回、ロシアンジュースルーレット大会!!媚薬入ってる!!」

一同「」

360 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:22:06.54 HHrSixdL0 245/750

垣根「ルールは簡単、ここにジュースがあります」

垣根「飲みます」

垣根「媚薬が入ってます」

垣根「イっちゃいます」

垣根「イっちゃいます、大事なので5回言いました」

心理「二回ね」

垣根「で、媚薬が入ってたヤツのカップルは個室で公開処刑」

美琴「な、なによそれ!!」

垣根「ひゃひゃひゃ!!ざまぁざまぁwwww」

ショチトル「媚薬プレイとはマニアックな」

上条「もうヤだ・・・」

361 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:23:41.38 HHrSixdL0 246/750

垣根「カップルのヤツらだけが飲めよ!!!」

上条「飲まなかったら?」

垣根「こんにちは神様、ってなります」

一方「・・・しゃあねェ」

黒子「やりますの・・・」

垣根「じゃ、みんな自分の飲むのを選べ」

上条「・・・これでいいや」

美琴「・・・これ」

心理「これ」


全員がいやいやコップを決める

362 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:25:24.61 HHrSixdL0 247/750

上条「じゃ、じゃあ・・・一斉に飲むか」

垣根「飲んで飲んで!!」

垣根「飲んだら吐くな、吐くなら飲むな!!」


垣根「飲め!!」


上条「・・・お、俺じゃないみたいだ・・・」

美琴「・・・ん?私でもなかった・・・」ホッ

垣根「もちろん俺も違う」

一方「ちげェ」

ショチトル「違うな、私も」

363 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:27:47.47 HHrSixdL0 248/750

テクパトル「うん、普通のジュースだ」

19090「リンゴジュースですか、とミサカは分析します」

削板「美味い!!お代わりいいか?」

エツァリ「おや、自分でもないですね・・・」

番外「ミサカも違うよ」

黒子「わたくしも違いますの」

心理「あはは~・・・私でもないよん♪」


一同「」


364 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:29:30.97 HHrSixdL0 249/750

垣根「いい加減にしろ!どうも、ありがとうございましたー!!」

上条「現実を見ろよ」

美琴「心理さん・・・大丈夫?」

心理「ん・・・」


心理「なんか、暑い・・・」


一同「」


エツァリ「お、押さえてください!!」

一方「コイツ脱ぐ気だ!!」

19090「だ、ダメです!!とミサカは心理さんを押さえます!!」

365 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:31:38.58 HHrSixdL0 250/750

心理「はぁ・・・みんなが私を襲って・・・」ハァハァ

上条「まずい、どうにかしろよ垣根!!」

垣根「怖くなーい、怖くなーい、あーがり目、さーがり目、グルッと回ってホルスの目」

美琴「ほら、垣根・・・心理さんがお呼びよ」

美琴が垣根を引っ張る

そして、心理定規の目の前へと連れて行った

心理「・・・垣根・・・」

垣根「はい、なんでございますか」

心理「・・・」


心理「ヤろ?」

垣根「」

367 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:33:54.67 HHrSixdL0 251/750

垣根「よし、みんな、俺はコイツを連れてドロンする」

上条「いつ生まれだお前」

垣根「あばよ・・・ダチ公」

一方「あばよじゃねェ・・・一緒だろ」

垣根「俺より早くつもりか?」

一方「遅すぎです」

垣根「もっと輝けェェェ!!」


エツァリ「はい、垣根さんが言いだしっぺなんですからちゃんと約束は守ってくださいね」

垣根「ブー」

心理「垣根・・・んっ・・・」

垣根(やべぇ、チンコが痛い)

美琴(せめて伏せなさい)

368 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:36:12.07 HHrSixdL0 252/750

垣根(・・・で、ホテルの個室ですが)

垣根(心理定規もう脱いでやがる)

心理「ねぇ・・・垣根?」

垣根「・・・あー、ダメだ」

垣根が心理定規の頭に触れる

その瞬間、心理定規の意識は正常になった

心理「あら・・・私がひいたのね」

垣根「いや、そこ?」

369 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:37:55.32 HHrSixdL0 253/750

心理「それで・・・なんで私の意識を戻したの?」

垣根「おかしいお前とやっても意味ないしな」

心理「おかしいって・・・」

垣根「ま、元に戻ったんならよかった」


垣根「たまには抱いてやらないと感じなくなるだろ」

心理「あら・・・いいの?」

垣根「おうよ」

371 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:39:22.80 HHrSixdL0 254/750

垣根「・・・で、ゴムはあると」

心理「用意周到ね・・・」

垣根「あ、でも媚薬のままのほうがお前は感じるかもな」

心理「・・・いいわよ、このままで」

心理定規が顔を赤くする

垣根「あれだな、何回目だっけ?」

心理「えっと・・・まだ三回目じゃない?」

垣根「そんなもんか」

垣根が苦笑する

372 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:42:18.83 HHrSixdL0 255/750

垣根「さて・・・」

垣根が心理定規の胸へと手を伸ばす

心理「・・・ねぇ、私胸はあんまり・・・」

垣根「いいだろ、最初は軽くスキンシップだよ」

垣根が、その胸をまさぐる


男にはなくて、女にはある
母性の象徴でもある二つのふくらみ

垣根「メルヘンだよな」

心理「なにがよ・・・」

373 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:44:20.73 HHrSixdL0 256/750

垣根「さて・・・ちょいと強くするぞ」

垣根が、心理定規の胸の頂を触る

心理「・・・くすぐったいわよ」

垣根「えー・・・感じないのかよ」

心理「まだ、ね・・・あなたが開発してくれてもいいのよ?」

垣根「いつかな」

今はまだ、こういう初心な雰囲気を楽しみたいし、と垣根が続ける


心理「ねぇ、下は触らないの?」

垣根「もういいのか?」

心理「・・・触ってよ」

垣根「はいはい」

375 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:47:04.67 HHrSixdL0 257/750

今度は下半身へと手を伸ばす

二枚のプニプニとした感触は、女性特有のものだ

心理「・・・垣根、いいわよ・・・」

垣根「うーん・・・もっと悶えてくれたほうがいいんだけど」

心理「恥ずかしいでしょ・・・」

心理定規が、くすぐったそうに腰をくねらせる

垣根はそれに合わせて、だんだんと指を中に入れていく

グチュリ、という音がしてその指は濡れていく

温かい膣の感触は処女のときと変わらず、いやむしろそれ以上になっていた

377 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:49:58.43 HHrSixdL0 258/750

膣に指を入れてすぐ、垣根が指を曲げる

敏感な突起の裏側あたりに位置する、強い性感帯の一つを刺激するために

心理「・・・はぁっ・・・」

心理定規が抑えきれずに声を出す

垣根はその顔を眺めていた

心理「なによ・・・」

垣根「いや、可愛いなお前」

その言葉に、心理定規はさらに顔を赤くする

普通に会話をしている間も、垣根の手は心理定規の敏感な部分に触れている

そのギャップが、たまらなかった

379 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:52:40.64 HHrSixdL0 259/750

垣根「ん、ちょっと奥入れるぞ」

垣根がさらに、指を深くに入れる

普通なら、まず刺激を受けない場所

膣の奥の奥

一般的には、ポルチオと呼ばれる性感帯を


心理「あぁっ!!ちょっと、いきなりそこ・・・やぁっ!!」

心理定規の中が、ギュッギュッ、とリズムよく痙攣する

381 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:55:17.28 HHrSixdL0 260/750

垣根「お、感じてんじゃんか」

心理「はぁ・・・やめてよ、そんなところいき・・・なりは・・・」

垣根「悪かったって」

垣根が心理定規のおでこにキスをする

垣根「さーて、じゃあまたいくぞ」

心理「ま、待って・・・まだ・・・んぁぁっ!」

垣根が再び指を奥へと入れる

前後ではなく、上下に

出し入れというよりは、こすり付けるように

その甘い刺激に、心理定規は乱れた

382 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/17 23:57:53.54 HHrSixdL0 261/750

垣根の指は、もうぐしょ濡れだった

心理定規の愛液で湿っていた

垣根「おい、お前・・・感じすぎだろ」

心理「あっ・・・イ・・・っく!」

心理定規が、今日五度目の絶頂を迎えた

ビクリビクリと体を揺らして、息を弾ませる


心理「・・・もう、もたないわよ・・・」

垣根「へー・・・じゃあそろそろか」

垣根が、自分のそれを心理定規の入り口へと持っていく

心理「・・・いいわよ、入れて・・・」

垣根「心理定規」

二人は、キスをしながら一つになった

383 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:01:28.73 /vUTanRu0 262/750

垣根「・・・心理定規、お前の中・・・熱いな」

心理「あなたのそれも・・・大きくなってる・・・」

心理定規が、上気した声で答える

ゆっくりと垣根が腰を前後させる

さきほどまでの愛撫でよほど感じていたのか、心理定規はすぐに喘ぎ出す

心理「あぁ・・・んっ・・・ふぁぁっ・・・」

顔を真っ赤にして、四つんばいになって

普通なら恥ずかしいことでも、垣根のためになら出来たのだ

心理「・・・ねぇ、垣根」

垣根「なんだよ・・・」

心理「私、綺麗なの?」

垣根「あぁ、世界の中で一番綺麗だ」

心理「よかった・・・んっ・・・」

384 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:03:46.08 /vUTanRu0 263/750

心理「はぁっ・・・はぁっ・・・垣根・・・」

垣根「はぁ・・・なんだよ」

心理「垣根の顔、見てたい・・・」

垣根「しゃあねぇな」


二人は、正常位になる
この格好だと、心理定規の奥を突くのは少し難しくなる

垣根「いいのか?これで」

心理「えぇ、あなたの顔が・・・見れるから」

垣根「そうかい」

垣根が動き出す

今度は、最初から全力で

385 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:06:52.95 /vUTanRu0 264/750

垣根「はぁ・・・心理定規、俺そろそろだけどよ」

心理「わ、私もよ・・・はぁっ!んっ・・・んゅっ・・・ふぅ・・・」

心理定規の顔が快感に染まる

目は、とても艶やかで

口は、とても淫らで

声は、とても激しくて

そして、愛は大きくて


垣根「はぁ・・・いいか、心理定規」

心理「来て・・・お願い!!」

垣根がラストスパートをかける

グチュグチュと、音が響く

何度目だったろうか、心理定規は絶頂を迎える

少しして、垣根も頭の中が真っ白になった

386 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:09:11.34 /vUTanRu0 265/750

垣根「だぁ・・・疲れるよなやっぱ」

心理「はぁ・・・はぁ・・・垣根・・・」

垣根「なんだよ・・・こういうときは甘えてきやがって」

心理「いいでしょ、甘えたいのよ・・・」

心理定規が垣根の隣へ転がってくる


心理「・・・私とあなたの距離って、0なのかしら」

垣根「バーカ、それは同一人物ってことになるだろ」

垣根「0に近くても、0じゃないさ」

垣根「小数点の下に、0がいくつついても・・・その最後には1がある」

垣根「それが愛なんだろ、きっと」

心理「そうかしら・・・」

387 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:11:42.57 /vUTanRu0 266/750

垣根「空を飛んだことのない鳥は、そもそも空を飛ぼうとも思わない」

垣根「だから、空を遠いと感じることすらないんだ」

垣根「空を飛んだことのある鳥は・・・翼が折れてしまったら、空を遠く感じる」

垣根「今まで限りなくそばにあったからだ」

垣根「愛情もそうだ、近ければ近いほど・・・そこにある、絶対的な壁を自覚してしまう」

垣根「辛いよな」

心理「・・・でも、あなたは私となら翼が折れても飛べるのよね」

垣根「おうともよ」

心理「だったら、愛には届くじゃない」

垣根「・・・それもそうだな」



389 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:13:27.46 /vUTanRu0 267/750

垣根「さて・・・寝るか」

心理「・・・ねぇ、垣根」

垣根「なんだよ」

心理「・・・抱きついていい?」

垣根「・・・俺、寝たいんだけど・・・寝返り打てないじゃん」

心理「・・・それもそうね」

心理定規が、垣根に背を向ける

垣根(・・・あ、拗ねた)

垣根が溜め息を吐く

そして、心理定規の背中を抱きしめる

390 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 00:16:05.88 /vUTanRu0 268/750

心理「・・・なに?寝たいんじゃないの?」

垣根「いや、お前に抱きしめられてたら寝返り打てないけどさ」

垣根「俺が抱きしめてたら俺は寝返り出来るじゃん」

心理「・・・私が寝返りしたいときは?」

垣根「ん、じゃあお前も俺を抱きしめてたら?」

心理「・・・バカ」


二人は、抱きしめあっていた
向かい合って笑いながら





質問コーナー

401 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:22:42.21 /vUTanRu0 270/750

上条「お、親に質問か」


上琴のご両親に質問です。
最後にヤったのはいつ?


上条「・・・聞きたくない」

美琴「うわぁ・・・」

403 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:24:48.24 /vUTanRu0 271/750

刀夜「父さん達は・・・先週だったかな?」

上条「ふざけんな!!どんだけお盛んなんだよ!!」

詩菜「あらあら刀夜さんったら、今週も」

上条「やめてーーーーーー!!!!!!!!!!!」


垣根「えー、旅掛さんと電話がつながっています」

美琴「えっ」

美鈴「お、マジー?」



404 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:26:48.01 /vUTanRu0 272/750

旅掛『あれだ、美琴たちが帰省してきたときが最後だぞ』

美鈴「あのあとパパはずっと仕事だったから」

旅掛『だが、いつだって抱く準備は・・・!!』

美琴「切るわね」

ツーツーツー

上条「・・・」

美琴「・・・」


上条「さて、次のご意見です」

垣根「前を見ろよ」

405 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:28:30.14 /vUTanRu0 273/750

上条「うっ・・・」


上琴ははやく結婚したいっていってるけど
当麻がお金稼げるようにならないと生活出来ないよね

能力開発してるから外で働くことは出来ないし
分類的には無能力者だから学園都市内でも就職厳しいよね

やっぱりヒモになるしかないのか


上条「だ、大学行けば就職くらい・・・」

美琴「でも、正社員だったら研究員とか会社員だから・・・なかなか難しいわよ?」

心理「飲食店はほとんど学生のバイトだものね」

ショチトル「上条、勉強しろよ」

上条「うっ・・・」

一方「苦労するンだなァ三下は」

上条「うぜぇ!!」

406 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:30:36.48 /vUTanRu0 274/750

美琴「大丈夫よ!!当麻ならきっと・・・」

垣根「入社試験当日に不幸で事故ったり」

一方「いやァ、そもそも書類を出し忘れるかもなァ」

上条「・・・ヒモになるくらいなら、別れる・・・」

美琴「ダ、ダメ!!私は当麻と一緒にいたいんだから!!」

上条「美琴ぉ・・・」ウルウル

美琴「当麻・・・」ポーッ


垣根(こうやって、一人のヒモが生まれた)

一方(スイーツ)

心理「まだがんばれるわよ、彼は」



本編続き

408 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:52:22.54 /vUTanRu0 276/750

上条「夜まで本当にヒマだな・・・」

美琴「面白い競技ないのかしら・・・」

垣根「んー・・・みんなで買い物しとくか?」

心理「まぁ・・・ヒマだから仕方ないわね」

ショチトル「では、行くか」

エツァリ(何を買うのでしょうか・・・?)

垣根(女の子を買うんだよ)

エツァリ(やめてください)

407 : VIPに... - 2011/06/18 13:49:44.69 1Mu/p++q0 277/750

上条さんは人望があるから
統括理事会になれそうだけどな

409 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:54:53.85 /vUTanRu0 278/750

>>407


上条「えーっと・・・今日は、置き去りの子達のプレゼントを買いに・・・財布忘れた・・・」


上条「よし!!今日は風紀委員のみなさんへの挨拶・・・げ、原稿がない!!」


やめときましょう


一同は、セブンスミストへ来ていた

垣根「えー、服・・・かよ・・・」

心理「あら、このドレスよくない?」

垣根「・・・はい」

垣根が心理定規に腕を引っ張られる

美琴「仲いいわね」

上条(・・・垣根、がんばれよ)


410 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:57:48.69 /vUTanRu0 279/750

ショチトル「うーん・・・もう少し黒っぽい服が好きだな」

美鈴「へー、大人なんだね」

ショチトル「まぁ、肌とも合うからな」

エツァリ「自分は・・・動きやすいのが好きですね」

上条「俺もたまには買うかな・・・」

削板「俺、服がダサイってたまに言われるんだよな」

上条「たしかに」

垣根たちのあとに、他のみんなも続く


心理「あ、これ可愛い・・・こっちのも・・・ねぇ、垣根」

垣根「ダメ、絶対」

心理「・・・ダメ?」ウワメヅカイ

垣根「ダメ」

心理(ちっ)

411 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 13:59:48.53 /vUTanRu0 280/750

垣根「うーん・・・これとかは?」

心理「値札見てから選んだわね」

垣根「・・・贅沢は敵だ」

心理「はいはい」

垣根「なぁ・・・俺はお前の財布なの?」

心理「うーん・・・そうかもね」

垣根「・・・」グスン

心理「じょ、冗談だから泣かないで・・・」

垣根(引っかかったコイツww)


上条「心理さんってオシャレ好きそうだよな」

エツァリ「えぇ・・・オシャレが趣味、という感じでしょうか」

412 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:03:00.63 /vUTanRu0 281/750

美琴「ねぇ、当麻はオシャレな子のほうがいい?」

上条「うーん・・・美琴の私服がいい」

美琴「//」

美鈴「でも美琴ちゃんはもうちょい大人っぽいほうがいいわよ」

美琴「い、いいでしょ!」

エツァリ「ショチトル、これはどうですか?」

ショチトル「お、いいな」

削板「情熱的なのがいいな・・・」

上条(ねぇだろそんな服)

エツァリ(フラメンコの衣装とかですか?)

413 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:06:18.68 /vUTanRu0 282/750

垣根「・・・なぁ、もうちょい少なく・・・」

心理「ありがとね、垣根」ニコッ

垣根「・・・」

垣根「女って怖い、そう知った19の夏」

心理「あなた19じゃないでしょ」


上条「うわ・・・袋がいっぱい・・・」

美琴「これ全部心理さんの服なの?」

心理「えぇ、気に入ったのがいっぱいあって・・・」

垣根(もう、俺らこんなのは嫌だ)

エツァリ(泣いてますね)

削板(・・・すげぇぞ、垣根!)

414 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:09:05.10 /vUTanRu0 283/750

垣根「あぁ・・・重い」

美琴「心理さん・・・こんなに服買ってどうするの?」

心理「あら、着るのよ」

上条「へぇ・・・」

上条が袋の数を数える

全部で7つ

それぞれに5着ずつ入ってるとしても、35枚は買っている

しかも、どう見ても5着ずつなんてものではない

上条「・・・垣根、よくやったよ・・・」

垣根「俺、この買い物終わったらカラオケ行くんだ」

ショチトル「やめろ」

415 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:14:04.32 /vUTanRu0 284/750

美鈴「ねぇ、ちょっとだけお腹すかない?」

美琴「うん、なんか軽く食べたいわね」

上条「あ、じゃあ・・・」

上条が一つの店を指差す

垣根「へぇ、ジェラートか・・・」

ショチトル「あのヌルってしてるソフトクリームか」

エツァリ「その表現はいかがなものかと・・・」

ショチトル「ん?」

エツァリ(ホントはMなんですよ)


削板「ん、みんなバニラ味か」

416 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:19:12.42 /vUTanRu0 285/750

上条「おぉ、伸びる伸びる・・・」

美琴「ん、美味しい」

美鈴「美琴ちゃん、もっとエロイ食べ方を・・・」

美琴「しないわよ!!」

心理「垣根・・・口の周りについてるわよ」

垣根「・・・早く食べないと溶けるからな」

ショチトル「速さが大事なんだな」

垣根「おうともよ!!」

美琴「美味しいわね・・・」

418 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:25:57.82 /vUTanRu0 286/750

上条「ふー、お腹膨れた」テカテカ

上条がお腹をさする

美琴「でも、まだそんなに時間潰せてないわね・・・」

心理「どうする?」

垣根「映画もないしな・・・」

エツァリ「では御坂さんのお母さんに学園都市を紹介するのはどうですか?」

美鈴「うん、いいねー」




419 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:31:11.25 /vUTanRu0 287/750

上条「さて・・・で、どこを紹介する?」

美鈴「・・・あ、でもあらかた知ってるからな・・・」

美琴「うん、前も案内したもんね・・・」

垣根「・・・ダメだ、思いつかない・・・」

削板「もう、競技場戻るか?」

美琴「そうね・・・」


競技場では、相変わらずこれといった目だった競技がなく

一同は、世間話などをして時間を潰した

421 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:36:57.32 /vUTanRu0 288/750

一方・・・テクパトルと一方通行は

やはりミサカに振り回されていた


テクパトル「・・・なぁ、一方通行」

一方「なンだよ」

テクパトル「お前、まともに競技見たか?」

一方「いや・・・」

テクパトル「俺もだ・・・」



422 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:43:27.56 /vUTanRu0 289/750

19090「テっくん、どうかしましたか?とミサカは問いかけます」

テクパトル「いや・・・」

番外「なになに?ミサカたちに見とれてたの?」

一方「なわけねェだろ・・・」

テクパトルと一方通行が溜め息をつく

テクパトル「・・・みんなは?」

19090「今、リンゴ飴の屋台に・・・」

テクパトル「お、それは嬉しいな」

番外「好きなんだね」

一方(食いにくいのになァ)

423 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:49:09.81 /vUTanRu0 290/750

テクパトル「さて・・・今日はナイトパレードか」

一方「楽しみなのか?」

テクパトル「まぁな」

19090「テっくんと二人きりで・・・」

10033「それはさせません!とミサカはジャマをします!」

テクパトル「お、帰ってきたのか・・・それにジャマはするな・・・」

14510「10033号は嫉妬してるんですよ、とミサカは伝えます」

10033「うぅ・・・」

20000「いやぁ、テっくんはミサカたちのお父さんだからね、寂しいんだよ」

テクパトル「まぁ・・・許してくれよ」

424 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:55:13.70 /vUTanRu0 291/750

テクパトル「お前たちはどうするんだ?」

10033「まぁ、テっくんのジャマをするという冗談はおいといて、とミサカは若干焦っていたテっくんをバカにします」

御坂妹「ミサカたちはみんなで見る予定です、とミサカは答えます」

17600「カメラは用意したのさ、とミサカはキメてみせます」

一方「へェ・・・お前らも興味あンのな」

番外「ミサカたちも夢見る乙女だもん」

番外個体がわざとらしく体をくねらせる

一方(・・・うぜェ)

テクパトル「もう少し時間があるが・・・移動するか」

ミサカファミリーも、移動を始めた

426 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:58:16.02 /vUTanRu0 292/750

上条「あと10分くらいか」

美琴「うん、そろそろね」

二人は、少し人気の少ない場所に来ていた

周りには、ちらほらとだけカップルがいた

上条「・・・美琴、キスしていいか?」

美琴「もちろん」

二人が、そっとキスをする

周りもそんな雰囲気なので、そこまで気恥ずかしくもない


427 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 14:59:45.44 /vUTanRu0 293/750

上条「ん、可愛いな・・・美琴」

美琴「ありがと//」

二人がそんな甘い雰囲気を楽しんでいる頃


垣根「やっと買い物袋置いてこれた・・・」

心理「お疲れ様」

垣根は溜め息をついていた

女の子とは、分からないものだ


428 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:01:27.84 /vUTanRu0 294/750

垣根「なぁ、お前はこういうの興味あるのか?」

心理「あら、私だって女なのよ?」

心理定規が少し垣根を睨む

垣根「いや、お前ってこういうの子供っぽいとか言いそうだから」

心理「そんなことないわよ」

垣根「・・・でもよりにもよってこの場所か」

垣根がつぶやく

二人は、垣根が告白した橋に来ていた

429 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:03:04.80 /vUTanRu0 295/750

垣根「・・・なんか、思い出すとこっ恥ずかしいな」

心理「あら、素敵だったじゃない」

垣根「そうか?」

垣根が首をかしげる

自分のこととなるとなかなかメルヘンにできないのだ


垣根「ここは景色が綺麗だよな・・・」

心理「そのわりに人は少ないものね」

垣根「あぁ」

430 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:05:04.28 /vUTanRu0 296/750

夕日が、もう少しで沈もうとしている

垣根「あの陽はまた登って来るんだよな」

心理「えぇ・・・私達を照らしに来るのよ」

垣根「メルヘンなこった」

垣根が鼻で笑う

垣根「やっぱ太陽は眩しすぎて嫌いだな」

心理「あら・・・いいじゃない」

垣根「ん・・・まぁ、お前と一緒に居ると綺麗に見えるな」

431 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:06:48.77 /vUTanRu0 297/750

心理「あら、それは嬉しいわね」

心理定規がクスクスと笑う

垣根「・・・綺麗だな、空が」

心理「あ、そうだ・・・」


心理「ねぇ、久しぶりに飛んでくれない?」

垣根「しゃあねぇな」

垣根が心理定規を抱きしめる

お姫様抱っこと言われる抱き方だ

432 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:09:58.51 /vUTanRu0 298/750

垣根「・・・やっぱ綺麗だな」

心理「いつもより高く飛んでるわね」

心理定規が、嬉しそうに呟く

垣根「言っただろ、俺はお前となら高く飛べるって」

心理「・・・ねぇ、垣根」

その言葉の続きを心理定規が言う前に

垣根がその唇をふさぐ

垣根「・・・」

心理「・・・」


433 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:11:52.61 /vUTanRu0 299/750

心理「・・・あ、ありがとう・・・」

垣根「顔赤いな・・・お前」

心理「夕日のせいよ」

垣根「いつから俺は夕日にキスできるようになったんだよ・・・」

垣根が呆れたように言う

垣根「ま、いいか」

垣根が再び橋の上へ戻る

垣根「さて、じゃああとは始まるのを待ちますか」

心理「そうね」

二人は手を繋ぎながら、じっと待っていた

434 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:13:39.51 /vUTanRu0 300/750

エツァリ「・・・ショチトル、どうしたんですか?」

ショチトル「人の多いところはイヤだ」

エツァリ「そうですか・・・ではどこか人気のないところへ行きましょう」

エツァリがショチトルの手を引く


エツァリ「ここなどどうでしょうか?」

ショチトル「うむ、いいな」

人気のない公園

その中のベンチに二人は腰掛けていた

435 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:15:41.88 /vUTanRu0 301/750

ショチトル「ここは、落ち着くな」

エツァリ「静かですし・・・それに涼しいですからね」

心地よい風が二人の頬を撫でる

エツァリ「さて、始まるまではどうしますか?」

ショチトル「そうだな・・・暇つぶしに何かしよう」

エツァリ「そうですね・・・20分くらいつぶせることを・・・」


エツァリ「では、>>436さんお願いします」

エツァリ「パっとできることを提案していただけたら幸いです」

436 : VIPに... - 2011/06/18 15:16:20.81 +VVoVChGo 302/750

叩いてかぶってジャンケンポン

437 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:21:22.33 /vUTanRu0 303/750

>>436 二人でww


エツァリ「では叩いてかぶってジャンケンポンを」

ショチトル「いいだろう」


エツァリ「ジャンケンポン!!」

エツァリの負けだった

エツァリ(おっと、ではガードを)


そのとき頭にヘルメットを被ろうとしたエツァリの横顔を


ショチトルのハンマーが襲った

438 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:23:21.73 /vUTanRu0 304/750

エツァリ「ふべぇ!!」

ヘンな声を上げて、エツァリが倒れる

ショチトル「まさか、横顔をアタックされるとは思わなかっただろう」

エツァリ「つ、次は負けません!!」

エツァリ「ジャンケンポン!!」


再び、エツァリが負けた

エツァリ(くっ・・・今度は横顔もガード・・・)

しかし

ショチトルのハンマーは、真下からエツァリのアゴを狙うように突き上げられる

アッパーの要領だ

439 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:25:23.56 /vUTanRu0 305/750

エツァリ「おびょっ!!」

エツァリの脳みそが揺れる

フラフラとしながらも、エツァリはまだギブアップしなかった

エツァリ「いいでしょう・・・ジャンケンポン!!!!」

今度は、エツァリが勝った

エツァリ(よし!!)

エツァリがハンマーを持つ


だがなぜかショチトルもハンマーを持っている

エツァリ(え?)

ショチトル「あばよ、エツァリ」

ガツンと、無防備のアゴにハンマーがぶつかる

440 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:27:28.96 /vUTanRu0 306/750

エツァリ「・・・な、なぜですか・・・」

ショチトル「いや、二人でやるならまともにやってもつまらんからな」

ショチトル「こういうふうにはじけたほうが楽しいだろ」

エツァリ(ルールは・・・守ってください・・・)


エツァリが理不尽に屈していた頃


一方「なンだよ・・・めちゃくちゃ人いるじゃねェか」

番外「だってここ目の前をイルミネーションした機械が通るんだもん」

二人は大通りにいた

441 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:29:14.62 /vUTanRu0 307/750

一方「マジかよ・・・」

番外「ヤだった?」

一方「まァ・・・人はいないほうがいいな」

一方通行が少し不機嫌になる

番外「なに?なにするつもりだったの?」ニヤニヤ

一方「なンでもねェよ」

番外個体はニヤニヤと笑っている

一方(・・・)


一方(・・・周りのロリが気になって集中できねェンだよ・・・)

442 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:31:29.23 /vUTanRu0 308/750

一方「なァ、あとどれくらいで始まるンだよ」

番外「あと5分かな」

一方「・・・さっきもそォ言ってたよな」

番外「忘れたな・・・そんなこと」

一方(うぜェ)

そのとき

二人に声を掛けるものがいた


黄泉川「あれ?一方通行と番外個体じゃんかよ」

一方「あァ?黄泉川じゃねェか、なにしてンだ?」

黄泉川「警備員の仕事じゃんよ」

443 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:34:18.77 /vUTanRu0 309/750

番外「大変だね」

黄泉川「これも大人の役目だから・・・そう考えると苦しくなんてないじゃん」

一方「へェ・・・そりゃ大層なこった」

黄泉川「そういえば二人はデートか?」

番外「まぁねー♪」

番外個体が一方通行に抱きつく

黄泉川「二人で楽しむのもいいけど、打ち止めにもたまには構ってやるじゃんよ」

一方「あァ・・・今度一緒に飯でも行くかァ・・・」

黄泉川「あ、じゃあ私はこれから移動だから・・・仲良くするじゃん♪」


番外(上位個体か・・・)

一方(ロリは可愛がらないとなァ)

444 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:35:59.01 /vUTanRu0 310/750

そして

テクパトル(・・・人気のないところ)

テクパトル(恋人と二人きり)

テクパトル(・・・なぁ)


テクパトル(めっちゃ緊張するんだが)

テクパトルと19090号は丘の上にいた

他のミサカたちから教えてもらった最高の場所だ

19090「?どうかしましたか、と美月は問いかけます」

テクパトル「い、いや・・・」

445 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:38:30.80 /vUTanRu0 311/750

テクパトル(・・・どうしよう、気まずい・・・)

19090「・・・テっくん」

19090号が突然、テクパトルの肩に頭を乗せる

テクパトル「ど、どうした?」

19090「・・・今日は、二人きりですね・・・と美月は伝えます・・・」ドキドキ

テクパトル「あ、あぁ・・・」


テクパトル(さ、さて・・・天の声よ、俺を助けて・・・)

テクパトル(まずはどうすればいい、>>446?)

446 : VIPに... - 2011/06/18 15:43:37.09 m8POfFpi0 312/750

抱きしめればいいと思うよ

448 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:46:52.72 /vUTanRu0 313/750

テクパトル「美月」

19090「はい、と美月は・・・って、テっくん、いきなり抱きしめてきてどうしたんですか!?」

テクパトル「お前が可愛くてつい・・・な」

19090「か、可愛いですか・・・と美月は顔を赤くしながら抱きしめ返します・・・」ギュッ

お互いの鼓動を感じる

右の鼓動が自分のものなのか、左の鼓動がそうなのか

それさえ分からなくなる

もしかしたら、どちらもが自分のものなのかもしれない

449 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:48:39.09 /vUTanRu0 314/750

テクパトル「愛してる」

19090「美月もです・・・と美月は答えます」

二人だけの世界

ゆっくりと、時が過ぎる

まだナイトパレードまでは時間があった

テクパトル(・・・もう少し、時間があるよな)


テクパトル(次は・・・>>450)

450 : VIPに... - 2011/06/18 15:53:54.10 1Mu/p++q0 315/750

唇奪っちゃいなよYOU!

451 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:56:56.85 /vUTanRu0 316/750

テクパトル「・・・キス、いいか?」

19090「は、はい・・・と美月はそっと目を閉じます・・・」

目を閉じて、キスを待つ19090号

その光景に、テクパトルの頭はクラクラとする

テクパトル「愛してる」

ふたりの唇が合わさる

最初は優しく、しかしそれはだんだんと強くなっていく

舌でお互いの口の中をまさぐる

唾液が、絡んでいく

452 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 15:59:45.17 /vUTanRu0 317/750

テクパトル(美月・・・)

19090(テっくん・・・)

愛している人の口の中を、まさぐっている

背徳感と緊張感、そして高揚感が体を駆け巡る

少しして、そっと二人は唇を離す

テクパトル「・・・そろそろ始まるな」

19090「はい、と美月は返事をします」

テクパトル「・・・」


テクパトル(夜が・・・楽しみだな)

454 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 16:55:01.17 /vUTanRu0 318/750

上条「あ、始まった・・・」

大きな花火が上がる

それとともに、歓声が聞こえる

美琴「・・・ここからは小さく見えるわね」

上条「もうちょい近くに行けばよかったかな」

美琴「ここがいい・・・当麻と二人だもん」

上条「そっか」

上条が美琴の頭を撫でる

455 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 16:58:45.16 /vUTanRu0 319/750

上条「・・・綺麗だな・・・」

美琴「うん、幻想的」

上条「・・・俺も、幻想を見れるんだな」

上条が笑う

いつも、その右手は幻想を殺してきた

こうして幻想を見られるのは、隣にいる美琴のおかげかもしれない

上条「なぁ、美琴」

美琴「どうしたの?当麻」

上条「愛してる」

美琴「わ、私も愛してるわよ・・・//」

456 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:01:21.94 /vUTanRu0 320/750

上条「・・・あ、花火だ」

美琴「やっぱり綺麗よね」

二人の顔を、赤や青や緑の光が照らす

上条「・・・こうやって幸せでいられるのは美琴のおかげだな」

美琴「私だけのおかげじゃないわよ」


美琴「アンタと私が一緒にいると、幸せが生まれるのよ」

上条「・・・そうだな」

ゆっくりと、上条が美琴の手を握る

温かさと心を寄り添わせながら、二人は花火を見つめていた

457 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:04:42.98 /vUTanRu0 321/750

垣根「・・・花火か」

心理「綺麗ね」

垣根「空に向かって飛び立っても、一瞬輝いて散ってしまう、俺らみたいだな」

心理「・・・散るのかしらね、私たちも」

垣根「あぁ、散るさ」

垣根が心理定規を抱き寄せる

垣根「美しく、そして儚くだ」

心理「・・・あなたとなら散ってもいいかもしれないわね」

クスクス、と二人は笑う

垣根「散るには花を咲かせなきゃな」

心理「あら、咲かせたいの?」

458 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:07:11.70 /vUTanRu0 322/750

垣根「・・・咲かせたいさ、どんな花でもいいから」

心理「どうして?」

垣根「花を一度咲かせたら、それを見た人々の心に残る」

垣根「それに、一瞬だけでも世界という風景の中の1ピースになる」

垣根「蕾のままじゃダメなんだ、咲かせなきゃな」

心理「そうかもね」


垣根「なぁ、あの星ってなんて名前なんだ?」

心理「あなた知らないの?」

459 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:09:44.93 /vUTanRu0 323/750

垣根「あぁ、そんな乙女なことは知らないさ」

心理「・・・てっきり、メルヘンだから詳しいのかと思ってたわ」

垣根「いいだろ、で、なんて名前なんだ?」

心理「・・・あれは・・・たしか天秤座ね」

垣根「天秤か・・・いいな」

心理「なんで?」

垣根「恋ってのは天秤の上にあるんだぜ」

心理「そうなの?」

垣根「あぁ」

垣根がうなずく

460 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:13:39.96 /vUTanRu0 324/750

垣根「お前のいなかった過去と・・・お前のいる今を天秤にかけたら」

垣根「絶対に、今のほうが重いんだ」

垣根「それにさ、もしお前がいなくなったら・・・その先の未来は、絶対に今より重くなることはない」

垣根「十字架を背負っても、それでも重くなることはないんだ」

垣根「それほどお前は重い存在なんだ」

心理「そうなの・・・」

垣根「グラグラと揺れて、下手をすればこぼれ落ちてしまう」

垣根「愛情なんてそんなもんさ」

垣根が空を見上げる

461 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:18:49.67 /vUTanRu0 325/750

垣根「・・・星座か、なんで人はあんなものに名前をつけたのかねぇ」

心理「詳しく知るためでしょ」

垣根「それなら数字だっていいだろ、一つ目、二つ目、みたいに」

垣根「きっと、名前をつけることで身近な存在にしたかったんだろうな」

垣根「届かない空だ、それに近づくために、幻想に無理矢理形を作った」

垣根「獅子は強さの象徴、天秤は裁きの象徴、双子は愛の象徴・・・」


垣根「あの空には人の心があるのかもな」

心理「あら、だったら私達の心も空にあるのかしら」

垣根「さぁな」

462 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:25:24.95 /vUTanRu0 326/750

垣根「俺達の心がどこにあろうと、愛だけは今ここにある」

垣根「他の感情はあの空で星になって輝いているかもしれないがな」

心理「・・・垣根、愛してる」

心理定規が垣根にキスをする

垣根「・・・俺のほうが愛してると思うけどな」

心理「あら、それだけは譲れないわよ」

心理定規が答える

その顔は笑っていた

垣根(・・・バーカ)

垣根(俺のほうが愛してるんだよ)

垣根(・・・いや、同じくらいかもな)

垣根は笑っていた

花火を見上げながら

その散り行く様を見つめながら



463 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:29:36.96 /vUTanRu0 327/750

エツァリ「・・・見えませんね」

ショチトル「音は聞こえるな」

エツァリ「やはり遠くまで来すぎましたね」

ショチトル「音は聞こえるな」

エツァリ「・・・べつに、あなたのせいではありませんよ」

ショチトル「・・・すまん・・・」

エツァリ「もう少し近づいてみましょう」

エツァリがショチトルの手をとる

ショチトル「あ、あぁ」


464 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:33:30.64 /vUTanRu0 328/750

ショチトル(・・・こうやって腕を引っ張られるとなぜか安心するな)

エツァリの進むほうへ自分も進めば、きっと正しい道を行ける

ショチトルはそう信じている

エツァリ「ん、どうしました、ショチトル?」

ショチトル「いや、なんでもない、早く行こう」

エツァリと一緒に、ショチトルは走る

花火の音は近づいてくる

ショチトル(綺麗だろうな)

ショチトルは笑っていた

エツァリに手を引かれながら

465 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:37:05.37 /vUTanRu0 329/750

一方「・・・すげェ歓声だな」

一方通行は驚いていた
まさか、ここまでたくさんの人が集まるなんて思わなかったのだ

番外「いやぁ、花火綺麗だねぇ」

番外個体が目をキラキラさせながら空を見上げる

一方「・・・首がいてェ」

一方通行も仕方なく見上げる

さまざまな色の花火が打ち上げられている

一方(星よりも輝いてやがる)

466 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:39:47.03 /vUTanRu0 330/750

番外「ねぇ、あれはなんていう花火?」

番外個体が問いかける

一方「あれは・・・二尺玉だろ」

番外「へぇ・・・」

一方「普通の花火大会なら二尺玉くらいまでだろうな」

番外「詳しいんだ」

一方「・・・今日のために調べたンだよ」

一方通行が照れくさそうに言う

番外「へ、へぇ・・・ミサカのために?」

一方「俺のためだ」

顔を赤くしながら、一方通行はそっぽを向く

一方(こういう雰囲気は苦手だァ・・・)

467 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:43:25.25 /vUTanRu0 331/750

番外「・・・ねぇ、手繋いでいい?」

一方「あァ」

二人は手を繋ぐ

周りのカップルも、大半が手を繋いでいる

番外「・・・綺麗だね」

一方「綺麗だな」

二人だけで見る花火はとても美しかった

番外「・・・ずっとこのままだったらいいな」

一方「このままだろ、ずっと」

二人が手を繋いでいる風景は

二人が寄り添っている風景は

いつまでも続くのだろうか

468 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:49:14.24 /vUTanRu0 332/750

テクパトル(・・・綺麗な花火だ・・・)

テクパトル(けど)


19090「ん・・・テっくん・・・」ムニャムニャ

テクパトル(美月のほうが気になって仕方がない)


19090号は花火が始まってすぐに眠ってしまっていた

おそらく疲れていたのだろう

テクパトルの肩に頭を乗せて、スヤスヤと寝息を立てていた
髪からは甘いシャンプーの匂いがする

テクパトル(・・・昨日は俺が綺麗にしたんだっけ・・・)


テクパトル(ダメだ、思い出すな!!)

テクパトル(・・・どうすればいい、>>469)


469 : VIPに... - 2011/06/18 17:52:11.54 m8POfFpi0 333/750

頭を撫でてみる。

470 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:54:42.48 /vUTanRu0 334/750

テクパトル(起きない程度に・・・)

テクパトルが、その甘い匂いのする頭を撫でる

スヤスヤ、と19090号は寝息を立てたままだ


テクパトル(可愛い!!ヤバイよ俺の心臓!!)

テクパトル(・・・これ、遠くから見たらカップルに見えるんだよな・・・)

テクパトル(いや、カップルなんだけどさぁ・・・)

テクパトル(・・・にしても・・・美月はよく俺の肩に頭を乗せてくるよな・・・)

テクパトル(なんでだろう?)

471 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 17:56:57.32 /vUTanRu0 335/750

自分に頼りきっているからか?

それとも警戒心がないのか?

テクパトル(正直、ちょっと理性がヤバイが・・・)

寝ている子に手を出す、というのは気が引ける

テクパトル(うーん・・・花火は綺麗だし、美月も可愛いし・・・)

文句はなかった

だが

テクパトル(も、もうちょっとだけ・・・)

一度でも快楽を覚えてしまっては、人間はなかなかそれを抑えられない

テクパトル(よし、もうちょっとだけ・・・いいよな?)

テクパトル(>>472、何をする?)

472 : VIPに... - 2011/06/18 18:07:59.70 m8POfFpi0 336/750

周りに誰かいるならキス、いないなら胸をさわってみる。

473 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:11:20.55 /vUTanRu0 337/750

テクパトル(ま、周りには誰もいない・・・)

テクパトル(・・・胸が・・・触りたい・・・)

いいのか?

無理矢理やったら嫌がられるだろう

テクパトル(でも・・・でも!)

男になったテクパトルは止められなかった

テクパトル(・・・ゴメンな、美月・・・)

軽蔑されるかもしれない

そう思いながらもテクパトルはその胸へと手を伸ばそうとした

そのとき


19090「・・・テっくん」

テクパトル「」

474 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:14:32.23 /vUTanRu0 338/750

19090「・・・テっくん、美月はそういうことはイヤではないですよ、ただ・・・その、いきなりは困ります、と美月は説教をしてみます」

テクパトル「全くその通りだ・・・」

19090「いいですか、そういうことをされると、軽い人なのではないかと疑ってしまいます、と美月は伝えます」

テクパトル「ち、違う!!俺は美月だけが・・・」

19090「そ、それは分かってます・・・と美月は・・・」

二人の間に気まずい雰囲気が流れる

テクパトル「・・・すまん」

19090「・・・それで・・・触るのですか?と美月は顔を赤くしながら尋ねます・・・」カァッ

テクパトル「・・・」


テクパトル「へ?」

475 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:17:06.46 /vUTanRu0 339/750

テクパトル「え、いや、いいのか?」

19090「・・・いきなりでなければ・・・美月も、テっくんとそういうことをするのは・・・好きですから、と美月は了承します」

テクパトル「・・・」

いいのか?と一瞬疑問に思う

しかし、理性は簡単に崩れてしまう

テクパトル「じゃ、じゃあ・・・」

ゆっくりとその胸に触れる

ただし、あまり刺激が強いとダメなので服の上からだ

19090「んっ・・・刺激が弱いというのはもどかしいですね・・・と美月はつぶやきます」

テクパトル「でも、外でイったらダメだろ?」

19090「うぅ・・・」

476 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:19:10.32 /vUTanRu0 340/750

テクパトル「・・・どうしよう」

19090「テ、テっくん、くすぐったいです・・・」

テクパトル(・・・中途半端にくすぶらせるのも悪いよな・・・)

テクパトル(・・・やめるか、それとも何かアイディアを出すか・・・)

19090「テ、テっくん?」

テクパトル「あ、あぁ」

テクパトル(早く決めないとな・・・)

テクパトル(>>477、どうすればいいんだ?)

477 : VIPに... - 2011/06/18 18:20:23.63 EeRAQVIA0 341/750

なんかあっちのほうにホテルが・・

478 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:23:22.21 /vUTanRu0 342/750

テクパトル「えぇぇぇぇぇぇ!?」

19090「ど、どうしました!?と美月は驚きながら・・・」

テクパトル「い、いや・・・ホテルがあったから・・・」

19090「え?」

二人が近くのホテルを見つめる

テクパトル「・・・花火、見たいか?」

19090「・・・でも、もう終わりますよ・・・」

テクパトル「イルミネーションとかはまだあるけど・・・」

19090「す、すぐ終わらせましょう!と美月は答えます!」

テクパトル「あ、あぁ・・・」

そのままホテルへと向かう

479 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:25:27.81 /vUTanRu0 343/750

テクパトル「・・・なんか、風呂ってやっぱり緊張するよな」

19090「は、はい・・・と美月は返事をします」

二人は向かい合って浴槽に入っていた

テクパトル「・・・その、そういうこと・・・するけどいいか?」

19090「だ、大丈夫ですよ、と美月は返事をします・・・」カァッ

テクパトル「そ、そうか・・・」

テクパトルが19090号の体をじっくりと眺める

溜め息が出るほど美しい体だ

テクパトル(まずは・・・>>480、どうする?)

480 : VIPに... - 2011/06/18 18:31:45.54 +VVoVChGo 344/750

ぺろぺろ

481 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:34:04.36 /vUTanRu0 345/750

テクパトル「舐めるぞ」

19090「えっ・・・ひゃぁっ!」

テクパトルが、19090号の胸に口を当てる

そういえば、胸を舐めるのは初めてではないだろうか

テクパトル(・・・甘い香りがするな)

19090「はぁっ・・・テっくん・・・」

19090号が喘ぎ始める

テクパトル「本当に胸弱いんだな・・・」

19090「あ、あぁっ・・・!」

どんどん、舌の動きを激しくする

482 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:37:18.71 /vUTanRu0 346/750

その頂の突起を、軽く噛んでみる

19090「いっぁぁぁぁっ!!」

19090号の体がビクリと跳ねる

それでも、テクパトルは舌を止めない

19090「はっ・・・あぁっ!!と、止めてください、テっくん!」

テクパトル「なんで?」

19090「う・・・あ、あぁ・・・んっ!!」

テクパトルは、その反応を見てニヤリと笑う

テクパトル(・・・本当に弱いんだな)

恋人のそういう姿を見れるのなら、テクパトルはなんだってするつもりだった

テクパトル(もう20000号のこと変態なんて言えないな)

483 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:40:01.51 /vUTanRu0 347/750

19090「あ・・・あ・・・」

19090号の目は、虚ろだった

絶頂を迎えたあとというのは、体が非常に敏感になっている

ただでさえ敏感な状態で、弱い場所を攻め続けられれば誰でも耐えられない

19090「あ・・・イ・・・きます・・・」

もう、か細い声しか出なかった

その代わり、甘い声だけはとめどなく溢れる

テクパトル(・・・イったな)

また、19090号の体が跳ねる

テクパトル「まだ、やってほしい?」

19090「きゅ、休憩を・・・」

テクパトル「分かった」

さすがに何度も連続はキツイだろう

それに、テクパトルも少し休みたかった

484 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:41:40.22 /vUTanRu0 348/750

テクパトル(・・・さて、次はどうするかな)

また素股をやるのもいいかもしれない

しかし、もう少し19090号をいじめたかった

テクパトル(俺はSなのかもしれないな)

テクパトルが小さく笑う
なんだってよかった

テクパトル(美月の、甘い声が聞けるなら・・・)

テクパトル(なにをしようか、>>486)

486 : VIPに... - 2011/06/18 18:45:34.87 QbOEzT5Co 349/750

入れなくてもちょっと指でなぞってみたりとか
軽い刺激を与えるだけでも結構いい声が聴けるんだぜ……?



というわけで後ろを開発してみようか

488 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:47:42.62 /vUTanRu0 350/750

テクパトル(・・・そういえば、エツァリは後ろがどうこうと・・・)

テクパトル(・・・後ろってなんだ?)

テクパトルは首を捻る

普通の体勢でも、秘部は後ろだ

でも、周りの反応を見る限りそれではないような・・・

テクパトル(・・・ってことは、つまり・・・)

穴、後ろ、アブノーマル

もう答えは出ていた

テクパトル(・・・えぇ・・・)

489 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:50:11.09 /vUTanRu0 351/750

19090「はぁ・・・やっと落ち着きました、と美月は・・・ってテっくん、また難しい顔をして・・・」

テクパトル「美月、俺にどんなことをされてもいいと思うか?」

19090「え、は、はい//」

テクパトル(うーん・・・)


テクパトル(まぁ、試しに軽くだけ・・・)

テクパトル「その・・・お尻の穴って触ってみてもいいか?」

19090「そ、そんなアブノーマルなことを!?と美月は突然の要求に驚きを隠せません・・・」アタフタ

テクパトル「・・・いいよな」

ずいっとテクパトルが体を寄せる

492 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:52:46.57 /vUTanRu0 352/750

19090「あ・・・」

テクパトルが、19090号の後ろに手を這わせる

19090「ヘ、ヘンな感じというか・・・くすぐったいです・・・と美月は率直な感想を述べます」

テクパトル「・・・そっか」

一応、もう少し触り続ける

しかし、19090号の表情に変化はない

テクパトル(・・・パブロフの犬、やってみるか)

テクパトルが19090号の前にも触れる

19090「ふぁぁっ!!い、いきなりは卑怯ですよ・・・」

テクパトル「気持ちいいか?」

19090「うぅ・・・」カァッ

テクパトル(よし、今のうちに)

少しだけ、指の先を後ろに挿入する

19090「いっ・・・」

493 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:55:00.10 /vUTanRu0 353/750

テクパトル「あ、痛かったか?」

19090「い、いえ・・・その、違和感が・・・」

テクパトル「あぁ・・・」

前とは違って本来は入れられるはずのない穴だ

それは仕方がないだろう

19090「あ、な、中が変な感じがします・・・」ハァハァ

テクパトル(・・・いつもと感じ方が違う・・・よな?)

後ろを刺激している影響だろうか

もう少し、後ろに指を入れてみる

19090「ほぉぉぉっ!?ふぁ・・・」

最初は驚いたように、しかしあとは何かを感じているように、反応を示す


494 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 18:58:16.34 /vUTanRu0 354/750

テクパトル「どうだ?」

19090「はぁっ・・・な、中が・・・」

テクパトル「あぁ、前にも入れてほしいのか」

19090「ち、ちがい・・・あぁぁぁっ!!」

テクパトルが親指を前に挿入する

後ろには中指が、前には親指が

そして、中の壁をぶつからせるように刺激してみる

19090「・・・っ!!!あぁぁっ・・・はぁっ・・・くっ・・・」

19090号の息が、急に荒くなる

テクパトル「イきそうか?」

19090「は、はい・・・」

テクパトル「分かった」

中の動きを激しくする

グニグニ、と壁がぶつかる
指がかなりの力で締め付けられる

愛液が、とめどなく溢れ、19090号の口からは嬌声がこぼれる

19090「イ・・・だ、だめぇぇぇぇぇ!!」



495 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:00:25.81 /vUTanRu0 355/750

テクパトル(うわ!!なんか出てきた!)

19090号の前から、愛液とは少し違う液体が勢い良く出てくる

テクパトル(・・・ん、もしかして潮かな?)

聞いたことはあったが、目にするのは初めてだった

そもそも彼にはこういう経験はなかったので当たり前だが

テクパトル「・・・抜くからな」

そっと、中から指を抜く

19090「・・・」

19090号は無言で息を弾ませている

テクパトル(そんなによかったのか・・・)

その姿に、テクパトルは興奮を覚える


496 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:01:43.84 /vUTanRu0 356/750

テクパトル(さて・・・やることはほとんどやった)

テクパトル(もう終わってもいいかな・・・)

19090「はぁ・・・はぁ・・・」

テクパトル(美月も疲れてるみたいだし・・・)

テクパトル(・・・俺はまだだけど・・・)


テクパトル(>>497、どうする?)

497 : VIPに... - 2011/06/18 19:03:15.18 +VVoVChGo 357/750

挿入

498 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:07:14.69 /vUTanRu0 358/750

テクパトル(ちょっと待て!!それはダメだ!!)

テクパトル(・・・そ、その代わり素股・・・ならいいよな?)

19090「はぁ・・・はぁ・・・」

テクパトル「美月・・・キツイか?」

19090「い、いえ・・・大丈夫です・・・と美月は答えます・・・」ハァハァ

テクパトル「無理するなよ?」

19090「はい・・・」

どこを見つめているか分からないほど、19090号の目はうつろになっていた

テクパトル(やりすぎたか・・・)

テクパトルは少し反省する

499 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:09:40.28 /vUTanRu0 359/750

テクパトル「じゃ、じゃあ・・・行くぞ?」

19090「・・・はい、と美月はテっくんのそれを股に・・・挟み・・・あぁっ!」

テクパトル「え?」

19090号の体がすぐに跳ねる

テクパトル「も、もしかしてイったのか?」

19090「か、体が・・・熱いです・・・と美月は伝えます」

テクパトル(た、たしか女の子は連続で絶頂を迎えるとかなり感じやすくなる・・・って聞いたな)

きっと、19090号もそうなのだろう

テクパトル(じゃあ早くしないと・・・)

ゆっくりと、テクパトルが腰を動かす


500 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:11:42.65 /vUTanRu0 360/750

19090「あぁっ!ふゅっ!!」

すぐに、テクパトルの肉棒は愛液でぐしょ濡れになる

テクパトル(す、すごいなこれは・・・)

前戯が少し長かっただけで、こうも感じ方が違うとは

テクパトル(・・・もしかして、美月って結構感じやすい体なのかな)

テクパトルはそんなことを考えながら、腰の動きを早める

ふと、また後ろの穴に触りたくなってしまう

テクパトル(いいよな)

そっと指を這わせる

それだけで、19090号は果ててしまう

501 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:14:09.23 /vUTanRu0 361/750

テクパトル「・・・美月・・・可愛いな・・・」

19090「テっくん・・・もう、頭がおかしくなりそうです・・・と美月は・・・」

動くたびに、19090号は声を出す

テクパトルの肉棒は、それに反応するかのようにどんどん硬度を増していく

テクパトル(・・・たちすぎていてぇ・・・)

19090「はぁ・・・テっくんのが・・・お腹に当たってます・・・と美月は・・・」ハァハァ

テクパトル「あ、あぁ・・・当たってるな」

少しだけ、先っぽが19090号のヘソの下に当たる

その刺激さえも、テクパトルを興奮させる

502 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:16:51.66 /vUTanRu0 362/750

テクパトル「ヤバイ・・・もうイきそうだ・・・」

19090「あぁ・・・イってください・・・はぁ、美月で・・・」

テクパトル「エ、エロイななんか」

19090「もう・・・よく・・・分かりません・・・」

テクパトル「あぁ、俺もわからない・・・」

テクパトルが上体を折り曲げて、19090号の体を抱きしめる

テクパトル「イくぞ、美月・・・」

19090「はい、はい・・・んぅっ・・・」

水音が激しくなる

そして


テクパトル「っ・・・!!」

19090「あぁぁぁっ!!はぁっ、熱い・・・のがお腹にかかってます・・・と美月は伝えます・・・」

二人は絶頂を迎えた

503 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/18 19:18:47.62 /vUTanRu0 363/750

19090「・・・はぁ、動けません・・・と美月はベッドに寝転がります」

テクパトル「悪い・・・暴走してしまった」

19090「い、いえ・・・美月も気持ちよかったですから・・・」

テクパトル「そっか」

二人が並んで横になる

テクパトル「落ち着いたらまたパレード見に行くか」

19090「はい、と美月は荒れた息を整えながら返事をします・・・」


外ではパレードが続いていた

テっくんも、お祭りをやっていたわけだが








続き: 上条「守り続けるからな」美琴「うん//」垣根「これがリア充です」心理「あなたもよ」【後編】


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